JP2019108129A - 容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】より容易に塗布対象における狙い通りの箇所に液体を塗布することが可能であるとともに、取出容器に取り出した液体を少量でも広範囲に塗布することが可能な容器を提供する。【解決手段】容器100は、液体を外部に取り出すための開口25aを有し、液体を貯留する液体容器10と、液体容器10に対して着脱自在に装着される取出容器30とを備え、液体容器10に対して取出容器30が装着されている装着状態で液体容器10から開口25aを通して取出容器30に液体を取り出し可能であり、液体容器10及び取出容器30の少なくとも一方が、液体から泡を生成する泡生成部125を有し、取出容器30は、泡を排出する排出口89aを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、容器、容器詰め品及び取出容器に関する。
特許文献1には、液体容器の口頸部に装着される装着筒体と、装着筒体に取り外し可能に挿入され液体容器内の液体を取り出す取出容器と、を備える容器が記載されている。
特開2000−168820号公報
しかしながら、例えば、液体が洗濯洗剤である場合に、取出容器に取り出した液体を衣類の汚れた箇所へ局所的に塗布しようとすると、狙い通りの箇所に塗布する手作業が難しかったり、汚れた領域が広い場合にその領域全体に液体を塗布するには洗濯機による洗浄に必要とされるよりも多量の液体を使用してしまったりする。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、より容易に塗布対象における狙い通りの箇所に液体を塗布することが可能であるとともに、取出容器に取り出した液体を少量でも広範囲に塗布することが可能な構造の容器に関する。
本発明は、液体を外部に取り出すための開口を有し、前記液体を貯留する液体容器と、
前記液体容器に対して着脱自在に装着される取出容器と、
を備え、
前記液体容器に対して前記取出容器が装着されている装着状態で前記液体容器から前記開口を通して前記取出容器に前記液体を取り出し可能であり、
前記液体容器及び前記取出容器の少なくとも一方が、前記液体から泡を生成する泡生成部を有し、
前記取出容器は、前記泡を排出する排出口を有する容器に関する。
本発明によれば、取出容器から泡を排出できるので、より容易に塗布対象における狙い通りの箇所に液体を塗布することが可能であるとともに、取出容器に取り出した液体を少量でも広範囲に塗布することが可能である。
実施形態に係る容器の正面図である。 実施形態に係る容器の上部の正面断面図である。 実施形態に係る容器の上部の正面断面図であり、液体容器と取出用器とを連結する連結具が取り外された状態を示す。 図3の部分拡大図である。 取出容器の構成部品の一部を示す分解斜視図である。 図4のA−A線に沿った断面図である。 実施形態に係る容器の動作例の説明図であり、取出容器が液体容器に装着された状態で取出容器に対してスクイズ操作が行われるときの動作を示す。 実施形態に係る容器の動作例の説明図であり、取出容器が液体容器に装着された状態でスクイズ操作から取出容器が復元するときの動作を示す。 実施形態に係る容器の動作例の説明図であり、取出容器が液体容器から取り外された状態で取出容器に対してスクイズ操作が行われるときの動作を示す。 実施形態に係る容器の動作例の説明図であり、取出容器が液体容器から取り外された状態でスクイズ操作から取出容器が復元するときの動作を示す。 実施形態に係る容器の液体容器の上端部を示す正面断面図である。 図12(a)は取出容器の変形例1を示す正面図であり、図12(b)は取出容器の変形例2を示す正面図である。
以下、本発明の実施形態について、図1から図10を用いて説明する。図5において、各構成部品は取出容器30の中心軸に沿って2分割したうちの片側のみを示している。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明は適宜に省略する。
本実施形態において、容器100の各構成要素の位置関係(上下関係等)の説明は、特に断りのない場合は、液体容器10の胴部12の軸方向を上下方向に配置した状態(例えば液体容器10の底部13が水平な載置面上に載置されて容器100が自立した状態)での位置関係を説明したものである。
図1から図4のいずれかに示すように、本実施形態に係る容器100は、液体を外部に取り出すための開口25a(図2、図4等)を有していて液体を貯留する液体容器10と、液体容器10に対して着脱自在に装着される取出容器30とを備える。液体容器10に対して取出容器30が装着されている装着状態で液体容器10から開口25aを通して取出容器30に液体を取り出し可能である。液体容器10及び取出容器30の少なくとも一方が、液体から泡を生成する泡生成部125(図2、図4等)を有する。取出容器30は、泡を排出する排出口89aを有する。
本実施形態に係る容器100によれば、取出容器30から液体を泡として排出することができるので、より容易に塗布対象における狙い通りの箇所に液体を塗布することが可能となるとともに、取出容器30に取り出した液体を少量でも広範囲に塗布することが可能となる。
より容易に塗布対象における狙い通りの箇所に液体を塗布できる理由は、泡がある程度排出口89aに付着して排出口89aから落下しない状態に維持されたりすることや、泡の落下速度を非泡状の液体よりも遅くできることなどである。泡を狙い通りの箇所に塗布しやすいため、泡が狙った箇所以外(手など)に付着してしまうことを抑制できる。
また、液体を少量でも広範囲に塗布できる理由は、泡の体積は泡化する前の液体よりも大きいためである。
ここで、本発明において、液体容器10から取出容器30への液体の取り出しは、液体が泡となる前の非泡状の液体の状態で行われても良いし、泡の状態で行われても良い。
液体容器10と取出容器30とのうち取出容器30が泡生成部125を有する場合、液体が泡となる前の非泡状の液体の状態で液体容器10から取出容器30への液体の取り出しが行われた後、取出容器30の泡生成部125にて液体から泡を生成し、取出容器30の排出口89aから取出容器30の外部に泡を排出することができる。一方、液体容器10が泡生成部125を有する場合、液体容器10の泡生成部125にて液体から泡を生成し、泡の状態で液体を液体容器10から取出容器30へ取り出し、取出容器30の排出口89aから取出容器30の外部に泡を排出することができる。また、液体容器10と取出容器30との双方が泡生成部125を有していても良い。
本実施形態の場合は、液体容器10と取出容器30とのうち取出容器30が泡生成部125を備え、液体容器10は泡生成部125を備えていない。
また、本発明において、泡を排出するとは、泡を付勢して吐出することの他、泡を自重により流下又は落下させることも含む。本実施形態の場合、取出容器30は、スクイズ操作により泡を吐出する。
また、本実施形態に係る容器詰め品200は、図1に示すように、本実施形態に係る容器100と、液体容器10に充填された液体19と、を備える。
本実施形態では、液体19が洗濯洗剤であるものとして、以下の説明を行う。ただし、本発明において、液体19は、特に限定されず、洗濯洗剤以外のものであってもよい。
また、本実施形態に係る取出容器30は、本実施形態に係る容器100から液体容器10を除いたものである。すなわち、本実施形態に係る取出容器30は、液体を外部に取り出すための開口25aを有していて液体を貯留する液体容器10に対して着脱自在に装着される取出容器30であって、液体容器10に対して当該取出容器30が装着されている装着状態で液体容器10から開口25aを通して当該取出容器30に液体を取り出し可能であり、当該取出容器30は、液体から泡を生成する泡生成部125と、泡を排出する排出口89aと、を備える。
