JP2019107559A - Massage device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、マッサージ装置に関する。 The present invention relates to a massage device.
被施療者に与えるマッサージの種類として、揉みや叩き等、様々な種類のものがある。例えば揉みの中には、被施療者の身体部位を両側から掴んで行うマッサージがある。
このようなマッサージをマッサージ装置により実現するために様々な機構が提案されている。例えば、特許文献1に開示されているように、被施療者の身体部位として腕を両側から掴んでマッサージを行う機構として、腕を下から支える部材と、その腕の上方に設けられているエアセルとを備え、エアセルが膨張することで腕を上下から挟んでマッサージを行う機構がある。
There are various types of massages to be given to the treatment subject, such as itching and tapping. For example, in itching, there is a massage performed by grasping the body part of the treated person from both sides.
Various mechanisms have been proposed to realize such a massage by a massage device. For example, as disclosed in
従来のマッサージ装置は、例えば腕のマッサージを行う場合、下から支持されている腕に対して上からエアセルが当接し、このエアセルが膨張したり収縮したりする構成であり、腕に与えるマッサージが単調である。 In the conventional massage apparatus, for example, when massaging an arm, an air cell abuts against the arm supported from below and the air cell is expanded or contracted, and the massage applied to the arm is It is monotonous.
そこで、本発明は、被施療者の身体部位に与える体感を向上させることを目的とする。 Then, an object of the present invention is to improve the bodily sensation given to a body part of a treated person.
マッサージ装置は、被施療者の身体部位の長手方向に直交する方向の一方側に設けられ当該身体部位が当接可能となる当接面と、前記当接面に交差する方向に移動可能として設けられている可動部材と、前記可動部材に取り付けられ前記身体部位を押圧するマッサージ部と、を有するマッサージユニットを備え、
前記マッサージユニットは、前記可動部材を前記マッサージ部と共に、前記当接面に交差する方向に沿って当該当接面側及びその反対側へ往復移動させるマッサージ動作を行う。
The massaging apparatus is provided on one side of a direction orthogonal to the longitudinal direction of the body part of the person being treated, and is provided as movable in a direction crossing the abutting surface, with which the body part can abut A massage unit having a movable member, and a massage unit attached to the movable member to press the body part,
The massaging unit performs a massaging operation to reciprocate the movable member with the massaging portion along the direction intersecting the abutment surface to the abutment surface side and the opposite side.
本発明のマッサージ装置によれば、身体部位に与える体感を向上させることが可能となる。 According to the massage device of the present invention, it is possible to improve the bodily sensation given to the body part.
〔本発明の実施形態の説明〕
最初に本発明の実施形態を列記して説明する。なお、本発明のマッサージ装置1(実施の一形態)が備えている各構成に付されている符号、及び、X,Y,Zの各方向は、図1〜図18において使用されているものである。
Description of the embodiment of the present invention
First, embodiments of the present invention will be listed and described. In addition, the code | symbol attached to each structure with which the massage apparatus 1 (one embodiment of this invention) is equipped, and each direction of X, Y, Z are used in FIGS. 1-18. It is.
本発明のマッサージ装置(実施の一形態)1は、被施療者の身体部位の長手方向(Y方向)に直交する方向(Z方向)の一方側に設けられ当該身体部位が当接可能となる当接面13と、前記当接面13に交差する方向(Z方向)に移動可能として設けられている可動部材(11)と、前記可動部材(11)に取り付けられ前記身体部位を押圧するマッサージ部材(31)と、を有するマッサージユニット10を備え、
前記マッサージユニット10は、前記可動部材(11)を前記マッサージ部材(31)と共に、前記当接面13に交差する方向(Z方向)に沿って当該当接面13側及びその反対側へ往復移動させるマッサージ動作を行う。
The massage device (one embodiment) 1 of the present invention is provided on one side in the direction (Z direction) orthogonal to the longitudinal direction (Y direction) of the body part of the person being treated, and the body part can come into contact
The
このマッサージ装置1によれば、当接面13側及びその反対側へ往復移動する可動部材(11)が、当接面13側へ移動すると、当接面13によって移動が制限される身体部位をその当接面13側へ引き寄せるマッサージが可能となる。このようなマッサージにより、身体部位に与える体感を向上させることが可能となる。
According to the
また、前記マッサージユニット10は、更に、前記可動部材(11)の前記身体部位と反対側に設けられ当該身体部位から当該可動部材(11)に生じる力を受けるようにして当該可動部材(11)を支持する支持壁41を有しているのが好ましい。
Further, the
この構成によれば、可動部材(11)に設けられているマッサージ部材(31)が身体部位を押圧すると、その反力を可動部材(11)が受けるが、この可動部材(11)に作用する反力を支持壁41が受けることができる。
According to this configuration, when the massage member (31) provided on the movable member (11) presses the body part, the reaction force is received by the movable member (11), but it acts on the movable member (11) The
また、前記マッサージユニット10は、更に、前記可動部材(11)を前記往復移動させる駆動ユニット50を有し、
前記駆動ユニット50は、前記身体部位の長手方向(Y方向)及び前記往復移動の方向(Z方向)に直交する幅方向(X方向)に平行な中心線X1回りに回転する偏心カム51a(51b)を有し、
前記当接面13に交差する方向(Z方向)に移動可能として設けられている前記可動部材(11)に、前記偏心カム51a(51b)に外嵌する穴52a(52b)が形成されている構成とすることができる。
この構成によれば、偏心カム51a(51b)が回転することで、可動部材(11)が当接面13に交差する方向(Z方向)に沿って当接面13側及びその反対側へ往復移動する構成が得られる。
Further, the
The
A
According to this configuration, when the
または、前記マッサージユニット10は、更に、前記可動部材(11)を前記往復移動させる駆動ユニット50を有し、
前記駆動ユニット50は、前記身体部位の長手方向(Y方向)及び前記往復移動の方向(Z方向)に直交する幅方向(X方向)に平行な中心線X1回りに回転する回転部材67と、
前記当接面13に交差する方向(Z方向)に移動可能として支持されている前記可動部材(11)の一部と、前記回転部材67の周方向の一部とを連結しているリンク68と、
を有している構成とすることができる。
この構成によれば、回転部材67とリンク68とを含むクランク機構が構成され、回転部材67が回転することで、可動部材(11)が当接面13に交差する方向(Z方向)に沿って当接面13側及びその反対側へ往復移動する構成が得られる。
Alternatively, the
The
A
Can be configured.
According to this configuration, a crank mechanism including the
また、前記マッサージユニット10は、
前記可動部材(11)を第1可動部材11として備えている他に、前記身体部位を挟んで当該第1可動部材11の反対側に設けられ前記当接面13に交差する方向(Z方向)に移動可能となる第2可動部材12と、
前記第2可動部材12に取り付けられ前記身体部位を押圧するマッサージ部材(32)と、を更に有し、
前記マッサージユニット10は、前記第2可動部材12を前記マッサージ部材(32)と共に、前記当接面13に交差する方向(Z方向)に沿って当該当接面13側及びその反対側へ往復移動させるマッサージ動作を行い、
前記第1可動部材11が前記当接面13側へ移動するのに併せて前記第2可動部材12は当該当接面13と反対側へ移動し、前記第1可動部材11が前記反対側へ移動するのに併せて前記第2可動部材12は前記当接面13側へ移動することができる。
この構成によれば、第1可動部材11と第2可動部材12との間に位置する身体部位を、長手方向(Y方向)の仮想線を中心として周方向に動かすような(揺するような)マッサージが可能となる。
Also, the
The movable member (11) is provided as the first
And a massaging member (32) attached to the second
The
As the first
According to this configuration, the body part located between the first
また、前記可動部材(11)に取り付けられている前記マッサージ部材(31)は、エアが供給されると膨張して前記当接面13側へ向かう方向の成分を有して前記身体部位を押圧するエアセル31であり、
前記マッサージ動作は、前記エアセル31が膨張した状態で、前記可動部材(11)を当該エアセル31と共に、前記当接面13に交差する方向(Z方向)に沿って当該当接面13側へ移動させる動作を含む構成とすることができる。
この構成によれば、エアセル31を膨張させることにより身体部位を当接面13側へ引き寄せるマッサージが可能となる。
Further, the massaging member (31) attached to the movable member (11) is expanded when air is supplied, and has a component in a direction toward the
The massaging operation moves the movable member (11) together with the
According to this configuration, by inflating the
また、このマッサージ装置において、前記マッサージ動作は、前記可動部材(11)が前記当接面13と反対側へ移動した状態で前記エアセル31が膨張してから、当該エアセル31が膨張したままの状態で当該可動部材(11)を当該エアセル31と共に、前記当接面13側へ移動させる動作を含む構成とすることができる。
この構成によれば、身体部位の内の当接面13と反対側の部分にエアセル31を押し当て、その状態から、身体部位を当接面13側へ引き寄せるマッサージ動作が可能となる。
Moreover, in this massage device, after the
According to this configuration, the
または、前記マッサージユニット10は、
前記可動部材(11)を第1可動部材11として備えている他に、前記身体部位を挟んで当該第1可動部材11の反対側に設けられ前記当接面13に交差する方向(Z方向)に移動可能となる第2可動部材12と、
前記第2可動部材12に取り付けられ前記身体部位を押圧するマッサージ部材(32)と、を更に有し、
前記マッサージ動作は、前記第1可動部材11に取り付けられている前記マッサージ部材(31)と、前記第2可動部材12に取り付けられている前記マッサージ部材(32)とにより、前記身体部位を挟んだ状態として、当該第1可動部材11及び当該第2可動部材12の少なくとも一方を前記当接面13側へ移動させる動作を含む構成とすることができる。
この構成によれば、マッサージ部材(31,32)により身体部位を挟んだ状態として、第1可動部材11及び第2可動部材の少なくとも一方を当接面13側へ移動させることにより、身体部位を当接面13側へ引き寄せるマッサージが可能となる。
Alternatively, the
The movable member (11) is provided as the first
And a massaging member (32) attached to the second
The massaging operation sandwiches the body part by the massaging member (31) attached to the first
According to this configuration, the body portion is moved by moving at least one of the first
また、前記可動部材(11)は、前記身体部位の長手方向(Y方向)の成分も有して前記往復動作可能であるのが好ましい。
この構成によれば、可動部材(11)の往復動作の主成分は、当接面13に交差する方向(Z方向)であるが、可動部材(11)は補助的に身体部位の長手方向(Y方向)にも動き、身体部位を小さく回すように動かすことができる。
なお、可動部材11の往復動作の主成分がZ方向であるとは、可動部材11の一部に着目し、その一部が往復動作の往路方向に動く前の位置と動いた後の位置とを結んで得られるベクトルを、Z方向の成分と、Y方向の成分とに分解した場合に、前者が大きくなるように動くことを意味する。
In addition, it is preferable that the movable member (11) has a component in the longitudinal direction (Y direction) of the body part and is capable of the reciprocating operation.
