JP2019117694A - Vehicular lighting device, process of manufacture of vehicular lighting device and vehicular lighting unit - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、車両用照明装置、車両用照明装置の製造方法、および車両用灯具に関する。 An embodiment of the present invention relates to a vehicle lighting device, a method of manufacturing a vehicle lighting device, and a vehicle lamp.
ソケットと、ソケットの一方の端部に設けられた発光モジュールと、を備えた車両用照明装置がある。発光モジュールには、基板と、基板の一方の面に設けられた複数の発光素子と、複数の発光素子を囲む枠部と、枠部の内部に設けられ複数の発光素子を覆う封止部と、が設けられている。
また、所望の配光特性を得るために、封止部の上に液滴状の成形用樹脂を供給し、これを硬化させることで、封止部の上にレンズを設ける技術が提案されている。しかしながら、この様にすると、レンズの形状精度がばらつくため、所望の発光特性が得られなくなるおそれがある。
There is a vehicle lighting device including a socket and a light emitting module provided at one end of the socket. The light emitting module includes a substrate, a plurality of light emitting elements provided on one surface of the substrate, a frame portion surrounding the plurality of light emitting elements, and a sealing portion provided inside the frame portion and covering the plurality of light emitting elements , Is provided.
Moreover, in order to obtain a desired light distribution characteristic, a technique is proposed in which a lens is provided on the sealing portion by supplying a droplet-like molding resin onto the sealing portion and curing it. There is. However, in this case, since the shape accuracy of the lens varies, there is a possibility that the desired light emission characteristics can not be obtained.
また、予め成形されたレンズを封止部の上に接着する技術が提案されている。この様にすれば、高い形状精度を有するレンズを封止部の上に設けることができる。しかしながら、単に、レンズを封止部の上に接着すると、レンズを接着剤の上に載せた際に巻き込まれた空気がレンズと封止部との間に残り、配光特性が異なるものとなったり、レンズと封止部との間の接合力が弱くなったりするおそれがある。 In addition, a technique for bonding a pre-formed lens onto a sealing portion has been proposed. In this way, a lens having high shape accuracy can be provided on the sealing portion. However, if the lens is simply adhered onto the sealing portion, the air taken up when the lens is placed on the adhesive remains between the lens and the sealing portion, resulting in different light distribution characteristics. There is a possibility that the bonding strength between the lens and the sealing portion may be weakened.
また、レンズの光の入射面の周縁に複数の脚部を設け、これを基板上に供給された液滴状の樹脂に押し付けて、レンズと封止部を一体に形成する技術が提案されている。この様にすれば、余分な樹脂が脚部と脚部との間から排出されるので、レンズを液滴状の樹脂に載せた際に巻き込まれた空気を樹脂と共に排出することができる。ところが、この様にすると、樹脂の排出量が多くなり、レンズの光の入射面と封止部との間に隙間が生じ、配光特性が異なるものとなったり、レンズと封止部との間の接合力が弱くなったりするおそれがある。
そこで、レンズなどの光学要素と封止部との間の密着性を向上させることができる技術の開発が望まれていた。
In addition, a technique has been proposed in which a plurality of leg portions are provided on the periphery of the light incident surface of the lens and this is pressed against the liquid drop resin supplied on the substrate to integrally form the lens and the sealing portion. There is. In this way, since the excess resin is discharged from between the legs, the air entrained when the lens is placed on the droplet resin can be discharged together with the resin. However, in this case, the amount of discharge of the resin increases, and a gap is generated between the light incident surface of the lens and the sealing portion, resulting in different light distribution characteristics, or between the lens and the sealing portion. There is a possibility that the bonding strength between the two becomes weak.
Then, development of the technique which can improve the adhesiveness between optical elements, such as a lens, and a sealing part was desired.
本発明が解決しようとする課題は、光学要素と封止部との間の密着性を向上させることができる車両用照明装置、車両用照明装置の製造方法、および車両用灯具を提供することである。 Problem to be solved by the invention is providing the lighting device for vehicles which can improve the adhesiveness between an optical element and a sealing part, the manufacturing method of the lighting device for vehicles, and the lamp for vehicles. is there.
実施形態に係る車両用照明装置は、ソケットと;前記ソケットの一方の端部側に設けられた基板と;前記基板の前記ソケット側とは反対側の面に設けられた少なくとも1つの発光素子と;前記基板の前記ソケット側とは反対側の面に設けられ、前記発光素子を囲む枠部と;前記枠部の前記基板側とは反対側の端面を覆う光学要素と;前記枠部の内壁、前記光学要素、および前記基板により囲まれた空間に設けられた封止部と;を具備している。前記枠部は、前記枠部の前記基板側の面に設けられた複数の凸部、前記枠部の前記基板側の面に設けられ、前記枠部の内壁と外壁との間を貫通する複数の溝、および前記枠部の前記基板側の端部の近傍に設けられ、前記枠部の内壁と外壁との間を貫通する複数の孔、の少なくともいずれかを有する。 A vehicle lighting device according to an embodiment includes: a socket; a substrate provided on one end of the socket; and at least one light emitting element provided on a surface of the substrate opposite to the socket. A frame portion provided on the side opposite to the socket side of the substrate and surrounding the light emitting element; an optical element covering an end surface of the frame portion opposite to the substrate side; an inner wall of the frame portion And a sealing portion provided in a space surrounded by the optical element and the substrate. The frame portion is provided on a plurality of convex portions provided on the surface of the frame portion on the substrate side, a plurality of surfaces provided on the surface of the frame portion on the substrate side, and penetrating between the inner wall and the outer wall of the frame portion. And at least one of a plurality of holes provided in the vicinity of the end of the frame on the substrate side and penetrating between the inner wall and the outer wall of the frame.
本発明の実施形態によれば、光学要素と封止部との間の密着性を向上させることができる車両用照明装置、車両用照明装置の製造方法、および車両用灯具を提供することができる。 According to an embodiment of the present invention, it is possible to provide a vehicle lighting device, a method of manufacturing a vehicle lighting device, and a vehicle lamp capable of improving adhesion between an optical element and a sealing portion. .
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。 Hereinafter, embodiments will be illustrated with reference to the drawings. In the drawings, the same components are denoted by the same reference numerals and the detailed description will be appropriately omitted.
