JP2019121516A - 同軸ケーブルコネクタ装置及び同軸ケーブル接続方法 - Google Patents

同軸ケーブルコネクタ装置及び同軸ケーブル接続方法 Download PDF

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康昭 福元
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Abstract

【課題】同軸ケーブルが柔軟性絶縁部材に埋め込まれていても、当該同軸ケーブルの中心導体及び外側導体と内側コンタクト及び外側コンタクトとの相互接続を容易にしかも安定かつ確実に行うことができることになる同軸ケーブルコネクタ装置を提供する。【解決手段】同軸ケーブルの外側導体の外周面部に外装嵌合する嵌合部19及びそれに連なる固定部18を有した外側コンタクト13と、内部に固定部18が配されて外部に嵌合部19が配される筒状部14が設けられた絶縁ハウジング16と、嵌合部19の内側に配された同軸ケーブルの中心導体に固定部18の内部を通じて差し込み係合せしめられる内側コンタクト17とを備え、外側コンタクト13の嵌合部19が、その内側に配された同軸ケーブルの中心導体に内側コンタクト17が差し込み係合せしめられたもとでの潰し加工による塑性変形が施されるカシメ部を成す。【選択図】図7

Description

本願の特許請求の範囲に記載された発明は、中心導体とそれを絶縁体を介して包囲する外側導体とを有した同軸ケーブルの中心導体及び外側導体が夫々接続される、互いに絶縁された内側コンタクト及び外側コンタクトを備えた同軸ケーブルコネクタ装置、及び、同軸ケーブルの中心導体及び外側導体を、同軸ケーブルコネクタ装置に設けられた互いに絶縁された内側コンタクト及び外側コンタクトに夫々接続された状態とする同軸ケーブル接続方法に関する。
布製包帯のような柔軟性絶縁部材に信号伝送ケーブルを埋め込み、当該信号伝送ケーブルを測定装置に連結したもとで、信号伝送ケーブルが埋め込まれた柔軟性絶縁部材を、例えば、人体の一部分に装着して、測定装置によって測定される信号伝送ケーブルのインピーダンスの変化によって、信号伝送ケーブルが埋め込まれた柔軟性絶縁部材が蒙る漏血等を検知する検知システムが開発されている。斯かる検知システムにあっては、柔軟性部材に埋め込まれた信号伝送ケーブルをコネクタ装置を介して測定装置に連結することになるが、その際、柔軟性絶縁部材に埋め込まれた信号伝送ケーブルとコネクタ装置との相互接続を、容易にしかも安定かつ確実に行うことが課題とされる。
従来にあっては、柔軟性絶縁部材に埋め込まれた信号伝送ケーブルとコネクタ装置との相互接続を行うにあたって用いられるコネクタ装置として、それが備える接続端子に突刺部を設け、その突刺部を信号伝送ケーブルが埋め込まれた柔軟性絶縁部材に突き刺すことにより、接続端子を柔軟性絶縁部材に埋め込まれた信号伝送ケーブルに接続された状態となすものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に開示されているコネクタ装置(コネクタ(21)) にあっては、絶縁材料により形成されたハウジング(ボディ(27)) が成す凹部の底面部(底壁(31)) に複数の接続端子(29)が立設されている。これらの複数の接続端子は、相手方コネクタ装置の複数の接続端子との相互接続に供される。そして、複数の接続端子の夫々の一端には二股状を成す突刺部(29c) が設けられており、各突刺部はハウジングが成す凹部の底面部を貫通して当該底面部外に突出している。
このように構成されたコネクタ装置が実用に供されるにあたっては、そのハウジングが複数の信号伝送ケーブル(銅線(5))が埋め込まれた柔軟性絶縁部材(軟質絶縁材料で帯板状に形成された外皮(3))上に配され、複数の接続端子の夫々の一端に設けられた突刺部が、複数の信号伝送ケーブルが埋め込まれた柔軟性絶縁部材に突き刺さるものとされる。柔軟性絶縁部材に埋め込まれた複数の信号伝送ケーブルは、コネクタ装置における複数の接続端子の夫々の一端に設けられた突刺部に対応する位置をとるものとされており、それにより、柔軟性絶縁部材に突き刺さった突刺部は、柔軟性絶縁部材に埋め込まれた信号伝送ケーブルに当接接触する状態におかれる。その結果、コネクタ装置における複数の接続端子が、柔軟性絶縁部材に埋め込まれた複数の信号伝送ケーブルに夫々接続された状態におかれ、柔軟性絶縁部材に埋め込まれた信号伝送ケーブルとコネクタ装置との相互接続が行われることになる。
