JP2019145157A - 電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】アクティブウインドウ又は非アクティブウインドウを表示させる際の操作を簡略化することができる電子機器を提供する。【解決手段】操作入力部3への押圧力Fと基準値Fsとの比較に基づいて、操作入力部3とは異なる位置に設けられた表示部2にアクティブウインドウ又は非アクティブウインドウが表示されることで、一回の操作でアクティブウインドウ又は非アクティブウインドウを表示させることができ、操作を簡略化することができる。【選択図】図6
Description
本発明は、表示部と操作入力部とを備えた電子機器に関する。
従来、電子機器としての情報端末に複数の情報を同時に表示する表示方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された従来の電子機器の表示方法では、一つの情報を中央部に表示してメイン情報とするとともに、他の情報をその周辺且つ後方に隠れるように表示することで、複数の情報を重ねて表示している。また、表示部にタッチパネル(操作入力部)が設けられており、タッチパネル上における操作によってメイン情報が切り換えられるようになっている。
特許文献1に記載された電子機器の表示方法では、タッチパネルによる入力であり、表示部と操作入力部とが同位置に設けられていることから、メイン情報の切り換えが容易であった。しかしながら、表示部と操作入力部とが異なる位置に配置される電子機器では、メイン情報を切り換える場合に、例えば表示画面上でカーソルを動かしてクリックすることで情報を選択したり、選択用の専用キーを操作したりする必要があり、操作が煩わしくなってしまう。また、アクティブウインドウ(情報を入力可能なウインドウ)又は非アクティブウインドウ(現在情報を示し、入力不能なウインドウ)を選択して表示させる場合にも、同様の不都合が発生し得る。
したがって、本発明の課題は、アクティブウインドウ又は非アクティブウインドウを表示させる際の操作を簡略化することができる電子機器を提供することが一例として挙げられる。
前述した課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の電子機器は、表示部と、前記表示部とは異なる位置に設けられた操作入力部と、を備え、押圧体による前記操作入力部への押圧力と、該押圧力の基準値と、の比較に基づいて前記表示部にアクティブウインドウ又は非アクティブウインドウを表示することを特徴とするものである。
以下、本発明の実施形態を説明する。本発明の実施形態に係る電子機器は、表示部と、表示部とは異なる位置に設けられた操作入力部と、を備える。電子機器は、押圧体による操作入力部への押圧力と、押圧力の基準値と、の比較に基づいて表示部にアクティブウインドウ又は非アクティブウインドウを表示する。
操作入力部への押圧力と基準値との比較に基づいて表示部にアクティブウインドウ又は非アクティブウインドウが表示されることで、一回の操作でアクティブウインドウ又は非アクティブウインドウを表示させることができ、操作を簡略化することができる。尚、操作入力部が押圧されている間のみアクティブウインドウ又は非アクティブウインドウを表示し続けてもよいし、操作入力部が押圧されなくなってからもアクティブウインドウ又は非アクティブウインドウの表示を継続してもよい。
押圧力が基準値より大きい場合に表示部にアクティブウインドウを表示し、押圧力が基準値未満となる場合に表示部に非アクティブウインドウを表示することが好ましい。それにより、押圧力が小さい場合に、入力不能な非アクティブウインドウが表示され、押圧力が大きい場合に、入力可能なアクティブウインドウが表示されることで、操作者が意図しなければアクティブウインドウが表示されにくく、誤入力を抑制することができる。尚、押圧力が基準値と等しくなった場合に、表示部にアクティブウインドウを表示する構成としてもよいし非アクティブウインドウを表示する構成としてもよく、いずれを採用してもよい。
非アクティブウインドウは、アクティブウインドウにおいて変更可能な現在情報を含む表示であることが好ましい。それにより、アクティブウインドウにおいて情報を入力する際に、非アクティブウインドウを表示させて現在情報を確認することができる。