(車両用照明装置)
本実施の形態に係る車両用照明装置1は、例えば、自動車や鉄道車両などに設けることができる。自動車に設けられる車両用照明装置1としては、例えば、フロントコンビネーションライト(例えば、デイタイムランニングランプ(DRL:Daytime Running Lamp)、ポジションランプ、ターンシグナルランプなどが適宜組み合わされたもの)や、リアコンビネーションライト(例えば、ストップランプ、テールランプ、ターンシグナルランプ、バックランプ、フォグランプなどが適宜組み合わされたもの)などに用いられるものを例示することができる。ただし、車両用照明装置1の用途は、これらに限定されるわけではない。
(Lighting equipment for vehicles)
The
図1は、本実施の形態に係る車両用照明装置1を例示するための模式斜視図である。
図2(a)は、枠部25、封止部26、および光学要素27を例示するための模式断面図である。
図2(b)、(c)は、凸部25aを例示するための模式斜視図である。
図1および図2(a)に示すように、車両用照明装置1には、ソケット10、発光モジュール20、給電端子30が設けられている。
FIG. 1 is a schematic perspective view for illustrating a
FIG. 2A is a schematic cross-sectional view for illustrating the
FIG.2 (b), (c) is a model perspective view for illustrating the
As shown to FIG. 1 and FIG. 2 (a), the
ソケット10は、装着部11、バヨネット12、フランジ13、および放熱フィン14を有する。
装着部11は、フランジ13の、放熱フィン14が設けられる側とは反対側に設けられている。装着部11の外形形状は、柱状とすることができる。装着部11の外形形状は、例えば、円柱状とすることができる。装着部11は、フランジ13側とは反対側の端面に開口する凹部11aを有する。
The
The
また、凹部11aの側面には、基板21の角部を収納する複数の凹部11a1が設けられている。装着部11の周方向における凹部11a1の寸法(幅寸法)は、基板21の角部の寸法よりも僅かに大きくなっている。そのため、凹部11a1の内部に基板21の角部を挿入することで、基板21の位置決めができるようになっている。
また、凹部11a1を設けるようにすれば、基板21の平面形状を大きくすることができる。そのため、基板21上に実装する素子の数を増加させることができる。あるいは、装着部11の外形寸法を小さくすることができるので、装着部11の小型化、ひいては車両用照明装置1の小型化を図ることができる。
Further, on the side surface of the
Further, by providing the recess 11a1, the planar shape of the
バヨネット12は、装着部11の外側面に複数設けられている。複数のバヨネット12は、車両用照明装置1の外側に向けて突出している。複数のバヨネット12は、フランジ13と対峙している。複数のバヨネット12は、車両用照明装置1を車両用灯具100の筐体101に取り付ける際に用いられる。複数のバヨネット12は、ツイストロックに用いられるものである。
A plurality of
フランジ13は、板状を呈している。フランジ13は、例えば、円板状を呈したものとすることができる。フランジ13の外側面は、バヨネット12の外側面よりも車両用照明装置1の外方に設けられている。
The
放熱フィン14は、フランジ13の、装着部11が設けられる側とは反対側の面に複数設けられている。複数の放熱フィン14は、互いに平行となるように設けることができる。複数の放熱フィン14は、板状を呈したものとすることができる。
A plurality of
また、ソケット10には、コネクタホルダ10aが設けられている。コネクタホルダ10aは筒状を呈し、シール部材105aを有するコネクタ105がコネクタホルダ10aの内部に挿入される。そのため、コネクタホルダ10aの孔の断面形状は、シール部材105aを有するコネクタ105の断面形状に適合したものとなっている。
The
発光モジュール20において発生した熱は、主に、装着部11およびフランジ13を介して放熱フィン14に伝わる。放熱フィン14に伝わった熱は、主に、放熱フィン14から外部に放出される。
そのため、発光モジュール20において発生した熱を外部に伝えることを考慮して、ソケット10は高い熱伝導率を有する材料から形成することが好ましい。高い熱伝導率を有する材料は、例えば、高熱伝導性樹脂などとすることができる。高熱伝導性樹脂は、例えば、PET(Polyethylene terephthalate)やナイロン(Nylon)等の樹脂に、無機材料を用いたフィラーを混合させたものである。無機材料は、例えば、酸化アルミニウムなどのセラミックスや炭素などとすることができる。高熱伝導性樹脂を用いてソケット10を形成すれば、発光モジュール20において発生した熱を効率よく放熱することができ、且つ、軽量化を図ることができる。
The heat generated in the
Therefore, in consideration of transferring the heat generated in the
発光モジュール20(基板21)は、ソケット10の一方の端部側に設けられている。 発光モジュール20は、基板21、発光素子22、抵抗23、制御素子24、枠部25、封止部26、および光学要素27を有する。
基板21は、板状を呈している。基板21の平面形状は、例えば、四角形とすることができる。基板21の材料や構造には特に限定はない。例えば、基板21は、セラミックス(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなど)などの無機材料、紙フェノールやガラスエポキシなどの有機材料などから形成することができる。また、基板21は、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したものであってもよい。なお、金属板の表面を絶縁性材料で被覆する場合には、絶縁性材料は、有機材料からなるものであってもよいし、無機材料からなるものであってもよい。発光素子22の発熱量が多い場合には、放熱の観点から熱伝導率の高い材料を用いて基板21を形成することが好ましい。熱伝導率の高い材料としては、例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどのセラミックス、高熱伝導性樹脂、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したものなどを例示することができる。また、基板21は、単層であってもよいし、多層であってもよい。
The light emitting module 20 (substrate 21) is provided on one end side of the
The
また、基板21の表面には、配線パターン21aが設けられている。配線パターン21aは、例えば、銀を主成分とする材料から形成することができる。配線パターン21aは、例えば、銀や銀合金から形成することができる。ただし、配線パターン21aの材料は、銀を主成分とする材料に限定されるわけではない。配線パターン21aは、例えば、銅を主成分とする材料などから形成することもできる。
Further, on the surface of the
図2に示すように、少なくとも1つの発光素子22が、基板21の、ソケット10側とは反対側の面に設けられている。発光素子22は、基板21の上に設けられている。発光素子22は、基板21の表面に設けられた配線パターン21aと電気的に接続されている。発光素子22は、例えば、発光ダイオード、有機発光ダイオード、レーザダイオードなどとすることができる。
As shown in FIG. 2, at least one
以下においては、複数の発光素子22が設けられる場合を例示する。複数の発光素子22は、互いに直列接続することができる。また、複数の発光素子22は、抵抗23と直列接続されている。
発光素子22は、チップ状の発光素子とすることができる。チップ状の発光素子22は、COB(Chip On Board)により実装されている。この様にすれば、狭い領域に多くの発光素子22を設けることができる。そのため、発光モジュール20の小型化、ひいては車両用照明装置1の小型化を図ることができる。発光素子22は、配線21bにより配線パターン21aと電気的に接続されている。発光素子22と配線パターン21aとは、例えば、ワイヤーボンディング法により電気的に接続することができる。
Hereinafter, the case where a plurality of
The
発光素子22の光の出射面は、車両用照明装置1の正面側に向けられている。発光素子22は、主に、車両用照明装置1の正面側に向けて光を出射する。
発光素子22の数、大きさ、配置などは、例示をしたものに限定されるわけではなく、車両用照明装置1の大きさや用途などに応じて適宜変更することができる。
The light emission surface of the
The number, the size, the arrangement, and the like of the
抵抗23は、基板21の、ソケット10側とは反対側の面に設けられている。抵抗23は、基板21の上に設けられている。抵抗23は、基板21の表面に設けられた配線パターン21aと電気的に接続されている。抵抗23は、例えば、表面実装型の抵抗器、リード線を有する抵抗器(酸化金属皮膜抵抗器)、スクリーン印刷法などを用いて形成された膜状の抵抗器などとすることができる。なお、図1に例示をした抵抗23は、膜状の抵抗器である。
The
膜状の抵抗器の材料は、例えば、酸化ルテニウム(RuO2)とすることができる。膜状の抵抗器は、例えば、スクリーン印刷法および焼成法を用いて形成することができる。抵抗23が膜状の抵抗器であれば、抵抗23と基板21との接触面積を大きくすることができるので、放熱性を向上させることができる。また、複数の抵抗23を一度に形成することができる。そのため、生産性を向上させることができ、また、複数の抵抗23における抵抗値のばらつきを抑制することができる。
The material of the film resistor can be, for example, ruthenium oxide (RuO 2 ). The film resistor can be formed, for example, using a screen printing method and a firing method. If the
ここで、発光素子22の順方向電圧特性には、ばらつきがあるので、アノード端子とグランド端子との間の印加電圧を一定にすると、発光素子22から照射される光の明るさ(光束、輝度、光度、照度)にばらつきが生じる。そのため、発光素子22から照射される光の明るさが所定の範囲内に収まるように、抵抗23により、発光素子22に流れる電流の値が所定の範囲内となるようにする。この場合、抵抗23の抵抗値を変化させることで、発光素子22に流れる電流の値が所定の範囲内となるようにする。
Here, since the forward voltage characteristics of the
抵抗23が膜状の抵抗器の場合には、抵抗23の一部を除去すれば、抵抗値を増加させることができる。例えば、抵抗23にレーザ光を照射すれば抵抗23の一部を容易に除去することができる。抵抗23が表面実装型の抵抗器やリード線を有する抵抗器などの場合には、発光素子22の順方向電圧特性に応じて適切な抵抗値を有する抵抗23を選択する。抵抗23の数、大きさ、配置などは、例示をしたものに限定されるわけではなく、発光素子22の数や仕様などに応じて適宜変更することができる。
When the
制御素子24は、基板21の、ソケット10側とは反対側の面に設けられている。制御素子24は、基板21の上に設けられている。制御素子24は、基板21の表面に設けられた配線パターン21aと電気的に接続されている。制御素子24は、逆方向電圧が発光素子22に印加されないようにするため、および、逆方向からのパルスノイズが発光素子22に印加されないようにするために設けられている。
制御素子24は、例えば、ダイオードとすることができる。制御素子24は、例えば、表面実装型のダイオードや、リード線を有するダイオードなどとすることができる。図1に例示をした制御素子24は、表面実装型のダイオードである。
The control element 24 is provided on the surface of the
The control element 24 can be, for example, a diode. The control element 24 can be, for example, a surface mount diode or a diode having a lead. The control element 24 illustrated in FIG. 1 is a surface mounted diode.