According to this configuration, the main component of the reciprocation of the movable member (11) is in the direction (Z direction) intersecting the
The main component of the reciprocation of the
また、本発明のマッサージ装置は、被施療者の身体部位を収容する収容部60を有し、当該収容部60の内壁の一部として設けられかつ当該内壁の壁面に沿った方向に移動可能である可動部材(11)を有するマッサージユニット10を備え、
前記マッサージユニット10は、更に、前記可動部材(11)に取り付けられ前記身体部位を押圧するマッサージ部材(31)と、前記可動部材(11)の前記身体部位と反対側に設けられ当該身体部位から当該可動部材(11)に生じる力を受けるようにして当該可動部材(11)を支持する支持壁41と、を備えている。
このマッサージ装置1によれば、可動部材(11)に設けられているマッサージ部材(31)が身体部位を押圧すると、その反力を可動部材(11)が受けるが、この可動部材(11)に作用する反力を支持壁41が受けることができる。
Further, the massage apparatus of the present invention has a
The
According to this
また、前記当接面13は、柔軟性を有する布状部材65の表面65aからなり、
前記マッサージユニット10は、更に、前記布状部材65の裏面65b側に設けられ当該布状部材65を介して前記身体部位に当接可能であると共に前記可動部材(11)の前記往復移動に併せて回転するローラ35を有しているのが好ましい。
この場合、可動部材(11)が往復移動することで行われるマッサージ動作に併せて、身体部位の当接面13側をローラ35に押し当てて行うマッサージ動作が可能となる。
Further, the
The massaging
In this case, in addition to the massaging operation performed as the movable member (11) reciprocates, the massaging operation can be performed by pressing the
また、前記マッサージユニット10は、前記布状部材65の裏面65b側に設けられている回転軸53及び当該回転軸53の回転を前記可動部材(11)の前記往復動作に変換する変換部54を有する駆動ユニット50を備え、
前記回転軸53に前記ローラ35が設けられているのが好ましい。
この場合、可動部材(11)を往復動作させるために回転軸53を回転させると、ローラ35を回転させることができ、可動部材(11)によるマッサージ動作と共にローラ35によるマッサージ動作が可能となる。
Further, the
It is preferable that the
In this case, when the
また、本発明のマッサージ装置は、被施療者の身体部位に外周が当接可能であるローラ35、前記ローラ35を回転させる駆動ユニット50、及び、前記ローラ35の回転方向の位置を検出する検出部(36)を有するマッサージユニット10と、
前記駆動ユニット50を駆動させることで前記ローラ35の回転を制御する制御ユニット7と、を備え、
前記ローラ35は、その外周に、当該ローラ35の回転中心35aからの距離rが大きい第1外周部(37)と、前記第1外周部(37)よりも前記距離rが小さい第2外周部(38)とを有し、
前記制御ユニット7は、前記第2外周部(38)が前記身体部位に対向するように前記ローラ(35)の回転方向の位置を制御可能である。
In the massage apparatus of the present invention, the
A
The
The
このマッサージ装置1によれば、ローラ35は、回転中心35aからの距離rが大きい第1外周部(37)を有しており、この第1外周部(37)が被施療者の身体部位に当接することで、当該身体部位に刺激を与えることが可能となる。そして、前記のように身体部位に刺激を与えることのできる第1外周部(37)を有しているが、このマッサージ装置1の制御ユニット7は、このローラ35の前記第2外周部(38)が身体部位に対向するようにローラ35の回転方向の位置を制御することで、身体部位に対して、第1外周部(37)による刺激を与えにくい状態を得ることが可能となる。
According to the
また、前記制御ユニット7は、前記検出部(36)の検出結果に基づいて前記駆動ユニット50により前記ローラ35を回転させることで、当該ローラ35を回転方向の原点位置に位置させる制御が可能であり、
前記ローラ35が前記原点位置にある状態では、前記第2外周部(38)が前記身体部位に対向する位置となる構成とすることができる。
このマッサージ装置によれば、ローラ35が原点位置にある状態では、身体部位に対して、第1外周部(37)による刺激を与えにくい状態を得ることが可能となる。
Further, the
In the state where the
According to this massage device, it is possible to obtain a state in which it is difficult for the first outer peripheral portion (37) to give a stimulus to the body part when the
また、前記検出部(36)によって前記ローラ35の回転位置が検出されると、前記制御ユニット7は、前記ローラ35の回転動作開始の前に、前記第2外周部(38)が前記身体部位に対向する位置まで当該ローラ35を前記駆動ユニット50により回転させる準備動作を行う構成とすることができる。
このマッサージ装置によれば、ローラ35の回転動作を開始する前に、ローラ35の第2外周部(38)を身体部位に対応する位置とすることができる。
In addition, when the rotational position of the
According to this massage device, before starting the rotation operation of the
また、前記身体部位を収容する収容部60と、前記収容部60の内壁の一部に設けられ膨張することで前記身体部位を押圧可能であるエアセル31と、を更に備え、
前記制御ユニット7は、前記ローラ35の回転方向の位置と前記エアセル31の膨張のタイミングとを関連付けて、当該ローラ35の回転及び当該エアセル31の膨張動作を制御することができる。
このマッサージ装置によれば、エアセル31の動作により身体部位に与える影響を、ローラ35によるマッサージに付加することが可能となる。
The storage device further includes: a
The
According to this massage device, it is possible to add the influence given to the body part by the operation of the
また、前記制御ユニット7は、前記エアセル31への給気及び排気の制御を行う機能を有し、前記給気と前記排気とを繰り返す制御を行うと共に、前記ローラ35の回転位置に応じて当該給気の時間及び当該排気の時間を変更する制御を行うことができる。
このマッサージ装置によれば、エアセル31への給気の時間を長くし、排気の時間を短くすると、エアセル31の内圧は高くなる傾向にあり、エアセル31への給気の時間を短くし、排気の時間を長くすると、エアセル31の内圧は低くなる傾向にある。このようなエアセル31への給気と排気の時間制御を行うことで、エアセル31による身体部位への押し付け力の強弱調整が可能となる。このため、例えば、ローラ35の回転位置に応じて、エアセル31による身体部位への押し付け力を調整することができる。
Further, the
According to this massage device, when the air supply time to the
また、前記制御ユニット7は、前記駆動ユニット50の動作を切り替えることで前記ローラ35を正転及び逆転させる制御が可能であり、
前記制御ユニット7は、前記第1外周部(37)が身体部位に対向する位置を中心として前記ローラ35の正転及び逆転を繰り返し行うことができる。
このマッサージ装置によれば、第1外周部(37)を身体部位に短い間隔で接触させることが可能となる。
Further, the
The
According to this massage device, it is possible to bring the first outer peripheral portion (37) into contact with the body part at short intervals.
また、前記ローラ35は、被施療者の脹脛D1に接触可能であり、
更に、被施療者の足D3を固定する固定部材(83,84)を備え、
前記固定部材(83,84)によって足D3が固定されている被施療者の脹脛D1に前記ローラ35が接触している状態で、当該ローラ35は、当該脹脛D1を太腿D2側へ持ち上げる方向に回転することができる。
このマッサージ装置によれば、脹脛D1の筋肉を伸ばすように引っ張るマッサージが可能となる。
Further, the
And a fixing member (83, 84) for fixing the foot D3 of the user.
The
According to this massage device, it is possible to perform a massage to stretch the muscles of the calf D1.
また、前記ローラ35は、被施療者の脹脛D1に接触可能であり、
更に、被施療者の足裏D4に接触可能である第2のローラ39を備え、
前記制御ユニット7は、前記脹脛D1に接触可能である第1の前記ローラ35と、前記第2のローラ39とを同じ回転方向に回転させることができる。
このマッサージ装置によれば、遠心又は求心のマッサージが可能となる。
Further, the
And a
The
According to this massage device, centrifugal or centripetal massage is possible.
また、本発明は、被施療者が着座する座部2、前記被施療者が凭れる背もたれ部3、及び、前記座部2に着座する前記被施療者の左右の両脚を支持すると共に当該左右の両脚をマッサージする左右のマッサージユニット10が設けられているフットレスト5を備えている椅子型のマッサージ装置1であって、
左右の前記マッサージユニット10それぞれは、前記マッサージ装置が備えているマッサージユニット10である。
この椅子型のマッサージ装置によれば、被施療者の身体部位として脚Dをマッサージする構成が得られる。
Further, the present invention supports the seat 2 on which the person to be treated is seated, the
Each of the left and
According to this chair-type massage device, a configuration for massaging the leg D as a body part of the user can be obtained.
また、本発明は、被施療者が着座する座部2、前記被施療者が凭れる背もたれ部3、及び、前記座部2に着座する前記被施療者の腕を支持すると共に当該腕をマッサージするマッサージユニットが設けられている肘掛け部4を備えている椅子型のマッサージ装置であって、
前記マッサージユニットは、前記マッサージ装置が備えているマッサージユニット10である。
この椅子型のマッサージ装置によれば、被施療者の身体部位として腕をマッサージする構成が得られる。
Further, according to the present invention, a seat 2 on which a person to be treated is seated, a
The massage unit is a
According to this chair-type massage device, a configuration for massaging an arm as a body part of the user can be obtained.
また、前記フットレスト5には、前記被施療者の左脚用の前記マッサージユニット10と、右脚用の前記マッサージユニット10とが設けられ、
左脚用の前記マッサージユニット10にマッサージ動作をさせるための駆動源と、右脚用の前記マッサージユニット10にマッサージ動作をさせるための駆動源とは、共通する駆動源からなるのが好ましい。
この構成によれば、一方のマッサージユニット10の駆動源を、他方のマッサージユニット10の駆動源として兼用することができ、構成の簡素化及び小型化が図れる。
The
It is preferable that a drive source for causing the
According to this configuration, the drive source of one
〔本発明の実施形態の詳細〕
以下、本発明の実施形態の詳細を図面に基づいて説明する。
〔マッサージ装置の全体構成〕
図1は、マッサージ装置1の実施の一形態を示す斜視図である。このマッサージ装置1は、椅子型であり、被施療者が着座する座部2、座部2に着座する被施療者が凭れる背もたれ部3、座部2に着座する被施療者の左右の腕を支持する左右の肘掛け部4,4、及び、座部3に着座する被施療者の左右の両脚を支持するフットレスト5を備えている。座部2は、床面に置かれるベース6の上に設けられている。ベース6の内部には、マッサージ装置1の各部(後述の各種マッサージユニット10を含む)の動作を制御するマイコンを含む制御ユニット7が設けられている。
Details of the Embodiment of the Present Invention
Hereinafter, the details of the embodiment of the present invention will be described based on the drawings.
