JP2019110901A - エアロゾル発生装置及び電子タバコ - Google Patents

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Abstract

【課題】リキッドが煙通路から漏れることが発生しにくい、液体を加熱してエアロゾルを発生させるエアロゾル発生装置及びこれを含む電子タバコを提供する。【解決手段】エアロゾル発生装置は、第1位置と第2位置との間で運動可能な駆動部材1と、液体出口を有する貯液部材と、回路に電気的に接続される発熱部材とを備え、駆動部材1が前記第1位置にあるとき、液体出口は閉塞状態であり、且つ、回路は遮断状態であり、発熱部材は発熱せず、駆動部材1が前記第2位置にあるとき、液体出口は開放状態であり、貯液部材における液体が液体出口から発熱部材に入り、且つ、回路は導通状態であり、発熱部材は発熱する。本発明におけるエアロゾル発生装置は、駆動部材1の第1位置と第2位置との間での運動によって液体の流通の開閉と回路の開閉とを実現して、操作しやすい。【選択図】図1

Description

本発明は、エアロゾル発生装置に関し、特に液体を加熱してエアロゾルを発生させるエアロゾル発生装置及びこれを含む電子タバコに関する。
エアロゾル発生装置又は霧化アセンブリーは一般的にエアロゾル発生基質を貯蔵する貯蔵容器と加熱器とを含む。前記貯蔵容器は常に開放状態であるか、又は、前記貯蔵容器には開閉作用を果たすスイッチが付設されている。前記加熱器は、ユーザが使用するとき、前記貯蔵容器にあるエアロゾル発生基質を加熱することでエアロゾルを発生させる。発生したエアロゾルはユーザに作用させることができ、又は、ユーザは発生したエアロゾルの喫煙や服用などの方式によって、満足感を取得するか又は治療効果を果たす。
たとえば、従来の紙巻きタバコの代用品として知られる電子タバコは、本質的にリキッドアトマイザーである。従来、市販されている電子タバコ製品は電源でアトマイザーを駆動することによってリキッドを霧化させて紙巻きタバコと類似した煙を形成する装置である。電子タバコは、ユーザの生理学的ニーズを満たすと同時に、従来の紙巻きタバコに比べて、従来の紙巻きタバコに含まれるタール、一酸化炭素等の有害な物質の発生等を防止する。
従来の電子タバコのアトマイザーは、リキッド通路と煙通路が貫通しているため、煙通路が順調な喫煙を維持することが必要な場合、リキッドが煙通路から漏れることが発生しやすい。漏れたリキッドは製品及び包装物内を汚染するとともに、ほかの物体にも付着しやすい。
本発明は、エアロゾル発生装置を提供し、これによって、上記課題を解決する。
本発明に係るエアロゾル発生装置は、第1位置と第2位置の間で運動可能な駆動部材と、液体出口を有する貯液部材と、回路に電気的に接続される発熱部材とを備え、駆動部材が前記第1位置にあるとき、液体出口は閉塞状態であり、且つ、前記回路は遮断状態であり、前記発熱部材が発熱せず、駆動部材が前記第2位置にあるとき、液体出口は開放状態であり、貯液部材における液体が前記液体出口から前記発熱部材に入り、且つ、回路は導通状態であり、発熱部材が発熱する。
ここで、前記駆動部材の前記第1位置と前記第2位置との間での運動方向はエアロゾル発生装置の軸方向であり得る。
また、前記エアロゾル発生装置はさらに密封体を備え、前記駆動部材は運動により前記密封体と前記貯液部材との間の相対位置関係を第1相対位置と第2相対位置との間で変化させ、前記駆動部材が前記第1位置にあるとき、前記密封体と前記貯液部材とは前記第1相対位置に位置し、前記密封体は前記液体出口を密封し、前記駆動部材が前記第2位置にあるとき、前記密封体と前記貯液部材とは前記第2相対位置に位置し、前記密封体は前記液体出口に対する密封を解除する。
例えば、前記駆動部材は運動により前記貯液部材を駆動して運動させ、前記密封体と前記液体出口との間の相対位置関係を前記第1相対位置と前記第2相対位置との間で変化させる。
また、前記エアロゾル発生装置はさらにスペーサーを備え、前記駆動部材は前記スペーサーに固定接続され、前記スペーサーは前記貯液部材に固定接続され、前記駆動部材は運動により前記スペーサーを駆動して運動させ、さらに前記貯液部材を駆動して運動させる。
さらに、前記駆動部材は前記スペーサーに係止され、及び/又は、前記スペーサーは前記貯液部材に係止される。
さらに、前記スペーサーは少なくとも部分的に前記貯液部材の貯液ハウジングを囲んでいる。
さらに、前記スペーサーは前記貯液部材の前記エアロゾル発生装置の軸方向に沿う端部に固定接続される。
また、前記密封体は密封カラムを含み、前記駆動部材が前記第2位置にあるとき、前記密封カラムが前記液体出口を閉塞する。
さらに、前記密封カラムの径方向における寸法が長手方向に沿って徐々に増減する。
さらに、前記密封体はさらに密封キャビティを含み、前記密封カラムは前記密封キャビティの内部に位置し、前記貯液部材における前記液体出口が所在するポートが前記密封キャビティに嵌め込まれる。
さらに、前記密封体はさらに前記密封キャビティの外壁に設置された第1突出部を含み、前記第1突出部は前記密封キャビティの径方向に延びている。
さらに、前記ポートと前記密封キャビティの内壁の間にシールリングが設けられる。
また、前記エアロゾル発生装置はさらに回路スイッチを備え、前記駆動部材は運動により前記回路スイッチを駆動して遮断回路位置と導通回路位置との間で運動させる。
さらに、前記回路スイッチは押しボタンであり、前記駆動部材が前記第1位置と前記第2位置のうちの一方にあるとき、前記駆動部材は前記押しボタンを押圧し、前記駆動部材が前記第1位置と前記第2位置のうちの他方にあるとき、前記駆動部材は前記押しボタンに対する押圧を解除する。
さらに、前記駆動部材は前記押しボタンに対して窪んだ凹部と前記押しボタンに対して突出する凸部とを含み、前記駆動部材が前記第1位置と前記第2位置のうちの一方にあるとき、前記凸部が前記押しボタンに接触して押圧し、前記駆動部材が前記第1位置と前記第2位置のうちの他方にあるとき、前記凹部が前記押しボタンを押圧しないように被覆する。
また、前記エアロゾル発生装置はさらに排気口を備え、前記駆動部材が前記第1位置にあるとき、前記排気口は閉じて、前記駆動部材が前記第2位置にあるとき、前記排気口が開いて、前記発熱部材の発熱により生じたエアロゾルが前記排気口から排出される。
また、前記エアロゾル発生装置はさらに気流スイッチを備え、前記駆動部材は運動により前記気流スイッチを駆動して排気口閉鎖位置と排気口開放位置の間で運動させる。
さらに、前記気流スイッチは遮蔽部を含み、前記駆動部材が前記第1位置にあるとき、前記遮蔽部が前記排気口を被覆する。
さらに、前記気流スイッチは非遮蔽部を含み、前記駆動部材が前記第2位置にあるとき、前記非遮蔽部が前記排気口に突き合せられ、前記エアロゾルが前記非遮蔽部を貫通して排出される。
さらに、前記駆動部材は内部に第2突出部を有するキャビティであり、前記気流スイッチは前記駆動部材のキャビティの内部に位置し且つ前記第2突出部に当接される。
また、前記駆動部材は前記エアロゾル発生装置の外壁の一部である。
さらに、前記駆動部材の外層は摩擦力を増大するための模様及び/又は材質を含む。
また、前記エアロゾル発生装置は、さらに戻し弾性体を備え、前記駆動部材が前記第1位置にあるとき、前記戻し弾性体は自然状態であり、前記駆動部材が前記第2位置にあるとき、前記戻し弾性体は変形状態であり、且つ、このときの前記戻し弾性体は前記駆動部材が前記第2位置から前記第1位置に戻るように駆動する傾向にある。
さらに、前記戻し弾性体は戻しばねである。
さらに、前記戻しばねは一端が固定され、他端が前記駆動部材に当接される。
また、前記発熱部材は発熱体と発熱体ゴムスリーブとを含み、前記発熱体は前記発熱体ゴムスリーブ内に装着される。
また、前記駆動部材が運動により前記密封体と前記貯液部材との間の相対位置関係を第1相対位置と第2相対位置との間で変化させる構成において、例えば、前記駆動部材は運動により前記密封体を駆動して運動させ、前記密封体と前記液体出口との間の相対位置関係を第1相対位置と第2相対位置との間で変化させる。
また、前記エアロゾル発生装置はさらに導液部材を備え、前記駆動部材は前記密封体を駆動して第5位置と第6位置との間で運動させ、前記密封体は、前記第5位置にあるときに前記液体出口を密封し、前記第6位置にあるときに前記液体出口に対する密封を解除し、前記密封体による前記液体出口への密封が解除されると、前記導液部材は前記液体出口に連通する。
