JP2019132855A - ステレオカメラ校正方法、視差算出装置及びステレオカメラ - Google Patents

ステレオカメラ校正方法、視差算出装置及びステレオカメラ Download PDF

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Jun Kishiwada
潤 岸和田
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青木  伸
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Naoki Kikuchi
直樹 菊池
景洋 長尾
Kagehiro Nagao
景洋 長尾
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Abstract

【課題】高精度な校正パラメータを算出する。【解決手段】第1カメラと第2カメラとを備え、透明体を介して被写体を撮影するステレオカメラの校正方法であって、第1カメラにより撮影される画像および第2カメラにより撮影される画像の少なくとも一方の、透明体に起因する被写体の像の座標のずれを示す絶対位置ずれを校正する補正パラメータを算出するステップと、ステレオカメラにより校正用具を撮影して第1カメラによる第1撮影画像と第2カメラによる第2撮影画像とを取得し、第1撮影画像と第2撮影画像に基づいて、第1撮影画像の被写体の像と第2撮影画像の被写体の像との視差のずれを示す相対位置ずれを校正する補正パラメータを算出するステップと、絶対位置ずれを校正する補正パラメータおよび相対位置ずれを校正する補正パラメータに基づいた補正パラメータを、ステレオカメラに記憶させるステップと、を含む。【選択図】図6

Description

本発明はステレオカメラ校正方法、視差算出装置及びステレオカメラに関する。
被写体までの距離を計測できるステレオカメラが利用されている。例えば自動車に搭載されたステレオカメラ(以下「車載ステレオカメラ」という。)により、車両前方の被写体までの距離を計測して、自動車を制御する技術が実用化されている。例えば車載ステレオカメラが計測した距離は、自動車の衝突防止や車間距離の制御等の目的で、運転者への警告、ブレーキ及びステアリング等の制御に利用されている。
一般に、車載ステレオカメラは自動車のフロントガラス内側に設置することが多い。これは、車載ステレオカメラを車外に設置すると、防水及び防塵などの点でより高い耐久性が必要になるためである。車内に設置されたステレオカメラは、車外の風景をフロントガラス越しに撮影する。一般に、フロントガラスは複雑な曲面形状を有し、またカメラ内のレンズのような光学部品と比べ、形状にゆがみを持つ。そのためフロントガラスは、フロントガラス越しに撮影された画像に歪みを生じさせる。
ステレオカメラにより取得した撮影画像を補正する技術は従来から知られている。例えば特許文献1には、ステレオカメラを構成する一対のカメラから出力された一対の画像データのそれぞれを、一方の画像データと他方の画像データとの座標のずれに基づく校正パラメータを用いて変換することにより、ステレオカメラの光学的な歪み及び位置的なずれを画像処理によって調整する装置が開示されている。
しかしながら従来の技術では、一対の画像データ間の被写体の像の視差(相対位置)のずれ(以下「相対位置ずれ」という。)は正しい視差に校正できるが、画像データ上の被写体の像の座標のずれ(以下「絶対位置ずれ」という。)は正しい座標に校正できなかった。そのため被写体の像の視差から算出された被写体までの距離と、画像データ上の被写体の像の座標と、から被写体の位置を示す3次元座標を算出すると、当該3次元座標に誤差が発生してしまう問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、画像データ上の相対位置ずれだけでなく、画像データ上の絶対位置ずれも校正することができるステレオカメラ校正方法、視差算出装置及びステレオカメラを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1カメラと第2カメラとを備え、透明体を介して被写体を撮影するステレオカメラの校正方法であって、前記第1カメラにより撮影される画像および前記第2カメラにより撮影される画像の少なくとも一方の、前記透明体に起因する前記被写体の像の座標のずれを示す絶対位置ずれを校正する補正パラメータを算出するステップと、前記ステレオカメラにより校正用具を撮影して前記第1カメラによる第1撮影画像と前記第2カメラによる第2撮影画像とを取得し、前記第1撮影画像と前記第2撮影画像に基づいて、前記第1撮影画像の前記被写体の像と前記第2撮影画像の前記被写体の像との視差のずれを示す相対位置ずれを校正する補正パラメータを算出するステップと、前記絶対位置ずれを校正する補正パラメータおよび前記相対位置ずれを校正する補正パラメータに基づいた補正パラメータを、前記ステレオカメラに記憶させるステップと、を含む。