[Overall Configuration of Massage Device]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of a
背もたれ部3はリクライニング可能であり、また、フットレスト5は座部2側を中心として上下揺動可能として構成されている。背もたれ部3が後方へ倒れた状態にあってフットレスト5が前方に上昇した状態で、座部2に着座していた被施療者は横たわる姿勢となり、この状態で、マッサージ装置1の各種マッサージユニットによって、被施療者の身体部位のマッサージを行うことができる。
The
〔フットレスト5のマッサージユニット〕
フットレスト5に被施療者の身体部位である左右の脚をマッサージするマッサージ手段8が設けられている。なお、本実施形態のフットレスト5は、第1保持部81と、第2保持部82とを有している。第1保持部81は被施療者の脚の主に脹脛を支持することができるのに対して、第2保持部82は被施療者の足(つまり、足首から足先までの部分)を支持することができる。マッサージ手段8は、第1保持部81に設けられている。
[Massage unit of footrest 5]
The
図2は、マッサージ手段8の斜視図である。図2では、フットレスト5が降下した状態にあり、被施療者の右と左の脚DR,DLを二点鎖線で示している。マッサージ手段8は、左脚DL(特に脹脛)をマッサージするための第1のマッサージユニット10と、右脚DR(特に脹脛)をマッサージするための第2のマッサージユニット10とを備えている。更に、マッサージ手段8は、第1のマッサージユニット10と第2のマッサージユニット10との間に設けられ、これらマッサージユニット10,10を動作させる駆動ユニット50の本体部50dを備えている。
FIG. 2 is a perspective view of the massaging means 8. In FIG. 2, the
マッサージユニット10,10それぞれは、凹形の収容部60を有しており、各収容部60に被施療者の脚DL(DR)が収容される。ここで、収容部60に脚DL(DR)が収容されている状態で、被施療者の脚DL(DR)の長手方向をY方向、脚DL(DR)の横幅方向(被施療者の左右方向)をX方向、脚DL(DR)の前後方向をZ方向と定義する。Z方向は、脚DL(DR)の長手方向(Y方向)及び横幅方向(X方向)の直交方向である。
Each of the
マッサージ手段8は、上板部48a、下板部48b及び後板部48cを有するフットベース48を備えている。上板部48a及び下板部48bは左右の脚DL,DRをそれぞれ三方向から囲む凹部48dを有している。後板部48cは、上板部48a及び下板部48bを連結する部材である。そして、このフットベース48に、マッサージユニット10,10が収容されている。フットベース48が、座部2(図1参照)に対して回動可能として設けられている。
The massaging means 8 includes a
左右のマッサージユニット10,10それぞれは、後にも説明するが、脚DL(DR)の長手方向(Y方向)に直交する横幅方向(X方向)の両側に設けられている第1可動部材11及び第2可動部材12を有している。更に、各マッサージユニット10において、これら第1可動部材11と第2可動部材12との間に形成される空間S1のZ方向の一方側に、当接面13が設けられている。この当接面13は、被施療者の脚DL(DR)が当接可能となる。なお、図2では、当接面13について一部のみをクロスハッチで記載している。そして、空間S1のZ方向の他方側が、脚DL(DR)の出し入れのために開口している。以下において、このように開口している側を、開口側とも呼び、これとは反対側(当接面13側)を非開口側とも呼ぶ。
Each of the left and
フットベース48及びマッサージユニット10,10は可撓性及び柔軟性を有する布状部材(シート)65によって覆われており、この布状部材65の表面65aが、当接面13となる。なお、図2において、布状部材65の一部以外は省略している。布状部材65は、フットベース48及びマッサージユニット10,10の全体を覆っていることから、当接面13は、空間S1のZ方向の一方側を閉じている構成となる。この当接面13により、脚DR(DL)の非開口側への移動が制限される。
The
なお、このマッサージユニット10による脚DR(DL)に対する(後述の)各種マッサージ動作は、フットレスト5を上昇させた位置で行ってもよく、降下させた位置で行ってもよい。フットレスト5を上昇させた状態では、当接面13は上方に臨む面となり、フットレスト5を降下させた状態では、当接面13は前方に臨む面となる。
Note that various massage operations (described later) on the leg DR (DL) by the
図3は、図2に示すマッサージ手段8から、フットベース48を外した状態の斜視図である。図3の右側に示す第1のマッサージユニット10は、第1可動部材11、第2可動部材12、第1支持壁41、第2支持壁42及びローラ35を有している。図3の左側に示す第2のマッサージユニット10は、同様に、第1可動部材11、第2可動部材12、第1支持壁41、第2支持壁42及びローラ35を有している。
第1のマッサージユニット10と第2のマッサージユニット10とは同じ構成であり、左右で対称となっている。マッサージユニット10の構成について、右脚DR用の第2のマッサージユニット10により説明する。
FIG. 3 is a perspective view of a state in which the
The
第2のマッサージユニット10(以下、単にマッサージユニット10ともいう。)において、第1可動部材11は、平板状の部材であり、脚DRのX方向外側部と対向して設けられている。第2可動部材12は、平板状の部材であり、脚DRのX方向内側部と対向して設けられている。つまり、第1可動部材11と第2可動部材12とは脚DRを挟んで両側に設けられている。
In the second massage unit 10 (hereinafter, also simply referred to as a massage unit 10), the first
第1支持壁41は、第1可動部材11を挟んで脚DRと反対側に設けられている部材であり、フットベース48(図2参照)に固定されている。後にも説明するが、第1支持壁41は、第1可動部材11からの力(主にX方向の力)を受けることができると共に、その力をフットベース48に伝達させることができる構成となっている。また、第1支持壁41は箱状の部材であり、内部に、後述する軸受57(図4参照)やガイドローラ58等が設けられている。
The
第2支持壁42は、駆動ユニット50のケース50aの側壁からなる。この第2支持壁42は、第2可動部材12を挟んで脚DRと反対側に設けられている部材であり、フットベース48(図2参照)に固定されている。後にも説明するが、第2支持壁42は、第2可動部材12からの力(主にX方向の力)を受けることができると共に、その力をフットベース48に伝達させることができる構成となっている。駆動ユニット50のケース50aには、後述するモータ55等が格納されている。なお、ケース50aは、被施療者の両脚DR,DLを左右に分離させるための分離丘(分離部材)となる。
The
ローラ35は、布状部材65よりも非開口側に設けられている。つまり、ローラ35は、布状部材65の裏面側に設けられている。ローラ35は、布状部材65を間に挟んで脚DRの後面(脹脛の後面)に当接可能である。布状部材65の表面65aからなる当接面13に被施療者の脚DRが当接することで脚DRの移動は制限されるが、ローラ35はZ方向に移動不能として設けられていることから、このローラ35によりその移動が規制される。
The
駆動ユニット50の構成、及び、駆動ユニット50による可動部材11,12の動作ついて説明する。図4は、図3に示すマッサージユニット10,10をY方向から見た図(平面図)である。なお、この図4では、駆動ユニット50のケース50a及び左側(右脚DR用)のマッサージユニット10の第1支持壁41を二点鎖線で示している。図5は、図3から右脚DR側の第1可動部材11及び左脚DL側の第2可動部材12を省略した斜視図である。
The configuration of the
図4において、駆動ユニット50は、回転軸53、モータ55、及び、モータ55の回転を減速して回転軸53に出力する減速機56を有している。モータ55の回転により回転軸53は回転する。
減速機56はX方向両側に出力軸を有しており、これら出力軸に左右の回転軸53が一体回転可能として連結されている。各回転軸53の先端側は、図4の左側に示すように、二点鎖線で示す第1支持壁41内に設けられている軸受57により回転可能に支持されている。
In FIG. 4, the
The
〔第1可動部材11について〕
第1可動部材11について、右脚DR側のマッサージユニット10により説明する。なお、左脚DL側のマッサージユニット10においても、第1可動部材11の構成は(左右で対称に配置されているが)同じである。
図4及び図5に示すように、第1支持壁41には、第1可動部材11を支持するガイドローラ58a及びガイドピン59aが設けられている。ガイドローラ58aは、Y方向に二つ設けられている(図5参照)。
[About the first movable member 11]
The first
As shown in FIGS. 4 and 5, the
図3に示すように、回転軸53の先部側に第1可動部材11が取り付けられている。具体的に説明すると、回転軸53の先部側には、回転軸53の中心線X1に対して偏心している偏心カム51aが取り付けられている。そして、第1可動部材11(図3参照)には、この偏心カム51aに外嵌する穴52aが設けられている。第1可動部材11は偏心カム51aを介して回転軸53により支持されている。
As shown in FIG. 3, the first
また、図5に示すように、第1支持壁41の内壁から、ガイドピン59aが突出しており、図3に示すように、第1可動部材11には、このガイドピン59aを挿入させる長穴43aが形成されている。長穴43aはZ方向に長い穴である。
以上の構成により、回転軸53が回転することで偏心カム51aが回転軸53の中心線X1回りに回転すると、第1可動部材11は、ガイドピン59aによってガイドされながら、Z方向に往復運動を行うことができる。
Further, as shown in FIG. 5, a
With the above configuration, when the
また、図4に示すように、第1可動部材11は、第1支持壁41に設けられているガイドローラ58aに接触している。ガイドローラ58aは、Y方向の中心線回りに回転することで、Z方向に往復運動する第1可動部材11を移動可能として支持することができる。また、図4に示すように、第1可動部材11には、後述するエアセル31が設けられており、このエアセル31が膨張することで、脚DRを押圧する。エアセル31が脚DRを押圧すると、その反力が第1可動部材11に作用するが、この反力をガイドローラ58aが受けることができる。そして、この反力は、ガイドローラ58aを通じて、第1支持壁41が支持し、フットベース48に伝達される。
なお、本実施形態では、ガイドローラ58aが第1支持壁41に設けられている場合について説明したが、ガイドローラ58aは、第1可動部材11に設けられていてもよい。この場合、第1可動部材11に設けられているガイドローラ58aが、第1支持壁41に接触することで、往復運動する第1可動部材11は移動可能として支持される。
Further, as shown in FIG. 4, the first
In the present embodiment, the case where the
以上より、マッサージユニット10は、当接面13と、第1可動部材11とを有している。当接面13は、脚DRの長手方向(Y方向)に直交する方向(Z方向)の一方側に設けられ脚DRが当接可能となる。そして、第1可動部材11は、この当接面13に交差(直交)する方向(Z方向)に移動可能となる。
また、前記のとおり、マッサージ手段8の左右それぞれに、被施療者の脚DR(DL)を収容する収容部60が設けられており(図2参照)、第1可動部材11は、この収容部60の内壁の一部として設けられている。そして、第1可動部材11は、この内壁の壁面に沿った方向(Z方向)に移動可能となっている。更に、収容部60の内壁の一部を構成するこの第1可動部材11には、エアセル31が設けられており、このエアセル31が膨張することで脚DR(DL)を押圧可能となる。エアセル31については、後にも説明する。
As mentioned above, the
Further, as described above, the
〔第2可動部材12について〕
第2可動部材12について、左脚DL側のマッサージユニット10により説明する。なお、右脚DR側のマッサージユニット10においても、第2可動部材12の構成は(左右で対称に配置されているが)同じである。
図4及び図5に示すように、第2支持壁42には、第2可動部材12を支持するガイドローラ58b及びガイドピン59bが設けられている。ガイドローラ58bは、Y方向に二つ設けられている(図5参照)。
[About the second movable member 12]
The second
As shown in FIGS. 4 and 5, the
図3に示すように、回転軸53の基部側に第2可動部材12が取り付けられている。具体的に説明すると、回転軸53の基部側には、回転軸53の中心線X1に対して偏心している偏心カム51bが取り付けられている。そして、第2可動部材12(図3参照)には、この偏心カム51bに外嵌する穴52bが設けられている。第2可動部材12は偏心カム51bを介して回転軸53により支持されている。
なお、図9に示すように、左脚DL側及び右脚DR側それぞれにおいて、第1可動部材11側の偏心カム51aと、第2可動部材12側の偏心カム51bとは、回転軸53の中心線X1を中心として位相が180°異なっている状態で、回転軸53に固定されている。
As shown in FIG. 3, the second
As shown in FIG. 9, the
また、図5に示すように、第2支持壁42の内壁から、ガイドピン59bが突出しており、図3に示すように、第2可動部材12には、ガイドピン59bを挿入させる長穴43bが形成されている。長穴43bはZ方向に長い穴である。
以上の構成により、回転軸53が回転することで偏心カム51bが回転軸53の中心線X1回りに回転すると、第2可動部材12は、ガイドピン59bによってガイドされながら、Z方向に往復運動を行うことができる。
Further, as shown in FIG. 5, the
With the above configuration, when the
また、図4に示すように、第2可動部材12は、第2支持壁42に設けられているガイドローラ58bに接触している。ガイドローラ58bは、Y方向の中心線回りに回転することで、Z方向に往復運動する第2可動部材12を移動可能として支持することができる。また、図4に示すように、第2可動部材12には、後述するエアセル32が設けられており、このエアセル32が膨張することで、脚DLを押圧する。エアセル32が脚DLを押圧すると、その反力が第2可動部材12に作用するが、この反力をガイドローラ58bが受けることができる。そして、この反力は、ガイドローラ58bを通じて、第2支持壁42が支持し、フットベース48に伝達される。なお、ガイドローラ58bは、第2可動部材12に設けられていてもよい。
Further, as shown in FIG. 4, the second
以上より、マッサージユニット10は、当接面13及び第1可動部材11以外に、第2可動部材12を有している。この第2可動部材12は、脚DLを挟んで第1可動部材11の反対側に設けられており、当接面13に交差(直交)する方向(Z方向)に移動可能となる。
また、前記のとおり、マッサージ手段8の左右それぞれに、被施療者の脚DR(DL)を収容する収容部60が設けられており(図2参照)、第2可動部材12は、この収容部60の内壁の他の一部として設けられている。そして、第2可動部材12は、この内壁の壁面に沿った方向(Z方向)に移動可能となっている。更に、収容部60の内壁の他の一部を構成するこの第2可動部材12には、エアセル32が設けられており、このエアセル32が膨張することで脚DR(DL)を押圧可能となる。エアセル32については、後にも説明する。
As mentioned above, the
