JP2019106092A - 修正箇所抽出プログラム、修正箇所抽出方法、情報処理装置および情報処理システム - Google Patents

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一秀 鈴木
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Abstract

【課題】システムに関する文書情報の修正箇所の抽出漏れを防ぐこと。【解決手段】情報処理装置101は、第1システムに関する文書情報に含まれる修正対象の第1名称の指定を受け付ける。情報処理装置101は、関連するシステム間における名称の対応関係を示す情報を記憶する記憶部110の記憶内容に基づいて、第1システムに関連する第2システムについて、指定された第1名称に対応する第2名称を特定する。情報処理装置101は、第2システムに関する1または複数の文書情報の中から、特定した第2名称を含む文書情報を検索する。情報処理装置101は、検索された文書情報における第2名称に対応する箇所を特定可能な修正箇所特定情報を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、修正箇所抽出プログラム、修正箇所抽出方法、情報処理装置および情報処理システムに関する。
従来、システムの改修を行うにあたり、仕様書、設計書などのドキュメントや、ソフトウェアのソースプログラムの修正は人手により行われる。例えば、あるシステムの項目名を変更する場合、その変更にともなって修正すべきドキュメントやソースプログラムの修正箇所の抽出は、人手により行われていた。
先行技術としては、仕様書を管理するテーブルと、ソースコードを管理するテーブルと、仕様書間および仕様書−ソースコード間での項目間の関連を定義するテーブルと、ベースライン管理するテーブルとに格納された各種情報に基づいて、修正対象仕様書およびソースコードを特定するものがある。また、バージョンアップするソフトウェアの名称とバージョンでソフトウェア属性情報を検索し、ソフトウェア属性情報から抽出したソフトウェアの名称ならびに関連ソフトウェア名称を属性関連情報として管理するものがある。また、ソースコードの変更に対し内部設計書と単体試験規格書の修正作業を連動して行い、修正作業ごとに開発成果物の対応するバージョンを対応情報記憶部に記憶し、対応一覧表、相互参照表を自動生成するものがある。また、ソースコードの修正が行われた際に、修正情報をソースコード内に蓄積し、ソースコード内に記憶される修正履歴を、修正されたソースコードに基づくプログラムの実行順に並べた修正履歴情報として生成して表示する技術がある。
特開2008−4029号公報 特開2004−30127号公報 特開2002−182908号公報 特開2008−134900号公報
しかしながら、従来技術では、システムの改修を行うにあたり、ドキュメントやソースプログラムなどについて修正すべき箇所の抽出漏れが生じる場合がある。例えば、特定のシステムの項目等を変更するときに、連携先のシステムがある場合には、特定のシステムの項目等の変更が連携先のシステムに影響を及ぼすことがあり、人手により修正箇所を漏れなく抽出することは難しい。
一つの側面では、本発明は、システムに関する文書情報の修正箇所の抽出漏れを防ぐことを目的とする。
1つの実施態様では、第1システムに関する文書情報に含まれる修正対象の第1名称の指定を受け付け、関連するシステム間における名称の対応関係を示す情報を記憶する記憶部の記憶内容に基づいて、前記第1システムに関連する第2システムについて、指定された前記第1名称に対応する第2名称を特定し、前記第2システムに関する1または複数の文書情報の中から、特定した前記第2名称を含む文書情報を検索し、検索した前記文書情報における前記第2名称に対応する箇所を特定可能な情報を出力する、修正箇所抽出プログラムが提供される。
本発明の一側面によれば、システムに関する文書情報の修正箇所の抽出漏れを防ぐことができる。
