JP2019118092A - 基地局およびアンテナ制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動局の移動に応じて、基地局および移動局のアンテナ間のチャネル容量が低下することを抑制する。【解決手段】基地局は、移動局200の移動方向を示す情報に基づいて、アンテナ105−1および105−2のセットの向きを、移動局200において移動方向を基準に対称に配置されたアンテナ201−1および201−2のセットの向きに対して回転させる。【選択図】図9

Description

本開示は、基地局およびアンテナ制御方法に関する。
MIMO(Multiple−Input and Multiple−Output)伝送は、見通し外(NLOS:Non−Line of Sight)通信をターゲットとしていた。
アンテナ間隔を波長よりも大きく設定した場合、見通し内(LOS:Line of Sight)通信においても、アンテナ数に応じてMIMO伝送における通信路の容量を増加できる(例えば、下記の非特許文献1を参照)。「通信路」は、「伝送路」、「伝搬路」、又は、「チャネル」と称されてもよい。なお、以下において、「見通し内MIMO」を「LOS−MIMO」と表記する。
また、アンテナの向きを制御する技術として、衛星通信において、受信信号の受信レベルに基づいて、地球局(地球上の基地局)のアンテナ本体の回転角(方位角、仰角、および、偏波角)を制御する衛星捕捉制御装置が記載されている(例えば、下記の特許文献1を参照)。
特開2003−273631号公報
P.F.Driessen and G.J.Foschini,"On the capacity formula for multiple input−multiple output wireless channels: a geometric interpretation",IEEE Trans. Comm., vol.47,no.2,pp.41−59,Autumn 1966.
基地局(基地局装置)と移動局(移動端末装置)との間の無線通信に対してLOS−MIMO伝送の適用を試みた場合、移動局の移動に応じて、基地局および移動局のアンテナ間のチャネル位相が回転することによって、チャネル容量が低下し得る。
本開示の非限定的な実施例は、移動局の移動に応じて基地局および移動局のアンテナ間のチャネル容量が低下することを抑制できる基地局およびアンテナ制御方法の提供に資する。
本開示の一態様に係る基地局は、対称軸を基準に対称に配置された第1のアンテナおよび第2のアンテナと、移動局の移動方向を示す情報に基づいて、前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナのセットの向きを、前記移動局において前記移動方向を基準に対称に配置された第3のアンテナおよび第4のアンテナのセットの向きに対して回転させるアンテナ回転機構と、を備える。
また、本開示の一態様に係るアンテナ制御方法は、対称軸を基準に対称に配置された第1のアンテナ及び第2のアンテナを有する基地局において移動局の移動方向を示す情報を取得し、前記移動方向を示す情報に基づいて、前記基地局における前記第1のアンテナ及び第2のアンテナのセットの向きを、前記移動局において前記移動方向を基準に対称に配置された第3のアンテナ及び第4のアンテナのセットの向きに対して回転させる。
なお、これらの包括的または具体的な態様は、システム、方法、集積回路、コンピュータプログラム、または、記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラムおよび記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示の一態様によれば、移動局の移動に応じて、基地局および移動局のアンテナ間のチャネル容量が低下することを抑制できる。
本開示の一態様における更なる利点および効果は、明細書および図面から明らかにされる。かかる利点および/または効果は、いくつかの実施形態並びに明細書および図面に記載された特徴によってそれぞれ提供されるが、1つまたはそれ以上の同一の特徴を得るために必ずしも全てが提供される必要はない。
