JP2019128712A - 情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法及びプログラム - Google Patents

情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】プライバシーを保護しつつ、ユーザ情報及び機器情報の第三者の利用を可能にする。【解決手段】クラウドサーバ5は、家電機器3のユーザに関するユーザ情報が登録されるユーザ情報DBと、家電機器3の属性を示す情報と運転履歴に関する情報とを含む機器情報が登録される機器情報DBを備える。クラウドサーバ5の情報提供部は、情報要求者により情報要求端末6を介して情報提供の要求操作が行われると、情報要求者のアクセスレベルに応じてユーザ情報及び機器情報をそれぞれ抽象化したユーザ抽象化情報及び機器抽象化情報を組み合わせた情報を情報要求端末6に送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、情報提供装置、情報提供システム、情報提供方法及びプログラムに関する。
近年、宅内に設置された機器をスマートフォン、タブレット端末等の操作端末によって遠隔操作する技術が種々提案されている(例えば、特許文献1)。このような遠隔操作技術により、ユーザは、外出中であっても、所望の機器に所望の動作をさせたり、あるいは、所望の機器の動作状態を確認することができる。
一般的な遠隔操作技術では、例えば、宅内の所望の機器に所望の動作をさせたい場合、ユーザは、操作端末を操作して、当該機器を指定し、所望の動作を指示する入力を行う。かかるユーザの操作により生成された制御データは、操作端末からクラウドサーバを経由して、宅内の指定の機器により受信される。そして、当該機器は、受信した制御データの内容に従って動作する。
上記のクラウドサーバは、遠隔操作の対象となる機器、即ち、IoT(Internet of Things)機器、情報家電、ネット家電、スマート家電等と称される機器のメーカ又は販売元等によって設置され、運用されるサーバコンピュータである。通常、当該機器を購入したユーザが、新規に当該遠隔操作サービスの提供を受けるためには、操作端末等のコンピュータを介して、このクラウドサーバにアクセスして、当該ユーザに関する情報(例えば、氏名、住所、生年月日、年齢、性別、電話番号、メールアドレス等)と、当該機器の識別情報(例えば、シリアル番号)とを事前に入力する、いわゆるユーザ登録を行う必要がある。
このようなクラウドサーバに関し、特許文献2には、機器の動作状況、動作日時等のログ情報を収集し、収集したログ情報を利用して、外出の際の機器の消し忘れをユーザに通知する等のサービスをユーザに提供する技術が開示されている。
特開2016−111564号公報 特開2016−105529号公報
クラウドサーバが保持するユーザに関する情報(以下、ユーザ情報という。)と、上記のように収集した機器の動作履歴に関する情報(以下、機器情報という。)は、第三者に制限なく簡単に入手されてしまうと、プライバシーの漏洩が危惧されると共に、不当な利用に供される虞がある。このため、このような情報の管理に際し、ユーザのプライバシー保護に注意を払うことは、かかるクラウドサーバを管理する企業等にとって当然の責務であるといえる。
その一方、クラウドサーバが保持する上記のユーザ情報及び機器情報は、当該機器のマーケティングリサーチ、あるいは、設計、開発へのフィードバック等のために、非常に有意な情報であるともいえる。
しかしながら、このようなユーザ情報及び機器情報について、ユーザのプライバシー保護と、これらの情報の第三者の利用との両立を図るための有意な提案が未だなされていないのが実情である。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、プライバシーを保護しつつ、ユーザ情報及び機器情報の第三者の利用を可能にする情報提供装置等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報提供装置は、
宅内機器のユーザに関するユーザ情報が登録されるユーザ情報データベースと、
前記宅内機器の属性を示す情報と運転履歴に関する情報とを含む機器情報が登録される機器情報データベースと、
情報要求者により端末を介して情報提供の要求操作が行われると、前記情報要求者のアクセスレベルに応じて前記ユーザ情報及び前記機器情報をそれぞれ抽象化したユーザ抽象化情報及び機器抽象化情報を組み合わせた情報を前記端末に送信する情報提供手段と、を備える。
本発明によれば、プライバシーを保護しつつ、ユーザ情報及び機器情報の第三者の利用を可能にする。
