JP2019133407A - ファームウェア更新システムおよびファームウェア更新方法 - Google Patents

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【課題】ファームウェアのリカバリの際に、ユーザによる繁雑なリカバリ操作を不要にすることができる、ファームウェア更新システムおよびファームウェア更新方法を提供する。【解決手段】サーバ2からプリンタ1に新ファームがダウンロードされて、不揮発性メモリ16に記憶されているファームウェアが新ファームに更新される、いわゆるファームウェアアップデート前に、サーバ2からPC3のメモリ32にリカバリ用ファームがダウンロードされる。そして、ファームウェアアップデートが失敗に終わった場合には、PC3からプリンタ1にリカバリ用ファームが送信され、プリンタ1では、そのPC3から受信するリカバリ用ファームが不揮発性メモリ16に記憶される。これにより、ファームウェアのリカバリが達成される。【選択図】図1

Description

本発明は、プリンタなどの電子機器のファームウェアを更新するシステムおよび方法に関する。
ネットワーク対応型のプリンタなどの電子機器には、たとえば、書換可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリに、その電子機器のハードウェアを制御するためのファームウェアが保存されている。
電子機器における機能の追加や不具合の修正のため、ファームウェアの提供元から新しいファームウェアがリリースされることがある。その新ファームウェアを電子機器で使用する場合、フラッシュメモリに保存されているファームウェアを新ファームウェアに更新する処理、いわゆるファームウェアアップデートが実行される。
このファームウェアアップデートの途中で電子機器の電源がオフになるなどの要因により、ファームウェアアップデートが正常に終了しなかった場合、電子機器が正常に起動しないという問題が生じるため、ファームウェアのリカバリが必要になる。従来、電子機器においてファームウェアアップデートが正常に終了しなかった場合に、ファームウェアをリカバリする技術が種々提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2013−109450号公報
しかしながら、電子機器のファームウェアをリカバリする際、ユーザに対して煩雑なリカバリ操作が要求される場合がある。例えば、リカバリ操作として、ユーザは、電子機器にPC(Personal Computer)を接続し、そのPCを介してサーバからファームを再取得するなどの操作を行う場合がある。このようなリカバリ操作を熟知していないユーザにとっては、一連の操作が分かりづらい。
本発明の目的は、ファームウェアのリカバリの際に、ユーザによるリカバリ操作を分かり易くすることができる、ファームウェア更新システムおよびファームウェア更新方法を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る電子機器は、第1記憶部および第1制御部を備える電子機器と、第2記憶部および第2制御部を備える端末と、サーバとが通信可能に接続されて構築されるファームウェア更新システムであって、電子機器の第1記憶部には、ファームウェアが記憶されており、電子機器の第1制御部は、サーバにアクセスし、サーバに第1記憶部に記憶されているファームウェアの更新ファームウェアがある場合には、その更新ファームウェアをダウンロードして、第1記憶部に記憶されているファームウェアを更新ファームウェアに更新するファームウェア更新処理を実行し、端末の第2制御部は、ファームウェアリカバリ用アプリケーションを第2記憶部に記憶させるファームウェアリカバリ用アプリケーション記憶処理と、ファームウェアリカバリ用アプリケーションによってリカバリ用ファームウェアを電子機器に送信する送信処理と、を実行し、電子機器の第1制御部は、ファームウェア更新処理によるファームウェアから更新ファームウェアへの更新が失敗し、サーバにアクセスできなくなった場合に、端末に、リカバリ処理の実行待ち状態であることを通知する通知処理と、端末からリカバリ用ファームウェアを受信した場合に、その受信したリカバリ用ファームウェアを第1記憶部に記憶させるリカバリ処理と、を実行し、通知処理によって通知されるリカバリ処理の実行待ち状態であることの通知には、ユーザに対して、端末でのファームウェアリカバリ用アプリケーションの起動を促す通知を含む。
