JP2019146099A - 負荷分散システム及び負荷分散方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】フローの性質に応じた負荷分散を実現すること。【解決手段】入力ポートがパケットを受信すると、該パケットにより構成されるフローが、ロングパケットが多い傾向のフロー又はショートパケットが多い傾向のフローのいずれであるかを示すフロー属性を判定する判定手段と、前記判定手段により判定されたフロー属性に応じて、複数のパケット転送装置のうち、前記フロー属性のフローによる負荷が少ないことを示す負荷状態のパケット転送装置に対して前記パケットを出力する出力手段と、を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、負荷分散システム及び負荷分散方法に関する。
ルータ等のパケット転送装置の負荷を分散させる技術が従来から知られている。例えば、パケットの転送先として複数のパケット転送装置と複数の転送経路とを用意し、それぞれの転送経路にトラヒックを均等に印加することで、パケット転送装置の負荷を分散する技術が知られている。また、このような負荷分散技術として、ECMP(Equal Cost Multi Path)又はECMPルーティングと呼ばれる技術も知られている。ECMPでは、上述した複数の転送経路のうち、等コストとなる転送経路にトラヒックを均等に印加する負荷分散技術である。
更に、ECMPを用いた負荷分散システムにおいて、パケット転送装置の出力物理ポートの出力バッファを監視し、この出力バッファの使用量又はパケット流量が閾値を超えた場合、転送経路を切り替える技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2004−350078号公報
ところで、パケット転送装置における転送容量の指標として、bps(bits per second)で表されるデータ量の転送容量と、pps(packets per second)で表されるパケット数の転送容量とがある。また、これらの転送容量には、パケット転送装置に固有の上限値がある。例えば、パケット転送装置をネットワーク仮想化技術により実現した場合、bpsは物理NIC(Network Interface Card)のラインレートに律速されることがあり、ppsはOS(Operating System)やアプリケーション等のソフトウェアのパケット処理速度に律速されることがある。
しかしながら、上記の従来技術では、トラヒックの性質を考慮していないため、例えば、パケット転送装置に印加されるトラヒックの性質に偏りがある場合等に、当該パケット転送装置の転送容量を最大限に活用することができないことがあった。
例えば、動画等のトラヒックはロングパケットが多いという性質がある。このため、動画等のトラヒックが集中した場合、データ量の転送容量は枯渇する一方で、パケット数の転送容量には余裕がある状態となる。他方で、例えば、VoIP(Voice over Internet Protocol)やテレメトリング等のトラヒックはショートパケットが多いという性質がある。このため、VoIPやテレメトリング等のトラヒックが集中した場合、データ量の転送容量には余裕がある一方で、パケット数の転送容量が枯渇する状態となる。
これに対して、或るトラヒックのフローにおけるパケット長の傾向(すなわち、ショートパケット又はロングパケットのいずれが多いか)は、当該フローを扱うアプリケーションの種類によっておおよその推定ができると考えられる。
本発明の実施の形態は、上記の点に鑑みてなされたもので、フローの性質に応じた負荷分散を実現することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の実施の形態は、入力ポートがパケットを受信すると、該パケットにより構成されるフローが、ロングパケットが多い傾向のフロー又はショートパケットが多い傾向のフローのいずれであるかを示すフロー属性を判定する判定手段と、前記判定手段により判定されたフロー属性に応じて、複数のパケット転送装置のうち、前記フロー属性のフローによる負荷が少ないことを示す負荷状態のパケット転送装置に対して前記パケットを出力する出力手段と、を有することを特徴とする。
フローの性質に応じた負荷分散を実現することを目的とする。
本発明の実施の形態における負荷分散システムの全体構成の一例を示す図である。 実施例1における負荷分散システムの機能構成の一例を示す図である。 実施例1におけるECMP経路テーブルの一例を示す図である。 実施例1におけるECMP経路テーブルの変更処理の流れの一例を説明するための図である。 実施例1におけるパケット転送処理の流れの一例を説明するための図である。 実施例2における負荷分散システムの機能構成の一例を示す図である。 実施例2におけるECMP経路テーブルの一例を示す図である。 実施例2におけるECMP経路テーブルの変更処理の流れの一例を説明するための図である。 実施例2におけるパケット転送処理の流れの一例を説明するための図である。 コンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。本発明の実施の形態では、フローの性質に応じて、負荷分散を行う負荷分散システム1について説明する。また、以降では、フローの性質のことを「フロー属性」と表し、フロー属性には、ロングパケットが多いフローであることを示す「高bpsフロー」と、ショートパケットが多いフローであることを示す「高ppsフロー」とがあるものとする。ここで、フローとは、フロー情報が同一のパケット(トラヒック)又はパケット群のことを言う。また、フロー情報は、このパケットに含まれるヘッダ情報により特定され、例えば、5−tuple(送信元IP(Internet Protocol)アドレス、宛先IPアドレス、送信元ポート番号、宛先ポート番号、プロトコルタイプ)のことを言う。
なお、ロングパケットが多いフローを扱うアプリケーションとしては、例えば、動画閲覧アプリケーション等が挙げられる。一方で、ショートパケットが多いフローを扱うアプリケーションとしては、例えば、VoIPを用いた音声通話アプリケーション、テレメトリングを行うアプリケーション等が挙げられる。
<全体構成>
まず、本発明の実施の形態における負荷分散システム1の全体構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態における負荷分散システム1の全体構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態における負荷分散システム1には、負荷監視装置10と、第1のパケット転送装置20と、第2のパケット転送装置30とが含まれる。
