JP2019128247A - 太陽電池試料検査装置、及び太陽電池試料検査方法 - Google Patents

太陽電池試料検査装置、及び太陽電池試料検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】PL検査法を用いて微細な構造の欠陥を検査することができる太陽電池試料検査装置を提供する。【解決手段】フォトルミネッセンス(PL)を利用した太陽電池試料検査装置10であって、垂直共振器面発光レーザーを二次元アレイ状に配列して構成した光源11aにより、太陽電池試料100aの検査面Rに励起光を面照射する照射手段11と、太陽電池試料100aの検査面Rにおいて、PLの二次元強度分布を示す画像を顕微鏡カメラにより撮影する撮影手段12とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、フォトルミネッセンス(Photoluminescence(以下、「PL」と称する。))を利用した太陽電池試料検査装置、及び太陽電池試料検査方法に関する。
近年、環境に配慮したクリーンなエネルギーへの関心の高まりから、エネルギー源が無尽蔵に存在する太陽光を利用した太陽光発電が注目されている。太陽光発電に用いられる太陽電池セルとしては、裏面パッシベーション型(Passivated Emitter and Rear Cell(以下、「PERC型」と称する。))太陽電池セルの普及が見込まれている。
PERC型の太陽電池セルは、裏面側から受光面に向けて、裏面電極、絶縁層(パッシベーション)、半導体層、反射防止層、及びフィンガー電極が順に積層された構造を有する。絶縁層には微細な貫通孔が設けられ、貫通孔内には、裏面電極から半導体層に向けて延出した接続電極が貫入している。半導体層と接続電極とが対向する部位には、接続電極の主材料であるアルミニウムが半導体材料に拡散した裏面障壁(LOCAL Back Surface Filed(以下、「LOCAL−BSF」と称する。))が形成されている。
PERC型の太陽電池セルの製造プロセスでは、レーザーアブレーションによって絶縁層に貫通孔が開設されるが、このような微細な構造が欠陥なく形成されているかを検査する必要がある。太陽電池セルにおける欠陥の有無を検査する方法の一つに、PLを利用したPL検査法が知られている。一般に、物質に所定のエネルギーを与えると、物質中の励起された電子が基底状態に遷移する際に光が発生する。ここで、上記の所定のエネルギーを光によって与える方法をPLと言う。PLは物質中に存在する不純物や欠陥に影響を受けることが知られている。太陽電池セルの検査においては、太陽電池の半導体層に禁制帯幅以上のエネルギーを持つ光(以下、「励起光」と称する。)を照射すると、励起光の吸収に伴って電子及び正孔(以下、電子及び正孔を「電荷キャリア」と総称する。)が生成され、これらが再結合する際に発光する。このとき、半導体結晶中に欠陥や不純物が存在すると、これらの欠陥等は光エネルギーを与えたときに形成される電荷キャリアの再結合過程に影響を及ぼし、半導体結晶はその結晶固有の発光とは異なるエネルギーの光を放出する。この現象を利用し、PL発光によって得られた情報から太陽電池セルの欠陥を検知することができる。
例えば、半導体レーザーから試料へ励起光を照射してPLを測定する測定装置があった。(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1の測定装置では、試料を搭載した試料台を水平面内で移動させながら、励起光を固定ピッチで繰り返し点状に照射してPLを観察することで、PLの測定結果をマッピングしている。
特開2003−337104号公報
半導体層内で励起光の照射部位に生じる電荷キャリアは、照射部位よりキャリア密度の低い周囲の部位に拡散するが、太陽電池セルの微細な構造の検査では、電荷キャリアのわずかな拡散にも大きな影響を受ける。特許文献1の測定装置は、励起光を点状に照射するため、電荷キャリアも点状の部位に生じ、周囲の部位に拡散しやすい。そのため、特許文献1の測定装置では、微細な構造が欠陥なく形成されているかを、十分に評価することが難しい。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、PL検査法を用いて微細な構造の欠陥を検査することができる太陽電池試料検査装置、及び太陽電池試料検査方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係る太陽電池試料検査装置の特徴構成は、
