JP2019122153A - 電力シミュレーション装置、および電力シミュレーション方法 - Google Patents

電力シミュレーション装置、および電力シミュレーション方法 Download PDF

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Abstract

【課題】微弱な発電源である環境発電素子を発電供給源に用いた電子機器であっても、エネルギー収支のバランスを適切に求めることができる電力シミュレーション装置、および電力シミュレーション方法を提供することを目的とする。【解決手段】電力シミュレーション装置は、センサシステムの電力のシミュレーションを行う電力シミュレーション装置であって、太陽電池に対する照度と負荷回路の動作時の消費電流と負荷回路の動作時間と負荷回路の動作時の動作間隔とを取得する設定部と、シミュレーションに必要な数式とパラメータを記憶する記憶部と、取得された設定情報と、数式とパラメータを用いて、太陽電池による発電される単位時間あたりの発電電力と、負荷回路の単位時間あたりの消費電力と、を、求める演算部と、求められた単位時間あたりの発電電力と、負荷回路の単位時間あたりの消費電力とを、テキスト形式で表示する表示部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電力シミュレーション装置、および電力シミュレーション方法に関する。
近年、電子回路や無線技術の低消費電力化により、周囲の環境から電気エネルギーを得ることで、配線や電池交換なしで動作するワイヤレスセンサといったエネルギーハーベスティング(環境発電)デバイスが注目されている。このようなデバイスでは、例えば太陽電池を用いて発電し、発電したエネルギーを蓄電池に蓄電して制御回路や無線通信回路等を有する電子機器を動作させる。太陽電池等によって得られる電力は環境に依存するものの、例えばμW〜mWオーダーの微弱な電力である場合が多い。このため、動作させたい電子機器を安定的に連続して動作させるためには、設計段階で発電電力、蓄電電力を含む電子機器の消費電力のバランスを考慮することが重要視されている。
このため、太陽電池の発電電力を電子機器の消費電力を比較する手法や、発電された電力をDCDC(直流−直流)変換器で変換する際の変換効率を考慮した消費電力を考慮することが検討されている。
例えば、特許文献1には、太陽電池発電システムの発電量を演算するシミュレータが開示されている。
特許第4837191号公報
しかしながら、従来技術では、太陽電池等によって得られる環境発電の場合、得られる電力が上述したように微弱なため、従来のシミュレーション手法ではエネルギーバランスが成り立たない場合があるという課題があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、微弱な発電源である環境発電素子を発電供給源に用いた電子機器であっても、エネルギー収支のバランスを適切に求めることができる電力シミュレーション装置、および電力シミュレーション方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る電力シミュレーション装置(1)は、太陽電池(21)と電源回路(22)と蓄電池(23)と負荷回路(電子機器25)を含むセンサシステム(2)の電力のシミュレーションを行う電力シミュレーション装置であって、前記太陽電池に対する照度を示す情報と、前記負荷回路の動作時の消費電流を示す情報と、前記負荷回路の動作時間を示す情報と、前記負荷回路の動作時の動作間隔を示す情報と、を取得する設定部(11)と、前記シミュレーションに必要な数式とパラメータを記憶する記憶部(13)と、前記設定部によって取得された設定情報と、前記記憶部が記憶する前記数式と前記パラメータを用いて、前記太陽電池による発電される単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力と、を、求める演算部(12)と、前記演算部が求めた単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力とを、テキスト形式で表示する表示部(14)と、を備える。
また、本発明の一態様に係る電力シミュレーション装置において、前記演算部は、前記設定情報が更新された際、更新された設定情報を用いて、前記太陽電池による発電される単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力と、を、再度求め、前記表示部は、前記演算部が再度求めた単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力とを、更新してテキスト形式で表示するようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る電力シミュレーション装置において、前記設定部は、前記太陽電池に照射される単位時間あたりの照射時間を示す情報を取得し、前記演算部は、前記単位時間あたりの照射時間も用いて前記太陽電池による発電される単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力と、を、求めるようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る電力シミュレーション装置において、前記設定部は、前記負荷回路の待機電流を示す情報を取得し、前記演算部は、前記待機電流も用いて前記太陽電池による発電される単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力と、を、求めるようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る電力シミュレーション装置において、前記設定部は、前記負荷回路の動作時の動作電流を示す情報を取得し、前記演算部は、前記動作電流も用いて前記太陽電池による発電される単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力と、を、求めるようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る電力シミュレーション装置において、前記設定部は、前記蓄電池の容量を示す情報と、前記蓄電池の上限電流を示す情報と、前記蓄電池の下限電流を示す情報を取得し、前記演算部は、前記容量と前記上限電流と前記下限電流も用いて前記太陽電池による発電