JP2001017403A - 生体信号検出装置 - Google Patents

生体信号検出装置

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JP2001017403A
JP2001017403A JP11194579A JP19457999A JP2001017403A JP 2001017403 A JP2001017403 A JP 2001017403A JP 11194579 A JP11194579 A JP 11194579A JP 19457999 A JP19457999 A JP 19457999A JP 2001017403 A JP2001017403 A JP 2001017403A
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JP11194579A
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Junichi Ouchi
純一 大内
Yuichi Ubunai
雄一 生内
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定者の寝返りなどによってセンサから出力
される電気信号の波形が複雑に変化しても、呼吸数、心
拍動数を正確に測定できるようにする。 【解決手段】 測定者の生体信号を出力する生体信号検
出部1と、生体信号をフーリエ変換して複数の周波数成
分を出力するフーリエ変換手段7aと、周波数成分の各
々を少なくとも周波数の低い呼吸周波数群または周波数
が高い心拍動周波数群のいずれかに分類する分類手段8
aと、呼吸周波数群に分類された周波数成分の中から呼
吸に基づく第一の周波数成分を選択すると共にその周波
数を出力する第一の選択手段8bと、心拍動周波数群に
分類された周波数成分の中から心拍動に基づく第二の周
波数成分を選択すると共にその周波数を出力する第二の
選択手段8cとを備え、第一の周波数成分の周波数を呼
吸数とし、第二の周波数成分の周波数を心拍動数とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体信号検出装置
に関わり、特に、呼吸や心拍(脈拍)等の人体あるいは
動物の微動を、その微動に伴う靜磁界の変化として磁気
センサで検出する生体信号検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、図15を参照して従来の生体信号
検出装置を説明すると、磁気センサ等のセンサ11は被
測定者に当設して設けら、被測定者の呼吸や心拍の微動
に伴って電気信号を出力する。センサ11で得られた電
気信号(アナログ信号)は増幅器(図示せず)で増幅さ
れた後A/D(アナログ/デジタル)変換器12に入力
されて、所定のサンプリング周期でサンプリングされる
ことによってデジタル信号に変換される。デジタル信号
はフーリエ変換器13に入力される。フーリエ変換器1
3は、デジタル信号を周波数分析してそれに含まれる周
波数成分を所定の観測期間毎に出力する。
【0003】フーリエ変換器13から出力された周波数
成分は、第一のソート手段14によって、レベルの大き
い順に並べ替えられる。そして、それらのうちのレベル
の大きな四つの周波数成分(最低二つの周波数成分が必
要)が第二のソート手段15に入力されて周波数の低い
順に並べ替えられ、周波数が最低の周波数成分を呼吸数
のデータに変換し、二番目に低い周波数成分を心拍動数
のデータに変換して出力するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の生体信号検
出装置では、被測定者が安静にしている場合にはセンサ
から出力される電気信号の波形が安定しているので、フ
ーリエ変換器から得られる周波数成分の精度は高い。し
かし、被測定者が寝返りなどをすると、電気信号の波形
が複雑に変化し、それに伴って、フーリエ変換器で変換
された周波数成分に揺らぎが生じて呼吸に伴う周波数成
分と心拍動に伴う周波数成分とを正確に分離できず、そ
のため呼吸数、心拍動数を正確に測定できなかった。
【0005】そこで、本発明の生体信号検出装置は、測
定者の寝返りなどによってセンサから出力される電気信
号の波形が複雑に変化しても、呼吸数、心拍動数を正確
に測定できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の生体信号検出装置は、被測定者の微動に関
連づけられた生体信号を出力する生体信号検出部と、前
記生体信号をフーリエ変換して複数の周波数成分を出力
するフーリエ変換手段と、前記複数の周波数成分の各々
を周波数の低い呼吸周波数群または前記呼吸周波数群よ
りも周波数が高い心拍動周波数群のいずれかに分類する
分類手段と、前記呼吸周波数群に分類された周波数成分
の中から呼吸に基づく第一の周波数成分を選択すると共
にその周波数を出力する第一の選択手段と、前記心拍動
周波数群に分類された周波数成分の中から心拍動に基づ
く第二の周波数成分を選択すると共にその周波数を出力
する第二の選択手段とを備え、前記第一の周波数成分の
周波数を呼吸数とし、前記第二の周波数成分の周波数を
心拍動数とした。
【0007】また、本発明の生体信号検出装置は、前記
分類手段は前記複数の周波数成分のうちで最大レベルの
周波数成分を選択する最大レベル選択手段と、前記最大
レベルの周波数成分の周波数を1/N倍する1/N倍手
段と、前記最大レベルの周波数成分の周波数をN倍する
N倍手段と、1/N倍された周波数以下の周波数成分を
選択する第一の周波数比較手段と、1/N倍された周波
数以上で且つN倍された周波数以下の周波数成分を選択
する第二の周波数比較手段と、N倍された周波数以上の
周波数成分を選択する第三の周波数比較手段とを有し、
前記1/N倍された周波数以下の周波数成分または前記
1/N倍された周波数以上で且つ前記N倍された周波数
以下の周波数成分を前記呼吸周波数群に分類し、前記1
/N倍された周波数以上で且つ前記N倍された周波数以
下の周波数成分または前記N倍された周波数以上の周波
数成分を前記心拍動周波数群に分類した。但し、Nは
1.5以上3.0以下とする。
【0008】また、本発明の生体信号検出装置は、前記