操作入力部が押圧されている間、押圧力が大きくなって基準値に近づくにしたがって非アクティブウインドウを顕在化させていくことが好ましい。それにより、押圧力が大きくなるにしたがって非アクティブウインドウが顕在化する、即ち、視認されやすくなっていくことで、直感的な操作が可能となる。さらに、このように非アクティブウインドウが顕在化していき、押圧力が基準値より大きくなった場合にアクティブウインドウが表示されて表示が切り換わることから、演出性を向上させることができる。
操作入力部が基準値未満の押圧力によって押圧されている間、押圧力が小さくなるにしたがって非アクティブウインドウを潜在化させてもよい。それにより、押圧力が小さくなるにしたがって非アクティブウインドウが潜在化する、即ち、視認されにくくなっていくことで、直感的な操作が可能となる。また、上記のように押圧力が大きくなるにしたがって非アクティブウインドウが顕在化する構成と組み合わされていてもよく、即ち、基準値未満の範囲内で押圧力が上下した際に、押圧力に応じて非アクティブウインドウを顕在化又は潜在化させる構成としてもよい。
本発明の実施形態に係る電子機器の表示方法は、押圧体による操作入力部への押圧力を取得する取得工程と、押圧力を基準値と比較する比較工程と、比較工程における比較結果に基づいて、操作入力部とは異なる位置に設けられた表示部にアクティブウインドウ又は非アクティブウインドウを表示させる表示工程と、を含む。このような電子機器の表示方法によれば、上記の実施形態の電子機器と同様に、アクティブウインドウ又は非アクティブウインドウを表示させる際の操作を簡略化することができる。
比較工程において、押圧力が基準値より大きい場合に表示部にアクティブウインドウを表示させ、押圧力が基準値未満となる場合に表示部に非アクティブウインドウを表示させることが好ましい。それにより、操作者が意図しなければアクティブウインドウが表示されにくく、誤入力を抑制することができる。
押圧力が基準値未満となる場合に基準値に対する押圧力の割合を算出する算出工程をさらに含み、表示工程において、押圧力が基準値未満となる場合、割合に応じた表示強度で非アクティブウインドウを表示させることが好ましい。それにより、非アクティブウインドウが基準値に対する押圧力の割合に応じた表示強度で表示される、即ち、この割合が高いほど表示強度が高くなり、直感的な操作が可能となる。また、操作入力部が押圧され続ける場合には、この割合に応じて表示強度を変化させてもよい。
以下、本発明の実施例について具体的に説明する。図1は、本発明の実施例に係る電子機器1が設けられた車両Cを示す斜視図であり、図2は、電子機器1の概略構成を示すブロック図であり、図3は、電子機器1の操作入力部3を示す斜視図及び断面図であり、図4は、電子機器1の制御部4が実行する表示処理の一例を示すフローチャートであり、図5は、電子機器1における押圧力Fと表示強度Cとの関係を示すグラフであり、図6は、電子機器1の表示部2に表示される非アクティブウインドウ及びアクティブウインドウの一例を示す正面図であり、図7は、表示部2に表示される非アクティブウインドウ及びアクティブウインドウの他の例を示す正面図である。
本実施例の電子機器1は、図1、2に示すように、車両Cに設けられるヘッドアップディスプレイ装置であって、ウインドシールド(フロントガラス)Wの運転席側に設けられる表示部2と、ステアリングホイールSに設けられる操作入力部3と、電子機器1全体の制御を司る制御部4と、各種情報を記録する記録部5と、を備える。
表示部2は、車両のインストルメントパネルに設置された照射機による照射光を反射することで、運転席側の表示面2Aに画像を表示する。表示部2は透光性を有する部材によって構成されており、運転者は表示部2を通して車外の景色を視認することができるようになっている。表示部2は、制御部4から信号を受信し、この信号に応じた画像を表示するように構成されている。また、表示部2は、アクティブウインドウ又は非アクティブウインドウを表示するように構成されており、アクティブウインドウとは、情報の入力又は変更を受け付ける画像を意味し、非アクティブウインドウとは、現在情報を表示して入力及び変更を受け付けない画像を意味する。尚、表示部は、ヘッドアップディスプレイ装置に設けられたものに限定されず、ナビゲーション装置Nの表示画面であってもよいし、メータMに設けられた表示画面であってもよい。ここで、現在とは、例えばユーザが操作入力部3に情報を入力するときやその直前等が例示される。また、現在情報とは、例えばユーザが操作入力部3に情報を入力するとき、電子機器1に既に入力されている情報が例示される。