される単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力と、を、求めるようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る電力シミュレーション装置において、前記設定部は、前記電源回路の変換効率を示す情報を取得し、前記演算部は、前記変換効率も用いて前記太陽電池による発電される単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力と、を、求めるようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る電力シミュレーション装置において、前記設定部は、前記電源回路の消費電力を示す情報を取得し、前記演算部は、前記電源回路の消費電力も用いて前記太陽電池による発電される単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力と、を、求めるようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る電力シミュレーション装置において、前記設定部は、前記太陽電池の特性に関する情報を取得し、前記演算部は、前記太陽電池の特性に関する情報も用いて前記太陽電池による発電される単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力と、を、求めるようにしてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る電力シミュレーション方法は、太陽電池と電源回路と蓄電池と負荷回路とセンサシステムの電力のシミュレーションに必要な数式とパラメータを記憶する記憶部を含み、前記シミュレーションを行う電力シミュレーション装置における電力シミュレーション方法であって、設定部が、前記太陽電池に対する照度を示す情報と、前記負荷回路の動作時の消費電流を示す情報と、前記負荷回路の動作時間を示す情報と、前記負荷回路の動作時の動作間隔を示す情報と、を取得する設定手順と、演算部が、前記設定部によって取得された設定情報と、前記記憶部が記憶する前記数式と前記パラメータを用いて、前記太陽電池による発電される単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力と、を、求める演算手順と、表示部が、前記演算部が求めた単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力とを、テキスト形式で表示する表示手順と、含む。
本発明によれば、微弱な発電源である環境発電素子を発電供給源に用いた電子機器であっても、エネルギー収支のバランスを適切に求めることができる。
本実施形態に係る電力シミュレーション装置の概略構成例を示す図である。 本実施形態に係るセンサシステムの構成モデル例を示す図である。 本実施形態に係るセンサシステムが一次電池を備えていない場合の表示部上に表示される画像例を示す図である。 本実施形態に係るセンサシステムが一次電池を備えている場合の表示部上に表示される画像例を示す図である。 電源モジュールの構成画像g101の例を示す図である。 センサシステムが設置される環境の光の状態の設定画像g102の例を示す図である。 太陽電池の選択画像g103の例を示す図である。 太陽電池の選択画像g104の例を示す図である。 電力管理画像g105の例を示す図である。 蓄電池の設定画像g106の例を示す図である。 電子機器の消費電力の設定画像g107、電子機器の動作状態や消費電力の表示画像g108の例を示す図である。 一次電池の容量を設定する画像g201の例を示す図である。 電子機器に供給可能な電力を示す情報の画像g111の例を示す図である。 総消費エネルギーを示す画像g112の例を示す図である。 蓄電池の電圧対時間の変化を示すグラフの画像g113の例を示す図である。 照度と蓄電池の電圧の時間変化の例を示す図である。 発電量と消費電力の比を表す画像g114の例を示す図である。 一次電池のバッテリ寿命を示す画像g211の例を示す図である。 本実施形態に係る演算部、表示部が行う処理手順例を示すフローチャートである。 図13の単位時間あたりの発電電力と、図14の単位時間あたりの消費電力の求め方と更新手順を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る電力シミュレーション装置1の概略構成例を示す図である。図1に示すように、電力シミュレーション装置1は、設定部11、演算部12、記憶部13、および表示部14を備える。
設定部11は、例えば、キーボード、マウス、表示部14上に設けられたタッチパネルセンサ等である。設定部11は、利用者が設定した情報を検出して、検出した設定情報を演算部12に出力する。
演算部12は、設定部11が出力する設定情報を取得する。演算部12は、取得した設定情報に応じて、記憶部13が記憶する情報を参照して、発電される電力量と、消費される電力量のシミュレーションを行う。演算部12は、シミュレーションした結果を表示部14に出力する。なお、発電される電力量と、消費される電力量のシミュレーションについては、後述する。
記憶部13は、演算部12がシミュレーションの際に使用する数式を記憶する。記憶部13は、シミュレーションの際に選択可能な太陽電池それぞれの仕様(型番、セルサイズ、発電面積、最大動作点電力、動作電流、開放電圧等)を記憶する。記憶部13は、シミュレーションの際に選択可能な蓄電池23の仕様(充電上限電圧、放電下限電圧等)を記憶する。記憶部13は、センサシステム2の構成モデル131を記憶する。
表示部14は、演算部12が出力するシミュレーションされた結果を表、グラフ等の画像情報として生成し、生成した画像情報を表示する。なお、画像情報の例については、後述する。表示部14は、画像表示装置を備える。画像表示装置は、例えば、液晶表示装置、有機EL(Electro Luminescence)表示装置等である。
ここで、センサシステム2の構成モデル例を説明する。
図2は、本実施形態に係るセンサシステム2の構成モデル例を示す図である。図2に示すように、センサシステム2は、電源モジュール20、一次電池24、および電子機器25(負荷回路)を含んで構成される。電源モジュール20は、太陽電池21、電源回路22、蓄電池23を含んで構成される。また、電源回路22は、昇圧回路221、降圧回路222を備える。なお、センサシステム2は、一次電池24を備える場合と、備えない場合とがある。
