JP2019129900A - 生体情報検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外からの雑音を除去して、対象者である幼児等の生体の動きまたは健康状態を正確に検出する。【解決手段】生体に取り付けた磁気シールと、この磁気シールと離れた位置にあって、かつ互いに離れて配置される複数の磁気センサを備える。複数の磁気センサのうち、少なくとも2個の磁気センサの出力を減算し、この減算出力をLMS適応フィルタに供給する。そして、少なくとも2個の磁気センサの中の一方の磁気センサの出力からLMS適応フィルタの出力を減算し、この減算した出力により、磁気シールの動きに基づいた生体からの生体情報を検出する。【選択図】図4

Description

本発明は、人体または動物などの生体の状態を検出するための生体情報検出装置に関する。
近年、働く母親のために、保育園等で0歳児から2歳児までの乳幼児を預かって保育する例が増えている。しかし、乳幼児は話すことができないため、危険から自分の命を自ら守ることができない。毎年、何人かの乳幼児が睡眠中の事故で亡くなったり、亡くならないとしても危険な状況に合ったりする例が報告されている。このような事故は、仰向けに寝ていた乳幼児が寝返りを打って俯せになり、呼吸ができなくなる場合に発生することが多い。
このような事故を防ぐために、加速度センサやジャイロセンサを乳幼児などの対象者(以下、総体的に「生体」という)に装着して、これらのセンサからの信号を検出して、生体の状態を検出する技術が提案されている。
特許文献1には、睡眠検査または睡眠時無呼吸検査において、3次元の加速度センサから得られる信号のDC成分から患者の寝ている姿勢を検出し、信号のAC成分から患者の心拍数を検出する技術が記載されている。
また、特許文献2には、患者が転倒したり、ベッドから転落したりした場合に、これを検出して看護師等に異常を通知する患者異常通知システムが記載されている。この特許文献2に記載の技術は、各患者に加速度センサを含む携帯型発信器を装着し、この携帯型発信器で検出した患者の情報を、病棟内の複数箇所に設けた受信機で受信することにより、患者の状態を把握する技術である。
特開2006−320734号公報 特開2008−47097号公報
特許文献1、2に記載される加速度センサは、重力加速度が加わった時に加速度出力を検出するセンサであり、出力される加速度を積分することで初めてどちらの方向に向かっているかが判別される。すなわち、加速度センサは、加速度の値を積分(加算)し続けることで、移動または姿勢の位置を推定することができるが、加速度には微小な雑音や微小な動きに対する感度が小さいため、積算していく過程で誤差が大きくなってしまうという問題が発生する。
したがって、この積分の誤差のため、生体の動きが少ない状態では、生体の状態判別の精度が落ちてしまうという問題がある。更に、加速度センサには電池が入っているので、電池の交換が必要であるし、また生体が乳幼児であるような場合には、間違って誤飲してしまうという問題も指摘されている。
また、ジャイロセンサは、角速度を測定するためのセンサであり、3つの回転軸のいずれかを基準として角速度を測定するセンサである。ジャイロセンサは、周囲環境からの衝撃や振動が加わっても角速度に関する信号を正確に出力できる点では優位であるが、静止状態になるとドリフトするという欠点がある。この静止状態でのドリフトは、仰向けや横向きなどの絶対的な体の位置を検出する上では、睡眠中の測定誤差に繋がるという問題が発生する。
本発明の目的は、加速度センサやジャイロセンサを用いることなく、乳幼児等を含む生体の動きの状態検出や生体の動きまたは健康状態を正確に検出する生体情報検出装置を提供することにある。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の第1の生体情報検出装置は、生体に取り付けた磁気シール(磁石)と、生体と離れた位置に配置した磁気センサとを備え、磁気センサは、生体が動いて磁気シールの磁極が反転したときに、生体の反転を検出する。
