JP2019106370A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光素子の熱を発散しやすく、反射板の変形も抑制できる照明器具を提供する。【解決手段】この照明器具10は、本体20と回路基板40と発光素子45と反射板50と押えシート60とカバー部材70とを備え、反射板50は、気泡含有樹脂シートからなり、各発光素子45に対応して形成された凹部51と、該凹部51の底部に形成されて対応する発光素子45を露出させる開口部53とを有し、凹部51の内周は、開口部53の周縁から前面側に向けて広がるような傾斜面55をなし、各凹部51の周縁は、各凹部51を囲むように枠状をなして連続する平坦面57をなしており、押えシート60は、反射板50の凹部51に対応する部分が開口していて、反射板50の平端面に適合する形状をなしている。【選択図】図3

Description

本発明は、光源としてLED等の発光素子を用いた、照明器具に関する。
近年、低消費電力で長寿命の、LED等の発光素子を、光源として用いた照明器具が、広く用いられるようになっている。
例えば、下記特許文献1には、本体と、複数の発光素子が実装された実装面を前面側に有する略サークル状の基板とを備えた、照明器具が記載されている。また、基板の前面側には、発光素子から出射される光を拡散するために、透光性のレンズ部材が配置されている。このレンズ部材は、アクリル樹脂等の透明合成樹脂からなり、発光素子の配置に沿って略サークル状に一体的に形成され、発光素子を含めて基板の全面を覆う形状となっている。
また、下記特許文献2には、点状光源と、点状光源の周囲に配置された光反射板と、光反射板に対向配置された透光性の光拡散表面板と、光の出射側に開口が形成され少なくとも点状光源および光反射板が内部に収納されるケースとを有する、ライトボックスが記載されている。前記光反射板は、逆四角錐台形状をなした収納凹部が複数設けられた形状をなしており、内部に微細な気泡を有する気泡含有樹脂シートを、プレス加工することで一体形成されている。また、光反射板の収納凹部内に、LED等の点状光源が配置されている。
特許第5320563号公報 特開2008−270144号公報
しかし、上記特許文献1の照明器具では、光を拡散するための、レンズ部材が、発光素子を含めて基板の全面を覆う形状となっているので、発光素子の熱を逃がしにくく、発光素子の寿命が短くなりやすい。
また、上記特許文献2のライトボックスにおける光反射板では、収納凹部内に点状光源が配置されるため、熱を比較的逃がしやすい。しかし、光反射板は、気泡含有樹脂シートからなるため、熱によって変形したり浮き上がったりしやすいという不都合がある。
したがって、本発明の目的は、発光素子の熱を発散しやすく、反射板の変形も抑制することができる、照明器具を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の照明器具は、金属板で形成された本体と、前記本体上に設置された回路基板と、前記回路基板上に所定の配列で実装された複数の発光素子と、前記各発光素子を囲むように設置された反射板と、前記回路基板、及び前記反射板を重ね合わせて、前記本体に固着する固着手段と、前記本体との間に、前記回路基板、及び前記反射板を配置して、前記本体に被せられ、前記発光素子から照射される光を拡散させて透過するカバー部材とを備え、前記反射板は、気泡含有樹脂シートからなり、前記各発光素子に対応して形成された凹部と、該凹部の底部に形成されて対応する発光素子を露出させる開口部とを有し、前記凹部の内周は、前記開口部の周縁から前面側に向けて広がるような傾斜面をなし、前記各凹部の周縁は、各凹部を囲むように枠状をなして連続する平坦面をなしていることを特徴とする。
