JP2019120869A - 可動部の位置固定機構、レンズシフト機構、および投写型表示装置 - Google Patents

可動部の位置固定機構、レンズシフト機構、および投写型表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】装置設計に大きな制約を与えることなく、可動部の位置ずれを抑制する位置固定機構を提供する。【解決手段】位置固定機構50は、固定部10,40に対して第1の方向Hと第2の方向Vとに移動可能な可動部20,30の移動を規制して、固定部10,40に対する可動部20,30の位置を固定するために、固定部10,40の第2の方向Vにおいて可動部20,30に対向する位置に設けられている。位置固定機構50は、第2の方向Vに移動して可動部20,30に当接し、可動部20,30の第1の方向Hへの移動を規制する第1の当接部材51と、可動部20,30に当接するように付勢され、可動部20,30の第2の方向Vへの移動に追随して回転するレバー部材52と、第2の方向Vに移動してレバー部材52に当接し、レバー部材52の回転を規制することで可動部20,30の第2の方向Vへの移動を規制する第2の当接部材53と、を有している。【選択図】図3

Description

本発明は、可動部の位置固定機構、レンズシフト機構、および投写型表示装置に関する。
近年の投写型表示装置(プロジェクタ)には、設置性の向上を目的として、レンズシフト機構が多く採用されている。レンズシフト機構とは、投写レンズをその光軸と垂直な方向に移動させることで、スクリーンに対する画像光の投写位置を移動させる機構である。これにより、スクリーンの正面にプロジェクタを設置できない場合でも、歪みのない適切な画像をスクリーン上に表示させることができる。
多くのレンズシフト機構は、投写レンズを保持しながら移動させるための可動部を備えている。しかしながら、可動部には、一般に、移動方向に対してバックラッシュが発生するため、可動部を所定の位置に移動させようとしても、バックラッシュの分だけ目標位置からずれてしまうという問題がある。このような位置ずれへの対策として、可動部の移動方向に垂直な方向から可動部に当接することでその移動を規制し、可動部の位置を固定する機構が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−128757号公報
ところで、レンズシフト機構の可動部は、投写レンズをその光軸と垂直な2つの方向に移動させるために、それぞれの方向に移動可能な2つの可動部材から構成されていることが好ましい。このような場合にも、バックラッシュに起因した位置ずれへの対策として、2つの可動部材のそれぞれに上述した位置固定機構を採用することが考えられる。しかしながら、上述した位置固定機構を2つの可動部材のそれぞれに採用しようとすると、各可動部材に対して、その移動方向に垂直な方向からアクセスできるような位置に設置する必要がある。このことは、プロジェクタの設計に大きな制約を与えることになり、好ましくない。
そこで、本発明は、装置設計に大きな制約を与えることなく、可動部の位置ずれを抑制する位置固定機構を提供することを目的とする。また、本発明は、その位置固定機構を備えたレンズシフト機構と、そのレンズシフト機構を備えた投写型表示装置を提供することも目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の位置固定機構は、固定部に対して第1の方向と第1の方向に垂直な第2の方向とに移動可能に取り付けられた可動部の移動を規制して、固定部に対する可動部の位置を固定するために、固定部の第2の方向において可動部に対向する位置に設けられた位置固定機構であって、第2の方向に移動して可動部に当接し、可動部の第1の方向への移動を規制する第1の当接部材と、可動部に当接するように付勢され、可動部の第2の方向への移動に追随して回転するレバー部材と、第2の方向に移動してレバー部材に当接し、レバー部材の回転を規制することで可動部の第2の方向への移動を規制する第2の当接部材と、を有している。
また、本発明のレンズシフト機構は、投写レンズを保持しながら投写レンズを移動させるレンズシフト機構であって、固定部と、投写レンズを保持する可動部と、上記に記載の位置固定機構とを有している。
また、本発明の投写型表示装置は、投写レンズと、上記に記載のレンズシフト機構とを有している。
