JP2019108867A - 波状路走行支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両が波状路に高速で進入してしまうことを回避できるようにすること。【解決手段】サーバ装置と、前記サーバ装置に接続可能な車両とを備え、前記車両による波状路の走行を支援する波状路走行支援システムであって、前記サーバ装置は、複数の前記車両から、波状路を特定可能な走行データを収集する走行データ収集部と、前記波状路を特定可能な走行データに基づいて、波状路の位置を示す波状路位置情報を生成し、当該波状路位置情報をデータベースに蓄積する波状路位置情報蓄積部とを備え、前記車両は、前記データベースから前記波状路位置情報を取得する波状路位置情報取得部と、前記波状路位置情報と、前記車両の現在位置を示す現在位置情報とに基づいて、前記車両が前記波状路に進入する際に、前記車両の車速が所定の目標車速未満となるように、前記車両の車速を制御する車速制御部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、波状路走行支援システムに関する。
従来より、車両が波状路を走行中であることを判定し、当該判定結果に基づいて、車両を制御するようにした技術が知られている。例えば、車両が波状路を走行中であると判定した場合、エンジンやモータの出力を制御することにより、車両の車速を低減させるようにした技術が知られている。
また、例えば、下記特許文献1には、車両が波状路を走行中に急制動が実行された場合には、ブレーキ油圧が閾値以下となるようにブレーキ油圧を制御することにより、車輪速度の急変を防止して、動力伝達機構に過大なトルクが発生することを抑制できるようにした技術が開示されている。
特開2010−264915号公報
しかしながら、従来技術は、実際に車両が波状路に進入してから、車両の制御を開始することができるものであり、すなわち、車両が波状路に進入する前に、車両の制御を開始することができないため、例えば、車両が波状路に高速で進入してしまう虞がある。
このように、車両が波状路に高速で進入してしまうと、路面の凹凸による車両への入力と、車両およびサスペンション等が有する固有振動数との共振により、車両への入力が増幅され、車両が備える駆動系部品に過負荷を与えてしまう虞がある。
本発明は、上述した従来技術の課題を解決するため、車両が波状路に進入する前に車速を制御できるようにすることで、車両が波状路に高速で進入してしまうことを回避できるようにすることを目的とする。
本開示の一態様の波状路走行支援システムは、サーバ装置と、前記サーバ装置に接続可能な車両とを備え、前記車両による波状路の走行を支援する波状路走行支援システムであって、前記サーバ装置は、複数の前記車両から、波状路を特定可能な走行データを収集する走行データ収集部と、前記波状路を特定可能な走行データに基づいて、波状路の位置を示す波状路位置情報を生成し、当該波状路位置情報をデータベースに蓄積する波状路位置情報蓄積部とを備え、前記車両は、前記データベースから前記波状路位置情報を取得する波状路位置情報取得部と、前記波状路位置情報と、前記車両の現在位置を示す現在位置情報とに基づいて、前記車両が前記波状路に進入する際に、前記車両の車速が所定の目標車速未満となるように、前記車両の車速を制御する車速制御部とを備える。
これにより、車両において、サーバ装置から取得した高精度な波状路位置情報に基づいて、波状路の位置を高精度に特定することができる。このため、車両が波状路に進入する際に、車両の車速が所定の目標車速未満となるように、当該車速を高精度に制御することができる。
車両が波状路に進入する前に車速を制御することができるため、車両が波状路に高速で進入してしまうことを回避することができる。
実施形態に係る波状路走行支援システムのシステム構成を示すブロック図である。 実施形態に係る波状路走行制御装置による処理の手順を示すフローチャートである。 実施形態に係る波状路走行制御装置による波状路走行制御の具体例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の波状路走行支援システムについて説明する。
(波状路走行支援システム10のシステム構成)
図1は、実施形態に係る波状路走行支援システム10のシステム構成を示すブロック図である。図1に示す波状路走行支援システム10は、自動車等の複数の車両12と、サーバ装置14とを備えて構成されており、車両12による波状路の走行を支援するシステムである。