フォトルミネッセンス(PL)を利用した太陽電池試料検査装置であって、
垂直共振器面発光レーザーを二次元アレイ状に配列して構成した光源により、太陽電池試料の検査面に励起光を面照射する照射手段と、
前記太陽電池試料の検査面において、PLの二次元強度分布を示す画像を顕微鏡カメラにより撮影する撮影手段と、
を備えることにある。
垂直共振器面発光レーザーは半導体基板上に狭い間隔で密集させて形成することが可能であるため、垂直共振器面発光レーザーを二次元アレイ状に配列して構成した光源は、ムラのない光を広い範囲に照射することが可能である。そのため、本構成の太陽電池試料検査装置によれば、PLの強度をマッピングする必要がなく、イメージングによりPLの二次元強度分布を示す画像を得ることができる。また、このような光源からの励起光の照射により、太陽電池試料の広い範囲に電荷キャリアが生成されるため、電荷キャリアの拡散がPLに及ぼす影響が抑えられる。これにより、微細な構造に由来する電荷キャリアの挙動がPLにより強く反映される。その結果、PL検査法を用いて太陽電池試料の微細な構造の欠陥を検査することができる。
本発明に係る太陽電池試料検査装置において、
前記照射手段は、前記顕微鏡カメラの撮影領域に対して、5〜50倍の幅の領域に励起光を照射することが好ましい。
本構成の太陽電池試料検査装置によれば、顕微鏡カメラの撮影領域の5〜50倍の幅の領域に励起光を面照射するため、顕微鏡カメラの撮影領域において、検査面に沿った電荷キャリアの拡散がPLの発生に及ぼす影響が充分に小さくなる。その結果、撮影領域内の微細な構造を適切に検査することができる。
本発明に係る太陽電池試料検査装置において、
前記検査面は、前記太陽電池試料の裏面であることが好ましい。
本構成の太陽電池試料検査装置によれば、PERC型の太陽電池セルの製造プロセスにおいてレーザーアブレーションによって絶縁層に開設される貫通孔等、太陽電池試料の裏面に形成される微細な構造を適切に検査することができる。
本発明に係る太陽電池試料検査装置において、
前記照射手段は、波長780〜1000nmの励起光を、10〜100秒間、1〜20W/cmの強度で照射することが好ましい。
本構成の太陽電池試料検査装置によれば、上記の適切な条件で励起光が照射されるため、検査時間を短縮しつつ、非破壊的に太陽電池試料を検査することができる。
本発明に係る太陽電池試料検査装置において、
前記照射手段は、前記顕微鏡カメラの対物レンズの光軸に対して前記光源の照射軸が30〜60°の角度をなすように構成されていることが好ましい。
本構成の太陽電池試料検査装置によれば、検査面での反射光が対物レンズに入射することがなく、撮影手段でPLを適切に撮影することができる。
本発明に係る太陽電池試料検査装置において、
前記撮影手段により撮影された画像にシェーディング補正を施す画像処理手段をさらに備えることが好ましい。
光源の照射軸が検査面に対して傾斜している場合、励起光の照射領域は、光源に最も近い点から最も遠い点へ向かうほど暗くなる。そのため、PLの強度も、太陽電池試料の欠陥の有無に関わらず、光源に近い側から遠い側へ向かうほど弱くなる。本構成の太陽電池試料検査装置によれば、撮影手段により撮影された画像にシェーディング補正を施すため、この様な欠陥に起因しないPLの強度の勾配を補正することができる。その結果、PL検査法を用いて太陽電池試料の微細な構造の欠陥を適切に検査することができる。
本発明に係る太陽電池試料検査装置において、
前記撮影手段は、前記太陽電池試料の切除加工領域を撮影することが好ましい。
本構成の太陽電池試料検査装置によれば、撮影手段は、太陽電池試料の切除加工領域を撮影するため、微細な構造を形成した際に切除加工領域がダメージを受けて欠損しているかを検査することができる。