上記発明によれば、発光素子から発せられた光が、反射板の内周の傾斜面で反射されて、前方に向けて広がりながらカバー部材に効率よく照射される。また、反射板は、気泡含有シートからなるので、光を分散させて反射する能力に優れ、軽量であるという利点を有している。一方、気泡含有シートからなる反射板は、熱によって変形して浮き上がったりしやすいという問題があるが、反射板が固着手段によって押えられることにより、変形を抑制されて安定した形状を維持することができる。更に、LEDなどの発光素子は、発熱によって高温下にさらされると、発光効率が低下して寿命が短くなるという問題があるが、反射板の開口部から発光素子が露出しているので、熱が外部に発散されやすくなる。また、発光素子が実装された回路基板が、金属板で形成された本体上に設置されているので、回路基板の熱も本体を介して外部に発散されやすくなる。それによって、LEDなどの発光素子の発光効率の低下を抑制し、寿命を長くすることができる。更に、回路基板上に樹脂シートからなる反射板が載置され、その上をカバー部材で覆う形状をなすので、照明器具を全体として薄型化及び軽量化することができる。
本発明の照明器具においては、前記固着手段は、前記反射板と、前記回路基板とを貫通し、前記本体に設けられたネジ孔に螺着されるネジで構成されることが好ましい。上記態様によれば、反射板が、剛性の比較的低い気泡含有樹脂シートからなっていても、反射板と回路基板とをしっかりと本体に固定できる。また、回路基板と本体とを密着させて、回路基板の熱を、本体を通して外部に、より発散しやすくすることができる。
本発明の照明器具においては、前記反射板の前記ネジで締め付けられた部分が、前記回路基板側に凹んで前記回路基板の表面に当接していることが好ましい。上記態様によれば、反射板のネジで締め付けられた部分が、回路基板側に凹んで、回路基板の前面に当接しているので、反射板を回路基板にガタ付きなく固定することができる。また、反射板の前面からネジの頭部が出っ張ることを防いで、照明装置の薄型化を図ることができる。
本発明の照明器具においては、前記反射板上に、前記反射板の前記凹部に対応する部分が開口していて、前記反射板の前記平坦面に適合する形状をなす押えシートが配置され、前記固着手段は、前記回路基板、前記反射板、及び前記押えシートを重ね合わせて、前記本体に固着していることが好ましい。上記態様によれば、反射板の平坦面が押えシートによって押えられるので、反射板の変形を抑制して、その形状をより安定して維持することができる。
本発明の照明器具においては、前記固着手段は、前記押えシートと、前記反射板と、前記回路基板とを貫通し、前記本体に設けられたネジ孔に螺着されるネジで構成されることが好ましい。上記態様によれば、ネジによって、押えシートと、反射板と、回路基板とを共締めして本体に固着することができるので、作業性を向上させることができると共に、回路基板と本体とを密着させて、回路基板の熱を、本体を通して外部に、より発散しやすくすることができる。
本発明の照明器具においては、前記押えシートは、透明な樹脂シートからなることが好ましい。上記態様によれば、発光素子から照射された光の一部がカバー部材を透過せずに、カバー部材内面で反射されて反射板側に戻ってきたとき、反射板の平坦部を覆う押えシートが透明な樹脂シートからなるので、該樹脂シートを透過して再び反射板によって反射させてカバー部材側に戻すことができるので、照明効果を高めることができる。
本発明の照明器具においては、前記発光素子は、正方形又は長方形をなし、前記反射板の開口部は、前記発光素子の形状に適合する形状をなし、前記凹部の内周の、前記開口部に近接した部分は、稜線を有する角錐形状をなし、前記平坦面に近接する部分は、稜線が消えて、前記平坦面に対する傾斜角も緩やかになった、なだらかな曲面形状をなすことが好ましい。上記態様によれば、開口部に近接した稜線を有する角錐形状をなす部分で剛性を付与すると共に、稜線が消えて、平坦面に対する傾斜角も緩やかになった、なだらかな曲面形状をなす部分で、発光素子から発せられた光を反射させて、前方に向けて広がりながらカバー部材に効率よく照射させることができる。
本発明の照明器具においては、前記発光素子は、発光色の異なる一対のものが並んで、前記反射板の前記各開口部から露出するように配置されていることが好ましい。上記態様によれば、発光色の異なる発光素子を別々の開口部に配置した場合に比べて、反射板の開口部の数を少なくすることができ、それによって、開口部どうしの間隔を広げて、その広がった部分に固着手段を配置することができる。このため、固着手段によって反射板が凹んでも、開口部を有する凹部の形状に影響を与えないようにすることができる。