負荷監視装置10は、例えばコンピュータ又はコンピュータシステム等であり、負荷分散対象である第2のパケット転送装置30のトラヒック流量を監視する。そして、負荷監視装置10は、第2のパケット転送装置30のトラヒック流量が所定の閾値を超えた場合(又は、所定の閾値を下回った場合)に、負荷分散の実施(又は負荷分散の解除)を示す命令を第1のパケット転送装置20に送信する。
第1のパケット転送装置20は、例えばルータ等であり、ネットワークN1側からのパケットを第2のパケット転送装置30に転送する。このとき、第1のパケット転送装置20は、負荷分散に用いられる所定のテーブルを参照して、複数の第2のパケット転送装置30のうち、フロー属性に応じた第2のパケット転送装置30に当該パケットを転送する。
また、第1のパケット転送装置20は、負荷監視装置10からの命令に応じて、負荷分散に用いられる所定のテーブルを変更する。
第2のパケット転送装置30は、例えばルータ等であり、第1のパケット転送装置20から転送されたパケットをネットワークN2側に転送する。以降では、複数の第2のパケット転送装置30の各々を区別する場合は、「第2のパケット転送装置30−1」、「第2のパケット転送装置30−2」等と表す。
なお、図1に示す負荷分散システム1の構成は一例であって、他の構成であっても良い。例えば、第1のパケット転送装置20及び第2のパケット転送装置30は、ネットワーク仮想化技術によってコンピュータ上等に構築された仮想的なルータ等であっても良い。
(実施例1)
以降では、本発明の実施の形態における負荷分散システム1の実施例1について説明する。
<機能構成>
まず、実施例1における負荷分散システム1の機能構成について、図2を参照しながら説明する。図2は、実施例1における負荷分散システム1の機能構成の一例を示す図である。
図1に示すように、実施例1における負荷監視装置10は、流量監視部101と、負荷分散決定部102と、命令送信部103とを有する。
流量監視部101は、第2のパケット転送装置30の統計情報から、これらの第2のパケット転送装置30のトラヒック流量をデータ量(bps)及びパケット数(pps)それぞれの観点で監視する。すなわち、流量監視部101は、各第2のパケット転送装置30について、監視結果として、データ量(bps)及びパケット数(pps)を得る。以降では、監視結果とした得られたデータ量(bps)を「bps結果値」、監視結果として得られたパケット数(pps)を「pps結果値」と表す。
負荷分散決定部102は、負荷分散を実施又は解除するかを決定する。すなわち、負荷分散決定部102は、bps結果値が、予め設定されたbps閾値を超えたか又は下回ったかを判定する。同様に、負荷分散決定部102は、pps結果値が、予め設定されたpps閾値を超えたか又は下回ったかを判定する。
そして、負荷分散決定部102は、bps結果値がbps閾値を超えたと判定した場合、負荷分散を実施すると決定する。一方で、負荷分散決定部102は、bps結果値がbps閾値を下回ったと判定した場合、負荷分散を解除すると決定する。
同様に、負荷分散決定部102は、pps結果値がpps閾値を超えたと判定した場合、負荷分散を実施すると決定する。一方で、負荷分散決定部102は、pps結果値がpps閾値を下回ったと判定した場合、負荷分散を解除すると決定する。
命令送信部103は、負荷分散決定部102によって負荷分散を実施すると決定された場合又は負荷分散を解除すると判定された場合、所定の命令を第1のパケット転送装置20に送信する。
ここで、命令には、「閾値種別」と、「命令種別」と、「対象装置の識別情報」とが含まれる。「閾値種別」は、監視結果が超えた閾値又は監視結果が下回った閾値の種別であり、bps閾値を示す情報又はpps閾値を示す情報のいずれかが設定される。「命令種別」は、負荷分散の実施又は解除のいずれであるかを示す情報が設定される。「対象装置の識別情報」は、監視結果が閾値を超えた又は下回った第2のパケット転送装置30の識別情報であり、例えば、当該第2のパケット転送装置30のIPアドレスが設定される。ただし、「対象装置の識別情報」には、IPアドレス以外にも、例えば、当該第2のパケット転送装置30のID、MAC(Media Access Control)アドレス、ホスト名等が設定されても良い。
また、図1に示すように、実施例1における第1のパケット転送装置20は、命令受信部201と、経路テーブル変更部202と、入力ポート203と、フロー情報取得部204と、アプリ判定部205と、経路決定部206と、ルーティング部207と、出力ポート208と、入力バッファ209とを有する。これら各機能部は、例えば、第1のパケット転送装置20にインストールされた1以上のプログラムがCPU等に実行させる処理により実現される。
命令受信部201は、負荷監視装置10からの命令を受信する。経路テーブル変更部202は、命令受信部201が受信した命令に応じて、ECMP経路テーブル1000を変更する。ECMP経路テーブル1000は、エントリとして経路情報を格納しているテーブルである。なお、ECMP経路テーブル1000は、例えば、補助記憶装置や専用のメモリ装置等に格納されている。実施例1におけるECMP経路テーブル1000の詳細については後述する。
入力ポート203は、ネットワークN1側からのパケットを受信する。そして、入力ポート203は、受信したパケットを入力バッファ209に格納する。なお、入力バッファ209は、受信したパケットを一時的に格納しておくための記憶領域であり、例えばRAM(Random Access Memory)や補助記憶装置、専用のメモリ装置等により実現される。
フロー情報取得部204は、入力バッファ209に格納されているパケットのフロー情報(例えば、5−tuple)からハッシュ値を生成する。また、フロー情報取得部204は、フローテーブル2000を参照して、生成したハッシュ値と一致するハッシュ値が含まれるエントリが存在するか否かを判定する。フローテーブル2000は、エントリとして、ハッシュ値と、出力ポート208を示す情報(出力ポート情報)とが対応付けられたフロー転送情報を格納しているテーブルである。出力ポート情報は、複数の出力ポート208のうちのいずれか1つの出力ポート208を特定するための情報である。なお、フローテーブル2000は、例えば、RAMや補助記憶装置、専用のメモリ装置等に格納されている。
そして、フロー情報取得部204は、該当のエントリが存在すると判定した場合、当該エントリをルーティング部207に通知する。一方で、フロー情報取得部204は、該当のエントリが存在しないと判定した場合、当該パケットを新規フローのパケットと判断して、該当のエントリが存在しない旨をアプリ判定部205に通知する。このとき、フロー情報取得部204は、例えば、5−tuple又は当該パケットのL7情報(例えば、L7のヘッダ情報等)とハッシュ値とをアプリ判定部205に通知する。
なお、フローテーブル2000に格納されているエントリ(フロー転送情報)は、例えば、経路決定部206等によって所定の時間毎に削除(クリア)されても良い。