図11に示すように、液体容器10は、液体を貯留する容器本体11と、容器本体11に装着されている口頸部構成部材20と、口頸部構成部材20に取り付けられているディップチューブ17と、を備えて構成されている。
容器本体11の形状は特に限定されないが、例えば、図1に示すように、容器本体11は、筒状の胴部12と、胴部12の下端を閉塞している底部13と、胴部12の上側に連接されていて上方に向けて縮径している肩部14と、肩部14の上側に連接されている円筒状の本体口頸部15(図11等)と、を有する形状となっている。本体口頸部15の上端には本体開口15a(図11等)が形成されている。
本体口頸部15の外周面にはネジ山が形成されており、本体口頸部15は雄ネジ形状となっている。
図11に示すように、口頸部構成部材20は、容器本体11の本体口頸部15に装着されて、液体容器10の口頸部を構成している。
口頸部構成部材20は、当該口頸部構成部材20の上端部であって液体容器10の上端部を構成する円筒状の上側筒部21と、上側筒部21の下側に連接されている内筒部22と、内筒部22の下端部を塞いでいる内筒底部23と、内筒底部23の中央部を上下に貫通している中央筒部25と、内筒部22の周囲に配置されている円筒状の外筒部29と、を備えている。外筒部29の上端には内向きに張り出した内フランジ部29aが形成されている。内フランジ部29aの内周縁が上側筒部21の下端部に対して周回状に接続されている。中央筒部25は、内筒底部23を介して内筒部22の下端部に対して連結されている。上側筒部21の外周面にはネジ山が形成されており、上側筒部21は雄ネジ形状となっている。外筒部29の内周面にはネジ山が形成されており、外筒部29は雌ネジ形状となっている。外筒部29は、本体口頸部15と螺合している。これにより、口頸部構成部材20が容器本体11に対して気密に装着されている。内筒部22は、例えば、下方に向けて縮径している。内筒底部23には、当該内筒底部23を上下に貫通する1つ又は複数の注入口23aが形成されている。例えば、中央筒部25の周囲に等角度間隔で複数(例えば3つ)の注入口23aが形成されている。液体の補充作業などの際に、注入口23aを介して液体容器10の外部から液体容器10内に液体を注入できるようになっている。
上側筒部21及び内筒部22により、取出容器30の下端部を受容する筒状の受容部24が構成されている。受容部24の上端24a(つまり上側筒部21の上端)には開口が形成されている。図3等に示すように、受容部24に取出容器30の下部が受容されることで、取出容器30が液体容器10に対して装着された装着状態(詳細は後述)となる。
中央筒部25は、当該中央筒部25における上部から順に、嵌合筒部26と、ボール弁27と、チューブ保持部28と、を備えている。
嵌合筒部26は、上向きに開放した円筒形状に形成されている。
ボール弁27は、逆止弁であり、球形のボール27bと、ボール27bを上下に移動可能な状態で内部に保持している筒状のボール保持部27aと、を備えている。ボール27bがボール保持部27aの下端部に位置する際には、ボール弁27は閉状態となる。ボール弁27が閉状態のときには、ボール27bがボール保持部27aの下端部の内周面に対して気密に密着し、該ボール弁27を流体が通過することが規制される。一方、ボール27bがボール保持部27aの下端部から浮き上がった際には、ボール弁27は開状態となる。ボール弁27が開状態のときには、ボール保持部27aの外周面とボール27bの内周面との間隙を通して流体がボール弁27を通過可能となる。
本実施形態の場合、上記の開口25aは、ボール保持部27aの上端の開口である。
チューブ保持部28は、下向きに開放した円筒形状に形成されている。チューブ保持部28には、ディップチューブ17の上端部が気密に嵌入している。ディップチューブ17の下端は、容器本体11の下端部(底部13の近傍)に配置されている。
嵌合筒部26の内部空間と、ボール保持部27aの内部空間と、チューブ保持部28の内部空間とは、相互に連通している。
例えば、中央筒部25において少なくとも内筒底部23から上方に突出している部分については、当該部分の上端から下端に亘って一定の外径に形成されている。本実施形態の場合、中央筒部25において内筒底部23から下方に突出している部分の外径も、中央筒部25において内筒底部23から上方に突出している部分と同等の外径に設定されている。
一例として、嵌合筒部26及びボール弁27が内筒底部23よりも上方に位置しており、チューブ保持部28が内筒底部23を上下に貫通している。ただし、本発明は、この例に限らない。
中央筒部25の上端(嵌合筒部26の上端)は、受容部24の上端24aよりも低い位置に配置されている。より詳細には、例えば、嵌合筒部26の上端は、内筒部22の上端よりも低い位置(上側筒部21の下端よりも低い位置)に配置されている。更に言えば、本実施形態の場合、液体容器10において受容部24よりも内側に位置するすべての部分は、受容部24の上端24aよりも低い位置に配置されている。
このように、液体容器10は、上方に向けて開放していて取出容器30の下部を受容する筒状の受容部24を備え、受容部24の内側に、開口25aと、液体容器10内に液体を注入するための注入口23aと、がそれぞれ配置されている。そして、受容部24に取出容器30の下部が受容されることで取出容器30が液体容器10に対して装着状態となり、液体容器10において受容部24よりも内側の部分は、受容部24の上端24aよりも低い位置に配置されている。
このため、液体容器10内の液体を使い切った後、液体容器10に液体を補充する際に、補充作業を容易に行うことができる。
以下、取出容器30について詳細に説明する。
本実施形態の場合、取出容器30は、スクイズ操作が可能なスクイズ容器である。スクイズ操作により縮小した取出容器30が復元(スクイズバック)することにより、液体容器10から取出容器30に液体が吸引されるようになっている。
このため、液体容器10から取出容器30への液体の取り出しを片手操作でも容易に行うことができる。
より詳細には、上記装着状態において、取出容器30が液体容器10に対して気密に連結されるようになっている。そして、装着状態で取出容器30の復元が行われることにより、液体容器10から取出容器30に液体が吸引されるようになっている。
よって、装着状態において、液体容器10から取出容器30への液体の取り出しを容易に行うことができる。
より詳細には、取出容器30が泡生成部125を有しており、取出容器30が液体を収容した状態でスクイズ操作が行われることにより、泡生成部125が泡を生成する。よって、スクイズ操作により、容易に泡を生成することができる。
また、スクイズ操作が行われることにより、排出口89aから泡が排出される。つまり、スクイズ操作により、泡生成部125における泡の生成と、排出口89aからの泡の排出とを行うことができるので、泡の生成と排出とをより容易に行うことができる。
より詳細には、排出口89aが下向きの状態でスクイズ操作が行われることにより、泡生成部125が泡を生成し、泡が排出口89aから排出されるようになっている。よって、排出口89aを下向きにしたままで、泡の生成と排出とを行うことができる。
本実施形態に係る取出容器30は、例えば、図9及び図10等に示す取出容器本体構成部材40及び気体供給管130と、それぞれ図5等に示す第1部材50、第2部材60、第3部材66、弁構成部材70、メッシュ保持部材75及び下部外枠構成部材80と、を備えて構成されている。
このうち取出容器本体構成部材40と下部外枠構成部材80とにより取出容器30の外殻部が構成されている。
