JP2019146303A - ロータの製造装置、ロータの製造方法及びロータ - Google Patents

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洸史 舘
Koji Tachi
洸史 舘
吉川 浩
Hiroshi Yoshikawa
浩 吉川
太規 竹内
Taiki Takeuchi
太規 竹内
神田 尚武
Naotake Kanda
尚武 神田
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Abstract

【課題】ゲートの開口径を確保しつつ、ボンド磁石の配向率が異なるものとなること及びウェルド層が形成されることを抑制できるロータの製造装置、ロータの製造方法及びロータを提供する。【解決手段】製造装置は、ロータコア12を支持する下型と、円環状の着磁機構23を有する中間型と、供給源から供給される溶融状態のボンド磁石材料をロータコア12の磁石挿入孔15に射出するゲート77が形成された射出金型63とを有する上型とを備える。射出金型63のゲート77は、ロータコア12における磁極部18と軸方向において対向する位置に開口する。そして、射出金型63におけるゲート77が開口する開口面72aには、ゲート77と軸方向において磁石挿入孔15の連結部15cと対向する部位と繋ぐように径方向に延びる導入溝83が形成される。【選択図】図5

Description

本発明は、ロータの製造装置、ロータの製造方法及びロータに関する。
従来、回転電機のロータとして、永久磁石をロータコアに埋め込む態様で固定した所謂埋込磁石型のロータが知られている。こうした埋込磁石型ロータの永久磁石には、その形状自由度の高さ等の観点からボンド磁石が用いられることがある。ボンド磁石は、例えば特許文献1に記載されるように、ロータコアに形成された磁石挿入孔に、溶融した樹脂材料に粉末の磁性材料を混合したボンド磁石材料を射出して成形される。
こうしたロータの製造装置は、ロータコアを支持する下型と、着磁機構を有する中間型と、ボンド磁石材料の供給源に接続されゲートから溶融状態のボンド磁石材料を射出する上型とを備えている。着磁機構は、その内周にロータを収容可能な円環状に形成されており、着磁機構によって外周側からロータコアに磁束を付与することで、該ロータコアの磁石挿入孔に射出されたボンド磁石材料が着磁され、ロータが製造される。
特開2017−60237号公報
ところで、上記特許文献1の構成では、磁石挿入孔は、略U字状に形成されており、その両端部が径方向外側に位置するようにロータコアに設けられている。ここで、同文献の第2図に記載のように、製造装置のゲートが磁石挿入孔の一端部に配置される場合、溶融状態のボンド磁石材料が他端部に向かう途中で徐々に冷却され、その流動性が低くなることで、ボンド磁石の一端部と他端部とで配向率が異なるものとなり易い。また、同文献の第3図に記載のように、ゲートが磁石挿入孔の両端部にそれぞれ配置される場合、溶融状態のボンド磁石材料が磁石挿入孔の両端部から該両端を連結する連結部に向かって移動し、該連結部において接合する。そのため、磁石挿入孔の連結部付近においてウェルド層(接合部)が形成され、ボンド磁石の強度が低下するおそれがある。
一方、同文献の第4図に記載されるように、ゲートを磁石挿入孔の連結部に配置する場合には、連結部から両端側に向けてボンド磁石材料が流動することで、ボンド磁石の一端部と他端部とで配向率が異なりにくく、かつウェルド層が形成されることを抑制できる。しかし、この場合には、各ゲートがロータコアの径方向内側に配置されるため、隣り合うゲートの間隔が小さくなるとともに、着磁機構から供給される磁束が弱くなる。その結果、ゲートの開口径を小さくせざるを得ず、例えばボンド磁石材料の射出に多くの時間を要する等の問題が発生するおそれがあった。
本発明の目的は、ゲートの開口径を確保しつつ、ボンド磁石の配向率が異なるものとなること及びウェルド層が形成されることを抑制できるロータの製造装置、ロータの製造方法及びロータを提供することにある。
上記課題を解決するロータの製造装置は、溶融状態のボンド磁石材料を射出金型のゲートからロータコアの磁石挿入孔に射出してボンド磁石を成形するものにおいて、前記磁石挿入孔は、前記ロータコアの軸方向と直交する断面が第1端部、第2端部及び前記第1端部と前記第2端部とを前記ロータコアの径方向内側で連結する連結部を有する線状に形成されるものであって、前記ゲートは、前記ロータコアにおける前記磁石挿入孔の前記第1端部、前記第2端部及び前記連結部に囲まれた磁極部と軸方向において対向する位置に開口し、前記射出金型における前記ゲートが開口する開口面には、該ゲートと軸方向において前記連結部と対向する部位とを繋ぐように径方向に延びる導入溝が形成された。