その他、発光素子22の断線の検出や、誤点灯防止などのために、プルダウン抵抗を設けることもできる。また、配線パターン21aや膜状の抵抗器などを覆う被覆部を設けることもできる。被覆部は、例えば、ガラス材料を含むものとすることができる。
In addition, a pull-down resistor can be provided to detect disconnection of the
枠部25は、基板21の、ソケット10側とは反対側の面に設けられている。枠部25は、基板21の上に設けられている。枠部25は、基板21に接着されている。例えば、枠部25と基板21との間に設けられた封止部26の一部が硬化することで、枠部25が基板21に接着されるようにすることができる。
The
枠部25は、複数の発光素子22を囲んでいる。例えば、枠部25は、環状形状を有し、その内側に複数の発光素子22が配置されている。枠部25は、樹脂から形成することができる。樹脂は、例えば、PBT(polybutylene terephthalate)、PC(polycarbonate)、PET、ナイロン、PP(polypropylene)、PE(polyethylene)、PS(polystyrene)などの熱可塑性樹脂とすることができる。
The
また、樹脂に酸化チタンなどの粒子を混合して、複数の発光素子22から出射した光に対する反射率を向上させることができる。なお、酸化チタンの粒子に限定されるわけではなく、複数の発光素子22から出射した光に対する反射率が高い材料からなる粒子を混合させればよい。また、枠部25は、例えば、白色の樹脂から形成することもできる。
In addition, particles of titanium oxide or the like can be mixed with the resin to improve the reflectance for light emitted from the plurality of
枠部25の内壁は、基板21から離れるに従い枠部25の中心軸から離れる方向に傾斜する傾斜面とすることができる。枠部25の内壁が傾斜面となっていれば、複数の発光素子22から出射した光の一部は、枠部25の内壁で反射されて、車両用照明装置1の正面側に向けて出射される。すなわち、枠部25は、封止部26の形成範囲を規定する機能と、リフレクタの機能とを有することができる。
なお、光学要素27により所望の配光特性などが得られる場合には、枠部25の内壁を傾斜面とする必要はない。この場合、枠部25の内壁は、例えば、基板21の面に垂直な面とすることができる。
The inner wall of the
When a desired light distribution characteristic or the like can be obtained by the
また、図2(a)〜(c)に示すように、枠部25の基板21側の面には複数の凸部25aを設けることができる。複数の凸部25aは、例えば、等間隔に設けることができる。複数の凸部25a同士の間には封止部26の一部が設けられるようにすることができる。
ここで、複数の凸部25aの作用および効果について説明する。
Further, as shown in FIGS. 2A to 2C, a plurality of
Here, the operation and effects of the plurality of
図3(a)、(b)は、比較例に係る枠部125および光学要素27を例示するための模式断面図である。
図3(a)、(b)に示すように、枠部125には複数の凸部25aが設けられていない。
枠部125を基板21に接着する際には、例えば、基板21の、複数の発光素子22が設けられた領域を囲む様に接着剤28を塗布し、塗布された接着剤28に枠部125を押し付ける。そして、枠部25の頂面に接着剤28を塗布し、枠部25の内側に封止部26となる樹脂126を供給する。この場合、枠部25の寸法、および樹脂126の供給量がばらつくので、図3(a)に示すように、供給された樹脂126の頂部が枠部25の頂面よりも高い位置に設けられる場合がある。すなわち、枠部25の内側の体積よりも供給された樹脂126の体積が大きくなる場合がある。この様な場合に、光学要素27を樹脂126に押し付けると、樹脂126を介して、発光素子22および配線21bに力が作用する。そのため、配線21bが断線したり、発光素子22および配線21bが配線パターン21aから剥がれたりするおそれがある。
FIGS. 3A and 3B are schematic cross-sectional views for illustrating the
As shown in FIGS. 3A and 3B, the
When bonding the
また、図3(b)に示すように、供給された樹脂126の頂部が枠部25の頂面よりも低い位置に設けられる場合いがある。すなわち、枠部25の内側の体積よりも供給された樹脂126の体積が小さくなる場合がある。この様な場合に、光学要素27を樹脂126に押し付けると、光学要素27と樹脂126との間に隙間が生じる。そのため、所望の配光特性などが得られなくなったり、光学要素27と封止部26との間の接合強度が弱くなったりするおそれがある。
Further, as shown in FIG. 3B, the top of the supplied
本実施の形態に係る枠部25には複数の凸部25aが設けられているので、枠部25の内側に樹脂126を供給すると、複数の凸部25a同士の間から枠部25の外部に樹脂126を流出させることができる。そのため、光学要素27を樹脂126に押し付けた際に余分な樹脂126を排出することができるので、樹脂126を多めに供給しても発光素子22および配線21bに力が作用するのを抑制することができる。また、樹脂126を多めに供給することができれば、光学要素27と封止部26との間の密着性を向上させることができる。また、枠部25の外部に流出した樹脂126が枠部25の外壁に付着することでフィレット26aが形成される。すなわち、枠部25の外壁の基板21の近傍には、封止部26の一部が付着している。この場合、枠部25の外壁に付着した封止部26の一部(フィレット26a)は、枠部25の外壁から離れるに従い高さが低くなる。フィレット26aが形成されていれば、枠部25と基板21との間の接合強度を向上させることができる。また、樹脂126が硬化して封止部26が形成される際に、枠部25が基板21に接着される。そのため、基板21に接着剤28を塗布する工程を省略することができる。
Since the
ここで、樹脂126の流出量が多くなりすぎると、光学要素27と封止部26との間に隙間が生じるおそれがある。この場合、樹脂126の粘度に応じて、複数の凸部25aの間隔、数、高さなどを変更することで、樹脂126の流出量を制御することができる。樹脂126の流出量と、複数の凸部25aに関する条件との関係は、実験やシミュレーションを行うことで決定することができる。本発明者の得た知見によれば、複数の凸部25aの高さは、発光素子22の高さよりも低くすることが好ましい。この様にすれば、樹脂126の流出量を制御するのが容易となる。また、複数の凸部25aを設けることで枠部25の内壁に開口する孔の位置が、発光素子22の上面(光の出射面)よりも低くなるので、枠部25のリフレクタとしての機能が低下するのを抑制することができる。
Here, when the outflow amount of the
複数の凸部25aの形状には特に限定がない。例えば、複数の凸部25aは、図2(b)に示すようにドーム状の突起とすることもできるし、図2(c)に示すように角柱状の突起などとすることもできる。なお、複数の凸部25aの形状は例示をしたものに限定されるわけではない。
また、複数の凸部25aを例示したが、枠部25の基板21側の面に、枠部25の内壁と外壁との間を貫通する複数の溝を設けることもできる。また、枠部25の基板21側の端部の近傍に、枠部25の内壁と外壁との間を貫通する複数の孔を設けることができる。複数の溝および複数の孔は、等間隔に設けることができる。複数の溝の内部には封止部26の一部が設けられるようにすることができる。複数の孔の内部には封止部26の一部が設けられるようにすることができる。この場合、複数の溝の上端の位置、および複数の孔の上端の位置は、発光素子22の上面(光の出射面)の位置よりも低くすることが好ましい。この様にすれば、樹脂126の流出量を制御するのが容易となる。また、枠部25のリフレクタとしての機能が低下することを抑制することができる。
