JP2019140596A - テレビ受信機及び表示方法 - Google Patents

テレビ受信機及び表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019140596A
JP2019140596A JP2018023893A JP2018023893A JP2019140596A JP 2019140596 A JP2019140596 A JP 2019140596A JP 2018023893 A JP2018023893 A JP 2018023893A JP 2018023893 A JP2018023893 A JP 2018023893A JP 2019140596 A JP2019140596 A JP 2019140596A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
notification information
display
video
content
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018023893A
Other languages
English (en)
Inventor
平田 浩一
Koichi Hirata
浩一 平田
智大 永野
Tomohiro Nagano
智大 永野
悠 宮島
Hisashi Miyajima
悠 宮島
祐太郎 宮邉
Yutaro Miyabe
祐太郎 宮邉
藤本 欣也
Kinya Fujimoto
欣也 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2018023893A priority Critical patent/JP2019140596A/ja
Publication of JP2019140596A publication Critical patent/JP2019140596A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】映像コンテンツに含まれる報知情報により主コンテンツの視聴が妨げられることを抑制できるテレビ受信機及び表示方法を提供する。【解決手段】テレビ受信機は、映像を表示させる表示部と、映像コンテンツに基づく映像を表示部に表示させる表示制御部と、を備えるテレビ受信機であって、表示制御部は、映像コンテンツが、主コンテンツと、主コンテンツの外縁に沿って重畳された報知情報と、を含む場合に、報知情報を検出する検出部と、報知情報が検出された映像コンテンツに含まれる主コンテンツを、表示部の表示サイズに応じて拡大表示させる映像処理部と、を有することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、テレビ受信機及び表示方法に関し、詳しくは、映像コンテンツの表示を制御するテレビ受信機及び表示方法に関する。
テレビジョン放送では、選挙速報や災害情報等に関する報知情報を含む映像コンテンツが配信される場合がある。このような映像コンテンツでは、例えば、主コテンツが縮小表示され、報知情報が画面の周縁部のL字型等の一部領域に継続的に表示される(いわゆるL字型画面)。これにより、視聴者は、主コンテンツを視聴するとともに、各種情報を得ることができる。
一方で、報知情報が継続的に表示されることにより、主コンテンツの視聴が妨げられる場合もある。したがって、従来から、報知情報の表示を制御する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載の従来技術では、主コンテンツ(放送映像)と、報知情報(文字スーパー、字幕スーパー)とが、異なるアセットとして送信される。したがって、テレビ受信機は、アセットの選択により、報知情報の表示・非表示を制御可能であった。
特開2016−82541号公報
しかしながら、上記従来技術では、報知情報が主コンテンツに重畳されて一つのコンテンツとして配信された場合、報知情報を非表示にできなかった。この場合、継続的に報知情報が表示され、上述のように主コンテンツが縮小表示されることにより、主コンテンツの視聴が妨げられるおそれがあった。
本発明は、上記従来技術における問題点に鑑みなされ、映像コンテンツに含まれる報知情報により主コンテンツの視聴が妨げられることを抑制できるテレビ受信機及び表示方法を提供することを一つの目的とする。
本発明に係るテレビ受信機は、映像を表示させる表示部と、映像コンテンツに基づく前記映像を前記表示部に表示させる表示制御部と、を備えるテレビ受信機であって、前記表示制御部は、前記映像コンテンツが、主コンテンツと、前記主コンテンツの外縁に沿って重畳された報知情報と、を含む場合に、前記報知情報を検出する報知検出部と、前記報知情報が検出された前記映像コンテンツに含まれる前記主コンテンツを、前記表示部の表示サイズに応じて拡大表示させる映像処理部と、を有することを特徴とする。
