JP2019141146A - Massage machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明はマッサージ機に関する。 The present invention relates to a massage machine.
従来、座部と、座部を床面上で支持する基礎フレームと、座部の前部に設けられた足揉み装置とを有する椅子型マッサージ機において、基礎フレームには座部移動機構が設けられ、座部には姿勢変換機構が設けられ、座部移動機構は、基礎フレームに設けられたガイド部と進退駆動部と、を有し、姿勢変換機構は、座部に設けられた基部支点と揺動アームと下アーム部材とを有し、揺動アームの先端部には中間リンクの一方端側が回動自在に連結され、下アーム部材の先端部には中間リンクの他方端側が回動自在に連結され、中間リンクの中途部に足揉み装置が反転支点を介して揺動自在に連結された椅子型マッサージ機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, in a chair type massage machine having a seat, a base frame that supports the seat on the floor, and a foot massage device provided at the front of the seat, the base frame is provided with a seat movement mechanism. The seat portion is provided with a posture changing mechanism, the seat portion moving mechanism has a guide portion and a forward / backward drive portion provided on the base frame, and the posture changing mechanism is a base fulcrum provided on the seat portion. A swing arm and a lower arm member. One end of the intermediate link is rotatably connected to the tip of the swing arm, and the other end of the intermediate link is rotated to the tip of the lower arm member. There has been proposed a chair type massage machine that is freely connected and a foot massage device is connected to a middle part of an intermediate link through a reversal fulcrum (see, for example, Patent Document 1).
上記特許文献1に記載の椅子型マッサージ機にあっては、背凭れ部をリクライニングさせる際の後方のスペースを小さくするために、座部を移動させるための座部移動機構や足揉み装置の姿勢を可変とする姿勢変換機構などの複雑な機構を採用している。そのため、構造が複雑となってしまうおそれがあるという問題がある。
そこで本発明は、上述した問題を解消するためになされたものであり、簡単な構造で、背凭れ部がリクライニングする際の後方のスペースを小さくすることができるマッサージ機を提供することを目的とする。
In the chair type massage machine described in the above-mentioned
Therefore, the present invention has been made to solve the above-described problems, and an object thereof is to provide a massage machine that can reduce the space behind when the backrest reclines with a simple structure. To do.
本発明は、使用者が着座する座部と、座部の後部に連結された背凭れ部と、少なくとも座部を支持する土台フレームと、を有し、土台フレームは、座部と土台フレームとを連結し、土台フレームに対して座部を前後方向に移動させるための第一リンク部材と、背凭れ部と土台フレームとを連結し、座部に対して背凭れ部をリクライニングさせるための第二リンク部材と、を有し、座部には、土台フレームに対して座部を前後方向に移動させるための駆動部が設けられていることを特徴とする。
このような構成とすることにより、簡単な構造で、背凭れ部がリクライニングする際の後方のスペースを小さくすることができる。
The present invention has a seat portion on which a user is seated, a backrest portion connected to the rear portion of the seat portion, and a base frame that supports at least the seat portion. The base frame includes a seat portion and a base frame. Connecting the first link member for moving the seat in the front-rear direction with respect to the base frame, the backrest and the base frame, and reclining the backrest with respect to the seat And a drive part for moving the seat part in the front-rear direction with respect to the base frame.
By setting it as such a structure, the space behind when a backrest part reclines can be made small with a simple structure.
また、土台フレームは、座部の側方又は下方に設けられていることが好ましい。
このような構成とすることにより、座部の側方に設けた場合には座部の高さを抑えることができ、座部の下方に設けた場合には座部の幅を抑えることができる。
Moreover, it is preferable that the base frame is provided on the side or below the seat portion.
By adopting such a configuration, the height of the seat can be suppressed when provided on the side of the seat, and the width of the seat can be suppressed when provided below the seat. .