複数の周波数成分のうちで所定のレベル以上の周波数成
分のうちから前記最大レベルの周波数成分を選択した。
【0009】また、本発明の生体信号検出装置は、前記
分類手段は所定のレベル以上の周波数成分のうちで最低
周波数の周波数成分を選択する最低周波数選択手段と、
前記最低周波数の周波数成分の周波数をN倍するN倍手
段と、前記所定のレベル以上の周波数成分のうちで前記
N倍された周波数以下の周波数成分を選択する第四の周
波数比較手段と、前記所定のレベル以上の周波数成分の
うちで前記N倍された周波数以上の周波数成分を選択す
る第五の周波数比較手段とを有し、前記N倍された周波
数以下の周波数成分を前記呼吸周波数群に分類し、前記
N倍された周波数以上の周波数成分を前記心拍動周波数
群に分類した。但し、Nは1.5以上3.0以下とす
る。
【0010】また、本発明の生体信号検出装置は、前記
分類手段は所定のレベル以上の周波数成分のうちで周波
数が隣り合う周波数成分同士の周波数差を算出する周波
数差算出手段と、前記周波数差のうち最大の周波数差と
なる二つの周波数成分を選択する最大周波数差選択手段
と、前記二つの周波数成分の周波数の平均値を算出する
平均周波数算出手段と、前記所定のレベル以上の周波数
成分のうちで前記平均の周波数以下の周波数成分を選択
する第六の周波数比較手段と、前記所定のレベル以上の
周波数成分のうちで前記平均の周波数以上の周波数成分
を選択する第七の周波数比較手段とを有し、前記平均の
周波数以下の周波数成分を前記呼吸周波数群に分類し、
前記平均の周波数以上の周波数成分を前記心拍動周波数
群に分類した。
【0011】また、本発明の生体信号検出装置は、前記
複数の周波数成分のレベルの平均値を算出する平均レベ
ル算出手段と、前記周波数成分の各レベルと前記平均値
とを比較して前記平均値以上のレベルの周波数成分を選
択するレベル比較手段とを有し、前記平均値を前記所定
のレベルとした。
【0012】また、本発明の生体信号検出装置は、前記
第一の選択手段は前記呼吸周波数群に分類された周波数
成分のうちからレベルが最大の周波数成分を選択する第
一の最大値選択手段で構成し、前記第二の選択手段は前
記心拍動周波数群に分類された周波数成分のうちからレ
ベルが最大の周波数成分を選択する第二の最大値選択手
段で構成し、前記第一の最大値選択手段によって選択さ
れた前記レベルが最大の周波数成分を前記第一の周波数
成分とし、前記第二の最大値選択手段によって選択され
た前記レベルが最大の周波数成分を前記第二の周波数成
分とした。
【0013】また、本発明の生体信号検出装置は、前記
第一の選択手段は前記呼吸周波数群に分類された周波数
成分の平均の周波数を算出する第一の周波数平均化手段
で構成し、前記第二の選択手段は前記心拍動周波数群に
分類された周波数成分の平均の周波数を算出する第二の
周波数平均化手段で構成し、前記第一の周波数平均化手
段によって算出された平均の周波数に対応する周波数成
分を前記第一の周波数成分とし、前記第二の周波数平均
化手段によって算出された平均の周波数に対応する周波
数成分を前記第二の周波数成分とした。
【0014】また、本発明の生体信号検出装置は、前記
第一の選択手段は前記呼吸周波数群に分類された周波数
成分の加重平均の周波数を算出する第一の周波数加重平
均化手段で構成し、前記第二の選択手段は前記心拍動周
波数群に分類された周波数成分の加重平均の周波数を算
出する第二の周波数加重平均化手段で構成し、前記第一
の周波数加重平均化手段によって算出された加重平均周
波数に対応する周波数成分を前記第一の周波数成分と
し、前記第二の周波数加重平均化手段によって算出され
た加重平均周波数に対応する周波数成分を前記第二の周
波数成分とした。
【0015】また、本発明の生体信号検出装置は、前記
呼吸周波数群に分類された周波数成分あるいは前記心拍
動周波数群に分類された周波数成分を周波数順に並べ換
えると共に呼吸に基づく最高周波数成分と最低周波数成
分あるいは心拍動に基づく最高周波数成分と最低周波数
成分とを選択するソート手段を有し、前記最高周波数成
分の周波数と前記最低周波数成分の周波数との範囲を最
大呼吸数と最小呼吸数の範囲あるいは最大心拍動数と最
小心拍動数の範囲とした。
【0016】また、本発明の生体信号検出装置は、前記
呼吸数及び前記心拍動数の異常を監視する監視手段を備
え、前記監視手段は前回に観測された呼吸数に対して次
回以降に観測された呼吸数が所定の範囲以上に変化した
ときまたは前回に観測された心拍動数に対して次回以降
に観測された心拍動数が所定の範囲以上に変化したとき
に異常を報知するための異常検出信号を出力するように
した。
【0017】また、本発明の生体信号検出装置は、前記
所定の範囲を前記前回の呼吸数及び前記前回の心拍動数
の1/L倍乃至L倍の範囲とした。但し、Lは1.5以
上3.0以下とする。
【0018】また、本発明の生体信号検出装置は、前記
呼吸数または前記心拍動数が前記所定の範囲以上に変化
した回数が所定の回数を越えたときに前記異常検出信号
を出力するようにした。
【0019】また、本発明の生体信号検出装置は、前記
監視手段は前記呼吸数または前記心拍動数が前記所定の
範囲以上に変化した回数を計数するカウンタと前記所定
の回数を設定する異常回数設定手段とを有し、前記異常
回数設定手段によって前記所定の回数を設定するように
した。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に本発明の生体信号検出装置
を図面に従って説明する。ここで、図1は本発明の生体
信号検出装置の基本構成図、図2は本発明の生体信号検
出装置の第一の実施の形態を示すブロック構成図、図3
は図2に示す生体信号検出装置の動作を説明するフロー
チャート、図4は生体信号の波形の一例を示す図、図5
は周波数成分に変換された生体信号の波形の一例を示す
図、図6は本発明の生体信号検出装置の第二の実施の形
態を示すブロック構成図、図7は図6に示す生体信号検
出装置の動作を説明するフローチャート、図8は本発明
の生体信号検出装置の第三の実施の形態を示すブロック
構成図、図9は図8に示す生体信号検出装置の動作を説
明するフローチャート、図10および図11は本発明の
生体信号検出装置における第一及び第二の選択手段の他
