JP2019107231A - 弾球遊技機 - Google Patents

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功二 浅沼
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Abstract

【課題】リミッタ機能が設けられた弾球遊技機の遊技の興趣を高める。【解決手段】パチンコ機には、リミッタ機能が設けられており、リミッタカウンタがリミッタ回数に達している場合には、大当り遊技の終了後には、当り図柄に関わらず遊技状態が低確率時短状態に設定される。また、通常大当り又はリミッタの作動により、大当り遊技の終了後に遊技状態が低確率状態に設定されると、その直前のリミッタカウンタの値に基づき演出モードが設定される。具体的には、リミッタカウンタがリミッタ回数に達している場合には、チャレンジモードに移行し、そうでない場合には、リベンジモード白〜緑のいずれかに移行する。【選択図】図17

Description

本発明は、弾球遊技機に関する。
大当りの確率が上昇する高確率状態に移行する大当りの連続発生回数を制限するリミッタ機能が知られている。特許文献1の遊技機では、高確率状態に移行する大当りが9回連続した場合、リミッタ機能が作動し、次に発生する大当りは、必ず高確率状態に移行しない大当りとなる。
特開平10−15177号公報
しかしながら、高確率状態に移行する大当りが連続して発生し、遊技者が気分良く遊技を行っている時にリミッタ機能が作動してしまうと、遊技者の気分を害し、遊技の興趣を損なう恐れがある。
本願発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、リミッタ機能が設けられた弾球遊技機の遊技の興趣を高めることを目的とする。
上記課題に鑑みてなされた請求項1に係る発明は、遊技状態として高確率状態と低確率状態とを有し、高確率状態である場合には、低確率状態である場合に比べ、当否判定で当る確率が高くなる弾球遊技機に関するものである。弾球遊技機は、始動口への入球に起因して当否判定を行う当否判定手段と、当否判定の結果に関する演出を行う演出手段と、当否判定で当ると、大入賞口を開放させる大当り遊技を行う大当り遊技手段と、大当り遊技が終了すると、遊技状態を高確率状態又は低確率状態に設定する設定手段と、設定手段が遊技状態を高確率状態に設定すると、遊技状態が高確率状態に設定される当否判定の当りが連続的に発生した回数をカウントするためのリミッタカウンタを更新し、設定手段が遊技状態を低確率状態に設定すると、リミッタカウンタを初期化するカウント手段と、を備える。
そして、設定手段は、リミッタカウンタがリミッタ回数に達している場合には、大当り遊技が終了すると、遊技状態を低確率状態に設定し、演出手段は、遊技状態が設定手段により低確率状態に設定されると、その直前のリミッタカウンタの値に基づく態様で前記演出を行う。
このような構成によれば、大当り遊技後に低確率状態に移行し、高確率状態の継続期間が終了するという場合に、該継続期間に発生した確変大当りの回数(以後、確変回数)に応じて演出が変化する。なお、確変大当りとは、高確率状態に移行する当りを意味する。このため、例えば、確変回数が多い場合や、リミッタ機能が作動するまで確変大当りが連続的に発生した場合等には、特別な演出を行って遊技者に特典を与えることができる。これにより、確変回数が多い状態で高確率状態が終了する場合や、リミッタ機能により強制的に高確率状態が終了される場合に、遊技者に特典を与え、遊技者を喜ばせることが可能となる。
また、リミッタ機能は、確変回数を制限し、遊技者に付与される賞球を抑制する機能であるため、遊技者に嫌われる場合があった。しかし、上記構成によれば、リミッタ機能の作動に応じて、遊技者に対し賞球以外の特典を付与することが可能となる。これにより、遊技者に対し、リミッタ機能を作動させる目的を与えることができる。
したがって、リミッタ機能が設けられた弾球遊技機の遊技の興趣を高めることが可能となる。
なお、請求項2に記載されているように、低確率状態として、通常状態と、通常状態よりも当否判定が実行される頻度が増加する低確率時短状態とが設けられていても良い。また、高確率状態として、通常状態よりも当否判定が実行される頻度が増加する高確率時短状態が設けられていても良い。そして、設定手段は、大当り遊技が終了すると、遊技状態を、低確率時短状態、又は、高確率時短状態に設定し、予め定められた条件が充足されると、遊技状態を通常状態に設定しても良い。また、通常状態よりも当否判定が実行される頻度が増加している状態が継続している期間を、トライアル期間としても良い。そして、演出手段は、設定手段が遊技状態を通常状態に設定することで、トライアル期間が終了すると、該トライアル期間において設定手段が遊技状態を高確率時短状態に設定した回数と、設定手段が遊技状態を低確率時短状態に設定した回数とのうちの少なくとも一方を報知する終了演出を行っても良い。
このような構成によれば、トライアル期間の開始後、通常状態よりも当否判定が実行される頻度が増加している状態(以後、時短状態)が維持されれば、トライアル期間が継続される。このため、高確率時短状態となる当りが生じた場合だけでなく、低確率時短状態となる当りが生じた場合にもトライアル期間が継続する。また、低確率時短状態中、当否判定での当り(換言すれば、引き戻し)が生じれば、トライアル期間がさらに継続する可能性がある。
そして、トライアル期間の終了時に、当該トライアル期間に生じた高確率時短状態に移行する当りの回数や、引き戻しの回数が報知される。このため、遊技者は、トライアル期間における遊技の成果を把握することができ、遊技者に達成感を与えることができる。
本発明を適用した弾球遊技機の正面図である。 前記弾球遊技機の遊技盤の正面図である。 前記弾球遊技機の背面図である。 前記弾球遊技機の電気ブロック図である。 前記弾球遊技機の当り図柄の説明図である。 前記弾球遊技機の遊技仕様を示す説明図である。 前記弾球遊技機の主制御装置で実行されるメインルーチンの制御内容を示すフローチャートである。 前記主制御装置で実行される特図当否判定処理の制御内容を示す第1のフローチャートである。 前記特図当否判定処理の制御内容を示す第2のフローチャートである。 前記特図当否判定処理の制御内容を示す第3のフローチャートである。 前記特図当否判定処理の制御内容を示す第4のフローチャートである。 前記特図当否判定処理の制御内容を示す第5のフローチャートである。 前記主制御装置で実行される特別遊技処理の制御内容を示す第1のフローチャートである。 前記特別遊技処理の制御内容を示す第2のフローチャートである。 前記特別遊技処理の制御内容を示す第3のフローチャートである。 前記特別遊技処理の制御内容を示す第4のフローチャートである。 リベンジモード(白,青,緑)とチャレンジモードとにおける演出画面の一例を示す説明図である。 トライアルモードにおける演出画面の一例を示す説明図である。 大当り遊技終了後演出処理のフローチャートである。 リミットカウンタ更新処理のフローチャートである。 時短終了時処理のフローチャートである。 リベンジモード処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