各車両12は、ネットワーク(例えば、インターネット、公衆無線回線等)を介して、サーバ装置14に接続可能である。これにより、各車両12は、サーバ装置14に対して、自車両の走行データを送信することが可能である。サーバ装置14は、各車両12から収集した走行データに基づいて、波状路の位置(始点位置および終点位置)を表す波状路位置情報を生成し、当該波状路位置情報を、3D地図データベース203に蓄積することができる。各車両12は、サーバ装置14との通信を介して、3D地図データベース203から、波状路位置情報を取得することが可能である。
(波状路走行制御装置100)
図1に示すように、車両12は、波状路走行制御装置100を備えている。波状路走行制御装置100は、車両12による波状路の走行を制御することが可能な装置である。具体的には、波状路走行制御装置100は、サーバ装置14が備える3D地図データベース203から、波状路の位置を表す波状路位置情報を取得することが可能である。そして、波状路走行制御装置100は、3D地図データベース203から取得した波状路位置情報と、GPSユニット130から取得した車両12の現在位置情報とに基づいて、車両12の現在位置から波状路までの距離Lを算出し、当該距離Lに基づいて、車両12による波状路の走行を制御することが可能である。
波状路走行制御装置100は、いずれも車両12に搭載されている装置である、通信I/F(Inter Face)110、ECU(Electronic Control Unit)120、GPS(Global Positioning System)ユニット130、およびECB(Electronic Controlled Brake System)140に接続されている。通信I/F110は、無線通信によるサーバ装置14との通信を制御する。例えば、通信I/F110としては、DCM(Data Communication Module)等を用いることができる。ECU120は、車両の各部を電子的に制御する装置である。例えば、ECU120は、エンジン121の出力を制御することが可能である。また、ECU120は、車輪を駆動するためのモータ122の動作を制御することが可能である。また、ECU120は、モータ122が備える回生ブレーキ機構の動作を制御することが可能である。図1では、1つのECU120を図示しているが、実際には、車両12には、機能別に複数のECU(例えば、エンジン用ECU、モータ用ECU、ECB用ECU等)が設けられている場合がある。GPSユニット130は、GPS衛星から受信したGPS信号に基づいて、車両12の現在位置を検知し、当該現在位置を示す現在位置情報を出力する装置である。ECB140は、アクチュエータ141により、運転者によるブレーキペダルの操作とは独立して、車両12が備えるブレーキのブレーキ圧を電子的に制御することが可能なシステムである。
(波状路走行制御装置100の機能構成)
図1に示すように、波状路走行制御装置100は、その機能部として、主制御部101、波状路位置情報取得部102、車両情報取得部103、距離算出部104、車速制御部105、および走行データ送信部106を備える。
主制御部101は、波状路走行制御装置100による処理全体(例えば、開始、終了、繰り返し、判定等)を制御する。
波状路位置情報取得部102は、通信I/F110を介して、サーバ装置14の3D地図データベース203から、波状路位置情報を取得する。
車両情報取得部103は、車両12の現在位置を示す現在位置情報、車両12の現在の車速Vを示す車速情報、および、車両12が備えるサスペンションの変位を示すサスペンション変位情報を取得する。例えば、車両情報取得部103は、GPSユニット130から、現在位置情報を取得する。また、例えば、車両情報取得部103は、ECU120を介して、車速センサ123から出力された車速情報を取得する。また、例えば、車両情報取得部103は、ECU120を介して、サスペンションの変位を検出するストロークセンサ124から出力されたサスペンション変位情報を取得する。
距離算出部104は、波状路位置情報取得部102によって取得された波状路位置情報と、波状路位置情報取得部102によって取得された現在位置情報とに基づいて、車両12の現在位置から、波状路までの距離Lを算出する。
車速制御部105は、距離算出部104によって算出された波状路までの距離Lと、車両情報取得部103によって取得された車速情報によって特定される現在の車速Vとに基づいて、車両12の車速を制御する。具体的には、車速制御部105は、波状路までの距離Lが所定の距離L以下となった場合、車両12が波状路に進入するまでの間に、車両12の車速Vが、所定の目標車速V以下となるように、車両12の車速を制御する。なお、所定の目標車速Vは、車両12が波状路を安全に走行できる速度(例えば、車両12の駆動系部品に過負荷を与えない程度の低速度)として、適切な値が予め定められているものである。また、所定の距離Lは、車両12の車速Vを所定の目標車速Vまで十分に減速することが可能な距離として、適切な値が予め定められているものである。
