JP2019139429A - スケジュール管理プログラム及びスケジュール管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが興味を持つ可能性が高く、且つ、信頼度の高いスケジュール情報をユーザのカレンダー上に表示できるスケジュール管理プログラム及びシステムを提供する。【解決手段】スケジュール管理プログラムは、スケジュール情報収集部17と、信頼度決定部19と、スケジュール情報記録判定部21とを備えている。スケジュール情報収集部17は、複数のソーシャル・メディア・アカウントの投稿情報から、キーワードに関連するイベントのスケジュール情報を収集する。信頼度決定部19は、スケジュール情報の情報源となった複数のソーシャル・メディア・アカウントの信頼度を定める。スケジュール情報記録判定部21は、スケジュール情報収集部17が収集したスケジュール情報のうち、信頼度決定部19が決定した信頼度に基づいてソーシャル・メディア・アカウントが発信しているスケジュール情報をカレンダーデータ記録部15に記録するか否かを判定する。【選択図】 図1

Description

本発明は、ユーザが設定した1以上のキーワードに関連するイベントのスケジュール情報をカレンダーに表示するためのカレンダーデータ記録部に記録するスケジュール管理プログラム及びスケジュール管理システムに関するものである。
パソコンやスマートフォン等の携帯端末(以下、「ユーザ端末」)にインストールされたスケジュール管理プログラムを使用して個人のスケジュール管理を行うことが盛んに行われている。しかしながら、スケジュール管理プログラムの多くは、手動でスケジュールを入力しなければならず、予定を入力するのが面倒であったり、入力を忘れてしまうことがある。
そこで、例えば、株式会社ジョルテの「公式カレンダー」機能(非特許文献1)は、サービス提供者側で各種事項に関する複数の「公式カレンダー」を用意しておき、ユーザがその中から興味のあるものを予め選択しておくことで、ユーザのカレンダー上に、ユーザが興味のあるものに関するスケジュール情報等が表示されるようにしている。
また、特表2016−522494号公報(特許文献1)に記載の発明は、「自動カレンダ」のオプションを実行することで、Eメールやチラシに記載されている情報を自動的に認識にしてスケジュール情報を登録し、カレンダー上にスケジュール情報等が表示されるようにしている。
特表2016−522494号公報
株式会社ジョルテ「公式カレンダー」(平成29年11月12日検索)インターネット <URL: http://www.jorte.com/jp/calendar/>
非特許文献1では、サービス提供者側が用意していない事項に関するカレンダーは存在しないため、用意されている複数の公式カレンダーの中にユーザが興味のあるものが存在しない場合には、この機能を利用することができない。
特許文献1では、ユーザに届いたEメールを利用してスケジュール情報を入力するため、主に、友人に会う等のプライベートな予定が対象であり、コンサート等のイベント情報を対象とするものではない。また、チラシの場合は、ユーザがチラシにアクセスできる状況になければスケジュール情報を得ることができないため、本来ならばユーザが興味を持つであろうスケジュール情報を逃してしまう可能性が高い。
本発明の目的は、ユーザが興味を持つ可能性が高く、且つ、信頼度の高いスケジュール情報を、ユーザのカレンダー上に表示できるスケジュール管理プログラム及びスケジュール管理システムを提供することにある。
本発明のスケジュール管理プログラムは、ユーザが設定した1以上のキーワードに関連するイベントのスケジュール情報をカレンダーに表示するためのカレンダーデータ記録部に記録するものである。
スケジュール管理プログラムは、複数のソーシャル・メディア・アカウントの投稿情報から、キーワードに関連するイベントのスケジュール情報を収集するスケジュール情報収集部と、スケジュール情報の情報源となった複数のソーシャル・メディア・アカウントの信頼度を定める信頼度決定部と、スケジュール情報収集部が収集したスケジュール情報のうち、信頼度決定部が決定した信頼度に基づいてソーシャル・メディア・アカウントが発信しているスケジュール情報をカレンダーデータ記録部に記録するか否かを判定するスケジュール情報記録判定部とを備えている。