[構成の説明]
本発明を適用した弾球遊技機たるパチンコ機1を説明する。図1に示すように、パチンコ機1は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠10にて構成の各部を保持する構造としてある。外枠10には、左側の上下の位置に設けたヒンジ101を介して、板ガラス110が嵌め込まれた前枠(ガラス枠)11及び図略の内枠が開閉可能に設けてある。尚、これら前枠11及び前記内枠はシリンダ錠18により外枠10に閉鎖ロックされ、シリンダ錠18に所定の鍵を挿入し、鍵を時計回りに操作して前記内枠を開放するようになし、反時計まわりの操作により前枠11を開放する。
前枠11の板ガラス110の奥には前記内枠に保持された遊技盤2(図2)が設けてある。
前枠11の上部の左右両側位置にはそれぞれスピーカ112が設置してあり、これらにより遊技音が出力され、遊技の趣向を向上させる。また前枠11には遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ113のほか、遊技の異常を報知するLED類が設けてある。
前枠11の下半部には上皿12と下皿13とが一体に形成してある。下皿13の右側には発射ハンドル14が設けてあり、該発射ハンドル14を時計回りに操作することにより発射装置が作動して、上皿12から供給された遊技球が遊技盤2に向けて発射される。また上皿12には賞球が払い出される。
下皿13は上皿12から溢れた賞球を受ける構成で、球抜きレバーの操作により下皿13に溜まった遊技球を遊技店に備えられた別箱(ドル箱)に移すことができる。
本パチンコ機1は所謂CR機であって、プリペイドカードの読み書きを行うプリペイドカードユニット(CRユニット)60が隣接してある。パチンコ機1には上皿12の右側に貸出ボタン171、精算ボタン172及び精算表示装置173が設けてある。また上皿12の中央位置には遊技者が操作可能な遊技ボタン15と、その外周を囲むようにジョグダイヤル16が設置されている。
図2に示すように、遊技盤2には外レール201と内レール202とによって囲まれた略円形の遊技領域20が形成されている。遊技領域20には図示しない多数の遊技釘が植設されている。
遊技領域20の中央部にはセンターケース200が装着されている。センターケース200は中央に演出図柄表示装置21(全体の図示は省略)のLCDパネルが配設されている。またセンターケース200には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージなどが設けられている。
遊技領域20のセンターケース200の中央直下位置には、入賞口である第1特図始動口22が設けられている。第1特図始動口22への入球に起因して、第1特別図柄(以下、単に第1特図という)の抽選が実行される。またセンターケース200右横位置には、遊技球が通過可能であり、通過を起因に普図の抽選が実行される作動ゲート23が設けられている。
更に第1特図始動口22の右斜め下方位置には、開閉可能な開閉板からなる普通電動役物24(以下、単に普電役物という)と、普電役物24の開放時に入球が可能で、入球を起因に第2特別図柄(以下、単に第2特図という)の抽選を実行する第2特図始動口25が設けてある。なお、以後、第1及び第2特図をまとめて特図とも記載する。また、普電役物24は、普図の抽選で当りとなると所定時間開放する構成である。また、第2特図始動口25は、必ずしも普電役物24の開放時にのみ入球が可能な構成に限らず、普電役物24の閉鎖時には入球が極めて困難な構成でもよい。
更にまた作動ゲート23の直下位置には特別電動役物(特電役物)たる開閉板にて開閉可能に設けられ、特図の抽選で大当りとなった際に行われる大当り遊技にて開放される大入賞口26が設置されている。
センターケース200の左側斜め下方位置で、第1特図始動口22及び大入賞口26の左横位置には複数(4つ)の普通入賞口27が配されている。また、大入賞口26の直下の盤面最下部にはアウト口203が設けられている。
遊技盤2の右下端部には、レール201の外部に、第1特図表示装置28a、及び、第2特図表示装置28bが設けられている。また、これらに加え、普図表示装置29及び普図保留数表示装置291が設けられている。
図3に示すように本パチンコ機1の裏面側は、前記遊技盤2を脱着可能に取付ける内枠30が収納されている。内枠30は、前記前枠11と同様に、一方の側縁(図3の右側)の上下位置が前記外枠10にヒンジ結合され開閉可能に設置されている。内枠30には、遊技球流下通路が形成されており、上方(上流)から球タンク31、タンクレール32、払出ユニット33が設けられ、払出ユニット33の中には払出機構が設けられている。この構成により、遊技盤2の入賞口に遊技球が入賞すれば球タンク31からタンクレール32を介して所定個数の遊技球(賞球)が払出ユニット33により払出球流下通路を通り前記上皿12に払い出される。また、前記賞球を払い出す払出ユニット33により前記貸出ボタン171の操作で払い出される貸球も払い出す構成としてある。なお、パチンコ機1は、入賞等に応じて発生した遊技球を払い出さずに記憶する封入式或いは管理遊技機としての構成を有していても良い。
パチンコ機1の裏面側には、主制御装置40、払出制御装置41、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43、発射制御装置44、電源基板45が設けられている。
主制御装置40、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43は遊技盤2に設けられ、払出制御装置41、発射制御装置44、電源基板45は内枠30に設けられている。図3では発射制御装置44が描かれていないが、払出制御装置41の下に設けてある。
また、球タンク31の右側には、外部接続端子板38が設けてあり、外部接続端子板38により、遊技状態や遊技結果を示す信号が図示しないホールコンピュータへ送られる。尚、従来はホールコンピュータへ信号を送信するための外部接続端子板には、盤用(遊技盤側から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)と枠側(外枠10、前枠11、内枠30から出力される信号をホールコンピュータへ出力するための端子)の2種類を用いているが、本実施形態では、ひとつの外部接続端子板38を介して遊技状態や遊技結果を示す信号をホールコンピュータへ送信する。
図4は本パチンコ機1の電気的構成(電気ブロック)を示すもので、遊技の制御を司る主制御装置40を中心に、サブ制御装置として払出制御装置41、サブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43を具備する構成である。主制御装置40、払出制御装置41、サブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43においては、何れもCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備え、これら制御装置は何れもCPUにより、2ms周期又は4ms周期の割り込み信号に起因してROMに搭載しているメインルーチン及びサブルーチンからなるプログラムが開始され、各種の制御が実行される。また、主制御装置40には各種の乱数を抽出する乱数カウンタ等も備わっている。