図1は、実施の形態にかかる修正箇所抽出方法の一実施例を示す説明図である。 図2は、情報処理システム200のシステム構成例を示す説明図である。 図3は、情報処理装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図4は、システムテーブル220の記憶内容の一例を示す説明図である。 図5は、連携先システムテーブル230の記憶内容の一例を示す説明図である。 図6は、項目名テーブル240の記憶内容の一例を示す説明図である。 図7は、項目名突合せテーブル250の記憶内容の一例を示す説明図である。 図8は、ドキュメントDB260の記憶内容の一例を示す説明図である。 図9は、プログラムソースDB270の記憶内容の一例を示す説明図である。 図10は、修正対象指定画面の画面例を示す説明図である。 図11は、情報処理装置101の機能的構成例を示すブロック図である。 図12は、修正対象文書リスト1200の具体例を示す説明図である。 図13は、修正箇所抽出画面の画面例を示す説明図である。 図14は、修正箇所特定画面の画面例を示す説明図(その1)である。 図15は、修正箇所特定画面の画面例を示す説明図(その2)である。 図16は、情報処理装置101の修正箇所抽出処理手順の一例を示すフローチャートである。 図17は、第1の修正箇所抽出処理の具体的処理手順の一例を示すフローチャートである。 図18は、第2の修正箇所抽出処理の具体的処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下に図面を参照して、本発明にかかる修正箇所抽出プログラム、修正箇所抽出方法、情報処理装置および情報処理システムの実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、実施の形態にかかる修正箇所抽出方法の一実施例を示す説明図である。図1において、情報処理装置101は、システムに関する文書情報における修正すべき箇所を抽出するコンピュータである。システムは、コンピュータによる情報処理を行うコンピュータシステムであり、例えば、経理システム、財務システム、総務システム、人事システムなどの業務システムである。システムに関する文書情報は、例えば、仕様書、設計書などのドキュメントや、ソフトウェアのソースプログラムなどである。
システムの改修を行うにあたり、ドキュメントやソースプログラムなどの修正が行われることがある。例えば、経理システムにおいて、「職制」という項目名を「部署コード」に変更する場合、仕様書などの中で「職制」を扱っている箇所を、「部署コード」に修正する。この場合、ソースプログラム中で「職制」を扱っている箇所についても修正する。また、システムの中には、他のシステムと連携して動作するものがある。例えば、経理システムにおいて作成された入出金に関する情報を、決算システムに渡すような運用がなされている場合がある。この場合、決算システム側でも、経理システム側の項目名の変更によって影響を受ける箇所の修正を行う。
この際、人手により修正箇所の抽出を行う場合、人為的な作業のため、連携先のシステムを含む修正適用範囲の判断ミス等が発生して、修正すべき箇所の抽出漏れが生じることがある。この結果、修正すべき箇所の修正漏れが発生すると、例えば、ドキュメントとソースプログラムとの不整合が生じて、システム稼働後の重大なトラブルを招くおそれがある。このため、修正適用範囲を正確に判断して、修正すべきドキュメントとソースプログラムを洗い出し、修正箇所を漏れなく抽出することは重要である。
ここで、複数のドキュメントの中から、入力されたキーワードを検索する機能がある。この機能を利用して、例えば、あるシステムの項目名を修正する場合に、修正対象の項目名をキーワードとして入力することで、そのシステムに関するドキュメントやソースプログラムの中から、修正対象の項目名を検索することができる。
また、連携先のシステムがあれば、同じキーワードを用いて、連携先のシステムに関するドキュメントやソースプログラムの中から、修正対象の項目名を検索することが考えられる。しかしながら、各システムで用いられる項目名や変数名は、システム間で統一されていない場合がある。例えば、あるシステムでは、「職制」とされている項目について、連携先のシステムでは、「職制コード」とされている場合がある。
すなわち、同じ意味の項目や変数であっても、システム間で異なる名称(項目名、変数名)が用いられることがある。したがって、連携先のシステムについて、単に同じキーワードを用いただけでは、連携先のシステムに関するドキュメントやソースプログラムの中から修正箇所を抽出することができず、修正漏れにともなう重大なトラブルを招くおそれがある。
そこで、本実施の形態では、システムの項目等を変更する際に、連携先のシステムについて、ドキュメントやソースプログラムなどの文書情報における修正すべき箇所の抽出漏れを防ぐ修正箇所抽出方法について説明する。以下、情報処理装置101の処理例について説明する。