また、本発明の第2の生体情報検出装置は、生体に取り付けた磁気シールと、この磁気シールと離れた位置にあって、かつ互いに離れて配置される複数の磁気センサと、この複数の磁気センサのうち、少なくとも2個の磁気センサの出力を減算する第1の減算器を備える。また、第1の減算器の出力が供給されるLMS適応フィルタと、少なくとも2個の磁気センサの中の一方の磁気センサの出力からLMS適応フィルタの出力を減算する第2の減算器を備える。そして、第2の減算器の出力により、生体に取り付けた磁気シールの動きに基づいた生体情報を検出する。
本発明の第3の生体情報検出装置は、生体に取り付けた磁気シールと、この磁気シールと離れた位置に配置される第1の磁気センサと、磁気シールと離れた位置に配置され、かつ第1の磁気センサと生体を挟む位置に配置される第2の磁気センサと、を備える。
また、第1の磁気センサの出力と第2の磁気センサの出力を減算する第1の減算器と、第1の減算器の出力が供給される第1のLMS適応フィルタと、第1の減算器の出力が供給される第2のLMS適応フィルタと、を備える。
更に、本発明の第3の生体情報検出装置は、第1の磁気センサの出力から第1のLMS適応フィルタの出力を減算する第2の減算器と、第2の磁気センサの出力から第2のLMS適応フィルタの出力を減算する第3の減算器と、を備え、第2の減算器より第1の出力を得、第3の減算器より第2の出力を得る。
本発明の第4の生体情報検出装置は、生体に取り付けた磁気シールと、この磁気シールと離れた位置に配置される第1の磁気センサと、磁気シールと離れた位置に配置され、かつ第1の磁気センサと前記生体を挟む位置に配置される第2の磁気センサと、第1の磁気センサと第2の磁気センサとの中央付近に配置される第3の磁気センサとを備える。
また、第1の磁気センサの出力と第3の磁気センサの出力を減算する第1の減算器と、第2の磁気センサの出力と第3の磁気センサの出力を減算する第4の減算器を備える。
更に、本発明の第4の生体情報検出装置は、第1の減算器の出力が供給される第1のLMS適応フィルタと、第4の減算器の出力が供給される第2のLMS適応フィルタと、第1の減算器の出力が供給される第3のLMS適応フィルタと、第4の減算器の出力が供給される第4のLMS適応フィルタを備える。
また、第1の磁気センサの出力から第1のLMS適応フィルタの出力及び第4のLMS適応フィルタの出力を減算する第2の減算器と、第2の磁気センサの出力から第2のLMS適応フィルタの出力及び第3のLMS適応フィルタの出力を減算する第3の減算器を備え、第2の減算器より第1の出力を得、第3の減算器より第2の出力を得る。
上述した本発明の生体情報検出装置によれば、磁気シールと磁気センサの組み合わせという極めて簡単な構成で乳幼児等を含む生体の反転を検出することができる。
また、磁気センサに指向性を持たせることにより、センサの検出範囲外の場所からの磁気雑音があっても、検出範囲内の領域の磁力変化を正確に検出することができるので、乳幼児等を含む生体の健康状態を容易かつ安価な装置で検出することが可能になる。
本発明の第1の実施の形態例である生体情報検出装置の概念図である。 本発明の第1の実施形態例において、寝返りによる電圧変化を示す図(A)と寝返りを検出するための典型的な回路例(B)である。 本発明の第2の実施の形態例の生体情報検出装置の概念図である。 本発明の第2の実施の形態例の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態例の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態例の応用例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態例において、信号源の他に雑音源がある状態の例を示す概念図である。 本発明の第3の実施の形態例において、雑音が重畳された波形(A)から雑音が除去された波形(B)に改善された例を示す波形図である。 本発明の第4の実施形態例の応用例を示すブロック図である。
[本発明の第1の実施形態例]
以下、図1及び図2を参照して、本発明の第1の実施形態例に係る生体情報検出装置について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態例の原理を示す概念図である。図1では、生体の代表例として乳幼児を考えているが、乳幼児以外の幼児を含む人体または動物に対しても適用することができるので、これらを総体的に表現する言葉として「生体」という言葉を用いている。また、生体の代表としての乳幼児を含む幼児を「幼児等」として以下説明する。