本発明に係るテレビ受信機では、映像コンテンツに含まれる報知情報を検出し、当該映像コンテンツに含まれる主コンテンツを表示部の表示サイズに応じて拡大表示する。これにより、主コンテンツに報知情報が重畳された一つのコンテンツとして配信された映像コンテンツから主コンテンツを選択的に表示させることができる。したがって、報知情報が表示されることによる主コンテンツの視聴が妨げられる、という不都合が生じることを抑制できる。
本発明に係るテレビ受信機では、前記表示制御部は、前記映像コンテンツの種別に関する種別情報を取得する種別取得部を有し、前記映像処理部は、前記報知情報が検出された前記映像コンテンツの種別が、予め設定された種別である場合に、前記主コンテンツを拡大表示させることを特徴とする。
本発明では、予め設定された種別の場合に、主コンテンツを拡大表示させて、報知情報を非表示とできる。これにより、ユーザの希望に沿うように、報知情報の表示を制御できる。すなわち、ユーザが報知情報を非表示としたい種別、例えば映画やドラマ等の種別の場合に報知情報を非表示とでき、ユーザは、主コンテンツの視聴に集中できる。一方、ユーザにとって報知情報を表示させたい種別の場合では、報知情報を表示させることもできる。
本発明に係るテレビ受信機では、前記映像処理部は、拡大された前記主コンテンツに前記報知情報を重畳させて表示させることを特徴とする。
本発明によれば、主コンテンツを拡大表示させたまま、報知情報を表示させることができるため、主コンテンツの表示サイズの縮小による視聴の妨げを抑制しつつ、報知情報を表示させることができる。
また、本発明によれば、例えば、非表示とされた報知情報を再表示させる際に、拡大表示された主コンテンツに報知情報を重畳させて表示させる。したがって、報知情報を再表示させる際に主コンテンツの表示サイズが変更されないため、表示サイズの変更による主コンテンツの視聴が妨げられることを抑制できる。
本発明に係るテレビ受信機では、前記映像処理部は、前記ユーザと前記報知情報との関連度、前記報知情報の重要度、前記報知情報の更新頻度、及び前記報知情報の更新の有無の少なくとも一つを含む報知必要度に応じて、前記主コンテンツに前記報知情報を重畳させて表示させることを特徴とする。
本発明によれば、報知必要度に応じて、報知情報を主コンテンツに重畳表示させる。これにより、ユーザに対して報知すべき報知情報を表示させることができ、当該情報が報知されないという不都合の発生を抑制できる。すなわち、ユーザに報知すべき情報を適切に報知できる。
本発明に係るテレビ受信機では、前記映像処理部は、拡大された前記主コンテンツに前記報知情報を重畳させて表示させる際に、前記主コンテンツを透過させ視認可能とする透過処理を前記報知情報に実施することを特徴とする。
本発明によれば、報知情報に透過処理を実施して主コンテンツに重畳させることにより、主コンテンツの視聴を妨げることを抑制しつつ、報知情報を表示させることができる。
本発明に係る表示方法は、映像を表示させる表示部と、映像コンテンツに基づく前記映像を前記表示部に表示させる表示制御部と、を備えるテレビ受信機における前記映像の表示方法であって、前記映像コンテンツが、主コンテンツと、前記主コンテンツの外縁に沿って重畳された報知情報と、を含む場合に、前記報知情報を検出するステップと、前記報知情報が検出された前記映像コンテンツに含まれる前記主コンテンツを、前記表示部の表示サイズに応じて拡大表示させるステップと、を実施することを特徴とする。
本発明によれば、上記テレビ受信機に係る発明と同様に、報知情報が表示されることにより、主コンテンツの視聴が妨げられるという不都合が生じることを抑制できる。また、主コンテンツに報知情報が重畳された一つのコンテンツとして配信された映像コンテンツについても、主コンテンツを表示サイズに応じて拡大表示させることができる。
本発明に係るテレビ受信機及び表示方法によれば、報知情報の表示によるメインコンテンツの視聴を妨げることを抑制可能である。
本発明の実施例1に係るテレビ受信機を模式的に示す正面図である。 本発明の実施例1に係るテレビ受信機の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係るテレビ受信機による表示処理を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係るテレビ受信機における表示対象の映像コンテンツと表示例とを示す図である。 本発明の実施例1に係るテレビ受信機の表示モードの設定画面を示す図である。 本発明の実施例2に係るテレビ受信機の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施例2に係るテレビ受信機における表示対象の映像コンテンツと表示例とを示す図である。
本発明に係るテレビ受信機及び表示方法は、映像コンテンツが、主コンテンツの周囲に表示される報知情報を含む場合でも、報知情報の表示による主コンテンツの視聴が妨げられることを抑制できることを特徴とする。以下、実施例を図面に基づいて説明する。