取出容器本体構成部材40は、取出容器30の上部の外殻部を構成している。取出容器本体構成部材40は、上端部が閉塞し、下端が開放している筒状の部材である。例えば、取出容器本体構成部材40の上部は、使用者によるスクイズ操作を受け付けるスクイズ部41を構成しており、取出容器本体構成部材40の下部は、円筒状の筒部42となっている。スクイズ部41は、例えば、略球状の中空部である。スクイズ部41は、当該スクイズ部41の下端部において筒部42と連通している。
取出容器30は、液体の計量用の目盛43を備えている。よって、液体容器10から取出容器30に取り出された液体を、目盛43を用いて計量することができる。
目盛43は、例えば、取出容器本体構成部材40に形成されている。より詳細には、例えば、目盛43は、筒部42に形成されている。
取出容器本体構成部材40は、少なくとも筒部42が透明又は半透明となっており、取出容器本体構成部材40の内部に取り込まれた液体の液面を取出容器本体構成部材40の外部から視覚的に認識可能となっている。より詳細には、取出容器本体構成部材40の全体が透明又は半透明となっている。取出容器本体構成部材40は、例えば、合成樹脂材料により構成されており、ブロー成形などにより当該取出容器本体構成部材40の全体が一体成形されている。
スクイズ部41は、弾性変形容易であり、スクイズ部41に対してスクイズ操作が行われてスクイズ部41の容積が縮小した後、当該スクイズ操作が解除されると、スクイズ部41が弾性復帰して当該スクイズ部41が元の容積に戻るようになっている。
筒部42の下端部の外周面にはネジ山が形成されている。
図5に示すように、下部外枠構成部材80は、中空筒状のものである。例えば、下部外枠構成部材80の下端に排出口89aが形成されている。
下部外枠構成部材80は、例えば、円筒状の主筒部81と、主筒部81の下端から内フランジ状に内方に張り出している円環状の第1環状段部84と、第1環状段部84の内周縁から垂下している円筒状の中間筒部85と、中間筒部85の下端から内フランジ状に内方に張り出している円環状の第2環状段部86と、第2環状段部86の内周縁から下方に延びている逆円錐台状のテーパー部87と、テーパー部87の下端から内フランジ状に内方に張り出している円環状の第3環状段部88と、第3環状段部88から垂下している円管状の排出管89と、を備えている。
主筒部81の上端部の内周面にはネジ山が形成されており、当該上端部は雌ネジ形状となっている。主筒部81の上端部に対して取出容器本体構成部材40の筒部42の下端部が螺入されることで、取出容器本体構成部材40と下部外枠構成部材80とが気密に連結されている。
テーパー部87は、下方に向けて縮径している。排出管89の下端の開口が排出口89aとなっている。
下部外枠構成部材80において、主筒部81、第1環状段部84、中間筒部85、第2環状段部86、テーパー部87、第3環状段部88及び排出管89が、取出容器本体構成部材40のスクイズ部41及び筒部42とともに取出容器30の外殻部を構成している。
下部外枠構成部材80は、更に、円筒状の内管部91と、内管部91の上端に形成されていて内管部91よりも外方に張り出しているフランジ状の上端フランジ部92と、連結部93と、を備えている。
内管部91の外径は、排出管89の内径よりも小さく、内管部91は、テーパー部87の内部から排出管89の内部に亘って配置されている。内管部91の下端は、例えば、排出管89の下端よりも高い位置に配置されている。内管部91において連結部93よりも下方に位置する部分の外径は、口頸部構成部材20の中央筒部25の嵌合筒部26の内径と同等又は当該内径よりも若干大きい程度に設定されている。
上端フランジ部92は、中間筒部85の内部に配置されている。上端フランジ部92の上面は、後述する内部弁体73の周縁部を支持する上段部92aと、上段部92aの周囲に配置されていて上段部92aよりも下に位置する下段部92bと、を含む。上段部92a及び下段部92bは、それぞれ円環状に形成されており、互いに同軸に配置されている。
上端フランジ部92の外径は、テーパー部87の下端の内径よりも小さく、より詳細には、例えば、排出管89の内径と同等に設定されている。
連結部93は、第3環状段部88及び排出管89と、内管部91の上下方向における中間部の外周面と、を相互に連結している。連結部93には、当該連結部93を上下に貫通する1つ又は複数の泡通過穴93aが形成されている。例えば、内管部91の周囲に等角度間隔で複数(例えば3つ)の泡通過穴93aが形成されている。
下部外枠構成部材80は、更に、主筒部81の外周面から外方にフランジ状に張り出している円環状の張出部82と、張出部82の下面から下方に延びている円筒状の嵌入筒部83と、を備えている。
張出部82の外径は、口頸部構成部材20の上側筒部21の上端の内径よりも大きい。張出部82の下面において嵌入筒部83よりも外側の部分には、円環状の環状リブ82aが形成されている。
嵌入筒部83の下端部の外径は、口頸部構成部材20の上側筒部21の上端部の内径と同等又は当該内径よりも若干大きい程度に設定されている。
主筒部81、張出部82、嵌入筒部83、第1環状段部84、中間筒部85、第2環状段部86、テーパー部87、第3環状段部88、排出管89、内管部91及び上端フランジ部92は、互いに同軸に配置されている。
第1部材50は、円筒状の外筒部51と、外筒部51と同軸に外筒部51の内側に配置されている円筒状の内筒部52と、外筒部51の上端縁と内筒部52の上端縁との間隙を塞いでいる円環状の天面部53と、内筒部52の下端部から内向きに張り出している内フランジ状の内筒底盤部54と、天面部53から上方に起立している円管状の起立管部55と、天面部53の周縁部から上方に起立している円筒状の周縁起立壁56と、を備えている。
外筒部51の外径は、主筒部81の内径よりも小さい。
天面部53の外径は、取出容器本体構成部材40の筒部42の内径よりも大きく、下部外枠構成部材80の主筒部81の内径よりも小さい。
周縁起立壁56の内径は天面部53の内径よりも大きく、周縁起立壁56の外径は天面部53の外径よりも小さい。より詳細には、周縁起立壁56の外径は、筒部42の下端部の内径よりも若干小さい程度に設定されている。
周縁起立壁56は、天面部53、外筒部51及び内筒部52と同軸に配置されている。
起立管部55の外径は、外筒部51の外径と内筒部52の内径との差よりも小さい。起立管部55は、平面視において、周縁起立壁56の内側に配置されている。起立管部55は、当該起立管部55の上端及び下端が開放しており、起立管部55は、外筒部51と内筒部52との間の空間に連通している。
内筒部52の外周面には、上下方向に延在する縦溝52aが形成されている。本実施形態の場合、内筒部52の周方向において等角度間隔で複数(例えば8つ)の縦溝52aが内筒部52に形成されている。縦溝52aは、内筒部52の下端に達しており、後述する環状溝54cの内部空間と連通している。
内筒底盤部54の中央部には、当該内筒底盤部54を上下に貫通する中央開口54aが形成されている。
内筒底盤部54の下面には、放射状に延びる複数(例えば8つ)の放射溝54bが形成されている。
内筒底盤部54の下面の周縁部には、円環状の環状溝54cが形成されている。
各放射溝54bにおける径方向内側の端部は開放していて中央開口54aに連通しており、各放射溝54bにおける径方向外側の端部は開放していて環状溝54cの内部空間に連通している。
また、内筒底盤部54の下面において各環状溝54cの形成領域を避けた位置には、下向きに開口している位置決め凹部54dが形成されている。
