JP2019114834A - データ通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は高い通信品質の人体通信装置を提供することを目的とする。【解決手段】本発明は、この課題を解決するために、通信電極15は、底面21aで本体ケース21から露出して設けられている。一方、グランド電極16は、本体ケース21の内部から本体ケース21の外にまで延在されている。そして、グランド電極16は、通信電極15の表面15aを本体ケース21の外まで伸ばした面15bと対向する向きで配置されている。さらに本体ケース21の外にまで延在された部分には、面15bと対向する面16aを有し、この面16aは絶縁体22aで覆われた構成である。これにより、データ通信装置11を装着者1004の人体へ装着した際、絶縁体22aによってグランド電極16が装着者1004へ直接触れないようにできる。【選択図】図1

Description

本発明は、人体の一部へ装着して使用するウェラブル型のデータ通信装置に関する。
以下、従来のデータ通信装置について説明する。従来のデータ通信装置は、本体と、ベルトを有している。データ通信装置は、ベルトによって装着者へ装着される。本体は、ケースと、電池と、通信部と、通信電極と、グランド電極を含んでいる。なお、電池と通信部は、ケース内に収納されている。一方、通信電極とグランド電極の一方の面は、ケースから露出して配置されている。また、通信部は、ケース内部で通信電極とグランド電極の他方の他方と電気的に接続されている。
そしてこのように形成されたデータ通信装置は、たとえば腕に装着される。そして、データ通信装置は、指や手のひらなどで通信制御装置を触れることで、通信制御装置と人体を介して通信する。そのために、通信電極とグランド電極が共に人体へ接触する。すなわち、通信電極とグランド電極は共にケースにおける人体接触面側に配置されている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2003―134009号公報
しかしながら従来のデータ通信装置では、通信電極とグランド電極が共にケースの人体に接触する側に配置されているので、通信電極とグランド電極の間の距離が近くなる。したがって、送信電極から出力される信号や送信電極で受信すべき信号が、グランド電極へと流れ、データ通信装置と通信制御装置との間での通信の感度が悪いという課題を有していた。
そこで本発明は、この問題を解決したもので、データ通信装置と通信制御装置との間での通信の感度の良好なデータ通信装置を提供することが目的である。
この目的を達成するためにデータ通信装置は、本体と、ベルトと、電源部と、通信部と通信電極と、平板状のグランド電極とを有している。本体ケースは、底面と側面を有している。ベルトは、本体ケースの側面側でケースと結合されている。電源部は、本体ケース内に収納されている。通信部は、電源部によって駆動される。通信電極は、通信部に接続され、底面で本体ケースから露出して設けられている。グランド電極は、本体内で通信部のグランドと接続されている。前記ベルトの少なくとも一部は、絶縁体で形成されている。そして、グランド電極は、通信電極の表面を本体ケースの外まで伸ばした第一面と対向する向きで本体ケースの外まで延在された第二面を有している。さらに、第二面は、絶縁体で覆われているものである。これにより所期の目的を達成することができる。
以上のように本発明のデータ通信装置を人体へ装着した場合、絶縁体によってグランド
電極が人体へ直接触れないようにできる。したがって、送信電極から出力される信号や送信電極で受信すべき信号が、グランド電極へ流れにくくなる。その結果、データ通信装置と通信制御装置との間での通信の感度が向上する。
本発明の実施の形態におけるデータ通信システムの概念図である。 本発明の実施の形態におけるデータ通信装置のブロック図である。 本発明の実施の形態におけるデータ通信装置の概念図である。 本発明の実施の形態におけるデータ通信装置の分解斜視図である。 本発明の実施の形態におけるデータ通信装置を表面から見た正面図である。 本発明の実施の形態におけるデータ通信装置の右側面図である。 本発明の実施の形態におけるデータ通信装置の左側面図である。 本発明の実施の形態におけるデータ通信装置の上面図である。 本発明の実施の形態におけるデータ通信装置の下面図である。 本発明の実施の形態におけるデータ通信装置を装着面から見た背面図である。 本発明の実施の形態におけるデータ通信装置の斜視図である。 本発明の実施の形態においてベルトを締めた際のデータ通信装置の斜視図である。 本発明の実施の形態におけるデータ通信装置の変形例の斜視図である。 本発明の実施の形態におけるデータ通信装置の変形例の分解斜視図である。