Further, as described above, the
〔第1可動部材11及び第2可動部材12の動作について〕
以上より、マッサージ手段8の左右の回転軸53が連続して回転すると、左右のマッサージユニット10,10それぞれは、第1可動部材11を第1エアセル31と共に、当接面13に直交するZ方向に沿って当接面13側及びその反対側へ往復移動させるマッサージ動作を行うことができ、また、第2可動部材12を第2エアセル32と共に、当接面13に直交するZ方向に沿って当接面13側及びその反対側へ往復移動させるマッサージ動作を行うことができる。つまり、駆動ユニット50によって、第1可動部材11及び第2可動部材12は往復移動することができる。
[About the operation of the first
From the above, when the left and
また、本実施形態では、駆動ユニット50は、左脚DL側及び右脚DR側それぞれにおいて、回転軸53と一体でありその中心線X1回りに回転する偏心カム51a,51bを有している。そして、当接面13に直交するZ方向に移動可能として設けられている第1可動部材11に、一方の偏心カム51aに外嵌する穴52aが形成されている。また、当接面13に交差するZ方向に移動可能として設けられている第2可動部材12に、他方の偏心カム51bに外嵌する穴52bが形成されている。なお、前記中心線X1は、脚DLの長手方向(Y方向)及び前記往復移動の方向(Z方向)に直交する幅方向(X方向)(第1可動部材11と第2可動部材12との対向方向)に平行な線である。
Further, in the present embodiment, the
そして、前記のとおり(図9参照)、左脚DL側及び右脚DR側それぞれにおいて、一方の偏心カム51aと他方の偏心カム51bとは、180°位相が異なっている。このため、第1可動部材11が当接面13側へ移動するのに併せて第2可動部材12は当接面13と反対側へ移動し、また、第1可動部材11が反対側へ移動するのに併せて第2可動部材12は当接面13側へ移動する構成となる。
Then, as described above (see FIG. 9), in each of the left leg DL side and the right leg DR side, one
また、本実施形態の第1可動部材11(図3参照)では、Z方向一方側(開口側)の一部がガイドピン59aにより支持され、Z方向他方側(当接面13側)の他部が偏心カム51aによって支持されている。偏心カム51aが回転すると、第1可動部材11の前記他部は、偏心回転することからZ方向以外にY方向にも変位する。これに対して、第1可動部材11の前記一部は、長穴43aによりZ方向に移動可能であるがY方向の移動は規制された状態にある。このため、回転軸53が回転すると、第1可動部材11は、Y方向(脚DLの長手方向)の成分も有して往復動作可能となる。
Further, in the first movable member 11 (see FIG. 3) of the present embodiment, a part of one side (opening side) in the Z direction is supported by the
これと同様に、本実施形態の第2可動部材12(図3参照)では、Z方向一方側(開口側)の一部がガイドピン59bにより支持され、Z方向他方側(当接面13側)の他部が偏心カム51bによって支持されている。偏心カム51bが回転すると、第2可動部材12の前記他部は、偏心回転することからZ方向以外にY方向にも変位する。これに対して、第2可動部材12の前記一部は、長穴43bによりZ方向に移動可能であるがY方向の移動は規制された状態にある。このため、回転軸53が回転すると、第2可動部材12は、Y方向(脚DLの長手方向)の成分も有して往復動作可能となる。
Similarly to this, in the second movable member 12 (see FIG. 3) of the present embodiment, a portion in the Z direction one side (opening side) is supported by the
〔マッサージユニット10のエアセルについて〕
図6は、左右のマッサージユニット10,10をY方向から見た場合の模式図である。各マッサージユニット10は、第1可動部材11に取り付けられている第1マッサージ部材として第1エアセル31を有している。更に、各マッサージユニット10は、第2可動部材12に取り付けられている第2マッサージ部材として第2エアセル32を有している。
[About the air cell of the massage unit 10]
FIG. 6 is a schematic view of the left and
第1エアセル31について説明する。第1エアセル31は、当接面13側が第1可動部材11に固定されており、第1エアセル31のうちの当接面13側の部分では、X方向への膨張が制限されている。これに対して、第1エアセル31のうちの開口側の部分は、X方向への膨張が自由となっている。このため、第1エアセル31は、エアが供給されると膨張して、X方向の成分の他に、当接面13側へ向かう方向の成分(Z方向)を有して脚DLを押圧することができる。また、第1エアセル31の開口側の先端31tは、脚DLの前端Dtよりも開口側に位置していることから、第1エアセル31は膨張すると脚DLを当接面13側へ押し入れることが可能となる。
The
第2エアセル32について説明する。第2エアセル32も第1エアセル31と同様の構成であってもよいが、本実施形態では、第2エアセル32の中央部が第2可動部材12に固定されている。このため、エアが供給されると膨張して主にX方向の成分を有して脚DLを押圧することができる。
第1エアセル31と第2エアセル32との双方が膨張することで、脚DR(DL)をX方向両側から掴むことが可能となる。
The
By expanding both the
制御ユニット7は、エアセル31,32への給気及び排気の制御を行う機能を有している。なお、制御ユニット7は、エアセル31,32を個別に制御することができる。つまり、エア源(コンプレッサー)とエアセル31,32とを結ぶ流路(配管)の途中に、図外のバルブが設けられており、制御ユニット7は、このバルブの開閉切り換え及び開閉それぞれの時間の制御を行うことで、エアセル31、32への給気及び排気の制御が可能となる。
The
つまり、制御ユニット7は、エアセル31と繋がるバルブを開状態とすることでこのエアセル31へ給気を行い膨張させる。しかも、開状態の継続時間を変更することが可能であり、これにより、給気時間が変更され、この結果、エアセル31による脚DR(DL)への押し付け時間が調整される。これと同様に、制御ユニット7は、エアセル31と繋がるバルブを閉状態とすることで、このエアセル31から排気を行わせこのエアセル31を収縮させることができる。しかも、閉状態の継続時間を変更することが可能であり、これにより、排気時間が変更され、この結果、エアセル31が脚DR(DL)を押し付けていない(掴んでいない)開放時間が調整される。
そして、制御ユニット7は、他方のエアセル32と繋がるバルブに対しても、前記と同様の制御が可能であり、ここでは説明を省略する。
That is, the
The
〔ローラ35について〕
ローラ35について説明する。図7はローラ35の斜視図である。図8(A)(B)はローラ35をX方向から見た側面図である。回転軸53の途中部にローラ35が取り付けられており、回転軸53とローラ35とは一体回転可能である。本実施形態では、ローラ35は回転軸53と同一中心線上に配置されていることから、ローラ35と回転軸53との回転中心(35a)は一致する。このローラ35は、布状部材65を介して被施療者の脚DR(DL)の脹脛D1に接触可能となる。
[About the roller 35]
The
ローラ35は、円筒部40と、この円筒部40の外周に設けられている複数の凸部37とを有している。つまり、ローラ35は、その外周に、ローラ35の回転中心35aからの距離rが大きい第1外周部として凸部37と、この凸部37よりも前記距離rが小さい第2外周部とを有している。この第2外周部は、X方向から見て(図8参照)周方向で隣り合う一対の凸部37,37の間の部分であって円筒部40の円筒形状である外周面の一部である。本実施形態では、この第2外周部を平滑部38と呼んで説明する。図7では二点鎖線で囲まれた領域が平滑部38となる。
The
本実施形態では(図7参照)、円筒部40の外周に二つの第1凸部37aと、四つの第2凸部37bが設けられているが、これら数については変更自在である。二つの第1凸部37aは180°離れて設けられている。四つの第2凸部37bは、二つ一組で軸方向に並んで設けられており、各組が180°離れて設けられている。また、第1凸部37aの突出高さは高く、第2凸部37bの突出高さは第1凸部37aよりも低くなっている。そして、ローラ35の回転方向の位置(位相)に応じて、図8(A)に示すように凸部37が中心となって脹脛D1に接触する場合と、図8(B)に示すように平滑部38が中心となって脹脛D1に接触する場合とがある。
In the present embodiment (see FIG. 7), two first
そして、回転軸53を所定の回転角度について回転させることで、ローラ35を任意の回転位置とすることができる。このために、マッサージユニット10は、ローラ35の回転方向の位置を検出する検出部を有している。本実施形態では、ローラ35の周方向の一部(凸部37)に取り付けられている磁石36aを検知するセンサ36が、前記検出部として設けられている。センサ36がローラ35の磁石36aを検知することで、ローラ35の回転方向の位置を検出する。センサ36の検出信号は、制御ユニット7に入力され、制御ユニット7は、この検出信号に基づいて駆動ユニット50を制御(モータ55を回転制御)し、回転軸53及びローラ35、を所定の回転角度について回転させたり、所定の位置まで回転させた後に停止させたりすることができる。つまり、制御ユニット7は、駆動ユニット50(モータ55)を駆動させることで、ローラ35の回転を制御することができる。なお、本実施形態では、ローラ35と一体回転する回転軸53は、第1可動部材11及び第2可動部材12を動作させる駆動軸でもあるため、制御ユニット7は、これら可動部材11,12の動作も制御することができる。
And the
図19は、別の形態を有するローラ35の斜視図である。図20(A)(B)はこのローラ35をX方向から見た側面図である。前記の形態(図7参照)と同様、このローラ35も、回転軸53と一体回転可能であり、布状部材65を介して被施療者の脚DR(DL)の脹脛D1に接触可能となる。
FIG. 19 is a perspective view of a
図19及び図20に示すローラ35は、ほぼ円柱状である本体部35bと、複数の(図例では二つの)回転体35cとを有している。回転体35cは、本体部35bに、回転自在として取り付けられており、ローラ35の回転中心35aと、回転体35cの回転中心35dとは平行となっている。また、本実施形態の回転体35cは、円錐台形状を有しており、その約半分が本体部35bの一部から径方向外側に向かって露出している。そして、この回転体35cの内の本体部35bから露出する部分は、被施療者の脚DR(DL)の脹脛D1に(回転体35cが無い部分と比較して強く)接触することができる。
すなわち、このローラ35は、その外周に、ローラ35の回転中心35aからの距離rが大きい第1外周部として回転体35cと、この回転体35cよりも前記距離rが小さい第2外周部とを有している。第2外周部は、回転体35c,35cの間における本体部35cの外周面(平滑部38)となる。
The
That is, the
図8の場合と同様に、回転軸53を所定の回転角度について回転させることで、ローラ35を任意の回転位置とすることができ、ローラ35の回転方向の位置が、検出部によって検出される。この検出部の構成は、図8と同様にすることができ、また、制御ユニット7は、駆動ユニット50(モータ55)を駆動させることで、ローラ35の回転を制御することができる。
As in the case of FIG. 8, by rotating the
図19及び図20に示すローラ35の場合、回転体35cは円錐台形状を有することから、その中心線方向で直径が異なっている。つまり、回転体35cは、一方側に直径が大きい部分35eを有し、他方側に直径が小さい部分35fを有している。したがって、ローラ35が回転中心35a回りに回転すると、回転体35cは、周期的に被施療者の脚DR(DL)の脹脛D1に接触し、特に、一方の(第1)回転体35cの直径が大きい部分35eと、他方の(第2)回転体35cの直径が大きい部分35eとが、脹脛D1に交互に強く当たる構成となる。
In the case of the
〔本実施形態のフットレスト5が備えているマッサージユニット10について〕
以上、フットレスト5が備えている左右の各マッサージユニット10は、被施療者の脚DR(DL)の長手方向(Y方向)に直交する幅方向(X方向)の両側に設けられる第1可動部材11及び第2可動部材12と、被施療者の脚DR(DL)が当接可能となる当接面13とを有している。当接面13は、第1可動部材11と第2可動部材12との間に形成される空間S1のY方向及びX方向の直交方向(Z方向)の一方側に設けられている。そして、前記空間S1の前記直交方向(Z方向)の他方側が、脚DR(DL)の出し入れのために開口している。更に、各マッサージユニット10は、第1可動部材11に取り付けられ脚DR(DL)を押圧するマッサージ部材として第1エアセル31を備えており、この第1可動部材11をエアセル31と共に、Z方向に沿って開口側及び当接面13側へ往復移動させるマッサージ動作が行われる。
[About the
As described above, the left and
このマッサージ装置1によれば、第1可動部材11と第2可動部材12と当接面13とにより、被施療者の脚DR(DL)を収容する凹部が形成されている。そして、第1可動部材11を動作させることで、この凹部に収容した状態にあり当接面13により移動が制限される脚DR(DL)を当接面13側へ移動させるマッサージ動作、つまり、前記凹部の奥側へ引き込むようなマッサージ動作が可能となる。このようなマッサージにより、脚DR(DL)に与える体感を向上させることが可能となる。
According to the
なお、第1エアセル31が膨張することで、第1エアセル31は脚DR(DL)を押圧することとなるが、第1エアセル31から第1可動部材11へ、その反力が作用する。そこで、本実施形態では、第1支持壁41が、第1可動部材11の脚DR(DL)と反対側に設けられており、この第1支持壁41は、脚DR(DL)から第1エアセル31を介して第1可動部材11に生じる反力を受けるようにして、この第1可動部材11を支持する構成となっている。特に、本実施形態では、第1支持壁41は、ガイドローラ58aを介して反力を受ける構成となっている。
また、これと同様に、第2支持壁42が、第2可動部材12の脚DR(DL)と反対側に設けられており、この第2支持壁42は、脚DR(DL)から第2エアセル32を介して第2可動部材12に生じる反力を受けるようにして、この第2可動部材12を支持する構成となっている。
Note that although the
Similarly, the
これら支持壁41,42によれば、第1可動部材11に設けられているエアセル31が脚DR(DL)を押圧すると、その反力を第1可動部材11が受けるが、この第1可動部材11に作用する反力を第1支持壁41が受けることができる。また、第2可動部材12に設けられているエアセル32が脚DR(DL)を押圧すると、その反力を第2可動部材12が受けるが、この第2可動部材12に作用する反力を第2支持壁42が受けることができる。
According to these
また、これら支持壁41,42によれば、第1及び第2可動部材11,12それぞれをZ方向に往復移動させるための機構部、つまり、回転軸53に取り付けられている偏心カム51a,51b及び穴52a,52bに、前記反力が全て付与されないで済み、この機構部は円滑に動作可能となる。更に、この機構部は、前記反力を受けるだけの剛性が不要であり、構成の小型化・簡素化が図れる。
Further, according to the