本明細書において、ソーシャル・メディア・アカウントとは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)におけるアカウントのことを意図しており、例えば、ツイッター社が提供しているTwitter(登録商標)や、フェイスブック社が提供しているFacebook(登録商標)等を使用する権利であり、通常IDとパスワードによって構成されるものを想定している。
本明細書において、イベントとは、コンサート、お祭り、展示会、発表会、集会のような催し物の他、テレビ番組、ラジオ番組、ライブ放送等を含む広い概念である。スケジュール情報は、例えば、イベントの開催日時・場所、テレビ番組の放送日時・局、路上ライブの開催日時・場所等である。もちろん、スケジュール情報はこれらに限られるものではなく、イベントへの参加、イベントの閲覧等に必要な情報を含むものである。本発明は、このように構成されているため、予め1以上のキーワードを設定しておけば、ソーシャル・メディア・アカウントが発信している情報の中からスケジュール情報が抽出され、しかも、その中で信頼度の高いスケジュール情報のみがカレンダーに表示されるようになる。したがって、サービス提供者側で予めスケジュール情報を記録したカレンダーを用意しておくことなく、ユーザの興味に合わせた信頼度の高いスケジュール情報を表示するオリジナルのカレンダーを作成することができる。
信頼度決定部は、任意の方法で信頼度を決定する。例えば、ソーシャル・メディア・アカウントのフォロワー数、及び、ソーシャル・メディア・アカウントの投稿情報の共有数のうち、少なくとも1つに基づいて信頼度を決定することができる。フォロワー数の多いソーシャル・メディア・アカウントや、共有数の多いソーシャル・メディア・アカウントの投稿情報は多くの人の目に触れる状態になっており、信頼度の高い情報が発信されている可能性が高いため、信頼度を決定する際の指標として利用することができる。なお信頼度を決定するために用いるフォロワー数及び投稿情報の共有数の閾値は、例えば、予め信頼できることが確認されているソーシャル・メディア・アカウントのフォロワー数及投稿情報の共有数の平均値(算術平均、加重平均等の各種の平均算出法を含む)を基準にして定めることができる。フォロワー数及び投稿情報の共有数が閾値よりどの程度大きいかにより、信頼度を定めることができる。この閾値は、イベントの種類に応じて変えるのが好ましい。また、閾値を変えずに、イベントの種類に応じて、フォロワー数と共有数に異なる係数を掛けることで、重み付けをすることも可能である。
スケジュール情報記録判定部は、情報源を信頼度に基づいて、順位付けを行い、最も信頼度が高い情報源を基準にして、順位の上位複数の情報源のスケジュール情報の比較を行い、異なるスケジュール情報が存在する場合には、信頼度に基づいて、スケジュール情報の修正を行うか否かを判定するようにしてもよい。このようにすれば、スケジュール情報の信憑性・信頼度を向上させることができる。
イベントへの参加にチケットが必要な場合、スケジュール情報と共に、チケットの販売サイトへのリンク情報を表示するようにしてもよい。このようにすれば、スケジュール情報がチケットの広告としての機能も果たすようになる。
スケジュール情報記録判定部は、信頼度のみに基づいてスケジュール情報をカレンダーデータ記録部に記録してもよいが、予めユーザの居住地情報及び特定の日または日時におけるユーザの所在地情報の少なくとも一方を記憶する機能を有している場合には、ユーザの居住地または所在地からイベントの会場までの距離または移動に要する時間が所定の距離または所定の移動時間以下のイベントのスケジュール情報のみをカレンダー上に表示するスケジュール情報として記録することを判定する機能を有していてもよい。このようにすれば、ユーザが参加しやすいイベントに限定してスケジュールを表示することが可能となる。