図1に示すように、仰向けに寝ている幼児100等の着る寝間着に磁石を封入した磁気シール10を装着し、幼児100等が寝る布団またはベッドに、磁気センサ11を設ける。この磁気センサ11は、例えば磁気シール10の磁石の極性を出力信号のDC成分で検出可能なバイポーラ型のホール素子で構成されている。
磁気シール10には、幼児100等の体表面に略垂直の方向にN極とS極を有する磁石が封入されており、幼児100等が寝返りを打って仰向けから俯せに変わると磁気シール10のN極とS極が反転するようになっている。磁気シール10はあくまでも1例であり、「磁気シール」という用語自体は広い範囲の磁石を含む。例えば、磁石を平板状に構成したものを磁気シールとして、生体に装着するようにしてもよい。
一般に、磁気センサ11は指向性を持たないため、検出範囲内に存在する磁場変化を積分的に計測する。図1の例では、磁気センサ11は、磁気シール10のS極とN極の反転を検出するだけでよいので、指向性を持たない1個の磁気センサ11だけでよい。
図2は、本発明の第1の実施形態例の原理を説明するための図である。
図2に示すように、磁気センサ11の出力は、磁気シール10の磁極の反転(ここでは、N極からS極)に伴って、正電圧から負電圧へ反転する。
磁気センサ11の出力は、図2(B)に示される磁極の反転を検出する回路に供給されている。図2(B)に示す回路は、あくまでも磁極反転検出回路の一例であるが、第1の比較器101aには、その−端子に磁気センサ11の出力が供給され、+端子は設置されている。一方、第2の比較器101bには、その+端子に磁気センサ11の出力が供給され、−端子は設置されている。
図2(B)において、DC成分を含む磁気センサ11の出力の極性が、図2(A)の時刻tの時点で正電圧から負電圧に反転すると、第1の比較器101aの出力は0電圧から正電圧になる。また、第2の比較器101bの出力は、時刻tで正電圧から0電圧に切り替わる。アラーム機器102は、第1の比較器101aと第2の比較器101bの電圧変化を検出してアラームを発生する。アラームとしては、ブザー等の音によるアラームが好ましいが、それ以外に光の点滅等によるアラームでもよい。また、不図示のモニターにアラーム情報を表示することも考えられる。これにより、管理者は、幼児100等が仰向けから俯せになったことを知ることができる。
幼児100等(特に乳幼児)にとって俯せが危険な状態であることは既に述べた通りであり、俯せになったことを検出してアラーム機器102に設けられた図示しないブザー等により報知することができれば、いち早く幼児100等を危険な状態から正常な仰向けの状態に戻すことが可能になる。
なお、図2(A)では、幼児100等が仰向けから俯せの状態になったとき、磁気センサ11の出力電圧は、極性が変わるだけでなく振幅値も大きな電圧値になっているが、これは磁気シール10と磁気センサ11の距離が近くなったことに起因するものである。ここでは、磁気センサ11の電圧値の極性が反転したことが重要な意味を持ち、その振幅値の大きさは問題にはならない。
図1に示す磁気センサ11は、磁石である磁気シール10の強度のみを計測するセンサである。上述したように、一般に磁気センサ11として用いられる多くのホール素子は指向性を有しない。したがって、磁気センサ11は、磁気シール10の磁極の反転以外の位置や方向を特定することはできない。つまり、幼児100等が仰向け状態から俯せ状態になったことは検出できるものの、それ以外の幼児100等の動きや位置(例えば、横向きなど)を特定することはできない。
次に述べる第2の実施形態例では、2個の磁気センサを用いて、磁気センサに指向性を持たせ、幼児100等の動きや呼吸状態を検出する例を示している。なお、磁気センサの数は2個に限定されない。必要に応じて3個以上の磁気センサを設けてもよい。
[第2の実施形態例・・構成と動作説明]