上記課題を解決するロータの製造方法は、溶融状態のボンド磁石材料を射出金型のゲートからロータコアの磁石挿入孔に射出してボンド磁石を成形するものにおいて、前記磁石挿入孔は、前記ロータコアの軸方向と直交する断面が第1端部、第2端部及び前記第1端部と前記第2端部とを前記ロータコアの径方向内側で連結する連結部を有する線状に形成されるものであって、前記ロータコアにおける前記磁石挿入孔の前記第1端部、前記第2端部及び前記連結部に囲まれた磁極部に向けて前記ゲートから前記ボンド磁石材料を射出し、前記射出金型及び前記磁極部の少なくとも一方に形成され前記磁極部と前記連結部との間を繋ぐ導入溝を介して前記連結部から前記磁石挿入孔内に前記ボンド磁石材料を導入する。
上記課題を解決するロータは、軸方向の少なくとも一方に開口した複数の磁石挿入孔を有する柱状のロータコアと、前記各磁石挿入孔に設けられたボンド磁石とを備え、前記磁石挿入孔は、前記ロータコアの軸方向と直交する断面が第1端部、第2端部及び前記第1端部と前記第2端部とを前記ロータコアの径方向内側で連結する連結部を有する線状に形成され、前記ロータコアにおける前記磁石挿入孔の開口側の端面には、前記磁石挿入孔の前記第1端部、前記第2端部及び前記連結部に囲まれた磁極部から前記連結部に延びる導入溝が形成され、ゲート痕が前記導入溝における前記ロータコアの外周寄りの位置に形成された。
上記各構成によれば、ゲートが磁極部と軸方向において対向する位置に形成されるため、ゲートがそれよりもロータコアの径方向内側の連結部に位置する場合に比べ、隣り合うゲート間の間隔を大きくすることができ、ゲートの開口径を確保できる。そして、磁極部に向けて射出されたボンド磁石材料は、導入溝を通り、連結部から磁石挿入孔内に導入されるため、例えば第1端部からボンド磁石材料を磁石挿入孔内に導入する場合に比べて第1端部と第2端部とでボンド磁石の配向率が異なるものとなることを抑制できるとともに、ウェルドが形成されることを抑制できる。
上記ロータの製造装置において、前記射出金型には、前記ゲート内に磁束を付与する磁束付与部が設けられることが好ましい。
上記構成によれば、溶融状態のボンド磁石材料に対して、磁石挿入孔に射出される前のゲート内に存在している段階から磁束が付与される。磁石挿入孔に射出される前のゲート内に存在するボンド磁石材料は、温度が高いため、ゲート内に磁束を付与することで効果的にボンド磁石を着磁できる。
本発明によれば、ゲートの開口径を確保しつつ、ボンド磁石の配向率が異なるものとなること及びウェルド層が形成されることを抑制できる。
一実施形態のロータの平面図。 一実施形態のロータの断面図(図1のII−II線断面図)。 一実施形態のロータの製造装置の概略構成を示す断面図。 (a)は一実施形態の着磁機構の断面図(図3のIV−IV線断面図)、(b)はロータコアに付与される磁束の流れを示す拡大断面図。 (a)は一実施形態のロータの製造装置における射出金型近傍の拡大断面図、(b)は同じくゲート付近の拡大断面図。 一実施形態の射出金型の平面図。 一実施形態の着磁機構から射出金型に付与される磁束の流れを示す模式図(図5のVII−VII線断面図)。 (a)変形例のロータの製造装置における射出金型近傍の拡大断面図、(b)は同じくゲート付近の拡大断面図。
以下、ロータの製造装置、ロータの製造方法及びロータの一実施形態を図面に従って説明する。
図1及び図2に示すロータ1は、図示しないステータの内周側に回転可能に配置されるものであり、例えば電動パワーステアリング装置の駆動源となるモータ(回転電機)を構成する。
ロータ1は、回転軸11と一体回転可能に固定されたロータコア12と、ロータコア12に埋め込まれる態様で固定された複数のボンド磁石(例えばプラスチックマグネットやゴムマグネット)13とを備えている。つまり、本実施形態のロータ1は、所謂埋込磁石型のロータとして構成されている。