また、土台フレームは、ラックが設けられた前後方向に延びるレールを備え、座部には、ピニオンが設けられており、ピニオンをラック上で転動させ、座部を前後方向に移動させるための駆動部を有することが好ましい。
このような構成とすることにより、ラック・ピニオン機構により、座部の前後方向への移動に伴って背凭れ部をリクライニングさせることができる。
In addition, the base frame includes a rail extending in the front-rear direction provided with a rack, and the seat part is provided with a pinion, for rolling the pinion on the rack and moving the seat part in the front-rear direction. It is preferable to have a drive part.
By setting it as such a structure, a backrest part can be reclined with the movement to the front-back direction of a seat part by a rack and pinion mechanism.
また、第二リンク部材は、伸縮自在に構成されていることが好ましい。
このような構成とすることにより、第二リンク部材の長さを変えることで、座部に対する背凭れ部の角度を変更することができる。
Moreover, it is preferable that the 2nd link member is comprised so that expansion-contraction is possible.
By setting it as such a structure, the angle of the backrest part with respect to a seat part can be changed by changing the length of a 2nd link member.
また、脚を支持するフットレスト部を更に有し、フットレスト部は、連結部材を介して背凭れ部と連結されていることが好ましい。
このような構成とすることにより、背凭れ部のリクライニングにフットレスト部を連動させることができる。
Moreover, it is preferable to further have a footrest part which supports a leg, and the footrest part is connected with the backrest part via the connection member.
By setting it as such a structure, a footrest part can be made to interlock | cooperate with the reclining of a backrest part.
また、連結部材は、アクチュエータであることが好ましい。
このような構成とすることにより、座部に対してフットレスト部のみを移動させることができる。
The connecting member is preferably an actuator.
By setting it as such a structure, only a footrest part can be moved with respect to a seat part.
本発明によれば、簡単な構造で、背凭れ部がリクライニングする際の後方のスペースを小さくすることができる。 According to the present invention, the space behind the reclining portion can be reduced with a simple structure.
[マッサージ機の全体構成]
以下、本発明の一実施形態に係るマッサージ機1の全体構成について説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るマッサージ機1の斜視図である。図2はマッサージ機1のブロック図である。図3はマッサージユニット13の正面図である。図4は本発明の一実施形態に係るマッサージ機1の左側面図であり、背凭れ部4を起こした状態、座部3を後方へ移動させた状態を示す図である。
図5は本発明の一実施形態に係るマッサージ機1の左側面図であり、背凭れ部4を倒した状態、座部3を前方へ移動させた状態、フットレスト部を下げた状態を示す図である。図6は本発明の一実施形態に係るマッサージ機1の左側面図であり、背凭れ部4を倒した状態、座部3を前方へ移動させた状態、フットレスト部5を上げた状態を示す図である。
[Overall configuration of massage machine]