実用新案登録3045162号公報
上述の特許文献1に開示されているような従来提案されているコネクタ装置は、その使用が、柔軟性絶縁部材に埋め込まれた信号伝送ケーブルが単線ケーブルである場合に限られ、柔軟性絶縁部材に埋め込まれた信号伝送ケーブルが同軸ケーブルである場合には用いることができない。その理由は、次のとおりである。
同軸ケーブルは、伝送される信号が流れる中心導体とそれを絶縁体を介在させて包囲して配されたもとで接地電位が与えられる外側導体とを備えた構造を有している。それゆえ、同軸ケーブルが柔軟性絶縁部材に埋め込まれた状態におかれたときには、前述の従来提案されているコネクタ装置における接続端子に設けられた突刺部が、同軸ケーブルが埋め込まれた柔軟性絶縁部材に突き刺されても、接続端子が同軸ケーブルの外側導体に当接接触する状態は得られるが、接続端子が同軸ケーブルの中心導体に当接接触する状態は得られず、その結果、柔軟性絶縁部材に埋め込まれた信号伝送ケーブルを成す同軸ケーブルとコネクタ装置との相互接続が行われることにはならないからである。
斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に記載された発明は、布製包帯のような柔軟性絶縁部材に埋め込まれた信号伝送ケーブルが中心導体とそれを絶縁体を介して包囲する外側導体とを有した同軸ケーブルである場合においても、当該同軸ケーブルの中心導体及び外側導体との相互接続を容易にしかも安定かつ確実に行うことができる互いに絶縁された内側コンタクト及び外側コンタクトを備えた同軸ケーブルコネクタ装置、及び、布製包帯のような柔軟性絶縁部材に埋め込まれた信号伝送ケーブルが中心導体とそれを絶縁体を介して包囲する外側導体とを有した同軸ケーブルである場合においても、当該同軸ケーブルの中心導体及び外側導体と同軸ケーブルコネクタ装置に設けられた互いに絶縁された内側コンタクト及び外側コンタクトとを容易にしかも安定かつ確実に相互接続することができる同軸ケーブル接続方法を提供する。
本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項6までのいずれかに記載された発明に係る同軸ケーブルコネクタ装置(以下、本願発明に係る同軸ケーブルコネクタ装置という。)は、同軸ケーブルの外側導体の外周面部に外装嵌合する嵌合部及びその嵌合部に連なる固定部を有した外側コンタクトと、内部に外側コンタクトの固定部が配されて外部に外側コンタクトの嵌合部が配される筒状部が設けられた絶縁ハウジングと、外側コンタクトの嵌合部の内側に配された同軸ケーブルの中心導体に、外側コンタクトの固定部の内部を通じて、差し込み係合せしめられる内側コンタクトとを備えて構成され、外側コンタクトの嵌合部が、その内側に配された同軸ケーブルの中心導体に内側コンタクトが差し込み係合せしめられたもとでの潰し加工による塑性変形が施されるカシメ部を成すことを特徴とするものとされる。
斯かる本願発明に係る同軸ケーブルコネクタ装置の一例にあっては、絶縁ハウジングに、外側コンタクトの嵌合部の内側に配された同軸ケーブルの中心導体に内側コンタクトが差し込み係合せしめられたもとでの潰し加工による塑性変形が施された、カシメ部を成す外側コンタクトの嵌合部を覆う状態をとる可動カバー部が設けられる。
また、本願の特許請求の範囲における請求項7及び請求項8のいずれかに記載された発明に係る同軸ケーブル接続方法(以下、本願発明に係る同軸ケーブル接続方法という。)においては、先ず、嵌合部及びそれに連なる固定部を有した外側コンタクトと外側コンタクトの内側に配される内側コンタクトと外側コンタクト及び内側コンタクトを保持する絶縁ハウジングとを備え、外側コンタクトの固定部が絶縁ハウジングに設けられた筒状部の内部に配されて、外側コンタクトの嵌合部が絶縁ハウジングの筒状部の外部に配されて成る同軸ケーブルコネクタ装置を用意し、続いて、絶縁ハウジングの筒状部の外部に配された外側コンタクトの嵌合部に同軸ケーブルを挿入して、外側コンタクトの嵌合部に同軸ケーブルの外側導体の外周面部に外装嵌合した状態をとらせたもとで、内側コンタクトを、外側コンタクトの嵌合部の内側に配された同軸ケーブルの中心導体に、外側コンタクトの固定部の内部を通じて差し込み係合させ、さらに、外側コンタクトにおけるカシメ部を成す嵌合部に、外側コンタクトの嵌合部の内側に配された同軸ケーブルの中心導体に内側コンタクトが差し込み係合せしめられたもとでの潰し加工による塑性変形を施して、同軸ケーブルの中心導体及び外側導体を同軸ケーブルコネクタ装置の内側コンタクト及び外側コンタクトに夫々押圧接続されたものとなす。