上記課題を解決するための本発明にかかる太陽電池試料検査方法の特徴構成は、
フォトルミネッセンス(PL)を利用した太陽電池試料検査方法であって、
垂直共振器面発光レーザーを二次元アレイ状に配列して構成した光源により、太陽電池試料の検査面に励起光を面照射する照射工程と、
前記太陽電池試料の検査面において、PLの二次元強度分布を示す画像を顕微鏡カメラにより撮影する撮影工程と、
を包含することにある。
垂直共振器面発光レーザーは半導体基板上に狭い間隔で密集させて形成することが可能であるため、垂直共振器面発光レーザーを二次元アレイ状に配列して構成した光源は、ムラのない光を広い範囲に照射することが可能である。そのため、本構成の太陽電池試料検査方法を実施すれば、PLの強度をマッピングする必要がなく、イメージングによりPLの二次元強度分布を示す画像を得ることができる。また、このような光源からの励起光の照射により、太陽電池試料の広い範囲に電荷キャリアが生成されるため、電荷キャリアの拡散がPLに及ぼす影響が抑えられる。これにより、微細な構造に由来する電荷キャリアの挙動がPLにより強く反映される。その結果、PL検査法を用いて太陽電池試料の微細な構造の欠陥を検査することができる。
本発明に係る太陽電池試料検査方法において、
前記照射工程において、前記顕微鏡カメラの撮影領域に対して、5〜50倍の幅の領域に励起光を照射することが好ましい。
本構成の太陽電池試料検査方法によれば、顕微鏡カメラの撮影領域の5〜50倍の幅の領域に励起光を面照射するため、顕微鏡カメラの撮影領域において、検査面に沿った電荷キャリアの拡散がPLの発生に及ぼす影響が充分に小さくなる。その結果、撮影領域内の微細な構造を、適切に検査することができる。
本発明に係る太陽電池試料検査方法において、
前記照射工程において、前記顕微鏡カメラの対物レンズの光軸に対して前記光源の照射軸が30〜60°の角度をなすように前記励起光を照射することが好ましい。
本構成の太陽電池試料検査方法によれば、検査面での反射光が対物レンズに入射することがなく、撮影工程においてPLを適切に撮影することができる。
図1は、PERC型の太陽電池セル、及び太陽電池試料の説明図である。 図2は、実施形態に係る太陽電池試料検査装置の説明図である。 図3は、実施形態に係る太陽電池試料検査装置において撮影した画像である。 図4は、正常な貫通孔を拡大した画像である。 図5は、欠陥のある貫通孔を拡大した画像である。 図6は、本発明の太陽電池試料検査方法の手順を示したフローチャートである。
以下、本発明の太陽電池試料検査装置、及び太陽電池試料検査方法に関する実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明は、以下の構成に限定されることを意図しない。
〔PERC型の太陽電池セル、太陽電池試料〕
本発明の太陽電池試料検査装置、及び太陽電池試料検査方法を説明する前に、一般的なPERC型の太陽電池セルの構造、及び検査対象となる太陽電池試料について説明する。ここで、太陽電池試料とは、太陽電池セルの製造プロセスにおいて、裏面電極が形成される前の状態の構造体を意味する。図1は、PERC型の太陽電池セル100、及び太陽電池試料100aの説明図である。(a)は、PERC型の太陽電池セル100を模式的に示す断面図である。(b)は、検査対象となる太陽電池試料100aを模式的に示す断面図である。
図1(a)に示すように、PERC型の太陽電池セル100は、裏面R側から受光面F側に向けて、裏面電極1、絶縁層2、半導体層3、及び反射防止層5が積層された構造を有する。裏面電極1は、裏面Rの全面に一様に形成されたアルミニウム薄膜からなる。裏面電極1の受光面F側には、裏面電極1に接して絶縁層2が一様に形成されている。絶縁層2は、窒化ケイ素(SiN)層2a、及びアルミナ(Al)層2bが積層された構成であり、裏面電極1と半導体層3とを電気的に絶縁している。絶縁層2には貫通孔が形成されており、貫通孔内には裏面電極1から半導体層3に向けて延出した接続電極1aが貫入している。接続電極1aは、裏面電極1と半導体層3とを電気的に接続している。半導体層3は、裏面R側のp型半導体層3aと受光面F側のn型半導体層3bとが接合した構成である。p型半導体層3aと接続電極1aとが対向する部位には、接続電極1aの主材料であるアルミニウムが半導体材料内に拡散したLOCAL−BSF4が形成されている。反射防止層5は、窒化ケイ素、アルミナ等の絶縁材料で構成されている。反射防止層5には貫通孔が形成されており、貫通孔を介して半導体層3に電気的に接続するフィンガー電極6が、反射防止層5の受光面F側に露出している。