本実施例において、運転者が表示部2を通して車外の景色を視認することから、表示部2における表示強度(例えば光量)が高いほど、表示が視認されやすいとともに表示部分と重なった外景が視認されにくく、透過度が低くなる。一方、表示強度(例えば光量)が低いほど、表示が視認されにくいとともに表示部分と重なった外景が視認されやすく、透過度が高くなる。また、透過度が低くなって表示が視認されやすくなっていくことを「顕在化」と呼び、透過度が高くなって表示が視認されにくくなっていくことを「潜在化」と呼ぶ。
操作入力部3は、図3に示すように、運転者がステアリングホイールSから手を離さなくても操作できるような位置に設けられたタッチパッドである。図3(B)は、図3(A)のX−X線に沿う断面図である。操作入力部3は、上面が開口した箱状のケース31と、ケース31の開口を塞ぐとともに上下方向(板に略直交する方向)に移動可能に配置された操作板部32と、操作板部32を支持するばね部材33と、操作板部32の上下方向の移動量(変位量)に応じた電気信号を出力するセンサ部34と、を有する。尚、図3(C)に示すように、ばね部材33に代えて例えば織物やゴム材、ポリウレタン等の弾性部材からなるエッジ(又はダンパ)35を用いてもよい。操作板部32の上面が平面状の接触面となり、押圧体としての運転者の指が接触面に触れることにより、操作入力部3が操作される。具体的には、操作入力部3は、例えば運転者が指で接触面をタップしたり、指を滑らせたりした際の押圧力をセンサ部34によって検知するとともに、指の動きを検知するように構成されている。操作入力部3は、検知した押圧力及び接触面上での指の動きに関する情報を含む信号を制御部に送信する。尚、操作入力部3は、表示部2と異なる位置に設けられていればよく、例えば、車両の進行方向において、運転者の右側に位置するドアにおける操作パネルPN(窓を開閉したりドアを施錠したりするための操作部が設けられたパネル)や、左側に位置するコンソールボックスCB、カップホルダCH、インストルメントパネルI、ダッシュボードD等の周辺位置や、助手席又は後部座席の周辺位置に設けられていてもよい。
制御部4は、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリを備えたCPU(Central Processing Unit)で構成されている。尚、制御部4は、例えばヘッドアップディスプレイ装置に設けられたものであってもよいし、ナビゲーション装置Nに設けられたものであってもよい。制御部4は、操作入力部3やその他の操作部から受信した信号に応じた画像を表示部2に表示させるように、表示部2に信号を送信する。
記録部5は、例えばハードディスクや不揮発性メモリなどで構成され、後述する押圧力の基準値Fsを記録する。尚、記録部5は、例えばヘッドアップディスプレイ装置に設けられたものであってもよいし、ナビゲーション装置Nに設けられたものであってもよい。
以下、電子機器1の表示方法として、制御部4が実行する表示処理の手順について図4を参照して説明する。尚、本実施例では、押圧力Fが基準値Fsと等しい場合には表示部2にアクティブウインドウを表示する構成を採用した例について記載する。まず、例えば車両のイグニッションがオンとなった際にヘッドアップディスプレイ装置である電子機器1が起動し、表示処理を実行する。まず、制御部4は、表示部2に表示する情報種類の選択を受け付ける(S1)。即ち、後述するようにアクティブウインドウ又は非アクティブウインドウが含む情報の種類(例えば、車内で再生している音声についての情報やエアーコンディショナの設定情報等)をユーザ(運転者)が選択する。尚、情報種類の選択は、操作入力部3の操作によって選択されてもよいし、その他の操作部の操作によって選択されてもよい。制御部4は、表示する情報種類の選択を受け付けたら(S1でY)、操作入力部3において押圧力Fを検知したか否かを判定する(S2、取得工程)。押圧力Fが検知されない場合(S2でN)、制御部4は、非アクティブウインドウを表示部2から消去し(S3)、再びS2に戻る。