の構成図、図12は本発明の生体信号検出装置における
ソート手段の構成図、図13は本発明の生体信号検出装
置に使用する監視手段の構成図、図14は本発明の生体
信号検出装置に使用する監視手段の他の構成図である。
【0021】先ず、図1において、磁気インピーダンス
効果素子を利用した磁気センサなどの生体信号検出部
(以下、センサという)1は被測定者に当設しており、
被測定者の呼吸や心拍の微動に伴う微少レベルの生体信
号である電気信号が検出される。検出された電気信号は
電気信号処理部2で処理される。電気信号処理部2は、
電気信号に含まれる直流分をキャンセルするためのオフ
セット調整回路3と、電気信号を増幅する増幅器(AM
P)4と、商用電源の周波数をカットするローパスフィ
ルタ(LPF)5と、0.01秒のサンプリング周期で
電気信号をデジタル変換するA/D(アナログ/デジタ
ル)変換器6と、入力されたデジタル信号を周波数分析
してそれに含まれる周波数成分を81.92秒の観測期
間毎に出力するための高速のフーリエ変換手段を備えた
デジタル信号処理回路(以下DSPという)7と、上記
オフセット調整回路3乃至DSP7の動作を制御すると
共に、DSP7から出力される周波数成分を処理する制
御用マイクロコンピュータ(以下マイコンという)8
と、インターフェイス回路9とを有し、これらは図1に
示されるように互いに接続されている。
【0022】そして、DSP7で変換された周波数成分
はマイコン8で処理され、呼吸数および心拍動数を示す
データとしてマイコン8から出力され、インターフェイ
ス回路9を介して図示しない表示装置等に入力されるよ
うになっている。
【0023】図2は、DSP7によって構成された高速
のフーリエ変換手段(以下、FFTと略す)7aら出力
される複数の周波数成分をマイコン8内で処理する機能
部を含めて示したブロック構成図である。マイコン8内
には複数の周波数成分を処理して分類する分類手段8a
と、分類された周波数成分から呼吸に基づく第一の周波
数成分を選択する第一の選択手段8bと、分類された周
波数成分から心拍動に基づく第二の周波数成分を選択す
る第二の選択手段8cとがプログラムによって構成され
ている。なお、これらの分類手段8aと第一の選択手段
8bと第二の選択手段8cとを電気回路によって構成し
てもよいことはもちろんである。
【0024】さらに、分類手段8aの中には複数の周波
数成分のレベルの平均値を算出する平均レベル算出手段
8a1と、周波数成分の各レベルと平均値とを比較して
平均値以上のレベルを有する周波数成分を選択するレベ
ル比較手段8a2と、選択された周波数成分の中から最
大レベルを有する周波数成分を選択する最大レベル選択
手段8a3と、最大レベルの周波数成分の周波数を1/
N倍する1/N倍手段8a4と、同様に、N倍するN倍
手段8a5と、1/N倍された周波数以下の周波数を有
する周波数成分を選択する第一の周波数比較手段8a6
と、1/N倍された周波数以上で且つN倍された周波数
以下の周波数を有する周波数成分を選択する第二の周波
数比較手段8a7と、N倍された周波数以上の周波数を
有する周波数成分を選択する第三の周波数比較手段8a
8とがプログラムによって構成されている。
【0025】以下、図3を併用して動作を説明する。先
ず、図3に示すように、A/D変換器6に入力された電
気信号は、ステップ1(以下S1の如く記す)に示す所
定時間(即ちサンプリング周期である0.01秒)経過
毎に、デジタル変換の処理がなされ(S2)、デジタル
信号がFFT7aに入力される。FFT7aは、同じ周
期(0.01秒)で所定の観測時間81.92秒(=8
192回×0.01秒)でフーリエ変換を繰り返すと共
に、周波数成分を出力する(S3)。従って、A/D変
換器6は、図4に示すように、FFT7aが有効な周波
数成分を出力するまでの81.92秒の間に、8,19
2ポイントのサンプリングを行う。
【0026】図5は、FFT7aから出力される周波数
成分の波形(フーリエ変換の結果の波形)であり、最高
でおよそ2.7Hzの周波数成分まで出力するようにな
っており、また、周波数の分解能はおよそ0.012H
z(=1/81.92)に設定されている。なお、図5
の波形はデスプレイ上に表すことも可能であり、表示装
置によって表示出力することも出来る。図5の波形から
明らかなように、およそ、20拍/分(0.3Hz)付
近の周波数成分(図5のA部)と60拍/分(1Hz)
付近の周波数成分(図5のB部)の振幅(レベル)が際
だって大きくなっているが、これらは、それぞれ呼吸と
心拍動によるものと判定出来る。しかし、この段階では
周波数成分の揺らぎのためにレベルの大きな周波数成分
がA部、B部に複数存在するので、正確な呼吸数、心拍
動数を特定できない。そして、FFT7aから出力され
る複数の周波数成分が平均レベル算出手段8a1とレベ
ル比較手段8a2とに入力される。平均レベル算出手段
8a1は入力された複数の周波数成分のレベルの平均値
を算出して(S4)これを基準レベル(Lth)として
レベル比較手段8a2にセットする(S5)。
【0027】そして、レベル比較手段8a2では、先
ず、周波数成分のうち周波数が最低の周波数成分がセッ
ト(入力)されて(S6)そのレベルが基準レベル(L
th)と比較され(S7)、基準レベル(Lth)より
も小さくなければ(即ち、大きければ)その周波数がマ
イコン8内のメモリ(図示せず)に保存される(S
8)。そして、比較する周波数成分が残っていれば(S
9)次に周波数が高い周波数成分が順次比較され(S1
0)、同様に処理される。 そして、すべての周波数成
分について比較が完了すると、レベル比較手段8a2
基準レベル(Lth)よりも大きなレベルを有する周波
数成分のみを最大レベル選択手段8a3と第一の周波数
比較手段8a6と第二の周波数比較手段8a7と第三の周
波数比較手段8a8とに入力する。その理由は、以後の
処理を簡単にするためである。最大レベル選択手段8a
3はレベルが最大の周波数成分一つを選択する(S1
1)と共に、1/N倍手段8a4と第一のN倍手段8a5
とに入力する。ここで、Nは呼吸数と心拍動数とを確実
に分離できるように設定され、両者の比がおよそ2乃至
9の範囲に入ることからそれらの平方根の値である1.