Hereinafter, the whole structure of the
FIG. 1 is a perspective view of a
FIG. 5 is a left side view of the
図1〜図6に示すとおり、本発明の一実施形態に係るマッサージ機1は、使用者が着座する座部3と、座部3の後部に連結された使用者が凭れる背凭れ部4と、座部3の前部に設けられたフットレスト部5と、少なくとも座部3を支持する土台フレーム2と、座部3と土台フレーム2を連結する第一リンク部材30と、背凭れ部4と土台フレーム2を連結する第二リンク部材40と、で構成されている。
また、マッサージ機1は、使用者に対してマッサージを行なうマッサージ部6(マッサージユニット13、エアセル14、15)と、マッサージ機1が有する機能を制御する制御部7と、マッサージ機1の各種操作を行うためのコントローラ8と、を有している。マッサージ機1は、使用者の腕部を載置する肘掛部(図示せず)を土台フレーム2の側部に設けてもよく、肘掛け部(図示せず)にマッサージ部6(図示せず)が設けられていてもよい。
As shown in FIG. 1 to FIG. 6, a
The
背凭れ部4の側部には、下方に左右方向を軸方向とする第一回動軸C1と、第一回動軸C1よりも上方に位置する左右方向を軸方向とする第二回動軸C2と、が設けられている。第一回動軸C1は、座部3と背凭れ部4を枢支している。また、第二回動軸C2は、土台フレーム2に対して背凭れ部4を前後方向に移動させることができるよう枢支されている。
座部3の前部には、左右方向を軸方向とする第三回動軸C3が設けられている。第三回動軸C3は、座部3の前部に対してフットレスト部5を上下方向に移動させることができるよう枢支されている。
背凭れ部4と座部3は、第一回動軸C1により枢支されているため、後述する駆動部10を駆動させることにより、後述する第一リンク部材30や第二リンク部材40からなるリンク機構が作動し、座部3の前後方向への移動に追従して背凭れ部4も前後方向へ移動するようになっている。背凭れ部4は、第二回動軸C2を中心として前後方向に移動(リクライニング)可能に構成されている。なお、フットレスト部5に座部3に対して前後方向に移動可能な伸長手段(図示せず)を設けてもよい。
On the side part of the
The front part of the
Since the
マッサージ部6として、モータM1〜M3により駆動される左右で対をなす施療子62を有するマッサージユニット13、エアの給排気により膨張収縮するエアセル14、15を有している。本実施形態では、背凭れ部4にマッサージユニット13が設けられ、座部3にエアセル14が設けられ、フットレスト部5にエアセル15が設けられている。なお、各マッサージ部6の配置はこれに限定されない。エアセル14、15は、エアを給排気することで使用者を押圧することができる。
The
[マッサージユニットの構成]
図3に示すとおり、背凭れ部4には、使用者の上半身を後方(背面)からマッサージするマッサージユニット13が設けられている。このマッサージユニット13は、左右で対をなすアーム61と、アーム61の上下両端部に設けられた施療子62と、により構成されており、マッサージモータM1の駆動により左右の施療子62が近接離反する揉みマッサージ、及びマッサージモータM2の駆動により左右の施療子62が交互に使用者側へ進退する叩きマッサージを行わせることができる。また、マッサージユニット13は、昇降モータM3の駆動により身長方向に沿って上方又は下方へ移動して、身体に対する位置を変更したり、ローリングマッサージを行わせたりすることができる。背凭れ部4には、身長方向に延設された左右で対をなすガイドレール16(図1参照)が設けられており、マッサージユニット13はガイドレール16に沿って移動する。マッサージユニット13が身長方向に移動可能であるため、使用者の首から腰の間を施療子62でマッサージすることができる。
[Composition of massage unit]
As shown in FIG. 3, the
また、図3に示すとおり、マッサージユニット13は、ベースフレーム60aと、ベースフレーム60aに支持された可動フレーム60bと、を有している。ベースフレーム60aは、その左右両側においてガイドレール16に嵌合するガイドローラ63を有している。そして、ラック・ピニオン等よりなる昇降機構(図示せず)によって、身長方向に沿って移動することができる。可動フレーム60bは、左右方向の揺動軸64を介してベースフレーム60aに支持されている。ベースフレーム60aと可動フレーム60bの間には、エアセル等よりなる進退駆動部65が設けられている。進退駆動部65の駆動により、可動フレーム60bは揺動軸64を中心として使用者に対して進退することができる。なお、可動フレーム60bを進退させる構造でなくてもよく、アーム61に進退駆動部65を設けてアーム61のみを進退させる構造であってもよい。
