JP2019146118A - コミュニケーション装置、コミュニケーション方法、コミュニケーションプログラム及びコミュニケーションシステム - Google Patents

コミュニケーション装置、コミュニケーション方法、コミュニケーションプログラム及びコミュニケーションシステム Download PDF

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Abstract

【課題】従来と比べてユーザビリティを向上させる。【解決手段】コミュニケーション装置2Aは、ユーザAがマイクスピーカ付きカメラ4Aを所定時間見つめつづけると、視線一致機能を有効化するようにした。このように、コミュニケーション装置2Aでは、マイクスピーカ付きカメラ4Aを所定時間見つめつづけるという簡単な操作で、視線一致機能を有効化することができるので、設定画面上で視線一致機能を選択して有効化するような操作をしなければならないコミュニケーション装置と比べて、ユーザビリティを向上させることができる。【選択図】図5

Description

本発明は、コミュニケーション装置、コミュニケーション方法、コミュニケーションプログラム及びコミュニケーションシステムに関するものである。
従来、画像による遠隔コミュニケーションが可能なコミュニケーションシステムがある。このコミュニケーションシステムは、例えば、撮像部と表示部とを有する2台以上のコミュニケーション装置により構成され、各コミュニケーション装置が、撮像部で撮像した自ユーザの画像(つまり顔画像)を、コミュニケーション相手となる他ユーザのコミュニケーション装置へ送信するとともに、他ユーザのコミュニケーション装置から送信されてくる他ユーザの画像(つまり顔画像)を受信して表示部に表示するようになっている。
また、このようなコミュニケーションシステムとして、撮像部で撮像した自ユーザの顔画像を自動的に加工して疑似的に自ユーザの視線を他ユーザに合わせる画像加工機能を有するもの(例えば特許文献1参照)や、撮像部で撮像した自ユーザの顔画像を自動的に加工して疑似的に自ユーザの顔にメイクアップ(化粧)を施す画像加工機能を有するものなどが知られている。
特開平10−75432号公報
しかしながら、従来のコミュニケーションシステムでは、上述のような画像加工機能をユーザが利用する場合、ユーザがコミュニケーション装置のモニタに表示させた設定画面上で、複数の機能の中から画像加工機能を選択して有効化しなければならず、ユーザが容易且つ迅速に画像加工機能を利用できるようになっているとは言い難かった。換言すれば、映像コミュニケーションシステムにおいて、より簡単な操作で、画像加工機能を利用できるようになれば、ユーザビリティ(使い勝手)を向上させることができると考えられる。
本発明は以上の点を考慮したものであり、従来と比べてユーザビリティを向上させたコミュニケーション装置、コミュニケーション方法、コミュニケーションプログラム及びコミュニケーションシステムを提案しようとするものである。
本発明は、通信部が、自ユーザのコミュニケーション相手となる他ユーザのコミュニケーション装置に、撮像部により撮像された前記自ユーザの画像を送信し、表示部が、前記通信部により受信された、前記他ユーザのコミュニケーション装置から送信されてくる前記他ユーザの画像を表示し、制御部が、視線方向検出部により検出された前記自ユーザの視線の方向に基づいて、前記撮像部により撮像された前記自ユーザの画像を加工したうえで前記他ユーザのコミュニケーション装置に送信する画像加工機能を有効化し、画像処理部が、前記制御部によって前記画像加工機能が有効化されている場合に、前記撮像部により撮像された前記自ユーザの画像を加工するようにした。
こうすることで、本発明は、ユーザが自分の視線を所定方向に向けるだけの簡単な操作で、コミュニケーション相手に送信するユーザの画像を加工する画像加工機能を有効化することができる。
かくして本発明は、従来と比べてユーザビリティを向上させたコミュニケーション装置、コミュニケーション方法、コミュニケーションプログラム及びコミュニケーションシステムを実現できる。
コミュニケーションシステムの全体構成を示す図である。 コミュニケーション装置の機能構成を示すブロック図である。 ユーザがマイクスピーカ付きカメラに視線を向けている様子と、そのとき相手側のコミュニケーション装置に表示されるユーザの顔画像を示す図である。 ユーザがマイクスピーカ付きカメラから視線を外している様子と、そのとき相手側のコミュニケーション装置に表示されるユーザの顔画像を示す図である。 視線一致機能有効化処理手順を示すフローチャートである。
以下、発明を実施するための形態(以下、これを実施の形態と呼ぶ)について、図面を用いて詳細に説明する。
[1.コミュニケーションシステムの全体構成]
まず図1を用いて、本実施の形態によるコミュニケーションシステム1の全体構成の概要について説明する。このコミュニケーションシステム1は、インターネットなどのネットワークNTを介して接続された2台のコミュニケーション装置2A、2Bにより構成されている。このコミュニケーションシステム1は、ユーザAとユーザBが、それぞれコミュニケーション装置2Aとコミュニケーション装置2Bを用いて遠隔コミュニケーションを行う、所謂1対1の対面型コミュニケーションシステムである。