以上、本発明によれば、装置設計に大きな制約を与えることなく、可動部の位置ずれを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る位置固定機構を備えたレンズシフト機構の斜視図である。 本実施形態のレンズシフト機構の上面図である。 本実施形態のレンズシフト機構の分解斜視図である。 本実施形態の固定ベースおよび水平可動ベースの正面図である。 図4の円Aで囲まれた領域の拡大図である。 本実施形態の固定ベース、水平可動ベース、および垂直可動ベースの正面図である。 図6の円Bで囲まれた領域の拡大断面図である。 本実施形態の固定ベース、水平可動ベース、および垂直可動ベースの正面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1および図2は、それぞれ本発明の一実施形態に係る位置固定機構を備えたレンズシフト機構の斜視図および上面図である。図3は、本実施形態のレンズシフト機構の分解斜視図である。
レンズシフト機構1は、投写型表示装置(プロジェクタ)に搭載され、画像光を投写する投写レンズ(図示せず)をその光軸と垂直な2つの方向(水平方向Hおよび垂直方向V)に移動させる機能を有している。レンズシフト機構1によって、スクリーンに対する光の投写位置を移動させることができ、スクリーンの正面にプロジェクタを設置できない場合でも、歪みのない適切な画像をスクリーン上に表示させることができる。
レンズシフト機構1は、固定ベース10と、水平可動ベース20と、垂直可動ベース30と、ホルダベース40とを有している。固定ベース10は、プロジェクタの筐体(図示せず)に固定して取り付けられ、ホルダベース40は、固定ベース10に固定されている。水平可動ベース20と垂直可動ベース30は、水平方向Hと垂直方向Vとに垂直な方向Xに互いに隣接して配置されるように、ホルダベース40に保持されている。なお、投写レンズは、その光軸が水平方向Hと垂直方向Vにそれぞれ直交するように、垂直可動ベース30に保持されている。以下、水平方向Hと垂直方向Vとに垂直な方向Xを「光軸方向」ともいう。
固定ベース10には、水平方向Hに延びるガイド溝11が形成され、水平可動ベース20は、これに係合するガイドピン(図示せず)を有している。これにより、水平可動ベース(第1の可動部材)20は、垂直方向Vへの移動が規制され、固定ベース10に対して水平方向(第1の方向)Hに移動することができる。また、水平可動ベース20には、垂直方向Vに延びるガイド溝21が形成され、垂直可動ベース30は、これに係合するガイドピン(図示せず)を有している。これにより、垂直可動ベース(第2の可動部材)30は、水平方向Hへの移動が規制され、水平可動ベース20に対して垂直方向(第2の方向)Vに移動することができる。
垂直可動ベース30には、投写レンズを受け入れて保持する開口部31が形成されている。一方、水平可動ベース20および固定ベース10にはそれぞれ、投写レンズを受け入れる開口部22,12が形成されている。水平可動ベース20の開口部22は、垂直可動ベース30の移動に伴って投写レンズが垂直方向Vに移動するのに十分な大きさを有している。また、固定ベース10の開口部12は、水平可動ベース20および垂直可動ベース30の移動に伴って投写レンズが水平方向Hおよび垂直方向Vに移動するのに十分な大きさを有している。なお、ホルダベース40にも、投写レンズが水平方向Hおよび垂直方向Vに移動するのに十分な大きさを有する開口部41が形成されている。
ホルダベース40には、水平可動ベース20を水平方向Hに移動させる水平移動機構42が設けられている。水平移動機構42は、回転可能な送りねじ43と、送りねじ43に螺合するナット44とを有している。ナット44は、回転が規制された状態でホルダベース40に支持され、送りねじ43の回転と共に垂直方向Vに移動することができる。ナット44は、水平可動ベース20の方向に突出する突起部(図示せず)を有し、水平可動ベース20には、この突起部が係合するカム溝23が形成されている。カム溝23は、水平方向Hと垂直方向Vの両方に対して斜めに延びている。これに加えて、水平可動ベース20は、上述したように、垂直方向Vへの移動が規制されている。そのため、送りねじ43を回転させてナット44を移動させ、ナット44の突起部がカム溝23に沿って案内されることで、水平可動ベース20を水平方向Hに移動させることができる。
また、ホルダベース40には、垂直可動ベース30を垂直方向Vに移動させる垂直移動機構45が設けられている。垂直移動機構45は、回転可能な送りねじ46と、送りねじ46に螺合するナット47と有している。ナット47は、回転が規制された状態でホルダベース40に支持され、送りねじ46の回転と共に垂直方向Vに移動することができる。ナット47は、垂直可動ベース30の方向に突出する突起部(図示せず)を有し、垂直可動ベース30には、水平方向Hに延び、この突起部が係合する係合溝32(図6および図8参照)が形成されている。したがって、送りねじ46を回転させ、ナット47を移動させることで、ナット47の突起部が係合溝32と垂直方向Vに係合し、垂直可動ベース30を垂直方向Vに移動させることができる。なお、係合溝32は、垂直可動ベース30が水平可動ベース20と共に水平方向Hに移動する際のガイド溝としても機能する。
