JP2019114365A - 情報発信装置、情報発信方法、情報発信プログラム及び情報発信システム - Google Patents

情報発信装置、情報発信方法、情報発信プログラム及び情報発信システム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの状況に応じて街路灯の点灯を制御することを目的としている。【解決手段】ユーザの複数の街路灯のそれぞれの通過時刻を検出する通過検出部と、前記通過時刻又は各街路灯の通過時刻から算出される街路灯間の移動時間に応じて、前記複数の街路灯の少なくとも1つの点灯形態を制御する点灯制御部と、を有する情報発信装置である。【選択図】図1

Description

本発明は、情報発信装置、情報発信方法、情報発信プログラム及び情報発信システムに関する。
従来から、道に沿って設置された街路灯の存在が知られている。これらの街路灯は、防犯灯として利用される場合が主であるが、防犯灯としての用途以外にも用いられている。具体的には、例えば、端末信号によって特定された人の街路灯の通過時間を記録し、2機の街路灯間の移動時間により、特定された人の移動方向と速度を求めること等が知られている。
特開2014−130680号公報 特開平10−206183号公報
近年では、道に沿って設置されている、という街路灯の独特な点を利用して、道を歩く人が活用できるサービスを提供することが検討されている。しかしながら、例えば、街路灯を通過する人に向けてメッセージを配信する等といったサービスである場合、サービスを受ける人に関する情報が無いと、有効な情報を配信することが困難となる。また、不特定多数に向けたメッセージを配信するサービス等では、快く思わない人が存在する可能性もある。
1つの側面では、本発明は、ユーザの状況に応じて街路灯の点灯を制御することを目的としている。
一つ態様では、ユーザの複数の街路灯のそれぞれの通過時刻を検出する通過検出部と、前記通過時刻又は各街路灯の通過時刻から算出される街路灯間の移動時間に応じて、前記複数の街路灯の少なくとも1つの点灯形態を制御する点灯制御部と、を有する情報発信装置である。
上記各部は、上記各部を実現する処理、各部を実現する手順としても良く、各処理をコンピュータに実行させるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体とすることもできる。
ユーザの状況に応じて街路灯の点灯を制御できる。
第一の情報発信システムの概要を説明する図である。 第一の実施形態の情報発信システムのシステム構成の一例を示す図である。 第一の実施形態の情報発信装置のハードウェア構成の一例を説明する図である。 第一の実施形態の街路灯のハードウェア構成の一例を説明する図である。 第一の実施形態の街路灯データベースの一例を示す図である。 第一の実施形態のユーザデータベースの一例を示す図である。 第一の実施形態の統計データベースの一例を示す図である。 第一の実施形態の情報発信システムの有する各装置の機能を説明する図である。 第一の実施形態の情報発信装置の動作を説明するフローチャートである。 第二の実施形態の情報発信システムのシステム構成の一例を示す図である。 第二の実施形態のユーザデータベースの一例を示す図である。 第二の実施形態の統計データベースの一例を示す図である。 第二の実施形態の情報発信システムの有する各装置の機能を説明する図である。 第二の実施形態の情報発信装置の動作を説明するフローチャートである。 第二の実施形態の携帯端末の表示例を示す第一の図である。 第二の実施形態の携帯端末の表示例を示す第二の図である。 第三の実施形態の情報発信システムのシステム構成の一例を示す図である。 第三の実施形態のユーザデータベースの一例を示す図である。 第三の実施形態の統計データベースの一例を示す図である。 第三の実施形態の情報発信システムの有する各装置の機能を説明する図である。 第三の実施形態の情報発信装置の動作を説明するフローチャートである。 第三の実施形態の携帯端末の表示例を示す図である。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して、第一の実施形態について説明する。図1は、第一の実施形態の情報発信システムの概要を説明する図である。
本実施形態の情報発信システム1では、情報発信システム1のユーザPが、街路灯を通過した時刻(以下、通過時刻)や、街路灯から街路灯までの移動にかかる時間(以下、移動時間)と、に応じて、街路灯の点灯形態を変更する。本実施形態では、このように、街路灯の点灯形態を制御することで、ユーザPに対して、自身の生活や行動のパターンの変化等を気付かせることができる。
以下に、情報発信システム1の動作の概要を説明する。図1では、ユーザPが、街路灯100−1、100−2、100−3の順に各街路灯の近傍を通過する場合について説明する。
情報発信システム1において、街路灯100−1は、ユーザPの携帯端末300が街路灯100−1の近傍を通過したことを検出すると、情報発信装置200に対し、ユーザPの通過時刻t1を送信する。
情報発信装置200は、この通過時刻t1が、例えば、通過に関する所定の条件を満たす時刻である場合に、ユーザPが次に通過するであろう街路灯100−2の点灯形態を制御する。
具体的には、情報発信装置200は、通過時刻t1が通過に関する所定の条件を満たす場合、街路灯100−2から携帯端末300の通過時刻t2を受信すると、街路灯100−2の点灯形態を、通過に関する所定の条件と対応する形態に変更させる。
ユーザPが次に通過するであろう街路灯100−2は、例えば、街路灯100−1が設置された道のユーザPの進行方向において、街路灯100−1と最も近い街路灯としても良い。また、ユーザPが次に通過するであろう街路灯100−2は、街路灯100−1が設置された道に設置された街路灯のうち、街路灯100−1を中心とした所定数の街路灯としても良い。以下の説明では、ユーザが次に通過するであろう街路灯を、次の街路灯と表現することがある。
通過に関する所定の条件とは、例えば、所定の時刻よりも早い時刻としても良いし、所定の時刻よりも遅い時刻としても良い。また、通過に関する所定の条件とは、例えば、ある時刻からある時刻までの間の時刻であっても良い。
本実施形態では、通過に関する所定の条件は、例えば、ユーザPによって任意に決められても良い。以下の説明では、通過に関する所定の条件を、通過条件と呼ぶ。
また、本実施形態の情報発信システム1において、情報発信装置200は、街路灯100−2が、ユーザPの携帯端末300が街路灯100−2の近傍を通過したことを検出すると、街路灯100−2からユーザPの通過時刻t2を受信する。そして、情報発信装置200は、通過時刻t2が通過条件を満たすとき、街路灯100−2の次の街路灯である街路灯100−3の点灯形態を制御する。
具体的には、情報発信装置200は、通過時刻t2が通過条件を満たす場合、街路灯100−3から携帯端末300の通過時刻t3を受信したとき、街路灯100−3の点灯形態を変更させる。
また、情報発信装置200は、街路灯100−2から通過時刻t2を受信すると、過去に受信した通過時刻t1と通過時刻t2とから、街路灯100−1から街路灯100−2までのユーザP(携帯端末300)の移動時間T1を算出する。
そして、情報発信装置200は、算出された移動時間T1が、移動に関する所定の条件を満たす場合、街路灯100−2の次の街路灯である街路灯100−3の点灯形態を制御する。
具体的には、情報発信装置200は、街路灯100−3から携帯端末300の通過時刻t3を受信すると、街路灯100−3の点灯形態を、移動に関する所定の条件と対応する形態に変更させる。