ユーザAのコミュニケーション装置2Aは、モニタ3Aとマイクスピーカ付きカメラ4Aと有していて、マイクスピーカ付きカメラ4Aにより撮像したユーザ(つまり自ユーザ)Aの動画像と、マイクスピーカ付きカメラ4Aにより収音した音声を、ネットワークNTを介してユーザ(つまり他ユーザ)Bのコミュニケーション装置2Bに送信する。また、コミュニケーション装置2Aは、ネットワークNTを介してコミュニケーション装置2Bから受信した動画像をモニタ3Aに表示するとともに、コミュニケーション装置2Bから受信した音声をマイクスピーカ付きカメラ4Aから出力する。
ユーザBのコミュニケーション装置2Bも同様に、モニタ3Bとモニタ3Bの上部に設けられたマイクスピーカ付きカメラ4Bとを有していて、マイクスピーカ付きカメラ4Bにより撮像したユーザ(つまり自ユーザ)Bの動画像と、マイクスピーカ付きカメラ4Bにより収音した音声を、ネットワークNTを介してユーザ(つまり他ユーザ)Aのコミュニケーション装置2Aに送信する。また、コミュニケーション装置2Bは、ネットワークNTを介してコミュニケーション装置2Aから受信した動画像をモニタ3Bに表示するとともに、コミュニケーション装置2Aから受信した音声をマイクスピーカ付きカメラ4Bから出力する。コミュニケーションシステム1の全体構成は、以上のようになっている。
[2.コミュニケーション装置の機能構成]
次に図2を用いて、コミュニケーション装置2A、2Bの機能構成について説明する。尚、コミュニケーション装置2A、2Bは同一構成のため、ここでは主に、コミュニケーション装置2Aの機能構成について説明する。
コミュニケーション装置2Aは、モニタ3A及びマイクスピーカ付きカメラ4Aにくわえて、コミュニケーション装置2Aを操作するための入力デバイス5Aと、モニタ3A、マイクスピーカ付きカメラ4A、及び入力デバイス5Aと接続される本体部6Aとを有している。モニタ3Aは、表示部であり、本体部6Aから送られてくる動画像データ(例えばユーザBの顔画像を含んでいる動画像データ)に基づく動画像を表示する。
マイクスピーカ付きカメラ4Aは、モニタ3A上端部の左右方向中央に取り付けられていて、撮像部10と、マイクロホン部11と、スピーカ部12とを有している。撮像部10は、モニタ3Aの前方に向けられ、モニタ3Aの前方を撮像して動画像データ(例えばユーザAの顔画像を含んでいる動画像データ)を得る。マイクロホン部11は、モニタ3Aの前方に向けられていて、モニタ3A周辺の音声を収音して音声データ(例えばユーザAの音声を含んでいる音声データ)を得る。撮像部10とマイクロホン部11により得られた動画像データと音声データは、マイクスピーカ付きカメラ4Aから本体部6Aへと送られる。スピーカ部12は、モニタ3Aの前方に向けられていて、本体部6Aから送られてくる音声データ(例えばユーザBの音声を含んでいる音声データ)に基づく音声を出力する。
入力デバイス5Aは、マウス、キーボード、モニタ3Aに内蔵されるタッチパネルなどの操作部であり、入力デバイス5Aに対するユーザ操作を操作入力データとして、本体部6Aに送る。
本体部6Aは、モニタ接続部13、カメラ接続部14、入力デバイス接続部15、通信部16、制御部17、記憶部18、画像処理部19を有している。モニタ接続部13は、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)ケーブルなどの有線によりモニタ3Aと接続される部分である。カメラ接続部14は、USBケーブルなどの有線もしくはBluetooth(登録商標)などの無線によりマイクスピーカ付きカメラ4Aと接続される部分である。入力デバイス接続部15は、USBケーブルなどの有線もしくはBluetooth(登録商標)などの無線により入力デバイス5Aと接続される部分である。通信部16は、有線通信もしくは無線通信によりネットワークNTを介してコミュニケーション装置2Bと通信する部分である。
制御部17は、記憶部18に記憶されているプログラムを読み出して実行することで、コミュニケーション装置2A全体を制御して各種処理を実行するとともに、入力デバイス5Aから得られる操作入力データをもとにユーザ操作を認識する部分である。さらにこの制御部17は、ユーザAの視線の方向を検出する視線方向検出部17Itとしても機能する。視線方向検出部17Itは、マイクスピーカ付きカメラ4Aから得られる動画像データ(つまりユーザAの顔画像を含んでいる動画像データ)をもとに、視線追跡(アイトラッキング)技術を用いて、ユーザAの視線の方向を検出する。因みに、視線方向検出部17Itでは、顔画像解析によるアイトラッキング技術を用いている。顔画像解析によるアイトラッキング技術は、様々な方法が提案されているが、例えば、人間の顔画像から目の部分を特定し、さらに目の部分から、視線を変える際に動かない基準点(例えば目頭)と、視線を変える際に動く動点(例えば瞳孔)とを特定し、基準点に対する動点の位置から、視線の方向を検出するようになっている。