Moreover, as shown in FIG. 3, the
アーム61は、左右方向に延設された揉み軸66及び叩き軸67に連結されている。揉み軸66の左右両側には、傾斜軸部66bを有する傾斜カム66aが設けられており、この傾斜カム66aにアーム61が取り付けられている。左右の傾斜軸部66bは、正面視で略ハの字型となるように揉み軸66の軸心に対して傾斜している。叩き軸67の左右両側には、叩き軸67の軸心に対して偏心した偏心軸部67bを有する偏心カム67aが設けられており、この偏心カム67aにアーム61がコンロッド68を介して取り付けられている。左右の偏心軸部67bは、叩き軸67の軸心に対する位相が互いに異なっており、具体的には180度だけ異なっている。揉み軸66及び叩き軸67は、それぞれマッサージモータM1,M2の駆動により回転する。施療子62は、揉み軸66の回転により揉みマッサージを行い、叩き軸67の回転により叩きマッサージを行う。なお、施療子62が設けられたアーム61、揉み軸66、及び叩き軸67は、可動フレーム60bに支持されている。従って、施療子62は、可動フレーム60bの移動を介して使用者に対して進退可能である。
The
アーム61は、前後方向に揺動自在であり、上側の施療子62が前方へ突出するようにバネ等よりなる付勢手段(図示せず)により付勢されている。また、図2に示すとおり、マッサージユニット13は、使用者の身体情報を検出するセンサ69を有している。このセンサ69は、アーム61が所定の揺動位置となったことを検出することで身体情報を得ることができる。具体的に説明すると、マッサージユニット13を身長方向に沿って上昇させる過程で、上側の施療子62が肩の上方に到達すると、施療子62に作用する負荷が解除されて、付勢手段(図示せず)の作用によりアーム61が前方へ揺動して所定の揺動位置となる。アーム61が所定の揺動位置となったことをセンサ69が検出し、その際のマッサージユニット13の上下位置に基づいて肩の位置を検出する。肩の位置を基準として、その他の部位(首、背中、腰等)の位置を計算により求める。検出された身体情報は制御部7に記憶される。なお、身体情報は使用者自身が入力してもよい。この場合、例えば、コントローラ8を操作して身体情報を入力し、制御部7に記憶させることができる。
The
[制御系の構成]
図2に示すとおり、マッサージ機1には、マッサージユニット13、駆動部10、連結部材17としてのアクチュエータ17a、マッサージ部6としてのエアセル14、15、これらを動作させるためのマイクロコンピュータ等からなる制御部7が設けられている。この制御部7は、座部3の下方に設けられており、使用者が操作するコントローラ8と接続されており、使用者がコントローラ8を操作することで各種マッサージ動作が行われる。
[Control system configuration]
As shown in FIG. 2, the
[座部の構成]
図8は本発明の一実施形態に係る土台フレーム2を省略した座部3付近を拡大した左側面図である。図1、図4〜図8に示す通り、座部3は板状の部材で構成されている。座部3の前後方向後側には、マッサージユニット13との干渉を防ぐための切り欠き3aが設けられており、略凹部状となっている。座部3の座面3d上には、マッサージ部6としてのエアセル14が左右一対設けられている。エアセル14は、座部3に着座した使用者の臀部や大腿部をマッサージすることができる。座部3の前側には、第三回動軸C3を介して後述するフットレスト部5が枢支されている。後述する連結部材17としてのアクチュエータ17aを駆動させることにより、フットレスト部5は第三回動軸C3を中心に座部3に対して上下方向に移動させることができるようになっている。
[Structure of the seat]
FIG. 8 is an enlarged left side view of the vicinity of the
図8、図9に示すとおり、座部3は、座面3dを支える第一座部フレーム3bと、第一座部フレーム3bの下側に設けられた第二座部フレーム3cと、第一座部フレーム3bと第二座部フレーム3cとの間に設けられた第三回動軸支持部3eと、第一座部フレーム3bとの上部に設けられた座面3dと、で構成されている。座面3dの内部には、マッサージ部としてのエアセル14が設けられている。第一座部フレーム3bの前側と第二座部フレーム3cの前側とは、第三回動軸支持部3eを介して連結されている。第二座部フレーム3cは、前方に後述する第一リンク部材30を枢支するための孔を有しており、孔には第六回動軸C6が取り付けられる。第一座部フレーム3bに対して後方に向かうにつれて傾斜角度が大きくなるように取り付けられている。第二座部フレーム3cの後側には、第一回動軸C1を枢支するための取付部が上方へ突出して設けられている。第一座部フレーム3bと第二座部フレーム3cの間には、後述する土台フレーム2に対して座部3を前後方向に移動させるための駆動部10が設けられている。
As shown in FIGS. 8 and 9, the