例えば、車速制御部105は、ECB140を介して、ブレーキの制動状態を制御する(例えば、アクチュエータ141によるブレーキ圧力およびブレーキ動作時間を制御する)ことにより、車両12の車速を制御することができる。
また、例えば、車速制御部105は、ECU120を介して、エンジン121の出力を制御する(例えば、スロットル開度を制御する、制御マップを変更する等)ことにより、車両12の車速を制御することができる。
また、例えば、車速制御部105は、ECU120を介して、モータ122が備える回生ブレーキ機構の動作を制御する(例えば、モータ122を駆動モードから発電モードに切り替える)ことにより、車両12の車速を制御することができる。
走行データ送信部106は、車両12に関する波状路を特定可能な走行データを、サーバ装置14へ送信する。例えば、走行データ送信部106は、波状路を特定可能な走行データとして、GPSユニット130から取得した現在位置情報、車速センサ123から出力された車速情報、および、ストロークセンサ124から出力されたサスペンション変位情報を、サーバ装置14へ送信する。
ここで、波状路走行制御装置100は、CPU(Central Processing Unit)、主記憶装置(例えば、ROM(Read only Memory)、RAM(Random Access Memory)等)、補助記憶装置(例えば、HDD(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ等)等のハードウェアを備えて構成されている。上記した波状路走行制御装置100の各機能は、例えば、波状路走行制御装置100において、主記憶装置または補助記憶装置に記憶されているプログラムをCPU(コンピュータ)が実行することによって実現される。
なお、波状路走行制御装置100の各機能は、車両12に搭載される専用の装置によって実現されてもよく、車両12に搭載された他の装置(例えば、ECU120)によって実現されてもよい。
(サーバ装置14の機能構成)
サーバ装置14は、その機能部として、走行データ収集部201、波状路位置情報蓄積部202、および3D地図データベース203を備える。
走行データ収集部201は、各車両12から、波状路を特定可能な走行データを収集する。例えば、走行データ収集部201は、各車両12から、波状路を特定可能な走行データとして、現在位置情報、車速情報、サスペンション変位情報等を収集する。
波状路位置情報蓄積部202は、各車両12から収集された走行データに基づいて、波状路の位置を示す波状路位置情報を生成し、当該波状路位置情報を、3D地図データベース203に蓄積する。
例えば、波状路位置情報蓄積部202は、サスペンション変位情報によって特定されるサスペンション変位が、予め定められた波状路特有のサスペンション変位とマッチングする場合、波状路であると特定することができる。具体的には、例えば、波状路位置情報蓄積部202は、サスペンションの比較的大きな伸縮が繰り返されるような場合、波状路であると特定することができる。そして、波状路位置情報蓄積部202は、波状路であると特定することができた場合には、その特定に用いたサスペンション変位情報に対応する現在位置情報によって、その波状路の位置を特定することができる。その結果、波状路位置情報蓄積部202は、その波状路の位置情報を含む波状路位置情報を生成することができる。
また、例えば、波状路位置情報蓄積部202は、車速情報によって特定される車速変位が、予め定められた波状路特有の車速変位とマッチングする場合、波状路であると特定することができる。具体的には、例えば、波状路位置情報蓄積部202は、車速の比較的大きな変動が繰り返されるような場合、波状路であると特定することができる。そして、波状路位置情報蓄積部202は、波状路であると特定することができた場合には、その特定に用いた車速情報に対応する現在位置情報によって、その波状路の位置を特定することができる。その結果、波状路位置情報蓄積部202は、その波状路の位置情報を含む波状路位置情報を生成することができる。
3D地図データベース203は、波状路位置情報蓄積部202によって生成された波状路位置情報を含む、3D地図データを記憶する。3D地図データベース203は、各車両12が波状路を走行する毎に、その波状路に関する波状路位置情報が蓄積されることとなる。
(波状路走行制御装置100による処理の手順)