第2部材60は、円環状に形成されている環状基部61と、環状基部61の周縁部から上方に起立している円筒状の周縁起立壁62と、環状基部61の内周縁から上方に起立している円筒状の包囲壁63と、環状基部61の内周縁から内向きにフランジ状に張り出している円環状の対向盤部64と、対向盤部64から垂下している円筒状の嵌入筒部65と、を備えている。
環状基部61の外周部は平坦な円環形状に形成されており、水平に配置される。環状基部61の外径は第1部材50の外筒部51の外径と同等に設定されている。
環状基部61の内周部は、環状基部61の外周部の内周縁から隆起した隆起湾曲部61bとなっている。より詳細には、隆起湾曲部61bは平面視円環状である。隆起湾曲部61bの周縁部は、環状基部61の平坦な外周部の内周縁から隆起している略円筒状の壁状部である。隆起湾曲部61bにおける周縁部を除く部分は、平坦な円環状に形成されており、隆起湾曲部61bの周縁部の上端部から内向きに張り出していて、水平に配置される。
周縁起立壁62は、環状基部61の平坦な外周部から上方に起立している。
環状基部61の平坦な外周部の上面には、平面視において周縁起立壁62の周囲を囲む環状の環状リブ61aが形成されている。
周縁起立壁62の外径は環状基部61の外径よりも小さく、周縁起立壁62の内径は隆起湾曲部61bの外径よりも大きい。また、周縁起立壁62の外径は、第1部材50の外筒部51の内径と同等か当該内径よりも若干大きい程度に設定されている。
包囲壁63は、隆起湾曲部61bの内周縁から上方に起立している。包囲壁63の内径は、第1部材50の内筒部52の外径と同程度に設定されている。
対向盤部64の中央部には、当該対向盤部64を上下に貫通している中央開口64aが形成されている。中央開口64aの径は、例えば、中央開口54aの径と同等に設定されている。本実施形態では、中央開口64aの径は、中央開口54aの径よりも若干小さい。
対向盤部64の周縁部には、対向盤部64の周方向において等角度間隔で配置された複数(例えば8つ)の泡穴64bが形成されている。各泡穴64bは、対向盤部64を上下に貫通している。
対向盤部64の上面には、上に凸の形状の位置決めボス64cが形成されている。位置決めボス64cは、対向盤部64において、泡穴64bの形成領域よりも径方向内側の領域に配置されている。
嵌入筒部65の外径は、包囲壁63の内径よりも小さい。より詳細には、嵌入筒部65の外周面は、対向盤部64における泡穴64bの形成領域よりも、第2部材60における径方向内側に配置されている。本実施形態の場合、嵌入筒部65の内径は、中央開口64aの径よりも大きい。
周縁起立壁62、包囲壁63、嵌入筒部65及び環状リブ61aは、互いに同軸に配置されている。
第3部材66は、円筒状の中央筒部67と、中央筒部67と同軸に中央筒部67の周囲に配置されている平坦な円環状の周縁環状板69と、中央筒部67の上端と周縁環状板69の内周縁部の上面とを相互に連結している円環状の環状閉塞部68と、を備えて構成されている。
周縁環状板69の内周縁部には、周縁環状板69の周方向において等角度間隔に配置された複数(例えば8つ)の泡穴69bが形成されている。各泡穴69bは、周縁環状板69を上下に貫通している。各泡穴69bは、周縁環状板69における環状閉塞部68との接続部よりも第3部材66の径方向における外側に配置されている。
中央筒部67の内径は、第2部材60の嵌入筒部65の外径よりも若干小さい程度に設定されている。
環状閉塞部68は、中央筒部67の上端と周縁環状板69の上面との間の円環状の間隙を閉塞している。
周縁環状板69の内周縁と中央筒部67の外周面との間(環状閉塞部68の下側)には、下向きに開放した円環状の環状保持溝66aが形成されている。
周縁環状板69の周縁部の上面及び下面の各々には、周縁環状板69と同軸の円環状の環状リブ69aが形成されている。
第3部材66の外径(周縁環状板69の外径)は、第2部材60の環状基部61の外径と同等に設定されている。
中央筒部67、環状保持溝66a及び上下の環状リブ69aは、互いに同軸に配置されている。
弁構成部材70は、円筒状の筒部71と、筒部71の外周面から外側に張り出している円環状の環状弁体72と、筒部71の内側に配置されている円板状の内部弁体73と、を備えて構成されている。
筒部71の内径及び外径は、当該筒部71が第3部材66の環状保持溝66aに嵌入可能な寸法に設定されている。また、筒部71の内径は、下部外枠構成部材80の上端フランジ部92の下段部92bの内径と同等に設定されている。
環状弁体72は、筒部71に対して上下に弾性変形可能となっている。
内部弁体73の外周の1箇所が、支持部73aを介して筒部71の内周面に対して連結されている。つまり、内部弁体73は、筒部71によって片持ち支持されている。内部弁体73は、支持部73aを支点として筒部71に対して相対的に上下に揺動可能となっている。内部弁体73の外径は、下部外枠構成部材80の上端フランジ部92の上端の開口よりも大径(上段部92aの内径よりも大径)に設定されている。
メッシュ保持部材75は、円筒状の筒部76と、筒部76と同軸の円環状の環状板77と、を備えて構成されている。環状板77は、筒部76の上端部から外側に張り出している。
環状板77には当該環状板77を上下に貫通している1つ又は複数の第1開口77aが形成されている。本実施形態の場合、環状板77の周方向において等角度間隔で複数(例えば4つ)の第1開口77aが形成されている。
筒部76には、当該筒部76の内外を貫通している1つ又は複数の第2開口76aが形成されている。本実施形態の場合、筒部76の周方向において等角度間隔で複数(例えば4つ)の第2開口76aが形成されている。
取出容器30は、更に、環状板77の各第1開口77aを塞いでいる微細な網目構造の第1メッシュ78と、筒部76の各第2開口76aを塞いでいる微細な網目構造の第2メッシュ79と、を備えている。
第1メッシュ78は、例えば、環状板77の上面と対応する円環状に形成されていて、環状板77の上面に対して接着剤により接着固定されている。これにより、1枚のシート状の第1メッシュ78により環状板77の複数の第1開口77aが一括して塞がれている。ただし、本発明は、この例に限らず、各第1開口77aに対応して個別の第1メッシュ78が設けられていてもよい。
第2メッシュ79は、例えば、筒部76の外周面を覆うように筒部76の周囲に円筒状に巻回されて、筒部76の外周面に対して接着剤により接着固定されている。これにより、1枚のシート状の第2メッシュ79により筒部76の複数の第2開口76aが一括して塞がれている。ただし、本発明は、この例に限らず、各第2開口76aに対応して個別の第2メッシュ79が設けられていてもよい。
環状板77の外径は、下部外枠構成部材80の中間筒部85の内径と同等に設定されている。
環状板77の内径及び筒部76の内径は、下部外枠構成部材80の上端フランジ部92の外径並びに排出管89の内径と同等に設定されている。
筒部76の外径は、下部外枠構成部材80のテーパー部87の下端の内径と同等に設定されている。
筒部76の上下寸法は、テーパー部87の上下寸法と同等に設定されている。
気体供給管130は、例えば、円管状に形成されている。気体供給管130の内径は、第1部材50の起立管部55の外径と同等か又は当該外径よりも若干小さい程度に設定されている。気体供給管130の上端の開口は、気体供給管130に気体を導入するための気体導入口131(図2等)である。
取出容器30の下部外枠構成部材80、メッシュ保持部材75、第3部材66、第2部材60、第1部材50及び取出容器本体構成部材40は、例えば、以下のように組み付けられて、取出容器30を構成している。
なお、取出容器30の各構成要素の位置関係は、図4に最も詳しく示されているが、図4においては、図が煩雑になるのを避けるため、図5に示される符号のうち一部の符号のみを示している。