詳しくは、ロータコア12は、電磁鋼板を複数枚積層することにより構成されており、円柱状に形成されている。ロータコア12には、軸方向に貫通した軸孔14がその中央に形成されており、軸孔14に回転軸11が圧入されることで、ロータコア12と回転軸11とが一体回転可能となっている。また、ロータコア12には、ボンド磁石13が内部に配置される複数(本実施形態では10個)の磁石挿入孔15が設けられている。各磁石挿入孔15は、軸方向に貫通するとともに、そのロータコア12の軸方向と直交する断面が径方向内側に向かって凸となる円弧状に形成されている。より詳しくは、磁石挿入孔15は、ロータコア12の軸方向と直交する断面がロータコア12の外周に最も近接する部位を含む第1端部15a、第2端部15b及び第1端部15aと第2端部15bをロータコア12の内周側で連結する連結部15cを有する略U字の曲線状に形成されている。
各ボンド磁石13は、そのロータコア12の軸方向と直交する断面が磁石挿入孔15に倣った円弧形となる湾曲板状に形成されている。各ボンド磁石13の軸方向一端面には、後述する製造装置21によって溶融状態のボンド磁石材料を射出した後に、ゲート77を切り離した剪断痕であるゲート痕16及びボンド磁石材料が流動した痕である流動痕17が形成されている。本実施形態では、ゲート痕16は、ロータコア12の軸方向一端面において、磁石挿入孔15の第1端部15a、第2端部15b及び連結部15cに囲まれた磁極部18における外周寄りの部位に形成されている。また、流動痕17は、ロータコア12の軸方向一端面において、ゲート痕16から連結部15cの径方向内縁までを繋ぐように径方向に延びた直線状に形成されている。そして、各ボンド磁石13は、ロータ1の外周に現れる極性が周方向に沿って交互に反対になるように板厚方向に沿って着磁(磁化)されている。
次に、ロータの製造について、ボンド磁石13の射出成形及び着磁を中心に説明する。
図3に示すように、ロータ1の製造装置21は、ロータコア12を支持する下型22と、円環状の着磁機構23を有する中間型24と、溶融した樹脂材料に粉末の磁性材料を混合したボンド磁石材料の供給源25に接続される上型26とを備えている。なお、下型22及び中間型24は、上型26に対して一体的に移動可能な可動型として構成されている。
下型22は、厚みのある複数の金属板を組み合わせてなるブロック状の構造体である。下型22には、その上面中央に円柱状の台座部31が設けられるとともに、台座部31には、その上面中央から突出する位置決め棒32が設けられている。台座部31の外径は、ロータコア12の外径と略等しく設定されている。位置決め棒32の断面形状は、ロータコア12の軸孔14の断面形状と略同一に形成されている。そして、ロータコア12は、ボンド磁石13の射出成形時において、位置決め棒32が軸孔14に挿入されることで、ロータコア12の外周面が台座部31の外周面と軸方向に沿って面一になるように、台座部31に載置される。
図3及び図4(a)に示すように、本実施形態の着磁機構23は、複数(本実施形態では10個)のヨーク41と複数対(本実施形態では10対)の永久磁石42とを周方向に交互に配列することにより円環状に形成されている。
詳しくは、各ヨーク41は、鉄などの強磁性材料からなり、ロータコア12の軸方向と直交する断面が細長い略台形の柱状に形成されている。各ヨーク41の軸方向(図3中、上下方向)に沿った長さは、ロータコア12の軸方向長さよりも長く設定されている。各ヨーク41は、そのロータコア12の軸方向と直交する断面のなす台形の下辺に相当する磁路面41aがロータコア12の外周面の曲率半径と略等しい円弧状の湾曲面とされている。そして、各ヨーク41は、磁路面41aが径方向内側に位置するとともにロータコア12の外周面に接触又は極微小な隙間を空けて対向するように、周方向に沿って等角度間隔で円環状に配列されている。
各永久磁石42は、周方向で隣り合うヨーク41間の隙間に対応する扇形の底面を有する柱状に形成されており、当該隙間を周方向中央で二分割した形状の磁石片を組み合わせてなる。各永久磁石42の軸方向に沿った長さは、ロータコア12の軸方向長さよりも長く設定されている。各永久磁石42の内周面は、平面状又はヨーク41の磁路面41aよりも僅かに大きな曲率半径を有する曲面状に形成され、磁路面41aよりも径方向外側に位置している。なお、各永久磁石42の外周面は、ヨーク41における径方向外側に位置する側面と略同一の曲率半径を有し、各ヨーク41と一体で滑らかな円筒面を形成している。そして、各永久磁石42は、ヨーク41との接触面に対して略直交するとともに、各ヨーク41を周方向両側から同一の極性で挟み込むように周方向に着磁されている。
したがって、図4(b)に示すように、各永久磁石42の磁束は、ヨーク41の磁路面41aからロータコア12(隣り合う磁石挿入孔15)を通過し、該ヨーク41と隣り合って配置されたヨーク41の磁路面41aに戻る磁路を形成する。