アプリ判定部205は、フロー情報取得部204からの通知に応じて、5−tuple又はL7情報を用いて、新規フローのアプリケーションを特定し、当該新規フローのフロー属性(高bpsフロー又は高ppsフローのいずれか)を特定する。そして、アプリ判定部205は、特定したフロー属性を経路決定部206に通知する。このとき、アプリ判定部205は、例えば、5−tupleと、フロー属性と、ハッシュ値とを経路決定部206に通知する。
経路決定部206は、ECMP経路テーブル1000を参照して、アプリ判定部205が特定したフロー属性から出力ポート208を決定する。また、経路決定部206は、決定した出力ポート208を示す情報と、ハッシュ値とを対応付けたフロー転送情報をフローテーブル2000に格納する。そして、経路決定部206は、フローテーブル2000に格納したエントリ(フロー転送情報)をルーティング部207に通知する。
ルーティング部207は、フロー情報取得部204又は経路決定部206から通知されたエントリ(フロー転送情報)に含まれる出力ポート情報を取得する。そして、ルーティング部207は、取得した出力ポート情報が示す出力ポート208に当該パケットを送信する。
出力ポート208は、ルーティング部207から受け取ったパケットを出力する。ここで、出力ポート208は、例えば、第2のパケット転送装置30毎に存在する。例えば、出力ポート208には、第2のパケット転送装置30−1に対応する出力ポート208−1、第2のパケット転送装置30−2に対応する出力ポート208−2等がある。なお、出力ポート208は、物理ポートであっても良いし、論理ポートであっても良い。
ここで、実施例1におけるECMP経路テーブル1000について、図3を参照しながら説明する。図3は、実施例1におけるECMP経路テーブル1000の一例を示す図である。
図3に示すように、実施例1におけるECMP経路テーブル1000には、エントリとして経路情報が格納されている。また、経路情報には、「宛先ネットワーク」と、「サブネットマスク」と、「ゲートウェイのリスト」と、「出力ポート情報」と、「データ量(bps)の負荷状態」と、「パケット数(pps)の負荷状態」とが含まれる。
「宛先ネットワーク」には、パケットの転送先のネットワークのIPアドレス又はdefaultが設定される。「サブネットマスク」には、宛先ネットワークに対応するサブネットマスクが設定される。
「ゲートウェイのリスト」には、宛先ネットワークに対応するゲートウェイ(第2のパケット転送装置30)のIPアドレスが設定される。なお、「ゲートウェイのリスト」には、1つの宛先ネットワークに対して、1つ以上のゲートウェイのIPアドレスが設定される。
「出力ポート情報」には、「ゲートウェイのリスト」に設定されている各ゲートウェイ(のIPアドレス)に対する出力ポート208を示す情報がそれぞれ設定される。
図3に示す例では、ゲートウェイ「192.168.1.0」に対して、出力ポート208−1を示す「eth0」が対応付けられている。これは、ゲートウェイ「192.168.1.0」からパケットを送信する場合、出力ポート208−1から送信されることを示している。
同様に、例えば、ゲートウェイ「192.168.1.1」に対して、出力ポート208−2を示す「eth1」が対応付けられている。これは、ゲートウェイ「192.168.1.1」からパケットを送信する場合、出力ポート208−2から送信されることを示している。他のゲートウェイについても同様である。
「データ量(bps)の負荷状態」には、「ゲートウェイのリスト」に設定されている各ゲートウェイ(のIPアドレス)に対して、当該ゲートウェイにおけるデータ量(bps)の負荷状態が設定される。ここで、図3に示す例では、「データ量(bps)の負荷状態」に「0」が設定されている場合、該当のゲートウェイにおけるデータ量(bps)の負荷状態が「低負荷」であることを示している。一方で、「データ量(bps)の負荷状態」に「1」が設定されている場合、該当のゲートウェイにおけるデータ量(bps)の負荷状態が「高負荷」であることを示している。
「パケット数(pps)の負荷状態」には、「ゲートウェイのリスト」に設定されている各ゲートウェイ(のIPアドレス)に対して、当該ゲートウェイにおけるパケット数(pps)の負荷状態が設定される。ここで、図3に示す例では、「パケット数(pps)の負荷状態」に「0」が設定されている場合、該当のゲートウェイにおけるパケット数(pps)の負荷状態が「低負荷」であることを示している。一方で、「パケット数(pps)の負荷状態」に「1」が設定されている場合、該当のゲートウェイにおけるパケット数(pps)の負荷状態が「高負荷」であることを示している。
このように、実施例1におけるECMP経路テーブル1000には、宛先ネットワーク毎に、当該宛先ネットワークに対する1以上のゲートウェイと、これらの各ゲートウェイの出力ポート情報及び負荷状態とが含まれる経路情報が格納されている。
後述するように、実施例1では、各ゲートウェイ(第2のパケット転送装置30)の負荷状態が閾値を超えた場合(又は下回った場合)に、当該ゲートウェイに対応する負荷状態を変更すると共に、パケットを転送する際に、フロー属性に応じて低負荷状態のゲートウェイからパケットを送信することで、負荷分散が行われる。
<ECMP経路テーブルの変更処理>
以降では、実施例1におけるECMP経路テーブル1000の変更処理について、図4を参照しながら説明する。図4は、実施例1におけるECMP経路テーブル1000の変更処理の流れの一例を説明するための図である。
まず、負荷監視装置10の流量監視部101は、第2のパケット転送装置30の統計情報から、これらの第2のパケット転送装置30のbps結果値及びpps結果値を取得する(ステップS101)。ここで、流量監視部101は、例えば、所定の時間毎に、各第2のパケット転送装置30のbps結果値及びpps結果値を取得する。なお、統計情報は、例えば、netstat等により取得することができる。
次に、負荷監視装置10の負荷分散決定部102は、負荷分散を実施又は解除するかを決定する(ステップS102)。すなわち、負荷分散決定部102は、bps結果値がbps閾値を超えたか又は下回ったかを判定する。同様に、負荷分散決定部102は、pps結果値がpps閾値を超えたか又は下回ったかを判定する。なお、bbs閾値及びpps閾値は、全ての第2のパケット転送装置30で同一の値が決められても良いし、第2のパケット転送装置30毎に値が決められても良い。又は、例えば、1以上の第2のパケット転送装置30を所定の基準でグループ化した上で、グループ毎に値が決められても良い。
そして、負荷分散決定部102は、bps結果値がbps閾値を超えたと判定した場合、負荷分散を実施すると決定する。一方で、負荷分散決定部102は、bps結果値がbps閾値を下回ったと判定した場合、負荷分散を解除すると決定する。
