JP2019138534A - 冷蔵庫 - Google Patents

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貴之 平子
Takayuki Hirako
貴之 平子
貴志 内山
Takashi Uchiyama
貴志 内山
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【課題】貯蔵室の内容積を大きくすることで、引き出し容器から受ける荷重が大きくなっても、内箱に加わる圧力を低減して、箱体の信頼性を高めた冷蔵庫を提供する。【解決手段】貯蔵室と、前記貯蔵室に収納する容器と共に引き出される扉と、前記貯蔵室の側壁に設けられ前記扉を支持するレール支持部材と、を有し、前記側壁は、外箱と、内箱と、前記外箱と前記内箱との間に配置された真空断熱材および発泡断熱材と、を備え、内側に前記レール支持部材が位置する部分における前記内箱の外側に、レール補強部材が配置され、前記レール支持部材と、前記内箱と、前記レール補強部材と、がねじによって固定された冷蔵庫において、前記レール補強部材の上端が、前記外箱側に曲げを有する。【選択図】図5

Description

本発明は冷蔵庫に関する。
従来、冷蔵庫の貯蔵室側に設けられたレールや、このレールに取り付けられた固定ローラーには、引き出し容器が懸架される扉に取り付けられた枠を通して、力が加わる。その力によってレールは変形するが、その変形を抑制するために、特許文献1のように、レールには強部材が取り付けられている。しかし、近年冷蔵庫の大容量化が進み、引き出し容器に収納する食品重量が大きくなる傾向にあるため、レールや固定ローラーに加わる力は大きくなり、レールの変形によって、補強部材も大きく変形する可能性がある。
特許第6140279号公報
しかし、特許文献1のような補強部材は、上端部が角になっているため、レールに力が加えられ補強部材が変形したとき、内箱に加わる圧力が大きくなり、内箱に亀裂が入り、破損する可能性がある。
本発明の目的は、貯蔵室の内容積を大きくすることで、引き出し容器から受ける荷重が大きくなっても、内箱に加わる圧力を低減して、箱体の信頼性を高めた冷蔵庫を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明の冷蔵庫は、貯蔵室と、前記貯蔵室に収納する容器と共に引き出される扉と、前記貯蔵室の側壁に設けられ前記扉を支持するレール支持部材と、を有し、前記側壁は、外箱と、内箱と、前記外箱と前記内箱との間に配置された真空断熱材および発泡断熱材と、を備え、内側に前記レール支持部材が位置する部分における前記内箱の外側に、レール補強部材が配置され、前記レール支持部材と、前記内箱と、前記レール補強部材と、がねじによって固定された冷蔵庫において、前記レール補強部材の上端が、前記外箱側に曲げを有する。
本発明によれば、貯蔵室の内容積を大きくすることで、引き出し容器から受ける荷重が大きくなっても、内箱に加わる圧力を低減して、箱体の信頼性を高めた冷蔵庫を提供できる。
本実施形態の冷蔵庫1の正面図である。 扉を除いた冷蔵庫の正面図である。 冷蔵庫の側断面図である。 図3の扉開閉時の冷蔵庫側面レール部分を拡大した図である。 図4のレール補強部材の正面拡大図である。 レール補強部材のフィレット半径を変化させたときに、レール補強部材から内箱が受ける接触最大面圧を示す解析結果である。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながらに説明する。
図1は、本発明に係る実施形態の冷蔵庫1の正面図であり、図2は、扉を除いた冷蔵庫1の正面図である。図1,2に示す通り、冷蔵庫1は、主に断熱箱体2と各扉とで構成されており、断熱箱体2は前面に開口した貯蔵室6を1つ以上有している。貯蔵室6が2つ以上ある場合はそれぞれの貯蔵室6は仕切壁5で区画され、貯蔵室6には、ヒンジ11によって軸支された回転式の扉3、あるいは、引き出し容器20を備えた引き出し式の扉4、が配設されている。また、図2に示すように、本実施形態の断熱箱体2は、内箱13と、外箱14と、内箱13と外箱14との間に配置された真空断熱材22と、を有している。本実施形態においては、真空断熱材22は外箱14側に両面テープやホットメルトなどの接着剤を介して配設されており、真空断熱材22と内箱13との隙間には発泡断熱材19が発泡充填されている。
図3は、本実施形態の冷蔵庫1の側断面図である。貯蔵室6に収納される引き出し容器20は、引き出し式の扉4とともに引き出される。なお、本実施形態では、機械室8の前方に形成される野菜室を想定した、最下段の貯蔵室6について説明するが、冷凍室を想定し、その上段の貯蔵室であっても構わない。また、貯蔵室6の側壁には、図4に示すようなレール支持部材16が設けられている。一方で、引き出し式の扉4には、レール部材(枠)17が取り付けられており、このレール部材17に、引き出し容器20が懸架されている。そして、このレール支持部材16に対して、レール部材17が前後方向に摺動しながら、引き出し式の扉4が引き出される。
また、レール部材17の後端部には可動ローラ18が取り付けられており、引き出し式の扉4の開閉時には、可動ローラー18がレール支持部材16内を矢印Xの向きに転動する。一方、レール支持部材16の前端部には固定ローラー15が取り付けられており、レール部材17を矢印Xの向きに滑らかに摺動させる役割を果たしている。このように、可動ローラー18がレール支持部材16内を転動すると共に、レール部材17が固定ローラー15上を摺動することにより、引き出し式の扉4をスムーズに開閉することができる。