太陽電池21は、例えば、一般の太陽電池では十分な発電効率の得られない蛍光灯下などの光照度強度が低い(例えば10[lux])環境から、野外の太陽光下の光照度強度が高い(例えば10万[lux])環境まで、効率良く発電可能な例えば色素増感太陽電池である。太陽電池21は、発電した電力を電源回路22に供給する。
電源回路22は、太陽電池21によって発電された電力を蓄電池23に蓄電させ、蓄電池23に蓄電された電力を電子機器25に供給する。
昇圧回路221は、太陽電池21によって発電された電圧値を蓄電池23に応じた電圧値に昇圧するDC/DCコンバータである。昇圧回路221は、昇圧した電圧値の電力を蓄電池23に蓄電させる。
降圧回路222は、蓄電池23に蓄電された電力を、電子機器25に供給する電圧値に降圧するDC/DCコンバータである。降圧回路222は、降圧した電圧値の電力を電子機器25に供給する。
蓄電池23は、太陽電池21によって発電され昇圧回路221によって昇圧された電力を蓄電する。蓄電池23は、蓄電した電力を降圧回路222に供給する。蓄電池23は、例えばリチウムイオンキャパシタ(LIC)である。
一次電池24は、例えば通常時の電圧値が3.0Vの電池である。
電子機器25は、例えば、通信部、制御部、センサ部等を備える。電子機器25には、蓄電池23に蓄電されている電力が供給される。または、電子機器25には、蓄電池23に蓄電されている電力が供給されるか、一次電池24から電力が供給される。電子機器25がセンサ部を備える場合、電子機器25は、センサ部が計測した計測値を、設定部11(図1)で設定された設定情報に含まれるタイミングで、他の機器へ送信する。
なお、上述したセンサシステム2の構成は一例であり、これに限らない。センサシステム2は、例えば、電圧検出部、充放電制御部、一次電池24と蓄電池23との切り換えスイッチ等を備えていてもよい。
次に、演算部12が行うシミュレーションについて説明する。
演算部12は、設定部11によって設定された設定情報を用いて、太陽電池21によって発電される電力量、電子機器25によって消費される電力量の収支をシミュレーションする。演算部12は、図2に示したセンサシステム2の各構成要素について、待機時の消費電力、動作時の消費電力、昇圧効率、降圧効率、電子機器の動作する時間と周期等を用いて、シミュレーションを行う。これらの項目は、従来の設計では考慮されなかった項目も含まれる。このため、本実施形態によれば、従来より精度良く、微弱な発電源である環境発電素子を発電供給源に用いた電子機器であっても、エネルギー収支のバランスを適切に求めることができる。
次に、設定項目と、シミュレーション結果の例を説明する。
図3は、本実施形態に係るセンサシステム2が一次電池24を備えていない場合の表示部14上に表示される画像例を示す図である。
図3に示すように、センサシステム2が一次電池24を備えていない場合の表示部14上に表示される画像g100は、設定項目として、電源モジュールの構成画像g101、センサシステム2が設置される環境の光の状態の設定画像g102、太陽電池21の選択画像g103、g104、電力管理画像g105、蓄電池23の設定画像g106、電子機器25の消費電力の設定画像g107、および電子機器25の動作状態や消費電力の表示画像g108を備える。また、画像g100は、シミュレーション結果として、電子機器25に供給可能な電力を示す情報の画像g111、総消費エネルギーを示す画像g112、蓄電池23の電圧対時間の変化を示すグラフの画像g113、および発電量と消費電力のエネルギー収支を表す画像g114を含む。
図4は、本実施形態に係るセンサシステム2が一次電池24を備えている場合の表示部14上に表示される画像例を示す図である。
図4に示すように、センサシステム2が一次電池24を備えていない場合の表示部14上に表示される画像g100は、設定項目として、電源モジュールの構成画像g101、センサシステム2が設置される環境の光の状態の設定画像g102、太陽電池21の選択画像g103、g104、電力管理画像g105、蓄電池23の設定画像g106、電子機器25の消費電力の設定画像g107、電子機器25の動作状態や消費電力の表示画像g108、および一次電池24の容量を設定する画像g201を備える。また、画像g100は、シミュレーション結果として、電子機器25に供給可能な電力を示す情報の画像g111、総消費エネルギーを示す画像g112、蓄電池23の電圧対時間の変化を示すグラフの画像g113、発電量と消費電力のエネルギー収支を表す画像g114、および一次電池24のバッテリ寿命を示す画像g211を含む。
<設定項目の例>
次に、図3、図4に示した各画像のうち設定項目について説明する。
図5は、電源モジュールの構成画像g101の例を示す図である。図5に示すように、電源モジュールの構成画像g101には、センサシステム2が設置される環境に照射される光量に関する情報画像g101a、選択された太陽電池に関する情報画像g101bが含まれる。センサシステム2が設置される環境に照射される光量に関する情報画像g101aは、センサシステム2が設置される環境の光の状態の設定画像g102の設定が更新される毎に更新される。また、選択された太陽電池に関する情報画像g101bは、太陽電池21の選択画像g104の設定が更新される毎に更新される。
<設定に使用する画面の説明>
まず、設定に使用する画面について説明する。
図6は、センサシステム2が設置される環境の光の状態の設定画像g102の例を示す図である。図6に示すように、センサシステム2が設置される環境の光の状態の設定画像g102には、照度[lux]、1日に光がセンサシステム2に照射される時間である光照射時間[hr/day]が含まれる。利用者は、センサシステム2が設置される環境の光の状態の設定画像g102の各欄を、設定部11を操作して選択し、各欄の値を選択または入力する。図6に示す例は、照度が500[lux]、光照射時間が20[hr/day]として設定された例である。演算部12は、この設定に応じて、電源モジュールの構成画像g101において、照度と光照射時間を更新する。
図7は、太陽電池21の選択画像g103の例を示す図である。図7に示すように、電源モジュールの構成画像g103には、太陽電池型番、数量[pcs(パッケージ)]、外形サイズ[mm]、発電面積[cm]が含まれる。利用者は、太陽電池21の選択画像g103の各欄を、設定部11を操作して選択し、各欄の値を選択または入力する。図7に示す例は、太陽電池型番が「太陽電池I」、数量が1[pcs]として設定された例である。演算部12は、設定に応じて、記憶部13が記憶する太陽電池21の情報を読み出し、外形サイズを112×56[mm]、発電面積を32[cm]に更新する。さらに、演算部12は、この設定に応じて、電源モジュールの構成画像g101において、太陽電池型番と数量を更新する。