以下、図3、図4を参照して本発明の第2の実施形態例について説明する。1つの磁気センサ11で幼児等の生体の状態を検出しようとする場合には、幼児100等が並んで寝かされているような産婦人科病棟や保育園などでは、磁気センサ11に指向性がないことが問題になる。つまり、1個の磁気センサ11は指向性がないために、対象とする幼児100等に装着された磁気シール10からの磁力だけでなく、隣に寝ている幼児等に装着した磁気シールからの磁力を検出してしまう。
上述したように、産婦人科病棟や保育園等では、多くの幼児等のためのベッドが並べて配置されている。このような場合には、対象となる幼児100等に装着された磁気シール10からの磁力以外に、例えば隣のベッドで寝ている幼児等に装着された磁気シールからの磁力が雑音として検出されてしまう。
そこで、発明者は、検出対象とされる幼児100等の磁気シール10のみからの信号を検出して、隣の幼児等に装着された磁気シールからの磁力は雑音として除去することを考案した。
図3は、本発明の第2の実施形態例の原理を示す概念図である。
すなわち、図3に示すように、布団(またはベッド)の両脇の2箇所に磁気センサ11a、11bを配置する。そして、この2個の磁気センサ11a、11bからの出力を図4に示す回路の入力端子CH1、CH2に供給することで、指向性を持つ磁気検出装置を実現した。つまり、2つの磁気センサ11a、11bと後述するLMS(Least Mean Square)適応フィルタを組み合わせることにより、計測対象外の隣に寝ている幼児等の磁気シールからの磁力を雑音として除去するようにした。
図4は、本発明の第2の実施形態例の回路構成を示すブロック図である。第2の実施形態例の回路構成は、2個の入力端子CH1、CH2、減算器12(第1の減算器)、遅延回路13、減算器14(第2の減算器)、LMS適応フィルタ15、及び増幅器18を備える。
2個の入力端子CH1、CH2には、図3に示す磁気センサ11a、11bの出力がそれぞれ供給される。入力端子CH1と入力端子CH2に供給される信号は、減算器12で減算され、減算された差信号(電圧)がLMS適応フィルタ15に供給される。
LMS適応フィルタ15は、FIR(Finite Impulse Response)フィルタ16とフィルタ係数調整器(COF:Coefficient of Filter)17で構成されている。図4の例では、磁気センサ11a、11bとLMS適応フィルタ15を用いることで、磁気センサ11a、11bが配置されたベッド(布団)に寝ている幼児100等に装着した磁気シール10からの信号のみを検出することが可能になる。つまり、磁気センサ11a、11bは、検出対象とならない検出範囲外からの外部雑音を検出するがない。
以下、LMS適応フィルタ15の動作について説明する。幼児100等が図3に示す磁気センサ11a、11bの位置のほぼ中央に寝ている場合には、磁気センサ11a、11bからの信号はほぼ等しい値になる。すると、入力端子CH1、CH2から減算器12に加わる2つの信号はほぼ同じになるので、減算器12の出力は0になる。このため、LMS適応フィルタ15の出力も0になる。
したがって、LMS適応フィルタ15から減算器14に加える出力も0になるので、減算器14からの出力OUTは、入力端子CH1からの信号が遅延回路13で遅延されてそのまま出力される。なお、遅延回路13は、入力端子CH1に入力した信号を、LMS適応フィルタ15の遅延時間に相当する遅延量だけ遅延させる回路である。
次に、幼児100等が布団(ベッド)の左右のどちらかに移動した場合を考える。すると、磁気センサ11aが検出した出力と,磁気センサ11bが検出した出力の大きさが異なるので、減算器12に差電圧が発生する。この差電圧がLMS適応フィルタ15のFIRフィルタ16に供給され、FIRフィルタ16から出力が発生する。そして、FIRフィルタ16の出力が減算器14で遅延回路13の出力から減算され、出力OUTとして取り出される。
なお、この出力OUTを、例えば前述の図2(B)に示した第1比較器101a及び第2比較器101bに供給すれば、第1の実施形態例と同様に寝返りの検出、そしてアラーム出力が可能になることは言うまでもない。