移動に関する所定の条件とは、例えば、所定の時間よりも長い時間としても良いし、所定の時間よりも短い時間としても良い。また、移動に関する所定の条件とは、例えば、ある長さの時間からある長さの時間までの範囲内としても良い。
実施形態では、移動に関する所定の条件は、例えば、ユーザPによって任意に決められても良い。以下の説明では、移動に関する所定の条件を、移動条件と呼ぶ。
尚、情報発信装置200は、通過時刻t1を受信した際には、過去の通過時刻を保持していないため、移動時間に関する処理は行わなくても良い。
このように、本実施形態では、ユーザPが街路灯を通過した通過時刻や、街路灯間の移動時間等に応じて、ユーザが近傍を通過した街路灯の点灯形態を制御することで、ユーザに対し、生活パターンや行動の変化等を示すことができる。したがって、本実施形態によれば、ユーザの状況に応じて街路灯の点灯を制御することができる。
図2は、第一の実施形態の情報発信システムのシステム構成の一例を示す図である。本実施形態の情報発信システム1は、街路灯100−1、100−2、100−3と、情報発信装置200と、携帯端末300と、を有する。
本実施形態の街路灯100−1、100−2、100−3は、それぞれが、通知制御部110−1、110−2、110−3を有する。以下の説明では、街路灯100−1、100−2、100−3のそれぞれを区別しない場合には、街路灯100と呼ぶ。また、以下の説明では、通知制御部110−1、110−2、110−3のそれぞれを区別しない場合には、通知制御部110と呼ぶ。
尚、図2の例では、街路灯100は3台としたが、これに限定されない。情報発信システム1に含まれる街路灯100の数は、任意の数であって良い。また、携帯端末300も同様に、情報発信システム1に含まれる携帯端末300の数は任意の数であって良い。
本実施形態の街路灯100において、通知制御部110は、街路灯100を中心とする所定範囲の領域に到達するビーコン信号を発信し、このビーコン信号を受信した携帯端末300から送信される応答信号を受信する。また、通知制御部110は、携帯端末300から応答信号を受信すると、受信した応答信号を情報発信装置200へ送信する。
本実施形態において、携帯端末300から街路灯100へ送信される応答信号とは、携帯端末300を識別する識別子となり得る信号である。本実施形態における応答信号は、携帯端末300や、携帯端末300と対応付けられたユーザを特定する信号となり得る。以下の説明では、携帯端末300から街路灯100に送信される応答信号を、端末IDと呼ぶ。
本実施形態の情報発信装置200は、街路灯データベース210、ユーザデータベース220、統計データベース230、情報発信処理部240を有する。
街路灯データベース210は、街路灯100を識別するための識別情報(街路灯のID)と、街路灯100が設置された場所とが対応付けられた情報が格納されている。
ユーザデータベース220には、ユーザ毎の、通過時刻が通過条件を満たす場合の街路灯100の点灯形態と、移動時間が移動条件を満たす場合の街路灯100の点灯形態と、を示す情報が格納されている。
統計データベース230には、ユーザ毎の通過時刻と移動時間とを示す情報が格納されている。
情報発信処理部240は、ユーザの街路灯100の通過時刻が通過条件を満たす場合と、ユーザの街路灯100間の移動時間が移動条件を満たす場合に、ユーザが通過した街路灯100の点灯形態を変更させる。
本実施形態の携帯端末300は、街路灯100からビーコン信号を受信すると、応答信号を街路灯100へ送信する。
尚、本実施形態では、携帯端末300が情報発信システム1に含まれるものとしたが、これに限定されない。携帯端末300は、情報発信システム1に含まれなくても良い。言い換えれば、情報発信システム1は、街路灯100と情報発信装置200を含み、携帯端末300を含んでいなくても良い。
図3は、第一の実施形態の情報発信装置のハードウェア構成の一例を説明する図である。
本実施形態の情報発信装置200は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置21、出力装置22、ドライブ装置23、補助記憶装置24、メモリ装置25、演算処理装置26及びインターフェース装置27を含む情報処理装置である。
入力装置21は、各種の情報の入力を行うための装置であり、例えばキーボードやポインティングデバイス等により実現される。出力装置22は、各種の情報の出力を行うためものであり、例えばディスプレイ等により実現される。インターフェース装置27は、LANカード等を含み、ネットワークに接続する為に用いられる。
情報発信プログラムは、情報発信装置200を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。情報発信プログラムは例えば記憶媒体28の配布やネットワークからのダウンロード等によって提供される。情報発信プログラムを記録した記憶媒体28は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的、電気的或いは磁気的に記録する記憶媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記憶媒体を用いることができる。
また、情報発信プログラムは、情報発信プログラムを記録した記憶媒体28がドライブ装置23にセットされると、記憶媒体28からドライブ装置23を介して補助記憶装置24にインストールされる。ネットワークからダウンロードされた情報発信プログラムは、インターフェース装置27を介して補助記憶装置24にインストールされる。
補助記憶装置24は、インストールされた情報発信プログラムを格納すると共に、街路灯データベース210、ユーザデータベース220、統計データベース230等の必要なファイル、データ等を格納する。メモリ装置25は、情報発信装置200の起動時に補助記憶装置24から情報発信プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置26はメモリ装置25に格納された情報発信プログラムに従って、後述するような情報発信処理部240が実行する各種処理を実現している。
本実施形態の携帯端末300のハードウェア構成は、情報発信装置200と同様であるから、説明を省略する。尚、携帯端末300は、例えば、タブレット型の携帯端末や、スマートフォン等であっても良く、入力装置21と出力装置22との代わりに、タッチパネル等により実現される表示操作装置を有していても良い。
図4は、第一の実施形態の街路灯のハードウェア構成の一例を説明する図である。
本実施形態の街路灯100は、それぞれバスBで相互に接続されている発光体101、通信装置102、ドライブ装置103、補助記憶装置104、メモリ装置105、演算処理装置106及びインターフェース装置107を含む情報処理装置である。
発光体101は、例えばLED(Light Emitting Diode)等である。通信装置102は、例えば、街路灯100の周囲に対して送信要求信号を送信し、応答を受け付けるための装置である。インターフェース装置107はネットワークに接続する為に用いられる。
発光制御プログラムは、街路灯100を制御する各種プログラムの少なくとも一部である。発光制御プログラムは例えば記憶媒体108の配布やネットワークからのダウンロードなどによって提供される。発光制御プログラムを記録した記憶媒体108は、CD−ROM、フレキシブルディスク、光磁気ディスク等の様に情報を光学的、電気的或いは磁気的に記録する記憶媒体、ROM、フラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記憶媒体を用いることができる。
また、発光制御プログラムは、発光制御プログラムを記録した記憶媒体108がドライブ装置103にセットされると、記憶媒体108からドライブ装置103を介して補助記憶装置104にインストールされる。ネットワークからダウンロードされた発光制御プログラムは、インターフェース装置107を介して補助記憶装置104にインストールされる。