一般に、PERC型の太陽電池セル100の製造プロセスでは、図1(b)に示すように、半導体層3の裏面側に絶縁層2を一様に形成した後に、レーザーアブレーション装置LAを用いて絶縁層2にレーザーを照射して照射位置の絶縁層2を除去することで、直径0.1mm以下の微細な貫通孔7を形成する。このレーザーアブレーション加工では、高いエネルギー密度でレーザーが照射されるため、貫通孔7の形成位置だけではなく、その周辺領域にもダメージを与え、絶縁層2の絶縁性を低下させる場合がある(以下、レーザーアブレーションによって貫通孔7を形成した時に、ダメージを受ける可能性がある領域を、「切除加工領域」と称する。)。そこで、本実施形態に係る太陽電池試料検査装置10では、絶縁層2に貫通孔7が形成された後、裏面電極1が形成される前の図1(b)に示す状態の太陽電池試料100aを検査対象とする。なお、図1(a)に示すPERC型の太陽電池セル100は、絶縁層2の貫通孔及びLOCAL−BSF4は点状のドットパターンで形成されるが、PERC型の太陽電池セルには貫通孔及びLOCAL−BSFが直線状のラインパターンで形成されるものもある。LOCAL−BSFが直線状に形成されるPERC型の太陽電池セルの製造プロセスでの検査においても、本発明は実施可能である。
〔太陽電池試料検査装置〕
図2は、実施形態に係る太陽電池試料検査装置10の説明図である。太陽電池試料検査装置10は、半導体に励起光を照射したときに発生するPLを利用して太陽電池試料100aを検査するものである。太陽電池試料検査装置10は、照射手段11と、撮影手段12とを備え、さらに任意の構成として、画像処理部13と、表示部14と、載置台15とを備えている。太陽電池試料検査装置10は、太陽電池試料100aを検査対象とし、太陽電池試料100aは、裏面側を検査面Rとして上に向けた状態で載置台15に載置される。
照射手段11は、垂直共振器面発光レーザーを二次元アレイ状に配列して構成した光源11aを有する。垂直共振器面発光レーザーは半導体基板上に狭い間隔で密集させて形成することが可能であるため、光源11aは、ムラのない光を広い範囲に照射することが可能である。そのため、PLの測定結果を、マッピングする必要がなく、イメージングによって得ることができる。光源11aが照射するレーザー光は、780〜1000nmの波長領域のレーザー光であることが好ましい。この波長領域であれば、単結晶シリコン型太陽電池、多結晶シリコン型太陽電池等でPLを発生させることができる。PL検査において、照射手段11は、励起光を10〜100秒間、1〜20W/cmの強度で照射することが好ましい。
照射手段11は、光源11aの照射軸が、撮影手段12の対物レンズ12aの光軸となす角度Dが、好ましくは30〜60°となるように配置される。このような配置により、照射手段11は、検査面Rの楕円形の照射領域LFに励起光を面照射することができる。角度Dが30〜60°であれば、検査面Rでの反射光が対物レンズ12aに入射することがなく、撮影手段12でPLを適切に撮影することができる。角度Dが30°未満の場合、検査面Rでの反射光が対物レンズ12aに入射し、PLを撮影する際にノイズとなる虞がある。角度Dが60°を超える場合、照射領域LFが過度に広がり、PLを発生させるのに充分なエネルギーを太陽電池試料100aに与えることが困難になる虞がある。ここで「面照射」とは、PLを撮影する顕微鏡カメラの撮影領域VFよりも充分に広い領域に励起光を照射することを意味する。面照射による照射範囲LFは、検査面Rに沿った電荷キャリアの拡散が、顕微鏡カメラの撮影領域VFにおけるPLの発生に及ぼす影響が充分に小さくなるように設定される。