JP2019141102A - 喫煙物品およびフィルター - Google Patents

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Abstract

【課題】 製造時および製造後の所定時間経過時に、十分な接着強度が維持される喫煙物品を提供する。【解決手段】 喫煙物品は、円柱形のフィルター本体と、一方の端部26に対してこれとは反対側の他方の端部27が重なって円筒形をなして内側にフィルター本体を包むシートと、フィルター本体とシートとの間に位置に設けられる第1ホットメルト系接着剤31および第1水系接着剤33と、一方の端部26と他方の端部27との間の位置に設けられる第2ホットメルト系接着剤32および第2水系接着剤34と、を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、フィルター本体をシートで包んで構成された喫煙物品およびこれに用いられるフィルターに関する。
シガレット用フィルターは、通常セルロースアセテートトウ等の濾材を巻取紙で包んだ形で製造される。主流煙のガス・蒸気成分を除去するため、活性炭等の吸着剤粒子を入れたもの、或いは、たばこ香味を補完するために香味補強剤粒子を入れたものが一般的に知られている。上記粒子を添加する方法としては、大別して2種類に分類され、セルロースアセテートトウ等の濾材中に粒子を分散するダルメシアンタイプと、濾材フィルター間にキャビティ部を作成し、キャビティ部に粒子を添加するキャビティタイプが知られている。
キャビティフィルターに添加物を添加する例は多数ある。特表2005−525795号公報では活性炭の充填率向上や機械の汚れ対策として、吸着剤である球形活性炭をキャビティ部に添加している。香味補強剤を添加した例としては以下がある。特表2010−521962号公報では、香味を含有したセルロース粒子がキャビティ部に添加され、特表2007−520204号公報では、破壊可能なカプセルがキャビティ部に添加される。
米国特許第6537186号明細書には、キャビティフィルターの製造方法が示される。特開2008−48734号公報には、たばこ加工産業の品物の連続体の製造時の糊付け方法が示され、特許第4955866号明細書には、被覆紙テープ状に接着剤を塗布する方法が示される。
特表2005−525795号公報 特表2010−521962号公報 特表2007−520204号公報 米国特許第6537186号明細書 特開2008−48734号公報 特許第4955866号明細書
製造時に正しく接着されるだけでなく、所定の時間が経過した後にも、十分な接着強度が維持される喫煙物品が望まれている。
本発明の一つの形態に係る喫煙物品は、円柱形のフィルター本体と、一方の端部に対してこれとは反対側の他方の端部が重なって円筒形をなして内側に前記フィルター本体を包むシートと、前記フィルター本体と前記シートとの間の位置に設けられる第1ホットメルト系接着剤および第1水系接着剤と、前記一方の端部と前記他方の端部との間の位置に設けられる第2ホットメルト系接着剤および第2水系接着剤と、を備える。
本発明によれば、製造時および製造後の所定時間経過時に、十分な接着強度が維持される喫煙物品を提供できる。
図1は、第1実施形態のシガレットの長手方向に沿った断面図である。 図2は、図1に示すシガレットのF2−F2線に沿った断面図である。 図3は、実施例および比較例のシガレットの各条件を示した表である。 図4は、図3に示す比較例のシガレットの長手方向と交差する方向に関する断面図である。 図5は、第2実施形態のシガレットの長手方向と交差する方向に関する断面図である。 図6は、第3実施形態のシガレットの長手方向と交差する方向に関する断面図である。
[第1実施形態]
以下、図1、図2を参照して、喫煙物品の一例であるシガレットの第1実施形態について説明する。なお、喫煙物品には、シガレット、電子デバイス加熱または炭素熱源などによりたばこの香味を吸引する喫煙具や、非加熱型でたばこの香味を吸引する喫煙具などが含まれる。