補助記憶装置104は、インストールされた発光制御プログラムを格納すると共に、必要なファイル、データ等を格納する。メモリ装置105は、コンピュータの起動時に補助記憶装置104から発光制御プログラムを読み出して格納する。そして、演算処理装置106はメモリ装置105に格納された発光制御プログラムに従って、後述するような各種処理を実現している。
次に、図5乃至図7を参照して、本実施形態の情報発信装置200の有する各データベースについて説明する。
以下に説明する各データベースは、情報発信装置200の補助記憶装置24やメモリ装置25等の記憶装置に設けられていても良いし、情報発信装置200の外部の記憶装置に設けられていても良い。
図5は、第一の実施形態の街路灯データベースの一例を示す図である。本実施形態の街路灯データベース210は、情報の項目として、街路灯IDと設置場所とを有する。項目「街路灯ID」の値は、街路灯100を特定するための識別情報である。項目「設置場所」の値は、街路灯IDによって特定される街路灯100が設置された場所を示す。
街路灯データベース210において、項目「街路灯ID」の値と、項目「設置場所」の値とは、対応付けられており、項目「街路灯ID」の値と、項目「設置場所」の値とを含む情報を街路灯情報と呼ぶ。
図5の例では、街路灯ID「G001」の街路灯100は、○府×市中央区・・・設置されていることがわかる。
尚、本実施形態の街路灯データベース210は、予め情報発信装置200らに設けられていても良い。
図6は、第一の実施形態のユーザデータベースの一例を示す図である。本実施形態のユーザデータベース220は、予め、情報発信システム1のユーザによって入力された情報が格納されているものとしても良い。
本実施形態のユーザデータベース220は、情報の項目として、ユーザID、端末ID、通過条件を満たす場合の点灯形態、移動条件を満たす場合の点灯形態を有する。ユーザデータベース220において、項目「ユーザID」と、その他の項目とは対応付けられている。以下の説明では、項目「ユーザID」の値と、その他の項目の値と、を含む情報を、点灯形態情報と呼ぶ。
項目「ユーザID」の値は、ユーザを識別するための識別情報を示す。項目「端末ID」の値は、ユーザと対応付けられた携帯端末300を識別するための識別情報である。
項目「通過条件を満たす場合の点灯形態」の値とは、通過時刻が通過条件を満たす場合に携帯端末300が通過した街路灯100の点灯形態を示す。項目「移動条件を満たす場合の点灯形態」の値とは、移動時間が移動条件を満たす場合に携帯端末300が通過した街路灯100の点灯形態を示す。
尚、ユーザデータベース220には、ユーザ毎の通過条件と移動条件が格納されていても良い。その場合、ユーザデータベース220において、項目「通過条件を満たす場合の点灯形態」は、「通過条件」と「点灯形態」とを対応付けた項目であっても良く、項目「移動条件を満たす場合の点灯形態」は、「移動条件」と「点灯形態」とを対応付けた項目であっても良い。
図6の例では、ユーザID「001」のユーザと対応付けられた端末ID「101」が街路灯100を通過したときの通過時刻が通過条件を満たす場合に、次の街路灯100の点灯形態を「黄色で点滅」とすることがわかる。また、ユーザID「001」のユーザと対応付けられた端末ID「101」が街路灯100を通過したときの街路灯100間の移動時間が移動条件を満たす場合に、次の街路灯100の点灯形態を「青色で点灯」とすることがわかる。
また、ユーザデータベース220は、例えば、情報の項目として、「通過条件と移動条件の両方を満たす場合の点灯形態」を有していても良い。その場合、項目「通過条件と移動条件の両方を満たす場合の点灯形態」の値は、通過時刻が通過条件を満たし、且つ、移動時間が移動条件を満たす場合の点灯形態を示す。
図7は、第一の実施形態の統計データベースの一例を示す図である。統計データベース230は、情報発信装置200が街路灯100から応答信号を受信する度に更新される。また、統計データベース230は、例えば、ユーザID毎に設けられていても良い。
本実施形態の統計データベース230は、情報の項目として、端末ID、通過時刻、移動時間を有し、項目「端末ID」と、その他の項目とが対応付けられている。以下の説明では、統計データベース230において、項目「端末ID」の値と、その他の項目の値とを含む情報を統計情報と呼ぶ。
項目「通過時刻」の値は、街路灯100が携帯端末300から応答信号として端末IDを受信した時刻を示す。項目「移動時間」の値は、街路灯100が携帯端末300から応答信号を受信した時刻から、次の街路灯100が携帯端末300から応答信号を受信した時刻までの時間を示す。
図7の例では、例えば、街路灯100が、端末ID「101」により識別される携帯端末300から応答信号を受信した時刻が7:03であり、直前の街路灯100が携帯端末300から応答信号を受信した時刻から7:03までの時間が2分1秒であることがわかる。
次に、図8を参照して、本実施形態の情報発信システム1の有する各装置の機能について説明する。図8は、第一の実施形態の情報発信システムの有する各装置の機能を説明する図である。
始めに、街路灯100について説明する。本実施形態の街路灯100は、通知制御部110を有する。
本実施形態の通知制御部110は、発光体制御部111、ビーコン発信部112、応答受信部113、識別子送信部114を有する。
本実施形態の発光体制御部111は、情報発信装置200から、点灯形態の変更の指示を受け付けると、発光体101から発光される光の色を変更する。尚、発光体101から発光される光の色は、情報発信装置200から指示されるものであって良い。
ビーコン発信部112は、街路灯100の通信装置102により、街路灯100を中心とする所定範囲の領域に到達するビーコン信号を発信する。
応答受信部113は、ビーコン信号を受信した携帯端末300から、ビーコン信号に対する応答として、携帯端末300の端末IDを受信する。本実施形態では、携帯端末300は、例えば携帯電話やスマートフォン等のような通話機能を有しているものとし、ビーコン信号に対する応答として、自機の電話番号を街路灯100に送信しても良い。言い換えれば、本実施形態の端末IDは、携帯端末300の電話番号であっても良い。
尚、携帯端末300が、ビーコン信号の応答として街路灯100に送信する応答信号は、携帯端末300と対応付けられたユーザを特定するユーザIDであっても良い。
識別子送信部114は、ビーコン信号の応答として携帯端末300から受信した端末IDを、端末IDを受信した時刻を示す情報と対応付けて、情報発信装置200へ送信する。言い換えれば、識別子送信部114は、携帯端末300の端末IDと、携帯端末300の通過時刻とを対応付けて情報発信装置200へ送信する。
以下の説明では、識別子送信部114から情報発信装置200へ送信される情報を、端末検出情報と呼ぶ。
次に、情報発信装置200について説明する。本実施形態の情報発信装置200は、情報発信処理部240を有する。情報発信処理部240は、情報発信装置200の演算処理装置26がメモリ装置25等に格納された情報発信プログラムを読み出して実行することで実現される。
本実施形態の情報発信処理部240は、入力受付部241、通信部242、通過検出部243、移動時間算出部244、点灯制御部245を有する。
入力受付部241は、情報発信装置200に対する各種の入力を受け付ける。具体的には、入力受付部241は、例えば、点灯形態情報の入力等を受け付ける。