実施の形態に係る基地局の構成の一例を示す図 図1に示した回転部の構成の一例を示す図 実施の形態に係る移動局のアンテナ配置の一例を示す図 実施の形態に係る基地局−移動局間のLOS−MIMO伝送モデルの一例を示す図 実施の形態に係る基地局のアンテナ方位角(θ)の定義を説明する図 実施の形態に係る基地局のアンテナ方位角(θ)が0度の場合における移動局の位置に対するストリーム間平均チャネル容量の一例を示す図 実施の形態に係る基地局のアンテナ方位角(θ)が45度の場合における移動局の位置に対するストリーム間平均チャネル容量の一例を示す図 実施の形態に係る基地局のアンテナ方位角(θ)が90度の場合における移動局の位置に対するストリーム間平均チャネル容量の一例を示す図 実施の形態に係る、移動局の位置に対するストリーム間平均チャネル容量が最大となる基地局のアンテナ方位角(θmax)の一例を示す図 図7に示したアンテナ方位角(θmax)の度数分布の一例を示す図 実施の形態に係る基地局のアンテナ方位角の設定例を示す図 実施の形態に係る基地局のアンテナ方位角(θ)に対するストリーム間平均チャネル容量の変化の一例を示す図 実施の形態に係る送受信アンテナ間の伝搬モデルの一例を示す図 実施の形態に係るアレーアンテナによるアンテナ方位角の回転例を示す図
以下、図面を適宜参照して、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
非特許文献1に記載のLOS−MIMO伝送において、i番目の送信アンテナからk番目の受信アンテナに向かうチャネルの位相回転(位相差)θikは、下記の式(1)によって表すことができる。
Figure 2019118092
ここで、基地局に、2本の送信アンテナが備えられ、移動局に、2本の受信アンテナが備えられた伝搬モデルについて検討する。
見通し内移動通信では、基地局と移動局との間の通信距離(別言すると、伝搬環境)が時々刻々と変化する。
伝搬環境に変化が生じる場合に式(1)が満たされるためには、例えば、基地局と移動局との位置関係に基づいて、基地局のアンテナ(例えば、送信アンテナ)および移動局のアンテナ(例えば、受信アンテナ)の配置を制御する。なお、アンテナの配置に関するパラメータには、例えば、アンテナ間隔およびアンテナの向き(便宜的に「アンテナ方向」と称することがある)が含まれ得る。
アンテナ間隔を制御することは、アンテナ方向を制御することに比べて難しいと考えられるため、以下では、アンテナ方向の制御に着目して説明を行う。
送信アンテナ数および受信アンテナ数が共に2本のLOS−MIMO伝送において、例えば、2本の受信アンテナの位置が2本の送信アンテナの位置に対して変化する場合、式(1)におけるθikが、θ11=θ21、かつ、θ12=θ22となる場合がある。
例えば、2本の送信アンテナを結ぶ直線と、2本の受信アンテナを結ぶ直線と、のなす角が90度である場合に、θ11=θ21、かつ、θ12=θ22が成立する。
この場合、2本の送信アンテナと2本の受信アンテナとの間において得られる平均伝送容量は、実質的に、SISO(Single−Input and Single−Output)伝送相当のチャネル容量にとどまる。
θ11=θ21、かつ、θ12=θ22が成立する場合に、例えば特許文献1に記載のようにアンテナ本体を回転させても、2本の送信アンテナから1本の受信アンテナに到達する2つの信号(ストリーム)の経路長差は変化しない。そのため、アンテナ間のチャネルの位相回転θikも変化せず、チャネル容量の改善を期待することは難しい。
以下では、基地局と移動局との間のLOS−MIMO伝送において移動局が移動することによって基地局アンテナと移動局アンテナとの間のチャネル容量が低下することを抑制する技術の一例について説明する。
以下の説明において、基地局100、移動局200の構成要素に用いる「・・・部」という表記は、「・・・回路(circuitry)」、「・・・デバイス」、「・・・ユニット」、又は、「・・・モジュール」といった他の表記に置換されてもよい。
図1は、実施の形態に係る基地局100の構成の一例を示す図である。
基地局100は、例えば、ベースバンド処理部102と、無線部103と、回転部104と、2本の送信アンテナ105−1および105−2と、を備える。
ベースバンド処理部(処理回路)102は、送信データ系列101に対してベースバンド(BB)信号処理を行う。BB信号処理には、例示的に、スクランブル処理、誤り訂正符号化処理、ストリーム分割処理、コンスタレーションマッピング処理、インターリーブ処理、プリコーディング処理、パルス整形処理、および、デジタル−アナログ(DA)変換処理が含まれてよい。
無線部(無線回路)103は、ベースバンド処理部102の出力信号に対して、例えば、周波数変換処理、直交変調処理、アナログビームフォーミング処理、および、増幅処理を行う。
回転部104は、アンテナ回転機構の一例であり、例えば図2に示すように、円盤形状の回転体1041を有する。回転体1041は、平面視において回転体1041の中心に位置する回転軸1041aを中心に水平面内を360度回転可能である。