本発明によれば、反射板が固着手段によって押えられるので、反射板の変形が抑制されて安定した形状を維持することができると共に、反射板の開口部から発光素子が露出しているので、熱が外部に発散されやすくなり、かつ、発光素子が実装された回路基板が、金属板で形成された本体上に設置されているので、回路基板の熱も本体を介して外部に発散されやすくなり、発光素子の発光効率の低下を抑制して寿命を長くすることができる。
本発明に係る照明器具の一実施形態を示しており、その斜視図である。 同照明器具の分解斜視図である。 同照明器具の、要部分解斜視図である。 同照明器具において、カバー部材を取外した状態の斜視図である。 同照明器具において、天井部との取付部材を示す拡大斜視図である。 同照明器具を構成する反射板を示す、拡大斜視図である。 同照明器具の、要部拡大斜視図である。 同照明器具の、要部拡大断面図である。 本発明に係る照明器具の他の実施形態を示しており、その要部分解斜視図である。 同照明器具の、要部拡大斜視図である。 同照明器具の、要部拡大断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る照明器具の一実施形態について説明する。
図2に示すように、この実施形態における照明器具10は、環状をなした金属板で形成された本体20を有している。なお、以下の説明においては、照明器具10の、図示しない天井への取付け面側を背面(裏面ともいう)とし、その反対側、すなわち室内側に向く面を前面(表面ともいう)として説明する。
図2に示すように、本体20の外周縁部は前面側に湾曲しており、その内周側底面には、周方向複数箇所に係止部材21が取付けられている。また、図5に示すように、本体20の内周縁部は、前面側に湾曲しており、その開口部内周は、アダプター30が係合する取付部22をなしている。更に図8に示すように、本体20の所定箇所には、ネジ67をネジ止めするための、ネジ孔23が複数形成されている。
また、図3や図5に示すように、本体20の取付部22の外周には、前面側が閉塞された二重筒状をなす、点灯装置カバー24が配置されている。特に図5に示すように、この点灯装置カバー24内には、発光素子45(図3,8参照)の点灯(発光)に、必要な回路部品からなる点灯装置25が収容されている。更に点灯装置25には、常夜灯26や、点灯状態を確認するためのランプ27,28が接続されている。また、点灯装置カバー24の前面には、複数の係合溝24aが形成されている。
図5に示すように、前記アダプター30は、図示しない天井に装着される配線器具である、引掛けシーリングボディ33に周知の態様で接続される。このアダプター30の外周の、対向する2箇所からは、テーパ面31aを有する係合爪31が突出しており、各係合爪31は、その突出方向に付勢されている。そして、取付部22に対して、アダプター30が背面側から挿入されると、テーパ面31aを介して係合爪31が引き込んだ後、取付部22に係合するようになっている(図3及び図4)。なお、アダプター30には、照明器具10を引掛けシーリングボディ33から取り外す際に、各係合爪31を引き込ませて、係合を解除する解除ボタン35が設けられている(図5参照)。また、図5に示すように、アダプター30は、コード37の先端に設けられたコネクタ37aを介して、前記点灯装置25に接続されている。
図3や図8に示すように、本体20上には、回路基板40が設置されるようになっている。この実施形態の回路基板40は、扇形状をなした4枚のものから構成されている。そして、これらの4枚の回路基板40が周方向に連結されて、点灯装置カバー24の外周を囲むように環状をなして、本体20の前面側に設置されるようになっている。また、4枚の回路基板40には、それぞれコネクタ41が設けられている(図3参照)。そして、周方向に隣接した回路基板40,40のコネクタ41,41どうしが、図示しない端子を介して互いに連結されることで、4枚の回路基板40が電気的に一体的に接続されるようになっている。