通信部242は、情報発信装置200と外部装置との通信を行う。具体的には、通信部242は、街路灯100から送信される端末検出情報を受信する。また、通信部242は、街路灯100に対して、点灯形態の変更指示を示す情報を送信する。また、通信部242は、携帯端末300との通信を行っても良い。通信部242によって受信された端末検出情報は、統計データベース230に格納される。
通過検出部243は、通信部242が街路灯100から端末検出情報を受信したことを検出する。言い換えれば、通過検出部243は、携帯端末300が街路灯100の近傍を通過したことを検出する。尚、街路灯100の近傍とは、街路灯100から発信されるビーコン信号が到達する所定範囲の領域を示す。
尚、本実施形態の通過検出部243は、例えば、携帯端末300と対応付けられたユーザが日常的に通過する経路を示す情報を保持していても良い。以下の説明では、経路を示す情報を経路情報と呼ぶ。具体的には、通過検出部243には、例えば、ユーザによって予め入力された経路情報を保持していても良い。また、通過検出部243は、例えば、携帯端末300の位置を示す位置情報から推定された経路を示す経路情報を保持していても良い。経路の推定は、例えば、情報発信装置200において行われても良いし、携帯端末300において行われても良いし、他の装置によって行われても良い。
移動時間算出部244は、統計データベース230を参照し、2つの端末検出情報に含まれる通過時刻に基づき、2つの街路灯100間の携帯端末300の移動時間を算出する。算出された移動時間は、統計データベース230に格納される。
より具体的には、移動時間算出部244は、端末検出情報を受信すると、統計データベース230に格納された統計情報のうち、この端末検出情報に含まれる通過時刻と、最も近い時刻である通過時刻を取得し、2つの通過時刻の差を移動時間としても良い。
点灯制御部245は、統計データベース230を参照し、通過時刻が通過条件を満たすか否かを判定し、通過条件を満たす場合に、ユーザデータベース220を参照し、携帯端末300が通過した街路灯100の点灯形態を変更させる。また、点灯制御部245は、統計データベース230を参照し、移動時間が移動条件を満たすか否かを判定し、移動条件を満たす場合に、ユーザデータベース220を参照し、携帯端末300が通過した街路灯100の点灯形態を変更させる。点灯制御部245の処理の詳細は後述する。
次に、携帯端末300について説明する。本実施形態の携帯端末300は、街路灯通信部310を有する。
本実施形態の街路灯通信部310は、例えば、街路灯100から発信されるビーコン信号に対する応答として、ユーザIDを街路灯100へ送信する。
尚、図8の例では、情報発信システム1には、街路灯100、情報発信装置200、携帯端末300が含まれるものとしているが、これに限定されない。本実施形態では、街路灯100と情報発信装置200とを含む情報発信システム10としても良い。
次に、図9を参照して、本実施形態の情報発信装置200の動作を説明する。図9は、第一の実施形態の情報発信装置の動作を説明するフローチャートである。
本実施形態の情報発信装置200の情報発信処理部240は、通過検出部243により、通信部242が街路灯100から端末検出情報を受信したか否かを判定する(ステップS901)。ステップS901において、端末検出情報を受信していない場合、情報発信処理部240は、端末検出情報を受信するまで待機する。
ステップS901において、端末検出情報を受信した場合、通過検出部243は、受信した端末検出情報を統計データベース230へ格納する(ステップS902)。
続いて、情報発信処理部240は、移動時間算出部244により、統計データベース230に過去に、端末IDが一致する過去の統計情報が格納されているか否かを判定する(ステップS903)。
ステップS903において、該当する統計情報が格納されていない場合、情報発信処理部240は、後述するステップS905へ進む。ステップS903において、該当する統計情報が格納されている場合、情報発信処理部240は、移動時間算出部244により、統計データベース230から、過去の統計情報のうち、受信した端末検出情報に含まれる通過時刻と最も近い通過時刻を取得する。ここで、取得した通過時刻とは、ステップS901で受信した端末検出情報を送信した街路灯100をユーザが通過する直前に、情報発信装置200が、このユーザが通過した街路灯100から受信した端末検出情報に含まれる通過時刻である。
移動時間算出部244は、ステップS901で受信した端末検出情報に含まれる通過時刻と、統計データベース230から取得した通過時刻と、を用いて、街路灯100間の移動時間を算出する。そして、移動時間算出部244は、ステップS901で受信した端末検出情報と、移動時間とを対応づけて統計情報とし、統計データベース230へ格納する(ステップS904)。
次に、情報発信処理部240は、点灯制御部245により、端末検出情報に含まれる通過時刻が通過条件を満たすか否かを判定する(ステップS905)。ステップS905において、通過条件を満たさない場合、情報発信処理部240は、後述するステップS907へ進む。
ステップS905において、通過条件を満たす場合、点灯制御部245は、ユーザデータベース220を参照し、端末IDと対応付けられた点灯形態情報から、通過条件を満たす場合の点灯形態を示す情報を取得し、次の街路灯100へ送信する(ステップS906)。
尚、本実施形態では、例えば、端末検出情報に、端末検出情報を送信した街路灯100を特定する街路灯IDが含まれていても良い。この場合、点灯制御部245は、街路灯データベース210を参照し、街路灯IDと対応する設置場所から最も近い場所と対応付けられた街路灯IDによって特定される街路灯100を次の街路灯100としても良い。
また、本実施形態では、例えば、情報発信装置200は、端末検出情報と共に、携帯端末300の現在地を示す位置情報を取得し、街路灯データベース210を参照し、位置情報が示す位置から2番目に近い街路灯100を次の街路灯100としても良い。
続いて、点灯制御部245は、算出した移動時間が移動条件を満たすか否かを判定する(ステップS907)。ステップS907において、移動条件を満たさない場合、情報発信処理部240は、後述するステップS909へ進む。
ステップS907において、移動条件を満たす場合、点灯制御部245は、ユーザデータベース220を参照し、端末IDと対応付けられた点灯形態情報から、移動条件を満たす場合の点灯形態を示す情報を取得し、次の街路灯100へ送信する(ステップS908)。
続いて、情報発信処理部240は、通過検出部243により、次の街路灯100から端末検出情報を受信したか否かを判定する(ステップS909)。ステップS909において、該当する端末検出情報を受信しない場合、情報発信処理部240は、該当する端末検出情報を受信するまで待機する。
ステップS909において、該当する端末検出情報を受信した場合、点灯制御部245は、次の街路灯100へ点灯形態を示す情報が送信済みか否かを判定する(ステップS910)。ステップS910において、点灯形態を示す情報を送信していない場合、情報発信処理部240は、後述するステップS912へ進む。
ステップS910において、点灯形態を示す情報が送信済みであった場合、点灯制御部245は、送信済みの点灯形態を示す情報に基づく点灯形態の変更指示を次の街路灯100へ送信する(ステップS911)。
尚、このとき、例えば、通過条件を満たす場合の点灯形態を示す情報と、移動条件を満たす場合の点灯形態を示す情報と、の両方が次の街路灯100に送信されていた場合、次の街路灯100は、何れか一方の点灯形態を示す情報を優先させても良い。点灯形態を示す情報の優先順位は、例えば、ユーザによって設定されても良く、情報発信システム1の管理者等によって設定されても良い。
