JP2019124503A - プラグゲージ - Google Patents

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秀行 山元
Hideyuki Yamamoto
秀行 山元
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【課題】通側ゲージ部を容易に被測定穴に挿入することを課題とする。【解決手段】プラグゲージは、基端側に設けられた止側ゲージ部と、前記止側ゲージ部よりも先端側に設けられ、前記止側ゲージ部の直径よりも小径である通側ゲージ部と、前記通側ゲージ部よりも先端側に設けられ、ボールの一部分を外周面に露出させて保持したボールケージ部を備えたガイド軸部と、を備える。ガイド軸部は、ボールの弾性変形により、芯出しが容易となり、被測定穴に挿入し易い。ガイド軸部が被測定穴に挿入されると、ガイド軸部、ひいては、プラグゲージ全体の姿勢が安定するため、通側ゲージ部を容易に被測定穴に挿入することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、プラグゲージに関する。
従来、ゲージ部の被測定穴への噛み付きを解消すべく、ゲージ部先端に同軸上にゲージ部の外径と同等か幾分小さい直径の球状表面を有するガイド部と、円周状の逃げ溝を設けたプラグ型ゲージが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、ゲージ部の先端部にC面取加工、R面取加工や段付き加工を施すことが行われている。
実開昭60−31603号公報
ところで、例えば、被測定穴の穴径が大きくなると、ゲージ部の僅かな傾きであっても、被測定穴の周縁部に対するゲージ部の周縁部のずれ量は大きくなり、ゲージ部が被測定穴に挿入し難くなる。また、被測定穴の公差が厳しく設定されている場合にも、ゲージ部は被測定穴に挿入し難い。このような場合に、ゲージ部を強引に被測定穴に挿入しようとするとワークを傷つけてしまったり、ゲージ部の食い付きを発生させてしまったりする可能性がある。このような問題は、特許文献1に開示されたプラグ型ゲージであっても生じ得る。また、ゲージ部の先端部にC面取加工、R面取加工や段付き加工が施されていても、測定時の種々の条件によってはゲージ部を被測定穴に挿入し難い場合がある。
そこで、本明細書開示のプラグゲージは、通側ゲージ部を容易に被測定穴に挿入することを課題とする。
本明細書に開示されたプラグゲージは、通側ゲージ部と、前記通側ゲージ部よりも先端側に設けられ、ボールの一部分を外周面に露出させて保持したボールケージ部を備えたガイド軸部と、を備える。
本明細書開示のプラグゲージによれば、通側ゲージ部を容易に被測定穴に挿入することができる。
図1は実施形態のプラグゲージを示す側面図である。 図2(A)は実施形態のプラグゲージのガイド軸部を拡大して示す断面図であり、図2(B)はボールの周囲を拡大して示す断面図である。 図3は実施形態のプラグゲージが被測定穴に挿入される様子を示す説明図である。 図4は他の実施形態のプラグゲージが備えるガイド軸部を拡大して示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。ただし、図面中、各部の寸法、比率等は、実際のものと完全に一致するようには図示されていない場合がある。また、図面によっては細部が省略されて描かれている場合もある。
(実施形態)
図1を参照すると、実施形態のプラグゲージ1は、基端側に設けられた止側ゲージ部2aと、この止側ゲージ部2aよりも先端側に設けられた通側ゲージ部2bを含むゲージ部2を備える。通側ゲージ部2bの直径はR1であり、止側ゲージ部2aの直径はR2である。通側ゲージ部2bの直径R1は、止側ゲージ部2aの直径R2よりも小さい。
通側ゲージ部2bの直径R1は、ワーク20の被測定穴21の穴径の下限値を規定する。すなわち、通側ゲージ部2bを被測定穴21に挿入できない場合には、被測定穴21の穴径が通側ゲージ部2bの直径R1よりも小さいことになり、被測定穴21の穴径は、その下限値を下回っていることになる。
