JP2019129108A - 光源装置、投写型表示装置、及び、半導体装置 - Google Patents

光源装置、投写型表示装置、及び、半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】直列接続された複数の半導体光源の内のいずれかがオープン故障した際に、他の半導体光源の消灯時間を短くする光源装置を提供する。【解決手段】この光源装置は、(a)直列接続された第1〜第nの半導体光源であって、第iの半導体光源が第iのノードと第(i+1)のノードとの間に接続された第1〜第nの半導体光源と、(b)第1〜第nのスイッチング素子であって、第iのスイッチング素子が第iのノードと第(i+1)のノードとの間に接続された第1〜第nのスイッチング素子と、(c)第1〜第nの検出回路であって、第iの検出回路が第iのノードと第(i+1)のノードとの間の電位差を検出して第iのスイッチング素子を制御し、第1の検出回路の電源電圧が第1のノード及び第3のノードから供給される第1〜第nの検出回路とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体光源を用いた光源装置、及び、そのような光源装置を用いた投写型表示装置に関する。さらに、本発明は、そのような光源装置において用いられるのに適した半導体装置等に関する。
例えば、複数のレーザーダイオードを用いた光源装置においては、それらのレーザーダイオードの明るさを均一にすると共に駆動回路を簡素化するために、それらのレーザーダイオードを直列接続して駆動することが行われている。しかしながら、その場合には、1つのレーザーダイオードがオープン故障すると、他のレーザーダイオードに電流が流れなくなってしまう。
そのような事態を避けるために、レーザーダイオードのオープン故障を検出したときに、そのレーザーダイオードに並列接続されたスイッチング素子をオン状態として、電流をバイパスさせることが行われている。関連する技術として、特許文献1には、複数の半導体光源素子を直列接続して駆動する際に、半導体光源素子の一部が断線故障した場合でも、残りの半導体光源素子の点灯を継続させることができる半導体光源駆動装置が開示されている。
この半導体光源駆動装置は、少なくとも1つの半導体光源素子にスイッチング素子が並列接続された光源モジュールが複数個直列に接続されてなる光源ユニットと、光源ユニットに直流電圧を供給する直流電源部と、光源ユニットに流れる電流を検出する電流検出部と、各光源モジュールのスイッチング素子の導通/非導通を駆動するスイッチング素子駆動部と、記憶部と、制御部とを備えている。
制御部は、電流検出部からの信号に基づいて、断線故障した半導体光源素子を含む光源モジュールを特定し、その特定した光源モジュールを示す情報を記憶部に記憶させる。さらに、制御部は、記憶部に記憶された情報に基づいて、断線故障した半導体光源素子を含む光源モジュールのスイッチング素子を導通させることによって断線故障を解消する。
特開2015−26604号公報
特許文献1によれば、マイクロコンピューターが、電圧検出回路を用いて検出された電圧と、電流検出抵抗に接続された電流検出回路を用いて検出された電流とに基づいて、いずれかの光源モジュールの半導体光源素子が断線故障していると判断する。
マイクロコンピューターは、断線故障が発生したことを検出すると、直流電源の出力電圧を低下させた後に、複数の光源モジュールのスイッチング素子を順次オンさせて、いずれの光源モジュールで半導体光源素子が断線故障しているかを調べなければならず、その期間の少なくとも一部において残りの光源モジュールが消灯してしまう。従って、そのような光源装置を用いた投写型表示装置において、画像を投写できない期間が長くなってしまう。
そこで、上記の点に鑑み、本発明の第1の目的は、直列接続された複数の半導体光源の内のいずれかにおいてオープン故障が発生した際に、他の半導体光源の消灯時間を短くすることができる光源装置を提供することである。また、本発明の第2の目的は、そのような光源装置を用いた投写型表示装置を提供することである。さらに、本発明の第3の目的は、そのような光源装置において用いられるのに適した半導体装置等を提供することである。
以上の課題の少なくとも一部を解決するために、適用例1に係る光源装置は、直列接続された第1の半導体光源〜第nの半導体光源であって(nは2以上の整数)、第iの半導体光源が第iのノードと第(i+1)のノードとの間に接続された第1〜第nの半導体光源と(iは、1以上でn以下の整数の全て)、第1のスイッチング素子〜第nのスイッチング素子であって、第iのスイッチング素子が第iのノードと第(i+1)のノードとの間に接続された第1〜第nのスイッチング素子と、第1の検出回路〜第nの検出回路であって、第iの検出回路が第iのノードと第(i+1)のノードとの間の電位差を検出して第iのスイッチング素子を制御し、第1の検出回路の電源電圧が第1のノード及び第3のノードから供給される第1〜第nの検出回路とを備える。