駆動部10は、後述するピニオン10aとピニオン10aを駆動させるためのモータM4とから構成されている。駆動部10を駆動させることで、ピニオン10aは後述するレール10c上を移動する。レール10cは前後方向に延びており、レール10c上にはラック10bが設けられている。そして、レール10cは、後述する土台フレーム2を構成する第三土台フレーム2cに設けられている。そうすることで、座部3は、傾斜角度を維持した状態で前後方向に移動することができる。
また、座部3の座面3dは、後側から前側に向かうにつれて座面3dの高さが高くなるように傾斜している。そうすることで、使用者が座部3に着座した際に、より深く腰掛けることができるようになっている。
The
Further, the
[背凭れ部の構成]
図1、図4〜図7に示す通り、背凭れ部4は、身長方向に長い長方形の部材で構成されている。背凭れ部4の側部中央付近には、後述する第二リンク部材40が第二回動軸C2を介して取り付けられている。背凭れ部4の下側は、座部3と連結されており、座部3の前後方向への移動に伴って、背凭れ部4も追従してリクライニングさせることができるようになっている。
背凭れ部4の内部には、ガイドレール16(図1参照)が設けられており、マッサージユニット13はガイドレール16に沿って移動する。マッサージユニット13が身長方向に移動可能であるため、使用者の首から腰の間をマッサージユニット13でマッサージすることができる。
なお、図示していないが、背凭れ部4の各所にマッサージ部6としてのエアセルを設けてもよい。
[Configuration of backrest]
As shown in FIGS. 1 and 4 to 7, the
A guide rail 16 (see FIG. 1) is provided inside the
Although not shown, an air cell as the
背凭れ部4の側部には、2つの軸が設けられている。1つは、中央付近に設けられ背凭れ部4を前後方向に移動させるべく枢支された左右方向を軸方向とする第二回動軸C2である。第二回動軸C2には、後述する第二リンク部材40の一端が枢支されている。第二リンク部材40の他端は、後述する土台フレーム2を構成する第一土台フレーム2aに枢支されている。もう1つは、第二回動軸C2よりも下側に設けられ座部3に対して背凭れ部4を前後方向に移動させるべく枢支された左右方向を軸方向とする第一回動軸C1である。第一回動軸C1は、座部3の第二座部フレーム3cと背凭れ部4とを連結している。
Two shafts are provided on the side of the
このようにすることで、背凭れ部4と座部3は、第一回動軸C1により枢支されていることから、駆動部10を駆動させることにより、第一リンク部材30や第二リンク部材40等からなるリンク機構が作動し、座部3の前後方向への移動に追従して背凭れ部4も前後方向へ移動するようになる。
また、背凭れ部4の側部、中央付近には第二回動軸C2が設けられているため、背凭れ部4が座部3の前方への移動に伴って後方にリクライニングする際、第二回動軸C2を中心に背凭れ部4の上側を後方へ倒すとともに下側を前方へ押し出すようになる。
つまり、背凭れ部4がリクライニングする際の後方のスペースを省スペース化することができる。
By doing in this way, since the
Further, since the second pivot shaft C2 is provided near the side portion and the center of the
That is, the space behind the
また、背凭れ部4の下部、第一回動軸C1よりも下側には、背凭れ部4と後述する連結部材17としてのアクチュエータ17aの一端とを取り付けるための背凭れ支持部4aが設けられている。背凭れ支持部4aの先端側には、左右方向を軸方向とする第四回動軸C4が設けられている。背凭れ支持部4aと連結部材17としてのアクチュエータ17aの一端とは、第四回動軸C4によって連結されている。
Further, a
[フットレスト部の構成]
図1、図4〜図6に示す通り、フットレスト部5は、底壁5aと、底壁5aの左右両側から前方へ突設された側壁5bと、側壁5bの略中央付近から突設された中央壁5cと、底壁5aの下方から前方へ向って底壁5aと側壁5bとに亘って突設された足底壁5dとからなる凹部状に形成されている。左右の側壁5bの内側には、マッサージ部6としてのエアセル15が設けられている。また、中央壁5cの左右両側にも、マッサージ部6としてのエアセル15が設けられている。なお、足底壁5dの上面にエアセル(図示せず)を取り付けるようにしてもよい。
[Composition of footrest part]
As shown in FIGS. 1 and 4 to 6, the
