JP2019119069A - 伸縮性シート - Google Patents

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Abstract

【課題】柔軟性が高く、クッション性に優れる伸縮性シートを提供する。【解決手段】一対のシート材と、互いに交差せずに一方向に配列した複数の弾性フィラメントとが、該弾性フィラメントの伸縮方向に間欠的に接合されており、前記弾性フィラメントの、前記シート材に接合されていない非接合部が、自然長状態において、前記伸縮方向に対し厚み方向に蛇行している、伸縮性シート。【選択図】図2

Description

本発明は伸縮性シートに関する。
不織布等のシート材に伸縮性を付与する技術が知られている。例えば、特許文献1には、非伸長状態の弾性フィラメントの全面と伸長可能な不織布と接合した伸縮シートが記載されている。また、特許文献2及び3には、弾性部材に対し、該弾性部材の伸縮方向に沿って2枚のシート材を間欠的に接合した伸縮性を有する複合材が記載されている。これらの複合材においては、シート材と弾性部材との接合部の間においてシート材の凸部が形成されている。
特開2008−179128号公報 特表平10−501195号公報 特開2006−27089号公報
特許文献1の伸縮シートは、弾性部材と不織布等のシート材との接合部において、使用状態等によっては硬く感じられる場合がある。この点、特許文献2及び3の複合材は、接合部のない部分においてシート材の凸部を形成して、比較的柔らかい肌触りになるようにしている。しかし、この凸部は内部が空洞であり、シート材となる不織布のみの反発性しかなく、素材の柔らかさゆえにクッション性の観点からは改善の余地がある。特に、凸部に対して押圧した時のクッション性は改善の余地があった。しかしクッション性のために、凸部内部を密にすることは却って柔軟性を阻害しかねず、クッション性と柔軟性との両立が難しい。
このような伸縮性のシートにおいて、弾性部材とシート材との接合部の硬さを感じさせないよう柔軟性を高め、かつ、押圧時のクッション性の高いものとすることが望まれる。
本発明は、柔軟性が高く、クッション性に優れる伸縮性シートに関する。
本発明は、一対のシート材と、互いに交差せずに一方向に配列した複数の弾性フィラメントとが、該弾性フィラメントの伸縮方向に間欠的に接合されており、前記弾性フィラメントの、前記シート材に接合されていない非接合部が、自然長状態において、前記伸縮方向に対し厚み方向に蛇行している、伸縮性シートを提供する。
本発明の伸縮性シートは、柔軟性が高く、クッション性に優れたものとなる。
本発明に係る伸縮性シートの好ましい実施形態を模式的に示す一部切欠平面図である。 図1のII−II線断面図である。 本実施形態の伸縮性シートにおいて凸部の起立方向が揃っていない態様を示す、伸縮方向に沿った断面図である。 本実施形態の伸縮性シートの好ましい製造方法に用いられる製造装置の模式図である。 図4の装置において、一対の原料シートに弾性フィラメント原料を融着させる工程を示す模式図である。
以下、本発明の伸縮性シートについて、その好ましい実施形態に基づき図面を参照して説明する。
図1及び2は、本実施形態の伸縮性シート10を示している。伸縮性シート10は、一対のシート材1、2と複数の弾性フィラメント3とを有する。複数の弾性フィラメント3は、互いに交差せずに一方向に配列され、シート材1、2に挟持されている。この弾性フィラメント3は、細長い筋状であり、糸状にされていることが好ましい。
上記「弾性フィラメント3が互いに交差せずに一方向に配列されている」とは、伸縮性シート10の平面視において、各弾性フィラメント3をその延在する方向に沿って延長しても互いに交差しないことを言う。少なくとも伸縮性シート10の伸縮方向(X方向)の長さの範囲において、弾性フィラメント3同士が互いに交わらないよう、両者のなす各度が0°〜30°以内の範囲にあることが好ましい。弾性フィラメント3が交差しないことによって、交差による硬化を回避し、かつ、伸縮性シート10全体の伸縮性と柔軟性とを良好にすることができる。なお、上記の伸縮性シート10の伸縮方向(X方向)は、弾性フィラメント3の伸縮方向に一致する。すなわち、本明細書における伸縮方向(X方向)は、伸縮性シート10及び弾性フィラメント3の両方の伸縮方向を意味する。