適用例1によれば、直列接続された複数の半導体光源毎に検出回路が設けられるので、それらの半導体光源の内のいずれかにおいてオープン故障が発生した際に、いずれの半導体光源においてオープン故障が発生したかを順番に検出するよりも速く故障個所を検出することが可能であり、消灯時間を短くすることができる。
一方、第nの検出回路の電源電圧は、第(n−1)のノード及び第(n+1)のノードから供給されるようにしても良い。また、第(n+1)のノードに供給される電位が第1のノードに供給される電位よりも高い場合に、第1のスイッチング素子が、NチャネルMOSトランジスターであり、第nのスイッチング素子が、PチャネルMOSトランジスターであることが好ましい。
あるいは、第(n+1)のノードに供給される電位が第1のノードに供給される電位よりも高い場合に、光源装置が、第(n+1)のノードに供給される電位を昇圧して昇圧電位を第(n+2)のノードに供給する昇圧回路をさらに備え、第nの検出回路の電源電圧が、第nのノード及び第(n+2)のノードから供給され、第1のスイッチング素子及び第nのスイッチング素子が、NチャネルMOSトランジスターであっても良い。
さらに、nが3以上の整数である場合に、第jの検出回路の電源電圧が第jのノード及び第(j+2)のノードから供給され(jは、2以上で(n−1)以下の整数の全て)、第jのスイッチング素子が、NチャネルMOSトランジスターであっても良い。
以上において、第iの検出回路が、第iのノードと第(i+1)のノードとの間の電位差が所定の値を超えたときに検出信号を第1の論理にして保持するようにしても良い。その場合に、光源装置が、第1の検出回路〜第nの検出回路から出力される検出信号のレベルをそれぞれシフトする第1のレベルシフター〜第nのレベルシフターと、第1のレベルシフターから出力される検出信号〜第nのレベルシフターから出力される検出信号に基づいて、第1〜第nの半導体光源のオープン故障に関する情報を出力する制御回路とをさらに備えても良い。
適用例2に係る投写型表示装置は、上記いずれかの光源装置を備える。適用例2によれば、直列接続された複数の半導体光源の内のいずれかにおいてオープン故障が発生した際に、他の半導体光源の消灯時間を短くすることができる光源装置を用いて、投写型表示装置の信頼性を向上させることができる。
適用例3に係る半導体装置は、直列接続された第1の半導体光源〜第nの半導体光源にそれぞれ並列接続される第1の検出回路〜第nの検出回路であって(nは2以上の整数)、第iの検出回路が第iのノードと第(i+1)のノードとの間の電位差を検出し(iは、1以上でn以下の整数の全て)、第1の検出回路の電源電圧が第1のノード及び第3のノードから供給される第1〜第nの検出回路を備える。
適用例3によっても、半導体光源毎に検出回路が設けられるので、いずれの半導体光源においてオープン故障が発生したかを直ちに検出することが可能である。また、第1の検出回路の電源電圧が第1のノード及び第3のノードから供給されるので、第1の半導体光源においてオープン故障が発生した際に、第1の半導体光源に並列接続されたバイパス用のスイッチング素子がオン状態となっても、第1の検出回路が動作を継続することにより、他の半導体光源の消灯時間を短くすることができる。
ここで、半導体装置が、第iのスイッチング素子が第iのノードと第(i+1)のノードとの間に接続されて第iの検出回路によって制御される第1〜第nのスイッチング素子をさらに備えるようにしても良い。
第1の実施形態に係る光源装置の構成例を示す回路図。 図1に示す第1の検出回路の第1の構成例を示す回路図。 図1に示す第1の検出回路の第2の構成例を示す回路図。 第2の実施形態に係る光源装置の構成例を示す回路図。 第3の実施形態に係る投写型表示装置の構成例を示すブロック図。
以下に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、重複する説明を省略する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る光源装置の構成例を示す回路図である。図1に示すように、光源装置240は、半導体装置100と、直列接続された第1〜第nの半導体光源111、112、・・・と、バイパス用の第1〜第nのスイッチング素子QN1、QN2、・・・、QPnと、第1〜第nのキャパシターC1、C2、・・・と、電流検出抵抗R0とを含み、さらに、第1〜第nの抵抗R1、R2、・・・を含んでも良い。
ここで、nは2以上の整数であり、以下においては、一例として、n=4の場合について説明する。その場合に、図1の光源装置240は、直列接続された第1〜第4の半導体光源111、112、113、114と、バイパス用の第1〜第4のスイッチング素子QN1、QN2、QN3、QP4と、第1〜第4のキャパシターC1、C2、C3、C4と、電流検出抵抗R0とを含み、さらに、第1〜第4の抵抗R1、R2、R3、R4を含んでも良い。
第iの半導体光源は、第iのノードNiと第(i+1)のノードN(i+1)との間に接続されている(i=1、2、・・・、n)。第iの半導体光源は、少なくとも1つのレーザーダイオード(LD)又は少なくとも1つの発光ダイオード(LED)等を含み、供給される電流の大きさに応じた明るさで発光する。例えば、第iの半導体光源は、8個のLDで構成され、各々のLDの順方向電圧が4Vである場合に、第iの半導体光源の動作時における最大電圧は32Vとなる。