図1に示すように、シガレット11は、円柱形の煙草部12と、煙草部12に隣接して設けられた円柱形のフィルター部13と、煙草部12とフィルター部13とを覆う円筒形のチップペーパー14と、を備える。フィルター部13の端部は、吸口13Aを構成しており、吸口13Aは、喫煙者によってくわえられた際に喫煙者の口腔内に位置される。
煙草部12は、刻み葉15(煙草)の周囲を巻紙16で包んで形成されている。
フィルター部13(フィルター)は、吸口13A側に位置する第1フィルター本体21(フィルター本体)と、中心軸C方向に関して第1フィルター本体21から分離して設けられ煙草部12側に位置する第2フィルター本体22と、第1フィルター本体21および第2フィルター本体22を覆う円筒形の成形紙23(シート)と、第1フィルター本体21と第2フィルター本体22との間に設けられる空洞24(cavity)と、空洞24内に収納される顆粒25と、チップペーパー14および外気を取り込むための複数の開孔部(ベンチレーション孔)36と、を備える。
成形紙23(シート)は、接着剤で接着されていない状態で長方形をなしている。図2に示すように、成形紙23は、一方の端部26と、これとは反対側の他方の端部27と、を有する。成形紙23は、一方の端部26に対して他方の端部27が重なるように接着されて円筒形をなし、その内側に第1フィルター本体21および第2フィルター本体22を包んでいる。成形紙23が円筒形になったとき、一方の端部26は、他方の端部27の内側に配置される。以下、一方の端部26に対して他方の端部27が重なる位置をオーバーラップ部29と称する。
成形紙23は、透明な紙および透明なフィルムとして形成される。より具体的には、成形紙23は、グラシン紙、パラフィン紙等の透明度の高い紙や、木材パルプを原料として作られたセロハンフィルム、または、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリスチレン(PS)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のプラスチック系の透明フィルムのいずれかで形成される。また、成形紙23は、不透明な一般的な紙で形成されていてもよい。成形紙23は通気性を有したものでもよく、通気性を有していなくてもよい。
図2は、図1のF2−F2線に沿った位置の断面図を示す(図2では、チップペーパーを省略している)。フィルター部13は、第1フィルター本体21と成形紙23との間の位置(および第2フィルター本体22と成形紙23との間に位置)に設けられる第1ホットメルト系接着剤31と、成形紙23の一方の端部26と他方の端部27との間の位置(オーバーラップ部29)に設けられる第2ホットメルト系接着剤32と、第1フィルター本体21と成形紙23との間に位置(および第2フィルター本体22と成形紙23との間に位置)に設けられる第1水系接着剤33と、一方の端部26と他方の端部27との間の位置(オーバーラップ部29)に設けられる第2水系接着剤34と、をさらに備える。
本実施形態では、図2に示すように第1水系接着剤33と第2水系接着剤34とが連続しており、一体に形成されている。言い換えると、水系接着剤は、第1フィルター本体21(第2フィルター本体22)と成形紙23との間に位置と、一方の端部26と他方の端部27との間の位置(オーバーラップ部29)と、に跨って設けられる。
空洞24内に収納される顆粒25としては、たばこ煙成分を部分的に吸着除去する吸着剤粒子(活性炭等)や、香味補強剤粒子を用いることができる。空洞24内には、吸着剤粒子および香味補強剤粒子の両方を混ぜて充填することもできる。