発射制御装置44にはCPU、ROM、RAM等が設けられていない。しかし、これに限るわけではなく、発射制御装置44にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置40は、裏配線中継端子板530及び外部接続端子板38を介して遊技施設のホールコンピュータ500と電気的に接続される。また主制御装置40には、裏配線中継端子板530や遊技盤中継端子板531を介して、前枠(ガラス枠)及び内枠が閉鎖しているか否か検出するガラス枠開放SW(スイッチ)501、内枠開放SW502、第1特図始動口22への入球を検出する第1特図始動口SW504、第2特図始動口25への入球を検出する第2特図始動口SW505、作動ゲート23への入球を検出する普通図柄作動SW506、普通入賞口27への入球を検出する左入賞口SW507、及び大入賞口26への入球を検出するカウントSW508等の検出信号が入力される。
また主制御装置40は搭載しているプログラムに従って動作して、上述の検出信号などに基づいて遊技の進行に関わる各種のコマンドを生成し、払出制御装置41や、演出中継端子板532を介してサブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43へ向けてのコマンドの出力や、図柄表示装置中継端子板533を介して、第1特図表示装置28a、第2特図表示装置28b、普図表示装置29、及び、普図保留数表示装置291等の表示制御を行なう。
更に主制御装置40は、遊技盤中継端子板531を介して、大入賞口ソレノイド509、及び普通電役ソレノイド510が接続されている。そして大入賞口ソレノイド509を制御して大入賞口26を開放作動せしめる。更に普通電役ソレノイド510を制御して普電役物24の開閉作動せしめる。
主制御装置40からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や大当り等の管理用の信号が外部接続端子板38を経てホールコンピュータ500に送られる。
主制御装置40と払出制御装置41とは双方向通信が可能である。
払出制御装置41は、裏配線中継端子板530や払出中継端子板534を介して球タンクが空状態になったことを検出する球切れSW520、遊技球が払い出されたことを検出する払出SW522、遊技球貯留皿が満杯状態になったことを検出する満杯SW523等の検出信号が入力される。また主制御装置40から送られてくるコマンドに応じて払出モータ521を稼働させて遊技球を払い出させる。また、CRユニット端子板535を介してCRユニット60と電気的に接続され、貸出要求信号に応じて払出モータ521を稼働させて貸球を払い出させる。精算表示装置173を介して球貸及び精算SW171,172によりなされる貸出要求、精算要求の操作信号がCRユニット60に入力され、プリペイドカードの残高表示はCRユニット60によって制御される。
発射制御装置44は、発射を停止する発射停止SW524、発射ハンドル14に遊技者が接触(操作)していることを検出するタッチSW525等の検出信号が入力される。払出制御装置41を介して主制御装置40から送られてくるコマンド(タッチSW525の信号や遊技状況を反映している)、発射ハンドル14の回動信号及び発射停止SW524の信号に基づいて発射モータ526を制御して遊技球を発射及び停止させる。
サブ統合制御装置42には、音量調節SWを備え、また遊技ボタン15やジョグダイヤル16の操作信号が入力される。
そしてサブ統合制御装置42は、スピーカ112を駆動して音声を出力することや、各種LEDや各種ランプ113の点灯、消灯等を制御する。更に演出図柄制御装置43へキャラクタなどを表示する演出や特図の擬似演出図柄の表示態様のコマンドを送信する。
演出図柄制御装置43は、LCDパネルユニットや付属ユニットと共に演出図柄表示装置21を構成している。演出図柄制御装置43は、サブ統合制御装置42から送られてくるコマンドに応じて演出図柄表示装置21のLCDパネルの表示を制御する。
[動作の説明]
次にパチンコ機1の作動を説明する。
パチンコ機1は、普図の作動ゲート23に遊技球が入球すると、普図の抽選(当否判定)を実行する。このとき普図表示装置29及び演出図柄表示装置291の図柄変動を開始し、その後、普図表示装置29に普図を、演出図柄表示装置291に普図に対応する擬似演出図柄を確定表示して前記抽選結果を報知する。抽選結果が当りであれば普図の当り遊技として普電役物24を開放し、第2特図始動口25への入球を可能とする。
また、第1及び第2特図始動口22,25に遊技球が入球すると第1特図又は第2特図の抽選(当否判定)を実行する。第1特図の抽選がなされた場合、第1特図表示装置28aにて第1特図の図柄変動が行われ、第2特図の抽選がなされた場合、第2特図表示装置28bにて第2特図の図柄変動が行われる。また、特図の図柄変動と共に演出図柄表示装置21の図柄変動を開始し、その後、第1又は第2特図表示装置28a,28bに特図を、演出図柄表示装置21に特図に対応する擬似演出図柄を確定表示して前記抽選結果を報知する。該抽選結果が大当りであれば、大当り遊技が行われ、所定ラウンドにわたって大入賞口26を開放する。
そして、大当り遊技の終了後には、特図の当り図柄に応じて遊技状態が設定される。本実施形態では、遊技状態として、高確率状態(確変等とも記載)と低確率状態とが設けられる。高確率状態では、低確率状態に比べ、特図の抽選で大当りとなる確率が高くなる。また、低確率状態として、通常状態と低確率時短状態とが設けられており、高確率状態として、高確率時短状態が設けられる。
低確率時短状態及び高確率時短状態とは、通常状態に比べ、特図の抽選が行われる頻度が高くなる状態である。具体的には、低確率時短状態及び高確率時短状態では、例えば、特図の図柄変動及び普図の図柄変動における変動時間の短縮と、普図の抽選で当る確率の増加と、普図の当り遊技での普電役物24の開放時間の延長とのうちの少なくとも一つを行うことで、特図の抽選の頻度が高くなっても良い。なお、本実施形態では、一例として、低確率時短状態では、特図及び普図の変動時間が短縮され、さらに、普図の抽選で当る確率が増加すると共に、普図の当り遊技での普電役物24の開放時間が延長される。以後、低確率時短状態及び高確率時短状態を、まとめて時短状態又は開放延長状態とも記載する。
図5に示すように、本実施形態では、第1特図の抽選での当り図柄として、図柄A〜Dが設けられており、第2特図の抽選での当り図柄として、図柄E〜Gが設けられている。また、図5,6は、さらに、各当り図柄が生じた際の大当り遊技の総ラウンド数や、各当り図柄が選択される確率や、高確率状態及び低確率状態における特図の抽選での当選確率や、賞球数等を示している。
パチンコ機1は、第1特図の抽選での当り図柄が図柄A又は図柄Bである場合と、第2特図の抽選での当り図柄が図柄Eである場合とに、大当り遊技終了後に高確率時短状態に移行する。なお、図柄A,B,Eを、確変図柄とも記載する。高確率時短状態は、特図の抽選で大当りとなるまで継続する。以後、大当り遊技終了後に高確率時短状態に移行する大当りを、確変大当りとも記載する。