There is no limitation in particular in the shape of a plurality of
In addition, although the plurality of
図2(a)に示すように、封止部26は、枠部25の内壁、光学要素27、および基板21により囲まれた空間に設けられている。封止部26は、複数の発光素子22および配線21bを覆っている。封止部26は、複数の発光素子22および配線21bを保護する機能を有することができる。また、封止部26は、光学要素27と枠部25を固定(接着)する機能をさらに有することができる。封止部26は、透光性を有する材料から形成されている。封止部26は、例えば、シリコーン樹脂などから形成することができる。
封止部26は、例えば、基板21の上に樹脂を供給し、樹脂に枠部25を押し付け、さらに樹脂に光学要素27を押し付けることで形成することができる。また、封止部26は、例えば、枠部25の内側に樹脂を充填し、樹脂に光学要素27を押し付けることで形成することができる。また、後述するように、光学要素27に孔27a(第1の孔の一例に相当する)が設けられる場合がある。この様な場合には、封止部26は、例えば、孔27aを介して枠部25の内側に樹脂を充填することで形成することができる。なお、封止部26の形成に関する詳細は後述する。
As shown in FIG. 2A, the sealing
The sealing
図1および図2(a)に示すように、光学要素27は、複数の発光素子22の光の出射側に設けられている。光学要素27は、枠部25の、基板21側とは反対側の開口を塞ぐように設けることができる。光学要素27は、枠部25の基板21側とは反対側の端面を覆っている。光学要素27は、枠部25の頂面(基板21側とは反対側の面)に接着層を介して設けることができる。例えば、枠部25の頂面に接着剤28を塗布し、接着剤28に光学要素27を押し付けることで、光学要素27を枠部25の頂面に接着することができる。なお、光学要素27と枠部25との間に設けられた封止部26の一部が硬化することで、光学要素27を枠部25の頂面に接着することもできる。
また、光学要素27の光の入射面27dと、封止部26の上面は密着している。この場合、光学要素27は、封止部26と接着することもできる。
As shown to FIG. 1 and FIG. 2 (a), the
Further, the
光学要素27の出射面27cは、凸状の曲面(ドーム状の曲面)とすることができる。出射面27cが凸状の曲面となっていれば、凸レンズの機能を有する光学要素27とすることができる。また、出射面27cは、凹状の曲面とすることもできる。出射面27cが凹状の曲面となっていれば、凹レンズの機能を有する光学要素27とすることができる。出射面27cが凸状または凹状の曲面であれば、出射面27cの形状により配光分布を制御することができる。
また、出射面27cは、平坦な面とすることもできる。そして、出射面27cに凹凸や溝などを設けて、配光特性などを制御することもできる。
また、光学要素27の光の出射側には、レンズや導光体などの他の光学要素をさらに設けることができる。
The
The
In addition, on the light emission side of the
図1に示すように、給電端子30は、複数設けられている。複数の給電端子30は、ソケット10の内部に設けられている。複数の給電端子30は、棒状体とすることができる。複数の給電端子30は、凹部11aの底面から突出している。複数の給電端子30は、所定の方向に並べて設けることができる。複数の給電端子30の発光モジュール20側の端部は、基板21に設けられた配線パターン21aと電気的および機械的に接続されている。すなわち、複数の給電端子30の一方の端部は、配線パターン21aと半田付けされている。複数の給電端子30の放熱フィン14側の端部は、コネクタホルダ10aの内部に露出している。コネクタホルダ10aの内部に露出する複数の給電端子30には、コネクタ105が嵌め合わされる。複数の給電端子30は、導電性を有する。複数の給電端子30は、例えば、銅合金などの金属から形成することができる。なお、給電端子30の数、形状、配置、材料などは例示をしたものに限定されるわけではなく、適宜変更することができる。
As shown in FIG. 1, a plurality of
前述したように、ソケット10は熱伝導率の高い材料から形成することが好ましい。ところが、熱伝導率の高い材料は導電性を有している場合がある。例えば、炭素からなるフィラーを含む高熱伝導性樹脂などは、導電性を有している。そのため、導電性を有するソケット10の場合には、複数の給電端子30と、ソケット10との間に絶縁部を設けることができる。また、絶縁部は、複数の給電端子30を保持する機能をも有することができる。なお、ソケット10が絶縁性を有する高熱伝導性樹脂(例えば、セラミックスからなるフィラーを含む高熱伝導性樹脂など)から形成される場合には、絶縁部を省くことができる。この場合、ソケット10が複数の給電端子30を保持する。
As mentioned above, the
絶縁部は、絶縁性を有する樹脂から形成することができる。絶縁部は、例えば、PETやナイロンなどから形成することができる。絶縁部は、例えば、ソケット10に設けられた孔の内部に圧入したり、孔の内部に接着したり、孔の内部に溶着したりすることができる。
The insulating portion can be formed of an insulating resin. The insulating portion can be formed of, for example, PET or nylon. For example, the insulating portion can be press-fit into the inside of the hole provided in the
その他、発光モジュール20(基板21)と、ソケット10との間に伝熱部を設けることもできる。
車両用照明装置1の点灯時においては、発光素子22、抵抗23、制御素子24などが発熱し、さらに点灯と消灯が繰り返されることで発熱と冷却が繰り返される。そのため、発光モジュール20において発生した熱の放出が充分でないと、発光素子22の温度が高くなり、発光素子22の寿命が短くなったり、発光素子22の機能が低下したりするおそれがある。また、発熱と冷却が繰り返されると、封止部26に熱膨張と収縮が繰り返し発生し、発光素子22や配線21bに過大な応力が加わって不点灯となるおそれがある。
発光モジュール20(基板21)と、ソケット10との間に伝熱部を設ければ、発光モジュール20において発生した熱をソケット10に効率よく伝えることができる。発光モジュール20において発生した熱がソケット10に伝わり易くなれば、封止部26などにおける熱勾配を緩和させることができる。
伝熱部は、例えば、板状を呈し、アルミニウムやアルミニウム合金などの金属から形成することができる。
In addition, a heat transfer part can be provided between the light emitting module 20 (substrate 21) and the
At the time of lighting of the
By providing a heat transfer portion between the light emitting module 20 (substrate 21) and the
The heat transfer portion has, for example, a plate shape, and can be formed of a metal such as aluminum or an aluminum alloy.