本実施形態において、弾性フィラメント3は互いに交差せずに、伸縮性シート10の平面視における伸縮方向(X方向)と交差する方向に間欠的に配されている(図1参照)。この交差する方向は、適宜設定し得るが、伸縮性シート10を高伸度のものとする観点から、伸縮方向(X方向)と直交する方向(Y方向)であることが好ましい。特に、伸縮方向(X方向)が伸縮性シート10の長手方向であり、伸縮方向(X方向)に直交する方向(Y方向)が伸縮性シート10の幅方向であることが好ましい。
弾性フィラメント3と一対のシート材1、2とは、弾性フィラメント3の伸縮方向(X方向)に間欠的に接合されている。このシート材1、2と弾性フィラメント3との接合部分を接合部33と言う。接合部33は、シート材1と弾性フィラメント3との接合部331と、シート材2と弾性フィラメント3との接合部332とを有する。なお、接合部33は、弾性フィラメント3の溶融状態においてシート材1、2と融着して形成された部分であり、弾性フィラメント3の一部を含んでなる。
伸縮性シート10は、弾性フィラメント3がシート材1、2との接合部33以外ではシート材1、2とは接合されないことによって、伸縮性を備える。すなわち、弾性フィラメント3の伸縮方向(X方向)が、伸縮性シート10の伸縮方向とされている。なお、弾性フィラメント3がシート材1、2と接合されない部分を非接合部35と言う。
弾性フィラメント3の非接合部35は、伸縮性シート10の自然長状態において、伸縮方向に対し厚み方向(Z方向)に蛇行している(図2参照)。ここで「自然長状態」とは、伸縮性シート10に対して伸長させる外力を加えない状態を意味する。また、「蛇行している」とは、伸縮シート10の伸縮方向に沿った断面を正面視したときに、伸縮方向(X方向)に沿った直線に対して厚み方向(Z方向)に突出する部分があることを言う。伸縮方向(X方向)に沿った直線は、JIS L1913 B法に基づき、不織布に0.02kPaの荷重をかけ厚みの中心を求める。次いで、その中心点から伸縮方向(X方向)に平行線を引く事によって特定される。
厚み方向(Z方向)に蛇行する弾性フィラメント3の非接合部35は、シート材1、2と接合されずに独立して動き得る自由度を有し、弾性力を備える。これにより、伸縮性シート10のシート面への押圧等の外力に対する弾性反発力を発現し、伸縮性シート10のクッション性を高める。また、弾性フィラメント3の非接合部35が、シート材1、2の拘束を受けずに自由に動き得ることから、伸縮性シート10の柔軟性を高める。すなわち、弾性フィラメント3の非接合部35は外力に対し、その弾性により反発するとともに、蛇行している分、一定以上の外力に応じて潰れてシート面に平行になる方向に変形する。これにより伸縮性シート10は、クッション性とともに、外力に応じて変形し得る柔軟性を有する。
加えて、上記の厚み方向(Z方向)の蛇行によって、伸縮方向(X方向)における伸縮性シート10の全長に対し、弾性フィラメント3の全伸長したときの長さが十分に長い状態にある。弾性フィラメント3の非接合部35が長い分、接合部33における伸長抵抗が低減されており、高伸長性の伸縮性シート10となる。ここで言う「高伸長性」とは、小さい力で長く伸長させることができることを意味する。
上記の弾性フィラメント3に対し、一対のシート材1、2それぞれが自然長状態において凹凸形状を有することが好ましい。凹凸形状において、シート材1の凸部11とシート材2の凸部12とは互いに反対方向に突出している。具体的には、シート材1の凸部11は伸縮性シート10の一方の面(第1面)10A側に突出しており、シート材2の凸部12は伸縮性シート10の他方の面(第2面)10B側に突出している。シート材1、2の凸部11及び凸部12はそれぞれの内部に空間11E、12Eを有する。