スケジュール情報収集部は、ユーザが手入力したキーワードに基づいて情報収集してもよいが、ユーザがフォローしている複数のソーシャル・メディア・アカウントの投稿情報からキーワードの候補を抽出する機能と、候補の中からキーワードを設定可能にする機能を有するようにすれば、さらにユーザの手間を省くことができる。また、このようにすれば、ユーザが気付いていない、ユーザにとって意外なキーワードを抽出することもできる可能性もあり、ユーザの興味を広げることも可能である。
本発明は、スケジュール管理システムとしても把握することができる。スケジュール管理システムは、ユーザが設定した1以上のキーワードに関連するイベントのスケジュール情報をカレンダーに表示するためのカレンダーデータ記録部に記録し、カレンダーデーに記録したスケジュール情報をユーザが使用する通信端末の表示部に表示するスケジュール管理システムである。スケジュール管理システムは、複数のソーシャル・メディア・アカウントの投稿情報から、キーワードに関連するイベントのスケジュール情報を収集するスケジュール情報収集部と、スケジュール情報の情報源となった複数のソーシャル・メディア・アカウントの信頼度を定める信頼度決定部と、スケジュール情報収集部が収集したスケジュール情報のうち、信頼度決定部が決定した信頼度に基づいてソーシャル・メディア・アカウントが発信しているスケジュール情報をカレンダーデータ記録部に記録するか否かを判定するスケジュール情報記録判定部とを備えている。
信頼度決定部は、ソーシャル・メディア・アカウントのフォロワー数、及び、ソーシャル・メディア・アカウントの投稿情報の共有数のうち、少なくとも1つに基づいて信頼度を決定する。
スケジュール情報記録判定部は、情報源を信頼度に基づいて、順位付けを行い、最も信頼度が高い情報源を基準にして、順位の上位複数の情報源のスケジュール情報の比較を行い、異なるスケジュール情報が存在する場合には、信頼度に基づいて、スケジュール情報の修正を行うか否かを判定する。
スケジュール管理システムは、イベントへの参加にチケットが必要な場合、スケジュール情報と共に、チケットの販売サイトへのリンク情報を表示部に表示するリンク情報表示部をさらに備えている。
スケジュール情報記録判定部は、予めユーザの居住地情報及び特定の日または日時におけるユーザの所在地情報の少なくとも一方を記憶している機能と、ユーザの居住地または所在地からイベントの会場までの距離または移動に要する時間が所定の距離または所定の移動時間以下のイベントのスケジュール情報のみをカレンダー上に表示するスケジュール情報として記録することを判定する機能を有している。
スケジュール情報収集部は、ユーザがフォローしている複数のソーシャル・メディア・アカウントの投稿情報からキーワードの候補を抽出する機能と、候補の中からキーワードを設定可能にする機能を有している。
本実施の形態のスケジュール管理プログラムを実行することで実現されるスケジュール管理システムの一例を示すブロック図である。 スケジュール管理プログラムのアルゴリズムの一例を示すフローチャートである。 図2のステップST1の際にユーザが保有する携帯端末に表示される画面の例である。 図2のステップST2の際にユーザが保有する携帯端末に表示される画面の例である。 図2のステップST5の際にユーザが保有する携帯端末に表示される画面の例である。 (A)〜(C)は、スケジュール情報収集部による情報収集の例を示す図である。 図2のステップST9の中で行うスケジュール情報の修正のフローチャートである。 (A)は、カレンダーデータ記録部に記録されたスケジュール情報をカレンダー上に表示した例であり、(B)は、スケジュール情報と共に表示されるチケットの販売サイトへのリンク情報である広告の表示例である。
以下、図面を参照して本発明のスケジュール管理プログラム及びスケジュール管理システムの実施の形態を詳細に説明する。
[全体構成]
図1は、本実施の形態のスケジュール管理プログラムを実行することで実現されるスケジュール管理システムの一例を示すブロック図である。スケジュール管理システム1は、複数のユーザ端末3(3a,3b,・・・)と、管理サーバ5とから構成されている。
複数のユーザ端末3は、電気通信回線NWに接続可能なものであり、携帯電話、スマートフォン、パソコン等が想定されるが、これらに限られるものではない。本システムのユーザは、予め、自身のユーザ端末3にスケジュール管理プログラムをインストールしておく。これにより、スケジュール管理プログラムを実行することで、該ユーザ向けにスケジュール管理システム1が構築される。ユーザは自身のユーザ端末3を操作することで、スケジュール管理プログラムを介して、スケジュール管理システム1を利用することができる。