さらにこの制御部17は、視線方向検出部17Itによって得られるユーザAの視線の方向をもとに、ユーザAの視線がマイクスピーカ付きカメラ4Aへと向けられているのか、もしくはマイクスピーカ付きカメラ4A以外へと向けられているのかを判定するようになっている。さらにこの制御部17は、ユーザAの視線がマイクスピーカ付きカメラ4Aへと向けられている状態が所定時間続くと、視線一致機能を有効化するようになっている。ここで、視線一致機能について簡単に説明する。
コミュニケーションシステム1では、図3(A)に示すように、ユーザAが、コミュニケーション装置2Aのマイクスピーカ付きカメラ4Aに視線を向けている場合、図3(B)に示すように、コミュニケーション装置2B側のモニタ3Bには、ユーザAの顔画像がユーザBに視線を向けているように表示される。ここで、ユーザBも同様に、コミュニケーション装置2Bのマイクスピーカ付きカメラ4Bに視線を向けていれば、コミュニケーション装置2A側のモニタ3Aには、ユーザBの顔画像がユーザAに視線を向けているように表示される。このとき、ユーザAとユーザBの視線が一致することになり、互いに目を見てコミュニケーションすることになる。
一方で、図4(A)に示すように、コミュニケーション装置2Aでは、マイクスピーカ付きカメラ4Aがモニタ3Aの表示領域外に位置することから、例えばユーザAがモニタ3Aに表示されているユーザBの顔画像を見ようとしてモニタ3Aの表示領域内へと視線を向けると、ユーザAの視線がマイクスピーカ付きカメラ4Aから外れてしまう。この場合、図4(B)に示すように、コミュニケーション装置2B側のモニタ3Bには、ユーザAの顔画像がユーザBから視線を外しているように表示される。同様に、ユーザBの視線がコミュニケーション装置2Bのマイクスピーカ付きカメラ4Aから外れた場合、コミュニケーション装置2A側のモニタ3Aには、ユーザBの顔画像がユーザAから視線を外しているように表示される。
このように、コミュニケーションシステム1では、ユーザAの視線がマイクスピーカ付きカメラ4Aから外れると、もしくはユーザBの視線がマイクスピーカ付きカメラ4Bから外れると、ユーザAとユーザBの視線が一致しなくなる。そこで、コミュニケーション装置2Aは、ユーザAの視線がマイクスピーカ付きカメラ4Aから外れても、マイクスピーカ付きカメラ4Aで撮像したユーザAの顔画像を、視線がマイクスピーカ付きカメラ4Aへと向くように加工したうえでコミュニケーション装置2Bに送信する機能を有している。この機能を、視線一致機能と呼んでいる。
尚、ここでは、ユーザAの視線がマイクスピーカ付きカメラ4Aに向いている場合に、コミュニケーション装置2B側のモニタ3Bに、ユーザAの顔画像がユーザBに視線を向けているように表示されるとしたが、より厳密には、ユーザAの視線がマイクスピーカ付きカメラ4Bの前面中央部に位置する撮像部10に向いている場合に、コミュニケーション装置2B側のモニタ3Bに、ユーザAの顔画像がユーザBに視線を向けているように表示される。よって、視線一致機能では、マイクスピーカ付きカメラ4Aで撮像したユーザAの顔画像を、ユーザAの視線がマイクスピーカ付きカメラ4Aの撮像部10へと向くように加工することが望ましい。このような視線一致機能は、コミュニケーション装置2Aだけでなく、コミュニケーション装置2B側にも設けられている。
ここで、図2に戻り、コミュニケーション装置2Aの機能構成の説明をつづける。記憶部18は、制御部17により実行される各種プログラムなどを記憶する部分である。画像処理部19は、マイクスピーカ付きカメラ4Aから得られる動画像データ(つまりユーザAの顔画像を含んでいる動画像データ)を、画像処理によって加工することで視線一致機能を実現する部分である。具体的に、この画像処理部19は、視線方向検出部17Itにより検出されたユーザAの視線の方向をもとに、ユーザAの視線がマイクスピーカ付きカメラ4Aから所定量以上外れたことを認識すると、マイクスピーカ付きカメラ4Aから得られる動画像データに含まれているユーザAの顔画像の目の部分に、記憶部18に記憶されている、視線がマイクスピーカ付きカメラ4Aへと向けられているときに得られたユーザAの目の画像(これを基準画像と呼ぶ)を合成することで、疑似的にユーザAの視線がマイクスピーカ付きカメラ4Aへと向けられた動画像データを生成する。尚、コミュニケーション装置2Aでは、例えば、初期設定時に、視線をマイクスピーカ付きカメラ4Aへ向けるようユーザAに促すようになっていて、このときマイクスピーカ付きカメラ4Aで撮像したユーザAの顔画像から目の部分を抽出して、これを基準画像として記憶部18に記憶するようになっている。
そして、画像処理部19により生成された動画像データ(つまり視線がマイクスピーカ付きカメラ4Aへと向くように加工されたユーザAの顔画像を含んでいる動画像データ)が、通信部16を介して、コミュニケーション装置2Bへと送信される。これにより、コミュニケーション装置2Bのモニタ3Bには、視線がユーザBへと向けられているユーザAの顔画像が表示されることになる。