回転体1041の一方の面に、送信アンテナ105−1および105−2が固定されている。送信アンテナ105−1および105−2のそれぞれは、図2に示すように、円盤の中心から半径方向に等距離(D/2)の位置にある。
別言すると、送信アンテナ105−1および105−2は、回転体1041において、送信アンテナ105−1および105−2を結ぶ線分の中心(垂直二等分線)を軸(別言すると、対称軸を基準)に左右対称に配置される。
したがって、送信アンテナ105−1と、送信アンテナ105−2と、間の距離はDである。また、送信アンテナ105−1および105−2は、送信アンテナ105−1および105−2の対称軸を回転軸1041aとして回転する。
回転体1041回転方向は、一定方向でもよいし、順方向と逆方向とに切り替えられてもよい。回転体1041の回転駆動は、例えば、図示を省略したモータなどを含む駆動回路によって制御されてよい。また、回転体1041の回転駆動は、例えば、基地局100において取得される移動局情報106に基づいて制御されてよい。なお、回転部104は、後述するように、送信アンテナ105−1および105−2のセットを電子的に回転させてもよい。
移動局情報106は、例えば、基地局100と移動局200(図3参照)との無線通信によって移動局200から受信してもよいし、移動局200と通信する、基地局100とは異なる機器から受信してもよい。
移動局情報106には、例示的に、移動局200の位置情報(例えば、緯度、経度、および、高度)、移動局200の進行(移動)方向(方位角)、移動局200の移動速度、移動局200の傾き(ロール角、ヨー角、および、ピッチ角)、および、基地局100と移動局200との間のチャネルの推定値が含まれてよい。
移動局200は、例えば、航空機、ヘリコプター、および、ドローンといった飛行体であってよい。飛行体に、後述するように2本の受信アンテナが備えられてよい。航空機が移動局200に相当する場合、航空機の運航情報が移動局情報106として基地局200に与えられてもよい。
運航情報には、航空機毎にフライト時刻およびフライトルートがスケジュールされたフライト情報が含まれてよい。フライト情報から基地局100に対する航空機の進行方向を特定できる。
無線部103の出力信号すなわち無線信号は、送信アンテナ105−1および105−2から移動局200に向けて放出される。
図3は、移動局200に備えられた受信アンテナ201−1および201−2の配置の一例を示す図である。
受信アンテナ201−1および受信アンテナ201−2は、例えば、両者を結ぶ線分の垂直二等分線(対称軸)の方向が、移動局200の進行方向と一致するように、左右対称に移動局200に設置されている。受信アンテナ201−1と受信アンテナ201−2との間隔は、例えばDである。
なお、基地局100に、送信アンテナ105−1および105−2に加えて又は代えて、図3に例示した受信アンテナ201−1および201−2に相当する2本の受信アンテナが備えられてもよい。また、移動局200に、受信アンテナ201−1および201−2に加えて又は代えて、図1および図2に例示した送信アンテナ105−1および105−2に相当する2本のアンテナが備えられてもよい。
別言すると、基地局100と移動局200との間の無線通信は、片方向(uni−directional)であってもよいし、双方向(bi−directional)であってもよい。送信アンテナ105−1および105−2を回転させる機構(例えば、回転部104)は、受信アンテナ201−1および201−2の回転に適用されてもよい。
以上の構成を用いて、基地局100と移動局200との間において、LOS−MIMO伝送が行われる。例えば、基地局100と、移動局200の一例である航空機といった飛行体と、の間において、データがLOS−MIMOによって伝送されてよい。データには、動画像(ビデオ)データ、静止画像(ピクチャ)データ、テキストデータ、音声データ、および、制御データの少なくとも1つが含まれてよい。
<回転部の制御方法の一例>
次に、回転部104の回転角の制御方法について説明する。
図4は、実施の形態におけるLOS−MIMO伝送モデルの一例を示す図である。図4において、基地局100は、例えば、送信アンテナ105−1および105−2を結ぶ線分の中心点が三次元直交座標の原点に一致して配置されている。したがって、送信アンテナ105−1および105−2の中心点の座標は、(x,y,z)=(0,0,0)である。
また、送信アンテナ105−1および105−2は、例えば、図2に例示した中心軸104aに該当するZ軸を軸に、水平面(XY平面)において回転する。ここで、例えば図5に示すように、送信アンテナ105−1および105−2を結ぶ線分のXY平面における垂直二等分線とY軸とがなす角を方位角θと定義する。