また、前記駆動部材は押し部品と変位部品を含み、前記押し部品は前記変位部品を押して移動させ、さらに前記密封体を駆動して運動させる。
さらに、前記押し部品及び/又は前記変位部品は斜面を有し、前記押し部品を押して移動させると、前記押し部品と前記変位部品とは前記斜面方向に相対摺動して前記変位部品を連動して移動させ、さらに前記密封体を駆動して運動させる。
さらに、前記押し部品は第1斜面を有し、前記変位部品は第2斜面を有し、前記第1斜面と前記第2斜面とは平行であり又は密接され、前記押し部品が運動すると、前記第1斜面と前記第2斜面は相対摺動して前記変位部品を連動して移動させる。
さらに、前記押し部品は押しボタンである。
さらに、前記密封体は前記導液部材に固定接続され、前記押し部品は前記変位部品を連動して移動させ、さらに前記密封体と前記導液部材とを駆動して共同運動させる。
さらに、前記変位部品は前記導液部材に固定接続される。
また、前記エアロゾル発生装置はさらに気流通路を含み、前記導液部材は前記変位部品にネスティングされ、前記変位部品は前記気流通路に連通し、前記導液部材に吸収された液体を加熱して生じたエアロゾルが前記変位部品を貫通して前記気流通路に至る。
また、前記エアロゾル発生装置はさらに電極導体を備え、前記変位部品はさらに電極コンタクトを含み、前記押し部品は前記変位部品を連動して第3位置と第4位置との間で移動させ、前記変位部品が前記第3位置にあるとき、前記電極コンタクトは前記電極導体に導通して前記発熱部材が発熱し、前記変位部品が前記第4位置にあるとき、前記電極コンタクトは前記電極導体と遮断されて前記発熱部材が発熱を停止する。
さらに、前記変位部品が前記第3位置へ運動すると同時に前記密封体が前記第6位置へ運動し、及び/又は、前記変位部品が前記第4位置へ運動すると同時に前記密封体が前記第5位置へ運動する。
さらに、前記変位部品が前記第3位置へ運動すると同時に前記密封体が前記第6位置へ運動し、且つ、前記密封体が前記第6位置に至った後に前記変位部品は前記第3位置に至る。
さらに、密封体は前記導液部材に固定接続され、前記駆動部材は前記密封体と前記導液部材を駆動して共同運動させる。
また、前記エアロゾル発生装置はさらに前記密封体を前記第6位置から前記第5位置に回復させる戻しばねを備える。
また、前記エアロゾル発生装置はさらに気流通路を含み、前記気流通路の一部は前記貯液部材中に位置する。
さらに、前記密封体が前記第5位置にあるとき、前記密封体は前記液体出口を被覆し、前記密封体が前記第6位置にあるとき、前記密封体は前記液体出口から離れるか又は部分的に離れる。
さらに、前記貯液部材はさらに前記貯液部材内部まで延在している凹部を含み、前記凹部に前記液体出口が設けられている。
さらに、前記液体出口は前記凹部の側壁に設けられ、前記密封体が前記第5位置にあるとき、前記密封体は前記凹部と中間嵌め又は隙間嵌めとなるように前記凹部に嵌め込まれる。
さらに、前記液体出口は前記凹部の側壁に設けられ、前記密封体が前記第6位置にあるとき、前記導液部材が前記凹部に嵌め込まれる。
さらに、前記導液部材が前記凹部に嵌め込まれると、前記導液部材は前記凹部の側壁に密接する。
さらに、前記導液部材は細管束又はオイルガイドコットン又はセラミック部品である。
本発明はさらに、上記いずれかのエアロゾル発生装置を備える電子タバコを提供する。
本発明に係るエアロゾル発生装置は、駆動部材の第1位置と第2位置との間での運動によって、液体の流通と回路の開閉を実現する。液体通路が導通すると、流出した液体がタイムリーに加熱されてエアロゾルを発生させるため、余分な液体が発熱部材に残留されることがなく、閉じ動作を一回実行すると、液体の流通も回路もタイムリーに閉じられるため、操作しやすくなる。
本発明の第1実施例におけるエアロゾル発生装置のオフ状態での外部構造図である。 本発明の第1実施例におけるエアロゾル発生装置のオン状態での外部構造図である。 本発明の第1実施例におけるエアロゾル発生装置のオフ状態での断面構造図である。 本発明の第1実施例におけるエアロゾル発生装置のオン状態での断面構造図である。 本発明の第1実施例におけるエアロゾル発生装置のオフ状態での部分断面構造図である。 本発明の第1実施例におけるエアロゾル発生装置のオン状態での部分断面構造図である。 本発明の第1実施例におけるエアロゾル発生装置の分解図である。 本発明の第1実施例における駆動部の構造模式図である。 本発明の第1実施例における密封体の構造模式図である。 本発明の第1実施例における気流スイッチの構造模式図である。 第1実施例のエアロゾル発生装置における駆動部と回路スイッチの構造を模式的に示す図である。 本発明の第2実施例におけるエアロゾル発生装置の断面図1である。 本発明の第2実施例におけるエアロゾル発生装置の断面図2である。 本発明の第2実施例におけるエアロゾル発生装置の分解図である。 本発明の第2実施例における変位部品の構造模式図である。 本発明の第2実施例における変位部品の断面図1である。 本発明の第2実施例における変位部品の断面図2である。 本発明第2の実施例における貯液部材の斜視図1である。 本発明第2の実施例における貯液部材の斜視図2である。 本発明第2の実施例における貯液部材の断面図1である。 本発明第2の実施例における貯液部材の断面図2である。 本発明の第2実施例におけるエアロゾル発生装置のリキッド通路の模式図である。 本発明の第2実施例におけるエアロゾル発生装置の煙通路の模式図である。 本発明第2の実施例における押し部品と変位部品の相対摺動部分の一実施例の模式図である。 本発明の第2実施例における押し部品と変位部品の相対摺動部分の別の実施例の模式図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について更に詳細に説明する。
以下、特定の実施例にて本発明の実施形態を説明することによって、当業者は本明細書に開示された内容に基づいて本発明のほかの利点及び効果を容易に把握できる。本発明について好適実施例を参照しながら説明するが、この発明の特徴は該実施形態に制限されるものではない。逆に、本発明の特許請求の範囲に基づいて誘導可能なほかの選択又は改良を含むために、実施形態を参照しながら説明するのである。本発明を詳細に説明するために、以下の説明において多数の詳細が含まれる。本発明では、このような詳細を使用しなくてもよい。また、本発明の焦点を混乱させるか又はぼかすことを避けるために、いくつかの具体的な詳細は説明において省略される。
また、以下の説明に使用されている「上」、「下」、「左」、「右」、「軸方向」、「径方向」等は、本発明への制限ではない。
[第1実施例]
第1実施例において、図1−7に示されるように、本発明のエアロゾル発生装置は、第1位置と第2位置との間で運動(移動)可能な駆動部材1と、液体出口21を有する貯液部材2と、回路に電気的に接続される発熱部材3と、を備える。駆動部材1が第1位置にあるとき又は第1位置まで運動(移動)すると、貯液部材2における液体出口21は閉塞状態であり又は閉塞状態になり、且つ、回路は遮断状態であり又は遮断状態になるため、発熱部材3が作動(発熱)しない。一方、駆動部が第2位置にあるとき又は第2位置まで運動(移動)すると、液体出口21は開放状態であり又は開放状態になり、貯液部材2における液体が液体出口21から発熱部材3に入り、且つ、回路は導通状態であり又は通電状態になり、発熱部材3が作動して発熱する。本発明は、発熱部材で液体を加熱してエアロゾルを生成する装置に関し、たとえば電子タバコ等のようなエアロゾル加熱装置又は蒸気発生装置等の分野に利用できる。貯液部材における液体は純粋な液体を含むが、それらに制限されず、ゾル状、固液混合状物質であってもよく、流体として液体出口から流出して発熱部材を通過できるものである限り、本発明における液体に含まれる。一例として、電子タバコ分野では、貯液部材における液体はリキッド又はほかの香料を含む流体成分であってもよく、加熱によって、これら流体は喫煙用のエアロゾルを生成する。
ユーザがこのようなエアロゾル発生装置を使用するとき、液体を使用する必要があると液体出口21を開き、加熱する必要があると回路を導通させる。このように、少なくとも2回のトリガー動作を必要とする。使用終了後、液体流通通路と回路とを閉じなければならず、いずれかの閉操作を忘れると、エアロゾル発生装置にダメージをもたらす。本実施例では、駆動部材1で1つの動作を実行するだけで複数の部材の開閉をトリガーでき、駆動部材1が第1位置にあるとき、エアロゾル発生装置は未使用状態であり、このとき、液体は流出せず、回路が起動しないため加熱することもなく、それによって、不要な液体の流出と電気エネルギーの浪費又は空炊きのリスクを防止する。駆動部材1が第2位置まで運動(移動)すると、液体が流出すると共に、発熱部材3がタイムリーに発熱して液体を霧化し、流出した液体をタイムリーに消費して残留又は漏れによる無駄を避ける。