半導体光源110は、あらゆる材料系を用いることができる。例えば、InGaAlP系、AlGaN系、GaN系、InGaN系、GaAs系、AlGaAs系、InGaAs系、InGaAsP系、InP系、GaP系、AlGaP系、ZnCdSe系等の半導体材料を用いることができる。
第iのスイッチング素子QNi又はQPiは、第iのノードNiと第(i+1)のノードN(i+1)との間に接続されている。図1においては、第1〜第4のスイッチング素子QN1、QN2、QN3、QP4として、NチャネルMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスター及びPチャネルMOSトランジスターが示されている。なお、スイッチング素子としては、MOSトランジスター以外にも、バイポーラトランジスター、IGBT(絶縁ゲートバイポーラトランジスター)、又は、サイリスター等を使用することができる。
第iのキャパシターCiは、第iのノードNiと第(i+1)のノードN(i+1)との間に接続されて、第iのノードNiと第(i+1)のノードN(i+1)との間の電圧を保持する。本実施形態においては、第1のノードN1と第5のノードN5との間に1つのキャパシターを接続する替わりに、第1の半導体光源111〜第4の半導体光源114に第1のキャパシターC1〜第4のキャパシターC4がそれぞれ並列接続されている。
それにより、第1の半導体光源111〜第4の半導体光源114のいずれかにおいてオープン故障が発生して、その半導体光源に並列接続されたバイパス用のスイッチング素子がオン状態となる際に、その半導体光源に並列接続されたキャパシターに蓄積された電荷の放電経路が設けられるので、他の半導体光源に流れるピーク電流を低減して過電流を防止することができる。なお、本願において「オープン故障」とは、半導体光源又はその配線の断線のみならず、半導体光源の実装不良等によって電流経路が遮断されている状態も含む広い概念である。
電流検出抵抗R0は、第1の半導体光源111〜第4の半導体光源114に直列接続されており、例えば、50mΩ〜100mΩ程度の抵抗値を有している。また、第iの抵抗Riは、第iのノードNiと第(i+1)のノードN(i+1)との間に接続されて、第iのノードNiと第(i+1)のノードN(i+1)との内の一方から他方に直流電位を与える。
なお、PWM(パルス幅変調)制御によるデジタル調光において、第1の半導体光源111〜第4の半導体光源114に流れる電流を長期間停止する場合には、第1の抵抗R1〜第4の抵抗R4に電流が流れないようにする複数のスイッチ素子を設けて、第1の検出回路21〜第4の検出回路24の電源電圧を確保する必要がある。あるいは、第1の抵抗R1〜第4の抵抗R4を省略しても良い。第1の抵抗R1〜第4の抵抗R4の各々の抵抗値は、第1の半導体光源111〜第4の半導体光源114の発光時の抵抗値よりも1桁以上大きくなるように設定される。例えば、第1の抵抗R1〜第4の抵抗R4の各々は、500Ω以上の抵抗値を有している。
<半導体装置>
半導体装置100は、電源回路10と、第1の半導体光源111〜第4の半導体光源114に対応して設けられた第1の検出回路21〜第4の検出回路24と、第1のレベルシフター(LS)31〜第4のレベルシフター34と、電流センスアンプ40と、制御回路50とを含み、さらに、クロック信号生成回路60を含んでも良い。
なお、図1に示されている半導体装置100の構成要素の少なくとも一部をディスクリート部品又は外付けのICにしても良い。あるいは、第1〜第4のスイッチング素子、又は、第1の抵抗R1〜第4の抵抗R4等を半導体装置100に内蔵しても良い。それにより、半導体装置100の外付け部品を削減して、光源装置を小型化することができる。
電源回路10は、半導体装置100の外部から電源電位VDD及びVSSが供給されて、第5のノードN5に駆動用の電位VDR又は駆動電流を供給することにより、第1の半導体光源111〜第4の半導体光源114及び電流検出抵抗R0に電流を流す。なお、図1には、電源電位VSSが接地電位(0V)である場合が示されている。
電流センスアンプ40は、電流検出抵抗R0に流れる電流を検出して電流検出信号を出力する。制御回路50は、例えば、デジタル調光又はアナログ調光により、電流検出信号の電圧(平均電圧、又は、所定の期間における電圧)が目標値に近付くように電源回路10を制御する。目標値は、固定値を半導体装置100に内蔵されたROM等の記憶素子に記憶しても良いし、外部のマイクロコンピューター等から設定されても良い。
電源回路10がスイッチング電源回路を含む場合に、スイッチング電源回路は、クロック信号生成回路60によって生成されるクロック信号CLKに同期してスイッチング動作を行う。クロック信号生成回路60は、例えば、CR発振回路等を含み、発振動作を行うことにより、所定の周波数を有するクロック信号CLKを生成する。なお、電源回路10は、半導体装置100の外付け部品としてインダクターや容量を含んでも良い。
