JP2019134374A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】表示の変更を行うユーザーが、機器を利用するための設定項目の表示の変更後の表示時間を把握することができる情報処理装置を提供する。【解決手段】情報処理装置の提示手段は、機器を利用するための設定項目の表示の変更を行う場合に、該機器を利用するときの該設定項目の状態を表示するまでの時間を提示する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、ショートカット項目を自動設定することを可能とし、ユーザーの負担を軽減することを課題とし、制御装置は、ユーザーの操作により目的地検索の実行が指示されると、表示装置の画面に、第1階層であるメニュー画面から、ユーザーのタッチパネルの操作に基づいて、複数の項目(アイコン)を含んだ選択画面を階層的に遷移させながら表示させ、このとき、制御装置は、画面表示からアイコンの選択操作が行われるまでの反応時間tを各階層において計測し、初期画面から第n階層の選択画面に至るまでの各階層の反応時間tが、しきい値Δt以下であるときに、熟練した時間であると判断し、初期画面から遷移されるショートカット画面上に、途中の画面遷移を省略して第n階層の選択画面に遷移するショートカット項目を自動設定することが開示されている。
特許文献2には、ユーザーの操作性を向上させつつ、カスタマイズ設定の管理及び制御を容易にすることを課題とし、UI画面に対し、カスタマイズ時のUI画面間の依存関係を表す種別を含む画面種別情報を管理する第1管理手段と、UI画面内に配置される配置アイテムに対し、依存先のUI画面のカスタマイズを反映するか否かを表す種別を含む配置アイテム種別情報を管理する第2管理手段と、複数のUI画面の構成を管理及び表示制御する第3管理手段と、第3管理手段により表示制御された所定のUI画面の配置アイテムがカスタマイズされる場合、前記所定のUI画面の画面種別情報及びカスタマイズ対象の配置アイテムの前記配置アイテム種別情報に基づいて、前記所定のUI画面に依存するUI画面にカスタマイズを反映するかを判定するカスタマイズ制御手段と、を備えることが開示されている。
特許文献3には、電子機器の設定を変更するためのカスタマイズが可能な設定画面において、ユーザーの使い方に適した操作環境を提供することを課題とし、電子機器は、設定項目に対応したオブジェクトが配置された設定画面を表示部に表示し、1つの設定項目について複数のオブジェクトが用意されている場合に、該複数のオブジェクトの1つを設定画面に表示させるオブジェクトとしてユーザーに選択させ、1つの設定項目について用意されている複数のオブジェクトは第1のオブジェクトと、前記第1のオブジェクトよりも表示サイズが大きく前記第1のオブジェクトよりも表示する情報量が多い第2のオブジェクトを含み、第2のオブジェクトにより操作可能な設定値の種類は第1のオブジェクトにより操作可能な設定値の種類よりも多いことが開示されている。
特開2008−071252号公報 特開2015−136181号公報 特開2016−143342号公報
機器を利用するための設定項目の表示の変更(一般的には、ユーザーインタフェースのカスタマイズといわれる)が行われている。例えば、設定項目の表示順序の変更等がある。この設定項目の状態として、設定項目を表示させるまでに時間が長くかかるものがある。例えば、機器を利用しようとするユーザーが、スクロール無しに一画面で、設定項目を表示する画面において(いわゆるFirst View)、設定項目を表示させるのに時間を要するものが設定されていた場合に、すぐに設定項目が表示されないため、利用者にとって操作性が悪くなってしまう。表示の変更を行うユーザーにとっても、その変更によって表示するまでの時間がどのようになるかについては予測できないことである。
本発明は、表示の変更を行うユーザーが、機器を利用するための設定項目の表示の変更後の表示時間を把握することができる情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
請求項1の発明は、機器を利用するための設定項目の表示の変更を行う場合に、該機器を利用するときの該設定項目の状態を表示するまでの時間を提示する提示手段を有する情報処理装置である。
請求項2の発明は、前記機器は、画像処理装置であり、前記設定項目として、前記画像処理装置のハードウェア機能としての設定を含む、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3の発明は、前記時間は、前記ハードウェア機能の状態を取得するための通信時間を含む、請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4の発明は、前記提示手段は、前記時間とともに、前記設定項目の使用頻度を提示する、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項5の発明は、前記提示手段は、前記設定項目の前記時間と前記使用頻度とを組み合わせた値にしたがって、該設定項目をソートして提示する、請求項4に記載の情報処理装置である。
請求項6の発明は、前記提示手段は、前記設定項目の前記時間の長さを該設定項目毎にグラフィカルに提示する、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項7の発明は、前記提示手段は、前記複数の設定項目の前記時間の長さを合計した値を、グラフィカルに提示する、請求項6に記載の情報処理装置である。