本発明によれば、画像データ上の相対位置ずれだけでなく、画像データ上の絶対位置ずれも校正することができるという効果を奏する。
図1はステレオカメラを使用した距離の計測原理を説明するための図である。 図2Aは被写体の像の理想的な検出位置を示す図である。 図2Bは被写体の像の検出位置のずれを示す図である。 図3Aは被写体の像及び視差の理想の状態を示す図である。 図3Bはフロントガラスによる光の屈折の影響で被写体の像の絶対位置ずれを示す図である。 図3Cは図3Bの基準画像の像の位置を基準にして視差を算出する場合を示す図である。 図3Dは視差が理想視差dになるように比較画像を校正する場合を示す図である。 図3Eは被写体の像の位置の絶対位置ずれが校正できていないことを示す図である。 図4は第1実施形態のステレオカメラ校正方法の実施環境の例を示す図である。 図5は第1実施形態における校正方法の全体概略フローチャートである。 図6は第1実施形態のステレオカメラ校正方法の例を示すフローチャートである。 図7は第1実施形態の第1補正パラメータを算出するシミュレーション環境の例を示す図である。 図8はセンサの像の位置を示す座標のずれ(絶対位置ずれ)の分布の例を示す図である。 図9は座標のずれ(絶対位置ずれ)の分布が図8の状態で視差を算出した場合の視差の縦成分のずれ(相対位置ずれ)の分布の例を示す図である。 図10は第2実施形態の視差算出装置の構成の例を示す図である。 図11は第2実施形態の視差算出方法の例を示すフローチャートである。 図12は第3実施形態のステレオカメラの構成の例を示す図である。 図13は第3実施形態のステレオカメラを車載ステレオカメラとして使用する例を示す図である。 図14は第2及び第3実施形態の視差算出装置のハードウェア構成の例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、ステレオカメラ校正方法、視差算出装置及びステレオカメラの実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
まず視差と、視差を利用した距離計測原理について説明する。視差はステレオカメラが撮影した撮影画像を使用して算出する。図1はステレオカメラを使用した距離の計測原理を説明するための図である。図1の例では、第1カメラ1(焦点距離f、光学中心O、撮像面S)がZ軸を光軸方向として配置されている。また第2カメラ2(焦点距離f、光学中心O、撮像面S)がZ軸を光軸方向として配置されている。第1カメラ1及び第2カメラ2はX軸に対して平行に、距離B(基線長)だけ離れた位置に配置される。
第1カメラ1の光学中心Oから光軸方向に距離dだけ離れた位置にある被写体Aは、直線A−Oと撮像面Sの交点であるPに像を結ぶ。一方、第2カメラ2では、同じ被写体Aが、撮像面S上の位置Pに像を結ぶ。以下、撮像面Sから取得された撮影画像を「第1撮影画像」という。また撮像面Sから取得された撮影画像を「第2撮影画像」という。
ここで第2カメラ2の光学中心Oを通り、直線A−Oと平行な直線と、撮像面Sとの交点をP’とする。またP’とPの距離をpとする。距離pは同じ被写体の像を2台のカメラで撮影した画像上での位置のずれ量(視差)を表す。三角形A−O−Oと三角形O−P’−Pとは相似である。そのためd=B×f/pが成り立つ。すなわち基線長B、焦点距離f及び視差pから、被写体Aまでの距離dを求めることができる。
以上が、ステレオカメラによる距離計測原理である。しかしながら透明体を介して被写体を撮影するステレオカメラ(フロントガラスを介して被写体を撮影する車載ステレオカメラなど)の場合、透明体の影響により撮影画像上の被写体の像の位置にずれ(上述の絶対位置ずれ)が生じる。
図2Aは被写体の像の理想的な検出位置を示す図である。図2Aではレンズ11(光学系)を簡単のためピンホールカメラとみなしている。レンズ11の光軸上に被写体13が存在していた場合、光線は光軸14と同じ方向に直進していき、そのままセンサ12上に到達する。すなわち被写体13の像は光軸の位置に対応する位置で検出される。