CR発振回路の発振周波数は、キャパシターの容量値と抵抗の抵抗値との積である時定数で定まる。その抵抗は、CR発振回路の発振周波数を調整するために、半導体装置100に外付けされても良い。なお、半導体装置100の外部からクロック信号CLKが供給される場合には、クロック信号生成回路60が省略されても良い。
第1の半導体光源111〜第4の半導体光源114は直列接続されているので、1つの半導体光源がオープン故障すると、他の半導体光源に電流が流れなくなってしまう。そこで、第1の半導体光源111〜第4の半導体光源114のオープン故障をそれぞれ検出するために、第1の検出回路21〜第4の検出回路24が設けられている。本実施形態によれば、半導体光源毎に検出回路が設けられるので、いずれの半導体光源においてオープン故障が発生したかを直ちに検出することが可能である。
第iの検出回路は、第iのノードNiと第(i+1)のノードN(i+1)との間の電位差を検出して第iのスイッチング素子を制御する。即ち、第iの半導体光源においてオープン故障が発生して第iのノードNiと第(i+1)のノードN(i+1)との間の電位差が所定の値よりも大きくなると、第iの検出回路は、検出信号を活性化して、オープン故障した第iの半導体光源に並列接続されたバイパス用の第iのスイッチング素子を直ちにオン状態に制御する。ここで、信号を活性化するとは、バイパス用のスイッチング素子をオンする論理を意味する。逆に、信号を非活性化するとは、バイパス用のスイッチング素子をオフする論理を意味する。
その際に、第iの検出回路は、第iのノードNiと第(i+1)のノードN(i+1)との間の電位差が所定の値を超えたときに検出信号を活性化して保持するようにしても良い。それにより、第iのノードNiと第(i+1)のノードN(i+1)との間に接続されたバイパス用の第iのスイッチング素子をオン状態に制御しても、オープン故障の検出結果を保持することができる。
図2は、図1に示す第1の検出回路の第1の構成例を示す回路図である。図2に示すように、第1の検出回路21は、コンパレーター25と、RSフリップフロップ26と、バッファー回路27と、抵抗R11及びR12とを含み、第1のノードN1と第2のノードN2との間の電位差を検出してトランジスターQN1を制御する。第1の検出回路21の電源電圧は、第1のノードN1及び第3のノードN3から供給される。
抵抗R11及びR12は、分圧回路を構成しており、第2のノードN2と第1のノードN1との間の電位差(V2−V1)を分圧して、分圧電圧をコンパレーター25の非反転入力端子に印加する。コンパレーター25は、オフセットを有するコンパレーターであり、図2には、オフセットが、反転入力端子における入力換算電圧ΔV(ΔV>0)として示されている。第1のノードN1の電位V1にオフセットの入力換算電圧ΔVが加えられ、基準電圧V1+ΔVとして用いられる。
コンパレーター25は、抵抗R11及びR12による分圧電圧と基準電圧とを比較して、分圧電圧が基準電圧よりも小さいときに、出力信号をローレベルにし、分圧電圧が基準電圧よりも大きいときに、出力信号をハイレベルにする。あるいは、抵抗R11及びR12を用いずに、第2のノードN2の電位をコンパレーター25の非反転入力端子に直接印加しても良い。オフセットを有するコンパレーターを第1の検出回路21〜第4の検出回路24(図1)において用いる場合には、第1の検出回路21〜第4の検出回路24のコンパレーターに供給される電源電位が異なっていても、均一な基準電圧を容易に生成することができる。
RSフリップフロップ26は、制御回路50(図1)から供給されるリセット信号RESETがローレベルであるときに、コンパレーター25の出力信号の立ち上がりに同期してセットされて出力信号をハイレベルに活性化し、コンパレーター25の出力信号がローレベルであるときに、リセット信号RSTの立ち上がりに同期してリセットされて出力信号をローレベルに非活性化する。リセット信号RESETとしては、例えば、光源装置のパワーオンリセット信号が用いられる。
あるいは、電源回路10(図1)がPWM制御によるデジタル調光を行う場合に、制御回路50は、第1の半導体光源111〜第4の半導体光源114に電流の供給を開始するタイミング又はその直前のタイミングで、リセット信号RESETをハイレベルにしても良い。
それにより、第1の半導体光源111〜第4の半導体光源114に電流が流れていない期間においていずれかの検出回路が半導体光源のオープン故障を誤検出しても、第1の半導体光源111〜第4の半導体光源114に電流の供給を開始するまでに検出結果をリセットすることができる。
RSフリップフロップ26の出力信号は、第1の検出回路21の検出信号DET1として用いられる。バッファー回路27は、検出信号DET1をバッファーして、トランジスターQN1のゲートに印加する。このようにして、第1の検出回路21は、第1のノードN1と第2のノードN2との間の電位差が所定の値を超えたときに検出信号DET1を活性化して保持し、保持された検出信号DET1によってトランジスターQN1をオン状態に制御すると共に、保持された検出信号DET1を第1のレベルシフター31(図1)を介して制御回路50に出力する。