管理サーバ5は、ユーザのカレンダー上に表示するスケジュール情報を決定するものである。管理サーバ5は、電気通信回線NWと接続された通信部7と、データ記録部9と、制御部11とから構成されている。データ記録部9は、ユーザ情報記録部13と、カレンダーデータ記録部15を備えており、制御部11は、スケジュール情報収集部17と、信頼度決定部19と、スケジュール情報記録判定部21を備えている。
ユーザ情報記録部13は、各ユーザが本システムにログインするのに必要なID及びパスワードの他、IDに関連付けて、ユーザの居住地情報及び特定の日または日時におけるユーザの所在地情報の少なくとも一方(以下、「居住地情報等」という)、並びに、ユーザが設定したキーワード等の設定情報を記憶する機能を有している。カレンダーデータ記録部15は、ユーザ毎に制御部11によって決定されたスケジュール情報を記憶する機能を有している。
スケジュール情報収集部17は、ユーザがフォローしている複数のソーシャル・メディア・アカウントの投稿情報からキーワードの候補を抽出する機能と、設定されたキーワードに関連するイベントのスケジュール情報を複数のソーシャル・メディア・アカウントの投稿情報から収集する機能とを有している。ソーシャル・メディア・アカウントとは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)におけるアカウントのことであり、例えば、ツイッター社が提供しているTwitter(登録商標)や、フェイスブック社が提供しているFacebook(登録商標)等を使用する権利であり、通常IDとパスワードによって構成されるものである。
スケジュール情報収集部17は、具体的には、キーワードの候補を抽出する際には、ユーザから指定されるユーザ自身の1以上のソーシャル・メディア・アカウントがフォローしているソーシャル・メディア・アカウントの投稿情報(図1のSNS1,2・・・)にアクセスし、キーワードの候補を抽出してユーザに提示する。ユーザは、候補の中からキーワードを選択する、及び/または、手入力により、キーワードを設定する。スケジュール情報収集部17は、設定されたキーワードに基づいて、複数のソーシャル・メディア・アカウントの投稿情報(図1のSNS1,2・・・)からスケジュール情報を収集する。
信頼度決定部19は、スケジュール情報の情報源となった複数のソーシャル・メディア・アカウントの信頼度を定める機能を有している。本実施の形態では、ソーシャル・メディア・アカウントのフォロワー数(例:TwitterやFacebookのフォロワー数)、及び、ソーシャル・メディア・アカウントの投稿情報の共有数(例:Twitterのリツイート数やFacebookのシェア数)に基づいて、信頼度を定めている。さらに、本実施の形態では、フォロワー数よりも共有数の方に重み付けをするようにしており、フォロワー数には係数1を、共有数には係数5を掛けて信頼度を定めている。これは、共有の場合の方が、投稿情報の内容自体を高く評価していることの現れであると考え、共有数の方を重視するためである。なお、本実施の形態では、信頼度決定部19による分析結果は、データ記録部9に記憶しておいて、信頼度の高い情報源として、別のイベント情報などを取得する際に再度利用可能にしてある。
スケジュール情報記録判定部21は、スケジュール情報収集部17が収集したスケジュール情報のうち、信頼度決定部19が決定した信頼度に基づいてソーシャル・メディア・アカウントが発信しているスケジュール情報をカレンダーデータ記録部15に記録するか否かを判定する。これにより、信憑性の高いソーシャル・メディア・アカウントが発信しているスケジュール情報を利用することができる。また、スケジュール情報記録判定部21は、ユーザ情報記録部13からユーザの居住地情報等を読み出し、カレンダーに表示するスケジュール情報をユーザの居住地等の近くのイベントに限定する機能(フィルタリング機能)も備えている。
[フローチャート]