上記の凹凸形状によって、伸縮性シート10の両面10A及び10Bにおいて、弾性フィラメント3の接合部33よりも、凸部11及び12にまず肌が触れる。これにより、肌が触れた伸縮性シート10の一方の面において、弾性フィラメント3の接合部33における硬さよりも先に、シート材1、2の柔らかさを感じることができる。さらに押圧が進むと前述した弾性フィラメント3の非接合部35の弾性反発によるクッション作用及び柔軟な変形が生じる。このような2段階の作用によって、伸縮性シート10のクッション性及び柔軟性がより優れたものとなる。
また、シート材1、2の凸部11、12内それぞれの空間11E、12Eに、前述した厚み方向(Z方向)に蛇行した弾性フィラメント3の非接合部35が存在することが好ましい。これによって、前述した2段階の作用が、肌と凸部11、12との接触点に近い位置で生じ得る。すなわち、シート材1、2の凸部11及び12における柔らかい触感から弾性フィラメント3の非接合部35の弾性反発の発現までの時間的間隔がより短くなり、伸縮性シートのクッション感及び柔らかさをより早く実感することができる。
また弾性フィラメント3の存在によって、凸部11及び12の形状がある程度保持され、押圧時の接合部33への肌の接触(シート材1、2を介した接触)の機会が低減される。仮に接触しても、先に凸部11、12における2段階の段階的な作用により押圧力が弱められ、硬さのある接合部33によって肌が受ける衝撃が緩和される。加えて、伸縮性シート10が両面に凸部(凸部11と凸部12)を有するため、例えば第1面10Aから押圧しても、凸部11から凸部12までが連動して、弾性フィラメント3によるクッション感及び柔軟な変形を発現する。この両面の連動作用により、厚み中間位置の接合部33に触れたときの硬い触感を目立たなくし和らげる。
伸縮性シート10の厚み方向(Z方向)において、凸部11、12それぞれの高さ(H1)に対する、弾性フィラメント3の非接合部35の蛇行高さ(H2)の比(H2/H1)は、上記2段階の作用をより早く発現させる観点から、0.3以上が好ましく、0.5以上がより好ましく、0.7以上が更に好ましい。これらの高さ(H1)及び(H2)は、デジタル顕微鏡(例えば株式会社キーエンス製VHX−1000)を用い、伸縮性シート10の厚み方向(Z方向)の断面に対して測定される。凸部の高さ(H1)は、凹部の底部から凸部の頂部までの長さである。前記凹部の底部に弾性フィラメント3が配されている場合はその厚みを含む。また、弾性フィラメント3の非接合部35の蛇行高さ(H2)は、凸部内に存在する範囲において、前記凹部の底部から、弾性フィラメント3の非接合部35の頂部までの長さである。また、市販されているおむつ等に使用されている伸縮シート10のH1及びH2を測定する場合は、伸縮シート10にダメージを与えない様に取り剥がすこと(例えばドライヤーや溶剤を用いる)によって、同様に測定することが可能である。
本実施形態において、凸部11、12の起立方向は、図2に示すように伸縮方向に対し直交する厚み方向(Z方向)にされている。ただし、凸部11、12の起立方向はこれに限定されず、前述の作用を奏する限り揃っていなくてもよい。例えば図3に示すように、凸部11及び12の中に、直交方向(Z方向)に対して傾斜する起立方向を有するものがあってもよい。これにより、伸縮性シート10の両面10A及び10Bに対して様々な角度から肌が接触する場合に対応して良好なクッション性及び柔軟性を発現することができる。また、凸部11、12の大きさ(伸縮方向の幅及び厚み方向の高さ)は揃っている場合に限らず、揃っていない場合であってもよい。大きさの異なる凸部11、12があると、それに応じてクッション性及び柔軟性が多様になり、また大きさの異なる凸部11、12同士が相互に補い合って、多様な外力(押圧力等)に対応できる。これにより伸縮性シート10のクッション性及び柔軟性をより高めることができる。
また、伸縮性シート10の自然長状態において、シート材1、2と弾性フィラメント3との接合部33と、弾性フィラメント3との間に次の関係があることが好ましい。すなわち、伸縮方向(X方向)の接合部33、33間における伸縮性シート10の最短距離(L1)が、これに対応する弾性フィラメント3の非接合部35のフィラメント自体の蛇行長さ(L2)よりも短いことが好ましい。これにより弾性フィラメント3に伸びの余白ができ、伸縮性シート10の伸長性がより高くなる。また、シート材1、2が伸長した状態においても弾性フィラメント3が伸びきらず、伸縮性シート10のクッション性がより優れたものとなる。