例えば、第1の半導体光源111(図1)においてオープン故障が発生して第1のノードN1と第2のノードN2との間の電位差が所定の値よりも大きくなると、第1の検出回路21が、オープン故障した第1の半導体光源111に並列接続されたバイパス用の第1のスイッチング素子を直ちにオン状態に制御することにより、第1のノードN1と第2のノードN2との間の電位差(V2−V1)がゼロに近付く。
ここで、第1の検出回路21の電源電圧が第1のノードN1及び第2のノードN2から供給される場合には、第1の検出回路21の電源電圧もゼロに近付いて第1の検出回路21が動作を停止してしまうが、本実施形態によれば、第1の検出回路21の電源電圧が第1のノードN1及び第3のノードN3から供給されるので、第1の検出回路21が動作を継続することにより、他の半導体光源の消灯時間を短くすると共に、バイパス用の第1のスイッチング素子をオンにした後もオープン故障の発生を表す信号を出力することができる。
図3は、図1に示す第1の検出回路の第2の構成例を示す回路図である。第2の構成例においては、図2に示す第1の構成例に対して、抵抗R21及びR22が追加され、オフセットを有するコンパレーター25の替わりに通常のコンパレーター28が用いられる。抵抗R21及びR22は、分圧回路を構成しており、第1のノードN1と第3のノードN3との間の電位差(V3−V1)を分圧して基準電圧を生成し、基準電圧をコンパレーター28の反転入力端子に供給する。
第1のノードN1と第2のノードN2とが短絡されて第1のノードN1の電位V1と第2のノードN2の電位V2とが略同電位になっても、第3のノードN3と第1のノードN1との間の電位差(V3−V1)の分圧電圧よりも第2のノードN2と第1のノードN1との間の電位差(V2−V1)の分圧電圧が高くなるように抵抗R11〜R14の抵抗値を設定すれば、オープン故障の発生を検出可能である。
コンパレーター28は、抵抗R11及びR12による分圧電圧と基準電圧とを比較して、分圧電圧が基準電圧よりも小さいときに、出力信号をローレベルに非活性化し、分圧電圧が基準電圧よりも大きいときに、出力信号をハイレベルに活性化する。なお、抵抗R11及びR12を用いずに、第2のノードN2の電位をコンパレーター28の非反転入力端子に直接印加しても良い。その他の点に関しては、第2の構成例は、第1の構成例と同様でも良い。
一方、図1に示すように、第4の検出回路24の電源電圧は、第3のノードN3及び第5のノードN5から供給される。それにより、バイパス用の第4のスイッチング素子がオン状態となって第4のノードN4と第5のノードN5との間の電位差がゼロに近付いても、第4の検出回路24が動作を継続することができる。
第5のノードN5に供給される電位VDRが第1のノードN1に供給される電位よりも高い場合に、第1のスイッチング素子が、NチャネルMOSトランジスターQN1であり、第4のスイッチング素子が、PチャネルMOSトランジスターQP4であることが望ましい。
それにより、NチャネルMOSトランジスターQN1をオン状態とする際にドレインよりも高い電位をゲートに印加すると共に、PチャネルMOSトランジスターQP4をオン状態とする際にドレインよりも低い電位をゲートに印加することができるので、ドレイン−ソース間電圧を小さくして電力損失を抑えることができる。
トランジスターQN1は、第2のノードN2に接続されたドレインと、第1のノードN1に接続されたソースと、第1の検出回路21の検出信号が印加されるゲートとを有している。トランジスターQN1は、第1の検出回路21の検出信号がローレベルに非活性化されているときにオフ状態となり、第1の検出回路21の検出信号がハイレベルに活性化されているときにオン状態となる。
トランジスターQP4は、第5のノードN5に接続されたソースと、第4のノードN4に接続されたドレインと、第4の検出回路24の検出信号が印加されるゲートとを有している。トランジスターQP4は、第4の検出回路24の検出信号がハイレベルに非活性化されているときにオフ状態となり、第4の検出回路24の検出信号がローレベルに活性化されているときにオン状態となる。
その場合に、第4の検出回路24は、例えば、第4のノードN4と第5のノードN5との間の電位差が所定の値を超えたときに検出信号をローレベルに活性化して保持し、保持された検出信号によってトランジスターQP4をオン状態に制御する。そのために、図2又は図3に示す構成例において、RSフリップフロップ26の反転出力信号を検出信号として用いても良いし、バッファー回路27の替わりにインバーターを用いても良い。
また、nが3以上の整数である場合に、第jの検出回路の電源電圧は、第jのノード及び第(j+2)のノードから供給されても良い(j=2、・・・、n−1)。図1に示す例においては、第2の検出回路22の電源電圧が、第2のノード及び第4のノードから供給され、第3の検出回路23の電源電圧が、第3のノード及び第5のノードから供給される。