この構成によれば、サーバから電子機器に更新ファームウェアがダウンロードされて、第1記憶部に記憶されているファームウェアが更新ファームウェアに更新される、いわゆるファームウェアアップデート前に、端末の第2記憶部にファームウェアリカバリ用アプリケーションがダウンロードされる。そして、ファームウェアアップデートが失敗に終わった場合には、端末から電子機器にリカバリ用ファームウェアが送信され、電子機器では、その端末から受信するリカバリ用ファームウェアが第1記憶部に記憶される。これにより、ファームウェアのリカバリが達成される。
なお、本発明は、システムの形態で実現することができるだけでなく、たとえば、システムで実行されるファームウェア更新方法の形態で実現することもできる。
本発明によれば、ファームウェアのリカバリの際に、ユーザによる繁雑なリカバリ操作を不要にすることができる。
本発明の一実施形態に係るファームウェア更新システムの構成を示すブロック図である。 ファームウェアアップデートに関する処理のシーケンス図である。 ファームウェアアップデートの開始前にPCにおいて実行される処理の流れを示すフローチャートである。 ファームウェアアップデートの際にプリンタで実行される処理の流れを示すフローチャート(その1)である。 ファームウェアアップデートの際にプリンタで実行される処理の流れを示すフローチャート(その2)である。 ファームウェアアップデートの際にPCで実行される処理の流れを示すフローチャートである。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<ファームウェア更新システムの構成>
図1に示されるプリンタ1は、電子機器の一例であり、画像形成部11、操作表示部12、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)13、揮発性メモリ14、通信部15および不揮発性メモリ16(第1記憶部の一例)およびを備えている。画像形成部11、操作表示部12、ASIC13、揮発性メモリ14、ネットワーク通信部15、USB(Universal Serial Bus)インタフェース16および不揮発性メモリ17は、バス18を介して、データ通信可能に接続されている。
画像形成部11は、プリンタ1の外殻をなす筐体内に設けられている。画像形成部11は、搬送経路上を1枚ずつ搬送されるプリント用紙などのシートにカラー画像またはモノクロ画像を形成する機構である。画像形成の方式は、電子写真方式であってもよいし、インクジェット方式であってもよい。
操作表示部12は、たとえば、筐体の上面に設けられている。操作表示部12には、操作部121(設定部の一例)および表示部122が備えられている。操作部121は、たとえば、各種の操作キーを備えている。ユーザが操作キーを操作することにより、各種の設定や指示が操作部121に受け付けられる。操作部121に設定や指示が受け付けられると、その設定や指示の内容に応じた信号(データ)が操作表示部12からASIC13に向けて送信される。表示部122は、たとえば、液晶ディスプレイからなる。
なお、操作部121および表示部122は、タッチパネルを構成していてもよい。タッチパネルを構成する表示部122には、各種の情報や操作キーなどの画像が表示される。ユーザが表示部122に表示される操作キーを押操作(タッチ操作)することにより、その操作が操作部121に受け付けられて、その操作の内容に応じた信号(データ)が操作表示部12から出力される。以下では、操作部121および表示部122がタッチパネルを構成する場合を取り上げる。
ASIC13(制御部の一例)は、CPU(Central Processing Unit)131およびメモリコントローラ132を備えている。CPU131およびメモリコントローラ132は、ASIC13内の内部バス133を介して、データ通信可能に接続されている。内部バス133は、バス17とデータ通信可能に接続されている。
メモリコントローラ132は、揮発性メモリ14に対するデータの読み書きを制御する集積回路である。揮発性メモリ14は、たとえば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)からなる。
ネットワーク通信部15は、サーバ2(サーバ、ドライバ提供サーバの一例)やPC(パーソナルコンピュータ)3などの外部機器との間でのコンピュータネットワークを経由した通信のためのインタフェース(I/F)である。