また、回路基板40上には、所定の配列で複数の発光素子45が実装されている。この実施形態の場合、図3に示すように、前記回路基板40上に、同心円状をなすと共に、半径方向に7列で、複数の発光素子45が配置されており、周方向に並ぶ同じ列の発光素子45は、おおむね等間隔で配置されている。各発光素子45は長方形状をなしている。また、回路基板40の半径方向の所定列に配置された発光素子45と、半径方向に隣接する列に配置された発光素子45とは、千鳥状をなすように位置ずれしている。
更に、この実施形態における発光素子45は、発光色が異なる2種類のLEDで構成されており、異なる発光色のものが、回路基板40の周方向に交互に配置されている。また、図3や図8に示すように、各回路基板40には、本体20に形成されたネジ孔23に対応する位置に、複数のネジ貫通孔43が形成されている。なお、発光素子45は、例えば、正方形状としてもよく、また、複数の発光素子45の配列も上記態様に限定されるものではない。
更にこの照明器具10は、各発光素子45を囲むように、反射板50が設置されるようになっている。この反射板50は、例えば、ポリエステル等の熱可塑性樹脂の内部に、所定気泡径以下の微細な気泡を含有させた、気泡含有樹脂シートからなるものである。なお、反射板50の内部に含有された気泡の、平均気泡径は50μm以下であることが好ましい。
また、図3に示すように、この実施形態の反射板50は、前記回路基板40に適合するように、扇形状をなした4枚のものから構成されており、各反射板50は、長方形状をなした発光素子45に対応して、長方形状に形成された複数の凹部51を有している。
図3及び図6に示すように、この実施形態では、回路基板40に実装された複数の発光素子45に対応して、反射板50上に、同心円状をなすと共に、半径方向に7列で、複数の凹部51が形成されており、周方向に並ぶ同じ列の凹部51は、おおむね等間隔で配置されている。また、反射板50の半径方向の所定列に配置された凹部51と、半径方向に隣接する列に配置された凹部51とは、千鳥状をなすように位置ずれしている。なお、図3及び図8に示すように、各反射板50には、本体20の複数のネジ孔23や、回路基板40の複数のネジ貫通孔43に対応する位置に、複数のネジ貫通孔58が形成されている。
また、図6に示すように、各凹部51の底部には、対応する発光素子45を露出させるための、開口部53が形成されている。この実施形態における開口部53は、長方形状をなした発光素子45に適合して、長方形状をなしている。
更に各凹部51の内周は、長方形状をなした開口部53の各辺の周縁から、前面側に向けて次第に広がるような傾斜面55をなしている。この実施形態では、開口部53の4辺から広がる内周部分がそれぞれ傾斜面55をなしており、凹部51の内周は、全体として頭部を切断した四角錐のように凹んだ形状となっている(図6及び図8参照)。また、図6に示すように、各凹部51の周縁(底部から離れた前面側の周縁)は、前面側が平坦面とされた四角枠状をなした枠状部によって囲まれており、これらの枠状部の、周方向及び半径方向に隣接するものどうしが互いに連結されて、各凹部51を囲むように枠状をなして連続する平坦面57をなしている。
更に図6に示すように、各凹部51の内周の、開口部53に近接した部分は、稜線Rを有する角錐形状をなしており、平坦面57に近接する部分は、稜線が消えて、平坦面57に対する傾斜角も緩やかになった、なだらかな曲面形状をなしている。また、図3に示すように、反射板50の、回路基板40のコネクタ41に対応する位置には、コネクタ挿入穴59が形成されており、コネクタ41が前面側に露出するようになっている(図7参照)。なお、発光素子45が正方形をなしている場合には、それに適合して、反射板50の開口部53も正方形をなすものとされる。
また、図3、図7、及び図8に示すように、この照明器具10は、上記反射板50上に配置されて、同反射板50を押え込む、押えシート60を有している。
この実施形態の押えシート60は、例えば、ポリカーボネート、エポキシ樹脂等からなる透明な樹脂シートからなるものであって、回路基板40や反射板50に適合するように、扇形状をなした4枚のものから構成されている。