図2Bは被写体の像の検出位置のずれを示す図である。図2Bは図2Aのレンズ11の前面にフロントガラス15が設置されている場合の例である。被写体13から出射された光線はフロントガラス15前後面で屈折し、最終的にフロントガラス15がない場合に到達していた像位置(図2A参照)からΔFr分だけずれて到達する。すなわち被写体13の像は光軸の位置に対応する位置からΔFr分だけずれて検出される。
このΔFrはステレオカメラの片眼のカメラ毎に発生する。ここで理想的な視差(以下、「理想視差」という。)と、ステレオカメラが取得した一対の画像データから得られた視差とに基づいて画像データを校正すると、被写体の像の視差のずれは正しい視差に校正できるが、被写体の像の座標のずれ(ΔFr)が校正できないことについて説明する。
図3A〜Eは被写体の像の視差のずれ(上述の相対位置ずれ)は正しい視差に校正できるが、被写体の像の位置のずれ(上述の絶対位置ずれ)が正しい位置に校正できない校正の原理を説明するための図である。図3A〜Eの比較画像は第1カメラ1により撮影された第1撮影画像である。図3A〜Eの基準画像は第2カメラ2により撮影された第2撮影画像である。
図3Aは被写体の像及び視差の理想の状態を示す。比較画像では被写体の像の位置は(5,7)である。一方、基準画像では被写体の像の位置は(5,4)である。すなわち理想視差dは3である。
図3Bはフロントガラス15による光の屈折の影響で被写体の像の絶対位置ずれを示す。比較画像では被写体の像は(7,9)に現れている。すなわち理想状態からのずれの大きさは縦方向に2、横方向に2である。一方、基準画像では被写体の像は(6,3)に現れている。すなわち理想状態からのずれの大きさは縦方向に1、横方向に1である。
図3Cは図3Bの基準画像の像の位置を基準にして視差を算出する場合を示す。比較画像において、基準画像の像の位置と同じ位置である(6,3)に基準となる像をとる。図3Cの状態では視差は縦方向に1、横方向に6である。つまり被写体の像の絶対位置ずれの影響により、理想視差とのずれ(相対位置ずれ)が縦方向に1、横方向に3生じている。
図3Dは視差が理想視差dになるように比較画像を校正する場合を示す図である。ステレオカメラの撮影対象として距離が既知の校正用チャートを利用すると、理想視差dが算出できる。従来のステレオカメラ校正方法では、距離が既知の校正用チャートを被写体として含む基準画像の像の位置(6,3)を基準として視差が3(理想視差d)になるように、距離が既知の校正用チャートを被写体として含む比較画像の像の位置を校正する。すなわち従来のステレオカメラ校正方法は、比較画像の像の位置が(7,9)から(6,6)になるように比較画像を校正する。この校正により比較画像と基準画像とから理想視差dを算出できるようにする。
図3Eは被写体の像の位置の絶対位置ずれが校正できていないことを示す図である。比較画像の像の位置(6,6)は理想状態の位置(5,7)から縦方向に1、横方向に1ずれたままである。また基準画像の像の位置(6,3)は理想状態の位置(5,4)から縦方向に1、横方向に1ずれたままである。以上のように、一対の画像データを使用して、視差が理想視差dになるように画像データを校正しても、被写体の像の位置が正しい位置に校正できない。
以下、本実施形態のステレオカメラ校正方法によると、被写体の像の位置をほぼ理想状態の位置に校正することができることについて説明する。
図4は第1実施形態のステレオカメラ校正方法の実施環境の例を示す図である。図4は自動車のフロントガラス15の内側に取り付けられたステレオカメラ30を校正する場合の例である。校正用チャート60(校正用具)はステレオカメラ30の撮影範囲に入るように設置する。例えば校正用チャート60はステレオカメラ30からおよそ2mの距離に、ほぼ正対するように設置する。校正用チャート60は、第1撮影画像(比較画像)上の点に対応する第2撮影画像(基準画像)上の対応点を検出し易くするための濃淡模様等を有する。ステレオカメラ30により撮影された校正用チャート60を被写体として含む第1撮影画像(第2撮影画像)は、ステレオカメラ30の校正に使用されるパラメータを決定するために用いられる。当該第1撮影画像(第2撮影画像)は、校正装置としての情報処理装置50に入力され、ステレオカメラ30の校正に使用されるパラメータが当該情報処理装置50により決定される。
図5は第1実施形態における校正方法の全体概略フローチャートである。情報処理装置50が、絶対位置ずれを校正する補正パラメータを算出する(ステップS101)。具体的には、情報処理装置50は、第1カメラ1により撮影される第1撮影画像(比較画像)の絶対位置ずれを校正する後述の第1補正パラメータと、第2カメラ2により撮影される第2撮影画像(基準画像)の絶対位置ずれを校正する後述の第2補正パラメータと、を算出する。