一方、止側ゲージ部2aの直径R2は、ワーク20の被測定穴21の穴径の上限値を規定する。すなわち、止側ゲージ部2aが被測定穴21に挿入できてしまう場合は、被測定穴21の穴径が止側ゲージ部2aの直径R2よりも大きいことになり、被測定穴21の穴径は、その上限値を上回っていることになる。
図1や図2(A)を参照すると、プラグゲージ1は、通側ゲージ部2bよりも先端側に設けられ、軸AX方向に沿って配列した複数のボール6の一部分を外周面に露出させて保持したボールケージ部4を備えたガイド軸部3を備える。ボール6は、荷重を受けることで、弾性変形することができる。本実施形態におけるボール6は、軸受鋼(SUJ)製であり、弾性変形することができる。
ボールケージ部4は、通側ゲージ部2bに連設されたガイド軸部本体部3aの周囲にカシメて装着されている。ガイド軸部本体部3aは、通側ゲージ部2bの先端側に設けられている。ガイド軸部本体部3aは、円柱形状を有する。ボールケージ部4は筒形状を有しており、ガイド軸部本体部3aに被せるように装着されている。
ボールケージ部4は、筒形状のボール保持部5を備える。ボール保持部5は、軸方向に沿って複数のボール6を保持している。本実施形態のボール6の列は、ボール保持部5の全周に亘って複数設けられている。ボール6の列は、ボール保持部5の周囲に均等の間隔を隔てて設けられている。例えば、ボール6の列が二列であるとき、ボール6の列は、180°隔てて配置されている。また、ボール6の列が3列であるときは、ボール6の列は、120°ずつ隔てて配置されている。本実施形態では、90°ずつ隔てて、4列のボール6の列が設けられている。これにより、ガイド軸部3が被測定穴21内に挿入されたときにガイド軸部3の芯出しが容易となる。
ボール6の配置は、種々変更することができる。ボール6は、完全に一直線に配列されることが求められるものではなく、例えば、一つずつ周方向にずらして配置し、千鳥状の配置とすることもできる。また、軸AX方向に対してずらして配置し、螺旋状の配置とすることもできる。また、本実施形態では、軸AX方向に沿って配列した複数のボール6を備えているが、必ずしも軸AX方向に沿った配列とされていなくてもよい。ボール6は、例えば、ガイド軸部3の周囲に環状の部材を配し、その内周面にボール6を接触させた状態としたときに、ガイド軸部3が環状の部材に対して傾かないように配置されていればよい。例えば、ボール6は、ガイド軸部3の外周面の周方向に沿って、均等の間隔で配置することができる。
図2(B)を参照すると、ボール保持部5は、ボール6を回転可能に保持するための空間を有するボール収納部51を備える。ボール収納部51は、ボール保持部5の外周面5aに開口部51aを備えると共に、ボール保持部5の内周面5bに開口部51bを備えている。ボール収納部51に収納されたボール6の外側頂部6aは、開口部51aから外周面5a側に露出し、内側頂部6bは、開口部51bから内周面5b側に露出している。開口部51bから露出している内側頂部6bは、ガイド軸部本体部3aの外周壁に接触している。なお、外側頂部6aは開口部51a露出した箇所を示すものであり、内側頂部6bは、開口部51bから露出した箇所を示すものであって、いずれもボール6の特定の箇所を指すのではない。
再び図1を参照すると、プラグゲージ1は、ボルト8によって先端部に装着された鍔状部材である留め具7を備えている。留め具7は、ボールケージ部4がガイド軸部本体部3aから脱落しないようにボールケージ部4を保持している。プラグゲージ1は、ゲージ部2よりも基端側に把持部9を備えている。本実施形態のプラグゲージ1は、基端側から順に把持部9、ゲージ部2及びガイド軸部本体部3aを備えており、これらは、ゲージ鋼(SKS3)を加工することによって一体に形成されている。
ここで、ガイド軸部3におけるボール6間の直径、具体的には、ボールケージ部4を先端側から観たときにボール6の外側頂部6aを結んで描かれる円の直径R3、及び、留め具7の直径R4について説明する。被測定穴21に挿入されていない状態での直径R3は、通側ゲージ部2bの直径R1と一致している。一方、留め具7の直径R4は直径R1や直径R3よりも小さい。これにより、留め具7を容易に被測定穴21に挿入することができる。
