JP2019116452A5 - - Google Patents

Description

＜４＞ 油性成分の総含有量に対する常温で固体の炭化水素の含有量が１０質量％以上である＜１＞〜＜３＞のいずれか１つに記載の水中油型乳化組成物。
＜５＞ 有機概念図で表される無機性／有機性比（以下、「Ｉ／Ｏ値」と称する。）が２．５以上の保湿剤をさらに含む＜１＞〜＜４＞のいずれか１つに記載の水中油型乳化組成物。

炭化水素としては、流動パラフィン、イソパラフィン、オレフィンオリゴマー、スクワラン等が挙げられる。

（水）
乳化組成物に含まれる水としては、化粧料に適用しうる水であれば特に制限はない。精製水、蒸留水、イオン交換水、純水、ミリＱ水等の超純水のいずれも使用することができる。
なお、ミリＱ水とは、メルク社の超純水製造装置であるミリＱ水製造装置により得られる超純水である。
水は水相を構成する成分の１つとなる。

（３）刺激
顔の皮膚表面に塗布した場合、ピリピリするような感触があるかどうかを確認して評価した。
（３−１）以下に記載の基準に従い、それぞれのモニターが、刺激の評価を行った。
１：刺激を感じない
２：刺激をわずかに感じる
３：刺激を感じるが、使い続けることができる
４：刺激をやや強く感じ、使い続けることが難しい
５：刺激を強く感じ、使い続けることが困難
（３−２）モニター１０名分の（３−１）の評価結果の評点を算術平均し、以下の基準に沿って評価した。
Ｓ：１．０以上１．５未満
Ａ：１．５以上２未満
Ｂ：２以上３未満
Ｃ：３以上５．０以下
なお、Ｓ、Ａ及びＢが製品として許容範囲である。