以下本実施の形態におけるデータ通信装置について説明する前に、データ通信装置を用いて通信するデータ通信システムについて説明する。図1は、データ通信システム1001の概念図である。データ通信システム1001は、データ通信装置11と通信制御装置1002を有している。
通信制御装置1002は、通信電極1002aと、グランド電極1002bと、通信部1002cを有している。通信電極1002aは、通信部1002cと接続されている。グランド電極1002bと、通信部1002cのグランド端子(図示せず)は共にアース1003へ接続されている。
一方、データ通信装置11は、装着者1004へ装着される。なおデータ通信装置11は、たとえば腕1004aに装着される。データ通信装置11は、装着面11aと、外面11bを有している。なお、外面11bは、装着面11aの反対に形成されている。そして、データ通信装置11を腕1004aに装着する際、装着面11aが腕1004aに向く方向でデータ通信装置を装着する。この場合、装着者1004は、手1004cで通信電極1002aと触れる。これにより、データ通信装置11と通信制御装置1002とが通信する。その際、データ通信装置11と通信制御装置1002は、装着者1004の人体を介して通信する。なお、装着者1004は、手のひらや手の甲、あるいは指1004bで通信電極1002aを触れる。なお、装着者1004は、手1004cで通信電極1002aを触れる構成に限られず、たとえば肘などの腕1004aで通信電極1002aを触れても良い。いずれにせよ、装着者1004は、データ通信装置11を装着した箇所に近い部位で通信電極1002aを触れる。なお、装着者1004は、直接に通信電極1002aに触れる構成に限られず、通信可能な範囲であれば、指1004bと通信電極1002aとの間に介在物を有していても良い。
装着者1004が、指1004bで通信電極1002aへ触れた場合、データ通信装置
11と通信制御装置1002とは、腕1004a、手1004c、指1004bを介して通信する。すなわち、腕1004aから指1004bまでの間の人体は、データ通信装置11と通信制御装置1002との間の通信路を構成する。
このようにデータ通信装置11は、装着者1004へ装着されるので、アース線などによって直接アースなどへグランドを取ることができないので、一般的にデータ通信装置11は非接地状態で動作する。すなわち、データ通信装置11は、電位的にフローティング状態となる。なお、データ通信装置11を腕1004aに装着した構成に限られず、脚や胴などへ装着する構成でも構わない。
装着者1004は、通信制御装置1002へ指示をしようとする際、一般的に指1004bまたは手1004cによって通信制御装置1002を触れる。そこで、データ通信装置11は、指1004bや手1004cから近い腕1004aへ装着する。この構成により、指1004bによって通信制御装置1002を触れた場合でも、データ通信装置11は、グランド電極1002bから比較的近い位置となる。したがって、データ通信装置11は、データ通信装置11とグランド電極1002bとの間の空間を介して接地された構成とできる。
(実施の形態1)
以下本実施の形態におけるデータ通信装置11について図面を用いて説明する。図2は、データ通信装置11の回路ブロック図である。データ通信装置11は、電源部12と、通信部13と通信アンテナ14を有している。なお、通信アンテナ14は通信電極15(Hot電極)と、面状のグランド電極16(Cold電極)を有している。通信部13は、電源部12によって駆動される。通信電極15は、通信部13と接続されている。そして、通信部13は、通信電極15へ通信信号を送信する。あるいは通信部13は、通信電極15から通信信号を受信する。一方、グランド電極16は、通信部13のグランド17と接続されている。
