JP2019109748A - タッチパネル、タッチパネルを備える空調システム、及びタッチパネルの制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】誤検知の頻度を低減し、ユーザの操作性が良好なタッチパネル、タッチパネルを備える空調システム、及びタッチパネルの制御方法を提供することを目的とする。【解決手段】1または複数の機能にそれぞれ対応する領域を示すボタン領域40とボタン領域40以外の領域である非ボタン領域30とを有するタッチパネル1であって、ペンアップ状態からペンダウンとなった時点でのタッチパネル1上の座標認識位置が、非ボタン領域30である場合は、座標を検索する座標検索状態を再ペンアップするまで継続し、ボタン領域40である場合は、座標を座標認識位置にて確定しボタン選択状態とする。【選択図】図1
Description
本発明は、タッチパネル、タッチパネルを備える空調システム、及びタッチパネルの制御方法に関するものである。
画面上にユーザ入力用画面を表示し、ユーザの手指等によるタッチ操作にて設定や指示を行うタッチパネルが、様々な装置への入力インターフェースとして用いられている。
タッチパネルには、各機能や入力項目ごとに割り当てられた画像や文字等、例えばボタン画像が表示されており、ボタン画像に対応するタッチパネル上の領域がタッチ操作されるとそのボタン画像に割り当てられた情報の入力などが行われる。
タッチパネルには、各機能や入力項目ごとに割り当てられた画像や文字等、例えばボタン画像が表示されており、ボタン画像に対応するタッチパネル上の領域がタッチ操作されるとそのボタン画像に割り当てられた情報の入力などが行われる。
タッチパネルを用いた入力インターフェースにおいては、ユーザが各機能や入力項目に割り当てられたボタン画像に対応する領域を選択したつもりが、ボタン画像に対応していない領域を選択している場合がある。この時、ユーザはボタン画像をタッチしたにもかかわらずボタン画像が選択状態にならず、タッチパネルが反応しないことにストレスを感じる場合がある。
そこで、ユーザによりボタン画像に対応していない領域のタッチ操作が行われたことを報知する方法が検討されている。例えば、特許文献1には、ユーザのタッチ操作に対するユーザ指示が設定されていない入力拒否領域をタッチしている場合に、マーカーを表示することが開示されている。
しかしながら、上記特許文献1に開示された発明では、入力拒否領域にタッチが行われるとマーカーが表示されるのみであるため、例えばタッチパネルの接触抵抗の影響によるタッチ検知座標と実際のタッチ位置の座標とにずれがあった場合にエラーが顕在化しタッチパネルのクレームにつながるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、誤検知の頻度を低減しユーザの操作性が良好なタッチパネル、タッチパネルを備える空調システム、及びタッチパネルの制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のタッチパネル、タッチパネルを備える空調システム、及びタッチパネルの制御方法は以下の手段を採用する。
本発明の第一態様に係るタッチパネルは、1または複数の機能にそれぞれ対応する領域を示すボタン領域と前記ボタン領域以外の領域である非ボタン領域とを有するタッチパネルであって、ペンアップ状態からペンダウンとなった時点での前記タッチパネル上の座標認識位置が、前記非ボタン領域である場合は、座標を検索する座標検索状態を再ペンアップするまで継続し、前記ボタン領域である場合は、前記座標を該座標認識位置にて確定しボタン選択状態とする。
本発明の第一態様に係るタッチパネルは、1または複数の機能にそれぞれ対応する領域を示すボタン領域と前記ボタン領域以外の領域である非ボタン領域とを有するタッチパネルであって、ペンアップ状態からペンダウンとなった時点での前記タッチパネル上の座標認識位置が、前記非ボタン領域である場合は、座標を検索する座標検索状態を再ペンアップするまで継続し、前記ボタン領域である場合は、前記座標を該座標認識位置にて確定しボタン選択状態とする。
従来はペンダウンとなった時点での座標認識位置にて座標を確定していたため、非ボタン領域でペンダウンするとその後ユーザのタッチ位置が移動してもボタンが選択されないままであった。これに対し、本態様によれば、非ボタン領域でペンダウンした場合でも座標を検索し続けるため、タッチパネルに触れたにもかかわらずボタンが選択されないままの状態を防ぐことができ、ユーザの操作性を向上させることができる。
上記第一態様では、前記ペンアップ状態から前記ペンダウンしたままの状態で前記座標認識位置が前記ボタン領域へ移動した場合は、前記座標を該座標認識位置にて確定しボタン選択状態とするとしてもよい。