駆動部材1の第1位置と第2位置との間における運動(移動)方向は、たとえば、エアロゾル発生装置の軸方向、径方向、又は円周方向であってもよく、駆動部材1の運動(移動)によりエアロゾル発生装置における関連部材の状態又は位置が変化して、液体出口21の閉塞と開放及び回路の遮断と導通を実現できればよい。ここで、前記第1位置及び/又は前記第2位置は駆動部材1が特定の位置に位置することを意味せず、実際には、駆動部材1が一方の位置で液体出口21の閉塞と回路の遮断を実現し、他方の位置で液体出口21の開放及び回路の導通を実現できればよい。理解しやすくするため、実施例では、駆動部材1の運動(移動)方向の1種を例にして説明するが、本発明はそれに制限されない。
図1−7に示されるように、本実施例において、エアロゾル発生装置は棒状に形成されており、駆動部材1は棒状の外部に位置し且つエアロゾル発生装置の外壁の一部となり、又は、駆動部材1はエアロゾル発生装置のハウジングの一部である。駆動部材1の前記第1位置と前記第2位置との間における運動(移動)はユーザによるプッシュプル動作によって実現可能であり、ユーザはプッシュプル方式により駆動部材1をエアロゾル発生装置の軸方向に沿って上下運動(上下移動)させる。図1はエアロゾル発生装置の閉状態(オフ状態)を示し、図2はエアロゾル発生装置の開状態(オン状態)を示す。また、操作動作を引抜き、回転、押圧等の方式にしてもよく、駆動部材1の構造及びほかの関連部材との接続方式は操作動作の方式に対応して調整したり変化したりすることができる。
液体出口21を閉塞・開放する構造については、本実施例におけるエアロゾル発生装置は密封体4を備え、駆動部材1は運動(移動)により密封体4と液体出口21との間の相対位置関係が第1相対位置と第2相対位置との間で変わるように駆動する。すなわち、駆動部材1は運動(移動)により密封体4と液体出口21との間の相対位置関係を第1相対位置と第2相対位置との間で変化させる。駆動部材1が第1位置にあるとき、密封体4と液体出口21とは第1相対位置に位置し、この第1相対位置では、密封体4が液体出口21を閉塞する。これにより、貯液部材2が密封され、液体は貯液部材2から流出できなくなる。一方、駆動部材1が第2位置にあるとき、密封体4と液体出口21とは第2相対位置に位置し、この第2相対位置では、密封体4による液体出口21の閉塞が解除される(開放される)。これにより、貯液部材2が未密封状態になり、すなわち、液体出口21が部分的に又は完全に開かれ、貯液部材2における液体が液体出口21から流出し、発熱部材3に輸送されて霧化される。密封体4と液体出口21との間の相対位置関係の変化は密封体4の変位により発生してもよいし、貯液部材2の変位により発生してもよい。たとえば、駆動部材1と貯液部材2とが直接又は間接的に接続されることにより、駆動部材1は貯液部材2を駆動して貯液部材2を運動(移動)させる。駆動部材1と貯液部材2とはスペーサーによる接続によって接続されてもよい。この場合、駆動部材1はスペーサーに固定接続され、スペーサーは貯液部材2に固定接続され、これによって、駆動部材1は運動(移動)によりスペーサーを駆動してスペーサーを運動(移動)させ、さらに貯液部材2を連動して運動(移動)させる。駆動部材1とスペーサーとの接続方式及びスペーサーと貯液部材2の接続方式としては、溶接、係止等の複数種の固定接続形式があるがいずれであってもよい。スペーサーの構造は多種多様であり、本実施例において、スペーサーは貯液部材の貯液ハウジング5を囲むように構成される。図3−4に示されるように、駆動部材1と貯液ハウジング5との接続位置にクランプ構造が設置され、貯液ハウジング5の頂部に係止フックが設けられ、係止フックの数について制限がなく、貯液部材2が貯液ハウジング5に組み立てられると、貯液ハウジング5における係止フックが貯液部材2を引っ掛ける。また、張り出した係止フックは変形可能な特徴を有し、これによって、貯液部材2又は貯液ハウジング5に対する回転、ネジ戻し、引き抜き、挿入等の動作により貯液部材2を貯液ハウジング5から着脱でき、液体が使用し切られた場合、新しい貯液部材2に交換することができる。
図3−4に示されるように、貯液ハウジング5と貯液部材2とは接続され、貯液ハウジング5と貯液部材2との間には隙間があり、この隙間により気流通路が形成されている。発熱部材3により液体を加熱して形成されるエアロゾルは、前記気流通路を介してエアロゾル発生装置の上ポートに輸送されてユーザに提供され、たとえば摂取又は吸い込み方式が利用され得る。貯液ハウジング5と貯液部材2との接続位置及びスペーサーと貯液部材2との接続位置は、貯液部材2のエアロゾル発生装置の軸方向に沿う端部、たとえば貯液部材2の上端部と下端部とに位置する。貯液ハウジング5と貯液部材2との接続位置やスペーサーと貯液部材2との接続位置が前記気流通路中に位置すると、気流通路にストッパーが存在するような状態になり、それによって、形成されたエアロゾルが気流通路で結露して霧滴になるリスクが増大する。このため、本実施例では、貯液ハウジング5における係止フック51を貯液部材2の上端部に接続することで、エアロゾル流通過程でのストッパーとの接触を減少させて、エアロゾルの結露を減少させる。図3−4に示されるように、貯液部材2の上端部に貯液キャビティカバー23を装着してもよく、該貯液キャビティカバー23は貯液部材2に固定接続又は一体成形されてもよい。また、貯液キャビティカバー23を係止フック51が係止可能な形状にして、貯液ハウジング5と貯液部材2を接続しやすくすることが可能である。
さらに、図3−6に示されるように、本実施例では、密封体4は密封カラム41を含み、駆動部材1が第1位置にあるとき、密封カラム41は、液体出口21を差し込み、嵌め込み、当接、被覆等の方式で閉塞する。駆動部材1が第2位置にあるとき、密封カラム41は液体出口21から離れて液体出口21に対する閉塞を解除する。本実施例では、密封カラム41は図4に示されるように部分的に液体出口21から離れて液体出口21に対する閉塞を解除する。但し、これに限られるものではなく、密封体4(密封カラム41)は、液体出口21の閉塞及びその解除ができればよい。また、密封カラム41は円筒(円柱)状であってもよく、又は、液体出口21が四角形開口である場合にはプリズム形として設置されてもよい。また、密封カラム41は長手方向に沿って径方向に徐々に増減する。図6に示されるように、密封カラム41の長手方向はたとえばエアロゾル発生装置の軸方向であり、密封カラム41の径方向における寸法がx方向に沿って徐々に増大している。すなわち、密封カラム41が円錐台状に形成されている。駆動部材1が第2位置から第1位置まで運動(移動)する過程において、駆動部材1は、密封体4を連動して液体出口21に接近する方向(図6中のx方向とは反対の方向、たとえば上向き)に運動(移動)させ、又は、貯液部材2だけを連動してx方向に沿って運動(移動)させ、これによって、密封カラム41を液体出口21に挿入させて液体出口21を閉塞する。一方、駆動部材1が第1位置から第2位置に運動する過程において、駆動部材1は、密封体4(密封カラム41)を連動して液体出口21から離れる方向(本実施例では、図6中のx方向、たとえば下向き)に運動(移動)させ、又は、貯液部材2だけを連動して密封体4(密封カラム41)から離れる方向(上向き)に運動(移動)させ、これによって、密封カラム41による液体出口21の閉塞が解除される。なお、密封カラム41の径方向における寸法がx方向に沿って徐々減少してもよく、この場合、密封カラム41は貯液部材2内に固定して設置され、密封カラム41が液体出口21の位置に係着されているとき、駆動部材1が貯液部材2を連動して図6中のX方向へ運動(移動)させると、密封カラム41と液体出口21との間に隙間が生じて液体が流出する(すなわち、密封カラム41による液体出口21の閉鎖が解除される)。