なお、下記実施例で示されるテレビ受信機の全体構成及び各部の構成や、表示方法の処理手順や各処理の内容は、下記に述べる実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる範囲内で変更することができるものである。
(実施例1)
(テレビ受信機10の構成)
以下、本発明に係る実施例1について、図1から図5を用いて説明する。
図1は、実施例1におけるテレビ受信機の模式的に示す正面図である。
図2は、テレビ受信機10の概略構成を示すブロック図である。
図1に示すように、テレビ受信機10は、表示部11と、チューナ部12と、デコーダ部13と、バッファ部14と、記録再生部15と、表示制御部20と、を含み構成される。テレビ受信機10は、映像コンテンツを取得し、当該映像コンテンツに基づく映像を表示部11に表示する。また、テレビ受信機10は、リモコン(リモートコントローラ)30を介して、ユーザによる動作指示や設定指示等を受け付け可能に構成されている。ここで、映像コンテンツは、例えば、動画像や静止画像を含む映像を表示させるための映像データ、音声データ、及び制御信号等を含むデータである。
表示部11は、表示制御部20の制御によって、映像コンテンツに基づく映像を表示する。
チューナ部12は、地上デジタル放送により放送される放送番組、及び、衛星放送により放送される放送番組などを受信するためのチューナである。また、チューナ部12は、放送番組と共に、例えば緊急地震速報など放送番組に重ね合せて表示される文字スーパー及び字幕などのデータ放送を受信する。
デコーダ部13は、チューナ部12によって受信された放送番組としての映像コンテンツや、後述する記録再生部15によって再生された映像コンテンツを、映像信号及び音声信号にデコードする。デコーダ部13は、例えば、チューナ部12が受信する放送番組を示す受信信号をアナログベースバンド信号に変換するRF部と、アナログベースバンド信号をデジタルベースバンド信号に変換するADC部と、デジタルベースバンド信号からMPEG2ストリームを復調する復調部と、MPEG2ストリームから映像信号及び音声信号を復号する復号部と、を含み構成される。
バッファ部14は、デコーダ部13によってデコードされた映像コンテンツを構成するフレーム画像を逐次格納する。また、バッファ部14は、データ放送の示す文字情報などのオブジェクトが受信された場合は、デコーダ部13を介して当該オブジェクトを取得し、逐次格納する。また、バッファ部14は、映像信号にメタ情報が付随する場合は、デコーダ部13を介して当該メタ情報を取得し、格納する。
記録再生部15は、チューナ部12を介して受信された映像コンテンツを記録する。また、記録再生部15は、記録している映像コンテンツを再生して、再生信号をデコーダ部13に送信する。この記録再生部15は、例えば、磁気ディスク、RAM(Random access memory)、及びフラッシュメモリ等からなる記憶装置を備え、いわゆるハードディスクレコーダー、DVDレコーダー、ブルーレイレコーダー等の、録画再生装置の機能を有する。なお、記録再生部15は、受信機10の外部に存在していても良い。この場合には、映像コンテンツに係る再生信号が、テレビ受信機10の外部からケーブルの端子等を介してデコーダ部13に供給される。
(表示制御部20の構成)
表示制御部20は、映像コンテンツに基づく映像を表示部11に表示させる。表示制御部20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAMを含み構成され、報知検出部21、視聴状態取得部22、種別取得部23、及び、映像処理部24として機能する。
報知検出部21は、映像コンテンツに報知情報が含まれる場合に、当該報知情報を検出する。また、報知検出部21は、映像コンテンツ(フレーム画像)における報知情報の表示領域を検出する。この報知検出部21の機能については後に詳述する。
視聴状態取得部22は、視聴対象である映像コテンツの視聴状態を示す視聴状態情報を取得する。具体的には、視聴対象である映像コンテンツがチューナ部12を介して取得された映像コンテンツ(以下、リアルタイムコンテンツとも称する)である場合、視聴状態取得部22は、視聴状態がリアルタイムであることを示す視聴状態情報を取得する。また、記録再生部15によって再生された映像コンテンツ(以下、録画コンテツとも称する)を視聴対象としている場合、視聴状態取得部22は、視聴状態が録画再生であることを示す視聴状態情報を取得する。
種別取得部23は、映像コンテンツの種別に関する種別情報を取得する。ここで、映像コンテンツの種別情報とは、映像コンテンツにおける主コンテンツの内容を示す情報であり、例えば、映画、ドラマ、スポーツ、ニュース、及び、ドキュメンタリー等である。この種別情報は、例えば、映像コンテンツのメタ情報や、ユーザにより設定され映像コンテンツに関連付けられた情報として取得される。