本発明の実施の形態に係る情報提供システムの全体構成を示す図 本実施の形態の操作端末の構成を示すブロック図 本実施の形態のクラウドサーバの構成を示すブロック図 本実施の形態のクラウドサーバが備える二次記憶装置について説明するための図 本実施の形態の情報要求端末の構成を示すブロック図 本実施の形態のユーザ情報の構成を示す図 本実施の形態の機器情報DBの構成を示す図 本実施の形態の機器属性情報の構成を示す図 本実施の形態の運転情報の構成を示す図 本実施の形態の要求者情報の構成を示す図 本実施の形態のアクセスレベル管理テーブルの一例を示す図 本実施の形態において、ユーザ情報の抽象化の例を示す図 本実施の形態において、機器属性情報の抽象化の例を示す図 本実施の形態において、運転情報の抽象化の例を示す図 本実施の形態のクラウドサーバの機能構成を示す図 本実施の形態の情報提供処理の手順を示すフローチャート 他の実施の形態のクラウドサーバの機能構成を示す図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る情報提供システム1の全体構成を示す図である。情報提供システム1は、家電機器の利用に関する情報(以下、機器利用情報という。)を抽象化して後述する情報要求者に提供するシステムであり、ホームゲートウェイ2と、複数の家電機器3と、操作端末4と、クラウドサーバ5と、情報要求端末6とを備える。情報提供システム1において、ホームゲートウェイ2、複数の家電機器3、操作端末4及びクラウドサーバ5は、家電機器3を家屋Hの外でも操作可能とする遠隔操作システムを構成する。
各家電機器3は、家屋H(敷地も含む)内に設置される。各家電機器3は、例えば、エアコン、照明器、床暖房システム、床冷暖房システム、冷蔵庫、IH(Induction Heating)調理器、テレビ又は給湯機等であり、本発明に係る宅内機器の一例である。
各家電機器3は、いわゆるIoT(Internet of Things)機器、情報家電、ネット家電、スマート家電等と称され、ホームゲートウェイ2を介してインターネットに接続される。詳細には、各家電機器3は、図示しない無線ネットワークを介して、ブロードバンドルータとしての機能を有するホームゲートウェイ2と通信接続する。この無線ネットワークは、例えば、エコーネットライト(ECHONET Lite)に準拠したネットワークである。なお、全部又は一部の家電機器3が、外付けの通信アダプタ(図示せず)を介して、この無線ネットワークに接続されてもよい。
操作端末4は、スマートフォン、タブレット端末等の携帯可能な電子機器である。操作端末4は、図2に示すように、ディスプレイ40と、操作受付部41と、通信インタフェース42と、CPU(Central Processing Unit)43と、ROM(Read Only Memory)44と、RAM(Random Access Memory)45と、二次記憶装置46とを備える。これらの構成部は、バス47を介して相互に接続される。
ディスプレイ40は、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイ等の表示デバイスを含んで構成される。ディスプレイ40は、CPU43の制御の下、ユーザ操作に応じた各種の画面等を表示する。
操作受付部41は、押しボタン、タッチパネル又はタッチパッド等の1つ以上の入力デバイスを含んで構成され、ユーザからの操作入力を受け付け、受け付けた操作に係る信号をCPU43に送出する。
通信インタフェース42は、予め定めた近距離無線通信インタフェースと、予め定めた広域用の無線通信インタフェースを含んで構成される。通信インタフェース42は、例えば、図1に示すAP(アクセスポイント)7又は基地局8を介してインターネットに接続し、クラウドサーバ5等の他の装置とデータ通信を行う。
CPU43は、この操作端末4を統括的に制御する。ROM44は、複数のファームウェアとこれらのファームウェアの実行時に使用されるデータを記憶する。RAM45は、CPU43の作業領域として使用される。
二次記憶装置46は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)又はフラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ等を含んで構成される。二次記憶装置46には、家屋Hの家電機器3を遠隔操作するためのプログラムを含む各種のプログラムと、これらのプログラムの実行時に使用されるデータとが記憶される。
クラウドサーバ5は、家電機器3のメーカ又は販売会社等によって設置され、運用されるサーバコンピュータであり、一般的なWebサーバとしての機能を有し、インターネットに接続される。クラウドサーバ5は、図3に示すように、通信インタフェース50と、CPU51と、ROM52と、RAM53と、二次記憶装置54とを備える。これらの構成部は、バス55を介して相互に接続される。
通信インタフェース50は、インターネットに接続して、ホームゲートウェイ2、操作端末4、情報要求端末6等の他の装置と通信するためのインタフェースである。CPU51は、このクラウドサーバ5を統括的に制御する。CPU51によって実現される、クラウドサーバ5の機能の詳細については後述する。
ROM52は、複数のファームウェアとこれらのファームウェアの実行時に使用されるデータを記憶する。RAM53は、CPU51の作業領域として使用される。