なお、第1及び第2可動部材11,12をZ方向に往復移動させるための機構部は、他の構成であってもよい。例えば図10に示すように、駆動ユニット50は、前記機構部として、X方向に平行な中心線X1回りに回転軸53と一体回転する回転部材67と、この回転部材67と第1可動部材11とを結ぶリンク68とを有する構成であってもよい。リンク68は、直線状の部材からなり、当接面13に交差する方向(Z方向)に移動可能として支持されている第1可動部材11の一部と、回転部材67の周方向の一部とを連結している。この構成によれば、クランク機構が構成され、回転部材67が回転することで、第1可動部材11が、当接面13に交差する方向(Z方向)に沿って当接面13側及びその反対側へ往復移動する構成が得られる。なお、2可動部材12側についても、このように回転部材67とリンク68との構成であってもよい。
In addition, the mechanism part for reciprocating the 1st and 2nd
このように、各形態において、マッサージユニット10の駆動ユニット50は、布状部材65の裏面65b側に設けられている回転軸53、及び、この回転軸53の回転を第1可動部材11及び第2可動部材12のZ方向の往復動作に変換する変換部54を有している。図3及び図5に示す形態の場合、この変換部54は、偏心カム51a,51b及び穴52a,52bを備えて構成されている。図10に示す形態の場合、この変換部54は、回転部材67とリンク68とを備えて構成されている。
As described above, in each embodiment, the
また、本実施形態のフットレスト5には、被施療者の左脚DL用のマッサージユニット10と、右脚DR用のマッサージユニット10とが設けられており、左脚DL用のマッサージユニット10にマッサージ動作をさせるための駆動源(モータ)と、右脚DR用のマッサージユニット10にマッサージ動作をさせるための駆動源(モータ)とは、共通する駆動源(モータ55)からなる。これにより、二つのマッサージユニット10,10を含むマッサージ手段8の構成の簡素化及び小型化が図れる。
In addition, the
〔マッサージ動作について〕
以上の構成を有するマッサージ手段8(図2参照)によって行われるマッサージ動作について説明する。なお、以下に説明するマッサージ動作は、制御ユニット7が有するメモリ等の記憶装置に記憶されているコンピュータプログラムを、この制御ユニット7が有するマイコン(CPU)が実行することで行われる。そして、記憶装置には、複数種類のコンピュータプログラムが記憶されており、選択的に実行される。
[About massage operation]
The massage operation performed by the massage means 8 (refer FIG. 2) which has the above structure is demonstrated. The massaging operation described below is performed by the microcomputer (CPU) of the
先ず、第1及び第2可動部材11,12、並びに、エアセル31,32によるマッサージ動作について説明する。ここでは、図11に示すように、右脚DR側のマッサージユニット10によるマッサージ動作に関して説明する。なお、左脚DL側のマッサージユニット10によるマッサージ動作は、右脚DR側と同様であり、左右で同期して同じマッサージ動作が行われる。
First, the massaging operation by the first and second
マッサージユニット10は、第1可動部材11を第1エアセル31と共に、Z方向に沿って当接面13側及びその反対側である開口側へ往復移動させるマッサージ動作を行う。そして、第1可動部材11には第1エアセル31が取り付けられていることから、このマッサージ動作には、第1エアセル31が膨張した状態で、第1可動部材11をこの第1エアセル31と共に、Z方向に沿って当接面13側へ移動させる動作が含まれる。そして、前記のとおり、第1エアセル31は膨張することでX方向の成分の他に当接面13側へ向かう方向の成分(Z方向)を有して脚DLを押圧することができる。
The massaging
このマッサージ動作によれば、第1エアセル31を膨張させた状態とし、また、第1可動部材11が当接面13側へ移動することで、当接面13によって移動が制限される脚DRを、その当接面13側へ引き寄せるマッサージが可能となり、このマッサージにより、脚DRに与える体感を向上させることが可能となる。
According to this massaging operation, the
なお、本実施形態では、前記マッサージ動作において、第1可動部材11が当接面13と反対側である開口側へ移動する際、図12に示すように、第1エアセル31は膨張していない状態にある。そして、第1可動部材11が開口側へ移動した状態で、図13に示すように、第1エアセル31が膨張し、第1エアセル31が膨張したままの状態で、図14に示すように、第1可動部材11を第1エアセル31と共に、当接面13側へ移動させる。このマッサージ動作によれば、脚DRの内の当接面13と反対側の部分にエアセル31を押し当て、その状態から、この脚DRを当接面13側へ引き寄せるマッサージが可能となる。また、後にも説明するが、このように脚DRを当接面13側へ引き寄せることで、布状部材65の裏面65b側に設けられているローラ35(図8及び図20参照)に、この脚DRを押し当てることができ、マッサージ効果を更に高めることが可能となる。
In the embodiment, when the first
さらに、このマッサージユニット10が行うマッサージ動作では、第1可動部材11が当接面13側へ移動するのに併せて(図11の矢印A1)第2可動部材12は当接面13と反対側である開口側へ移動する(図11の矢印B1)。また、この動作の後で、第1可動部材11が開口側へ移動するのに併せて(図11の破線の矢印A2)第2可動部材12は当接面13側へ移動する(図11の破線の矢印B2)。
そして、第1可動部材11及び第2可動部材12は、このような当接面13側とその反対側との間を往復する動作を繰り返し行うことができる。なお、この繰り返し動作の間は、第1エアセル31及び第2エアセル32は、膨張したままの状態であってもよい。
このマッサージ動作により、脚DRの肉(筋肉)を、Y方向の仮想線Y1を中心として周方向に動かすような(揺するような)マッサージが可能となる。
Furthermore, in the massaging operation performed by the
And the 1st
By this massaging operation, it is possible to perform massaging (such as shaking) to move the meat (muscle) of the leg DR circumferentially around the virtual line Y1 in the Y direction.
また、本実施形態のマッサージユニット10では、第1可動部材11をZ方向に往復移動させるために、第1可動部材11は、前記のとおり(図3参照)、一部が偏心カム51aにより偏心回転するのに対して、他部がガイドピン59aによりZ方向に移動可能であるがY方向の移動は規制された状態にある。このため、偏心カム51aが回転すると、第1可動部材11は、Y方向(脚DLの長手方向)の成分も有して往復動作可能となる。
Further, in the
また、第2可動部材12を往復動作させるための構成も、第1可動部材11と同様に構成されていることから、第2可動部材12は、Y方向(脚DLの長手方向)の成分も有して往復動作可能となる。ただし、本実施形態では、第1可動部材11を動作させる偏心カム51aと、第2可動部材12を動作させる偏心カム51bとは、位相が180°異っているため(図9参照)、第1可動部材11がY方向の一方側の成分を有して移動する際、第2可動部材12はY方向の他方側の成分を有して移動することとなる。
Further, since the configuration for reciprocating the second
このように構成されたマッサージユニット10によれば、第1可動部材11の往復動作の主成分は、Z方向であるが、第1可動部材11は補助的に身体部位の長手方向であるY方向にも動き、また、第2可動部材12の往復動作の主成分は、Z方向であるが、第2可動部材12は補助的に身体部位の長手方向であるY方向(第1可動部材11と反対向き)にも動き、脚DRの肉(筋肉)を小さく回すように動かすことができる。
なお、可動部材11(12)の往復動作の主成分がZ方向であるとは、可動部材11(12)の一部に着目し、その一部が往復動作の往路方向に動く前の位置と動いた後の位置とを結んで得られるベクトルを、Z方向の成分とY方向の成分とに分解した場合に、前者が大きくなるように動くことを意味する。
According to the
The main component of the reciprocation of the movable member 11 (12) is in the Z direction, focusing on a part of the movable member 11 (12), and a position before the part moves in the forward movement direction of the reciprocation When the vector obtained by connecting the position after movement is decomposed into a component in the Z direction and a component in the Y direction, it means that the former moves so as to become larger.
以上のように、第1可動部材11がZ方向を主成分として往復動作するとともにY方向の成分も有して往復動作可能となり、この第1可動部材11の動作を、図15の上段に示している。また、図15の下段には、Z方向を主成分として往復動作するとともにY方向の成分も有して往復動作可能となる第2可動部材12の動作を示している。
図15(A)に示すように、第1可動部材11が開口側の前進位置に在る状態で、第2可動部材12は非開口側の後退位置に在る。そして、図15(B)に示すように、第1可動部材11が後退を始めると、第2可動部材12は前進を始め、さらに、第1可動部材11に取り付けられている第1エアセル31はY方向下向きの成分を有して後退し、第2可動部材12に取り付けられている第2エアセル32はY方向上向きの成分を有して前進する。さらに、図15(C)に示すように、第1可動部材11が非開口側の後退位置に在る状態で、第2可動部材12は開口側の前進位置に在る。そして、図15(D)に示すように、第1可動部材11が前進を始めると、第2可動部材12は後退を始め、さらに、第1可動部材11に取り付けられている第1エアセル31はY方向上向きの成分を有して前進し、第2可動部材12に取り付けられている第2エアセル32はY方向下向きの成分を有して後退する。
As described above, the first
As shown in FIG. 15A, in a state where the first
また、第1可動部材11によるZ方向の移動量と、第2可動部材12によるZ方向の移動量とは、同じであってもよいが、異なっていてもよく、また、第1可動部材11によるY方向の移動量と、第2可動部材12によるY方向の移動量とは、同じであってもよいが、異なっていてもよい。
In addition, the movement amount in the Z direction by the first
前記実施形態では、偏心カム51a,51bの位相が異なることで(図9参照)、第1可動部材11と第2可動部材12とがZ方向に交互に前進と後退とを繰り返す場合について説明した。
しかし、偏心カム51a,51bの位相が同じとなるようにして、第1可動部材11と第2可動部材12とが同期して前進と後退とを繰り返すようにしてもよい。この場合に行われるマッサージ動作は、第1可動部材11に取り付けられ膨張した状態にある第1エアセル31と、第2可動部材12に取り付けられ膨張した状態にある第2エアセル32とにより、脚DRをX方向に沿って挟んだ状態として、これら第1可動部材11及び第2可動部材12を当接面13側へ移動させればよい。このマッサージ動作の場合においても、エアセル31,32により脚DRを挟んだ状態として、第1可動部材11及び第2可動部材12を当接面13側へ移動させることにより、脚DRを当接面13側へ引き寄せるマッサージが可能となる。
In the embodiment described above, the case where the first
However, the first
なお、前記マッサージ動作の説明では、第1可動部材11と第2可動部材12との双方が移動する場合について説明したが、例えば第1可動部材11のみが移動する場合であってもよく、この場合であっても、脚DRを当接面13側へ引き寄せるマッサージが可能となる。
In the description of the massage operation, although the case where both the first
次に、ローラ35(図8及び図20参照)によるマッサージ動作を含めて説明する。本実施形態のマッサージユニット10によれば、前記のとおり、第1可動部材11及び第2可動部材12がZ方向に往復移動することで行われるマッサージ動作に併せて、脚DR(DL)の当接面13側をローラ35に押し当てて行うマッサージ動作が可能となる。このための構成について説明する。
Next, the massage operation by the roller 35 (see FIGS. 8 and 20) will be described. According to the
左右の各マッサージユニット10は、前記のとおり(図8(A)と(B)、図20(A)と(B)参照)、布状部材65の裏面65b側に設けられているローラ35を有している。ローラ35は、布状部材65を介して脚DR(DL)の脹脛D1に当接可能である。回転軸53は、第1可動部材11及び第2可動部材12を往復移動させるために回転するが(図11参照)、この回転軸53にローラ35が設けられていることから、ローラ35は、第1可動部材11及び第2可動部材12の往復移動に併せて回転することができる。つまり、第1可動部材11及び第2可動部材12を往復動作させるために回転軸53を回転させると、ローラ35を回転させることができ、これら第1可動部材11及び第2可動部材12によるマッサージ動作と共に、ローラ35によるマッサージ動作が可能となる。
As described above (see FIGS. 8A and 8B and FIGS. 20A and 20B), the left and
以上のように、マッサージユニット10は、被施療者の脚DR(DL)に外周が当接可能であるローラ35と、このローラ35をローラ35の中心線X1回りに回転させるモータ55(図4参照)を備える駆動ユニット50と、このローラ35の回転方向の位置を検出する検出部としてのセンサ36(図8参照)とを有している。センサ36は、ローラ35に取り付けられている磁石36aを検知することで、ローラ35の回転方向の位置を検出する。制御ユニット7は、モータ55によりローラ35と共に回転軸53を回転駆動させることで、ローラ35の回転を制御する機能を有しており、更に、センサ36の検出信号に基づいてモータ55を回転制御して、回転軸53及びローラ35を、連続的に正方向又は逆方向に回転させたり、所定の回転角度についてのみ回転させたり、所定の位置まで回転させた後に停止させたりすることができる。このように、制御ユニット7は、駆動ユニット50を駆動させることでローラ35の回転を制御する。
As described above, the
この制御の具体例について説明する。
前記のとおり、図8に示す形態の場合、ローラ35は、その外周に、ローラ35の回転中心35a(本実施形態では中心線X1)からの距離rが大きい凸部37と、この凸部37よりも前記距離rが小さい平滑部38とを有している。したがって、図8(A)に示すように、凸部37が脚DR(DL)に当接することで、この脚DR(DL)に強い刺激を与えることが可能となる。これに対して、図8(B)に示すように、平滑部38が脚DR(DL)に当接すると、脚DR(DL)への刺激は低減される。なお、図20に示す形態の場合、「凸部37」を「円錐台形状の回転体35c」と読みかえればよい。
A specific example of this control will be described.