図3及び図7に示すように、各押えシート60には、反射板50の凹部51に対応する部分が開口するように、長方形状をなした開口61が複数形成されている。この実施形態では、反射板50に設けられた複数の凹部51に対応して、押えシート60上に、同心円状をなすと共に、半径方向に7列で、複数の開口61が形成されており、周方向に並ぶ同じ列の開口61は、おおむね等間隔で配置されている。また、押えシート60の半径方向の所定列に配置された開口61と、半径方向に隣接する列に配置された開口61とは、千鳥状をなすように位置ずれしている。
更に、各押えシート60の、開口61以外の部分が、反射板50の平坦面57に適合して、略格子状をなした押え板部63となっている。そして、図8に示すように、この押え板部63が、反射板50の平坦面57の前面側に配置されて、同平坦面57に当接可能とされており、反射板50が熱変形したときの浮き上がりを押え込む部分となっている。また、各反射板50には、本体20の複数のネジ孔23や、回路基板40の複数のネジ貫通孔43、更に反射板50の複数のネジ貫通孔58に対応する位置に、複数のネジ貫通孔65が形成されている。更に、図3に示すように、押えシート60の、回路基板40のコネクタ41及び反射板50のコネクタ挿入穴59に対応する位置には、複数の押え板部63が破断されて破断部64が形成されており、コネクタ41が前面側に露出するようになっている(図7参照)。
そして、回路基板40、反射板50、及び押えシート60は、次のようにして本体20に固着されるようになっている。
すなわち、図8に示すように、本体20の前面側に回路基板40を配置し、この回路基板40の前面側に反射板50を配置し、更に反射板50の前面側に押えシート60を配置して、これらを互いに重ね合わせると共に、ネジ67を、押えシート60のネジ貫通孔65、反射板50のネジ貫通孔58、回路基板40のネジ貫通孔43にそれぞれ挿通させて、本体20のネジ孔23に螺着させる。その結果、本体20と、回路基板40と、反射板50と、押えシート60とが互いに密着した状態で、共締めされて固定されるようになっている。
すなわち、この実施形態においては、上記のように、押えシート60と、反射板50と、回路基板40とを貫通し、本体20に設けられたネジ孔23に螺着される、上記「ネジ67」が、回路基板40、反射板50、及び押えシート60を重ね合わせて、本体20に固着するための、本発明における「固着手段」をなしている。なお、固着手段は、ネジに限らず、接着剤や、両面接着テープなどを用いることもできる。
また、この照明器具10は、本体20との間に、回路基板40、反射板50、及び押えシート60を配置して、本体20に被せられ、発光素子45から照射される光を拡散させて透過するカバー部材70を備えている。
この実施形態におけるカバー部材70は、前記本体20と同様に、全体が環状をなしており、乳白色を呈する拡散性を備えた、透光性の樹脂板から形成されている。また、図1に示すように、カバー部材70の外周縁部は、背面側に湾曲した形状をなしており、この外周縁部の内周の、周方向複数箇所には、本体20に設けた複数の係止部材21に係合する、複数の係止凸部71が形成されている。したがって、カバー部材70を本体20に被せて、回転させることによって、カバー部材70の複数の係止凸部71が、本体20の複数の係止部材21にそれぞれ係合して、本体20にカバー部材70が装着されるようになっている。
また、図1に示すように、カバー部材70の内周開口部には、点灯装置カバー24の前面との間に、カバー部材70の内周縁部を挟むように、金属板で形成された円板状の化粧カバー75が装着されるようになっている。図2に示すように、この化粧カバー75は、その背面側周縁に、3つの係合爪76を有しており、これらの係合爪76が点灯装置カバー24の複数の係合溝24aにそれぞれ係合することで、カバー部材70の内周開口部に装着されるようになっている。また、化粧カバー75には、本体20側に設けた常夜灯26や、点灯状態を確認するためのランプ27,28を露出させるための孔77,78,79が形成されている。
次に、上記構成からなる照明器具10の作用効果について説明する。