さらに、図6と図9に示されるように、上記各実施例では、密封体4はさらに密封キャビティ42を含み、密封カラム41は密封キャビティ42の内部に位置し、貯液部材2における液体出口21が所在するポートは密封キャビティ42に嵌め込まれる。密封キャビティ42の底部にはさらに流入口44が設けられる。図6中、貯液部材2が上方に運動(移動)して密封体4から離れたとき、液体は液体出口21から流出して流入口44から発熱部材3に入る。また、貯液部材2のポートにシールリング22が嵌設されてもよく、シールリング22はたとえばシリカゲル材料であり、これにより、貯液部材2のポートと密封キャビティ42との接合部がさらに密封される。本実施例では、貯液部材2が上方に運動(移動)すると、貯液部材2のポートと密封キャビティ42との間に相対負圧になる空間が形成され、ユーザの使用初期に貯液部材2における液体の流動のためにさらなる動力を与える。
回路の遮断と導通については、本発明におけるエアロゾル発生装置はさらに回路スイッチを含み、駆動部材1は運動により回路スイッチを駆動して回路スイッチを遮断回路位置と導通回路位置との間で運動させる。たとえば回路スイッチを押しボタン83とし、駆動部材1が第1位置にあるとき、駆動部材1は押しボタン83を押圧して回路を導通し、駆動部材1が第2位置にあるとき、駆動部材1は押しボタン83に対する押圧を解除して回路を遮断するように構成され得る。別の実施例では、エアロゾル発生装置は、押しボタン83が押圧されると回路が遮断され、押しボタン83が未押圧状態で回路が導通されるように構成されてもよい。
さらに、図5−6及び図8に示されるように、駆動部材1は押しボタン83に対して窪んだ凹部16と押しボタン83に対して突出する凸部17を含む。駆動部材1が上方に運動して第2位置に至るにつれて、凸部17が押しボタン83に至る。凸部17は凹部16よりも図6中の矢印y方向において押しボタン83に近いため、凸部17が押しボタン83に圧力を印加して押圧する。一方、駆動部材1が下方に運動して第1位置に至るにつれて、凹部16が押しボタン83に至る。凹部16は水平方向において凸部17よりも押しボタン83から遠いため、凹部16は押しボタン83を押圧しないように被覆し、押しボタン83に対する押圧が解除される。駆動部材1が第1位置に至る、凸部17が押しボタン83に至り、駆動部材1が第2位置に至ると、凹部16が押しボタン83に至るように構成してもよい。ここで、凹部16と凸部17は、駆動部材1において外部に対して絶対的に窪んだ及び絶対的に突出した部分だけでなく、いずれも外部に対して突出しているが、一方が他方よりも突出した2つの部分であってもよく、このようにしても一方が他方よりも図6中の矢印y方向において押しボタン83に近いことも確保できる。同様に、いずれも外部に対して窪んだ2つの部分として設置されてもよく、原理は同様であるため、ここで詳細な説明を省略する。また、押しボタン83に対する押圧動作と押圧解除動作はほかの構造によっても実現できる。たとえば、駆動部材1は、押しボタン83に接触するときに常に押しボタン83を押圧した状態を維持し、駆動部材1は、上方に運動すると、押しボタン83から離れて押しボタン83を押圧から解放する。
別の実施例では、図11に示されるように、回路スイッチはリード71として設置されてもよく、それに対応して、駆動部材1にバンプ72とバンプ73の2つのバンプが設置されてもよい。なお、図11中、関連構造は簡略化されて、模式的に示されている。駆動部材1は、図11中の矢印に示される方向に上下運動可能である。駆動部材1が上方に運動するとき、バンプ73がリード71を連動して上方に運動させ、これによって回路が導通し、駆動部材1が下方に運動するとき、バンプ72がリード71を連動して下方に運動させ、これによって回路が遮断される。上記実施例及び上記別の実施例についての説明から明らかなように、回路の導通と遮断に関連する構造について、駆動部材1は回路スイッチを連動して同じ方向に運動(同方向駆動と呼ばれてもよい)させてもよく、回路スイッチを連動して異なる方向(方向変更駆動と呼ばれてもよい)に運動させてもよい。すなわち、上記実施例では、駆動部材1は上下運動し、回路スイッチとしての押しボタン83は左右方向に運動し、上記別の実施例では、駆動部材1は上下運動し、回路スイッチとしてのリード71も上下運動する。このような同一方向駆動と方向変更駆動の駆動方式は、本発明におけるエアロゾル発生装置のほかの部材にも適用できる。
また、駆動部材の運動方向は円周方向(運動)としてもよい。この場合においては、たとえば密封体を多孔質カバープレート構造とし、回路スイッチをリード構造にする。駆動部材が第1位置にあるとき、カバープレート構造の中実部分が貯液部材の液体出口をカバーして液体出口を閉塞状態にし、リードは回路を動かして遮断状態にする。駆動部材を回転させて円周方向の運動をさせ、駆動部材が第2位置まで運動すると、カバープレート構造における多孔部分が貯液部材の液体出口に対向して液体出口は開放状態になり、リードは回路を動かして導通状態にする。
上記実施例では、駆動部材1は貯液部材2を駆動して運動させるとともに、回路スイッチを駆動して運動させている。本発明において、駆動部材1が第1位置から第2位置に運動する過程に、複数種の状況、たとえば次の(1)−(3)が含まれ得る。(1)駆動部材1の運動過程において液体出口21の開放と回路スイッチの通電とが同時に行われる。(2)駆動部材1が第2位置に運動する過程において、まず液体出口21が開放して、次に回路スイッチが通電する。(3)駆動部材1が第2位置に運動する過程において、まず回路スイッチが通電して、次に液体出口21が開放する。駆動部材1が第2位置に至るときに、液体出口の開放と回路の導通とが実現されればよく、上記(1)−(3)の例はいずれも本発明の保護範囲に含まれる。同様に、本発明において、駆動部材1が第2位置から第1位置に運動する過程にも、複数種の状況、たとえば、次の(4)−(6)が含まれる。(4)駆動部材1の運動過程において液体出口21の閉塞と回路の遮断とが同時に行われる。(5)駆動部材1が第1位置に運動する過程において、まず液体出口21が閉じられ、次に回路が遮断される。(6)駆動部材1が第1位置に運動する過程において、まず回路が遮断され、次に液体出口21が閉じられる。駆動部材1が第1位置に至ったときに、液体出口の閉塞と回路の遮断とが実現されればよく、上記(4)−(6)の例はいずれも本発明の保護範囲に含まれる。ユーザが駆動部材1を駆動して駆動部材1を運動させるとき、第1位置と第2位置の間での運動に必要な時間が短いため、エアロゾル発生装置を上記(2)、(3)、(5)、(6)に記載のように設計しても、ユーザが駆動部材1を駆動して駆動部材1を第2位置又は第1位置に到達させるだけで、マクロ的に見て液体出口を開放すると同時に回路を導通し、液体出口を閉塞すると同時に回路を遮断するという効果を実現できる。本段落に記載の各種状況の実例は後述する[第2実施例]の構造にも適用できる。
さらに、図6に示されるように、本実施例におけるエアロゾル発生装置はさらに排気口34を備え、駆動部材1が第1位置にあるとき、排気口34は閉じられ、駆動部材1が第2位置にあるとき、排気口34は開かれ、発熱部材3の発熱により生じたエアロゾルが該排気口34から排出されることができる。本実施例では、駆動部材1の運動によって、液体、電気及び気体についての開閉を実現することで、エアロゾル発生装置が使用されていないときに、余分な液体が排気口34から漏れることをさらに防止する。上述のように、駆動部材1が第1位置から第2位置に運動する過程において、液体、電気及び気体の導通が同時に行われてもよいし、段階的に行われてもよく、駆動部材1が第2位置から第1位置に運動する過程において、液体、電気及び気体の遮断が同時に行われてもよいし、段階的に行われてもよい。さらに、本実施例におけるエアロゾル発生装置はさらに気流スイッチ6を含み、駆動部材1は運動により気流スイッチ6を駆動して気流スイッチ6を排気口閉鎖位置と排気口開放位置との間で運動させる。具体的には、図10に示されるように、気流スイッチ6は遮蔽部61を含み、駆動部材1が第1位置にあるとき、遮蔽部61が排気口34を被覆する。遮蔽部61はカバープレートであってもよく、又は、図10に示される環状体であってもよく、排気口34の遮蔽に対して密封作用を果たしても構わず、排気口34だけを遮蓋しても構わず、空気抵抗作用を発生できればよい。このようにすると、ユーザがエアロゾル発生装置を開かずに吸うと、吸うことに対する抵抗が感じられて、それにより装置を開く動作が実施されていないことを意識する。気流スイッチ6はさらに非遮蔽部62を含み、駆動部材1が第2位置にあるとき、非遮蔽部62は排気口34に突き合せられ、エアロゾルは非遮蔽部62を貫通して排出されることができる。非遮蔽部62はたとえば多孔質又は透かし彫り構造であってもよいし、図10中の複数の開口構造であってもよい。駆動部材1は、上方に運動するとき、気流スイッチ6を連動して上方に運動させ、この際、非遮蔽部62が排気口34に至り、排気口34と、貯液部材2と貯液ハウジング5との間に形成される気流通路とを連通させる。これにより、生じたエアロゾルはエアロゾル発生装置の上端にある出口に連通してユーザの喫煙等に用いられる。駆動部材1が下方に運動(移動)するとき、遮蔽部61は排気口34に至り、排気口34を遮蔽する。本実施例において、気流スイッチ6の遮蔽部61と非遮蔽部62の位置分布は、エアロゾル発生装置によって調整してもよい。ほかの実施例においては、気流スイッチ6を遮蔽部61だけを備える構造としてもよく、この場合、遮蔽部61が排気口34から離れることによって排気口34を開いて通気することができる。