図3に示すように、中間型24は、一対の保持板51と、保持板51間に配置される連結部材52とを備えている。各保持板51には、その中央において内部を貫通する貫通孔53が形成されるとともに、丸穴状の収容凹部54が貫通孔53と同心円上に形成されている。各貫通孔53の内径は下型22の台座部31の外径と略等しく設定されるとともに、各貫通孔53の軸方向長さは下型22の台座部31の軸方向長さよりも短く設定されている。また、収容凹部54の内径は、着磁機構23の外径と略等しく設定されている。連結部材52は、その内径が収容凹部54の外径と略等しい円環状に形成されている。そして、各保持板51の収容凹部54同士を対向させ、収容凹部54に着磁機構23の端部を挿入するとともに連結部材52を挟み込んだ状態で、図示しないボルト等により連結部材52に各保持板51を連結することで、着磁機構23を保持している。
中間型24は、一方の保持板51の貫通孔53を介して着磁機構23の内周に台座部31の先端部分が挿入されるように下型22に組み付けられる。このように中間型24が下型22に組み付けられた状態で、着磁機構23は、軸方向における下型22側(図3中、下側)の端部が台座部31と径方向に対向するとともに軸方向中央部がロータコア12の全体と径方向に対向し、軸方向における上型26側(図3中、上側)の端部が後述する射出金型63の突出部72と径方向に対向する。
図3及び図5に示すように、上型26は、第1上型61及び第2上型62と、第1上型61に組み付けられてボンド磁石材料を射出する射出金型(スプルブッシュ)63とを備えている。なお、第1上型61及び射出金型63は、第2上型62に対して一体的に移動可能に構成されている。
第1上型61は、厚みのある板状に形成されており、中間型24に対して組み付けられる。第1上型61には、その板厚方向に貫通し、射出金型63が嵌合される嵌合孔64が形成されている。嵌合孔64は、中間型24側(図3中、下側)の内径が小さくなる段付の丸孔状に形成されている。なお、本実施形態の嵌合孔64は、第2上型62側(図3中、上側)の軸方向と直交する断面形状が円の一部を互いに平行となるように切り欠いた形状をなしている。第2上型62は、厚みのある板状に形成されている。第2上型62は、供給源25に接続される。第2上型62には、嵌合孔64内に突出する円柱状の流路形成凸部65が形成されるとともに、第2上型62の板厚方向に貫通し、流路形成凸部65の端面中央に開口する供給路66が形成されている。供給路66は、溶融状態のボンド磁石材料の流路となる。なお、供給路66は、直線状に延びるとともに流路形成凸部65の端面に近接するにつれて内径が大きくなる円すい状に形成されている。
図5及び図6に示すように、射出金型63は、ステンレス鋼等の非磁性材料からなり、円柱状の嵌合部71と、嵌合部71と同軸上に配置された円柱状の突出部72と、複数(本実施形態では10個)の磁束付与部73とを備えている。
嵌合部71には、径方向外側に突出するフランジ部71aを有しており、嵌合部71の外周面は嵌合孔64の内周面に倣った段付形状とされている。そして、射出金型63は、その嵌合部71が第2上型62側(図5中、上側)から嵌合孔64に嵌合され、突出部72が着磁機構23側(図5中、下側)に突出した状態で第1及び第2上型61,62に組み付けられる。嵌合部71には、流路形成凸部65が嵌合される流路形成穴74が形成されている。流路形成穴74の底面には、その中央に丸穴状の流路凹部75が形成されるとともに、流路凹部75から径方向に沿って延びる複数(本実施形態では、10本)の流路溝76が形成されている。各流路溝76は、周方向に等角度間隔で形成されている。各流路溝76には、軸方向に延びて突出部72の端面に開口するゲート77が、突出部72の外周寄りの位置(磁極部18の径方向中央よりも外周側の位置)に形成されている。つまり、突出部72の端面がゲート77の開口する開口面72aとなり、ゲート77が開口面72aにおける外周寄りの位置に開口している。なお、各ゲート77は、直線状に延びるとともに開口面72aに近接するにつれて内径が小さくなる円すい状に形成されている。これにより、流路形成穴74に流路形成凸部65が嵌合した状態で、供給路66から流路凹部75及び流路溝76を介して各ゲート77に通じるボンド磁石材料の流路が形成される。