請求項8の発明は、前記提示手段は、前記機器に備え付けられている表示装置に最初に提示する領域と該領域外を区別して提示する、請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項9の発明は、前記最初に提示する領域は、表示装置の一画面で表示できる範囲である、請求項8に記載の情報処理装置である。
請求項10の発明は、コンピュータを、機器を利用するための設定項目の表示の変更を行う場合に、該機器を利用するときの該設定項目の状態を表示するまでの時間を提示する提示手段として機能させるための情報処理プログラムである。
請求項1の情報処理装置によれば、表示の変更を行うユーザーが、機器を利用するための設定項目の表示の変更後の表示時間を把握することができる。
請求項2の情報処理装置によれば、画像処理装置に適用でき、設定項目として、画像処理装置のハードウェア機能としての設定を含ませることができる。
請求項3の情報処理装置によれば、ハードウェア機能の状態を取得するための通信時間を提示する時間に含ませることができる。
請求項4の情報処理装置によれば、設定項目を表示するまでの時間とともに、その設定項目の使用頻度を提示することができる。
請求項5の情報処理装置によれば、設定項目の時間と使用頻度とを組み合わせた値にしたがって、その設定項目をソートして提示することができる。
請求項6の情報処理装置によれば、設定項目の時間の長さをその設定項目毎にグラフィカルに提示することができる。
請求項7の情報処理装置によれば、複数の設定項目の時間の長さを合計した値を、グラフィカルに提示することができる。
請求項8の情報処理装置によれば、機器に備え付けられている表示装置に最初に提示する領域とその領域外を区別して提示することができる。
請求項9の情報処理プログラムによれば、表示装置の一画面で表示できる範囲を、ユーザーは知ることができる。
請求項10の情報処理プログラムによれば、表示の変更を行うユーザーが、機器を利用するための設定項目の表示の変更後の表示時間を把握することができる。
本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図である。 本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 本実施の形態による処理対象の例を示す説明図である。 本実施の形態による処理対象の例を示す説明図である。 設定項目表示領域・表示時間テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 設定項目名表示領域・表示時間テーブル、値表示領域・表示時間テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 表示順位・設定項目名表示領域テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態による提示処理例を示す説明図である。 本実施の形態による提示処理例を示す説明図である。 本実施の形態による提示処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示す説明図である。 本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。 設定項目・頻度テーブルのデータ構造例を示す説明図である。 本実施の形態を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示すブロック図である。
以下、図面に基づき本発明を実現するにあたっての好適な一実施の形態の例を説明する。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係、ログイン等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。また、「A、B、C」等のように事物を列挙した場合は、断りがない限り例示列挙であり、その1つのみを選んでいる場合(例えば、Aのみ)を含む。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
本実施の形態である情報処理装置100は、機器を利用するための設定項目の表示の変更を行うものであって、図1の例に示すように、カスタムモジュール110、ユーザーインタフェース情報記憶モジュール140、処理管理モジュール150、センサー群170を有している。例えば、その機器上で、ユーザーインタフェースのカスタマイズができるようにするものである。
カスタムモジュール110は、表示変更受付モジュール115、提示モジュール120、時間予測モジュール125を有しており、ユーザーインタフェース情報記憶モジュール140と接続されている。カスタムモジュール110は、ユーザーインタフェースのカスタマイズを行う。例えば、図2に示す画像処理装置200のユーザーインタフェースのカスタマイズを行う。
表示変更受付モジュール115は、ユーザーの操作を受け付け、ユーザーインタフェースのカスタマイズモードに移行する。そして、そのカスタマイズモードにおいて、ユーザーの操作である「設定項目の表示の変更」の指示を受け付け、その指示にしたがって、設定項目の表示の変更を行う。例えば、設定項目の表示順番を変更すること等が該当する。設定項目として、画像処理装置200のハードウェア機能としての設定を含めるようにしてもよい。