同様に、負荷分散決定部102は、pps結果値がpps閾値を超えたと判定した場合、負荷分散を実施すると決定する。一方で、負荷分散決定部102は、pps結果値がpps閾値を下回ったと判定した場合、負荷分散を解除すると決定する。
ステップS102において、負荷分散の実施及び負荷分散の解除のいずれも決定されなかった場合、負荷監視装置10は、上記のステップS101に戻る。
一方で、ステップS102において、負荷分散の実施又は負荷分散の解除の少なくとも一方が決定された場合、負荷監視装置10の命令送信部103は、所定の命令を第1のパケット転送装置20に送信する(ステップS103)。
第1のパケット転送装置20の命令受信部201は、負荷監視装置10からの命令を受信する(ステップS104)。
次に、第1のパケット転送装置20の経路テーブル変更部202は、命令受信部201が受信した命令に応じて、ECMP経路テーブル1000を変更する(ステップS105)。
具体的には、例えば、「閾値種別」に「bps閾値」、「命令種別」に「負荷分散の実施」、「対象装置の識別情報」に「192.168.1.0」がそれぞれ設定されている通知を受信した場合、経路テーブル変更部202は、ECMP経路テーブル1000の各エントリについて、IPアドレスが「192.168.1.0」であるゲートウェイに対する「データ量(bps)の負荷状態」を「1」に変更する。
同様に、例えば、「閾値種別」に「bps閾値」、「命令種別」に「負荷分散の解除」、「対象装置の識別情報」に「192.168.1.2」がそれぞれ設定されている通知を受信した場合、経路テーブル変更部202は、ECMP経路テーブル1000の各エントリについて、IPアドレスが「192.168.1.2」であるゲートウェイに対する「データ量(bps)の負荷状態」を「0」に変更する。
同様に、例えば、「閾値種別」に「pps閾値」、「命令種別」に「負荷分散の実施」、「対象装置の識別情報」に「192.168.1.1」がそれぞれ設定されている通知を受信した場合、経路テーブル変更部202は、ECMP経路テーブル1000の各エントリについて、IPアドレスが「192.168.1.1」であるゲートウェイに対する「パケット数(pps)の負荷状態」を「1」に変更する。
同様に、例えば、「閾値種別」に「pps閾値」、「命令種別」に「負荷分散の解除」、「対象装置の識別情報」に「192.168.1.0」がそれぞれ設定されている通知を受信した場合、経路テーブル変更部202は、ECMP経路テーブル1000の各エントリについて、IPアドレスが「192.168.1.0」であるゲートウェイに対する「パケット数(pps)の負荷状態」を「0」に変更する。
以上のように、実施例1における負荷分散システム1は、負荷分散対象である第2のパケット転送装置30のbps結果値又はpps結果値が閾値を超えた場合又は下回った場合、ECMP経路テーブル1000に格納されている各エントリにおいて、これらの第2のパケット転送装置30の負荷状態を変更する。これにより、ECMP経路テーブル1000に格納されている各エントリによって、各第2のパケット転送装置30の負荷状態(データ量(bps)の負荷状態及びパケット数(pps)の負荷状態)が管理される。
<パケット転送処理>
以降では、実施例2におけるパケット転送処理について、図5を参照しながら説明する。図5は、実施例1におけるパケット転送処理の流れの一例を説明するための図である。
まず、第1のパケット転送装置20の入力ポート203は、ネットワークN1側からのパケットを受信する(ステップS201)。
次に、第1のパケット転送装置20の入力ポート203は、上記のステップS201で受信したパケットを入力バッファ209に格納する(ステップS202)。
次に、第1のパケット転送装置20のフロー情報取得部204は、入力バッファ209に格納されているパケットのフロー情報(例えば、5−tuple)からハッシュ値を生成する(ステップS203)。なお、ハッシュ値の生成に用いられるハッシュ関数は任意のものを用いることができる。
次に、第1のパケット転送装置20のフロー情報取得部204は、上記のステップS203で生成したハッシュ値と一致するハッシュ値が含まれるエントリ(フロー転送情報)がフローテーブル2000に格納されているか否かを判定する(ステップS204)。
ステップS204において、当該エントリがフローテーブル2000に格納されていると判定された場合、第1のパケット転送装置20は、後述するステップS208の処理に進む。
一方で、ステップS204において、当該エントリがフローテーブル2000に格納されていないと判定された場合、第1のパケット転送装置20のアプリ判定部205は、5−tuple又はL7情報を用いて、当該パケットのフロー属性を特定する(ステップS205)。すなわち、アプリ判定部205は、当該パケットによるフローのフロー属性が「高bpsフロー」又は「高ppsフロー」のいずれであるかを特定する。これは、例えば、5−tupleに含まれるプロトコルタイプやL7情報に含まれるアプリケーション情報等を用いて、当該フローを扱うアプリケーションの種別を判定することで特定することができる。
次に、第1のパケット転送装置20の経路決定部206は、ECMP経路テーブル1000を参照して、上記のステップS205で特定したフロー属性から出力ポート208を決定する(ステップS206)。経路決定部206は、例えば、次のS1〜S3の手順により出力ポート208を決定する。
S1)まず、経路決定部206は、アプリ判定部205から通知された5−tupleに含まれる宛先IPアドレスのネットワークアドレスに対応するエントリをECMP経路テーブル1000から検索する。このとき、経路決定部206は、例えば、ロンゲストマッチでエントリを検索する。当該ネットワークアドレスに対応するエントリが検索された場合、経路決定部206は、このエントリを参照する。一方で、当該ネットワークアドレスに対応するエントリが検索されなかった場合、経路決定部206は、宛先ネットワークに「default」が設定されているエントリを参照する。
S2)次に、経路決定部206は、フロー属性に応じて、参照しているエントリに含まれる「ゲートウェイのリスト」の中から低負荷状態のゲートウェイを検索する。
例えば、上記のステップS205で特定したフロー属性が「高bpsフロー」である場合、経路決定部206は、当該エントリに含まれる「ゲートウェイのリスト」のうち、「データ量(bps)の負荷状態」に「0」が設定されているゲートウェイを上から順番に検索する。
一方で、例えば、上記のステップS205で特定したフロー属性が「高ppsフロー」である場合、経路決定部206は、当該エントリに含まれる「ゲートウェイのリスト」のうち、「パケット数(pps)の負荷状態」に「0」が設定されているゲートウェイを上から順番に検索する。
S3)そして、経路決定部206は、上記のS2で検索されたゲートウェイに対応する出力ポート情報が示す出力ポート208を、当該パケットの出力ポート208に決定する。
