JP2019118138A - 統合スモールセルおよびWiFiネットワーク内ハンドオーバ - Google Patents

統合スモールセルおよびWiFiネットワーク内ハンドオーバ Download PDF

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Abstract

【課題】統合スモールセルおよびWiFiネットワーク内ハンドオーバの提供。【解決手段】統合LTEおよび信頼WLANアクセスネットワーク(TWAN)内のシステム間モビリティのためのシステムおよび方法が開示される。制御プレーンおよびユーザプレーン通信の両方のために適合される、X2’インターフェースが、eNBとWLANアクセスポイントとの間に存在する。EPCと通信している、それにアタッチされたUEを有するWLANは、WLANから(H)eNBに通信をハンドオーバするために、(H)eNBとX2’インターフェースを経由して通信する。同様に、それにアタッチされたUEを有する(H)eNBは、(H)eNBからWLANに通信をハンドオーバするために、WLANとX2’インターフェースを経由して通信する。【選択図】図7

Description

本願は、米国仮特許出願第61/942,900号(2014年2月21日出願)および米国仮特許出願第62/024,287号(2014年7月14日出願)の米国特許法§119(e)に基づく利益を主張し、両出願の内容は、それらの全体が参照により本明細書に引用される。
無線通信技術が進化するにつれて、多様な無線ネットワークのより広範な使用を支援するために、追加の要求が無線システムに課されている。例えば、モバイルネットワークオペレータ(MNO)は、セルラーおよびコアネットワークサービスを補完する方法で、「キャリアグレード」WiFiを組み込み始めている。MNOは、セルラーネットワークからインターネットトラフィックをオフロードするためにWiFiを採用しようと努めている。MNOはまた、セルラーシステムの進化型パケットコア(EPC)へのアクセスをWiFiネットワークのユーザに提供しようと努めている。
セルラーおよびWiFiネットワークのシステム間統合のための需要が増加し続ける一方で、そのような統合を提供する既存の方法は、リソース集約的であり、あまりに頻繁に進行中の通信の中断をもたらすことが分かっている。
出願人らは、統合ロングタームエボリューション(LTE)無線アクセスネットワークと信頼無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスネットワーク(TWAN)との間のシステム間ハンドオーバのためのシステムおよび方法を本明細書で開示する。X2’インターフェースと称される通信インターフェースが、LTE無線アクセスネットワークとTWANとの間で定義される。X2’インターフェースは、LTEアクセスネットワークとTWANとの間で制御プレーン信号およびユーザプレーンデータの両方を伝達するように適合される。ユーザ機器(UE)とEPCとの間の既存の通信接続が、2つのネットワークの間のX2’インターフェースを経由した通信によって、LTEアクセスネットワークおよびTWANのうちの一方から他方にハンドオーバされ得る。
例示的シナリオでは、例えば、無線電話または他のコンピューティングデバイス等のUEは、WLANアクセスポイント(AP)へのWiFi接続を介したEPCへの確立された通信経路を有し得る。WLANは、領域内のWLAN APおよび他のアクセスノードからUEによって受信される信号を評価するためのUE構成情報を伝達するように適合される。UEは、アクセスノードから受信される信号を検出して測定する。例示的シナリオでは、UEは、セルラーアクセスネットワークに関連付けられるホーム進化型ノードB((H)eNB)から受信される信号、ならびにUEが現在接続されているWLAN APから受信される信号を検出して測定する。UEにおいて受信される信号の強度は、UEが、UEが現在アタッチされているWLAN AP以外のアクセスポイントを通して、良好な信号を有することを示し得る。UEは、受信された強度データに基づいて、より強い信号を有するアクセスポイントへのハンドオーバを要求するかどうかを決定する。UEから受信される情報が、UEが(H)eNBとの通信のためにより強い信号を有することを示し得る、例示的シナリオでは、UEは、特定の(H)eNBへのハンドオーバを行うことを決定し得る。そのような状況では、UEは、ハンドオーバ要求をWLANに伝送する。
要求に応答して、WLANは、識別された(H)eNBにハンドオーバを行うための要求を生成して伝送する。ハンドオーバ要求は、WLANと(H)eNBとの間のX2’インターフェースを介して伝達される。例示的実施形態では、X2’インターフェースは、UEがアタッチされるWLANと(H)eNBとの間に実装され得る。(H)eNBは、X2’インターフェースを介してハンドオーバ要求を受信し、ハンドオーバを実装するかどうかを決定するために、特定のUEに基づいて許可制御を行う。(H)eNBがハンドオーバを実装することを決定する場合において、(H)eNBは、ハンドオーバを行うための要求の確認応答を伝送し、WLANは、X2’インターフェースを介してそれを受信する。
確認応答を受信することに応答して、WLANは、UEが(H)eNBと通信するために使用し得る情報をUEに伝達する。WLANは、X2’インターフェースを介してユーザデータを伝送し始め、(H)eNBは、X2’インターフェースを介してUEからユーザデータを受信し始める。UEは、(H)eNBと同期し、(H)eNBは、EPCへのその接続を確立する。(H)eNBとEPCとの間の接続が確立されたとき、(H)eNBは、X2’インターフェースを介して、UEへのその接続に関連付けられるそのリソースを解放するように、命令をWLANに伝達する。
別の例示的シナリオでは、UEは、(H)eNBとの接続を介したEPCへの確立された通信経路を有し得る。(H)eNBは、領域内の(H)eNBおよび他のアクセスノードからUEによって受信される信号に関連する情報を集める際にUEが使用し得るUE構成情報を伝達するように適合される。例示的シナリオでは、UEは、WLAN APから受信される信号、ならびにUEが現在接続を有する(H)eNBから受信される信号を検出して測定する。UEは、信号強度について報告する情報を(H)eNBに転送する。
(H)eNBはまた、特定の(H)eNBにおける処理負荷の測定も行う。(H)eNBおよびWLAN APから受信される信号強度について報告する情報とともに、その処理負荷の評価に基づいて、(H)eNBは、WLANにおける処理負荷に関する情報に対する要求を生成し、X2’インターフェースを介してWLANに伝送することを決定する。要求に応答して、WLANは、WLANに関連付けられる処理負荷を規定する情報を含む応答を生成し、X2’インターフェースを介して伝送する。
WLANから受信される処理負荷情報、UEから受信される信号強度情報、および独自の負荷情報を使用して、(H)eNBは、ハンドオーバを行うことを決定する。(H)eNBは、ハンドオーバを行うための要求を生成し、X2’インターフェースを介して伝送する。WLANは、X2’インターフェースを介してハンドオーバ要求を受信し、特定のUEに基づいて許可制御を行い、ハンドオーバを実装するどうかを決定する。WLANがハンドオーバを実装することを決定する場合において、WLANは、ハンドオーバを行うための要求の確認応答を生成して伝送し、(H)eNBは、X2’インターフェースを介してそれを受信する。
確認応答を受信することに応答して、(H)eNBは、UEがWLAN APと通信するために使用し得る情報をUEに伝達する。(H)eNBは、X2’インターフェースを介してユーザデータを伝送し始め、WLANは、X2’インターフェースを介してUEからユーザデータを受信し始める。UEは、WLAN APと同期し、WLANは、EPCへのその接続を確立する。WLANとEPCとの間の接続が確立されたとき、WLANは、X2’インターフェースを介して、UEへのその接続に関連付けられるそのリソースを解放するように、命令を(H)eNBに伝達する。
本概要は、発明を実施するための形態において以下でさらに説明される、簡略化形態の概念の選択を導入するように提供される。本概要は、請求された主題の主要な特徴または不可欠な特徴を識別することを目的としておらず、また、請求された主題の範囲を限定するために使用されることも目的としていない。他の特徴は、以下で説明される。 本発明はさらに、例えば、以下を提供する。
(項目1)
無線ローカルエリアネットワークアクセスノードであって、
一又は二以上のプロセッサと、
前記一又は二以上のプロセッサと通信可能に結合されているメモリと
を備え、
前記メモリには、実行可能な命令が記憶されており、前記命令は、実行時、
セルラーネットワークアクセスノードに対して、拡張X2プロトコルを用いて、前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードに関する負荷情報を送信することと、
前記セルラーネットワークアクセスノードから、前記拡張X2プロトコルを用いて、前記セルラーネットワークアクセスノードと前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードの間で通信を行うためのリクエストを受信することと、
前記セルラーネットワークアクセスノードに対して、前記拡張X2プロトコルを用いて、前記リクエストに対する応答を送信することと、
前記セルラーネットワークアクセスノードと前記拡張X2プロトコルを用いて通信することを前記一又は二以上のプロセッサに行わせ、
前記セルラーネットワークアクセスノードと前記拡張X2プロトコルを用いて通信することは、前記セルラーネットワークアクセスノードに対して、前記拡張X2プロトコルを用いてユーザプレーンデータを送信することを含む、
無線ローカルエリアネットワークアクセスノード。
(項目2)
前記命令は、
前記セルラーネットワークアクセスノードから、前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードに関する負荷情報のリクエストを受信することを、前記一又は二以上のプロセッサに行わせ、
前記負荷情報は、前記リクエストに基づいて前記セルラーネットワークアクセスノードに送信される、項目1に記載の無線ローカルエリアネットワークアクセスノード。
(項目3)
前記命令は、
ユーザ端末に対して、前記ユーザ端末を前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードと通信可能に設定するための情報を送信することを、前記一又は二以上のプロセッサに行わせる、項目1に記載の無線ローカルエリアネットワークアクセスノード。
(項目4)
前記命令は、
前記セルラーネットワークアクセスノードに対して、モバイルコンピューティング装置との一又は二以上の通信ステータスに関する情報を送信することを、前記一又は二以上のプロセッサに行わせる、請求項1に記載の無線ローカルエリアネットワークアクセスノード。
(項目5)
前記セルラーネットワークアクセスノードと前記拡張X2プロトコルを用いて通信することは、前記セルラーネットワークアクセスノードに対して、前記拡張X2プロトコルを用いてコントロールプレーンデータを送受信することを含む、項目1に記載の無線ローカルエリアネットワークアクセスノード。
(項目6)
前記拡張X2プロトコルを用いてコントロールプレーンデータを送受信することは、無線ネットワークレイヤにおいてデータ通信を行うことを含む、項目5に記載の無線ローカルエリアネットワークアクセスノード。
(項目7)
前記拡張X2プロトコルを用いてコントロールプレーンデータを送受信することは、ストリームコントロール送信プロトコルを用いた信号通信と、アクセスポイントプロトコルを用いた信号通信と、を含む、項目5に記載の無線ローカルエリアネットワークアクセスノード。
(項目8)
前記拡張X2プロトコルを用いてコントロールプレーンデータを送受信することは、ユーザデータグラムプロトコルを用いたデータ通信と、パケット無線サービストンネリングプロトコルを用いたデータ通信と、を含む、項目5に記載の無線ローカルエリアネットワークアクセスノード。
(項目9)
無線ローカルエリアネットワークアクセスノードによって実行される方法であって、
セルラーネットワークアクセスノードに対して、拡張X2プロトコルを用いて、前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードに関する負荷情報を送信することと、
前記セルラーネットワークアクセスノードから、前記拡張X2プロトコルを用いて、前記セルラーネットワークアクセスノードと前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードの間で通信を行うためのリクエストを受信することと、
前記セルラーネットワークアクセスノードに対して、前記拡張X2プロトコルを用いて、前記リクエストに対する応答を送信することと、
前記セルラーネットワークアクセスノードと前記拡張X2プロトコルを用いて通信することをプロセッサに行わせ、
前記セルラーネットワークアクセスノードと前記拡張X2プロトコルを用いて通信することは、前記セルラーネットワークアクセスノードに対して、前記拡張X2プロトコルを用いてユーザプレーンデータを送信することを含む、
方法。
(項目10)
セルラーネットワークアクセスノードと無線ローカルエリアネットワークアクセスノードと通信可能なユーザ端末であって、
一又は二以上のプロセッサと、
前記一又は二以上のプロセッサと通信可能に結合されているメモリと
を備え、
前記メモリには、実行可能な命令が記憶されており、前記命令は、実行時、
セルラーネットワークアクセスノードから、無線ローカルエリアネットワークアクセスノードとの通信を確立するためのハンドオーバ通信情報を受信することを、前記一又は二以上のプロセッサに実行させ、
前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードは、セルラーネットワークアクセスノードに対して、拡張X2プロトコルを用いて、前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードに関する負荷情報を送信し、
前記セルラーネットワークアクセスノードから、前記拡張X2プロトコルを用いて、前記セルラーネットワークアクセスノードと前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードの間で通信を行うためのリクエストを受信し、
前記セルラーネットワークアクセスノードに対して、前記拡張X2プロトコルを用いて、前記リクエストに対する応答を送信し、
前記セルラーネットワークアクセスノードと前記拡張X2プロトコルを用いて通信し、 前記セルラーネットワークアクセスノードと前記拡張X2プロトコルを用いて通信することは、前記セルラーネットワークアクセスノードに対して、前記拡張X2プロトコルを用いてユーザプレーンデータを送信することを含む、
ユーザ端末。
(項目11)
前記ハンドオーバ通信情報は、RRC Connection Reconfigurationメッセージを用いて前記セルラーネットワークアクセスノードから受信する、項目10に記載のユーザ端末。
(項目12)
前記ハンドオーバ通信情報は、WLAN AP ID、ターゲットWLAN AP security algorithm識別子のうち少なくとも一つを含む、項目11に記載のユーザ端末。
(項目13)
前記ハンドオーバ通信情報は、前記セルラーネットワークアクセスノードが構成するセルラーネットワークから、前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードが構成する無線ローカルネットワークへトンネルを転送するための情報を含む、項目11に記載のユーザ端末。
(項目14)
前記拡張X2プロトコルを用いた通信は、拡張X2インターフェースを用いた通信を構成する、項目10に記載のユーザ端末。
(項目15)
セルラーネットワークアクセスノードであって、
一又は二以上のプロセッサと、
前記一又は二以上のプロセッサと通信可能に結合されているメモリと
を備え、
前記メモリには、実行可能な命令が記憶されており、前記命令は、実行時、
ユーザ端末に対して、無線ローカルエリアネットワークアクセスノードとの通信を確立するためのハンドオーバ通信情報を送信すること、
無線ローカルエリアネットワークアクセスノードから、拡張X2プロトコルを用いて、前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードに関する負荷情報を受信することと、
前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードに対して、前記拡張X2プロトコルを用いて、前記セルラーネットワークアクセスノードと前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードの間で通信を行うためのリクエストを送信することと、
前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードから、前記拡張X2プロトコルを用いて、前記リクエストに対する応答を受信することと、
前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードと前記拡張X2プロトコルを用いて通信することを前記一又は二以上のプロセッサに行わせ、
前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードと前記拡張X2プロトコルを用いて通信することは、前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードから、前記拡張X2プロトコルを用いてユーザプレーンデータを受信することを含む、
セルラーネットワークアクセスノード。