すなわち、この照明器具10においては、回路基板40上に実装された複数の発光素子45を囲むように反射板50が設置されており、この反射板50は、凹部51の底部に設けられ、発光素子45を露出させる開口部53の内周が、開口部53の周縁から前面側に広がる傾斜面55をなしている。そのため、図示しないリモコン等を介して照明器具10のスイッチをオンにすると、点灯装置25により回路基板40上の発光素子45が発光して、図8に示すように、発光素子45から発せられた光Lが、反射板50の凹部51内周の傾斜面55によって反射されて、前方に向けて広がりながらカバー部材70に向けて効率よく照射することができ、室内等を明るく照らすことができる。
また、反射板50は、気泡含有シートからなるので、光を分散させて反射する能力に優れ、軽量であるという利点を有している。なお、気泡含有シートからなる反射板50は、熱によって変形して浮き上がったりしやすいという問題がある。しかし、この照明器具10においては、固着手段をなすネジ67によって、回路基板40、反射板50、及び押えシート60を重ね合わせて、本体20に止め締めして固定した状態で、図8に示すように、反射板50の平坦面57の前面に、押えシート60の押え板部63が密接して押え込むので、反射板50の変形を抑制して、安定した形状に維持することができる。
更に、LEDなどの発光素子45は、発熱によって高温下にさらされると、発光効率が低下して寿命が短くなるという問題がある。しかし、この照明器具10においては、図7や図8に示すように、反射板50の複数の開口部53から各発光素子45が露出しているので、発光素子45の熱が外部に発散されやすくなる。また、発光素子45が実装された回路基板40が、金属板で形成された本体20上に設置されているので(図8参照)、回路基板40の熱も、本体20を介して外部に発散されやすくなる。これらの結果、LEDなどの発光素子45の発光効率の低下を抑制して、その寿命を長くすることができる。
更に、この照明器具10は、回路基板40上に樹脂シートからなる反射板50と、この反射板50を押える押えシート60とが載置され、その上をカバー部材70で覆う形状をなしているので、照明器具10全体として薄型化及び軽量化を図ることができる。
更に、この実施形態の照明器具10においては、図8に示すように、回路基板40、反射板50、及び押えシート60を重ね合わせて、本体20に固着する固着手段は、押えシート60と、反射板50と、回路基板40とを貫通し、本体20に設けられたネジ孔23に螺着される、ネジ67で構成されている。そのため、このネジ67によって、押えシート60と、反射板50と、回路基板40とを共締めして、本体20に固着することができるので、作業性を向上させることができると共に、回路基板40と本体20とを密着させて、回路基板40の熱を、本体20を通して外部に、より発散しやすくすることができる。
また、この実施形態の照明器具10においては、発光素子45は長方形をなしており、反射板50の開口部53は、発光素子45の形状に適合する形状をなし、凹部51の内周の、開口部53に近接した部分は、稜線Rを有する角錐形状をなし、平坦面57に近接する部分は、稜線が消えて、平坦面57に対する傾斜角も緩やかになった、なだらかな曲面形状をなしている(図8参照)。そのため、発光素子45から照射された光が、反射板50の内周によって反射される光の角度を少しずつ変えて、反射光をより効果的に広げて前方に照射することができるので、カバー部材70を透過して発せられる光Lを、より均一にすることができる。なお、発光素子45が正方形をなし、開口部53も正方形をなしている場合でも、同様の作用効果を得ることができる。
また、この実施形態の照明器具10においては、押えシート60は、透明な樹脂シートからなっている。そのため、発光素子45から照射された光Lの一部が、カバー部材70を透過せずに、カバー部材70内面で反射されて反射板50側に戻ってきたときに、押えシート60である樹脂シートを透過して、再び反射板50によって反射させて(図8の矢印L1参照)、カバー部材70側に戻すことができるので、照明効果を高めることができる。