第1フィルター本体21および第2フィルター本体22は繊維状の充填材37の周囲を巻取紙35で巻いて円柱形に形成される。第1フィルター本体21および第2フィルター本体22は、様々な種類の充填材37によって形成できる。本実施形態において、これらは、例えば、セルロースアセテートなどのセルロース系半合成繊維の充填材37で構成されるが、充填材37としてはこれに限定されない。充填材37は、例えば、綿、麻、マニラ麻、ヤシ、イグサなどの植物繊維、羊毛、カシミヤなどの動物繊維、レーヨンなどのセルロース系再生繊維、ナイロン、ポリエステル、アクリル、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成繊維あるいはそれらを組み合わせたものを使用することができる。第1フィルター本体21および第2フィルター本体22の構成要素としては、上記のセルロースアセテート繊維からなる充填材に加えて、吸着剤粒子や香味補強剤粒子の粒状物を含んでもよい。また、第1フィルター本体21および第2フィルター本体22は、異なる種類のセグメントを軸方向に2つ以上連接したマルチセグメント構造としても良い。その際は、各セグメントは巻取紙35で周囲を巻かれて第1フィルター本体21および第2フィルター本体22内での位置が固定される。個々のセグメントは、それぞれの充填材37がセグメント用巻取材で巻かれていても良いし、日本の特許第4262247号の図15にあるようなノンラップフィルターを用いても良い。
また、第1フィルター本体21および第2フィルター本体22には、フィルターを所望の硬さとするために、可塑剤およびバインダーの少なくとも一方を添加しても良い。使用する可塑剤の種類は問わない。例えば、可塑剤として、クエン酸トリエチル、クエン酸アセチル・トリエチル、クエン酸アセチル・トリブチル、酒石酸ジブチル、エチルフタリル・エチルグリコレート、メチルフタリル・エチルグリコレート、トリアセチン、りん酸トリエチル、りん酸トリフェニル、トリプロピオニンあるいはそれらを組合せたものを使用することができる。使用するバインダーの種類は問わない。例えば、バインダーとして、HMC、HPMC、PVA、PVAc、PEG、あるいはそれらを組み合わせたものを使用することができる。場合により可塑剤およびバインダーを使用しなくても良い。
また、第1フィルター本体21および第2フィルター本体22には、メンソールなどのフレーバを含んでもよい。フレーバの加香方法は特に問わないが、例えばフレーバを吸着させたひも状の物質を第1フィルター本体21および第2フィルター本体22内に配置する、あるいは第1フィルター本体21および第2フィルター本体22の充填材にフレーバを含ませる、あるいはカプセルなどのフレーバを固定化した材料を第1フィルター本体21および第2フィルター本体22に配置する方法でもよい。
第1フィルター本体21および第2フィルター本体22に使用する巻取紙35の種類および材質は問わない。巻取紙35は、一般的なシガレット用フィルターに使用される巻取紙35を用いることができて、通気性を有した巻取紙35でも良いし、通気性を有しないものでも良い。一般的な製品に使用される巻取紙35は、坪量が20〜100g/m、厚さが30〜110μm、通気性が、0〜32000コレスタユニットである。巻取紙35の材質には、一般的には植物性の繊維で作製された紙が用いられるが、ポリマー系(ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロンなど)の化学繊維を用いた不織布、または、ポリマー系(セルロース、セルロースアセテート、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、ポリ乳酸など)のフィルムが用いられても良いし、アルミ箔のような金属箔が用いられてもよい。
チップペーパー14の材質は問わない。チップペーパー14には一般的には植物性の繊維で作製された紙が用いられるが、ポリマー系(ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロンなど)の化学繊維を用いた不織布、または、ポリマー系(セルロース、セルロースアセテート、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、ポリ乳酸など)のフィルムを使用してもよいし、アルミ箔のような金属箔を用いてもよい。チップペーパー14は透明でも良いし不透明でも良い。一般的な製品に使用されるチップペーパー14は、坪量が35〜56g/m、厚さが35〜45μmの紙であり、表面にブランドロゴ等の印刷を施しやすくするための平滑性を有していて、フィルター部13が透けて見えないように二酸化チタン、炭酸カルシウム等の充填材37を配合して不透明度をあげても良い。シガレットでのフィルターからのベンチレーションを担保するために、チップペーパーは事前に開孔されていてもよいし、シガレット巻上時に巻上機によって開孔されてもよい。