次に、図2のフローチャート並びに図3から図8を用いて、本実施の形態のスケジュール管理プログラム及びスケジュール管理システムによる処理の流れを説明する。
スケジュール管理プログラムを実行すると、初めに、スケジュール管理プログラム(スケジュール情報収集部17)は、ユーザに対して、キーワードの設定をどのように行うのか、確認を求める(ステップST1)。具体的には、図3に示すように、ユーザ端末3の表示画面に、自動抽出によってキーワードを設定する場合のボタン23と、手入力にてキーワードを設定する場合のボタン25を表示し、ユーザに選択を求める。ボタン23が押された場合には(スマートフォンの場合には、タップすると)、次に、追跡対象であるSNS等を選択または入力するよう求める(ステップST2)。ユーザ端末3に設定済みのユーザのSNSアカウントが存在する場合には、その中から選択できるように候補としてユーザ端末3の表示画面に表示する(図4参照)。ここで、他のSNSアカウントを追加したり、ウェブサイトのURLを追加することもできる。
ユーザが追跡対象を選択または入力すると、スケジュール管理プログラム(スケジュール情報収集部17)は、追跡対象のSNS等へアクセスを行う(ステップST3)。SNS等にアクセスするのにログインが必要な場合には、ユーザにログイン処理を求めるか、予めログイン情報を収集しておき、この情報に基づいてログインを行う。追跡対象のSNS等にアクセスすると、スケジュール管理プログラム(スケジュール情報収集部17)は、ユーザがフォローしているソーシャル・メディア・アカウントの投稿情報やウェブサイトを分析し、ユーザの関心のあるジャンルや関心のある対象の抽出を試みる(ステップST4)。本実施の形態のスケジュール管理プログラムはAI(人工知能[Artificial Intelligence])を搭載しており、アクセスしたソーシャル・メディア・アカウントの投稿情報やウェブサイトに対してテキスト・マイニングを行う。テキスト・マイニングとは、通常の文章からなるデータを単語や文節で区切り、それらの出現の頻度や共出現の相関、出現傾向、時系列などを解析することで有用な情報を取り出す、テキストデータの分析方法である。テキスト・マイニングにより、ユーザ端末3の表示画面には、ユーザが興味を有するであろうキーワードがジャンル分けして表示される(図5参照)。スケジュール管理プログラムは、ユーザに対して、関心のあるキーワード(ジャンルを含む)を選択するように求める(ステップST5)。ユーザは、表示されたキーワードを編集したり、手入力でキーワードを追加することもできる。本例では、キーワードとして、(1)●●市、(2)、テクノロジー、(3)サッカー(ジャンル)、(4)〇山△子(歌手名)が選択されたとする。キーワードが選択されると、スケジュール管理プログラム(スケジュール情報収集部17)は、選択されたキーワードをユーザ情報記録部13に記録する(ステップST6)。
ステップST1にて、ボタン25が押された場合には、スケジュール管理プログラム(スケジュール情報収集部17)は、ユーザに手入力にてキーワードの設定を求め、入力されたキーワードをユーザ情報記録部13に記録する(ステップST6)。
キーワードが選択または入力されると、スケジュール管理プログラム(スケジュール情報収集部17)は、複数のソーシャル・メディア・アカウントの投稿情報からスケジュール情報を収集する(ステップST7)。スケジュール情報は、例えば、イベントの開催日時・場所、テレビ番組の放送日時・局、路上ライブの開催日時・場所等であるが、これらに限られるものではない。このスケジュール情報の収集も上述のAIによるテキスト・マイニングによって行う。
図6(A)〜(C)は、先に設定したキーワードに基づいて取得した投稿情報をテキスト・マイニングする例である。図6(A)は、イベントに関する情報を取得する例である。この投稿情報は、●●市で開催されるテクノロジーに関するイベントである。テキスト・マイニングにより、この投稿情報から、(A-1)イベント名、(A-2)開催日、(A-3)開催場所が取得される。(A-2)開催日は、年に関する情報が存在しないが、投稿情報の投稿年と同じとして補完して処理している。図6(B)は、サッカー選手に関するテレビ番組に関する情報を取得する例である。