さらに、図5−6、図8に示されるように、本実施例において、気流スイッチ6は駆動部材1の内部に設けられている。具体的には、駆動部材1はエアロゾル発生装置のハウジングの一部分としてキャビティ構造に形成されており、内部に第2突出部11を備えている。気流スイッチ6は駆動部材1のキャビティの内部に位置し且つ第2突出部11に当接される。第2突出部11は図8中の凸状リング構造であってもよし、複数の凸部(突起)から構成されてもよい。当接方式は気流スイッチ6を第2突出部11に設置するか、第2突出部11に固定接続するように当接してもよい。駆動部材1の外層は摩擦力を増大する模様及び/又は材質を有してもよく、例えば図7中から分かるように、駆動部材1には摩擦力を増大するための模様が設けられいる。たとえば、ユーザが駆動部材1をプッシュプルする方式でエアロゾル発生装置を開く場合、大きな摩擦力はユーザの使用に利便性を与える。
また、上記各実施例では、エアロゾル発生装置はさらに戻し弾性体7を備える。駆動部材1が第1位置にあるとき、戻し弾性体7は自然状態であり、駆動部材1が第2位置にあるとき、戻し弾性体7は変形状態であり、且つ、このときの戻し弾性体7は駆動部材1を第2位置から第1位置に戻るように駆動する傾向にある。戻し弾性体7を設置することにより、ユーザによるエアロゾル発生装置の使用が終了すると、ユーザが駆動部材1を第2位置から第1位置に駆動しない場合においても、戻し弾性体7は自身の弾力の作用で駆動部材1を第1位置に戻させる。戻し弾性体7はたとえば戻しばね、スプリングピースの構造である。図5−6に示されるように、戻し弾性体(戻しばね)7は一端が固定され、他端が駆動部材1に当接される。たとえば、本実施例では、密封キャビティ42の外壁に第1突出部43が設置される。第1突出部43は図9に示される1つ又は複数の凸部(突起)構造としてもよいし、凸状リング構造としてもよい。図5−6に示されるように、戻し弾性体(ばね)7の上端にある一番目のコイル又は複数のコイルを密封キャビティ42の第1突出部43に掛けることで、戻しばね7の一端を固定する。他端は気流スイッチ6にネスティングされ、気流スイッチ6とともに駆動部材1に収納されて、駆動部材1の第2突出部11に当接される。勿論、戻しばね7を第2突出部11に固定接続するように当接してもよい。
エアロゾル発生装置の回路構造については、図7に示されるように、本実施例では、エアロゾル発生装置は電極81を含み、空気が電極81を通して発熱部材3に流入するように電極81の中心は中空構造とされる。また、さらに、エアロゾル発生装置は、本体ハウジング12、装飾ストリップ13、電極接続スリーブ82、電池ホルダ8、スイッチPCB85、PCB押え板84、電池86、充電PCB87、エンドキャップ14及び装飾板15をさらに備え、装飾板15は、外観から装飾作用を果たし、押しボタン83は回路の開閉作用を果たす。
図1−7中、気流スイッチ6が上方に移動するとき、密封体4は気流スイッチ6の運動に対して制限作用を果たす。また、上記各実施例では、発熱部材3は発熱体31、発熱体ゴムスリーブ32、発熱体取付台33を含み、発熱体31はたとえば貯油綿、セラミック体、多孔質発熱金属体、又は超音波振動により発熱可能な部材であってもよく、液体出口21から流出する液体は発熱体31に入る。発熱体31を発熱体ゴムスリーブ32に嵌め込むことにより、換言すれば、発熱体31を発熱体ゴムスリーブ32内に装着することにより、液体出口21から流出する液体が漏れることをさらに防止すると共に、断熱作用を有する。発熱部材3の下方は霧化キャビティを構成して、発熱体31の発熱により生じたエアロゾルは下部にある霧化キャビティに流れ、排気口34から排出される。
本発明の実施例に係るエアロゾル発生装置は、1つの動作で複数の部分を起動させ、戻し弾性体の作用により装置は自動的に閉じられるようになり、使用しやすくする。
[第2実施例]
図12−図14は本発明の第2実施例の関連模式図を示す。第2実施例はエアロゾル発生装置に関し、霧化ユニット又はアトマイザーとも呼ばれる。本発明の第2実施例における霧化ユニット(アトマイザー)は、貯液部材1、密封体2、液体を吸収するための導液部材21及び駆動部材を備える。
ここで、導液部材21は、導液綿(オイルガイドコットン)、セラミック部品又は細管束(緊密に配列された1束の細管であり、細管間の間隙が毛細管となり、毛細管作用により液体を吸収して、さらに液体を伝達する)等である。本発明の導液部材21は、発熱部材に接続されて発熱部材と協力して液体を霧化する部材、換言すれば、単なる導液作用を有する部材であってもよいし、加熱機能を有する導液部材、たとえば内部に加熱線又は加熱膜を貫装したセラミックロッド又は外部に加熱コイルが被覆された細管束であってもよく、導液作用を果たせる部材であれば、本発明における導液部材とみなされ得る。
貯液部材1は液体出口13を含み、貯液部材1に貯蔵された液体(たとえばリキッド、ニコチン又はエアロゾルを発生可能なほかの液体基質であってもよく、本発明では、液体について特に制限されない)は液体出口13から排出されることができる。液体出口13の形式や形状は複数あり、たとえば、孔状、溝状、棒状、多孔質膜でもよく、且つ、液体出口13の個数は1つもよいし、複数でもよい。
駆動部材は密封体2を駆動して第5位置と第6位置との間で運動させる。密封体2は、第5位置にあるときに液体出口13を密封することができ、第6位置にあると液体出口に対する密封を解除する。
ここで、第5位置と第6位置は霧化ユニットの特定位置に制限されず、実際に、密封体2が一方の位置で液体出口13を密封し、他方の位置で密封を解除して、液体が液体出口13から排出できれば、本発明における第5位置と第6位置に該当する。換言すれば、本発明では、駆動部材で密封体2を駆動して密封体2を異なる位置に運動(移動)させることにより、液体出口13の密封又は密封解除を実現する。運動方式も複数あり、たとえば密封体2が液体出口13を被覆して密封する場合、密封体2は、液体出口13の所在する平面に平行な方向に並進したり、液体出口13の所在する平面に垂直な方向に運動したりして液体出口13を被覆し又は液体出口13から離れる。また、密封方式は被覆式密封であってもよいし、密封体2を液体出口13に嵌め込むことによる密封であってもよい。密封体2が液体出口13を被覆し又は液体出口13に嵌め込まれた場合、液体は液体出口13から流出せず、このときの密封体2の位置が「第5位置」に相当する。密封体2が液体出口13から離れた又は部分的に離れた場合、密封体2は液体出口13を完全に被覆せず又は完全に閉塞せず、液体は液体出口13から流出でき、このときの密封体2の位置が「第6位置」に相当する。密封体2による液体出口13への密封が解除されると、導液部材21は液体出口13に連通し、これによって、貯液部材1における液体が液体出口13から導液部材21に排出される。
さらに、駆動部材による密封体2の運動駆動方式も複数ある。本実施例では、受力方向に応じて同方向駆動と方向変更駆動に分けられる。駆動するとき、印加する力の方向が密封体2の運動方向(移動方向)と同じ場合、同方向駆動と呼ばれる。たとえば、密封体2に接続された押し棒が設置される。理解しやすくするために、図12の位置関係を参照する。図12は本実施例の霧化ユニットを含む電子タバコの断面図1である。押し棒は密封体2に連結されて且つアトマイザーのハウジング51の軸方向に沿って延びており、押し棒の上下移動により密封体2を押し引きして密封体2を上下移動させることができる。さらに、駆動部材は押し部品3と変位部品4を含み得る。押し部品3はたとえばリードであり、動かすことで上下移動し、変位部品4を連動して上下移動させ、さらに密封体2を押して上下移動させる。