以上のように、水平可動ベース20と垂直可動ベース30は、投写レンズを保持するとともに、固定部(固定ベース10とホルダベース40)に対して水平方向Hと垂直方向Vとに移動可能に取り付けられた可動部として機能する。こうして、レンズシフト機構1は、投写レンズを保持しながら、投写レンズを水平方向Hと垂直方向Vに移動させることができ、投写レンズからの光の投写位置を水平方向Hと垂直方向Vに移動させることができる。
ところで、水平可動ベース20と垂直可動ベース30は、上述したように、送りねじ43,46とナット44,47との螺合関係によって移動するように構成されている。各ベース20,30をスムーズに移動させるために、送りねじ43,46とナット44,47との間や、送りねじ43,46とホルダベース40(取り付け位置に設けられた雌ねじ部)との間には、クリアランス(バックラッシュ)が設けられている。しかしながら、このバックラッシュに起因して、水平可動ベース20と垂直可動ベース30を所定の位置に移動させようとしても、その位置が目標位置からずれてしまうことがある。
このような位置ずれへの対策として、本実施形態のレンズシフト機構1は、水平可動ベース20と垂直可動ベース30のそれぞれの移動を規制して、水平可動ベース20と垂直可動ベース30のそれぞれの位置を固定する位置固定機構50を有している。位置固定機構50は、止めねじからなる第1の当接部材51と、レバー部材52と、止めねじからなる第2の当接部材53とを有している。
第1の当接部材51は、垂直方向Vに移動して水平可動ベース20に当接するように構成されている。具体的には、第1の当接部材51は、垂直方向Vにおいて水平可動ベース20に対向する位置で、固定ベース10の上面に取り付けられた金属プレート54を貫通して金属プレート54に回転可能に支持されている。これにより、第1の当接部材51は、水平可動ベース20に当接して水平方向Hの移動を規制することができ、水平可動ベース20の位置を固定することができる。金属プレート54の上には、第1の当接部材51を固定するための六角ナット55が設けられている。また、水平可動ベース20の第1の当接部材51が当接する位置には、金属プレート24が取り付けられている。水平可動ベース20の固定構造の詳細については後述する。
レバー部材52は、垂直可動ベース30に当接するように付勢され、垂直可動ベース30の垂直方向Vへの移動に追随して回転するように構成されている。具体的には、レバー部材52は、垂直方向Vにおいて垂直可動ベース30に対向する位置で、ホルダベース40に固定して設けられたシャフト部材56に回転可能に支持されている。さらに、レバー部材52は、ねじりコイルばね57(図6から図8参照)によって垂直可動ベース30に向けて付勢されている。なお、シャフト部材56は、光軸方向Xに沿って延びており、したがって、レバー部材52は、光軸方向Xに沿った回転軸を中心として回転可能である。
第2の当接部材53は、垂直方向Vに移動してレバー部材52に当接するように構成されている。具体的には、第2の当接部材53は、垂直方向Vにおいて垂直可動ベース30に対向する位置、すなわち、レバー部材52に対向する位置で、金属プレート54を貫通して金属プレート54に回転可能に支持されている。これにより、第2の当接部材53は、レバー部材52に当接してその回転を規制し、垂直可動ベース30の垂直方向Vへの移動を規制することで、垂直可動ベース30の位置を固定することができる。金属プレート54の上には、第2の当接部材53を固定するための六角ナット58が設けられている。垂直可動ベース30の位置が固定される詳細な原理については後述する。
このように、本実施形態によれば、第1の当接部材51が水平可動ベース20に当接してその移動を直接規制するのに対し、第2の当接部材53は、レバー部材52を介して垂直可動ベース30の移動を規制するように構成されている。このため、第2の当接部材53を、垂直可動ベース30に対して、その移動方向(垂直方向V)に垂直な方向(水平方向H)からアクセスできるような位置に設置する必要がなくなる。その結果、第2の当接部材53を第1の当接部材51と同じ位置に設置することが可能になり、レンズシフト機構1が搭載されるプロジェクタの設計の自由度を高めることができる。