二次記憶装置54は、EEPROM若しくはフラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ又はHDD(Hard Disk Drive)等を含んで構成される大容量の記憶装置である。二次記憶装置54は、図4に示すように、ユーザ情報DB540と、機器情報DB541と、情報要求者管理テーブル542と、アクセスレベル管理テーブル543と、ユーザ情報抽象化テーブル544と、機器情報抽象化テーブル545とを記憶する。
なお、この他にも、二次記憶装置54には、遠隔操作サービスを実現するためのプログラム、情報提供サービスを実現するためのプログラム等が記憶される。ユーザ情報DB540、機器情報DB541、情報要求者管理テーブル542、アクセスレベル管理テーブル543、ユーザ情報抽象化テーブル544、機器情報抽象化テーブル545の詳細については後述する。
情報要求端末6は、情報要求者が使用するコンピュータ機器であり、本発明に係る端末の一例である。情報要求者とは、クラウドサーバ5の二次記憶装置54に記憶されている情報(即ち、機器利用情報)の要求者であり、例えば、家電機器3における開発部門、販売部門、カスタマサービス部門の各担当者である。
情報要求端末6は、図5に示すように、ディスプレイ60と、操作受付部61と、通信インタフェース62と、CPU63と、ROM64と、RAM65と、二次記憶装置66とを備える。これらの構成部は、バス67を介して相互に接続される。
ディスプレイ60は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ又はCRTディスプレイ等の表示デバイスを含んで構成される。ディスプレイ60は、CPU63の制御の下、ユーザ操作に応じた各種の画面等を表示する。
操作受付部61は、押しボタン、キーボード、マウス、キーパッド、タッチパネル又はタッチパッド等の1つ以上の入力デバイスを含んで構成され、ユーザからの操作入力を受け付け、受け付けた操作に係る信号をCPU63に送出する。
通信インタフェース62は、インターネットに接続し、クラウドサーバ5等の他の装置とデータ通信を行うためのインタフェースを備える。CPU63は、この情報要求端末6を統括的に制御する。
ROM64は、複数のファームウェアとこれらのファームウェアの実行時に使用されるデータを記憶する。RAM65は、CPU63の作業領域として使用される。
二次記憶装置66は、EEPROM若しくはフラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ又はHDD等を含んで構成される。二次記憶装置66には、クラウドサーバ5から上述した機器利用情報の提供を受けるためのプログラムを含む各種のプログラムと、これらのプログラムの実行時に使用されるデータとが記憶される。
図4に戻り、クラウドサーバ5の二次記憶装置54に記憶される、ユーザ情報DB540、機器情報DB541、情報要求者管理テーブル542、アクセスレベル管理テーブル543、ユーザ情報抽象化テーブル544、機器情報抽象化テーブル545の詳細について説明する。
ユーザ情報DB540は、遠隔操作サービスに加入しているユーザに関する情報(以下、ユーザ情報という。)を管理するためのデータベースである。ユーザ情報は、ユーザが、操作端末4を介して、クラウドサーバ5にアクセスし、遠隔操作サービスを受けるための加入手続を行うことで生成され、ユーザ情報DB540に登録される。ユーザは、かかる加入手続において、クラウドサーバ5から提示された加入手続画面を介して操作端末4を操作することで、加入手続に必要な情報の入力を行う。本実施の形態では、ユーザは、パスワードの決定と、氏名、住所、生年月日、年齢、性別、電話番号及びメールアドレスの入力を行う。
図6に、本実施の形態において、ユーザ情報DB540に登録されるユーザ情報の構成を示す。ユーザ情報には、「ユーザID」項目と、「パスワード」項目と、「氏名」項目と、「住所」項目と、「生年月日」項目と、「年齢」項目と、「性別項目」と、「電話番号」項目と、「メールアドレス」項目とが含まれる。
「ユーザID」項目には、ユーザIDが格納される。ユーザIDとは、クラウドサーバ5において、各ユーザを識別するためのID(identification)であり、当該加入手続の際に、CPU51によって割り振られる。
「パスワード」項目には、予め定めた規則に従ってユーザが任意に決定したパスワードが格納される。ユーザID及びパスワードは、遠隔操作サービスを受けるためのユーザ認証に使用される。
「氏名」項目には、当該ユーザのフルネームがテキスト形式で格納される。「住所」項目には、当該ユーザの住所がテキスト形式で格納される。「生年月日」、「年齢」及び「性別」の各項目には、それぞれ当該ユーザの生年月日、年齢及び性別を示す情報が格納される。なお、「年齢」項目の情報は、CPU51により当該ユーザの生年月日に基づいて自動的に更新される。