図4(a)〜(c)は、他の実施形態に係る枠部35、および光学要素37を例示するための模式断面図である。
図4(a)に示すように、枠部35は、基板21の、ソケット10側とは反対側の面に設けられている。枠部35は、基板21の上に設けられている。枠部35は、基板21に接着されている。例えば、枠部35と基板21との間に設けられた封止部26の一部が硬化することで、枠部35が基板21に接着されるようにすることができる。枠部35は、複数の発光素子22を囲んでいる。例えば、枠部35は、環状形状を有し、その内側に複数の発光素子22が配置されている。枠部35の材料は、枠部25の材料と同様とすることができる。枠部35の内壁は、基板21の面に垂直な面とすることができる。
FIGS. 4A to 4C are schematic cross-sectional views for illustrating the
As shown in FIG. 4A, the
図4(a)、(b)に示すように、枠部35の内壁には凹部35aを設けることができる。凹部35aの内部には脚部38の凸部38aが設けられる。そのため、光学要素37が枠部35から脱離するのを抑制することができる。この場合、光学要素37の光の入射面27dの周縁近傍と枠部35の頂面とを接着する必要はない。ただし、これらを接着すれば、接合強度をさらに向上させることができる。
As shown in FIGS. 4A and 4B, a
図4(b)に示すように、凹部35aは内壁に沿って中心軸27b周りに延びる溝とすることもできるし、凸部38aに対応した位置に設けられた複数の凹部とすることもできる。溝状の凹部35aとすれば、光学要素37を枠部35に装着するのが容易となる。
なお、光学要素37の光の入射面27dは封止部26と密着している。そのため、光学要素37が中心軸27b周りに動くのを抑制することができる。
また、枠部35に凸部が設けられ、脚部38に凹部が設けられるようにしてもよい。
図4(a)、(b)に示すように、枠部35の基板21側の面には、前述した複数の凸部25aを設けることができる。
As shown in FIG. 4 (b), the
The
Alternatively, the
As shown in FIGS. 4A and 4B, the plurality of
図4(a)に示すように、光学要素37は、前述した光学要素27にさらに脚部38と孔27aを加えたものである。
脚部38の一方の端部は、光学要素27の光の入射面27dに接続されている。脚部38の他方の端部の近傍には、外側に向けて突出する凸部38aが設けられている。脚部38は環状を呈するものであってもよいし、柱状を呈する複数の脚部38であってもよい。環状を呈する脚部38aとすれば脚部38aの剛性を向上させることができる。環状を呈する脚部38aの場合には、脚部38aの外側面に沿って中心軸27b周りに延びる凸部38aとすることもできるし、凹部35aに対応した位置に設けられた複数の凸部38aとすることもできる。柱状を呈する複数の脚部38とすれば、複数の脚部38が有する弾性力を利用して、凸部38aが凹部35aに密着するようにすることができる。なお、環状を呈する脚部38aの場合にも、環状を呈する脚部38aに複数のスリットを設ければ、脚部38が有する弾性力を利用して、凸部38aが凹部35aに密着するようにすることができる。
脚部38の材料は、光学要素27の材料と同じとすることもできるし、異なるものとすることもできる。脚部38の材料が光学要素27の材料と異なる場合には、二色成形法などにより光学要素37を形成することができる。
As shown in FIG. 4A, the
One end of the
The material of the
孔27aの一方の端部は光学要素37の外面(出射面27c)に開口し、他方の端部は光学要素37の封止部26が設けられる空間側の面(入射面27d)に開口している。すなわち、孔27aは、外部の空間と、光学要素27、枠部25、および基板21により囲まれた空間と、の間を繋いでいる。
One end of the
図4(a)に示すように、孔27aの内部には封止部26の一部が設けられている。前述したように、封止部26は、透光性を有する材料から形成されている。そのため、孔27aの内部に設けられた封止部26は、光学要素27の一部として機能することができる。ただし、単に、孔27aを設けると、所望の配光特性などが得られなくなるおそれがある。本発明者の得た知見によれば、孔27aが光学要素27の中心軸27bを含んでいれば、所望の配光特性などを得るのが容易となる。この場合、孔27aの中心軸が光学要素27の中心軸27bと重なるようにすることが好ましい。
As shown to Fig.4 (a), a part of sealing
配光特性などに及ぼす影響を考慮すると、孔27aの断面寸法(孔27aの中心軸に直交する方向における断面の寸法)はなるべく小さくすることが好ましい。また、封止部26を形成する際に用いられる樹脂の流動性(例えば、シリコーン樹脂の流動性)を考慮すると、孔27aの断面寸法はある程度大きくすることが好ましい。孔27aの断面寸法は、例えば、0.1mm以上、3.0mm以下とすることが好ましい。
In consideration of the influence on the light distribution characteristics etc., it is preferable to make the cross-sectional dimension of the
孔27aの数には特に限定はないが、配光特性などに及ぼす影響を考慮すると、孔27aの数は少ない方が好ましい。孔27aの数は、例えば、1つとすることができる。
孔27aの断面形状(孔27aの中心軸に直交する方向における断面の形状)には特に限定はないが、形成のし易さなどを考慮すると円形とすることが好ましい。
Although the number of the
There is no particular limitation on the cross-sectional shape of the
光学要素27に孔27aが設けられていれば、樹脂126の一部を孔27aの内部に逃がすことができる。そのため、光学要素37を樹脂126に押し付けた際に樹脂126を介して発光素子22および配線21bに力が作用するのを抑制することができる。そのため、配線21bが断線したり、発光素子22および配線21bが配線パターン21aから剥がれたりするのを抑制することができる。
また、供給する樹脂126を多めにしても、発光素子22および配線21bに力が作用するのを抑制することができるので、光学要素27と樹脂126との間に隙間が生じるのを抑制することができる。そのため、所望の配光特性などを得ることができる。また、光学要素27と封止部26との間の密着性や接合強度を向上させることができる。
また、孔27aの一方の開口は、光学要素37の外面に設けられている。すなわち、孔27aの一方の開口は、光学要素37の光の入射面27dよりも高い位置に設けられている。そのため、光学要素37を樹脂126に押し付けた際に空気が巻き込まれたとしても、巻き込まれた空気が孔27aを介して排出されやすくなる。
また、後述するように、孔27aを介して、光学要素27、枠部25、および基板21により囲まれた空間に樹脂126を供給することができる。孔27aを介して樹脂126を供給するようにすれば、樹脂126に光学要素37を押し付ける場合に比べて、発光素子22および配線21bに作用する力を小さくすることができる。
また、孔27aを介して樹脂126を供給するようにすれば、段階的に樹脂126を供給することができるので、枠部25の寸法、および孔27aの寸法がばらついたとしても、適切な量の樹脂126を供給するのが容易となる。
If the
In addition, even if
Also, one opening of the
