JP2019138289A - デリバリパイプとインジェクタとの結合構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】デリバリパイプからインジェクタが脱落した場合、デリバリパイプおよびインジェクタに残存する少量の燃料が漏れ出すことを防止する。【解決手段】車両衝突時、衝突荷重によりデリバリパイプ10とインジェクタ12とが分離すると、枝管部1810から挿入部2202が脱落する。デリバリ弁28はその自重により下方に移動し、デリバリ弁28が分岐口20を閉塞する。この際、ロッド36が分岐口20によって案内されつつ下方に移動するので、デリバリ弁28が確実に分岐口20を閉塞する。インジェクタ12は、挿入部2202が枝管部1810から離れるため、インジェクタ弁30は、ロッド36の他端3604から離間する。これによりインジェクタ弁30は、インジェクタ弁付勢部34の付勢力により上昇し燃料入口24を閉塞する。【選択図】図3
Description
本発明はデリバリパイプとインジェクタとの結合構造に関する。
車両の内燃機関(エンジン)は、燃料タンクから圧送される燃料をインジェクタに供給するデリバリパイプを備えており、圧送された燃料はインジェクタによってエンジンの吸気ポートあるいはシリンダ室に噴射される。
デリバリパイプとインジェクタは、デリバリパイプ本体に形成された分岐口とインジェクタ本体に形成された燃料入口とを合わせた状態で、インジェクタ本体がデリバリパイプ本体に係脱可能に結合されるように構成されている(特許文献1参照)。
ところで、車両の衝突時には、衝突荷重がデリバリパイプおよびインジェクタに加わってそれらが破損あるいは変形し、デリバリパイプからインジェクタが脱落するおそれがある。
そこで、従来は、車両の衝突がエアバッグ用の衝突センサによって検出されると、ECUが燃料ポンプによる燃料の圧送を停止させることで、デリバリパイプからインジェクタが脱落しても、デリバリパイプの分岐口から燃料が噴出しないようにしている。
デリバリパイプとインジェクタは、デリバリパイプ本体に形成された分岐口とインジェクタ本体に形成された燃料入口とを合わせた状態で、インジェクタ本体がデリバリパイプ本体に係脱可能に結合されるように構成されている(特許文献1参照)。
ところで、車両の衝突時には、衝突荷重がデリバリパイプおよびインジェクタに加わってそれらが破損あるいは変形し、デリバリパイプからインジェクタが脱落するおそれがある。
そこで、従来は、車両の衝突がエアバッグ用の衝突センサによって検出されると、ECUが燃料ポンプによる燃料の圧送を停止させることで、デリバリパイプからインジェクタが脱落しても、デリバリパイプの分岐口から燃料が噴出しないようにしている。
しかしながら、上記従来技術では、デリバリパイプからインジェクタが脱落した場合、デリバリパイプに残存する少量の燃料が分岐口から漏れ出し、あるいは、あるいは、インジェクタ内に残存する少量の燃料が燃料入口から漏れ出す可能性も考えられる。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、デリバリパイプからインジェクタが脱落した場合、デリバリパイプおよびインジェクタに残存する少量の燃料が漏れ出すことを防止する上で有利なデリバリパイプとインジェクタとの結合構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、デリバリパイプからインジェクタが脱落した場合、デリバリパイプおよびインジェクタに残存する少量の燃料が漏れ出すことを防止する上で有利なデリバリパイプとインジェクタとの結合構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、デリバリパイプ本体に形成された分岐口とインジェクタ本体に形成された燃料入口とを合わせた状態で、前記インジェクタ本体が前記デリバリパイプ本体に係脱可能に結合されるデリバリパイプとインジェクタとの結合構造であって、前記デリバリパイプ本体の内部に設けられ前記分岐口の開閉を可能としたデリバリ弁と、前記インジェクタ本体の内部に設けられ前記燃料入口の開閉を可能としたインジェクタ弁と、前記デリバリ弁を前記分岐口を閉塞する方向に付勢するデリバリ弁付勢部と、前記インジェクタ弁を前記燃料入口を閉塞する方向に付勢するインジェクタ弁付勢部と、前記インジェクタ本体と前記デリバリパイプ本体とが結合した状態で、前記分岐口および前記燃料入口を通り前記デリバリ弁と前記インジェクタ弁との間で延在して前記デリバリ弁と前記インジェクタ弁とを離間させ、前記分岐口と前記燃料入口とを開放するロッドとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、デリバリパイプとインジェクタとが分離すると、デリバリ弁付勢部の付勢力によりデリバリ弁が分岐口を閉塞すると共に、インジェクタ弁付勢部の付勢力によりインジェクタ弁が燃料入口を閉塞する。