また、本実施形態では、例えば、ユーザデータベース220において、通過条件と移動条件の両方を満たす場合の点灯形態を示す情報を保持しており、通過条件及び移動条件を満たす場合には、対応する点灯形態を示す情報を次の街路灯100に送信しても良い。
続いて、情報発信処理部240は、処理を終了するか否かを判定する(ステップS912)。
本実施形態の情報発信処理部240は、例えば、一定時間、街路灯100から端末検出情報を受信しない場合に、処理を終了すると判定しても良い。言い換えれば、情報発信処理部240は、携帯端末300の移動が停止したとき、処理を終了すると判定しても良い。また、本実施形態では、情報発信装置200に、ユーザの経路が格納さてれおり、携帯端末300の位置を示す位置情報が、経路の終端の近傍の位置を示しているとき、処理を終了するものと判定しても良い。
ステップS912において、処理を終了しない、と判定された場合、情報発信処理部240は、ステップS902へ戻る。ステップS912において、処理を終了する、と判定された場合、情報発信処理部240は、処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、街路灯100をユーザが通過する時刻や、街路灯100間の移動時間等に応じて、ユーザが通過した街路灯100の点灯形態を変更することができ、ユーザに行動のパターン等の変化を通知することができる。したがって、本実施形態によれば、ユーザの状況に応じて街路灯100の点灯を制御することができる。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して、第二の実施形態について説明する。第二の実施形態では、通過条件と移動条件を、ユーザ毎の平均通過時刻と平均移動時間を用いた条件とした点が、第一の実施形態と相違する。よって、以下の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点についてのみ説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには、第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図10は、第二の実施形態の情報発信システムのシステム構成の一例を示す図である。実施形態の情報発信システム1Aは、街路灯100−1、100−2、100−3と、情報発信装置200Aと、携帯端末300と、を有する。
本実施形態の情報発信装置200Aは、街路灯データベース210、ユーザデータベース220A、統計データベース230A、情報発信処理部240Aを有する。
尚、図10の例では、情報発信システム1Aには、街路灯100、情報発信装置200A、携帯端末300が含まれるものとしているが、これに限定されない。本実施形態では、街路灯100と情報発信装置200Aとを含む情報発信システム10Aとしても良い。
次に、図11及び図12を参照して、本実施形態のユーザデータベース220Aと統計データベース230Aについて説明する。
図11は、第二の実施形態のユーザデータベースの一例を示す図である。本実施形態のユーザデータベース220Aは、情報の項目として、ユーザID、端末ID、通過時刻が平均通過時刻より遅い場合、移動条件が平均移動時間より長い場合を有する。
つまり、本実施形態では、通過条件は、通過時刻が平均通過時刻より遅い時刻であることであり、移動条件は、移動時間が平均移動時間よりも長い時間であることである。
項目「通過時刻が平均通過時刻より遅い場合」は、項目「点灯形態」と項目「メッセージ」と対応付けられている。項目「通過時刻が平均通過時刻より遅い場合」と対応付く項目「点灯形態」の値は、携帯端末300の街路灯100を通過した時刻が、平均通過時刻より遅い時刻である場合に、次の街路灯100へ送信される点灯形態を示す情報である。
項目「通過時刻が平均通過時刻より遅い場合」と対応付く項目「メッセージ」の値は、携帯端末300の街路灯100を通過した時刻が、平均通過時刻より遅い時刻である場合に、携帯端末300が次の街路灯100を通過した際に携帯端末300へ送信されるメッセージを示す。
したがって、本実施形態の点灯形態情報には、ユーザID、端末ID、通過時刻が平均通過時刻より遅い場合の点灯形態を示す情報とメッセージ、移動時間が平均移動時間より長い場合の点灯形態を示す情報とメッセージが含まれる。言い換えれば、本実施形態のユーザデータベース220Aには、ユーザの街路灯100の通過時刻又は街路灯100間の移動時間と、後述する統計情報との比較結果に対応した点灯形態を示す情報と、メッセージとが格納されている。
項目「移動時間が平均移動時間より長い場合」は、項目「点灯形態」と項目「メッセージ」と対応付けられている。項目「移動時間が平均移動時間より長い場合」と対応付く項目「点灯形態」の値は、携帯端末300か通過した街路灯100と、その直前に通過した街路灯100との間の移動時間が、平均移動時間より長い場合に、次の街路灯100へ送信される点灯形態を示す情報である。
項目「移動時間が平均移動時間より長い場合」と対応付く項目「メッセージ」の値は、携帯端末300か通過した街路灯100と、その直前に通過した街路灯100との間の移動時間が、平均移動時間より長い場合に、携帯端末300が次の街路灯100を通過した際に携帯端末300へ送信されるメッセージを示す。
図11の例では、例えば、ユーザID「001」のユーザと対応付けられた端末ID「101」が街路灯100を通過したときの通過時刻が平均通過時刻より遅い時刻である場合、に、次の街路灯100の点灯形態を「黄色で点滅」とすることがわかる。また、図11の例では、ユーザID「001」のユーザと対応付けられた端末ID「101」が街路灯100を通過したときの通過時刻が平均通過時刻より遅い時刻である場合、端末ID「101」が次の街路灯100を通過した際に、端末ID「101」の携帯端末300に「今日は遅かったですね。」というメッセージが送信されることがわかる。
図12は、第二の実施形態の統計データベースの一例を示す図である。統計データベース230Aは、情報の項目として、端末ID、通過時刻、平均通過時刻、移動時間、平均移動時間を有する。したがって、本実施形態の統計情報には、通過時刻、平均通過時刻、移動時間、平均移動時間を含む。
項目「平均通過時刻」の値は、過去の通過時刻の平均値を示す。具体的には、例えば、所定の時間帯において、最も遅い通過時刻から順に取得した所定個数の通過時刻の平均値であっても良い。
項目「平均移動時間」の値は、過去の移動時間の平均値を示す。具体的には、例えば、所定の時間帯において、最も長い移動時間から順に取得した所定個数の移動時間の平均値であっても良い。
次に、図13を参照して、本実施形態の情報発信システム1Aの有する各装置の機能について説明する。図13は、第二の実施形態の情報発信システムの有する各装置の機能を説明する図である。
本実施形態の情報発信装置200Aは、情報発信処理部240Aを有する。本実施形態の情報発信処理部240Aは、入力受付部241、通信部242、通過検出部243、移動時間算出部244、点灯制御部245、平均算出部246、統計情報格納部247、メッセージ送信部248を有する。
本実施形態の平均算出部246は、平均通過時刻と平均移動時間を算出する。本実施形態の統計情報格納部247は、平均算出部246で算出された平均通過時刻と平均移動時間とを端末IDと対応付けて、統計データベース230Aに格納する。
本実施形態のメッセージ送信部248は、ユーザデータベース220Aを参照し、通過時刻や移動時間と対応したメッセージを取得し、携帯端末300に送信する。
次に、図14を参照して、本実施形態の情報発信装置200Aの動作を説明する。図14は、第二の実施形態の情報発信装置の動作を説明するフローチャートである。