先の概要および例証的実施形態の以降の追加の説明は、添付図面と併せて熟読されたときにより理解され得る。開示されるシステムおよび方法の潜在的実施形態は、描写されるものに限定されないことが理解される。
図1は、進化型パケットコア(EPC)への信頼無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)および3GPPロングタームエボリューション(LTE)アクセスのための非ローミングアーキテクチャを図示する、系統図である。 図2は、ホームeNode Bゲートウェイ((H)eNB GW)を伴って展開される、全体的な進化型UMTS陸上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)アーキテクチャを図示する、系統図である。 図3は、X2インターフェースプロトコルスタックを図示する、ブロック図である。 図4は、802.11層および管理エンティティを図示する、ブロック図である。 図5は、例示的実施形態による、ローカルモビリティによるハンドオーバを図示する、系統図である。 図6は、例示的実施形態による、負荷バランシングによるハンドオーバを図示する、系統図である。 図7は、例示的実施形態による、(H)eNBとWLANとの間の拡張X2インターフェースを用いたEPCへのTWANおよび3GPP LTEアクセスのための非ローミングアーキテクチャを図示する、系統図である。 図8Aは、例示的実施形態による、拡張X2インターフェースの制御プレーンを図示する、ブロック図である。 図8Bは、例示的実施形態による、拡張X2インターフェースプロトコルスタックのユーザプレーンを図示する、ブロック図である。 図9は、例示的SWwプロトコルスタックを図示する、ブロック図である。 図10A−Cは、例示的実施形態による、拡張X2インターフェースを介したWLANから(H)eNBへのユーザ機器開始ハンドオーバを図示する、フロー図を描写する。 図10A−Cは、例示的実施形態による、拡張X2インターフェースを介したWLANから(H)eNBへのユーザ機器開始ハンドオーバを図示する、フロー図を描写する。 図10A−Cは、例示的実施形態による、拡張X2インターフェースを介したWLANから(H)eNBへのユーザ機器開始ハンドオーバを図示する、フロー図を描写する。 図11A−Cは、例示的実施形態による、拡張X2インターフェースを介した(H)eNBからWLANへの(H)eNB開始ハンドオーバを図示する、フロー図を描写する。 図11A−Cは、例示的実施形態による、拡張X2インターフェースを介した(H)eNBからWLANへの(H)eNB開始ハンドオーバを図示する、フロー図を描写する。 図11A−Cは、例示的実施形態による、拡張X2インターフェースを介した(H)eNBからWLANへの(H)eNB開始ハンドオーバを図示する、フロー図を描写する。 図12は、例示的実施形態による、統合スモールセルおよびWiFiネットワーク(ISWN)内でハンドオーバを構成するためのユーザインターフェースを図示する、ブロック図である。 図13は、例示的実施形態による、統合スモールセルおよびWiFiネットワーク(ISWN)内でハンドオーバを可能にするためのグラフィカルユーザインターフェース(GUI)を図示する、ブロック図である。 図14は、図1および/または図7で図示される通信システム内で使用され得る、例示的ユーザ機器の系統図である。 図15は、図1および/または図7で図示される通信システム内で使用され得る、例示的コンピューティングシステムのブロック図である。
出願人らは、統合LTEおよび信頼WLANアクセスネットワーク(TWAN)内のシステム間モビリティのためのシステムおよび方法を本明細書で開示する。制御プレーンおよびユーザプレーン通信の両方のために適合される、X2’インターフェースが、進化型ノードB(eNB)と、1つ以上のWLAN APを備え得るWLANとの間に存在する。それにアタッチされたUEを有するWLANは、WLANからeNBに通信をハンドオーバするために、X2’インターフェースを経由して、例えば、(H)eNBであり得る、eNBと通信する。同様に、パケットデータネットワークと通信している、それにアタッチされたUEを有するeNBは、eNBからWLANに通信をハンドオーバするために、X2’インターフェースを経由してWLANと通信する。
(例示的モバイルネットワーク動作)
現在の実践下では、モバイルネットワークオペレータ(MNO)は、典型的には、そのセルラーおよびコアネットワークから「ベストエフォート」インターネットトラフィックをオフロードするために、WiFi(Wireless Fidelity)を採用する。しかしながら、「スモールセル」(すなわち、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)および「キャリアWiFi」を介して無線ネットワークアクセスを提供する局所的な地理的エリア)のオペレータ展開における関心の増加が、加入者の体験の品質(DoE)に対するさらなる制御を可能にする、ローカルセルラーおよびWiFiネットワークを横断したより優れた相互運用性を模索するようにMNOを促している。実際、そのような統合アクセスネットワークは、多くの場合、統合スモールセルおよびWiFiネットワーク(ISWN)と称される。
オペレータが、「キャリアWiFi」を採用し、そのネットワークを最適化し、費用を削減するにつれて、直接、オペレータのモバイルコアネットワーク(MCN)とインターフェースをとることができる「信頼」WLANアクセスネットワーク(TWAN)のさらなる展開がもたらされるであろうことが期待される。同様に、モバイルネットワーク運用(MNO)展開スモールセルと、高トラフィック大都市ホットスポット場所等の共通地理的エリア内のWiFiアクセスネットワークとのさらなる統合がもたらされるであろうと期待される。そのような統合は、セルラーおよびWiFiアクセスの両方をサポートする、ますます増加するスマートフォンの数によって促される。
(EPCへのセルラーLTEおよびTWANアクセス)
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、いくつかの電気通信規格開発組織を統一し、セルラー電気通信ネットワーク技術(無線アクセス、コアトランスポートネットワーク、およびサービス能力を含む)のための仕様を開発する環境をそれらのメンバーに提供する。3GPP仕様はまた、コアネットワークへの非無線アクセスのためのフック、および他のネットワークとのインターワーキングのためのフックも提供する。
無線通信のための3GPPコアネットワークアーキテクチャの最新の進化は、進化型パケットコア(EPC)と称される。EPCは、最初に、3GPPによって規格のリリース8において導入された。これは、性能および費用の観点からデータトラフィックを効率的に取り扱うために、「フラットなアーキテクチャ」を有するように設計され、少ないネットワークノードがトラフィックの取り扱いに関与する。プロトコル変換もまた、概して、回避される。信号伝達(「制御プレーン」としても公知である)からユーザデータ(「ユーザプレーン」としても公知である)を分離することも決定され、それは、ネットワークオペレータがそれらのネットワークを容易にサイズ決定し、適合させることを可能にする。
図1は、進化型パケットコア(EPC)104への非ローミング信頼無線ローカルエリアネットワーク(TWAN)および3GPP LTEアクセスを提供する、3GPPアーキテクチャを描写する。その内容が参照することによって本明細書に組み込まれる、3GPP技術仕様(TS)23.402のセクション16.1.1、「3GPP System Architecture Evolution: Architecture Enhancements for non−3GPP accesses」に説明されるように、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)118がオペレータによって信頼されると見なされるとき、信頼WLANアクセスネットワーク102は、3GPP認証、認可、および会計(AAA)サーバ/プロキシ106に向かうSTaインターフェースと、ユーザプレーントラフィックフローのためのパケットデータネットワークゲートウェイ(PGW)108に向かうS2aインターフェースとを介して、進化型パケットコア104に接続されることができる。通信経路が種々のTWAN102の構成要素およびEPC104の構成要素間に存在することが、理解されるであろう。例えば、信号経路が、(例えば、WLANアクセスポイントを介して)UE116とWLAN118との間に、WLAN118と信頼WLANアクセスゲートウェイ120との間に、信頼WLANアクセスゲートウェイ120とパケットデータネットワークゲートウェイ108との間に、WLAN118と信頼WLAN AAAプロキシ(TWAP)122との間に、信頼WLAN AAAプロキシ122と3GPP AAAサーバ106との間に、およびローカルIP/インターネットサービス125と信頼WLANアクセスゲートウェイ120との間に存在し得る。これらの通信経路を使用して、図1の鎖線によって図示されるように、UE116は、EPC104によって提供されるサービスにアクセスするために、TWAN102を通してPGW108への通信経路を形成し得る。
例えば、進化型ノードB(eNB)等の無線アクセス基地局またはノードを備え得る3GPP LTEアクセスネットワーク110は、モビリティ管理エンティティ112との通信経路を提供するS1−MMEインターフェースを介して進化型パケットコア104に接続される。S1−Uインターフェースは、S5インターフェースを介してパケットデータネットワークゲートウェイ108と連動する、サービングゲートウェイ114との通信経路を提供する。通信経路が種々のLTEネットワーク110の構成要素およびEPC104の構成要素間に存在することが、理解されるであろう。例えば、信号経路が、ユーザ機器124と3GPP LTEアクセスネットワーク110との間に、3GPP LTEアクセスネットワーク110とモビリティ管理エンティティ112との間に、3GPP LTEアクセスネットワーク110とサービングゲートウェイ114との間に、およびサービングゲートウェイ114とパケットデータネットワークゲートウェイ108との間に存在し得る。これらの通信経路を使用して、図1の点線によって図示されるように、UE124は、EPC104において利用可能なサービスにアクセスするために、3GPP LTEアクセスネットワーク110を通してPGW108への通信経路を形成し得る。
依然として図1を参照すると、随意の「ローカルゲートウェイ」機能(L−GW)126は、例えば、ホームeNB((H)eNB)展開で使用され得る、スモールセルLTEアクセスを提供する。ローカルIP/インターネットサービス128は、L−GW126と連動する。随意の(H)eNBゲートウェイ130が、モビリティ管理エンティティ112に向かう複数の(H)eNBのための制御プレーン信号伝達を集中させるために使用され得、サービングゲートウェイ114に向かう(H)eNBユーザプレーントラフィックを取り扱うためにも使用され得る。随意のセキュリティゲートウェイ132が、(例えば、(H)eNBを介した)3GPP LTEアクセスネットワーク110から進化型パケットコア104へ、すなわち、インターネットプロトコルセキュリティ(IPSec)トンネリングを介する、安全なアクセスを提供するために使用され得る。
ホーム加入者サーバ(HSS)134は、ユーザ関連および加入者関連情報を備えるデータベースを備える。HSS134は、モビリティ管理、呼び出しおよびセッション設定、ユーザ認証、ならびにアクセス認可における機能をサポートする。
サービングGW(SGW)114およびPDN GW(PGW)108は、ユーザプレーンアクセスを提供する。例えば、SGW114およびPGW108は、UE124と、EPC104を介してアクセスされる外部ネットワークとの間で、IPデータトラフィックをトランスポートするために使用され得る。SGW114は、無線側、例えば、3GPP LTEアクセスネットワーク110と、EPC104との間の相互接続点として動作する。SGW114は、着信および発信IPパケットをルーティングすることによって、UE124にサービス提供する。それは、LTE内モビリティ(すなわち、eNodeB間のハンドオーバの場合)のためのアンカポイント、LTEと他の3GPPアクセスとの間のアンカポイントである。SGW114は、他のゲートウェイ、すなわち、PDN GW108に論理的に接続される。
PDN GW108は、EPC104と、パケットデータネットワーク(PDN)(Packet Data Network)と称され得るインターネット等の外部IPネットワークとの間の相互接続点として動作する。PDN GW108は、パケットをPDNに、およびそこからルーティングする。PDN GW108はまた、例えば、IPアドレス/IPプレフィックス割り付けならびにポリシー制御および課金等の種々の機能も果たす。3GPP規格は、別個のSGWおよびPGWを参照するが、実践では、それらは、ネットワークベンダによって単一の「ボックス」に組み込まれ得る。
MME(モビリティ管理エンティティ)112は、制御プレーン機能性を提供する。例えば、MME112は、E−UTRAN(進化型汎用陸上無線アクセスネットワーク)アクセスのためのモビリティおよびセキュリティに関係付けられる信号伝達を取り扱い得る。MME112はまた、アイドルモードにおけるUEの追跡およびページングに関与し得る。いくつかの実施形態では、MME112はまた、非アクセス層(NAS)の終端点としても動作する。
ポリシーおよび課金規則機能(PCRF)136は、EPC104のためにポリシー規則をリアルタイムで決定する。PCRF136は、集中型様式で、加入者データベースおよび課金システム等の他の特殊機能にアクセスする。
(X2インターフェース)
図2は、EPC104の構成要素と連動する、その内容が参照することによって本明細書に組み込まれる、3GPP TS 36.300に説明される、E−UTRA(進化型汎用陸上無線アクセス)ネットワーク210の構成要素の高レベル図を描写する。示されるように、E−UTRAネットワーク210は、無線アクセス基地局またはノードであり得、eNB110と称され得る、複数のセルラーネットワークアクセスノード110を備え得る。図2で描写される実施形態では、eNB110のうちのいくつかは、ホーム環境内のネットワークアクセスに専念し得、ホームeNBまたは(H)eNBと称され得る。示されるように、図1に関連する議論と一致して、eNB110は、S1インターフェースを介してEPC104に含まれるMME/SGW112/114と通信し得る。図2の例示的実施形態では、eNB110は、S1インターフェースを介して(H)eNB GW130と通信し得、(H)eNB GW130は、S1インターフェースを介してMME/SGW112/114と通信し得る。
図2で描写されるように、eNB110は、その内容が参照することによって本明細書に組み込まれる、3GPP TS 36.420に説明される、X2インターフェースを使用して、互いに直接通信し得る。X2インターフェースは、eNBによって採用され得る、いくつかの機能をサポートする。例えば、X2インターフェースは、UEに提供される接続が1つのeNBから別のeNBにハンドオーバされることを可能にする機能性を提供する。換言すると、X2インターフェースは、ECM接続UEのためのLTE内アクセスシステムモビリティサポートを提供する。ハンドオーバシナリオでは、X2インターフェースは、例えば、以下のために使用され得る:ソースeNBから標的eNBへのコンテキスト転送を行うこと;ソースeNBと標的eNBとの間のユーザプレーントランスポートベアラを制御すること;ハンドオーバ動作をキャンセルすること;および、ソースeNBによるUEコンテキスト解放を行うこと。加えて、X2インターフェースは、以下をサポートする:eNBの間で負荷管理を行うこと;セル間干渉調整を行うこと;一般X2管理およびエラー処理機能を果たすこと;eNBの間でアプリケーションレベルデータ交換を行うこと;トレース機能を行うこと;および、自己最適化のためにデータ交換を行うこと。既存のX2インターフェースがeNBとWLANとの間の直接通信をサポートしないことに留意されたい。
図3は、既存のX2インターフェースのための例示的プロトコルアーキテクチャを描写する。示されるように、X2インターフェースプロトコルアーキテクチャは、2つの機能層を備え、すなわち、無線ネットワーク層(RNL)310と、トランスポートネットワーク層(TNL)312とを備える。RNL310は、無線ネットワークを介したeNB間の相互作用に関するプロシージャを定義するように適合される。TNL312は、ユーザプレーンおよび信号伝達トランスポートのためのサービスを提供する。図3に示されるように、RNL310の一部は、制御プレーン314信号伝達を取り扱うためにTNL312の一部と協働する。同様に、RNL310の一部は、ユーザプレーン316信号伝達を取り扱うためにTNL312の一部と協働する。既存のX2インターフェースのためのプロトコルスタックは、eNBとWLANとの間の直接通信がサポートされていないことを例証する。
(IEEE 802.11層および管理エンティティ)
図4は、802.11プロトコルの層および管理特徴を図示する。示されるように、媒体アクセス制御(MAC)410副層および物理(PHY)層412は、概念的に、それぞれ、MAC層管理エンティティ(MLME)420および物理層管理エンティティ(PLME)422と称される管理エンティティを含む。これらのエンティティは、それを通して層管理機能が呼び出される層管理サービスインターフェースを提供する。正しいMAC410動作を提供するために、局管理エンティティ(SME)430が、各無線局(STA)内に存在する。SME430は、別個の管理プレーン内に存在するか、または「脇に」に存在する層非依存性エンティティである。SME430の機能のうちのいくつかは、802.1規格で規定されている。典型的には、SME430は、MLME420およびPLME422等の種々の層管理エンティティ(LME)からの層依存性状態の収集、ならびに同様に層特有のパラメータの値の設定等の機能に責任がある。SME430は、一般システム管理エンティティの代わりにそのような機能を果たし得、標準管理プロトコルを実装し得る。