「電話番号」項目には、当該ユーザの自宅(即ち、家屋H)の固定電話の番号又は操作端末4若しくは他の携帯電話の番号がテキスト形式で格納される。「メールアドレス」項目には、操作端末4又は当該ユーザが所有する他のコンピュータ機器と電子メールの送受信を行うためのメールアドレスがテキスト形式で格納される。
図4に戻り、機器情報DB541は、家電機器3に関する情報(以下、機器情報という。)を管理するためのデータベースである。機器情報DB541には、図7に示すように、登録機器DB5410と運転履歴DB5411が含まれる。
登録機器DB5410は、遠隔操作サービスに加入したユーザによって登録された家電機器3の属性を示す情報(以下、機器属性情報という。)を管理するためのデータベースである。機器属性情報は、ユーザが、操作端末4を介して、クラウドサーバ5にアクセスし、購入した家電機器3の登録手続を行うことで生成され、登録機器DB5410に登録される。ユーザは、かかる登録手続において、クラウドサーバ5から提示された登録手続画面を介して操作端末4を操作することで、必要な情報を入力する。本実施の形態では、ユーザは、当該家電機器3のシリアル番号の入力を行う。
図8に、本実施の形態において、登録機器DB5410に登録される機器属性情報の構成を示す。機器属性情報には、「機器ID」項目と、「ユーザID」項目と、「シリアル番号」項目と、「IPアドレス」項目と、「製品名」項目とが含まれる。
「機器ID」項目には、機器IDが格納される。機器IDとは、クラウドサーバ5において、各家電機器3を識別するためのIDであり、当該登録手続の際に、CPU51によって割り振られる。
「ユーザID」項目には、当該登録手続を行ったユーザのユーザIDが格納される。「シリアル番号」項目には、当該家電機器3のシリアル番号が格納される。なお、ユーザにより入力されたシリアル番号は、CPU51によって正否チェックが行われる。入力されたシリアル番号が正しくない場合は、CPU51は、入力エラーである旨を登録手続画面を介してユーザに報知する。
「IPアドレス」項目には、当該家電機器3のIP(Internet Protocol)アドレスが格納される。IPアドレスは、当該家電機器3から、通信接続要求を示すデータを受信した際、かかるデータからCPU51により取得される。なお、通信接続要求元の家電機器3が登録済みであるか否かは、受信したデータに含まれるシリアル番号を照合することで判別される。
「製品名」項目には、当該家電機器3の製品名がテキスト形式で格納される。製品名は、CPU51によって取得される。詳細には、CPU51は、クラウドサーバ5を管理する企業等により販売される家電機器の情報が登録された図示しない製品データベースを、ユーザにより入力されたシリアル番号を使用して検索することで、当該家電機器3の製品名を取得する。
図7に戻り、運転履歴DB5411は、ユーザが登録した家電機器3の運転履歴に関する情報(以下、運転情報という。)が保存されるデータベースである。CPU51は、予め定めた時間毎(例えば、10分毎)に、登録された各家電機器3から、現在の運転状態を示す情報(以下、運転状態情報という。)を収集する。CPU51は、収集した各運転状態情報に基づいて、各家電機器3に対応する運転情報を生成し、運転履歴DB5411に保存する。
図9に、本実施の形態において、運転履歴DB5411に登録される運転情報の構成を示す。運転情報には、「機器ID」項目と、「運転日時」項目と、「運転状態」項目とが含まれる。「機器ID」項目には、当該家電機器3の機器IDが格納される。「運転日時」項目には、当該運転状態情報を当該家電機器3から取得した日時を示す情報が格納される。「運転状態」項目には、取得した運転状態情報が格納される。例えば、当該家電機器3が、エアコンの場合、運転状態情報には、運転中又は停止中を示す情報、冷房,暖房,除湿又は送風等の運転モードを示す情報、設定風量,設定温度等の設定値を示す情報等が含まれる。また、当該家電機器3が、照明器の場合、運転状態情報には、点灯又は消灯を示す情報、点灯時においては、さらに、照度の値を示す情報が含まれる。
運転履歴DB5411には、1つの家電機器3について、1年分の運転情報が保存される。即ち、1つの家電機器3について、過去1年間の運転履歴が保存される。なお、保存期間に限定はなく、1年より長くても短くても構わない。
ここで、機器利用情報とは、ユーザ情報と機器情報とを組み合わせた概念の情報であり、より詳細には、図6のユーザ情報における「住所」、「年齢」及び「性別」の各項目の格納情報と、図8の機器属性情報の「製品名」項目の格納情報と、図9の運転情報における「運転日時」及び「運転状態」の各項目の格納情報とを組み合わせた情報である。
図4に戻り、情報要求者管理テーブル542は、情報要求者に関する情報(以下、要求者情報)を管理するためのデータテーブルである。要求者情報は、例えば、開発部門、販売部門、カスタマサービス部門のいわゆる社内SEが、情報要求端末6を介して、クラウドサーバ5にアクセスし、自己が属する部門の情報要求者を新規に登録する手続(以下、要求者登録手続)を行うことで生成され、情報要求者管理テーブル542に登録される。社内SEは、かかる要求者登録手続において、クラウドサーバ5から提示された要求者登録手続画面を介して情報要求端末6を操作することで、要求者登録手続に必要な情報の入力を行う。