(1)情報処理装置101は、第1システムに関する文書情報に含まれる修正対象の第1名称の指定を受け付ける。ここで、修正対象の第1名称は、例えば、ドキュメントやソースプログラムに含まれるシステム、装置、機能、データ、属性などの名称である。具体的には、例えば、修正対象の第1名称は、項目名や変数名である。項目名は、項目の名称である。項目は、システムに関するドキュメントやソースプログラムで用いられる項目であり、例えば、データ項目である。変数とは、変数の名称である。変数は、システムに関するソースプログラムで用いられる変数である。
図1の例では、システムXに関する文書情報に含まれる修正対象の第1名称として「xxx」が指定された場合を想定する。
(2)情報処理装置101は、記憶部110の記憶内容に基づいて、第1システムに関連する第2システムについて、指定された第1名称に対応する第2名称を特定する。ここで、記憶部110は、関連するシステム間における名称の対応関係を示す情報を記憶する。関連するシステムとは、連携して動作するような複数のシステムである。
上述したように、各システムで用いられる項目名や変数名は、システム間で統一されていない場合がある。ここでは、関連するシステム間における名称の対応関係をあらかじめ記憶しておく。対応関係にある2つの名称は、例えば、異なる名称であっても、同じ意味の項目や変数を表している。
図1の例では、記憶部110には、システムXとシステムYとの間の名称の対応関係を示す情報が記憶されている。システムYは、システムXと連携して動作する他のシステムである。具体的には、例えば、記憶部110には、システムXの名称「xxx」とシステムYの名称「yyy」との対応関係を示す情報が記憶されている。この場合、指定された第1名称「xxx」に対応する第2名称として「yyy」が特定される。
なお、記憶部110は、情報処理装置101が有していてもよく、また、情報処理装置101と通信可能な他のコンピュータが有していてもよい。他のコンピュータが記憶部110を有する場合、情報処理装置101は、例えば、他のコンピュータを介して記憶部110にアクセスすることで、記憶部110の記憶内容を参照することができる。
(3)情報処理装置101は、第2システムに関する1または複数の文書情報の中から、特定した第2名称を含む文書情報を検索する。具体的には、例えば、情報処理装置101は、第2システムに関するドキュメントやソースプログラムの中から、第2名称が表す項目や変数を扱っているものを検索する。
図1の例では、システムYに関する文書情報121,122,123の中から、第2名称「yyy」を含む文書情報122が検索された場合を想定する。
(4)情報処理装置101は、修正箇所特定情報を出力する。ここで、修正箇所特定情報は、検索された文書情報における第2名称に対応する箇所を特定可能な情報である。修正箇所特定情報は、例えば、検索された文書情報を、当該文書情報における第2名称に対応する箇所を識別可能に加工処理したものであってもよい。また、修正箇所特定情報は、検索された文書情報における第2名称に対応する箇所を特定可能な段落番号やページ番号等を示すものであってもよい。
図1の例では、修正箇所特定情報130が出力された場合を想定する。修正箇所特定情報130は、文書情報122を、当該文書情報122における第2名称「yyy」に対応する箇所を識別可能に加工処理したものである。より具体的には、例えば、修正箇所特定情報130は、第2名称「yyy」に対応する箇所にマーキングがされた文書情報122である。
このように、情報処理装置101によれば、関連するシステム間における名称の対応関係を示す情報に基づいて、第1システムに関連する第2システムについて、指定された修正対象の第1名称に対応する第2名称を特定することができる。これにより、第1システムと第2システムとの間で項目や変数の名称が統一されていない場合であっても、第1システムの修正対象の名称(第1名称)と同じ意味の項目等を表す名称を、第2システムの修正対象の名称(第2名称)として特定することができる。
また、情報処理装置101によれば、第2システムに関する1または複数の文書情報の中から、特定した第2名称を含む文書情報を検索し、検索した文書情報における第2名称に対応する箇所を特定可能な情報を出力することができる。これにより、第2システムに関するドキュメントやプログラムソースにおける修正すべき箇所を特定可能な情報を出力することができる。
このため、システムの改修を行う際に、連携先のシステムについて、ドキュメントやプログラムソース内の修正すべき箇所の抽出漏れを防ぐことができる。また、人手により修正適用範囲を判断して修正箇所を抽出する場合に比べて、抽出作業にかかる時間や手間を削減することができる。