5乃至3.0とした。
【0028】1/N倍手段8a4ではレベルが最大の周
波数成分の周波数が1/N倍され、その値が第一の基準
周波数(Fth1)として第一の周波数比較手段8a6
第二の周波数比較手段8a7とにセット(入力)される
(S11)。また、第一のN倍手段8a5ではレベルが
最大の周波数成分の周波数がN倍され、その値が第二の
基準周波数(Fth2)として第二の周波数比較手段8
7と第三の周波数比較手段8a8とにセット(入力)さ
れる(S11)。
【0029】そして、第一の周波数比較手段8a6、第
二の周波数比較手段8a7、第三の周波数比較手段8a8
では、レベル比較手段8a2から出力される周波数成分
の周波数が第一および第二の基準周波数Fth1、Ft
2と比較され、第一の準周波数Fth1より周波数が低
い第一の周波数群と、第一の基準周波数Fth1よりも
周波数が高く第二の基準周波数Fth2よりも周波数が
低い第二の周波数群と、第二の基準周波数Fth2より
も周波数が高い第三の周波数群とに分離され、第一の周
波数群は第一の周波数比較手段8a6、第二の周波数群
は第二の周波数比較手段8a7、第三の周波数群は第三
の周波数比較手段8a8からそれぞれ出力される(S1
2〜S19)。
【0030】そして、マイコン8内では、先ず、第一の
周波数群の中に周波数成分が存在しているかが判別され
(S29)、存在していれば、呼吸数が心拍動数よりも
周波数が低いことから、第一の周波数群を呼吸周波数群
とし(S21)、第二の周波数群を心拍動周波数群とし
て(S22)マイコン8内のメモリに保存する。一方、
第一の周波数群の中に周波数成分が存在していなけれ
ば、第二の周波数群を呼吸周波数群とし(S23)、第
三の周波数群を心拍動周波数群として(S24)メモリ
に保存保存する。
【0031】メモリに保存された呼吸周波数群は第一の
選択手段8bを構成する第一の最大値選択手段8b1
入力され、心拍動周波数群は第二の選択手段8cを構成
する第二の最大値選択手段8c1に入力される。第一の
最大値選択手段8b1は、呼吸周波数群の中から最大の
レベルを有する周波数成分を呼吸に基づく第一の周波数
成分として取り出し、その周波数から呼吸数を計算して
(S25)図示しない表示装置あるいは印字装置に出力
し(S26)、次いで、第二の最大値選択手段8c1
心拍動周波数群の中から最大レベルを有する周波数成分
を心拍動に基づく第二の周波数成分として取り出し、そ
の周波数から心拍動数を計算して(S27)同様に表示
装置等に出力する(S28)。
【0032】次に、図6、図7を参照して第二の実施の
形態を説明する。図6において、センサ1、増幅器4、
ローパスフィルタ5、A/D変換器6、FFT7a、平
均レベル算出手段8a1、レベル比較手段8a2までの構
成は図2と同じであり、また、図7のS10までのステ
ップは図3と同じであるので説明は省略する。また、図
6において、分類手段8aには、最低周波数選択手段8
9、第二のN倍手段8a10、第四の周波数比較手段8
11、第五の周波数比較手段8a12がプログラムによっ
て構成されている。
【0033】レベル比較手段8a2は基準レベル(Lt
h)よりも大きなレベルを有する周波数成分のみを最低
周波数選択手段8a9と第四の周波数比較手段8a11
第五の周波数比較手段8a12とに入力する。最低周波数
選択手段8a9は周波数が最低の周波数成分(最低周波
数成分という)一つを選択して第二のN倍手段8a10
入力する。ここで、Nは呼吸数と心拍動数とを確実に分
離できるように設定され、両者の比がおよそ2乃至9の
範囲に入ることからそれらの平方根の値である1.5乃
至3.0とした。
【0034】第二のN倍手段8a10では最低周波数成分
の周波数をN倍すると共にN倍された周波数の値を第三
の基準周波数(Fth3)として第四の周波数比較手段
8a1 1と第五の周波数比較手段8a12とにセット(入
力)する(S29)。
【0035】そして、第四の周波数比較手段8a11、第
五の周波数比較手段8a12においては、レベル比較手段
8a2から出力される周波数成分の周波数が第三の基準
周波数Fth3と比較され、第三の基準周波数Fth3
り周波数が低い周波数成分が呼吸周波数群として第四の
周波数比較手段8a11から出力され、第三の基準周波数
Fth3よりも周波数が高い周波数成分が心拍動周波数
群として第五の周波数比較手段8a12から出力され、そ
れぞれメモリにセット(保存)される(S30〜S3
5)。
【0036】メモリに保存された呼吸周波数群の周波数
成分は第一の最大値選択手段8bに、また、心拍動周波
数群の周波数成分は第二の最大値選択手段8cにそれぞ
れ入力され、第一の最大値選択手段8bは、呼吸周波数
群の中から最大のレベルを有する周波数成分を第一の周
波数成分として取り出し、その周波数から呼吸数を計算
して(S36)図示しない表示装置あるいは印字装置に
出力し(S37)、次いで、第二の最大値選択手段8c
が心拍動周波数群の中から最大レベルを有する周波数成
分を第二の周波数成分として取り出し、その周波数から
心拍動数を計算して(S38)同様に表示装置等に出力
する(S39)。
【0037】次に、図8、図9を参照して第三の実施の
形態を説明する。図8においても、センサ1、増幅器
4、ローパスフィルタ5、A/D変換器6、FFT7
a、平均レベル算出手段8a1、レベル比較手段8a2
での構成は図2と同じであり、また、図9のS10まで
のステップは図3と同じであるので説明は省略する。ま
た、マイコン8内には周波数が隣り合う周波数成分同士
の周波数差を算出する周波数差算出手段8a13、周波数
差が最大となる二つの周波数成分を選択する最大周波数
差選択手段8a14、上記の二つの周波数成分の周波数の
平均値を算出する平均周波数算出手段8a15、第六の周
波数比較手段8a16、第七の周波数比較手段8a17がプ
ログラムによって構成されている。
【0038】そして、レベル比較手段8a2は基準レベ
ル(Lth)よりも大きなレベルを有する周波数成分の
みを周波数差算出手段8a13と第六の周波数比較手段8
16と第七の周波数比較手段8a17とに入力する。周波
数差算出手段8a13は、周波数が隣り合った周波数成分
の周波数差を算出してメモリに保存する(S40)。最
大周波数差選択手段8a14は周波数差が最大となる二つ
の周波数成分を選択して平均周波数算出手段8a15に入
力する。平均周波数算出手段8a15は二つの周波数成分
の周波数の平均を算出し、算出された平均周波数を第四
の基準周波数(Fth4)として第六の周波数比較手段
8a16および第七の周波数比較手段8a1 7にセット(入
力)する(S41)。
【0039】そして、第六の周波数比較手段8a16、第
七の周波数比較手段8a17においては、レベル比較手段
8a2から出力される周波数成分の周波数が第四の基準
周波数Fth4と比較され、第四の基準周波数Fth4
り周波数が低い周波数成分が呼吸周波数群として第六の