本態様によれば、前記ペンアップ状態から前記ペンダウンしたままの状態で前記座標認識位置が前記ボタン領域へ移動した場合は、前記座標を該座標認識位置にて確定しボタン選択状態とすることから、実際にユーザが触れた箇所とずれた非ボタン領域でペンダウンした場合でも、例えばペンダウン後に指を押し込むことで実際にユーザが触れた箇所であるボタン領域まで座標が移動するのを検索し続け、ボタン領域まで移動するとその座標認識位置にて座標を確定してボタン選択状態とすることができる。
また、ユーザが非ボタン領域でペンダウンし、その後指をスライドさせてボタン領域まで移動させた場合でも、その座標認識位置にて座標を確定してボタン選択状態とすることができる。
また、ユーザが非ボタン領域でペンダウンし、その後指をスライドさせてボタン領域まで移動させた場合でも、その座標認識位置にて座標を確定してボタン選択状態とすることができる。
上記第一態様では、前記ペンアップ状態から前記ペンダウンした後に再ペンアップとなった場合であって、前記座標認識位置が前記ペンダウン中にいずれかの前記ボタン領域内に入った場合は、前記再ペンアップ時の前記座標認識位置にかかわらず前記再ペンアップ前で直近に入った前記ボタン領域に対応する前記機能を確定しボタン確定状態とするとしてもよい。
本態様によれば、前記座標認識位置が前記ペンダウン中にいずれかの前記ボタン領域内に入った場合は、前記再ペンアップ時の前記座標認識位置にかかわらず前記再ペンアップ前で直近に入った前記ボタン領域に対応する前記機能を確定しボタン確定状態とすることから、ユーザが再ペンアップする前にいずれかのボタン領域に触れた場合は、再ペンアップする直近のボタンを確定してそのボタンに対応する機能を確定することができる。例えば、ユーザがボタンを押下し再ペンアップした際に再ペンアップ時の座標認識位置が非ボタン領域であっても、ユーザはボタンを押下したと認識している可能性が高い。このような場合に、ユーザの認識と、タッチパネルの動作とに乖離を無くし、ユーザの操作性を向上させることができる。またユーザがボタンをタッチした際に誤って異なるボタンをタッチした場合であっても、タッチ箇所をスライドさせることにより、所望のボタンまでタッチ箇所を移動させ、正しいボタンを押下することができる。
上記第一態様では、前記ボタン領域は、前記タッチパネル上の対応するボタンの画像の面積よりも面積を中心方向に縮小した領域としてもよい。
本態様によれば、前記ボタン領域は、前記タッチパネル上の対応するボタンの画像の面積よりも面積を中心方向に縮小した領域とされることから、ボタン領域が近接する場合にボタン領域の境界近くをタッチしても、タッチパネル上はボタンであるが座標は非ボタン領域として認識される。よって、ユーザはボタンの中心部分近くをタッチすることとなる。これにより、タッチパネルにおいて他の隣接するボタン領域を誤検知することを抑止することができる。
本発明の第二態様に係る空調システムは、前述のタッチパネルを備える。
本発明の第三態様に係るタッチパネルの制御方法は、1または複数の機能にそれぞれ対応する領域を示すボタン領域と前記ボタン領域以外の領域である非ボタン領域とを有するタッチパネルの制御方法であって、ペンアップ状態からペンダウンとなった時点での前記タッチパネル上の座標認識位置を検知する工程と、前記座標認識位置が前記非ボタン領域である場合は、座標を検索する座標検索状態を継続する工程と、前記座標認識位置が前記ボタン領域である場合は、前記座標を該座標認識位置にて確定しボタン選択状態とする工程と、を備える。
本発明によれば、ペンアップ状態からペンダウンとなった時点でのタッチパネル上の座標認識位置が非ボタン領域である場合は、座標を検索する座標検索状態を再ペンアップするまで継続するので、タッチパネルに触れたにもかかわらずボタンが選択されないままの状態を防ぐことができ、ユーザの操作性を向上させることができる。
以下に、本発明に係るタッチパネル、タッチパネルを備える空調システム、及びタッチパネルの制御方法の一実施形態について、図1乃至8を用いて説明する。
図1には、本実施形態に係るタッチパネルの表示例が示されている。
本実施形態に係るタッチパネル1は、空調システム(図示せず)の設定、指示などを行うリモコン(図示せず/有線、無線を問わない)に備えられるとする。リモコンのタッチパネル1には、1または複数のボタン画像が表示される。ユーザは、所望の操作に対応したタッチパネル1のボタン画像をタッチすることにより、所望の設定操作等を行うことができる。ボタン画像がタッチパネル1のボタン領域40に対応しており、ボタン領域40が対応する空調システムの機能等に対応している。
図1には、本実施形態に係るタッチパネルの表示例が示されている。
本実施形態に係るタッチパネル1は、空調システム(図示せず)の設定、指示などを行うリモコン(図示せず/有線、無線を問わない)に備えられるとする。リモコンのタッチパネル1には、1または複数のボタン画像が表示される。ユーザは、所望の操作に対応したタッチパネル1のボタン画像をタッチすることにより、所望の設定操作等を行うことができる。ボタン画像がタッチパネル1のボタン領域40に対応しており、ボタン領域40が対応する空調システムの機能等に対応している。