また、第1特図の抽選での当り図柄が図柄C又は図柄Dである場合と、第2特図の抽選での当り図柄が図柄F又は図柄Gである場合とに、大当り遊技終了後に低確率時短状態に移行する。低確率時短状態は、上限回数(一例として100回)の特図の抽選が行われるまで継続し、低確率時短状態の終了後には通常状態に移行する。以後、大当り遊技終了後に低確率時短状態に移行する大当りを、通常大当りとも記載する。
但し、後述するリミッタ機能が作動した場合には、当り図柄に関わらず、大当り遊技後には低確率時短状態に移行する。本実施形態のパチンコ機1は、所謂右打ちを行うことで、遊技球は容易に作動ゲート23を通過する。このため、高確率時短状態である場合に右打ちを行うと、高い頻度で第2特図の抽選が行われる。そして、確変大当りが連続的に発生すると、その間、高確率状態が継続(但し、大当り遊技中は除く)し、大当り遊技が連続的に発生する。しかし、このような大当り遊技の連続回数は、リミッタ機能により制限される。
すなわち、パチンコ機1には、確変大当りが連続的に発生した回数をカウントするためのリミッタカウンタが設けられている。大当り遊技の終了後、遊技状態が高確率時短状態に設定されると、リミッタカウンタが更新され、遊技状態が低確率時短状態に設定されると、リミッタカウンタが初期化される。
そして、大当り遊技の終了後、リミッタカウンタの数がリミッタ回数(一例として、9)である場合には、リミッタ機能が作動し、当り図柄に関わらず遊技状態が低確率時短状態に設定される。なお、この時、通常状態に移行しても良い。つまり、特図の抽選で確変大当りが9回連続して発生すると、その次の特図の抽選での大当りの後には、当り図柄が確変図柄であっても低確率状態に移行する。
[主制御装置の処理の説明]
以下では、主制御装置40(厳密には、そのCPU)が実行するプログラム処理に基づいて作動の詳細を説明する。
(1)メインルーチンについて
先ず図7を参照して前記プログラム処理の「メインルーチン」の概要を説明する。「メインルーチン」は本処理(S100〜S111,S115)と残余処理(S112)とで構成され、2ms又は4ms周期の割り込み信号に起因して開始され、最初に正常割り込みか否かを判断する(S100)。この判断はRAMの特定アドレスに特定の数値が書き込まれているか否かに基づいて行われ、ここで否定判断(S100:no)なら初期設定(S115)を実行する。前述の正常割り込みか否かを判断するための数値は、この初期設定の一環としてRAMに書き込まれる。
前記S100の処理において正常割り込みなら(S100:yes)、初期乱数更新処理(S101)、特図の当り決定用乱数の更新処理(S102)、特図の当り図柄決定用乱数の更新処理(S103)、普図の当り決定用乱数の更新処理(S104)、普図の当り図柄決定用乱数の更新処理(S105)、特図及び普図のリーチに関するリーチ判定用乱数の更新処理(S106)、特図及び普図の変動パターンに関する変動パターン決定用乱数の更新処理(S107)、入賞確認処理(S108)、当否判定処理(S109)、各出力処理(S110)、不正監視処理(S111)を行って、次に割り込み信号が入力されるまでの残余時間内には初期乱数更新処理(S112)をループ処理する。
(2)当否判定処理について
パチンコ機1では、第1又は第2特図始動口22,25に入球することにより、入球が生じた始動口に対応する特図の当否判定が実行される。図8に示すように「特図当否判定処理」は、先ず、S500の処理において大入賞口26を開放させるための特電役物が作動中か否かを確認し、作動していなければ(S500:no)、特図が変動中か否かを確認し(S501)、変動中でなければ(S501:no)、確定図柄が表示されているか否かを確認する(S502)。尚、特電役物が作動中(S500:yes)であれば「特別遊技処理」に移行する(図10参照)。
前記S502の処理で確定図柄が表示中でなければ(S502:no)、図9に示すように、S510の処理において第1又は第2始動口22,25への入球があるか否かを確認する。第1又は第2始動口22,25への入球があれば(S510:yes)、次にS511の処理で数値データとして、特図の当り決定用乱数、当り図柄決定用乱数、リーチ図柄決定用乱数、はずれ図柄決定用乱数などの各種乱数が抽出される。これらの乱数が特図の当否判定の対象とされる。一方、第1又は第2始動口22,25への入球がなければ(S510:yes)、「特別遊技処理」に移行する。
なお、これ以外にも、第1又は第2特図始動口22,25への入球によりS511と同様に乱数を抽出し、該乱数を保留記憶として記憶しても良い。なお、保留記憶は、各始動口に対応して個別に生成されても良い。また、各始動口に対応する保留記憶は、一例として最大4個まで生成されても良い。そして、S510の処理にて保留記憶の有無を判定し、保留記憶が存在する場合には、先に生じたものから順に保留記憶を消化しても良い。なお、保留記憶の消化とは、保留記憶に係る乱数を読み出し、該乱数を当否判定の対象とすることを意味する。この時、第2特図始動口25への入球により生じた保留記憶を、第1特図始動口22への入球により生じた保留記憶よりも優先的に消化するようにしても良い。また、保留記憶に係る乱数に基づき、該保留記憶による特図の抽選で大当りとなるか否かを示唆する先読み演出が行われても良い。
続く、S512の処理において現在の遊技状態が、確変フラグを参照して高確率状態であるか否かを確認する(確変フラグが1であれば高確率状態)。高確率状態であれば(S512:yes)、S513の処理において高確率の当否判定用テーブル(確変テーブル)と前記特図当り決定用乱数とを対比して大当りか否かを判定する当否判定を行う。確変中でなければ(S513:no)、S514の処理において通常確率(低確率)の当否判定用テーブル(通常テーブル)と前記特図当り決定用乱数とを対比して大当りか否かを判定する当否判定を行う。なお、本実施形態では、確変テーブル及び通常テーブルは、第1,第2特図の各々に対応して設けられている。第1始動口22への入球により当否判定が行われる場合には、第1特図に対応する確変テーブル又は通常テーブルが用いられる。また、第2始動口25への入球により当否判定が行われる場合には、第2特図に対応する確変テーブル又は通常テーブルが用いられる。無論、これに限らず、第1始動口22への入球により行われる当否判定と、第2始動口25への入球により当否判定とにおいて、共通の確変テーブル及び通常テーブルが用いられても良い。そしてS515の処理では、前記S513又はS514の処理における特図の判定結果が大当りであるか否かを確認する。尚、S513及びS514の処理は特許請求の範囲の当否判定手段に相当する。
前記S515の処理において大当りであれば(S515:yes)、図10に示すように、S520の処理において特図の前記当り図柄決定用乱数に基づいて特図の当り図柄を決定し、S521の処理では「変動パターン決定処理」に移行して、大当りの場合の特図の図柄変動の変動パターンを決定する。
図10のS522〜S534の処理において、決定された前記特図の当り図柄に基づいて、大当り遊技終了後に移行する遊技状態が設定される。