Further, as described later, the
In addition, if the
図5は、他の実施形態に係る光学要素47を例示するための模式断面図である。
図5に示すように、光学要素47は、前述した光学要素27にさらに凸部48と孔27aを加えたものである。凸部48は、光学要素27の光の入射面27dの周縁近傍に設けられている。凸部48は、入射面27dから突出している。凸部48は環状を呈するものであってもよいし、柱状を呈する複数の凸部48であってもよい。凸部48は、枠部35の頂面に設けられた凹部35cの内部に設けられる。この場合、凸部48は凹部35cに圧入するようにしてもよいし、凹部35cに接着するようにしてもよい。この様にすれば、光学要素47が枠部35から脱離するのを抑制することができる。なお、光学要素27の光の入射面27dの周縁近傍と枠部35の頂面とを接着する必要はない。ただし、これらを接着すれば、接合強度をさらに向上させることができる。
なお、光学要素27の光の入射面27dの周縁近傍に凹部を設け、枠部35の頂面に凸部を設けることもできる。ただし、光学要素27の配光特性などに与える影響を考慮すると、光学要素27の光の入射面27dの周縁近傍に凸部を設け、枠部35の頂面に凹部を設けることが好ましい。
以上に説明したように、脚部38や凸部48を設ければ、光学要素は、枠部に機械的に保持可能とすることができる。
FIG. 5 is a schematic cross-sectional view for illustrating an
As shown in FIG. 5, the
A recess may be provided in the vicinity of the periphery of the
As described above, when the
図6および図7は、他の実施形態に係る光学要素57を例示するための模式断面図である。
図6および図7に示すように、光学要素57は、前述した光学要素27にさらにフランジ58を加えたものである。ただし、孔27aは設けられていない。フランジ58は、光学要素27の枠部35側の端部に設けられている。フランジ58は、環状を呈し、光学要素27の枠部35側の端部を囲んでいる。フランジ58には、厚み方向を貫通する孔58a(第2の孔の一例に相当する)が設けられている。孔58aの一方の端部は、フランジ58の外面に開口している。孔58aの他方の端部は、フランジ58の封止部26が設けられる空間側の面に開口している。すなわち、孔58aは、外部の空間と、光学要素57、枠部25、35、および基板21により囲まれた空間と、の間を繋いでいる。孔58aはフランジ58に設けられているので、光学要素27の配光特性などに与える影響が極めて少なくなる。そのため、孔58aの数、配置、大きさなどは適宜決定することができる。孔58aの内部には封止部26の一部が設けられている。そのため、光学要素57と封止部26との間の接合強度を向上させることができる。なお、フランジ58と枠部25、35の頂面とを接着する必要はない。ただし、これらを接着すれば、光学要素57と枠部25、35との間の接合強度を向上させることができる。
6 and 7 are schematic cross-sectional views for illustrating an
As shown in FIGS. 6 and 7, the
また、孔58aは、前述した孔27aと同様の作用および効果を有する。
フランジ58の材料は、光学要素27の材料と同じとすることもできるし、異なるものとすることもできる。フランジ58の材料が光学要素27の材料と異なる場合には、二色成形法などにより光学要素57を形成することができる。
Also, the
The material of the
図6に示すように、枠部25の頂面および内壁に開口する凹部25dを設けることができる。凹部25dが設けられていれば、孔58aを介して供給された樹脂126が、枠部25の内側に供給されやすくなる。また、枠部25の基板21側の面には、前述した複数の凸部25aを設けることができる。
As shown in FIG. 6, the recessed
図7に示すように、孔58aの壁面には凹部58a1を設けることができる。凹部58a1が設けられていれば、光学要素57と封止部26との間の接合強度をさらに向上させることができる。
また、枠部35の内壁に凹部35dを設けることもできる。凹部35dが設けられていれば、枠部35と封止部26との間の接合強度をさらに向上させることができる。
すなわち、枠部35の内壁および孔58aの壁面の少なくともいずれかには凹部が設けられ、凹部の内部には、封止部26の一部が設けられるようにすることができる。
なお、図4に例示をしたものの場合にも同様とすることができる。
すなわち、枠部25の内壁および孔27aの壁面の少なくともいずれかには凹部が設けられ、凹部の内部には、封止部26の一部が設けられるようにすることができる。
なお、孔27a、58aの壁面に凸部を設けることもできる。また、枠部25、35の内壁に凸部を設けることもできる。
また、前述した脚部38や凸部48を設け、光学要素57が、枠部に機械的に保持可能とすることができる。
As shown in FIG. 7, a recess 58a1 can be provided on the wall surface of the
The
That is, a recess may be provided in at least one of the inner wall of the
The same applies to the case illustrated in FIG.
That is, a recess may be provided in at least one of the inner wall of the
In addition, a convex part can also be provided in the wall surface of
Further, the
以上は、光学要素を枠部に接合する場合であるが、光学要素は枠部と一体に設けることもできる。
図8(a)、(b)は、光学要素と枠部とを一体に設ける場合を例示するための模式断面図である。
図8(a)、(b)に示すように、光学要素27と枠部35とを一体に設けることができる。この場合、二色成形法などを用いて、光学要素27と枠部35とを一体に成形することができる。
The above is the case where the optical element is bonded to the frame, but the optical element can be provided integrally with the frame.
FIGS. 8A and 8B are schematic cross-sectional views for illustrating the case where the optical element and the frame are integrally provided.
As shown to FIG. 8 (a), (b), the
(車両用照明装置の製造方法)
次に、本実施の形態に係る車両用照明装置の製造方法について例示する。
まず、発光モジュール20を作成する。例えば、基板21の上に、発光素子22、抵抗23、および制御素子24などを順次実装する。
続いて、枠部25、35、封止部26、および光学要素27、37、47、57を順次設ける。
(Method of manufacturing lighting device for vehicle)
Next, a method of manufacturing the vehicle lighting device according to the present embodiment will be illustrated.