底壁5aの後面上方には、左右方向を軸方向とする第三回動軸C3が座部3の前方に設けられた第三回動軸支持部3eに対して枢支されている。底壁5aの後面には、フットレスト支持部5aが位置している。フットレスト支持部5aは、略V字型をしており、底壁5aの後面と接する端部には、フットレスト部5をスムーズに移動させるためのローラーが取り付けられている。また、ローラーが取り付けられた端部よりも下側に位置する端部には、連結部材17としてのアクチュエータ17aの他端が第七回動軸C7を中心に枢支されている。また、ローラーと連結部材17としてのアクチュエータ17aの他端が枢支された端部の延長線上には、連結部材17としてのアクチュエータ17aを駆動させることにより、フットレスト支持部5aを上方へ回動させるための第五回動軸C5が設けられている。第五回動軸C5を中心にフットレスト支持部5aが上方へ回動することで、フットレスト部5は、第三回動軸C3を中心に上方へ回動するようになっている。
Above the rear surface of the
[土台フレームの構成]
図1、図4〜図6に示す通り、土台フレーム2は、床面に接する第一土台フレーム2aと、第一土台フレーム2aから上方に突設された2本の第二土台フレーム2bと、2本の第二土台フレーム2bの間にわたって取り付けられた第三土台フレーム2cとから構成されている。2本の第二土台フレーム2bは、前側の第二土台フレーム2bが後側の第二土台フレーム2bよりも長くなるように構成されており、第三土台フレーム2cは、前側から後側に向かうにつれて下がるように傾斜して設けられている。
第三土台フレーム2cには、座部3を前後方向に移動させるためのレール10cが取り付けられている。レール10cの内側には、ラック10bが設けられており、ラック10bと後述するピニオン10aとが噛み合い、駆動部10を駆動させることにより座部3を前後方向に移動させることができる。
[Configuration of base frame]
As shown in FIGS. 1 and 4 to 6, the
The
第一土台フレーム2aに設けられた前側の第二土台フレーム2bよりも前側には、後述する第一リンク部材30の他端が枢支されている。第一土台フレーム2aに設けられた後側の第二土台フレーム2bよりも後側には、後述する第二リンク部材40の他端が枢支されている。第一リンク部材30の他端と第二リンク部材40の他端が第一土台フレーム2aに対して枢支されているため、駆動部10を駆動させることにより、土台フレーム2に対して座部3を前後方向に移動させることができるようになっている。
The other end of the
なお、本実施例においては、土台フレーム2は座部3の側方に位置するように設けられているが、座部3の下方に位置するように設けられていてもよい。土台フレーム2を座部3の側方に位置させることで座部3の高さを抑えることができるため、使用者が着座しやすくなる。また、土台フレーム2を座部3の下方に位置させることで、幅方向の寸法を小さくすることができるとともに、座部3の高さを出すことができる。そのため、着座する際の使用者への膝の負担を抑えることができる。
In this embodiment, the
[第一リンク部材の構成]
図1、図4〜図7に示すとおり、第一リンク部材30は、長寸の板状の部材で構成されている。第一リンク部材30の一端は、座部3を構成する第二座部フレーム3cの側部に第六回動軸C6に枢支されている。また、第一リンク部材30の他端は、土台フレーム2を構成する第一土台フレーム2aの前側に枢支されている。第一リンク部材30は、座部3が後方に位置している状態の時には、後方に傾斜した状態となっている。駆動部10を駆動させ、座部3を前方へ移動させると、座部3の前方への移動に伴って第一リンク部材30は、他端を中心に上に凸の円弧を描くように前方へ傾斜するようになっている。
[Configuration of the first link member]
As shown in FIGS. 1 and 4 to 7, the
[第二リンク部材の構成]
図1、図4〜図6に示すとおり、第二リンク部材40は、長寸の板状の部材で構成されている。第二リンク部材40の一端は、背凭れ部4の側部、第二回動軸C2に対して枢支されている。また、第二リンク部材40の他端は、土台フレーム2を構成する第一土台フレーム2aの後側に枢支されている。第二リンク部材40は、座部3が後方に位置している状態の時には、前方に傾斜した状態となっている。よって、座部3が前方へ移動する際は、第二リンク部材40は他端を中心に上に凸の円弧を描くように更に前方へ傾斜し、座部3と枢支された背凭れ部4も前方へ移動する。
[Configuration of second link member]
As shown in FIGS. 1 and 4 to 6, the