先ずS522の処理において、決定された特図の当り図柄は高確率状態に移行させる確変図柄であるか否か確認し、確変図柄であれば(S522:yes)、S523の処理において、高確率状態への移行が連続的に生じる回数を制限するリミッタカウンタを確認し、リミッタが作動していないか確認する。本実施形態では、一例として、リミッタ回数は9回に設定されており、リミッタカウンタが9に達するとリミッタが作動する。
リミッタが作動していなければ(S523:yes)、リミッタのカウンタを加算し(S524)、S525の処理において高確率状態に移行させるための確変設定フラグに「1」をセットする。更にS526の処理において時短状態に移行させるための時短設定フラグに「1」をセットする。特図の大当り遊技終了後の遊技状態は、高確率時短状態に移行することとなる。
続くS527の特図変動開始コマンド送信処理では、抽選が行われた特図に対応する特図表示装置での特図の図柄変動を開始すると共に、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43へ特図の変動開始に対応するコマンドを送信し、「特別遊技処理」に移行する。
前記S523の処理において、リミッタカウンタが「9」に達し、リミッタの作動が確認できれば(S523:no)、リミッタカウンタをクリアし(S528)、確変設定フラグを「0」にリセットし(S529)、リミッタの作動を示すリミッタ作動フラグに「1」をセットし(S530)、更に時短設定フラグを「1」にセットする(S531)。つまり、大当り遊技後、低確率時短状態に移行する。なお、大当り遊技後、通常状態に移行しても良い。
前記S531の処理の後、前記S527の特図変動開始コマンド送信処理で、抽選が行われた特図に対応する特図表示装置での特図の図柄変動を開始すると共に、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43へ特図の変動開始に対応するコマンドを送信し、「特別遊技処理」に移行する。
前記S522の処理において特図が確変図柄でなければ(S522:no)、リミッタカウンタをクリアし(S532)、確変設定フラグを「0」にリセットすると共に(S533)、時短設定フラグを「1」にセットする(S534)。つまり、大当り遊技後、低確率時短状態に移行する。なお、大当り遊技後、通常状態に移行しても良い。
なお、S524,S528,S532が、特許請求の範囲におけるカウント手段の一例に相当する。
その後、前記S527の特図変動開始コマンド送信処理を実行して「特別遊技処理」に移行する。
図9の前記S515の処理に戻って、大当りでなければ(S515:no)、S516の処理において前記521の処理と同様に変動パターン決定用乱数に基づいて、ハズレの場合の特図の変動パターンを決定する。次のS517の処理において、時短フラグを確認して時短が作動しているか確認する(時短中は時短フラグが「1」)。時短が作動中であれば(S517:yes)、時短の付与を制限するための時短カウンタを減算し(S518)、図10の前記S527の処理で、抽選が行われた特図に対応する特図表示装置でのハズレ時の特図の図柄変動を開始すると共に、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43へハズレ時の特図の変動開始に対応するコマンドを送信し、「特別遊技処理」に移行する。
図8の前記S501の処理で、特図が変動中であれば(S501:yes)、図11に示すように、S540の処理において特図の変動時間が経過したことを確認すると(S540:yes)、S541の確定図柄表示設定処理により、抽選が行われた特図に対応する特図表示装置にて特図の確定図柄表示を行うと共に、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43へ特図確定図柄に対応するコマンドを送信する。
続いてS542の処理において確定表示させた特図が大当りになる組合せであるか否か確認し、大当りになる組合せであったときは(S542:yes)、確変フラグが「1」(高確率状態)であれば(S543:yes)、確変フラグを「0」にリセットし(S544)、時短フラグが「1」(時短状態)であれば(S545:yes)、時短フラグを「0」にリセットする(S426)。
続いて条件装置の作動を開始させ(S547)、役物連続作動装置の作動を開始させる(S548)。条件装置は大当り遊技での役物連続作動装置の作動に必要な装置であり、役物連続作動装置は特電役物を連続して作動させる装置である。
そして特図当り開始演出処理(S549)によりサブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43へ特図当り開始演出を開始させるようにコマンドを送信し、「特別遊技処理」に移行する。
前記S542の処理で、大当りになる組合せでなければ(S542:no)、S550の処理において時短フラグが「1」か否かを確認し、時短フラグが「1」であり(S550:yes)、前記時短カウンタの時短回数が「0」であれば(S551:yes)、特図の変動回数(換言すれば、特図の抽選の回数)が時短状態の上限回数に達したので、時短終了コマンドをサブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43に送信する時短終了コマンド送信処理を実行すると共に(S552)、時短フラグを「0」にリセットして(S553)、「特別遊技処理」に移行する。
図8の前記S502の処理で確定図柄表示中のときは(S502:yes)、図12に示すように、確定図柄の表示時間が経過したことを確認すると(S560:yes)、確定図柄表示終了処理(S561)において、抽選が行われた特図に対応する特図表示装置での確定図柄表示を終了させると共に、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43へ確定図柄表示の終了に関するコマンドを送信し、「特別遊技処理」へ移行する。
(3)特別遊技処理について
図13に示す「特別遊技処理」では、特許請求の範囲の大当り遊技手段に相当するもので、先ず、S700の処理において前記役物連続作動装置が作動中か否かを確認し、作動中であれば(S700:yes)、S701の処理で大入賞口26が開放中か否かを確認する。役物連続作動装置が作動中でなければ(S700:no)リターンする。
前記S701の処理で大入賞口26が開放中でなければ(S701:no)、大当り遊技のインターバル中か否かを確認し(S702)、インターバル中でなければ(S702:no)、特図当り終了演出中か否かを確認し(S703)、特図当り終了演出中でなければ(S703:no)、特図当り開始演出時間が経過したか否かを確認し(S704)、特図当り開始演出時間の経過を確認すれば(S704:yes)、S705の大入賞口の開放処理で第1ラウンド目の大入賞口26を開放してリターンする。
前記S701の処理で大入賞口26が開放中であれば(S701:yes)、図14に示すように、大入賞口26に10個の入賞があったか否かの確認(S710)、又は大入賞口26の開放時間が終了したか否かを確認して(S711)、いずれか確認できれば大入賞口26を閉鎖し(S712)、特図当りインターバル処理を実行して(S713)、リターンする。
