JP2018163486A - 報知システム、管理装置、端末装置、報知方法、及び報知プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】店舗における手間を軽減することができる呼び込みを行うための報知システムを提供する。【解決手段】報知システムは、管理装置と、端末装置とを含む報知システムであって、管理装置は、店舗から、店舗に関する臨時的な情報である臨時情報の登録を受け付ける登録部と、端末装置の位置を示す端末装置位置情報を受信する第1受信部と、店舗を識別する識別情報と、店舗の位置を示す店舗位置情報と、臨時情報とを対応付けて記憶する記憶部と、端末装置位置情報から所定範囲内にあり、臨時情報が対応付けられている店舗を特定する特定部と、特定部が特定した店舗の臨時情報を端末装置に送信する第1送信部とを備え、端末装置は、自端末装置の位置を示す端末装置位置情報を取得する取得部と、端末装置位置情報を送信する第2送信部と、臨時情報を受信する第2受信部と、受信した臨時情報を、当該臨時情報が対応する店舗の店舗位置情報と、端末装置位置情報との間の距離に応じた度合で報知する報知部とを備える。【選択図】図8
Description
本発明は、店舗等による呼び込み等を行うための報知システム、管理装置、端末装置、報知方法、及び報知プログラムに関する。
各種の店舗において、呼び込みを行いたくても、人員が足りなかったり、条例により禁止されていたりして、実行できないことがある。そこで、特許文献1においては、メッセージを交換し合っている端末に対して、そのメッセージの話題内容に応じた店舗の紹介を行う技術が開示されている。また、特許文献2には、客の要望に応じた接客、呼び込みを行うロボットが開示されている。また、特許文献3には、携帯端末装置が店舗の位置から所定範囲の距離にある場合に宣伝通知を行う技術が開示されている。
ところで、上記特許文献1に記載の技術においては、店舗の紹介を行うものの、店舗がその時々で、呼び込みを行いたい場合などに対応できるものではないという問題がある。また、特許文献に記載の技術の場合、予めロボットを用意しなければならないというコストがかかる手間があるという問題がある。また、特許文献3に記載の技術の場合、店舗から所定範囲の距離にある場合に宣伝通知を行うだけで、どの店舗であるかを明確に理解しにくいという問題がある。
そこで、本発明は上記問題に鑑みて成されたものであり、ユーザがよりわかりやすく呼び込みを行っている店舗がわかるように呼び込みを行う報知する報知システム、管理装置、端末装置、報知方法、報知プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る報知システムは、管理装置と、端末装置とを含む報知システムであって、管理装置は、店舗から、店舗に関する臨時的な情報である臨時情報の登録を受け付ける登録部と、端末装置の位置を示す端末装置位置情報を受信する第1受信部と、店舗を識別する識別情報と、店舗の位置を示す店舗位置情報と、臨時情報とを対応付けて記憶する記憶部と、端末装置位置情報から所定範囲内にあり、臨時情報が対応付けられている店舗を特定する特定部と、特定部が特定した店舗の臨時情報を端末装置に送信する第1送信部とを備え、端末装置は、自端末装置の位置を示す端末装置位置情報を取得する取得部と、端末装置位置情報を送信する第2送信部と、臨時情報を受信する第2受信部と、受信した臨時情報を、当該臨時情報が対応する店舗の店舗位置情報で示される位置と、端末装置位置情報で示される位置との間の距離に応じた度合で報知する報知部とを備える。
上記報知システムにおいて、記憶部は、さらに、各店舗ごとに店舗を訪問するのに適した人数範囲を示す人数情報を対応付けて記憶し、管理装置は、さらに、端末装置のユーザが一人でいるか否かを判定する判定部を備え、特定部は、さらに、ユーザが一人でいるか否かに応じて、人数情報を参照してユーザの端末装置に送信する臨時情報を特定することとしてもよい。
上記報知システムにおいて、第1受信部は、さらに、ユーザの端末装置の使用状況に関する状況情報を受信し、判定部は、状況情報に基づいて、ユーザが一人であるか否かを判定することとしてもよい。
上記報知システムにおいて、記憶部は、さらに、臨時情報が登録された日時を、対応する店舗に対応付けて記憶し、特定部は、さらに、日時が端末装置から端末装置位置情報を受信した日時に近い店舗を特定することとしてもよい。
上記報知システムにおいて、記憶部は、さらに、ユーザ各々の嗜好を示す嗜好情報を記憶し、特定部は、さらに、ユーザの嗜好情報に基づいて店舗を特定することとしてもよい。
上記報知システムにおいて、報知部は、臨時情報を音声で報知する場合に、端末装置と店舗との間の距離に応じて、度合として音量を変化させて報知することとしてもよい。
上記報知システムにおいて、端末装置は、さらに、自端末装置を振動させる振動部を備え、報知部は、臨時情報を振動部による振動で報知する場合に、端末装置と店舗との間の距離に応じて、度合として振動量を変化させて報知することとしてもよい。
上記報知システムにおいて、端末装置は、さらに、臨時情報を表示するための表示部を備え、報知部は、端末装置と店舗との間の距離に応じて、度合として表示部を表示するバックライトの明度を変化させて表示することとしてもよい。
上記報知システムにおいて、店舗は、臨時情報を報知するための報知部を備えることとしてもよい。
また、本発明の一態様に係る管理装置は、店舗からの臨時情報の登録を受け付ける登録部と、ユーザの端末装置の位置を示す端末装置位置情報を受信する受信部と、店舗の位置を示す店舗位置情報と、臨時情報とを対応付けて記憶する記憶部と、端末装置位置情報から所定範囲内にあり、臨時情報が対応付けられている店舗を特定する特定部と、特定部が特定した店舗の臨時情報を、当該臨時情報が対応する店舗の店舗位置情報で示される位置と端末装置位置情報で示される位置との間の距離に応じた度合で報知させる指示とともに端末装置に送信する送信部とを備える。
上記管理装置において、記憶部は、さらに、各店舗ごとに店舗を訪問するのに適した人数範囲を示す人数情報を対応付けて記憶し、管理装置は、さらに、ユーザが一人でいるか否かを判定する判定部を備え、特定部は、さらに、ユーザが一人でいるか否かに応じて、人数情報を参照してユーザの端末装置に送信する臨時情報を特定することとしてもよい。
上記管理装置において、受信部は、さらに、ユーザの端末装置の使用状況に関する状況情報を受信し、判定部は、状況情報に基づいて、ユーザが一人であるか否かを判定することとしてもよい。
上記管理装置において、記憶部は、さらに、臨時情報が登録された日時を、対応する店舗に対応付けて記憶し、特定部は、さらに、日時が端末装置から端末装置位置情報を受信した日時に近い店舗を特定することとしてもよい。
上記管理装置において、記憶部は、さらに、ユーザ各々の嗜好を示す嗜好情報を記憶し、特定部は、さらに、ユーザの嗜好情報に基づいて店舗を特定することとしてもよい。
また、本発明の一態様に係る端末装置は、自端末装置の位置を示す端末装置位置情報を取得する取得部と、端末装置位置情報を送信する第2送信部と、店舗に関する臨時の情報である臨時情報を受信する第2受信部と、受信した臨時情報を、当該臨時情報が対応する店舗の店舗位置情報で示される位置と、端末装置位置情報で示される位置との間の距離に応じた度合で報知する報知部とを備える。
上記端末装置において、臨時情報には、店舗を訪問するのに適した人数範囲を示す人数情報を対応付けられており、端末装置は、さらに、自端末装置とともに帯同するユーザの人数を推定する推定部と、推定部が推定したユーザの人数と、人数情報とに基づいて、報知する臨時情報を特定する特定部と、を備え、報知部は、特定部が特定した臨時情報を報知することとしてもよい。
上記端末装置において、端末装置は、さらに、自端末装置の使用状況を判定する判定部を備え、推定部は、判定部が判定した自端末装置の使用状況に応じてユーザが一人であるか否かを推定することとしてもよい。
上記端末装置において、端末装置は、さらに、自端末装置のユーザの嗜好を示す嗜好情報を記憶する記憶部を備え、特定部は、さらに、ユーザの嗜好情報に基づいて店舗を特定することとしてもよい。
上記端末装置において、報知部は、臨時情報を音声で報知する場合に、端末装置と店舗との間の距離に応じて、度合として音量を変化させて報知することとしてもよい。
上記端末装置において、端末装置は、さらに、自端末装置を振動させる振動部を備え、報知部は、臨時情報を振動部による振動で報知する場合に、端末装置と店舗との間の距離に応じて、度合として振動量を変化させて報知することとしてもよい。
上記端末装置において、端末装置は、さらに、臨時情報を表示するための表示部を備え、報知部は、端末装置と店舗との間の距離に応じて、度合として表示部を表示するバックライトの明度を変化させて表示することとしてもよい。