(802.11無線リソース管理)
WLAN無線測定は、STA(無線局)が無線リンク性能および無線環境についてのデータを観察して収集することを可能にする。STAは、ローカルで測定を行い、別のSTAから測定を要求することを選択し得るか、もしくは1つ以上の測定を行って結果を返信するように、別のSTAによって要求され得る。
無線測定データは、STA管理および上位プロトコル層に利用可能にされ、それは、一連の用途に使用され得る。測定は、無線環境により良く適するためのSTA動作の調節を可能にする。
技術のモビリティ要件に対処するために、チャネル負荷要求/報告および近隣要求/報告等の無線測定は、事前ハンドオフ情報を収集するために使用され得、事前ハンドオフ情報は、同一の拡張サービスセット(ESS)内のセルの間のハンドオフを著しく加速することができる。この情報にアクセスして使用することによって、(AP内または個々のデバイス内のいずれかの)STAは、その所望の通信のために利用可能なスペクトル、電力、および帯域幅を利用するための最も効果的な方法について知的な決定を行うことができる。
概して、802.11無線測定サービスは、以下のために使用され得る:サポートされたチャンネルにおいて無線測定を要求して報告すること;サポートされたチャンネルにおいて無線測定を行うこと;上層アプリケーションがMLMEプリミティブおよび/またはMIBアクセスを使用して無線測定を読み出すためのインターフェースを提供すること;および、近隣アクセスポイントについての情報を要求して受信すること。
(LTEを介したEPCアクセスのための既存のプロシージャ)
図1を再び参照すると、3GPP LTEアクセスに対して、既存のシステムでは、UE124は、EPCネットワーク104へのその初期アタッチの一部として、PDN接続を自動的にトリガする。UE124は、続いて、必要に応じて、追加のPDN接続を確立し得る。
UE124は、(H)eNBLTEネットワーク110を介してEPC104にアタッチしようとするとき、最初に、(H)eNB LTEネットワーク110との無線リソース制御(RRC)接続を確立し、アタッチ要求をRRC信号伝達内にカプセル化する。(H)eNB LTEネットワーク110は、次いで、S1−MMEインターフェース上のS1−AP信号伝達により、アタッチ要求をMME112に転送する。MME112は、UE124を認証し、EPC104へのアタッチを可能にするために、S6aインターフェースを介して加入情報をHSS134から読み出す。
UE102を失敗なく認証した後、MME112は、(例えば、(H)eNB LTEネットワーク110への近接性に基づいて)SGW114を選択し、さらに、(例えば、HSS134から読み出されるデフォルトAPNまたはUE124によって要求される具体的APNに基づいて)PGW108を選択する。MME112は、S11インターフェース114を経由して、SGW114と通信し、PDN接続の作成を要求する。SGW114は、S5インターフェースを経由して、指定されるPGW108と汎用パケット無線サービス(GPRS)トンネリングプロトコル(GTP)ユーザプレーントンネルを確立するための信号伝達を実行する。
「GTP制御」信号伝達は、MME112と(H)eNB110との間のS1−APプロトコル内で生じる。これは、最終的には、(H)eNB110とSGW114との間のS1−Uインターフェース上のGTPユーザプレーントンネルの確立につながる。UE102とPGW108との間のPDN接続のための経路は、したがって、(H)eNB110およびSGW114を通して完成される。
(TWANを介したEPCアクセスのための既存のプロシージャ)
通信がTWAN102を介して行われる既存のシステムでは、UE116認証およびEPC104アタッチメントが、UE116と3GPP AAAサーバ106との間の拡張可能認証プロトコル(EAP)信号伝達により達成される。PDN接続サービスは、UE116とTWAN102との間のポイントツーポイント接続性によって提供され、TWAN102とPGW108との間のS2aベアラと連結される。
UE116は、TWAN102を介してEPC104にアタッチしようとするとき、最初に、WLAN118との層2接続を確立し、EAPオーバーLAN(EAPoL)信号伝達内にEAPメッセージをカプセル化する。WLAN118は、TWAP122にEAPメッセージを転送し、TWAP122は、Diameter信号伝達内にメッセージをカプセル化し、STaインターフェースを介してメッセージを3GPP AAAサーバ106に転送する。3GPP AAAサーバ106は、UE116を認証し、EPC104へのアタッチメントを可能にするために、SWxインターフェースを介してHSS134から加入情報を読み出す。
3GPPリリース11に対して、3GPP AAAサーバ106はまた、HSS134において供給されるデフォルトPDNへのPDN接続を確立するための情報をSTaインターフェースを介してTWAN102に提供する。次いで、TWAN102は、直接的にPGW108に向かうS2aインターフェースを経由して、GTP制御プレーン(GTP−C)およびユーザプレーン(GTP−U)プロトコルを遂行し、それによって、TWAN102を通して、UE116とPGW108との間のPDN接続を完成する。
3GPPリリース12に対して、SaMOGフェーズ−2作業項目は、UE開始PDN接続、マルチPDN接続、およびシームレスシステム間ハンドオーバのための追加のプロシージャを定義する。単一PDN対応TWANシナリオの場合、EAP拡張は、UE開始PDN要求およびシームレスシステム間ハンドオーバ要求をサポートするように定義される。マルチPDN対応TWANシナリオの場合、WLAN制御プロトコル(WLCP)が、UEとTWANとの間に定義され、1つ以上のUE PDN接続要求およびシームレスハンドオーバプロシージャを有効にする。しかしながら、別個のプロシージャが、依然として、UE認証のために、UEと3GPP AAAサーバとの間で利用される。
(統合無線ネットワーク内のシステム間モビリティ)
現在の実践下では、セルラーネットワークとWiFiとのインターワーキングは、PGWで起こる。図1に示されるように、信頼WLANアクセスネットワーク(TWAN)102は、PGW108において、すなわち、EPC104等のモバイルコアネットワーク(MCN)の中心においてアンカされており、3GGP LTEアクセスネットワーク110におけるスモールセルとTWAN102におけるWLAN APとの間にハンドオーバのための直接インターフェースがない。スモールセルとWLAN APとの間のハンドオーバは、EPC104等のMCNを介したハードスイッチとして行われる。ローカルモビリティ、アクセスネットワーク負荷バランシング、およびサービス品質(QoS)によって要求されるトラフィックフロー管理により、スモールセルとWLAN APとの間で頻繁に切り替えることは、無線ネットワークアクセスのユーザ体験の中断、ならびにハンドオーバ準備および切り替え制御メッセージを伴うEPC104等のMCNへの余分なオーバーヘッドを引き起こす。切り替え信号および/または制御メッセージでMCNに負担をかけることなく、円滑に、もしくはユーザ体験に透過的に、スモールセルとWLANとの間のトラフィック切り替えを取り扱うことは、ISWNに対して、特に、「キャリアWiFi」ソリューションに対してますます重要である、増大する問題である。実際に、ネットワークのコアにおける処理に依拠する通信は、通信がネットワークコアに、またはそこから進行するにつれて妨害される、増加した機会を有する。
多くの共同設置スモールセルおよびWiFiアクセスポイントの予測される展開を考慮して、出願人らは、スモールセルとWLANとの間のあるインターワーキング機能性を標準化することが有益であろうことに留意している。いくつかのモビリティおよびマルチアクセスシナリオでは、そのような能力は、アクセス技術にわたるユーザプレーン切り替え遅延を低減させ、MCNを通した、すなわち、PGWへの信号伝達の量を最小化することができる。
出願人らは、統合無線ネットワーク内のシステム間(すなわち、本明細書ではRAT間)モビリティのための改良型システムおよび方法を本明細書で開示する。本明細書に説明される実施形態は、拡張X2インターフェース(以降ではX2’と称される)を介して、ISWN内のスモールセルと信頼WLANとの間で高度ハンドオーバを提供する。例えば、スモールセルとWLANとの間のユーザ機器のハンドオーバは、スモールセルおよびWLAN APから受信される測定データに基づいて決定され得る。測定データは、信号測定およびトラフィック負荷測定を含み得る。ユーザ機器のハンドオーバは、スモールセルからWLANへ、またはWLANからスモールセルへ、スモールセルとWLANとの間のX2’インターフェースを介して向かわせられ得る。WLANにX2インターフェースを拡張することによって、スモールセルとWLANとの間のハンドオーバは、ハンドオーバ信号伝達および/またはメッセージでEPCに負担をかけることなく、ISWNにおいて行われ得る。
開示されるシステムおよび方法は、ネットワークのエッジに近いシステム間(すなわち、本明細書ではRAT間)モビリティプロシージャの実行を可能にすることによって、性能を向上させる。待ち時間は、コアネットワークの深部で、すなわち、PGWに向かって、信号伝達プロシージャの必要性を最小化することによって短縮される。開示されるシステムおよび方法に起因する、向上した性能および短縮した待ち時間は、MNOが共通地理的エリア内でスモールセルおよびWiFiアクセスを両方とも展開する環境で、特に有益である。開示されるシステムおよび方法は、コアネットワークから離れていくつかのシステム間モビリティ機能を分配することによって、PGWにかけられる処理負担を低減させることにより拡張性を向上させる。
例示的実施形態では、X2’インターフェースは、スモールセル3GPPネットワークとWiFiネットワークとの間に拡張制御プレーンおよびユーザプレーン通信を提供する。インターネットワーキングの3GPP側で、動作を行うノードは、例えば、eNBまたは(H)eNBを含む、任意の好適なノードであり得ることが理解されるであろう。インターネットワーキングのWiFi側で、動作を行うノードは、例えば、WLANに含まれ得る複数のWLAN APのうちの1つ以上のものを含む、WLAN内の任意のノードを含む、任意の好適なノードであり得る。したがって、本明細書で提供される説明は、スモールセルまたはWLANによって行われている動作を参照し得るが、処理は、これらのネットワーク内のeNBまたはWLAN AP等の特定のノードによって行われ得ることが理解されるであろう。例示的実施形態では、(H)eNBおよびWLANは、それぞれのネットワークへのアクセスを提供し、したがって、アクセスノードまたはノードと称され得る。拡張制御プレーン通信は、(H)eNBおよびWLANの両方において、拡張制御プロトコルスタック、すなわち、X2’−Cによってサポートされる。同様に、拡張ユーザプレーン通信は、(H)eNBおよびWLANの両方において、拡張ユーザプレーンプロトコルスタック、すなわち、X2’−Uによってサポートされる。
以下で議論される、開示されるハンドオーバプロシージャはまた、WLAN APとUEとの間に拡張制御プレーンおよびユーザプレーン通信を提供する拡張SWwインターフェースを使用してサポートされる。拡張制御プレーン通信は、WLAN APおよびUEの両方において、拡張制御プロトコルスタック、すなわち、SWw−Cによってサポートされる。同様に、拡張ユーザプレーン通信は、WLAN APおよびUEの両方において、拡張ユーザプレーンプロトコルスタック、すなわち、SWw−Uによってサポートされる。
スモールセルアクセスネットワークとWLAN APとの間でハンドオーバを行うためのプロシージャが、図10および11に関連して以下で詳細に説明される。プロシージャは、拡張X2’インターフェースを経由した拡張信号伝達およびデータ転送を伴う。ハンドオーバ動作のサポートにおいて使用される既存のメッセージへの拡張は、図10および11の議論に続く、いくつかのチャートで注目される。
(ローカルモビリティによるWLANから(H)eNBへの例示的ハンドオーバ)
(H)eNBとWLANとの間の通信のハンドオーバのための開示されるシステムおよび方法は、任意の数の使用シナリオに対処するように適用され得る。例えば、開示されるシステムおよび方法は、ユーザ機器のローカルモビリティに関係付けられるハンドオーバを提供するように適用され得る。図5は、UEモビリティによる、X2’インターフェースを使用するハンドオーバを図示する。示されるように、複数の(H)eNB510およびWLAN512が共同設置され、オープンモードで動作し、ISWN520を形成する。拡張X2’インターフェースは、(H)eNB510とWLAN512との間に通信を提供する。例示的シナリオでは、UE530は、AAAサーバを用いて前もって認証されており、WLAN512aアクセスネットワークを通したEPC内のPGWとの確立されたGTPトンネル接続を有し得る。UE530がWLAN512aから離れる場合、UE530は、WLAN512aからの減少した受信信号強度、および(H)eNB510aからの増加した受信信号強度を検出する。UE530は、WLAN512aから(H)eNB510aへの通信のハンドオーバを行うための信号をWLAN512aに伝達する。以下で詳細に説明されるように、WLAN512aは、拡張X2’インターフェースを介して(H)eNB510aと通信し、ハンドオーバを調整する。
(負荷バランシングによる(H)eNBからWLANへの例示的ハンドオーバ)
別の例示的シナリオでは、図6に図示されるように、開示されるシステムおよび方法は、負荷バランシングに付随するハンドオーバを提供するように適用され得る。図6に示されるように、複数の(H)eNB610およびWLAN612が共同設置され、オープンモードで動作し、ISWN620を形成する。(H)eNB610およびWLAN612は、(H)eNB610とWLAN612との間の通信のための拡張X2’インターフェースを有する。例示的シナリオでは、UE630は、(H)eNB610aを通したEPC内のPGWとの確立されたGTPトンネル接続を有し得る。(H)eNB610aは、トラフィックで過負荷になると、拡張X2’インターフェースを使用して、UE630およびWLAN612aと通信し、(H)eNB610aから選択されたWLAN612aへのハンドオーバを調整する。
(X2’インターフェースを介したハンドオーバのための例示的ネットワークアーキテクチャ)
図7は、EPC104へのTWAN102および3GPP LTEネットワーク110アクセスのための例示的非ローミングアーキテクチャを図示し、このアーキテクチャは、(H)eNB710とWLAN118との間の高度ハンドオーバのために、3GPP LTEアクセスネットワーク110内の(H)eNB710とTWAN102内のWLAN118との間にX2’インターフェースを備える。概して、アーキテクチャは、(H)eNB710およびWLAN118のうちの一方を介した他方へのUE123、116とEPC104との間の確立された通信のハンドオーバが、図10および11に関連して以下で詳細に説明されるように、WLAN118と(H)eNB710との間のインターフェースX2’を介した通信によって調整されることを除いて、図1に関連して上で説明されるものと同様に動作する。図7に示されるように、WLAN118内のインターフェーシングアクセスポイント(IAP)712は、(H)eNB710とWLAN118との間のX2’インターフェースにサポート機能を提供する。例えば、本明細書に説明される拡張プロトコルおよびメッセージングは、関連処理とともに、IAP712によって実装され得る。IAP712は、例えば、WLAN118に含まれる1つ以上のWLAN APを含む、WLAN118内の任意の適切なノード上で実装され得ることが理解されるであろう。さらに、本明細書の説明は、WLAN118によって行われる処理を参照し得るが、例示的実施形態では、関連動作は、WLAN118内に含まれるIAP712を含む1つ以上のWLAN AP上で実装され得る。
その間にX2’インターフェースが形成された、(H)eNB710とWLAN118とは、例えば、図14および15に関連して以下で説明されるコンピュータシステム等の好適なコンピュータシステムを使用して、実装され得る。(H)eNB710およびWLAN118は、例えば、独立型ノードまたはサーバ上で、もしくは既存のノードまたはサーバの一部としてのいずれかで実行され得るソフトウェアを使用して等、論理エンティティとして実装され得る。例示的実施形態では、(H)eNB710およびWLAN118は、共同設置され、それを経由してX2’通信が進行し得る物理的接続を有し得ることが理解されるであろう。
(例示的X2’プロトコルスタック)
図8Aおよび8Bは、(H)eNBネットワーク110およびTWAN102のうちのいずれか一方から他方への通信のハンドオーバを行うことに関連して使用され得るようなX2’インターフェース、SWwインターフェース、およびUuインターフェースのための例示的制御プレーンおよびユーザプレーンプロトコルスタックをそれぞれ図示する。図8Aを参照すると、無線ネットワーク層810およびトランスポートネットワーク層812の両方の中の制御プレーン信号伝達のためのプロトコルスタックが図示されている。プロトコルスタックの新しいおよび増進された部分は、陰影によって注記される。示されるように、UE124と(H)eNB710との間のUu制御インターフェースのための制御プレーンは、関連プロトコルスタックUE Uu−Cおよび(H)eNB Uu−Cのように変わらない。WLAN118とUE116との間の通信のために、既存のSWw制御プレーンと対応するプロトコルスタックWLAN SWw−CおよびUE SWw−Cとは、(H)eNB710とWLAN118との間の通信のハンドオーバを促進するように拡張されている。同様に、X2’インターフェースは、(H)eNB710とWLAN118との間の直接信号伝達およびデータ交換を可能にするように、X2インターフェースに対する拡張を表す。直接信号伝達は、EPC104のモバイルコアネットワーク(MCN)を通して、制御メッセージをパスすることと、データを再ルーティングすることとを回避し、それによって、共同設置(H)eNB710とWLAN118との間で頻繁なハンドオーバを行うことからMCNを解放する。図5および6に関連して上で述べたように、X2’プロトコルは、例えば、モビリティ管理および/または負荷管理の目的で、共同設置(H)eNB710とWLAN118との間のUE通信のハンドオーバを処理することに使用され得る。