提示モジュール120は、機器を利用するための設定項目の表示の変更を行う場合に、その機器を利用するときのその設定項目の状態を表示するまでの時間を提示する。
「機器を利用するための設定項目の表示の変更を行う場合」とは、いわゆるユーザーインタフェースのカスタマイズであって、表示すべき設定項目の変更を行うことである。例えば、表示する設定項目の選択、表示順序の変更等がある。
「設定項目」として、設定項目の名称、その設定項目の状態のいずれか一方、又は、これらの組み合わせであってもよい。
「機器を利用するとき」とは、いわゆる本番での機器の利用であって、その設定項目の設定にしたがって、機器が動作する。もちろんのことながら、その表示の変更後(カスタマイズ後)である。
「設定項目の状態を表示するまでの時間」として、その機器との通信を行う時間を含む。また、「設定項目の状態を表示するまでの時間」は、その機器のハードウェア機能の状態を取得するための通信時間を含めるようにしてもよい。なお、「設定項目の状態を表示するまでの時間」は、表示完了までの時間としてもよいし、表示準備完了までの時間(つまり、表示直前までの時間)としてもよい。後者は、表示する内容が決定した後の表示時間はほぼ同じである場合が多いので、どの設定項目が遅いか否かを判断するのに、表示準備完了までの時間で足りるからである。
この情報処理装置100を使用するユーザーとして、一般のユーザー(その機器の利用者)の他に、その機器の管理者、その機器の開発者(サードベンダー等の開発者を含む)を含めるようにしてもよい。
また、提示モジュール120は、「設定項目の状態を表示するまでの時間」とともに、設定項目の使用頻度を提示するようにしてもよい。
そして、提示モジュール120は、設定項目の時間と使用頻度とを組み合わせた値にしたがって、その設定項目をソートして提示するようにしてもよい。
また、提示モジュール120は、設定項目の時間の長さを、その設定項目毎にグラフィカルに提示するようにしてもよい。
そして、提示モジュール120は、複数の設定項目の時間の長さを合計した値を、グラフィカルに提示するようにしてもよい。
また、提示モジュール120は、機器に備え付けられている表示装置に最初に提示する領域とその領域外を区別して提示するようにしてもよい。ここで「最初に提示する領域」(ファーストビュー(FirstView)ともいわれる)は、表示装置の一画面で表示できる範囲としてもよい。より具体的には、「最初に提示する領域」は、ユーザーが、機器を操作することで、設定画面を表示した場合に、一画面でスクロール無し(他にも、タブ切り替え無し等)に表示することができる範囲である。例えば、「最初に提示する領域」として、電源オン後に機器が利用可能となった場合に、その機器の表示装置に最初に設定項目を提示する場合の領域が含まれる。
本実施の形態では、この「最初に提示する領域」に、表示するのに時間を要する設定項目がある場合、最初に提示する領域であるにもかかわらず、表示するのに時間がかかってしまうことになる。つまり、表示するまでにユーザーを待たせることになってしまう。そこで、カスタマイズモードにおいて、設定項目を表示する際に、その設定項目の状態を表示するまでの時間を提示して、ユーザーに時間がかかることが把握できるようにしている。
時間予測モジュール125は、各設定項目を表示するまでの時間を予測する。例えば、機器が利用されている場合に、設定項目を表示するまでの時間を計測しておき、計測した時間の履歴から各設定項目を表示するまでの時間を予測するようにしてもよい。例えば、過去の時間の統計的値(平均値、最頻値、中央値、最大値等)を予測値としてもよい。また、その時点で、各設定項目を表示するまでの時間を計測してもよい。
ユーザーインタフェース情報記憶モジュール140は、カスタムモジュール110、処理管理モジュール150と接続されている。ユーザーインタフェース情報記憶モジュール140は、機器の表示装置に提示する設定項目の配置に関する情報を記憶している。例えば、設定項目をリスト形式で提示する場合は、図8の例に示す表示順位・設定項目名表示領域テーブル800のように設定項目の順位を記憶する。図8は、表示順位・設定項目名表示領域テーブル800のデータ構造例を示す説明図である。表示順位・設定項目名表示領域テーブル800は、表示順位欄810、設定項目名表示領域欄820を有している。表示順位欄810は、そのリストにおける表示順位を記憶している。設定項目名表示領域欄820は、設定項目名表示領域を記憶している。例えば、図8では、表示順位「1」は、設定項目名表示領域「Paper Supply」であることを示している。
また、ユーザーインタフェース情報記憶モジュール140は、各設定項目の表示時間等を記憶していてもよい。
処理管理モジュール150は、ユーザーインタフェースモジュール155、処理モジュール160を有しており、ユーザーインタフェース情報記憶モジュール140、センサー群170と接続されている。処理管理モジュール150は、機器における処理を行う。
ユーザーインタフェースモジュール155は、機器に備え付けられている表示装置の画面に設定項目等を提示し、その画面に対するユーザーの操作を受け付ける。例えば、ユーザーインタフェース情報記憶モジュール140内の表示順位・設定項目名表示領域テーブル800の順番にしたがって、設定項目を提示する。なお、提示には、液晶ディスプレイ等の表示装置に表示することの他に、スピーカー等の音声出力装置から音声を出力すること、触覚デバイスを用いた振動等を組み合わせてもよい。