このとき、前記蛇行長さの比(L2/L1)は、良好なクッション性を得る観点から、1.5以上が好ましく、3以上がより好ましく、5以上が更に好ましい。但し、弾性フィラメントが絡んだり撚れたり等することなく、自由度を持って存在するためには7以下が好ましい。
ここで、「接合部33、33間における伸縮性シート10の最短距離(L1)」とは、接合部33、33の互いに対向する端縁同士を結んだ長さを言う。また、「弾性フィラメント3の非接合部35の蛇行長さ(L2)」とは、接合部間における弾性フィラメント3の非接合部35の蛇行に沿った長さを言う。
伸縮性シート10は、伸長されるにつれ、弾性フィラメント3の非接合部35の厚み方向(Z方向)の蛇行は小さくされる。このとき、100%伸長した状態において、伸縮性シート10は、弾性フィラメント3の厚み方向(Z方向)の蛇行を残していることが好ましい。これにより、ある程度の伸長状態においても、伸縮性シート10の両面(10A及び10B)における前述したクッション性及び柔軟性が保持され好ましい。なお、この「100%伸長」とは、吸収性物品(例えばパンツタイプおむつ)の外装材として用いた時の装着時の伸長状態を想定したものであり、自然状態から同じ長さ分伸ばした伸度(所謂2倍)を言う。
また、伸縮性シート10が有する凸部11及び12について、一方のシート材1が有する凸部11と他方のシート材2が有する凸部12とが厚み方向(Z方向)に重ならず、伸縮性シート10の伸縮方向(X方向)に交互に配されていることが好ましい。これにより、一方の面から他方の面(例えば第1面10Aから第2面10B)へと押圧力が波及しても、該押圧力が1点に集中せずに分散され、更に良好なクッション性及び柔軟性が得られる。特に、凸部11及び12内に弾性フィラメント3の非接合部35が存在すると、前述した弾性反発が生じつつ、弾性フィラメント3を介して一方の面の凸部から他方の面の凸部への押圧力の伝播性が高まる。これにより、厚み方向(Z方向)に重ならない凸部11と凸部12との間で押圧力が円滑に分散され得る。
上記の「厚み方向(Z方向)に重ならない」とは、伸縮性シート10の自然長状態において、凸部11と凸部12とのそれぞれの底面の位置が一致しないことを意味する。すなわち、伸縮方向(X方向)において、一方のシート材1の凸部11の裾野をなす接合部33、33の領域の位置と、他方のシート材2の凸部12の裾野をなす接合部33、33の領域の位置とが一致しないことを意味する。
さらに、伸縮性シート10が有する、シート材1、2と弾性フィラメント3との接合部33は次のように配置されていることが好ましい。すなわち、一方のシート材1と弾性フィラメント3との接合部331と、他方のシート材2と弾性フィラメント3との接合部332とが、厚み方向(Z方向)に重ならず、弾性フィラメント3の伸縮方向(X方向)に交互に配されていることが好ましい。これにより、接合部33の硬さが分散される。また、上記の配置とすることによって、一方のシート材の接合部が他方のシート材の凸部内の空間に重なることとなる。具体的には第1面10A側のシート材1の接合部331が、第2面10B側のシート材2の凸部12内の空間12Eに重なる。第2面10B側のシート材2の接合部332が、第1面10A側のシート材1の凸部11内の空間11Eに重なる。これにより、凸部11又は12の柔らかさと弾性フィラメント3の蛇行した部分の弾性反発とにより、接合部331又は332の硬さが緩和される。このように、接合部を厚み方向(Z方向)に重ならない配置とすることにより、伸縮性シート10の柔軟性をより好ましいものとすることができる。
シート材1側の接合部331、331間の最短距離(L11)、またはシート材2側の接合部332、332間の最短距離(L12)に対する、シート材1側の接合部331と、これと隣接するシート材2側の接合部332との間の離間距離(L4)の比(L4/L11又はL4/L12)が高いことは、弾性フィラメントに伸びの余白があるため、高伸長性に優れる。また、シート材が伸長状態においても、弾性フィラメントが伸びきらないためクッション性に優れる。