印加する力の方向が密封体2の運動方向(移動方向)と異なる場合、方向変更駆動と呼ばれる。同様に、図12の位置関係を参照すれば、駆動部材は、ハウジング51の径方向に沿う力を印加して、密封体2がハウジング51の軸方向に沿って運動(移動)できるようにする。具体的には、図12に示されるように、駆動部材は、押し部品3と変位部品4を含み、押し部品3及び/又は変位部品4は斜面を有する。すなわち、押し部品3と変位部品4の少なくとも一つは斜面構造を有する。押し部品3を駆動して移動させると、押し部品3と変位部品4とは上記斜面構造の斜面方向に相対摺動し、変位部品4を連動して移動させ、さらに密封体2を駆動して運動させる。
押し部品3と変位部品4とが相対摺動する部分については、複数種の変形実施例があり、図24−25に、押し部品3と変位部品4(図中、変位部品4の一部の構造だけが示される)との相対摺動部分の構造模式図及び運動模式図が示される。押し部品3は球体又は張り出したレバーを含み、押し部品3に接触する変位部品4の部分は斜面である。押し部品3を押して図24−25の矢印x方向に移動させると、球体又はレバーは斜面のy方向に斜面に対して相対摺動して、さらに斜面を有する変位部品4を図中のz方向に移動させる。勿論、押し部品3が斜面を有し、変位部品4が球体又は張り出したレバーを有してもよく、ここで詳細な説明を省略する。
図12に示されるように、押し部品3はさらに第1斜面31を有し、変位部品4は第2斜面41を有し、第1斜面31と第2斜面41とは密接し、押し部品が図12における右方向へ運動(移動)すると、第1斜面31と第2斜面41とは相対摺動して、変位部品4を連動して上方に移動させる。第1斜面31と第2斜面41とは平行な位置関係を有しており、上記2つの斜面の間にボールが設置されてもよく、この場合も2つの斜面の相対摺動を実現できる。本実施例では、第1斜面31と第2斜面41とがそれぞれ2つずつ設けられているが、第1斜面31と第2斜面41とはそれぞれ1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。さらに、使用上の利便性から、押し部品3は、図12に示されるような押しボタン構造として設置されるのが好ましい。図12において、押し部品3にハウジング51の径方向における力が印加されると、上記斜面構造によって押し部材3は変位部品4を連動して軸方向に運動させ、さらに密封体2を連動して軸方向に運動させる。本実施例における霧化ユニットの設計は人間工学に適合するため、ユーザは使用の際に簡単に操作でき、(ユーザ)エクスペリエンスがよい。
図12に示されるように、押し部品3を押しボタン構造とする場合、押し部材3を押すと、密封体2は上方に運動(移動)して液体出口13に対する密封を解除し、押し部材3を放すと、密封体2は下方に運動(移動)して液体出口13に対する密封を実現する。また、霧化ユニットはさらに戻しばね23を含み、押し部材3を放すと、密封体2が液体出口13を密封する位置に戻ることをさらに確保する。
本実施例では、密封体2と導液部材21とを固定接続でき、この場合、駆動部材が密封体2を駆動して運動(移動)させるにつれて導液部材21も運動(移動)する。さらに、駆動部材を上記のように押し部品3と変位部品4とで構成する場合、押し部品3は変位部品4を連動して移動させ、さらに密封体2と導液部材21を駆動してこれらを共同運動(移動)させる。
具体的に、変位部品4と導液部材21とを固定接続し、図12−23に示されるように、導液部材21は変位部品4にネスティングされる。さらに、変位部品4の具体的な構造は図15−17に示される。すなわち、変位部品4は制限スリーブ42を有し、導液部材21は制限スリーブ42に嵌め込まれる。図16は変位部品4の断面図1である。図16に示されるように、変位部材4は第2斜面41を有する。図17は変位部品4の別の方向の断面図2である。図17に示されるように、変位部品4はさらに電極コンタクト43と電極コンタクト44を有する。この2つの電極コンタクト43、44は、それぞれ図13に示される電極導体32と電極導体33(たとえば電極片構造とすることができる)に接触して導通する。電極導体32、33が第1電極53と第2電極54とに導通すると加熱回路が形成され、導液部材21から案内される液体を加熱することができる。図中から見られるように、変位部品4の上下端面のいずれも透かし彫り構造であり、これにより、液体加熱部が霧化ユニットにおける気流通路に連通できる。導液部材21に吸収された液体を加熱することによって生じたエアロゾルは、変位部品4を貫通(通過)して気流通路に輸送される。さらに、第2斜面41の部分と電極コンタクト43、電極コンタクト44との間に間隙があることに加え、第2斜面41の所在する部分をも透かし彫り構造とすることで、気流流通面積を拡大させて、気流をより均一にすることができる。また、図15−17中、変位部品4と押し部品3とは協力して導液部材21に対して支持作用を果たす。
図13は本実施例の霧化ユニットを含む電子タバコの図12とは別の方向の断面図2である。図13に示されるように、本実施例において、霧化ユニットはさらに発熱部材22を含み、発熱部材22はたとえば図中に示される発熱線である。押し部品3は変位部品4を連動して第3位置と第4位置との間で移動させる。変位部品4が第3位置にあるとき、電極コンタクト43、電極コンタクト44はそれぞれ電極導体32、電極導体33に接触して導通し、発熱部材22が発熱して導液部材21に吸収された液体を加熱する。一方、変位部品4が第4位置にあるとき、電極コンタクト43、電極コンタクト44はそれぞれ電極導体32、電極導体33から離れて(すなわち、電極導体32、電極導体33との導通が遮断されて)、発熱部材22の発熱(導液部材21に吸収された液体の加熱)を停止する。ここで、第3位置と第4位置とは霧化ユニットの特定位置に制限されず、上記導通と遮断効果を実現できる位置であれば、本発明の範囲内に含まれる。
さらに、本実施例において、変位部品4が第3位置へ運動(第3位置に向かって移動)すると同時に密封体2が第6位置へ運動(第6位置に向かって移動)し、及び/又は、変位部品4が第4位置へ運動(第4位置に向かって移動)すると同時に密封体2が第5位置へ運動(第5位置に向かって移動)する。すなわち、電極コンタクトと電極導体との導通及び密封体2による液体出口13の密封解除が同時に行われ、及び/又は、電極コンタクトと電極導体との導通遮断及び密封体2による液体出口13の密封が同時に行われる。しかし、これに限られるものではなく、たとえば、密封体2の運動と電極コンタクトの運動がそれぞれの駆動装置により制御され、密封体2による液体出口13の密封又は密封解除と回路の遮断又は導通とが同時に行われなくてもよい。但し、本実施例では、1つの押し部品3と1つの変位部品4を利用するだけで、密封体2による液体出口13の密封又は密封解除と回路の遮断又は導通とを同時に行うことを実現しており、より簡便に操作することができる。
変位部品4が第3位置へ運動(移動)すると同時に密封体2が第6位置へ運動(移動)する場合、さらに、密封体2が第6位置に至った後に変位部品4が第3位置に至るようにしてもよい。例えば、図12、13において、押し部品3が押されたとき、回路遮断から導通までの間に発生する変位部品4の変位が、液体出口13の密封から解除までの間に発生する密封体2の変位より大きく設定される。このようにすると、押し部品3が図12における右へ移動すると、まず液体が導液部材21を介して流出し、次いで押し部品3がさらに右へ移動してから回路が導通することになり、霧化ユニットの使用初期における液体供給が確保されるという利点がある。また、使用終了後においては、図中の戻しばね23の作用で密封体2は元の液体出口13の密封位置に戻り、ほぼ同時に変位部品4は遮断位置に戻り、リキッドの漏れや空炊きを防止する。