処理モジュール160は、ユーザーインタフェースモジュール155が受け付けた操作にしたがって、機器の処理を行う。例えば、機器が画像処理装置200である場合、ユーザーインタフェースモジュール155がコピーの操作を受け付けた場合、処理モジュール160は複写処理を行う。
センサー群170は、処理管理モジュール150と接続されている。センサー群170は、機器内の構成の状態等を検知する。例えば、機器が画像処理装置200である場合、給紙手段の大きさ、給紙手段内の用紙の有無、画像処理装置200に製本や穴あけ等の後処理を行う後処理装置が取り付けられている場合、その後処理装置との通信を行い、その後処理装置の状態等を検出するようにしてもよい。
図2は、本実施の形態を利用したシステム構成例を示す説明図である。
図2(a)に示す例は、画像処理装置200が、情報処理装置100を有しているシステム構成であり、いわゆるスタンドアローンシステムである。情報処理装置100は、画像処理装置200のタッチパネルを兼ねるディスプレイ上にユーザーインタフェースとしての設定項目を表示する。そして、ユーザーの操作にしたがって、ユーザーインタフェースのカスタマイズが行われる。その際に、設定項目を表示するまでの時間も提示して、そのようなカスタマイズを行った場合における表示時間を、ユーザーが把握できるようにしている。
図2(b)に示す例では、画像処理装置200a、画像処理装置200b、画像処理装置200c、情報処理装置100dは、通信回線290を介してそれぞれ接続されている。通信回線290は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。また、情報処理装置100による機能は、クラウドサービスとして実現してもよい。
そして、各画像処理装置200が情報処理装置100を有しており、スタンドアローンシステムとしてユーザーインタフェースのカスタマイズができるほか、通信回線290を介して情報処理装置100dを用いて、各画像処理装置200のユーザーインタフェースをカスタマイズしてもよい。また、複数の画像処理装置200が、同じ機種、又は、同じグループ員で用いる等の場合、情報処理装置100dでカスタマイズしたユーザーインタフェースを、他の画像処理装置200に設定するようにしてもよい。その場合、例えば、グループ員は、同じユーザーインタフェースで画像処理装置200を用いることができるようになる。
図3は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS302では、表示変更受付モジュール115は、ユーザーの操作に応じて、カスタマイズモードを検知する。
ステップS304では、提示モジュール120は、既に配置された画面を提示する。つまり、カスタマイズモード前の状態のユーザーインタフェースを提示する。
ステップS306では、表示変更受付モジュール115は、カスタマイズ操作を検知する。例えば、設定項目の順番の変更等が該当する。
ステップS308では、表示変更受付モジュール115は、ユーザーの操作が完了したか否かを判断し、完了した場合はステップS310へ進み、それ以外の場合はステップS306へ戻る。
ステップS310では、時間予測モジュール125は、カスタマイズされた画面の処理時間を予測する。つまり、各設定項目の状態を表示するまでの時間を予測する。
ステップS312では、提示モジュール120は、各設定項目の表示時間の情報を含めて、画面を提示する。
ステップS314では、表示変更受付モジュール115は、再操作を検知したか否かを判断し、検知した場合はステップS306へ戻り、それ以外の場合はステップS316へ進む。ユーザーは、表示時間が適切ではないと判断した場合は、再操作を指示することになる。なお、ユーザーの判断でなく、ファーストビューの表示時間が予め定められた時間以上又は超えている場合は、カスタマイズをやり直すようにメッセージを提示するようにしてもよい。
ステップS316では、表示変更受付モジュール115は、ユーザーの操作に応じてカスタマイズモードを完了する。
ステップS318では、表示変更受付モジュール115は、カスタマイズした設定をユーザーインタフェース情報記憶モジュール140に保存する。
図4は、本実施の形態による処理対象の例を示す説明図である。
画面領域410は、画像処理装置200の表示画面である。そして、画面領域410は、固定領域415、スクロール可能領域420に分かれている。
固定領域415は、固定された領域であり、カスタマイズできない領域である。例えば、複写をするための領域を常に表示する。具体的に、固定領域415には、ユーザー表示領域452、コピー操作表示領域454、スタートボタン456、コピー枚数表示領域458、数字キー群460を表示する。
スクロール可能領域420は、画面領域410内の固定領域415以外の領域であり、設定項目を表示する。図4の例では、Output Color表示領域462、2−Sided表示領域464を表示しているが、スクロールをすることによって、その下側にあるPaper Supply表示領域466等を表示させることができる。つまり、画面領域410内には設定項目を表示できるが、全ての設定項目を表示できるわけではなく、表示順についてカスタマイズ可能である。