図1に示されるように、タッチパネル1には、ボタン画像かつボタン領域40として運転モードボタン47、タイマー設定ボタン41、設定温度ボタン42、風向ボタン43、風量ボタン44、メニューボタン45、メッセージ表示ボタン46が表示されている。各ボタンを示す枠線内がボタン画像であると同時にボタン領域40であり、タッチパネル1上でボタン領域40以外の領域が非ボタン領域30である。タッチパネル1の非ボタン領域30には、例えば日付、時間、曜日、設置場所などが表示される。
タッチパネル1は、図1の表示に限らず、メニュー画面や設定画面などタッチ操作にて操作が可能なあらゆる画面を表示可能としている。
ユーザは、タッチパネル1を手指やタッチペンなどでタッチすることにより、対象のボタンに対応する機能を選択する。ユーザがタッチした際にタッチパネル1が認識するタッチパネル1上の座標の位置を、座標認識位置とする。
また、対象のボタンが選択された状態をボタン選択状態、対象のボタンが選択されそのボタンに対応する機能が確定した状態をボタン確定状態とする。
ユーザは、タッチパネル1を手指やタッチペンなどでタッチすることにより、対象のボタンに対応する機能を選択する。ユーザがタッチした際にタッチパネル1が認識するタッチパネル1上の座標の位置を、座標認識位置とする。
また、対象のボタンが選択された状態をボタン選択状態、対象のボタンが選択されそのボタンに対応する機能が確定した状態をボタン確定状態とする。
タッチパネル1における検出方式としては、大きく抵抗膜方式と静電容量方式とが挙げられる。
図2には、タッチパネルの一検出方式である抵抗膜方式が図に示されている。
抵抗膜方式は、手指やタッチペンなどで押した画面の位置を、電圧変化の測定によって検知するものである。
抵抗膜方式のタッチパネル1は、フイルム21と、透明電極膜22と、ドットスペーサー23と、絶縁体24と、ガラス25とを主な構成として備えている。導電層となる透明電極膜22を配置したフイルム21の面と、透明電極膜22を配置したガラス25の面とをドットスペーサー23及び絶縁体24を配して間隔をあけて貼り付けることにより、フイルム21の表面が物理的に押されると、フイルム21側とガラス25側の透明電極膜22同士が接触して電気が流れる。この電圧の変動を検出することにより、接点の位置(座標)を捉える。そのため、ある程度大きな押圧力が必要であり、また同じ場所を押したとしても、押し方によって位置検知の影響度が大きく、押圧によって座標の位置が毎回異なる場合もある。
図2には、タッチパネルの一検出方式である抵抗膜方式が図に示されている。
抵抗膜方式は、手指やタッチペンなどで押した画面の位置を、電圧変化の測定によって検知するものである。
抵抗膜方式のタッチパネル1は、フイルム21と、透明電極膜22と、ドットスペーサー23と、絶縁体24と、ガラス25とを主な構成として備えている。導電層となる透明電極膜22を配置したフイルム21の面と、透明電極膜22を配置したガラス25の面とをドットスペーサー23及び絶縁体24を配して間隔をあけて貼り付けることにより、フイルム21の表面が物理的に押されると、フイルム21側とガラス25側の透明電極膜22同士が接触して電気が流れる。この電圧の変動を検出することにより、接点の位置(座標)を捉える。そのため、ある程度大きな押圧力が必要であり、また同じ場所を押したとしても、押し方によって位置検知の影響度が大きく、押圧によって座標の位置が毎回異なる場合もある。
抵抗膜方式の長所は、構造が単純であるため、低コストで製造が可能であり、また消費電力の面でも比較的低コストに抑えることができる点である。さらに、表面にフイルム21を塗布しているため防塵性や防水性に優れ、フイルム21への圧力で入力するため手指だけでなく手袋をしたままの状態やタッチペンによる入力が可能であり、手書き文字の入力も可能である。
一方で、抵抗膜方式は、フイルム21と2枚の透明電極膜22とによって画面の透過率が低くなり、表示品質が低下する。また画面サイズの大きさに反比例して検出精度が下がる。さらに、耐久性や耐衝撃性が比較的低いとされる。
一方で、抵抗膜方式は、フイルム21と2枚の透明電極膜22とによって画面の透過率が低くなり、表示品質が低下する。また画面サイズの大きさに反比例して検出精度が下がる。さらに、耐久性や耐衝撃性が比較的低いとされる。
図3には、タッチパネルの一検出方式である静電容量方式が図に示されている。
静電容量方式は、画面に手指が触れると発生する微弱な電流、すなわち静電容量(電荷)の変化をセンサーで感知し、タッチした位置を把握するものである。ユーザの手指を画面に近づけると、人体の静電容量にセンサーが反応する。そのため、タッチパネル画面にユーザの手指が接触する寸前でポインターを動かすような操作も可能である。静電容量方式には、比較的大型のパネルで使用されることが多い表面型静電容量方式や、携帯機器など小さな画面サイズの機器に用いられることが多い投影型静電容量方式等がある。ここでは、表面型静電容量方式について説明する。