X2’制御インターフェース820(X2’−C)は、(H)eNB710とWLAN118との間に直接信号伝達を提供する高度X2−C制御プレーンインターフェースである。図8Aに示されるように、WLAN X2’−Cプロトコルスタックに関して、ストリーム制御伝送プロトコル(SCTP)830が、論理的にインターネットプロトコル(IP)層の上に位置する。SCTP830は、(H)eNB710のTNL812(H)eNB X2’−Cプロトコルスタック内のSCTP層に合致する。ストリーム制御伝送プロトコル(SCTP)は、その内容が参照することによってそれらの全体として本明細書に組み込まれる、Internet Engineering Task Force
(IETF) Request for Comments (RFC) 4960「Stream Control Transmission Protocol」で説明されている。インターネットプロトコルは、その内容が参照することによってそれらの全体として本明細書に組み込まれる、IETF RFC 791「Internet Protocol」で説明されている。
SCTP830は、その内容が参照することによってそれらの全体として本明細書に組み込まれる、IETF RFC 793および1122で説明される、従来のWLAN伝送制御プロトコル(TCP)と異なる方法で動作する。SCTP 830は、IPネットワークを経由して、種々のX2’−C信号伝達をトランスポートする。その内容が参照することによってその全体として本明細書に組み込まれる、3GPP TS 36.422で説明されるX2−AP下のSCTPのように、X2’−Cインターフェースインスタンスあたり単一のSCTPアソシエーションが、X2’−C共通プロシージャのために、一対のストリーム識別子とともに使用され得る。
図8Aを参照すると、X2’−AP層832が、無線ネットワーク層(RNL)810内のWLAN X2’−Cプロトコルスタックに追加されている。X2’−AP層832は、WLAN118とそのピア(H)eNB710との間の制御および管理メッセージのために、高度アプリケーション層信号伝達を提供する。X2’−AP層834が、同様にRNL810内の(H)eNB X2’−Cプロトコルスタックに追加されており、(H)eNB710とそのピアWLAN118との間で制御および管理メッセージのために、(H)eNB710のための高度アプリケーション層信号伝達プルトコルを提供する。X2’−AP832およびX2’−AP834は、その内容が参照することによってその全体として本明細書に組み込まれる3GPP TS 36.422で説明されるようなX2−APメッセージを採用し得、X2−APメッセージは、(H)eNB710とWLAN118との間のインターシグナリングのために増進および/または拡張されている。(H)eNBとWLANとの間のX2’インターフェースをサポートするためにWLANに追加されるインターワーキング機能を実装するプロトコルスタックおよびメッセージ増進は、例えば、モビリティ管理および負荷管理に関連付けられるハンドオーバ信号伝達を含む、多数の機能に適用され得る。機能は、例えば、以下を含み得る:ハンドオーバ準備;ソース(H)eNB/WLANと標的WLAN/(H)eNBとの間のユーザプレーントランスポートベアラの制御;ソース(H)eNB/WLANから標的WLAN/(H)eNBへのUEコンテキスト転送;およびハンドオーバ取り消し。
概して、X2アプリケーションプロトコル(X2−AP)は、その開示がその全体として本明細書に記載される場合のように、参照することによってその全体として組み込まれる、3GPP TS 36.423「Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E−UTRAN);X2 Application Protocol (X2AP)」で説明されている。拡張X2’−APプロトコルに関して、基本プロシージャおよびメッセージが、以下の表1で要約される。
Figure 2019118138
図8Bを参照すると、無線ネットワーク層(RNL)810およびトランスポートネットワーク層(TNL)812の両方の中のユーザプレーンデータメッセージのためのプロトコルスタックが図示されている。プロトコルスタックの新しいおよび/または増進された部分は、陰影によって注記される。示されるように、UE124と(H)eNB710との間のUuユーザプレーンインターフェースのためのユーザプレーンプロトコルは、変わっていない。WLAN118とUE116との間の既存のSWwユーザプレーンプロトコルは、(H)eNB710からWLAN118へのUEとEPC104との間の通信のハンドオーバを促進するように拡張されている。X2’ユーザプレーンインターフェース840は、(H)eNB710とWLAN118との間の直接データ交換のためのプロトコルを含むように拡張されている。直接データ交換は、モバイルコアネットワーク(MCN)を通してデータを再ルーティングすることを回避し、それによって、共同設置(H)eNB710とWLAN118との間で頻繁なハンドオーバを行うことからMCNを解放し、(H)eNB710とWLAN118との間のシームレスなハンドオーバを確実にする。
図8Bを参照すると、(H)eNB710とWLAN118との間のX2’−Uユーザプレーンインターフェース840は、ユーザプレーンプロトコルデータユニット(PDU)の無保証配信を提供する。WLAN118、特に、トランスポートネットワーク層812内のWLAN X2’−Uプロトコルスタックに関して、汎用パケット無線システム(GPRS)トンネリングプロトコルユーザプレーン(GTP−U)842およびユーザデータグラムプロトコル(UDP)844が、インターネットプロトコル(IP)の上に追加されている。GTP−U842およびUDP844は、ピア(H)eNB X2’−Uプロトコルスタック内の対応する層に合致する。GPRS GTP−Uは、その全体として本明細書に記載される場合のようにその内容が参照することによって本明細書に組み込まれる、3GPP TS 29.281「General Packet Radio System (GPRS) Tunneling Protocol User Plane (GTPv1−U)」で説明されている。UDPは、その内容が参照することによってその全体として本明細書に組み込まれる、IETF RFC 768「User Datagram Protocol」で説明されている。参照することによってその全体として本明細書に組み込まれる、3GPP TS 36.424「Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E−UTRAN);X2 data transport」で説明されるX2−Uインターフェースのように、WLAN TNL812は、IPトランスポート上に構築され得、GTP−U842は、UDP/IP844の上で使用され得、UDP/IP844は、(H)eNBとWLANのGTP−Uトンネル終点との間でカプセル化ユーザプレーンPDUを搬送するために、従来のWLANのTCP/IPと異なる。
例示的実施形態では、トランスポートベアラにつきアップリンク(UL)データストリームが全くないかまたは1つあり得、かつ、ダウンリンク(DL)データストリーム全くないか、または1つあり得、トランスポートベアラは、GTPヘッダ内のGTP−Uトンネリング終点識別子(TEID)とX2’−UインターフェースにおけるWLAN118のIPアドレスとによって識別される。標的(H)eNB/WiFiによって割り付けられるトランスポートベアラの識別は、X2’制御プレーン内で信号伝達され得る。例示的実施形態の別の側面によると、ダウンリンク(DL)データストリームは、ソース(H)eNB/WLANから標的WLAN/(H)eNBへのDLデータ転送のために使用される。例示的実施形態の別の側面によると、アップリンク(UL)データストリームは、ソース(H)eNB/WLANから標的WLAN/(H)eNBへのULデータ転送のために使用される。各データストリームは、専用トランスポートベアラ上で搬送される。
図8Bを参照すると、X2’−U PDU846が、RNL810内のWLAN AP X2’−Uプロトコルスタックに追加されている。X2’−U PDU846は、ハンドオーバ中にWLAN118とそのピア(H)eNB710との間にPDUベースのデータ転送を提供する。X2’−U PDU848が、同様にRNL810内の(H)eNB X2’−Uプロトコルスタックに追加されており(H)eNB710とWLAN118との間にPDUベースのデータ転送を提供する。
図8Aおよび8Bに図示されるように、制御プレーン(図8A)およびユーザプレーン(図8B)の両方のためのSWwインターフェースプロトコルスタックが図示されている。図8A、具体的には、WLAN SWw−C制御プロトコルスタックを参照すると、パケットデータ収束プロトコル(PDCP)850と無線および論理リンク制御(RLLC)852とが、トランスポートネットワーク層(TNL)812内のWLANのMAC層の上に位置する。WLAN無線リソース制御(WRRC)854が、無線ネットワーク層(RNL)810内に位置する。それによって、WLAN SWw−Cプロトコルスタックは、ピア(H)eNBの(H)eNB Uu−Cプロトコルスタックに対応する。PDCP850は、その内容が参照することによってその全体として本明細書に組み込まれる、3GPP TS. 36.323「Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E−UTRAN); Packet Data Convergence Protocol (PDCP) specification」で説明されている。
従来の802.11.2ベースの論理リンク制御(LLC)と同様に、RLLCプロトコルは、WRRCからWLAN AP MAC層に制御および/または管理メッセージをパスするためのチャネルも提供し、X2’インターフェースを介した(H)eNB710とWLAN118との間のハンドオーバ(HO)のために必要とされ得る、無線リソース制御または管理のために、WLAN MAC層からWRRC808に検出および/または測定レポートを提供する。
Uuインターフェーススタック上のPDCPと同様に、PDCPは、X2’インターフェースを介したWLAN118とそのピア(H)eNB710との間のHO中にSN状態転送を可能にする、WLAN TNLにおける上層PDUのインシーケンス配信のためのRLLCを経由するWLANのために使用される。
Uuインターフェースのための無線リソース制御(RRC)と同様に、WRRCは、UE116とWLAN118との間の無線接続またはポイントツーポイント無線ベアラの構成、確立、維持、および解放を制御または管理し得る。WRRCはまた、UE測定報告および報告の制御の機能を含み得る。WRRCはまた、セキュリティキー管理およびQoS管理機能をサポートし得る。
図8Aを参照すると、UEのSWw−C制御プロトコルスタックは、WLANのSWw−Cプロトコルスタックに対応するように構成される。より具体的には、UEのSWw−Cは、TNL812のUEのMAC層の上に位置するPDCP862およびRLLC864を備える。WRRC866は、RNL810内に位置する。したがって、UE SWw−Cプロトコルスタックは、ピアWLANのSWw−Cプロトコルスタックに対応し、UE116とWLAN118との間の制御信号の通信のために適合される。
図8Bを参照すると、WLANおよびUEは、SWwユーザプレーンインターフェースを共有する。示されるように、WLANのSWw−UプロトコルスタックおよびUEのSWs−Uプロトコルスタック特徴PDCP870、874とRLLC872、876とは両方とも、物理およびMAC層の上に位置付けられる。したがって、UEのSWw−Uプロトコルスタックは、WLANのSWw−Uプロトコルスタックに対応するように構成される。
上記のように、プロトコルスタックの新しいおよび増進された部分は、陰影によって注記される。WLAN118に関して、プロトコルスタックの増進された部分は、例えば、WLAN AP等のWLAN118の1つ以上のノードに含まれ得るIAP712によって実装され得る。図8Aおよび8Bでは、WLAN118によって実装されるプロトコルスタックの増進された部分は、IAP712に対応するものとして指定されている。
図9は、WLAN118およびUE116の両方のためのSWwユーザプレーンおよび制御プレーンの構成要素層を;図示する略図を提供する。具体的には、図9は、WLANおよびUEのプロトコルスタックの無線および論理リンク制御(RLLC)とWLAN無線リソース制御(WRRC)層とによって提供される構成要素機能を図示する。示されるように、無線論理リンク制御(RLLC)910は、ユーザプレーン内の論理リンク制御912と、制御プレーン内の無線リンク制御914とを含む。
論理リンク制御912は、PDCPレベルでデータを伝達するためのLL_SAPインターフェース920を備える。データは、バッファ922の中におよび外に受信される。論理リンク制御912は、確認応答モード(ACK)923と、非確認応答(非ACK)モード924とを有する。確認応答モードが有効にされる場合、失敗したパケットが再伝送され得る。MAC_SAPインターフェース926は、MAC副層から/にデータを受信/伝送する。データは、バッファ928の中および外に受信される。
制御プレーン内の無線リンク制御914は、PDCPレベルで制御信号またはメッセージを伝達するためのRL_SAPインターフェース930を備える。データは、バッファ932の中に受信される。非バッファ940が、低遅延探査または信号伝達に使用され得る。バッファ型確認応答(ACK)モード934および/または非確認応答(非ACK)モード936が、制御メッセージに使用され得る。ACKおよび再伝送が、確実な制御メッセージ伝送のために有効にされ得る。MLME_SAPインターフェース942は、MAC管理メッセージのための無線リンク制御914とMLMEとの間の情報の交換を提供する。
LTE Uuインターフェース用の無線リソース制御(RRC)と同様に、WLAN SWwインターフェースにおけるWRRC950は、UE116とWLAN118との間の無線接続またはポイントツーポイント無線ベアラの構成、確立、維持、および解放を制御または管理する。WRRC950は、UE測定報告およびSWw制御プレーンスタックのRLLC機能へのRL_SAPインターフェースを介した報告の制御のための機能も含み得る。WRRC950はまた、セキュリティキー管理およびQoS管理機能をサポートし得る。
図9に示されるように、WLAN無線リソース制御および管理のためのWRRC950特徴は、いくつかの機能的領域にグループ化され得る。例えば、セキュリティ制御952は、キー生成および管理を提供する。無線リソース管理954は、チャネル監視、チャネル割り付け、測定一時停止等を提供する。リンク測定956は、チャネル雑音ヒストグラム、干渉、受信信号強度、受信信号および干渉および雑音比等を提供する。チャネル負荷958は、チャネル利用、関連STA番号、アクセス待ち時間、パケットレート等を提供する。STA統計960は、STAカウンタ、BSS平均アクセス遅延、フレーム複製数、送信要求(RTS)失敗数、ACK失敗数等を提供する。近隣レポート962は、サービスセット(SS)移行のための候補として検出または把握された近隣APを提供する。
(X2’インターフェースを使用する例示的ハンドオーバ処理)
(H)eNB710とWLAN118との間に確立されるX2’インターフェースは、(H)eNBおよびWLANのうちの一方から他方に、UEとEPCとの間の通信をハンドオーバするために使用され得る。準備および切り替えメッセージ、ならびにバッファリングされたデータが、EPCの関与を伴わずに、X2’インターフェースを介して(H)eNBとWLANとの間で直接交換され得る。
多数の異なるシナリオが、(H)eNBおよびWLANのうちの一方から他方への通信のハンドオーバを必要とし得る。2つのシナリオが、以下で議論される。これら2つの使用事例で実証される機構は、WLANの間のX2’を介したWLANからWLANへのハンドオーバ等のX2’インターフェースを使用する異なる切り替えシナリオにも適用可能であり得ることが理解されるであろう。
(X2’インターフェースを使用するWLANから(H)eNBへのハンドオーバ)
UEの移動の結果としてのWLANから(H)eNBへの通信のハンドオーバが、図5に関連して以前に議論された。図10A−Cは、WLANから(H)eNBへのハンドオーバを行う上での種々の例示的処理ステップを図示する略図を提供する。
図10Aを参照すると、ステップ0では、UE116が、WLAN118を介してEPC104との通信経路を確立するか、または前もって確立している。例示的実施形態では、UE116は、EPC要素とアタッチされ、それに関連付けられたSTaインターフェースを介して、AAAサーバ106を用いて非3GPPアクセス認証を前もって行い、データのためのベアラおよびトンネルを確立している。AAAサーバ106を用いた非3GPPアクセス認証は、両方の内容が参照することによってその全体として本明細書に組み込まれる、3GPP TS 33.402「3GPP System Architecture Evolution: Architecture Enhancements for non−3GPP accesses」および3GPP TS 29.273「Evolved Packet System (EPS); 3GPP EPS AAA interfaces」で説明されている。データパケットは、S2aインターフェースを介してEPC104内のPGW108で終端されるGTPトンネルを介して、UE116からEPC104に/EPC104からUE116に転送され得る。