カスタマイズ領域425は、カスタマイズ可能領域であり、例えば、上からOutput Color表示領域462、2−Sided表示領域464、Paper Supply表示領域466、Collated表示領域468、Reduce/Enlarge表示領域470、Original Type表示領域472、Lighten/Darken表示領域474、Original Orientation表示領域476、Original Size表示領域478、Booklet Creation表示領域480、Front Cover表示領域482がある。カスタマイズモードの場合、ユーザーの操作によって、これらの順番を変更可能となる。スクロール可能領域420内は常に提示されているので、スクロール可能領域420内の設定項目を表示するのに時間がかかる場合は、操作性が悪いと感じてしまうことになる。そこで、本実施の形態は、各設定項目の状態を表示するまでの時間を提示するようにしている。時間の提示については、図9から図11の例を用いて説明する。
カスタマイズ用指示領域430には、リセットボタン484、セーブボタン486、カスタマイズボタン488を表示する。リセットボタン484が選択された場合、カスタマイズモードにおいて、カスタマイズ操作を取り消すことを行う。セーブボタン486が選択された場合、その時点でのカスタマイズ領域425内の設定項目の順番をユーザーインタフェース情報記憶モジュール140内に記憶させる。カスタマイズボタン488が選択された場合、カスタマイズモードに移行する。
なお、画面領域410以外の設定項目Z(スクロールされることによってはじめて表示される設定項目Z)については、画面領域410にOutput Color表示領域462等が表示されている間に、その設定項目Zの状態を検知することによって、スクロールされた場合であっても表示をスムーズに行うようにすることが可能である。つまり、画面領域410に表示されていない設定項目Z(図4の例では、Paper Supply表示領域466以下の設定項目)については、表示される前に、その設定項目Zの状態を検知しておくようにすればよい。
図5は、本実施の形態による処理対象の例を示す説明図である。設定項目内の表示内容の例を示すものである。
カスタマイズ領域425内の各設定項目表示領域(Output Color表示領域462〜Front Cover表示領域482)は、設定項目名表示領域510、値表示領域520に分かれている。図5の例は、Paper Supply表示領域466の場合を示したものである。例えば、設定項目名表示領域510として「Paper Supply」(用紙供給)と表示し、値表示領域520として、「Paper Supply」の状態として「Auto Select」(自動選択)と表示している。センサー群170は、この「Auto Select」という状態であることを検知する。この検知には、時間を要する。例えば、この設定がなされているか否かを検出する必要があるからである。設定項目によっては、後処理装置と通信を行い、その後処理装置の状態を検知する必要がある。したがって、設定項目の状態を表示するまでの時間は、設定項目毎に異なるのが一般的である。
設定項目(設定項目全体)を表示するまでの時間を、例えば、設定項目表示領域・表示時間テーブル600で管理している。
図6は、設定項目表示領域・表示時間テーブル600のデータ構造例を示す説明図である。
設定項目表示領域・表示時間テーブル600は、設定項目表示領域欄610、表示時間欄620を有している。設定項目表示領域欄610は、対象となる設定項目を記憶している。表示時間欄620は、その設定項目における表示時間(設定項目全体の表示時間)を記憶している。例えば、設定項目表示領域としての「Paper Supply」(状態を表示するまでの時間を含む)の表示時間は「a」秒であることを示している。
設定項目表示領域・表示時間テーブル600の他に、設定項目(設定項目の名称のみ、設定項目の状態のみ)を表示するまでの時間を、例えば、設定項目名表示領域・表示時間テーブル700、値表示領域・表示時間テーブル750で管理してもよい。
図7は、設定項目名表示領域・表示時間テーブル700、値表示領域・表示時間テーブル750のデータ構造例を示す説明図である。
図7(a)は、設定項目名表示領域・表示時間テーブル700のデータ構造例を示す説明図である。
設定項目名表示領域・表示時間テーブル700は、設定項目名表示領域欄710、表示時間欄720を有している。設定項目名表示領域欄710は、対象となる設定項目名を記憶している。表示時間欄720は、その設定項目における名称の表示時間を記憶している。
例えば、設定項目名表示領域としての「Paper Supply」の表示時間は「a1」秒であることを示している。
図7(b)は、値表示領域・表示時間テーブル750のデータ構造例を示す説明図である。
値表示領域・表示時間テーブル750は、値表示領域欄760、表示時間欄770を有している。値表示領域欄760は、対象となる値表示領域を記憶している。表示時間欄770は、その設定項目における状態の表示時間を記憶している。
例えば、値表示領域としての「Paper Supply」の表示時間は「a2」秒であることを示している。
なお、図6と図7で示したaとa1とa2の関係は、「a=a1+a2」である。
図9は、本実施の形態による時間の提示処理例を示す説明図である。
表示時間バー910の長さは、設定項目名表示領域全体(つまり、設定項目名表示領域510、値表示領域520の両方)を表示するための時間を示している。例えば、半透明の赤色(つまり、下にある設定項目名表示領域510、値表示領域520内の文字が見える程度の赤色)としてもよい。