図8は、太陽電池21の選択画像g104の例を示す図である。図8に示すように、電源モジュールの構成画像g104には、選択可能な太陽電池の外形図、寸法図が表示される。図8に示す例では、太陽電池21の選択画像g104によって、「太陽電池I」が選択された例である。なお、利用者は、太陽電池21の選択画像g104の「太陽電池I」の画像を、設定部11を操作して選択するようにしてもよい。
図9は、電力管理画像g105の例を示す図である。図9に示すように、電力管理画像g105には、昇圧効率[%]、降圧効率[%]、静止電流[nA]、出力電圧[V]が含まれる。利用者は、電力管理画像g105の各欄を、設定部11を操作して選択し、各欄の値を選択または入力する。図9に示す例は、昇圧効率が75[%]、降圧効率が90[%]、静止電流が3000[nA]、出力電圧が3.0[V]として設定された例である。
図10は、蓄電池23の設定画像g106の例を示す図である。図10に示すように、蓄電池23の設定画像g106には、容量[F]、初期電圧[V]、充電上限電圧[V]、放電加減電圧[V]、自己放電電流[μA]が含まれる。利用者は、蓄電池23の設定画像g106の各欄を、設定部11を操作して選択し、各欄の値を選択または入力する。図10に示す例は、容量が40[F]、初期電圧が3.0[V]、自己放電電流が0.1[μA]として設定された例である。演算部12は、この設定に応じて、記憶部13が記憶する充電上限電圧値と放電下限電圧を更新する。なお、充電上限電圧値と放電下限電圧は、蓄電池23に関わらず、固定値であってもよい。
図11は、電子機器25の消費電力の設定画像g107、電子機器25の動作状態や消費電力の表示画像g108の例を示す図である。図11に示すように、電子機器25の消費電力の設定画像g107には、電子機器25の動作電圧[V]、動作時間[msec]、動作インターバル[sec]、動作電流[mA]、待機電流[μA]が含まれる。また、図11に示すように、電子機器25の動作状態や消費電力の表示画像g108には、動作状態の画像g108aと、動作電圧[V]、動作時間[msec]、動作インターバル[sec]、動作電流[mA]、待機電流[μA]が含まれる。図11に示す例では、動作電圧が3.0[V]、動作時間が20[msec]、動作インターバルが2.0[sec]、動作電流が20[mA]、待機電流が2.5[μA]として設定された例である。
図11のg108aの画像は、表示部14が、設定部11によって設定された電子機器25(負荷回路)の消費電力をグラフ化して表示した結果である。
利用者は、電子機器25の消費電力の設定画像g107の各欄を、設定部11を操作して選択し、各欄の値を選択または入力する。この場合、演算部12は、設定された情報に応じて電子機器25の動作状態や消費電力の表示画像g108を更新する。
または、利用者は、電子機器25の動作状態や消費電力の表示画像g108の波形の幅や高さを、設定部11を操作して選択する。この場合、演算部12は、設定された情報に応じて電子機器25の消費電力の設定画像g107を更新する。
図12は、一次電池24の容量を設定する画像g201の例を示す図である。図12に示すように、一次電池24の容量を設定する画像g201には、一次電池の使用状態(Hybrid operating)、一次電池の容量[mAh]が含まれる。利用者は、一次電池24の容量を設定する画像g201の各欄を、設定部11を操作して選択し、各欄の値を選択または入力する。図12に示す例では、一次電池24の使用状態がオン状態(ON)、一次電池24の容量が2000[mAh]として設定された例である。
<設定に使用する画面の説明>
次に、シミュレーション結果の画面について説明する。
図13は、電子機器25に供給可能な電力を示す情報の画像g111の例を示す図である。図13に示すように、電子機器25に供給可能な電力を示す情報の画像g111には、1日あたり供給可能な電力量の平均値[μWh/day](typ)と、1日あたり供給可能な電力量の最小値[μWh/day](min)が含まれる。なお、電子機器25に供給可能な電力は、太陽電池21に照射された光によって単位時間(1日)あたりの発電される発電電力である。図13に示すように、表示部14は、演算部12が求めた単位時間あたりの発電される発電電力の数値を、テキスト形式で表示する。
図14は、総消費エネルギーを示す画像g112の例を示す図である。図14に示す例では、総消費エネルギーを示す画像g112は、円グラフで示されている。符号g112aが示す領域は、電子機器25が動作している期間の1日あたりの消費電力の総和[μWh/day]である。符号g112bが示す領域は、電子機器25が待機状態の期間の1日あたりの消費電力の総和[μWh/day]である。符号g112cが示す領域は、電子機器25の1日あたりの消費電力の総和[μWh/day]である。図14に示す例では、電子機器25が動作している期間の1日あたりの消費電力の総和が14400[μWh/day]であり、電子機器25が待機状態の期間の1日あたりの消費電力の総和が178[μWh/day]であり、両方の総和が14578[μWh/day]である。なお、図14に示した例では、円グラフで表示する例を示したが、グラフは棒グラフ等であってもよい。
図14に示すように、表示部14は、円グラフの各要素の数値を、テキスト形式で表示させる。符号g112dの文字表示は、電子機器25が動作している期間の1日あたりの消費電力の総和[μWh/day]である。符号g112eの文字表示は、電子機器25が待機状態の期間の1日あたりの消費電力の総和[μWh/day]である。符号g112fの文字表示は、電子機器25の1日あたりの消費電力の総和[μWh/day]である。