そしてこのように構成されたデータ通信装置11を装着者1004の人体へ装着する。データ通信装置11は、装着面11aと外面11bを有している。なお、外面11bは、装着面11aの反対に形成されている。ここで、データ通信装置11は、装着面11a側を装着者1004の人体へ向く方向で装着される。そして、このようなデータ通信装置11は、通信電極15を人体に対向させる向きで装着する。つまり、装着面11aは、データ通信装置11において通信電極15が設けられた面側を指す。このようにして装着者1004へ装着された通信電極15から送信された通信信号は、装着者1004の人体を介して通信制御装置1002へと送信される。一方、通信制御装置1002から送信された通信信号は、装着者1004の人体を介して通信電極15で受信される。
データ通信装置11は、通信電極15が装着者1004の体へ直接触れるように装着することが好ましい。この構成により、通信信号の損失を少なくできるので、データ通信装置11と通信制御装置1002との間の通信が安定する。なお、通信電極15の表面15aは、人体に直接接触する構成に限られず、小さな隙間を有していてもよい。また、人体と通信電極15の間に薄手の衣服などが介在していても良い。ただしこの場合、通信電極15と装着者1004の人体との間の浮遊容量の増加によって通信信号に減衰が生じる。そこで、衣服の厚さや隙間の距離は、通信電極1002aでの電界強度が所定以上のレベルを確保可能な程度であれば良い。
図3は、データ通信装置11の概念図である。データ通信装置11は、本体ケース21と、ベルト22を有している。データ通信装置11は、ベルト22を締結することによって腕1004aへと保持される。そのために、ベルト22は、腕1004aへ巻かれて、
ベルト22の先端部を後述する固定部によって締結されて腕1004aに装着・保持される。
電源部12や通信部13は、本体ケース21内に収納されている。本体ケース21は、底面21aと側面21bを有している。そしてベルト22は、本体ケース21の側面21b側で本体ケース21と結合されている。なお、ベルトの少なくとも一部は、絶縁体22aで形成されている。そして、データ通信装置11は底面21aが腕1004aを向く方向で装着される。すなわち、本体ケース21の底面21aが、装着面を構成する。
通信電極15は、底面21aで本体ケース21から露出して設けられている。一方、グランド電極16の一方は、本体ケース21内でグランド17と接続されている。また、グランド電極16の他方は、本体ケース21の内部から本体ケース21の外にまで延在されている。そして、グランド電極16は、通信電極15の表面15a(あるいは底面21a)を本体ケース21の外まで伸ばした面15bと対向する向きで配置されている。さらに本体ケース21の外にまで延在された部分には、面15bと対向する面16aを有し、この面16aは絶縁体22aで覆われている。この構成により、グランド電極16の面16a側の絶縁体22aの表面が装着面を構成する。すなわち、ベルト22の面15b側が装着面11aとなる。そして、本体ケース21をベルト22で腕1004aへ装着した際に、グランド電極16(の面16a)と、腕1004aとの間には、ベルト22の絶縁体22aが介在する。
以上の構成により、データ通信装置11を装着者1004へ装着した際、絶縁体22aによってグランド電極16が装着者1004へ直接触れないようにできる。したがって、送信電極から出力される信号や送信電極で受信すべき信号が、グランド電極へ流れにくくなる。その結果、データ通信装置11と通信制御装置1002との間での通信の感度が向上する。
以下、データ通信装置11についてさらに詳しく説明する。電源部12は、二次電池であることが好ましい。この構成により、電池交換が不要とできるので、防水性の面で有利である。なお、電源部12は二次電池に限られず、一次電池でも良い。
通信部13は、送信器13aと、受信器13bと、制御回路13cとメモリ13dとスイッチ13eなどを有しても良い。通信電極15は、スイッチ13eの入出力端子と接続されている。スイッチ13eの入力端子は、送信器13aの出力と接続されている。一方、スイッチ13eの出力端子は、受信器13bの入力と接続されている。スイッチ13eは、受信時に通信電極15と受信器13bとを電気的に接続し、送信時に通信電極15と送信器13aとを電気的に接続するように切り替える。メモリ13dには、たとえば装着者あるいはデータ通信装置のIDデータなどが格納されている。そして、制御回路13cはメモリ13dからこれらのデータを取得して、送信器13aへと送信する。一方、受信器13bは、通信制御装置1002からたとえば応答信号などを受信する。応答信号は、たとえばデータ通信装置11から送られた通信を通信制御装置1002が正常に受信できた旨を示す。