貯液部材1は複数種の形態を取り得る。本実施例における貯液部材1は図18−21に示される。図18−19は貯液部材1の2つの方向の斜視図であり、図20−21は貯液部材の2つの方向の断面図である。気流通路は貯液部材1の外部に設けられてもよいが、本実施例では、一部の気流通路11が貯液部材1中に設けられている。図示したとおり、貯液部材1はキャビティであり、キャビティの内部から2つの中空チューブが張り出して気流通路11を構成している。貯液部材1の底部には、ハウジング51と締まり嵌めするように固定されたインサート14が設けられている。また、貯液部材1の内部には貯液キャビティ15が設けられている。図18の角度から見ると、貯液キャビティ15内にさらに凸体が設けられている。該凸体は有底円筒状に形成されており、図19の角度から見ると、該凸体は貯液キャビティの底部から内部に延びる凹部12を形成しており、凹部12に液体出口13が設けられている。液体出口13の具体的な形状については特に制限がなく、たとえば図中に示される液体出口13は出液孔(円孔)構造とされている。さらに、液体出口13は凹部12の側壁に設けられ(側壁を貫通しており)、密封体2が第5位置にあるとき、密封体2は凹部12に嵌め込まれることで液体出口13を密封する。密封体2は中間嵌め又は隙間嵌めによって凹部12に嵌め込まれる。中間嵌めの場合、密封体2と凹部12は密接し、締まり嵌めと類似するが、密封体2は凹部12の側壁に沿って摺動することができる。又は、密封体2を弾性材料とし、中間嵌めでは、液体出口13を密封することも運動することもできる。すき間嵌めの場合、密封体2と凹部12の側壁との間に小さな間隙しかないため、密封体2の周囲に綿等の材料を包んで液体出口13を密封することができる。
さらに、密封体2が第6位置にあるとき、密封体2が液体出口13から離れ又は部分的に離れると共に導液部材21が凹部12に嵌め込まれ、液体出口13が凹部12に嵌め込まれた導液部材21に連通する。さらに、導液部材21が凹部12に嵌め込まれると、導液部材21と凹部12の側壁とは密接する。このような密接関係により、液体出口13の開口が大きすぎることによる大量の液体の漏れを防止する。
本発明はさらに、上記各実施例に係る霧化ユニットを用いた電子タバコを提供する。図12−13は本実施例における電子タバコの断面図であり、図14は電子タバコの分解図である。電子タバコは気流通路11に連通するシガレットホルダー52を備え、第1電極53と第2電極54の間に絶縁体55が設けられる。以下、上記実施例に係る一種の霧化ユニットを例にして、図12−23の電子タバコにおけるリキッド通路と煙通路の方向を参照して、電子タバコの使用を説明するが、勿論、本発明の範囲はそれに制限されない。
ユーザが電子タバコを使用しないとき、密封体2は液体出口13を閉塞し、且つ、電子タバコの内部にある加熱回路も遮断されて未作動状態である。ユーザが電子タバコを使用しようとするとき、手で押し部品3を押すと、電子タバコの内部にある変位部品4が押し部品3に対して摺動し、すなわち、変位部品4が上方に移動し、さらに導液部材21と密封体2とを連動して上方に移動させる。これにより、密封体2が液体出口13を被覆しなくなって液体出口13の密封が解除され、導液部材21も上方に移動することで液体出口13に連通し、液体は導液部材21に沿って下方に流れて加熱位置に至る。また、変位部品4が上方に移動することによって、変位部品4における電極コンタクト43、電極コンタクト44が電極導体32、電極導体33にそれぞれ接触して導通し、加熱回路がオンになり、発熱部材22が発熱して導液部材21に吸収された液体を加熱してエアロゾルを発生させる。ユーザが吸うと、気流が電子タバコの底部の吸気口から入り、発生したエアロゾルが気流通路11を流れ、さらにシガレットホルダー52に輸送されてユーザに供される。ユーザによる使用が終了すると、ユーザは押し部品3から手を放す。これにより、戻しばね23の作用によって密封体2と導液部材21とが下方に移動して所定位置に止まり、密封体2が液体出口13を被覆して密封し、変位部品4における電極コンタクト43、44も電極導体32、33から離間して電極導体32、33との導通が遮断され、発熱部材22は加熱を停止する。
上記電子タバコにおける液体は、シガレットホルダー52を開いて添加することができる。また、細管束を導液部材21とする場合、導油ロープ等の繊維材質を用いた従来の導液部材に比べて、細管束は、導液能力が高く、煙粒子が少なく、エアロゾル成分の純度がより高く、喫煙効果がよりよい。本発明に係る霧化ユニットと組み合わせることにより、細管束の毛細管作用による導液速度が高いという特徴を活用するとともに、該霧化ユニットの液体漏れの問題を解決することができ、一石二鳥の効果を果たす。
本発明はさらに、上記各実施例におけるエアロゾル発生装置の構造を含んでもよい電子タバコに関する。
上記実施例は例示的に本発明の原理及びその効果を説明するに過ぎず、本発明を制限するものではない。当業者であれば、本発明の精神及び範囲を逸脱することなく、上記実施例について修飾又は変化をすることができる。従って、当業者が本発明に開示された精神や技術的構想に基づいて実施する全ての等価修飾又は変化は本発明の特許請求の範囲に含まれる。

Claims (49)

  1. エアロゾル発生装置であって、
    第1位置と第2位置との間で運動可能な駆動部材と、
    液体出口を有する貯液部材と、
    回路に電気的に接続される発熱部材と、
    を備え、
    前記駆動部材が前記第1位置にあるとき、前記液体出口は閉塞状態であり、且つ、前記回路は遮断状態であり、前記発熱部材が発熱せず、
    前記駆動部材が前記第2位置にあるとき、前記液体出口は開放状態であり、前記貯液部材における液体が前記液体出口から前記発熱部材に入り、且つ、前記回路は導通状態であり、前記発熱部材が発熱することを特徴とするエアロゾル発生装置。
  2. 前記駆動部材の前記第1位置と前記第2位置との間での運動方向は前記エアロゾル発生装置の軸方向であることを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
  3. さらに密封体を備え、
    前記駆動部材は運動により前記密封体と前記貯液部材との間の相対位置関係を第1相対位置と第2相対位置との間で変化させ、
    前記駆動部材が前記第1位置にあるとき、前記密封体と前記貯液部材とは前記第1相対位置に位置し、前記密封体は前記液体出口を密封し、
    前記駆動部材が前記第2位置にあるとき、前記密封体と前記貯液部材とは前記第2相対位置に位置し、前記密封体は前記液体出口に対する密封を解除することを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
  4. 前記駆動部材は運動により前記貯液部材を駆動して運動させ、前記密封体と前記液体出口との間の相対位置関係を第1相対位置と第2相対位置との間で変化させることを特徴とする請求項3に記載のエアロゾル発生装置。
  5. さらにスペーサーを備え、
    前記駆動部材は前記スペーサーに固定接続され、前記スペーサーは前記貯液部材に固定接続され、前記駆動部材は運動により前記スペーサーを駆動して運動させ、さらに前記貯液部材を駆動して運動させることを特徴とする請求項4に記載のエアロゾル発生装置。
  6. 前記駆動部材は前記スペーサーに係止され、及び/又は、前記スペーサーは前記貯液部材に係止されることを特徴とする請求項5に記載のエアロゾル発生装置。
  7. 前記スペーサーは少なくとも部分的に前記貯液部材の貯液ハウジングを囲んでいることを特徴とする請求項5に記載のエアロゾル発生装置。
  8. 前記スペーサーは前記貯液部材の前記エアロゾル発生装置の軸方向に沿う端部に固定接続されることを特徴とする請求項5に記載のエアロゾル発生装置。
  9. 前記密封体は密封カラムを含み、前記駆動部材が前記第2位置にあるとき、前記密封カラムが前記液体出口を閉塞することを特徴とする請求項3に記載のエアロゾル発生装置。
  10. 前記密封カラムの径方向における寸法が長手方向に沿って徐々に増減することを特徴とする請求項9に記載のエアロゾル発生装置。
  11. 前記密封体はさらに密封キャビティを含み、前記密封カラムは前記密封キャビティの内部に位置し、前記貯液部材における前記液体出口が所在するポートが前記密封キャビティに嵌め込まれることを特徴とする請求項9に記載のエアロゾル発生装置。
  12. 前記密封体はさらに前記密封キャビティの外壁に設置された第1突出部を含み、前記第1突出部は前記密封キャビティの径方向に延びていることを特徴とする請求項11に記載のエアロゾル発生装置。
  13. 前記ポートと前記密封キャビティの内壁との間にシールリングが設けられることを特徴とする請求項11に記載のエアロゾル発生装置。
  14. さらに回路スイッチを備え、
    前記駆動部材は運動により前記回路スイッチを駆動して遮断回路位置と導通回路位置との間で運動させることを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
  15. 前記回路スイッチは押しボタンであり、前記駆動部材が前記第1位置と前記第2位置のうちの一方にあるとき、前記駆動部材は前記押しボタンを押圧し、前記駆動部材が前記第1位置と前記第2位置のうちの他方にあるとき、前記駆動部材は前記押しボタンに対する押圧を解除することを特徴とする請求項14に記載のエアロゾル発生装置。