なお、上記のS2でゲートウェイが検索されなかった場合、経路決定部206は、高負荷状態のゲートウェイに対応する出力ポート情報が示す出力ポート208を、当該パケットの出力ポート208に決定する。例えば、上記のステップS205で特定したフロー属性が「高bpsフロー」で、「データ量(bps)の負荷状態」に「0」が設定されているゲートウェイが存在しない場合、経路決定部206は、「データ量(bps)の負荷状態」に「1」が設定されているゲートウェイに対応する出力ポート情報が示す出力ポート208を、当該パケットの出力ポート208に決定する。同様に、例えば、上記のステップS205で特定したフロー属性が「高ppsフロー」で、「パケット数(pps)の負荷状態」に「0」が設定されているゲートウェイが存在しない場合、経路決定部206は、「パケット数(pps)の負荷状態」に「1」が設定されているゲートウェイに対応する出力ポート情報が示す出力ポート208を、当該パケットの出力ポート208に決定する。
ここで、同一の宛先ネットワークに対する出力ポート208をラウンドロビンで変更したい場合は、経路決定部206は、決定した出力ポート208に対応するゲートウェイを、「ゲートウェイのリスト」の最後尾に移動させても良い。例えば、図3に示すECMP経路テーブル1000において、宛先ネットワーク「default」のゲートウェイ「192.168.1.0」の出力ポート情報「eth0」が出力ポート208に決定された場合、このゲートウェイ「192.168.1.0」をリストの最後尾(すなわち、ゲートウェイ「192.168.1.2」の後ろ)に移動させても良い。これにより、同一の宛先ネットワークに対する出力ポート208をラウンドロビンで変更することで、更なる負荷分散が期待できる。
次に、第1のパケット転送装置20の経路決定部206は、アプリ判定部205から通知されたハッシュ値と、上記のステップS206で決定した出力ポート208を示す情報(出力ポート情報)とを対応付けたフロー転送情報をフローテーブル2000に格納する(ステップS207)。
第1のパケット転送装置20のルーティング部207は、該当のエントリ(上記のステップS204でハッシュ値が一致すると判定されたエントリ又は上記のステップS207で格納されたエントリ)から出力ポート情報を取得する(ステップS208)。そして、ルーティング部207は、取得した出力ポート情報が示す出力ポート208に当該パケットを送信する。
第1のパケット転送装置20の出力ポート208は、ルーティング部207から受け取ったパケットを出力する(ステップS209)。
以上のように、実施例1における負荷分散システム1は、第1のパケット転送装置20から第2のパケット転送装置30にパケットを転送する際に、当該パケットによるフローのフロー属性に応じて、低負荷状態の第2のパケット転送装置30に当該パケットを転送する。これにより、実施例1における負荷分散システム1では、第2のパケット転送装置30の負荷分散を実現することができる。このため、例えば、或る第2のパケット転送装置30に高bpsフローのパケットが集中する事態や高ppsフローのパケットが集中する事態を防止することができ、第2のパケット転送装置30の転送容量を最大限に活かすことができるようになる。
(実施例2)
以降では、本発明の実施の形態における負荷分散システム1の実施例2について説明する。なお、実施例2では、主に、実施例1との相違点について説明し、実施例1と同様の構成要素については、適宜、その説明を省略する。
<機能構成>
まず、実施例2における負荷分散システム1の機能構成について、図6を参照しながら説明する。図6は、実施例2における負荷分散システム1の機能構成の一例を示す図である。なお、実施例2における負荷監視装置10の機能構成は、実施例1と同様である、その説明を省略する。
図6に示すように、実施例2における第1のパケット転送装置20は、命令受信部201と、経路テーブル変更部202と、入力ポート203と、アプリ判定部205と、経路決定部206と、ルーティング部207と、出力ポート208と、入力バッファ209とを有する。これらの各機能部のうち、経路テーブル変更部202と、アプリ判定部205と、経路決定部206と、ルーティング部207との機能が実施例1と異なる。そこで、以降では、これらの各機能部について説明する。
経路テーブル変更部202は、命令受信部201が受信した命令に応じて、ECMP経路テーブル3000を変更する。ECMP経路テーブル3000は、ECMP経路テーブル3000−1と、ECMP経路テーブル3000−2と、ECMP経路テーブル3000−3と、ECMP経路テーブル3000−4との4つのテーブルから構成されている。
ECMP経路テーブル3000−1は、高bpsフロー用の経路情報のうち、高優先度の経路情報をエントリとして格納しているテーブルである。ECMP経路テーブル3000−2は、高bpsフロー用の経路情報のうち、低優先度の経路情報をエントリとして格納しているテーブルである。ECMP経路テーブル3000−3は、高ppsフロー用の経路情報のうち、高優先度の経路情報をエントリとして格納しているテーブルである。ECMP経路テーブル3000−4は、高ppsフロー用の経路情報のうち、低優先度の経路情報をエントリとして格納しているテーブルである。なお、高優先度及び低優先度とは、出力ポート208の決定の際に参照される優先度のことであり、高優先度のエントリの方が低優先度のエントリよりも優先的に参照される。実施例2におけるECMP経路テーブル3000の詳細については後述する。
アプリ判定部205は、入力バッファ209に格納されているパケットのフロー情報(例えば、5−tuple)又は当該パケットのL7情報(例えば、L7のヘッダ情報等)を用いて、当該パケットによるフローのアプリケーションを特定し、当該フローのフロー属性(高bpsフロー又は高ppsフローのいずれか)を特定する。そして、アプリ判定部205は、特定したフロー属性を経路決定部206に通知する。このとき、アプリ判定部205は、例えば、5−tupleと、フロー属性とを経路決定部206に通知する。
経路決定部206は、ECMP経路テーブル3000を参照して、アプリ判定部205が特定したフロー属性から出力ポート208を決定する。また、経路決定部206は、決定した出力ポート208を示す情報(出力ポート情報)をルーティング部207に通知する。
ルーティング部207は、経路決定部206から通知された出力ポート情報が示す出力ポート208に当該パケットを送信する。
ここで、実施例2におけるECMP経路テーブル3000について、図7を参照しながら説明する。図7は、実施例2におけるECMP経路テーブル3000の一例を示す図である。