斯かる本願発明に係る同軸ケーブル接続方法の一例にあっては、外側コンタクトの嵌合部の内側に配された同軸ケーブルの中心導体に内側コンタクトが差し込み係合せしめられたもとでの潰し加工による塑性変形が施された外側コンタクトにおけるカシメ部を成す嵌合部を、絶縁ハウジングに設けられた可動カバー部によって覆う状態がとられる。
上述の本願発明に係る同軸ケーブルコネクタ装置は、実用に供されるにあたっては、例えば、布製包帯のような柔軟性絶縁部材に信号伝送ケーブルを成すものとして埋め込まれた同軸ケーブルにおける柔軟性絶縁部材に埋め込まれていない一端部に装着される。その際には、本願発明に係る同軸ケーブルコネクタ装置において、外側コンタクトの固定部が絶縁ハウジングの筒状部の内部に配されたものとされるとともに、外側コンタクトの嵌合部が絶縁ハウジングの筒状部の外部に配されたものとされ、絶縁ハウジングの筒状部の外部に配された外側コンタクトの嵌合部に同軸ケーブルが挿入されて、外側コンタクトの嵌合部が外側導体の外周面部に外装嵌合した状態をとるもとで、内側コンタクトが、外側コンタクトの内側に配された同軸ケーブルの中心導体に、絶縁ハウジングの筒状部の内部に配された外側コンタクトの固定部の内部を通じて、差し込み係合せしめられ、さらに、外側コンタクトの嵌合部が、その内側に配された同軸ケーブルの中心導体に内側コンタクトが差し込み係合せしめられたもとでの潰し加工による塑性変形が施されるカシメ部を成すものとされる。それにより、同軸ケーブルの中心導体及び外側導体が、本願発明に係る同軸ケーブルコネクタ装置の内側コンタクト及び外側コンタクトに、夫々押圧接続された状態におかれる。
そして、本願発明に係る同軸ケーブルコネクタ装置の一例においては、外側コンタクトの嵌合部の内側に配された同軸ケーブルの中心導体に内側コンタクトが差し込み係合せしめられたもとでの潰し加工による塑性変形が施された、カシメ部を成す外側コンタクトの嵌合部が、絶縁ハウジングに設けられた可動カバー部によって覆われるものとされる。
また、上述の本願発明に係る同軸ケーブル接続方法を実施するにあたっては、嵌合部及びその嵌合部に連なる固定部を有した外側コンタクトと外側コンタクトの内側に配される内側コンタクトと外側コンタクト及び内側コンタクトを保持する絶縁ハウジングとを備え、外側コンタクトの固定部が絶縁ハウジングに設けられた筒状部の内部に配されて、外側コンタクトの嵌合部が絶縁ハウジングの筒状部の外部に配されて成る同軸ケーブルコネクタ装置が用意されたもとで、同軸ケーブルコネクタ装置において、絶縁ハウジングの筒状部の外部に配された外側コンタクトの嵌合部に、例えば、布製包帯のような柔軟性絶縁部材に信号伝送ケーブルを成すものとして埋め込まれた同軸ケーブルを挿入して、外側コンタクトの嵌合部に同軸ケーブルの外側導体の外周面部に外装嵌合した状態をとらせ、続いて、同軸ケーブルコネクタ装置が備える内側コンタクトを、外側コンタクトの嵌合部の内側に配された同軸ケーブルの中心導体に、外側コンタクトの固定部の内部を通じて、差し込み係合させる。その後、外側コンタクトにおけるカシメ部を成す嵌合部に、外側コンタクトの嵌合部の内側に配された同軸ケーブルの中心導体に内側コンタクトが差し込み係合せしめられたもとでの潰し加工による塑性変形を施し、それにより、同軸ケーブルの中心導体及び外側導体が同軸ケーブルコネクタ装置の内側コンタクト及び外側コンタクトに夫々押圧接続された状態となす。
そして、本願発明に係る同軸ケーブル接続方法の一例によれば、同軸ケーブルコネクタ装置において、外側コンタクトの嵌合部の内側に配された同軸ケーブルの中心導体に内側コンタクトが差し込み係合せしめられたもとでの潰し加工による塑性変形が施された、外側コンタクトにおけるカシメ部を成す嵌合部が、絶縁ハウジングに設けられた可動カバー部によって覆われる。
本願発明に係る同軸ケーブルコネクタ装置あるいは本願発明に係る同軸ケーブル接続方法によれば、例えば、布製包帯のような柔軟性絶縁部材に信号伝送ケーブルを成すものとして埋め込まれた同軸ケーブルの一端部に同軸ケーブルコネクタ装置が装着されるにあたり、同軸ケーブルコネクタ装置において、絶縁ハウジングに設けられた筒状部の内部に配された固定部及び絶縁ハウジングに設けられた筒状部の外部に配された嵌合部を有した外側コンタクトにおける嵌合部に同軸ケーブルが挿入されて、外側コンタクトの嵌合部が同軸ケーブルの外側導体の外周面部に外装嵌合した状態をとるものとされるとともに、内側コンタクトが、外側コンタクトの嵌合部の内側に配された同軸ケーブルの中心導体に、外側コンタクトの固定部の内部を通じて差し込み係合せしめられ、さらに、外側コンタクトにおけるカシメ部を成す嵌合部に、その内側に配された同軸ケーブルの中心導体に内側コンタクトが差し込み係合せしめられたもとでの潰し加工による塑性変形が施されるものとされる。それにより、同軸ケーブルの中心導体及び外側導体が、同軸ケーブルコネクタ装置の内側コンタクト及び外側コンタクトに、夫々押圧接続された状態におかれる。