表面型静電容量方式のタッチパネル1は、保護カバー31と、透明電極膜32と、ガラス基板33と、電極34とを主な構成として備えている。ガラス基板33の上に透明電極膜32を配し、その表面に保護カバー31を重ねており、ガラス基板33の四隅にある電極34に電圧をかけてパネル全体に均一な低圧の電解を発生させることにより、ユーザの手指が触れた際の静電容量の変化をパネル四隅で測定し、ユーザの手指の座標を特定する。
静電容量方式は、画面に手指が触れると発生する微弱な電流、すなわち静電容量(電荷)の変化をセンサーで感知し、タッチした位置を把握するものである。ユーザの手指を画面に近づけると、人体の静電容量にセンサーが反応する。そのため、タッチパネル画面にユーザの手指が接触する寸前でポインターを動かすような操作も可能である。静電容量方式には、比較的大型のパネルで使用されることが多い表面型静電容量方式や、携帯機器など小さな画面サイズの機器に用いられることが多い投影型静電容量方式等がある。ここでは、表面型静電容量方式について説明する。
表面型静電容量方式のタッチパネル1は、保護カバー31と、透明電極膜32と、ガラス基板33と、電極34とを主な構成として備えている。ガラス基板33の上に透明電極膜32を配し、その表面に保護カバー31を重ねており、ガラス基板33の四隅にある電極34に電圧をかけてパネル全体に均一な低圧の電解を発生させることにより、ユーザの手指が触れた際の静電容量の変化をパネル四隅で測定し、ユーザの手指の座標を特定する。
静電容量方式の長所は、静電容量の変化を感知することから衣服の袖や通常のペンには反応せず、防塵性、防水性、耐久性、耐傷性に優れている。また抵抗膜方式に比べると透過率が高い。
その一方で、静電容量方式は、抵抗膜方式に比べると製造及び消費電力の面でコストがかかる。またユーザの手指以外では静電容量方式に反応する専用のタッチペンに限り対応しており、手袋をしたままの状態など静電容量の変化がない場合はタッチパネル1が反応しない。さらに、金属筐体がタッチパネル1近傍にある場合に、その影響を受けやすい。
その一方で、静電容量方式は、抵抗膜方式に比べると製造及び消費電力の面でコストがかかる。またユーザの手指以外では静電容量方式に反応する専用のタッチペンに限り対応しており、手袋をしたままの状態など静電容量の変化がない場合はタッチパネル1が反応しない。さらに、金属筐体がタッチパネル1近傍にある場合に、その影響を受けやすい。
タッチパネル1の操作アルゴリズムでは、画面に触れた(ペンダウン)、画面に触れている(ペンドラッグ)、画面から離れた(ペンアップ)、アクションなし(なし)の4つの状態にてステータスを管理している。これらの各状態に基づき、どのタイミングで座標を認識し座標を確定させるかについて、決定する。特に前述した抵抗膜方式を用いたタッチパネル1では、タッチパネル1を押すことで電圧値を変化させ、変化した電圧値がタッチパネル1画面上のどの位置に該当するかで座標を確定させている。
そのため、同じ場所を押した場合であっても、押す力の加減や指の向きなどにより電圧値が変わってしまい、タッチパネル1の制御部(図示せず)が認識する座標がユーザの意図する位置(座標)と一致しない場合がある。例えば、ユーザがタッチパネル1画面上のボタン画像を押したつもりであっても、押す力が弱いことや、ノイズの重畳など設置環境によって電圧値にぶれが生じ、ボタン画像以外の非ボタン領域30を認識する事象が発生する。この場合、ユーザはボタンを押したにもかかわらずタッチパネル1が反応しないため、ストレスを感じクレームにつながる虞がある。
そのため、同じ場所を押した場合であっても、押す力の加減や指の向きなどにより電圧値が変わってしまい、タッチパネル1の制御部(図示せず)が認識する座標がユーザの意図する位置(座標)と一致しない場合がある。例えば、ユーザがタッチパネル1画面上のボタン画像を押したつもりであっても、押す力が弱いことや、ノイズの重畳など設置環境によって電圧値にぶれが生じ、ボタン画像以外の非ボタン領域30を認識する事象が発生する。この場合、ユーザはボタンを押したにもかかわらずタッチパネル1が反応しないため、ストレスを感じクレームにつながる虞がある。
そこで本実施形態における、特に抵抗膜方式を採用したタッチパネルについての座標を確定する制御について説明する。
図4には、参考例としてのタッチパネルの操作の概略が図に示されている。
図4において、(a)、(b)、(c)の順でタッチパネル1の操作が進む(遷移する)ものとする。
図4(a)は、ペンアップ状態から非ボタン領域30にユーザの指がペンダウンした状態、図4(b)は、図4(a)でペンダウンした位置からユーザが指をペンドラッグしたまま「風向」ボタンのボタン領域40に指をスライドした状態、図4(c)は、図4(b)の位置、すなわちボタン領域40内でユーザの指が再ペンアップした状態を示している。
図4には、参考例としてのタッチパネルの操作の概略が図に示されている。
図4において、(a)、(b)、(c)の順でタッチパネル1の操作が進む(遷移する)ものとする。
図4(a)は、ペンアップ状態から非ボタン領域30にユーザの指がペンダウンした状態、図4(b)は、図4(a)でペンダウンした位置からユーザが指をペンドラッグしたまま「風向」ボタンのボタン領域40に指をスライドした状態、図4(c)は、図4(b)の位置、すなわちボタン領域40内でユーザの指が再ペンアップした状態を示している。