尚、画像処理部19は、視線一致機能が有効化されている場合にのみ、マイクスピーカ付きカメラ4Aから得られた動画像データを加工するようになっている。つまり、制御部17は、視線一致機能が無効化されている場合、マイクスピーカ付きカメラ4Aから得られた動画像データを、画像処理部19で加工せずに、通信部16を介して、コミュニケーション装置2Bへと送信するようになっている。コミュニケーション装置2Aの機能構成は、以上のようになっている。
コミュニケーション装置2Bの機能構成も、コミュニケーション装置2Aと同様、モニタ3B及びマイクスピーカ付きカメラ4Bにくわえて、コミュニケーション装置2Bを操作するための入力デバイス5Bと、モニタ3B、マイクスピーカ付きカメラ4B、及び入力デバイス5Bと接続される本体部6Bとを有している。コミュニケーション装置2Bの機能構成は、以上のようになっている。
ここで、コミュニケーション装置2A、2B間で行われるコミュニケーション動作の一例について簡単に説明する。例えば、コミュニケーション装置2Aの制御部17は、入力デバイス5Aに対するユーザ操作により、コミュニケーションを開始するよう指示されると、モニタ3A上に、コミュニケーションに関する各種アイコンが表示されたコミュニケーションウインドウ(図示せず)を表示させる。ここで、コミュニケーション装置2Aの制御部17は、ユーザ操作により、コミュニケーションウインドウ上の呼出アイコンが押下操作されると、通信部16を制御して、コミュニケーション装置2Bに対する呼出処理を実行する。この結果、コミュニケーション装置2Bに対して応答要求が送信される。
コミュニケーション装置2Bの制御部17は、通信部16を介してコミュニケーション装置2Aからの応答要求を受信すると、モニタ3B上に、コミュニケーションウインドウ(図示せず)を表示させるとともに、このコミュニケーションウインドウ上に、ユーザAから呼び出されている旨を示す情報を表示させる。ここで、コミュニケーション装置2Bの制御部17は、ユーザ操作により、コミュニケーションウインドウ上の応答アイコンが押下操作されると、通信部16を制御して、コミュニケーション装置2Aとの通信接続処理を実行する。この結果、コミュニケーション装置2Aとコミュニケーション装置2Bとの通信接続が確立され、コミュニケーション装置2A、2B間で通信可能な状態となる。そして、コミュニケーション装置2A、2B間で動画像データと音声データの送受信が開始されることにより、ユーザA、B間でのコミュニケーションが開始される。
その後、例えば、コミュニケーション装置2AのユーザAが、入力デバイス5Aを介して、コミュニケーションウインドウ上の終了アイコンを押下操作したとする。すると、コミュニケーション装置2Aの制御部17は、通信部16を制御して、コミュニケーション装置2Bとの通信接続解除処理を実行する。この結果、コミュニケーション装置2Aとコミュニケーション装置2Bとの通信接続が解除され、コミュニケーション装置2A、2B間の通信が終了することにより、ユーザA、B間のコミュニケーションも終了する。コミュニケーション装置2A、2B間で行われるコミュニケーション動作は、以上のようになっている。
[3.視線一致機能の有効化]
次に、視線一致機能を有効化する処理(以下、これを視線一致機能有効化処理と呼ぶ)の手順について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。この視線一致機能有効化処理は、コミュニケーション装置2Aとコミュニケーション装置2Bとで別々に行われるが、その手順は同一のため、ここでは、コミュニケーション装置2A側で行われる視線一致機能有効化処理についてのみ説明する。尚、この視線一致機能有効化処理は、制御部17が記憶部18から読み出したプログラムに基づいて実行する処理である。
コミュニケーション装置2Aの制御部17は、上述したコミュニケーション動作によって、コミュニケーション装置2Bとの通信接続が確立され、コミュニケーション装置2Bとの間で動画像データ及び音声データの送受信が可能な状態(つまり通信可能な状態)になると、視線一致機能有効化処理を開始して、ステップSP1に移る。尚、視線一致機能は、初期設定として無効化されている。ゆえに、この時点、つまりコミュニケーション装置2Aが、コミュニケーション装置2Bと通信可能な状態になった時点では、制御部17により無効化されている。
ステップSP1において、制御部17は、コミュニケーション装置2Bとの間で、動画像データ及び音声データの送受信を開始する。つまりこの時点から、ユーザA、B間のコミュニケーションが開始される。
つづくステップSP2において、制御部17は、視線方向検出部17Itによって得られたユーザAの視線の方向をもとに、ユーザAの視線がマイクスピーカ付きカメラ4Aへと向けられているか否かを判定する。ここで、ユーザAの視線がマイクスピーカ付きカメラ4Aへと向けられている場合、制御部17は、ステップSP2で肯定結果を得て、ステップSP3に移る。