つぎに、プラグゲージ1の使用状態について説明する。図3に示すように、プラグゲージ1が被測定穴21へ挿入される際、まず、留め具7が被測定穴21内へ挿し込まれる。留め具7の直径R4は、ボール6間の直径R3や通側ゲージ部2bの直径R1よりも小さいため、留め具7は、容易に被測定穴21内へ挿し込まれる。留め具7の挿入に引き続いて、ガイド軸部3が被測定穴21内へ挿し込まれる。このとき、ガイド軸部3の先端部に設けられたボール6の被測定穴21の開口縁部への接触が想定されるが、ボール収納部51に回転可能に保持されたボール6が回転することで、ガイド軸部3はスムーズに被測定穴21内へ挿入される。ガイド軸部3の先端部が被測定穴21に挿入されると、ガイド軸部3は、基端側に向かって、順次、被測定穴21内に挿入される。このときも、ボール6が、被測定穴21の内周面と点接触するため、摩擦抵抗が低減され、ガイド軸部3は、スムーズに被測定穴21に挿入される。
上述のように、ボール6の内側頂部6bは、ガイド軸部本体部3aの外周壁に接触している。そして、図3に示すようにガイド軸部3が被測定穴21内に挿入されると、外側頂部6aが被測定穴21の内周面に接触した状態となる。このため、ガイド軸部3が被測定穴21内に挿入された状態のボール6は、荷重を受ける。荷重を受けたボール6は、弾性変形し、元の形状に復帰しようとする弾性力を生じさせる。ボール6は、ガイド軸部3の周上に均等に配置されており、ガイド軸部3の周囲には均等に弾性力が作用する。これにより、ガイド軸部3の芯出しが容易に行われる。
ガイド軸部3の芯出しが行われると、プラグゲージ1の軸AXの傾きが矯正されてプラグゲージ1の姿勢が安定し、被測定穴21の中心軸とプラグゲージ1の軸AXとが一致し易くなる。被測定穴21の中心軸とプラグゲージ1の軸AXとが一致すると、通側ゲージ部2bを容易に被測定穴21に挿入することができる。
このように、本実施形態のプラグゲージ1によれば、通側ゲージ部2bよりも先端側に設けられたガイド軸部3によって芯出しが行われるため、ゲージ部2、具体的には、通側ゲージ部2bを容易に被測定穴21に挿入することができる。
なお、本実施形態のプラグゲージ1は、先端部にボルト8で装着された留め具7を備えているが、図4に示すプラグゲージ11のように、留め具7に代えてガイド軸部13にサークリップ17を装着した形態とすることもできる。サークリップ17は、ガイド軸部本体部13aに設けられたサークリップ装着溝13a1に装着され、ボールケージ部4の脱落を防止している。このような形態であっても、プラグゲージ1と同様に通側ゲージ部2bを容易に被測定穴21に挿入することができる。
上記実施形態は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、これらの実施例を種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施例が可能であることは上記記載から自明である。
1、11 プラグゲージ
2 ゲージ部
2a 止側ゲージ部
2b 通側ゲージ部
3、13 ガイド軸部
3a、13a ガイド軸部本体部
13a1 サークリップ装着溝
4 ボールケージ部
5 ボール保持部
5a 外周面
5b 内周面
51 ボール収納部
51a 開口部
6 ボール
6a 外側頂部
6b 内側頂部
7 留め具
8 ボルト
9 把持部
17 サークリップ
20 ワーク
21 被測定穴

Claims (1)

  1. 通側ゲージ部と、
    前記通側ゲージ部よりも先端側に設けられ、ボールの一部分を外周面に露出させて保持したボールケージ部を備えたガイド軸部と、
    を、備えたプラグゲージ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113154984A (zh) * 2021-04-06 2021-07-23 人本股份有限公司 轴承保持架窗孔位置检测装置
CN117091476A (zh) * 2023-10-17 2023-11-21 普瑞奇科技(北京)股份有限公司 一种基于真空滤油机的控制组件测试器

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