したがって、車両衝突時に、デリバリパイプに残存する少量の燃料がデリバリパイプの分岐口から漏れ出すことを防止すると共に、インジェクタに残存する少量の燃料が燃料入口から漏れ出すことを防止する上で有利となる。
したがって、車両衝突時に、デリバリパイプに残存する少量の燃料がデリバリパイプの分岐口から漏れ出すことを防止すると共に、インジェクタに残存する少量の燃料が燃料入口から漏れ出すことを防止する上で有利となる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係るデリバリパイプ10とインジェクタ12との結合構造の全体構成を示す。
デリバリパイプ10は、燃料タンク(不図示)から燃料ホース(不図示)、分岐部(不図示)、複数の燃料パイプ16を介して圧送される燃料を複数のインジェクタ12に供給する。
インジェクタ12は、デリバリパイプ10を介して圧送された燃料を内燃機関(エンジン)の吸気ポートあるいはシリンダ室に噴射する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施の形態に係るデリバリパイプ10とインジェクタ12との結合構造の全体構成を示す。
デリバリパイプ10は、燃料タンク(不図示)から燃料ホース(不図示)、分岐部(不図示)、複数の燃料パイプ16を介して圧送される燃料を複数のインジェクタ12に供給する。
インジェクタ12は、デリバリパイプ10を介して圧送された燃料を内燃機関(エンジン)の吸気ポートあるいはシリンダ室に噴射する。
図2に示すように、デリバリパイプ10は、デリバリパイプ本体18と複数の分岐口20とを含んで構成されている。
デリバリパイプ本体18は、断面が矩形の細長い筒状を呈し、直線状に延在している。
図1、図2に示すように、デリバリパイプ本体18は、底壁1802と、底壁1802の両側から起立する一対の側壁1804と、一対の側壁1804の上端を接続する上壁1806と、長手方向の両端を閉塞する一対の端面壁1808とを備えている。
一対の端面壁1808のうち一方の端面壁1808には開口が形成され、この開口に燃料パイプ16の下流端が連結されている。
複数の分岐口20は、デリバリパイプ本体18の底壁1802にデリバリパイプ本体18の長手方向に間隔をおいて設けられている。
デリバリパイプ本体18の底壁1802には、各分岐口20を覆うように枝管部1810が突設され、この枝管部1810は、インジェクタ12の挿入部2202が取り付けられる箇所である。
デリバリパイプ本体18は、断面が矩形の細長い筒状を呈し、直線状に延在している。
図1、図2に示すように、デリバリパイプ本体18は、底壁1802と、底壁1802の両側から起立する一対の側壁1804と、一対の側壁1804の上端を接続する上壁1806と、長手方向の両端を閉塞する一対の端面壁1808とを備えている。
一対の端面壁1808のうち一方の端面壁1808には開口が形成され、この開口に燃料パイプ16の下流端が連結されている。
複数の分岐口20は、デリバリパイプ本体18の底壁1802にデリバリパイプ本体18の長手方向に間隔をおいて設けられている。
デリバリパイプ本体18の底壁1802には、各分岐口20を覆うように枝管部1810が突設され、この枝管部1810は、インジェクタ12の挿入部2202が取り付けられる箇所である。
図1、図2に示すように、インジェクタ12は、インジェクタ本体22と、燃料入口24と、カプラ部26とを含んで構成されている。
インジェクタ本体22は、筒状を呈し、その軸方向の一端に挿入部2202が設けられ、他端に燃料を噴射する噴霧部2204が設けられている。
図2に示すように、挿入部2202は、枝管部1810に挿入される箇所であり、均一外径の筒部2210と、筒部2210の先端に設けられた先端壁2212とを有し、燃料入口24は先端壁2212に設けられている。
インジェクタ本体22は、挿入部2202が枝管部1810に挿入され、分岐口20の下方に燃料入口24が合致され、このように分岐口20と燃料入口24とを合わせた状態で、デリバリパイプ本体18に係脱可能に結合される。