従来の座標を確定する制御の場合、図4(a)のようにペンアップ状態からペンダウン時に非ボタン領域30を押下すると、ボタン領域40でないためボタン選択状態としない。また、図4(b)及び図4(c)のように非ボタン領域30からボタン領域40へ指をスライドさせたとしても、ボタン選択状態としない。
これは、非ボタン領域30を押下した後、指をスライドさせてボタン上を通過した場合にボタンを選択状態にすると、特に複数のボタン上を通過する場合は複雑な処理が行われることとなりボタンの入力動作が成り立たなくなるため、ペンダウン時にのみボタン選択状態とする処理を行っているためである。
これは、非ボタン領域30を押下した後、指をスライドさせてボタン上を通過した場合にボタンを選択状態にすると、特に複数のボタン上を通過する場合は複雑な処理が行われることとなりボタンの入力動作が成り立たなくなるため、ペンダウン時にのみボタン選択状態とする処理を行っているためである。
図5には、参考例としてのタッチパネルの操作の概略が図に示されている。
図5において、(a)、(b)の順でタッチパネルの操作が進む(遷移する)ものとする。
図5(a)は、ユーザがタッチパネル1を軽くタッチした状態、図5(b)は、ユーザが指を押し込んだ状態を示している。
図5において、(a)、(b)の順でタッチパネルの操作が進む(遷移する)ものとする。
図5(a)は、ユーザがタッチパネル1を軽くタッチした状態、図5(b)は、ユーザが指を押し込んだ状態を示している。
従来の座標を確定する制御の場合、図5(a)のようにユーザが軽くタッチした際にタッチパネル1の接触抵抗の影響を受けて、図に十字で示されるタッチ座標の位置が実際のタッチ位置(ユーザが認識するタッチ位置)とずれ、非ボタン領域30をタッチしたと認識され座標が確定される場合がある。この場合、その後図5(b)のように押し込んだ指の座標がボタン領域40に移動したとしても、図5(a)でタッチした非ボタン領域30の座標が座標認識位置として認識されているため、ボタンはボタン選択状態とならない。
このように、ユーザはタッチパネル1のボタンを押したにもかかわらず、タッチパネル1が反応しないため、タッチパネル1のタッチ感度が悪いと認識することとなる。
このように、ユーザはタッチパネル1のボタンを押したにもかかわらず、タッチパネル1が反応しないため、タッチパネル1のタッチ感度が悪いと認識することとなる。
これらの事象を抑止するため、本実施形態では次のような処理を行う。
図6には、本発明の一実施形態に係るタッチパネルの操作の概略が図に示されている。
図6において、(a)、(b)、(c)の順でタッチパネル1の操作が進む(遷移する)ものとする。
図6(a)は、ペンアップ状態から非ボタン領域30にユーザの指がペンダウンした状態、図6(b)は、図6(a)でペンダウンした位置からユーザが指をペンドラッグしたまま「風向」ボタンのボタン領域40に指をスライドした状態、図6(c)は、図6(b)の位置、すなわちボタン領域40内でユーザの指が再ペンアップした状態を示している。
図6には、本発明の一実施形態に係るタッチパネルの操作の概略が図に示されている。
図6において、(a)、(b)、(c)の順でタッチパネル1の操作が進む(遷移する)ものとする。
図6(a)は、ペンアップ状態から非ボタン領域30にユーザの指がペンダウンした状態、図6(b)は、図6(a)でペンダウンした位置からユーザが指をペンドラッグしたまま「風向」ボタンのボタン領域40に指をスライドした状態、図6(c)は、図6(b)の位置、すなわちボタン領域40内でユーザの指が再ペンアップした状態を示している。
本実施形態の場合、図6(a)のようにペンアップ状態からペンダウン時に非ボタン領域30を押下すると、ペンダウンを継続する。このようにペンダウン状態を継続することで、座標検索状態を継続させることとなる。次に図6(b)のようにユーザの指がペンドラッグしたまま「風向」ボタンのボタン領域40に入ると、ボタン選択状態となり、例えば「風向」ボタンが白黒反転してユーザに「風向」ボタンが選択されていることが報知される。ユーザへの報知方法は、本方式に限らず、ボタンの色が変わる、点滅する、音が鳴る等ユーザが認識可能な方法であればいずれの方法であってもよい。
そして、図6(c)のように図6(b)の位置でユーザの指が再ペンアップされると、座標が確定され、ボタン領域40に対応する機能、この場合「風向」の変更を確定しボタン確定状態とする。タッチパネル1からは、空調システムに対し、「風向」の変更を行う指示が伝達される。
また、図6(a)から図6(c)へ遷移する場合に、複数のボタン領域40、またはボタン領域40及び非ボタン領域30を移動した場合は、再ペンアップ前で直近に入ったボタン領域40に対応する機能を確定しボタン確定状態とする。そのため、図6(c)に示される再ペンアップがボタン領域40及び非ボタン領域30のいずれで実行されても、ユーザの指がペンダウンまたはペンドラッグ中にボタン領域40に入っていればタッチパネル1はボタン確定状態となる。