次に情報処理装置50が、相対位置ずれを校正する補正パラメータを算出する(ステップS102)。具体的には、情報処理装置50が、後述の第1補正パラメータにより校正された第1撮影画像の被写体の像の座標と、後述の第2補正パラメータにより校正された第2撮影画像の被写体の像の座標との差と、理想視差dとから、校正された第1撮影画像の被写体の像と、校正された第2撮影画像の被写体の像と、の視差のずれを示す相対位置ずれを校正する後述の第3補正パラメータを算出する。
次に情報処理装置50が、補正パラメータを修正する(ステップS103)。具体的には、第1撮影画像の絶対位置ずれを校正する後述の第1補正パラメータ、又は、第2撮影画像の絶対位置ずれを校正する後述の第2補正パラメータを、相対位置ずれを校正する後述の第3補正パラメータにより修正する。
次にステレオカメラ30が、修正された補正パラメータを記憶する(ステップS104)。具体的には、ステレオカメラ30は、例えば第1撮影画像を校正する補正パラメータとして、第3補正パラメータにより修正された後述の第1補正パラメータを記憶し、第2撮影画像を校正するパラメータとして、後述の第2補正パラメータを記憶する。
次に第1実施形態の校正方法の詳細について説明する。
図6は第1実施形態のステレオカメラ校正方法の例を示すフローチャートである。情報処理装置50が、第1カメラ1の光学シミュレーションを行う(ステップS1)。ステップS1の光学シミュレーションによりフロントガラス15を通過する光の屈折によって生じる第1撮影画像上の被写体の像の位置の絶対位置ずれを校正する第1補正パラメータを算出する。なお情報処理装置50は、光学シミュレーションソフトがインストールされたコンピュータなどである。また光学シミュレーションでは、有限要素法等の数値解析法を利用する。
図7は第1実施形態の第1補正パラメータを算出するシミュレーション環境の例を示す図である。フロントガラス15を光学系11の前方に設置する。フロントガラス15の特性は、例えばフロントガラス15の表裏の曲率半径、厚さ、屈折率、及びアッベ数により特定する。曲率半径はフロントガラス15の曲がり具合を示す。厚みはフロントガラス15の厚さである。屈折率はフロントガラス15を通過する光の進み方を示す。アッベ数はフロントガラス15を通過する光の分散を評価する指標である。アッベ数の値が大きい程、フロントガラス15の分散が小さいことを示す。またフロントガラス15は光軸14に対して所定の大きさだけ傾けて設置する。このシミュレーション環境で第1カメラ1の光学系11(レンズ)の特性の設定を使用して、第1撮影画像上の被写体の像のずれ(絶対位置ずれ)を測定する。
光学系11の特性は、面番号、曲率半径、厚み、屈折率及びアッベ数などにより表す。面番号は光学系11に配置されているレンズの位置を示す番号である。面番号は被写体側から像側に昇順に数える。また光学系11の絞りの位置は所定の面番号により特定する。曲率半径はレンズの曲がり具合を示す。厚みはレンズの厚さである。屈折率はレンズを通過する光の進み方を示す。アッベ数はレンズを通過する光の分散を評価する指標である。アッベ数の値が大きい程、レンズの分散が小さいことを示す。
図8及び図9を参照してシミュレーション結果の一例について説明する。図8はセンサ12の像の位置を示す座標のずれ(絶対位置ずれ)の分布の例を示す図である。すなわち図8のベクトルの根元はフロントガラス15がない場合の像の位置を示し、ベクトルの先はフロントガラス15がある場合の像の位置を示す。図8のベクトルの長さが像の位置を示す座標のずれ(絶対位置ずれ)の大きさを示す。なお図8のベクトルのスケールは、一番長いベクトルで10pix程度の絶対位置ずれを表す。またセンサ12のセンササイズは水平2.4mm、垂直1.8mmであり、センサピッチは0.00375mmである。
図8からフロントガラス15によって像位置は全体的に下方向にずれることがわかる。また像位置の絶対位置ずれの大きさは、センサ12の下部で大きくなり、最大で10pix程度の絶対位置ずれが生じることがわかる。
図9は座標のずれ(絶対位置ずれ)の分布が図8の状態で視差を算出した場合の視差の縦成分のずれ(相対位置ずれ)の分布の例を示す図である。図9のベクトルの長さは、ベクトルの根元の座標における視差のずれ(相対位置ずれ)の大きさを表す。なお図9のベクトルのスケールは、一番長いベクトルで0.3pix程度の相対位置ずれを表す。