複数の開孔部36は、シガレット11の中心軸Cを中心に放射状に設けられている。複数の開孔部36は、シガレット11の周方向に例えば1列で並んで形成されている。複数の開孔部36は、合計で、例えば10〜40個形成される。
続いて、本実施形態のシガレット11の製造工程について説明する。まず、一般的なフィルター製造装置によって、第1フィルター本体21および第2フィルター本体22となるベースフィルター部分を製造する。製造されたベースフィルター部分はコンバイナーに投入されたのちシガレット2本分に対応する長さにカットされ、カットされたベースフィルタ本体21およびフィルター本体22は交互に整列される。整列されたフィルターは、ドラム等によって、所望の長さの空洞24が設けられる。空洞24が設けられたフィルター本体21およびフィルター本体22の連続体へ、成形紙23が断続的に送られる。このとき成形紙23の内面には、予め第1ホットメルト系接着剤31が第一ノズルから塗布されており、連続体と合流すると同時に接着が開始される。送られた成形紙23は上方を解放した「U」字形に成形され、フィルタ本体21およびフィルター本体22および空洞24の連続体を包み込む形となる。そののち、U時形に解放された成形紙23の上方から顆粒25は投入される。
成形紙23が送られるライン上には、第2ホットメルト系接着剤32を供給する第2ノズルと、水系接着剤(一体になった第1水系接着剤33および第2水系接着剤34)を供給する幅広の第3ノズルと、が配置されており、成形紙23の内面に接着剤が塗布される。こののちU時形の成形紙23は円筒形に丸められ、その際に第2ホットメルト系接着剤32および水系接着剤(一体になった第1水系接着剤33および第2水系接着剤34)は接着が開始される。これによって、第1フィルター本体21と成形紙23との間の位置に第1ホットメルト系接着剤31および第1水系接着剤33が配置される。同様に、第2フィルター本体22と成形紙23との間の位置に第1ホットメルト系接着剤31および第1水系接着剤33が配置される。また、成形紙23の一方の端部26と他方の端部27との間の位置(オーバーラップ部29)に、第2ホットメルト系接着剤32および第2水系接着剤34が配置される。このようにして作成されたフィルターの連続体は、最終的に所定の長さにカットされて、シガレット4本分に対応するフィルター部が完成する。
別途用意した一般的なたばこ巻き上げ機を用いて、煙草部12(巻き)を製造する。そして、2本の煙草部12の間に上記のように形成したフィルター部を半分にカットしたシガレット2本分のフィルターを挿入する。そして、たばこ巻き上げ機において、チップペーパー14を用いて2本分のシガレット11に対応する煙草部12およびフィルター部13を一括して巻き上げることで、シガレット2本分に相当する煙草部12とフィルター部13とを連結したロッド状のものを形成する。
そして、当該ロッド状のものを所定速度で走行させながら、COレーザー等によって、ベンチレーション用の開孔部36を形成する。そして、2本分の長さのフィルター部13の中央の位置でカッターによってフィルター部13およびチップペーパー14を切断して、1本のシガレット11の製造が完了する。ベンチレーション用の開孔部36は、1本のシガレットにカットされたのちにレーザー等によって形成されることもある。またベンチレーション用の開孔部36はチップペーパー14や成形紙23、巻取紙35の通気性によって担保されることもあり、その場合、レーザー等は使用しない。このように開孔の方法は、シガレット巻上機やシガレットのスペックによって決定される。
[実施例]