図4はデータ通信装置11の分解斜視図である。図5は、データ通信装置11を外面11b側から見た正面図である。図6は、データ通信装置11の右側面図である。図7は、データ通信装置11の左側面図である。図8は、データ通信装置11の上面図である。図9は、データ通信装置11の下面図である。図10は、データ通信装置11を装着面11aから見た背面図である。
データ通信装置11は、さらに外部入出力18や表示部19を有しても良い。外部入出
力18や表示部19は、本体ケース21内に収納される。表示部19は制御回路13cの制御信号によって点灯する。表示部19は、たとえば送信器13aから通信信号を正常に送信した際に点灯する。あるいは、受信器13bから応答信号を受信した際に点灯する。この構成により、装着者は、データ通信装置11と通信制御装置1002との間で正常に通信が完了できたことを認識できる。また、データ通信装置11は、外部のデータを取り込んで通信制御装置1002へと送信することもできる。なお、データ通信装置11は、さらに外部入出力18や表示部19を有しても良い。この場合、USBケーブルなどを介して外部機器から電源部12に対して電力を充電することもできる。
ベルト22は腕1004aに巻かれるので、ベルト22は柔軟性を有した材料によって構成する。さらに、グランド電極16も、柔軟性を有する構成とする。そのために、グランド電極16は、たとえば厚みの薄い金属板によって構成する。あるいはグランド電極16は、フレキシブル基板の銅箔によって構成する。
グランド電極16は、面16aの反対の面16bも絶縁体22aで覆われていることが好ましい。この構成により、グランド電極16は、ベルト22内に収納された構成となる。したがって、不意に金属体がベルト22に接触することを抑制できる。したがって、このような際にでも、データ通信装置11と通信制御装置1002との間の通信が安定する。
グランド電極16は、22ベルトの先端部近傍まで延在して設けられていることが好ましい。この構成により、ベルト22を腕1004aへ巻いた際に、グランド電極16が腕の周りを一周する。この構成により、腕1004aの方向や位置などの姿勢によらず、グランド電極16と通信制御装置1002のグランド電極1002bとの間の距離や方向の変化を小さくできる。したがって、腕1004aの方向や位置などの姿勢によらず、データ通信装置11と通信制御装置1002との間の通信が安定する。
さらに本体ケース21は、装着側ケース211と、外側ケース212を有している。装着側ケース211の中央に通信電極15が底面21aから露出するように配置されている。外側ケース212は、装着側ケース211の外側に配置されている。そして、装着側ケース211と外側ケース212とが組み合わされて密閉されている。そして、本体ケース21の内部に形成された空間内に通信部やどの電気回路が収納されている。
ベルト22は、装着側ケース211と外側ケース212で挟み込まれて、本体ケース21に結合されている。装着側ケース211は、通信電極15の外縁の外側に樹脂製の枠部21cを有することが好ましい。この構成により、通信電極15とグランド電極16との間の距離を離すことができる。したがって、通信信号がグランド電極へと流れることによる通信信号の減衰を抑制できる。
また、グランド電極16の面16aは、面15bから前面21d側へ離れて配置することが好ましい。前面21dは、本体ケース21において底面21aの反対である。そのために、たとえばベルト22の根元が、本体ケース21の側面21bにおいて底面21a側端部から段差を有する位置で結合する構成としている。この構成により、ベルト22を腕1004aへ巻きつけた場合、ベルト22は、本体ケース21の底面21aの外縁から少し離れた位置で腕に接する。したがって、ベルト22を腕1004aへ巻きつけた際に、ベルトの根元の近傍においてグランド電極16と通信電極15との間の距離が小さくなることを抑制できる。