図7に示すように、実施例2におけるECMP経路テーブル3000は、ECMP経路テーブル3000−1と、ECMP経路テーブル3000−2と、ECMP経路テーブル3000−3と、ECMP経路テーブル3000−4との4つのテーブルから構成されている。また、各ECMP経路テーブル3000には、エントリとして経路情報が格納されている。経路情報には、「宛先ネットワーク」と、「サブネットマスク」と、「ゲートウェイ」と、「出力ポート情報」とが含まれる。
「宛先ネットワーク」には、パケットの転送先のネットワークのIPアドレスが設定される。「サブネットマスク」には、宛先ネットワークに対応するサブネットマスクが設定される。
「ゲートウェイ」には、宛先ネットワークに対応するゲートウェイ(第2のパケット転送装置30)のIPアドレスが設定される。
「出力ポート情報」には、「ゲートウェイ」に設定されているゲートウェイ(のIPアドレス)に対する出力ポート208を示す情報が設定される。
このように、実施例2におけるECMP経路テーブル3000には、宛先ネットワーク毎に、当該宛先ネットワークに対するゲートウェイと、このゲートウェイの出力ポート情報とが含まれる経路情報が格納されている。
後述するように、実施例2では、各ゲートウェイ(第2のパケット転送装置30)の負荷状態が閾値を超えた場合(又は下回った場合)に、当該ゲートウェイのIPアドレスが含まれる経路情報が格納されるテーブルを変更すると共に、パケットを転送する際に、フロー属性に応じて低負荷状態のゲートウェイからパケットを送信することで、負荷分散が行われる。
<ECMP経路テーブルの変更処理>
以降では、実施例2におけるECMP経路テーブル3000の変更処理について、図8を参照しながら説明する。図8は、実施例2におけるECMP経路テーブル3000の変更処理の流れの一例を説明するための図である。なお、図8のステップS301〜ステップS304の処理は、図4のステップS101〜ステップS104とそれぞれ同様であるため、その説明を省略する。
ステップS304に続いて、第1のパケット転送装置20の経路テーブル変更部202は、命令受信部201が受信した命令に応じて、ECMP経路テーブル3000を変更する(ステップS305)。
具体的には、例えば、「閾値種別」に「bps閾値」、「命令種別」に「負荷分散の実施」、「対象装置の識別情報」に「192.168.1.0」がそれぞれ設定されている通知を受信したとする。この場合、経路テーブル変更部202は、IPアドレス「192.168.1.0」に対応するネットワークアドレスが「宛先ネットワーク」に設定された経路情報をECMP経路テーブル3000−1から削除した上で、この削除した経路情報をECMP経路テーブル3000−2に追加する。言い換えれば、経路テーブル変更部202は、当該経路情報を、高優先度から低優先度に変更する。
同様に、例えば、「閾値種別」に「bps閾値」、「命令種別」に「負荷分散の解除」、「対象装置の識別情報」に「192.168.1.2」がそれぞれ設定されている通知を受信したとする。この場合、経路テーブル変更部202は、IPアドレス「192.168.1.2」に対応するネットワークアドレスが「宛先ネットワーク」に設定された経路情報をECMP経路テーブル3000−2から削除した上で、この削除した経路情報をECMP経路テーブル3000−1に追加する。言い換えれば、経路テーブル変更部202は、当該経路情報を、低優先度から高優先度に変更する。
同様に、例えば、「閾値種別」に「pps閾値」、「命令種別」に「負荷分散の実施」、「対象装置の識別情報」に「192.168.1.1」がそれぞれ設定されている通知を受信したとする。この場合、経路テーブル変更部202は、IPアドレス「192.168.1.1」に対応するネットワークアドレスが「宛先ネットワーク」に設定された経路情報をECMP経路テーブル3000−3から削除した上で、この削除した経路情報をECMP経路テーブル3000−4に追加する。言い換えれば、経路テーブル変更部202は、当該経路情報を、高優先度から低優先度に変更する。
同様に、例えば、「閾値種別」に「bps閾値」、「命令種別」に「負荷分散の解除」、「対象装置の識別情報」に「192.168.1.2」がそれぞれ設定されている通知を受信したとする。この場合、経路テーブル変更部202は、IPアドレス「192.168.1.2」に対応するネットワークアドレスが「宛先ネットワーク」に設定された経路情報をECMP経路テーブル3000−4から削除した上で、この削除した経路情報をECMP経路テーブル3000−3に追加する。言い換えれば、経路テーブル変更部202は、当該経路情報を、低優先度から高優先度に変更する。
以上のように、実施例2における負荷分散システム1は、負荷分散対象である第2のパケット転送装置30のbps結果値又はpps結果値が閾値を超えた場合又は下回った場合、bps結果値又はpps結果値に応じて、高bpsフロー用のECMP経路テーブル3000又は高ppsフロー用のECMP経路テーブル3000に格納されているエントリのうち、該当のエントリの優先度を変更する。
<パケット転送処理>
以降では、実施例2におけるパケット転送処理について、図9を参照しながら説明する。図9は、実施例2におけるパケット転送処理の流れの一例を説明するための図である。なお、図9のステップS401〜ステップS402の処理は、図5のステップS201〜ステップS202の処理とそれぞれ同様であるため、その説明を省略する。
ステップS202に続いて、第1のパケット転送装置20のアプリ判定部205は、入力バッファ209に格納されているパケットのフロー情報(例えば、5−tuple)又は当該パケットのL7情報(例えば、L7のヘッダ情報等)を用いて、当該パケットによるフローのフロー属性(高bpsフロー又は高ppsフローのいずれか)を特定する(ステップS403)。
次に、第1のパケット転送装置20の経路決定部206は、該当のECMP経路テーブル3000を参照して、出力ポート208を決定する(ステップS404)。
例えば、上記のステップS403で特定されたフロー属性が「高bpsフロー」である場合、経路決定部206は、ECMP経路テーブル3000−1を参照して、当該パケットの宛先IPアドレスに対応するネットワークアドレスが「宛先ネットワーク」に設定されているエントリが存在するか否かを判定する。
そして、ECMP経路テーブル3000−1に当該エントリが存在すると判定された場合、経路決定部206は、当該エントリの「出力ポート情報」に設定されている出力ポート情報が示す出力ポート208を、当該パケットの出力ポート208に決定する。なお、当該パケットの宛先IPアドレスに対応するネットワークアドレスが「宛先ネットワーク」に設定されているエントリが複数存在する場合、経路決定部206は、ラウンドロビンにより、これら複数のエントリそれぞれの「出力ポート情報」に設定されている出力ポート情報から1つの出力ポートを決定すれば良い。
一方で、ECMP経路テーブル3000−1に当該エントリが存在しないと判定された場合、経路決定部206は、ECMP経路テーブル3000−2を参照して、当該パケットの宛先IPアドレスに対応するネットワークアドレスが「宛先ネットワーク」に設定されているエントリが存在するか否かを判定する。