減算器14の出力OUTは、増幅器18を介してLMS適応フィルタ15のフィルタ係数調整器(COF)17にフィードバックされる。フィルタ係数調整器17は、FIRフィルタ16の出力が最小になるようにFIRフィルタ16の係数を調整する機能を持つ。その結果、減算器14から出力される信号OUTは、入力端子CH1に入力される磁気センサ11aからの出力信号に近い信号になる。なお、番号19は、フィードバック回路に設けた増幅器18のゲインを調整するための制御信号を示す。この制御信号19により、幼児等が大きく動いた時などに、増幅器18のゲインが小さくなるように制御される。
図4に示す第2の実施形態例の回路は、幼児100等の寝返りだけでなく、幼児100等の呼吸を検出するためにも用いられる。すなわち、寝返り検出はあくまでも1つの例であり、通常、幼児100等の呼吸の状態を検出する装置として使用される。つまり、幼児100等が呼吸すると、幼児100等に装着された磁気シール10も呼吸に連動して僅かに動く。この呼吸による磁気シール10の磁力変化は非常に微弱な信号であるが、幼児100等が動いた場合には、大きな磁力変化が発生する。このため、LMS適応フィルタ15のダイナミックレンジを超えてしまい、LMS適応フィルタ15が誤動作する可能性が高まる。
そこで、例えば、幼児100等が動いたときの信号を不図示の加速度センサで検出し、LMS適応フィルタ15が発散(誤動作)しないように、増幅器18のゲインを下げるようにする。制御信号19は、例えば、増幅器18のゲインを制御するための加速度センサからの信号である。加速度センサはあくまでも一例である。加速度センサを使う代わりに、入力端子CH1に供給される磁気センサ11aからの入力信号と、入力端子CH2に供給される磁気センサ11bからの入力信号を加算し、この加算信号を微分することで制御信号19を作成することもできる。
加速度センサを幼児等に装着するのは、加速度センサに電池が必要になるので、実用上好ましくない。入力端子CH1とCH2に供給される信号の加算値を微分した信号を制御信号19とする方が実用的であるといえる。他の方法としては、布団(ベッド)に内蔵させた圧力センサからの信号を制御信号19としてもよい。これにより、幼児100等が大きく動いた場合でも、増幅器18のゲインが下がるので、LMS適応フィルタ15の動作を正常に戻すことができる。
仮に、増幅器18のゲイン制御がなく、幼児100等の体動時にLMS適応フィルタ15が発散(誤動作)してしまうと、幼児100等の体動がなくなってもLMS適応フィルタ15が安定な動作に戻るまでに時間を要することになる。したがって、ゲイン制御可能な増幅器18は、LMS適応フィルタ15の発散(誤動作)を防ぐ上で重要である。しかし、増幅器18がなくても、幼児100等の生体の状態(呼吸状態等)を検出することは可能なので、増幅器18は第2の実施形態例として必ずしも必要なものではない。
[第3の実施形態例・・構成と動作説明]
図5に示す第3の実施形態例は、第2の実施形態例として説明した図4のLMS適応フィルタ15と同じ機能を持つLMS適応フィルタ25を並列に配置した例である。図5に示すように、減算器12の差電圧は、LMS適応フィルタ15とLMS適応フィルタ25に供給される。
入力端子CH2に供給される磁気センサ11bからの信号は、遅延回路23を経て減算器24(第3の減算器)に供給され、減算器24でLMS適応フィルタ25の出力が減算される。減算器24の出力OUT2は、増幅器28を介してフィルタ係数調整器27にフィードバックされ、この結果、LMDフィルタ25の出力は最小に抑えられ、出力OUT2には、極力入力端子CH2に供給される磁気センサ11bからの信号に近い出力信号が得られる。
[応用例]
図6は、図5に示した第3の実施形態例の応用例を示したものである。図5と異なる点は、図5の出力OUT1と出力OUT2に割り算回路29を設けただけである。
図5で説明したように、幼児100等が磁気センサ11a側に偏っているときには、OUT1の出力がOUT2の出力より大きくなり、逆に幼児100等が磁気センサ11b側に偏っているときには、OUT2の出力がOUT1の出力より大きくなる。
そこで、割り算回路29で出力OUT1と出力OUT2の比を求めることにより、幼児100等が布団(ベッド)の右よりにいるか、左よりにいるかを判定することができる。例えば、出力OUT1と出力OUT2の比(OUT1/OUT2)が1より大きければ、幼児100等が磁気センサ11a側(右側)いることが分かる。同様に出力OUT1と出力OUT2の比(OUT1/OUT2)が1より小さいならば、幼児100等が磁気センサ11b側(左側)にいることが分かる。