ここで、図4および図5を参照して、水平可動ベースの固定構造の詳細について説明する。図4は、本実施形態の固定ベースおよび水平可動ベースの正面図であり、図5は、図4の円Aで囲まれた領域の拡大図である。
水平可動ベース20の位置を固定するには、六角ナット55を緩めた状態で、第1の当接部材(止めねじ)51を回転させ、その先端を水平可動ベース20の金属プレート24に当接させる。そして、六角ナット55を締め付け、止めねじ51の位置を固定する。このとき、水平可動ベース20を水平方向Hに移動させようとしても、止めねじ51の推力によって、水平可動ベース20のガイドピン(図示せず)と固定ベース10のガイド溝11との間に水平方向Hの強力な摩擦力が発生する。その結果、水平可動ベース20の水平方向Hへの移動が規制されることで、その位置を固定することができる。なお、六角ナット55を緩め、止めねじ51を緩めることで、水平可動ベース20の位置の固定を解除することができる。
次に、図6から図8を参照して、レバー部材の詳細な構成と、垂直可動ベースの固定構造の詳細について説明する。図6は、本実施形態の固定ベース、水平可動ベース、および垂直可動ベースの正面図であり、図7は、図6の円Bで囲まれた領域の拡大断面図である。また、図8は、本実施形態の固定ベース、水平可動ベース、および垂直可動ベースの正面図であり、垂直可動ベースが図7とは異なる位置に移動した状態を示している。
レバー部材52は、シャフト部材56に回転可能に支持された軸部61と、軸部61から半径方向に延びて垂直可動ベース30に当接するレバー部62とを有している。レバー部材52の軸部61は、シャフト部材56の中心軸(レバー部材52の回転軸)と同軸の円筒状に形成され、外周面61aと、シャフト部材56を回転可能に受け入れる内周面61b(図3参照)とを有している。レバー部材52は、レバー部62の先端部62aが垂直可動ベース30に常に当接してその移動に追随するように、ねじりコイルばね57によって垂直可動ベース30に向けて付勢されている。一方、第2の当接部材(止めねじ)53は、垂直方向Vにおいてレバー部材52の軸部61に対向する位置に配置され、垂直方向Vに移動してレバー部材52の軸部61に当接するように構成されている。
垂直可動ベース30の位置を固定するには、まず、六角ナット58を緩め、止めねじ53を緩めた状態で、垂直可動ベース30を所定の位置まで上方に移動させる。これにより、下方に移動する方向のクリアランスはなくなり、垂直可動ベース30の下方への移動が規制される。その後、止めねじ53を回転させ、その先端を軸部61の外周面61aに当接させる。そして、六角ナット58を締め付け、止めねじ53の位置を固定する。このとき、垂直可動ベース30を垂直方向Vに移動させてレバー部材52を回転させようとしても、止めねじ53の推力によって、軸部61の内周面61bとシャフト部材56の外周面との間に周方向の摩擦力が発生する。その結果、レバー部材52の回転が規制され、垂直可動ベース30の上方への移動が規制される。こうして、垂直可動ベース30の垂直方向Vへの移動が規制されることで、その位置を固定することができる。なお、六角ナット58を緩め、止めねじ53を緩めることで、垂直可動ベース30の位置の固定を解除することができる。
レバー部材52の回転を確実に規制するためには、第2の当接部材53が強固にレバー部材52の軸部61に当接することが好ましい。そのために、軸部61が、上述したように、レバー部材52の回転軸と同軸の円筒状に形成され、第2の当接部材53が、軸部61の中心軸を通り垂直方向Vに平行な線上に配置されていることが好ましい。これにより、レバー部材52の回転位置によらず、第2の当接部材53を軸部61の外周面61aに垂直に当接させることができ、レバー部材52の回転を確実に規制することができる。
上述したように、垂直可動ベース30を上方に移動させた状態では、垂直可動ベース30の下方への移動が規制されるため、例えば、レバー部材52を省略し、第2の当接部材53によって垂直可動ベース30の上方への移動を直接規制することも考えられる。しかしながら、この場合、第2の当接部材53と被当接面(垂直可動ベース30の上面)との距離が一定ではなくなり、垂直可動ベース30の位置に応じて、第2の当接部材53の金属プレート54からの飛び出し量が変化してしまう。このことは、特にプロジェクタの小型化を阻害する要因となる。したがって、軸部61が円筒状に形成されていることは、第2の当接部材53と被当接面(軸部61の外周面61a)との距離を一定にし、金属プレート54からの飛び出し量を常に一定にすることができる点でも有利である。