図10に、本実施の形態において、情報要求者管理テーブル542に登録される要求者情報の構成を示す。要求者情報には、「要求者ID」項目と、「パスワード」項目と、「氏名」項目と、「部門」項目と、「利用目的」項目と、「アクセスレベル」項目とが含まれる。
「要求者ID」項目には、要求者IDが格納される。要求者IDとは、クラウドサーバ5において、各情報要求者を識別するためのIDであり、当該要求者登録手続の際に、CPU51によって割り振られる。
「パスワード」項目には、予め定めた規則に従って、上記の社内SEが任意に決定したパスワードが格納される。要求者ID及びパスワードは、情報提供サービスを受けるためのユーザ認証に使用される。なお、パスワードは、要求者登録手続後において、当該情報要求者によって適宜変更することが可能である。
「氏名」項目には、当該情報要求者のフルネームがテキスト形式で格納される。「部門」項目には、当該情報要求者が所属する部門を示すコード(以下、部門コードという。)が格納される。例えば、部門コード“001”は、開発部門を示し、部門コード“002”は、販売部門を示し、部門コード“003”は、カスタマサービス部門を示す。
「利用目的」項目には、提供された情報の利用目的を示すコード(以下、利用目的コードという。)が格納される。例えば、利用目的コード“01”は、設計のフィードバックを示し、利用目的コード“02”は、マーケティングリサーチを示し、利用目的コード“03”は、カスタマサービスを示す。
「アクセスレベル」項目には、機器利用情報への当該情報要求者のアクセスレベルが格納される。本実施の形態では、アクセスレベルは、1〜4までの4段階あり、1が最も低く、4が最も高いことを示している。アクセスレベルは、部門及び利用目的毎に予め決められており、CPU51によって、対応するアクセスレベルが「アクセスレベル」項目に格納される。
図4に戻り、アクセスレベル管理テーブル543は、アクセスレベル毎に、ユーザ情報の抽象化レベル(即ち、第1抽象化レベル)と、機器情報の抽象化レベル(即ち、第2抽象化レベル)とが対応付けられたデータテーブルである。図11にアクセスレベル管理テーブル543の一例を示す。抽象化レベルとは、情報を抽象化するレベルであり、本実施の形態では、1〜3までの3段階で示される。抽象化レベルが“1”の場合、抽象化のレベルが最も低く、抽象化レベルが“3”の場合、抽象化のレベルが最も高いことを示している。
図11の例では、アクセスレベル“1”には、ユーザ情報の抽象化レベル“3”と機器情報の抽象化レベル“3”が対応し、アクセスレベル“2”には、ユーザ情報の抽象化レベル“3”と機器情報の抽象化レベル“2”が対応し、アクセスレベル“3”には、ユーザ情報の抽象化レベル“2”と機器情報の抽象化レベル“1”が対応し、アクセスレベル“4”には、ユーザ情報の抽象化レベル“1”と機器情報の抽象化レベル“1”が対応することが示されている。
図4に戻り、ユーザ情報抽象化テーブル544は、ユーザ情報、より詳細には、「住所」、「年齢」及び「性別」の各項目の格納情報について、抽象化レベル毎の抽象化の内容が定義されたデータテーブルである。図12にユーザ情報抽象化テーブル544に則った抽象化の例を示す。図12の例では、ユーザの住所が、“東京都千代田区・・・・”の場合、抽象化レベル“1”では、“東京都23区”と抽象化され、抽象化レベル“2”では、“東京都”と抽象化され、抽象化レベル“3”では、“関東”と抽象化されることが示されている。また、ユーザの住所が、“兵庫県伊丹市・・・・”の場合、抽象化レベル“1”では、“兵庫県伊丹市”と抽象化され、抽象化レベル“2”では、“兵庫県”と抽象化され、抽象化レベル“3”では、“関西”と抽象化されることが示されている。
また、図12の例では、ユーザの年齢が“32歳”の場合、抽象化レベル“1”では、“30〜35歳”に抽象化され、抽象化レベル“2”では、“30代”に抽象化され、抽象化レベル“3”では、“30〜40代”に抽象化されることが示されている。また、図12の例では、ユーザの性別が“女性”の場合、抽象化レベル“1”及び“2”では、抽象化しないことが示されており、抽象化レベル“3”では、“非公開”扱いであることが示されている。
図4に戻り、機器情報抽象化テーブル545は、機器情報、即ち、機器属性情報と運転情報、より詳細には、機器属性情報における「製品名」項目の格納情報(即ち、製品名)と、運転情報における「運転日時」及び「運転状態」の各項目の格納情報について、抽象化レベル毎の抽象化の内容が定義されたデータテーブルである。図13に機器情報抽象化テーブル545に則った機器属性情報の抽象化の例を示し、図14に機器情報抽象化テーブル545に則った運転情報の抽象化の例を示す。