USBインタフェース16は、USBメモリなどの外部機器とのUSB接続のためのインタフェース(I/F)である。
不揮発性メモリ17は、データの書き換えが可能であり、たとえば、フラッシュメモリ(フラッシュROM)もしくはE2PROMまたはそれらの組合せからなる。不揮発性メモリ16には、プリンタ1のシステム(ハードウェア)を制御するためのファームウェアと、不揮発性メモリ17に記憶されているファームウェアを新しいファームウェアに更新(ファームウェアアップデート)するためのファーム更新プログラムとが記憶されている。
プリンタ1における機能の追加やエラーの修正のため、プリンタ1のメーカなどから新しいファームウェアが提供される。新しいファームウェアがサーバ2にアップロードされると、ファーム更新プログラムの実行により、そのサーバ2からLAN経由でプリンタ1に新しいファームウェアを自動的にダウンロードして、ファームウェアアップデートを実行することができる。
PC3(端末の一例)は、PC本体3Mと、PC本体3Mに接続されたディスプレイ3Dとを含む。PC本体3Mには、CPU31およびメモリ32が備えられている。メモリ32には、ハードディスク、フラッシュメモリもしくはE2PROMまたはそれらの組合せからなる不揮発性メモリと、DRAMなどの揮発性メモリとが含まれる。PC本体3Mは、USBケーブル33を介して、USBインタフェース16に接続される。
<リカバリ処理の準備(PCにおける処理)>
プリンタ1におけるファーム更新プログラムの実行のためには、図2に示されるように、プリンタ1の通信部15およびサーバ2の両方と通信可能に接続されたPC3の操作により、PC3にファームウェアリカバリ用アプリケーション(アプリ)をインストールして、そのファームウェアリカバリ用アプリケーションの実行により、PC3からプリンタ1に自動アップデート機能のオンを要求する。
ファームウェアリカバリ用アプリケーションのインストールは、統合インストーラによって実行される。統合インストーラは、プリンタドライバのインストールと、それに引き続いて、当該ファームウェアリカバリ用アプリケーションのインストールと、を実行する。
具体的には、CD−ROM、または、サーバからのダウンロードによって、PC3上で統合インストーラ(以下、単に「インストーラ」という。)を起動する。図3に示されるように、PC3がプリンタ1の通信部15に通信可能に接続された後、プリンタ1の電源がオンにされると、インストーラは、PC3からプリンタ1にデバイス名の問合せを行う(S11)。デバイス名の問合せに応答して、プリンタ1からPC3にデバイス名が通知される。
ユーザの操作により、プリンタドライバのインストールの指示がPC3に入力されると、インストーラは、PC3からサーバ2にプリンタドライバのダウンロード要求を送信する(S12)。このダウンロード要求に応答して、サーバ2からPC3にプリンタドライバが送信される(S13)。これにより、プリンタドライバがサーバ2からPC3にダウンロードされる。プリンタドライバのダウンロード後、インストーラは、そのプリンタドライバを使用できるように設定(インストール)する。
その後、インストーラは、ファームウェアリカバリ用アプリケーションのインストールを問い合わせる画面をPC3のディスプレイ3Dに表示させる(S14)。ユーザの操作により、ファームウェアリカバリ用アプリケーションのインストールを実行しない旨がPC3に入力されると(S14:NO)、インストーラは、この一連の処理を終了する。
ユーザの操作により、ファームウェアリカバリ用アプリケーションのインストールが実行されると(S14:YES)、インストーラは、PC3からサーバ2にファームウェアリカバリ用アプリケーションのダウンロード要求を送信する(S15)。このダウンロード要求に応答して、サーバ2からPC3にファームウェアリカバリ用アプリケーションが送信される(S16)。これにより、ファームウェアリカバリ用アプリケーションがサーバ2からPC3にダウンロードされる。
その後、インストーラは、ファームウェアリカバリ用アプリケーションを実行する(S17)。ファームウェアリカバリ用アプリケーションの機能により、PC3は、プリンタ1の不揮発性メモリ16に記憶されているファームウェアのバージョンなどのファーム情報をプリンタ1から取得する(S18)。そして、ファームウェアリカバリ用アプリケーションは、PC3からサーバ2にリカバリ用のファームウェア(以下、「リカバリ用ファーム」という。)のダウンロード要求を送信する(S19)。このダウンロード要求に応答して、サーバ2からPC3にリカバリ用ファームが送信される。これにより、リカバリ用ファームがサーバ2からPC3にダウンロードされる(S20)。リカバリ用ファームは、PC3のメモリ32に保存される。リカバリ用ファームは、最新バージョンのファームウェアであってもよいし、プリンタ1の不揮発性メモリ16に記憶されているファームウェアと同じバージョンのファームウェアであってもよい。