そして、ECMP経路テーブル3000−2に当該エントリが存在すると判定された場合、経路決定部206は、当該エントリの「出力ポート情報」に設定されている出力ポート情報が示す出力ポート208を、当該パケットの出力ポート208に決定する。なお、当該パケットの宛先IPアドレスに対応するネットワークアドレスが「宛先ネットワーク」に設定されているエントリが複数存在する場合、経路決定部206は、ラウンドロビンにより、これら複数のエントリそれぞれの「出力ポート情報」に設定されている出力ポート情報から1つの出力ポートを決定すれば良い。
なお、ECMP経路テーブル3000−2に当該エントリが存在しないと判定された場合、経路決定部206は、「宛先ネットワーク」に「default」が設定されているエントリの「出力ポート情報」に設定されている出力ポート情報が示す出力ポート208を、当該パケットの出力ポート208に決定すれば良い。
同様に、例えば、上記のステップS403で特定されたフロー属性が「高ppsフロー」である場合、経路決定部206は、ECMP経路テーブル3000−3を参照して、当該パケットの宛先IPアドレスに対応するネットワークアドレスが「宛先ネットワーク」に設定されているエントリが存在するか否かを判定する。
そして、ECMP経路テーブル3000−3に当該エントリが存在すると判定された場合、経路決定部206は、当該エントリの「出力ポート情報」に設定されている出力ポート情報が示す出力ポート208を、当該パケットの出力ポート208に決定する。なお、当該パケットの宛先IPアドレスに対応するネットワークアドレスが「宛先ネットワーク」に設定されているエントリが複数存在する場合、経路決定部206は、ラウンドロビンにより、これら複数のエントリそれぞれの「出力ポート情報」に設定されている出力ポート情報から1つの出力ポートを決定すれば良い。
一方で、ECMP経路テーブル3000−3に当該エントリが存在しないと判定された場合、経路決定部206は、ECMP経路テーブル3000−4を参照して、当該パケットの宛先IPアドレスに対応するネットワークアドレスが「宛先ネットワーク」に設定されているエントリが存在するか否かを判定する。
そして、ECMP経路テーブル3000−4に当該エントリが存在すると判定された場合、経路決定部206は、当該エントリの「出力ポート情報」に設定されている出力ポート情報が示す出力ポート208を、当該パケットの出力ポート208に決定する。なお、当該パケットの宛先IPアドレスに対応するネットワークアドレスが「宛先ネットワーク」に設定されているエントリが複数存在する場合、経路決定部206は、ラウンドロビンにより、これら複数のエントリそれぞれの「出力ポート情報」に設定されている出力ポート情報から1つの出力ポートを決定すれば良い。
なお、ECMP経路テーブル3000−4に当該エントリが存在しないと判定された場合、経路決定部206は、「宛先ネットワーク」に「default」が設定されているエントリの「出力ポート情報」に設定されている出力ポート情報が示す出力ポート208を、当該パケットの出力ポート208に決定すれば良い。
次に、第1のパケット転送装置20のルーティング部207は、経路決定部206により決定された出力ポートを示す出力ポート情報を取得する(ステップS405)。そして、ルーティング部207は、取得した出力ポート情報が示す出力ポート208に当該パケットを送信する。
第1のパケット転送装置20の出力ポート208は、ルーティング部207から受け取ったパケットを出力する(ステップS406)。
以上のように、実施例2における負荷分散システム1は、第1のパケット転送装置20から第2のパケット転送装置30にパケットを転送する際に、当該パケットによるフローのフロー属性に応じて、4つのECMP経路テーブル3000のうち、優先度の高い順に、当該フロー属性に対応するECMP経路テーブル3000を参照することで、低負荷状態の第2のパケット転送装置30に当該パケットを転送する。これにより、実施例2における負荷分散システム1では、第2のパケット転送装置30の負荷分散を実現することができる。このため、実施例1と同様に、例えば、或る第2のパケット転送装置30に高bpsフローのパケットが集中する事態や高ppsフローのパケットが集中する事態を防止することができ、第2のパケット転送装置30の転送容量を最大限に活かすことができるようになる。
<ハードウェア構成>
最後に、本発明の実施の形態における負荷監視装置10、第1のパケット転送装置20及び第2のパケット転送装置30のハードウェア構成について説明する。本発明の実施の形態における負荷監視装置10、第1のパケット転送装置20及び第2のパケット転送装置30は、例えば図10に示すコンピュータ500を1台以上用いることにより実現される。図10は、コンピュータ500のハードウェア構成の一例を示す図である。
図10に示すコンピュータ500は、CPU(Central Processing Unit)501と、RAM502と、ROM(Read Only Memory)503と、外部I/F504と、通信I/F505と、補助記憶装置506とを有する。これら各ハードウェアは、それぞれがバスBを介して通信可能に接続されている。
CPU501は、ROM503や補助記憶装置506等からプログラムやデータをRAM502上に読み出して処理を実行する演算装置である。
RAM502は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。ROM503は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ROM503には、例えば、OS設定やネットワーク設定等が格納されている。
外部I/F504は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体504a等がある。コンピュータ500は、外部I/F504を介して、記録媒体504a等の読み取りや書き込み等を行うことができる。
記録媒体504aには、例えば、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(Secure Digital memory card)、USB(Universal Serial Bus)メモリカード等がある。
通信I/F505は、他の装置と通信を行うためのインタフェースである。なお、第1のパケット転送装置20及び第2のパケット転送装置30は、複数の通信I/F505を有する。
補助記憶装置506は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等であり、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。補助記憶装置506に格納されているプログラムやデータには、例えば、OS、当該OS上において各種機能を実現するアプリケーションプログラム等がある。