前記S702の処理で特図当りのインターバル中であれば(S702:yes)、図15に示すように、S720の処理において特図当りインターバル時間が経過したか否かを確認し、経過していれば(S720:yes)、最終ラウンドであるか否かを確認し(S721)、最終ラウンドであれば、(S721:yes)、特図当り終了演出の処理(S722)を実行し、この処理でサブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43に特図当り終了コマンドを送信し、大当り遊技を終了してリターンする。
一方、最終ラウンドでなければ、(S721:no)、大入賞口26の開放処理(S723)により第2ラウンド目の大入賞口26の開放を実行してリターンする。
図13の前記S703の処理で特図当り終了演出中であれば(S703:yes)、図16に示すように、特図当り終了演出時間が経過したか否かを確認し(S730)、該時間の経過を確認すれば(S730:yes)、役物連続作動装置の作動を停止する処理(S731)を実行し、条件装置の作動を停止する処理(S732)を実行する。
続く、S734の処理において前記時短設定フラグが「1」か否かを確認し、時短設定フラグが「1」であれば(S734:yes)、時短状態の上限回数(一例として、100回)を設定し(S735)、時短フラグに「1」をセットする(S736)。これにより大当り遊技終了後に時短状態に移行する。尚、S736の処理は特許請求の範囲の設定手段に相当する。
次にS737の処理では確変設定フラグが「1」か否かを確認し、確変設定フラグが「1」であれば(S737:yes)、確変フラグに「1」をセットする(S738)。これにより大当り遊技終了後に高確率状態に移行する。尚、S738の処理は特許請求の範囲の設定手段に相当する。その後、特図当り終了コマンド送信の処理(S739)を実行し、この処理でサブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43に特図当り終了コマンドを送信し、大当り遊技を終了してリターンする。また、特図当り終了コマンドと共に、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43に対し、終了した大当り遊技を発生させた大当りの当り図柄を示す当り図柄コマンドが送信される。
[演出の説明]
(1)概要について
次に、サブ統合制御装置42が演出図柄表示装置21等を介して行う、特図の抽選等に関する演出について説明する。なお、サブ統合制御装置42や演出図柄表示装置21等は、特許請求の範囲における演出手段の一例に相当する。
本実施形態では、大当り遊技の後、遊技状態が低確率時短状態に設定されると、該設定がなされる直前のリミッタカウンタの値に基づき演出モードが選択される。換言すれば、大当り遊技の後、遊技状態が低確率時短状態に設定されると、該設定がなされる直前の残り回数に基づき演出モードが選択される。なお、残り回数とは、リミッタ回数とリミッタカウンタとの差分である。
すなわち、パチンコ機1には、演出モードとして、3つのリベンジモード、及び、チャレンジモードの少なくとも4つが設けられている。なお、リベンジモードには、白,青,緑の3種類が設けられている。これらの演出モードでは、異なる形式に従い演出が行われる。具体的には、例えば、擬似演出図柄による図柄変動の形式が異なっていても良いし、演出に登場するキャラクタや異なっていても良い。
図17(a)〜(d)に示すように、本実施形態では、一例として、これらの演出モードにて登場するキャラクタ801〜831の表情や、各演出モードにおいて演出画面に表示される画像の基調となる色等が異なっている。図17の演出画面800〜830は、それぞれ、リベンジモード(白),リベンジモード(青),リベンジモード(緑),チャレンジモードである場合に演出図柄表示装置21に表示される。なお、リベンジモード(白)では白が、リベンジモード(青)では青が、リベンジモード(緑)では緑がそれぞれ基調となる。
残り回数が相対的に最も多い場合にはリベンジモード(白)に移行し、2番目に多い場合にはリベンジモード(青)に移行し、3番目に多い場合にはリベンジモード(緑)に移行する。また、確変大当りがリミッタ回数にわたって連続的に発生し、リミッタ機能の作動により高確率状態が終了した場合には、チャレンジモードに移行する。つまり、チャレンジモードは、リミッタ機能が作動するまで確変大当りを連続的に発生させた遊技者に付与される特典としての意味を有しており、チャレンジモードに登場するキャラクタ831の表情は、笑顔となっている。
そして、リベンジモード又はチャレンジモードに移行した後、所定回数の特図の抽選が行われると、リベンジモード及びチャレンジモード以外の他の演出モードに移行する。この他にも、例えば、リベンジモード又はチャレンジモードへの移行後、一定期間が経過した場合や、予め定められた演出が行われた場合に、前記他の演出モードに移行しても良い。
なお、大当り遊技の後、遊技状態が低確率時短状態に設定されると、リベンジモード又はチャレンジモードに移行すること無く、該設定がなされる直前のリミッタカウンタの値に基づき演出の態様を変化させても良い。具体的には、例えば、リミッタカウンタの値(換言すれば、確変大当りが連続した回数)や残り回数を報知しても良いし、リミッタカウンタの値に応じたキャラクタを表示させても良い。
また、本実施形態では、演出モードとしてトライアルモードが設けられている。トライアルモードは、一例として、当り図柄が図柄B又はCである第1特図の大当りによる大当り遊技が終了した後に移行する。つまり、通常状態中における第1特図の大当りにより高確率時短状態に移行する場合と、低確率時短状態に移行する場合とに、トライアルモードに移行する可能性がある。なお、この他にも、例えば、高確率時短状態中、又は、低確率時短状態中に、所定の移行条件が充足された場合に、トライアルモードに移行しても良い。移行条件とは、例えば、所定の擬似演出図柄が確定表示されるという条件であっても良いし、特定の演出が行われるという条件であっても良い。
図18(a)の演出画面830は、トライアルモードへの移行時に演出図柄表示装置21に表示される演出画面の一例を示している。また、トライアルモードでは、高確率状態であるか低確率状態であるかを判別不能な態様で、演出が行われても良い。
トライアルモード中は時短状態であるため、通常、第2特図始動口25を狙った右打ちが行われる。このため、第2特図の抽選が行われる。そして、トライアルモードは、特図の変動回数が時短状態の上限回数に達して時短状態が終了する(換言すれば、遊技状態が通常状態に設定される)か、又は、当り図柄が図柄Gである大当り遊技が終了すると、終了する。
つまり、トライアルモード中、当り図柄が図柄Eである大当りが生じた場合には、次回の大当りまで高確率時短状態が継続するため、次回の大当りまでトライアルモードが継続することになる。一方、トライアルモード中、当り図柄が図柄Fである大当りが生じた場合には、100回の時短状態が付与される。この100回の時短状態の継続期間は、トライアルモードが維持され、この間に大当りが発生すれば(換言すれば、大当りを引き戻せば)、トライアルモードがさらに継続する可能性がある。