その結果、布製包帯のような柔軟性絶縁部材に埋め込まれた信号伝送ケーブルが中心導体とそれを絶縁体を介して包囲する外側導体とを有した同軸ケーブルである場合においても、当該同軸ケーブルの中心導体及び外側導体と同軸ケーブルコネクタ装置に設けられた互いに絶縁された内側コンタクト及び外側コンタクトとの相互接続を容易にしかも安定かつ確実に行うことができることになる。
また、本願発明に係る同軸ケーブルコネクタ装置の一例あるいは本願発明に係る同軸ケーブル接続方法の一例によれば、同軸ケーブルコネクタ装置において、その内側に配された同軸ケーブルの中心導体に内側コンタクトが差し込み係合せしめられたもとでの潰し加工による塑性変形が施された外側コンタクトにおけるカシメ部を成す嵌合部を、絶縁ハウジングに設けられ可動カバー部によって覆われたものとすることができる。
本願発明に係る同軸ケーブルコネクタ装置の一例を、分解された状態をもって、柔軟性絶縁部材に埋め込まれた同軸ケーブル及びその部分拡大図と共に示す斜視図である。 本願発明に係る同軸ケーブルコネクタ装置の一例が備える、外側コンタクトを内蔵した絶縁ハウジングを示す平面図である。 図2における III−III 線断面を示す断面図である。 本願発明に係る同軸ケーブルコネクタ装置の一例が、柔軟性絶縁部材に埋め込まれた同軸ケーブルの一端部に装着された状態を示す平面図である。 本願発明に係る同軸ケーブルコネクタ装置の一例が、柔軟性絶縁部材に埋め込まれた同軸ケーブルの一端部に装着された状態を示す側面図である。 図4におけるVI−VI線断面を示す断面図である。 図4におけるVI−VI線断面を部分的に拡大して示す部分拡大断面図である。 本願発明に係る同軸ケーブルコネクタ装置の一例が、柔軟性絶縁部材に埋め込まれた同軸ケーブルの一端部に装着されて、電子機器に備えられた相手方コネクタ装置に対向せしめられた状態を示す平面図である。 回路基板に取り付けられた相手方コネクタ装置を示す平面図である。 回路基板に取り付けられた相手方コネクタ装置を示す側面図である。 図9におけるXI−XI線断面を示す断面図である。 図8における XII−XII 線断面を示す断面図である。 本願発明に係る同軸ケーブルコネクタ装置の一例が、柔軟性絶縁部材に埋め込まれた同軸ケーブルの一端部に装着されて、電子機器に備えられた相手方コネクタ装置に接続された状態を示す平面図である。 図13における XIV−XIV 線断面を示す断面図である。 図13における XIV−XIV 線断面を部分的に拡大して示す部分拡大断面図である。
本願発明を実施するための形態は、以下に述べられる本願発明についての実施例をもって説明される。
以下に、本願発明に係る同軸ケーブルコネクタ装置の一例、及び、それが用いられて実施される本願発明に係る同軸ケーブル接続方法の一例が、図1から図15までが参照されて説明される。
図1(斜視図)は、本願発明に係る同軸ケーブルコネクタ装置の一例を成す同軸ケーブルコネクタ装置10を、分解された状態をもって、例えば、布製包帯とされる柔軟性絶縁部材11に埋め込まれた同軸ケーブル12と共に示す。図1における一点鎖線円a内に示される同軸ケーブル12における柔軟性絶縁部材11に埋め込まれていない一端部は、図1における一点鎖線円A内に拡大図示されている。斯かる同軸ケーブル12は、一点鎖線円A内に示されるその一端部の端面に現れているように、中心導体12aと、その中心導体12aを包囲する内部絶縁体12bと、その内部絶縁体12bを包囲する外側導体12cと、を備えて構成されている。
同軸ケーブル12においては、中心導体12aが複数の銀メッキ繊維が束ねられて形成されるとともに、外側導体12cが複数の銀メッキ繊維が網状に編まれて形成されており、さらに、内部絶縁体12bが柔軟性誘電体によって形成されていて、同軸ケーブル12の全体が、極めて柔軟性に富んだものとされている。斯かる同軸ケーブル12に用いられる銀メッキ繊維は、例えば、ナイロン糸に銀メッキコーティングが施されて得られる導電性繊維とされる。