ステップSP3において、制御部17は、ユーザAの視線がマイクスピーカ付きカメラ4Aへと向けられている状態のまま所定時間(例えば5秒)経過したか否かを判定する。ここで、ユーザAの視線がマイクスピーカ付きカメラ4Aへと向けられている状態のまま所定時間した場合、つまりユーザAがマイクスピーカ付きカメラ4Aを所定時間見つめつづけた場合、制御部17は、ステップSP3で肯定結果を得て、ステップSP4に移る。
ステップSP4において、制御部17は、視線一致機能を有効化するとともに、このとき視線一致機能を有効化した旨を示す情報を、モニタ3Aに表示させる。これにより、ユーザAは、視線一致機能が有効化されたと認識することができる。また、視線一致機能が有効化されたことにより、これ以降、コミュニケーション装置2Aからコミュニケーション装置2Bへと送信される動画像データは、画像処理部19によりユーザAの視線がマイクスピーカ付きカメラ4Aへと向くように加工された動画像データ、つまりユーザAの視線がユーザBへと向くように加工された動画像データとなる。制御部17は、このように視線一致機能を有効化した後、ステップSP5に移る。
一方で、ユーザAの視線がマイクスピーカ付きカメラ4Aへと向けられていない場合、制御部17は、ステップSP2で否定結果を得て、視線一致機能を有効化せずに、ステップSP5に移る。また、制御部17は、ユーザAの視線がマイクスピーカ付きカメラ4Aへと向けられている状態のまま所定時間経過する前に、ユーザAの視線がマイクスピーカ付きカメラ4Aから外れた場合、ステップSP3で否定結果を得て、視線一致機能を有効化せずに、ステップSP5に移る。
ステップSP5において、制御部17は、コミュニケーション装置2A、2B間の接続が解除されたかどうか(つまり通信が終了したかどうか)を判定する。ここで、接続が解除されてなく、ユーザA、B間でのコミュニケーションがつづいている場合、制御部17は、このステップSP5で否定結果を得て、ステップSP2に戻る。尚、このとき、視線一致機能が無効化されている場合にのみ、制御部17がステップSP2に戻るようにし、既に有効化されている場合には、ステップSP2に戻らず、コミュニケーション装置2A、2B間の接続が解除されるのを待ち受けるようにしてもよい。
これに対して、コミュニケーション装置2A、2B間の接続が解除され、ユーザA、B間でのコミュニケーションが終了した場合、制御部17は、ステップSP5で肯定結果を得て、ステップSP6に移る。ステップSP6において、制御部17は、視線一致機能が無効化されている場合にはそのまま、有効化されている場合には無効化して、視線一致機能有効化処理を終了する。視線一致機能有効化処理の手順は、以上のようになっている。
[4.まとめと効果]
ここまで説明したように、コミュニケーションシステム1では、コミュニケーション装置2Aとコミュニケーション装置2Bの両方に視線一致機能を設けた。そのうえで、例えば、コミュニケーション装置2Aでは、ユーザAの視線の方向に基づいて、視線一致機能を有効化するようにした。すなわち、コミュニケーション装置2Aは、ユーザAがマイクスピーカ付きカメラ4Aを所定時間見つめつづけると、視線一致機能を有効化するようにした。
このように、コミュニケーション装置2Aでは、マイクスピーカ付きカメラ4Aを所定時間見つめつづけるという簡単な操作で、視線一致機能を有効化することができるので、例えば、設定画面上で視線一致機能を選択して有効化するような操作をしなければならないコミュニケーション装置と比べて、ユーザビリティ(使い勝手)を向上させることができる。
また、コミュニケーション装置2Aでは、視線一致機能と、視線一致機能を有効化する操作(つまりマイクスピーカ付きカメラ4Aに視線を向ける操作)とが、ともに視線に関連していることから、ユーザAにとって、マイクスピーカ付きカメラ4Aに視線を向ける操作が、視線一致機能を有効化する操作であると、直感的で分かり易いという利点も有している。
さらに、コミュニケーション装置2Aでは、コミュニケーション装置2Bと通信接続が確立され、コミュニケーション装置2Bとの間で通信可能な状態にあるときに、ユーザAがマイクスピーカ付きカメラ4Aを所定時間見つめつづけると、視線一致機能を有効化するようにした。こうすることで、コミュニケーションシステム1では、コミュニケーション装置2Aで視線一致機能を有効化すると、コミュニケーション装置2B側のモニタ3Bに表示されているユーザAの顔画像を、直ちにユーザBへと視線を向けた状態に遷移させることができる。
さらに、コミュニケーション装置2Aでは、コミュニケーション装置2Bとの通信開始時には、視線一致機能が無効化されていて、視線一致機能が有効化された場合でも、コミュニケーション装置2Bとの通信終了時に、自動的に視線一致機能を無効化するようにした。こうすることで、コミュニケーション装置2Aでは、コミュニケーション装置2Bと通信可能な状態にあり、且つ視線一致機能が必要な場合にのみ、視線一致機能を有効化することができる。