演算部12は、記憶部13が記憶する式と、設定部11の操作によって設定された設定情報を用いて、電子機器25が動作している期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25が待機状態の期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25の1日あたりの消費電力の総和それぞれを求める。なお、記憶部13が記憶する式については、後述する。表示部14は、演算部12が求めた電子機器25が動作している期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25が待機状態の期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25の1日あたりの消費電力の総和を用いてグラフを生成して、生成したグラフを表示する。また、表示部14は、演算部12が求めた電子機器25が動作している期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25が待機状態の期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25の1日あたりの消費電力の総和をテキスト形式で、グラフの各要素に対応付けて表示する。
なお、演算部12は、設定情報が更新された際、更新された設定情報を用いて、太陽電池21による発電される単位時間あたりの発電電力と、電子機器25の単位時間あたりの消費電力と、を、再度求める。そして、表示部14は、演算部12が再度求めた単位時間あたりの発電電力と、電子機器25の単位時間あたりの消費電力とを、更新してテキスト形式で表示する。
なお、演算部12は、設定情報のうち少なくとも太陽電池21に照射される照度、負荷である電子機器25の動作電流、動作時間、動作インターバルを用いて、電子機器25が動作している期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25が待機状態の期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25の1日あたりの消費電力の総和を求める。
演算部12は、設定情報である太陽電池21に照射される単位時間(1日)あたりの照射時間も用いて、電子機器25が動作している期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25が待機状態の期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25の1日あたりの消費電力の総和を求めるようにしてもよい。
演算部12は、電子機器25の待機電流も用いて、電子機器25が動作している期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25が待機状態の期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25の1日あたりの消費電力の総和を求めるようにしてもよい。
演算部12は、電子機器25の動作時の動作電流も用いて、電子機器25が動作している期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25が待機状態の期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25の1日あたりの消費電力の総和を求めるようにしてもよい。
演算部12は、蓄電池23の容量と充電上限電圧と放電下限電圧も用いて、電子機器25が動作している期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25が待機状態の期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25の1日あたりの消費電力の総和を求めるようにしてもよい。
演算部12は、電源回路22の変換効率も用いて、電子機器25が動作している期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25が待機状態の期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25の1日あたりの消費電力の総和を求めるようにしてもよい。なお、電源回路22の変換効率は、昇圧効率、降圧効率を含む。
演算部12は、電源回路22の消費電力も用いて、電子機器25が動作している期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25が待機状態の期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25の1日あたりの消費電力の総和を求めるようにしてもよい。なお、電源回路22の消費電力は、静止電流、出力電圧等の情報を用いて演算部12が求める値である。
演算部12は、太陽電池21に関する情報も用いて、電子機器25が動作している期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25が待機状態の期間の1日あたりの消費電力の総和、電子機器25の1日あたりの消費電力の総和を求めるようにしてもよい。なお、太陽電池21に関する情報とは、太陽電池型番、数量、外形サイズ、発電面積等の情報である。
上述したように、太陽電池21によって発電される電力量が微弱であるため、わずかな消費電力であっても、運用期間に関わってくる。このため、本実施形態では、電子機器25が待機状態の場合、蓄電池23の自己放電電流等、従来考慮されなかった項目についても考慮してシミュレーションを行う。
図15は、蓄電池23の電圧対時間の変化を示すグラフの画像g113の例を示す図である。図15において、横軸は時刻(時)、左の縦軸は蓄電池23の電圧値(V)、右に縦軸は照度(lux)である。なお、図15に示す図は、表示部14が、演算部12が求めた結果に基づいてグラフを生成して表示する。
図15に示すように、蓄電池23の電圧対時間の変化を示すグラフの画像g113には、1日あたり供給可能な電力量が平均値の際の蓄電池23の電圧対時間の変化g113a、1日あたり供給可能な電力量が最小時の蓄電池23の電圧対時間の変化g113h、太陽電池21によって発電が行われている期間g113gを含む。また、鎖線g113bは放電下限電圧(下限電圧)を表す。鎖線g113cは蓄電池23に蓄電された電力を再出力する電圧値を表す。すなわち、蓄電池23の電圧値が、鎖線g113cで示す3.3(V)に達したとき、蓄電池23の電力の放電を開始する。鎖線g113dは充電上限電圧を表す。符号g113eが示す領域は、電子機器25に電力を供給できない期間を表す。符号g113fが示す領域は、電子機器25に電力を供給できる期間を表す。