[第3の実施形態例における雑音除去の説明]
次に、図7と図8を参照して、図5で説明した本発明の第3の実施形態例における雑音除去の例を説明する。
図7は、対象者である幼児100等に装着した磁気シール10aからの磁力と、対象者でない幼児等に装着した磁気シール10bからの磁力の両方が、磁気センサ11aと磁気センサ11bにより検出される例を示している。つまり、磁気シール10aからの磁力は信号源からの磁力、磁気シール10bからの磁力は雑音源からの磁力である。
図8(A)は、信号源である磁気シール10aと雑音源である磁気シール10bの両方からの磁力が磁気センサ11a及び磁気センサ11bで検出されて、それぞれ入力端子CH1と入力端子CH2に供給されている例である。磁気センサ11aは雑音源である磁気シール10bから遠く離れており、磁気センサ11bは雑音源の磁気シール10bから比較的近い位置に配置されている。このため、入力端子CH1に供給される磁気センサ11aで検出される信号は、雑音が少なくなっている。
一方、雑音源から近い位置に配置されている磁気センサ11bは、磁気シール10bからの磁力が加わるため、入力端子CH2に供給される磁気センサ11bからの信号は、入力端子CH1に供給される信号と比較すると雑音が多く含まれている。
図8(B)は、図5に示す第3の実施形態例の回路の出力OUT1と出力OUT2から取り出される出力信号を示したものである。図8(A)で示される信号が入力端子CH1及び入力端子CH2に供給された場合、出力OUT1及び出力OUT2とも雑音が除去されて、極めて類似性のある信号として出力されている。
図8(B)から分かるように、図8(A)の雑音源に近い磁気センサ11bの入力端子CH2側の出力OUT2では、雑音が大幅に除去されている。また、入力端子CH1側の出力OUT1から出力される信号は、図8(A)の入力端子CH1に供給される信号と比べて信号の振幅が大きくなっている。
すなわち、図8(A)、(B)から分かるように、図5に示す第3の実施形態例によれば、雑音を含む信号が除去され、出力OUT1と出力OUT2から取り出される信号がほぼ類似の信号となっている。このことから、出力OUT1及びOUT2は、信号源である磁気シール10aのみからの磁力を検出していることが分かる。
[第4の実施形態例・・・構成と動作説明]
図9は、本発明の第4の実施形態例を示すブロック図である。図9の例で、図5の第3の実施形態例と異なる点は、図3に示す磁気センサ11a、11bの他に、不図示の第3の磁気センサを設けた点である。この第3の磁気センサは、通常、磁気センサ11aと磁気センサ11bの中間の位置に配置される。この第3の磁気センサが検出した信号は入力端子CH3に供給される。第3の磁気センサ(不図示)を仮に磁気センサ11cとして以下説明を続ける。
第4の実施形態例では、図9に示すように、第3の実施形態例を示した図5のブロック図に加えて、減算器22(第4の減算器)とLMS適応フィルタ35、45が設けられている。
まず、磁気センサ11aの検出信号(入力CH1)と磁気センサ11cの検出信号(入力CH3)が減算器12(第1の減算器)に供給される。また、磁気センサ11bの検出信号(入力CH2)と磁気センサ11cの検出信号(入力CH3)が減算器22に供給される。
減算器12の出力は、LMS適応フィルタ15とLMS適応フィルタ35に供給される。そして、LMS適応フィルタ15の出力が減算器14(第2の減算器)に供給され、LMS適応フィルタ35の出力が減算器24(第3の減算器)に供給される。また、減算器22の出力は、LMS適応フィルタ25とLMS適応フィルタ45に供給され、LMS適応フィルタ25の出力が減算器24に供給され、LMS適応フィルタ45の出力が減算器14に供給される。
すなわち、減算器14では、磁気センサ11aの出力を遅延した遅延回路13の出力から、LMS適応フィルタ15の出力とLMS適応フィルタ45の出力が減算されることになる。一方、減算器24では、磁気センサ11bの出力を遅延した遅延回路23の出力からLMS適応フィルタ25の出力とLMS適応フィルタ35の出力が減算される。