図9〜11には、本発明に係る照明器具の、他の実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態における照明器具10Аは、前記実施形態と比較して、押えシートを備えていない構成となっている。すなわち、図9に示すように、この照明器具10Аは、発光素子46,47が実装された回路基板40Aの前面側(表面側)に、反射板50Aが配置されており、該反射板50Aが、ネジ67を介して回路基板40Aに直接締め付け固定された構造となっている。
図9に示すように、前記回路基板40Aの前面側には、発光色の異なる一対の発光素子46,47が、周方向に配置されると共に、半径方向に複数列配置されている。また、図10に示すように、一対の発光素子46,47は、回路基板40Aの半径方向に沿って並列して配置されている。
一方、前記反射板50Aは、前記実施形態と同様に、扇形状をなした4枚のものから構成されている。各反射板50Aには、発光素子46,47を露出させるための、長方形状をなした開口部53が複数形成されている。各開口部53は、その長手方向が、反射板50Aの半径方向に沿って配置されている。また、各開口部53は、回路基板40Aに実装された一対の発光素子46,47の配置パターンに適合する配置パターンとなるように、反射板50Aの周方向に沿って所定間隔で、及び半径方向に沿って複数列で形成されている。そのため、図10に示すように、一対の発光素子46,47に対して各開口部53を整合させた状態で、回路基板40Aの前面に回路基板40Aの前面側に、反射板50Aを重ね合わせて載置すると、各開口部53から一対の発光素子46,47が露出するようになっている。
また、図10や図11に示すように、反射板50Aの平坦面57の所定箇所には、回路基板40A側に向けて凹んだ形状をなした、ネジ配置凹部54が複数形成されている。図11に示すように、このネジ配置凹部54の底部には、ネジ係止孔54aが形成されている。
そして、図11に示すように、一対の発光素子46,47に対して各開口部53を整合させた状態で、回路基板40Aの前面に反射板50Aを重ね合わせると、各開口部53から一対の発光素子46,47が露出すると共に、回路基板40のネジ配置凹部54の背面が回路基板40Aの前面に当接した状態で載置される。この状態で、ネジ配置凹部54にネジ67を配置して、ネジ67の軸部67aを、反射板50Aのネジ係止孔54a、回路基板40Aのネジ貫通孔43に挿通し、本体20のネジ孔23に螺着することで、ネジ係止孔54aの前面側周縁にネジ67の頭部67bが係止して、反射板50Aが回路基板40Aに対して締め付け固定されるようになっている。
すなわち、この実施形態においては、上記「ネジ67」が、回路基板40A及び反射板50Aを重ね合わせて、本体20に固着する、本発明における「固着手段」をなしている。また、この実施形態においては、上記の「ネジ配置凹部54」が、本発明における「反射板のネジで締め付けられた部分」をなしている。
また、反射板50Aの、回路基板40Aに設けられたコネクタ41に対応する位置には、コネクタ挿入穴59が形成されており、ネジ67を介して回路基板40Aに反射板50Aが取付けられた状態で、コネクタ41が前面側に露出するようになっている(図10及び図11参照)。その結果、コネクタ41どうしを、反射板50の前面側で連結することができるので、組立作業性を向上させることができる。
そして、この実施形態における照明器具10Aにおいては、上述したように、反射板50Aは、固着手段をなすネジ67を介して、回路基板40Aに直接締め付け固定することができる。そのため、反射板50Aが、剛性の比較的低い気泡含有樹脂シートからなっていても、反射板50Aと回路基板40Aとを、しっかりと本体20に固定することができる(図11参照)。
また、図11に示すように、反射板50Aの回路基板40A側に凹んだ部分であるネジ配置凹部54が、回路基板40Aの前面に当接して、、ネジ67で締め付けられているので、反射板50Aを回路基板40Aにガタ付きなくしっかりと固定することができる。また、反射板50Aの前面からネジ67の頭部が出っ張ることを防いで、照明装置の薄型化を図ることができる。