また、本発明の一態様に係る報知方法は、管理装置と、端末装置とを含む報知システムにおける報知方法であって、管理装置が、店舗から、店舗に関する臨時的な情報である臨時情報の登録を受け付ける登録ステップと、端末装置が、自端末装置の位置を示す端末装置位置情報を取得する取得ステップと、端末装置が、端末装置位置情報を送信する第1送信ステップと、管理装置が、端末装置から、端末装置の位置を示す端末装置位置情報を受信する第1受信ステップと、管理装置が、店舗を識別する識別情報と、店舗の位置を示す店舗位置情報と、臨時情報とを対応付けて記憶する記憶ステップと、管理装置が、端末装置位置情報から所定範囲内にあり、臨時情報が対応付けられている店舗を特定する特定ステップと、管理装置が、特定ステップにおいて特定した店舗の臨時情報を端末装置に送信する第2送信ステップと、端末装置が、管理装置から臨時情報を受信する第2受信ステップと、端末装置が、受信した臨時情報を、当該臨時情報が対応する店舗の店舗位置情報で示される位置と、端末装置位置情報で示される位置との間の距離に応じた度合で報知する報知ステップとを含む。
また、本発明の一態様に係る報知プログラムは、コンピュータに、店舗からの臨時情報の登録を受け付ける登録機能と、ユーザの端末装置の位置を示す端末装置位置情報を受信する受信機能と、店舗の位置を示す店舗位置情報と、臨時情報とを対応付けて記憶する記憶機能と、端末装置位置情報から所定範囲内にあり、臨時情報が対応付けられている店舗を特定する特定機能と、特定機能が特定した店舗の臨時情報を、当該臨時情報が対応する店舗の店舗位置情報で示される位置と端末装置位置情報で示される位置との間の距離に応じた度合で報知させる指示とともに端末装置に送信する送信機能とを実現させる。
本発明の一態様に係る報知システムにおいて、ユーザの端末装置は、店舗との間の距離に応じて、臨時情報を報知する。したがって、店舗は、人員を割くことなく、店舗への呼び込みを行うことができる。また、端末装置は、端末装置と店舗との間の距離に応じた度合での報知を行うことによって、ユーザに店舗を特定させやすくすることができる。また、ユーザも店舗の近くで店舗におけるサービスの内容を認識することができるので、サービスの内容が気に入れば、すぐにそのサービスを受けるために店舗に入店することができるようになる。また、ユーザの端末装置が店舗との間の距離に応じた度合いで報知を行うことにより、ユーザにとって得となる情報を見逃したりする可能性を低減することができる。
以下、本発明の一実施態様に係る報知システムについて、図面を参照しながら詳細に説明する。
<実施の形態>
<構成>
図1は、呼び込みを行うための報知システム1の一構成例を示す概略図である。図1に示すように、報知システム1は、管理装置100と、ユーザ30の端末装置200と、店舗400の店舗端末410とを含む。なお、図1においては、図面を簡潔にするために、端末装置200及び店舗端末410については1台の場合を示しているが、実際には複数存在してよい。管理装置100は、ネットワーク300を介して、1以上の端末装置200、及び、1以上の店舗端末410と通信可能に接続されている。
<構成>
図1は、呼び込みを行うための報知システム1の一構成例を示す概略図である。図1に示すように、報知システム1は、管理装置100と、ユーザ30の端末装置200と、店舗400の店舗端末410とを含む。なお、図1においては、図面を簡潔にするために、端末装置200及び店舗端末410については1台の場合を示しているが、実際には複数存在してよい。管理装置100は、ネットワーク300を介して、1以上の端末装置200、及び、1以上の店舗端末410と通信可能に接続されている。
店舗端末410は、店舗400に属する店員等から、臨時の呼び込みを行うための臨時情報の入力を受け付けて、管理装置100に送信する。店舗端末410は、例えば、店舗400に備えられたPCやタブレット端末などにより実現されるコンピュータである。店舗端末410は、少なくとも、店員等から臨時情報の入力を受け付ける受付機能、受け付けた臨時情報を管理装置100に送信する送信機能を備える。
管理装置100は、店舗端末410から送信された臨時情報を受信し、受信した臨時情報を記憶する。
ユーザ30の端末装置200は、管理装置100に対して、自機の位置を示す位置情報を送信する。
管理装置100は、端末装置200から送信された位置情報を受信すると、当該位置情報で示される位置から所定範囲内にある店舗の臨時情報を特定する。そして、管理装置100は、特定した臨時情報を、位置情報を送信してきた端末装置200に送信する。
端末装置200は、管理装置100から送信された臨時情報を受信すると、当該臨時情報で示される店舗との間の距離に応じた度合で、臨時情報を報知する。例えば、臨時情報が音声による呼び込みである場合に、店舗に近づくほど音量を上げていきながら臨時情報を報知し、遠ざかると、音量を下げながら臨時情報を報知する。したがって、端末装置200を保持するユーザ30は、どの店舗が臨時情報を発信しているのかを報知の度合から認識できるとともに、呼び込みを行っている店舗に関する情報(例えば、臨時のセールの情報など)を認識することができる。
ここから、報知システムについて更に詳細に説明する。図2は、報知システム1の詳細な構成例を示すブロック図である。図2に示すように、報知システム1は、管理装置100と、端末装置200とを含み、管理装置100と端末装置200とは、ネットワーク300を介して通信を行う。なお、ここでは、管理装置100及び端末装置200を共に1台ずつ示したが、実際には、端末装置200は多数存在する。また、管理装置100も複数存在してもよい。
管理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを備える。各機能部は、互いに、バス140を介して接続されている。管理装置100は、例えば、一般的なサーバ装置としてのコンピュータシステムにより実現することができる。ここで、管理装置100は、複数のプロセッサを備えて、各プロセッサによる並列処理により以降に示す処理を実行することとしてもよいし、管理装置100が果たす機能を複数の管理装置による並列処理システムとして実現することとしてもよい。
通信部110は、ネットワーク300を介して、端末装置200と通信を実行する機能を有する。即ち、通信部110は、通信インターフェースとして機能する。通信部110は、第1受信部111と、第1送信部112としての機能を実行する。通信部110は、ネットワーク300を介して、端末装置200や、店舗の端末装置との通信が実行できれば、有線、無線のいずれで通信を行ってもよく、また、通信ができれば使用する通信プロトコルは問わないものとする。
第1受信部111は、各端末装置200から送信された各々の位置を示す端末装置位置情報を受信する機能を有する。端末装置位置情報は、端末装置200が備える測位システムにより測位された位置情報であって、経度情報、緯度情報を含む。また、第1受信部111は、各種の店舗に対応する端末装置(図示せず)から送信された臨時情報を受信する機能を有する。第1受信部111は、受信した情報を制御部130に伝達する機能を有する。臨時情報は、文字列情報、音声情報、画像情報、動画情報のいずれであってもよく、店舗のユーザにより作成された情報であり、例えば、呼び込みを行う内容の情報である。
第1送信部112は、制御部130からの指示に従って、制御部130から指定された情報を送信する機能を有する。例えば、第1送信部112は、制御部130から指定された臨時情報を、位置情報を送信してきた端末装置200に送信する機能を有する。
記憶部120は、管理装置100が動作上必要とする各種プログラム、各種データを記憶する機能を有する。記憶部120は、例えば、SSD、HDD、フラッシュメモリなどにより実現できるが、これらに限定されるものではない。記憶部120は、管理装置100が、各端末装置200に適した臨時情報を特定して送信する呼び込みプログラムを記憶する機能を有する。また、記憶部120は、各店舗についての情報である店舗情報300や、報知システムを利用する各ユーザについての情報であるユーザ情報400を記憶する機能も有する。店舗情報300やユーザ情報400の詳細については後述する。
制御部130は、記憶部120に記憶されている各種のプログラムを読み出して実行するプロセッサであって、管理装置100の各部を制御する機能を有する。制御部130は、登録部131と、特定部132と、判定部133としての機能を実現する。
登録部131は、店舗から、店舗に関する臨時的な情報である臨時情報の登録を受け付ける機能を有する。即ち、登録部131は、第1受信部111から、店舗の端末装置からの臨時情報を受け付けると、対応する店舗の識別情報121に対応付けて、臨時情報123として、店舗情報300に登録する機能を有する。ここで、臨時情報とは、例えば、店舗による呼び込みの情報であってよいが、これに限られるものではなく、宣伝広告などであってもよい。また、臨時情報は、文字情報、画像情報、動画情報、音声情報のいずれの形態であってもよく、それらの組み合わせであってもよい。