第jの検出回路の電源電圧が、第jのノード及び第(j+2)のノードから供給される場合には、第jのスイッチング素子として、NチャネルMOSトランジスターQN2及びQN3が用いられる。それにより、NチャネルMOSトランジスターQN2及びQN3をオン状態とする際にドレインよりも高い電位をゲートに印加することができるので、ドレイン・ソース間電圧を小さくして電力損失を抑えることができる。また、第jの検出回路の構成は、図2又は図3に示す第1の検出回路21の構成と同様でも良い。
あるいは、第jの検出回路の電源電圧は、第(j−1)のノード及び第(j+1)のノードから供給されても良い。その場合には、第jのスイッチング素子として、PチャネルMOSトランジスターが用いられる。それにより、PチャネルMOSトランジスターをオン状態とする際にドレインよりも低い電位をゲートに印加することができるので、ドレイン・ソース間電圧を小さくして電力損失を抑えることができる。また、第jの検出回路の構成は、第4の検出回路24の構成と同様でも良い。
第1のレベルシフター31〜第4のレベルシフター34は、第1の検出回路21〜第4の検出回路24から出力される検出信号のレベルをそれぞれシフトする。また、制御回路50は、第1のレベルシフター31〜第4のレベルシフター34から出力される検出信号に基づいて、第1の半導体光源111〜第4の半導体光源114のオープン故障に関する情報を出力する。
それにより、第1の半導体光源111〜第4の半導体光源114のいずれかにおいてオープン故障が発生した際に、その旨を外部のマイクロコンピューター等に通知することができる。例えば、制御回路50は、第1のレベルシフター31〜第4のレベルシフター34から出力される検出信号に基づいてオープン故障検出フラグF1〜F4を生成し、半導体装置100の4つの端子からオープン故障検出フラグF1〜F4を出力しても良い。それらのオープン故障検出フラグF1〜F4は、前述のオープン故障に関する情報に該当する。第1の半導体光源111〜第4の半導体光源114のどれがオープン故障したかを判定できるため、第1の半導体光源111〜第4の半導体光源114のいずれか1つを交換することができる。
あるいは、第1の半導体光源111〜第4の半導体光源114が1つのユニットになっている場合には、制御回路50は、第1のレベルシフター31〜第4のレベルシフター34のいずれかから出力される検出信号が活性化されたことを表すオープン故障検出フラグF0を生成し、半導体装置100の1つの端子からオープン故障検出フラグF0を出力しても良い。その場合には、半導体装置100の端子数を削減することができる。
<第2の実施形態>
図4は、本発明の第2の実施形態に係る光源装置の構成例を示す回路図である。第2の実施形態においては、図1に示す第1の実施形態に対して、半導体装置100が、昇圧回路70をさらに含んでおり、第4の検出回路及び第4のスイッチング素子が変更されている。その他の点に関しては、第2の実施形態は、第1の実施形態と同様でも良い。本実施形態において、第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、その構成の説明は省略する。
本実施形態において、第5のノードN5に供給される電位VDRは、第1のノードN1に供給される電位よりも高い。昇圧回路70は、例えば、チャージポンプ方式の昇圧回路を含み、クロック信号生成回路60から供給されるクロック信号CLKを用いて昇圧動作を行うことにより、第5のノードN5に供給される電位VDRを昇圧して昇圧電位VDHを第6のノードN6に供給する。また、第4の検出回路24の電源電圧は、第4のノードN4及び第6のノードN6から供給される。
その場合には、第1及び第4のスイッチング素子として、NチャネルMOSトランジスターQN1及びQN4が用いられる。それにより、NチャネルMOSトランジスターQN1及びQN4をオン状態とする際にドレインよりも高い電位をゲートに印加することができるので、ドレイン・ソース間電圧を小さくして電力損失を抑えることができる。
第4の検出回路24は、第4のノードN4と第5のノードN5との間の電位差を検出して第4のスイッチング素子を制御する。例えば、第4の検出回路24は、第4のノードN4と第5のノードN5との間の電位差が所定の値を超えたときに検出信号をハイレベルに活性化して保持し、保持された検出信号によってトランジスターQN4をオン状態に制御する。第4の検出回路24の構成は、図2又は図3に示す第1の検出回路21の構成と同様でも良い。
以上の実施形態において、第iの検出回路の電源電圧が、第iのノード及び第(i+3)のノードから供給されるか、又は、iが2以上のとき、第(i−1)のノード及び第(i+2)のノードから供給されるようにしても良い。あるいは、第iの検出回路の電源電圧が、iが3以上のとき、第(i−2)のノード及び第(i+1)のノードから供給されるか、又は、iが4以上のとき、第(i−3)のノード及び第iのノードから供給されるようにしても良い。その場合には、隣り合って直列接続された2つの半導体光源がオープン故障して、それらに並列接続されたバイパス用の2つのスイッチング素子がオン状態となっても、第iの検出回路が動作を継続することができる。