As described above, in the case shown in FIG. 8, the
そこで、本実施形態では、制御ユニット7は、凸部37(回転体35c)が脚DR(DL)に対向するように、ローラ35の回転方向の位置を制御可能である。更に、この制御の他に、制御ユニット7は、平滑部38が脚DR(DL)に対向するように、ローラ35の回転方向の位置を制御可能である。そして、ローラ35のその位置が所定時間について保持される。この制御によれば、脚DR(DL)に強い刺激を与えることのできる凸部37を有しているにも関わらず、ローラ35の平滑部38が脚DR(DL)に対向するようにローラ35の回転方向の位置を制御することで、脚DR(DL)に対して、凸部37による刺激を与えにくい状態を得ることが可能となる。
So, in this embodiment,
このように平滑部38が脚DR(DL)に対向するようにローラ35の制御を行うタイミングは、各種のマッサージ動作の途中であってもよいが、各種のマッサージ動作の開始時点であってもよい。
つまり、ローラ35の平滑部38が脚DR(DL)に対向する位置が、ローラ35の原点位置であり、マッサージ動作の開始時点でローラ35を原点位置とする制御を行う。このために、各種マッサージ動作の開始前にセンサ36は、ローラ35の回転位置を検出し、制御ユニット7が、このセンサ36の検出結果に基づいて駆動ユニット50によりローラ35を所定の回転角度について回転させ、このローラ35を回転方向の原点位置に位置させる。
The timing at which the
That is, the position where the
この場合、各種マッサージ動作の開始前及び開始時点で、ローラ35を原点位置とすることができ、脚DR(DL)に対して凸部37による刺激を与えにくい状態を得ることが可能となる。そして、この状態から各種のマッサージ動作が開始される。
また、各種マッサージ動作の途中において、センサ36の検出信号を用いて前記と同様の制御を行うことでローラ35を原点位置とした場合、そのマッサージ動作の途中において、脚DR(DL)に対して凸部37による刺激を与えにくい状態を得ることが可能となる。
In this case, the
When the
ここで、ローラ35の回転動作(ローラ35によるマッサージ動作)を開始する前に、ローラ35の平滑部38を脚DR(DL)に対応する位置とするための制御の具体例について説明する。
本実施形態では、ローラ35において、回転中心35a回りに90°のピッチで凸部37の頂点が設けられており、また、その90°のピッチで平滑部38が設けられている。そこで、マッサージ動作の開始前、図8(A)に示すように、凸部37が脚DR(DL)に対向する位置にあっても、ローラ35を45°回転させることで、平滑部38が脚DR(DL)に対向する状態(図8(B)に示す状態)へと変化させる。
以上より、ローラ35を回転方向の原点位置に位置させるために、ローラ35の回転動作開始の前に、ローラ35を予備的に回転させてセンサ36によってローラ35の回転位置が検出されると、制御ユニット7は、平滑部38が脚DR(DL)に対向する位置までローラ35を駆動ユニット50により回転させる準備動作を行う。
Here, a specific example of control for setting the
In the present embodiment, in the
From the above, if the
そして、このように平滑部38が脚DR(DL)に対向する状態から、各種のマッサージ動作が開始される。このマッサージ動作の間、ローラ35の位置はセンサ36により検知され、第1及び第2のエアセル31,32の動作に併せて、ローラ35の凸部37及び平滑部38を所定のタイミングで脚DR(DL)に当接させる。つまり、制御ユニット7は、ローラ35の回転方向の位置とエアセル31,32の膨張のタイミングとを関連付けて、ローラ35の回転及びエアセル31の膨張動作を制御することができる。
以上、制御の具体例を図8に示す形態により説明したが、図20に示す形態のローラ35においても同様の制御が行われる。
And various massage operations are started from the state which the
As mentioned above, although the specific example of control was demonstrated by the form shown in FIG. 8, the same control is performed also in the
なお、フットレスト5(図1参照)における前記マッサージユニット10による脚DR(DL)への各種マッサージ動作は、フットレスト5を上昇させた位置で行ってもよく、降下させた位置で行ってもよい。
In the footrest 5 (see FIG. 1), various massage operations on the legs DR (DL) by the
以下、ローラ35の回転方向の位置と、エアセル31,32の膨張のタイミングとを関連付けて行うマッサージ動作の例について説明する。
Hereinafter, an example of a massaging operation performed by associating the position of the
〔動作の例1〕
前記のとおり(図13参照)エアセル31,32を膨張させることで、マッサージユニット10は、脚DR(DL)を掴むことができる。そして、脚DR(DL)を掴んだ状態で、つまり、エアセル31,32が膨張したままの状態で、第1可動部材11がZ方向に沿って当接面13側へ移動すると(図14参照)、脚DR(DL)を当接面13側へ移動させることができる。このように、エアセル31を膨張させて脚DR(DL)を掴むと共に、第1可動部材11を当接面13側に移動させることで、脚DR(DL)をローラ35に押し付けることができる。そして、第1可動部材11を当接面13側へ移動させるのに併せて、例えば、ローラ35を連続的に回転させれば、脚DR(DL)に対して凸部37と平滑部38とを交互に当接させることができ、強い刺激と弱い刺激とを交互に与えることができる。
[Operation Example 1]
By inflating the
〔動作の例2〕
また、エアセル31,32を膨張させて脚DR(DL)を掴んで保持し、ローラ35の凸部37を脚DR(DL)に対向する位置としてローラ35の回転を停止することで、脚DR(DL)に対してローラ35の凸部37を押し付け続けることができる。
エアセル31,32を膨張させて脚DR(DL)を掴んで保持するタイミングは、第1可動部材11が開口側に位置した状態であってもよいが、第1可動部材11が当接面13側へ位置している状態(図14参照)とするのが好ましい。このように、第1可動部材11を脚DR(DL)と共に当接面13側へ移動させた状態で、ローラ35の凸部37を、脚DR(DL)に対向させることで、この脚DR(DL)に対して強い刺激を与えることができる。
[Operation example 2]
Further, the
The timing at which the
〔動作の例3〕
マッサージユニット10による脚DR(DL)へのマッサージ動作は、フットレスト5を上昇させた位置で行ってもよく、降下させた位置で行ってもよい。そこで、フットレスト5を上昇位置又は降下位置に保持し、エアセル31,32を収縮させた状態でローラ35の凸部37を脚DR(DL)に対向させる第1状態と、エアセル31,32を膨張させた状態でローラ35の平滑部38を脚DR(DL)に対向させる第2状態と、を交互に切り替える動作を行う。この動作の例3によれば、被施療者に対して、ローラ35の凸部37を強く感じさせないようにすることが可能となる。
[Operation example 3]
The massaging operation on the leg DR (DL) by the massaging
〔動作の例4〕
動作の例4は、前記の動作の例3とは反対に、被施療者に対して、ローラ35の凸部37を強く感じさせるための動作である。つまり、フットレスト5を上昇位置又は降下位置に保持し、エアセル31,32を膨張させた状態でローラ35の凸部37を脚DR(DL)に対向させる第1状態と、エアセル31,32を収縮させた状態でローラ35の平滑部38を脚DR(DL)に対向させる第2状態と、を交互に切り替える動作を行う。
[Operation example 4]
The operation example 4 is an operation for making the user feel strongly the
以上の動作の各例によれば、エアセル31,32の動作により脚DR(DL)に与える影響を、ローラ35によるマッサージに付加することが可能となる。
また、前記の動作の例1〜4を図8に示す形態により説明したが、図20に示す形態のローラ35においても同様の動作が行われる。
According to each example of the above operation, it is possible to add the influence exerted on the leg DR (DL) by the operation of the
Further, although the examples 1 to 4 of the above operation have been described with reference to the form shown in FIG. 8, the same operation is performed also on the
〔エアセル31,32の強度について〕
本実施形態のマッサージ装置1は、第1及び第2エアセル31,32の脚DR(DL)への押し付け力(掴み力)、つまり、エアセル31,32の動作により脚DR(DL)に与える影響の程度を調整する機能を備えている。そのための構成について説明する。
前記のとおり、制御ユニット7は、エアセル31,32それぞれへの給気及び排気の制御を行う機能を有しており、これは、エアセル31,32それぞれと繋がるバルブの開閉を制御することで実現される。
[Strength of
The massaging
As described above, the
第1エアセル31への給気の時間を長くし、排気の時間を短くすると、第1エアセル31の内圧は高くなる傾向にある。第1エアセル31の内圧が高くなると、脚DR(DL)を当接面13側へ押す力も増大する。これに対して、第1エアセル31への給気の時間を短くし、排気の時間を長くすると、第1エアセル31の内圧は低くなる傾向にある。第1エアセル31の内圧が低くなると、脚DR(DL)を当接面13側へ押す力も減少する。
また、これと同様に、第2エアセル32への給気の時間を長くし、排気の時間を短くすると、第2エアセル32の内圧は高くなる傾向にある。第2エアセル32の内圧が高くなると、脚DR(DL)を押す力も増大する。これに対して、第2エアセル32への給気の時間を短くし、排気の時間を長くすると、第2エアセル32の内圧は低くなる傾向にある。第2エアセル32の内圧が低くなると、脚DR(DL)を押す力も減少する。
If the air supply time to the
Similarly, if the air supply time to the
そこで、制御ユニット7は、第1及び第2エアセル31,32それぞれに対して給気と排気とを繰り返す制御を行うと共に、ローラ35の回転位置に応じて、これら給気の時間及び排気の時間を変更する制御を行う機能を有している。このように第1及び第2エアセル31,32への給気と排気の時間制御を行うことで、エアセル31,32それぞれによる脚DR(DL)への押し付け力の強弱調整が可能となる。この結果、例えば、ローラ35の回転位置に応じて、エアセル31,32による脚DR(DL)への押し付け力を調整することができる。
Therefore, the
例えば、ローラ35の凸部37(図20の形態では回転体35c)が脚DR(DL)に対向している状態で、第1エアセル31への給気時間を長くすることで、第1エアセル31による脚DR(DL)への押し付け力が強まり、この結果、脚DR(DL)を当接面13に強く押し付けることが可能となり、凸部37による刺激を強調することが可能となる。
For example, in a state where the convex portion 37 (the
〔ローラ35の凸部37によるマッサージ動作について〕
前記のとおり(図7及び図8参照)、ローラ35の外周には凸部37が90°毎に設けられており、ローラ35を一方向に連続して一定速度で回転させることで、同じ時間間隔Δt1で凸部37の頂点が脚DR(DL)に当たる。この場合、一つの凸部37の頂点が脚DR(DL)に当接した後、周方向についてその隣りに位置する凸部37の頂点が脚DR(DL)に当たることで、凸部37の接触の時間間隔Δt1は一定となる。
[About the massaging operation by the
As described above (see FIGS. 7 and 8), the
このように一定の時間間隔Δt1で凸部37の頂点を脚DR(DL)に当接させる以外に、本実施形態では、この時間間隔Δt1よりも短い間隔Δt2で凸部37の頂点を脚DR(DL)に当接させることができる。そのための構成について説明する。