周波数比較手段8a16から出力され、第四の準周波数F
th4よりも周波数が高い周波数成分が心拍動周波数群
として第七の周波数比較手段8a17から出力され、それ
ぞれメモリに保存される(S42〜S47)。
【0040】メモリにセットされた呼吸周波数群の周波
数成分は第一の最大値選択手段8b1に、また、心拍動
周波数群の周波数成分は第二の最大値選択手段8c1
それぞれ入力され、第一の最大値選択手段8b1は、呼
吸周波数群の周波数成分の中から最大のレベルを有する
周波数成分を第一の周波数成分として取り出し、その周
波数から呼吸数を計算して(S48)図示しない表示装
置あるいは印字装置に出力し(S49)、次いで、第二
の最大値選択手段8c1は心拍動周波数群の周波数成分
の中から最大レベルを有する周波数成分を第二の周波数
成分として取り出し、その周波数から心拍動数を計算し
て(S50)同様に表示装置等に出力する(S51)。
【0041】次に、第一及び第二の選択手段8b、8c
の他の構成例について説明する。図1乃至図3では、第
一の選択手段8bおよび第二の選択手段8cとしてそれ
ぞれ第一の最大値選択手段8b1および第二の最大値選
択手段8c1を使用したが、これらは互いに同一構成を
有している。これらの代わりに図10に示すような同一
構成の第一及び第二の周波数平均化手段8b2、8c2
使用してもよい。周波数平均化手段8b2,8c2は第一
乃至第七の周波数比較手段8a6、8a7、8a8、8a
11、8a12、8a16、8a17から出力される呼吸周波数
群あるいは心拍動周波数群に含まれる周波数成分の平均
周波数を算出すると共にその平均周波数を第一または第
二の周波数成分の周波数と見なして出力するものであ
る。従って、第一及び第二の最大値選択手段8b1、8
1での最大のレベルによる第一及び第二の周波数成分
の選択ができないような場合には、上記の周波数平均化
手段8b2,8c2を使用すると効果的である。
【0042】同様に、第一の選択手段8bおよび第二の
選択手段8cとして図10に示すような同一構成の第一
及び第二の周波数加重平均化手段8b3、8c3を使用し
てもよい。第一及び第二の周波数加重平均化手段8
3、8c3は第一乃至第七の周波数比較手段8a6、8
7、8a8、8a11、8a12、8a16、8a17から出力
される呼吸周波数群あるいは心拍動周波数群に含まれる
周波数成分の加重平均周波数を算出すると共にその加重
平均周波数を第一または第二の周波数成分の周波数と見
なして出力するものである。この場合においても、第一
及び第二の最大値選択手段8b1、8c1での最大のレベ
ルによる第一及び第二の周波数成分の選択ができないよ
うな場合には、上記の周波数加重平均化手段8b2,8
2を使用すると効果的である。
【0043】上記に説明した第一及び第二の選択手段8
b、8cは第一の周波数成分及び第二の周波数成分を選
択してその周波数、即ち呼吸数、心拍動数を出力するも
のであるが、被測定者の寝返りなどの大きな動きによっ
て呼吸数や心拍動数に乱れや揺らぎが生じて正確に観測
できない場合がある。そのような場合には、図12に示
すようなソート手段8dを第一の選択手段8bあるいは
第二の選択手段8cの一方または双方に並列に接続して
呼吸数や心拍動数の変化の範囲を示すことが効果的であ
る。ソート手段8dもマイコン8のプログラムによって
構成される。
【0044】ソート手段8dは、呼吸周波数群あるいは
心拍動周波数群に含まれる周波数成分を周波数順に並べ
換えて最高周波数の周波数成分と最低周波数の周波数成
分とを選択し、その周波数範囲を最大呼吸数と最小呼吸
数の範囲あるいは最大心拍動数と最小心拍動数の範囲と
するものである。
【0045】ところで、被測定者の容態の急変による呼
吸数や心拍動数の変化を素早くキャッチすることが重要
であるが、そのための手段として図13に示す監視手段
8eが用いられる。監視手段8eはマイコン8のプログ
ラムで構成され、メモリ8e1、L倍手段8e2、1/L
倍手段8e3、第一の判定手段8e4、カウンタ8e5
第二の判定手段8e6、異常回数設定手段8e7を有して
いる。
【0046】第一の選択手段8bから出力される呼吸数
あるいは第二の選択手段8cから出力される心拍動数
は、先ずメモリ8e1に保存されると共に第一の判定手
段8e4に入力される。L倍手段8e2はメモリ8e1
保存されている呼吸数あるいは心拍動数をL倍して一方
の基準値として第一の判定手段8e4に入力し、同様
に、1/L倍手段8e3はメモリ8e1に保存されている
呼吸数あるいは心拍動数を1/L倍して他方の基準値と
して第一の判定手段8e4に入力する。ここで、Lの値
は、呼吸数や心拍動数の変化が異常に変化したと判断さ
れる範囲を示し、この数値が大きいほどラフな判断とな
り、小さいほどシビアな判断となる。通常は1.5乃至
3.0に設定される。
【0047】そして、次回以降に入力される呼吸数や心
拍動数が第一の判定手段8e4によって最初の呼吸数や
心拍動数の1/L倍乃至L倍の所定の範囲内に入ってい
るかどうかが判定される。ここで、所定の範囲内に入っ
ていれば順次メモリ8e1内の最初のデータ(呼吸数、
心拍動数のデータ)を更新すると共にカウンタ8e5
リセットする。また、次回以降に入力される呼吸数や心
拍動数が上記の範囲内に入っていなければその回数Cが
異常観測の回数としてカウンタ8e5によってカウント
される。
【0048】カウンタ8e5によってカウントされた回
数Cは第二の判定手段8e6に入力されるが、第二の判
定手段8e6には異常回数設定手段8e7によって設定さ
れた異常観測回数の許容上限回数値Mが入力されてい
る。その結果、C>Mとなった場合には第二の判定手段
8e6が異常を報知するための異常検出信号を出力す
る。このとき、同時に警告音を発したり、警告灯の点
灯、点滅をし、あるいは電話回線を通して異常検出信号
を特定の監視場所に送るようにすれば確実の異常観測を
通知できる。
【0049】図14は監視手段8eの他の構成例を示
し、メモリ8e8、平均値手段8e9、L倍手段8e2
1/L倍手段8e3、第一の判定手段8e4、正常時選択
手段8e10、シフトレジスタ8e11、加算手段8e12
第二の判定手段8e6、異常回数設定手段8e7を有し、
これらはプログラムによって構成される。メモリ8e8
は例えばk個のメモリが直列に接続されて構成されてい
る。また、シフトレジスタは例えばM2桁を有してい
る。
【0050】第一の選択手段8bから出力される呼吸数
あるいは第二の選択手段8cから出力される心拍動数
は、先ずメモリ8d8に順次k個まで保存されると共に
第一の判定手段8e4に入力される。平均値手段8e9
メモリ8e8に保存されたk個の呼吸数あるいは心拍動
数の平均値を算出する。そして、L倍手段8e2がその
平均値をL倍して一方の基準値として第一の判定手段8
4に入力し、同様に、1/L倍手段8e3は平均値を1
/L倍して他方の基準値として第一の判定手段8e4
入力する。ここで、Lの値は、同様の理由によって1.