これにより、ボタン確定状態となる確率がさらに上がり、ユーザの操作性の向上につながる。
これにより、ボタン確定状態となる確率がさらに上がり、ユーザの操作性の向上につながる。
図7には、本発明の一実施形態に係るタッチパネルの操作の概略が図に示されている。
図7において、(a)、(b)の順でタッチパネル1の操作が進む(遷移する)ものとする。
図7(a)は、ユーザがタッチパネル1を軽くタッチした状態、図7(b)は、ユーザが指を押し込んだ状態を示している。図5の場合と同様に、図7(a)のようにユーザが軽くタッチした際にタッチパネル1の接触抵抗の影響を受けて、タッチ座標の位置が実際のタッチ位置(ユーザが認識するタッチ位置)とずれ、非ボタン領域30をタッチしたと認識されて座標が確定され、その後図7(b)のように押し込んだ指の座標がボタン領域40に移動した場合を想定している。
図7において、(a)、(b)の順でタッチパネル1の操作が進む(遷移する)ものとする。
図7(a)は、ユーザがタッチパネル1を軽くタッチした状態、図7(b)は、ユーザが指を押し込んだ状態を示している。図5の場合と同様に、図7(a)のようにユーザが軽くタッチした際にタッチパネル1の接触抵抗の影響を受けて、タッチ座標の位置が実際のタッチ位置(ユーザが認識するタッチ位置)とずれ、非ボタン領域30をタッチしたと認識されて座標が確定され、その後図7(b)のように押し込んだ指の座標がボタン領域40に移動した場合を想定している。
図7(a)のようにユーザが指をタッチしている位置と図に十字で示される座標認識位置とがずれており、座標認識位置が非ボタン領域30である場合は、ペンダウンを継続する。よって、座標検索状態が継続される。その後、図7(b)のようにユーザの指が押し込まれると、座標認識位置がボタン領域40へ移動し、ボタン選択状態となる。
このように、何らかの原因でペンアップ状態からペンダウンとなった時点の座標選択位置が非ボタン領域30となった場合であっても、ユーザの指の押し込みにより座標選択位置がボタン領域40となればボタンがボタン選択状態となりユーザにその旨が報知されるため、ユーザがタッチパネルのボタンを押したにもかかわらずタッチパネルが反応しない事象を抑制することができる。
このように、何らかの原因でペンアップ状態からペンダウンとなった時点の座標選択位置が非ボタン領域30となった場合であっても、ユーザの指の押し込みにより座標選択位置がボタン領域40となればボタンがボタン選択状態となりユーザにその旨が報知されるため、ユーザがタッチパネルのボタンを押したにもかかわらずタッチパネルが反応しない事象を抑制することができる。
図8には、本発明の一実施形態に係るタッチパネルの制御がフローチャートに示されている。
タッチパネル1において、タッチが行われたかどうかの判定、タッチ判定処理が行われ(S801)、タッチパネル1上でユーザの指などがペンアップ状態からペンダウンしたか否かの判定が行われる(S802)。ペンダウンしたと判定された場合は、ステップS803へ遷移し、ペンダウンしていないと判定された場合はステップS801へ戻り再度タッチ判定が行われる。
タッチパネル1において、タッチが行われたかどうかの判定、タッチ判定処理が行われ(S801)、タッチパネル1上でユーザの指などがペンアップ状態からペンダウンしたか否かの判定が行われる(S802)。ペンダウンしたと判定された場合は、ステップS803へ遷移し、ペンダウンしていないと判定された場合はステップS801へ戻り再度タッチ判定が行われる。
次に、ペンダウン状態からペンアップしたか否かの判定が行われる(S803)。ペンアップしたと判定された場合は、処理を終了する。ペンアップしていないと判定された場合は、ステップS804へ遷移する。
ペンアップしてないと判定された場合、すなわちペンダウン状態である場合は、ペンダウンとなった時点での座標認識位置が確定される(S804)。
次に、ボタン領域の判定処理が行われ(S805)、ペンダウンとなった時点での座標認識位置がボタン領域内か否かの判定が行われる(S806)。座標認識位置がボタン領域内であると判定された場合は、ステップS807へ遷移し、座標認識位置がボタン領域内でないと判定された場合はステップS803へ戻り再度ペンアップしたか否かの判定が行われる。
ステップS806において座標認識位置がボタン領域内であると判定された場合は、そのボタン領域に対応するボタンが選択され、ボタン選択状態とする(S807)。
次に、ボタン選択状態となったボタンの押下処理(選択ボタン押下処理)が行われる(S808)。
次に、ボタン選択状態となったボタンの押下処理(選択ボタン押下処理)が行われる(S808)。
そして、ペンダウン状態からペンアップしたか否かの判定が行われる(S809)。ペンアップしたと判定された場合は、ステップS810へ遷移する。ペンアップしていないと判定された場合は、ステップS808へ戻り再度選択ボタン押下処理が行われる。