図13の例では、抽象化レベル“1”では、“製品名”のままである(即ち、抽象化しない)ことが示され、抽象化レベル“2”では、“製品種別”に抽象化されることが示され、抽象化レベル“3”では、“製品グループ”に抽象化されることが示されている。製品種別とは、当該家電機器3の機能に基づく通名であり、例えば、“エアコン”、“換気扇”、“温度センサ”等が該当する。また、製品グループとは、当該家電機器3の機能に基づく抽象的な分類であり、例えば、製品種別が、“エアコン”又は“換気扇”の場合、製品グループは、“空調関連機器”となる。また、製品種別が、“温度センサ”の場合、製品グループは、“センサ類”となる。
図14の例では、運転情報が、抽象化レベル“1”では、年間の1時間毎の傾向を示す情報に抽象化され、抽象化レベル“2”では、年間の日毎の傾向を示す情報に抽象化され、抽象化レベル“3”では、年間の月毎の傾向を示す情報に抽象化されることが示されている。ここで、年間の1時間毎、年間の日毎及び年間の月毎の傾向とは、それぞれ、1時間毎、日毎及び月毎の平均を意味する。
続いて、クラウドサーバ5の機能について説明する。クラウドサーバ5は、機能的には、図15に示すように、サービス加入手続部500と、機器登録部501と、運転状態情報収集部502と、遠隔制御部503と、要求者登録手続部504と、要求受付部505と、情報生成部506と、情報提供部507とを備える。これらの各機能部は、CPU51が、二次記憶装置54に記憶される上述したプログラムを実行することで実現される。
サービス加入手続部500は、家電機器3のユーザによる遠隔操作サービスの加入手続を受け付ける。詳細には、サービス加入手続部500は、操作端末4から、加入手続の要求を示すデータを受信すると、加入手続画面を操作端末4に提示する。ユーザにより加入手続画面を介して必要な情報(即ち、パスワード、氏名、住所、生年月日、年齢、性別、電話番号及びメールアドレス)が入力されると、サービス加入手続部500は、ユーザ情報を生成し、ユーザ情報DB540に登録する。
機器登録部501は、ユーザによる家電機器3の登録手続を受け付ける。詳細には、機器登録部501は、操作端末4から、登録手続の要求を示すデータを受信すると、登録手続画面を操作端末4に提示する。ユーザにより登録手続画面を介して必要な情報(即ち、当該家電機器3のシリアル番号)が入力されると、機器登録部501は、機器属性情報を生成し、登録機器DB5410に登録する。
運転状態情報収集部502は、予め定めた時間毎(例えば、10分毎)に、機器登録部501に登録された各家電機器3から、現在の運転状態を示す情報(即ち、運転状態情報)を収集する。運転状態情報収集部502は、収集した各運転状態情報に基づいて、各家電機器3に対応する運転情報を生成し、運転履歴DB5411に保存する。
遠隔制御部503は、操作端末4から遠隔操作の要求を示すデータを受信すると、指定された家電機器3を指定された内容で制御する。
要求者登録手続部504は、上述した社内SEによる要求者登録手続を受け付ける。詳細には、要求者登録手続部504は、情報要求端末6から、要求者登録手続の要求を示すデータを受信すると、要求者登録手続画面を情報要求端末6に提示する。社内SEにより要求者登録手続画面を介して必要な情報(即ち、パスワード、氏名、部門コード及び利用目的コード)が入力されると、要求者登録手続部504は、要求者情報を生成し、情報要求者管理テーブル542に登録する。
要求受付部505は、情報要求者から機器利用情報の要求を受け付ける。詳細には、情報要求者により情報要求端末6を介して情報提供の要求操作が行われると、情報要求端末6から、機器利用情報の要求を示すデータがクラウドサーバ5に送信される。かかるデータを受信すると、要求受付部505は、当該情報要求者のアクセスレベルを情報要求者管理テーブル542を参照して取得し、取得したアクセスレベルを情報生成部506に通知する。
情報生成部506は、要求受付部505から通知されたアクセスレベルに基づいて、アクセスレベル管理テーブル543を参照して、通知されたアクセスレベルに対応するユーザ情報の抽象化レベルと機器情報の抽象化レベルを取得する。情報生成部506は、取得したユーザ情報の抽象化レベルに従って、ユーザ情報DB540におけるユーザ情報を抽象化して、ユーザ毎のユーザ抽象化情報を生成する。また、情報生成部506は、ユーザ毎に、取得した機器情報の抽象化レベルに従って、機器情報DB541における機器情報を抽象化して機器抽象化情報を生成する。そして、情報生成部506は、ユーザ毎に、ユーザ抽象化情報と機器抽象化情報を組み合わせた提供情報を生成する。
情報提供部507は、本発明に係る情報提供手段の一例であり、情報生成部506により生成されたユーザ毎の提供情報を情報要求端末6に送信する。
図16は、クラウドサーバ5によって実行される情報提供処理の手順を示すフローチャートである。情報要求者から機器利用情報の要求があると、即ち、情報要求端末6から、機器利用情報の要求を示すデータを受信すると(ステップS101;YES)、要求受付部505は、当該情報要求者のアクセスレベルを情報要求者管理テーブル542を参照して取得する(ステップS102)。