さらに、通信電極15は、底面21aと略同一平面上に並んで配置されていることが好ましい。この構成により、データ通信装置11を腕に装着する際に、通信電極15と腕1
004aとの間の距離を短くできる。したがって、通信電極15が腕1004aと接しやすくなるので、通信信号を腕1004aへと伝送する際の損失を少なくできる。なお、通信電極15は、底面21aと略同一平面上に並んでいる構成に限られず、底面21aから突出して配置されていても良い。また、通信電極15は、本体ケース21の装着面11aから露出した構成に限られず、ベルト22の装着面11a側に配置されていてもよい。
次に、データ通信装置11を腕1004aに装着する構成について説明する。
図11は、データ通信装置11の斜視図である。図12は、ベルト22を締めた際のデータ通信装置11の斜視図である。
データ通信装置は、さらにバックル部23を有している。バックル部23は、装着面11aを腕1004aに向う方向で腕に巻かれて装着される。ベルト22は、バックル部23によって長さを調節されて、腕に巻かれた状態を維持できる。なお、データ通信装置11は、通信電極15の表面15aを人体に直接接触するように装着することが好ましい。しかし、腕1004aの太さは人それぞれである。したがって、ベルト22は、自在に長さを調整できることが望ましい。そのために、バックル部23はバックル式であることが望ましい。バックル式のバックル部23には、ベルト22を固定するためのピンを有していない。すなわち、ベルト22には、ピンを貫通させてベルト22を固定するためのピン孔が形成されていない。この構成により、ベルト22の長さを自由に調整することができるので、腕1004aの太さによらず通信電極15と腕1004aとの間の隙間を小さくできる。したがって、通信信号の損失を小さくできる。
仮に、ベルト22にピン孔を形成する場合、グランド電極16はピン孔の位置を除いて形成する必要がある。すなわち、ピン孔の位置にグランド電極16の欠落部が生じる。しかし、バックル式のベルト22では、ピン孔を設けなくてもよいので、ピン孔によるグランド電極16の欠落部を設けなくても良い。したがって、腕1004aの向きによらずグランド電極16の大きさを一定にできる。なおこの際、グランド電極16を外側から見た際に、根元から先端に向う方向に対して直交する方向のグランド電極16の幅は、根元から先端まで同じであることが好ましい。
バックル式のバックル部23は、たとえばバックル本体231と、空隙232と、固定部233を有している。固定部233はバックル本体231と結合されている。なお、バックル本体231と固定部233との間に、空隙232が形成されている。そして、データ通信装置11を腕1004aへ装着する際、ベルト22の先端を空隙232へ挿通する。この状態で、固定部233は、ベルト22へ圧接されている。この構成により、ベルト22は固定部233とバックル本体231との間に挟み込まれて保持される。
バックル部23は、本体ケース21の外面11b側に配置されている。なお、本体ケース21は、バックル部23の一部を兼ねてもよい。すなわちバックル部23は、バックル本体231を構成する外側ケース212と、底面21aを装着面11aとする装着側ケース211とを含む。この場合、装着側ケース211の底面21aは、バックル部23の装着面11aを構成する。また、外側ケース212の前面21dが、バックル本体231を兼ねる。この構成により、バックル部23の厚みを薄くできる。また、バックル部23と本体ケース21とをベルト22において1箇所に集約できる。従って、データ通信装置11を腕1004aへ装着した際の装着感が良い。
なお、本体ケース21は、バックル本体231を兼ねた構成に限られず、本体ケース21の前面21dをバックル本体231と別体に形成しても良い。すなわちバックル部23は、バックル本体231と外側ケース212と装着側ケース211とを含む。この場合、バックル本体231は、本体ケース21の前面21dの外面11b側に重なった状態で本
体ケース21と固定される。この構成により、バックル部23を容易に交換できる。したがって、装着者1004は、バックル部23を自分の好みのデザインのバックル部23へと交換できる。また、この場合もバックル部23と本体ケース21とをベルト22において1箇所に集約できる。