5程度に設定される。
【0051】そして、k+1回以降に入力される呼吸数
や心拍動数が第一の判定手段8e4によって平均値の呼
吸数や心拍動数の1/L倍乃至L倍の所定の範囲内に入
っているかどうかが判定される。ここで、所定の範囲内
に入っていれば第一の判定手段8e4は1を出力し、こ
れによって正常時選択手段8e10は順次メモリ8e8
の最初のデータ(呼吸数、心拍動数のデータ)を更新す
る。また、第一の判定手段8e4は、呼吸数、心拍動数
が所定の範囲内に入っていなければ0を出力する。1ま
たは0のデータはM2個までシフトレジスタ8e11に入
力される。
【0052】加算手段8e12はシフトレジスタ8e11
入力されている0のデータの数S(即ち所定の範囲内に
入らなかった回数)を計算して第二の判定手段8e6
入力する。第二の判定手段8e6には異常回数設定手段
8e7によって設定された異常観測回数の許容上限回数
値Mが入力されている。その結果、S>Mとなった場合
には第二の判定手段8e6が異常を報知するための異常
検出信号を出力する。このとき、同時に警告音を発した
り、警告灯の点灯、点滅をし、あるいは電話回線を通し
て異常検出信号を特定の監視場所に送るようにすれば確
実の異常観測を通知できる。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明の生体信号検出装
置は、生体信号をフーリエ変換して得た周波数成分を周
波数が低い呼吸周波数群または周波数が高い心拍動周波
数群のいずれかに分類する分類手段と、呼吸周波数群の
周波数成分の中から呼吸に基づく第一の周波数成分を選
択すると共にその周波数を出力する第一の選択手段と、
心拍動周波数群の周波数成分の中から心拍動に基づく第
二の周波数成分を選択すると共にその周波数を出力する
第二の選択手段とを備え、第一の周波数成分の周波数を
呼吸数とし、第二の周波数成分の周波数を心拍動数とし
たので、被測定者の寝返り等による生体信号の揺らぎに
よって周波数成分中のピーク周波数が分散しているよう
な場合でも正しい呼吸数と心拍動数とを検出できる。
【0054】また、本発明の生体信号検出装置は、Nを
1.5以上3.0以下として、最大レベルの周波数成分
を選択する最大レベル選択手段と、最大レベルの周波数
成分の周波数を1/N倍する1/N倍手段と、最大レベ
ルの周波数成分の周波数をN倍するN倍手段と、1/N
倍された周波数以下の周波数成分を選択する第一の周波
数比較手段と、1/N倍された周波数以上で且つN倍さ
れた周波数以下の周波数成分を選択する第二の周波数比
較手段と、N倍された周波数以上の周波数成分を選択す
る第三の周波数比較手段とを有し、1/N倍された周波
数以下の周波数成分または1/N倍された周波数以上で
且つN倍された周波数以下の周波数成分を呼吸周波数群
に分類し、1/N倍された周波数以上で且つN倍された
周波数以下の周波数成分またはN倍された周波数以上の
周波数成分を心拍動周波数群に分類したので、周波数成
分中のピーク周波数の分散が大きくなっても正しい呼吸
数と心拍動数とを検出できる。
【0055】また、本発明の生体信号検出装置は、複数
の周波数成分のうちで所定のレベル以上の周波数成分の
うちから最大レベルの周波数成分を選択したので、第一
乃至第三の周波数比較手段にいて比較する周波数成分の
数が少なくなって簡単に選択できる。
【0056】また、本発明の生体信号検出装置は、Nを
1.5以上3.0以下とし、所定のレベル以上の周波数
成分のうちで最低周波数の周波数成分を選択する最低周
波数選択手段と、最低周波数の周波数成分の周波数をN
倍するN倍手段と、所定のレベル以上の周波数成分のう
ちでN倍された周波数以下の周波数成分を選択する第四
の周波数比較手段と、所定のレベル以上の周波数成分の
うちでN倍された周波数以上の周波数成分を選択する第
五の周波数比較手段とを有し、N倍された周波数以下の
周波数成分を呼吸周波数群に分類し、N倍された周波数
以上の周波数成分を心拍動周波数群に分類したので、呼
吸数と心拍動数との検出が簡単な構成で可能となる。
【0057】また、本発明の生体信号検出装置は、所定
のレベル以上の周波数成分のうちで周波数が隣り合う周
波数成分同士の周波数差を算出する周波数差算出手段
と、最大の周波数差となる二つの周波数成分を選択する
最大周波数差選択手段と、二つの周波数成分の周波数の
平均値を算出する平均周波数算出手段と、所定のレベル
以上の周波数成分のうちで平均の周波数以下の周波数成
分を選択する第六の周波数比較手段と、所定のレベル以
上の周波数成分のうちで平均の周波数以上の周波数成分
を選択する第七の周波数比較手段とを有し、平均の周波
数以下の周波数成分を呼吸周波数群に分類し、平均の周
波数以上の周波数成分を心拍動周波数群に分類したの
で、呼吸数と心拍動数とが大きく変動しても両者を確実
に分離できる。
【0058】また、本発明の生体信号検出装置は、複数
の周波数成分のレベルの平均値を算出する平均レベル算
出手段と、周波数成分の各レベルと平均値とを比較して
平均値以上のレベルの周波数成分を選択するレベル比較
手段とを有し、平均値を所定のレベルとしたことで、レ
ベルの低い大部分の周波数成分は第一乃至第七の周波数
比較手段での比較対象から除外されるので、呼吸周波数
群と心拍動周波数群とへの分類が簡単になる。
【0059】また、本発明の生体信号検出装置は、第一
の選択手段は呼吸周波数群の周波数成分のうちからレベ
ルが最大の周波数成分を選択する第一の最大値選択手段
で構成し、第二の選択手段は前記心拍動周波数群の周波
数成分のうちからレベルが最大の周波数成分を選択する
第二の最大値選択手段で構成し、第一の最大値選択手段
によって選択されたレベルが最大の周波数成分を第一の
周波数成分とし、第二の最大値選択手段によって選択さ
れたレベルが最大の周波数成分を第二の周波数成分とし
たので、ピークレベルの大小のみを比較して簡単に選択
できる。
【0060】また、本発明の生体信号検出装置は、第一
の選択手段は呼吸周波数群の周波数成分の平均の周波数
を算出する第一の周波数平均化手段で構成し、第二の選
択手段は心拍動周波数群の周波数成分の平均の周波数を
算出する第二の周波数平均化手段で構成し、第一の周波
数平均化手段によって算出された平均の周波数に対応す
る周波数成分を第一の周波数成分とし、第二の周波数平
均化手段によって算出された平均の周波数に対応する周
波数成分を第二の周波数成分としたので、同じ程度のピ
ークの周波数が複数存在しても平均的で妥当性のある呼
吸数と心拍動数とを検出できる。
【0061】また、本発明の生体信号検出装置は、第一
の選択手段は呼吸周波数群の分類された周波数成分の加
重平均の周波数を算出する第一の周波数加重平均化手段
で構成し、第二の選択手段は心拍動周波数群の周波数成
分の加重平均の周波数を算出する第二の周波数加重平均
化手段で構成し、第一の周波数加重平均化手段によって
算出された加重平均周波数に対応する周波数成分を第一
の周波数成分とし、第二の周波数加重平均化手段によっ
て算出された加重平均周波数に対応する周波数成分を第
二の周波数成分としたので、同じ程度のピークを有する