ステップS809においてペンアップしたと判定された場合は、ボタン選択状態となったボタンに対応する操作を確定させ(ボタン確定状態)(S810)、処理を終了する。
以上、説明してきたように、本実施形態に係るタッチパネル、タッチパネルを備える空調システム、及びタッチパネルの制御方法によれば、以下の作用効果を奏する。
本実施形態によれば、ペンアップ状態からペンダウンとなった時点でのタッチパネル1上の座標認識位置が、非ボタン領域30である場合は、座標を検索する座標検索状態を継続することから、ユーザがタッチしたペンダウン時にユーザの意図する位置とは異なる非ボタン領域30にて座標が認識された場合であっても、座標が確定されず、座標を検索し続ける座標検索状態が継続される。一方、ボタン領域40である場合は、座標を座標認識位置にて確定しボタン選択状態とする。
従来はペンダウンとなった時点での座標認識位置にて座標を確定していたため、非ボタン領域30でペンダウンするとその後ユーザのタッチ位置が移動してもボタンが選択されないままであった。これに対し、本実施形態によれば、非ボタン領域30でペンダウンした場合でも座標を検索し続けるため、タッチパネルに触れたにもかかわらずボタンが選択されないままの状態を防ぐことができ、ユーザの操作性を向上させることができる。
本実施形態によれば、ペンアップ状態からペンダウンとなった時点でのタッチパネル1上の座標認識位置が、非ボタン領域30である場合は、座標を検索する座標検索状態を継続することから、ユーザがタッチしたペンダウン時にユーザの意図する位置とは異なる非ボタン領域30にて座標が認識された場合であっても、座標が確定されず、座標を検索し続ける座標検索状態が継続される。一方、ボタン領域40である場合は、座標を座標認識位置にて確定しボタン選択状態とする。
従来はペンダウンとなった時点での座標認識位置にて座標を確定していたため、非ボタン領域30でペンダウンするとその後ユーザのタッチ位置が移動してもボタンが選択されないままであった。これに対し、本実施形態によれば、非ボタン領域30でペンダウンした場合でも座標を検索し続けるため、タッチパネルに触れたにもかかわらずボタンが選択されないままの状態を防ぐことができ、ユーザの操作性を向上させることができる。
また本実施形態によれば、ペンアップ状態からペンダウンしたままの状態で座標認識位置がボタン領域40へ移動した場合は、座標を座標認識位置にて確定しボタン選択状態とすることから、実際にユーザが触れた箇所とずれた非ボタン領域30でペンダウンした場合でも、例えばペンダウン後に指を押し込むことで実際にユーザが触れた箇所であるボタン領域40まで座標が移動するのを検索し続け、ボタン領域40まで移動するとその座標認識位置にて座標を確定してボタン選択状態とすることができる。
また、ユーザが非ボタン領域30でペンダウンし、その後指をスライドさせてボタン領域40まで移動させた場合でも、その座標認識位置にて座標を確定してボタン選択状態とすることができる。
また、ユーザが非ボタン領域30でペンダウンし、その後指をスライドさせてボタン領域40まで移動させた場合でも、その座標認識位置にて座標を確定してボタン選択状態とすることができる。
また本実施形態によれば、座標認識位置がペンダウン中にいずれかのボタン領域40内に入った場合は、再ペンアップ時の座標認識位置にかかわらず再ペンアップ前で直近に入ったボタン領域40に対応する機能を確定しボタン確定状態とすることから、ユーザが再ペンアップする前にいずれかのボタン領域40に触れた場合は、再ペンアップする直近のボタンを確定してそのボタンに対応する機能を確定することができる。例えば、ユーザがボタンを押下し再ペンアップした際に再ペンアップ時の座標認識位置が非ボタン領域30であっても、ユーザはボタンを押下したと認識している可能性が高い。このような場合に、ユーザの認識と、タッチパネルの動作とに乖離を無くし、ユーザの操作性を向上させることができる。またユーザがボタンをタッチした際に誤って異なるボタンをタッチした場合であっても、タッチ箇所をスライドさせることにより、所望のボタンまでタッチ箇所を移動させ、正しいボタンを押下することができる。
〔変形例〕
以下、本発明の一実施形態の変形例について、図9を用いて説明する。
図9には、本発明の一実施形態の変形例におけるタッチパネルの表示例が図に示されている。
上記した実施形態では、ボタン画像とボタン領域40とは等しいとしたが、本変形例では、ボタン領域40をタッチパネル上の対応するボタンの画像の面積よりも面積を中心方向に縮小した領域としている。図9において、ボタン画像は実線で囲まれた部分を指すが、ボタン領域40は点線で囲まれた部分を指す。ボタン画像同士は接近して隣り合っているが、ボタン領域40同士は間隔を空けて配置されている。
そのため、ユーザはボタン画像の中心部分をタッチすることとなり、過って隣り合う別のボタン画像をタッチすることを抑止することができる。
以下、本発明の一実施形態の変形例について、図9を用いて説明する。
図9には、本発明の一実施形態の変形例におけるタッチパネルの表示例が図に示されている。