図8及び図9から、フロントガラス15によって生じる像の位置ずれ(絶対位置ずれ)は最大で10pix程度(図8参照)だが、視差の縦成分のずれ(相対位置ずれ)は最大で0.3pix以下(図9参照)である。上述の図3A〜Eで説明した方法で画像データを校正した場合、被写体の位置の絶対位置ずれは直せないので、被写体の像の絶対位置ずれは最大で10pix程度になる(図8参照)。なお被写体の像の位置が10pix程度ずれていると、20m先の物体の3次元座標を算出した場合に、10cm以上の誤差が生じる。
図6に戻り、次に、情報処理装置50が、第2カメラ2の光学シミュレーションを行う(ステップS2)。具体的には、第1カメラ1の光学系の設定と、第2カメラ2の光学系の設定と、が同じである場合、フロントガラス15と、ステレオカメラ30の第2カメラ2と、の位置の関係に応じた条件にして、ステップS1と同様の光学シミュレーションを行う。ステップS2の光学シミュレーションによりフロントガラス15を通過する光の屈折によって生じる第2撮影画像上の被写体の像の位置の絶対位置ずれを校正する第2補正パラメータを算出する。
次に、ステレオカメラ30が第1補正パラメータと第2補正パラメータとを記憶する(ステップS3)。次に、ステレオカメラ30が、被写体として距離が既知の校正用チャート60を撮影して、第1撮影画像と第2撮影画像とを取得する(ステップS4)。校正用チャート60は、第1撮影画像(比較画像)上の点に対応する第2撮影画像(基準画像)上の対応点を検出し易くするための濃淡模様等を有する。次に、ステレオカメラ30が、第1撮影画像を第1補正パラメータにより校正する(ステップS5)。次に、ステレオカメラ30が、第2撮影画像を第2補正パラメータにより校正する(ステップS6)。
次に、情報処理装置50は、校正された第1撮影画像の被写体の像の座標と、校正された第2撮影画像の被写体の像の座標との差と、理想視差dとから、校正された第1撮影画像の被写体の像と、校正された第2撮影画像の被写体の像と、の視差のずれを示す相対位置ずれを校正する第3補正パラメータを算出する(ステップS7)。次に、情報処理装置50は、第1補正パラメータを第3補正パラメータにより修正することにより、修正後第1補正パラメータを算出する(ステップS8)。次に、ステレオカメラ30は修正後第1補正パラメータを記憶する(ステップS9)。
以上説明したように、第1実施形態のステレオカメラ校正方法は、情報処理装置50が、透明体を介して被写体を撮影する第1カメラ1及び第2カメラ2の光学シミュレーションを行って第1補正パラメータ及び第2補正パラメータを算出する。次に情報処理装置50が、第1補正パラメータを使用して校正された第1撮影画像と、第2補正パラメータを使用して校正された第2撮影画像と、から第3補正パラメータを算出する。次に情報処理装置50が、第1補正パラメータを第3補正パラメータにより修正することにより、修正後第1補正パラメータを算出する。これにより第1実施形態のステレオカメラ校正方法によれば、画像データ上の被写体の像の視差のずれ(相対位置ずれ)だけでなく、画像データ上の被写体の像の座標のずれ(絶対位置ずれ)も校正することができる補正パラメータ(修正後第1補正パラメータ及び第2補正パラメータ)を算出することができる。
第1実施形態のステレオカメラ校正方法は、例えばステレオカメラ30の出荷前や定期点検時の校正などに実施することができる。なお上述の説明では、情報処理装置50は第1補正パラメータを第3補正パラメータにより修正したが、第2補正パラメータを第3補正パラメータにより修正してもよい。また、第3補正パラメータを、記憶部24に、第1および第2補正パラメータと独立に記憶しても良い。以降、第1および第2補正パラメータならびに第3補正パラメータに基づいた補正パラメータには、第1または第2補正パラメータの少なくとも一方が第3補正パラメータにより修正された補正パラメータも、第1および第2補正パラメータならびに第3補正パラメータそれら自身も含むものとする。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の視差算出装置について説明する。第2実施形態の視差算出装置は上述のステレオカメラ校正方法により算出された補正パラメータを利用する。なお稼働中の視差算出装置で補正パラメータを利用する場合は、「校正」ではなく「補正」と表記する。図10は第1実施形態の視差算出装置20の構成の例を示す図である。第1実施形態の視差算出装置20は、受付部21、第1補正部22、第2補正部23、記憶部24、算出部25及び復元部26を備える。
受付部21は第1撮影画像の入力を受け付ける。受付部21は第1撮影画像を第1補正部22に出力する。また受付部21は第2撮影画像の入力を受け付ける。受付部21は第2撮影画像を第2補正部23に出力する。