図5は、レール支持部材16が位置する部分における側壁の構造を示す断面図である。図5に示すように、本実施形態におけるレール構造は、引き出し容器20の側方に取り付けられるレール部材17と、このレール部材17を介して引き出し式の扉4及び引き出し容器20内の食品の荷重を支持するレール支持部材16と、レール支持部材16を内箱13に取り付けるときの強度を向上させるレール補強部材10と、から形成されている。
このレール補強部材10は、発泡断熱材19により内箱13と一体的に固定されている。また、内箱13とレール支持部材16とレール補強部材10は、主にネジ23によって固定されている。なお、レール補強部材10には、厚さが1mm以上10mm未満の金属あるいは熱硬化性プラスチックなどが用いられる。
ここで、引き出し式の扉4を引き出した場合、図4に示すように、食品を含む引き出し容器20および食品の入った扉4の荷重は、可動ローラー18がレール支持部材16を矢印Yの向き(上方)に突きあげる力として働く。この矢印Yの力が働くと、合成樹脂製で作られているレール支持部材16および内箱13は、強度的に耐えられなくなるので、これを補うためにレール補強部材10が設けられている。
また、引き出し式の扉4を引き出した場合、図4に示すように、引き出し式の扉4には矢印Zの向き(下向き)の力も加えられるが、固定ローラー15は、上述の可動ローラー18とともに、引き出し式の扉4が矢印Zの向きに下がるのを防止している。つまり、図5に示すように、固定ローラー15には矢印Aの向き(下向き)に力が加えられるので、固定ローラー15を支点として、レール補強部材10の上端が矢印Bの向き(内箱側)に倒れるように変形する。このとき、レール補強部材10の上端が内箱13と接触するが、レール補強部材10の上端は、外箱側に曲げ部(フィレット)を有しているので、内箱13との接触面積が大きくなり、内箱13に加わる圧力が低減する。
ここで、本実施形態における冷蔵庫の構造において、内箱13がレール補強部材10の上端から受ける接触最大面圧Pmaxは、以下の理論式により求められる。なお、レール補強部材の押付け力Pは、図5の矢印Bの力に相当するものである。
Figure 2019138534
図6は、レール補強部材10の上端のフィレット半径を変化させた場合、引き出し式の扉4にZ方向の一定の力が加えられたときに、内箱13がレール補強部材10から受ける接触最大面圧を示す解析結果である。この解析結果は、上記の理論式に沿ったものとなっている。すなわち、接触最大面圧Pmax対応して生じる内箱13の応力は、図6のグラフのように、フィレット半径をより大きくするに従い、より小さくなることが分かる。また、フィレット半径を1mm以上に大きくしても効果は縮小していくことも確認できるので、フィレット半径は1mm以上とすれば十分である。なお、レール補強部材10の上端をフィレット以外の形状として、曲げ角度を鈍角とした形状であっても、同様の効果が得られることも確認した。
ここで、内箱13の内側には、レール支持部材16を収納するように凹部が形成される一方、内箱13の外側には、真空断熱材22側に向かって凸部が形成される。このため、内箱13のうちレールが位置する部分は、内箱12と真空断熱材22との距離が他の部分の比べて近くなっている。また、この部分の内箱13の外側には、更にレール補強部材10が存在するので、このレール補強部材10と真空断熱材22との隙間は狭いものとなっている。特に、内箱13から真空断熱材22へ向かって突出するネジ23などの固定部材が存在する箇所については、更に真空断熱材22との隙間が狭くなっている。このため、レール補強部材10の上端を外箱14側に曲げた場合であっても、その先端を、ネジ23の外箱14側端や、レール補強部材10の凸部の外箱14側よりも、内箱13側に位置するようにすれば、真空断熱材22とは接触し難く、真空断熱材のリークを防ぐことができる。
1・・・冷蔵庫
2・・・断熱箱体
3・・・回転式の扉
4・・・引き出し式の扉
5・・・仕切壁
6・・・貯蔵室
8・・・機械室
9・・・基盤室
10・・・レール補強部材
11・・・ヒンジ
13・・・内箱
14・・・外箱
15・・・固定ローラー
16・・・レール支持部材
17・・・レール部材
18・・・可動ローラー
19・・・発泡断熱材
20・・・引き出し容器
22・・・真空断熱材

Claims (2)

  1. 貯蔵室と、前記貯蔵室に収納する容器と共に引き出される扉と、前記貯蔵室の側壁に設けられ前記扉を支持するレール支持部材と、を有し、
    前記側壁は、外箱と、内箱と、前記外箱と前記内箱との間に配置された真空断熱材および発泡断熱材と、を備え、
    内側に前記レール支持部材が位置する部分における前記内箱の外側に、レール補強部材が配置され、
    前記レール支持部材と、前記内箱と、前記レール補強部材と、がねじによって固定された冷蔵庫において、
    前記レール補強部材の上端が、前記外箱側に曲げを有することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記曲げ部のフィレットが1mm以上あることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006038248A (ja) * 2004-07-22 2006-02-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP2007064580A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Toshiba Corp 冷蔵庫

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