図3に実施例のシガレットの代表的な条件を示す。実施例のシガレット11は、図1、図2に示す上記実施形態と同じ構造を有する。シガレット11に用いるフィルター部13は、以下のように製造した。第1フィルター本体21および第2フィルター本体22となるフィルター部分として、メンソールを含むフィルターを用いた。巻取紙35は、通気度30000コレスタユニット、坪量21g/m2の一般的な巻取紙(日本製紙パピリア社製)を用いた。第1フィルター本体21および第2フィルター本体22は、シガレット11の中心軸C方向の長さが10mmである。第1フィルター本体21と第2フィルター本体22との間の空洞24は、シガレット11の中心軸C方向の長さが7mmである。フィルター部13の円周は、24.2mmである。フィルター部の長さは108mmであり、シガレット11製造時のフィルター部13の長さ27mmの4本分に相当する。第1フィルター本体21および第2フィルター本体22は、セロハンフィルムで構成される透明な成形紙23(フタムラ化学社製・P−BD)で巻き上げられる。
空洞24内には、20mgのスペアミントリーフの顆粒25(高砂香料工業社製)が充填される。スペアミントリーフの顆粒25は、乾燥させ、粉砕した後、篩によって直径0.5〜1.4mmの範囲のものを選別して使用した。
大同化成工業株式会社製の商品名:ダイカラックS−1101Sを、第1ホットメルト系接着剤31および第2ホットメルト系接着剤32として使用した。また、ダイセルファインケム株式会社製の商品名:セビアンA20753を、第1水系接着剤33および第2水系接着剤34として使用した。水系接着剤は、接着剤中の水分が蒸発することで固まる接着剤である。第2ホットメルト系接着剤32は、成形紙23の一方の端部26と他方の端部27との間に位置する。第1ホットメルト系接着剤31は、巻取紙35と成形紙23との間に位置する。第1水系接着剤33および第2水系接着剤34は、これら第1ホットメルト系接着剤31と第2ホットメルト系接着剤32との間の位置に設けられている。第1水系接着剤33および第2水系接着剤34は、オーバーラップ部29からはみ出して設けられており、成形紙23の一方の端部26と他方の端部27との間の位置と、巻取紙35と成形紙23との間に位置と、に跨って設けられている。
フィルター1本108mmあたり、第1ホットメルト系接着剤31は、10mgであり、第2ホットメルト系接着剤32は、3mgであり、第1水系接着剤33および第2水系接着剤34は、両者を合計して3mgとした。第1水系接着剤33は、第2水系接着剤34と連続している。
[比較例]
図3に比較例のフィルター部41の代表的な条件を示す。図4に比較例のフィルター部41の構造を示す。比較例のフィルター部41は、接着剤の配置が異なっているものの、使用している接着剤の種類等、それ以外の構造については、上記実施例と同様である。このため、以下は、比較例のフィルター部41について、主として、上記実施例のシガレット11のフィルター部13と相違する部分について説明する。
比較例のフィルター部41は、水系接着剤(第2水系接着剤34)がオーバーラップ部29からはみ出さないように位置されており、成形紙23の一方の端部26と他方の端部27との間に位置に設けられている。
[接着強度の評価]
続いて、上記実施例のシガレット11のフィルター部13と上記比較例のフィルター部41の成形紙23と巻取紙35の接着強度(引張強度)の評価を行った。この評価は、第1フィルター本体21の巻取紙35に対する成形紙23の接着強度について、1日あるいは14日蔵置した後に、引張強度を測定することで行った。
評価用のサンプルは、以下のように作成した。まず、巻取紙35・成形紙23接着部分を切り出すように、中心軸C方向と平行にフィルター部13を一部切断する。そして、第1フィルター本体21から充填材37を除去して、巻取紙35のみの状態にする。これによって、成形紙23と巻取紙35とが、第1ホットメルト系接着剤31、第1水系接着剤33で接着された構造を取り出す。このように形成したサンプルの引張強度を小型卓上試験機(島津製作所・EZ Grapf 5N)を用いて測定した。その際、小型卓上試験機の一方のアームで巻取紙35を掴み、小型卓上試験機の他方のアームで成形紙23を掴んで、サンプルを5Nの力で引っ張り、巻取紙35と成形紙23を剥離させて接着強度(引張強度)を測定した。測定は5回行って、その平均値を測定値とした。