第1補正部22は第1撮影画像を受付部21から受け付ける。第1補正部22は第1撮影画像を、上述の修正後第1補正パラメータを使用して補正する。第1補正部22は補正後の第1撮影画像を、算出部25及び復元部26に出力する。
第2補正部23は第2撮影画像を受付部21から受け付ける。第2補正部23は第2撮影画像を、上述の第2補正パラメータを使用して補正する。第2補正部23は補正後の第2撮影画像を、算出部25及び復元部26に出力する。
記憶部24は第1補正部22が使用する修正後第1補正パラメータと、第2補正部23が使用する第2補正パラメータとを記憶する。
算出部25は第1補正部22から補正後の第1撮影画像を受け付け、第2補正部23から補正後の第2撮影画像を受け付ける。算出部25は補正された第1撮影画像に含まれる被写体の像と、補正された第2撮影画像に含まれる被写体の像とから視差を算出する。算出部25は画素毎に視差を算出し、視差を濃度値で表した視差画像を生成する。
復元部26は第1補正部22から補正後の第1撮影画像を受け付け、第2補正部23から補正後の第2撮影画像を受け付ける。復元部26は補正により低下した第1撮影画像のMTF(Modulation Transfer Function)特性を復元させる。復元部26は第1撮影画像のMTF特性を復元させることにより、解像度を向上させた第1輝度画像を生成する。同様に、復元部26は補正により低下した第2撮影画像のMTF特性を復元させる。復元部26は第2撮影画像のMTF特性を復元させることにより、解像度を向上させた第2輝度画像を生成する。
次にフローチャートを参照して第1実施形態の視差算出方法について説明する。図11は第1実施形態の視差算出方法の例を示すフローチャートである。受付部21は第1撮影画像の入力を受け付ける(ステップS21)。次に受付部21は第2撮影画像の入力を受け付ける(ステップS22)。
次に第1補正部22は第1撮影画像を、修正後第1補正パラメータを使用して補正する(ステップS23)。次に第2補正部23は第2撮影画像を、第2補正パラメータを使用して補正する(ステップS24)。
次に算出部25は補正された第1撮影画像に含まれる被写体の像と、補正された第2撮影画像に含まれる被写体の像とから視差を算出する(ステップS25)。算出部25はステップS5により算出した視差(画素毎に算出した視差)を使用して、視差を画素の濃度値で表した視差画像を生成する(ステップS26)。
以上説明したように、第2実施形態の視差算出装置20は、第1補正部22が、第1撮影画像を、修正後第1補正パラメータを使用して補正する。また第2補正部23が、第2撮影画像を、第2補正パラメータを使用して補正する。また算出部25が、補正された第1撮影画像に含まれる被写体の像と、補正された第2撮影画像に含まれる被写体の像とから視差を算出する。
これにより第2実施形態の視差算出装置20によれば、画像データ上の被写体の像の視差のずれ(相対位置ずれ)だけでなく、画像データ上の被写体の像の座標のずれ(絶対位置ずれ)も補正することができる。すなわち第1実施形態の視差算出装置20は、被写体の像の視差から算出された被写体までの距離と、画像データ上の被写体の像の座標と、から被写体の位置を示す3次元座標を正確に算出することができる。
(第3実施形態)
次に第3実施形態について説明する。図12は第3実施形態のステレオカメラ30の構成の例を示す図である。第3実施形態のステレオカメラ30は、第1カメラ1、第2カメラ2、及び視差算出装置20を備える。視差算出装置20は、受付部21、第1補正部22、第2補正部23、記憶部24、算出部25及び復元部26を備える。
第3実施形態のステレオカメラ30は、第2実施形態の視差算出装置20を備えるステレオカメラである。第3実施形態のステレオカメラ30は、例えば車載ステレオカメラとして利用できる。図13は第3実施形態のステレオカメラ30を車載ステレオカメラとして使用する例を示す図である。ステレオカメラ30がフロントガラス15の内側に設置されている。これにより自動車(車両)の走行中及び停止中に、画像データ上の被写体の像の視差のずれ(相対位置ずれ)だけでなく、画像データ上の被写体の像の座標のずれ(絶対位置ずれ)も補正することができる。
第3実施形態のステレオカメラ30によれば、画像データ上の被写体の像の視差のずれ(相対位置ずれ)だけでなく、画像データ上の被写体の像の座標のずれ(絶対位置ずれ)もリアルタイムに補正することができる。すなわち第3実施形態のステレオカメラ30は、リアルタイムに、被写体の像の視差から算出された被写体までの距離と、画像データ上の被写体の像の座標と、から被写体の位置を示す3次元座標を正確に算出することができる。