そして、トライアルモードの終了時には、トライアルモードの終了演出が行われる。終了演出では、トライアルモードの継続期間であるトライアル期間に遊技状態が高確率時短状態に設定された回数(以後、高確率回数)と、遊技状態が低確率時短状態に設定された回数(以後、時短回数)とが、演出図柄表示装置21を介して報知される。なお、終了演出では、高確率回数と時短回数とのうちの一方が報知されても良い。また、終了演出では、トライアル期間における大当りの履歴が報知されても良い。具体的には、トライアル期間に発生した各大当りを、各大当りが発生した順番に並べて表示すると共に、各大当りが確変大当りであるか通常大当りであるかを表示しても良い。さらに、トライアル期間に生じた各大当りと、該大当りの直前の大当りとの間に行われた特図の抽選の回数が表示されても良い。
図18(b),(c)は、終了演出における演出画面の一例を示している。演出画面840は、トライアルモード中の高確率回数,時短回数が、それぞれ、5回,2回であることを示し、演出画面850は、トライアルモード中の高確率回数,時短回数が、それぞれ、9回,0回であることを示している。
トライアルモード中、大当り遊技の終了後に低確率時短状態に移行しても、大当りの引き戻しが生じれば、トライアルモードが継続される可能性がある。このため、終了演出で報知される高確率回数は、リミッタ回数を超える可能性がある。なお、大当り遊技の終了に伴いトライアルモードが終了した場合には、上述したリベンジモードに移行しないようにしても良いし、移行するようにしても良い。
(2)大当り遊技終了後演出処理について
次に、図19により大当り遊技終了後演出処理について説明する。本処理は、サブ統合制御装置42にて周期的に実行される。また、本処理では、リベンジモード(白〜緑)やチャレンジモードへの移行の制御や、終了演出が行われる。
S900では、サブ統合制御装置42は、主制御装置40から、当り図柄コマンドを受信したか否かを判定する。なお、当り図柄コマンドとは、大当り遊技が終了したことを示す特図当り終了コマンドと共に送信されるコマンドである。そして、肯定判定が得られた場合には(S900:Yes)、S905に移行し、否定判定が得られた場合には(S900:No)、本処理を終了する。
S905では、サブ統合制御装置42は、当り図柄コマンドに基づき、終了した大当り遊技を生じさせた大当りの当り図柄を判別すると共に、該当り図柄を記憶し、S910に移行する。
S910では、サブ統合制御装置42は、トライアルモードフラグに基づきトライアルモード中か否かを判定する。なお、トライアルモードフラグが1の場合には、トライアルモード中となる。そして、肯定判定が得られた場合には(S910:Yes)、S935に移行し、否定判定が得られた場合には(S910:No)、S915に移行する。
S915では、サブ統合制御装置42は、終了した大当り遊技の当り図柄が図柄B又は図柄Cであるか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S915:Yes)、S925に移行し、否定判定が得られた場合には(S915:No)、S920に移行する。
S920では、サブ統合制御装置42は、後述するリミッタカウンタ更新処理を実行し、本処理を終了する。
これに対し、S925では、サブ統合制御装置42は、トライアルモードフラグに1をセットし、トライアルモードに移行すると共に、続くS930にてトライアルモード開始演出を実行し、本処理を終了する。
一方、S910にて肯定判定が得られた場合に移行するS935では、サブ統合制御装置42は、終了した大当り遊技の当り図柄が図柄Gであるか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S935:Yes)、S945に移行し、否定判定が得られた場合には(S935:No)、S940に移行する。
S940では、サブ統合制御装置42は、トライアルモード継続演出を実行する。トライアルモード継続演出では、演出図柄表示装置21に表示される演出画面を介して、トライアルモードが継続する旨が報知される。なお、継続演出にて、現時点における高確率回数と時短回数との双方又は一方が表示されても良いし、大当りの履歴が表示されても良い。そして、本処理を終了する。
一方、S945では、サブ統合制御装置42は、上述したトライアルモードの終了演出を実行する。続くS950では、サブ統合制御装置42は、トライアルモードフラグをクリアすることでトライアルモードを終了し、本処理を終了する。
(3)リミッタカウンタ更新処理について
次に、図20によりリミッタカウンタ更新処理について説明する。本処理は、大当り遊技終了後演出処理のS920にて実行される。
S1000では、サブ統合制御装置42は、終了した大当り遊技の当り図柄が図柄A又は図柄Eであるか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S1000:Yes)、S1005に移行し、否定判定が得られた場合には(S1000:No)、S1025に移行する。
S1005では、サブ統合制御装置42は、リミッタカウンタの当りがリミッタ回数未満であるか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S1005:Yes)、S1010に移行し、否定判定が得られた場合には(S1005:No)、S1015に移行する。
S1010では、サブ統合制御装置42は、リミッタカウンタをインクリメントし、本処理を終了する。
これに対し、S1015では、サブ統合制御装置42は、リミッタカウンタをクリアすると共に、続くS1020にて、チャレンジモード処理を実行してチャレンジモードに移行し、本処理を終了する。
一方、S1000にて否定判定が得られた場合に移行するS1025では、サブ統合制御装置42は、後述するリベンジモード処理を実行してリベンジモードに移行すると共に、続くS1030にてリミッタカウンタをクリアし、本処理を終了する。
なお、S1010,S1015,S1030が、特許請求の範囲におけるカウント手段の一例に相当する。
(4)時短終了時処理について
次に、図21により時短終了時処理について説明する。本処理は、サブ統合制御装置42にて周期的に実行される。
S1100では、サブ統合制御装置42は、主制御装置40から、時短状態の終了を通知するための時短終了コマンドを受信したか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S1100:Yes)、S1105に移行し、否定判定が得られた場合には(S1100:No)、本処理を終了する。
S1105では、サブ統合制御装置42は、トライアルモードフラグに基づき、トライアルモード中であるか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S1105:Yes)、S1110に移行し、否定判定が得られた場合には(S1105:No)、S1120に移行する。
S1110では、サブ統合制御装置42は、上述したトライアルモードの終了演出を実行すると共に、トライアルモードフラグをクリアすることでトライアルモードを終了し(S1115)、S1125に移行する。