図7に示すとおり、第二リンク部材40をアクチュエータで構成しても良い。第二リンク部材40をアクチュエータとすることで、座部3に対する背凭れ部4の傾倒角度を変更することができる。例えば、アクチュエータを伸張させた場合(図7(b)の状態から図7(a)の状態となる場合)、第二リンク部材40は他端を中心に前方へ傾斜することとなり、座部3に対する背凭れ部4の傾倒角度を小さくする(θ2からθ1)ことができる。つまり、使用者がより深く着座することができるようになっている。また、アクチュエータを収縮させた場合(図7(a)の状態から図7(b)の状態となる場合)、第二リンク部材40は他端を中心に後方へ傾斜することとなり、座部3に対する背凭れ部4の傾倒角度を大きくする(θ1からθ2)ことができ、アクチュエータを伸張させた場合に比べて、使用者が浅く着座することができるようになっている。
As shown in FIG. 7, the
[連結部材の構成]
図4〜図7に示すとおり、連結部材17は、伸縮自在のアクチュエータである。連結部材17の一端は、背凭れ支持部4aに設けられた第四回動軸C4に対して枢支されている。他端は、フットレスト支持部5aの一端に対して枢支されている。座部3を前方へ移動させると、第二回動軸C2を中心に背凭れ部4の下方が前側へ押し出される。つまり、背凭れ部4の下方が前側に押し出されるため、連結部材17と連結されたフットレスト支持部5aも前側に押し出されるようになる。なお、連結部材17を伸張させることで、フットレスト支持部5aが第五回動軸C5を支点に上方へ移動し、フットレスト部5を更に上方へ移動させることができる。
[Composition of connecting members]
As shown in FIGS. 4 to 7, the connecting
[動作パターン1]
図4、図5に示す通り、動作パターン1は、図4の状態(背凭れ部4を起こした状態、座部3を後方へ移動させた状態)から、図5の状態(背凭れ部4を倒した状態、座部3を前方へ移動させた状態)へと状態を変化させる動作である。
[Operation pattern 1]
As shown in FIGS. 4 and 5, the
図4の状態(初期状態)から、駆動部10を駆動させると、駆動部10が取り付けられた座部3は前方へ移動を開始する。座部3の後部と背凭れ部4の下部とは第一回動軸C1を介して枢支されている。座部3の側部と第一リンク部材30の一端は枢支されている。また、背凭れ部4の側部と第二リンク部材40の一端は第二回動軸C2に枢支されている。そのため、座部3の前方への移動に追従して第一リンク部材30の一端が、第一リンク部材30の他端を支点として前方へ移動するとともに背凭れ部4の下部も前方へ移動を開始する。また、背凭れ部4の下部の前方への移動に追従して、第二リンク部材40の一端が、第二リンク部材40の他端を支点として前方へ移動する。
なお、第一リンク部材30は、第一リンク部材30の他端を中心に上に凸の円弧を描くように前方へ傾斜するようになっている。また、第二リンク部材40は、第二リンク部材40の他端を中心に上に凸の円弧を描くように前方へ傾斜するようになっている。
When the
In addition, the
つまり、初期状態から背凭れ部4を倒すことにより、座部3側にかかっていた使用者の荷重を徐々に背凭れ部4側へ移動させることができる。その結果、使用者の荷重は、駆動部10への負荷を軽減させることができるとともに、座部3を前方へ移動させるための力へとして利用することもできる。
That is, by tilting the
[動作パターン2]
図5、図6に示す通り、動作パターン2は、図5の状態(背凭れ部4を倒した状態、フットレスト部5が下がった状態)から図6の状態(背凭れ部4を倒した状態、フットレスト部5を上げた状態)へと状態を変化させる動作である。
[Operation pattern 2]
As shown in FIG. 5 and FIG. 6, the
図5の状態から、連結部材17としてのアクチュエータ17aを駆動させて伸長させると、連結部材17の他端が伸張し、フットレスト支持部5aは第五回動軸C5を中心に上方へ回動する。フットレスト支持部5aの前側には、フットレスト部5が位置しているため、フットレスト部5は、第三回動軸C3を中心に上方へ回動する。
つまり、フットレスト部5を下げた状態からフットレスト部5を上げた状態とすることにより、座部3に対してフットレスト部5のみを移動させることができる。
When the
That is, only the
本発明は、簡単な構造で、背凭れ部がリクライニングする際の後方のスペースを小さくすることができるマッサージ機に適用できる。 INDUSTRIAL APPLICABILITY The present invention can be applied to a massage machine that has a simple structure and can reduce the space behind the reclining portion when reclining.
2 土台フレーム
3 座部
4 背凭れ部
10 駆動部
30 第一リンク部材
40 第二リンク部材
2