なお、LMS適応フィルタ15とLMS適応フィルタ45のフィルタ係数は、図5の第3の実施形態例で前述したのと同様な方法で、増幅器18からの出力OUT1のフィードバック出力により制御される。同様に、LMS適応フィルタ25とLMS適応フィルタ35のフィルタ係数は、増幅器28からの出力OUT2のフィードバック出力により制御される。
増幅器18及び増幅器28の利得が、制御信号19によって可変制御されることも、図5の第3の実施形態例で説明したとおりである。
図9に示す第4の実施形態例では、磁気センサ11aからの入力(CH1の入力)と磁気センサ11c(不図示)の入力(CH3の入力)の中央の位置で検出感度の極大値が発生する。また磁気センサ11bの入力(CH2の入力)と磁気センサ11c(不図示)の入力(CH3の入力)の中央の位置で検出感度のもう一つの極大値が発生する。
つまり、3つの磁気センサ11a、11b、11cを使用することにより、2個の磁気センサ11a、11bを使った第3の実施形態例(図5)と比べて、広い検出範囲で感度を大きくすることが可能になる。第4の実施形態例は、第3の実施形態例に比べて信号処理的には負荷が大きい。しかし、布団(ベッド)の上の広範囲での検出が必要になる場合には、現実的には第4の実施形態例のような回路構成が好適となるといえる。
以上、第2〜第4の実施形態例では、LMS適応フィルタを用いたが、本発明のLMS適応フィルタとしては、特にその形式が限定されない。LMSアルゴリズムを用いたLMS適応フィルタ以外のフィルタも適用される。例えば複素LMSアルゴリズム(Complex Least Mean Square Algorithm)やノーマライズドLMSアルゴリズム (Normalized Least Mean Square Algorithm)などを用いたフィルタも適用することもできる。
更に、これらのLMSアルゴリズム以外にも、射影アルゴリズム (Projection Algorithm)、SHARFアルゴリズム (Simple Hyperstable Adaptive Recursive Filter Algorithm)、RLSアルゴリズム (Recursive Least Square Algorithm)、FLMSアルゴリズム(Fast Least Mean Square Algorithm)、DCTを用いた適応フィルタ (Adaptive Filter using Discrete Cosine Transform)、SANフィルタ (Single Frequency Adaptive Notch Filter)、ニューラルネットワーク (Neural Network) 、遺伝的アルゴリズム (Genetic Algorithm)のような他の適応型フィルタでも同様な処理を行うことができる。
なお、上述したように、本発明の第1〜第4の実施の形態例では、生体として乳幼児を含む幼児を中心に説明したが、本発明は幼児に限定されない。介護が必要な老人や一般の成人にも適用することができる。また、ペット等の動物に対しても適用可能である。
また、本発明は、明細書で説明した実施の形態例に限られるものではなく、特許請求の範囲の記載を逸脱しない範囲において、種々の変形例、応用例を含むことは言うまでもない。
10、10a、10b・・・磁気シール、11、11a、11b・・・磁気センサ(ホール素子)、12、14、22、24・・・減算器、13、23・・・遅延回路、15、25、35、45・・・LMS適応フィルタ、16、26・・・FIRフィルタ、17、27・・・フィルタ係数調整器(COF)、18、28・・・(可変)増幅器、19・・・制御信号、29・・・割り算器、100・・・幼児等(対象者)、、101a、101b・・・比較器、102・・・アラーム機器

Claims (10)

  1. 生体に取り付けた磁気シールと、
    生体と離れた位置に配置した磁気センサとを備え、
    前記磁気センサは、前記生体が動いて前記磁気シールの磁極が反転したときに、前記生体の反転を検出する、
    生体情報検出装置。
  2. 生体に取り付けた磁気シールと、
    前記磁気シールと離れた位置にあって、かつ互いに離れて配置される複数の磁気センサと、