図14のステップS1401からステップS1404までの処理は、ステップS1403において、該当する端末検出情報が格納されていない場合に、後述するステップS1407へ進む点以外は、図9のステップS901からステップS904までの処理と同様であるから、説明を省略する。
ステップS1404に続いて、情報発信処理部240Aは、平均算出部246により、統計データベース230を参照して、平均通過時刻を算出し、統計情報格納部247により、受信した端末検出情報と対応付けて統計データベース230へ格納する(ステップS1405)。
具体的には、平均算出部246は、例えば、統計データベース230に格納された通過時刻のうち、受信した端末検出情報に含まれる通過時刻を含む所定の時間帯において、最も遅い時刻から順に通過時刻を複数取得し、これらの平均を平均通過時刻としても良い。本実施形態では、このように、通過時刻の中でも、遅い時刻の通過時刻を用いて平均通過時刻を算出することで、携帯端末300が街路灯100の近傍を通過した時刻が、通常よりも遅い時刻であるか否かを判定することができる。
続いて、平均算出部246は、統計データベース230を参照して、平均移動時間を算出し、統計情報格納部247により、受信した端末検出情報と対応付けて統計データベース230へ格納する(ステップS1406)。
具体的には、平均算出部246は、例えば、統計データベース230に格納された移動時間のうち、受信した端末検出情報に含まれる通過時刻を含む所定の時間帯において、最も長い移動時間から順に移動時間を複数取得し、これらの平均を平均移動時間としても良い。本実施形態では、このように、移動時間の中でも、長い移動時間を用いて平均移動時間を算出することで、携帯端末300のユーザによる街路灯100間の移動時間が、通称よりも長い時間であるか否かを判定することができる。
ステップS1407とステップS1408の処理は、ステップS1407で通過時刻が平均通過時刻より遅い時刻でない場合に、後述するステップS1410へ進む以外は、図9のステップS905とステップS906の処理と同様であるから、説明を省略する。
ステップS1408に続いて、情報発信処理部240Aは、メッセージ送信部248により、ユーザデータベース220Aを参照し、通過時刻が平均通過時刻よりも遅い場合における、端末検出情報に含まれる端末IDと対応するメッセージを取得する(ステップS1407)。
ステップS1408とステップS1409の処理は、ステップS1408で移動時間が平均移動時間より長くない場合に、後述するステップS1413へ進む以外は、図9のステップS907とステップS908の処理と同様であるから、説明を省略する。
ステップS1411に続いて、メッセージ送信部248は、取得したメッセージを端末IDで特定される携帯端末300へ送信する(ステップS1412)。
ステップS1413からステップS1415の処理は、ステップS1414で点灯形態を示す情報が送信されていない場合に、後述するステップS1417へ進む以外は、図9のステップS909からステップS911の処理と同様であるから、説明を省略する。
ステップS1415に続いて、メッセージ送信部248は、取得したメッセージを端末IDで特定される携帯端末300へ送信する(ステップS1416)。
尚、本実施形態では、通過時刻が平均通過時刻より遅く、且つ、移動時間が平均移動時間よりも長い場合には、メッセージ送信部248は、何れか一方に対応するメッセージ
を携帯端末300に送信しても良い。この場合、送信するメッセージには、優先順位が付与されていても良く、メッセージ送信部248は、優先順位に応じてメッセージを携帯端末300に送信しても良い。さらに、本実施形態では、ユーザデータベース220Aにおいて、通過時刻が平均通過時刻より遅く、且つ、移動時間が平均移動時間よりも長い場合と対応するメッセージが格納されていても良い。この場合、メッセージ送信部248は、端末IDと対応する統計情報において、通過時刻が平均通過時刻より遅く、且つ、移動時間が平均移動時間よりも長い場合に、このメッセージを携帯端末300に送信しても良い。
ステップS1417の処理は、図9のステップS912の処理と同様であるから、説明を省略する。
次に、図15及び図16を参照して、本実施形態の携帯端末300におけるメッセージの表示について説明する。
図15は、第二の実施形態の携帯端末の表示例を示す第一の図である。図15に示す画面301は、例えば、携帯端末300のユーザID「U001」のユーザが、街路灯100−1を通過したときの通過時刻が、平均通過時刻よりも遅い場合の携帯端末300の表示例を示す(図1参照)。
この場合、情報発信装置200Aは、ユーザID「U001」のユーザが、次の街路灯100−2を通過したとき、ユーザデータベース220Aにおいて、ユーザID「U001」と対応する「通過時刻が平均通過時刻よりも遅い場合」のメッセージを取得する。そして、情報発信装置200Aは、ユーザID「U001」と対応付けられた端末ID「101」で特定される携帯端末300に対し、取得したメッセージを送信する。
図15の画面301には、情報発信装置200Aから受信したメッセージ302が、ポップアップ形式で表示されている。ここでは、メッセージ302として、「今日は遅かったですね。」が画面301へ表示される(図11参照)。
図16は、第二の実施形態の携帯端末の表示例を示す第二の図である。図16に示す画面301Aは、例えば、携帯端末300のユーザID「U00」のユーザが、街路灯100−1から街路灯100−2までの移動時間が、平均移動時間よりも長い場合の携帯端末300の表示例を示す(図1参照)。
この場合、情報発信装置200Aは、ユーザID「U001」のユーザが、次の街路灯100−3を通過したとき、ユーザデータベース220Aにおいて、ユーザID「U001」と対応する「移動時間が平均移動時間よりも長い場合」のメッセージを取得する。そして、情報発信装置200Aは、ユーザID「U001」と対応付けられた端末ID「101」で特定される携帯端末300に対し、取得したメッセージを送信する。
図16の画面301Aには、情報発信装置200Aから受信したメッセージ303が、ポップアップ形式で表示されている。ここでは、メッセージ303として、「大丈夫ですか?」が画面301Aへ表示される(図11参照)。
したがって、本実施形態によれば、ユーザの行動パターン等に変化があることを、街路灯100の点灯形態を変更させることに加えて、メッセージによっても通知することができる。
また、本実施形態は、例えば、ジョギング等を行うユーザにとっては、自身が走るペースを把握するために利用することができる。
例えば、ユーザPは、街路灯100−1から街路灯100−3を含むコースをジョギングするものとする。この場合、2つの街路灯100の間の移動時間によって、走るペースが遅くなっているか否かを、ユーザPに通知することができる。
具体的には、例えば、ユーザPの街路灯100−1から街路灯100−2までの移動時間が、平均移動時間より長かったとする。この場合、情報発信装置200Aは、次の街路灯100−3から端末検出情報を受信したとき、ユーザPと対応付けられた携帯端末300に対し、走るペースが遅くなっていることを示すメッセージを送信しても良い。また、例えば、ユーザPの街路灯100−1から街路灯100−2までの移動時間が平均移動時間よりも大幅に短い場合等に、走るペースが速いことを示すメッセージを携帯端末300に送信しても良い。
このように、本実施形態によれば、街路灯を有効に活用することができる。
(第三の実施形態)