例えば、ユーザAが、常にマイクスピーカ付きカメラ4Aを見ながら、ユーザBとコミュニケーションするのであれば、視線一致機能は必要とならない。また、ユーザAとユーザBがそもそも視線を一致させるほど親密な関係ではない場合、視線一致機能は必ずしも必要とならない。一方で、モニタ3Aに別途表示させた資料を見ながらユーザBとコミュニケーションするような場合、視線一致機能が必要となってくる。コミュニケーション装置2Aは、必要に応じて視線一致機能を容易に有効化できるので、上述したような様々な状況に、迅速且つ容易に対応することができる。
[5.他の実施の形態]
[5−1.他の実施の形態1]
尚、上述した実施の形態では、コミュニケーション装置2Aに、マイクスピーカ付きカメラ4Aで撮像したユーザAの顔画像を加工して疑似的にユーザAの視線をマイクスピーカ付きカメラ4Aへと向ける(つまりユーザBへと向ける)視線一致機能を設けるようにした。これに限らず、コミュニケーション装置2Aに、マイクスピーカ付きカメラ4Aで撮像したユーザAの顔画像を加工して疑似的にユーザAの顔にメイクアップを施すメイクアップ機能を、視線一致機能の代わりに設けるようにしてもよい。
この場合、画像処理部19は、マイクスピーカ付きカメラ4Aで撮像されたユーザAの顔画像に、記憶部18に記憶されているメイクアップ画像を合成することで、疑似的にユーザAの顔にメイクアップが施された動画像データを生成する。そして、画像処理部19により生成された動画像データ(つまりメイクアップされたように加工されたユーザAの顔画像を含んでいる動画像データ)が、通信部16を介して、コミュニケーション装置2Bへと送信される。これにより、コミュニケーション装置2Bのモニタ3Bには、メイクアップされたユーザAの顔画像が表示されることになる。尚、このメイクアップ機能についても、ユーザAがマイクスピーカ付きカメラ4Aを所定時間見つめつづけることで、有効化されるようにすればよい。
またこの場合、記憶部18に、複数種類のメイクアップ画像を記憶させ、利用するメイクアップ画像を前もってユーザAに選択させるようにし、メイクアップ機能が有効化されると、マイクスピーカ付きカメラ4Aで撮像されたユーザAの顔画像に、ユーザAにより選択された所望のメイクアップ画像を合成するようにしてもよい。またこれに限らず、コミュニケーション装置2Aに、視線一致機能やメイクアップ機能以外の、画像加工機能(つまりマイクスピーカ付きカメラ4Aで撮像されたユーザAの画像を加工する機能)を設けるようにしてもよい。コミュニケーション装置2Bも同様に、視線一致機能の代わりに、メイクアップ機能や、他の画像加工機能を設けるようにしてもよい。
[5−2.他の実施の形態2]
また、上述した実施の形態では、コミュニケーション装置2A、2B間の通信が終了すると、自動的に視線一致機能を無効化するようにした。これに限らず、例えば、コミュニケーション装置2Aの視線一致機能が有効化されているときに、ユーザAがマイクスピーカ付きカメラ4Aを所定時間見つめつづけると、制御部17がこれを認識して、視線一致機能を無効化するようにしてもよい。またこの場合に、視線一致機能を有効化するときと、無効化するときとで、マイクスピーカ付きカメラ4Aを見つづけなければならない時間を変えるようにしてもよい。例えば、視線一致機能を有効化する場合には、極力早く有効化できるよう、その時間を5秒間とし、視線一致機能を無効化する場合には、誤って無効化されないよう、その時間を8秒間とするなどしてもよい。コミュニケーション装置2B側も同様に、ユーザBがマイクスピーカ付きカメラ4Bを所定時間見つめつづけると、制御部17がこれを認識して、視線一致機能を無効化するようにしてもよい。
またこれに限らず、例えば、コミュニケーション装置2Aの制御部17が、入力デバイス5Aを介して視線一致機能を無効化する操作が行われたことを認識した場合に、視線一致機能を無効化するようにしてもよい。この場合、例えばコミュニケーション装置2A、2B間の通信が終了した時点で、まだ視線一致機能が無効化されていなければ、視線一致機能を無効化せずに有効化を維持するようにしてもよい。このようにすれば、ユーザAは、次回、最初から視線一致機能を有効化した状態で、ユーザBとコミュニケーションできる。
[5−3.他の実施の形態3]
さらに、上述した実施の形態では、視線一致機能が無効化されている状態で、コミュニケーション装置2A、2B間での動画像データ及び音声データの送受信が開始されることで、ユーザA、B間のコミュニケーションが開始され、その後、必要に応じて、視線一致機能を有効化できるようにした。これに限らず、例えば、コミュニケーション装置2A、2B間での通信が可能な状態になった後、ユーザA、Bが、それぞれ視線一致機能を有効化した状態でコミュニケーションを開始するか、無効化した状態でコミュニケーションを開始するか選択できるようにしてもよい。