突出部72の外径は、ロータコア12の外径、すなわち保持板51の貫通孔53の内径と略等しく設定されている。突出部72の軸方向に沿った長さ(第1上型61からの突出量)は、保持板51の貫通孔53の軸方向長さよりも長く設定されており、開口面72aは、ロータコア12の軸方向端面である磁極部18に接する。これにより、突出部72の先端部分は、上型26が中間型24に組み付けられた状態で着磁機構23内に挿入され、突出部72の外周面がロータコア12の外周面と軸方向に沿って面一になるとともに、各ヨーク41の磁路面41aと接触又は極微小な隙間を空けて径方向に対向する。
図5(a)及び図7に示すように、突出部72の外周面における先端部分には、径方向に開口した複数(本実施形態では、10個)の第1固定穴78がゲート77と径方向において対向する位置に形成されている。各第1固定穴78は、径方向に沿った深さが突出部72の外周面からゲート77までの径方向距離よりもやや浅い扇形状に形成されている。各第1固定穴78は、周方向に沿った幅がヨーク41の磁路面41aの幅と略等しく形成されている。突出部72の開口面72aには、軸方向に開口した複数(本実施形態では、10個)の第2固定穴79がゲート77と径方向において対向する位置に形成されている。各第2固定穴79は、略四角穴状に形成されており、各第1固定穴78との間でゲート77を挟み込んでいる。各第2固定穴79における径方向外側の側面は、ゲート77を中心とする円弧状の湾曲面を含んでいる。また、各第2固定穴79は、軸方向に沿った深さが突出部72の開口面72aから第1固定穴78における上型26側の側面までの距離と略等しく設定されている。
各磁束付与部73は、鉄等の強磁性材料からなり、第1固定穴78に挿入された第1磁束付与片81と、第2固定穴79に挿入された第2磁束付与片82とにより構成されている。各第1磁束付与片81は、第1固定穴78の穴形状に倣った断面扇形の板状に形成されている。各第1磁束付与片81は、第1固定穴78内に圧入や溶接等により固定されている。そして、各第1磁束付与片81における突出部72の外周に露出した側面81aは、ヨーク41の磁路面41aと径方向において対向している。各第2磁束付与片82は、第2固定穴79の穴形状に倣った断面略四角形の柱状に形成されるとともに、その軸方向に沿った長さは第2固定穴79の深さよりも短く設定されている。各第2磁束付与片82は、第2固定穴79内に圧入や溶接等により固定されている。なお、各第2磁束付与片82における突出部72の開口面72a側には、非磁性材料からなる蓋部材80が圧入や溶接等により固定されている。これにより、各第1磁束付与片81及び各第2磁束付与片82(各磁束付与部73)は、各ゲート77を径方向両側から挟み込むように突出部72に埋設されている。
したがって、各永久磁石42の磁束は、ヨーク41の磁路面41aから射出金型63の第1磁束付与片81に入り、ゲート77を介して第2磁束付与片82に入る。そして、該第2磁束付与片82から隣り合う第2磁束付与片82を通過し、ゲート77を介して第1磁束付与片81に入り、上記ヨーク41と隣り合うヨークの磁路面41aに戻る磁路を形成する。
そして、図5(b)に示すように、突出部72の開口面72aには、各ゲート77の開口から径方向に沿って直線状に延び、軸方向において各磁石挿入孔15の連結部15cと対向する部位までの範囲に延在する直線状の導入溝83が形成されている。なお、本実施形態では、導入溝83は、突出部72の開口面72a及び蓋部材80の端面に跨る態様で形成されている。
次に、ロータの製造方法について製造装置21によるボンド磁石13の射出成形及び着磁を中心に説明する。
別の工程で製造されたロータコア12を着磁機構23内に挿入し、軸孔14に位置決め棒32が挿入されるようにして台座部31上にロータコア12を載置する。続いて、図3に示すように、下型22及び中間型24を移動させて上型26に組み付ける。これにより、射出金型63の突出部72が着磁機構23内に挿入され、磁束付与部73(第1磁束付与片81)がヨーク41と径方向に対向する。この状態では、上記のように磁束付与部73によりゲート77内に磁束が付与される(図7参照)。
供給源25からボンド磁石材料を供給し、ゲート77からロータコア12の磁極部18に向けてボンド磁石材料を射出する。そして、磁極部18に向けて射出されたボンド磁石材料は、導入溝83を通って連結部15cから磁石挿入孔15内に導入され、該連結部15cから第1及び第2端部15a,15bに向かって流れる。ここで、ボンド磁石材料は、ゲート77内を通過する際に該ゲート77内を通過する磁束により配向・着磁される。その後、ボンド磁石材料は、磁石挿入孔15内を移動する際にも、着磁機構23で生成されて該磁石挿入孔15を通過する磁束によっても配向・着磁されつつ徐々に硬化していく(図4参照)。その結果、磁石挿入孔15の形状のボンド磁石13が形成される。