方位角θを、以下、便宜的に「アンテナ方位角θ」又は「送信アンテナ方位角θ」と記載することがある。実施の形態において、送信アンテナ方位角θの範囲は、「−180度≦θ<+180度」である。
一方、移動局200の受信アンテナ201−1および201−2の中心点の座標は、(x,y,z)=(a,b,c)とする。従って、座標(a,b,c)は、基地局100から見た移動局200の相対位置を表す。
また、移動局200は、例えば、高度z=cを維持したままY軸に平行に移動すると仮定する。従って、移動局200の進行方向とY軸とがXY平面上でなす角度を、受信アンテナ201−1および202−2の方位角θと定義した場合、図4のLOS−MIMO伝送モデルにおいて、移動局200は、θ=0度を維持して移動する。なお、方位角θを、以下、便宜的に「アンテナ方位角θ」又は「受信アンテナ方位角θ」と記載することがある。
実施の形態において、c=10000m(メートル)、かつ、移動局200が移動し得る範囲を「−10000m≦a≦+10000m」、および、「−10000m≦b≦+10000m」である。また、送信アンテナ105−1および105−2のアンテナ間隔D、並びに、受信アンテナ201−1および201−2のアンテナ間隔Dを、下記の式(2)によって表す。
Figure 2019118092
式(2)において、「λ」は、搬送波の波長を表し、例えば、テラヘルツ帯の波長λ=1mmである。
図6A、図6Bおよび図6Cに、LOS−MIMO伝送モデルにおける固有モード伝送のストリーム間平均チャネル容量の一例を示す。
図6Aは、方位角θ=0度の場合における移動局200の位置に対するストリーム間平均チャネル容量の一例を示す。
図6Bは、方位角θ=45度の場合における移動局200の位置に対するストリーム間平均チャネル容量の一例を示す。
図6Cは、方位角θ=90度の場合における移動局200の位置に対するストリーム間平均チャネル容量の一例を示す。
図6A、図6Bおよび図6Cに示すように、移動局200の位置が変わらない場合であっても、方位角θによってストリーム間平均チャネル容量は変動する。
図7は、移動局200の各位置においてθを−180度≦θ≦+180度の角度範囲で変化させたときに、ストリーム間平均チャネル容量が最大となった方位角θ=θmaxを示す。
図7に示すように、移動局200の位置によってθmaxが異なる。なお、図6A、図6B、図6C、及び、図7において、基地局100は、a=b=0の座標に位置する。また、図6A、図6B、図6C、及び、図7において、移動局200は、例えば、座標cの値は一定(例えば、c=10000m)の状態で、右下から左上に向かう方向、別言すると、座標aの値及び座標bの値が増加する方向へ移動する。
例えば、移動局200は、「a」を一定(例えば、a=−10000m)に保った状態で、「b」が増加する方向(図4のY軸の正方向に対応)に移動し、b=10000mに到達した場合、次に「a」を増やして(例えば、a=−9000mに設定して)、「b」が増加する方向に移動する。かかる座標操作を例えばa=10000mになるまで繰り返すことで、移動局200の移動が再現される。
図8は、図7に示したθmaxの度数分布の一例を示す図である。図8より、θmax=0度付近に分布が集中する傾向にあることが分かる。図4のLOS−MIMO伝送モデルでは、θ=0度であるため、θ=θ、あるいは、θ≒θが成立する場合に、ストリーム間平均チャネル容量が最大になる傾向がある。
以上から、簡易な構成及び/又は制御によってチャネル容量を改善する方法の一例としては、以下の2つの方法が考えられる。
例えば図4におけるY軸を、基地局100を通る子午線と読み替え、Y軸の向きを子午線の北方向とする。現実世界では、航空機といった移動局200は、様々な方角に向かって移動するため、必ずしもθ=0度ではない。
第1の方法では、基地局100は、例えば、移動局情報106から得られる移動局200の進行方向(例えば、方位角θ)に基づいて、回転部104の回転角を制御することで、送信アンテナ−受信アンテナ間の相対的な向きを制御する。
例えば図9に示すように、送信アンテナ105−1および105−2を結ぶ直線と、移動局200の受信アンテナ201−1および201−2を結ぶ直線と、が平行(例えば、θ=θ)、あるいは、ほぼ平行(例えば、θ≒θ)になるように、回転部104の回転角が制御される。
また、第2の方法の一例としては、ストリーム間平均チャネル容量がθについて180度周期で変化することを利用し、回転部104を、例えば、一定速度で回転させて、送信アンテナ105−1および105−2を回転し続ける方法がある。