図10Aのステップ1では、WLAN118が、測定準備プロシージャを行う。例示的実施形態では、WLAN118は、具体的には、ソースWLANのWRRCプロトコル層を使用して、領域制限情報に従ったパラメータ値および閾値でUE116近隣(H)eNB/WLAN AP検出および測定プロシージャを構成する。WLAN118は、領域内の(H)eNBからの信号を測定するようにUE116を構成するための情報をUE116に伝達する。
図10Aに図示されるように、パケットデータは、UE116とソースWLAN118との間で伝達され得る。同様に、データは、WLAN118とPGW108との間で伝達され得る。
図10Aのステップ2では、UE116が、信号検出および測定を行う。例示的実施形態では、UE116は、近隣(H)eNBおよび/またはWLAN APから送信される信号を検出して測定する。
図10Aのステップ3では、UE116が、測定レポートを準備して伝送し、WLAN118が、それを受信する。例示的実施形態では、UE116は、システム情報、仕様等と、ソースWLAN118によって送信される構成パラメータとによって設定される規則による検出および測定とともに、MEASUREMENT REPORTメッセージをWLAN118に送信し得る。図10Aに示されるように、レポートは、少なくともプロトコルスタックのWRRC層を使用して伝達され得る。例示的シナリオでは、レポートは、(H)eNB710から受信される信号に関する情報を備え得る。
図10Aのステップ4では、UE116が、ハンドオーバ決定を行う。例示的シナリオでは、UE116は、検出および測定された結果に基づいて、より強い受信信号および/またはより低い干渉を伴う、より良いサービスのために、WLAN118から(H)eNB710に切り替えることを決定し得る。
図10Aのステップ5では、UE116が、ハンドオーバ要求を行う。例示的実施形態では、UE116は、(H)eNBへのハンドオーバ通信を識別する情報(例えば、セルIDであり得る、検出された情報と、標的(H)eNB710に関係付けられ得る受信信号強度指標(RSSI)、チャネル品質指標(CQI)等の測定された情報とを含む)、ならびにHOに関連付けられるUEコンテキストとともに、HO REQUESTメッセージを生成してソースWLAN118に伝送する。図10Aに示されるように、通信は、少なくともプロトコルスタックのWRRC層を使用して行われ得る。
いくつかのシナリオでは、ステップ4および5を省略することが適切であり得ることが理解されるであろう。例えば、ステップ4および5は、ハンドオーバがUE116よりもむしろWLAN118によって開始される場合、必要とされないこともある。
図10Aのステップ6では、WLAN118が、X2’インターフェース設定要求を生成する。例示的実施形態では、ソースWLAN118は、UE116からの検出された情報に基づいて、現在、X2’セッションがソースWLAN118と標的(H)eNB710との間に存在していない場合、X2’インターフェースを介してX2’ SETUP REQUESTメッセージを標的(H)eNB710に送信する。
図10Aのステップ7では、(H)eNB710が、X2’インターフェース設定応答を生成する。例示的実施形態では、標的(H)eNB710は、X2’インターフェースを介してX2’ SETUP RESPONSEメッセージを送信し、ソースWLAN118と標的(H)eNB710との間のX2’設定の成功を確認する。
いくつかのシナリオでは、ステップ6および7を省略することが適切であり得ることが理解されるであろう。例えば、ステップ6および7は、X2’セッションがすでに確立されている場合、省略され得る。
図10Aのステップ8では、WLAN118が、(H)eNB710からリソースの状態を要求する。例示的実施形態では、WLAN118は、負荷情報に対して、X2’ RESOURCE STATUS REQUESTを生成し、X2’インターフェースを介して標的(H)eNB710に伝送する。要求は、例えば、(H)eNB710の処理負荷および能力に関する情報を収集することを規定し得る。
図10Aのステップ9では、(H)eNB710が、応答負荷情報を生成して伝送し、WLAN118が、それを受信する。例示的実施形態では、(H)eNB710は、負荷測定を伴うX2’ RESOURCE STATUS RESPONSEメッセージを生成し、X2’インターフェースを介してソースWLAN118に伝送する。負荷測定は、(H)eNB710の処理負荷に関する適切な情報を含み得る。
図10Bのステップ10では、WLAN118が、ハンドオーバ要求を生成して伝送する。例示的実施形態では、ソースWLAN118は、必要ハンドオーバ情報とともに、HANDOVER REQUESTメッセージを生成し、X2’インターフェースを介して標的(H)eNB710に伝送する。例えば、ハンドオーバ情報は、WRRCによって構成されて報告されるようなセキュリティコンテキスト情報、無線ベアラ(RB)コンテキスト、および標的(H)eNB情報を提供するUEコンテキストを規定し得る。情報は、標的(H)eNB710からの受信されたRESOURCE STATUS RESPONSEに基づいて、UE116開始ハンドオーバプロシージャを継続することをさらに続けるために、標的(H)eNB710に伝達される。
図10Bのステップ11では、(H)eNB710が、ハンドオーバ許可制御を行う。例示的実施形態では、標的(H)eNB710は、受信されたUEコンテキストおよびRBコンテキスト、ならびにE−UTRAN無線アクセスベアラ(E−RAB)QoS情報に基づいて、HO許可制御を行い、ハンドオーバの成功の可能性を増加させる。標的(H)eNB710は、受信されたE−RAB QoS情報に従って、必要リソースを構成する。
図10Bのステップ12では、(H)eNB710が、ハンドオーバ要求確認応答を伝送する。例示的実施形態では、標的(H)eNB710は、L1/L2でハンドオーバを準備し、X2’インターフェースを介して、HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEをソースWLAN118に送信する。HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージは、ハンドオーバを行うために(H)eNB710からRRCメッセージとしてUE116に送信される透明コンテナを含む。
図10Bのステップ13では、WLAN118が、ハンドオーバを行うためのコマンドをUE116に伝送する。例示的実施形態では、WLAN118は、例えば、新しいC−RNTI、標的(H)eNBセキュリティアルゴリズム識別子、および随意に専用RACHプリアンブル、標的(H)eNB SIB等の必要なパラメータとともに、RRCConnectionReconfigurationメッセージを生成し、UE116に伝送する。メッセージはさらに、必要である場合、転送トンネルのための無線ネットワーク層(RNL)/トランスポートネットワーク層(TNL)情報を備え得る。図10Bに示されるように、通信は、少なくともプロトコルスタックのWRRC層を使用して行われ得る。
図10Bのステップ14では、WLAN118が、X2’インターフェースを介して、UE116との通信に関する状態情報を(H)eNB710に伝送する。例示的実施形態では、WLAN118は、SN STATUS TRANSFERメッセージを生成し、X2’インターフェースを介して標的(H)eNB710に伝送し、モバイルコンピューティングデバイスとの通信の状態を伝えるアップリンクおよびダウンリンクPDCP SNならびにRBのハイパーフレーム番号(HFN)を伝える。
図10Bのステップ15では、WLAN118が、データを標的(H)eNB710に転送する。例示的実施形態では、ソースWLAN118は、HO REQUESTメッセージ処理中に標的(H)eNB710において確立されている全てのデータベアラに対して、X2’インターフェースを介して、ダウンリンクデータを標的(H)eNB710に転送する。
図10Bに示されるように、標的(H)eNB710は、WLAN118から受信されるデータパケットをバッファリングする。
図10Bのステップ16では、UE116が、WLAN118と関連を絶ち得る。例示的実施形態では、ステップ13でWRRCによってパスされるRRCConnectionReconfigurationメッセージ(mobilityControlInformationを含む)を受信した後、UE116は、ソースWLAN118との関連解除を行い、ソースWLAN118とのリンクを解放し得る。図10Bに示されるように、通信は、少なくともプロトコルスタックのMAC部分を使用して行われ得る。
図10Bのステップ17では、UE116が、標的(H)eNB710と同期する。例示的実施形態では、UE116は、標的(H)eNB710との同期化を行い、RACHを介して標的セルにアクセスする。UE116はまた、標的(H)eNB特有のキーを導出し、標的セルで使用されるべき選択されたセキュリティアルゴリズムを構成する。図10Bに示されるように、通信は、少なくともプロトコルスタックのPHYおよびMAC部分を使用して行われ得る。
図10Bのステップ18では、標的(H)eNB710が、同期化に応答する。例示的実施形態では、(H)eNB710は、UL割り付けおよびタイミングアドバンスでUE116に応答する。図10に示されるように、通信は、少なくともプロトコルスタックのRRCを使用して行われ得る。
図10Bのステップ19では、UE116が、ハンドオーバを確認する。例示的実施形態では、UE116は、RRCConnectionReconfigurationCompleteメッセージ(C−RNTI)を生成して伝送し、標的(H)eNB710へのハンドオーバを確認してハンドオーバプロシージャがUE116のために完了していることを示す。標的(H)eNB710は、RRCConnectionReconfigurationCompleteメッセージ内で送信されるC−RNTIを検証し、次いで、データをUE116に送信し始め得る。図10Bに示されるように、通信は、少なくともプロトコルスタックのRRCを使用して行われ得る。
図10Cのステップ20では、(H)eNB710が、通信経路を切り替えるための要
求を伝達する。例示的実施形態では、標的(H)eNB710は、PATH SWITCHメッセージを生成し、MME112に伝送し、UE116がセルを変化させたことを示す。図10Cに示されるように、通信は、S1−APインターフェースを経由してルーティングされ得る。
図10Cのステップ21では、MME112が、ベアラの修正を要求する。例示的実施形態では、MME112は、MODIFY BEARER REQUESTメッセージを生成し、サービングゲートウェイ114に伝送する。図10Cに示されるように、要求は、GTPプロトコルを使用して、S11インターフェースを経由して伝送され得る。
図10Cのステップ22では、SGW114が、修正要求をPGWに伝達する。例示的実施形態では、SGW114は、MODIFY BEARER REQUESTメッセージを生成し、PGW108に伝送する。図10Cに注記されるように、要求は、GTPプロトコルを使用して、S5インターフェースを介して伝送され得る。
図10Cのステップ23では、PGW108が、標的(H)eNB71への通信経路を切り替える。例示的実施形態では、PGW108は、標的(H)eNB710へのダウンリンクデータ経路を切り替える。例えば、PGW108は、S5インターフェースにおいて新しいGTPトンネルを作成し得る。PGW108はまた、古い経路に対して1つ以上の「終了マーカ」パケットを生成し、ソースWLAN118に伝送し、次いで、ソースWLAN118に向かう任意のUプレーン/TNLリソースを解放し得る。例えば、PGW108は、WLAN118に向かうS2aインターフェース上のGTPトンネルを解放し得る。
図10Cのステップ24では、PGW108が、応答をSGW114に伝送する。例示的実施形態では、PGW108は、MODIFY BEARER RESPONSEメッセージを生成し、SGW114に伝送する。図10Cに注記されるように、応答は、GTPプロトコルを使用して、S5インターフェースを介して伝送され得る。
図10Cのステップ25では、SGW114が、通信経路を切り替える。例示的実施形態では、SGW114は、ダウンリンクデータ経路を切り替える。例えば、SGW114は、S5インターフェースにおいて新しいGTPトンネルを確立し得る。図10Cに示されるように、切り替えが行われた後、データパケットが、GTPプロトコルを使用して、S1およびS5インターフェースを介して標的(H)ENB710とPGW108との間で交換され得る。したがって、通信経路が、Uuインターフェースを介してUE116と(H)eNB710との間で、S1−Uインターフェースを介して(H)eNB710とSGW114との間で、およびS5インターフェースを介してSGW114とPGW108との間で確立される。
図10Cのステップ26では、SGW114が、ベアラ修正要求への応答を伝送する。例示的実施形態では、SGW114は、MODIFY BEARER RESPONSEメッセージを生成し、MME112に伝送する。図10Cに注記されるように、応答は、GTPプロトコルを使用して、S11インターフェースを介して伝送される。
図10Cのステップ27では、MME112が、経路切り替えを確認する。例示的実施形態では、MME112は、PATH SWITCH ACKNOWLEDGEメッセージを生成し、標的(H)eNB710に伝送することによって、PATH SWITCHメッセージを確認する。図10Cに注記されるように、通信は、S1−APインターフェースを介して行われ得る。
図10Cのステップ28では、(H)eNB710が、そのリソースを解放するための命令をWLAN118に伝達する。例示的実施形態では、PATH SWITCH ACKNOWLEDGEメッセージがMME112から受信された後、標的(H)eNB710は、成功したハンドオーバの情報を生成し、ソースWLAN118に伝送する。例示的実施形態では、(H)eNB710は、ソースWLAN118によるリソースの解放をトリガする、UE CONTEXT RELEASEメッセージを生成して伝送する。
図10Cのステップ29では、WLAN118が、UE116とのその通信に関連付けられるリソースを解放する。例示的実施形態では、UE CONTEXT RELEASEメッセージに応答して、WLAN118は、UE116に関連付けられる無線およびCプレーン関連リソースを解放する。任意の進行中のデータ転送は、継続し得る。
したがって、UEとEPCとの間の通信のハンドオーバは、TWANと(H)eNBとの間の直接通信を提供するX2’インターフェースを使用して、TWANから(H)eNBにハンドオーバされ得る。拡張X2’インターフェースに加えて、ハンドオーバで採用されるインターフェースに対する種々の他の増進が、ハンドオーバ処理のサポートにおいて行われ得ることが理解されるであろう。例えば、図10A−Cの処理で採用され得る、以下は、既存のインターフェースおよびプロトコルに対する増進を表し得る:ステップ1におけるWRRC測定制御;ステップ2における(H)eNB/WiFi APからの信号の検出および測定;ステップ3におけるWRRC測定報告;ステップ4におけるHO決定;ステップ5における((H)eNBへの)WRRC HO要求;ステップ6におけるX2’−AP X2’設定要求;ステップ7におけるX2’−AP X2’設定応答;ステップ8におけるX2’−APリソース状態要求;ステップ9におけるX2’−APリソース状態応答;ステップ10におけるX2’−AP HO要求;ステップ12におけるX2’AP HO要求確認応答(ACK);ステップ13におけるWRRC RRC接続再構成;ステップ14におけるX2’−AP SN状態転送;ステップ15におけるX2’−U(GTP)データ転送;ステップ16におけるWLANとのMAC関連解除;ステップ22におけるGTP(S5)ベアラ修正要求;ステップ23の経路切り替えにおけるGTP(S2a)終了マーカ;ステップ24におけるGTP(S5)ベアラ修正応答;ステップ25における経路切り替え;ステップ28におけるX2’−AP UE接続解放;およびステップ29におけるリソース解放。これらの増進は、メッセージコンテンツに対する増進を表し、および/または新しい/修正されたアクションを表し得る。
(X2’インターフェースを使用するWLANから(H)eNBへのハンドオーバ)
負荷バランシングと関連する(H)eNBからWLANへの通信のハンドオーバが、図6に関連して以前に議論された。図6に関連して説明されるように、UEが(H)eNBおよびWLAN両方の受信可能範囲下にある場合、(H)eNBは、(H)eNBが過負荷であるときに(H)eNBからWLANにハンドオーバするようにUEに指図することによって、オフロードを開始し得る。図11A−Cは、(H)eNBからWLANへのハンドオーバを行うことにおける種々の例示的処理ステップを;図示する略図を描写する。
図11Aを参照すると、ステップ0では、種々の予備アクティビティが対処される。例えば、UE124は、EPC104内にデータのためのベアラ/トンネルを確立している。データパケットが、(H)eNB604を介して、UE124からEPC104に転送され、EPC104からUE124に転送され得る。
図11Aに示されるように、(H)eNB710は、検出測定制御を行い得る。例示的実施形態では、ソース(H)eNB710は、領域制限情報に従ったパラメータ値および閾値でUE116近隣(H)eNB/WLAN AP検出および測定プロシージャを構成する。例示的シナリオでは、(H)eNB710は、パラメータ値および閾値をUE124に伝達するために、RRCプロトコルを使用し得る。