以下に図面を参照して、第三の実施形態について説明する。第三の実施形態は、ユーザの携帯端末300が街路灯間を通過しなかった場合に、他のユーザの携帯端末300が街路灯間を通過していないことを通知する点が、第二の実施形態と相違する。よって、以下の第三の実施形態の説明では、第二の実施形態との相違点についてのみ説明し、第二の実施形態と同様の機能構成を有するものには、第二の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図17は、第三の実施形態の情報発信システムのシステム構成の一例を示す図である。実施形態の情報発信システム1Bは、街路灯100−1、100−2、100−3と、情報発信装置200Bと、携帯端末300と、を有する。
本実施形態の情報発信装置200Bは、街路灯データベース210、ユーザデータベース220B、統計データベース230B、情報発信処理部240Bを有する。
尚、図10の例では、情報発信システム1Bには、街路灯100、情報発信装置200B、携帯端末300が含まれるものとしているが、これに限定されない。本実施形態では、街路灯100と情報発信装置200Bとを含む情報発信システム10Bとしても良い。
次に、図18及び図19を参照して、本実施形態のユーザデータベース220Bと統計データベース230Bについて説明する。
図18は、第三の実施形態のユーザデータベースの一例を示す図である。本実施形態のユーザデータベース220Bは、情報の項目として、ユーザID、ユーザ名、端末ID、送信先端末ID、通過時刻が平均通過時刻より遅い場合、移動条件が平均移動時間より長い場合、一定時間通過していない場合のメッセージを有する。
項目「ユーザ名」の値は、ユーザIDによって特定されるユーザの名前を示す。ユーザの名前は、例えば、ユーザの氏名であっても良いし、ニックネーム等であっても良い。
項目「送信先端末ID」の値は、メッセージの送信先となる他の携帯端末300を
特定するための識別情報である。
項目「一定時間通過していない場合のメッセージ」の値は、2つの街路灯100の間を、端末IDによって特定される携帯端末300が通過しない場合に、送信先端末IDにより特定される携帯端末300に送信されるメッセージを示す。
図18の例では、例えば、端末ID「101」の携帯端末300が、街路灯100−1から街路灯100−2の間を一定時間通過しない場合、送信先端末ID「201」の携帯端末300に「AAさんは、○時○分から×時×分までの間、××から○○までを通過していません。」というメッセージが送信される。
本実施形態では、例えば、ユーザIDとユーザ名を、通学する児童のものとし、端末IDを児童が所持する携帯端末300とし、送信先端末IDを、児童の保護者の携帯端末300としても良い。
この場合、児童の所持する携帯端末300は、スマートフォン等の通話機能や、メッセージを表示させるための表示機能を有しておらず、ビーコン信号に対して応答を返す通信機能のみを有するものであっても良い。
図19は、第三の実施形態の統計データベースの一例を示す図である。本実施形態の統計データベース230Bは、情報の項目として、端末ID、街路灯ID、通過時刻、平均通過時刻、移動時間、平均移動時間を有する。したがって、本実施形態の統計情報には、端末ID、街路灯ID、通過時刻、平均通過時刻、移動時間、平均移動時間を含む。
項目「街路灯ID」の値は、情報発信装置200Bに対して端末検出情報を送信した街路灯100を特定する識別情報である。したがって、本実施形態の端末検出情報は、端末
IDと、街路灯IDと、通過時刻とを含む。
次に、図20を参照して、本実施形態の情報発信システム1Bの有する各装置の機能について説明する。図20は、第三の実施形態の情報発信システムの有する各装置の機能を説明する図である。
本実施形態の情報発信装置200Aは、情報発信処理部240Aを有する。本実施形態の情報発信処理部240Aは、入力受付部241、通信部242、通過検出部243、移動時間算出部244、点灯制御部245、平均算出部246、統計情報格納部247、メッセージ送信部248、通過有無判定部249を有する。
通過有無判定部249は、端末IDによって特定される携帯端末300が、街路灯100間を一定時間内に通過したか否かを判定する。尚、一定時間は、予め設定されていても良いし、統計データベース230Bの平均通過時刻等に基づき算出されても良い。
次に、図21を参照して、本実施形態の情報発信装置200Bの動作について説明する。図21は、第三の実施形態の情報発信装置の動作を説明するフローチャートである。
図21のステップS2101からステップS2107の処理は、ステップS2101及びステップS2113において端末検出情報を受信しない場合に、ステップS2118とステップS2121へ進む点以外は、図14のステップS1401からステップS1417までの処理と同様であるから、説明を省略する。
図21のステップS2101において、端末検出情報を受信していない場合、情報発信処理部240Bは、通過有無判定部249は、一定時間が経過したか否かを判定する(ステップS2118)。ステップS2118において、一定時間が経過していない場合、情報発信処理部240BはステップS2101へ戻る。
ステップS2118において、一定時間が経過した場合、通過有無判定部249は、ユーザデータベース220Bに格納されたユーザIDが特定するユーザが、通過すべき街路灯を通過していないものと判定する。そして、通過有無判定部249は、ユーザデータベース220Bから、ユーザIDと対応する送信先端末IDと、一定時間通過していない場合のメッセージとを取得する(ステップS2119)。
続いて、情報発信処理部240Bは、メッセージ送信部248により、取得したメッセージを送信先端末IDによって特定される携帯端末300へ送信し、ステップS2117へ戻る。
ステップS2113において、次の街路灯100から端末検出情報を受信しない場合、情報発信処理部240Bは、後述するステップS2121へ進む。
情報発信処理部240Bは、通過有無判定部249により、一定時間が経過したか否かを判定する(ステップS2121)。ステップS2121において、一定時間が経過していない場合、情報発信処理部240BはステップS2113へ戻る。
ステップS2121において、一定時間が経過した場合、情報発信処理部240Bは、後述するステップS2122へ進む。
ステップS2122とステップS2123の処理は、ステップS2119とステップS2120の処理と同様であるから、説明を省略する。
尚、本実施形態では、通過時刻が平均通過時刻より遅い場合のメッセージや、移動時間が平均移動時間よりも長い場合のメッセージも、送信先端末IDによって特定される携帯端末300に送信されても良い。
図22は、第三の実施形態の携帯端末の表示例を示す図である。図22の画面306では、メッセージ307が表示されている。
メッセージ307は、例えば、端末ID「101」の携帯端末300が、街路灯100−1を通過してから一定時間の間、街路灯100−2の近傍を通過しない場合に、送信先端末ID「201」の携帯端末300に表示される。
このメッセージ307によれば、端末ID「101」と対応するユーザID「U101」のユーザが、街路灯100−1を通過した後に、街路灯100−2を一定時間通過していないことを、送信先端末ID「201」の携帯端末300のユーザに通知することができる。
例えば、本実施形態では、ユーザデータベース220Bにおいて、通学路が決められている児童毎にユーザIDを付与しても良い。そして、本実施形態では、児童が所持する携帯端末300を識別する識別情報を端末IDとし、児童の保護者が所持する携帯端末300を識別する識別情報を送信先端末IDとしても良い。また、本実施形態では、例えば、送信先端末IDによって特定される携帯端末300を例えば、学校の教師が所持している携帯端末300等としても良い。送信先端末IDによって特定される携帯端末300は、ユーザIDと対応付けられた端末IDによって特定される携帯端末300とは別の送信先であれば良い。
さらに、本実施形態の情報発信装置200Bでは、ユーザID毎に、児童の通学路に設置された街路灯IDが対応付けられていても良い。