この投稿情報は、テレビ局の有するソーシャル・メディア・アカウントが発信しているテレビ番組に関するものである。テキスト・マイニングにより、この投稿情報から、(B-1)放送局、(B-2)番組名、(B-3)放送日時が取得される。(B-3)放送日時は、年・月に関する情報が存在しないが、投稿情報の投稿年・月と同じとして補完して処理している。図6(C)は、路上ライブに関する情報を取得する例である。この投稿情報は、〇山△子(歌手名)による路上ライブの告知である。テキスト・マイニングにより、(C-1)開催日、(C-2)開催場所が取得される。(C-1)開催日は、年に関する情報が存在しないが、投稿情報の投稿年と同じとして補完して処理している。
このようにして、複数のソーシャル・メディア・アカウントの投稿情報から、キーワードに関連するスケジュール情報を収集したら、スケジュール管理プログラム(信頼度決定部19)は、この情報源となったソーシャル・メディア・アカウントの信頼度を定める(ステップST8)。信頼度の決定方法は、上述の通りである。スケジュール管理プログラム(スケジュール情報記録判定部21)は、スケジュール情報と信頼度に基づいて、カレンダーデータ記録部15に記録すべきスケジュール情報を選別し(ステップST9)、選別結果をカレンダーデータ記録部15に記録する(ステップST10)。通常は、最も信頼度の高い情報源に記載のスケジュール情報がスケジュール情報として選別される。
ステップST10でスケジュール情報を記録する際には、予め定めておいたチケットの販売サイトでイベント情報の検索をしておき、当該イベントのチケット販売情報が見出された場合には、スケジュール情報と共に、チケットの販売サイトへのリンク情報も併せて記録する。
なお、本実施の形態では、スケジュール情報記録判定部21は、記録するスケジュール情報の信憑性を向上させる機能も有している。すなわち、ステップST9でスケジュール情報を選別する際、信頼度の高い複数の情報源(例:上位5つの情報源)に同じイベントに関するスケジュール情報が掲載されていると判断される場合、最も信頼度の高い情報源のスケジュール情報を基準に、各スケジュール情報の比較を行い、異なる情報が存在する場合には、必要に応じて、スケジュール情報の修正を行う。本実施の形態では、図7のフローチャートに基づいて行う。まず、情報源を信頼度に基づいて順位付けし(ステップST91)、スケジュール情報を比較する(ステップST92)。ここで、異なるスケジュール情報が存在するかを判定し(ステップST93)、信頼度の順位が1位〜5位の情報源に記載のスケジュール情報が全て同じである場合には、スケジュール情報の修正は行わず、1位のスケジュール情報を記録する(ステップST94)。信頼度の順位が1位〜5位の情報源に記載のスケジュール情報に異なるものが存在する場合、まず、信頼度の順位が1位の情報源の信頼度の数値と2位の情報源の信頼度の数値を比較し(ステップST95)、信頼度の順位が1位の信頼度の数値が2位の信頼度の数値のN倍(Nは任意に設定可能)以上である場合には、1位のスケジュール情報をそのまま採用する(ステップST94)。N倍未満である場合には、次に、スケジュール情報の内容毎に、各情報源の信頼度の数値を合算し(ステップST97)、信頼度の合計値を比較し(ステップST98)、信頼度が最も高いスケジュール情報をスケジュール情報として採用する(ステップST99)。
例えば、2位、3位、5位が「1月5日」としているのに対して、1位、4位が「1月6日」としている場合、2位、3位、5位の信頼度の合計値(例:820)と、1位、4位の信頼度の合計値(例:730)を比較し、合計値が高い方(この例の場合には、「1月5日」)をスケジュール情報として採用する。
なお、ステップST99でスケジュール情報を修正する場合には、その旨、ユーザに注意喚起を行う方がよい。例えば、信頼度の合計値の大きい方が、小さい方のM倍(Mは任意に設定可能)以上であるかを確認し、M倍以上である場合には、スケジュール情報に「〈注意〉」の文字を追加し、M倍未満の場合には、「〈参考〉」の文字を追加する。他に、スケジュール情報の文字色を変化等させて信頼度を表現してもよいのはもちろんである。