リカバリ用ファームの保存後、インストーラは、PC3からプリンタ1に自動アップデート機能のオンを要求して(S21)、この一連の処理を終了する。
<ファームウェアアップデート(プリンタにおける処理)>
PC3から自動アップデート機能のオンを要求されたプリンタ1では、ASIC13のCPU131が自動アップデート機能をオンにする。
また、プリンタ1では、図4Aおよび図4Bに示される処理が所定の周期で実行される。図4Aおよび図4Bに示される処理では、CPU131は、不揮発性メモリ16に記憶されているファームウェアよりも新しいファームウェア(以下、「新ファーム」という。)がサーバ2にアップロードされているか否かを確認する(S31)。新ファームがサーバ2にない場合(S31:NO)、つまり不揮発性メモリ16に記憶されているファームウェアのバージョンとサーバ2に保管されているファームウェアのバージョンとが一致する場合、CPU131は、以降の処理に進まない。新ファームがサーバ2にある場合(S31:YES)、CPU131は、自動アップデート機能がオンであるか否かを確認する(S32)。
自動アップデート機能がオンである場合(S32:YES)、CPU131は、プリンタ1からサーバ2に直接に新ファームの送信を要求する(S33)。一方、自動アップデート機能がオフである場合(S32:NO)、CPU131は、新ファームがある旨のメッセージを操作表示部12の表示部122に表示させる(S34)。そして、ユーザにより操作表示部12の操作部121が操作されて、ファームウェアアップデートの実行が指示されると(S35:YES)、CPU131は、プリンタ1から直接サーバ2に新ファームの送信を要求する(S33)。
新ファームの送信要求に応答して、サーバ2からプリンタ1に向けて送信される新ファームをプリンタ1の通信部15に受信すると(S36)、CPU131は、ファームウェアアップデートの実行中である旨のメッセージ「Firm_Updating」を表示部122に表示させる(S37)。そして、不揮発性メモリ16に記憶されているファームウェアの新ファームへの更新を開始する(S38)。
ファームウェアアップデートの実行中、つまり新ファームが不揮発性メモリ16に書き込まれている途中でプリンタ1の電源がオフされ、その後、プリンタ1の電源がオンされた場合(S39:YES)、CPU131は、プリンタ1の動作モードが通常アップデートモードからリカバリモードに移行する(S40)。リカバリモードに移行すると、CPU131は、プリンタ1にPC3をUSBケーブルを介して接続する旨のメッセージ「Please_connect_PC_with_USB_cable」を表示部122に表示させる(S41)。そして、プリンタ1のUSBインタフェース16にUSBケーブル33を介してPC3のPC本体3Mが接続されると、CPU131は、リカバリ待ち状態であることをPC3に通知する(S42)。
たとえば、PC3のディスプレイ3Dにプリンタ1がリカバリ待ち状態である旨が表示され、ユーザがPC3を操作してリカバリの実行を指示すると、PC3では、図5に示される処理が実行される。この処理では、プリンタ1の不揮発性メモリ16に記憶されているファームウェアのファーム情報がプリンタ1に要求される(S51)。この要求に応答して、プリンタ1からPC3にファーム情報が送信される。ファーム情報をPC3が受信し、PC3は、そのファーム情報を取得する(S52)。ファームの情報より、プリンタ1がリカバリ状態と判断したら(S53)、PC3のメモリ32に保存されているリカバリ用ファームをPC3からプリンタ1に向けて送信する(S54)。
その一方で、プリンタ1では、CPU131がPC3からのリカバリ用ファームの受信を待機している(図4BのS43)。リカバリ用ファームを受信すると、CPU131は、そのリカバリ用ファームを不揮発性メモリ16に書き込み(S44)、図4Aおよび図4Bに示される処理を終了する。
ファームウェアアップデートの実行中にプリンタ1の電源がオフにされないまま(S39:NO)、不揮発性メモリ16への新ファームの書き込みが完了すると、CPU131は、図4Aおよび図4Bに示される処理を終了する。