具体的には、例えば、コミュニケーション装置2Aの制御部17は、コミュニケーション装置2Bとの通信が可能な状態になった後、ユーザAの視線がマイクスピーカ付きカメラ4Aに向けられた状態で所定時間経過すると、これを認識して、視線一致機能を有効化した状態で、コミュニケーション装置2Bとの間で動画像データ及び音声データの送受信を開始する。一方で、コミュニケーション装置2Aの制御部17は、コミュニケーション装置2Bとの通信が可能な状態になった後、ユーザAの視線がマイクスピーカ付きカメラ4B以外に向けられた状態で所定時間経過すると、これを認識して、視線一致機能を無効化した状態で、コミュニケーション装置2Bとの間で動画像データ及び音声データの送受信を開始する。コミュニケーション装置2B側も同様に動作する。こうすることで、コミュニケーション開始前に、視線一致機能を有効化するか無効化するか選択できる。
[5−4.他の実施の形態4]
さらに、上述した各実施の形態では、コミュニケーション装置2Aの本体部6Aに、マイクスピーカ付きカメラ4Aを接続するようにしたが、これに限らず、カメラとマイクロホンとスピーカとをそれぞれ別々のデバイスとして本体部6Aに接続するようにしてもよい。コミュニケーション装置2Bについても同様である。また、コミュニケーション装置2Aのマイクスピーカ付きカメラ4Aと、モニタ3Aと、入力デバイス5Aと、本体部6Aとを一体化してもよい。この場合、例えば、コミュニケーション装置2Aを、携帯型の端末としてもよい。コミュニケーション装置2Bについても同様である。
さらに、上述した各実施の形態では、制御部17に視線方向検出部17Itの機能を持たせるようにしたが、これに限らず、コミュニケーション装置2A、2Bに、制御部17とは別に視線方向検出部17Itを設けるようにしてもよい。また、コミュニケーション装置2A、2Bに、視線方向検出部17Itの代わりに、アイトラッキング用の光学センサを有する視線方向検出部などを設けるようにしてもよい。
[5−5.他の実施の形態5]
さらに、上述した実施の形態では、2台のコミュニケーション装置2A、2Bで構成されるコミュニケーションシステム1に本発明を適用したが、これに限らず、3台以上のコミュニケーション装置で構成されるコミュニケーションシステムにも適用できる。3台以上のコミュニケーション装置で構成されるコミュニケーションシステムに適用する場合、各コミュニケーション装置が、他の複数のコミュニケーション装置と動画像データ及び音声データの送受信を行うとともに、モニタにコミュニケーション相手となる複数のユーザの画像を表示する点を除けば、基本的な構成及び動作は、上述したコミュニケーションシステム1と変わらない。
[5−6.他の実施の形態6]
さらに、本発明は、上述した各実施の形態に限定されるものではない。すなわち本発明は、上述した実施の形態と他の実施の形態の一部または全部を任意に組み合わせた実施の形態や、一部を抽出した実施の形態にもその適用範囲が及ぶものである。また、上述した各実施の形態における、コミュニケーションシステム1の構成、コミュニケーション装置2A、2Bの構成、視線一致機能有効化処理の流れなどについては、一例であり、同様の効果が得られる範囲で、適宜変更してもよい。
本発明は、テレビ電話システムなど、画像による遠隔コミュニケーションが可能なコミュニケーションシステムとして広く利用することができる。
1……コミュニケーションシステム、2A、2B……コミュニケーション装置、3A、3B……モニタ、4A、4B……マイクスピーカ付きカメラ、5A、5B……入力デバイス、6A、6B……本体部、10……撮像部、11……マイクロホン部、12……スピーカ部、16……通信部、17……制御部、17It……視線方向検出部、18……記憶部、19……画像処理部、A、B……ユーザ、NT……ネットワーク。

Claims (11)

  1. 自ユーザを撮像する撮像部と、
    前記自ユーザのコミュニケーション相手となる他ユーザのコミュニケーション装置に前記撮像部により撮像された前記自ユーザの画像を送信するとともに、前記他ユーザのコミュニケーション装置から送信されてくる前記他ユーザの画像を受信する通信部と、
    前記通信部により受信された前記他ユーザの画像を表示する表示部と、
    前記自ユーザの視線の方向を検出する視線方向検出部と、
    前記撮像部により撮像された前記自ユーザの画像を加工する画像処理部と、
    前記視線方向検出部により検出された前記自ユーザの視線の方向に基づいて、前記撮像部により撮像された前記自ユーザの画像を加工したうえで前記他ユーザのコミュニケーション装置に送信する画像加工機能を有効化する制御部と
    を備え、
    前記画像処理部は、
    前記制御部によって前記画像加工機能が有効化されている場合に、前記撮像部により撮像された前記自ユーザの画像を加工する
    ことを特徴とするコミュニケーション装置。
  2. 前記制御部は、
    前記他ユーザのコミュニケーション装置との間で通信可能な状態にあるときに、前記視線方向検出部により検出された前記自ユーザの視線の方向に基づいて、前記画像加工機能を有効化する
    ことを特徴とする請求項1に記載のコミュニケーション装置。
  3. 前記画像加工機能は、