特定部132は、第1受信部111が受信した端末位置情報で示される位置から所定範囲内にあり、臨時情報123が対応付けられている店舗を特定する機能を有する。即ち、特定部132は、端末装置200の端末装置位置情報に基づいて、その端末装置位置情報で示される位置から、所定範囲内にある店舗を特定する機能を有する。そして、特定部132は、特定した店舗に臨時情報123が対応付けられていた場合に、対応する臨時情報123を、対応する店舗位置情報122とともに、通信部110の第1送信部112に送信させる機能も有する。
判定部133は、ユーザの端末装置200の使用状況を判定する機能を有する。ここで、使用状況を判定するとは、端末装置200において報知を行ってもよいか否かを判定したり、ユーザが一人でいる状態で端末装置200を使用(保持)しているか否かを判定したりすることを意味する。例えば、判定部133は、端末装置200において音声を報知しても周囲の迷惑にならないか否かを、端末装置200にイヤホンが接続されているか否かに応じて判定することで端末装置200の使用状況を判定する機能を実現する。また、例えば、判定部133は、ユーザの端末装置200から送信されてきた端末装置位置情報で示される位置から所定範囲内に、報知システム1を利用する他の端末装置が存在するか否かを、当該他の端末装置から送信される端末装置位置情報に基づいて判定する。そして、判定部133は、端末装置200から所定範囲内に他の端末装置が存在する場合に、当該他の端末装置が、端末装置200が移動する方向と同じ方向に向かって移動している否かに応じて、端末装置200のユーザが一人でいるか否かを判定することにより、端末装置200の使用状況を判定する機能を実現する。このとき、判定部133は、端末装置200が移動する方向と同じ方向に向かって移動する他の端末装置の個数を計数することで、端末装置200のユーザと帯同するユーザの人数を特定する機能も有する。なお、判定部133による端末装置200の使用状況の判定の実現手法はこれに限定されるものではない。例えば、端末装置200から送信される端末装置位置情報とともに、端末装置200のユーザが端末装置200に入力した帯同人数の情報を受信することによっても実現することができる。判定部133によるユーザの端末装置200の使用状況に応じた臨時情報の報知の詳細については、後述する。
端末装置200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230と、位置情報取得部240と、振動部250と、表示部260と、音声出力部270とを備える。各機能部は、バス280を介して接続されている。端末装置200は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末、PCなどにより実現することができる。
通信部210は、ネットワーク300を介して、管理装置100と通信を実行する機能を有する通信インターフェースである。通信部210は、第2受信部211と、第2送信部212としての機能を実現する。通信部210は、ネットワーク300を介して、管理装置100との通信が実行できれば、有線、無線のいずれで通信を行ってもよく、また、通信ができれば使用する通信プロトコルは問わないものとする。
第2受信部211は、管理装置100から送信された臨時情報を受信する機能を有する。また、第2受信部211は、受信した臨時情報を制御部230に伝達する機能を有する。
第2送信部212は、制御部230からの指示に従って、制御部230から指定された情報を送信する機能を有する。例えば、第2送信部212は、位置情報取得部240が取得した端末装置位置情報であって、制御部130から指定された端末装置位置情報を、管理装置100に送信する機能を有する。
記憶部220は、端末装置200が動作上必要とする各種プログラム、各種データを記憶する機能を有する。記憶部220は、例えば、SSD、HDD、フラッシュメモリなどにより実現できるが、これらに限定されるものではない。記憶部220は、自端末で端末装置位置情報を取得して、管理装置100に送信し、それに応じて管理装置100から送信された臨時情報の報知を行うための報知プログラムを記憶する機能を有する。また、受信した臨時情報を一時的に記憶する機能も有する。
制御部230は、記憶部220に記憶されている各種のプログラムを読み出して実行するプロセッサであって、端末装置200の各部を制御する機能を有する。制御部230は、上述の報知部231としての機能を実現する。制御部230は、位置情報取得部240が取得した位置情報を、通信部210に送信させる機能を有する。また、制御部230は、通信部210から、管理装置100から送信された臨時情報123を受け付けると、位置情報取得部240が取得した現在位置と、各臨時情報123に対応する店舗位置情報で示される店舗位置との間の距離を算出する機能も有する。
報知部231は、第2受信部211が受信した臨時情報と、当該臨時情報が対応する店舗の店舗位置情報で示される位置と、端末装置200の端末装置位置情報で示される位置との間の距離に応じた度合で報知する機能を有する。即ち、報知部231は、制御部230が算出した位置情報取得部240が取得した現在位置と、各臨時情報123に対応する店舗位置情報で示される店舗位置との間の距離に応じた度合で、臨時情報123を報知する機能を有する。報知部231による距離に応じた度合での報知とは、臨時情報が対応する店舗に端末装置200が近づけば、その臨時情報をユーザが気づきやすいようにする報知のことをいう。例えば、臨時情報が音声情報の場合には、報知部231は、端末装置200が店舗に近づくほど大音量での報知を行い、遠ざかれば、その音量を下げての報知を行うよう音声出力部270に指示する機能を有する。また、画像や文字列の表示による報知を行う場合には、報知部231は、端末装置200が店舗に近づくほど表示画面における表示内容がより目立つように、例えば、文字フォントを大きくしていったり、表示画面の明るさを明るくしたりし、遠ざかれば、文字フォントを小さくしたり、表示画面の明るさを低減させたりするよう表示部260に指示する機能を有する。表示画面の明るさは、例えば、バックライトの明度を調整することにより変更することができる。また、報知部231は、店舗と自端末との間の距離に応じて、振動部250を振動させることで、報知を行ってもよく、その場合、店舗との間の距離が短くなるほど、振動の度合が大きくなるようにし、当該距離が長くなるほど、振動の度合が小さくなるようにして、報知を行う機能を有する。
位置情報取得部240は、端末装置200の現在位置を示す端末装置位置情報を取得する機能を有する。位置情報取得部240は、端末装置位置情報を逐次取得し、取得するごとに、制御部230に伝達する機能を有する。位置情報取得部240は、例えば、GPS(Global Positioning System)、GNSS(Global Navigation Satellite System)などの測位システムにより実現することができるが、これらのシステムに限定されるものではない。位置情報取得部240は、端末装置位置情報を、測位システムが測定した緯度情報及び経度情報として取得する機能を有する。緯度情報は、南北方向の地球上の座標を示す情報であり、経度情報は、東西方向の地球上の座標を示す情報である。
振動部250は、制御部230からの指示に従って、振動を発生する機能を有する。振動部250は、例えば、バイブレータにより実現することができる。
表示部260は、制御部230からの指示に従って、制御部230が指定した情報を表示する機能を有する。表示部260は、例えば、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイや、LCD(Liquid Crystal Display)などにより実現することができるが、これらに限定されるものではない。
音声出力部270は、制御部230からの指示に従って、制御部230が指定した音声情報を出力する機能を有する。音声出力部270は、例えば、スピーカである。音声出力部270は、例えば、音声により臨時情報を出力する機能を有する。
ネットワーク300は、管理装置100と、端末装置200との間の通信を中継する無線又は有線の通信ネットワークである。
以上が、報知システム1に係る各装置の構成の説明である。
<データ>
ここから、報知システム1において利用される情報について説明する。図3は、店舗情報300のデータ構成例を示すデータ概念図である。店舗情報300は、店舗に関する情報であって、管理装置100が臨時情報を特定するための情報である。図3に示すように、店舗情報300は、識別情報121と、店舗位置情報122と、臨時情報123と、人数情報124と、登録日時情報125と、特徴情報126が対応付けられた情報である。店舗情報300は、ここに示した以外の情報が対応付けられてもよい。