本実施の形態では、枝管部1810に不図示の爪が設けられ、インジェクタ本体22の上記爪に対応する部分には上記爪に係脱する不図示の凹部が設けられることで、インジェクタ本体22とデリバリパイプ本体18とが係脱可能に結合される。なお、インジェクタ本体22の挿入部2202と枝管部1810との結合は、クランプ具を用いたり、枝管部1810の外周に形成された雄ねじに対して、インジェクタ本体22の挿入部2202に設けた袋ナットを介して締結するなど、従来公知の様々な取り付け構造が使用可能である。
図1に示すように、カプラ部26は、インジェクタ本体22の挿入部2202寄りの箇所に設けられ、インジェクタ12による燃料の噴霧を制御する制御装置などと電気的に接続される端子を備えている。
インジェクタ本体22は、筒状を呈し、その軸方向の一端に挿入部2202が設けられ、他端に燃料を噴射する噴霧部2204が設けられている。
図2に示すように、挿入部2202は、枝管部1810に挿入される箇所であり、均一外径の筒部2210と、筒部2210の先端に設けられた先端壁2212とを有し、燃料入口24は先端壁2212に設けられている。
インジェクタ本体22は、挿入部2202が枝管部1810に挿入され、分岐口20の下方に燃料入口24が合致され、このように分岐口20と燃料入口24とを合わせた状態で、デリバリパイプ本体18に係脱可能に結合される。
本実施の形態では、枝管部1810に不図示の爪が設けられ、インジェクタ本体22の上記爪に対応する部分には上記爪に係脱する不図示の凹部が設けられることで、インジェクタ本体22とデリバリパイプ本体18とが係脱可能に結合される。なお、インジェクタ本体22の挿入部2202と枝管部1810との結合は、クランプ具を用いたり、枝管部1810の外周に形成された雄ねじに対して、インジェクタ本体22の挿入部2202に設けた袋ナットを介して締結するなど、従来公知の様々な取り付け構造が使用可能である。
図1に示すように、カプラ部26は、インジェクタ本体22の挿入部2202寄りの箇所に設けられ、インジェクタ12による燃料の噴霧を制御する制御装置などと電気的に接続される端子を備えている。
本実施の形態に係るデリバリパイプ10とインジェクタ12との結合構造は、デリバリ弁28と、インジェクタ弁30と、デリバリ弁付勢部32と、インジェクタ弁付勢部34と、ロッド36とを含んで構成されている。
デリバリ弁28は、分岐口20の開閉を可能とし、デリバリパイプ本体18の内部に設けられている。
本実施の形態では、デリバリ弁28は、分岐口20の周囲の底壁1802箇所に当接し、分岐口20を閉塞可能な直径の球体28Aで構成されている。
デリバリ弁28は、分岐口20を閉塞可能な大きさの板で構成されていても良いが、本実施の形態のように球体28Aであると、球体28Aと分岐口20との間の隙間が生じにくく、分岐口20を確実に閉塞する上で有利となり、燃料漏れを抑制する上で有利となる。
デリバリ弁28を構成する材料は、燃料に対する耐油性を有する材料で、かつ、本実施の形態では、デリバリ弁28に作用する重力によりデリバリ弁28が燃料中を沈み込んでいき、分岐口20を閉塞する比重を持った材料で形成されている。
したがって、デリバリ弁28は、このような比重を持ち耐油性を有する材料で形成されていればよく、このような材料として従来公知の様々な金属材料や合成樹脂材料が使用可能である。
本実施の形態では、デリバリ弁28は、分岐口20の周囲の底壁1802箇所に当接し、分岐口20を閉塞可能な直径の球体28Aで構成されている。
デリバリ弁28は、分岐口20を閉塞可能な大きさの板で構成されていても良いが、本実施の形態のように球体28Aであると、球体28Aと分岐口20との間の隙間が生じにくく、分岐口20を確実に閉塞する上で有利となり、燃料漏れを抑制する上で有利となる。
デリバリ弁28を構成する材料は、燃料に対する耐油性を有する材料で、かつ、本実施の形態では、デリバリ弁28に作用する重力によりデリバリ弁28が燃料中を沈み込んでいき、分岐口20を閉塞する比重を持った材料で形成されている。
したがって、デリバリ弁28は、このような比重を持ち耐油性を有する材料で形成されていればよく、このような材料として従来公知の様々な金属材料や合成樹脂材料が使用可能である。
デリバリ弁付勢部32は、デリバリ弁28を分岐口20を閉塞する方向に付勢するものである。
本実施の形態ではデリバリ弁付勢部32は、デリバリ弁28に作用する重力を含んで構成され、言い換えると、デリバリ弁28はデリバリ弁付勢部32を含んで構成されている。
本実施の形態ではデリバリ弁付勢部32は、デリバリ弁28に作用する重力を含んで構成され、言い換えると、デリバリ弁28はデリバリ弁付勢部32を含んで構成されている。