一方、S1120では、サブ統合制御装置42は、後述するリベンジモード処理を実行し、S1125に移行する。なお、本実施形態のパチンコ機1は、高確率時短状態は、特図の抽選で大当りとなるまで継続する構成となっている。しかし、高確率時短状態は、高確率時短状態に移行した後、所定回数の特図の抽選が行われるまで継続しても良い。そして、このような場合においても、リミッタが作動すること無く、所定回数の特図の抽選が行われることにより高確率時短状態が終了した場合には、同様にしてリベンジモードに移行しても良い。すなわち、所定回数の特図の抽選が行われることにより高確率時短状態が終了すると、主制御装置40からサブ統合制御装置42に時短終了コマンドが送信される。この時、S1120の処理が実行されることで、リベンジモードに移行しても良い。
S1125では、サブ統合制御装置42は、リミッタカウンタをクリアし、本処理を終了する。なお、S1125が、特許請求の範囲におけるカウント手段の一例に相当する。
(5)リベンジモード処理について
次に、図22によりリベンジモード処理について説明する。本処理は、時短終了時処理のS1120にて実行される。
S1200では、サブ統合制御装置42は、リミッタカウンタの値が7よりも大きいか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S1200:Yes)、S1210に移行し、否定判定が得られた場合には(S1200:No)、S1205に移行する。
S1210では、サブ統合制御装置42は、演出モードをリベンジモード(緑)とし、本処理を終了する。
一方、S1205では、サブ統合制御装置42は、リミッタカウンタの値が5よりも大きいか否かを判定する。そして、肯定判定が得られた場合には(S1205:Yes)、S1215に移行し、否定判定が得られた場合には(S1205:No)、S1220に移行する。
S1215では、サブ統合制御装置42は、演出モードをリベンジモード(青)とし、本処理を終了する。
一方、S1220では、サブ統合制御装置42は、演出モードをリベンジモード(白)とし、本処理を終了する。
[効果]
上記実施形態によれば、大当り遊技後に低確率状態に移行し、高確率状態の継続期間が終了するという場合に、該継続期間における確変回数に応じて演出モードが変化する。このため、例えば、確変回数が多い場合や、リミッタ機能が作動するまで確変大当りが連続的に発生した場合等には、特別な演出を行って遊技者に特典を与えることができる。これにより、確変回数が多い状態で高確率状態が終了する場合や、リミッタ機能により強制的に高確率状態が終了される場合に、遊技者に特典を与え、遊技者を喜ばせることが可能となる。
また、リミッタ機能は、確変回数を制限し、遊技者に付与される賞球を抑制する機能であるため、遊技者に嫌われる場合があった。しかし、上記実施形態によれば、リミッタ機能の作動に応じて、遊技者に対し賞球以外の特典を付与することが可能となる。これにより、遊技者に対し、リミッタ機能を作動させる目的を与えることができる。
したがって、リミッタ機能が設けられた弾球遊技機の遊技の興趣を高めることが可能となる。
[他の実施形態]
(1)上記実施形態では、遊技状態として、高確率時短状態と低確率時短状態と通常状態とが設けられている。しかしながら、例えば、高確率状態ではあるが時短状態ではない状態等といった、更なる遊技状態が設けられていても良い。また、上記実施形態では、高確率時短状態は次回の大当りまで継続するが、例えば、高確率時短状態が、所定回数の特図の抽選が行われるまで継続する構成としても良い。また、例えば、高確率時短状態は、当り図柄の大当りとなった際に終了する構成としても良い。このような場合であっても、上記実施形態と同様にして、チャレンジモードやリベンジモードに移行したり、トライアルモードに移行したりすることで、同様の効果が得られる。
(2)上記実施形態では、主制御装置40とサブ統合制御装置42との各々でリミッタカウンタが更新される。そして、サブ統合制御装置42は、高確率状態が終了する際のリミッタカウンタの値に応じて、演出モードを決定する。しかし、サブ統合制御装置42にてリミッタカウンタの更新を行わず、サブ統合制御装置42が主制御装置40にて更新されたリミッタカウンタの値を取得し、該リミッタカウンタの値に基づき、高確率状態が終了する際に演出モードを決定しても良い。このような構成を有する場合であっても、同様の効果が得られる。
1…パチンコ機、2…遊技盤、20…遊技領域、21…演出図柄表示装置、22…第1始動口、25…第2始動口、26…大入賞口、40…主制御装置、42…サブ統合制御装置。

Claims (2)

  1. 遊技状態として高確率状態と低確率状態とを有し、前記高確率状態である場合には、前記低確率状態である場合に比べ、当否判定で当る確率が高くなる弾球遊技機であって、
    始動口への入球に起因して前記当否判定を行う当否判定手段と、
    前記当否判定の結果に関する演出を行う演出手段と、
    前記当否判定で当ると、大入賞口を開放させる大当り遊技を行う大当り遊技手段と、
    前記大当り遊技が終了すると、前記遊技状態を前記高確率状態又は前記低確率状態に設定する設定手段と、
    前記設定手段が前記遊技状態を前記高確率状態に設定すると、前記遊技状態が前記高確率状態に設定される前記当否判定の当りが連続的に発生した回数をカウントするためのリミッタカウンタを更新し、前記設定手段が前記遊技状態を前記低確率状態に設定すると、前記リミッタカウンタを初期化するカウント手段と、を備え、
    前記設定手段は、前記リミッタカウンタがリミッタ回数に達している場合には、前記大当り遊技が終了すると、前記遊技状態を前記低確率状態に設定し、
    前記演出手段は、前記遊技状態が前記設定手段により前記低確率状態に設定されると、その直前の前記リミッタカウンタの値に基づく態様で前記演出を行うこと、
    を特徴とする弾球遊技機。
  2. 請求項1に記載された弾球遊技機において、
    前記低確率状態として、通常状態と、前記通常状態よりも前記当否判定が実行される頻度が増加する低確率時短状態とが設けられており、
    前記高確率状態として、前記通常状態よりも前記当否判定が実行される頻度が増加する高確率時短状態が設けられており、
    前記設定手段は、前記大当り遊技が終了すると、前記遊技状態を、前記低確率時短状態、又は、前記高確率時短状態に設定し、予め定められた条件が充足されると、前記遊技状態を前記通常状態に設定し、
    前記通常状態よりも前記当否判定が実行される頻度が増加している状態が継続している期間を、トライアル期間とし、
    前記演出手段は、前記設定手段が前記遊技状態を前記通常状態に設定することで、前記トライアル期間が終了すると、該トライアル期間において前記設定手段が前記遊技状態を前記高確率時短状態に設定した回数と、前記設定手段が前記遊技状態を前記低確率時短状態に設定した回数とのうちの少なくとも一方を報知する終了演出を行うこと、
    を特徴とする弾球遊技機。
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JP2009219593A (ja) * 2008-03-14 2009-10-01 Toyomaru Industry Co Ltd 遊技機
JP2013162958A (ja) * 2012-02-13 2013-08-22 Heiwa Corp 遊技機

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