ここから、報知システム1において利用される情報について説明する。図3は、店舗情報300のデータ構成例を示すデータ概念図である。店舗情報300は、店舗に関する情報であって、管理装置100が臨時情報を特定するための情報である。図3に示すように、店舗情報300は、識別情報121と、店舗位置情報122と、臨時情報123と、人数情報124と、登録日時情報125と、特徴情報126が対応付けられた情報である。店舗情報300は、ここに示した以外の情報が対応付けられてもよい。
識別情報121は、各店舗を一意に識別するための情報であり、例えば、店舗の名称や、店舗に固有に割り振られた番号などにより実現することができる。ここでは、名称を用いることとする。
店舗位置情報122は、対応する店舗の位置(所在)を示す情報であり、経度情報及び緯度情報により示される。
臨時情報123は、各店舗から登録される呼び込みを行うための情報であり、臨時的にユーザに配信される情報である。臨時情報123の内容は、各店舗のユーザが決定するものであり、文字列、画像、音声、動画のいずれであってもよい。臨時情報123は、店舗から登録されていなかった場合には、空欄となる。臨時情報123は、登録後には、以下の基準のいずれかに従って管理装置100により削除される。基準としては、例えば、(i)登録後一定時間が経過すると自動的に削除される、(ii)登録後に店舗の端末からの削除要求に従って削除される、(iii)臨時情報123の登録時に店舗の端末から設定されたタイミングで削除される、(iv)臨時情報123の登録時に削除日時情報も併せて登録して削除日時情報で示される日時になったタイミングで削除されるといった基準のいずれかであってよい。管理装置100は、これらの基準の内の一つのみを採用することとしてもよいし、複数を併用することとしてもよい。複数の基準を採用する場合には、いずれの基準を用いるかを店舗端末から設定できる構成としてもよい。
人数情報124は、対応する店舗について、店舗側で決定した、訪問するのに適していると考えられる人数範囲を示す情報である。
登録日時情報125は、対応する臨時情報123が登録された日時を示す情報である。登録日時情報125は、制御部130により、臨時情報を店舗の端末から受信した日時として、登録される。
特徴情報126は、対応する臨時情報123の特徴を示す情報であり、店舗のユーザにより登録される情報である。特徴情報126は、ユーザの嗜好との合致をみる場合に参照される情報である。なお、特徴情報126は、管理装置100の制御部230が、臨時情報123が文字列情報であれば、構文解析を行って抽出した情報であってもよいし、臨時情報123が音声情報であれば、音声解析を行って抽出した情報であってもよい。また、ここでは、特徴情報126は、臨時情報123の特徴を示す情報としているが、対応する店舗の特徴を示す情報であってもよい。
図3に示す例で言えば、「A店」の所在は、「(X1、Y1)」で示される位置にあり、臨時情報として、「活きのいい天然ものが入荷しました!先着…」という情報が登録されている。また、「A店」を訪問するのに適した人図は、「4〜12」人であり、対応する臨時情報123が登録された登録日時は、「2017年12月25日17時10分」であり、その特徴情報126から「天然もの」の「鰻」を扱っていることが理解できる。
以上が、店舗情報300の詳細である。
次に、ユーザ情報400について説明する。ユーザ情報400は、報知システム1を利用する各ユーザの特徴を示す情報である。ユーザ情報400は、図4に示すように、ユーザ情報401と、位置情報402と、性別情報403と、嗜好情報404と、履歴情報405とが対応付けられた情報であり、これ以外の情報、例えば、ユーザの年齢などの情報も対応付けられていてもよい。
ユーザ情報401は、報知システム1を利用する各ユーザを一意に特定するための情報である。ここでは、ユーザ情報401として、ユーザの名前を用いた例を示しているが、これは、名前に限らず、報知システム1上で割り当てられた番号などであってもよいし、ユーザが保持する端末の固有番号などであってもよい。
位置情報402は、対応するユーザが保持する端末装置200の端末装置位置情報であり、経度情報及び緯度情報により示される。
性別情報403は、対応するユーザの性別を示す情報である。性別情報403は、例えば、ユーザに適した店舗を選択する際に、その性別に適した店舗を選択する際に利用することができる。
嗜好情報404は、対応するユーザの嗜好を示す情報であり、どのようなものを好み、どのようなものを嫌っているのかを示す情報である。当該情報は、各ユーザにより登録されてもよいし、管理装置100が、ユーザが訪問したことのある店舗の履歴から、その店舗に共通する情報を好みの情報として登録することとしてもよい。
履歴情報405は、対応するユーザが過去に訪問したことがある店舗を示す情報であり、管理装置100が臨時情報123を送信する際の店舗の選択の際に利用することができる。
以上がユーザ情報400の説明である。
<動作>
ここから、報知システムにおける動作について説明する。なお、本発明は、臨時情報を報知するための臨時情報報知処理に含まれる一又は複数のステップを実行する報知方法の発明として捉えることができ、以降において説明する当該臨時情報報知処理に含まれる一又は複数のステップが適宜省略されてもよい。なお、上記臨時情報報知処理における各ステップは同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、ここでは制御部130によって当該臨時情報報知処理における各ステップが実行される場合を例に挙げて説明するが、複数のプロセッサによって当該臨時情報報知処理における各ステップが分散して実行される臨時情報の報知方法も他の実施形態として考えられる。以下、当該臨時情報報知処理について詳細に説明する。
ここから、報知システムにおける動作について説明する。なお、本発明は、臨時情報を報知するための臨時情報報知処理に含まれる一又は複数のステップを実行する報知方法の発明として捉えることができ、以降において説明する当該臨時情報報知処理に含まれる一又は複数のステップが適宜省略されてもよい。なお、上記臨時情報報知処理における各ステップは同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、ここでは制御部130によって当該臨時情報報知処理における各ステップが実行される場合を例に挙げて説明するが、複数のプロセッサによって当該臨時情報報知処理における各ステップが分散して実行される臨時情報の報知方法も他の実施形態として考えられる。以下、当該臨時情報報知処理について詳細に説明する。
図5は、報知システム1における報知に係るやり取りを示すシーケンス図である。図5に示すように、店舗のユーザ(例えば、店主)は、店舗の端末装置において呼び込みを行うための臨時情報を作成する。例えば、当該ユーザが呼び込み内容を話して、録音して得られる音声情報を臨時情報としてよい。店舗の端末装置は、作成した臨時情報と、当該店舗の情報とともに送信して、臨時情報の登録を管理装置100に要求する(ステップS501)。
管理装置100は、店舗の端末装置から受信した臨時情報を受信する(ステップS502)。管理装置100は、受信した臨時情報を店舗情報300に登録して記憶する。
一方、端末装置200は、報知システム1による店舗からの呼び込みサービスを利用する場合に、端末装置位置情報を管理装置100に送信する(ステップS503)。
管理装置100は、端末装置200から端末装置位置情報を受信すると、端末装置200の現在位置から所定範囲内にある店舗を特定する(ステップS504)。
管理装置100は、検索された店舗に対応付けられている臨時情報を特定する(ステップS505)。
そして、管理装置100は、特定した臨時情報を、位置情報を送信してきた端末装置200に送信する(ステップS506)。
端末装置200は、臨時情報を受信する(ステップS507)。端末装置200は、受信した臨時情報を一時的に記憶しておく。そして、臨時情報に対応付けられている店舗位置情報で示される店舗の位置と、端末装置200の現在位置との間の距離に応じた度合で対応する臨時情報の報知を行う。
上述のような呼び込みを行う報知システム1を構成する管理装置100及び端末装置200についての動作を詳細に説明する。
図6は、図5におけるやり取りを実現するための管理装置100の動作例を示すフローチャートである。
管理装置100の第1受信部111は、情報を受信すると、当該情報が臨時情報であるか否かを判定する(ステップS601)。当該判定は、例えば、受信した情報のヘッダ情報を解析することにより実現することとしてよい。