第2の方法では、回転部104の回転速度が遅すぎるため、長時間にわたってチャネル容量が低下し、通信に支障をきたすことがある。そのため、例えば、チャネル容量が連続的に低下する時間(以下「連続低下時間」と略称する)に上限を設けるなどして、回転部104の回転速度を決める。
図10は、横軸にθ、縦軸に図6に示した20km(キロメートル)四方のストリーム間平均チャネル容量の平均値の一例を示す図である。
例えば、最大チャネル容量に対してチャネル容量が連続して容量閾値(例えば、70%)以下に落ち込む時間を連続低下時間と定義した場合、図10では、「−97.7度≦θ<−82.3度」および「82.3度≦θ<97.7度」の15.4度の角度範囲が連続低下時間の対象となる。
従って、連続低下時間の上限を例えば0.1秒とした場合、回転部104の回転速度は、15.4度/0.1sec=154度/sec(閾値速度)以上の回転速度に設定されてよい。
上述した第1の方法および第2の方法は、平均的なチャネル容量の改善を図るための方法である。以下では、ストリーム間平均チャネル容量を最大化するための回転部104の回転角の設定例について説明する。
図11に示すように、基地局100と移動局200との間のチャネル行列Hは、下記の式(3)によって表すことができる。
Figure 2019118092
式(3)において、αki(単位は「度(degree)」)は、送信アンテナ105−1から受信アンテナ201−1に向かうチャネルと、送信アンテナ105−iから受信アンテナ201−kに向かうチャネルと、間の位相差を表す。ここで、i=1又は2、k=1又は2であり、α11=0度である。
チャネル行列Hは、UおよびVのユニタリ行列を用いた特異値分解によって、下記の式(4)に示すように分解可能である。
Figure 2019118092
式(4)より、下記の式(5)に示すように、対角行列Sが求まる。対角行列Sの成分sおよびsが固有値に相当する。
Figure 2019118092
このように、固有モード伝送では、あたかも空間上に複数の直交したチャネルが存在するかのように信号が送信される。各チャネルの信号対雑音比(SNR)は、固有値sおよびsに比例し、チャネル容量Cは、SNRを基に下記の式(6)によって求まる。
Figure 2019118092
従って、ストリーム間平均チャネル容量を最大化するには、固有値sおよびsの平均値が最大となるθを求めればよい。固有値sおよび固有値sは正数であるため、固有値sおよび固有値sの平均値が最大となるθを求めることは、下記の式(7)に示す(s+sを最大化するθを求めることに等しい。
Figure 2019118092
式(7)より、下記の式(8)が満たされる場合、別言すると、下記の式(9)が満たされる場合に、(s+sが最大となる。
Figure 2019118092
Figure 2019118092
式(9)において、Nは整数である。以下、簡単のためN=0、すなわち、|α12+α21−α22|=180度とする。
αkiは、基地局100のアンテナ方位角θ、移動局200のアンテナ方位角θ、および、座標(x,y,z)の関数によって表すことができるので、式(9)は、下記の式(10)によって表すことができる。
Figure 2019118092
実施の形態では、DおよびDを固定値としているため、送受信アンテナが正対する場合に、f(θ,θ,x,y,z)=0が成立する。
送受信アンテナが正対する場合とは、例えば、長辺の長さがcであり、かつ、短辺の長さがDまたはDである長方形の頂点に、送信アンテナ105−1および105−2、並びに、受信アンテナ201−1および201−2が配置される場合である。他の基地局100と移動局200との位置関係では、下記の式(11)が成立する。
f(θ,θ,x,y,z)>0 (11)
従って、移動局200の位置に応じてストリーム間平均チャネル容量を最大化するには、移動局情報106から得られる移動局200の方位角θおよび座標(x,y,z)を式(11)に代入して、f(θ,θ,x,y,z)を最小化するθを求め、求めたθの値に、回転部104の回転角を設定すればよい。なお、f(θ,θ,x,y,z)が最小となる条件を解析する手法には、例えば、勾配法が用いられてよい。
以上のように、上述した実施の形態によれば、基地局100において、移動局200の移動方向を示す情報に基づいて、送信アンテナ105−1および105−2のセットの向きを、移動局200において移動方向を基準に対称に配置された受信アンテナ201−1および201−2のセットの向きに対して回転させる。