押圧力Fが検知された場合(S2でY)、制御部4は、押圧力Fがその基準値Fs以上となるか否かを判定する(S4、比較工程)。押圧力Fが基準値Fs以上となる場合(S4でY)、制御部4は、S1で選択された情報種類に応じたアクティブウインドウを表示部2に表示させ(S5、表示工程)、アクティブウインドウにおける情報入力が終了したか否かを繰り返し判定する(S6)。尚、非アクティブウインドウが既に表示されている場合には、S5において非アクティブウインドウを消去してからアクティブウインドウを表示する。情報入力が終了したら(S6でY)、制御部4は、表示部2からアクティブウインドウを消去し(S7)、再びS1に戻る。
一方、押圧力Fが基準値Fs未満となる場合(S4でN)、制御部4は、押圧力Fを基準値Fsで除して割合Pを算出し(S8、算出工程)、S8で算出した割合Pに応じた表示強度CによってS1で選択された情報種類に応じた非アクティブウインドウを表示部2に表示させる(S9、表示工程)。このとき、例えばアクティブウインドウの表示強度C0に割合Pを乗じた値を表示強度Cとすればよい。制御部4は、S9における表示を維持し、再びS2に戻る。以上のような表示処理は電子機器1が起動している間繰り返し実行される。
ここで、押圧力Fを変化させた場合の表示強度Cの変化の具体例について、図5に基づいて説明する。まず、基準値Fs未満の押圧力Fで押圧するとともに、押圧を継続して押圧力Fを徐々に大きくしていく場合について考える。図5(A)に示すように、最初に押圧力Fが検知された時点(T1)の押圧力がF1であるものとする。このときの割合PはF1/Fsであり、表示強度CはC0(F1/Fs)となる。押圧を継続することで表示処理のS2、S4、S8、S9が繰り返されるとともに、押圧力Fが大きくなっていくことで表示強度Cも押圧力Fに比例して高くなっていく。押圧力Fが基準値Fsに等しくなった時点(T2)で非アクティブウインドウが消去されてアクティブウインドウが表示されるようになる。このときの表示強度CはC0であり、その後、押圧力Fを大きくしても(T3)一定に保たれる。また、押圧力Fを小さくして0にしても(T4)、表示強度CはC0に保たれ、アクティブウインドウの表示が継続される。
次に、基準値Fs未満の押圧力Fで押圧するとともに、押圧を継続して押圧力Fを徐々に小さくしていく場合について考える。図5(B)に示すように、最初に押圧力Fが検知された時点(T5)の押圧力がF2であるものとする。このときの割合PはF2/Fsであり、表示強度CはC0(F2/Fs)となる。押圧を継続することで表示処理のS2、S4、S8、S9が繰り返されるとともに、押圧力Fが小さくなっていくことで表示強度Cも押圧力Fに比例して低くなっていく。押圧力Fが0になると(T6)、表示処理のS2で押圧力が検知されなくなり、S3で非アクティブウインドウが消去され、表示強度Cが0になる。
また、基準値Fs未満の押圧力Fで押圧するとともに、基準値Fs未満の範囲内で押圧力Fを上下させる場合について考える。図5(C)に示すように、最初に押圧力Fが検知された時点(T7)の押圧力がF3であるものとする。押圧を継続して押圧力Fを徐々に大きくしていくと、表示処理のS2、S4、S8、S9が繰り返される。押圧力がF3よりも大きいF4になると(T8)、T7の時点よりも表示強度Cが高くなる。その後、押圧を継続して押圧力Fを徐々に小さくしていくと、表示処理のS2、S4、S8、S9が繰り返される。押圧力がF3及びF4よりも小さいF5になると(T9)、T7及びT8の時点よりも表示強度Cが低くなる。このような押圧力Fの上下は繰り返し行われてもよい。
ここで、アクティブウインドウ及び非アクティブウインドウの具体例について説明する。まず、車内の再生音声(楽曲)を情報種類とする非アクティブウインドウW1及びアクティブウインドウW2について、図6を参照して説明する。非アクティブウインドウW1は、図6(A)に示すように、現在再生している楽曲のタイトルを表示するタイトル表示部A1と、現在再生している楽曲が再生リスト中における何番目であるかを表示するリスト表示部A2と、再生音量を示す音量表示部A3と、を有する。各表示部A1〜A3に表示されている内容が現在情報となる。
アクティブウインドウW2は、図6(B)に示すように、選択された楽曲のタイトルを表示するタイトル表示部B1と、選択された楽曲が再生リスト中における何番目であるかを表示するリスト表示部B2と、変更された再生音量を示す音量表示部B3と、選択を受け付けるための選択部B4と、を有する。アクティブウインドウW2の各表示部B1〜B3は、非アクティブウインドウW1の各表示部A1〜A3と略同一位置に配置されている。選択部B4は、上下左右を向いた4つの矢印部分と、矢印部分の中央に配置された円形状の決定部分と、で構成されている。