UE124は、構成と一致する測定レポートを生成して伝送し得る。例示的実施形態では、UE124は、例えば、システム情報、仕様等、ならびにソース(H)eNBによって送信される構成パラメータによって設定される確立された規則と一致する検出および測定情報とともに、MEASUREMENT REPORTメッセージを生成して伝送し得る。例示的シナリオでは、UE124は、RRCプロトコルを使用して(H)eNB710と通信し得る。
図11Aのステップ1では、(H)eNBが、負荷測定動作を行う。例示的実施形態では、ソース(H)eNB710は、それ自体に負荷測定を行い、(H)eNB710における処理負荷を決定する。
図11Aのステップ2では、(H)eNB710が、使用のためにX2’インターフェースを設定する。例示的実施形態では、UE124から受信されるMEASUREMENT REPORT、ソース(H)eNB710としての負荷測定、およびUEコンテキスト情報に基づいて、ソース(H)eNB710は、特定のUE、すなわち、UE124に関連するトラフィックをUE領域もサービス対象とする標的WLAN118にオフロードすべきことを識別する。ソース(H)eNB710は、ソース(H)eNB710と標的WLAN118との間にX2’セッションが存在しない場合、X2’ SETUP REQUESTメッセージを生成し、X2’インターフェースを使用して標的WLAN118に伝送する。
図11Aのステップ3では、WLAN118が、応答を(H)eNB710に伝送する。例示的実施形態では、標的WLAN118は、X2’ SETUP RESPONSEメッセージを生成し、X2’インターフェースを使用して伝送することにより、ソース(H)eNB710と標的WLAN118との間のX2’設定の成功を確認する。
図11Aのステップ4では、(H)eNB710が、WLAN118における負荷に関する情報を要求する。例示的実施形態では、ソース(H)eNB710は、負荷情報に対して、X2’ RESOURCE STATUS REQUESTを生成して標的WLAN 118に伝送する。要求は、X2’インターフェースを介して伝送される。
図11Aのステップ5では、WLAN118が、要求に応答する。例示的実施形態では、標的WLAN118は、負荷測定とともにX2’ RESOURCE STATUS RESPONSEメッセージを生成し、ソース(H)eNB710に伝送する。応答は、WLAN118の処理負荷および能力を規定する情報を備える。応答は、X2’インターフェースを介して伝送される。
図11Aのステップ6では、(H)eNB710が、受信されたデータに基づいて、ハンドオーバを行うべきかどうかを識別する。例示的実施形態では、ソース(H)eNB710は、標的WLANのX2’ RESOURCE STATUS RESPONSEメッセージと(H)eNB710自体の負荷情報とに基づいて、ハンドオーバ決定を行う。例えば、WLAN118における処理負荷が比較的小さく、(H)eNB710における処理負荷が比較的高い場合、(H)eNBは、ハンドオーバを行うことを識別し得る。
図11Bのステップ7では、(H)eNB710が、ハンドオーバを行うための要求を伝送する。例示的実施形態では、ソース(H)eNB710は、HANDOVER REQUESTメッセージを生成し、標的WLAN118に伝送する。メッセージは、ハンドオーバ動作を進めるための要求を示し、例えば、UEコンテキスト、すなわち、セキュリティコンテキストおよび無線ベアラ(RB)コンテキスト、ならびに標的WLAN情報を含む、ハンドオーバのために必要とされる任意の情報を備え得る。要求および要求に含まれる情報は、標的WLAN118から受信されたRESOURCE STATUS RESPONSEに少なくとも部分的に基づく。
図11Bのステップ8では、WLAN118が、ハンドオーバに賛成して構成を行う。例示的実施形態では、標的WLAN118は、受信されたUEコンテキストおよびRBコンテキスト、ならびにRB QoS情報に基づいて、HO許可制御を行い、HOの成功の可能性を増加させる。標的WLAN118は、受信されたHO情報に従って、必要リソースを構成する。
図11Bのステップ9では、WLAN118が、ハンドオーバ要求の確認応答を伝送する。例示的実施形態では、標的WLAN118は、HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEを生成してソース(H)eNB710に伝送することによって、ハンドオーバの準備をする。HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージは、ハンドオーバを行うためにWRRCメッセージとしてUE124に送信される、透明コンテナを含み得る。
図11Bのステップ10では、(H)eNB710が、ハンドオーバを行うようにUE124に命令する。例示的実施形態では、ソース(H)eNB710は、例えば、新しいWLAN AP ID、標的WLAN APセキュリティアルゴリズム識別子等の必要パラメータとともに、WRRCConnectionReconfigurationメッセージを生成して伝送することによって、ハンドオーバを行うようにUE124に命令する。情報はさらに、必要であれば、転送トンネルのRNL/TNL情報を含み得る。図11Bに示されるように、コマンドおよび情報は、WRRCプロトコルを使用して伝送される。
図11Bのステップ11では、(H)eNB710が、ハンドオーバを行うために必要とされる情報を伝える。例示的実施形態では、ソース(H)eNB710は、SN STATUS TRANSFERメッセージを標的WLAN118に送信し、アップリンクおよびダウンリンクPDCPシーケンス番号(SN)ならびに無線ベアラ(RB)のハイパーフレーム番号(HFN)を伝える。図11Bに示されるように、情報は、X2’インターフェースを使用して伝達される。
図11Bのステップ12では、(H)eNB710が、ダウンリンクデータを標的WLAN118に転送する。例示的実施形態では、ソース(H)eNB710は、HO REQUESTメッセージ処理中に標的WLAN118において確立されている全てのデータベアラに対してダウンリンクデータを標的WLAN118に転送する。データは、X2’インターフェースを使用して転送される。
図11Bのステップ13では、UE124が、WLAN118と同期する。例示的実施形態では、モビリティ制御情報を含む、WRRCConnectionReconfigurationメッセージを受信した後、UE124は、標的WLAN118との同期化を行う。例えば、UE124は、ASSOCIATION REQUESTメッセージを生成し、標的WLAN118に伝送し得る。
図11Bのステップ14では、WLAN118が、アソシエーションのための要求に対する応答を伝送する。例示的実施形態では、標的WLAN118は、応答を生成してUE124に伝送する。例示的実施形態では、応答は、ASSOCIATION RESPONSEメッセージの中にUL割り付けおよびタイミング情報を含み得る。
図11Bのステップ15では、UE124が、アソシエーションの確認をWLAN118に伝達する。例示的実施形態では、UE124は、ハンドオーバを確認するASSOCIATION CONFIRMメッセージを生成し、標的WLAN118に伝送する。メッセージは、ハンドオーバプロシージャがUE124のために完了し、標的WLAN118がデータをUE124に送信し始め得ることを示す。
図11Cに示されるように、ステップ15の後、データは、PDCPプロトコルを使用して、SWw−Uプロトコル層を経由してUE124とWLAN118との間で交換され得る。さらに、データは、GTPプロトコルを使用して、S2aインターフェースを経由してWLAN118とPGW108との間で交換され得る。
図11Cのステップ16では、WLAN118が、RB CHANGE REQUESTメッセージを生成し、インターフェースSTaを介してAAAサーバ106に伝送し、WLAN118を介したEPC104へのアクセス経路を要求する。
図11Cのステップ17では、種々のデバイスの認証が行われる。例示的実施形態では、認証プロシージャが、UE124、AAAサーバ712、およびHSS134の間で行われる。
図11Cのステップ18では、新しいデフォルトベアラが、新しい通信を取り扱うために確立される。例示的実施形態では、新しいデフォルトベアラが、WLAN118とPGW108との間に確立される。例えば、S2aインターフェースを介したGTPトンネルのためのベアラが確立され得る。古いデフォルトベアラは、解放される。
図11Cのステップ19では、新しい専用ベアラが、通信を取り扱うために確立される。例示的実施形態では、新しい専用ベアラが、WLAN118とPGW108との間に確立される。例えば、S2aインターフェースを介したGTPトンネルのためのベアラが確立され得る。古い専用ベアラは、解放される。
図11Cのステップ20では、PGW108が、通信経路を切り替える。例示的実施形態では、PGW108は、新しい経路、すなわち、新しいGTPトンネルに切り替わり、古い経路上で「終了マーカ」をソース(H)eNB710に送信し、次いで、ソース(H)eNB710に向かう任意のUプレーン/TNLリソースを解放し得る。
図11Cのステップ21では、システム構成要素が、新しい接続情報で更新される。例示的実施形態では、UEコンテキストならびにRB接続情報が、AAAサーバ106、HSS134、およびMME112の間で更新される。
図11Cのステップ22では、AAAサーバ106が、ステップ16の変更要求を確認する。例示的実施形態では、AAAサーバ106は、インターフェースStaを介した標的WLAN118へのRB CHANGE ACKNOWLEDGEメッセージでRB変更要求を確認する。
図11Cのステップ23では、WLAN118が、解放するための命令を(H)eNB710に伝達する。例示的実施形態では、RB CHANGE ACKNOWLEDGEメッセージがAAAサーバ106から受信された後、標的WLAN118は、ソース(H)eNB710によるリソースの解放をトリガするUE CONTEXT RELEASEメッセージによって、ソース(H)eNB710へのハンドオーバの成功を知らせる。
図11Cのステップ24では、(H)eNB710が、リソースを解放する。例示的実施形態では、ソース(H)eNB710は、UE CONTEXT RELEASEメッセージの受信時に、UE124に関連付けられる無線およびCプレーン関係リソースを解放する。任意の進行中のデータ転送は、継続し得る。
したがって、UEとEPCとの間の通信のハンドオーバが、(H)eNBとTWANとの間に直接通信を提供するX2’インターフェースを使用して、(H)eNBからWLANにハンドオーバされ得る。拡張X2’インターフェースに加えて、ハンドオーバで採用されるインターフェースへの種々の他の増進が、ハンドオーバ処理をサポートして行われ得ることが理解されるであろう。例えば、図11A−Cの処理で採用され得る、以下は、既存のインターフェースおよびプロトコルに対する増進を表し得る:ステップ1におけるソース(H)eNBとUEとの間のRRC測定制御、負荷測定;ステップ2におけるX2’−AP X2’設定要求;ステップ3におけるX2’−AP X2’設定応答;ステップ4におけるX2’−APリソース状態要求;ステップ5におけるX2’−APリソース状態応答;ステップ6におけるHO決定;ステップ7におけるX2’−AP HO要求;ステップ9におけるX2’AP HO要求ACK;ステップ10におけるWRRC RRC接続再構成;ステップ11におけるX2’−AP SN状態転送;ステップ12におけるX2’−U(GTP)データ転送;ステップ13におけるWLANへの同期化および関連付け要求;ステップ14における関連付け応答;ステップ15における関連付け確認;ステップ16におけるAAAサーバへのSTaインターフェースRB変更要求;ステップ17における認証;ステップ18における新しいデフォルトベアラ確立および古いデフォルトベアラ解放;ステップ19における新しい専用デフォルトベアラ確立および古いデフォルトベアラ解放;ステップ20の経路切り替えにおけるGTP(S1)およびGTP(S5)終了マーカ;ステップ21におけるUEおよびRBコンテキスト更新;ステップ22におけるSTaインターフェースRB変更ACK;ステップ23におけるX2’_AP UEコンテキスト解放;およびステップ24におけるリソース解放。これらの増進は、メッセージコンテンツに対する増進を表し、および/または新しい/修正されたアクションを表し得る。
(ハンドオーバのためのX2’信号伝達メッセージ)
開示される実施形態の側面によると、本明細書に説明されるようなハンドオーバ処理のためのX2’−AP信号伝達メッセージは、その内容が参照することによって本明細書に組み込まれる、3GPP TS 36.423で説明される高度X2−APメッセージを伴う。X2’−AP信号伝達メッセージは、X2−APメッセージに対する情報要素(IE)を用いて増進されている。以下では、増進されており、上記で説明されるようにX2’インターフェースを使用してハンドオーバプロシージャを行うために使用され得る、メッセージのうちのいくつかが議論される。
(ハンドオーバ要求)
例示的実施形態では、ハンドオーバ要求メッセージが、ハンドオーバのためのリソースの準備を要求するために、ソース(H)eNB/WLANによって標的WLAN/(H)eNBに送信され得る。例示的実施形態の側面によると、情報要素「ハンドオーバ履歴」が、ハンドオーバ要求に挿入され得、ピンポンハンドオーバを回避するために使用され得る。標的(H)eNB/WLANは、ハンドオーバ要求を処理するとき、それは、「ハンドオーバ履歴」内のタイムスタンプが過去の非常に頻繁なハンドオーバを示す場合、要求を拒否し得る。以下のチャートは、下線を使用して識別される既存の形式に対する情報要素への修正を伴うハンドオーバ要求メッセージの形式を例証する。
Figure 2019118138
Figure 2019118138
(ハンドオーバ要求確認応答)
例示的実施形態では、HANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージが、標的WLAN/H(e)NBによって送信され、標的における準備されたリソースについてソースH(e)NB/WLANに知らせ得る。以下のチャートは、下線を使用して識別される既存の形式に対する情報要素への修正を伴うハンドオーバ要求確認応答メッセージの形式を例証する。
Figure 2019118138
(SN状態転送)
例示的実施形態では、SN STATUS TRANSFERメッセージが、ハンドオーバ中にアップリンク/ダウンリンクPDCP SNおよびHFNを転送するために、ソース(H)eNB/WLANによって標的WLAN/(H)eNBに送信される。以下のチャートは、下線を使用して識別される既存の形式に対する情報要素への修正を伴うSN状態転送メッセージの形式を例証する。
Figure 2019118138
Figure 2019118138
(UEコンテキスト解放)
例示的実施形態では、UE CONTEXT RELEASEメッセージが、解放されることができるリソースを示すために、ソース(H)eNB/WLANによって標的WLAN/(H)eNBに送信される。以下のチャートは、下線を使用して識別される既存の形式に対する情報要素への修正を伴うUEコンテキスト解放メッセージの形式を例証する。
Figure 2019118138
(ハンドオーバキャンセル)
例示的実施形態では、HANDOVER CANCELメッセージが、進行中のハンドオーバをキャンセルするために、ソース(H)eNB/WLANによって標的WLAN/(H)eNBに送信される。以下のチャートは、下線を使用して識別される既存の形式に対する情報要素への修正を伴うハンドオーバキャンセルメッセージの形式を例証する。
Figure 2019118138
(負荷情報)
例示的実施形態では、LOAD INFORMATIONメッセージが、負荷および干渉調整情報を示すために、ソース(H)eNB/WLANによって標的WLAN/(H)eNBに送信される。以下のチャートは、下線を使用して識別される既存の形式に対する情報要素への修正を伴う負荷情報メッセージの形式を例証する。
Figure 2019118138
(エラー指示)
例示的実施形態では、あるエラーがH(e)NB/WLANで検出されたことを示すために、ERROR INDICATIONメッセージが、ソース(H)eNB/WLANによって標的WLAN/(H)eNBに送信される。以下のチャートは、下線を使用して識別される既存の形式に対する情報要素への修正を伴うエラー指示メッセージの形式を例証する。
Figure 2019118138
(X2設定要求)
別の例示的実施形態では、X2 SETUP REQUESTメッセージが、TNL関連付けのための初期化情報を転送するために、ソース(H)eNB/WLANによって近隣WLAN/(H)eNBに送信される。以下のチャートは、下線を使用して識別される既存の形式に対する情報要素への修正を伴う設定要求メッセージの形式を例証する。
Figure 2019118138
(X2設定応答)
例示的実施形態では、X2 SETUP RESPONSEメッセージが、TNL関連付けのための初期化情報を転送するために、ソース(H)eNB/WLANによって近隣WLAN/(H)eNBに送信される。以下のチャートは、下線を使用して識別される既存の形式に対する情報要素への修正を伴う設定応答メッセージの形式を例証する。
Figure 2019118138
(リソース状態要求)
例示的実施形態では、RESOURCE STATUS REQUESTメッセージが、メッセージの中で与えられるパラメータに従って、要求された測定を開始するために、(H)eNB/WLANによって近隣(H)eNB/WLANに送信される。以下のチャートは、下線を使用して識別される既存の形式に対する情報要素への修正を伴うリソース状態要求メッセージの形式を例証する。
Figure 2019118138
(リソース状態応答)