図2は、実施形態に係る波状路走行制御装置100による処理の手順を示すフローチャートである。図2の処理は、例えば、車両12が走行している間、主制御部101が繰り返し開始することによって、繰り返し実行される。
まず、波状路位置情報取得部102が、サーバ装置14の3D地図データベース203から、波状路の位置を示す波状路位置情報を取得する(ステップS201)。次に、車両情報取得部103が、GPSユニット130から、車両12の現在位置を示す現在位置情報を取得する(ステップS202)。そして、距離算出部104が、ステップS201で取得された波状路位置情報と、ステップS202で取得された現在位置情報とに基づいて、車両12の現在位置から、波状路までの距離Lを算出する(ステップS203)。
次に、主制御部101が、ステップS203で算出された波状路までの距離Lが、所定の距離L以下であるか否かを判断する(ステップS204)。ステップS204において、「距離Lが距離Lより大きい」と判断された場合(ステップS204:No)、主制御部101が、ステップS202へ処理を戻す。
一方、ステップS204において、「距離Lが距離L以下である」と判断された場合(ステップS204:Yes)、車両情報取得部103が、車両12の現在の車速Vを示す車速情報を取得する(ステップS205)。
次に、主制御部101が、ステップS205で取得された車速情報によって特定される車速Vが、所定の目標車速V以上であるか否かを判断する(ステップS206)。ステップS206において、「車速Vが所定の目標車速V未満である」と判断された場合(ステップS206:No)、主制御部101が、図2に示す一連の処理を終了させる。
一方、ステップS206において、「車速Vが所定の目標車速V以上である」と判断された場合(ステップS206:Yes)、車速制御部105が、車両12の車速を減速制御する(ステップS207)。そして、主制御部101が、ステップS206へ処理を戻す。これにより、車速Vが所定の目標車速V未満となるまで、車速制御部105による減速制御(例えば、ブレーキ制御、エンジン出力制御、回生ブレーキ機構制御の少なくともいずれか一つ)がなされる。
(波状路走行制御装置100による波状路走行制御の具体例)
図3は、実施形態に係る波状路走行制御装置100による波状路走行制御の具体例を示す図である。
図3に示す例では、車両12A、車両12B、および車両12Cが、それぞれ、道路16を走行している例を表している。特に、図3では、車両12Bおよび車両12Cが、波状路である区間P〜Pを走行しており、車両12Aが、波状路の手前の平坦路である区間P〜Pを走行している例を表している。
波状路(区間P〜P)を走行している車両12Bおよび車両12Cの各々からは、波状路を特定可能な走行データ(現在位置情報、車速情報、およびサスペンション変位情報)が、繰り返し送信される。これらの走行データは、ビックデータとして、サーバ装置14に蓄積されてゆく。
サーバ装置14は、ビックデータとして蓄積されたこれらの走行データに基づいて、波状路を特定すると、当該波状路の位置を示す波状路位置情報を生成し、当該波状路位置情報を、3D地図データベース203に蓄積する。例えば、図3に示す例では、サーバ装置14により、車両12Bおよび車両12Cから収集した走行データに基づいて、道路16上の区間P〜Pが波状路であることを示す波状路位置情報が生成され、当該波状路位置情報が、3D地図データベース203に蓄積される。
一方、波状路(区間P〜P)の手前の平坦路(区間P〜P)を走行している車両12Aは、3D地図データベース203から波状路位置情報を取得することにより、道路16上の区間P〜Pが波状路であることを、当該波状路に進入する前に把握することができる。
そして、車両12Aは、波状路(区間P〜P)よりも所定の距離L手前の地点である、地点Pを超えたとき、当該車両12Aの現在位置から波状路までの距離Lが、所定の距離L以下となり、このタイミングで、車両12Aが波状路(区間P〜P)に進入するまでに、車速Vが所定の目標車速V未満となるように、車速制御部105によって減速制御が開始される。
この減速制御は、例えば、アクチュエータ141の制御、エンジン121の出力制御、モータ122の出力制御、モータ122が備える回生ブレーキ機構の制御等によって行われる。
また、各種減速制御の強弱および制御時間は、波状路(区間P〜P)までの所定の距離Lと、車速Vとに応じて、車両12Aが波状路(区間P〜P)に進入するまでに、車速Vが所定の目標車速V未満となるように、適切に制御される。
この減速制御により、車両12Aが波状路(区間P〜P)に進入する際には、車速Vが所定の目標車速V未満となるため、車両12Aが波状路(区間P〜P)に高速で進入してしまうことを回避することができる。