本発明の実施の形態における負荷監視装置10、第1のパケット転送装置20及び第2のパケット転送装置30は、図10に示すコンピュータ500を1台以上用いることにより、上述した各種処理を実行することができる。例えば、負荷監視装置10が有する各機能部は、補助記憶装置506に格納された1以上のプログラムがCPU501等に実行させる処理により実現される。また、例えば、第1のパケット転送装置20が有する各機能部は、補助記憶装置506に格納された1以上のプログラムがCPU501等に実行させる処理や通信I/F505等により実現される。
なお、負荷監視装置10は、例えばディスプレイ等の表示装置と、例えばキーボードやマウス等の入力装置とのうちの少なくとも一方を有していても良い。
本発明は、具体的に開示された上記の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば、上記の実施の形態では、負荷分散を行うパケット転送装置を第1のパケット転送装置20、負荷分散の対象となるパケット転送装置を第2のパケット転送装置30としたが、これは、或るパケット転送装置が常に第1のパケット転送装置20又は第2のパケット転送装置30のいずれかとして機能することを意味するものではない。例えば、同一のパケット転送装置が第1のパケット転送装置20として機能し、かつ、第2のパケット転送装置30としても機能しても良い。
1 負荷分散システム
10 負荷監視装置
20 第1のパケット転送装置
30 第2のパケット転送装置
101 流量監視部
102 負荷分散決定部
103 命令送信部
201 命令受信部
202 経路テーブル変更部
203 入力ポート
204 フロー情報取得部
205 アプリ判定部
206 経路決定部
207 ルーティング部
208 出力ポート
209 入力バッファ
N1、N2 ネットワーク

Claims (7)

  1. 入力ポートがパケットを受信すると、該パケットにより構成されるフローが、ロングパケットが多い傾向のフロー又はショートパケットが多い傾向のフローのいずれであるかを示すフロー属性を判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定されたフロー属性に応じて、複数のパケット転送装置のうち、前記フロー属性のフローによる負荷が少ないことを示す負荷状態のパケット転送装置に対して前記パケットを出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする負荷分散システム。
  2. 前記複数のパケット転送装置の各々について、前記ロングパケットに関するトラヒック流量を表すbps値と、前記ショートパケットに関するトラヒック流量を表すpps値とを監視する監視手段と、
    前記監視手段により監視されている前記複数のパケット転送装置のうちの少なくとも1台のパケット転送装置について、前記bps値が所定の第1の閾値を超えた場合、前記少なくとも1台のパケット転送装置の負荷状態を、前記ロングパケットが多い傾向のフローによる負荷が高いことを示す負荷状態に変更する第1の変更手段と、
    前記監視手段により監視されている前記複数のパケット転送装置のうちの少なくとも1台のパケット転送装置について、前記pps値が所定の第2の閾値を超えた場合、前記少なくとも1台のパケット転送装置の負荷状態を、前記ショートパケットが多い傾向のフローによる負荷が高いことを示す負荷状態に変更する第2の変更手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の負荷分散システム。
  3. 前記第1の変更手段は、
    前記監視手段により監視されている前記複数のパケット転送装置のうちの少なくとも1台のパケット転送装置について、前記bps値が前記第1の閾値を下回った場合、前記少なくとも1台のパケット転送装置の負荷状態を、前記ロングパケットが多い傾向のフローによる負荷が低いことを示す負荷状態に変更し、
    前記第2の変更手段は、
    前記監視手段により監視されている前記複数のパケット転送装置のうちの少なくとも1台のパケット転送装置について、前記pps値が前記第2の閾値を下回った場合、前記少なくとも1台のパケット転送装置の負荷状態を、前記ショートパケットが多い傾向のフローによる負荷が低いことを示す負荷状態に変更する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の負荷分散システム。
  4. 前記第1の変更手段及び前記第2の変更手段は、
    前記複数のパケット転送装置それぞれの負荷状態を示す情報を更新する又は前記複数のパケット転送装置それぞれの識別情報を第1のテーブルから第2のテーブル若しくは第2のテーブルから第1のテーブルに移動させることで、前記負荷状態を変更する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の負荷分散システム。
  5. 前記判定手段は、
    前記パケットの5−tuple又はL7情報の少なくとも一方を用いて、前記フロー属性を判定する、ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の負荷分散システム。
  6. 前記入力ポートが受信したパケットの5−tupleからハッシュ値を生成するハッシュ手段を有し、
    前記出力手段は、
    前記パケットの5−tupleのハッシュ値と、前記複数のパケット転送装置のうち、前記5−tupleに含まれる宛先IPアドレスに対応するネットワークにパケットを転送するパケット転送装置であって、前記フロー属性のフローによる負荷が少ないことを示す負荷状態のパケット転送装置の識別情報とが対応付けられたテーブルを参照して、前記ハッシュ手段により生成されたハッシュ値に対応する識別情報によって識別されるパケット転送装置に対して前記パケットを出力する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の負荷分散システム。
  7. 入力ポートがパケットを受信すると、該パケットにより構成されるフローが、ロングパケットが多い傾向のフロー又はショートパケットが多い傾向のフローのいずれであるかを示すフロー属性を判定する判定手順と、
    前記判定手順により判定されたフロー属性に応じて、複数のパケット転送装置のうち、前記フロー属性のフローによる負荷が少ないことを示す負荷状態のパケット転送装置に対して前記パケットを出力する出力手順と、
    を負荷分散システムが実行することを特徴とする負荷分散方法。
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