ボンド磁石13の形成後は、下型22及び中間型24を上型26から分離してロータコア12を取り出し、該ロータコア12に回転軸11等を組み付けることでロータ1が製造される。なお、本実施形態では、ロータコア12を取り出す際に、第1上型61と第2上型62とを分離し、流路内に残留して硬化したボンド磁石を併せて取り除く。
本実施形態の作用及び効果について説明する。
(1)ゲート77をロータコア12における磁極部18と軸方向において対向する位置に開口し、射出金型63におけるゲート77が開口する開口面72aに、ゲート77と軸方向において連結部15cと対向する部位と繋ぐように径方向に延びる導入溝83を形成した。そのため、ゲート77が連結部15cに位置する場合に比べ、隣り合うゲート77間の間隔を大きくすることができ、ゲート77の開口径を確保できる。そして、磁極部18に向けて射出されたボンド磁石材料は、導入溝83を通り、対称形状となる第1端部15a及び第2端部15bにそれぞれ行き届くように、連結部15cから磁石挿入孔15内に導入されるため、第1端部15aと第2端部15bとでボンド磁石の配向率が異なるものとなることを抑制できるとともにウェルドが形成されることを抑制できる。
(2)射出金型63に、ゲート77内に磁束を付与する磁束付与部73を設け、ボンド磁石13を射出成形する際に、ゲート77内に磁束を付与しながら溶融状態のボンド磁石材料をロータコア12の磁石挿入孔15に射出するようにした。ここで、磁石挿入孔15に射出される前のゲート77内に存在するボンド磁石材料は、温度が高いため、ゲート77内に磁束を付与することで効果的にボンド磁石を着磁できる。これにより、ロータコア12に配向率及び着磁率の高いボンド磁石13を成形できるため、例えばモータの出力トルク向上を図ることができる。
(3)第1及び第2磁束付与片81,82(磁束付与部73)を強磁性材料により構成し、第1磁束付与片81の側面81aが着磁機構23の磁束の磁路となるようにヨーク41の磁路面41aと対向させることで、着磁機構23の磁束をゲート77内に付与するようにした。
ここで、射出金型63は、ボンド磁石材料の射出時において該ボンド磁石材料の熱の影響により高温になり易い。そのため、例えば永久磁石によりゲート77内に磁束を付与する場合、射出時に射出金型63の温度とともに磁束付与部73の温度が高くなることで、ゲート77内に付与する磁束が減少する。一方、着磁機構23は、溶融状態のボンド磁石材料に直接接触せず、射出金型63に比べてボンド磁石材料の射出時に温度が高くなり難い。したがって、着磁機構23で生成された磁束が磁束付与部73を介してゲート77内に付与されるようにすることで、例えば永久磁石を用いる場合に比べ、射出時にゲート77内に付与する磁束が減少することを抑制できる。
(4)射出金型63にゲート77が開口する円柱状の突出部72を設け、側面81aが突出部72の外周面に露出するように第1磁束付与片81を埋設した。そして、着磁機構23を、ロータコア12とともに突出部72の先端部分を内周側に収容可能な円環状に形成し、側面81aと径方向において対向するようにしたため、軸方向において対向するものと比べ、製造装置21の大型化を抑制しつつ、磁束付与部73をヨーク41と対向させることができる。
(5)ゲート77が突出部72の開口面72aにおける外周寄りの位置に開口するように射出金型63を形成したため、ボンド磁石材料が着磁機構23の内周面に近い磁場の強い範囲に射出され、強い磁束を受けて着磁される。これにより、成形されるボンド磁石13の配向率及び着磁率をより一層向上できる。このようにゲート77を外周寄りの位置に形成することで配向率及び着磁率を向上できるため、ゲート77をロータコア12における磁極部18と軸方向において対向する位置に開口させることで、ゲート77を外周寄りに形成可能な構成を採用する効果は大である。
(6)流動痕17を、ゲート痕16から連結部15cの径方向内縁までを繋ぐように形成したため、ゲート77から磁石挿入孔15内へボンド磁石材料が流れる際の抵抗を減少でき、成形性を向上させることができる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変形例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態では、流動痕17がゲート痕16から連結部15cの径方向内縁までを繋ぐように延びていたが、これに限らず、例えばゲート痕16から連結部15cの径方向中央まで延びるように形成してもよい。