同軸ケーブルコネクタ装置10は、同軸ケーブル12の一端部に装着されるものとされている。そして、同軸ケーブルコネクタ装置10は、同軸ケーブル12の一端部に係合する外側コンタクト13と、内部に外側コンタクト13が部分的に配される筒状部14が設けられるとともに着脱可能とされた底板部15を備えた絶縁ハウジング16と、外側コンタクト13に係合した同軸ケーブル12の一端部における中心導体12aに差し込み係合せしめられる内側コンタクト17と、を備えて構成されている。
外側コンタクト13は、導電材料によって形成されていて、絶縁ハウジング16の筒状部14の内部に配される固定部18を成す第1の筒状部分と固定部18に連なって伸びて絶縁ハウジング16の筒状部14の外部に配される嵌合部19を成す第2の筒状部分とを有している。このような外側コンタクト13における第2の筒状部分によって形成される嵌合部19は、同軸ケーブルコネクタ装置10が同軸ケーブル12の一端部に装着されるに際して潰し加工による塑性変形が施されるカシメ部を成すものとされている。また、絶縁ハウジング16には、外側コンタクト13における絶縁ハウジング16の筒状部14の内部に配された固定部18から絶縁ハウジング16の筒状部14の外部へと伸びる嵌合部19を、全体的に覆う状態をとる可動カバー部20が設けられている。さらに、内側コンタクト17は、針状導電体を成している。
図2は、筒状部14の内部に外側コンタクト13の固定部18が配されるとともに筒状部14の外部に外側コンタクト13の嵌合部19が配されたもとで、底板部15が取り外された絶縁ハウジング16を示し、図3は、図2における III−III 線断面を示す。図3に示されるように、絶縁ハウジング16にあっては、それに設けられた筒状部14の内部に外側コンタクト13の固定部18が配されて固定されており、また、その外側コンタクト13の固定部18に連なった外側コンタクト13の嵌合部19が筒状部14の外部に配されている。そして、絶縁ハウジング16の筒状部14の中心部分には、針状導電体を成す内側コンタクト17が挿入される細孔21が設けられており、さらに、絶縁ハウジング16の筒状部14の外部には、外側コンタクト13の嵌合部19が配される切欠き部22が設けられている。切欠き部22は、絶縁ハウジング16が底板部15の装着がなされたものとされるとき、底板部15によって塞がれる。
図4(平面図)及び図5(側面図)は、同軸ケーブルコネクタ装置10が、柔軟性絶縁部材11に埋め込まれた同軸ケーブル12の一端部に装着された状態を示し、図6は、図4におけるVI−VI線断面を示し、図7は、図4におけるVI−VI線断面を部分的に拡大して示す。同軸ケーブルコネクタ装置10が同軸ケーブル12の一端部に装着されるにあたっては、以下に述べるような本願発明に係る同軸ケーブル接続方法の一例が実施される。
先ず、同軸ケーブルコネクタ装置10において、絶縁ハウジング16に設けられた可動カバー部20を、図2及び図3に示されるように、絶縁ハウジング16に設けられた筒状部14の外部に配された嵌合部19から離隔した位置をとらせるとともに、底板部15を取り外したもとで、絶縁ハウジング16に設けられた筒状部14の内部に配された固定部18及び絶縁ハウジング16に設けられた筒状部14の外部に配された嵌合部19を有した外側コンタクト13における嵌合部19に、同軸ケーブル12における柔軟性絶縁部材11の外部に突出した一端部を挿入し、それにより、外側コンタクト13の嵌合部19に、図1に示される同軸ケーブル12の一端部における外側導体12cの外周面部に外装嵌合した状態をとらせる。次に、針状導電体を成す内側コンタクト17を、外側コンタクト13の嵌合部19の内側に配された同軸ケーブル12の一端部における中心導体12aに、外側コンタクト13の固定部18の内部に位置する絶縁ハウジング16の筒状部14の中心部分に設けられた細孔21(図3参照)を通じて差し込み係合させる。斯かるもとにあっては、外側コンタクト13及び内側コンタクト17の両者が、絶縁ハウジング16によって相互絶縁状態をもって保持された状態におかれることになる。
続いて、嵌合部19とそれから離隔した可動カバー部20との間の空間及び絶縁ハウジング16に設けられた切欠き部22を利用して、外側コンタクト13におけるカシメ部を成す嵌合部19に、その内側に配された同軸ケーブル12の一端部における中心導体12aに内側コンタクト17が差し込み係合せしめられたもとでの潰し加工による塑性変形を施す。それにより、同軸ケーブル12の中心導体12a及び外側導体12cが、同軸ケーブルコネクタ装置10の内側コンタクト17及び外側コンタクト13に、夫々押圧接続された状態におかれる。