周波数成分が広く分布しても平均的で妥当性のある呼吸
数と心拍動数とを検出できる
【0062】また、本発明の生体信号検出装置は、呼吸
周波数群の周波数成分あるいは心拍動周波数群の周波数
成分を周波数順に並べ換えると共に呼吸に基づく最高周
波数成分と最低周波数成分あるいは心拍動に基づく最高
周波数成分と最低周波数成分とを選択するソート手段を
有し、最高周波数成分の周波数と最低周波数成分の周波
数との範囲を最大呼吸数と最小呼吸数の範囲あるいは最
大心拍動数と最小心拍動数の範囲としたので、呼吸数、
心拍動数が大きく変化するような場合でも第一乃至第二
の選択手段による呼吸数あるいは心拍動数の検出とは別
にその変化の範囲を把握できる。
【0063】また、本発明の生体信号検出装置は、呼吸
数及び心拍動数の異常を監視する監視手段を備え、監視
手段は前回に観測された呼吸数に対して次回以降に観測
された呼吸数が所定の範囲以上に変化したときまたは前
回に観測された心拍動数に対して次回以降に観測された
心拍動数が所定の範囲以上に変化したときに異常を報知
するための異常検出信号を出力するようにしたので、被
測定者の容態の急変等による呼吸数や心拍動数の変化を
素早くキャッチできる。
【0064】また、本発明の生体信号検出装置は、Lを
1.5以上3.0以下とし、所定の範囲を前回の呼吸数
及び前回の心拍動数の1/L倍乃至L倍の範囲としたの
で、異常と思われる変化の範囲を妥当なものとすること
ができる。
【0065】また、本発明の生体信号検出装置は、呼吸
数または心拍動数が所定の範囲以上に変化した回数が所
定の回数を越えたときに異常検出信号を出力するように
したので、一時的で突発的な異常状態を除外して確実性
のある異常状態を検出できる。
【0066】また、本発明の生体信号検出装置は、監視
手段は呼吸数または心拍動数が所定の範囲以上に変化し
た回数を計数するカウンタと所定の回数を設定する回数
設定手段とを有し、異常回数設定手段によって所定の回
数を設定するようにしたので、被測定者の病状等に対応
して適切な回数を設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生体信号検出装置の基本構成図であ
る。
【図2】本発明の生体信号検出装置の第一の実施の形態
を示すブロック構成図である。
【図3】図2に示す生体信号検出装置の動作を説明する
フローチャートである。
【図4】本発明の生体信号検出装置における生体信号の
波形の一例を示す図である。
【図5】本発明の生体信号検出装置における高速フーリ
エ変換器によって周波数成分に変換された生体信号の波
形の一例を示す図である。
【図6】本発明の生体信号検出装置の第二の実施の形態
を示すブロック構成図である。
【図7】図6に示す生体信号検出装置の動作を説明する
フローチャートである。
【図8】本発明の生体信号検出装置の第三の実施の形態
を示すブロック構成図である。
【図9】図8に示す生体信号検出装置の動作を説明する
フローチャートである。
【図10】本発明の生体信号検出装置における第一及び
第二の選択手段の他の構成図である。
【図11】本発明の生体信号検出装置における第一及び
第二の選択手段の他の構成図である。
【図12】本発明の生体信号検出装置におけるソート手
段の構成図である。
【図13】本発明の生体信号検出装置に使用する監視手
段の構成図である。
【図14】本発明の生体信号検出装置に使用する監視手
段の他の構成図である。
【図15】従来の生体信号検出装置のブロック構成図で
ある。
【符号の説明】
1 センサ(生体信号検出部) 2 電気信号処理部 3 オフセット調整回路 4 増幅器 5 ローパスフィルタ 6 アナログ・デジタル変換器 7 デジタル信号処理回路 7a フーリエ変換手段 8 マイクロコンピュータ 8a 分類手段 8a1 平均レベル算出手段 8a2 レベル比較手段 8a3 最大レベル選択手段 8a4 1/N倍手段 8a5 第一のN倍手段 8a6 第一の周波数比較手段 8a7 第二の周波数比較手段 8a8 第三の周波数比較手段 8a9 最低周波数選択手段 8a10 第二のN倍手段 8a11 第四の周波数比較手段 8a12 第五の周波数比較手段 8a13 周波数差算出手段 8a14 最大周波数差選択手段 8a15 平均周波数算出手段 8a16 第六の周波数比較手段 8a17 第七の周波数比較手段 8b 第一の選択手段 8b1 第一の最大値選択手段 8b2 第一の周波数平均化手段 8b3 第一の周波数加重平均化手段 8c 第二の選択手段 8c1 第二の最大値選択手段 8c2 第二の周波数平均化手段 8c3 第二の周波数加重平均化手段 8d ソート手段 8e 監視手段 8e1 メモリ 8e2 L倍手段 8e3 1/L倍手段 8e4 第一の判定手段 8e5 カウンタ 8e6 第二の判定手段 8e7 異常回数設定手段 8e8 メモリ 8e9 平均値手段 8e10 正常時選択手段 8e11 シフトレジスタ 8e12 加算手段 9 インターフェイス回路 Lth 基準レベル Fth1 第一の基準周波数 Fth2 第二の基準周波数 Fth3 第三の基準周波数 Fth4 第四の基準周波数

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定者の微動に関連づけられた生体信
    号を出力する生体信号検出部と、前記生体信号をフーリ
    エ変換して複数の周波数成分を出力するフーリエ変換手
    段と、前記複数の周波数成分の各々を周波数の低い呼吸
    周波数群または前記呼吸周波数群よりも周波数が高い心
    拍動周波数群のいずれかに分類する分類手段と、前記呼
    吸周波数群に分類された周波数成分の中から呼吸に基づ
    く第一の周波数成分を選択すると共にその周波数を出力
    する第一の選択手段と、前記心拍動周波数群に分類され
    た周波数成分の中から心拍動に基づく第二の周波数成分
    を選択すると共にその周波数を出力する第二の選択手段
    とを備え、前記第一の周波数成分の周波数を呼吸数と
    し、前記第二の周波数成分の周波数を心拍動数としたこ
    とを特徴とする生体信号検出装置。
  2. 【請求項2】 前記分類手段は前記複数の周波数成分の
    うちで最大レベルの周波数成分を選択する最大レベル選
    択手段と、前記最大レベルの周波数成分の周波数を1/
    N倍する1/N倍手段と、前記最大レベルの周波数成分
    の周波数をN倍するN倍手段と、1/N倍された周波数
    以下の周波数成分を選択する第一の周波数比較手段と、
    1/N倍された周波数以上で且つN倍された周波数以下
    の周波数成分を選択する第二の周波数比較手段と、N倍
    された周波数以上の周波数成分を選択する第三の周波数
    比較手段とを有し、前記1/N倍された周波数以下の周
    波数成分または前記1/N倍された周波数以上で且つ前
    記N倍された周波数以下の周波数成分を前記呼吸周波数
    群に分類し、前記1/N倍された周波数以上で且つ前記
    N倍された周波数以下の周波数成分または前記N倍され