受信した情報が臨時情報である場合に(ステップS601のYES)、第1受信部111は、受信した臨時情報を、制御部130に伝達する。制御部130の登録部131は、当該臨時情報とともに受信した店舗情報で示される店舗に対応付けて、店舗情報300に登録する(ステップS602)。より具体的には、登録部131は、受信した店舗情報と、店舗情報300の識別情報121と、を比較して、一致する識別情報121に対応付けて臨時情報123を登録する。受信した情報が臨時情報ではない場合に(ステップS601のNO)、管理装置100は、ステップS603の処理に移行する。
第1受信部111は、情報を受信すると、当該情報が、端末装置200の位置を示す端末装置位置情報であるか否かを判定する(ステップS603)。受信した情報が端末装置位置情報ではない場合には(ステップS603のNO)、管理装置100は、ステップS601の処理に戻り、次に新たな情報を受信するまで待機する。
受信した情報が端末装置位置情報である場合に(ステップS603のYES)、第1受信部111は、制御部130に端末装置位置情報を伝達する。制御部130の特定部132は、端末装置位置情報を伝達されると、端末装置位置情報で示される位置から、所定範囲内(所定距離内)にある(存在する)店舗を、店舗情報300の店舗位置情報122を参照して特定する(ステップS604)。
特定部132は、特定した店舗各々について、臨時情報123が対応付けられているか否かを、店舗情報300を参照して判定する(ステップS605)。
ステップS604において特定した店舗に対して、臨時情報123が対応付けられていた場合には(ステップS605のYES)、制御部130は、対応付けられていた臨時情報を抽出し、第1送信部112に送信させる。第1送信部112は、制御部130から指示された臨時情報を端末装置200にネットワーク300を介して送信する(ステップS606)。そして、管理装置100は、次の情報を受信するまで待機する(ステップS601に戻る)。ステップS604において特定した店舗に対して、臨時情報123が対応付けられていなかった場合には(ステップS605のNO)、管理装置100は、次の情報を受信するまで待機する(ステップS601に戻る)。
以上が管理装置100の動作である。図6に示す処理を繰り返すことにより、管理装置100は、店舗端末からの臨時情報の登録と、端末装置に報知させる臨時情報の端末装置への送信を実現する。
以上が管理装置100の動作である。図6に示す処理を繰り返すことにより、管理装置100は、店舗端末からの臨時情報の登録と、端末装置に報知させる臨時情報の端末装置への送信を実現する。
次に、端末装置200の動作について説明する。図7は、図5におけるやり取りを実現するための端末装置200の動作例を示すフローチャートである。
端末装置200の位置情報取得部240は、端末装置200の現在位置を示す端末装置位置情報(例えば、緯度、経度)を取得する(ステップS701)。位置情報取得部240は、取得した端末装置位置情報を、制御部230に伝達する。
制御部230は、伝達された端末装置位置情報を、通信部210に送信させる。通信部210の第2送信部212は、伝達された端末装置位置情報を、ネットワーク300を介して、管理装置100に送信する(ステップS702)。
通信部210の第2送信部212が端末装置位置情報を送信した後、第2受信部211は、管理装置100から臨時情報を受信しているか否かを判定する(ステップS703)。臨時情報を受信していない場合には(ステップS703のNO)、端末装置200は、ステップS701の処理に戻る。
臨時情報を受信していた場合には(ステップS703のYES)、第2受信部211は、受信した臨時情報を制御部230に伝達する。制御部230の報知部231は、位置情報取得部240が取得した端末装置位置情報で示される現在位置から所定範囲内(所定距離内)に存在する店舗があるか否かを、臨時情報に対応付けられた店舗位置情報を参照して判定する(ステップS704)。なお、ステップS704における所定範囲と、図6のステップS604における所定範囲とはその範囲の広さが同じであってもよいし別の広さであってもよい。上述したとおり、ステップS704の所定範囲は、端末装置200が店舗の臨時情報の報知を行うための判定に用いる範囲であり、ステップS604の所定範囲は、管理装置100が臨時情報を抽出する店舗を特定するための判定に用いる範囲である。
現在位置から所定範囲内に存在する店舗がない場合には(ステップS704のNO)、管理装置100は、ステップS701の処理に戻る。現在位置から所定範囲内に存在する店舗がある場合(ステップS704のYES)、報知部231は、現在位置から店舗までの距離を算出する(ステップS705)。
そして、報知部231は、算出した距離に応じた度合で臨時情報を報知する(ステップS706)。報知部231は、例えば、臨時情報が音声情報である場合には、音声出力部270に臨時情報を出力させ、臨時情報が文字列や画像情報である場合には、表示部260に臨時情報を出力させる。このとき、報知部231は、例えば、距離に基づいて音量を算出する関数を予め記憶しておくことで、端末装置200が店舗に近いほど大音量で臨時情報を出力したり、距離に基づいてディスプレイのバックライトの明度を算出する関数を予め記憶しておくことで、端末装置200が店舗に近いほど明るく臨時情報を出力したりするように、音声出力部270や表示部260に指示する。なお、当該関数に代えて、距離を所定距離ごとに区切り、各所定距離に応じた音量や明度を予め設定しておくことで、同様の効果を得ることとしてもよい。
このようにして、端末装置200は、臨時情報を受け付けて、店舗に近づくと、その店舗の臨時情報を報知することができる。そして、店舗に近いほど、よりユーザにわかりやすく報知を行うので、端末装置200のユーザは、近くの店舗の得する情報を認識することができる。
以上が、端末装置200の動作の説明である。
<報知の一具体例>
図8を用いて、端末装置200による呼び込みの報知の一例を説明する。なお、図8は、端末装置200が、管理装置100から臨時情報を受信した後の説明になる。
図8を用いて、端末装置200による呼び込みの報知の一例を説明する。なお、図8は、端末装置200が、管理装置100から臨時情報を受信した後の説明になる。
図8(a)は、端末装置200を保持するユーザ30が、店舗「A」に近づいている状態を示している。図8(a)においては、まだ、店舗「A」から端末装置200から遠い位置にあるため、端末装置200は、比較的小さい音量で、店舗「A」の臨時情報の内容を報知する。
図8(a)に示す状態から、端末装置200を保持するユーザ30が、店舗「A」に近づいたとする。即ち、図8(b)に示すような状態になったとする。すると、端末装置200は、店舗「A」と端末装置200との間の距離が短くなったので、図8(a)に示す状態よりも大きい音量で、臨時情報の内容を報知する。
そして、図8(c)に示すように、ユーザ30が店舗「A」の近くを素通りして、遠ざかっていく場合には、端末装置200は、店舗Aの臨時情報を報知する音量を下げていく。
そして、図8(d)に示すように、ユーザ30が今度は、店舗「B」に近づいていくと、端末装置200は、店舗「B」の臨時情報を、店舗「B」と端末装置200との間の距離に応じた度合で、報知する。
<まとめ>
各店舗は、臨時に呼び込み等を行うための臨時情報を、管理装置100に登録することができ、管理装置100は、端末装置200各々に、それぞれの位置に応じた臨時情報を配信することができる。そして、端末装置200は、自端末の位置と店舗の位置との間の距離に応じた度合で臨時情報の報知を行うことができる。したがって、各店舗においては、人が呼び込みを行う必要がなく、店舗における手間を軽減することができるとともに、更なる集客が望める。また、端末装置200を保持するユーザにおいては、近くにある店舗の有用な情報を認知することができる。
各店舗は、臨時に呼び込み等を行うための臨時情報を、管理装置100に登録することができ、管理装置100は、端末装置200各々に、それぞれの位置に応じた臨時情報を配信することができる。そして、端末装置200は、自端末の位置と店舗の位置との間の距離に応じた度合で臨時情報の報知を行うことができる。したがって、各店舗においては、人が呼び込みを行う必要がなく、店舗における手間を軽減することができるとともに、更なる集客が望める。また、端末装置200を保持するユーザにおいては、近くにある店舗の有用な情報を認知することができる。
<補足>
上記実施の形態に係る装置は、上記実施の形態に限定されるものではなく、他の手法により実現されてもよいことは言うまでもない。以下、各種変形例について説明する。
上記実施の形態に係る装置は、上記実施の形態に限定されるものではなく、他の手法により実現されてもよいことは言うまでもない。以下、各種変形例について説明する。