図15に示す例では、1日あたり供給可能な電力量が平均値の際、電子機器25に電力を供給できる期間(駆動可能な期間)は、運用開始からの時間が、約20時間〜約68時間の期間、約91時間〜約140時間の期間、約163時間〜である。また、1日あたり供給可能な電力量が平均値の際、電子機器25に電力を供給できない期間(駆動できない期間)は、運用開始からの時間が、0時〜約20時間の期間、約68時間〜約91時間の期間、約140時間〜約163時間の期間である。
また、図15に示すように、1日あたり供給可能な電力量が最小値の際、電子機器25に電力を供給できる期間(駆動可能な期間)は、運用開始からの時間が、約29時間〜約63時間の期間、約97時間〜約127時間の期間、約162時間〜である。また、1日あたり供給可能な電力量が最小値の際、電子機器25に電力を供給できない期間は、運用開始からの時間が、0時〜約29時間の期間、約63時間〜約97時間の期間、約127時間〜約162時間の期間である。1日あたり供給可能な電力量が平均値に比べて最小時の際、電子機器25に電力を供給できない期間が長くなり、電子機器25に電力を供給できる期間が短くなることを、利用者は、蓄電池23の電圧対時間の変化を示すグラフの画像g113を見て確認することができる。
図15の符号g113gとg113hの画像は、演算部12が、少なくとも電子機器25(負荷回路)の消費電力、太陽電池21に対して光が照射されることによって発電される電力とに基づいて蓄電池の電圧の変化を演算し、表示部14が経過時間に対する蓄電池の電圧の変化をグラフ化した結果である。また、図15の符号g113gの画像は、表示部14が、設定部11によって設定された太陽電池21に対して照射される照度と照射時間に基づいて、経過時間に対する照度の変化をグラフ化し、経過時間に対する蓄電池の電圧の変化をグラフに重ねて表示した結果である。
また、図15の符号g113e、f113fの画像は、演算部12が、求めた時間変化に対する前記蓄電池の電圧の変化に基づいて、電子機器25(負荷回路)を駆動可能な期間および前記負荷回路を駆動できない期間のうち少なくとも1つを求め、表示部14が、演算部12が求めた電子機器25を駆動可能な期間および電子機器25を駆動できない期間のうち少なくとも1つを、グラフ化した蓄電池23の電圧の変化のグラフに対応付けて、重ねて表示した結果である。
図16は、照度と蓄電池23の電圧の時間変化の例を示す図である。図16において、横軸は時間、左縦軸は蓄電池23の電圧、右縦軸は照度である。
図16に示す例では、0時〜20時の期間、L1(例えば500[lux])の照度が太陽電池21に照射され、蓄電池23の電圧がV1となる。そして、消灯時の20時〜24時の期間、L2(例えば0[lux])の照度が太陽電池21に照射され、蓄電池23の電圧がV2となる。また、本実施形態では、1日(24時間)を単位時間とする。
図17は、発電量と消費電力のエネルギー収支を表す画像g114の例を示す図である。図17において、縦軸は、発電された発電電力量に対する総消費エネルギーの比である。符号g114aは、単位時間あたり供給可能な電力量が平均値の場合のエネルギー収支を表す。符号g114bは、単位時間あたり供給可能な電力量が最小値の場合のエネルギー収支を表す。鎖線g114cは、発電された発電電力量に対する総消費エネルギーの比が100%、すなわちバランスが取れているラインを表す。なお、図17に示す図は、表示部14が、演算部12が求めた結果に基づいてグラフを生成して表示する。
図17に示す例では、単位時間あたり供給可能な電力量が平均値の場合のエネルギー収支が69.5%であり、単位時間あたり供給可能な電力量が最小値の場合のエネルギー収支が48.6%である。利用者は、このようなエネルギー収支を確認して、例えば太陽電池21の数量を増やしたり、太陽電池21を選択し直したり等、設定をやり直して、エネルギー収支のバランスが取れる設定を検討することができる。
図18は、一次電池24のバッテリ寿命を示す画像g211の例を示す図である。図18に示すように、一次電池24のバッテリ寿命を示す画像g211には、1日あたり供給可能な電力量が平均値の場合の一次電池24のバッテリ寿命[years](typ)、単位時間あたり供給可能な電力量が最小値の場合の一次電池24のバッテリ寿命[years](min)が含まれる。図18に示す例では、1日あたり供給可能な電力量が平均値の場合の一次電池24のバッテリ寿命が3.7[years(年)](typ)であり、1日あたり供給可能な電力量が最小値の場合の一次電池24のバッテリ寿命が2.2[years](min)である。
<シミュレーション>
次に、演算部12が行うシミュレーションについて説明する。
まず、演算部12がシミュレーションに用いる符号を以下のように定義する。
[1]電子機器25の消費エネルギー側
・動作電圧(Operating Voltage);Vope(V)
・動作時間(Operating Time);Tope(msec)
・動作インターバル(Operating Interval);Tint(sec)
・動作電流(Operating Current);Aope(mA)
・待機電流(Standby Current);Asb(μA)
[2]供給エネルギー側
・電子機器25への供給エネルギー;Echg(J/day)
・蓄電池23で消費される自己放電エネルギー;Esd(J/day)
・電源回路22で消費される自己放電エネルギー;Eic(J/day)
・発電エネルギー;Ein(J/day)
・発電電力(Generating Power);Win(μW)
・光照射時間(Irradiation time);Tlight(hr/day)
・電源回路22の変換効率(昇圧回路221の昇圧効率);ηin(%)
・電源回路22の変換効率(降圧回路222の降圧効率);ηout(%)
・電源回路22の自己消費電力(昇圧回路221の自己消費電力);Ain(nA)
・電源回路22の自己消費電力(降圧回路222の自己消費電力);Aout(nA)
・蓄電池23の容量(Capacity);C(F)
・蓄電池23の電圧(Storage device voltage);Vsd(V)
・蓄電池23の自己放電電流(Leakage Current);Asd(μA)
演算部12は、[1]電子機器25の消費エネルギー、[2]供給エネルギーを用いて、1日あたりの電力量に対して、供給と消費のエネルギーを比較する演算を以下のように行う。
演算部12は、電子機器25の駆動時の消費エネルギーEopeを、次式(1)を用いて求める。
Figure 2019122153