このように、第iの検出回路に電源電圧を与える2つのノードが、第iのノード及び第(i+2)のノードと異なるようにしても良い。例えば、第iの検出回路に電源電圧を与える2つのノードを、上記のように第iのノード及び第(i+3)のノードとしても良いし、あるいは、第(i+1)のノード及び第(i+3)のノードとしても良い。ただし、第iの検出回路の電源電圧を第1のノード及び第(n+1)のノードから供給すると、第iの検出回路及び第iのスイッチング素子を高耐圧にする必要がある。
具体的には、図1又は図4に示す第1の検出回路21〜第4の検出回路24の電源電圧を第1のノードN1及び第5のノードN5から供給すると、第1の検出回路21〜第4の検出回路24及びバイパス用の第1〜第4のスイッチング素子を高耐圧にする必要がある。そのため、第iの検出回路には、低電位側の電源電位として第1のノードの電位よりも高い電位を印加するか、又は、高電位側の電源電位として第(n+1)のノードの電位よりも低い電位を印加するのが好ましい。
<投写型表示装置>
次に、本発明の一実施形態に係る投写型表示装置(ビデオプロジェクター)について説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係る投写型表示装置の構成例を示すブロック図である。投写型表示装置200は、外部から電源電圧が供給されると共に、パーソナルコンピューターやビデオプレーヤー等の画像データ供給装置から画像データが供給されて、画像データに基づいてスクリーン(投射面)300に画像を投射する。
図5に示すように、投写型表示装置200は、電源回路210と、画像データ処理部220と、制御部230と、光源装置240と、パネル250と、投射光学系260とを含んでいる。ここで、光源装置240は、本発明のいずれかの実施形態に係る光源装置であり、半導体装置100と、直列接続された複数の半導体光源110とを含んでいる。半導体光源110は、図1又は図4に示す第1の半導体光源111〜第4の半導体光源114に対応する。
電源回路210は、例えば、外部から供給されるAC100Vの電源電圧に基づいて、DCのロジック電源電圧を生成して画像データ処理部220及び制御部230等に供給すると共に、ロジック電源電圧よりも高いDCの電源電圧を生成して光源装置240の半導体装置100等に供給する。
画像データ処理部220及び制御部230は、例えば、少なくとも1つのマイクロコンピューター等で構成される。画像データ処理部220は、外部から供給される画像データを処理して表示用の画像信号及び同期信号を生成し、画像信号及び同期信号をパネル250に供給することにより、パネル250を駆動して描画を行う。
制御部230は、リモコン又は操作パネル(図示せず)を用いて操作者が行う操作に従って、投写型表示装置200の各部を制御する。光源装置240が調光可能な場合には、制御部230が、操作者が指示した調光を実現するためのデジタル調光信号DCS又はアナログ調光信号ACSを生成して、光源装置240の半導体装置100に供給する。それにより、半導体装置100が、直列接続された複数の半導体光源110の発光動作を制御する。
光源装置240は、制御部230から供給されるデジタル調光信号DCS又はアナログ調光信号ACSに従う明るさで発光して、パネル250に光を照射する。例えば、半導体光源110が青色光を発生する複数のレーザーダイオードを含む場合に、光源装置240は、一部のレーザーダイオードが発生した青色光を受けて黄色光を発生する蛍光体と、波長に従って黄色光から赤色光及び緑色光を分離する分光部とをさらに含んでも良い。その場合には、光源装置240が、R(赤)、G(緑)、B(青)の3色の光を発生することができる。
パネル250は、画像データ処理部220から供給される画像信号及び同期信号に従って、光源装置240から照射される光を変調する。例えば、パネル250は、RGBの3色に対応した3枚の液晶パネルを含んでも良い。各々の液晶パネルは、マトリクス状に配置された複数の画素における光の透過率を変化させることによって画像を形成する。パネル250によって変調された変調光は、投射光学系260に導かれる。
投射光学系260は、少なくとも1つのレンズを含んでいる。例えば、パネル250によって変調された変調光をスクリーン300上に投射して結像させるためのレンズ群である投射レンズと、投射レンズの絞りの状態、ズームの状態、又は、シフト位置等を調整する各種の調整機構とが、投射光学系260に設けられている。それらの調整機構は、制御部230によって制御される。投射光学系260が変調光をスクリーン300上に投射することにより、スクリーン300に画像が表示される。
本実施形態によれば、直列接続された複数の半導体光源110の内のいずれかにおいてオープン故障が発生した際に、他の半導体光源の消灯時間を短くすると共に、その後もオープン故障の発生を表す信号を出力することができる光源装置240を用いて、投写型表示装置200の信頼性を向上させることができる。
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、当該技術分野において通常の知識を有する者によって、本発明の技術的思想内で多くの変形が可能である。