また、本体ケース21は、バックル部23の装着面11a側に配置される構成に限られず、本体ケース21は、バックル部23とは異なる位置に配置されていても良い。この場合、本体ケース21は、バックル部23とは重ならない位置に配置される。つまり、本体ケース21は、バックル部23と、ベルト22の先端部との間でベルト22と結合されるように配置される。さらに、ベルト22は、バックル部23と結合される。この場合、ベルト22は、バックル本体231と結合される。この場合、通信電極15は、本体ケース21に配置される構成に限られず、ベルト22あるいはバックル本体231の装着面11a側に配置しても良い。これらの構成により、バックル部23の厚みを薄くできる。なお、データ通信装置11を腕1004aに装着する場合、腕1004aに装着された状態で本体ケース21は、腕1004aにおいてバックル部23の反対の位置に配置すると良い。これらの構成とすることで、腕1004aに装着した際の違和感を少なくできる。
次に、固定部233について詳細に説明する。固定部233は、固定部233aと固定部233bを有していることが好ましい。なお、固定部233aと固定部233bは、ベルト22の貫通方向に向って並んで設けられている。そしてベルト22は、固定部233aとバックル本体231の間の空隙232aを装着面11a側から外面11bに向う方向へ挿入される。さらに、バックル部23は、固定部233bとバックル本体231の間の空隙232bを外面11bから装着面11a側に向う方向へ挿入される。そしてこの構成により、ベルト22は、固定部233aとバックル本体231および、固定部233bとバックル本体231の2箇所で挟み込まれる。したがって、ベルト22の緩みが発生しにくくなる。
グランド電極16の先端は、ベルト22の本体ケース21との結合側の反対に設けられている。すなわち、グランド電極16の先端は、ベルト22の先端まで延在されていることが好ましい。この構成により、グランド電極16は、腕1004aの周りを一周するようにして装着される。したがって、腕1004aの方向性によも安定した通信をすることができる。
なお、グランド電極16の先端は、ベルト22の先端まで延在した構成に限られず、ベルト22を空隙232へ挿通した状態で、グランド電極16の先端は少なくともバックル部23と重なる位置まで延在されている構成でもよい。この場合、外側ケース212あるいはバックル本体231は金属製で形成し、グランド電極16と電気的に接続することが好ましい。この構成により外側ケース212やバックル本体231もグランド電極として働く。この構成により、グランド電極16を腕1004aの周りを一周するように形成できる。またこの場合、ベルト22は外側ケース212やバックル本体231の外面側を通過する。そして、ベルト22の表層は絶縁体22aで覆われている。したがって、装着者1004が外側ケース212やバックル本体231に触れる可能性を小さくできる。また、金属体が外側ケース212やバックル本体231に触れる可能性も小さくできる。その結果、安定した通信を得ることができる。
なお望ましくは、グランド電極の先端は、前記グランド電極の前記根元と重なる位置まで延在されている構成であると良い。この構成により、グランド電極16を腕1004aの周りを一周するように形成できる。特にこの場合、外側ケース212やバックル本体231を樹脂によって形成しても、グランド電極16を腕1004aの周りを一周するように形成できる。また、外側ケース212やバックル本体231を樹脂によって形成すれば
、外側ケース212やバックル本体231などへ金属体などが接触しても安定して通信することができる。
(変形例)
図13は、データ通信装置51の斜視図である。図14は、データ通信装置51の分解斜視図である。なお、データ通信装置51は、データ通信装置11の変形例である。データ通信装置51は、データ通信装置11のベルト22に代えてベルト52を有している。ベルト52は、ベルト22に比べて、本体ケース21の対向した2側面に結合されている点が異なっている。そして、グランド電極16は、本体ケース21の両側のベルト52の双方に収納されている。つまり、グランド電極16は、本体ケース21の内部から、互いに反対を向く方向で、本体ケースの外まで延在されている。したがって、本体ケース21は、ベルト52の中央部分に配置される。