情報生成部506は、情報要求者のアクセスレベルに基づいて、アクセスレベル管理テーブル543を参照して、当該アクセスレベルに対応するユーザ情報の抽象化レベルと機器情報の抽象化レベルを取得する(ステップS103)。情報生成部506は、取得したユーザ情報の抽象化レベルと機器情報の抽象化レベルに従って、ユーザ抽象化情報と機器抽象化情報を生成する(ステップS104)。そして、情報生成部506は、ユーザ抽象化情報と機器抽象化情報を組み合わせた提供情報を生成する(ステップS105)。
情報提供部507は、情報生成部506により生成された提供情報を情報要求端末6に送信する(ステップS106)。
以上説明したように、本実施の形態の情報提供システム1によれば、クラウドサーバ5が保持する機器利用情報を、情報要求者のアクセスレベルに応じて抽象化して、情報要求者に提供する。このため、家電機器3のユーザのプライバシーを保護しつつ、機器利用情報を第三者に提供することが可能となる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
例えば、情報要求者は、ユーザ情報について、所望の項目を指定して機器利用情報の要求を行ってもよい。例えば、ユーザ情報について、「住所」と「年齢」項目のみを指定してもよい。また、運転情報の運転状態について、運転中又は停止中を示す情報のみ、又は、運転モードを示す情報のみを要求してもよい。
また、情報要求者は、例えば、「関東地方、年齢30代のユーザ、12月〜3月の運転情報」等といったように、要求する情報の内容を指定してもよい。
また、情報要求者は、ユーザ情報及び機器情報の抽象化レベルを指定してもよい。この場合、指定されたユーザ情報及び機器情報の抽象化レベルが、それぞれ、当該情報要求者のアクセスレベルに対応するユーザ情報及び機器情報の抽象化レベル以上の場合は、情報生成部506は、指定されたユーザ情報の抽象化レベルと機器情報の抽象化レベルに従って、ユーザ抽象化情報と機器抽象化情報を生成する。
指定されたユーザ情報の抽象化レベルが、当該情報要求者のアクセスレベルに対応するユーザ情報の抽象化レベルより小さい場合は、情報要求端末6に、その旨のメッセージを送信すると共に、当該情報要求者のアクセスレベルに対応するユーザ情報の抽象化レベルに従って生成した提供情報を送信する。同様に、指定された機器情報の抽象化レベルが、当該情報要求者のアクセスレベルに対応する機器情報の抽象化レベルより小さい場合は、情報要求端末6に、その旨のメッセージを送信すると共に、当該情報要求者のアクセスレベルに対応する機器情報の抽象化レベルに従って生成した提供情報を送信する。
また、特定の個人の特定の家電機器3についての運転情報を、当該ユーザの承諾を得た場合に限り、情報要求者に提供してもよい。この場合のクラウドサーバ5の機能には、図17に示すように、ユーザ問合せ部508が追加されている。ユーザ問合せ部508は、本発明に係る問合せ手段の一例である。ユーザ問合せ部508は、情報要求端末6から、特定の個人及び特定の家電機器3についての運転情報を要求するデータを受信すると、当該ユーザの操作端末4に対して当該家電機器3の運転情報を当該情報要求者に提供してもよいか否かを問合せるデータ(以下、問合せデータという。)を送信する。
かかる問合せデータの送信後、当該操作端末4から、承諾を示す応答データを受信すると、情報提供部507は、情報要求端末6に、当該ユーザの当該家電機器3の一定期間分の運転情報の履歴を送信する。なお、情報提供部507は、情報要求者が指定した期間の運転情報の履歴を情報要求端末6に送信してもよい。一方、当該操作端末4から、拒否を示す応答データを受信した場合、又は、問合せデータの送信後、予め定めた時間が経過しても当該操作端末4からの応答データを受信できなかった場合は、情報提供部507は、情報要求端末6に、要求された運転情報は送信できない旨のメッセージを送信する。
上記のような特定の個人の特定の家電機器3の運転情報は、例えば、カスタマサービスに、当該ユーザから当該家電機器3の異常、故障等の連絡があった際の詳細な分析、診断等に利用され得る。
また、アクセスレベルは、2〜3段階で示されてもよいし、5段階以上で示されてもよい。
また、抽象化レベルは、2段階で示されてもよいし、4段階以上で示されてもよい。さらに、抽象化レベルは、ユーザ情報及び機器情報それぞれの項目単位で設定できるようにしてもよい。
また、家電機器3のユーザが、ユーザ情報及び機器情報それぞれについて、開示可能な項目又は抽象化レベルを決められるようにしてもよい。
また、クラウドサーバ5の機能部(図15、図17参照)の全部又は一部が、専用のハードウェアで実現されるようにしてもよい。専用のハードウェアとは、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化されたプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又は、これらの組み合わせ等である。