Claims (6)
座部の後部に連結された背凭れ部と、
少なくとも座部を支持する土台フレームと、を有し、
土台フレームは、
座部と土台フレームとを連結し、土台フレームに対して座部を前後方向に移動させるための第一リンク部材と、
背凭れ部と土台フレームとを連結し、座部に対して背凭れ部をリクライニングさせるための第二リンク部材と、を有し、
座部には、土台フレームに対して座部を前後方向に移動させるための駆動部が設けられていることを特徴とするマッサージ機。 A seat where the user sits;
A backrest connected to the rear of the seat;
A base frame that supports at least the seat,
The base frame is
A first link member for connecting the seat and the base frame and moving the seat in the front-rear direction with respect to the base frame;
A second link member for connecting the backrest and the base frame and reclining the backrest with respect to the seat;
The massage machine, wherein the seat is provided with a drive unit for moving the seat in the front-rear direction with respect to the base frame.
座部には、ピニオンが設けられており、
ピニオンをラック上で転動させ、座部を前後方向に移動させるための駆動部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のマッサージ機。 The base frame includes a rail extending in the front-rear direction provided with a rack,
The seat has a pinion,
The massage machine according to claim 1 or 2, further comprising a drive unit for rolling the pinion on the rack and moving the seat portion in the front-rear direction.
フットレスト部は、連結部材を介して背凭れ部と連結されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のマッサージ機。 It further has a footrest part that supports the leg,
The footrest part is connected with the backrest part via the connection member, The massage machine in any one of Claims 1-4 characterized by the above-mentioned.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018025820A JP2019141146A (en) | 2018-02-16 | 2018-02-16 | Massage machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018025820A JP2019141146A (en) | 2018-02-16 | 2018-02-16 | Massage machine |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019141146A true JP2019141146A (en) | 2019-08-29 |
Family
ID=67771457
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018025820A Pending JP2019141146A (en) | 2018-02-16 | 2018-02-16 | Massage machine |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019141146A (en) |
-
2018
- 2018-02-16 JP JP2018025820A patent/JP2019141146A/en active Pending
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