JP2019134941A - 外科スポンジ - Google Patents
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Abstract
Description
る外科スポンジに関する。
び外科手術中に重要な構造体を保護するため、一般的に手術において使用される。医療用
ガーゼスポンジは、通常、綿および/または不織材料を含み、様々なサイズ、プライ、お
よび織物で提供される。これらのスポンジは、一般的に柔らかく、毛羽立ちが生じにくく
、誤って創傷内または患者体内に残された場合にX線により検出し、かつ、位置決めする
ことが可能な放射線不透過性のストリップまたは糸を含む。
開胸など、大きな切開を必要とする処置で使用されるために特に設計される。それらはま
た、一般的に生理的食塩水で湿潤され、パッドとして使用されることで体内の臓器を保護
する。従来、腹部スポンジは、糸で縫い合わせられたガーゼ織および/または不織材料の
積層体から作製される。糸およびガーゼは、従来、白で色合わせされる。これにより、ス
テッチングは、ガーゼの織物に溶け込んで見づらくなる。そのようなスポンジは、少なく
とも以下の欠点を有する。
1)手術中の使用において、スポンジ全体は、特に血液の赤色成分や体液に浸漬された
場合に視認が困難となる。
2)糸のほつれが生じても、品質管理工程および手術中に特定が困難である。
有用な代替を提供するスポンジの提供である。
1つ以上の開口面を有する複数プライのガーゼと、
開口面を締め付けるまたは閉鎖するのに適したステッチとを備え、
前記ステッチが、1本以上の対照的な糸で作製されている、
外科スポンジを提供する。
は質感を含み得る。質感は、物理的な構成および構造を含み得る。
蛍光ライム、蛍光グリーン、または蛍光イエローのうちの1色または組み合わせから選択
されることが好ましい。この場合、対照的な糸は、眩しすぎることなくまたは目立ちすぎ
ることなく、白い背景に対して見やすい。
は他の流体により汚れにくく、従って、使用時に本来の外観および視程を保持することが
可能である。
最上層プライ、最下層プライ、並びに不織ビスコースおよび/またはポリエステルで作製
される3層の中間プライを形成するよう2つ折りにした綿ガーゼのシートを含み得る。6
プライのスポンジは、6プライの綿ガーゼを含み得る。
的に形成され得る。
しい。スポンジのプライは、開口面に沿ってその周囲にステッチを作製する1本以上の糸
により縫い合わせられることが好ましい。スポンジの表面に斜めに交差する更なるステッ
チが施されていることがより好ましい。
留意されたい。外観は、色調および/または質感が含まれ得ることが理解されよう。
。腹部スポンジ10Aは、3つの開口面14、16および18、並びにこれら開口面14
、16および18の各々を締め付け、または閉鎖するのに適したステッチ20を有する。
ステッチ29は、対照的な糸22で作製される。
である。本実施形態において、糸22の対比色は、蛍光ライム色である。しかしながら、
対照的な糸22の色調は、蛍光ライム、蛍光グリーン、または蛍光イエローのうちの1色
または組み合わせから選択され得ることに留意されたい。上記3色は、比較的落ち着いた
蛍光色であるという共通性を有する。その蛍光色は、以下の利点を提供する。
1)対照的な糸22を、白いガーゼ12の背景に対して見やすくかつ控えめにし、
2)スポンジ10全体が血液に浸漬されるとき、蛍光色本来の鮮やかな特性が生かされ
る。これは、血液の赤色成分に浸漬され、さもなければ不可視ともなり得るスポンジを手
術中に肉眼にて視認可能にするため重要である。
白い背景に対して比較的柔らかくかつ人目を引き、故に昼光中で見えやすい。これにより
、対照的な糸22は、顕著に目立たせることが可能になるという利益を提供される。これ
は、何らかの糸のほつれまたは破片を発見し、かつ除去する品質管理工程において重要で
ある。また、柔らかい蛍光色の対照的な糸22は、眩しすぎることなく、または目立ちす
ぎることなく、スポンジ10Aの製造業者、供給業者または販売業者を、繊細な流儀で、
ユーザーが直ちに識別可能とする商標になるという目的に資することが理解されよう。
以上の非吸収材料で作製されることに留意されたい。これらの非吸収材料は、様々な構成
および構造を有し、それにより、対照的な質感および外観が生じる。糸22は、血液また
は他の流体により汚れにくく、それにより、使用時に本来の外観および視程を保持するこ
とが可能である。これは、スポンジが、通常赤い血液に浸漬されることにより、臓器と混
同しやすい手術中に特に有利である。対照的な外観を有する非吸収糸は、何らかの視覚的
混乱の可能性を減少させ、あるいは除去する。
層プライ26、最下層プライ28、並びに不織ビスコースおよび/またはポリエステルか
ら作製される3層の中間プライ30を形成するよう2つ折りにした綿ガーゼの連続シート
24Aを有する。スポンジ10Aは、自重の12倍まで流体を吸収可能であり、それによ
り、流体が滲出する傷や、流体が滴り落ちる傷のために最適である。
ポンジ10Bは、最上層プライ32および最下層プライ34を形成するよう2つ折りにし
た連続シート24Bにより部分的に形成される。スポンジ10Bは、全て綿で作製される
4中間プライ36も含む。スポンジ10Bは、自重の8倍まで流体を吸収可能である。