    た周波数以上の周波数成分を前記心拍動周波数群に分類
    したことを特徴とする請求項1記載の生体信号検出装
    置。但し、Nは1.5以上3.0以下とする。
  3. 【請求項3】 前記複数の周波数成分のうちで所定のレ
    ベル以上の周波数成分のうちから前記最大レベルの周波
    数成分を選択したことを特徴とする請求項2記載の生体
    信号検出装置。
  4. 【請求項4】 前記分類手段は所定のレベル以上の周波
    数成分のうちで最低周波数の周波数成分を選択する最低
    周波数選択手段と、前記最低周波数の周波数成分の周波
    数をN倍するN倍手段と、前記所定のレベル以上の周波
    数成分のうちで前記N倍された周波数以下の周波数成分
    を選択する第四の周波数比較手段と、前記所定のレベル
    以上の周波数成分のうちで前記N倍された周波数以上の
    周波数成分を選択する第五の周波数比較手段とを有し、
    前記N倍された周波数以下の周波数成分を前記呼吸周波
    数群に分類し、前記N倍された周波数以上の周波数成分
    を前記心拍動周波数群に分類したことを特徴とする請求
    項1記載の生体信号検出装置。但し、Nは1.5以上
    3.0以下とする。
  5. 【請求項5】 前記分類手段は所定のレベル以上の周波
    数成分のうちで周波数が隣り合う周波数成分同士の周波
    数差を算出する周波数差算出手段と、前記周波数差のう
    ち最大の周波数差となる二つの周波数成分を選択する最
    大周波数差選択手段と、前記二つの周波数成分の周波数
    の平均値を算出する平均周波数算出手段と、前記所定の
    レベル以上の周波数成分のうちで前記平均の周波数以下
    の周波数成分を選択する第六の周波数比較手段と、前記
    所定のレベル以上の周波数成分のうちで前記平均の周波
    数以上の周波数成分を選択する第七の周波数比較手段と
    を有し、前記平均の周波数以下の周波数成分を前記呼吸
    周波数群に分類し、前記平均の周波数以上の周波数成分
    を前記心拍動周波数群に分類したことを特徴とする請求
    項1記載の生体信号検出装置。
  6. 【請求項6】 前記複数の周波数成分のレベルの平均値
    を算出する平均レベル算出手段と、前記周波数成分の各
    レベルと前記平均値とを比較して前記平均値以上のレベ
    ルの周波数成分を選択するレベル比較手段とを有し、前
    記平均値を前記所定のレベルとしたことを特徴とする請
    求項3または4または5記載の生体信号検出装置。
  7. 【請求項7】 前記第一の選択手段は前記呼吸周波数群
    に分類された周波数成分のうちからレベルが最大の周波
    数成分を選択する第一の最大値選択手段で構成し、前記
    第二の選択手段は前記心拍動周波数群に分類された周波
    数成分のうちからレベルが最大の周波数成分を選択する
    第二の最大値選択手段で構成し、前記第一の最大値選択
    手段によって選択された前記レベルが最大の周波数成分
    を前記第一の周波数成分とし、前記第二の最大値選択手
    段によって選択された前記レベルが最大の周波数成分を
    前記第二の周波数成分としたことを特徴とする請求項1
    乃至6のいずれかに記載の生体信号検出装置。
  8. 【請求項8】 前記第一の選択手段は前記呼吸周波数群
    に分類された周波数成分の平均の周波数を算出する第一
    の周波数平均化手段で構成し、前記第二の選択手段は前
    記心拍動周波数群に分類された周波数成分の平均の周波
    数を算出する第二の周波数平均化手段で構成し、前記第
    一の周波数平均化手段によって算出された平均の周波数
    に対応する周波数成分を前記第一の周波数成分とし、前
    記第二の周波数平均化手段によって算出された平均の周
    波数に対応する周波数成分を前記第二の周波数成分とし
    たことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の
    生体信号検出装置。
  9. 【請求項9】 前記第一の選択手段は前記呼吸周波数群
    に分類された周波数成分の加重平均の周波数を算出する
    第一の周波数加重平均化手段で構成し、前記第二の選択
    手段は前記心拍動周波数群に分類された周波数成分の加
    重平均の周波数を算出する第二の周波数加重平均化手段
    で構成し、前記第一の周波数加重平均化手段によって算
    出された加重平均周波数に対応する周波数成分を前記第
    一の周波数成分とし、前記第二の周波数加重平均化手段
    によって算出された加重平均周波数に対応する周波数成
    分を前記第二の周波数成分としたことを特徴とする請求
    項1乃至6のいずれかに記載の生体信号検出装置。
  10. 【請求項10】 前記呼吸周波数群に分類された周波数
    成分あるいは前記心拍動周波数群に分類された周波数成
    分を周波数順に並べ換えると共に呼吸に基づく最高周波
    数成分と最低周波数成分あるいは心拍動に基づく最高周
    波数成分と最低周波数成分とを選択するソート手段を有
    し、前記最高周波数成分の周波数と前記最低周波数成分
    の周波数との範囲を最大呼吸数と最小呼吸数の範囲ある
    いは最大心拍動数と最小心拍動数の範囲としたことを特
    徴とする請求項7または8または9記載の生体信号検出
    装置。
  11. 【請求項11】 前記呼吸数及び前記心拍動数の異常を
    監視する監視手段を備え、前記監視手段は前回に観測さ
    れた呼吸数に対して次回以降に観測された呼吸数が所定
    の範囲以上に変化したときまたは前回に観測された心拍
    動数に対して次回以降に観測された心拍動数が所定の範
    囲以上に変化したときに異常を報知するための異常検出
    信号を出力するようにしたことを特徴とする請求項1乃
    至10のいずれかに記載の生体信号検出装置。
  12. 【請求項12】 前記所定の範囲を前記前回の呼吸数及
    び前記前回の心拍動数の1/L倍乃至L倍の範囲とした
    ことを特徴とする請求項11記載の生体信号検出装置。
    但し、Lは1.5以上3.0以下とする。
  13. 【請求項13】 前記呼吸数または前記心拍動数が前記
    所定の範囲以上に変化した回数が所定の回数を越えたと
    きに前記異常検出信号を出力するようにしたことを特徴
    とする請求項11または12記載の生体信号検出装置。
  14. 【請求項14】 前記監視手段は前記呼吸数または前記
    心拍動数が前記所定の範囲以上に変化した回数を計数す
    るカウンタと前記所定の回数を設定する異常回数設定手
    段とを有し、前記異常回数設定手段によって前記所定の
    回数を設定するようにしたことを特徴とする請求項11
    または12または13記載の生体信号検出装置。
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