(1)上記実施の形態においては、特に記載していないが、報知システム1は、以下のような処理を行ってもよい。即ち、臨時情報が音声情報や動画情報の場合、管理装置100の判定部133が端末装置200の状態(使用状況)に応じた報知を行うか否かを判定してから、報知部231による報知を行うこととしてもよい。臨時情報が音声情報など音を伴う場合に、臨時情報の報知を行うと、周囲の迷惑になる可能性がある。そこで、管理装置100は、端末装置200の使用状況を判定することで、端末装置200において報知を行ってよいかどうかを判定し、その判定に応じて報知を行うこととしてもよい。また、判定部133の機能を端末装置200が有し、端末装置200において報知を実行するか否かを判定してから、その判定に応じて報知することとしてもよい。
例えば、端末装置200が判定部133としての機能を有する場合に、端末装置200は、ステップS703とステップS704との間や、ステップS704の後などにおいて、端末装置200にイヤホンが接続されているか否かを判定し、イヤホンが接続されている場合にのみ、臨時情報の報知を行うこととしてもよい。なお、イヤホンが接続されているか否かの判定は、従来から行われているので、詳細については割愛する。
また、あるいは、端末装置200は、管理装置100に対して、端末装置200にイヤホンを装着しているか否かを示す情報を送信し、管理装置100の判定部133が端末装置200がイヤホンを装着していると判定した場合にのみ、管理装置100は、臨時情報を端末装置200に送信する構成としてもよい。
また、それ以外にも、端末装置200が判定部133を備える場合に、判定部133は、報知を行う前に、端末装置200の表示部260に、報知を行ってもよいかどうかを問いかけるUI(User Interface)を表示し、その表示したUIに対する端末装置200のユーザの入力に応じて、報知を行うか否かを判定することとしてもよい。また、端末装置200は、端末装置位置情報を送信する前に、ユーザに報知を行ってもよいかどうかを問いかけるUIを表示し、報知を行ってもよい入力を行ってもよいとの入力を受け付けた場合にのみ、管理装置100に端末装置位置情報を送信する構成としてもよい。
また、端末装置200が判定部133を備える場合に、判定部133は、端末装置200の使用状況として、特定のプログラム(例えば、呼び込みを行うための呼び込みプログラムや、端末装置を使用していることと認定することができるプログラム(例えば、ゲームプログラム))を実行しているか否かによって、報知を行うか否かを判定してもよい。特定のプログラムを実行している場合には、ユーザが端末装置200を使用していると特定できるので、報知を行う構成としてもよい。また、管理装置100が判定部133を備える場合には、端末装置200は、端末装置位置情報を送信するときに、実行しているプログラムの情報を共に送信し、管理装置100の判定部133は、実行しているプログラムに応じて、端末装置200の使用状況を判定して、時情報を送信するか否かを判定することとしてもよい。
このように、端末装置200の状態(使用状況)に応じて、管理装置100あるいは端末装置200は、報知の実行の是非を判定してもよい。したがって、端末装置200は、その使用状況に適した報知を行うことができる。
(2)上記実施の形態においては、特に記載していないが、報知システム1は、端末装置200のユーザが、他人と帯同しているか否かに応じて、報知する臨時情報を変更することとしてもよい。
例えば、端末装置200は、位置情報を送信する際に、ユーザから帯同人数の入力を受け付けて、その人数情報も併せて送信することとしてもよい。そして、管理装置100の判定部133は、受信した人数情報から帯同人数を判定して、店舗情報300の人数情報124の人数範囲に適合する店舗の臨時情報のみを抽出することとしてもよい。
また、端末装置200と帯同している他のユーザの人数は、管理装置100の判定部133が推定することとしてもよい。例えば、報知システム1において、各ユーザがサービスの提供を受けるためのユーザ登録をしている場合に、各ユーザの端末装置から端末装置位置情報を取得することができる。そこで、判定部133は、端末装置200から位置情報を受け付けたときに、その近傍に他のユーザの端末装置が存在するか否かを判定する。そして、存在する場合に、さらに、その他のユーザの端末装置が同じ方向に向かって移動しているか否かによって、帯同する人数を判定(推定)することとしてもよい。このとき、更に、判定部133は、一定時間以上、他のユーザの端末装置が端末装置200と同じ方向に向かっているか否かを判定することとしてもよい。
また、あるいは、端末装置200にイヤホンが接続されているか否かによって、ユーザが一人でいるか、他人とともにいるかを判定することとしてもよい。端末装置200にイヤホンを接続している場合には、端末装置200のユーザは、他のユーザと帯同していないと言える。そこで、端末装置200から端末装置位置情報を送信する際に、イヤホンを接続していることを示す情報も併せて送信し、その場合に、管理装置100は、人数情報124で示される人数が、一人や少人数向けの店舗の中から、臨時情報を特定することとしてもよい。そして、管理装置100は、端末装置200にイヤホンが接続されていない場合には、複数人数用の店舗の中から臨時情報を特定することとしてもよい。
また、端末装置200が人数を判定する判定部133を備える場合には、管理装置100は、上記実施の形態に示したように臨時情報を送信する際に対応する人数情報も併せて送信する。これを受けて、端末装置200の判定部133が、判定した人数に応じて報知する臨時情報を選択するように構成することとしてもよい。端末装置200の判定部133が人数を判定する手法としては、例えば、端末装置200のユーザから人数の入力を受け付けることにより判定したり、あるいは、端末装置200に友だちとして登録されている端末との間で近距離無線通信が実行できるかどうかによって判定したりすることとしてもよい。これにより、端末装置200のユーザの人数に関する状況に適した店舗についての臨時情報の報知を行うことができるので、よりユーザに適した店舗の紹介を行うことができる。
(3)上記実施の形態においては、音声出力や、画像出力などにより報知を行う例を示したが、端末装置200は、振動部250に、店舗が近づくほど大きく振動させる構成を備えることで臨時情報があることを端末装置200のユーザに認知させることとしてもよい。振動部250による振動での報知を行うことで、音声による出力ができない状態や、ユーザが端末装置200の表示部260を見ていない状態においても、臨時情報の存在を、ユーザに認識させることができる。
(4)上記実施の形態においては、特に記載していないが、管理装置100は、端末装置200のユーザの嗜好に合わせて、臨時情報を抽出する店舗を特定することとしてもよい。
即ち、管理装置100は、端末装置位置情報を送信してきた端末装置200を保持するユーザを特定し、そのユーザに対応する嗜好情報404を、ユーザ情報400を参照して特定する。そして、管理装置100の特定部132は、その嗜好情報404と合致する店舗情報300の特徴情報126を特定する。そして、特定部132は、特定した特徴情報126に対応する店舗の臨時情報123を、呼び込みを行うための情報として、端末装置200に送信する。
これにより、報知システム1は、店舗による呼び込みを行うことができるだけでなく、ユーザにとって、好みの店舗からの呼び込みの報知を行うことができる。
また、ここでは、管理装置100がユーザの嗜好に合致する店舗を特定することとしたが、端末装置200が特定することとしてもよい。この場合、管理装置100は、抽出した臨時情報に対応付けて店舗の特徴情報も送信し、端末装置200がユーザの嗜好に合致する店舗を特定する特定部を備えることによって同様の構成を実現することができる。
(5)上記実施の形態においては、管理装置100の特定部132は、端末装置位置情報で示される端末の位置から所定範囲内の店舗を特定することとしたが、これはその他の手法により特定することとしてもよい。例えば、地図上において、当該地図をメッシュ状のエリアに分割し、端末装置がどのエリアに存在するかを特定し、そのエリアに存在する店舗を特定するという手法で店舗を特定することとしてもよい。
(6)上記実施の形態において、報知システム1に係る店舗が、臨時情報を報知する報知部を備えることとしてもよい。当該報知部は、例えば、店舗外部に設けられたスピーカや、店舗に設けられたモニター等により実現することができる。この場合、店舗の端末装置は、管理装置100あるいはユーザの端末装置200から、端末装置200の端末装置位置情報を受信し、店舗に近づいてきたことを検知して、報知を行うようにするとよい。これにより、店舗においても、人に頼らずに呼び込みを行うことができる。