相互に折り畳まれるように配置され得る。この場合、中間プライ30または36は、折り
目の間に位置付けられ得る。中間プライの枚数は、スポンジの所望の用途に応じて変更で
きることに留意されたい。
ある。従って、例えば、プライ30も、略正方形状である。図1および2に示されるよう
に、スポンジ10Aの全プライは、例えば、スポンジ10Aに斜めに交差するのと同様に
、開口面14、16および18に沿ってその周囲にステッチ20を作製する対照的な糸2
2により縫い合わせられる。故に、斜めのステッチ20は、スポンジ10Aの表面上に十
字を形成する。ステッチ20の位置は、下向き矢印44および46により、図7および図
8において最も良く示される。スポンジ10Aまたは10Bは、他の実施形態において長
方形であり得ることが理解されよう。スポンジのプライは、露出した未加工の縁あるいは
解束またはほつれ防止のために内側に折り畳まれた切断縁を有するプライを有しないこと
も留意されたい。
マルチフィラメント糸、連続ストリップ、または、例えば、エックス線に対して放射線不
透過性のポリエステル糸および硫酸バリウムから作製される同等のインサートであり得る
、エックス線により検出可能な糸48を有する。これにより、スポンジ10Aまたは10
Bは、エックス線を介して検出可能となり、スポンジ10Aまたは10Bが患者体内また
は創傷内に誤って残されたとき、役立つ。
中に使用される。
とも以下の利点を提供し得ることは、当業者にとって明らかである。
1.外科スポンジは、可視性を向上し、それ故、手術中に腔内にあり赤く浸漬するとき
、スポンジの視認性を向上する。
2.外科スポンジは、使用前、使用中、および使用後において、スポンジの製造者、供
給者、または商人を、ユーザーが直ちに識別可能になるトレードマークとして機能する。
3.外科スポンジは、品質管理工程中に何らかの糸のほつれまたは破片を見つけやすく
することを可能にし、それにより、ユーザーは、包装を開封し、欠陥品であることを発見
した後、返品しなければならない可能性を減少させる。
とは、言うまでもない。例えば、ガーゼが白色以外の色調であるとき、対比効果が生じる
ように、対照的な糸の色調は変更可能である。このような変形および修正は、全て、前述
の説明から決定され得る本発明の技術的範囲に含まれる。
Claims (12)
- 外科スポンジであって、
1つ以上の開口面を有する複数プライのガーゼと、
前記開口面を締め付け、または閉鎖するのに適したステッチとを含み、
前記ステッチが、1本以上の対照的な糸で作製されている、
外科スポンジ。 - 前記糸は、色調、物理的構成および構造のうちの1つ以上において、ガーゼと対照的で
ある、請求項1に記載の外科スポンジ。 - ガーゼは白色である、請求項1または2に記載の外科スポンジ。
- 1本以上の対照的な糸は、その色調が蛍光ライム、蛍光グリーン、または蛍光イエロー
のうちの1色または組み合わせから選択される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の外
科スポンジ。 - 前記糸は、1つ以上の非吸収材料で作製される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の
外科スポンジ。 - 5プライまたは6プライである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の外科スポンジ。
- 5プライである場合、最上層プライ、最下層プライ、並びに不織ビスコースおよび/ま
たはポリエステルで作製される3層の中間プライを形成するよう2つ折りにした綿ガーゼ
のシートを含む、請求項6に記載の外科スポンジ。 - 6プライである場合、6プライの綿ガーゼを含む、請求項6に記載の外科スポンジ。
- 3等分割されて相互に折り畳まれた綿ガーゼのシートにより部分的に形成される、請求
項6〜8のいずれか一項に記載の外科スポンジ。 - 各プライは、長方形または正方形の形状である、請求項6〜9のいずれか一項に記載の
外科スポンジ。 - スポンジのプライは、前記開口面に沿ってその周囲にステッチを作製する1本以上の糸
により縫い合わせられる、請求項6〜10のいずれか一項に記載の外科スポンジ。 - スポンジの表面に斜めに交差する更なるステッチが施されている、請求項11に記載の
外科スポンジ。
Priority Applications (1)
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5390692A (en) * | 1977-01-17 | 1978-08-09 | Kendall & Co | Operating gauze band |
JP2007092254A (ja) * | 2005-09-30 | 2007-04-12 | Nippon Dam Kk | 偽造防止の織ラベルおよび偽造防止の織編物の製造法 |
WO2015075078A1 (en) * | 2013-11-22 | 2015-05-28 | Braga Carlo | Surgical gauze |
-
2019
- 2019-04-09 JP JP2019074119A patent/JP2019134941A/ja active Pending
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