また、表示時間バー910の長さは、設定項目名表示領域510だけを表示するための時間を示すようにしてもよいし、値表示領域520だけを表示するための時間を示すようにしてもよい。
図9の例では、図9(b)のReduce/Enlarge表示領域470の表示時間が最も短く、次に図9(a)のPaper Supply表示領域466であり、図9(c)のBooklet Creation表示領域480の表示時間が最も長いことを示している。つまり、「Reduce/Enlarge」の状態を検知するのに時間はかからないが、「Paper Supply」の状態を検知するのにより時間がかかり、「Booklet Creation」の状態を検知するのはさらに時間がかかることを示している。
図9に示す例以外の表示例を、図10に示す。図9に示す表示時間バー910は、Paper Supply表示領域466内の文字に重複させていたが、図10の例では、表示時間バーを重複させずに表示している。
図10は、本実施の形態による提示処理例を示す説明図である。
図10(a)の例では、表示時間バー1010を、Paper Supply表示領域466の右隣に表示したものである。図9に示す表示時間バー910の横幅の長さが表示時間に対応していたが、図10(a)の例では、表示時間バー1010の高さを表示時間に対応させている。
図10(b)の例では、表示時間バー1010を、Paper Supply表示領域466の下に表示したものである。図9の例と同様に、図10(b)の例では、表示時間バー1010の横幅の長さが表示時間に対応させている。
図11は、本実施の形態による提示処理例を示す説明図である。
表示時間バー1110は、複数の設定項目名表示領域の表示時間の合計を示している。具体的には、表示時間バー1110の高さは、Paper Supply表示領域466、Collated表示領域468、Reduce/Enlarge表示領域470、Original Type表示領域472の表示時間の合計を示している。
例えば、これらの設定項目名群(Paper Supply表示領域466、Collated表示領域468、Reduce/Enlarge表示領域470、Original Type表示領域472)が1つのグループを形成している場合、これらを常にグループで表示する必要があるので、そのグループ全体の表示時間を知ることができるようにしている。
図12は、本実施の形態による処理例を示す説明図である。
ユーザーのカスタマイズ操作にしたがって、図12(a)に示す例の状態から図12(b)に示す例の状態に変更したことを示している。つまり、編集前の状態である図12(a)の例では、Paper Supply表示領域466、Reduce/Enlarge表示領域470、Booklet Creation表示領域480のそれぞれの設定項目間には、他の設定項目が挟まれているが、ユーザーの操作に応じて、図12(b)の例のように、カスタマイズ領域425の先頭からReduce/Enlarge表示領域470、Paper Supply表示領域466、Booklet Creation表示領域480を順に表示するように、カスタマイズされている。
また、ユーザーのカスタマイズ操作ではなく、表示時間でソートして、図12(b)の状態に変更してもよい。
図13は、本実施の形態による処理例を示すフローチャートである。
ステップS1302では、表示変更受付モジュール115は、ユーザーの操作に応じて、カスタマイズモードを検知する。
ステップS1304では、提示モジュール120は、既に配置された画面を提示する。つまり、カスタマイズモード前の状態のユーザーインタフェースを提示する。
ステップS1306では、表示変更受付モジュール115は、カスタマイズ操作を検知する。例えば、設定項目の順番の変更等が該当する。
ステップS1308では、表示変更受付モジュール115は、ユーザーの操作が完了したか否かを判断し、完了した場合はステップS1310へ進み、それ以外の場合はステップS1306へ戻る。
ステップS1310では、時間予測モジュール125は、カスタマイズされた画面の処理時間を予測する。
ステップS1312では、時間予測モジュール125は、各設定項目の頻度情報を取得する。例えば、設定項目・頻度テーブル1400を用いる。図14は、設定項目・頻度テーブル1400のデータ構造例を示す説明図である。設定項目・頻度テーブル1400は、設定項目欄1410、頻度欄1420を有している。設定項目欄1410は、設定項目を記憶している。頻度欄1420は、その設定項目が使用された回数(頻度)を記憶している。
例えば、図14は、設定項目「Paper Supply」は、頻度「X」回であることを示している。
ステップS1314では、提示モジュール120は、各設定項目の表示時間と頻度情報を用いた指標を算出する。例えば、(例1)頻度情報から表示時間を差し引いた値を用いるようにしてもよい。この場合は、値が大きいほど上に表示されるべき設定項目となる。(例2)逆に、表示時間から頻度情報を差し引いた値を用いるようにしてもよい。この場合は、値が小さいほど上に表示されるべき設定項目となる。(例3)また、表示時間と頻度情報のそれぞれに対して重みを用いて算出するようにしてもよい。
(例3)として、具体的には、指標として、以下のものを利用してもよい。
設定項目(Ni、なおiは設定項目を示す番号)の操作回数をNiとする。
以下のように、正規化を行う。これによって、合計が1になる。