10…電源回路、21〜24…検出回路、25、28…コンパレーター、26…RSフリップフロップ、27…バッファー回路、31〜34…レベルシフター、40…電流センスアンプ、50…制御回路、60…クロック信号生成回路、70…昇圧回路、100…半導体装置、110〜114…半導体光源、200…投写型表示装置、210…電源回路、220…画像データ処理部、230…制御部、240…光源装置、250…パネル、260…投射光学系、300…スクリーン、QN1〜QN4…NチャネルMOSトランジスター、QP4…PチャネルMOSトランジスター、C1〜C4…キャパシター、R0…電流検出抵抗、R1〜R22…抵抗

Claims (11)

  1. 直列接続された第1の半導体光源〜第nの半導体光源であって(nは2以上の整数)、第iの半導体光源が第iのノードと第(i+1)のノードとの間に接続された前記第1〜第nの半導体光源と(iは、1以上でn以下の整数の全て)、
    第1のスイッチング素子〜第nのスイッチング素子であって、第iのスイッチング素子が前記第iのノードと前記第(i+1)のノードとの間に接続された前記第1〜第nのスイッチング素子と、
    第1の検出回路〜第nの検出回路であって、第iの検出回路が前記第iのノードと前記第(i+1)のノードとの間の電位差を検出して前記第iのスイッチング素子を制御し、前記第1の検出回路の電源電圧が第1のノード及び第3のノードから供給される前記第1〜第nの検出回路と、
    を備える光源装置。
  2. 前記第nの検出回路の電源電圧が、第(n−1)のノード及び第(n+1)のノードから供給される、請求項1記載の光源装置。
  3. 第(n+1)のノードに供給される電位が第1のノードに供給される電位よりも高く、
    前記第1のスイッチング素子が、NチャネルMOSトランジスターであり、
    前記第nのスイッチング素子が、PチャネルMOSトランジスターである、
    請求項1又は2記載の光源装置。
  4. 第(n+1)のノードに供給される電位が第1のノードに供給される電位よりも高く、第(n+1)のノードに供給される電位を昇圧して昇圧電位を第(n+2)のノードに供給する昇圧回路をさらに備え、
    前記第nの検出回路の電源電圧が、第nのノード及び第(n+2)のノードから供給され、
    前記第1のスイッチング素子及び前記第nのスイッチング素子が、NチャネルMOSトランジスターである、
    請求項1記載の光源装置。
  5. nが3以上の整数である場合に、第jの検出回路の電源電圧が第jのノード及び第(j+2)のノードから供給され(jは、2以上で(n−1)以下の整数の全て)、
    第jのスイッチング素子が、NチャネルMOSトランジスターである、
    請求項3又は4記載の光源装置。
  6. 前記第iの検出回路が、第iのノードと第(i+1)のノードとの間の電位差が所定の値を超えたときに検出信号を第1の論理にして保持する、請求項1〜5のいずれか1項記載の光源装置。
  7. 前記第1の検出回路〜前記第nの検出回路から出力される検出信号のレベルをそれぞれシフトする第1のレベルシフター〜第nのレベルシフターと、
    前記第1のレベルシフターから出力される前記検出信号〜前記第nのレベルシフターから出力される前記検出信号に基づいて、前記第1〜第nの半導体光源のオープン故障に関する情報を出力する制御回路と、
    をさらに備える、請求項6記載の光源装置。
  8. 第1のノードと第2のノードとの間に接続された第1の半導体光源と、
    前記第2のノードと第3のノードとの間に接続された第2の半導体光源と、
    前記第3のノードと第4のノードとの間に接続された第3の半導体光源と、
    前記第1のノードと前記第2のノードとの間に接続された第1のスイッチング素子と、
    前記第2のノードと前記第3のノードとの間に接続された第2のスイッチング素子と、
    前記第3のノードと前記第4のノードとの間に接続された第3のスイッチング素子と、
    電源電圧が前記第1のノード及び前記第3のノードから供給され、前記第1のノードの電位と前記第2のノードの電位との差を検出して、前記差に基づいて前記第1のスイッチング素子を制御する第1の検出回路と、
    を含む光源装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項記載の光源装置を備える投写型表示装置。
  10. 直列接続された第1の半導体光源〜第nの半導体光源にそれぞれ並列接続される第1の検出回路〜第nの検出回路であって(nは2以上の整数)、第iの検出回路が第iのノードと第(i+1)のノードとの間の電位差を検出し(iは、1以上でn以下の整数の全て)、前記第1の検出回路の電源電圧が第1のノード及び第3のノードから供給される前記第1〜第nの検出回路を備える半導体装置。
  11. 第iのスイッチング素子が前記第iのノードと前記第(i+1)のノードとの間に接続され、かつ、前記第iの検出回路によって制御される第1のスイッチング素子〜第nのスイッチング素子をさらに備える、請求項10記載の半導体装置。
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