なお、車両12Aが波状路(区間P〜P)を走行中には、車速制御部105により、車速Vが所定の目標車速V未満を維持するように、車速制御される。
以上説明したように、本実施形態の波状路走行支援システム10は、サーバ装置14において、複数の車両12から、波状路を特定可能な走行データを収集し、当該波状路を特定可能な走行データに基づいて、波状路の位置を示す波状路位置情報を生成し、当該波状路位置情報を3D地図データベース203に蓄積するようにしている。そして、車両12において、3D地図データベース203から波状路位置情報を取得し、当該波状路位置情報と、車両12の現在位置情報とに基づいて、当該車両12が波状路に進入する際に、当該車両12の車速Vが所定の目標車速V未満となるように、当該車両12の車速を制御するようにしている。
これにより、本実施形態の波状路走行支援システム10は、車両12において、サーバ装置14から取得した高精度な波状路位置情報に基づいて、波状路の位置を高精度に特定することができる。このため、車両12は、波状路に進入する際に、車速Vが所定の目標車速V未満となるように、車速を高精度に制御することができる。したがって、本実施形態の波状路走行支援システム10は、車両12が波状路に高速で進入してしまうことを回避することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
例えば、波状路を特定可能な走行データは、現在位置情報、車速情報、およびサスペンション変位情報の組み合わせに限らない。例えば、車両12側で、波状路を走行中であることを特定可能な場合は、車両12から、波状路を特定可能な走行データとして、現在位置情報と、波状路を走行中であることを示すデータとを、サーバ装置14へ送信するようにしてもよい。
また、例えば、所定の目標車速Vは、固定的なものに限らず、各種変動要因によって変動的なものであってもよい。例えば、所定の目標車速Vは、波状路の高低差に応じて、波状路毎に異なるものであってもよい。この場合、例えば、サスペンション変位情報等に基づいて、波状路毎に、当該波状路の高低差を算出するようにし、当該高低差がより大きい波状路であるほど、所定の目標車速Vがより低く設定されるようにしてもよい。
また、例えば、所定の距離Lは、固定的なものに限らず、各種変動要因によって変動的なものであってもよい。例えば、所定の距離Lは、車速Vに応じて、異なる値が用いられるようにしてもよい。この場合、例えば、車速Vがより高いほど、所定の距離Lがより長く設定されるようにしてもよい。
また、例えば、波状路走行支援システム10の構成は、実施形態で説明したものに限らない。例えば、3D地図データベース203は、サーバ装置14の外部に設けられたものであってもよい。また、例えば、サーバ装置14に設けることとした機能の一部を、車両12または外部の装置に設けるようにしてもよい。また、例えば、車両12に設けることとした機能の一部を、サーバ装置14または外部の装置に設けるようにしてもよい。
10 波状路走行支援システム
12 車両
14 サーバ装置
100 波状路走行制御装置
101 主制御部
102 波状路位置情報取得部
103 車両情報取得部
104 距離算出部
105 車速制御部
106 走行データ送信部
110 通信I/F
120 ECU
121 エンジン
122 モータ
123 車速センサ
124 ストロークセンサ
130 GPSユニット
140 ECB
141 アクチュエータ
201 走行データ収集部
202 波状路位置情報蓄積部
203 3D地図データベース

Claims (1)

  1. サーバ装置と、前記サーバ装置に接続可能な車両とを備え、前記車両による波状路の走行を支援する波状路走行支援システムであって、
    前記サーバ装置は、
    複数の前記車両から、波状路を特定可能な走行データを収集する走行データ収集部と、
    前記波状路を特定可能な走行データに基づいて、波状路の位置を示す波状路位置情報を生成し、当該波状路位置情報をデータベースに蓄積する波状路位置情報蓄積部と
    を備え、
    前記車両は、
    前記データベースから前記波状路位置情報を取得する波状路位置情報取得部と、
    前記波状路位置情報と、前記車両の現在位置を示す現在位置情報とに基づいて、前記車両が前記波状路に進入する際に、前記車両の車速が所定の目標車速未満となるように、前記車両の車速を制御する車速制御部と
    を備える波状路走行支援システム。
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