Wni=Ni/sum(N1+N2+……)
設定項目(Ni)の表示時間をTiとする。
以下のように、正規化を行う。これによって、合計が1になる。
Wti=Ti/sum(T1+T2+……)
そして、設定項目の操作回数の優先度の割合をX(Xは1以下の数値)とし、設定項目の表示時間の優先度の割合を(1−X)とする。
操作回数の優先度と表示時間の優先度をあわせて、以下のように並び順を決定する。
Step1、Wni、Wtiをソートする。
Wni:操作回数の大きい順
Wti:表示時間の小さい順
1−Wti:表示時間の大きさ順での表示順番がWtiと同じになる
Step2、総合値の計算式は、以下のものを用いる。
Wi=Wni*X+(1−Wti)*(1−X)
このWiの値を、表示時間と頻度情報を用いた指標とする。このWiの値によって、バー(図9の例で示した表示時間バー910に該当)の長さが決定される。なお、Wiの値の大きさ順で設定項目の並び順を決めるようにしてもよい。
なお、Step2の例外処理として、以下のようにしてもよい。
(1)Wi値が2つ以上同じ場合、例えば、設定項目Aと設定項目CのWi値が同じ場合が該当する。
Xと(1−X)の大きい方における順位を優先する。つまり、操作回数優先度の割合と表示時間の優先度の割合を比較して、大きい方を選択する。操作回数が選択された場合は、操作回数が大きい設定項目の表示順位を高く(1位に近く)し、表示時間が選択された場合は、表示時間が短い設定項目の表示順位を高くする。
(2)Wi値が2つ以上同じあり、さらに、Xと(1−X)が同じの場合は、いずれの表示順位を高くしてもよい。例えば、ランダムにそれらの表示順位を決定するようにしてもよい。
また、操作履歴がない状態で、カスタマイズを行う場合は、表示時間だけで指標を決定してもよい。また、操作回数として、初期値を設定するようにしてもよい。そして、その初期値として、他の画像処理装置200での操作回数を用いるようにしてもよい。
ステップS1316では、提示モジュール120は、ステップS1314で算出した指標を含めて、画面を提示する。
ステップS1318では、表示変更受付モジュール115は、再操作を検知したか否かを判断し、検知した場合はステップS1306へ戻り、それ以外の場合はステップS1320へ進む。ユーザーは、表示時間又は使用頻度が適切ではないと判断した場合は、再操作を指示することになる。なお、ユーザーの判断でなく、ファーストビューの表示時間が予め定められた時間以上又は超えている場合は、カスタマイズをやり直すようにメッセージを提示するようにしてもよい。又は、ユーザーの判断でなく、ファーストビュー内の設定項目の使用頻度の割合が予め定められた割合以下又は未満である場合は、カスタマイズをやり直すようにメッセージを提示するようにしてもよい。
ステップS1320では、表示変更受付モジュール115は、ユーザーの操作に応じてカスタマイズモードを完了する。
ステップS1322では、表示変更受付モジュール115は、カスタマイズした設定をユーザーインタフェース情報記憶モジュール140に保存する。
図15を参照して、本実施の形態の情報処理装置100のハードウェア構成例について説明する。図15に示す構成は、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等によって構成されるものであり、スキャナ等のデータ読み取り部1517と、プリンタ等のデータ出力部1518を備えたハードウェア構成例を示している。
CPU(Central Processing Unit)1501は、前述の実施の形態において説明した各種のモジュール、すなわち、カスタムモジュール110、表示変更受付モジュール115、提示モジュール120、時間予測モジュール125、処理管理モジュール150、ユーザーインタフェースモジュール155、処理モジュール160等の各モジュールの実行シーケンスを記述したコンピュータ・プログラムにしたがった処理を実行する制御部である。
ROM(Read Only Memory)1502は、CPU1501が使用するプログラムや演算パラメータ等を格納する。RAM(Random Access Memory)1503は、CPU1501の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を格納する。これらはCPUバス等から構成されるホストバス1504により相互に接続されている。
ホストバス1504は、ブリッジ1505を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バス等の外部バス1506に接続されている。
キーボード1508、マウス等のポインティングデバイス1509は、操作者により操作されるデバイスである。ディスプレイ1510は、液晶表示装置又はCRT(Cathode Ray Tube)等があり、各種情報をテキストやイメージ情報として表示する。また、ポインティングデバイス1509とディスプレイ1510の両方の機能を備えているタッチスクリーン等であってもよい。その場合、キーボードの機能の実現について、キーボード1508のように物理的に接続しなくても、画面(タッチスクリーン)上にソフトウェアでキーボード(いわゆるソフトウェアキーボード、スクリーンキーボード等ともいわれる)を描画して、キーボードの機能を実現するようにしてもよい。
