JP2019134611A - 回転電機のコイル - Google Patents

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祐治 坂田
Yuji Sakata
祐治 坂田
慎平 藤原
Shimpei Fujiwara
慎平 藤原
康祥 牧戸
Yasuyoshi Makido
康祥 牧戸
中村 俊朗
Toshiaki Nakamura
俊朗 中村
上田 晃宏
Akihiro Ueda
晃宏 上田
真誌 河合
Masashi Kawai
真誌 河合
謙 白井
Ken Shirai
謙 白井
信吾 長井
Shingo Nagai
信吾 長井
洋明 武田
Hiroaki Takeda
洋明 武田
俊博 武井
Toshihiro Takei
俊博 武井
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Abstract

【課題】絶縁樹脂の固着を確実に行う。【解決手段】絶縁被覆を剥がした導体32a同士を接合して形成される回転電機のコイルであって、絶縁被覆を剥がした部分における導体32aの表面に、第1の方向に伸びる第1の畝42aと、第1の方向と異なる第2の方向に伸びる第2の畝42bを含む凹凸が設けられている。【選択図】図6

Description

本発明は、絶縁被覆を剥がした導体部分同士を接合して形成される回転電機のコイルに関する。
電気自動車や、ハイブリッド自動車などに利用される駆動用のモータジェネレータ(回転電機)は、大出力でコンパクトであることが必要であり、また効率的に製造できることが望まれる。
このような回転電機のコイルとして、セグメントコイルを順次接続したものが利用されている。特許文献1には、絶縁被覆がなされたU字状のセグメントコイルの両端の絶縁被覆を剥がし、表れた導体部分を順次接続して、らせん状のコイルを形成することが記載されている。そして、この接続部分には、絶縁樹脂が塗布され、隣接する接続部分との短絡を防止する。
特開2014−128129号公報
ここで、セグメントコイルの接合部分は、通常溶接によって接合され、その後絶縁樹脂が塗布されるが、接合部分の導体表面は平滑であり、塗布した絶縁樹脂の導体への固着力が十分でない場合も考えられる。
本発明は、接合部分の導体に塗布した絶縁樹脂の導体への固着力を大きくすることを目的とする。
本発明は、絶縁被覆を剥がした導体部分同士を接合して形成される回転電機のコイルであって、絶縁被覆を剥がした部分における導体の表面に、第1の方向に伸びる第1の畝と、第1の方向と異なる第2の方向に伸びる第2の畝を含む凹凸が設けられている。
また、前記接合部分は、絶縁樹脂が塗布されているとよい。
また、絶縁被覆を剥がした導体部分同士を接合して形成される回転電機のコイルの製造方法は、U字状の絶縁被覆がなされた導体の両端部分の絶縁被覆を剥がし、絶縁被覆が剥がされた導体の表面に第1の方向に伸びる第1の畝と、第1の方向と異なる第2の方向に伸びる第2の畝を含む凹凸を形成するとよい。
さらに、1つのU字状の導体における一端の絶縁被覆が剥がされた部分と、他のU字状の導体における一端の絶縁被覆が剥がされた部分とを接合し、この接合部分に絶縁樹脂を塗布するとよい。
レーザを照射して絶縁被覆を剥がすとともに、レーザを導体部分に照射して第1および第2の畝を含む凹凸を形成するとよい。
本発明によれば、接合部分の導体の表面に畝が形成されるため、ここに塗布した絶縁樹脂の導体への固着力を大きくすることができる。
実施形態に係る回転電機のコイルが用いられるステータの概略構成を示す図である。 セグメントコイルの構成を示す図である。 セグメントコイルの接合部分を示す図である。 セグメントコイルの先端部分の構成を示す図である。 畝の構成を示す図である。 畝の方向を示す図である。 畝の方向について4つの例((a)〜(d))を示す図である。 絶縁樹脂層が形成された接合部分を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、本発明は、ここに記載される実施形態に限定されるものではない。
<ステータの構成>
実施形態に係る回転電機のコイルは、例えばステータのコイルとして用いられる。図1には、ステータ10の概略構成が示されている。
ステータ10は、略円筒または円環形状のステータコア12と、ステータコア12の内周側に巻回するよう装着されたコイル14とを有する。ステータコア12は、円筒または円環形状のヨーク16とヨーク16からステータ径方向内側に延びる複数のティース18を含む。複数のティース18は、ステータ周方向に沿って間隔をあけて配列され、隣接するティース18間の空間はスロット20と呼ばれ、スロット20にコイル14を配置することでコイル14がティース18に巻回される。コイル14は、例えば断面が長方形のコイル導線22から構成され、コイル導線22は、スロット20内に位置する部分と、この部分からステータ軸方向に延びてステータコア12の端面から突出し、コイルエンド24を形成する部分を含む。あるスロット20から出たコイル導線22は、コイルエンド24内で他のスロット20から出たコイル導線22と接続されコイル14を形成する。