First, the
Subsequently, the
図2に例示をしたものの場合には、例えば、基板21の上に、封止部26となる樹脂126を供給する。その後、複数の凸部25aが設けられた枠部25を樹脂126に押し付けて、枠部25の内側を樹脂126で覆うとともに、複数の凸部25a同士の間から枠部25の外部に樹脂126を流出させる。その後、枠部25の頂面に光学要素27を設ける。光学要素27は枠部25の頂面に接着することができる。
In the case illustrated in FIG. 2, for example, the
図4および図5に例示をしたものの場合には、例えば、基板21の上に、封止部26となる樹脂126を供給する。その後、複数の凸部25aが設けられた枠部35を樹脂126に押し付けて、枠部35の内側を樹脂126で覆うとともに、複数の凸部25a同士の間から枠部35の外部に樹脂126を流出させる。その後、光学要素37、47に設けられた脚部38や凸部48により光学要素37、47を枠部35に取り付ける。
また、例えば、基板21の上に、複数の凸部25aが設けられた枠部35を設け、光学要素37、47に設けられた脚部38や凸部48により光学要素37、47を枠部35に取り付ける。その後、孔27aを介して、光学要素37、47、枠部35、および基板21により囲まれた空間に封止部26となる樹脂126を供給し、空間に樹脂126を充填するとともに、複数の凸部25a同士の間から枠部35の外部に樹脂126を流出させる。
In the case illustrated in FIGS. 4 and 5, for example, the
Further, for example, the
図6および図7に例示をしたものの場合には、図4および図5に例示をしたものと同様とすることができる。この場合、封止部26となる樹脂126は、孔58aを介して供給することができる。
The examples illustrated in FIGS. 6 and 7 can be similar to those illustrated in FIGS. 4 and 5. In this case, the
図9(a)、(b)は、図8(a)に例示をした枠部35と一体化された光学要素27を設ける場合を例示するための工程断面図である。
図9(a)に示すように、基板21の上に、封止部26となる樹脂126を供給する。その後、枠部35と一体化された光学要素27を樹脂に押し付ける。
すると、図9(b)に示すように、枠部35の内側が樹脂126で覆われるとともに、複数の凸部25a同士の間から枠部35の外部に樹脂126が流出する。
9A and 9B are process cross-sectional views for illustrating the case of providing the
As shown in FIG. 9A, the
Then, as shown in FIG. 9B, the inside of the
以上の様にして、発光モジュール20を作成することができる。
なお、以上に例示をした各工程において、樹脂126の供給は、例えば、ディスペンサなどの液体定量吐出装置を用いて行うことができる。
また、基板21上に樹脂126を直接供給する場合には、樹脂126は、チクソ性を有し、比較的粘度の高いものを用いることが好ましい。チクソ性や粘度の調整は、例えば、粘性調整剤を添加することで行うことができる。チクソ性、粘度、粘性調整剤の種類などは、例えば、実験やシミュレーションを行うことで適宜決定することができる。
As described above, the
In addition, in each process illustrated above, supply of
When the
次に、ソケット10の凹部11aの底面に発光モジュール20を設ける。例えば、凹部11aの底面に発光モジュール20(基板21)を接着することができる。この場合、凹部11aの底面と発光モジュール20(基板21)との間に伝熱部を設けることもできる。
次に、基板21に設けられた配線パターン21aに複数の給電端子30を半田付けする。
以上の様にして、車両用照明装置1を製造することができる。
Next, the
Next, the plurality of
As described above, the
以上に説明したように、本実施の形態に係る車両用照明装置の製造方法は以下の工程を備えることができる。
基板21の少なくとも1つの発光素子22が設けられた領域に樹脂126を供給する工程。
枠部25、35を樹脂126に押し付ける工程。
枠部25、35の頂面に光学要素27、37、47、57を設ける工程。
この場合、枠部25、35を樹脂126に押し付ける工程において、
枠部25、35の基板21側の面に設けられた複数の凸部25a同士の間、
枠部25、35の基板21側の面に設けられ、枠部25、35の内壁と外壁との間を貫通する複数の溝の内部、および
枠部25、35の基板21側の端部の近傍に設けられ、枠部25、35の内壁と外壁との間を貫通する複数の孔の内部、の少なくともいずれかに樹脂126の一部が侵入するようにすることができる。
As explained above, the manufacturing method of the lighting installation for vehicles concerning this embodiment can comprise the following processes.
Supplying the
A step of pressing the
Providing the
In this case, in the process of pressing the
Between the plurality of
The inside of the plurality of grooves provided on the surface of the
A portion of the
また、以下の工程を備えることもできる。
基板21の一方の面に設けられた少なくとも1つの発光素子22を囲むように枠部25、35を設ける工程。
枠部25、35の頂面に光学要素27、37、47、57を設ける工程。
光学要素27、57に設けられた孔27a、58aを介して、光学要素27、57、枠部25、35、および基板21により囲まれた空間に樹脂126を供給する工程。
この場合、樹脂126を供給する工程において、
枠部25、35の基板21側の面に設けられた複数の凸部25a同士の間、
枠部25、35の基板21側の面に設けられ、枠部25、35の内壁と外壁との間を貫通する複数の溝の内部、および
枠部25、35の基板21側の端部の近傍に設けられ、枠部25、35の内壁と外壁との間を貫通する複数の孔の内部、の少なくともいずれかに樹脂126の一部が侵入するようにすることができる。
Also, the following steps can be provided.
A step of providing
Providing the
Supplying the
In this case, in the process of supplying the
Between the plurality of
The inside of the plurality of grooves provided on the surface of the
A portion of the
(車両用灯具)
次に、車両用灯具100について例示する。
なお、以下においては、一例として、車両用灯具100が自動車に設けられるフロントコンビネーションライトである場合を説明する。ただし、車両用灯具100は、自動車に設けられるフロントコンビネーションライトに限定されるわけではない。車両用灯具100は、自動車や鉄道車両などに設けられる車両用灯具であればよい。
(Lights for vehicles)
Next, the
In addition, below, the case where the
図10は、車両用灯具100を例示するための模式部分断面図である。
図10に示すように、車両用灯具100には、車両用照明装置1、筐体101、カバー102、光学要素103、シール部材104、およびコネクタ105が設けられている。
FIG. 10 is a schematic partial cross-sectional view for illustrating the
As shown in FIG. 10, the
筐体101は、装着部11を保持する。筐体101は、一方の端部側が開口した箱状を呈している。筐体101は、例えば、光を透過しない樹脂などから形成することができる。筐体101の底面には、装着部11のバヨネット12が設けられた部分が挿入される取付孔101aが設けられている。取付孔101aの周縁には、装着部11に設けられたバヨネット12が挿入される凹部が設けられている。なお、筐体101に取付孔101aが直接設けられる場合を例示したが、取付孔101aを有する取付部材が筐体101に設けられていてもよい。
The
車両用照明装置1を車両用灯具100に取り付ける際には、装着部11のバヨネット12が設けられた部分を取付孔101aに挿入し、車両用照明装置1を回転させる。すると、取付孔101aの周縁に設けられた嵌合部にバヨネット12が保持される。この様な取り付け方法は、ツイストロックと呼ばれている。
When attaching the
カバー102は、筐体101の開口を塞ぐようにして設けられている。カバー102は、透光性を有する樹脂などから形成することができる。カバー102は、レンズなどの機能を有するものとすることもできる。
The
光学要素103には、車両用照明装置1から出射した光が入射する。光学要素103は、車両用照明装置1から出射した光の反射、拡散、導光、集光、所定の配光パターンの形成などを行う。例えば、図10に例示をした光学要素103はリフレクタである。この場合、光学要素103は、車両用照明装置1から出射した光を反射して、所定の配光パターンが形成されるようにする。
The light emitted from the
シール部材104は、フランジ13と筐体101の間に設けられている。シール部材104は、環状を呈するものとすることができる。シール部材104は、ゴムやシリコーン樹脂などの弾性を有する材料から形成することができる。
The
車両用照明装置1が車両用灯具100に取り付けられた際には、シール部材104は、フランジ13と筐体101との間に挟まれる。そのため、シール部材104により、筐体101の内部空間が密閉される。また、シール部材104の弾性力により、バヨネット12が筐体101に押し付けられる。そのため、車両用照明装置1が、筐体101から脱離するのを抑制することができる。
When the
コネクタ105は、コネクタホルダ10aの内部に露出している複数の給電端子30の端部に嵌め合わされる。コネクタ105には、図示しない電源などが電気的に接続されている。そのため、コネクタ105を給電端子30の端部に嵌め合わせることで、図示しない電源などと、発光素子22とが電気的に接続される。また、コネクタ105は、段差部分を有している。そして、シール部材105aが、段差部分に取り付けられている。シール部材105aは、コネクタホルダ10aの内部に水が侵入するのを防ぐために設けられている。シール部材105aを有するコネクタ105がコネクタホルダ10aの内部に挿入された際には、コネクタホルダ10aの内部が水密となるように密閉される。シール部材105aは、環状を呈するものとすることができる。シール部材105aは、ゴムやシリコーン樹脂などの弾性を有する材料から形成することができる。コネクタ105は、例えば、接着剤などを用いてコネクタホルダ10aなどに接着することもできる。
The
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。 While certain embodiments of the present invention have been illustrated, these embodiments have been presented by way of example only, and are not intended to limit the scope of the invention. These novel embodiments can be implemented in other various forms, and various omissions, replacements, changes, and the like can be made without departing from the scope of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and the gist of the invention, and are included in the invention described in the claims and the equivalent scope thereof. In addition, the embodiments described above can be implemented in combination with each other.