<作用効果>
以上のように、サーバ2からプリンタ1に新ファームがダウンロードされて、不揮発性メモリ16に記憶されているファームウェアが新ファームに更新される、いわゆるファームウェアアップデート前に、サーバ2からPC3のメモリ32にリカバリ用ファームがダウンロードされる。そして、ファームウェアアップデートが失敗に終わった場合には、PC3からプリンタ1にリカバリ用ファームが送信され、プリンタ1では、そのPC3から受信するリカバリ用ファームが不揮発性メモリ16に記憶される。これにより、ファームウェアのリカバリが達成される。
よって、ファームウェアのリカバリの際に、ユーザによる繁雑なリカバリ操作を不要にすることができる。すなわち、ネットワーク経由でサーバから直接ファームアップデートする場合にアップデートと途中で電源OFF/ONしたときにリカバリ状態になったあと、PCにファームリカバリ用アプリケーションをインストールする必要がないので、ファームウェアのリカバリの際に、ユーザによる繁雑なリカバリ操作を不要にすることができる。
また、ファームウェアアップデートに失敗した場合、PC3をプリンタ1に接続する旨が表示部122に表示される。そして、PC3がプリンタ1に接続されると、PC3からプリンタ1に手動でリカバリ用ファームが送信される。PC3をプリンタ1に接続する旨が表示部122に表示されることにより、ユーザは、プリンタ1の説明書などを見ずに、不揮発性メモリ16に記憶されるファームウェアのリカバリの手順を知得することができる。
さらに、ファームウェアアップデートに失敗した場合には、その失敗したことがプリンタ1からPC3に通知される。そのため、その通知に応じて、PC3からプリンタ1にリカバリ用ファームを送信することができる。
プリンタ1の制御に必要なプリンタドライバをサーバ2からPC3にダウンロードする際に、そのプリンタドライバのダウンロードに続いて、リカバリ用ファームがサーバ2からPC3にダウンロードされる。これにより、プリンタ1の使用開始前に、リカバリ用ファームをPC3のメモリ32に保存しておくことができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、前述の実施形態では、サーバ2からPC3へのプリンタドライバのダウンロードに続いて、ファームウェアリカバリ用アプリケーションがサーバ2からPC3にダウンロードされ、さらに続いて、リカバリ用ファームがサーバ2からPC3にダウンロードされるとした。しかしながら、プリンタドライバのダウンロード後、ファームウェアリカバリ用アプリケーションがサーバ2からPC3にダウンロードされるが、リカバリ用ファームはダウンロードされず、プリンタ1からPC3にリカバリ待ち状態であることが通知された後、リカバリ用ファームがサーバ2からPC3にダウンロードされてもよい。
また、前述の実施形態では、サーバ2からPC3にプリンタドライバおよびファームリカバリ用アプリケーションがダウンロードされるとしたが、プリンタドライバおよびファームリカバリ用アプリケーションは、その一方または両方がCD−ROMからPC3に取り込まれてもよい。
電子機器の一例として、プリンタ1を取り上げたが、本発明は、プリンタ1に限らず、原稿の画像を読み取る画像読取機能を有するスキャナに適用することもでき、その画像読取機能とプリント用紙などのシートに画像を形成する画像形成機能とを併せ持つ複合機に適用されてもよい。
また、ASIC13が複数のCPUを備え、複数のCPUが協働して各処理を実行してもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
1:プリンタ
2:サーバ
3:PC
16:不揮発性メモリ
31:CPU
32:メモリ
122:表示部
131:CPU

Claims (5)

  1. 第1記憶部および第1制御部を備える電子機器と、第2記憶部および第2制御部を備える端末と、サーバとが相互に通信可能に接続されて構築されるファームウェア更新システムであって、
    前記電子機器の前記第1記憶部には、ファームウェアが記憶されており、
    前記電子機器の前記第1制御部は、前記サーバにアクセスし、前記サーバに前記第1記憶部に記憶されている前記ファームウェアの更新ファームウェアがある場合には、当該更新ファームウェアをダウンロードして、前記第1記憶部に記憶されている前記ファームウェアを前記更新ファームウェアに更新するファームウェア更新処理を実行し、