(7)上記実施の形態において、報知システム1において、管理装置100の特定部132は、端末装置200が端末装置位置情報を送信してきた日時に登録日時が近い臨時情報を特定することとしてもよい。即ち、端末装置位置情報を受信した日時と、店舗情報300の日時情報125とを比較して、その差分が一定時間内(例えば、2時間以内)の臨時情報を特定して、端末装置200に送信することとしてもよい。また、当該臨時情報の特定は、端末装置200側で行うこととしてもよく、その場合に、管理装置100は、臨時情報に対応付けて、その登録日時情報も端末装置200に送信することによって、同様の構成を実現できる。これにより、より情報としての鮮度が高い臨時情報の報知を行うことができる。
(8)上記実施の形態においては、特に記載していないが、臨時情報123は、適宜店舗のユーザが登録後に削除することとしてもよいし、管理装置100が、一定時間が経過したことを条件に、削除することとしてもよい。また、端末装置200が受信した臨時情報も、受信してから一定時間経過後に、報知を無効化する処理を行ってもよい。無効化する処理の一例としては、例えば、受信して一時的に記憶している臨時情報を削除することが考えられる。
(9)上記実施の形態においては、特に記載していないが、ユーザ情報400の履歴情報405は、各店舗について、来店回数を対応付けておいてもよい。また、管理装置100は、店舗の選択を行う際には、履歴情報405で示される店舗とは異なる店舗の臨時情報123を、端末装置200に送信する構成としてもよい。また、逆に、履歴情報405を参照して、ユーザが何度も足を運んだ店舗(来店回数が所定回数以上の店舗)に臨時情報123が対応付けられている場合には、その臨時情報123を、端末装置200に送信する構成としてもよい。これにより、ユーザにとって新規となる店舗の提示を行ったり、ユーザが繰り返し訪れる店舗についての情報をユーザに提供したりすることができる。
(10)上記実施の形態においては、端末装置200は、報知を行うタイミング及びその報知の度合を自身で判定することとしているが、これは、管理装置100からの指示に基づくものであってもよい。
(11)また、上記実施の形態においては、報知システムによる臨時情報(呼び込み)を報知する手法として、管理装置100及び端末装置200のプロセッサが報知プログラム等を実行することにより、報知することとしているが、これは管理装置や端末装置において、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、上記実施の形態に示した複数の機能部の機能を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。すなわち、図9に示すように、管理装置100は、第1通信回路110aと、記憶回路120aと、制御回路130aとを備える。同様に端末装置200は、第2通信回路210aと、制御回路230aと、位置情報取得回路240aとを備える。そして、管理装置100及び端末装置200の各回路は、上記実施の形態に示した同名の各機能部と同様に機能することとしてよい。
また、上記報知プログラムは、プロセッサが読み取り可能な記録媒体に記録されていてよく、記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記報知プログラムは、当該報知プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記プロセッサに供給されてもよい。本発明は、上記報知プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
なお、上記報知プログラムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装できる。
(12)上記実施の形態に示した実施例および<補足>に示した各構成は、適宜組み合わせることとしてもよい。また、管理装置100及び端末装置200における動作は、整合がとれる範囲内で、その実行順序を変更したり、並列実行したりしてもよい。
100 管理装置
110 通信部
111 第1受信部
112 第1送信部
120 記憶部
130 制御部
131 登録部
132 特定部
133 判定部
140 バス
200 端末装置
210 通信部
211 第2受信部
212 第2送信部
220 記憶部
230 制御部
231 報知部
240 位置情報取得部
250 振動部
260 表示部
270 音声出力部
280 バス
110 通信部
111 第1受信部
112 第1送信部
120 記憶部
130 制御部
131 登録部
132 特定部
133 判定部
140 バス
200 端末装置
210 通信部
211 第2受信部
212 第2送信部
220 記憶部
230 制御部
231 報知部
240 位置情報取得部
250 振動部
260 表示部
270 音声出力部
280 バス
Claims (23)
- 管理装置と、端末装置とを含む報知システムであって、
前記管理装置は、
店舗から、店舗に関する臨時的な情報である臨時情報の登録を受け付ける登録部と、
前記端末装置の位置を示す端末装置位置情報を受信する第1受信部と、
店舗を識別する識別情報と、店舗の位置を示す店舗位置情報と、前記臨時情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
前記端末装置位置情報から所定範囲内にあり、臨時情報が対応付けられている店舗を特定する特定部と、
前記特定部が特定した店舗の臨時情報を前記端末装置に送信する第1送信部とを備え、
前記端末装置は、
自端末装置の位置を示す端末装置位置情報を取得する取得部と、
前記端末装置位置情報を送信する第2送信部と、
前記臨時情報を受信する第2受信部と、
受信した臨時情報を、当該臨時情報が対応する店舗の店舗位置情報で示される位置と、前記端末装置位置情報で示される位置との間の距離に応じた度合で報知する報知部とを備える
報知システム。 - 前記記憶部は、さらに、各店舗ごとに店舗を訪問するのに適した人数範囲を示す人数情報を対応付けて記憶し、
前記管理装置は、さらに、
前記端末装置のユーザが一人でいるか否かを判定する判定部を備え、
前記特定部は、さらに、前記ユーザが一人でいるか否かに応じて、前記人数情報を参照して前記ユーザの端末装置に送信する臨時情報を特定する
ことを特徴とする請求項1に記載の報知システム。 - 前記第1受信部は、さらに、前記ユーザの端末装置の使用状況に関する状況情報を受信し、
前記判定部は、前記状況情報に基づいて、前記ユーザが一人であるか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の報知システム。 - 前記記憶部は、さらに、臨時情報が登録された日時を、対応する店舗に対応付けて記憶し、
前記特定部は、さらに、前記日時が前記端末装置から端末装置位置情報を受信した日時に近い店舗を特定する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の報知システム。 - 前記記憶部は、さらに、ユーザ各々の嗜好を示す嗜好情報を記憶し、
前記特定部は、さらに、前記ユーザの嗜好情報に基づいて店舗を特定する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の報知システム。 - 前記報知部は、前記臨時情報を音声で報知する場合に、前記端末装置と店舗との間の距離に応じて、前記度合として音量を変化させて報知する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の報知システム。 - 前記端末装置は、さらに、自端末装置を振動させる振動部を備え、
前記報知部は、前記臨時情報を前記振動部による振動で報知する場合に、前記端末装置と店舗との間の距離に応じて、前記度合として振動量を変化させて報知する
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の報知システム。 - 前記端末装置は、さらに、臨時情報を表示するための表示部を備え、
前記報知部は、前記端末装置と店舗との間の距離に応じて、前記度合として前記表示部を表示するバックライトの明度を変化させて表示する
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の報知システム。 - 前記店舗は、前記臨時情報を報知するための報知部を備える
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の報知システム。 - 店舗からの臨時情報の登録を受け付ける登録部と、
ユーザの端末装置の位置を示す端末装置位置情報を受信する受信部と、
店舗の位置を示す店舗位置情報と、前記臨時情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