次に、本実施形態の伸縮性シート10の好ましい製造方法について説明する。
本実施形態の伸縮性シート10は、図4及び5に示すように、互いに噛み合う一対の凹凸ロール100及び200と、溶融又は軟化状態の複数の弾性フィラメント3を紡糸ノズル301から押し出して紡糸する紡糸装置300とを用いて製造される。
凹凸ロール100は周面に、ロール凸部101とロール凹部102とをロール回転方向に交互に有する。同様に、凹凸ロール200は周面に、ロール凸部201とロール凹部202とをロール回転方向に交互に有する。凹凸ロール100と凹凸ロール200とは互いの凹凸が噛み合うように回転する。このとき、凹凸ロール100のロール凸部101は、凹凸ロール200のロール凹部202に遊挿され、ロール凹部202の底部及び壁部に接触しないようにされている。同様に、凹凸ロール200のロール凸部201は、凹凸ロール100のロール凹部102に遊挿され、ロール凹部102の底部及び壁部に接触しないようにされている。
凹凸ロール100周面の凹凸形状に原料シート700を沿わせて凹凸賦形し、凹凸ロール200周面の凹凸形状に原料シート800を沿わせて凹凸賦形する。このとき、凹凸賦形された原料シート700と原料シート800とは、凹凸ロール100、200が回転して噛み合う地点において、合流しつつも互いに接触しないようにされている。具体的には、原料シート700の凸部701と原料シート800の凹部802との間、原料シート800の凸部801と原料シート700の凹部702との間は離間し、接触しないようにされている。
このようにして原料シート700及び800は、凹凸ロール100及び200によって回転され、互いに合流される。合流する位置において、溶融又は軟化状態の複数の弾性フィラメント(以下、弾性フィラメント原料900と言う。)が紡糸装置300から供給される。供給された弾性フィラメント原料900は、まず凹凸ロール100及び200のどちらかの凸部の先端に接触する。例えば、凹凸ロール100のロール凸部101にある原料シート700の凸部701に最初に接触する。すると、凹凸ロール100及び200は回転しているため、弾性フィラメント原料900は次に凹凸ロール200のロール凸部201にある原料シート800の凸部801に接触する。このように、凹凸ロール100及び200の回転よって、弾性フィラメント原料900は、原料シート700の凸部701、原料シート800の凸部801へと交互に接触していく。
そして、凹凸ロール100及び200の回転に伴い、ロール凸部101がロール凹部202に入り込み、ロール凸部201がロール凹部102にそれぞれ入り込むため、弾性フィラメント原料900に対して張力が働く。これにより、弾性フィラメント原料900が溶融又は軟化された状態で延伸される。弾性フィラメント原料900は、延伸されつつ、原料シート700の凸部701及び原料シート800の凸部801に交互に融着される。融着された部分が、本実施形態の伸縮性シート10の接合部33となる。弾性フィラメント原料900と原料シート700及び800とは、2つの凹凸ロール100及び200に同じ位置で同時に挟まれることはない。弾性フィラメント原料900と原料シート700及び800とは、いずれか一方のロール凸部上で接触しながら、凹凸ロール100及び200の回転に伴って生じる張力のみによって融着される。そのため、この融着された接合部33は、ロール凸部101及び102同士の圧接によって両部材が押し潰される強圧着とは違って、剛性が低減された、柔らかいものとなる。
弾性フィラメント原料900の、原料シート700及び800に融着されない部分901(以下、非融着部901と言う。)は、前述した張力が作用して延伸されるものの、シートに固定されていない分、凹凸ロール100及び200の回転に対して不安定にされている。そのため、弾性フィラメント原料900の非融着部901は、凹凸ロール100及び200の回転に伴う周囲の気流及び遠心力の影響を受ける。その結果、弾性フィラメント原料900の非融着部901は、弾性フィラメント原料900の延伸方向(供給方向)と交差する方向に延伸される。この延伸により、弾性フィラメント原料900の非融着部分901が、原料シート700の凹部702に向けて張り出した部分902と、原料シート800の凹部802に向けて張り出した部分903となる。これにより弾性フィラメント原料900が供給方向に対して交差する方向に蛇行した形状となって原料シート700及び800と一体化される。