したがって、LOS−MIMOにおける送受信アンテナ間のチャネル容量が低下することを抑制できる。よって、例えば、地上局又は海上局に相当する基地局100と航空機(移動局200)との間のLOS−MIMO通信において、様々な方角へ飛行する航空機に対して安定した通信を提供できる。
<変形例>
送信アンテナ105−1および105−2の回転方法は、上述したように、回転体1041を回転させることによって、送信アンテナ105−1および105−2を物理的(又は機械的)に回転させる方法のほか、電子的に回転させる方法であってもよい。
例えば、受信アンテナ201−1および201−2に対する送信アンテナ105−1および105−2の向きを電子的に回転させる。例えば図12に示すように、半径D/2の円周上に、円中心に対して対称となるように送信アンテナペア(例えば、図12の送信アンテナ#1および#5のペア)を複数(例えば4ペア)配置する。
各送信アンテナペアを構成する2つの送信アンテナが、送信アンテナ105−1および105−2に対応し得る。例えば、送信アンテナ#1−#5のペア、送信アンテナ#2−#6のペア、送信アンテナ#3−#7のペア、および、送信アンテナ#4−#8のペアのそれぞれが、送信アンテナ105−1および105−2のペアに対応し得る。
送信アンテナ105−1および105−2を結ぶ線分のXY平面における垂直二等分線と、子午線の北方向と、のなす角を、方位角θdTで表す。θdT=θ、あるいはθdT≒θとなるように、送信アンテナペアを選択する。
あるいは、例えば、一定の時間間隔、かつ、一定の回転方向で、使用する(又は動作させる)送信アンテナペアを切り替える。例えば、送信アンテナ#1−#5のペア、送信アンテナ#2−#6のペア、送信アンテナ#3−#7のペア、および、送信アンテナ#4−#8のペアの順に、動作させるアンテナペアを時分割に選択して切り替える。
あるいは、式10のf(θ,θ,x,y,z)が最小となるθを求めて、θdTが求めたθに最も近くなるように送信アンテナペアを選択する。
上述のごとくアンテナ方向を電子的に回転させることで、アンテナ方向を物理的又は機械的に回転させる場合に比して、例えば、アンテナ方向の制御応答速度を高めることができる。そのため、例えば、移動局200の移動に応じたアンテナ方向制御の追従性能を高めることができ、基地局100と移動局200とのLOS−MIMO通信の安定化に資する。
アンテナ方向を電子的に回転させる場合、アンテナ数を増やすことで、回転角の分解能を高めることができる。一方、アンテナ方向を機械的に回転させる場合、電子的に回転させる場合よりも少ないアンテナ数で高い回転角の分解能を得やすい。したがって、アンテナ方向の回転に、電子的な回転及び機械的な回転のいずれを適用するかは、例えば、アンテナ数に応じて得られる回転角の分解能と、回転制御に用いる駆動回路又は機構のコストと、のトレードオフによって決定されてよい。
上述した変形例を含む実施の形態において、移動局200の「受信アンテナ」201−1および201−2は、それぞれ「送信アンテナ」に読み替えられてもよい。基地局100の「送信アンテナ」105−1および105−2は、それぞれ「受信アンテナ」に読み替えられてもよい。
別言すると、基地局100から移動局200への方向(ダウンリンク;DL)のLOS−MIMO伝送に着目した場合、基地局100のアンテナ105−1および105−2は、送信アンテナに該当し、移動局200のアンテナ201−1および201−2は、受信アンテナに該当する。
逆に、移動局200から基地局100への方向(アップリンク;UL)のLOS−MIMO伝送に着目した場合、移動局200のアンテナ201−1および201−2が、送信アンテナに該当し、基地局100のアンテナ105−1および105−2が、受信アンテナに該当する。
以上、図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。また、開示の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
上記各実施形態では、本開示はハードウェアを用いて構成する例にとって説明したが、本開示はハードウェアとの連携においてソフトウェアでも実現することも可能である。