アクティブウインドウW2が表示された場合に、操作入力部3上で指を滑らせることで、この動作に対応した矢印部分が選択される。例えば、指を左から右に滑らせると、右方向の矢印部分が選択されて点滅表示する。矢印部分が選択された状態で操作入力部3をタップすると、その矢印に応じて情報の入力や変更がなされる。即ち、上方向の矢印部分が選択された状態でタップすると再生音量が上昇し、下方向の矢印部分が選択された状態でタップすると再生音量が低下し、右方向の矢印部分が選択された状態でタップすると再生リスト中の次の楽曲が選択され、左方向の矢印部分が選択された状態でタップすると再生リスト中の前の楽曲が選択される。選択された楽曲のタイトルがタイトル表示部B1に表示される。矢印部分が選択された状態でその矢印とは逆方向に指を滑らせると(例えば上方向の矢印部分が選択された状態で上から下に滑らせると)、中央の決定部分が選択される。決定部分が選択された状態でタップすると情報の入力が終了し、アクティブウインドウW2が消去される。尚、情報の入力終了前に選択や変更を実行(実際に再生楽曲や再生音量を変更する)してもよいし、入力終了前は予約受付のみとして入力終了後に選択や変更を実行してもよい。
次に、車内のエアーコンディショナの運転状態を情報種類とする非アクティブウインドウW3及びアクティブウインドウW4について、図7を参照して説明する。非アクティブウインドウW3は、図7(A)に示すように、現在の風量を示す風量バーA5と、現在の設定温度を表示する温度表示部A6と、設定可能範囲及び現在の設定温度を示す温度バーA7と、を有する。各表示部A5〜A7に表示されている内容が現在情報となる。
アクティブウインドウW4は、図7(B)に示すように、変更された風量を示す風量バーB5と、変更された設定温度を表示する温度表示部B6と、設定可能範囲及び変更された設定温度を示す温度バーB7と、選択を受け付けるための選択部B8と、を有する。アクティブウインドウW4の各表示部B5〜B7は、非アクティブウインドウW3の各表示部A5〜A7と略同一位置に配置されている。選択部B8は、上下左右を向いた4つの矢印部分と、矢印部分の中央に配置された円形状の決定部分と、で構成されている。
アクティブウインドウW4が表示された場合、上方向の矢印部分が選択された状態でタップすると風量が上昇し、下方向の矢印部分が選択された状態でタップすると風量が低下し、右方向の矢印部分が選択された状態でタップすると設定温度が上昇し、左方向の矢印部分が選択された状態でタップすると設定温度が低下する。また、風量及び設定温度の上下に応じて風量バーB5及び温度バーB7の表示も変化する。
上記の構成により、操作入力部3への押圧力Fと基準値Fsとの比較に基づいて表示部2にアクティブウインドウ又は非アクティブウインドウが表示されることで、一回の操作でアクティブウインドウ又は非アクティブウインドウを表示させることができ、操作を簡略化することができる。
また、押圧力Fが小さい場合に入力不能な非アクティブウインドウが表示され、押圧力Fが大きい場合に入力可能なアクティブウインドウが表示されることで、操作者が意図しなければアクティブウインドウが表示されにくく、誤入力を抑制することができる。
また、非アクティブウインドウがアクティブウインドウにおいて変更可能な現在情報を含んでいることで、アクティブウインドウにおいて情報を入力する際に、非アクティブウインドウを表示させて現在情報を確認することができる。
また、操作入力部3が基準値Fs未満の押圧力Fによって押圧されている間、押圧力Fに応じて非アクティブウインドウの表示強度Cが変化する(顕在化又は潜在化する)ことから、直感的な操作が可能となる。
なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、アクティブウインドウが表示されてから入力が終了するまでアクティブウインドウの表示が継続されるものとしたが、アクティブウインドウの表示中に基準値Fs未満の押圧力Fが検知された場合に非アクティブウインドウの表示に切り換える構成としてもよい。具体的には、例えば、操作入力部3を操作する者が、再度操作入力部3に基準値Fs以上の押圧力Fを加えた後、徐々に押圧力Fを低下させて基準値Fs未満の押圧力に到達させたり、操作入力部3を操作する者が、再度操作入力部3に基準値Fs未満の押圧力を加えたりした場合に、非アクティブウインドウの表示に切り換える構成としてもよい。このような構成によれば、アクティブウインドウから非アクティブウインドウに容易に切り換えることができ、現在情報を確認しやすい。