次に、演算部12は、電子機器25の待機時の消費エネルギーEsbを、次式(2)を用いて求める。
Figure 2019122153
次に、演算部12は、電子機器25の総消費エネルギーEoutを、次式(3)を用いて求める。
Figure 2019122153
次に、演算部12は、発電エネルギーEinを、次式(4)を用いて求める。
Figure 2019122153
次に、演算部12は、電源回路22で消費される自己放電エネルギーEicを、次式(5)を用いて求める。
Figure 2019122153
次に、演算部12は、蓄電池23で消費される自己放電エネルギーEsdを、次式(6)を用いて求める。
Figure 2019122153
次に、演算部12は、電子機器25への供給エネルギーEchgを、次式(7)を用いて求める。
Figure 2019122153
そして、演算部12は、次式(8)が成り立たつ場合に、エナジーハーベスティングの連続駆動できると判断するようにしてもよい。
Figure 2019122153
<シミュレーションの手順例>
次に、演算部12、表示部14が行う処理手順例を説明する。
図19は、本実施形態に係る演算部12、表示部14が行う処理手順例を示すフローチャートである。なお、演算部12と表示部14は、以下の処理を、設定情報が更新される毎に行う。
(ステップS1)演算部12は、利用者が設定部11を操作して設定、選択した設定情報を取得する。
(ステップS2)演算部12は、取得した設定情報に応じたパラメータを、記憶部13から読み出す。続けて、演算部12は、記憶部13からシミュレーションに使用する数式を読み出す。
以下、演算部12と表示部14は、ステップS3〜S4の処理、ステップS5〜S7の処理、ステップS8の処理、ステップS10〜S11の処理のうち、少なくとも1つを行う。
(ステップS3)演算部12は、設定情報、パラメータ、数式を用いて、経過時間に対する蓄電池23の電圧の変化を求める。処理後、演算部12は、ステップS4に処理を進める。
(ステップS4)表示部14は、経過時間に対する蓄電池23の電圧の変化をグラフ化して画像情報を生成する。処理後、表示部14は、ステップS9に処理を進める。
(ステップS5)演算部12は、設定情報、パラメータ、数式を用いて、電子機器25を駆動可能な期間を求める。処理後、演算部12は、ステップS6に処理を進める。
(ステップS6)演算部12は、設定情報、パラメータ、数式を用いて、電子機器25を駆動できない期間を求める。処理後、演算部12は、ステップS7に処理を進める。
(ステップS7)表示部14は、電子機器25を駆動可能な期間、電子機器25を駆動できない期間をグラフ化して画像情報を生成する。処理後、表示部14は、ステップS9に処理を進める。
(ステップS8)演算部12は、取得した設定情報に含まれる照度の情報を表示部14に出力する。なお、照度の情報には、少なくとも照度が含まれ、光照射時間が含まれている。続けて、表示部14は、演算部12が出力する照度の情報をグラフ化する。処理後、表示部14は、ステップS9に処理を進める。
(ステップS9)表示部14は、ステップS4、ステップS7、ステップS8でグラフ化されたグラフを合成する。処理後、表示部14は、ステップS12に処理を進める。
(ステップS10)演算部12は、設定情報、パラメータ、数式を用いて、少なくとも電子機器25の消費電力を求める。処理後、演算部12は、ステップS11に処理を進める。
(ステップS11)表示部14は、経過時間に対する消費電力の変化をグラフ化して画像情報を生成する。処理後、表示部14は、ステップS12に処理を進める。
(ステップS12)表示部14は、ステップS9で合成された画像、ステップS11で生成されたグラフ等の画像を更新して表示する。処理後、表示部14は、ステップS1に処理を戻す。
なお、上述した処理手順は一例であり、これに限られない。演算部12と表示部14は、設定部11によって設定された設定情報を全て使用して、経過時間に対する蓄電池23の電圧の変化のグラフを作成し、駆動可能な期間や駆動できない期間のグラフを作成し、経過時間に対する照度の変化のグラフを作成するようにしてもよい。
また、演算部12と表示部14は、上述したように、単位時間あたり供給可能な電力量が平均値の場合と、単位時間あたり供給可能な電力量が最小値の場合毎に、図19の処理を行うようにしてもよい。
なお、演算部12と表示部14は、ステップS3〜S4の処理、ステップS5〜S7の処理、ステップS8の処理、ステップS10〜S11の処理のうち、少なくとも1つを行う例を説明したが、全ての処理を行うようにしてもよい。
次に、図13の単位時間あたりの発電電力と、図14の単位時間あたりの消費電力の求め方と更新手順例を説明する。
図20は、図13の単位時間あたりの発電電力と、図14の単位時間あたりの消費電力の求め方と更新手順を示す図である。なお、演算部12と表示部14は、以下の処理を、設定情報が更新される毎に行う。
(ステップS101)演算部12は、利用者が設定部11を操作して設定、選択した設定情報を取得する。
(ステップS102)演算部12は、取得した設定情報に応じたパラメータを、記憶部13から読み出す。続けて、演算部12は、記憶部13からシミュレーションに使用する数式を読み出す。
以下、演算部12と表示部14は、ステップS103〜S104の処理、ステップS105〜S106の処理のうち、少なくとも1つを行う。
(ステップS103)演算部12は、設定情報、パラメータ、数式を用いて、電子機器25の消費電力を求める。処理後、演算部12は、ステップS104に処理を進める。
(ステップS104)表示部14は、例えば図13のように、ステップS103で求めた消費電力をテキスト形式で表示する。処理後、表示部14は、ステップS101に処理を戻す。
(ステップS105)演算部12は、設定情報、パラメータ、数式を用いて、太陽電池21によって発電される発電電力を求める。処理後、演算部12は、ステップS106に処理を進める。
(ステップS106)表示部14は、例えば図14のように、ステップS105で求めた発電電力をテキスト形式で、グラフの各項目に対応付けて表示する。処理後、表示部14は、ステップS101に処理を戻す。
なお、図20に示した処理手順は一例であり、これに限られない。表示部14は、演算部12が求めた他の項目についても、テキスト形式で表示するようにしてもよい。