例えば、顕微鏡カメラの撮像素子として、一辺が13.3mmの正方形の撮像素子を用いる場合、顕微鏡の対物レンズの倍率が5倍であれば、撮影領域VFは2.66mm四方の領域となり、顕微鏡の対物レンズの倍率が10倍であれば、撮影領域VFは1.33mm四方の領域となり、顕微鏡の対物レンズの倍率が20倍であれば、撮影領域VFは0.66mm四方の領域となる。このような条件では、撮影領域VFに対して、5〜50倍の幅の照射領域LFに励起光を照射することが好ましい。照射領域LFの幅が、上記の範囲にあれば、拡散によるキャリア分布の変化が撮影領域VF内ではおおよそ均質なものとなるため、撮影領域VFにおいて電荷キャリアの拡散がPLの発生に及ぼす影響が充分に小さくなり、撮影領域VF内の微細な構造をイメージング法によって適切に検査することが可能となる。照射領域LFの幅が撮影領域VFの幅の5倍未満の場合、撮影領域VFの中央部分と辺縁部分とで拡散によるキャリア分布の変化に偏りが生じるとこで、撮影領域VF内の微細な構造をイメージング法によって適切に検査することが困難になる虞がある。照射領域LFの幅が撮影領域VFの幅の50倍を超える場合、太陽電池試料100aの異なる位置を検査する際に、重複する広い範囲にエネルギーを与えることになり、過剰なエネルギーによって太陽電池試料100aの機能を損ない、正確に検査することが困難になる虞がある。図2に示す例では、照射領域LFが楕円形の形状であるため、照射手段11は、照射領域LFの幅である短径d1が、撮影手段12の撮影領域VFの幅である直径dvの5〜50倍となるように構成される。
撮影手段12は、検査面Rを顕微鏡で拡大し、二次元アレイ状に配列したCCD(Charged-coupled devices)、CMOS(Complementary metal−oxide−semiconductor)等の固体撮像素子により、顕微鏡によって拡大した撮影領域VFをイメージング法で撮影する顕微鏡カメラを備える。顕微鏡の対物レンズ12aは、光軸が検査面Rに直交するように配置される。撮影手段12はさらに、近赤外線領域の波長を選択的に透過するバンドパスフィルタを備えることが好ましい。撮影手段12は、照射手段11から励起光を照射した後に太陽電池試料100aがPL発光している状態で、撮影領域VFをイメージング法で撮影することにより、PLの二次元強度分布を示す画像を得ることができる。撮影された画像は、例えば、ハードディスク等のストレージにデータとして記録される。以下、撮影手段12によって撮影された画像を、「PL画像」と称する。撮影手段12の撮影領域VFは、複数の貫通孔7の形成位置が含まれるように設定されることが好ましい。図1(b)に示す例では、貫通孔7は約1mm間隔で形成されており、本実施形態では、撮影領域VFが2.5mm四方の範囲を含むように設定されている。レーザーアブレーションによって貫通孔7を形成した時にダメージを受ける可能性がある切除加工領域の大きさは、貫通孔7の大きさ、レーザーアブレーションの出力等によって異なるが、複数の貫通孔7の形成位置を含むように撮影領域VFを設定することで、撮影手段12は、各貫通孔7に対応する切除加工領域全体を一度にイメージングすることができる。
撮影手段12は、検査面Rの任意の位置を撮影できるように、検査面Rと平行に移動可能に構成されることが好ましい。ただし、載置台15を平行移動可能に構成し、載置台15を動かして撮影位置を変更することも可能である。撮影手段12の位置の設定や移動は、手動で操作してもコンピュータで制御しても構わない。
画像処理部13は、CPU、メモリ、ストレージ等を有するコンピュータにおいて、メモリに記録されているプログラムをCPUが読み出して実行することで、その機能が実現される画像処理手段である。画像処理部13は、撮影手段12によって撮影され、ストレージにデータとして記録されているPL画像にシェーディング補正を施して、補正画像を生成する。本実施形態では、光源11aの照射軸が検査面Rに対して傾斜しているため、照射領域LFは、長軸d2に沿って、照射手段11に最も近い点Pnから、照射手段11に最も遠い点Pfへ向かうほど暗くなる。そのため、PLの強度も太陽電池試料100aの欠陥の有無に関わらず、点Pn側から点Pf側へ向かうほど弱くなる。シェーディング補正では、この様な欠陥に起因しないPLの強度の勾配を補正する。例えば、各画素の輝度を周辺画素の平均輝度で除算することで、太陽電池試料100aの欠陥に起因しないPLの強度の勾配を補正することができる。