先ず、メッシュ保持部材75を下部外枠構成部材80内に挿入する。このとき、メッシュ保持部材75の筒部76の下端を下部外枠構成部材80の第3環状段部88の上面に対して周回状に当接させ、メッシュ保持部材75の環状板77の周縁部の下面を下部外枠構成部材80の第2環状段部86の上面に対して周回状に当接させ、環状板77の内周面を上端フランジ部92の外周面に対して周回状に当接させる。
次に、弁構成部材70を下部外枠構成部材80内に挿入する。このとき、弁構成部材70の筒部71の下端を下部外枠構成部材80の上端フランジ部92の下段部92bに対して周回状に当接させ、内部弁体73の周縁部を上端フランジ部92の上段部92aに対して周回状に当接させる。
次に、第3部材66を下部外枠構成部材80内に挿入する。このとき、弁構成部材70の筒部71において環状弁体72よりも上側の部分を第3部材66の環状保持溝66aに嵌入させ、第3部材66の周縁環状板69の下面側の環状リブ69aを下部外枠構成部材80の第1環状段部84の上面に対して周回状に当接させる。これにより、弁構成部材70の筒部71と第2部材60の環状保持溝66aとが周回状に気密に密着する。また、このとき、弁構成部材70の環状弁体72の周縁部が第3部材66の周縁環状板69の下面に対して周回状に密着し、環状弁体72によって第3部材66の各泡穴69bの下端が塞がれる。
次に、第2部材60を下部外枠構成部材80内に挿入する。このとき、第2部材60の嵌入筒部65を第3部材66の中央筒部67に圧入する。これにより、嵌入筒部65の外周面が中央筒部67の内周面に対して周回状に気密に密着する。また、第3部材66の周縁環状板69の上面側の環状リブ69aが第2部材60の環状基部61の周縁部の下面に対して周回状に気密に密着する。
次に、第1部材50を下部外枠構成部材80内に挿入する。このとき、第1部材50の内筒部52を第2部材60の包囲壁63に挿入し、第1部材50の外筒部51に対して第2部材60の周縁起立壁62を圧入させる。この際に、第1部材50の位置決め凹部54dを第2部材60の位置決めボス64cに対して位置合わせし、位置決めボス64cに対して位置決め凹部54dを挿入させる。そして、第1部材50の内筒底盤部54の下面(放射溝54b及び環状溝54cの非形成領域)を第2部材60の対向盤部64の上面(泡穴64bの非形成領域)に対して当接させる。
これにより、包囲壁63の内周面が内筒部52の外周面(縦溝52aの非形成領域)に対して周回状に密着する。更に、周縁起立壁62の外周面が外筒部51の内周面に対して周回状に気密に密着する。また、第1部材50の外筒部51の下端が第2部材60の環状基部61の環状リブ61aに対して周回状に気密に密着する。
ここで、内筒部52の外周面の縦溝52aの各々の上端は、包囲壁63の上端よりも上に位置している。
次に、気体供給管130の下端部に第1部材50の起立管部55が圧入されるようにして、気体供給管130の下端部を起立管部55に外挿する。これにより、気体供給管130が第1部材50に取り付けられ、気体供給管130の下端部の内周面に対して起立管部55の外周面が周回状に気密に密着する。
なお、ここでは、弁構成部材70、第3部材66、第2部材60、第1部材50を順次に下部外枠構成部材80内に挿入し、更に第1部材50に気体供給管130を取り付ける例を説明した。ただし、弁構成部材70、第3部材66、第2部材60、第1部材50及び気体供給管130を相互に組み付けた後で、これらをまとめて下部外枠構成部材80に挿入しても良い。
次に、取出容器本体構成部材40の筒部42の下端部を下部外枠構成部材80の主筒部81の上端部に対して螺入する。
このとき、筒部42の下端が第1部材50の天面部53の上面において周縁起立壁56の外側の部分を下方に押圧することで、筒部42の下端と天面部53の上面とが周回状に気密に密着するようになっている。また、筒部42により第1部材50が下方に押圧されることによって、外筒部51の下端と環状リブ61aとがより確実に密着し、環状基部61の下面と第3部材66における上側の環状リブ69aとがより確実に密着し、第3部材66における下側の環状リブ69aと第1環状段部84の上面とがより確実に密着する。更に、筒部71の下端が下段部92bに対して周回状に気密に密着する。
こうして、取出容器30が組み立てられる。
ここで、主筒部81、外筒部51、周縁起立壁62、中央筒部67、筒部71及び筒部76等が互いに同軸に配置されている。
また、内部弁体73と上端フランジ部92とにより逆止弁(以下、第1逆止弁と称する)が構成されている。また、環状弁体72と周縁環状板69とによっても逆止弁(以下、第2逆止弁と称する)が構成されている。
また、取出容器30の内部には、液体容器10から取り出した液体を貯留する貯留部31が形成されている。貯留部31は、スクイズ部41の内部空間と連通していて、内部弁体73よりも上方の空間である。貯留部31は、筒部42、天面部53、内筒部52、内筒底盤部54、対向盤部64、嵌入筒部65、中央筒部67、筒部71、上段部92a及び内部弁体73等により画定されている。
また、図2等に示すように、気体供給管130は、取出容器30内において下方から上方に延びた状態となる。
また、内筒部52の外周面の縦溝52aの各々と包囲壁63の内周面との間には、泡生成部125に気体を供給するための気体供給路123が形成されている。本実施形態の場合、8つの気体供給路123が形成されている。
また、内筒底盤部54の環状溝54cと、包囲壁63の内周面と、対向盤部64の上面と、の間には、周回状の空間が形成されている。この周回状の空間において、気体供給路123の各々の下端と対応する部分が、それぞれ泡生成部125(図6参照)となっている。また、気体供給路123の各々の直下の位置(泡生成部125の各々の直下の位置)には、それぞれ泡穴64bが配置されている。なお、容器100を平面視したときの気体供給路123、泡生成部125及び泡穴64bの位置関係がわかるように、本来は図6に示されない気体供給路123を図6中に二点鎖線で示している。
また、内筒底盤部54の放射溝54bの各々と対向盤部64の上面との間には、泡生成部125に液体を供給するための直線状の流路(図6)が形成されている。すなわち、複数(例えば8つ)の直線状の流路が、放射状に配置されている。図6に示すように、第1部材50の径方向において、これら直線状の流路の各々の中心側の端部は、中央開口54aに連通している。また、第1部材50の径方向において、これら直線状の流路の各々の外側の端部は、内筒底盤部54の環状溝54cと包囲壁63の内周面との間の上記周回状の空間に連通している。
図6に示すように、各泡生成部125は、第1部材50の周方向において、隣り合う放射溝54bどうしの中間位置に配置されている。
図6に示すように、取出容器30は、泡生成部125に液体を供給するための液体供給路121を備えている。
各液体供給路121は、放射溝54bと対向盤部64の上面との間の直線状の流路と、上記周回状の空間の一部分と、を含んで構成されている。
第1部材50の径方向において、放射溝54bと対向盤部64の上面との間の直線状の流路の内側の端部は、液体供給路121に液体を導入するための液体導入口122を構成している。
スクイズ部41に対するスクイズ操作が行われると、取出容器30内の液体は、中央開口54aから、液体導入口122を介して、液体供給路121に流入する。すなわち、先ず、8つの直線状の流路にそれぞれ流入する。そして、直線状の流路を通過して上記周回状の空間に達すると、二分岐し、それぞれ隣り合う泡生成部125の一方ずつに向かう。
各泡生成部125には、隣り合う2つの直線状の流路のうち、一方の直線状の流路から上記周回状の空間の一部分を通して液体が供給されるとともに、他方の直線状の流路から上記周回状の空間の他の一部分を通して液体が供給されるようになっている。