また、上記各実施形態の説明に用いた各機能ブロックは、典型的には、入力端子および出力端子を有する集積回路であるLSI(Large Scale Integration)として実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部または全てを含むように1チップ化されてもよい。ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路または汎用プロセッサを用いて実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、LSI内部の回路セルの接続又は設定を再構成可能なリコンフィギュラブル プロセッサ(Reconfigurable Processor)を利用してもよい。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術により,LSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックを集積化してもよい。バイオ技術の適用等が可能性としてありえる。
<本開示のまとめ>
本開示における基地局は、対称軸を基準に対称に配置された第1のアンテナおよび第2のアンテナと、移動局の移動方向を示す情報に基づいて、前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナのセットの向きを、前記移動局において前記移動方向を基準に対称に配置された第3のアンテナおよび第4のアンテナのセットの向きに対して回転させるアンテナ回転機構と、を備える。
また、本開示における基地局において、前記アンテナ回転機構は、前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナのセットを、前記対称軸を回転軸に回転させる。
また、本開示における基地局において、前記アンテナ回転機構は、基準方位と前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナを結ぶ線分の水平面内における垂直二等分線とが成す第1方位角と、前記基準方位と前記水平面内における前記移動方向とが成す第2方位角と、の差分が最小化される回転角に、前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナのセットの回転角を設定する。
また、本開示における基地局において、前記アンテナ回転機構は、前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナのセットを、速度閾値以上の回転速度で回転させる。
また、本開示における基地局において、前記速度閾値は、前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナと、前記第3のアンテナおよび第4のアンテナと、の間の平均的なチャネル容量が、連続的に容量閾値以下となる時間に基づいて決定される。
また、本開示における基地局において、前記第1方位角と前記第2方位角との差分を最小化することは、180度−(第1位相差+第2位相差−第3位相差)を最小化することであり、前記第1位相差は、前記第1のアンテナから前記第3のアンテナへ向かう第1チャネルと、前記第2のアンテナから前記第3のアンテナへ向かう第2チャネルと、の間の位相差であり、前記第2位相差は、前記第1チャネルと、前記第1のアンテナから前記第4のアンテナへ向かう第3チャネルと、の間の位相差であり、前記第3位相差は、前記第1チャネルと、前記第2のアンテナから前記第4のアンテナへ向かう第4チャネルと、の間の位相差である。
また、本開示における基地局において、前記アンテナ回転機構は、前記対称軸を回転軸に回転する回転体を備え、前記回転体において、前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナを結ぶ線分の中心が前記回転軸に一致する位置に、前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナが設けられる。
また、本開示における基地局において、前記アンテナ回転機構は、前記対称軸を円中心に有する円の円周に沿って配置された複数のアンテナを有し、前記円周に沿って配置された複数のアンテナのうち、前記円の直径に対応する位置に配置された何れか2つのアンテナのペアを前記第1及び第2のアンテナのセットに選択して動作させる。
また、本開示における基地局において、前記第1及び第2のアンテナのセットの選択は、前記円の直径に対応する位置に配置された何れか2つのアンテナの異なるペアを時分割に選択することを含む。
また、本開示におけるアンテナ制御方法は、対称軸を基準に対称に配置された第1のアンテナ及び第2のアンテナを有する基地局において移動局の移動方向を示す情報を取得し、前記移動方向を示す情報に基づいて、前記基地局における前記第1のアンテナ及び第2のアンテナのセットの向きを、前記移動局において前記移動方向を基準に対称に配置された第3のアンテナ及び第4のアンテナのセットの向きに対して回転させる。