また、データ通信装置51は、データ通信装置11のバックル部23に代えてバックル部53を有している。バックル部53は、ピン式のバックルである。この場合、バックル部53は、リング部531と空隙532とピン孔533を含んでいる。リング部531は、ベルト52一方の端部に形成されている。またリング部531は、ベルトを貫通させる空隙532を有している。ピン孔533は、リング部531と本体ケース21との間に形成されている。一方、ベルト52の他方の端部には、ピン534を有している。ここで、ベルト52には複数のピン孔533が形成されている。したがって、ピン534を複数のピン孔533のいずれかに挿入することで、ベルト52の長さを調節できる。すなわち装着者1004は、自分の腕1004aの太さに適したピン孔533にピン534を挿入してデータ通信装置51を腕1004aに装着する。
なおグランド電極54は、ベルト52内に収納されている。この際、グランド電極54は、複数個のピン孔533が形成される領域にスリット541を有している。
以上のように、本開示における技術の例示として、上記の実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、上記に限定されず、適宜、変更、置換、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、実施の形態で説明する各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
本発明にかかるデータ通信装置は、安定して通信できるという効果を有し、人体に装着して通信する人体通信を用いる機器に用いると有用である。
11 データ通信装置
11a 装着面
11b 外面
12 電源部
13 通信部
13a 送信器
13b 受信器
13c 制御回路
13d メモリ
14 通信アンテナ
15 通信電極
15a 表面
15b 面
16 グランド電極
16a 面
16b 面
17 グランド
18 外部入出力
19 表示部
21 本体ケース
21a 底面
21b 側面
21c 枠部
21d 前面
22 ベルト
22a 絶縁体
23 バックル部
51 データ通信装置
52 ベルト
53 バックル部
54 グランド電極
211 装着側ケース
212 外側ケース
231 バックル本体
232 空隙
232a 空隙
232b 空隙
233、233a、233b 固定部
531 リング部
532 空隙
533 ピン孔
534 ピン
541 スリット
1001 データ通信システム
1002 通信制御装置
1002a 通信電極
1002b グランド電極
1002c 通信部
1003 アース
1004 装着者
1004a 腕
1004b 指
1004c 手

Claims (6)

  1. 底面と側面を有する本体ケースと、
    前記本体ケースの側面側で前記ケースと結合されたベルトと、
    前記本体ケース内に収納された電源部と、
    前記電源部によって駆動された通信部と、
    前記通信部に接続され、前記底面で前記本体ケースから露出して設けられた通信電極と、前記本体ケース内で前記通信部のグランドと接続された平板状のグランド電極と、を備え、
    前記ベルトの少なくとも一部は、絶縁体で形成されており、
    前記グランド電極は、前記通信電極の表面を前記本体ケースの外まで伸ばした第一面と対向する向きで前記本体ケースの外へ延在されており、かつ前記絶縁体で覆われた第二面を有した、
    データ通信装置。
  2. 前記グランド電極は、前記第二面の反対に第三面を有し、前記第三面を前記絶縁体で覆うようにして、前記ベルト内に収納された、
    請求項1記載のデータ通信装置。
  3. 前記グランド電極は、前記ベルトの先端部近傍まで延在して設けられた、
    請求項2記載のデータ通信装置。
  4. 前記本体ケースは、前記通信電極の外縁の外に樹脂製の枠部を有した、
    請求項1記載のデータ通信装置。
  5. 前記本体ケースは、底面の反対に前面を有し、
    前記第二面は、前記第一面から前記前面側へ離れて配置された、
    請求項1記載のデータ通信装置。
  6. 前記通信電極は、前記底面と略同一平面上に並んで配置されている、もしくは前記底面から突出して配置されている、
    請求項1記載のデータ通信装置。
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