レバー部材52の形状は、垂直可動ベース30がどの位置にあってもその移動に追随することができ、かつ他の構成部品に干渉することがなければ、図示した例に限定されず、他の形状であってもよい。また、ねじりコイルばね57のばね力は、垂直可動ベース30がどちらの方向に移動してもレバー部材52を回転させることができる程度のばね力であればよい。一方で、装置のサイズと移動荷重さえ許されるのであれば、垂直可動ベース30の移動方向へのガタつきを抑制するために、ねじりコイルばね57のばね力を大きくして、垂直可動ベース30に予圧を付与するようになっていてもよい。
1 レンズシフト機構
10 固定ベース(固定部)
11 ガイド溝
12 開口部
20 水平可動ベース(第1の可動部材)
21 ガイド溝
22 開口部
23 カム溝
24 金属プレート
30 垂直可動ベース(第2の可動部材)
31 開口部
32 係合溝
40 ホルダベース(固定部)
41 開口部
42 水平移動機構
43 送りねじ
44 ナット
45 垂直移動機構
46 送りねじ
47 ナット
50 位置固定機構
51 第1の当接部材
52 レバー部材
53 第2の当接部材
54 金属プレート
55,58 六角ナット
56 シャフト部材
57 ねじりコイルばね
61 軸部
61a 外周面
61b 内周面
62 レバー部
62a 先端部

Claims (10)

  1. 固定部に対して第1の方向と該第1の方向に垂直な第2の方向とに移動可能に取り付けられた可動部の移動を規制して、前記固定部に対する前記可動部の位置を固定するために、前記固定部の前記第2の方向において前記可動部に対向する位置に設けられた位置固定機構であって、
    前記第2の方向に移動して前記可動部に当接し、前記可動部の前記第1の方向への移動を規制する第1の当接部材と、
    前記可動部に当接するように付勢され、前記可動部の前記第2の方向への移動に追随して回転するレバー部材と、
    前記第2の方向に移動して前記レバー部材に当接し、前記レバー部材の回転を規制することで前記可動部の前記第2の方向への移動を規制する第2の当接部材と、を有する位置固定機構。
  2. 前記レバー部材が、前記固定部に回転可能に支持された軸部と、前記軸部から半径方向に延びて前記可動部に当接するレバー部とを有し、
    前記第2の当接部材が、前記第2の方向に移動して前記レバー部材の前記軸部に当接するように構成されている、請求項2に記載の位置固定機構。
  3. 前記軸部が、前記レバー部材の回転軸と同軸の円筒状に形成され、外周面と、前記固定部に固定して設けられたシャフト部材を回転可能に受け入れる内周面とを有し、
    前記第2の当接部材が、前記第2の方向に移動して前記軸部の前記外周面に当接し、前記軸部の前記内周面を前記シャフト部材に当接させるように構成されている、請求項3に記載の位置固定機構。
  4. 前記レバー部が、前記可動部に当接する先端部を有し、前記先端部は、前記レバー部材の回転軸に垂直な断面が円形である、請求項2または3に記載の位置固定機構。
  5. 前記第2の当接部材が、前記レバー部材の回転軸を通り前記第2の方向に平行な線上に配置されている、請求項2から4のいずれか1項に記載の位置固定機構。
  6. 前記レバー部材の回転軸が、前記第1の方向と前記第2の方向とに垂直な方向に沿って延びている、請求項2から5のいずれか1項に記載の位置固定機構。
  7. 前記可動部が、前記固定部に対して前記第1の方向に移動可能に取り付けられた第1の可動部材と、前記第1の方向と前記第2の方向とに垂直な方向において前記第1の可動部材に隣接する位置で、前記第1の可動部材に対して前記第2の方向に移動可能に取り付けられた第2の可動部材とを有し、
    前記第1の当接部材が、前記第2の方向に移動して前記第1の可動部材に当接するように構成され、前記レバー部材が、前記第2の可動部材に当接するように付勢されている、請求項1から6のいずれか1項に記載の位置固定機構。
  8. 前記各当接部材が止めねじである、請求項1から7のいずれか1項に記載の位置固定機構。
  9. 投写レンズを保持しながら該投写レンズを移動させるレンズシフト機構であって、
    前記固定部と、前記投写レンズを保持する前記可動部と、請求項1から8のいずれか1項に記載の位置固定機構とを有するレンズシフト機構。
  10. 前記投写レンズと、請求項9に記載のレンズシフト機構とを有する投写型表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN115343899B (zh) * 2022-08-26 2024-06-11 歌尔光学科技有限公司 投影装置

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