映像処理部24は、映像コンテンツの表示処理を実施し、表示部11に映像コンテンツに基づく映像を表示させる。この映像処理部24は、スケーリング部241を含み構成される。
スケーリング部241は、表示させる映像(フレーム画像)のサイズを、当該映像を表示すべき領域のサイズに応じて調整する。例えば、映像を表示部11の全体に表示させる場合は、表示部11の表示サイズとなるように、映像のサイズを調整(拡大又は縮小)する。
なお、映像処理部24による表示処理の詳細についは後述するが、映像処理部24は、報知情報を含む映像コンテンツの種別が予め設定された種別である場合、当該映像コンテンツに含まれる主コンテンツを、表示部11の表示サイズに応じて拡大表示させる。また
、映像処理部24は、映像コンテンツが所定の種別の場合、後述する透過処理を施した報知情報を、拡大された主コンテンツに重畳表示させる。
(表示制御部20による表示処理)
図3は、テレビ受信機10の表示制御部20による映像コンテンツの表示処理の一例を示すフローチャートである。また、図4は、表示対象となる映像コンテンツ40と、図3に示す表示処理による表示例(第1表示画像51、第2表示画像52、及び第3表示画像53)を示す図である。
表示制御部20は、報知情報42を含む映像コンテンツ40を表示する場合に、映像コンテンツ40の種別や視聴状態に応じて報知情報42の表示状態を制御する。
ここで、図4を参照して映像コンテンツ40について説明する。図4に示す映像コンテンツ40は、主コンテンツ41と、報知情報42と、を含む。
主コンテンツ41は、映像コンテンツ40の主たるコンテツであり、当該主コンテンツ41の内容に応じて映像コンテンツ40の種別情報が設定される。
報知情報42は、選挙速報や災害情報や天気情報等の各種情報を報知するための図形やテキストを含む画像である。報知情報42は、主コンテンツ41の外側に、当該主コンテンツ41の外縁に沿って重畳されている。本実施例では、報知情報42は、主コンテンツ41の左側と下側との外縁に沿ったL字状の領域に重畳されている。なお、報知情報42の表示領域は、図示例に限らず、右側や上側を含むL字状の領域でもよいし、C字状や枠状の領域でもよい。
図3に示すように、本実施例の表示処理では、報知検出部21は、表示対象である映像コンテンツに報知情報が含まれる場合はこれを検出し、検出結果を出力する(ステップS1)。
ステップS1において、報知検出部21は、バッファ部14に格納されている映像コンテンツのフレーム画像を取得し、当該フレーム画像に報知情報42が含まれている場合、当該報知情報42を検出する。また、報知検出部21は、報知情報42の表示領域を検出する。例えば、報知検出部21は、映像コンテンツ40の周縁部において、所定フレームに亘って階調変化が閾値未満となる領域がある場合に、当該領域を報知情報42の表示領域として検出する。なお、報知情報42の検出方法は、上述の方法に制限されず、他の方法を用いても良い。例えば、映像コンテンツのメタ情報として、報知情報42の表示や、表示領域に関する情報が付加されている場合は、当該メタ情報を参照してもよい。
ステップS1において、報知情報42が検出された場合(ステップS1:YES)、視聴状態取得部22は、映像コンテンツの視聴状態情報を取得する(ステップS2)。
視聴状態取得部22は、映像コンテンツ40がリアルタイムコンテンツである場合、視聴状態がリアルタイムであることを示す視聴状態情報を取得する。視聴状態取得部22は、映像コンテンツ40が録画コンテツである場合、視聴状態が録画再生であることを示す視聴状態情報を取得する。視聴状態取得部22は、取得した視聴状態情報を記憶する。
次に、種別情報取得部23は、種別情報を取得する(ステップS3)。
種別情報取得部23は、映像コンテンツのメタ情報や、ユーザによる設定情報として取得した種別情報を記憶する。
次に、映像処理部24は、視聴状態情報と、種別情報とに基づいて、映像コンテンツの表示モードを選択する(ステップS4)。
なお、映像処理部24は、予め設定された表示モード選択情報を参照して表示モードを選択する。表示モード選択情報は、視聴状態及び種別に応じて選択すべき表示モードを示す情報であり、ユーザによって設定可能である。
ここで、本実施例にて選択可能な表示モードは、「非表示モード」、「透過表示モード」、及び、「通常表示モード」のいずれかである。
「非表示モード」では、主コンテンツ41が拡大表示され、報知情報42が非表示とされる(図4の第1表示画像51を参照)。
「透過表示モード」では、主コンテンツ41が拡大表示され、報知情報42が透過表示される(図4の第2表示画像52を参照)。
「通常表示モード」では、主コンテンツ41及び報知情報42を含む映像コンテンツ40が表示される。