別の例示的実施形態では、測定に含まれる測定対象の全てのため、またはサブセットに対する要求された測定が、失敗なく開始されることを示すように、RESOURCE STATUS RESPONSEメッセージが、eNBによって送信される。以下のチャートは、下線を使用して識別される既存の形式に対する情報要素への修正を伴うリソース状態応答メッセージの形式を例証する。
Figure 2019118138
(リソース状態失敗)
例示的実施形態では、要求される測定対象のうちのいずれに対しても、測定が開始されることができないことを示すために、RESOURCE STATUS FAILUREメッセージが、eNBによって送信される。以下のチャートは、下線を使用して識別される既存の形式に対する情報要素への修正を伴うリソース状態失敗メッセージの形式を例証する。
Figure 2019118138
(例示的UEユーザインターフェース)
上記で説明されるようにX2’インターフェースを使用してハンドオーバ動作を実装するデバイスおよびシステムは、ハンドオーバに関して所望の様式で動作するように構成され得ることが理解されるであろう。例えば、UE116、124、WLAN118、(H)eNB710、および/または任意の他のデバイスは、特定のデバイスまたはシステムが上記で説明されるようなハンドオーバを行うであろうかどうかを示すように構成され得る。図12は、ハンドオーバ構成または設定に使用され得る、例示的ユーザインターフェースを描写する。示されるように、構成は、システム内の任意の適切なレベル、すなわち、デバイス、ネットワーク、およびISWNで行われ得る。各々に関して、ユーザインターフェース1202によって図示されるように、ユーザインターフェースは、デバイス、ネットワーク、またはISWNが、自動的に、もしくは手動で、ハンドオーバ動作を行うべきあるかどうかをユーザが規定することを可能にする。例えば、ユーザインターフェースは、ユーザが、特定の(H)eNBおよびWLANを含む特定のISWNを選択し、ハンドオーバが自動的に、または手動で行われるべきであるかどうかを規定することを可能にし得る。
図13は、アイコン、ボタン、またはショートカットを備える、例示的デバイスユーザインターフェース1302を描写する。示されるように、UE116、124等のデバイスは、特定のデバイスが自動ハンドオーバに参加すべきかどうかを選択するためのユーザインターフェース特徴にアクセスするために選択され得る、それに記憶されたアイコンを有し得る。例示的実施形態では、統合スモールセルおよびWiFi(ISW)ネットワーク内でハンドオーバを行う目的で、例えば、UE等の特定のデバイスが有効にされるべきことを示すために、選択可能ボタン1304が、ユーザによって起動され得る。ボタン1304が選択されない場合、ハンドオーバは有効にされない。
図12および13で描写されるようなユーザインターフェースに入力される情報は、関連デバイスおよびシステム上に記憶されるであろうことが理解されるであろう。図10および11に関連して説明されるようなハンドオーバの処理中、デバイス上の情報が、特定のデバイスが参加するように構成されることを示す場合、それは、それに応じて動作するであろう。デバイス上の情報が、特定のデバイスが参加するように構成されないことを示す場合、これは、ハンドオーバ動作に参加しないであろう。
(例示的コンピューティング環境)
図14は、UEまたは別のエンドノードデバイス等の例示的デバイス30の略図である。デバイス30は、ユーザ機器124、116、530、および630、(H)eNB510、610、および710、WLANに含まれる任意のWLAN APおよびIAP712を含む、WLAN512、612、ならびに本開示のこれらおよび他の要素を使用する論理エンティティのうちのいずれかを含む、本明細書に開示される要素のうちのいずれかを実装するために使用されることができる。例えば、デバイス30は、図1および/または図7で図示される通信システム内で使用されることができる。デバイス30はまた、図12および13に示されるインターフェース等のユーザインターフェースを生成することもできる。
図14に示されるように、デバイス30は、プロセッサ32と、送受信機34と、伝送/受信要素36と、スピーカ/マイクロホン38と、キーパッド40と、ディスプレイ/タッチパッド/インジケータ42と、非取り外し可能なメモリ44と、取り外し可能なメモリ46と、電源48と、全地球測位システム(GPS)チップセット50と、他の周辺機器52とを含み得る。例示的実施形態では、ディスプレイ/タッチパッド/インジケータ42は、ユーザインターフェースの一部として動作する、1つ以上の指標を備え得る。デバイス30は、実施形態と一致したままで、先述の要素の任意の副次的組み合わせを含み得ることが理解されるであろう。
プロセッサ32は、汎用プロセッサ、特殊目的プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、任意の他のタイプの集積回路(IC)、状態マシン等であり得る。プロセッサ32は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/またはデバイス30が無線環境で動作することを可能にする任意の他の機能性を果たし得る。プロセッサ32は、伝送/受信要素36に連結され得る送受信機34に連結され得る。図14は、プロセッサ32および送受信機34を別個の構成要素として描写するが、プロセッサ32および送受信機34は、電子パッケージまたはチップにともに組み込まれ得ることが理解されるであろう。プロセッサ32は、アプリケーション層プログラム(例えば、ブラウザ)および/または無線アクセス層(RAN)プログラム、ならびに/もしくは通信を行い得る。プロセッサ32は、例えば、アクセス層および/またはアプリケーション層等で、認証、セキュリティキー一致、ならびに/もしくは暗号化動作等のセキュリティ動作を行い得る。
伝送/受信要素36は、信号を別のピアに伝送し、または別のピアから信号を受信するように構成され得る。例えば、実施形態では、伝送/受信要素36は、RF信号を伝送および/または受信するように構成されるアンテナであり得る。伝送/受信要素36は、WLAN、WPAN、セルラー等の種々のネットワークおよび無線インターフェースをサポートし得る。実施形態では、伝送/受信要素36は、例えば、IR、UV、または可視光信号を伝送および/または受信するように構成されるエミッタ/検出器であり得る。さらに別の実施形態では、伝送/受信要素36は、RFおよび光信号の両方を伝送および受信するように構成され得る。伝送/受信要素36は、無線または有線信号の任意の組み合わせを伝送および/または受信するように構成され得ることが理解されるであろう。
加えて、伝送/受信要素36は、単一の要素として図14で描写されているが、デバイス30は、任意の数の伝送/受信要素36を含み得る。より具体的には、デバイス30は、多入力・多出力(MIMO)技術を採用し得る。したがって、実施形態では、デバイス30は、無線信号を伝送および受信するための2つ以上の伝送/受信要素36(例えば、複数のアンテナ)を含み得る。
送受信機34は、伝送/受信要素36によって伝送される信号を変調するように、および伝送/受信要素36によって受信される信号を復調するように構成され得る。上記のように、デバイス30は、マルチモード能力を有し得る。したがって、送受信機34は、デバイス30が、例えば、UTRAおよびIEEE802.11または802.15等の複数のRATにより通信することを可能にするための複数の送受信機を含み得る。
プロセッサ32は、非取り外し可能なメモリ44および/または取り外し可能なメモリ46等の任意のタイプの好適なメモリから情報にアクセスし、そこにデータを記憶し得る。非取り外し可能なメモリ44は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、ハードディスク、または任意の他のタイプのメモリ記憶デバイスを含み得る。取り外し可能なメモリ46は、加入者識別モジュール(SIM)カード、メモリスティック、セキュアデジタル(SD)メモリカード等を含み得る。他の実施形態では、プロセッサ32は、サーバまたはホームコンピュータ上等のデバイス30上に物理的に位置しないメモリから情報にアクセスし、そこにデータを記憶し得る。
プロセッサ32は、電源48から電力を受け取り得、デバイス30内の他の構成要素への電力を配信および/または制御するように構成され得る。電源48は、デバイス30に電力供給するための任意の好適なデバイスであり得る。例えば、電源48は、1つ以上の乾電池バッテリ(例えば、ニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル水素(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)等)、太陽電池、燃料電池等を含み得る。
プロセッサ32はまた、デバイス30の現在の場所に関する場所情報、例えば、経度および緯度を提供するように構成される、GPSチップセット50に連結され得る。デバイス30は、実施形態と一致したままで、任意の好適な場所決定方法を介して場所情報を獲得し得ることが理解されるであろう。
プロセッサ32はさらに、追加の特徴、機能性、および/または有線もしくは無線接続を提供する、1つ以上のソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールを含み得る、他の周辺機器52に連結され得る。例えば、周辺機器52は、加速度計、e−コンパス、衛星送受信機、センサ、デジタルカメラ(写真またはビデオ用)、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート、振動デバイス、テレビ送受信機、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)ラジオユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザ等を含み得る。
図15は、コンピュータシステムまたはサーバのブロック図である。デバイス90は、ユーザ機器124、116、530、および630、(H)eNB510、610、および710、WLANに含まれる任意のWLANAPおよびIAP712を含む、WLAN512、612、EPC104内のノード、ならびに本開示のこれらおよび他の要素を使用する論理エンティティのうちのいずれか、および他の要素、ならびに本開示のこれらおよび他の要素を使用する論理エンティティを含む、本明細書に開示される論理エンティティおよび要素のうちのいずれかを実装するために使用されることができる。例えば、デバイス90は、図1および/または図7に図示される通信システム内で使用されることができる。デバイス90はまた、図12および13に示されるインターフェース等のユーザインターフェースを生成することもできる。
図15のコンピュータシステムまたはサーバは主に、ソフトウェアの形態であり得るコンピュータ読み取り可能な命令によって制御され得、どこでも、またはどのような手段を用いても、そのようなソフトウェアが記憶もしくはアクセスされる。そのようなコンピュータ読み取り可能な命令は、デバイス90を稼働させるように、中央処理装置(CPU)91等のプロセッサ内で実行され得る。多くの既知のワーク基地局、サーバ、および周辺コンピュータでは、中央処理装置91は、マイクロプロセッサと呼ばれる単一チップCPUによって実装される。他のマシンでは、中央処理装置91は、複数のプロセッサを備え得る。コプロセッサ81は、追加の機能を果たすか、またはCPU91を補助する、主要CPU91とは明確に異なる、随意的なプロセッサである。CPU91および/またはコプロセッサ81は、P2P通信に関連してデータを受信、生成、および処理し得る。
動作時、CPU91は、命令をフェッチ、復号、および実行し、コンピュータの主要データ転送パスであるシステムバス80を介して、情報を他のリソースへ、およびそこから転送する。そのようなシステムバスは、デバイス90内の構成要素を接続し、データ交換のための媒体を定義する。システムバス80は、典型的には、データを送信するためのデータライン、アドレスを送信するためのアドレスライン、ならびに割り込みを送信するため、およびシステムバスを動作するための制御ラインを含む。そのようなシステムバス80の実施例は、PCI(周辺構成要素相互接続)バスである。
システムバス80に連結されるメモリデバイスは、ランダムアクセスメモリ(RAM)82および読み取り専用メモリ(ROM)93を含む。そのようなメモリは、情報が記憶されて取り出されることを可能にする回路を含む。ROM93は、概して、容易に修正することができない、記憶されたデータを含む。RAM82に記憶されたデータは、CPU91または他のハードウェアデバイスによって読み取られ、または変更され得る。RAM82および/またはROM93へのアクセスは、メモリコントローラ92によって制御され得る。メモリコントローラ92は、命令が実行されると、仮想アドレスを物理的アドレスに変換する、アドレス変換機能を提供し得る。メモリコントローラ92はまた、システム内のプロセスを分離し、ユーザプロセスからシステムプロセスを分離する、メモリ保護機能を提供し得る。したがって、第1のモードで作動するプログラムは、独自のプロセス仮想アドレス空間によってマップされるメモリのみにアクセスすることができ、プロセス間のメモリ共有が設定されていない限り、別のプロセスの仮想アドレス空間内のメモリにアクセスすることができない。
加えて、デバイス90は、CPU91からプリンタ94、キーボード84、マウス95、およびディスクドライブ85等の周辺機器に命令を伝達する責任がある、周辺機器コントローラ83を含み得る。
ディスプレイコントローラ96によって制御されるディスプレイ86は、デバイス90によって生成される視覚出力を表示するために使用される。そのような視覚出力は、テキスト、グラフィックス、動画グラフィックス、およびビデオを含み得る。ディスプレイ86は、CRTベースのビデオディスプレイ、LCDベースのフラットパネルディスプレイ、ガスプラズマベースのフラットパネルディスプレイ、またはタッチパネルを伴って実装され得る。ディスプレイコントローラ96は、ディスプレイ86に送信されるビデオ信号を生成するために必要とされる、電子構成要素を含む。さらに、デバイス90は、デバイス90を外部通信ネットワークに接続するために使用され得る、ネットワークアダプタ97を含み得る。
さらに、コンピュータシステム90は、例えば、パケットデータネットワークとしての外部通信ネットワークにコンピュータシステム90を接続するために使用され得る、ネットワークアダプタ97を含み得る。実施形態では、ネットワークアダプタ97は、開示されるシステム間モビリティシステムおよび方法に関係付けられるデータを受信および伝送し得る。
したがって、出願人らは、統合ロングタームエボリューション(LTE)無線アクセスネットワークと信頼無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)アクセスネットワーク(TWAN)との間のシステム間ハンドオーバのためのシステムおよび方法を開示している。X2’インターフェースと称される通信インターフェースが、LTE無線アクセスネットワークとTWANとの間で定義される。X2’インターフェースは、LTEアクセスネットワークとTWANとの間で制御プレーン信号およびユーザプレーンデータの両方を伝達するように適合される。ユーザ機器(UE)とEPCとの間の既存の通信接続が、2つのネットワークの間のX2’インターフェースを経由した通信によって、LTEアクセスネットワークおよびTWANのうちの一方から他方にハンドオーバされ得る。
開示される方法およびシステムは例示的であり、開示される概念は、種々の異なる技術およびアーキテクチャに関連して実装され得ることが理解されるであろう。例えば、本明細書に開示される例示的実施形態では、TWANは、EPCにアクセスするためのPGWにおいてアンカされるが、本明細書に開示されるシステムおよび方法は、TWANが異なるネットワークエンティティにおいてアンカされるアーキテクチャに同様に適用可能であることが理解されるであろう。
開示されるシステムおよび方法は、種々の利益をもたらし得る。例えば、通信性能は、ネットワークのエッジに近いシステム間モビリティプロシージャの実行を可能にすることによって、向上させられる。通信待ち時間は、コアネットワークの深部で、すなわち、PGWに向かって、信号伝達プロシージャの必要性を最小化することによって短縮される。これは、MNOが共通地理的エリア内でスモールセルおよびWiFiアクセスを両方とも展開する環境で、特に有益であり得る。拡張性もまた、例えば、いくつかのシステム間モビリティ機能を(H)eNBおよびWLANに分配することによって、PGW処理負担を低減させることにより、向上させられる。
例証的実施形態が開示されているが、潜在的実施形態の範囲は、明示的に立案されるものに限定されないことが理解されるであろう。例えば、本システムは、「信頼」WLANアクセスネットワーク(TWAN)を主に参照して説明されているが、想定される実施形態は、「非信頼」WLANを採用する実施形態にも拡張する。また、開示される実施形態は、単一PDN TWANならびに多重PDN TWANを包含し得ることが理解されるであろう。
無線通信に関連する種々の用語および語句が、本開示で使用されていることが理解されるであろう。例えば、本開示は、「スモールセル」、「WiFiホットスポット」、「統合スモールセルおよびWiFiネットワーク」、ならびに「TWAN」を参照する。これらおよび他のそのような用語は、本明細書で提供される説明と一致する、当業者にとってそれらの通常の意味を有すると理解されるはずである。
例えば、「スモールセル」は、数10キロメートルの範囲を有し得るモバイルマクロセルと比較して、10メートル〜1または2キロメートルの範囲を伴う地理的エリア内で動作する低電力3GPP規定無線アクセスノード、例えば、ホームeNodeB((H)eNB)である。スモールセルは、オペレータ許可スペクトルを使用する3GPP定義RATにより、屋内および屋外モバイルネットワークアクセスを提供するために使用され得る。これらのRATの2Gおよび3Gバージョンは、回路交換ならびにパケット交換サービスをサポートするが、本明細書の焦点は、パケットサービスのみ、具体的には、進化型パケットコア(EPC)ネットワークへのアクセスを提供する4G LTE RATにある。