表示部14は、ディスプレイであり、撮影手段12によって撮影されたPL画像、及び画像処理部13によって補正された補正画像を表示する。太陽電池試料検査装置10の操作者は、表示部14での表示を確認することで、太陽電池試料100aの微細な構造における欠陥の有無を確認することができる。
以上の構成により、太陽電池試料検査装置10は、太陽電池試料100aにおいて、切除加工領域におけるPLの二次元強度分布を示す画像を撮影し、微細な構造の欠陥を検査することができる。
〔画像〕
図3は、実施形態に係る太陽電池試料検査装置10において撮影した画像である。(a)は、撮影手段12によって撮影されたPL画像を示し、(b)は、画像処理部13によって補正された補正画像を示す。PL画像には、図3(a)に示すように、縦方向及び横方向の夫々に複数の貫通孔7が配列した2.5mm四方の範囲が撮影されている。PL画像では、PLの強度が大きい画素が明るくなり、PLの強度が小さい画素が暗くなることで、PLの二次元強度分布が示される。図3(a)に示す例では、貫通孔7の周囲が暗くなっており、絶縁層がレーザーアブレーションによりダメージを受けたことが確認できる。図3(b)に示す補正画像では、貫通孔7の形状、大きさ等から貫通孔7が正常に形成されているか否かを確認することができる。
図4は、正常な貫通孔7aを拡大した画像である。(a)は、撮影手段12によって撮影されたPL画像を示し、(b)は、画像処理部13によって補正された補正画像を示す。正常な貫通孔7aは、図4(a)に示すように、周囲の輝度低下が小さく、レーザーアブレーションによるダメージが低く抑えられていることが確認できる。図4(b)に示すように、補正画像では、貫通孔7aが、歪みのない環状の形状であることで、正常に形成されていることが確認できる。
図5は、欠陥のある貫通孔7b、7cを拡大した画像である。図5に示す補正画像では、貫通孔7bは、環状の形状であるが画像の上側で一部が欠損している。このことから、貫通孔7bが正常に形成されていないことを確認することができる。貫通孔7cは、サイズが小さいことから、正常に形成されていないことを確認することができる。
〔太陽電池試料検査方法〕
図6は、本発明の太陽電池試料検査方法の手順を示したフローチャートである。フローチャートに示す各工程の詳細は、太陽電池試料検査装置10についての説明と重複するため、その説明を省略し、ここでは、フローチャートにより示した手順に重点を置いて説明する。
太陽電池試料100aの検査では、図2に示すように、検査対象の太陽電池試料100aの検査面Rを上に向けた状態で載置し、検査面Rの全体を走査するように検査する。先ず、照射工程(S1)を実施する。照射工程では、垂直共振器面発光レーザーを二次元アレイ状に配列して構成した光源から、波長780〜1000nmの励起光を、10〜100秒間、1〜20W/cmの強度で、検査面Rに照射する。このとき、ステップ2の撮影工程で画像を撮影する顕微鏡カメラの撮影領域の5〜50倍の幅の領域に励起光を面照射することが好ましい。また、顕微鏡カメラの対物レンズの光軸に対して、光源の照射軸が30〜60°の角度をなすように励起光を照射することが好ましい。
照射工程の実施により、太陽電池試料100aの半導体層3内に電荷キャリアが生成され、これらが再結合する際にPL発光が生ずる。PL発光が生じている状態で、撮影工程(S2)を実施する。撮影工程では、検査面Rにおいて顕微鏡カメラにより拡大した撮影領域を、二次元アレイ状に配列した固体撮像素子によりイメージング法で撮影することで、撮影領域におけるPLの二次元強度分布を示す画像が得られる。
次に、必要に応じて、撮影工程において撮影された画像にシェーディング補正を施す画像処理工程(S3)を実施する。照射工程において検査面Rに対して光源の照射軸を傾斜させている場合に、撮影工程で撮影した画像にはPLの強度の勾配が生じるが、シェーディング補正を施すことで、このようなPLの強度の勾配を補正することができる。