先ず、センサ36によりローラ35の位置を検出し、ローラ35の凸部37が脚DR(DL)に対向する状態(図8(A)の状態)とする。そして、このローラ35の凸部37の頂点が脚DR(DL)に対向する状態を中心として、制御ユニット7は、モータ55の正転と逆転とを繰り返し行う。つまり、一つの凸部37が周方向に沿って一方側と他方側とを往復移動することで、この一つの凸部37の頂点を間欠的に脚DR(DL)に当接させる。そして、この当接する時間間隔Δt2を、前記時間間隔Δt1よりも短くする。
As described above, in the present embodiment, the apex of the
First, the position of the
このように、制御ユニット7は、駆動ユニット50の動作、つまり、モータ55の正転と逆転とを切り替えることで、ローラ35を正転及び逆転させる制御が可能であり、そして、この制御ユニット7は、凸部37が脚DR(DL)に対向する位置を中心としてローラ35の正転及び逆転を繰り返し行う。このマッサージ動作によれば、凸部37を脚DR(DL)に短い時間間隔Δt2で接触させることが可能となる。
なお、ローラ35によるマッサージを、図8に示す形態により説明したが、このローラ35の凸部37の代わりに、図20に示す形態のローラ35の回転体35cであってもよく、この場合においても、同様のマッサージが行われる。
As described above, the
Although the massage by the
〔他のマッサージ動作について〕
図1に示すように、本実施形態のフットレスト5は、第1保持部81と、第2保持部82とを有している。第1保持部81は被施療者の主に脹脛を支持するのに対して、第2保持部82は被施療者の足(つまり、足首から足先までの部分)を支持する。そして、前記のとおり説明した左右のマッサージユニット10,10を備えているマッサージ手段8は、第1保持部81に設けられている。
[About other massage operation]
As shown in FIG. 1, the
そして、第2保持部82は、図16に示すように、被施療者の左右の足D3をそれぞれ収容する凹部82L,82Rを有しており、これら凹部82L,82Rそれぞれには、足D3を固定するための固定部材が設けられている。本実施形態では、この固定部材は足用のエアセル83,84である(図17参照)。なお、図16は、フットレスト5を正面から見た概略図である。図17は、フットレスト5を側方から見た概略図である。
And the 2nd holding |
つまり、第2保持部82は、被施療者の足裏D4が当接可能となる当接部材82aを有しており、足用の第1のエアセル83は、膨張することで足D3の甲を当接部材82aに向かって押す構成である。このエアセル83が膨張することで足D3を第2保持部82に固定することができる。
足用の第2エアセル84は、膨張することで足D3の踵部を左右両側から挟む構成であり、この足用の第2エアセル84が膨張することで、足D3を第2保持部82に固定することができる。
なお、足用のこれらエアセル83,84の膨張と収縮の動作の切り換え、つまり、第2保持部82における足D3の固定と解除との切り換えは、前記エアセル31,32と同様にバルブの開閉により行われ、制御ユニット7がこの切り換えを行う。
前記固定部材は、足用の第1のエアセル83と足用の第2のエアセル84とのうちの一方であってもよい。
That is, the second holding
The
The switching of the expansion and contraction operation of the
The fixing member may be one of a
このように、第2保持部82は、被施療者の足D3を固定する固定部材としてエアセル83,84を備えており、また、第1保持部81は、被施療者の脚DR(DL)のうちの脹脛D1に接触可能であるローラ35を備えている。なお、このローラ35は、図7と図19とのいずれのものであってもよい。
そこで、エアセル83,84によって足D3が固定されている被施療者の脹脛D1にローラ35が接触している状態で、制御ユニット7は、モータ55の回転方向を制御して、ローラ35を回転させる。そして、このローラ35の回転方向は、ローラ35が脹脛D1を太腿D2側へ持ち上げる方向(図17の矢印Ra方向)である。このマッサージ動作によれば、脹脛D1の筋肉を伸ばすように引っ張るマッサージが可能となる。
Thus, the
Therefore, the
更に、本実施形態では(図18参照)、第2保持部82に、被施療者の足裏D4(足裏D4の中央部)に接触可能である第2のローラ39が設けられている。このローラ39は、図外のモータによって正逆回転可能であり、この回転の制御は制御ユニット7によって行われる。
そして、前記のとおり、第1保持部81には、被施療者の脹脛D1に接触可能である第1のローラ35が設けられており、制御ユニット7によって、その正逆回転が制御される。第1のローラ35の回転中心線と、第2のローラ39の回転中心線とは平行である。
Furthermore, in the present embodiment (see FIG. 18), the second holding
Further, as described above, the first holding
そこで、制御ユニット7は、脹脛D1に接触可能である第1のローラ35と、足裏D4に接触可能である第2のローラ39とを同じ回転方向に回転させる。
例えば、脹脛D1を太腿D2側へ押し上げる方向(矢印R1方向:図18では、時計回り方向)に第1のローラ35を回転させる場合、第2のローラ39を、足裏D4の中央部を踵側へ押す方向(矢印R2方向:図18では、時計回り方向)に回転させる。この場合、これらローラ35,39により、求心のマッサージが可能となる。
Therefore, the
For example, when rotating the
また、反対に、脹脛D1を足D3側へ押し下げる方向(矢印R3方向:図18では、反時計回り方向)に第1のローラ35を回転させる場合、第2のローラ39を、足裏D4の中央部を足先側へ押す方向(矢印R4方向:図18では、反時計回り方向)に回転させる。この場合、これらローラ35,39により、遠心のマッサージが可能となる。
On the other hand, when the
以上のように、ローラ35を被施療者の脚DR(DL)に当接されて行うマッサージ動作が可能となる。
As described above, it is possible to perform a massaging operation by bringing the
〔他の形態を有するマッサージ装置1について〕
図1及び図16に示すマッサージ装置1では、フットレスト5(第1保持部81)に二つのマッサージユニット10,10が設けられており、これらマッサージユニット10,10が被施療者の脚のマッサージを行うことが可能となる。
これに対して、他の形態を有するマッサージ装置1として、前記マッサージユニット10を肘掛け部4(図1参照)に設けてもよい。この場合、図2に示すマッサージ手段8が備えている一対のマッサージユニット10,10のうちの一方のみが肘掛け部4に設けられる。
[About the
In the
On the other hand, you may provide the said
このマッサージ装置1によれば、マッサージユニット10によって座部2に着座する被施療者の腕をマサージすることが可能となる。なお、この場合、開口が上向きとなるようにしてマッサージユニット10を肘掛け部4に設けてもよいが、図1に示すように、開口が左右方向の内側向きとなるようにしてマッサージユニット10を肘掛け部4に設けてもよい。開口が上向きとなる場合、前記実施形態で説明したX方向は、横幅方向となる。これに対して、開口が左右方向の内側向きとなる場合、前記実施形態で説明したX方向は、縦幅方向となる。
According to the
また、肘掛け部4には、座部2に着座する被施療者が操作する押し釦を含む操作部9が設けられている。図1に示す椅子型のマッサージ装置1では、被施療者の左右の腕の一方を施療している場合、他方の腕の施療は行っていない。そこで、一方の腕を施療していても、他方の腕で、操作部9を操作することができる。操作部9には、マッサージの強弱を選択する押し釦が設けられている。この押し釦を選択して押すことで、フットレスト5のマッサージユニット10が備えている前記エアセル31,32(及びエアセル83,84)による身体部位への押圧力の強弱を調整することができる。また、図1に示すマッサージ装置1では、背もたれ部3や肘掛け部4にもエアセルが設けられており、これらエアセルによる押圧力の強弱についても、この操作部9により調整することが可能となる。
Further, the
また、本発明のマッサージ装置1は、図示する形態に限らず本発明の範囲内において他の形態のものであってもよい。
Moreover, the
1:マッサージ装置 2:座部 3:背もたれ部
4:肘掛け部 5:フットレスト 7:制御ユニット
10:マッサージユニット 11:第1可動部材
12:第2可動部材 13:当接面
31:第1エアセル(第1マッサージ部材)
32:第2エアセル(第2マッサージ部材)
35:ローラ 35a:回転中心 35c:回転体(第1外周部)
36:センサ(検出部) 36a:磁石 37:凸部(第1外周部)
38:平滑部(第2外周部) 39:第2のローラ 41:第1支持壁
50:駆動ユニット 50a:ケース 50d:本体部
51a,51b:偏心カム 52a,52b:穴
53:回転軸 54:変換部
55:モータ 56:減速機 57:軸受
58a,58b:ガイドローラ 59a,59b:ガイドピン
60:収容部 65:布状部材
65a:表面 65b:裏面 67:回転部材
68:リンク 83,84:エアセル(固定部材)
D:脚(身体部位) D1:脹脛 D2:太腿
D3:足 D4:足裏 r:距離
X1:中心線 S1:空間
1: Massage device 2: Seat 3: Backrest 4: Armrest 5: Footrest 7: Control unit 10: Massage unit 11: First movable member 12: Second movable member 13: Contact surface 31: First air cell ( First massage member)
32: Second air cell (second massaging member)
35:
36: Sensor (detection unit) 36a: Magnet 37: Convex part (first outer peripheral part)
38: smooth portion (second outer peripheral portion) 39: second roller 41: first support wall 50:
D: Leg (body part) D1: Calf D2: Thigh D3: Foot D4: Sole r: Distance X1: Centerline S1: Space
マッサージ装置は、被施療者の身体部位に沿って移動可能として設けられている可動部材と、前記可動部材に取り付けられ前記身体部位を押圧するマッサージ部と、前記可動部材の前記身体部位と反対側に設けられ当該身体部位から当該可動部材に生じる力を受けるようにして当該可動部材を移動可能に支持する支持壁と、を有するマッサージユニットを備え、前記マッサージユニットは、前記可動部材を前記マッサージ部と共に移動させるマッサージ動作を行う。
The massage apparatus includes a movable member movable along a body part of the user, a massage unit attached to the movable member and pressing the body part, and a side of the movable member opposite to the body part And a support wall for movably supporting the movable member so as to receive a force generated from the body part to the movable member, and the massage unit includes the massage unit, Doing massaging operation to move together.
本発明のマッサージ装置によれば、可動部材に設けられているマッサージ部材が身体部位を押圧すると、その反力を可動部材が受けるが、この可動部材に作用する反力を支持壁が受けることができる。 According to the massage apparatus of the present invention, when the massaging member provided on the movable member presses the body part, the reaction force is received by the movable member, and the support wall is received by the reaction force acting on the movable member it can.