(第3実施形態の変形例)
次に第3実施形態の変形例について説明する。第3実施形態の変形例のステレオカメラ30の構成は第3実施形態と同じである(図12参照)。受付部21は第1撮影画像と、第1撮影画像を撮影した第1カメラ1のレンズ(光学系)の設定を示す第1設定情報の入力を受け付ける。受付部21は第1撮影画像と、第1設定情報と、を第1補正部22に送信する。また受付部21は第2撮影画像と、第2撮影画像を撮影した第2カメラ2のレンズ(光学系)の設定を示す第2設定情報の入力を受け付ける。受付部21は第2撮影画像と、第2設定情報と、を第2補正部23に送信する。
第1補正部22は第1撮影画像と、第1設定情報と、を受付部21から受信する。第1補正部22は第1設定情報を参照して、第1撮影画像を撮影した第1カメラ1のレンズの設定を特定する。第1補正部22は第1撮影画像を、特定したレンズの設定に応じた修正後第1補正パラメータを使用して補正する。第1補正部22は補正後の第1撮影画像を、算出部25及び復元部26に送信する。
第2補正部23は第2撮影画像と、第2設定情報と、を受付部21から受信する。第2補正部23は第2設定情報を参照して、第2撮影画像を撮影した第2カメラ2のレンズの設定を特定する。第2補正部23は第2撮影画像を、特定したレンズの設定に応じた第2補正パラメータを使用して補正する。第2補正部23は補正後の第2撮影画像を、算出部25及び復元部26に送信する。
記憶部24は第1カメラ1のレンズの設定毎に異なる修正第1補正パラメータを記憶する。また記憶部24は第2カメラ2のレンズの設定毎に異なる第2補正パラメータを記憶する。算出部25及び復元部26については第3実施形態と同じなので説明を省略する。
第3実施形態の変形例によれば、ステレオカメラ30の光学系(レンズ)の設定(レンズの枚数など)が変わる場合でも、画像データ上の被写体の像の視差のずれ(相対位置ずれ)だけでなく、画像データ上の被写体の像の座標のずれ(絶対位置ずれ)もリアルタイムに補正することができる。
最後に第2及び第3実施形態の視差算出装置20のハードウェア構成の例について説明する。図14は第2及び第3実施形態の視差算出装置20のハードウェア構成の例を示す図である。第2及び第3実施形態の視差算出装置20は、制御装置41、主記憶装置42、補助記憶装置43、外部IF44及び通信装置45を備える。制御装置41、主記憶装置42、補助記憶装置43、外部IF44及び通信装置45は、バス46を介して互いに接続されている。
制御装置41は補助記憶装置43から主記憶装置42に読み出されたプログラムを実行する。制御装置41はCPUである。主記憶装置42はROMやRAM等のメモリである。補助記憶装置43はHDD(Hard Disk Drive)やメモリカード等である。外部IF44は他の装置とデータを送受信するためのインターフェースである。通信装置45は無線方式などにより他の装置と通信するためのインターフェースである。
第2及び第3実施形態の視差算出装置20で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、メモリカード、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されてコンピュータ・プログラム・プロダクトとして提供される。
また、第2及び第3実施形態の視差算出装置20で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、第2及び第3実施形態の視差算出装置20が実行するプログラムを、ダウンロードさせずにインターネット等のネットワーク経由で提供するように構成してもよい。
また、第2及び第3実施形態の視差算出装置20のプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
第2及び第3実施形態の視差算出装置20で実行されるプログラムは、上述した各機能ブロック(受付部21、第1補正部22、第2補正部23、算出部25及び復元部26)を含むモジュール構成となっている。当該各機能ブロックは、実際のハードウェアとしては、制御装置41が記憶媒体からプログラムを読み出して実行することにより、上記各機能ブロックが主記憶装置42上にロードされる。すなわち、上記各機能ブロックは、主記憶装置42上に生成される。
なお、上述した各部(受付部21、第1補正部22、第2補正部23、算出部25及び復元部26)の一部又は全部を、ソフトウェアにより実現せずに、IC(Integrated Circuit)等のハードウェアにより実現してもよい。