本実施の形態では、スケジュール情報記録判定部21は、フィルタリング機能を有しており、予め設定されたユーザの居住地情報等に基づいて、ユーザの居住地等の近く(例えば、イベントの会場までの距離が50km以内、または、移動に要する時間が1時間以内)のイベントのスケジュール情報のみをカレンダー上に表示するスケジュール情報として記録するようにもしている。
ステップST7で収集したスケジュール情報が複数存在する場合には、全てのスケジュール情報をカレンダーデータ記録部15に記録するまで、ステップST8からステップST10を繰り返す(ステップST11)。
図8(A)は、カレンダーデータ記録部15に記録されたスケジュール情報をユーザ端末3の表示画面にカレンダー表示した例である。この例では、上述の"●●市で開催されるテクノロジーに関するイベント"のスケジュール情報がカレンダー上に表示されている。このイベントは、参加にチケットが必要なイベントであるため、併せて、チケットに関する情報も表示されている。具体的には、2017年6月30日がイベント開催日であり、チケット発売日が6月12日、前売り券発売期間が6月12日〜22日、通常料金発売期間が6月23日〜29日であり、これらがわかるように、各日にスケジュール情報の存在を示す色付きの予定マーク(帯状のマーク)が付与されている。この例では、予定マークを開くと(スマートフォンの場合には、当該マークをタップすると)、図8(B)に示すように、スケジュール情報と共に、チケットの販売サイトへのリンク情報も表示される。したがって、チケットの購入を希望するユーザは、このリンク情報からチケット販売サイトへ移行し、チケットを購入することができる。
以上、本発明の実施の形態について具体的に説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で変更が可能であるのは勿論である。
本発明によれば、ユーザが興味を持つ可能性が高く、且つ、信頼度の高いスケジュール情報を、ユーザのカレンダー上に表示できるスケジュール管理プログラムを提供することができる。
1 スケジュール管理システム
3 ユーザ端末
5 管理サーバ
7 通信部
9 データ記録部
11 制御部
13 ユーザ情報記録部
15 カレンダーデータ記録部
17 スケジュール情報収集部
19 信頼度決定部
21 スケジュール情報記録判定部

Claims (12)

  1. ユーザが設定した1以上のキーワードに関連するイベントのスケジュール情報をカレンダーに表示するためのカレンダーデータ記録部に記録するスケジュール管理プログラムであって、
    複数のソーシャル・メディア・アカウントの投稿情報から、前記キーワードに関連する前記イベントの前記スケジュール情報を収集するスケジュール情報収集部と、
    前記スケジュール情報の情報源となった前記複数のソーシャル・メディア・アカウントの信頼度を定める信頼度決定部と、
    前記スケジュール情報収集部が収集した前記スケジュール情報のうち、前記信頼度決定部が決定した前記信頼度に基づいて前記ソーシャル・メディア・アカウントが発信している前記スケジュール情報を前記カレンダーデータ記録部に記録するか否かを判定するスケジュール情報記録判定部とを備えていることを特徴とするスケジュール管理プログラム。
  2. 前記信頼度決定部は、前記ソーシャル・メディア・アカウントのフォロワー数、及び、前記ソーシャル・メディア・アカウントの前記投稿情報の共有数のうち、少なくとも1つに基づいて前記信頼度を決定する請求項1に記載のスケジュール管理プログラム。
  3. 前記スケジュール情報記録判定部は、
    前記情報源を前記信頼度に基づいて、順位付けを行い、
    最も前記信頼度が高い前記情報源を基準にして、前記順位の上位複数の前記情報源の前記スケジュール情報の比較を行い、
    異なる前記スケジュール情報が存在する場合には、前記信頼度に基づいて、前記スケジュール情報の修正を行うか否かを判定する請求項1または2に記載のスケジュール管理プログラム。
  4. 前記イベントへの参加にチケットが必要な場合、前記スケジュール情報と共に、前記チケットの販売サイトへのリンク情報を表示する請求項1に記載のスケジュール管理プログラム。