上記の製造工程の後、最後に冷却されて、本実施形態の伸縮性シート10が得られる。なお、この後、延伸加工を施して、伸縮性シート10の伸長性を更に高めるようにしてもよい。なお、弾性フィラメント原料900は上記の処理工程を経て固化した後は、気流及び遠心力によってなされた伸長が元に戻らない。これにより、製造された伸縮性シート10において弾性フィラメント3が拘束を受けずに動けるため、良好な柔軟性を発揮することとなる。
上記製造工程における弾性フィラメント原料900の非融着部901が、本実施形態の伸縮性シート10における弾性フィラメント3の非接合部35となる。また、張り出した部分902及び903の形成によって、弾性フィラメント3が伸縮性シート10の厚み方向(Z方向)に蛇行した形状となる。そして、蛇行した弾性フィラメント3が伸縮性シート10のシート材1及び2の凸部11及び12内の空間に存在することとなる。
凹凸ロール100及び200の遊挿によって、製造された伸縮性シート10の凸部11と凸部12とが厚み方向(Z方向)に重ならず、伸縮性シート10の伸縮方向に交互に配される。また、伸縮性シート10における接合部331と接合部332が厚み方向(Z方向)に重ならないようになる。
なお、弾性フィラメント原料900の非融着部901の延伸は、例えば前述した張力を制御することによって生じ得る。すなわち、弾性フィラメント原料900が前述した回転に伴う周囲の気流及び遠心力の影響を受けるよう張力を抑えることにより、非融着部901を蛇行させる延伸を生じさせることができる。張力は、例えば凹凸ロール100及び200の噛み合い深さや周速等によって制御することができる。噛み合い深さや周速を弾性フィラメント原料900の材質及び太さに応じて設定して、張力が強くなり過ぎないように制御する。
次に、本実施形態の伸縮性シート10に用いられる部材について説明する。
シート材1及び2としては、種々のものを特に制限なく用いることができる。例えば、不織布、樹脂シート、紙、又はこれらを組み合わせて積層したもの等が挙げられる。特に柔らかい肌触り、前述したクッション性及び柔軟性を発現させる観点から不織布が好ましい。
不織布としては、スパンボンド不織布、エアスルー不織布、エアレイド不織布、スパンレース不織布、ニードルパンチ不織布、又はスパンボンドの層とメルトブローンの層との積層不織布、SMS不織布を用いることができる。安価にて加工適性に優れ、しかも薄型化する観点から、スパンボンド不織布が好ましい。なお、スパンボンドの層をメルトブローンの層の表面及び裏面のいずれか又は両面に配した不織布であることが好ましい。
シート材1及び2は、安価、かつ良好な肌触り感が得られ、さらに加工適性の観点から、坪量が10g/m以上であることが好ましく、また、100g/m以下であることが好ましく、25g/m以下であることがより好ましい。
スパンボンド不織布を用いる場合、スパンボンド不織布を構成する構成繊維は、熱可塑性樹脂からなり、熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、アクリロニトリル系樹脂、ビニル系樹脂、ビニリデン系樹脂等が挙げられる。ポリオレフィン系樹脂としてはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブデン等が挙げられる。ポリエステル系樹脂としてはポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等が挙げられる。ポリアミド系樹脂としてはナイロン等が挙げられる。ビニル系樹脂としてはポリ塩化ビニル等が挙げられる。ビニリデン系樹脂としてはポリ塩化ビニリデン等が挙げられる。これら各種樹脂の変成物や混合物等を用いることもできる。
シート材1及び2は、非伸長性を有するものであってもよく、伸長性を有するのものであってもよい。得られる伸縮性シート10の伸長性を高める観点から、シート材1及び2は、伸長性を有するものが好ましい。
