JP2019126305A - 玄米からなるインスタント食品 - Google Patents

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吉野 勝美
Katsumi Yoshino
勝美 吉野
仁志 木下
Hitoshi Kinoshita
仁志 木下
辰志 松田
Tatsushi Matsuda
辰志 松田
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Elize Co Ltd
Satoyama Foods Co Ltd
Shimane Prefecture
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Elize Co Ltd
Satoyama Foods Co Ltd
Shimane Prefecture
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Abstract

【課題】玄米の有する栄養価などを保持した食し易い加工食品が得られれば簡便に玄米を利用でき、米の有効活用にもつながることが期待できる。本発明の加工食品は、簡便にそのまま食することも可能であり、さらには、牛乳、ジュースなどの飲料に分散させることでさらに食し易く、玄米本来の栄養価を吸収し易い状態で保持している。【解決手段】玄米を加圧加熱乾燥した成形体からなるインスタント食品。また、玄米が超高水圧で処理したものである上記のインスタント食品。また、玄米を加圧加熱乾燥した成形体をカップ状容器に封入してなる上記に記載のインスタント食品。【選択図】なし

Description

本発明は、玄米ベースのインスタント食品に関する。詳しくは、食し易い食品であり、さらには、簡便により食し易い性状に加工でき、栄養価にも優れた玄米ベースのインスタント食品に関する。
玄米は、栄養価に優れた食品ではあるが、加工が難しく、そのまま加熱処理するだけでは食し易い食品とはならず、加工し易いように予め粉砕したり、圧力釜を用いて炊飯などするのが一般的であるが、そのような方法では一部の栄養価が失われるなど、本来の玄米が有している特性が発揮できないという問題があった。
それに対しては、米を超高水圧で処理することが提案されており、超高圧水で米を処理することで、できあがりに炊飯米に光沢があっておのおのの粒が立ってみえる。高圧処理米はバランス度および粘りが高い。24時間になっても老化した食感は少なく弾力性があるなどの効果が言われている。(非特許文献1)
このような方法を玄米に適用すると吸水性がよくなり調理しやすくなり、そうして得られた加圧処理玄米には、認知症の予防効果がある(非特許文献2)など種々の機能が期待されている。
しかしながら、加圧処理した玄米であってもそのまま食するのは困難であり、加熱処理後は、長期間安定に食感などが維持されるわけではない。
長尾慶子 家政研究 vol.30 pp13−19(1999) 奥田充顕ら第5回日本認知症予防学会学術集会 抄録集 1P−3
玄米の有する栄養価などを保持した食し易い加工食品が得られれば簡便に玄米を利用でき、米の有効活用にもつながることが期待できる。
本発明者らは上記課題を解決した栄養価の高い加工食品を得ることに鋭意検討し、本発明を完成した。
即ち、本発明は、玄米を加圧加熱乾燥した成形体からなるインスタント食品である。
本発明はまた、玄米が超高水圧で処理したものである上記のインスタント食品である。
本発明はまた、玄米を加圧加熱乾燥した成形体をカップ状容器に封入してなる上記に記載のインスタント食品である。
本発明の加工食品は、簡便にそのまま食することも可能であり、さらには、牛乳、ジュースなどの飲料に分散させることでさらに食し易く、玄米本来の栄養価を吸収し易い状態で保持しているという特徴を有しており極めて優れたものである。
本発明において玄米は、そのままでも、超高圧水で処理したものであっても良いが特に数千気圧、通常6千気圧の超高圧水で処理したものが好ましく利用できる。
本発明においては、上記玄米をそのまま、あるいは、さらに粉砕して粉末にした後に、水と混合して、ロールで圧延し、加熱した後にフレーク状にする方法、加熱加圧後に急激に減圧してスポンジ状にする方法、混合物を造粒器でペレット状にし、次いで加熱乾燥する方法などすることでフレーク状とすることができる。
また、膨張剤を混合して、成形に際して加熱、減圧して気泡をつくり、食感などを改善することも可能である。
上記加工の段階で、砂糖、蜂蜜、塩などで味付けしたり、香り付けすることも可能であり、フレーク状にした後にさらに加熱して焼き上げたり、シロップとか、食品用着色剤、香成分をまぶしたりして、より味、食感を整えることも可能である。
超高水圧加工した玄米は加圧時に表面から芯まで通じる「疎水」に水が通っているため吸水性が高く、高度に糊化していることから、加工処理が簡単で、栄養価が高く、味、食感に優れたインスタント食品に仕上がることが期待できる。また、多孔性でフレーク状にすることで、牛乳、果汁、野菜汁などと混合して、より食べやすく、栄養価が高い食品とすることが可能になり、好ましいインスタント食品となる。
また、上記フレーク状のものを、ガスバリヤ性の紙容器などに密封することで、長期保存可能で、封を開き、牛乳などを加えそのまま食することができる食品となる。
また、この食品を継続的に食することで、骨密度の低下の予防改善、認知症の改善効果が期待できる。
以下に実施例を示し発明をより詳細に説明する。
[実施例1]
株式会社エリーゼ製、超高圧水処理玄米100部と水300部を混合し、押出機に導入し、10mmΦ×3mmの円筒状のペレットを得た。次いで、60℃で乾燥してシリアルを得た。シリアル40gに200mlの牛乳を混合して食したところ良い食味であった。
[実施例2]
実施例1で用いた玄米100部と水200部と塩2部を混合し、プレス機を用いて加圧して厚さ5mmのシートとした。次いで、カッターで5mm角に切断しさらに加圧して引き延ばした。次いでローター式の乾燥機で70℃で乾燥してフレーク状のシリアルを得た。

Claims (3)

  1. 玄米を加圧加熱乾燥した成形体からなるインスタント食品。
  2. 玄米が超高水圧で処理したものである請求項1に記載のインスタント食品。
  3. 玄米を加圧加熱乾燥した成形体をカップ状容器に封入してなる請求項1または2のいずれかに記載のインスタント食品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7278019B1 (ja) * 2023-02-10 2023-05-19 裕子 中野 玄米ジュレの製造方法

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