また、この照明器具10Aにおいては、図10や図11に示すように、発光素子46,47は、発光色の異なる一対のものが並んで、反射板50Aの各開口部53から露出するように配置されている。そのため、反射板50Aの開口部53の数を少なくして、開口部53の間隔を広げることができ、その広がった部分を利用して、固着手段(ここではネジ67)を配置しやすくすることができる。また、固着手段によって反射板50Aが凹んでも、開口部53を有する凹部(ここではネジ配置凹部54)の形状に影響を与えないようにすることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で、各種の変形実施形態が可能であり、そのような実施形態も本発明の範囲に含まれる。
10,10A 照明器具
20 本体
21 係止部材
22 取付部
23 ネジ孔
24 点灯装置カバー
24a 係合溝
25 点灯装置
26 常夜灯
27,28 ランプ
30 アダプター
31 係合爪
31a テーパ面
33 引掛けシーリングボディ
35 解除ボタン
37 コード
37a コネクタ
40,40A 回路基板
41 コネクタ
42 ケーブル
43 ネジ貫通孔
45,46,47 発光素子
50,50A 反射板
51 凹部
53 開口部
54 ネジ配置凹部
54a ネジ係止孔
55 傾斜面
57 平坦面
58 ネジ貫通孔
59 コネクタ挿入穴
60 押えシート
61 開口
63 押え板部
64 破断部
65 ネジ貫通孔
67 ネジ
67a 軸部
67b 頭部
70 カバー部材
71 係止凸部
75 化粧カバー
76 係合爪
77,78,79 孔
R 稜線

Claims (8)

  1. 金属板で形成された本体と、
    前記本体上に設置された回路基板と、
    前記回路基板上に所定の配列で実装された複数の発光素子と、
    前記各発光素子を囲むように設置された反射板と、
    前記回路基板、及び前記反射板を重ね合わせて、前記本体に固着する固着手段と、
    前記本体との間に、前記回路基板、及び前記反射板を配置して、前記本体に被せられ、前記発光素子から照射される光を拡散させて透過するカバー部材とを備え、
    前記反射板は、気泡含有樹脂シートからなり、前記各発光素子に対応して形成された凹部と、該凹部の底部に形成されて対応する発光素子を露出させる開口部とを有し、前記凹部の内周は、前記開口部の周縁から前面側に向けて広がるような傾斜面をなし、前記各凹部の周縁は、各凹部を囲むように枠状をなして連続する平坦面をなしていることを特徴とする照明装置。
  2. 前記固着手段は、前記反射板と、前記回路基板とを貫通し、前記本体に設けられたネジ孔に螺着されるネジで構成される、請求項1記載の照明器具。
  3. 前記反射板の前記ネジで締め付けられた部分が、前記回路基板側に凹んで前記回路基板の前面に当接している、請求項2記載の照明器具。
  4. 前記反射板上に、前記反射板の前記凹部に対応する部分が開口していて、前記反射板の前記平端面に適合する形状をなす押えシートが配置され、
    前記固着手段は、前記回路基板、前記反射板、及び前記押えシートを重ね合わせて、前記本体に固着している、請求項1記載の照明器具。
  5. 前記固着手段は、前記押えシートと、前記反射板と、前記回路基板とを貫通し、前記本体に設けられたネジ孔に螺着されるネジで構成される、請求項4記載の照明器具。
  6. 前記押えシートは、透明な樹脂シートからなる、請求項4又は5記載の照明器具。
  7. 前記発光素子は、正方形又は長方形をなし、前記反射板の開口部は、前記発光素子の形状に適合する形状をなし、前記凹部の内周の、前記開口部に近接した部分は、稜線を有する角錐形状をなし、前記平坦面に近接する部分は、稜線が消えて、前記平坦面に対する傾斜角も緩やかになった、なだらかな曲面形状をなす、請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明器具。
  8. 前記発光素子は、発光色の異なる一対のものが並んで、前記反射板の前記各開口部から露出するように配置されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の照明器具。
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