インジェクタ弁30は、燃料入口24の開閉を可能とし、インジェクタ本体22の内部に設けられている。
本実施の形態では、インジェクタ弁30は、燃料入口24の周囲の先端壁2212の箇所に当接して燃料入口24を閉塞可能な円板30Aで構成されている。
インジェクタ弁30は、燃料に対する耐油性を有する材料で形成されていればよく、このような材料として従来公知の様々な金属材料や合成樹脂材料が使用可能である。
本実施の形態では、インジェクタ弁30は、燃料入口24の周囲の先端壁2212の箇所に当接して燃料入口24を閉塞可能な円板30Aで構成されている。
インジェクタ弁30は、燃料に対する耐油性を有する材料で形成されていればよく、このような材料として従来公知の様々な金属材料や合成樹脂材料が使用可能である。
インジェクタ弁付勢部34は、燃料入口24を閉塞する方向にインジェクタ弁30を付勢するものである。
インジェクタ弁付勢部34は、燃料に対する耐油性を有する材料で形成されていればよく、このような材料として従来公知の様々な金属材料や合成樹脂材料が使用可能である。
図3に示すように、本実施の形態では、インジェクタ弁付勢部34は、インジェクタ本体22の内部で、燃料入口24と反対に位置するインジェクタ弁30の箇所に設けられたコイルスプリング(ばね部材)34Aで構成されている。
すなわち、図4に示すように、インジェクタ本体22の内部で燃料入口24から離れた箇所にコイルスプリング受け38が配置されている。
このコイルスプリング受け38は、インジェクタ本体22の内周面の周方向に間隔をおいた箇所から突設された複数のワイヤ3802と、それらワイヤ3802で支持された係止部3804とを含んで構成されている。
係止部3804は、コイルスプリング34Aの内部に挿入される挿入部3806と、コイルスプリング34Aの端部が係止されるフランジ部3808とを備えている。
すなわち、インジェクタ本体22の挿入部2202において、燃料はインジェクタ本体22の内周面とフランジ部3808の外周面との間で円滑に圧送されるように図られている。
インジェクタ弁付勢部34は、燃料に対する耐油性を有する材料で形成されていればよく、このような材料として従来公知の様々な金属材料や合成樹脂材料が使用可能である。
図3に示すように、本実施の形態では、インジェクタ弁付勢部34は、インジェクタ本体22の内部で、燃料入口24と反対に位置するインジェクタ弁30の箇所に設けられたコイルスプリング(ばね部材)34Aで構成されている。
すなわち、図4に示すように、インジェクタ本体22の内部で燃料入口24から離れた箇所にコイルスプリング受け38が配置されている。
このコイルスプリング受け38は、インジェクタ本体22の内周面の周方向に間隔をおいた箇所から突設された複数のワイヤ3802と、それらワイヤ3802で支持された係止部3804とを含んで構成されている。
係止部3804は、コイルスプリング34Aの内部に挿入される挿入部3806と、コイルスプリング34Aの端部が係止されるフランジ部3808とを備えている。
すなわち、インジェクタ本体22の挿入部2202において、燃料はインジェクタ本体22の内周面とフランジ部3808の外周面との間で円滑に圧送されるように図られている。
図2に示すように、ロッド36は、インジェクタ本体22とデリバリパイプ本体18とが結合した状態で、分岐口20および燃料入口24を通りデリバリ弁28とインジェクタ弁30との間で延在してデリバリ弁28とインジェクタ弁30とを離間させ、分岐口20と燃料入口24とを開放するものである。
ロッド36の一端3602はデリバリ弁28に取着され、ロッド36の他端3604はインジェクタ弁30に当接可能に設けられている。
本実施の形態では、ロッド36の長さは、デリバリ弁28をデリバリパイプ本体18の上壁1806に当接させて分岐口20を開放し、また、インジェクタ弁30を燃料入口24の下方に離間させた箇所に位置させて燃料入口24を開放させる寸法で形成されている。
ロッド36は、燃料に対する耐油性を有する材料で形成されていればよく、このような材料として従来公知の様々な金属材料や合成樹脂材料が使用可能である。
ロッド36の一端3602はデリバリ弁28に取着され、ロッド36の他端3604はインジェクタ弁30に当接可能に設けられている。
本実施の形態では、ロッド36の長さは、デリバリ弁28をデリバリパイプ本体18の上壁1806に当接させて分岐口20を開放し、また、インジェクタ弁30を燃料入口24の下方に離間させた箇所に位置させて燃料入口24を開放させる寸法で形成されている。