    前記他ユーザのコミュニケーション装置との間で通信が開始された時点では、前記制御部により無効化されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のコミュニケーション装置。
  4. 前記制御部は、
    前記他ユーザのコミュニケーション装置との間の通信が終了すると、前記画像加工機能を自動的に無効化する
    ことを特徴とする請求項3に記載のコミュニケーション装置。
  5. 前記制御部は、
    前記自ユーザの視線の方向が前記撮像部への方向である状態のまま所定時間経過すると、前記画像加工機能を有効化する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコミュニケーション装置。
  6. 前記制御部は、
    前記画像加工機能を有効化した後、前記自ユーザの視線の方向が前記撮像部への方向である状態のまま所定時間経過すると、前記画像加工機能を無効化する
    ことを特徴とする請求項5に記載のコミュニケーション装置。
  7. 前記画像加工機能は、
    前記撮像部により撮像された前記自ユーザの顔画像を、前記自ユーザの視線が前記撮像部へと向くように加工する視線一致機能であり、
    前記画像処理部は、
    前記制御部によって前記視線一致機能が有効化されている場合に、前記撮像部により撮像された前記自ユーザの顔画像を、前記自ユーザの視線が前記撮像部へと向くように加工する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のコミュニケーション装置。
  8. 前記画像加工機能は、
    前記撮像部により撮像された前記自ユーザの顔画像を、メイクアップが施されたように加工するメイクアップ機能であり、
    前記画像処理部は、
    前記制御部によって前記メイクアップ機能が有効化されている場合に、前記撮像部により撮像された前記自ユーザの顔画像を、メイクアップが施されたように加工する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のコミュニケーション装置。
  9. 通信部が、自ユーザのコミュニケーション相手となる他ユーザのコミュニケーション装置に、撮像部により撮像された前記自ユーザの画像を送信し、
    表示部が、前記通信部により受信された、前記他ユーザのコミュニケーション装置から送信されてくる前記他ユーザの画像を表示し、
    制御部が、視線方向検出部により検出された前記自ユーザの視線の方向に基づいて、前記撮像部により撮像された前記自ユーザの画像を加工したうえで前記他ユーザのコミュニケーション装置に送信する画像加工機能を有効化し、
    画像処理部が、前記制御部によって前記画像加工機能が有効化されている場合に、前記撮像部により撮像された前記自ユーザの画像を加工する
    ことを特徴とするコミュニケーション方法。
  10. コミュニケーション装置に対し、
    通信部が、自ユーザのコミュニケーション相手となる他ユーザのコミュニケーション装置に撮像部により撮像された前記自ユーザの画像を送信するとともに、表示部が、前記通信部により受信された、前記他ユーザのコミュニケーション装置から送信されてくる前記他ユーザの画像を表示する処理と、
    制御部が、視線方向検出部により検出された前記自ユーザの視線の方向に基づいて、前記撮像部により撮像された前記自ユーザの画像を加工したうえで前記他ユーザのコミュニケーション装置に送信する画像加工機能を有効化する処理と、
    画像処理部が、前記制御部によって前記画像加工機能が有効化されている場合に、前記撮像部が撮像した前記自ユーザの画像を加工する処理とを
    実行させるためのコミュニケーションプログラム。
  11. 複数のコミュニケーション装置により構成されるコミュニケーションシステムであり、
    前記複数のコミュニケーション装置は、それぞれ、
    自ユーザを撮像する撮像部と、
    前記自ユーザのコミュニケーション相手となる他ユーザのコミュニケーション装置に前記撮像部により撮像された前記自ユーザの画像を送信するとともに、前記他ユーザのコミュニケーション装置から送信されてくる前記他ユーザの画像を受信する通信部と、
    前記通信部により受信された前記他ユーザの画像を表示する表示部と、
    前記自ユーザの視線の方向を検出する視線方向検出部と、
    前記撮像部により撮像された前記自ユーザの画像を加工する画像処理部と、
    前記視線方向検出部により検出された前記自ユーザの視線の方向に基づいて、前記撮像部により撮像された前記自ユーザの画像を加工したうえで前記他ユーザのコミュニケーション装置に送信する画像加工機能を有効化する制御部と
    を備え、
    前記画像処理部は、
    前記制御部によって前記画像加工機能が有効化されている場合に、前記撮像部により撮像された前記自ユーザの画像を加工する
    ことを特徴とするコミュニケーションシステム。
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