また、前記実施例では、操作入力部3が基準値Fs未満の押圧力Fによって押圧されている間、押圧力Fに応じて非アクティブウインドウの表示強度Cが変化するものとしたが、非アクティブウインドウの表示強度が予め定められ、押圧力Fが変化しても表示強度が変化しない構成としてもよい。
また、前記実施例では、表示処理におけるS2で押圧力Fが検知されない場合にS3で非アクティブウインドウを表示部2から消去する、即ち、操作入力部3が押圧されている間のみ非アクティブウインドウが表示されるものとしたが、押圧力Fが検知されなくなってからも非アクティブウインドウの表示が継続される構成としてもよい。例えば、押圧力Fが検知されなくなってから所定時間だけ表示を継続した後に消去してもよいし、非アクティブウインドウを消去するための所定の操作(例えば、操作入力部を操作する者が再び操作入力部に基準値未満又は基準値以上の押圧力を加えるなど)が行われるまで表示を継続してもよい。また、アクティブウインドウが表示された後、入力が行われない場合には所定の時間だけ待機した後にアクティブウインドウを消去してもよい。
また、前記実施例では、押圧力Fが基準値Fs以上となる場合にアクティブウインドウを表示し、基準値Fs未満となる場合に非アクティブウインドウを表示するものとしたが、押圧力Fが基準値以上となる場合に非アクティブウインドウを表示し、基準値Fs未満となる場合にアクティブウインドウを表示する構成としてもよい。
また、前記実施例では、電子機器1が車両Cに設けられるものとしたが、電子機器は、表示部と操作入力部とが異なる位置に設けられているものであればよく、例えばノートパソコン等の通信端末やテレビであってもよい。また、操作入力部は、押圧体によって押圧されるものであればよく、タッチパッドに限定されず、例えばマウスホイールやテレビなどを操作するリモコン等であってもよい。
また、前記実施例では、透過度が低くなって表示が視認されやすくなっていくことを「顕在化」と呼んでいる。顕在化は、ウィンドウを視認させやすくするものであればよく、例えば、ウィンドウを拡大させることや、重なって表示される他のウィンドウの一部をウィンドウに対して後側に移動させること、などでも構わない。また、前記実施例では、透過度が高くなって表示が視認されにくくなっていくことを「潜在化」と呼んでいる。潜在化は、ウィンドウを視認しにくくするものであればよく、ウィンドウを縮小させることや、重なって表示される他のウィンドウをウィンドウに対して前側に移動させること、などでも構わない。
また、前記実施例における基準値は、任意に設定できるが、例えば20g重から100g重の範囲、更には20g重から30g重の範囲で設定しても構わない。また、操作入力部が車両のステアリングホイールに設けられた場合には、基準値を、例えば車両のステアリングホイール又はその周囲に設けられているボタンの押圧力と同じ大きさに設定しても構わない。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施例に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施例に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1 電子機器
2 表示部
3 操作入力部
W1、W3 非アクティブウインドウ
W2、W4 アクティブウインドウ
2 表示部
3 操作入力部
W1、W3 非アクティブウインドウ
W2、W4 アクティブウインドウ
Claims (1)
- 表示部と、
前記表示部とは異なる位置に設けられた操作入力部と、を備え、
押圧体による前記操作入力部への押圧力と、該押圧力の基準値と、の比較に基づいて前記表示部にアクティブウインドウ又は非アクティブウインドウを表示することを特徴とする電子機器。
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