本開示は、無線通信システム、例えば、基地局と移動局との間においてLOS−MIMO伝送を行う移動通信システムに適用できる。
100 基地局
101 送信データ系列
102 ベースバンド処理部
103 無線部
104 回転部(アンテナ回転機構)
1041 回転体
1041a 回転軸
105−1,105−2 送信アンテナ
106 移動局情報
200 移動局
201−1,201−2 受信アンテナ

Claims (10)

  1. 対称軸を基準に対称に配置された第1のアンテナおよび第2のアンテナと、
    移動局の移動方向を示す情報に基づいて、前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナのセットの向きを、前記移動局において前記移動方向を基準に対称に配置された第3のアンテナおよび第4のアンテナのセットの向きに対して回転させるアンテナ回転機構と、
    を備えた、基地局。
  2. 前記アンテナ回転機構は、
    前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナのセットを、前記対称軸を回転軸に回転させる、
    請求項1に記載の基地局。
  3. 前記アンテナ回転機構は、
    基準方位と前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナを結ぶ線分の水平面内における垂直二等分線とが成す第1方位角と、前記基準方位と前記水平面内における前記移動方向とが成す第2方位角と、の差分が最小化される回転角に、前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナのセットの回転角を設定する、
    請求項2に記載の基地局。
  4. 前記アンテナ回転機構は、
    前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナのセットを、速度閾値以上の回転速度で回転させる、
    請求項1に記載の基地局。
  5. 前記速度閾値は、前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナと、前記第3のアンテナおよび第4のアンテナと、の間の平均的なチャネル容量が、連続的に容量閾値以下となる時間に基づいて決定される、
    請求項4に記載の基地局。
  6. 前記第1方位角と前記第2方位角との差分を最小化することは、
    180度−(第1位相差+第2位相差−第3位相差)を最小化することであり、
    前記第1位相差は、前記第1のアンテナから前記第3のアンテナへ向かう第1チャネルと、前記第2のアンテナから前記第3のアンテナへ向かう第2チャネルと、の間の位相差であり、
    前記第2位相差は、前記第1チャネルと、前記第1のアンテナから前記第4のアンテナへ向かう第3チャネルと、の間の位相差であり、
    前記第3位相差は、前記第1チャネルと、前記第2のアンテナから前記第4のアンテナへ向かう第4チャネルと、の間の位相差である、
    請求項3に記載の基地局。
  7. 前記アンテナ回転機構は、前記対称軸を回転軸に回転する回転体を備え、
    前記回転体において、前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナを結ぶ線分の中心が前記回転軸に一致する位置に、前記第1のアンテナ及び前記第2のアンテナが設けられた、
    請求項1に記載の基地局。
  8. 前記アンテナ回転機構は、
    前記対称軸を円中心に有する円の円周に沿って配置された複数のアンテナを有し、
    前記円周に沿って配置された複数のアンテナのうち、前記円の直径に対応する位置に配置された何れか2つのアンテナのペアを前記第1及び第2のアンテナのセットに選択して動作させる、
    請求項1に記載の基地局。
  9. 前記第1及び第2のアンテナのセットの選択は、前記円の直径に対応する位置に配置された何れか2つのアンテナの異なるペアを時分割に選択することを含む、
    請求項8に記載の基地局。
  10. 対称軸を基準に対称に配置された第1のアンテナ及び第2のアンテナを有する基地局において移動局の移動方向を示す情報を取得し、
    前記移動方向を示す情報に基づいて、前記基地局における前記第1のアンテナ及び第2のアンテナのセットの向きを、前記移動局において前記移動方向を基準に対称に配置された第3のアンテナ及び第4のアンテナのセットの向きに対して回転させる、
    アンテナ制御方法。
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