試験の結果、実施例では蔵置1日後の接着強度が0.523Nであるに対して、比較例では蔵置1日後の接着強度が0.166Nであった。また、実施例では蔵置14日後の接着強度が0.304Nであるに対して、比較例では蔵置14日後の接着強度が0.075Nであった。この評価の結果、蔵置1日後または14日後のいずれの場合でも、実施例が比較例よりも優れた接着強度を発揮することが確認された。
第1実施形態および実施例によれば、喫煙物品は、円柱形のフィルター本体と、一方の端部26に対してこれとは反対側の他方の端部27が重なって円筒形をなして内側に前記フィルター本体を包むシートと、前記フィルター本体とシートとの間に位置に設けられる第1ホットメルト系接着剤31および第1水系接着剤33と、一方の端部26と他方の端部27との間の位置に設けられる第2ホットメルト系接着剤32および第2水系接着剤34と、を備える。
また、フィルターは、円柱形のフィルター本体と、一方の端部26に対してこれとは反対側の他方の端部27が重なって円筒形をなして内側に前記フィルター本体を包むシートと、前記フィルター本体と前記シートとの間に位置に設けられる第1ホットメルト系接着剤31および第1水系接着剤33と、一方の端部26と他方の端部27との間の位置に設けられる第2ホットメルト系接着剤32および第2水系接着剤34と、を備える。
一般に、ホットメルト系接着剤は速乾性であり、水系接着剤の乾燥時間は、ホットメルト系接着剤の乾燥時間よりも長い。上記した構成によれば、ホットメルト系接着剤に加えて、水系接着剤が、フィルター本体とシートとの間に位置と、一方の端部26と他方の端部27との間の位置と、に設けられる。このため、ホットメルト系接着剤によって速乾性を担保しつつ、水系接着剤を用いてホットメルト系接着剤の強度不足を補うというように、2種類の接着剤のそれぞれ長所を生かすことができる。これによって、フィルター本体からシートが剥がれてしまうことがなく、高品質のシガレット11を提供できる。
第1水系接着剤33は、第2水系接着剤34と連続している。この構成によれば、フィルター本体とシートとの間に位置と、一方の端部26と他方の端部27との間の位置と、に一つの連続した水系接着剤を跨らせて配置できる。このため、シガレット11の製造ラインにおいて水系接着剤を塗布するためのノズルの数を少なくすることができ、製造コストを削減することができる。また、一方の端部26を構成する面(おもて面26A)と一方の端部26の端面26Bとの両方の部分、すなわち一方の端部26の角部を水系接着剤で包み込むように保持できるため、単に対向面同士で接着する場合に比して、フィルター本体とシートとの間の接着強度を向上できる。
この場合、シートの内側には、前記フィルター本体に隣接して空洞24が設けられる。一般に、シートの内側に空洞24が設けられると、シートに対してフィルター本体の位置がずれやすい構造となる。上記構成によれば、シートに対してフィルター本体の位置がずれやすい構造となっても、ホットメルト系接着剤および水系接着剤の2種類の接着剤を用いることでシートとフィルター本体との間の接着強度を高くすることができ、フィルター本体の位置ずれを防止することができる。
喫煙物品は、円柱形をなすとともに前記フィルター本体との間に空洞24が位置するようにシートの内側に包まれる第2フィルター本体22を備え、第1ホットメルト系接着剤31および第1水系接着剤33は、第2フィルター本体22とシートとの間に設けられ、第2ホットメルト系接着剤32および第2水系接着剤34は、一方の端部26と他方の端部27との間の位置に設けられる。
この構成によれば、第2フィルター本体22についても、フィルター本体と同様にシートに対して2種類の接着剤で接着することができる。これによって、2種類の接着剤のそれぞれ長所を生かすことができ、第2フィルター本体22の接着強度を向上して高品質な喫煙物品を提供できる。
空洞24には、たばこ煙成分を部分的に吸着除去する吸着剤粒子25および香味成分が担持される香味補強剤粒子25の少なくとも一方が充填される。この構成によれば、吸着剤粒子25によって、煙草煙の一部をフィルター側に吸着できるため、雑味がなくより洗練された香喫味を有する喫煙物品を提供できる。また、香味補強剤粒子25によって、煙草煙に香味成分を付与できるため、香喫味に爽快感を持たせたり、あるいは、香喫味にさらに深みを持たせたりすることができる。これによって、香喫味を向上したより高品質な喫煙物品を提供できる。