1 第1カメラ
2 第2カメラ
11 レンズ(光学系)
12 センサ
13 被写体
14 光軸
15 フロントガラス
20 視差算出装置
21 受付部
22 第1補正部
23 第2補正部
24 記憶部
25 算出部
26 復元部
30 ステレオカメラ
41 制御装置
42 主記憶装置
43 補助記憶装置
44 外部IF
45 通信装置
46 バス
50 情報処理装置(校正装置)
60 校正用チャート(校正用具)
特許第4109077号公報

Claims (7)

  1. 第1カメラと第2カメラとを備え、透明体を介して被写体を撮影するステレオカメラの校正方法であって、
    前記第1カメラにより撮影される画像および前記第2カメラにより撮影される画像の少なくとも一方の、前記透明体に起因する前記被写体の像の座標のずれを示す絶対位置ずれを校正する補正パラメータを算出するステップと、
    前記ステレオカメラにより校正用具を撮影して前記第1カメラによる第1撮影画像と前記第2カメラによる第2撮影画像とを取得し、前記第1撮影画像と前記第2撮影画像に基づいて、前記第1撮影画像の前記被写体の像と前記第2撮影画像の前記被写体の像との視差のずれを示す相対位置ずれを校正する補正パラメータを算出するステップと、
    前記絶対位置ずれを校正する補正パラメータおよび前記相対位置ずれを校正する補正パラメータに基づいた補正パラメータを、前記ステレオカメラに記憶させるステップと、
    を含むステレオカメラ校正方法。
  2. 前記絶対位置ずれを校正する補正パラメータを算出するステップは、前記第1カメラのレンズの特性および前記第2カメラのレンズの特性の少なくとも一方と、前記透明体の特性に基づいた光学シミュレーションにより、前記第1カメラにより撮影される画像および前記第2カメラにより撮影される画像の少なくとも一方の、前記絶対位置ずれを校正する補正パラメータを算出する
    請求項1に記載のステレオカメラ校正方法。
  3. 前記相対位置ずれを校正する補正パラメータを算出するステップは、
    前記絶対位置ずれを校正する補正パラメータにより、前記第1撮影画像および前記第2撮影画像の前記絶対位置ずれを校正するステップと、
    前記絶対位置ずれが校正された前記第1撮影画像と、前記絶対位置ずれが校正された前記第2撮影画像とに基づいて、前記相対位置ずれを校正する補正パラメータを算出するステップと、
    を含む請求項1又は2に記載のステレオカメラ校正方法。
  4. 請求項1に記載のステレオカメラ校正方法により算出された絶対位置ずれを校正する補正パラメータおよび前記相対位置ずれを校正する補正パラメータに基づいた補正パラメータを記憶する記憶部と、
    第1カメラが透明体を撮影することにより取得された第1撮影画像および第2カメラが前記透明体を撮影することにより取得された第2撮影画像の少なくとも一方を、前記記憶部に記憶された補正パラメータを使用して補正する補正部と、
    補正された前記第1撮影画像に含まれる前記被写体の像と、補正された前記第2撮影画像に含まれる前記被写体の像とから視差を算出する算出部と、
    を備える視差算出装置。
  5. 前記記憶部は、前記第1カメラのレンズの設定毎に異なる前記補正パラメータを記憶し、
    前記補正部は、前記第1カメラのレンズの設定に含まれる第1設定により撮影された前記第1撮影画像および前記第2カメラのレンズの設定に含まれる第2設定により撮影された前記第2撮影画像を、前記第1設定および前記第2設定に応じた前記補正パラメータを使用して補正する
    請求項4に記載の視差算出装置。
  6. 前記透明体は車両のフロントガラスである
    請求項4又は5に記載の視差算出装置。
  7. 透明体を介して被写体を撮影して第1撮影画像を取得する第1カメラと、
    前記透明体を介して前記被写体を撮影して第2撮影画像を取得する第2カメラと、
    請求項1に記載のステレオカメラ校正方法により算出された絶対位置ずれを校正する補正パラメータおよび前記相対位置ずれを校正する補正パラメータに基づいた補正パラメータを記憶する記憶部と、
    前記第1撮影画像および前記第2撮影画像の少なくとも一方を、前記記憶部に記憶された補正パラメータを使用して補正する補正部と、
    補正された前記第1撮影画像に含まれる前記被写体の像と、補正された前記第2撮影画像に含まれる前記被写体の像とから視差を算出する算出部と、
    を備えるステレオカメラ。
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