伸長性を有するシート材1及び2の一例として、一定の繊維径を有する高伸度の繊維を原料とする非弾性繊維を用いることが、最大伸度の高い伸縮性シートが得られる点において好ましい。高伸度とは、例えば、繊維の最大伸度が80%以上、特に120%以上、また、800%以下、特に650%以下の繊維を言う。繊維の伸度は、JIS L−1015に準拠し、測定環境の温度が20±2℃、湿度が65±5%RH、引張試験機のつかみ間隔が20mm、引張速度が20mm/minの条件における測定を基準とする。上記の高伸度の繊維は、低延伸の非弾性繊維であることが好ましい。上述した低延伸の非弾性繊維は、紡糸後に低延伸倍率で延伸された繊維及び延伸されていない繊維、すなわち未延伸繊維の両方を包含する。
弾性フィラメント3は、弾性を有し、シート材1及び2との融着が可能なものを特に制限なく用いることができる。例えば、熱可塑性エラストマーを用いることができる。熱可塑性エラストマーとしては、スチレン−ブタジエン−スチレン(SBS)、スチレン−イソプレン−スチレン(SIS)、スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン(SEBS)、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレン(SEPS)等のスチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー(エチレン系のα-オレフィンエラストマー、エチレン・ブテン・オクテン等を共重合したプロピレン系エラストマー)、ポリエステル系エラストマー、ポリウレタン系エラストマーを挙げることができる。
弾性フィラメント3は、単成分系のものでもよく、もしくは芯鞘型やサイド・バイ・サイド型の多成分系のものでもよい。弾性フィラメント3の紡糸性を高める観点、弾性フィラメント3とシート材1及び2との融着強度を高める観点、最終的に得られる伸縮性シート10の各種特性(例えば伸縮性)を向上させる観点から、多成分系が好ましい。例えば、伸縮性シート10の伸縮性を高めるため、ポリプロピレン系のエラストマー樹脂とスチレン系のエラストマー樹脂とを組み合わせることが好ましい。
弾性フィラメント3は、単成分系であるか、又は多成分系であるかを問わず、製造された伸縮性シート10における弾性フィラメント3の太さは、柔軟性の向上や外観、生産性の観点から、直径で表して10μm以上が好ましく、20μm以上がより好ましく、また、300μm以下が好ましく、150μm以下がより好ましい。弾性フィラメント3間のピッチは0.1mm以上が好ましく、0.5mm以上がより好ましく、また、10mm以下が好ましく、2mm以下がより好ましい。
以下、本発明を実施例に基づきさらに詳しく説明するが、本発明はこれにより限定して解釈されるものではない。
(実施例)
図4及び5に示す製造装置を用いて以下の方法により実施例1の伸縮性シート試料を作製した。
まず、原料シート700、800としてスパンボンド不織布を用いた。スパンボンド不織布の坪量を20g/mとした。弾性フィラメント原料900の構成樹脂として、SEPS(スチレン−エチレン−プロピレン−スチレン)樹脂(質量平均分子量5万、MFR60g/10分(230℃、2.16kg)(JIS K7210:1999))からなる熱可塑性エラストマーを用いた。
凹凸ロール100及び200の噛み合い深さを3mmとした。凹凸ロール100及び200の周速をいずれも20m/sとし、原料シート700及び800の搬送速度も20m/sとした。紡糸装置の紡糸ノズルの口径を0.6mmとし、紡糸後に延伸、冷却して得た弾性フィラメント3の直径が0.2mmになるようにした。
以上の条件のもと、図4及び5に示す製造装置を用い、凹凸形状に賦形した原料シート700、800と弾性フィラメント原料900とを部分的に融着させた。同時に、凹凸ロール100、200の回転に伴う気流及び遠心力によって弾性フィラメント原料900の原料シート700、800に接合させない部分を伸長させて、蛇行させた形状とした。これにより、実施例1の伸縮性シート試料を作製した。
(比較例1)