シートは、フィルムである。この構成によれば、接着剤が効きにくいフィルムをシートに採用した際でも、本実施形態のように2種類の接着剤を用いることで、十分な接着強度を確保することができる。
フィルター本体は、メンソールを含む。本願の発明者らは、フィルター本体にメンソールを含む場合に、フィルター本体から気化したメンソールがホットメルト系接着剤の接着力を時間経過とともに徐々に低下させることを見出した。上記構成によれば、メンソールの影響でホットメルト系接着剤の接着力が低下した場合でも、水系接着剤の接着力によってフィルター本体とシートとの接着を確保することができる。すなわち、ホットメルト系接着剤は、瞬間的な接着あるいは短期間の接着を担保し、水系接着剤は、より長期間の接着を担保することができる。これによって、両接着剤が相補的に作用することとなり、その結果、接着の直後から長期間にわたってフィルター本体からシートが脱落することがない。これによって、高品質のシガレット11を提供することができる。
[第2実施形態]
図5を参照して、第2実施形態の喫煙物品の一例であるシガレットについて説明する。第2実施形態のシガレット11は、第1水系接着剤33と第2水系接着剤34とが連続していない点で第1実施形態のものと異なっているが、他の部分は第1実施形態と共通している。このため、主として第1実施形態と異なる部分について説明し、第1実施形態と共通する部分については図示或いは説明を省略する。
フィルター部13は、巻取紙35と成形紙23との間の位置に設けられる第1ホットメルト系接着剤31と、成形紙23の一方の端部26と他方の端部27との間の位置(オーバーラップ部29)に設けられる第2ホットメルト系接着剤32と、巻取紙35と成形紙23との間の位置に設けられる第1水系接着剤33と、一方の端部26と他方の端部27との間の位置(オーバーラップ部29)に設けられる第2水系接着剤34と、を備える。本実施形態では、図5に示すように第1水系接着剤33と第2水系接着剤34とが分離して配置されている。
本実施形態のシガレット11によれば、以下のような効果を奏する。例えば、第1実施形態のように、第1水系接着剤33と第2水系接着剤34とが連続していると、巻取紙35と成形紙23との間の位置と、成形紙23の一方の端部26と他方の端部27との間の位置(オーバーラップ部29)と、の間で水系接着剤の量に偏りが出てしまう可能性がある。上記構成によれば、第1水系接着剤33と第2水系接着剤34とが分離して配置されるため、水系接着剤の量の制御を容易にすることができる。これによって、水系接着剤の量を適正にすることでフィルター本体からシートが剥がれることを防止でき、高品質なシガレットを提供できる。
[第3実施形態]
図6を参照して、第3実施形態の喫煙物品の一例であるシガレット11について説明する。第3実施形態のシガレット11は、第1ホットメルト系接着剤31と第2ホットメルト系接着剤32が連続し、第1水系接着剤33と第2水系接着剤34とが連続していない点で第1実施形態のものと異なっているが、他の部分は第1実施形態と共通している。このため、主として第1実施形態と異なる部分について説明し、第1実施形態と共通する部分については図示或いは説明を省略する。
フィルター部13は、巻取紙35と成形紙23との間の位置に設けられる第1ホットメルト系接着剤31と、成形紙23の一方の端部26と他方の端部27との間の位置(オーバーラップ部29)に設けられる第2ホットメルト系接着剤32と、巻取紙35と成形紙23との間の位置に設けられる第1水系接着剤33と、一方の端部26と他方の端部27との間の位置(オーバーラップ部29)に設けられる第2水系接着剤34と、を備える。
本実施形態では、図6に示すように第1ホットメルト系接着剤31と第2ホットメルト系接着剤32とが連続しており、一体に形成されている。言い換えると、ホットメルト系接着剤は、巻取紙35と成形紙23との間の位置と、一方の端部26と他方の端部27との間の位置(オーバーラップ部29)と、に跨って設けられる。一方、第1水系接着剤33と、第2水系接着剤34とは分離している。