ロッド36は、燃料に対する耐油性を有する材料で形成されていればよく、このような材料として従来公知の様々な金属材料や合成樹脂材料が使用可能である。
次に作用効果について説明する。
デリバリパイプ10にインジェクタ12が結合されている状態では、図2に示すように、ロッド36がデリバリ弁28とインジェクタ弁30とを離間させ、分岐口20と燃料入口24とを開放している。
そのため、エンジンの作動中、燃料ポンプから圧送された燃料は、燃料パイプ16、デリバリパイプ10の内部を流通して各分岐口20および各燃料入口24を介してインジェクタ12に供給され、インジェクタ12の動作によりインジェクタ12の噴射口から吸気ポートあるいはシリンダ室へ燃料が噴射される。
デリバリパイプ10にインジェクタ12が結合されている状態では、図2に示すように、ロッド36がデリバリ弁28とインジェクタ弁30とを離間させ、分岐口20と燃料入口24とを開放している。
そのため、エンジンの作動中、燃料ポンプから圧送された燃料は、燃料パイプ16、デリバリパイプ10の内部を流通して各分岐口20および各燃料入口24を介してインジェクタ12に供給され、インジェクタ12の動作によりインジェクタ12の噴射口から吸気ポートあるいはシリンダ室へ燃料が噴射される。
車両が衝突すると、前述したように燃料ポンプによる燃料の圧送が停止される一方、衝突荷重によりデリバリパイプ10とインジェクタ12とが分離すると、図3に示すように、枝管部1810から挿入部2202が脱落する。
この場合、デリバリ弁28はその自重により下方に移動し、デリバリ弁28が分岐口20を閉塞する。この際、ロッド36が分岐口20によって案内されつつ下方に移動するので、デリバリ弁28が確実に分岐口20を閉塞する。
また、インジェクタ12は、挿入部2202が枝管部1810から離れるため、インジェクタ弁30は、ロッド36の他端3604から離間する。
これによりインジェクタ弁30は、インジェクタ弁付勢部34の付勢力により上昇し燃料入口24を閉塞する。
したがって、車両衝突時に、デリバリパイプ10に残存する少量の燃料がデリバリパイプ10の分岐口20から漏れ出すこと、および、インジェクタ12に残存する少量の燃料が燃料入口24から漏れ出すことを防止する上で有利となる。
なお、本実施の形態では、衝突時に燃料ポンプの作動を強制的に停止させる制御も同時に行なうこととしたが、衝突時に燃料ポンプの作動を強制的に停止させる制御を省略しても良い。
この場合、デリバリ弁28はその自重により下方に移動し、デリバリ弁28が分岐口20を閉塞する。この際、ロッド36が分岐口20によって案内されつつ下方に移動するので、デリバリ弁28が確実に分岐口20を閉塞する。
また、インジェクタ12は、挿入部2202が枝管部1810から離れるため、インジェクタ弁30は、ロッド36の他端3604から離間する。
これによりインジェクタ弁30は、インジェクタ弁付勢部34の付勢力により上昇し燃料入口24を閉塞する。
したがって、車両衝突時に、デリバリパイプ10に残存する少量の燃料がデリバリパイプ10の分岐口20から漏れ出すこと、および、インジェクタ12に残存する少量の燃料が燃料入口24から漏れ出すことを防止する上で有利となる。
なお、本実施の形態では、衝突時に燃料ポンプの作動を強制的に停止させる制御も同時に行なうこととしたが、衝突時に燃料ポンプの作動を強制的に停止させる制御を省略しても良い。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について図5(A)、(B)を参照して説明する。
なお、以下の実施の形態では、第1の実施の形態と同様の部分、部材については第1の実施の形態と同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分について重点的に説明する。
第2の実施の形態は、第1の実施の形態に、分岐口20を開閉する方向にデリバリ弁28を案内する案内部40を設けたものである。
案内部40は、デリバリパイプ本体18の内部に設けられ、デリバリ弁28の直径よりも大きい寸法の内径の筒状を呈し、上壁1806から垂設されている。
案内部40は、燃料に対する耐油性を有し、かつ、燃料の流通を可能とした材料で形成されていればよく、このような材料として従来公知の様々な金属材料や合成樹脂材料が使用可能であり、本実施の形態では、案内部40は網状を呈している。