上記した実施形態では、ボタン画像とボタン領域40とは等しいとしたが、本変形例では、ボタン領域40をタッチパネル上の対応するボタンの画像の面積よりも面積を中心方向に縮小した領域としている。図9において、ボタン画像は実線で囲まれた部分を指すが、ボタン領域40は点線で囲まれた部分を指す。ボタン画像同士は接近して隣り合っているが、ボタン領域40同士は間隔を空けて配置されている。
そのため、ユーザはボタン画像の中心部分をタッチすることとなり、過って隣り合う別のボタン画像をタッチすることを抑止することができる。
以上、説明してきたように、本変形例に係るタッチパネル、タッチパネルを備える空調システム、及びタッチパネルの制御方法によれば、以下の作用効果を奏する。
ボタン領域40は、タッチパネル1上の対応するボタンの画像の面積よりも面積を中心方向に縮小した領域とされることから、ボタン領域40が近接する場合にボタン領域40の境界近くをタッチしても、タッチパネル上はボタンであっても座標は非ボタン領域30として認識される。よって、ユーザはボタンの中心部分近くをタッチすることとなる。これにより、タッチパネルにおいて他の隣接するボタン領域40を誤検知することを抑止することができる。
ボタン領域40は、タッチパネル1上の対応するボタンの画像の面積よりも面積を中心方向に縮小した領域とされることから、ボタン領域40が近接する場合にボタン領域40の境界近くをタッチしても、タッチパネル上はボタンであっても座標は非ボタン領域30として認識される。よって、ユーザはボタンの中心部分近くをタッチすることとなる。これにより、タッチパネルにおいて他の隣接するボタン領域40を誤検知することを抑止することができる。
1 タッチパネル
30 非ボタン領域
40 ボタン領域
30 非ボタン領域
40 ボタン領域
Claims (6)
- 1または複数の機能にそれぞれ対応する領域を示すボタン領域と前記ボタン領域以外の領域である非ボタン領域とを有するタッチパネルであって、
ペンアップ状態からペンダウンとなった時点での前記タッチパネル上の座標認識位置が、前記非ボタン領域である場合は、座標を検索する座標検索状態を再ペンアップするまで継続し、前記ボタン領域である場合は、前記座標を該座標認識位置にて確定しボタン選択状態とするタッチパネル。 - 前記ペンアップ状態から前記ペンダウンしたままの状態で前記座標認識位置が前記ボタン領域へ移動した場合は、前記座標を該座標認識位置にて確定しボタン選択状態とする請求項1に記載のタッチパネル。
- 前記ペンアップ状態から前記ペンダウンした後に再ペンアップとなった場合であって、前記座標認識位置が前記ペンダウン中にいずれかの前記ボタン領域内に入った場合は、前記再ペンアップ時の前記座標認識位置にかかわらず前記再ペンアップ前で直近に入った前記ボタン領域に対応する前記機能を確定しボタン確定状態とする請求項1または請求項2に記載のタッチパネル。
- 前記ボタン領域は、前記タッチパネル上の対応するボタンの画像の面積よりも面積を中心方向に縮小した領域とされる請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のタッチパネル。
- 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のタッチパネルを備える空調システム。
- 1または複数の機能にそれぞれ対応する領域を示すボタン領域と前記ボタン領域以外の領域である非ボタン領域とを有するタッチパネルの制御方法であって、
ペンアップ状態からペンダウンとなった時点での前記タッチパネル上の座標認識位置を検知する工程と、
前記座標認識位置が前記非ボタン領域である場合は、座標を検索する座標検索状態を継続する工程と、
前記座標認識位置が前記ボタン領域である場合は、前記座標を該座標認識位置にて確定しボタン選択状態とする工程と、
を備えるタッチパネルの制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017242822A JP2019109748A (ja) | 2017-12-19 | 2017-12-19 | タッチパネル、タッチパネルを備える空調システム、及びタッチパネルの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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ID=67179895
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Country Status (1)
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- 2017-12-19 JP JP2017242822A patent/JP2019109748A/ja active Pending
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