画像処理工程を実施した後、検査面Rの全ての領域を検査したか否かを判定する(S4)。全ての領域を検査した場合(S4:No)、太陽電池試料100aの検査を終了する。未検査の領域がある場合(S4:Yes)、顕微鏡カメラの位置を移動させることで、検査位置を変更する位置合わせ(S5)を実施し、その後、新たな位置で照射工程(S1)から手順を繰り返すことで、検査面Rの全ての領域を検査することができる。
〔別実施形態〕
本発明の太陽電池試料検査装置、及び太陽電池試料検査方法は、PERC型の太陽電池セルの試料だけではなく、他のタイプの太陽電池セルの試料を検査対象とすることも可能である。例えば、IBC(Interdigitated Back Contact)型の太陽電池セル、HIT(Heterojunction with Intrinsic Thin−layer)型の太陽電池セル、及びHBC(Heterojunction Back Contact)型の太陽電池セル等の製造プロセスにおける太陽電池試料を検査対象とすることも可能である。
また、上記の実施形態では、レーザーアブレーションによってダメージを受ける可能性がある領域を切除加工領域としたが、本発明の太陽電池試料検査装置、及び太陽電池試料検査方法は、メカニカルスクラブ等により加工された領域を切除加工領域として、切除加工領域における微細な構造の欠陥を検出することも可能である。
本発明の太陽電池試料検査装置、及び太陽電池試料検査方法は、PERC型、IBC型、HIT型、及びHBC型等の太陽電池セルの製造プロセスにおいて、太陽電池試料の検査に利用することが可能である。
10 太陽電池試料検査装置
11 照射手段
11a 光源
12 撮影手段
12a 対物レンズ
13 画像処理部(画像処理手段)
R 検査面
100a 太陽電池試料

Claims (10)

  1. フォトルミネッセンス(PL)を利用した太陽電池試料検査装置であって、
    垂直共振器面発光レーザーを二次元アレイ状に配列して構成した光源により、太陽電池試料の検査面に励起光を面照射する照射手段と、
    前記太陽電池試料の検査面において、PLの二次元強度分布を示す画像を顕微鏡カメラにより撮影する撮影手段と、
    を備える太陽電池試料検査装置。
  2. 前記照射手段は、前記顕微鏡カメラの撮影領域に対して、5〜50倍の幅の領域に励起光を照射する請求項1に記載の太陽電池試料検査装置。
  3. 前記検査面は、前記太陽電池試料の裏面である請求項1又は2に記載の太陽電池試料検査装置。
  4. 前記照射手段は、波長780〜1000nmの励起光を、10〜100秒間、1〜20W/cmの強度で照射する請求項1〜3の何れか一項に記載の太陽電池試料検査装置。
  5. 前記照射手段は、前記顕微鏡カメラの対物レンズの光軸に対して前記光源の照射軸が30〜60°の角度をなすように構成されている請求項1〜4の何れか一項に記載の太陽電池試料検査装置。
  6. 前記撮影手段により撮影された画像にシェーディング補正を施す画像処理手段をさらに備える請求項5に記載の太陽電池試料検査装置。
  7. 前記撮影手段は、前記太陽電池試料の切除加工領域を撮影する請求項1〜6の何れか一項に記載の太陽電池試料検査装置。
  8. フォトルミネッセンス(PL)を利用した太陽電池試料検査方法であって、
    垂直共振器面発光レーザーを二次元アレイ状に配列して構成した光源により、太陽電池試料の検査面に励起光を面照射する照射工程と、
    前記太陽電池試料の検査面において、PLの二次元強度分布を示す画像を顕微鏡カメラにより撮影する撮影工程と、
    を包含する太陽電池試料検査方法。
  9. 前記照射工程において、前記顕微鏡カメラの撮影領域に対して、5〜50倍の幅の領域に励起光を照射する請求項8に記載の太陽電池試料検査方法。
  10. 前記照射工程において、前記顕微鏡カメラの対物レンズの光軸に対して前記光源の照射軸が30〜60°の角度をなすように前記励起光を照射する請求項8又は9に記載の太陽電池試料検査方法。
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