なお、本発明における電力シミュレーション装置1の機能の全てまたは一部を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより電力シミュレーション装置1が行う処理の全てまたは一部を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形および置換を加えることができる。
1…電力シミュレーション装置、11…設定部、12…演算部、13…記憶部、14…表示部、131…センサシステムの構成モデル、2…センサシステム、20…電源モジュール、24…一次電池、25…電子機器、21…太陽電池、22…電源回路、23…蓄電池、221…昇圧回路、222…降圧回路

Claims (10)

  1. 太陽電池と電源回路と蓄電池と負荷回路を含むセンサシステムの電力のシミュレーションを行う電力シミュレーション装置であって、
    前記太陽電池に対する照度を示す情報と、前記負荷回路の動作時の消費電流を示す情報と、前記負荷回路の動作時間を示す情報と、前記負荷回路の動作時の動作間隔を示す情報と、を取得する設定部と、
    前記シミュレーションに必要な数式とパラメータを記憶する記憶部と、
    前記設定部によって取得された設定情報と、前記記憶部が記憶する前記数式と前記パラメータを用いて、前記太陽電池による発電される単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力と、を、求める演算部と、
    前記演算部が求めた単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力とを、テキスト形式で表示する表示部と、
    を備える電力シミュレーション装置。
  2. 前記演算部は、前記設定情報が更新された際、更新された設定情報を用いて、前記太陽電池による発電される単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力と、を、再度求め、
    前記表示部は、前記演算部が再度求めた単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力とを、更新してテキスト形式で表示する、請求項1に記載の電力シミュレーション装置。
  3. 前記設定部は、前記太陽電池に照射される単位時間あたりの照射時間を示す情報を取得し、
    前記演算部は、前記単位時間あたりの照射時間も用いて前記太陽電池による発電される単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力と、を、求める、請求項1または請求項2に記載の電力シミュレーション装置。
  4. 前記設定部は、前記負荷回路の待機電流を示す情報を取得し、
    前記演算部は、前記待機電流も用いて前記太陽電池による発電される単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力と、を、求める、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電力シミュレーション装置。
  5. 前記設定部は、前記負荷回路の動作時の動作電流を示す情報を取得し、
    前記演算部は、前記動作電流も用いて前記太陽電池による発電される単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力と、を、求める、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電力シミュレーション装置。
  6. 前記設定部は、前記蓄電池の容量を示す情報と、前記蓄電池の上限電流を示す情報と、前記蓄電池の下限電流を示す情報を取得し、
    前記演算部は、前記容量と前記上限電流と前記下限電流も用いて前記太陽電池による発電される単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力と、を、求める、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電力シミュレーション装置。
  7. 前記設定部は、前記電源回路の変換効率を示す情報を取得し、
    前記演算部は、前記変換効率も用いて前記太陽電池による発電される単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力と、を、求める、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電力シミュレーション装置。
  8. 前記設定部は、前記電源回路の消費電力を示す情報を取得し、
    前記演算部は、前記電源回路の消費電力も用いて前記太陽電池による発電される単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力と、を、求める、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電力シミュレーション装置。
  9. 前記設定部は、前記太陽電池の特性に関する情報を取得し、
    前記演算部は、前記太陽電池の特性に関する情報も用いて前記太陽電池による発電される単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力と、を、求める、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の電力シミュレーション装置。
  10. 太陽電池と電源回路と蓄電池と負荷回路とセンサシステムの電力のシミュレーションに必要な数式とパラメータを記憶する記憶部を含み、前記シミュレーションを行う電力シミュレーション装置における電力シミュレーション方法であって、
    設定部が、前記太陽電池に対する照度を示す情報と、前記負荷回路の動作時の消費電流を示す情報と、前記負荷回路の動作時間を示す情報と、前記負荷回路の動作時の動作間隔を示す情報と、を取得する設定手順と、
    演算部が、前記設定部によって取得された設定情報と、前記記憶部が記憶する前記数式と前記パラメータを用いて、前記太陽電池による発電される単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力と、を、求める演算手順と、
    表示部が、前記演算部が求めた単位時間あたりの発電電力と、前記負荷回路の単位時間あたりの消費電力とを、テキスト形式で表示する表示手順と、
    含む電力シミュレーション方法。
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