    前記端末の前記第2制御部は、
    ファームウェアリカバリ用アプリケーションを前記第2記憶部に記憶させるファームウェアリカバリ用アプリケーション記憶処理と、
    前記ファームウェアリカバリ用アプリケーションによってリカバリ用ファームウェアを前記電子機器に送信する送信処理と、
    を実行し、
    前記電子機器の前記第1制御部は、
    前記ファームウェア更新処理による前記ファームウェアから前記更新ファームウェアへの更新が失敗し、前記サーバにアクセスできなくなった場合に、前記端末に、前記リカバリ処理の実行待ち状態であることを通知する通知処理と、
    前記端末から前記リカバリ用ファームウェアを受信した場合に、当該受信した前記リカバリ用ファームウェアを前記第1記憶部に記憶させるリカバリ処理と、
    を実行し、
    前記通知処理によって通知される前記リカバリ処理の実行待ち状態であることの通知には、ユーザに対して、前記端末での前記ファームウェアリカバリ用アプリケーションの起動を促す通知を含む、ファームウェア更新システム。
  2. 請求項1に記載のファームウェア更新システムであって、
    前記電子機器は、表示部を備えており、
    前記電子機器の前記第1制御部は、前記ファームウェア更新処理による前記ファームウェアから前記更新ファームウェアへの更新が失敗した場合に、前記端末を前記電子機器に接続する旨を前記表示部に表示させる、ファームウェア更新システム。
  3. 請求項1または2に記載のファームウェア更新システムであって、
    前記端末の前記第2制御部は、前記ファームウェアリカバリ用アプリケーション記憶処理の実行後、自動更新設定要求を前記電子機器に送信し、
    前記電子機器の前記第1制御部は、前記サーバに前記第1機億部に記憶されているファームウェアの更新ファームウェアがある場合に、前記端末からの前記自動更新設定要求の受信後、前記ファームウェア更新処理のための前記サーバへのアクセスを予め定められたタイミングで実行する、ファームウェア更新システム。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載のファームウェア更新システムであって、
    前記端末の前記第2制御部は、
    前記端末からの前記電子機器の制御に必要なドライバをドライバ提供サーバからダウンロードするドライバダウンロード処理を実行し、
    前記ドライバダウンロード処理の実行に続いて、前記ファームウェアリカバリ用アプリケーション記憶処理を実行する、ファームウェア更新システム。
  5. 第1記憶部および第1制御部を備える電子機器と、第2記憶部および第2制御部を備える端末と、サーバとが相互に通信可能に接続されて構築されるシステムにおけるファームウェア更新方法であって、
    前記電子機器の前記第1記憶部には、ファームウェアが記憶されており、
    前記電子機器の前記第1制御部が、前記サーバにアクセスし、前記サーバに前記第1記憶部に記憶されている前記ファームウェアの更新ファームウェアがある場合には、当該更新ファームウェアをダウンロードして、前記第1記憶部に記憶されている前記ファームウェアを前記更新ファームウェアに更新するファームウェア更新処理を実行し、
    前記端末の前記第2制御部が、
    ファームウェアリカバリ用アプリケーションを前記第2記憶部に記憶させるファームウェアリカバリ用アプリケーション記憶処理と、
    前記ファームウェアリカバリ用アプリケーションによってリカバリ用ファームウェアを前記電子機器に送信する送信処理と、
    を実行し、
    前記電子機器の前記第1制御部が、
    前記ファームウェア更新処理による前記ファームウェアから前記更新ファームウェアへの更新が失敗し、前記サーバにアクセスできなくなった場合に、前記端末に、前記リカバリ処理の実行待ち状態であることを通知する通知処理と、
    前記端末から前記リカバリ用ファームウェアを受信した場合に、当該受信した前記リカバリ用ファームウェアを前記第1記憶部に記憶させるリカバリ処理と、
    を実行し、
    前記通知処理によって通知される前記リカバリ処理の実行待ち状態であることの通知には、ユーザに対して、前記端末での前記ファームウェアリカバリ用アプリケーションの起動を促す通知を含む、ファームウェア更新方法。
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