第2の実施の形態では、ロッド36の一端3602をデリバリ弁28に取着し、ロッド36の他端3604をインジェクタ弁30に当接可能に設けてもよく、あるいは、ロッド36の一端3602をインジェクタ弁30に取着し、ロッド36の他端3604をデリバリ弁28に当接可能に設けてもよい。
次に第2の実施の形態について図5(A)、(B)を参照して説明する。
なお、以下の実施の形態では、第1の実施の形態と同様の部分、部材については第1の実施の形態と同一の符号を付してその説明を省略し、異なる部分について重点的に説明する。
第2の実施の形態は、第1の実施の形態に、分岐口20を開閉する方向にデリバリ弁28を案内する案内部40を設けたものである。
案内部40は、デリバリパイプ本体18の内部に設けられ、デリバリ弁28の直径よりも大きい寸法の内径の筒状を呈し、上壁1806から垂設されている。
案内部40は、燃料に対する耐油性を有し、かつ、燃料の流通を可能とした材料で形成されていればよく、このような材料として従来公知の様々な金属材料や合成樹脂材料が使用可能であり、本実施の形態では、案内部40は網状を呈している。
第2の実施の形態では、ロッド36の一端3602をデリバリ弁28に取着し、ロッド36の他端3604をインジェクタ弁30に当接可能に設けてもよく、あるいは、ロッド36の一端3602をインジェクタ弁30に取着し、ロッド36の他端3604をデリバリ弁28に当接可能に設けてもよい。
このような第2の実施の形態によれば、衝突荷重によりデリバリパイプ10とインジェクタ12とが分離し、枝管部1810から挿入部2202が脱落し、デリバリ弁28がその自重により下方に移動する際、デリバリ弁28が案内部40によって案内されつつ下方に移動するので、デリバリ弁28によって確実に分岐口20を閉塞する上でより有利となる。
したがって、第1の実cに残存する少量の燃料がデリバリパイプ10の分岐口20から漏れ出すことを防止する上でより有利となる。
したがって、第1の実cに残存する少量の燃料がデリバリパイプ10の分岐口20から漏れ出すことを防止する上でより有利となる。
(第3の実施の形態)
次に第3の実施の形態について図6(A)、(B)を参照して説明する。
第3の実施の形態は、第1の実施の形態に、分岐口20を閉塞する方向にデリバリ弁28を付勢するコイルスプリング(ばね部材)42を設けたものである。
コイルスプリング42は、分岐口20と反対に位置する上壁1806の箇所に取着して設けられている。
コイルスプリング42は、燃料に対する耐油性を有する材料で形成されていればよく、このような材料として従来公知の様々な金属材料や合成樹脂材料が使用可能である。
次に第3の実施の形態について図6(A)、(B)を参照して説明する。
第3の実施の形態は、第1の実施の形態に、分岐口20を閉塞する方向にデリバリ弁28を付勢するコイルスプリング(ばね部材)42を設けたものである。
コイルスプリング42は、分岐口20と反対に位置する上壁1806の箇所に取着して設けられている。
コイルスプリング42は、燃料に対する耐油性を有する材料で形成されていればよく、このような材料として従来公知の様々な金属材料や合成樹脂材料が使用可能である。
このような第3の実施の形態によれば、衝突荷重によりデリバリパイプ10とインジェクタ12とが分離し、枝管部1810から挿入部2202が脱落した場合、デリバリ弁28がコイルスプリング42の付勢力により下方に移動するので、デリバリ弁28によって確実に分岐口20を閉塞する上でより有利となる。
したがって、第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、車両衝突時に、デリバリパイプ10に残存する少量の燃料がデリバリパイプ10の分岐口20から漏れ出すことを防止する上でより有利となる。
したがって、第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、車両衝突時に、デリバリパイプ10に残存する少量の燃料がデリバリパイプ10の分岐口20から漏れ出すことを防止する上でより有利となる。
(第4の実施の形態)
次に第4の実施の形態について図7(A)、(B)を参照して説明する。
第4の実施の形態は、ロッド36の形状が第1〜第3の実施の形態と異なっている。
すなわち、ロッド36は、デリバリ弁28に取着して設けられたデリバリ弁側ロッド3610と、インジェクタ弁30に取着して設けられたインジェクタ弁側ロッド3612とを含んで構成されている。
また、デリバリ弁側ロッド3610の先端とインジェクタ弁側ロッド3612の先端に、互いに係脱可能に結合する結合部3614が設けられている。