例えば、映像処理部24は、種別情報が「映画」や「ドラマ」の場合は、視聴状態情報、すなわちリアルタイム及び録画再生のいずれかに関わらず、「非表示モード」を選択する。また、映像処理部24は、種別情報が「スポーツ」の場合、視聴状態情報がリアルタイムでは「透過表示モード」を選択し、録画再生では「非表示モード」を選択する。また、映像処理部24は、種別情報が「ニュース」の場合、視聴状態情報に関わらず「通常表示モード」を選択する。
図3に戻り、映像処理部24は、表示モードの選択結果が「非表示モード」の場合(ステップS5:YES)、図4の第1表示画像51に示すように主コンテンツ41を拡大表示させる(ステップS6)。
すなわち、映像処理部24は、報知情報42の検出結果に基づいて、映像コンテンツ40における主コンテンツ41の表示領域を取得する。そして、映像処理部24は、表示部11の表示サイズに応じて、主コンテンツ41の表示サイズを図4の第1表示画像51における一点鎖線で示すサイズから拡大し、表示部11に表示させる。
映像処理部24は、表示モードの選択結果が「非表示モード」ではなく(ステップS5:NO)、「透過表示モード」の場合(ステップS7:YES)、図4の第2表示画像52に示すように、拡大された主コテンンツ41に、透過処理を施した報知情報41Aを重畳し、表示部11に表示させる(ステップS8)。透過処理を施すことにより、報知情報41Aが重畳された主コンテンツ41が透過され視認可能となる。報知情報41Aの表示領域は、図4の第2表示画像52における破線で示す領域である。なお、ステップS8では、映像処理部24は、図4の第3表示画像53に示すように、透過処理に加え、さらに縮小処理を施した報知情報41Bを、主コテンンツ41に重畳し、表示部11に表示させてもよい。報知情報41Bの表示領域は、図4の第3表示画像53における破線で示す領域である。
一方、表示モードが「通常表示モード」の場合(ステップS7:NO)や、ステップS1において報知情報42が検出されない場合(ステップS1:NO)は、映像処理部24は、通常の表示処理を実施する(ステップS9)。すなわち、ステップS9では、映像処理部24は、バッファ部14から取得した映像コンテンツ40を表示部11に表示させる。
(表示モード選択情報の設定)
図5は、表示モード選択情報の設定画面の一例を模式的に示す図である。なお、図5では、種別がニュースの場合に関する表示モード選択情報の設定画面を例示している。
表示モード選択情報は、上述のように、ユーザによって予め設定可能である。図5(A)にはリアルタイムコンテンツについての第1設定画面61、図5(B)には録画コンテンツについての第2設定画面62を例示している。各設定画面61,62では、映像コンテンツの種別ごとに設定された表示モードが表示されている。ユーザは、各設定画面61,62を参照しながら、リモコン30を操作してカーソル63を移動させ、非表示モード
に対応する「非表示」、透過表示モードに対応する「透過」、通常表示モードに対応する「通常」のいずれかを選択する。テレビ受信機10は、ユーザによるリモコン30の操作指示を受け付け、表示モード選択情報を設定する。
(実施例1の作用効果)
テレビ受信機10は、映像コンテンツ40に含まれる報知情報42を検出し、当該映像コンテンツ40に含まれる主コンテンツ41を表示部11の表示サイズに応じて拡大表示する。これにより、主コンテンツ41に報知情報42が重畳され一つのコンテンツとして配信された映像コンテンツ40のうち、主コンテンツ41を選択的に表示させることができる。したがって、報知情報42が表示されることにより主コンテンツ41の視聴が妨げられる、との不都合が生じることを抑制できる。
ここで、映像コンテンツの種別によって、ユーザは、報知情報を表示させたい場合や、表示させたくない場合がある。例えば、種別が、映画やドラマ等の場合、報知情報を非表示とすることにより、ユーザは、主コンテンツの視聴に集中できる。一方、種別がニュースの場合、主コンテンツ41と報知情報42との内容に関連がある場合もあり、ユーザは、主コンテンツ41と合わせてより多くの情報を得ようとする可能性がある。これに対して、本実施例では、テレビ受信機10は、映像コンテンツ40が予め設定された種別の場合に、主コンテンツ41を拡大表示させる。具体的には、本実施例では、予め設定された所定の種別の場合に、表示モードとして非表示モードや透過表示モードを選択し、主コンテンツ41を拡大表示させる。これにより、例えば映画やドラマ等の種別の場合に、主コンテンツ41の視聴に集中させることができる。逆に、報知情報42を表示させた方が良い可能性がある種別(例えばニュース等)の場合では、報知情報42を表示させることもできる。
また、テレビ受信機10は、種別と視聴状態(リアルタイムか録画再生)とに応じて報知情報42の表示モードを選択する。このような構成では、例えば、視聴状態及び種別のいずれか一方のみに基づいて報知情報42の表示・非表示を選択する場合と比べて、よりユーザの希望に沿った表示モードを選択できる。例えば、種別がニュースの場合は、視聴状態がリアルタイムでは報知情報42を含む映像コンテンツ40を表示させ、録画再生では透過表示させる等、視聴状態に応じて異なる表示モードを選択できる。また、視聴状態が同一であっても、種別に応じて異なる表示モードを選択できる。