さらに、本明細書で「WiFi」と称され得る「WiFiホットスポット」は、WiFi Alliance(WFA)によって認定された機器を用いてIEEE 802.11によって標準化されるRATにより無許可スペクトルを使用して、地理的エリア内で無線ネットワークアクセスを提供する。上記のように、ローカルエリアネットワークまたはインターネットへの直接アクセスに加えて、EPCネットワークへのWiFiアクセスが提供され得る。
さらなる実施例として、「統合スモールセルおよびWiFiネットワーク」(ISWN)とは、マルチRAT端末能力、スモールセルおよびWiFiアクセス能力、進化型パケットコア(EPC)、ネットワークゲートウェイ、ならびにポリシーおよびトラフィック管理機能への潜在的増進を含む、携帯電話事業者によって展開されるジョイントアクセスネットワークを指す。
なおもさらに、「信頼WLAN(TWAN)アクセス」という用語は、WLANを介したアクセスからEPCを保護するように適切な対策が講じられている状況を指す。そのような対策は、典型的には、MNOの裁量に委ねられ、例えば、WLANとEPCとの間の改ざん防止ファイバ接続の確立、またはWLANとEPCエッジにおけるセキュリティゲートウェイとの間のIPSecセキュリティアソシエーション(SA)の確立を含み得る。対照的に、WLANアクセスが「非信頼」と見なされる場合、WLANは、EPCエッジにおける進化型パケットデータゲートウェイ(ePDG)と連動し得、ePDGは、WLANを通してEPCにアクセスする各UEと直接的にIPSecセキュリティアソシエーションを確立し得る。
図1、7、9、10、および11の論理エンティティを含む、本明細書に説明されるシステム、方法、およびプロセスのうちのいずれかまたは全ては、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体上に記憶されたコンピュータ実行可能命令、例えば、プログラムコードの形態で具現化され得、その命令は、コンピュータ、サーバ、ピア、プロセッサ等(例えば、図14のデバイス30または図15のデバイス90)等の機械によって実行されると、本明細書に説明されるシステム、方法、およびプロセスを行うおよび/または実装することが理解される。具体的には、本明細書に説明されるステップ、動作、または機能のうちのいずれかは、そのようなコンピュータ実行可能命令の形態で実装され得る。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、情報の記憶のための任意の方法または技術で実装される、揮発性および不揮発性、取り外し可能なおよび非取り外し可能な媒体の両方を含むが、そのようなコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、信号を含まない。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリまたは他のメモリ技術、CD−ROM、デジタル多用途ディスク(DVD)または他の光学ディスク記憶装置、磁気カセット、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、もしくは所望の情報を記憶するために使用することができ、コンピュータによってアクセスすることができる任意の他の物理的媒体を含むが、それらに限定されない。
図で図示されるような本開示の主題の好ましい実施形態を説明する際に、明確にするために、特定の用語が採用される。しかしながら、請求された主題は、そのように選択された特定の用語に限定されることを目的としておらず、各特定の要素は、類似目的を達成するように同様に動作する、全ての技術的均等物を含むことを理解されたい。
本明細書は、最良の様態を含む、本発明を開示するために、また、当業者が、任意のデバイスまたはシステムを作製して使用すること、および任意の組み込まれた方法を行うことを含む、本発明を実践することを可能にするために、実施例を使用する。本発明の特許性のある範囲は、請求項によって定義され、当業者に想起される他の実施例を含み得る。そのような他の実施例は、請求項の文字通りの言葉とは異ならない構造要素を有する場合に、または請求項の文字通りの言葉とのごくわずかな差異を伴う同等の構造要素を含む場合に、請求項の範囲内であることを目的としている。
以下は、上記の説明に出現し得る、サービスレベル技術に関する頭字語のリストである。
AAA 認証、認可、および会計
ACK 確認応答
AP アクセスポイント(802.x)
BSS 基本サービスセット(802.x)
CAPEX 資本支出
CQI チャネル品質指標
DL ダウンリンク
EAP 拡張可能認証プロトコル
EAPoL Lanを経由したEAP
eNodeB 進化型ノードB
eNB 進化型ノードB
EPC 進化型パケットコア
E−RAB E−UTRAN無線アクセスベアラ
ESS 拡張サービスセット
E−UTRAN 進化型汎用陸上無線アクセスネットワーク
GPRS 汎用パケット無線サービス
GTP GPRSトンネリングプロトコル
(H)eNB ホームeNode B
HFN ハイパーフレーム番号
HO ハンドオーバ
HPLMN ホーム公衆陸上モバイルネットワーク
HSS ホーム加入システム
IANA Internet Assigned Number AuthorityIAP インターフェースアクセスポイント
IETF Internet Engineering Task Force
IP インターネットプロトコル
IPSec インターネットプロトコルセキュリティ
ISW 統合スモールセルおよびWiFi
ISWN 統合スモールセルおよびWiFiネットワーク
LME 層管理エンティティ
LTE ロングタームエボリューション(3GPP)
MAC 媒体アクセス制御
MCN モバイルコアネットワーク
MLME MAC層管理エンティティ
MIMI 多入力・多出力
MME モビリティ管理エンティティ
MNO モバイルネットワークオペレータ
OPEX 運用支出
PCRF ポリシーおよび課金規則機能
PDCP パケットデータ収束プロトコル
PDN パケットデータネットワーク
PGW PDNゲートウェイ
PHY 物理層
PLCP 物理層収束プロシージャ(802.11)
PLME 物理層管理エンティティ
PMD 物理媒体依存性(802.11)
PDU プロトコルデータユニット
DoE 体験品質
QoS サービス品質
RAT 無線アクセス技術
RB 無線ベアラ
RFC コメントに対する要求
RLLC 無線および論理リンク制御
RNL 無線ネットワーク層
RRC 無線リソース制御
RSSI 受信信号強度指標
RTS 送信要求(802.11)
SaMOG GTPを経由したS2aモビリティ
SC スモールセル
SCTP ストリーム制御伝送プロトコル
SGW サービングゲートウェイ
SME 局管理エンティティ
SS サービスセット(802.11)
STA 無線局(802.x)
TCP 伝送制御プロトコル
TEID トンネリング終点識別子
TNL トランスポートネットワーク層
TWAG 信頼WLANアクセスゲートウェイ
TWAN 信頼WLANアクセスネットワーク
TWAP 信頼WLAN AAAプロキシ
UDP ユーザデータグラムプロトコル
UE ユーザ機器
UL アップリンクWFA WiFi Alliance
WiFi WiFi Fidelity
WLAN 無線ローカルエリアネットワーク
WLC 無線LANコントローラ
WLCP WLAN制御プロトコル
WRRC WLAN無線リソース制御
X2−C X2−制御プレーン
X2−U X2−ユーザプレーン
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
本主題は、構造的特徴および/または方法論的作用に特有の言語で説明されているが、添付の請求項で定義される本主題は、必ずしも上記で説明される具体的特徴または作用に限定されないことを理解されたい。むしろ、上記で説明される具体的特徴または作用は、請求項を実装する例示的形態として開示される。

Claims (15)

  1. 無線ローカルエリアネットワークアクセスノードであって、
    一又は二以上のプロセッサと、
    前記一又は二以上のプロセッサと通信可能に結合されているメモリと
    を備え、
    前記メモリには、実行可能な命令が記憶されており、前記命令は、実行時、
    セルラーネットワークアクセスノードに対して、拡張X2プロトコルを用いて、前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードに関する負荷情報を送信することと、
    前記セルラーネットワークアクセスノードから、前記拡張X2プロトコルを用いて、前記セルラーネットワークアクセスノードと前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードの間で通信を行うためのリクエストを受信することと、
    前記セルラーネットワークアクセスノードに対して、前記拡張X2プロトコルを用いて、前記リクエストに対する応答を送信することと、
    前記セルラーネットワークアクセスノードと前記拡張X2プロトコルを用いて通信することを前記一又は二以上のプロセッサに行わせ、
    前記セルラーネットワークアクセスノードと前記拡張X2プロトコルを用いて通信することは、前記セルラーネットワークアクセスノードに対して、前記拡張X2プロトコルを用いてユーザプレーンデータを送信することを含む、
    無線ローカルエリアネットワークアクセスノード。
  2. 前記命令は、
    前記セルラーネットワークアクセスノードから、前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードに関する負荷情報のリクエストを受信することを、前記一又は二以上のプロセッサに行わせ、
    前記負荷情報は、前記リクエストに基づいて前記セルラーネットワークアクセスノードに送信される、請求項1に記載の無線ローカルエリアネットワークアクセスノード。
  3. 前記命令は、
    ユーザ端末に対して、前記ユーザ端末を前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードと通信可能に設定するための情報を送信することを、前記一又は二以上のプロセッサに行わせる、請求項1に記載の無線ローカルエリアネットワークアクセスノード。
  4. 前記命令は、
    前記セルラーネットワークアクセスノードに対して、モバイルコンピューティング装置との一又は二以上の通信ステータスに関する情報を送信することを、前記一又は二以上のプロセッサに行わせる、請求項1に記載の無線ローカルエリアネットワークアクセスノード。
  5. 前記セルラーネットワークアクセスノードと前記拡張X2プロトコルを用いて通信することは、前記セルラーネットワークアクセスノードに対して、前記拡張X2プロトコルを用いてコントロールプレーンデータを送受信することを含む、請求項1に記載の無線ローカルエリアネットワークアクセスノード。
  6. 前記拡張X2プロトコルを用いてコントロールプレーンデータを送受信することは、無線ネットワークレイヤにおいてデータ通信を行うことを含む、請求項5に記載の無線ローカルエリアネットワークアクセスノード。
  7. 前記拡張X2プロトコルを用いてコントロールプレーンデータを送受信することは、ストリームコントロール送信プロトコルを用いた信号通信と、アクセスポイントプロトコルを用いた信号通信と、を含む、請求項5に記載の無線ローカルエリアネットワークアクセスノード。
  8. 前記拡張X2プロトコルを用いてコントロールプレーンデータを送受信することは、ユーザデータグラムプロトコルを用いたデータ通信と、パケット無線サービストンネリングプロトコルを用いたデータ通信と、を含む、請求項5に記載の無線ローカルエリアネットワークアクセスノード。
  9. 無線ローカルエリアネットワークアクセスノードによって実行される方法であって、
    セルラーネットワークアクセスノードに対して、拡張X2プロトコルを用いて、前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードに関する負荷情報を送信することと、
    前記セルラーネットワークアクセスノードから、前記拡張X2プロトコルを用いて、前記セルラーネットワークアクセスノードと前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードの間で通信を行うためのリクエストを受信することと、
    前記セルラーネットワークアクセスノードに対して、前記拡張X2プロトコルを用いて、前記リクエストに対する応答を送信することと、
    前記セルラーネットワークアクセスノードと前記拡張X2プロトコルを用いて通信することをプロセッサに行わせ、
    前記セルラーネットワークアクセスノードと前記拡張X2プロトコルを用いて通信することは、前記セルラーネットワークアクセスノードに対して、前記拡張X2プロトコルを用いてユーザプレーンデータを送信することを含む、
    方法。
  10. セルラーネットワークアクセスノードと無線ローカルエリアネットワークアクセスノードと通信可能なユーザ端末であって、
    一又は二以上のプロセッサと、
    前記一又は二以上のプロセッサと通信可能に結合されているメモリと
    を備え、
    前記メモリには、実行可能な命令が記憶されており、前記命令は、実行時、
    セルラーネットワークアクセスノードから、無線ローカルエリアネットワークアクセスノードとの通信を確立するためのハンドオーバ通信情報を受信することを、前記一又は二以上のプロセッサに実行させ、
    前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードは、セルラーネットワークアクセスノードに対して、拡張X2プロトコルを用いて、前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードに関する負荷情報を送信し、
    前記セルラーネットワークアクセスノードから、前記拡張X2プロトコルを用いて、前記セルラーネットワークアクセスノードと前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードの間で通信を行うためのリクエストを受信し、
    前記セルラーネットワークアクセスノードに対して、前記拡張X2プロトコルを用いて、前記リクエストに対する応答を送信し、
    前記セルラーネットワークアクセスノードと前記拡張X2プロトコルを用いて通信し、 前記セルラーネットワークアクセスノードと前記拡張X2プロトコルを用いて通信することは、前記セルラーネットワークアクセスノードに対して、前記拡張X2プロトコルを用いてユーザプレーンデータを送信することを含む、
    ユーザ端末。
  11. 前記ハンドオーバ通信情報は、RRC Connection Reconfigurationメッセージを用いて前記セルラーネットワークアクセスノードから受信する、請求項10に記載のユーザ端末。
  12. 前記ハンドオーバ通信情報は、WLAN AP ID、ターゲットWLAN AP security algorithm識別子のうち少なくとも一つを含む、請求項11に記載のユーザ端末。
  13. 前記ハンドオーバ通信情報は、前記セルラーネットワークアクセスノードが構成するセルラーネットワークから、前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードが構成する無線ローカルネットワークへトンネルを転送するための情報を含む、請求項11に記載のユーザ端末。
  14. 前記拡張X2プロトコルを用いた通信は、拡張X2インターフェースを用いた通信を構成する、請求項10に記載のユーザ端末。
  15. セルラーネットワークアクセスノードであって、
    一又は二以上のプロセッサと、
    前記一又は二以上のプロセッサと通信可能に結合されているメモリと
    を備え、
    前記メモリには、実行可能な命令が記憶されており、前記命令は、実行時、
    ユーザ端末に対して、無線ローカルエリアネットワークアクセスノードとの通信を確立するためのハンドオーバ通信情報を送信すること、
    無線ローカルエリアネットワークアクセスノードから、拡張X2プロトコルを用いて、前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードに関する負荷情報を受信することと、
    前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードに対して、前記拡張X2プロトコルを用いて、前記セルラーネットワークアクセスノードと前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードの間で通信を行うためのリクエストを送信することと、
    前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードから、前記拡張X2プロトコルを用いて、前記リクエストに対する応答を受信することと、
    前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードと前記拡張X2プロトコルを用いて通信することを前記一又は二以上のプロセッサに行わせ、
    前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードと前記拡張X2プロトコルを用いて通信することは、前記無線ローカルエリアネットワークアクセスノードから、前記拡張X2プロトコルを用いてユーザプレーンデータを受信することを含む、
    セルラーネットワークアクセスノード。
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