また、二次記憶装置54に記憶される、遠隔操作サービスを実現するためのプログラム、情報提供サービスを実現するためのプログラムは、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、光磁気ディスク(Magneto-Optical Disc)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、HDD等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布することも可能である。そして、これらのプログラムを特定の又は汎用のコンピュータにインストールすることによって、当該コンピュータを上記実施の形態におけるクラウドサーバ5として機能させることも可能である。
また、遠隔操作サービスを実現するためのプログラム、情報提供サービスを実現するためのプログラムをインターネット上の他のサーバが有するディスク装置等に格納しておき、当該サーバからクラウドサーバ5にこれらのプログラムがダウンロードされるようにしてもよい。
本発明は、広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能である。また、上述した実施の形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
1 情報提供システム、2 ホームゲートウェイ、3 家電機器、4 操作端末、5 クラウドサーバ、6 情報要求端末、7 AP、8 基地局、40,60 ディスプレイ、41,61 操作受付部、42,50,62 通信インタフェース、43,51,63 CPU、44,52,64 ROM、45,53,65 RAM、46,54,66 二次記憶装置、47,55,67 バス、500 サービス加入手続部、501 機器登録部、502 運転状態情報収集部、503 遠隔制御部、504 要求者登録手続部、505 要求受付部、506 情報生成部、507 情報提供部、508 ユーザ問合せ部、540 ユーザ情報DB、541 機器情報DB、542 情報要求者管理テーブル、543 アクセスレベル管理テーブル、544 ユーザ情報抽象化テーブル、545 機器情報抽象化テーブル、5410 登録機器DB、5411 運転履歴DB

Claims (6)

  1. 宅内機器のユーザに関するユーザ情報が登録されるユーザ情報データベースと、
    前記宅内機器の属性を示す情報と運転履歴に関する情報とを含む機器情報が登録される機器情報データベースと、
    情報要求者により端末を介して情報提供の要求操作が行われると、前記情報要求者のアクセスレベルに応じて前記ユーザ情報及び前記機器情報をそれぞれ抽象化したユーザ抽象化情報及び機器抽象化情報を組み合わせた情報を前記端末に送信する情報提供手段と、を備える、情報提供装置。
  2. アクセスレベル毎に、前記ユーザ情報を抽象化するレベルを示す第1抽象化レベルと、前記機器情報を抽象化するレベルを示す第2抽象化レベルとが対応付けられたアクセスレベル管理テーブルをさらに備える、請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記情報要求者により前記端末を介して特定のユーザにおける特定の宅内機器についての運転履歴に関する情報の要求操作が行われると、当該ユーザに対して、当該宅内機器の運転履歴に関する情報を当該情報要求者に提示してもよいか否かを問い合わせる問合せ手段をさらに備え、
    前記情報提供手段は、当該ユーザから、当該宅内機器の運転履歴に関する情報を当該情報要求者に提示してもよいとの承諾を得た場合に限り、当該宅内機器の運転履歴に関する情報を前記端末に送信する、請求項1又は2に記載の情報提供装置。
  4. 請求項1から3の何れか1項に記載の情報提供装置と、情報要求者により操作される端末と、を備える、情報提供システム。
  5. 宅内機器のユーザに関するユーザ情報が登録されるユーザ情報データベースと、
    前記宅内機器の属性を示す情報と運転履歴に関する情報とを含む機器情報が登録される機器情報データベースと、を備えたコンピュータが、
    情報要求者により端末を介して情報提供の要求操作が行われると、前記情報要求者のアクセスレベルに応じて前記ユーザ情報及び前記機器情報をそれぞれ抽象化したユーザ抽象化情報及び機器抽象化情報を組み合わせた情報を前記端末に送信する、情報提供方法。
  6. 宅内機器のユーザに関するユーザ情報が登録されるユーザ情報データベースと、
    前記宅内機器の属性を示す情報と運転履歴に関する情報とを含む機器情報が登録される機器情報データベースと、を備えたコンピュータを、
    情報要求者により端末を介して情報提供の要求操作が行われると、前記情報要求者のアクセスレベルに応じて前記ユーザ情報及び前記機器情報をそれぞれ抽象化したユーザ抽象化情報及び機器抽象化情報を組み合わせた情報を前記端末に送信する情報提供手段、として機能させるためのプログラム。
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