結合部3614は、分岐口20および燃料入口24を円滑に通過できるように、分岐口20および燃料入口24よりも小さい輪郭で形成されている。
結合部3614は、デリバリ弁側ロッド3610の先端に設けられた筒部3620と、この筒部3620の内側に挿入可能なインジェクタ弁側ロッド3612の先端部3622とで構成されている。
これにより、インジェクタ本体22とデリバリパイプ本体18とを結合させる際に、確実にデリバリ弁側ロッド3610とインジェクタ弁側ロッド3612とが結合するとともに、デリバリ弁側ロッド3610とインジェクタ弁側ロッド3612とが結合した後にロッド36が結合部3614で折れ曲がることを防止できる。
また、デリバリパイプ10とインジェクタ12とが結合された状態で、結合部3614は、分岐口20よりもデリバリパイプ10の内側に位置し、あるいは、燃料入口24よりもインジェクタ12の内側に位置するように設けられ、結合部3614が分岐口20、燃料入口24に位置することで燃料の流通が妨げられないように図られている。
このような第4の実施の形態によっても第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、インジェクタ本体22とデリバリパイプ本体18とを離間させた状態で、ロッド36がデリバリ弁側ロッド3610とインジェクタ弁側ロッド3612とに分離されるため、それらロッド3610、3612の長さは短いものとなり、組み付け時等にそれらロッド3610、3612が邪魔になりにくく、作業性の向上を図る上で有利となる。
次に第4の実施の形態について図7(A)、(B)を参照して説明する。
第4の実施の形態は、ロッド36の形状が第1〜第3の実施の形態と異なっている。
すなわち、ロッド36は、デリバリ弁28に取着して設けられたデリバリ弁側ロッド3610と、インジェクタ弁30に取着して設けられたインジェクタ弁側ロッド3612とを含んで構成されている。
また、デリバリ弁側ロッド3610の先端とインジェクタ弁側ロッド3612の先端に、互いに係脱可能に結合する結合部3614が設けられている。
結合部3614は、分岐口20および燃料入口24を円滑に通過できるように、分岐口20および燃料入口24よりも小さい輪郭で形成されている。
結合部3614は、デリバリ弁側ロッド3610の先端に設けられた筒部3620と、この筒部3620の内側に挿入可能なインジェクタ弁側ロッド3612の先端部3622とで構成されている。
これにより、インジェクタ本体22とデリバリパイプ本体18とを結合させる際に、確実にデリバリ弁側ロッド3610とインジェクタ弁側ロッド3612とが結合するとともに、デリバリ弁側ロッド3610とインジェクタ弁側ロッド3612とが結合した後にロッド36が結合部3614で折れ曲がることを防止できる。
また、デリバリパイプ10とインジェクタ12とが結合された状態で、結合部3614は、分岐口20よりもデリバリパイプ10の内側に位置し、あるいは、燃料入口24よりもインジェクタ12の内側に位置するように設けられ、結合部3614が分岐口20、燃料入口24に位置することで燃料の流通が妨げられないように図られている。
このような第4の実施の形態によっても第1の実施の形態と同様の効果が奏されることは無論のこと、インジェクタ本体22とデリバリパイプ本体18とを離間させた状態で、ロッド36がデリバリ弁側ロッド3610とインジェクタ弁側ロッド3612とに分離されるため、それらロッド3610、3612の長さは短いものとなり、組み付け時等にそれらロッド3610、3612が邪魔になりにくく、作業性の向上を図る上で有利となる。
なお、第2、第3、第4の実施の形態の構成のうちの2つを組み合わせ、あるいは、第2、第3、第4の実施の形態の構成の全てを組み合わせてもよいことは無論である。
10 デリバリパイプ
12 インジェクタ
18 デリバリパイプ本体
20 分岐口
22 インジェクタ本体
24 燃料入口
28 デリバリ弁
30 インジェクタ弁
32 デリバリ弁付勢部
34 インジェクタ弁付勢部
34A コイルスプリング(ばね部材)
36 ロッド
3602 一端
3604 他端
3610 デリバリ弁側ロッド
3612 インジェクタ弁側ロッド
3614 結合部
40 案内部
42 コイルスプリング(ばね部材)
12 インジェクタ
18 デリバリパイプ本体
20 分岐口
22 インジェクタ本体
24 燃料入口
28 デリバリ弁
30 インジェクタ弁
32 デリバリ弁付勢部
34 インジェクタ弁付勢部
34A コイルスプリング(ばね部材)
36 ロッド
3602 一端
3604 他端
3610 デリバリ弁側ロッド