    前記複数の磁気センサのうち、少なくとも2個の磁気センサの出力を減算する第1の減算器と、
    前記第1の減算器の出力が供給されるLMS適応フィルタと、
    前記少なくとも2個の磁気センサの中の一方の磁気センサの出力から前記LMS適応フィルタの出力を減算する第2の減算器と、を備え、
    前記第2の減算器の出力により、前記磁気シールの動きに基づいた前記生体の生体情報を検出する
    生体情報検出装置。
  3. 更に、前記第2の減算器の出力を増幅してフィードバックする増幅器を設け、前記増幅器の出力により、前記LMS適応フィルタの係数制御を行う、
    請求項2に記載の生体情報検出装置。
  4. 前記増幅器は、前記生体の動きの状態から検出される制御信号により、ゲインの調整が行われる、
    請求項3に記載の生体情報検出装置。
  5. 更に、前記第2の減算器の出力が供給される比較器を設け、前記比較器の出力により、前記生体の反転を検出する、
    請求項2〜4のいずれか1項に記載の生体情報検出装置。
  6. 前記生体の生体情報は、前記生体の呼吸に関する情報である、
    請求項2〜5のいずれか1項に記載の生体情報検出装置。
  7. 生体に取り付けた磁気シールと、
    前記磁気シールと離れた位置に配置される第1の磁気センサと、
    前記磁気シールと離れた位置に配置され、かつ前記第1の磁気センサと前記生体を挟む位置に配置される第2の磁気センサと、
    前記第1の磁気センサの出力と前記第2の磁気センサの出力を減算する第1の減算器と、
    前記第1の減算器の出力が供給される第1のLMS適応フィルタと、
    前記第1の減算器の出力が供給される第2のLMS適応フィルタと、
    前記第1の磁気センサの出力から前記第1のLMS適応フィルタの出力を減算する第2の減算器と、
    前記第2の磁気センサの出力から前記第2のLMS適応フィルタの出力を減算する第3の減算器と、を備え、
    前記第2の減算器より第1の出力を得、前記第3の減算器より第2の出力を得る、
    生体情報検出装置。
  8. 前記第1の出力と前記第2の出力を除算する割り算回路を設け、前記割り算回路の出力によって、前記生体の動きの方向を検出する、
    請求項7に記載の生体情報検出装置。
  9. 更に、前記第1の出力を増幅してフィードバックする第1の増幅器と、
    前記第2の出力を増幅してフィードバックする第2の増幅器と、を備え、
    前記第1の増幅器の出力により前記第1のLMS適応フィルタのフィルタ係数を制御し、前記第2の増幅器の出力により前記第2のLMS適応フィルタのフィルタ係数を制御する、
    請求項7または8に記載の生体情報検出装置。
  10. 生体に取り付けた磁気シールと、
    前記磁気シールと離れた位置に配置される第1の磁気センサと、
    前記磁気シールと離れた位置に配置され、かつ前記第1の磁気センサと前記生体を挟む位置に配置される第2の磁気センサと、
    前記第1の磁気センサと前記第2の磁気センサとの中央付近に配置される第3の磁気センサと、
    前記第1の磁気センサの出力と前記第3の磁気センサの出力を減算する第1の減算器と、
    前記第2の磁気センサの出力と前記第3の磁気センサの出力を減算する第4の減算器と、
    前記第1の減算器の出力が供給される第1のLMS適応フィルタと、
    前記第4の減算器の出力が供給される第2のLMS適応フィルタと、
    前記第1の減算器の出力が供給される第3のLMS適応フィルタと、
    前記第4の減算器の出力が供給される第4のLMS適応フィルタと、
    前記第1の磁気センサの出力から前記第1のLMS適応フィルタの出力及び前記第4のLMS適応フィルタの出力を減算する第2の減算器と、
    前記第2の磁気センサの出力から前記第2のLMS適応フィルタの出力及び前記第3のLMS適応フィルタの出力を減算する第3の減算器と、を備え、
    前記第2の減算器より第1の出力を得、前記第3の減算器より第2の出力を得る、
    生体情報検出装置。
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