その後、絶縁ハウジング16に底板部15(図1参照)を装着するとともに、絶縁ハウジング16に設けられた可動カバー部20に、嵌合部19に近接した位置をとらせ、それにより、潰し加工による塑性変形が施された外側コンタクト13におけるカシメ部を成す嵌合部19を、可動カバー部20によって覆われるものとなす。
このような同軸ケーブル接続方法が実施されることにより、図6及び図7に示されるように、同軸ケーブルコネクタ装置10が、同軸ケーブル12の外側導体12aの外周面部に外装嵌合する嵌合部19及びその嵌合部19に連なる固定部18を有した外側コンタクト13と、内部に外側コンタクト13の固定部18が配されて外部に外側コンタクト13の嵌合部19が配される筒状部14が設けられた絶縁ハウジング16と、外側コンタクト13の嵌合部19の内側に配された同軸ケーブル12の中心導体12aに、外側コンタクト13の固定部18の内部を通じて差し込み係合せしめられる内側コンタクト17とを備えて構成され、外側コンタクト13の嵌合部19が、その内側に配された同軸ケーブル12の中心導体12aに内側コンタクト17が差し込み係合せしめられたもとでの潰し加工による塑性変形が施されるカシメ部を成すものとされることになる。
図8は、柔軟性絶縁部材11に埋め込まれた同軸ケーブル12における柔軟性絶縁部材11から突出した一端部に装着された同軸ケーブルコネクタ装置10が、測定装置等とされる電子機器25に備えられた相手方コネクタ装置26に、それに接続されるべく対向配置された状態を示す。
相手方コネクタ装置26は、図9(平面図)、図10(側面図) 及び図11(図9におけるXI−XI線断面を示す断面図)に示されるように、電子機器25の内部に備えられた回路基板27に取り付けられた絶縁ハウジング28を備えている。絶縁ハウジング28には、た同軸ケーブルコネクタ装置10の絶縁ハウジング16に設けられた筒状部14の先端部が挿入される嵌合凹部29が設けられている。嵌合凹部29内には、同軸ケーブルコネクタ装置10の内側コンタクト17に接触接続される内側コンタクト30と内側コンタクト30を包囲する筒状体を成すものとされて同軸ケーブルコネクタ装置10の外側コンタクト13に接触接続される外側コンタクト31とが配されている。これらの内側コンタクト30及び外側コンタクト31は、絶縁ハウジング28によって相互絶縁状態をもって保持され、絶縁ハウジング28から嵌合凹部29内に突出するものとされている。そして、内側コンタクト30における接続端子部30aが、回路基板27に設けられた信号伝送部32に接続され、また、外側コンタクト31における接続端子部31aが、回路基板27に設けられた接地電位部33に接続されている。
また、相手方コネクタ装置26の絶縁ハウジング28には、弾性材料によって形成されたシーリングリング34が装着されている。シーリングリング34は、図8における XII−XII 線断面を示す図12に示されるように、絶縁ハウジング28が電子機器25の筐体35に設けられた透孔35aに係合せしめられて筐体35に装着されるにあたり、筐体35と絶縁ハウジング28との間に生じる細隙を塞ぐ役割を果たす。
図8に示されるように、柔軟性絶縁部材11に埋め込まれた同軸ケーブル12における柔軟性絶縁部材11から突出した一端部に装着された同軸ケーブルコネクタ装置10が、電子機器25に備えられた相手方コネクタ装置26に対向配置される際には、図12に示されるように、同軸ケーブルコネクタ装置10の絶縁ハウジング16に設けられた筒状部14の先端部が、電子機器25の筐体35に装着された相手方コネクタ装置26の絶縁ハウジング28に設けられた嵌合凹部29に対応する位置をとるものとされる。そして、それに伴って、同軸ケーブルコネクタ装置10の絶縁ハウジング16に設けられた筒状部14の内部に配された外側コンタクト13の固定部18及びその内側に配された内側コンタクト17が、相手方コネクタ装置26の絶縁ハウジング28における嵌合凹部29内に配された外側コンタクト31及びそれにより包囲された内側コンタクト30に、夫々対応する位置をとるものとされる。