・上記実施形態では、導入溝83を直線状に形成したが、これに限らず、例えば円弧状に湾曲するように形成してもよく、その形状は適宜変更可能である。
・上記実施形態では、導入溝83を射出金型63の突出部72に形成したが、これに限らず、例えば図8(a)及び図8(b)に示すように、ロータコア12の軸方向一端面に、磁極部18における外周寄りの部位から連結部15cに延びる導入溝91を形成してもよい。なお、この場合には、ゲート痕が導入溝91におけるロータコア12の外周寄りの位置に形成される。また、射出金型63の突出部72及びロータコア12の双方に導入溝を形成してもよい。
・上記実施形態において、上型26にヒータを設けることで、ロータコア12にボンド磁石13を射出成形する度に流路内に残留したボンド磁石を取り除かないようにすることが可能である。
・上記実施形態では、第1及び第2磁束付与片81,82が各ゲート77を径方向両側から挟み込むように突出部72に埋設したが、これに限らず、例えば磁束付与部73を単一の部材により構成するとともに各ゲート77を周方向両側から挟み込むように突出部72に埋設してもよい。要は磁束付与部からゲート77内に磁束を付与できればよく、磁束付与部の射出金型63内における配置は適宜変更可能である。また、例えば第2固定穴79及び第2磁束付与片82を三角形状等に形成してもよく、これらの数及び形状も適宜変更可能である。同様にゲート77の数や配置等も適宜変更可能である。
・上記実施形態では、第1磁束付与片81の側面81aがヨーク41の磁路面41aと径方向において対向するようにしたが、これに限らない。例えば第1磁束付与片81が突出部72の開口面72aに露出するとともに突出部72が着磁機構23の内径よりも大きくなるように射出金型63を構成し、第1及び第2磁束付与片81,82を軸方向においてヨーク41と対向させてもよい。
・上記実施形態では、第1及び第2磁束付与片81,82(磁束付与部73)を強磁性材料により構成したが、これに限らず、例えば永久磁石を磁束付与部として構成してもよい。なお、この場合、磁束付与部は着磁機構23の磁束の磁路となるように着磁機構23の一部と対向しなくてもよい。
また、電磁コイルを磁束付与部として構成し、該電磁コイルを射出金型63に設けてもよい。なお、この場合には、ボンド磁石13の射出成形時において、電磁コイルに給電し、ゲート77内に磁束を付与しながら溶融状態のボンド磁石材料を磁石挿入孔に射出することになる。
・上記実施形態において、射出金型63に磁束付与部73を設けなくともよい。
・上記実施形態では、着磁機構23を複数のヨーク41及び永久磁石42を環状に配列することにより構成したが、これに限らず、例えば永久磁石42に代えて電磁コイルを用いてもよく、その構成は適宜変更可能である。
・上記実施形態において、製造装置21に着磁機構23を設けず、ゲート77内に付与する磁束のみでボンド磁石13を着磁してもよい。
・上記実施形態では、磁石挿入孔15を第1端部15a及び第2端部15bが対称形状となるように形成したが、これに限らず、例えば第1端部15aの径方向に沿った長さが第2端部15bの径方向に沿った長さよりも長くなるように形成してもよい。このように構成しても、磁極部18に向けて射出されたボンド磁石材料が導入溝83を通り、連結部15cから磁石挿入孔15内に導入されるため、例えば第1端部15aからボンド磁石材料を磁石挿入孔15内に導入する場合に比べて第1端部15aと第2端部15bとでボンド磁石の配向率が異なるものとなることを抑制できる。
・上記実施形態では、磁石挿入孔15の断面が径方向内側に向かって凸となる円弧状としたが、これに限らず、例えば径方向と直交する直線状等でもよく、その形状は適宜変更可能である。なお、磁石挿入孔15を径方向と直交する直線状に形成した場合、ロータコア12における磁石挿入孔15よりも径方向外側部分が磁極部18となる。
・上記実施形態において、磁石挿入孔15は、軸方向の少なくとも一方側に開口していればよい。
次に、上記実施形態及び変形例から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記磁束付与部は強磁性材料からなり、前記着磁機構の磁束の磁路となるように該着磁機構の一部と対向することにより、該着磁機構の磁束を前記ゲート内に付与するロータの製造装置。