実施例と同様の原料を用い、前述の特許文献1の実施例1と同様にして、比較例1の伸縮性シート試料を作製した。この試料においては、特許文献1の図1及び2に示すとおり、弾性フィラメント全体が一対の不織布に溶着されていた。
(比較例2)
実施例と同様の原料シートであって坪量を両シートとも20g/mとするものを用い、弾性フィラメント原料900に代えて糸状の合成ゴム、スチレン系ホットメルト接着剤を用いて、前述の特許文献3の実施例1と同様にして原料シートと糸状の合成ゴムとを圧接し、比較例2の伸縮性シート試料を作製した。この試料においては、特許文献3の図2に示す通り、糸状の合成ゴムが伸縮方向に対して蛇行することなく直線的に配されていた。
上記の各試料に対して下記(1)〜(3)の測定及び試験を行った。
(1)柔軟性
カトーテック株式会社製KES FB−3試験機を用い圧縮測定(KES LC)を行った。測定条件は、圧縮速度を0.1mm/秒、圧縮面積は2cm、50gf/cmまで加圧した。測定値が小さいほど初期に柔らかいことを示す。
(2)クッション性
カトーテック株式会社製KES FB−3試験機を用い圧縮測定(KES RC)を行い、測定条件も(1)と同様とした。測定値が小さいほど潰れにくいクッション性を有することを示す。
(3)厚み戻り率(弾力性)
カトーテック株式会社製KES FB−3試験機を用い圧縮測定を行い、測定条件も(1)と同様とした。15g/cm時の厚みから、50g/cm時の厚みを引き、50g/cm時の厚みで除し、測定値が大きいほど、厚みの戻り性が高いことを示す。
(4)伸ばし易さ
株式会社島津製作所製オートグラフAG−ISを用い、引張強度の測定を行った。サンプルサイズは、伸長方向に200mm、幅を30mmとし、チャック間を150mmとして、300mm/MINの速度で引張測定を行った。測定値が小さいほど、伸ばし易いことを示す。
Figure 2019119069
表1に示す通り、比較例1及び2と比べて、実施例は良好な柔軟性とクッション性、程良い弾力性を示す結果であった。また、実施例の伸ばし易さ(40%伸長時の強度)は、低すぎず、高すぎず、程良い伸長性を示す結果であった。
1、2 シート材
11、12 凸部
11E、12E 凸部内の空間
3 弾性フィラメント
33、331、332 接合部
35 非接合部
10 伸縮性シート
10A 伸縮性シートの一方の面(第1面)
10B 伸縮性シートの他方の面(第2面)
100、200 凹凸ロール
300 紡糸装置
700、800 原料シート
900 弾性フィラメント原料

Claims (6)

  1. 一対のシート材と、互いに交差せずに一方向に配列した複数の弾性フィラメントとが、該弾性フィラメントの伸縮方向に間欠的に接合されており、
    前記弾性フィラメントの、前記シート材に接合されていない非接合部が、自然長状態において、前記伸縮方向に対し厚み方向に蛇行している、伸縮性シート。
  2. 一対の前記シート材それぞれが自然長状態において凹凸形状を有しており、
    前記弾性フィラメントの非接合部が、前記シート材の凸部内の空間に存在する、請求項1記載の伸縮性シート。
  3. 自然長状態において、前記シート材と前記弾性フィラメントとの伸縮方向の接合部間における伸縮性シートの最短距離が、これに対応する前記弾性フィラメントの非接合部のフィラメント自体の蛇行長さよりも短い、請求項1又は2記載の伸縮性シート。
  4. 100%伸長状態においても、前記弾性フィラメントが厚み方向に蛇行している、請求項1〜3のいずれか1項に記載の伸縮性シート。
  5. 一方の前記シート材が有する凸部と、他方の前記シート材が有する凸部とが、厚み方向に重ならず、前記弾性フィラメントの伸縮方向に交互に配されている、請求項2〜4のいずれか1項に記載の伸縮性シート。
  6. 一方の前記シート材と前記弾性フィラメントとの接合部と、他方の前記シート材と前記弾性フィラメントとの接合部とが、厚み方向に重ならず、前記弾性フィラメントの伸縮方向に交互に配されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の伸縮性シート。

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