このように、各泡生成部125には、互いに対向する2方向から液体が供給されるようになっている。また、各泡生成部125には、気体供給路123を通して、液体の供給方向に対して交差する方向(本実施形態では直交する方向)から気体が供給されるようになっている。
容器100の動作の詳細については後述する。
以上の説明から分かるように、取出容器30は、当該取出容器30内において下方から上方に延びており当該取出容器30内の気体を泡生成部125に供給する気体供給管130と、当該取出容器30内の液体を泡生成部125に供給する液体供給路121とを有し、気体供給管130は、当該気体供給管130内に気体を導入する気体導入口131を当該気体供給管の上部(例えば上端)に有し、液体供給路121は、当該液体供給路121内に液体を導入する液体導入口122を備え、液体導入口122よりも高い位置に気体導入口131が配置されている。
これにより、取出容器30の姿勢を変えずにスクイズ操作を行うことによって、気体導入口131から気体供給管130を介して泡生成部125に気体を供給する一方で、液体導入口122から液体供給路121を介して泡生成部125に液体を供給し、液体から泡を生成することができる。
また、図2等に示すように、上記の目盛43は、気体導入口131よりも低い位置に配置されている。また、目盛43は、液体導入口122よりも高い位置に配置されている。すなわち、取出容器30は、液体の計量用の目盛43を備え、目盛43は、液体導入口122よりも高く気体導入口131よりも低い位置に配置されている。
これにより、取出容器30に取り出された液体の量を、取出容器30の姿勢を変えずに、目盛43によって計量することができる。例えば、目盛43による計量を行いながら、液体容器10から取出容器30に液体を取り出すこともできる。そして、引き続き、取出容器30の姿勢を変えずにスクイズ操作を行うことによって、気体導入口131から気体供給管130を介して泡生成部125に気体を供給する一方で、液体導入口122から液体供給路121を介して泡生成部125に液体を供給し、液体から泡を生成することができる。
ただし、本発明は、この例に限らず、目盛43は取出容器30におけるその他の部位に配置されていても良い。例えば、取出容器30を上下反転させた状態で計量を行う場合は、目盛43は、気体導入口131よりも上方の位置に配置されていてもよい。また、目盛43の一部が気体導入口131よりも下方に配置されていて、目盛43の残りの部分が気体導入口131よりも上方に配置されていてもよい。
図3には、取出容器30が液体容器10に装着された装着状態を示す。
取出容器30を液体容器10に装着するには、図4に示すように、取出容器30の下部(張出部82よりも下側の部分)を液体容器10の受容部24に挿入し、内管部91を嵌合筒部26に嵌入させるとともに、嵌入筒部83を上側筒部21の上端部に嵌入させる。そして、張出部82の下面の環状リブ82aを受容部24の上端24aに対して圧接させる。
これにより、取出容器30が液体容器10に対して気密に連結される。すなわち、内管部91の外周面が嵌合筒部26の内周面に対して周回状に気密に密着し、嵌入筒部83の外周面が上側筒部21の上端部の内周面に対して周回状に気密に密着し、環状リブ82aが上端24aに対して周回状に気密に密着する。
装着状態では、内管部91の下端の開口は、中央筒部25の開口25aと対向する。また、排出管89は、中央筒部25において内筒底部23よりも上方に突出している部分と同軸に、当該部分の周囲に配置される。排出管89の内径は、中央筒部25において内筒底部23よりも上方に突出している部分の外径よりも大きく、排出管89の内周面と中央筒部25の外周面との間には間隙が形成される。また、排出管89の下端は、内筒底部23の上面よりも上方に位置する。また、取出容器30の排出管89等の軸方向が上下方向となる。
なお、装着状態では、取出容器30が、液体容器10の開口25a及び注入口23aを塞ぐ蓋となっている。
図2に示すように、容器100は、更に、液体容器10からの取出容器30の脱落を規制する連結具110を備えていてもよい。連結具110は、例えば、容器100の流通時(輸送時や販売店での陳列時など)や保管時において、液体容器10からの取出容器30の脱落の抑制に寄与する。
連結具110は、例えば、円筒状の筒状部111と、筒状部111の上端から内フランジ状に内向きに張り出している内フランジ部112と、を備えて構成されている。
筒状部111の内周面にはネジ山が形成されている。筒状部111は、口頸部構成部材20の上側筒部21と螺合可能な雌ネジ形状となっている。
内フランジ部112の内径は、張出部82の外径よりも小さく、主筒部81の外径よりも大きい。
取出容器30を液体容器10に装着した状態で、連結具110の筒状部111を上側筒部21に螺合させることによって、張出部82が内フランジ部112と受容部24の上端24a(図4等)との間に挟み込まれ、液体容器10からの取出容器30の脱落が規制されるようになっている。
本実施形態の場合、内フランジ部112の内径は、スクイズ部41の外径よりも小さい。このため、下部外枠構成部材80の主筒部81に対して取出容器本体構成部材40の筒部42を螺合させる前に、主筒部81において張出部82よりも上側の部位に連結具110を外嵌しておくものとする。
なお、図3から図10の各図においては、連結具110を示していないが、容器100が連結具110を備える場合、連結具110は、例えば、内フランジ部112が張出部82に引っ掛かった状態で、取出容器30により保持されている。
容器100の各部の材料は特に限定されないが、例えば、それぞれ合成樹脂材料により構成することができる。なお、ボール27bは、典型的には金属により構成される。
次に、図7から図10を用いて、容器100の動作を説明する。なお、図7から図10の各図においては、図4又は図5に示される符号のうち一部の符号のみを示しているため、適宜、図4又は図5を参照されたい。
液体容器10から取出容器30に液体を取り出すには、先ず、連結具110の筒状部111を上側筒部21から外す。
そして、図7に示すように、取出容器30が液体容器10に装着された状態で、スクイズ部41に対してスクイズ操作を行う。スクイズ操作は、使用者が片手で行うことができる。例えば、図7に示すように、2本以上の指140(親指と人差し指など)でスクイズ部41を摘まんで押し潰すことによりスクイズ操作を行うことができる。
スクイズ操作により、取出容器30内の気体が、図7に矢印で示す経路で液体容器10の容器本体11内に移動する。
詳細には、スクイズ部41内又は筒部42内の気体が、周縁起立壁56の内部空間、内筒部52の内部空間、中央開口54a、液体供給路121、泡生成部125、泡穴64bを通り、泡穴64bの下方に移動する。更に、この気体が、隆起湾曲部61bと第3部材66との間の空間、泡穴69b、環状弁体72と周縁環状板69の下面との隙間を通って、筒部71と中間筒部85との空間に移動する。更に、この気体が、第1メッシュ78において各第1開口77aと対応する部位を通って、筒部76とテーパー部87との間の空間に移動する。更に、この気体が、第2メッシュ79において各第2開口76aと対応する部位を通って、筒部76と内管部91との間の空間に移動する。更に、この気体が、泡通過穴93a、排出管89と中央筒部25又は内管部91との間の空間、中央筒部25と受容部24との間の空間、注入口23aを通って、容器本体11内に移動する。
このため、スクイズ操作により、取出容器30の内部空間の容積(本実施形態の場合、スクイズ部41の内部空間の容積)が縮小し、容器本体11内の圧力が高まる。