前記端末装置位置情報から所定範囲内にあり、臨時情報が対応付けられている店舗を特定する特定部と、
前記特定部が特定した店舗の臨時情報を、当該臨時情報が対応する店舗の店舗位置情報で示される位置と前記端末装置位置情報で示される位置との間の距離に応じた度合で報知させる指示とともに前記端末装置に送信する送信部とを備える管理装置。 - 前記記憶部は、さらに、各店舗ごとに店舗を訪問するのに適した人数範囲を示す人数情報を対応付けて記憶し、
前記管理装置は、さらに、
前記ユーザが一人でいるか否かを判定する判定部を備え、
前記特定部は、さらに、前記ユーザが一人でいるか否かに応じて、前記人数情報を参照して前記ユーザの端末装置に送信する臨時情報を特定する
ことを特徴とする請求項10に記載の管理装置。 - 前記受信部は、さらに、前記ユーザの端末装置の使用状況に関する状況情報を受信し、
前記判定部は、前記状況情報に基づいて、前記ユーザが一人であるか否かを判定することを特徴とする請求項11に記載の管理装置。 - 前記記憶部は、さらに、臨時情報が登録された日時を、対応する店舗に対応付けて記憶し、
前記特定部は、さらに、前記日時が前記端末装置から端末装置位置情報を受信した日時に近い店舗を特定する
ことを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載の管理装置。 - 前記記憶部は、さらに、ユーザ各々の嗜好を示す嗜好情報を記憶し、
前記特定部は、さらに、前記ユーザの嗜好情報に基づいて店舗を特定する
ことを特徴とする請求項10〜13のいずれか1項に記載の管理装置。 - 自端末装置の位置を示す端末装置位置情報を取得する取得部と、
前記端末装置位置情報を送信する第2送信部と、
店舗に関する臨時の情報である臨時情報を受信する第2受信部と、
受信した臨時情報を、当該臨時情報が対応する店舗の店舗位置情報で示される位置と、前記端末装置位置情報で示される位置との間の距離に応じた度合で報知する報知部とを備える端末装置。 - 前記臨時情報には、店舗を訪問するのに適した人数範囲を示す人数情報を対応付けられており、
前記端末装置は、さらに、
自端末装置とともに帯同するユーザの人数を推定する推定部と、
前記推定部が推定したユーザの人数と、前記人数情報とに基づいて、報知する臨時情報を特定する特定部と、を備え、
前記報知部は、前記特定部が特定した臨時情報を報知することを特徴とする請求項15に記載の端末装置。 - 前記端末装置は、さらに、
自端末装置の使用状況を判定する判定部を備え、
前記推定部は、前記判定部が判定した自端末装置の使用状況に応じてユーザが一人であるか否かを推定する
ことを特徴とする請求項16に記載の端末装置。 - 前記端末装置は、さらに、自端末装置のユーザの嗜好を示す嗜好情報を記憶する記憶部を備え、
前記特定部は、さらに、前記ユーザの嗜好情報に基づいて店舗を特定する
ことを特徴とする請求項15〜17のいずれか1項に記載の端末装置。 - 前記報知部は、前記臨時情報を音声で報知する場合に、前記端末装置と店舗との間の距離に応じて、前記度合として音量を変化させて報知する
ことを特徴とする請求項15〜18のいずれか1項に記載の端末装置。 - 前記端末装置は、さらに、自端末装置を振動させる振動部を備え、
前記報知部は、前記臨時情報を前記振動部による振動で報知する場合に、前記端末装置と店舗との間の距離に応じて、前記度合として振動量を変化させて報知する
ことを特徴とする請求項15〜19のいずれか1項に記載の端末装置。 - 前記端末装置は、さらに、臨時情報を表示するための表示部を備え、
前記報知部は、前記端末装置と店舗との間の距離に応じて、前記度合として前記表示部を表示するバックライトの明度を変化させて表示する
ことを特徴とする請求項15〜20のいずれか1項に記載の端末装置。 - 管理装置と、端末装置とを含む報知システムにおける報知方法であって、
前記管理装置が、店舗から、店舗に関する臨時的な情報である臨時情報の登録を受け付ける登録ステップと、
前記端末装置が、自端末装置の位置を示す端末装置位置情報を取得する取得ステップと、
前記端末装置が、前記端末装置位置情報を送信する第1送信ステップと、
前記管理装置が、前記端末装置から、前記端末装置の位置を示す端末装置位置情報を受信する第1受信ステップと、
前記管理装置が、店舗を識別する識別情報と、店舗の位置を示す店舗位置情報と、前記臨時情報とを対応付けて記憶する記憶ステップと、
前記管理装置が、前記端末装置位置情報から所定範囲内にあり、臨時情報が対応付けられている店舗を特定する特定ステップと、
前記管理装置が、前記特定ステップにおいて特定した店舗の臨時情報を前記端末装置に送信する第2送信ステップと、
前記端末装置が、前記管理装置から前記臨時情報を受信する第2受信ステップと、
前記端末装置が、受信した臨時情報を、当該臨時情報が対応する店舗の店舗位置情報で示される位置と、前記端末装置位置情報で示される位置との間の距離に応じた度合で報知する報知ステップとを含む報知方法。 - コンピュータに、
店舗からの臨時情報の登録を受け付ける登録機能と、
ユーザの端末装置の位置を示す端末装置位置情報を受信する受信機能と、
店舗の位置を示す店舗位置情報と、前記臨時情報とを対応付けて記憶する記憶機能と、
前記端末装置位置情報から所定範囲内にあり、臨時情報が対応付けられている店舗を特定する特定機能と、
前記特定機能が特定した店舗の臨時情報を、当該臨時情報が対応する店舗の店舗位置情報で示される位置と前記端末装置位置情報で示される位置との間の距離に応じた度合で報知させる指示とともに前記端末装置に送信する送信機能とを実現させる
報知プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017059778A JP2018163486A (ja) | 2017-03-24 | 2017-03-24 | 報知システム、管理装置、端末装置、報知方法、及び報知プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017059778A JP2018163486A (ja) | 2017-03-24 | 2017-03-24 | 報知システム、管理装置、端末装置、報知方法、及び報知プログラム |
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ID=63860216
Family Applications (1)
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JP2017059778A Pending JP2018163486A (ja) | 2017-03-24 | 2017-03-24 | 報知システム、管理装置、端末装置、報知方法、及び報知プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018163486A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020077141A (ja) * | 2018-11-07 | 2020-05-21 | Line株式会社 | 情報処理方法、プログラム、及び端末 |
US11379679B2 (en) | 2018-01-15 | 2022-07-05 | Universal City Studios Llc | Interactive systems and methods with tracking devices |
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2017
- 2017-03-24 JP JP2017059778A patent/JP2018163486A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US11379679B2 (en) | 2018-01-15 | 2022-07-05 | Universal City Studios Llc | Interactive systems and methods with tracking devices |
US11983596B2 (en) | 2018-01-15 | 2024-05-14 | Universal City Studios Llc | Interactive systems and methods with tracking devices |
JP2020077141A (ja) * | 2018-11-07 | 2020-05-21 | Line株式会社 | 情報処理方法、プログラム、及び端末 |
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