  5. 前記スケジュール情報記録判定部は、予め前記ユーザの居住地情報及び特定の日または日時における前記ユーザの所在地情報の少なくとも一方を記憶している機能と、前記ユーザの居住地または所在地から前記イベントの会場までの距離または移動に要する時間が所定の距離または所定の移動時間以下の前記イベントの前記スケジュール情報のみを前記カレンダー上に表示する前記スケジュール情報として記録することを判定する機能を有している請求項1に記載のスケジュール管理プログラム。
  6. 前記スケジュール情報収集部は、前記ユーザがフォローしている複数のソーシャル・メディア・アカウントの投稿情報から前記キーワードの候補を抽出する機能と、前記候補の中から前記キーワードを設定可能にする機能を有している請求項1に記載のスケジュール管理プログラム。
  7. ユーザが設定した1以上のキーワードに関連するイベントのスケジュール情報をカレンダーに表示するためのカレンダーデータ記録部に記録し、カレンダーデーに記録した前記スケジュール情報を前記ユーザが使用する通信端末の表示部に表示するスケジュール管理システムであって、
    複数のソーシャル・メディア・アカウントの投稿情報から、前記キーワードに関連する前記イベントの前記スケジュール情報を収集するスケジュール情報収集部と、
    前記スケジュール情報の情報源となった前記複数のソーシャル・メディア・アカウントの信頼度を定める信頼度決定部と、
    前記スケジュール情報収集部が収集した前記スケジュール情報のうち、前記信頼度決定部が決定した前記信頼度に基づいて前記ソーシャル・メディア・アカウントが発信している前記スケジュール情報を前記カレンダーデータ記録部に記録するか否かを判定するスケジュール情報記録判定部とを備えていることを特徴とするスケジュール管理システム。
  8. 前記信頼度決定部は、前記ソーシャル・メディア・アカウントのフォロワー数、及び、前記ソーシャル・メディア・アカウントの前記投稿情報の共有数のうち、少なくとも1つに基づいて前記信頼度を決定する請求項7に記載のスケジュール管理システム。
  9. 前記スケジュール情報記録判定部は、
    前記情報源を前記信頼度に基づいて、順位付けを行い、
    最も前記信頼度が高い前記情報源を基準にして、前記順位の上位複数の前記情報源の前記スケジュール情報の比較を行い、
    異なる前記スケジュール情報が存在する場合には、前記信頼度に基づいて、前記スケジュール情報の修正を行うか否かを判定する機能を有している請求項7または8に記載のスケジュール管理システム。
  10. 前記イベントへの参加にチケットが必要な場合、前記スケジュール情報と共に、前記チケットの販売サイトへのリンク情報を前記表示部に表示するリンク情報表示部をさらに備えている請求項7に記載のスケジュール管理システム。
  11. 前記スケジュール情報記録判定部は、予め前記ユーザの居住地情報及び特定の日または日時における前記ユーザの所在地情報の少なくとも一方を記憶している機能と、前記ユーザの居住地または所在地から前記イベントの会場までの距離または移動に要する時間が所定の距離または所定の移動時間以下の前記イベントの前記スケジュール情報のみを前記カレンダー上に表示する前記スケジュール情報として記録することを判定する機能を有している請求項7に記載のスケジュール管理システム。
  12. 前記スケジュール情報収集部は、前記ユーザがフォローしている複数のソーシャル・メディア・アカウントの投稿情報から前記キーワードの候補を抽出する機能と、前記候補の中から前記キーワードを設定可能にする機能を有している請求項7に記載のスケジュール管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021192151A (ja) * 2020-06-05 2021-12-16 株式会社ビズリーチ カレンダ連携システム及びカレンダ連携方法

Cited By (1)

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JP2021192151A (ja) * 2020-06-05 2021-12-16 株式会社ビズリーチ カレンダ連携システム及びカレンダ連携方法

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