なお、スクイズ操作が行われる際に、第2逆止弁は開いた状態(環状弁体72が弾性変形して環状弁体72と周縁環状板69の下面との間に間隙が生じた状態)であるが、第1逆止弁は閉じた状態(内部弁体73が上段部92aに対して密着した状態)である。
次に、図8に示すように、引き続き取出容器30が液体容器10に装着された状態で、スクイズ部41に対するスクイズ操作を解除する。
すると、スクイズ部41が弾性的に復元(スクイズバック)し、取出容器30の内部空間の容積が元の容積に復帰するとともに、液体容器10内の液体が図8に矢印で示す経路で取出容器30に取り出される。つまり、取出容器30の内部空間が陰圧になるため、液体容器10の容器本体11内の液体が貯留部31に吸い上げられる。
詳細には、容器本体11内の液体が、ディップチューブ17の下端の開口からディップチューブ17に吸入され、ディップチューブ17を通り、ボール弁27を介して、開口25aから上方に吐出される。更に、この液体が、内管部91を通り、第1逆止弁を介して、貯留部31に取り出される。
スクイズ部41が復元する際に、ボール弁27は開いた状態(ボール27bがボール保持部27a内で上に移動した状態)となり、第1逆止弁も開いた状態(内部弁体73が揺動して上段部92aから上方に離間した状態)となり、第2逆止弁は閉じた状態(環状弁体72が周縁環状板69の下面に密着した状態)となる。
なお、上述のように、スクイズ操作によって容器本体11内の圧力が高まっている。このため、容器本体11の液体が貯留部31に吸い上げられる際には、容器本体11内の気体の圧力により、容器本体11から貯留部31への液体の移動が促進される。
すなわち、上記装着状態でスクイズ操作が行われることにより、取出容器30から液体容器10に気体が供給されて液体容器10の内圧が上昇し、上記復元(スクイズバック)の際には、液体容器10内の圧力により液体容器10から取出容器30への液体の移動が促進される。
次に、取出容器30から泡を排出させるには、先ず、取出容器30を液体容器10から取り外す。すなわち、嵌合筒部26から内管部91を引き抜くとともに、上側筒部21から嵌入筒部83を引き抜き、取出容器30を液体容器10から持ち上げる。
ここで、上述のように、目盛43による計量を行いながら液体容器10から取出容器30に液体を取り出すこともできる。このため、貯留部31に所望の量の液体(例えば、洗濯機による洗濯に必要な量)が取り出されたタイミングで、スクイズ部41の復元を停止させ、引き続き、取出容器30を液体容器10から取り外すことにより、貯留部31に所望の量の液体が取り出された状態とすることができる。
次に、図9に示すように、スクイズ部41に対して、スクイズ操作を行う。これにより、泡生成部125にて泡が生成され、この泡が排出口89aから排出される。
詳細には、図9に矢印で示すように、貯留部31内の液体が、液体導入口122(図4)から液体供給路121に導入されて、液体供給路121を通して泡生成部125に供給される。
また、図9に矢印で示すように、取出容器30内の上部の気体が、気体導入口131から気体供給管130に導入され、気体供給管130と起立管部55とを介して外筒部51と内筒部52との間の空間に導入され、更に、気体供給路123を通して泡生成部125に供給される。
上述のように、各泡生成部125には、互いに対向する2方向から液体が供給されるとともに、液体の供給方向に対して交差する方向(本実施形態では直交する方向)から気体が供給される。
これにより、各泡生成部125において、効率的に、きめ細かで均一な泡が生成される。
各泡生成部125にて生成された泡は、泡穴64bを通して流下し、更に、隆起湾曲部61bと第3部材66との間の空間と、泡穴69bと、第2逆止弁と、中間筒部85と筒部71との間の空間と、をこの順に通る。この泡は、引き続き、第1メッシュ78を通過することによってよりきめ細かく均一になる。この泡は、引き続き、テーパー部87と筒部76との間の空間を通り、更に、第2メッシュ79を通過することによって、一層きめ細かく均一になる。
この泡は、更に、筒部76と内管部91との間の空間、泡通過穴93a、排出管89を通り、排出口89aから下方に排出される。
排出管89から排出された泡は、例えば、洗濯機による洗濯の前に、衣類などの洗濯物の汚れた箇所(例えば襟や袖など)に対して局所的に、容易に塗布することができる。また、泡を洗濯物の広範囲に塗布することも容易である。
泡を洗濯物に対して塗布した後においても、排出可能な液体が貯留部31内に残っている場合は、更にスクイズ部41に対するスクイズ操作を行って、取出容器30から洗濯機に泡を投入することができる。そして、泡が塗布された洗濯物を洗濯機に投入して洗濯を行うことによって、上記所望の量の液体(洗濯洗剤)を用いて、洗濯機により洗濯することができる。
本発明者等の知見によれば、洗濯の前に、洗濯物の汚れ箇所に洗濯洗剤を塗布する場合に、非泡状の液体を塗布するよりも、液体を泡にして塗布する方が、洗浄力(汚れ落ち性能)が向上する。
スクイズ部41に対するスクイズ操作の後、スクイズ操作を解除すると、図10に示すように、スクイズ部41が弾性的に復帰(スクイズバック)し、取出容器30の内部空間に外気が取り込まれる。このとき、図10に矢印で示すように、外気は、排出口89aから排出管89内に入り、更に内管部91内に入った後、図8の状態において液体が貯留部31に取り込まれる際と同じ経路で取出容器30内に取り込まれる。
容器100の使用を終える際には、図10に示すようにスクイズ部41を復帰させた状態で、図3に示すように取出容器30を液体容器10に装着する。
なお、取出容器30内において、泡生成部125や、泡生成部125よりも下流側の部位などに、泡が残留している場合があるが、この泡、又は、この泡が再度非泡状になった液体が、自重により、注入口23aを介して容器本体11内に回収される。
<変形例1>
次に、図12(a)を用いて、取出容器30の変形例1を説明する。
本変形例の場合、取出容器30は、内部に貯留部31(不図示)や泡生成部125(不図示)等を有する取出容器本体32と、取出容器本体32の上側に連接されている蛇腹部33と、を有する。取出容器本体32には目盛43が形成されている。
本変形例の場合、スクイズ操作は、蛇腹部33を上下に圧縮する操作である。本変形例においても、スクイズ操作により、上記実施形態と同様に、取出容器30から液体容器10への気体の移動や、取出容器30における泡の生成及び取出容器30からの泡の排出を行うことができるようになっている。
また、スクイズ操作を解除すると、蛇腹部33が復元(スクイズバック)し、取出容器30の貯留部31への液体の取り出しや、取出容器30内への気体の取り込みを行うことができる。
<変形例2>
次に、図12(b)を用いて、取出容器30の変形例2を説明する。
本変形例の場合、取出容器30は、内部に貯留部31(不図示)や泡生成部125(不図示)等を有する取出容器本体32と、取出容器本体32内に設けられているピストン部34と、操作部35と、を備えている。取出容器本体32には目盛43が形成されている。
操作部35は、指掛け穴35aを有し、ピストン部34と一体に設けられている。
本変形例の場合、ピストン部34を取出容器本体32内に押し込む操作(取出容器本体32に対して相対的に下方に押し込む操作)により、取出容器30から液体容器10への気体の移動や、取出容器30における泡の生成及び取出容器30からの泡の排出を行うことができるようになっている。
また、ピストン部34を取出容器本体32から引き抜く操作(取出容器本体32に対して相対的に上方に引き抜く操作)により、取出容器30の貯留部31への液体の取り出しや、取出容器30内への気体の取り込みを行うことができる。