3612 インジェクタ弁側ロッド
3614 結合部
40 案内部
42 コイルスプリング(ばね部材)
Claims (7)
- デリバリパイプ本体に形成された分岐口とインジェクタ本体に形成された燃料入口とを合わせた状態で、前記インジェクタ本体が前記デリバリパイプ本体に係脱可能に結合されるデリバリパイプとインジェクタとの結合構造であって、
前記デリバリパイプ本体の内部に設けられ前記分岐口の開閉を可能としたデリバリ弁と、
前記インジェクタ本体の内部に設けられ前記燃料入口の開閉を可能としたインジェクタ弁と、
前記デリバリ弁を前記分岐口を閉塞する方向に付勢するデリバリ弁付勢部と、
前記インジェクタ弁を前記燃料入口を閉塞する方向に付勢するインジェクタ弁付勢部と、
前記インジェクタ本体と前記デリバリパイプ本体とが結合した状態で、前記分岐口および前記燃料入口を通り前記デリバリ弁と前記インジェクタ弁との間で延在して前記デリバリ弁と前記インジェクタ弁とを離間させ、前記分岐口と前記燃料入口とを開放するロッドと、
を備えることを特徴とするデリバリパイプとインジェクタとの結合構造。 - 前記燃料入口の上方に前記分岐口が位置し、
前記デリバリ弁付勢部は、前記デリバリ弁に作用する重力を含んで構成されている、
ことを特徴とする請求項1記載のデリバリパイプとインジェクタとの結合構造。 - 前記デリバリ弁付勢部は、前記デリバリ弁の前記分岐口と反対に位置する箇所に設けられたばね部材で構成されている、
ことを特徴とする請求項1記載のデリバリパイプとインジェクタとの結合構造。 - 前記デリバリパイプ本体の内部に、前記分岐口を開閉する方向に前記デリバリ弁を案内する案内部が設けられている、
ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載のデリバリパイプとインジェクタとの結合構造。 - 前記インジェクタ弁付勢部は、前記インジェクタ弁の前記燃料入口と反対に位置する箇所に設けられたばね部材で構成されている、
ことを特徴とする請求項1記載のデリバリパイプとインジェクタとの結合構造。 - 前記ロッドの一端は、前記デリバリ弁に取着して設けられ、
前記ロッドの他端は、前記インジェクタ本体と前記デリバリパイプ本体とが結合した状態で前記インジェクタ弁に当接する、
ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項記載のデリバリパイプとインジェクタとの結合構造。 - 前記ロッドは、前記デリバリ弁に取着して設けられたデリバリ弁側ロッドと、前記インジェクタ弁に取着して設けられたインジェクタ弁側ロッドとを含んで構成され、
前記デリバリ弁側ロッドの先端と前記インジェクタ弁側ロッドの先端に、互いに係脱可能に結合する結合部が設けられている、
ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項記載のデリバリパイプとインジェクタとの結合構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018025202A JP2019138289A (ja) | 2018-02-15 | 2018-02-15 | デリバリパイプとインジェクタとの結合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018025202A JP2019138289A (ja) | 2018-02-15 | 2018-02-15 | デリバリパイプとインジェクタとの結合構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019138289A true JP2019138289A (ja) | 2019-08-22 |
Family
ID=67693484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018025202A Pending JP2019138289A (ja) | 2018-02-15 | 2018-02-15 | デリバリパイプとインジェクタとの結合構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019138289A (ja) |
-
2018
- 2018-02-15 JP JP2018025202A patent/JP2019138289A/ja active Pending
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