1 車両用照明装置、10 ソケット、11 装着部、20 発光モジュール、21 基板、22 発光素子、30 給電端子、25 枠部、25a 凸部、26 封止部、27 光学要素、27a 孔、27d 光の入射面、35 枠部、35a 凹部、35c 凹部、35d 凹部、37 光学要素、38 脚部、38a 凸部、47 光学要素、48 凸部、57 光学要素、58 フランジ、58a 孔、58a1 凹部
DESCRIPTION OF
Claims (18)
前記ソケットの一方の端部側に設けられた基板と;
前記基板の前記ソケット側とは反対側の面に設けられた少なくとも1つの発光素子と;
前記基板の前記ソケット側とは反対側の面に設けられ、前記発光素子を囲む枠部と;
前記枠部の前記基板側とは反対側の端面を覆う光学要素と;
前記枠部の内壁、前記光学要素、および前記基板により囲まれた空間に設けられた封止部と;
を具備し、
前記枠部は、
前記枠部の前記基板側の面に設けられた複数の凸部、
前記枠部の前記基板側の面に設けられ、前記枠部の内壁と外壁との間を貫通する複数の溝、および
前記枠部の前記基板側の端部の近傍に設けられ、前記枠部の内壁と外壁との間を貫通する複数の孔、の少なくともいずれかを有する車両用照明装置。 Socket and;
A substrate provided at one end of the socket;
At least one light emitting element provided on the side opposite to the socket side of the substrate;
A frame portion provided on the surface of the substrate opposite to the socket side and surrounding the light emitting element;
An optical element covering an end face of the frame opposite to the substrate side;
A sealing portion provided in a space surrounded by the inner wall of the frame portion, the optical element, and the substrate;
Equipped with
The frame portion is
A plurality of convex portions provided on the surface of the frame portion on the substrate side;
It is provided in the field by the side of the above-mentioned substrate of the above-mentioned frame, and it is provided in the neighborhood of the end by the side of the above-mentioned substrate of the above-mentioned frame. A vehicle lighting device having at least one of a plurality of holes penetrating between an inner wall and an outer wall of the vehicle.
前記第2の孔の他方の端部は、前記フランジの前記空間側の面に開口している請求項12記載の車両用照明装置。 One end of the second hole opens to the outer surface of the flange,
The vehicle lighting device according to claim 12, wherein the other end of the second hole is open to the space-side surface of the flange.
前記枠部を前記樹脂に押し付ける工程と;
前記枠部の頂面に光学要素を設ける工程と;
を具備し、
前記枠部を前記樹脂に押し付ける工程において、
前記枠部の前記基板側の面に設けられた複数の凸部同士の間、
前記枠部の前記基板側の面に設けられ、前記枠部の内壁と外壁との間を貫通する複数の溝の内部、および
前記枠部の前記基板側の端部の近傍に設けられ、前記枠部の内壁と外壁との間を貫通する複数の孔の内部、の少なくともいずれかに前記樹脂の一部が侵入する車両用照明装置の製造方法。 Supplying a resin to the area provided with at least one light emitting element of the substrate;
Pressing the frame against the resin;
Providing an optical element on the top surface of the frame;
Equipped with
In the step of pressing the frame portion against the resin,
Between a plurality of convex portions provided on the surface of the frame on the substrate side,
Provided on the surface of the frame on the substrate side, inside a plurality of grooves penetrating between the inner wall and the outer wall of the frame, and in the vicinity of the edge on the substrate side of the frame, A method of manufacturing a vehicle lighting device, wherein a part of the resin intrudes into at least one of a plurality of holes penetrating between an inner wall and an outer wall of a frame portion.
前記枠部の頂面に光学要素を設ける工程と;
前記光学要素に設けられた孔を介して、前記光学要素、前記枠部、および前記基板により囲まれた空間に樹脂を供給する工程と;
を具備し、
前記樹脂を供給する工程において、
前記枠部の前記基板側の面に設けられた複数の凸部同士の間、
前記枠部の前記基板側の面に設けられ、前記枠部の内壁と外壁との間を貫通する複数の溝の内部、および
前記枠部の前記基板側の端部の近傍に設けられ、前記枠部の内壁と外壁との間を貫通する複数の孔の内部、の少なくともいずれかに前記樹脂の一部が侵入する車両用照明装置の製造方法。 Providing a frame so as to surround at least one light emitting element provided on one side of the substrate;
Providing an optical element on the top surface of the frame;
Supplying a resin to a space surrounded by the optical element, the frame, and the substrate through a hole provided in the optical element;
Equipped with
In the step of supplying the resin,
Between a plurality of convex portions provided on the surface of the frame on the substrate side,
Provided on the surface of the frame on the substrate side, inside a plurality of grooves penetrating between the inner wall and the outer wall of the frame, and in the vicinity of the edge on the substrate side of the frame, A method of manufacturing a vehicle lighting device, wherein a part of the resin intrudes into at least one of a plurality of holes penetrating between an inner wall and an outer wall of a frame portion.
前記車両用照明装置が取り付けられる筐体と;
を具備した車両用灯具。 The vehicle lighting device according to any one of claims 1 to 15;
A housing to which the vehicle lighting device is attached;
A vehicle lamp equipped with
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017249938A JP2019117694A (en) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | Vehicular lighting device, process of manufacture of vehicular lighting device and vehicular lighting unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017249938A JP2019117694A (en) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | Vehicular lighting device, process of manufacture of vehicular lighting device and vehicular lighting unit |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019117694A true JP2019117694A (en) | 2019-07-18 |
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ID=67305432
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017249938A Pending JP2019117694A (en) | 2017-12-26 | 2017-12-26 | Vehicular lighting device, process of manufacture of vehicular lighting device and vehicular lighting unit |
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JP (1) | JP2019117694A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3828462A1 (en) * | 2019-11-28 | 2021-06-02 | Toshiba Lighting & Technology Corporation | Vehicle lighting device and vehicle lamp |
-
2017
- 2017-12-26 JP JP2017249938A patent/JP2019117694A/en active Pending
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EP3828462A1 (en) * | 2019-11-28 | 2021-06-02 | Toshiba Lighting & Technology Corporation | Vehicle lighting device and vehicle lamp |
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