テレビ受信機10は、主コンテンツ41を拡大表示させたまま、報知情報42を表示させる。具体的には、報知情報42に透過処理を実施して主コンテンツ41に重畳させる。これにより、主コンテンツ41の視聴を妨げることを抑制しつつ、報知情報42を表示させることができる。また、報知情報42が表示されることにより、主コンテンツ41が縮小表示され、視聴が妨げられることを抑制できる。
さらに、テレビ受信機10では、報知情報42に透過処理を施し、さらに縮小処理を施して、主コンテンツ41に重畳表示させる(図4の第3表示画像53参照)。これにより、報知情報42の表示領域を小さくすることができ、主コンテンツ41の視聴が妨げられることをより好適に抑制できる。
また、テレビ受信機10では、種別や視聴状態に応じていずれの表示モードを選択するかを示す表示モード選択情報を、ユーザが設定できる。これにより、ユーザの希望に応じて表示モード選択情報を変更でき、ユーザビリティを向上させることができる。
(実施例2)
実施例2について図6及び図7を用いて説明する。
図6は、実施例2のテレビ受信機10Aの概略構成を示すブロック図である。
図6に示すように、テレビ受信機10Aは、表示制御部20に報知必要度取得部25を備え、映像処理部24が報知情報の報知必要度に応じた処理を実施する点を除き、実施例1と略同様に構成される。したがって、実施例1と同様の部分についての説明は省略又は簡略化する。
報知必要度取得部25は、報知情報42の報知必要度を取得する。報知必要度は、ユーザに対して報知情報42を報知する必要性があるか否かを示す情報である。本実施例では、報知必要度は、ユーザと報知情報42との関連度、報知情報42の重要度、報知情報42の更新頻度、及び、報知情報42の更新の有無を含む。
ユーザと報知情報42との関連度は、ユーザと報知情報42との関連性の有無に関する情報であり、例えば、報知情報42の対象地域と視聴地域とが関連するか否かを示す情報である。また、関連度は、ユーザの視聴番組や購入履歴等の行動履歴と、報知情報の内容との関連性を有するか否かを示す情報である。視聴地域と対象地域が同一の場合等、関連度が高い場合、報知情報42が表示される。
報知情報42の重要度は、ユーザの視聴地域や興味に関わらず報知の必要性が高い情報であることを示す。例えば大地震や津波といった大規模な自然災害や事故等の災害情報や、ミサイル発射に関する警報等に関する報知情報42である場合、重要度が高いと判定される。重要度が高い報知情報42は、例えば、ユーザとの関連度が低くても表示される。
なお、視聴地域は、例えば、テレビ受信10Aの選局設定の際に入力された郵便番号や地域情報から取得される。また、ローカル番組を受信している場合は、当該ローカル番組を配信するローカル局の所在地から視聴地域が推定される。また、ユーザの行動履歴は、テレビ受信機10Aの表示制御部20が視聴履歴として予め記憶しておいてもよい。また、テレビ受信機10Aは、図示しない通信部を備え、ネットワークを介して接続されている情報サーバから、視聴履歴や購入履歴等のユーザの行動履歴を取得してもよい。また、報知情報42に関する情報(対象地域や内容を示す情報)は、映像コンテンツのメタ情報として含まれる場合、当該メタ情報として取得される。また、報知情報42に関する情報は、報知情報42のテキストや画像の解析結果や、情報サーバから取得されうる速報や災害情報等に基づいて推定される。
報知情報42の更新頻度は、例えば、所定期間における更新回数が所定回数以上の場合や、更新間隔が所定期間(例えば5分)以内の場合、更新頻度が高いと判断され、報知情報42が表示される。一方、報知情報42の更新頻度が低い場合、報知情報42が非表示とされる。また、報知情報42が更新された場合や、更新頻度が高くなった場合は、一旦、非表示とされた報知情報42が再び表示される。報知情報42の更新は、例えば、報知情報42の表示領域に含まれるテキストの変更有無や、報知情報42に関する情報がメタ情報として取得可能な場合における当該メタ情報の変更の有無によって検出される。
(報知情報の再表示処理)
図7は、報知情報42を含む映像コンテンツ40と、非表示モードに対応する第1表示画像51と、再度、報知情報42が表示された第4表示画像54と、の一例を図示している。
映像処理部24は、非表示モードに対応する映像コンテンツ40の表示処理において、報知情報42を非表示とした後に、報知必要度に応じて報知情報42を再表示させる。具体的には、映像処理部24は、第1表示画像51を表示させた後に、報知必要度に応じて第4表示画像54を表示させる。この第4表示画像54では、拡大表示された主コンテンツ41に、報知情報42が重畳表示される。
なお、再表示の際に、第2表示画像52や第3表示画像53のように、報知情報42を透過表示させてもよい。また、報知情報42を含む映像コンテンツ40を通常表示させてもよい。