  16. 前記駆動部材は前記押しボタンに対して窪んだ凹部と前記押しボタンに対して突出する凸部とを含み、前記駆動部材が前記第1位置と前記第2位置のうちの一方にあるとき、前記凸部が前記押しボタンに接触して押圧し、前記駆動部材が前記第1位置と前記第2位置のうちの他方にあるとき、前記凹部が前記押しボタンを押圧しないように被覆することを特徴とする請求項15に記載のエアロゾル発生装置。
  17. さらに排気口を備え、前記駆動部材が前記第1位置にあるとき、前記排気口は閉じて、前記駆動部材が前記第2位置にあるとき、前記排気口が開いて、前記発熱部材の発熱により生じたエアロゾルが前記排気口から排出されることを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
  18. さらに気流スイッチを備え、前記駆動部材は運動により前記気流スイッチを駆動して排気口閉鎖位置と排気口開放位置との間で運動させることを特徴とする請求項17に記載のエアロゾル発生装置。
  19. 前記気流スイッチは遮蔽部を含み、前記駆動部材が前記第1位置にあるとき、前記遮蔽部が前記排気口を被覆することを特徴とする請求項18に記載のエアロゾル発生装置。
  20. 前記気流スイッチは非遮蔽部を含み、前記駆動部材が前記第2位置にあるとき、前記非遮蔽部が前記排気口に突き合せられ、前記エアロゾルが前記非遮蔽部を貫通して排出されることを特徴とする請求項18に記載のエアロゾル発生装置。
  21. 前記駆動部材は内部に第2突出部を有するキャビティであり、前記気流スイッチは前記駆動部材のキャビティの内部に位置し且つ前記第2突出部に当接されることを特徴とする請求項18に記載のエアロゾル発生装置。
  22. 前記駆動部材は前記エアロゾル発生装置の外壁の一部であることを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
  23. 前記駆動部材の外層は摩擦力を増大するための模様及び/又は材質を有することを特徴とする請求項22に記載のエアロゾル発生装置。
  24. さらに戻し弾性体を備え、
    前記駆動部材が前記第1位置にあるとき、前記戻し弾性体は自然状態であり、前記駆動部材が前記第2位置にあるとき、前記戻し弾性体は変形状態になり、且つ、このときの前記戻し弾性体は前記駆動部材が前記第2位置から前記第1位置に戻るように駆動する傾向にあることを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
  25. 前記戻し弾性体は戻しばねであることを特徴とする請求項24に記載のエアロゾル発生装置。
  26. 前記戻しばねは一端が固定され、他端が前記駆動部材に当接されることを特徴とする請求項25に記載のエアロゾル発生装置。
  27. 前記発熱部材は発熱体と発熱体ゴムスリーブとを含み、前記発熱体は前記発熱体ゴムスリーブ内に装着されることを特徴とする請求項1に記載のエアロゾル発生装置。
  28. 前記駆動部材は運動により前記密封体を駆動して運動させ、前記密封体と前記液体出口との間の相対位置関係を第1相対位置と第2相対位置との間で変化させることを特徴とする請求項3に記載のエアロゾル発生装置。
  29. さらに導液部材を備え、
    前記駆動部材は前記密封体を駆動して第5位置と第6位置との間で運動させ、
    前記密封体は、前記第5位置にあるときに前記液体出口を密封し、前記第6位置にあるときに前記液体出口に対する密封を解除し、
    前記密封体による前記液体出口への密封が解除されると、前記導液部材は前記液体出口に連通することを特徴とする請求項28に記載のエアロゾル発生装置。
  30. 前記駆動部材は押し部品と変位部品とを含み、前記押し部品は前記変位部品を押して移動させ、さらに前記密封体を駆動して運動させることを特徴とする請求項29に記載のエアロゾル発生装置。
  31. 前記押し部品及び/又は前記変位部品は斜面を有し、前記押し部品を押して移動させると、前記押し部品と前記変位部品とが前記斜面方向に相対摺動して前記変位部品を連動して移動させ、さらに前記密封体を駆動して運動させることを特徴とする請求項30に記載のエアロゾル発生装置。
  32. 前記押し部品は第1斜面を有し、前記変位部品は第2斜面を有し、前記第1斜面と前記第2斜面は平行であり又は密接され、前記押し部品が運動すると、前記第1斜面と前記第2斜面とが相対摺動して前記変位部品を連動して移動させることを特徴とする請求項31に記載のエアロゾル発生装置。
  33. 前記押し部品は押しボタンであることを特徴とする請求項30に記載のエアロゾル発生装置。
  34. 前記密封体は前記導液部材に固定接続され、前記押し部品は前記変位部品を連動して移動させ、さらに前記密封体と前記導液部材とを駆動して共同運動させることを特徴とする請求項30に記載のエアロゾル発生装置。
  35. 前記変位部品は前記導液部材に固定接続されることを特徴とする請求項34に記載のエアロゾル発生装置。
  36. さらに気流通路を備え、
    前記導液部材は前記変位部品中にネスティングされ、前記変位部品は前記気流通路に連通し、前記導液部材に吸収された液体を加熱して生じたエアロゾルが前記変位部品を貫通して前記気流通路に至ることを特徴とする請求項35に記載のエアロゾル発生装置。
  37. さらに電極導体を備え、
    前記変位部品はさらに電極コンタクトを含み、
    前記押し部品は前記変位部品を連動して第3位置と第4位置との間で移動させ、
    前記変位部品が前記第3位置にあるとき、前記電極コンタクトは前記電極導体に導通して前記発熱部材が発熱し、前記変位部品が前記第4位置にあるとき、前記電極コンタクトは前記電極導体との導通が遮断されて前記発熱部材が発熱を停止することを特徴とする請求項35に記載のエアロゾル発生装置。
  38. 前記変位部品が前記第3位置へ運動すると同時に前記密封体が前記第6位置へ運動し、及び/又は、前記変位部品が前記第4位置へ運動すると同時に前記密封体が前記第5位置へ運動することを特徴とする請求項37に記載のエアロゾル発生装置。
  39. 前記変位部品が前記第3位置へ運動すると同時に前記密封体が前記第6位置へ運動し、且つ、前記密封体が前記第6位置に至った後に前記変位部品が前記第3位置に至ることを特徴とする請求項37に記載のエアロゾル発生装置。
  40. 前記密封体は前記導液部材に固定接続され、前記駆動部材は前記密封体と前記導液部材とを駆動して共同運動させることを特徴とする請求項29に記載のエアロゾル発生装置。
  41. さらに前記密封体を前記第6位置から前記第5位置に回復させるための戻しばねを備えることを特徴とする請求項29に記載のエアロゾル発生装置。
  42. さらに気流通路を備え、
    前記気流通路の一部は前記貯液部材中に位置することを特徴とする請求項29に記載のエアロゾル発生装置。
  43. 前記密封体が前記第5位置にあるとき、前記密封体は前記液体出口を被覆し、前記密封体が前記第6位置にあるとき、前記密封体は前記液体出口から離れるか又は部分的に離れることを特徴とする請求項29に記載のエアロゾル発生装置。
  44. 前記貯液部材はさらに前記貯液部材内部まで延在している凹部を含み、前記凹部に前記液体出口が設けられていることを特徴とする請求項43に記載のエアロゾル発生装置。
  45. 前記液体出口は前記凹部の側壁に設けられ、前記密封体が前記第5位置にあるとき、前記密封体は前記凹部と中間嵌め又はすき間嵌めとなるように前記凹部に嵌め込まれることを特徴とする請求項44に記載のエアロゾル発生装置。
  46. 前記液体出口は前記凹部の側壁に設けられ、前記密封体が前記第6位置にあるとき、前記導液部材が前記凹部に嵌め込まれることを特徴とする請求項44に記載のエアロゾル発生装置。
  47. 前記導液部材が前記凹部に嵌め込まれると、前記導液部材は前記凹部の側壁に密接することを特徴とする請求項46に記載のエアロゾル発生装置。
  48. 前記導液部材は細管束又はオイルガイドコットン又はセラミック部品であることを特徴とする請求項29に記載のエアロゾル発生装置。
  49. 請求項1−48のいずれかに記載のエアロゾル発生装置を含むことを特徴とする電子タバコ。
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