その後、図13に示されるように、柔軟性絶縁部材11に埋め込まれた同軸ケーブル12における柔軟性絶縁部材11から突出した一端部に装着された同軸ケーブルコネクタ装置10の絶縁ハウジング16に設けられた筒状部14の先端部が、電子機器25の筐体35に装着された相手方コネクタ装置26の絶縁ハウジング28に設けられた嵌合凹部29に挿入されて、同軸ケーブルコネクタ装置10が相手方コネクタ装置26に接続された状態がとられる。斯かる際には、図13における XIV−XIV 線断面を示す図14及び図13における XIV−XIV 線断面を部分的に拡大して示す図15に示されるように、同軸ケーブルコネクタ装置10における絶縁ハウジング16の筒状部14の内部に配された外側コンタクト13の固定部18が、相手方コネクタ装置26の絶縁ハウジング28における嵌合凹部29内に配された外側コンタクト31に接触接続され、また、同軸ケーブルコネクタ装置10における絶縁ハウジング16の筒状部14の内部において外側コンタクト13の固定部18の内側に配された内側コンタクト17が、相手方コネクタ装置26の絶縁ハウジング28における嵌合凹部29内において外側コンタクト31により包囲された内側コンタクト30に接触接続される。
それにより、その一端部に同軸ケーブルコネクタ装置10が装着された同軸ケーブル12における中心導体12aが、同軸ケーブルコネクタ装置10の内側コンタクト17及び相手方コネクタ装置26の内側コンタクト30を介して、電子機器25の内部に備えられた回路基板27に設けられた信号伝送部32(図9参照)に連結され、また、同軸ケーブル12における外側導体12cが、同軸ケーブルコネクタ装置10の外側コンタクト13及び相手方コネクタ装置26の外側コンタクト31を介して、電子機器25の内部に備えられた回路基板27に設けられた接地電位部33(図9参照)に連結される。その結果、例えば、柔軟性絶縁部材11に埋め込まれた同軸ケーブル12にインピーダンス変化生じると、そのインピーダンス変化に応じた信号が電子機器25の内部に備えられた回路基板27に伝えられ、同軸ケーブル12に生じたインピーダンス変化が電子機器25によって検知されることになる。
上述のような本願発明に係る同軸ケーブルコネクタ装置の一例を成す同軸ケーブルコネクタ装置10あるいは本願発明に係る同軸ケーブル接続方法の一例によれば、例えば、布製包帯のような柔軟性絶縁部材11に信号伝送ケーブルを成すものとして埋め込まれた同軸ケーブル12の一端部に同軸ケーブルコネクタ装置10が装着されるにあたり、同軸ケーブルコネクタ装置10において、絶縁ハウジング16に設けられた筒状部14の内部に配された固定部18及び筒状部14の外部に配された嵌合部19を有した外側コンタクト13における嵌合部19に同軸ケーブル12の一端部が挿入されて、外側コンタクト13の嵌合部19が同軸ケーブル12の一端部における外側導体12cの外周面部に外装嵌合した状態をとるものとされるとともに、内側コンタクト17が、外側コンタクト13の嵌合部19の内側に配された同軸ケーブル12の一端部における中心導体12aに、外側コンタクト13の固定部18の内部を通じて差し込み係合せしめられ、さらに、外側コンタクト13におけるカシメ部を成す嵌合部19に、その内側に配された同軸ケーブル12の中心導体12aに内側コンタクト17が差し込み係合せしめられたもとでの潰し加工による塑性変形が施されるものとされる。それにより、同軸ケーブル12の中心導体12a及び外側導体12cが、同軸ケーブルコネクタ装置10における内側コンタクト17及び外側コンタクト13に、夫々押圧接続された状態におかれる。
その結果、布製包帯のような柔軟性絶縁部材11に埋め込まれた信号伝送ケーブルが中心導体12aとそれを絶縁体を介して包囲する外側導体12cとを有した同軸ケーブル12である場合においても、当該同軸ケーブル12の中心導体12a及び外側導体12cと同軸ケーブルコネクタ装置10に設けられた互いに絶縁された内側コンタクト17及び外側コンタクト13との相互接続を容易にしかも安定かつ確実に行うことができることになる。
さらに、同軸ケーブルコネクタ装置10において、その内側に配された同軸ケーブル12の中心導体12aに内側コンタクト17が差し込み係合せしめられたもとでの潰し加工による塑性変形が施された外側コンタクト13におけるカシメ部を成す嵌合部19を、絶縁ハウジング16に設けられ可動カバー部20によって覆われたものとすることができる。
以上のような本願発明に係る同軸ケーブルコネクタ装置及び同軸ケーブル接続方法は、それを用いる、あるいは、実施することにより、布製包帯のような柔軟性絶縁部材に埋め込まれた信号伝送ケーブルが中心導体とそれを絶縁体を介して包囲する外側導体とを有した同軸ケーブルである場合においても、当該同軸ケーブルの中心導体及び外側導体と同軸ケーブルコネクタ装置に設けられた互いに絶縁された内側コンタクト及び外側コンタクトとの相互接続を容易にしかも安定かつ確実に行うことができることになるものとして、各種の電子機器等に広く適用され得るものである。