また、報知必要度は、報知情報42との関連度、報知情報42の重要度、報知情報42の更新頻度、及び、報知情報42の更新の有無の少なくともいずれか一つを含む構成を採用してもよい。
(実施例2の作用効果)
このように構成された実施例2のテレビ受信機10Aでは、実施例1と同様の効果を得ることができる他、更に後述の作用効果を得ることができる。
本実施例のテレビ受信機10Aでは、報知必要度に応じて、報知情報42を主コンテンツに重畳表示させる。これにより、報知すべき報知情報42の報知漏れを抑制できる。例えば、関連度を用いることにより、ユーザと関連性の高い報知情報の報知漏れを抑制できる。また、重要度を用いることにより、ユーザによらず重要性が高い報知情報の報知漏れを抑制できる。また、更新の有無を用いることにより、報知情報が更新されたにもかかわらず報知されないという不都合を抑制できる。また、更新頻度を用いることにより、更新頻度が高い報知情報が表示されている場合に、報知情報を表示させ続けることができる。
また、主コテンツ41を拡大表示させたまま、報知情報42を再表示させることにより、主コンテンツ41の表示サイズが小さくなることによる視聴の妨げを抑制しつつ、報知情報42を表示できる。
また、非表示とされた報知情報42が再表示され度に、主コンテンツ41の表示サイズが変更されて視聴の妨げられるという不都合が生じることを抑制できる。
(実施例の変形)
本発明に係るテレビ受信機及び表示方法は、上述の各実施例に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内において、各種の変形や、各実施例の組み合わせ等の変更によって得られる構成は本発明に含まれるものである。
例えば、各実施例では、視聴状態や種別情報に基づいて表示モードの選択が実施されていたが、本発明はこれに限定されず、視聴状態や種別情報に関わらず、非表示としてもよい。
各実施例では、透過処理を施した報知情報を、拡大された主コンテンツに重畳させて表示させる透過表示モードを選択可能な構成について例示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、非表示モード、透過表示モード、及び通常表示モードのいずれか2つを選択可能に構成されてもよい。
本発明は、報知情報を含む映像コンテンツを表示する際に、報知情報の表示状態をより好適に制御可能なテレビ受信機及び表示方法に関するものであり、産業上の利用可能性は高いと解する。
10 テレビ受信機
11 表示部
12 チューナ部
13 デコーダ部
14 バッファ部
15 記録再生部
20 表示制御部
21 報知検出部
22 視聴状態取得部
23 種別取得部
24 映像処理部
25 報知必要度取得部
30 リモコン
40 映像コンテンツ
41 主コンテンツ
42,42A,42B 報知情報
51 第1表示画像
52 第2表示画像
53 第3表示画像
54 第4表示画像
61 第1設定画面
62 第2設定画面
241 スケーリング部

Claims (6)

  1. 映像を表示させる表示部と、映像コンテンツに基づく前記映像を前記表示部に表示させる表示制御部と、を備えるテレビ受信機であって、
    前記表示制御部は、
    前記映像コンテンツが、主コンテンツと、前記主コンテンツの外縁に沿って重畳された報知情報と、を含む場合に、前記報知情報を検出する報知検出部と、
    前記報知情報が検出された前記映像コンテンツに含まれる前記主コンテンツを、前記表示部の表示サイズに応じて拡大表示させる映像処理部と、を有する
    ことを特徴とするテレビ受信機。
  2. 請求項1に記載のテレビ受信機であって、
    前記表示制御部は、前記映像コンテンツの種別に関する種別情報を取得する種別取得部を有し、
    前記映像処理部は、前記報知情報が検出された前記映像コンテンツの種別が、予め設定された種別である場合に、前記主コンテンツを拡大表示させる
    ことを特徴とするテレビ受信機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のテレビ受信機であって、
    前記映像処理部は、拡大された前記主コンテンツに前記報知情報を重畳させて表示させる
    ことを特徴とするテレビ受信機。
  4. 請求項3に記載のテレビ受信機であって、
    前記映像処理部は、前記ユーザと前記報知情報との関連度、前記報知情報の重要度、前記報知情報の更新頻度、及び前記報知情報の更新の有無の少なくとも一つを含む報知必要度に応じて、前記主コンテンツに前記報知情報を重畳させて表示させる
    ことを特徴とするテレビ受信機。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のテレビ受信機であって、
    前記映像処理部は、拡大された前記主コンテンツに前記報知情報を重畳させて表示させる際に、前記主コンテンツを透過させ視認可能とする透過処理を前記報知情報に実施する