ここで、コイル導線22には、図2に示すようなU字状のセグメントコイル32を用いる。すなわち、このセグメントコイル32の2つの脚をそれぞれ別のスロット20内に挿入し、2つの脚の先端側のリード部34をステータコア12から突出させる。そして、リード部34を周方向に折り曲げて、他のセグメントコイル32のリード部34と接続することでコイル14を構成する。セグメントコイル32同士の接続は、通常溶接で行われる。セグメントコイル32は、全体として絶縁被覆32bで覆われているが、セグメントコイル32同士を接続するリード部34の導体32aは絶縁被覆32bを除去してあり、その導体32aが他のセグメントコイル32の導体32aと接続される。
ここで、図1においては、図3(a)に示すように、導体32aが上方に突出するような形状として、その導体32aを接合部分とした。しかし、このような形状ではなく、図3(b)に示すように導体32aが横方向に伸びるような形状とすることも好適である。なお、図3(a)、図3(b)において斜線で示した接合部36が2つの導体32a同士の接する部分が溶接される接合部分である。
<接合部分の構成>
図4には、セグメントコイル32の絶縁被覆32bを剥がした導体32aを示してある。導体32aは、導体表面がそのまま剥き出しになっている。そして、図3(a)、図3(b)に示すように、導体32aの一面が他のセグメントコイル32の導体32aの一面に溶接されて接合される。
図5には、図4に示される導体32aの接合されない面(図における上面)40のA部の模式的拡大図が示されている。このように、多数の畝42が形成されることで、表面に凹凸が形成されている。
図6には、畝42の方向を矢印で示してある。この例では、畝42が伸びる方向が、2種類であり、導体32aの横方向に対し、左上がりの畝42aと、右上がりの畝42bがある。
図7(a)〜(d)には、畝42の他の4つの構成例が示されている。図7(a)〜(c)では、2つの方向の畝42a,42bを中央を境にして配置している。図7(d)では、4方向の畝を二重の×(中心に対し45°おき)のように配置した島を複数離散的に配置している。
いずれの例においても、畝42として、2つ以上の方向の異なるものを有している。このように、露出された導体32aの表面に畝42による凹凸を形成することで、その後導体32aの表面を絶縁樹脂で覆った場合に、畝42が絶縁樹脂の移動に対しアンカー効果を発揮し、ずれにくくなる。すなわち、絶縁樹脂が畝42の内部に食い込むことによって絶縁樹脂の導体表面に沿った移動が抑制され、絶縁樹脂が導体表面から離脱しにくくなる。
また、畝42は、接合部分の外面を構成する全面に形成してもよいし、一部表面だけでもよい。さらに、溶接する面には畝42は不要であるが、ここにも形成してもよい。
畝42は、アンカー効果が発揮できれば、どのようなサイズでもよいが、幅が数100μm〜数mm程度で、深さは同等または半分程度が好ましい。また、畝42の形状は断面半円形状のものが製作しやすいが、他の形状としてもよい。なお、畝42の長さは、導体32aの面に対応したものとすることが好適である。
<畝の形成>
畝42は、各種の方法で形成することができる。すなわち、プレスなどによって形成してもよいし、畝部分を削りとってもよい。
ここで、絶縁被覆32bをレーザによって剥離させる場合がある。この場合には、導体32aの表面にレーザを照射することで畝42を形成することが好適である。すなわち、絶縁被覆32bを除去した後、引き続いてレーザ照射によって畝42を形成することができる。レーザで畝42を形成する際には、レーザを走査して、所定の線状の畝42を形成するとよい。
<絶縁樹脂層の構成>
図8は、接合部について、絶縁樹脂層40を形成した状態を示している。このように、セグメントコイル32は、ステータコア12から上方に伸び、隣接する2つの導体32aが溶接される。ここで、ステータコア12から突出するセグメントコイル32のリード部34は、溶接される2つずつをペアとして、隣接するペアと離隔するように、成形される。このため、各ペア間には間隙が形成されている。
そして、本実施形態では、2つの導体32aの接合部分を覆って、絶縁樹脂層40を形成する。なお、導体32aのペアの1つと隣接するペアの間に絶縁樹脂を充満させてもよい。
そして、本実施形態においては、上述したように導体32aの表面に2種類の畝42による凸凹が形成されているため、絶縁樹脂層40が導体32aに強く固着され、ここから離脱しにくくなっている。なお、図においては、導体32aの外形を示す線を凸凹に表して、畝42を表現している。
また、絶縁樹脂層40は、絶縁被覆32bの端部まで至っており、これによって確実な絶縁を維持できる。また、絶縁樹脂層40としては、ワニスなどが好適に利用されるが、エポキシ絶縁樹脂などでもよい。
10 ステータ、12 ステータコア、14 コイル、16 ヨーク、18 ティース、20 スロット、22 コイル導線、24 コイルエンド、32 セグメントコイル、32a 導体、32b 絶縁被覆、34 リード部、36 接合部、40 絶縁樹脂層、42(42a,42b) 畝。

Claims (1)

  1. 絶縁被覆を剥がした導体部分同士を接合して形成される回転電機のコイルであって、
    絶縁被覆を剥がした部分における導体の表面に、第1の方向に伸びる第1の畝と、第1の方向と異なる第2の方向に伸びる第2の畝を含む凹凸が設けられている、
    回転電機のコイル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021048319A (ja) * 2019-09-19 2021-03-25 株式会社村田製作所 インダクタ部品およびインダクタ部品の製造方法

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