Claims (23)
前記当接面に交差する方向に移動可能として設けられている可動部材と、
前記可動部材に取り付けられ前記身体部位を押圧するマッサージ部材と、
を有するマッサージユニットを備え、
前記マッサージユニットは、前記可動部材を前記マッサージ部材と共に、前記当接面に交差する方向に沿って当該当接面側及びその反対側へ往復移動させるマッサージ動作を行うことを特徴とするマッサージ装置。 An abutment surface provided on one side in a direction orthogonal to the longitudinal direction of the body part of the person to be treated, and capable of abutting the body part;
A movable member provided so as to be movable in a direction intersecting the contact surface;
A massaging member attached to the movable member for pressing the body part;
Equipped with a massage unit,
The massage unit is characterized in that the massage unit performs a massaging operation to reciprocate the movable member together with the massaging member along the direction crossing the contact surface to the contact surface and the opposite side.
前記駆動ユニットは、前記身体部位の長手方向及び前記往復移動の方向に直交する幅方向に平行な中心線回りに回転する偏心カムを有し、
前記当接面に交差する方向に移動可能として設けられている前記可動部材に、前記偏心カムに外嵌する穴が形成されている請求項1又は2に記載のマッサージ装置。 The massage unit further includes a drive unit for reciprocating the movable member.
The drive unit has an eccentric cam that rotates around a center line parallel to a longitudinal direction of the body part and a width direction orthogonal to the direction of the reciprocating movement.
The massage device according to claim 1 or 2, wherein a hole externally fitted to the eccentric cam is formed in the movable member provided to be movable in the direction crossing the contact surface.
前記駆動ユニットは、前記身体部位の長手方向及び前記往復移動の方向に直交する幅方向に平行な中心線回りに回転する回転部材と、
前記当接面に交差する方向に移動可能として支持されている前記可動部材の一部と、前記回転部材の周方向の一部とを連結しているリンクと、
を有している請求項1又は2に記載のマッサージ装置。 The massage unit further includes a drive unit for reciprocating the movable member.
The drive unit is a rotating member that rotates around a center line parallel to a longitudinal direction of the body part and a width direction orthogonal to the direction of the reciprocating movement;
A link connecting a part of the movable member supported so as to be movable in a direction crossing the contact surface, and a part of the rotating member in the circumferential direction;
The massage apparatus of Claim 1 or 2 which has these.
前記可動部材を第1可動部材として備えている他に、前記身体部位を挟んで当該第1可動部材の反対側に設けられ前記当接面に交差する方向に移動可能となる第2可動部材と、
前記第2可動部材に取り付けられ前記身体部位を押圧するマッサージ部材と、
を更に有し、
前記マッサージユニットは、前記第2可動部材を前記マッサージ部材と共に、前記当接面に交差する方向に沿って当該当接面側及びその反対側へ往復移動させるマッサージ動作を行い、
前記第1可動部材が前記当接面側へ移動するのに併せて前記第2可動部材は当該当接面と反対側へ移動し、前記第1可動部材が前記反対側へ移動するのに併せて前記第2可動部材は前記当接面側へ移動する請求項1〜4のいずれか一項に記載のマッサージ装置。 The massage unit is
In addition to the movable member being provided as a first movable member, a second movable member which is provided on the opposite side of the first movable member across the body part and is movable in a direction intersecting the contact surface. ,
A massaging member attached to the second movable member to press the body part;
And have
The massaging unit performs a massaging operation to reciprocate the second movable member with the massaging member along the direction intersecting the abutment surface to the abutment surface side and the opposite side.
As the first movable member moves to the contact surface side, the second movable member moves to the opposite side to the contact surface, and the first movable member moves to the opposite surface. The massage device according to any one of claims 1 to 4, wherein the second movable member moves to the contact surface side.
前記マッサージ動作は、前記エアセルが膨張した状態で、前記可動部材を当該エアセルと共に、前記当接面に交差する方向に沿って当該当接面側へ移動させる動作を含む請求項1〜4のいずれか一項に記載のマッサージ装置。 The massaging member attached to the movable member is an air cell that expands when air is supplied, and has a component in a direction toward the contact surface side to press the body part.
The massage operation includes an operation of moving the movable member together with the air cell to the contact surface side along a direction intersecting the contact surface in a state where the air cell is expanded. A massage device according to any one of the preceding claims.
前記可動部材を第1可動部材として備えている他に、前記身体部位を挟んで当該第1可動部材の反対側に設けられ前記当接面に交差する方向に移動可能となる第2可動部材と、
前記第2可動部材に取り付けられ前記身体部位を押圧するマッサージ部材と、
を更に有し、
前記マッサージ動作は、前記第1可動部材に取り付けられている前記マッサージ部材と、前記第2可動部材に取り付けられている前記マッサージ部材とにより、前記身体部位を挟んだ状態として、当該第1可動部材及び当該第2可動部材の少なくとも一方を前記当接面側へ移動させる動作を含む請求項1〜4に記載のマッサージ装置。 The massage unit is
In addition to the movable member being provided as a first movable member, a second movable member which is provided on the opposite side of the first movable member across the body part and is movable in a direction intersecting the contact surface. ,
A massaging member attached to the second movable member to press the body part;
And have
In the massaging operation, the first movable member is in a state in which the body part is sandwiched by the massaging member attached to the first movable member and the massaging member attached to the second movable member. The massage device according to any one of claims 1 to 4, further comprising an operation of moving at least one of the second movable members to the contact surface side.
前記マッサージユニットは、更に、
前記可動部材に取り付けられ前記身体部位を押圧するマッサージ部材と、
前記可動部材の前記身体部位と反対側に設けられ当該身体部位から当該可動部材に生じる力を受けるようにして当該可動部材を支持する支持壁と、
を備えていることを特徴とするマッサージ装置。 A massage unit having a storage unit for storing the body part of the user, the movable unit provided as a part of the inner wall of the storage unit and movable in a direction along the wall of the inner wall;
The massage unit further includes
A massaging member attached to the movable member for pressing the body part;
A support wall provided on the opposite side to the body part of the movable member and supporting the movable member so as to receive a force generated from the body part to the movable member;
A massage device characterized by comprising.
前記マッサージユニットは、更に、前記布状部材の裏面側に設けられ当該布状部材を介して前記身体部位に当接可能であると共に前記可動部材の前記往復移動に併せて回転するローラを有している請求項1〜10のいずれか一項に記載のマッサージ装置。 The contact surface comprises the surface of a flexible cloth-like member,
The massage unit further includes a roller provided on the back side of the cloth-like member, capable of being in contact with the body part via the cloth-like member, and rotating along with the reciprocating movement of the movable member. The massage apparatus as described in any one of Claims 1-10.
前記回転軸に前記ローラが設けられている請求項11に記載のマッサージ装置。 The massage unit includes a drive unit having a rotary shaft provided on the back side of the cloth-like member and a conversion unit configured to convert rotation of the rotary shaft into the reciprocating motion of the movable member.
The massage device according to claim 11, wherein the roller is provided on the rotating shaft.
前記駆動ユニットを駆動させることで前記ローラの回転を制御する制御ユニットと、
を備え、
前記ローラは、その外周に、当該ローラの回転中心からの距離が大きい第1外周部と、
前記第1外周部よりも前記距離が小さい第2外周部とを有し、
前記制御ユニットは、前記第2外周部が前記身体部位に対向するように前記ローラの回転方向の位置を制御可能であることを特徴とするマッサージ装置。 A roller having an outer periphery that can be in contact with the body part of the user, a drive unit that rotates the roller, and a massage unit having a detection unit that detects the rotational position of the roller;
A control unit that controls the rotation of the roller by driving the drive unit;
Equipped with
The roller has, at its outer periphery, a first outer peripheral portion having a large distance from the rotation center of the roller;
And a second outer peripheral portion having a smaller distance than the first outer peripheral portion,
A massage apparatus characterized in that the control unit can control the position of the roller in the rotational direction so that the second outer peripheral portion faces the body part.
前記ローラが前記原点位置にある状態では、前記第2外周部が前記身体部位に対向する位置となる請求項13に記載のマッサージ装置。 The control unit can control to position the roller at an origin position in a rotational direction by rotating the roller by the drive unit based on the detection result of the detection unit.
The massage device according to claim 13, wherein the second outer peripheral portion faces the body part when the roller is at the home position.
前記収容部の内壁の一部に設けられ膨張することで前記身体部位を押圧可能であるエアセルと、を更に備え、
前記制御ユニットは、前記ローラの回転方向の位置と前記エアセルの膨張のタイミングとを関連付けて、当該ローラの回転及び当該エアセルの膨張動作を制御する
請求項13〜15のいずれか一項に記載のマッサージ装置。 An accommodating portion for accommodating the body part;
And an air cell provided on a part of the inner wall of the housing and capable of pressing the body part by expansion.
The control unit according to any one of claims 13 to 15, wherein the control unit controls the rotation of the roller and the expansion operation of the air cell by associating the position in the rotational direction of the roller with the expansion timing of the air cell. Massage device.
請求項16に記載のマッサージ装置。 The control unit has a function of controlling air supply and discharge to the air cell, performs control to repeat the air supply and the air discharge, and according to the rotational position of the roller, the time and time of the air supply. The massage device according to claim 16, wherein control for changing the time of the exhaust is performed.
前記制御ユニットは、前記第1外周部が身体部位に対向する位置を中心として前記ローラの正転及び逆転を繰り返し行う
請求項13〜17のいずれか一項に記載のマッサージ装置。 The control unit can control to rotate the roller forward and backward by switching the operation of the drive unit.
The massage device according to any one of claims 13 to 17, wherein the control unit repeatedly performs normal rotation and reverse rotation of the roller centering on a position where the first outer peripheral portion faces the body part.
更に、被施療者の足を固定する固定部材を備え、
前記固定部材によって足が固定されている被施療者の脹脛に前記ローラが接触している状態で、当該ローラは、当該脹脛を太 側へ持ち上げる方向に回転する
請求項13〜18のいずれか一項に記載のマッサージ装置。 The roller is capable of contacting the calf of the subject,
And a fixing member for fixing a user's foot,
The roller according to any one of claims 13 to 18, wherein the roller rotates in a direction of lifting the calf in a state in which the roller is in contact with the calf of the user whose foot is fixed by the fixing member. The massage device as described in a paragraph.
更に、被施療者の足裏に接触可能である第2のローラを備え、
前記制御ユニットは、前記脹脛に接触可能である第1の前記ローラと、前記第2のローラとを同じ回転方向に回転させる
請求項13〜19のいずれか一項に記載のマッサージ装置。 The roller is capable of contacting the calf of the subject,
And a second roller capable of contacting the sole of the user.
The massage device according to any one of claims 13 to 19, wherein the control unit rotates the first roller capable of contacting the calf and the second roller in the same rotation direction.
左右の前記マッサージユニットそれぞれは、請求項1〜20のいずれか一項に記載のマッサージ装置が備えているマッサージユニットであることを特徴とするマッサージ装置。 A seat on which the user sits down, a backrest on which the subject rests, and left and right massage units that support both the left and right legs of the subject sitting on the seat and massage the left and right legs A chair-type massage device provided with a footrest provided with
A massage apparatus characterized in that each of the left and right massage units is a massage unit provided in the massage device according to any one of claims 1 to 20.
前記マッサージユニットは、請求項1〜20のいずれか一項に記載のマッサージ装置が備えているマッサージユニットであることを特徴とするマッサージ装置。 An armrest provided with a seat on which the user sits, a backrest on which the subject rests, and a massage unit for supporting the arm of the subject sitting on the seat and massaging the arm Chair-type massage device equipped with
A massage device characterized in that the massage unit is a massage unit provided in the massage device according to any one of claims 1 to 20.
左脚用の前記マッサージユニットにマッサージ動作をさせるための駆動源と、右脚用の前記マッサージユニットにマッサージ動作をさせるための駆動源とは、共通する駆動源からなる請求項21に記載のマッサージ装置。 The footrest is provided with the massage unit for the left leg of the user and the massage unit for the right leg.
22. The massage according to claim 21, wherein a drive source for causing the massage unit for the left leg to perform a massage operation and a drive source for causing the massage unit for the right leg to perform a massage operation are common drive sources. apparatus.
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