射出金型は、ボンド磁石材料の射出時において該ボンド磁石材料の熱の影響により高温になり易い。そのため、例えば永久磁石により磁束付与部を構成した場合、射出時に射出金型の温度とともに磁束付与部の温度が高くなることで、ゲート内に付与する磁束が減少する。一方、着磁機構は、溶融状態のボンド磁石材料に直接接触せず、射出金型に比べてボンド磁石材料の射出時に温度が高くなり難い。そして、上記構成によれば、着磁機構で生成された磁束が磁束付与部を介してゲート内に付与される。そのため、例えば永久磁石により磁束付与部を構成する場合に比べ、射出時にゲート内に付与する磁束が減少することを抑制できる。
(ロ)前記射出金型は、端面が前記ゲートの開口する前記開口面となる突出部を有し、前記突出部には、前記磁束付与部の側面が該突出部の外周面に露出するように設けられ、前記着磁機構は、前記ロータコアとともに前記突出部の一部を内周側に収容可能な環状に形成され、前記側面と径方向において対向するロータの製造装置。上記構成によれば、製造装置の大型化を抑制しつつ、磁束付与部の一部を着磁機構と対向させることができる。
(ハ)前記ゲートは、前記突出部の前記開口面における外周寄りの位置に開口されたロータの製造装置。上記構成によれば、ボンド磁石材料が着磁機構の内周面に近い磁場の強い範囲に射出され、強い磁束を受けて着磁されるため、成形されるボンド磁石の配向率及び着磁率を好適に向上できる。このようにゲートを外周寄りの位置に形成することで配向率及び着磁率を向上できるため、上記のようにゲートをロータコアにおける磁極部と軸方向において対向する位置に開口することで、ゲートを外周寄りに形成可能な構成を採用する効果は大である。
1…ロータ、12…ロータコア、13…ボンド磁石、15…磁石挿入孔、15a…第1端部、15b…第2端部、15c…連結部、16…ゲート痕、17…流動痕、18…磁極部、21…製造装置、22…下型、23…着磁機構、24…中間型、26…上型、41…ヨーク、41a…磁路面、42…永久磁石、63…射出金型、72…突出部、72a…開口面、73…磁束付与部、77…ゲート、78…第1固定穴、79…第2固定穴、81…第1磁束付与片、81a…側面、82…第2磁束付与片、83,91…導入溝。

Claims (4)

  1. 溶融状態のボンド磁石材料を射出金型のゲートからロータコアの磁石挿入孔に射出してボンド磁石を成形するロータの製造装置において、
    前記磁石挿入孔は、前記ロータコアの軸方向と直交する断面が第1端部、第2端部及び前記第1端部と前記第2端部とを前記ロータコアの径方向内側で連結する連結部を有する線状に形成されるものであって、
    前記ゲートは、前記ロータコアにおける前記磁石挿入孔の前記第1端部、前記第2端部及び前記連結部に囲まれた磁極部と軸方向において対向する位置に開口し、
    前記射出金型における前記ゲートが開口する開口面には、該ゲートと軸方向において前記連結部と対向する部位とを繋ぐように径方向に延びる導入溝が形成されたロータの製造装置。
  2. 請求項1に記載のロータの製造装置において、
    前記射出金型には、前記ゲート内に磁束を付与する磁束付与部が設けられたロータの製造装置。
  3. 溶融状態のボンド磁石材料を射出金型のゲートからロータコアの磁石挿入孔に射出してボンド磁石を成形するロータの製造方法において、
    前記磁石挿入孔は、前記ロータコアの軸方向と直交する断面が第1端部、第2端部及び前記第1端部と前記第2端部とを前記ロータコアの径方向内側で連結する連結部を有する線状に形成されるものであって、
    前記ロータコアにおける前記磁石挿入孔の前記第1端部、前記第2端部及び前記連結部に囲まれた磁極部に向けて前記ゲートから前記ボンド磁石材料を射出し、
    前記射出金型及び前記磁極部の少なくとも一方に形成され前記磁極部と前記連結部との間を繋ぐ導入溝を介して前記連結部から前記磁石挿入孔内に前記ボンド磁石材料を導入するロータの製造方法。
  4. 軸方向の少なくとも一方に開口した複数の磁石挿入孔を有する柱状のロータコアと、
    前記各磁石挿入孔に設けられたボンド磁石とを備え、
    前記磁石挿入孔は、前記ロータコアの軸方向と直交する断面が第1端部、第2端部及び前記第1端部と前記第2端部とを前記ロータコアの径方向内側で連結する連結部を有する線状に形成され、
    前記ロータコアにおける前記磁石挿入孔の開口側の端面には、前記磁石挿入孔の前記第1端部、前記第2端部及び前記連結部に囲まれた磁極部から前記連結部に延びる導入溝が形成され、
    ゲート痕が前記導入溝における前記ロータコアの外周寄りの位置に形成されたロータ。
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