HDD(Hard Disk Drive)1511は、ハードディスク(フラッシュ・メモリ等であってもよい)を内蔵し、ハードディスクを駆動し、CPU1501によって実行するプログラムや情報を記録又は再生させる。ハードディスクは、ユーザーインタフェース情報記憶モジュール140等としての機能を実現させる。さらに、その他の各種データ、各種コンピュータ・プログラム等が格納される。
ドライブ1512は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体1513に記録されているデータ又はプログラムを読み出して、そのデータ又はプログラムを、インタフェース1507、外部バス1506、ブリッジ1505、及びホストバス1504を介して接続されているRAM1503に供給する。なお、リムーバブル記録媒体1513も、データ記録領域として利用可能である。
接続ポート1514は、例えば、センサー群170である外部接続機器1515を接続するポートであり、USB、IEEE1394等の接続部を持つ。接続ポート1514は、インタフェース1507、及び外部バス1506、ブリッジ1505、ホストバス1504等を介してCPU1501等に接続されている。通信部1516は、通信回線に接続され、外部とのデータ通信処理を実行する。データ読み取り部1517は、例えばスキャナであり、ドキュメントの読み取り処理を実行する。データ出力部1518は、例えばプリンタであり、ドキュメントデータの出力処理を実行する。
なお、図15に示す情報処理装置100のハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図15に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えば特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続している形態でもよく、さらに図15に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、携帯情報通信機器(携帯電話、スマートフォン、モバイル機器、ウェアラブルコンピュータ等を含む)、情報家電、ロボット、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
なお、説明したプログラムについては、記録媒体に格納して提供してもよく、また、そのプログラムを通信手段によって提供してもよい。その場合、例えば、前記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明として捉えてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分若しくは全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
100…情報処理装置
110…カスタムモジュール
115…表示変更受付モジュール
120…提示モジュール
125…時間予測モジュール
140…ユーザーインタフェース情報記憶モジュール
150…処理管理モジュール
155…ユーザーインタフェースモジュール
160…処理モジュール
170…センサー群
200…画像処理装置
290…通信回線

Claims (10)

  1. 機器を利用するための設定項目の表示の変更を行う場合に、該機器を利用するときの該設定項目の状態を表示するまでの時間を提示する提示手段
    を有する情報処理装置。
  2. 前記機器は、画像処理装置であり、
    前記設定項目として、前記画像処理装置のハードウェア機能としての設定を含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記時間は、前記ハードウェア機能の状態を取得するための通信時間を含む、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記提示手段は、前記時間とともに、前記設定項目の使用頻度を提示する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記提示手段は、前記設定項目の前記時間と前記使用頻度とを組み合わせた値にしたがって、該設定項目をソートして提示する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記提示手段は、前記設定項目の前記時間の長さを該設定項目毎にグラフィカルに提示する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記提示手段は、前記複数の設定項目の前記時間の長さを合計した値を、グラフィカルに提示する、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記提示手段は、前記機器に備え付けられている表示装置に最初に提示する領域と該領域外を区別して提示する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記最初に提示する領域は、表示装置の一画面で表示できる範囲である、
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. コンピュータを、
    機器を利用するための設定項目の表示の変更を行う場合に、該機器を利用するときの該設定項目の状態を表示するまでの時間を提示する提示手段
    として機能させるための情報処理プログラム。
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