このようにすれば、例えば、児童が通学路から外れた場所へ移動した場合や、通学路を歩くペースや時間帯の変化等を、児童の保護者に通知することができる。したがって、本実施形態によれば、児童の通学を見守ることができる。
このように、本実施形態によれば、ユーザの状況に応じて街路灯の点灯を制御することができる。
開示の技術では、以下に記載する付記のような形態が考えられる。
(付記1)
ユーザの複数の街路灯のそれぞれの通過時刻を検出する通過検出部と、
前記通過時刻又は各街路灯の通過時刻から算出される街路灯間の移動時間に応じて、前記複数の街路灯の少なくとも1つの点灯形態を制御する点灯制御部と、を有する情報発信装置。
(付記2)
前記点灯制御部は、
前記ユーザ毎の前記各街路灯の通過時刻に関する統計情報を参照し、前記各街路灯の前記通過時刻又は前記街路灯間の移動時間と、前記統計情報との比較結果に応じて、前記街路灯の点灯形態を制御する、付記1記載の情報発信装置。
(付記3)
前記点灯制御部は、
前記通過時刻又は前記街路灯間の移動時間と前記統計情報との比較結果と、点灯形態とが対応付けられた情報を参照し、
前記街路灯の点灯形態を、前記比較結果と対応する点灯形態に変更させる、付記2記載の情報発信装置。
(付記4)
前記統計情報は、
前記通過時刻のうち、所定の時間帯における最も遅い通過時刻から、通過時刻が遅い順に取得した所定個数の通過時刻の平均値である平均通過時刻と、
前記移動時間のうち、所定の時間帯における最も長い移動時間から、前記移動時間が長い順に取得した所定個数の通過時刻の平均値である平均移動時間と、を含み、
前記点灯制御部は、
前記通過時刻が前記平均通過時刻よりも遅い場合と、前記移動時間が前記平均移動時間より長い場合とにおいて、前記街路灯の点灯形態を制御する、付記1乃至3の何れか一項に記載の情報発信装置。
(付記5)
前記通過検出部は、
前記街路灯から、前記ユーザと対応付けられた携帯端末から送信された、前記街路灯から発信された信号に対する応答信号を受信した時刻を含む端末検出情報を受信し、前記端末検出情報に含まれる時刻を前記ユーザの通過時刻として検出する、付記1乃至4の何れか一項に記載の情報発信装置。
(付記6)
前記点灯制御部は、
前記ユーザが通過した第一の街路灯の次に前記ユーザが通過する第二の街路灯から、前記端末検出情報を受信したとき、
前記ユーザの前記第一の街路灯の通過時刻又は、前記第一の街路灯から前記第二の街路灯までの移動時間に応じて、前記第二の街路灯の点灯形態を制御する、付記1乃至5の何れか一項に記載の情報発信装置。
(付記7)
前記通過時刻又は前記街路灯間の移動時間に応じて、前記ユーザと対応付けられた携帯端末へメッセージを送信するメッセージ送信部を有する付記1乃至6の何れか一項に記載の情報発信装置。
(付記8)
前記メッセージ送信部は、
前記通過時刻又は前記街路灯間の移動時間と前記統計情報との比較結果と、メッセージとが対応付けられた情報を参照し、前記比較結果と対応したメッセージを前記携帯端末へ送信する付記7記載の情報発信装置。
(付記9)
前記ユーザが前記街路灯間を一定時間以内に通過したか否かを判定する通過有無判定部を有し、
前記メッセージ送信部は、
前記ユーザが前記街路灯間を通過していない場合に、前記街路灯が設置された場所を示す情報と、前記ユーザが前記街路灯間を通過していないことを示すメッセージと、を、前記ユーザと対応付けられた携帯端末とは別の出力先へ送信する、付記7又は8記載の情報発信装置。
(付記10)
コンピュータによる情報発信方法であって、該コンピュータが、
ユーザの複数の街路灯のそれぞれの通過時刻を検出し、
前記通過時刻又は各街路灯の通過時刻から算出される街路灯間の移動時間に応じて、前記複数の街路灯の少なくとも1つの点灯形態を制御する、情報発信方法。
(付記11)
ユーザの複数の街路灯のそれぞれの通過時刻を検出する処理と、
前記通過時刻又は各街路灯の通過時刻から算出される街路灯間の移動時間に応じて、前記複数の街路灯の少なくとも1つの点灯形態を制御する処理と、をコンピュータに実行させる情報発信プログラム。
(付記12)
複数の街路灯と、
前記情報発信システムは、
ユーザの前記複数の街路灯のそれぞれの通過時刻を検出する通過検出部及び、前記通過時刻又は各街路灯の通過時刻から算出される街路灯間の移動時間に応じて、前記複数の街路灯の少なくとも1つの点灯形態を制御する点灯制御部と、を有する情報発信装置と、
を有する情報発信システム。
本発明は、具体的に開示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1、1A、10、10A 情報発信システム
100 街路灯
110 通知制御部
200、200A、200B 情報発信装置
210 街路灯データベース
220、220A、220B ユーザデータベース
230、230A、230B 統計データベース
240、240A、240B 情報発信処理部
241 入力受付部
242 通信部
243 通過検出部
244 移動時間算出部
245 点灯制御部
246 平均算出部
247 統計情報格納部
248 メッセージ送信部
249 通過有無判定部
300 携帯端末
310 街路灯通信部

Claims (8)

  1. ユーザの複数の街路灯のそれぞれの通過時刻を検出する通過検出部と、
    前記通過時刻又は各街路灯の通過時刻から算出される街路灯間の移動時間に応じて、前記複数の街路灯の少なくとも1つの点灯形態を制御する点灯制御部と、を有する情報発信装置。
  2. 前記点灯制御部は、
    前記ユーザ毎の前記各街路灯の通過時刻に関する統計情報を参照し、前記各街路灯の前記通過時刻又は前記街路灯間の移動時間と、前記統計情報との比較結果に応じて、前記街路灯の点灯形態を制御する、請求項1記載の情報発信装置。
  3. 前記点灯制御部は、
    前記通過時刻又は前記街路灯間の移動時間と前記統計情報との比較結果と、点灯形態とが対応付けられた情報を参照し、
    前記街路灯の点灯形態を、前記比較結果と対応する点灯形態に変更させる、請求項2記載の情報発信装置。
  4. 前記通過時刻又は前記街路灯間の移動時間に応じて、前記ユーザと対応付けられた携帯端末へメッセージを送信するメッセージ送信部を有する請求項3記載の情報発信装置。
  5. 前記メッセージ送信部は、
    前記通過時刻又は前記街路灯間の移動時間と前記統計情報との比較結果と、メッセージとが対応付けられた情報を参照し、前記比較結果と対応したメッセージを前記携帯端末へ送信する請求項4記載の情報発信装置。
  6. コンピュータによる情報発信方法であって、該コンピュータが、
    ユーザの複数の街路灯のそれぞれの通過時刻を検出し、
    前記通過時刻又は各街路灯の通過時刻から算出される街路灯間の移動時間に応じて、前記複数の街路灯の少なくとも1つの点灯形態を制御する、情報発信方法。
  7. ユーザの複数の街路灯のそれぞれの通過時刻を検出する処理と、
    前記通過時刻又は各街路灯の通過時刻から算出される街路灯間の移動時間に応じて、前記複数の街路灯の少なくとも1つの点灯形態を制御する処理と、をコンピュータに実行させる情報発信プログラム。
  8. 複数の街路灯と、
    ユーザの前記複数の街路灯のそれぞれの通過時刻を検出する通過検出部及び、前記通過時刻又は各街路灯の通過時刻から算出される街路灯間の移動時間に応じて、前記複数の街路灯の少なくとも1つの点灯形態を制御する点灯制御部を有する情報発信装置と、
    を有する情報発信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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