10・・・同軸ケーブルコネクタ装置, 11・・・柔軟性絶縁部材, 12・・・同軸ケーブル, 12a・・・中心導体, 12b・・・内部絶縁体12b, 12c・・・外側導体, 13,31・・・外側コンタクト, 14・・・筒状部, 15・・・底板部, 16,28・・・絶縁ハウジング, 17, 30・・・内側コンタクト, 18・・・固定部, 19・・・嵌合部, 20・・・可動カバー部, 25・・・電子機器, 26・・・相手方コネクタ装置, 27・・・回路基板, 29・・・嵌合凹部, 32・・・信号伝送部, 33・・・接地電位部, 35・・・筐体

Claims (8)

  1. 同軸ケーブルの外側導体の外周面部に外装嵌合する嵌合部及び該嵌合部に連なる固定部を有した外側コンタクトと、
    内部に上記外側コンタクトの固定部が配されて外部に上記外側コンタクトの嵌合部が配される筒状部が設けられた絶縁ハウジングと、
    上記外側コンタクトの嵌合部の内側に配された上記同軸ケーブルの中心導体に、上記外側コンタクトの固定部の内部を通じて、差し込み係合せしめられる内側コンタクトと、
    を備えて構成され、
    上記外側コンタクトの嵌合部が、該嵌合部の内側に配された上記同軸ケーブルの中心導体に上記内側コンタクトが差し込み係合せしめられたもとでの潰し加工による塑性変形が施されるカシメ部を成すことを特徴とする同軸ケーブルコネクタ装置。
  2. 上記絶縁ハウジングに、上記潰し加工による塑性変形が施された上記カシメ部を成す上記外側コンタクトの嵌合部を覆う状態をとる可動カバー部が設けられたことを特徴とする請求項1記載の同軸ケーブルコネクタ装置。
  3. 上記外側コンタクトが、上記固定部を成す第1の筒状部分と該第1の筒状部分から伸びて上記嵌合部を成す第2の筒状部分とを有していることを特徴とする請求項1記載の同軸ケーブルコネクタ装置。
  4. 上記絶縁ハウジングに、上記第1の筒状部分が上記絶縁ハウジングの筒状部に挿入された上記外側コンタクトにおける上記嵌合部を成す第2の筒状部分が配される切欠き部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の同軸ケーブルコネクタ装置。
  5. 上記内側コンタクトが、針状導電体を成していることを特徴とする請求項1記載の同軸ケーブルコネクタ装置。
  6. 上記同軸ケーブルの中心導体が結束された複数の銀メッキ繊維によって形成されたもとで、上記内側コンタクトが成す針状導電体が上記結束された複数の銀メッキ繊維に差し込み係合せしめられることを特徴とする請求項5記載の同軸ケーブルコネクタ装置。
  7. 嵌合部及び該嵌合部に連なる固定部を有した外側コンタクトと該外側コンタクトの内側に配される内側コンタクトと上記外側コンタクト及び内側コンタクトを保持する絶縁ハウジングとを備え、上記外側コンタクトの固定部が上記絶縁ハウジングに設けられた筒状部の内部に配されて、上記外側コンタクトの嵌合部が上記絶縁ハウジングの筒状部の外部に配されて成る同軸ケーブルコネクタ装置を用意し、
    上記絶縁ハウジングの筒状部の外部に配された上記外側コンタクトの嵌合部に同軸ケーブルを挿入して、上記外側コンタクトの嵌合部に上記同軸ケーブルの外側導体の外周面部に外装嵌合した状態をとらせ、
    上記内側コンタクトを、上記外側コンタクトの嵌合部の内側に配された上記同軸ケーブルの中心導体に、上記外側コンタクトの固定部の内部を通じて差し込み係合させ、
    上記外側コンタクトにおけるカシメ部を成す嵌合部に、上記外側コンタクトの嵌合部の内側に配された上記同軸ケーブルの中心導体に上記内側コンタクトが差し込み係合せしめられたもとでの潰し加工による塑性変形を施して、
    上記同軸ケーブルの中心導体及び外側導体を上記同軸ケーブルコネクタ装置の内側コンタクト及び外側コンタクトに夫々押圧接続されたものとなすことを特徴とする同軸ケーブル接続方法。
  8. 上記潰し加工による塑性変形が施された上記外側コンタクトにおけるカシメ部を成す嵌合部を上記絶縁ハウジングに設けられた可動カバー部によって覆うことを特徴とする請求項7記載の同軸ケーブル接続方法。
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