なお、操作部35は指掛け穴35aを有するので、指掛け穴35aに指を掛けることにより、容易に、ピストン部34を取出容器本体32内に押し込んだり、ピストン部34を取出容器本体32から引き抜いたりすることができ、これらの操作を片手操作によって行うことも可能である。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成される限りにおける種々の変形、改良等の態様も含む。
また、本実施形態に係る容器100の各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等を許容する。
例えば、上記においては、液体容器10から取出容器30への液体の取り出しは、取出容器30に対する操作により行う例を説明したが、本発明は、この例に限らず、液体容器10に対する操作によって、液体容器10から取出容器30への液体の取り出しが行われてもよい。この場合、液体容器10は、例えば、スクイズ容器であってもよいし、ポンプ容器であってもよい。
また、液体容器10から取出容器30への液体の取り出しは、非泡状の液体の状態で行われてもよいし、泡の状態で行われてもよい。
前者の場合、液体容器10は、例えば、液体を排出するスクイズ容器又はポンプ容器とすることができる。
また、後者の場合、液体容器10は、例えば、泡を排出するスクイズ容器(スクイズフォーマー容器)又はポンプ容器(ポンプフォーマー容器)とすることができる。
すなわち、上記の実施形態では、液体容器10と取出容器30とのうち取出容器30が泡生成部125を備えている例を説明したが、液体容器10が泡生成部125を備えていてもよい。
また、液体容器10から取出容器30への取り出しは、装着状態において、容器100を傾けることにより、液体をその自重により液体容器10から取出容器30へ移動させることによって行われてもよい。
また、泡の生成は、液体容器10から取出容器30に液体を取り出す過程で、取出容器30内で行われてもよい。
10 液体容器
11 容器本体
12 胴部
13 底部
14 肩部
15 本体口頸部
15a 本体開口
17 ディップチューブ
19 液体
20 口頸部構成部材
21 上側筒部
22 内筒部
23 内筒底部
23a 注入口
24 受容部
24a 上端
25 中央筒部
25a 開口
26 嵌合筒部
27 ボール弁
27a ボール保持部
27b ボール
28 チューブ保持部
29 外筒部
29a 内フランジ部
30 取出容器
31 貯留部
32 取出容器本体
33 蛇腹部
34 ピストン部
35 操作部
35a 指掛け穴
40 取出容器本体構成部材
41 スクイズ部
42 筒部
43 目盛
50 第1部材
51 外筒部
52 内筒部
52a 縦溝
53 天面部
54 内筒底盤部
54a 中央開口
54b 放射溝
54c 環状溝
54d 位置決め凹部
55 起立管部
56 周縁起立壁
60 第2部材
61 環状基部
61a 環状リブ
61b 隆起湾曲部
62 周縁起立壁
63 包囲壁
64 対向盤部
64a 中央開口
64b 泡穴
64c 位置決めボス
65 嵌入筒部
66 第3部材
66a 環状保持溝
67 中央筒部
68 環状閉塞部
69 周縁環状板
69a 環状リブ
69b 泡穴
70 弁構成部材
71 筒部
72 環状弁体
73 内部弁体
73a 支持部
75 メッシュ保持部材
76 筒部
76a 第2開口
77 環状板
77a 第1開口
78 第1メッシュ
79 第2メッシュ
80 下部外枠構成部材
81 主筒部
82 張出部
82a 環状リブ
83 嵌入筒部
84 第1環状段部
85 中間筒部
86 第2環状段部
87 テーパー部
88 第3環状段部
89 排出管
89a 排出口
91 内管部
92 上端フランジ部
92a 上段部
92b 下段部
93 連結部
93a 泡通過穴
100 容器
110 連結具
111 筒状部
112 内フランジ部
121 液体供給路
122 液体導入口
123 気体供給路
125 泡生成部
130 気体供給管
131 気体導入口
140 指
200 容器詰め品

Claims (12)

  1. 液体を外部に取り出すための開口を有し、前記液体を貯留する液体容器と、
    前記液体容器に対して着脱自在に装着される取出容器と、
    を備え、
    前記液体容器に対して前記取出容器が装着されている装着状態で前記液体容器から前記開口を通して前記取出容器に前記液体を取り出し可能であり、
    前記液体容器及び前記取出容器の少なくとも一方が、前記液体から泡を生成する泡生成部を有し、
    前記取出容器は、前記泡を排出する排出口を有する容器。
  2. 前記取出容器は、スクイズ操作が可能なスクイズ容器であり、
    前記スクイズ操作により縮小した前記取出容器が復元することにより前記液体容器から前記取出容器に前記液体が吸引される請求項1に記載の容器。
  3. 前記装着状態において、前記取出容器が前記液体容器に対して気密に連結され、
    前記装着状態で前記取出容器の前記復元が行われることにより、前記液体容器から前記取出容器に前記液体が吸引される請求項2に記載の容器。
  4. 前記取出容器が前記泡生成部を有し、
    前記取出容器が前記液体を収容した状態で前記スクイズ操作が行われることにより、前記泡生成部が前記泡を生成する請求項2又は3に記載の容器。
  5. 前記スクイズ操作が行われることにより、前記排出口から前記泡が排出される請求項4に記載の容器。
  6. 前記排出口が下向きの状態で前記スクイズ操作が行われることにより、前記泡生成部が前記泡を生成し、前記泡が前記排出口から排出される請求項5に記載の容器。
  7. 前記取出容器は、
    当該取出容器内において下方から上方に延びており、当該取出容器内の気体を前記泡生成部に供給する気体供給管と、
    当該取出容器内の前記液体を前記泡生成部に供給する液体供給路と、
    を有し、
    前記気体供給管は、当該気体供給管内に前記気体を導入する気体導入口を当該気体供給管の上部に有し、
    前記液体供給路は、当該液体供給路内に前記液体を導入する液体導入口を備え、
    前記液体導入口よりも高い位置に前記気体導入口が配置されている請求項6に記載の容器。
  8. 前記取出容器は、前記液体の計量用の目盛を備え、
    前記目盛は、前記液体導入口よりも高く前記気体導入口よりも低い位置に配置されている請求項7に記載の容器。
  9. 前記取出容器は、前記液体の計量用の目盛を備える請求項1から7のいずれか一項に記載の容器。
  10. 前記液体容器は、上方に向けて開放していて前記取出容器の下部を受容する筒状の受容部を備え、
    前記受容部の内側に、前記開口と、前記液体容器内に前記液体を注入するための注入口と、がそれぞれ配置されており、
    前記受容部に前記取出容器の前記下部が受容されることで前記取出容器が前記液体容器に対して装着状態となり、
    前記液体容器において前記受容部よりも内側の部分は、前記受容部の上端よりも低い位置に配置されている請求項1から9のいずれか一項に記載の容器。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の容器と、
    前記液体容器に充填された前記液体と、
    を備える容器詰め品。
  12. 液体を外部に取り出すための開口を有していて前記液体を貯留する液体容器に対して着脱自在に装着される取出容器であって、
    前記液体容器に対して当該取出容器が装着されている装着状態で前記液体容器から前記開口を通して当該取出容器に前記液体を取り出し可能であり、
    当該取出容器は、
    前記液体から泡を生成する泡生成部と、
    前記泡を排出する排出口と、
    を備える取出容器。
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