    ことを特徴とするテレビ受信機。
  6. 映像を表示させる表示部と、映像コンテンツに基づく前記映像を前記表示部に表示させる表示制御部と、を備えるテレビ受信機における前記映像の表示方法であって、
    前記映像コンテンツが、主コンテンツと、前記主コンテンツの外縁に沿って重畳された報知情報と、を含む場合に、前記報知情報を検出するステップと、
    前記報知情報が検出された前記映像コンテンツに含まれる前記主コンテンツを、前記表示部の表示サイズに応じて拡大表示させるステップと、を実施する
    ことを特徴とする表示方法。
JP2018023893A 2018-02-14 2018-02-14 テレビ受信機及び表示方法 Pending JP2019140596A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018023893A JP2019140596A (ja) 2018-02-14 2018-02-14 テレビ受信機及び表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018023893A JP2019140596A (ja) 2018-02-14 2018-02-14 テレビ受信機及び表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019140596A true JP2019140596A (ja) 2019-08-22

Family

ID=67695557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018023893A Pending JP2019140596A (ja) 2018-02-14 2018-02-14 テレビ受信機及び表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019140596A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8284311B2 (en) Screen filled display of digital video content
JP4859219B2 (ja) 映像出力装置及びその制御方法
JP4956216B2 (ja) デジタル放送番組表示装置およびデジタル放送番組表示プログラム
KR100767676B1 (ko) 영상기기 및 영상기기의 영상 스캔 방법
CN101197984B (zh) 图像处理设备和图像处理方法
EP1248459A2 (en) Display control apparatus and method, receiving apparatus and recording medium
JP2006141030A (ja) デジタル放送受信機におけるチャネル切替時の情報出力方法
US20090089827A1 (en) System for specific screen-area targeting for parental control video blocking
KR100425319B1 (ko) 디지털 텔레비전의 채널 선택 방법
JP2016082541A (ja) 受信機およびプログラム
KR100828354B1 (ko) 자막 위치 제어 장치 및 방법
JP4437546B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法、およびプログラム
JP2006211488A (ja) 映像再生装置
JP2007194773A (ja) 画像表示装置
JP2019140596A (ja) テレビ受信機及び表示方法
US20010043285A1 (en) Video information insertion system
JP2013179563A (ja) 映像処理装置、映像表示装置、映像記録装置、映像処理方法、および映像処理プログラム
JP2007243841A (ja) 映像出力装置
JP2005532743A (ja) 表示される画像の一部を隠すシステムおよび方法
JP4257371B2 (ja) デジタル放送受信装置
JP2008102233A (ja) 映像信号処理装置
JP2014123800A (ja) 電子機器及び表示制御方法
JP2009027430A (ja) 動画再生装置
US20030014761A1 (en) System and method for retrieving information by one click using caption information
US20090271827A1 (en) Tv on/off timer feature for displaying user-selected non-tv tuner content