本実施形態のシガレット11によれば、第1ホットメルト系接着剤31は、第2ホットメルト系接着剤32と連続している。このため、フィルター本体とシートとの間に位置と、一方の端部26と他方の端部27との間の位置と、に一つの連続したホットメルト系接着剤を跨らせて配置できる。このため、シガレット11の製造ラインにおいてホットメルト系接着剤を塗布するためのノズルの数を少なくすることができ、製造コストを削減することができる。また、一方の端部26を構成する面(おもて面26A)と一方の端部26の端面26Bとの両方の部分、すなわち一方の端部26の角部をホットメルト系接着剤で包み込むように保持できるため、単に対向面同士で接着する場合に比して、フィルター本体とシートとの間の接着強度を向上できる。
喫煙物品(シガレット11)は上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。すなわち、上記した実施形態では、第1フィルター本体21と第2フィルター本体22との間に空洞24が設けられているが、フィルター部13の吸口13Aに空洞(リセス)を設けてもよい。また、上記した異なる実施形態中の構成要素を適宜に組み合わせて一つのシガレット11を実現することもできる。
11…シガレット、12…煙草部、13…フィルター部、14…チップペーパー、15…刻み葉、16…巻紙、21…第1フィルター本体、22…第2フィルター本体、23…成形紙、24…空洞、25…顆粒、26…一方の端部、27…他方の端部、31…第1ホットメルト系接着剤、32…第2ホットメルト系接着剤、33…第1水系接着剤、34…第2水系接着剤、35…巻取紙、36…開孔部、37…充填材、41…フィルター部。

Claims (8)

  1. 円柱形のフィルター本体と、
    一方の端部に対してこれとは反対側の他方の端部が重なって円筒形をなして内側に前記フィルター本体を包むシートと、
    前記シートの内側に設けられ、前記フィルター本体と隣接して設けられた空洞と、
    前記空洞内に収納される顆粒と、
    前記フィルター本体と前記シートとの間に位置に設けられる第1ホットメルト系接着剤および第1水系接着剤と、
    前記一方の端部と前記他方の端部との間の位置に設けられる第2ホットメルト系接着剤および第2水系接着剤と、
    を備える喫煙物品。
  2. 前記第1水系接着剤は、前記第2水系接着剤と連続している請求項1に記載の喫煙物品。
  3. 前記第1ホットメルト系接着剤は、前記第2ホットメルト系接着剤と連続している請求項1に記載の喫煙物品。
  4. 円柱形をなすとともに前記フィルター本体との間に前記空洞が位置するように前記シートの内側に包まれる第2フィルター本体を備え、
    前記第1ホットメルト系接着剤および前記第1水系接着剤は、前記第2フィルター本体と前記シートとの間に設けられ、
    前記第2ホットメルト系接着剤および前記第2水系接着剤は、前記一方の端部と前記他方の端部との間の位置に設けられる請求項1に記載の喫煙物品。
  5. 前記顆粒は、煙草煙成分を部分的に吸着除去する吸着材顆粒および香味成分が担持される顆粒の少なくとも一方である請求項1に記載の喫煙物品。
  6. 前記シートは、フィルムである請求項1に記載の喫煙物品。
  7. 前記フィルター本体は、メンソールを含む請求項1に記載の喫煙物品。
  8. 円柱形のフィルター本体と、
    一方の端部に対してこれとは反対側の他方の端部が重なって円筒形をなして内側に前記フィルター本体を包むシートと、
    前記シートの内側に設けられ、前記フィルター本体と隣接して設けられた空洞と、
    前記空洞内に収納される顆粒と、
    前記フィルター本体と前記シートとの間に位置に設けられる第1ホットメルト系接着剤および第1水系接着剤と、
    前記一方の端部と前記他方の端部との間の位置に設けられる第2ホットメルト系接着剤および第2水系接着剤と、
    を備えるフィルター。
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