図1の例では、システムXの項目等の変更時に、システムXと連携して動作するシステムYについて、第2名称「yyy」に対応する箇所にマーキングがされた文書情報122(修正箇所特定情報130)を出力して修正箇所の抽出漏れを防ぐことができる。
(情報処理システム200のシステム構成例)
つぎに、図1に示した情報処理装置101を含む情報処理システム200のシステム構成例について説明する。
図2は、情報処理システム200のシステム構成例を示す説明図である。図2において、情報処理システム200は、情報処理装置101と、クライアント装置201と、を含む。情報処理システム200において、情報処理装置101およびクライアント装置201は、有線または無線のネットワーク210を介して接続される。ネットワーク210は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネットなどである。
ここで、情報処理装置101は、システムテーブル220、連携先システムテーブル230、項目名テーブル240、項目名突合せテーブル250、ドキュメントDB(Database)260およびプログラムソースDB270を有する。情報処理装置101は、例えば、サーバである。なお、各種テーブル等220,230,240,250,260,270の記憶内容については、図4〜図9を用いて後述する。
クライアント装置201は、情報処理システム200のユーザが使用するコンピュータである。情報処理システム200のユーザは、例えば、システムの開発者や設計者などである。クライアント装置201は、例えば、PC(Personal Computer)、タブレット型PCなどである。
なお、図2の例では、クライアント装置201を1台のみ表示したが、情報処理システム200には、2台以上のクライアント装置201が含まれていてもよい。
(情報処理装置101のハードウェア構成例)
図3は、情報処理装置101のハードウェア構成例を示すブロック図である。図3において、情報処理装置101は、CPU(Central Processing Unit)301と、メモリ302と、I/F(Interface)303と、ディスクドライブ304と、ディスク305と、を有する。また、各構成部は、バス300によってそれぞれ接続される。
ここで、CPU301は、情報処理装置101の全体の制御を司る。メモリ302は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびフラッシュROMなどを有する。具体的には、例えば、フラッシュROMがOS(Operating System)のプログラムを記憶し、ROMがアプリケーションプログラムを記憶し、RAMがCPU301のワークエリアとして使用される。メモリ302に記憶されるプログラムは、CPU301にロードされることで、コーディングされている処理をCPU301に実行させる。
I/F303は、通信回線を通じてネットワーク210に接続され、ネットワーク210を介して外部のコンピュータ(例えば、図2に示したクライアント装置201)に接続される。そして、I/F303は、ネットワーク210と装置内部とのインターフェースを司り、外部のコンピュータからのデータの入出力を制御する。I/F303には、例えば、モデムやLANアダプタなどを採用することができる。
ディスクドライブ304は、CPU301の制御に従ってディスク305に対するデータのリード/ライトを制御する。ディスク305は、ディスクドライブ304の制御で書き込まれたデータを記憶する。ディスク305としては、例えば、磁気ディスク、光ディスクなどが挙げられる。
なお、情報処理装置101は、上述した構成部のほかに、例えば、SSD(Solid State Drive)、入力装置、ディスプレイ等を有することにしてもよい。また、図2に示したクライアント装置201についても、情報処理装置101と同様のハードウェア構成により実現することができる。ただし、クライアント装置201は、上述した構成部のほかに、入力装置、ディスプレイ等を有する。
(各種テーブル等220,230,240,250,260,270の記憶内容)
つぎに、図4〜図9を用いて、情報処理装置101が有する各種テーブル等220,230,240,250,260,270の記憶内容について説明する。各種テーブル等220,230,240,250,260,270は、例えば、図3に示したメモリ302、ディスク305等の記憶装置により実現される。
図4は、システムテーブル220の記憶内容の一例を示す説明図である。図4において、システムテーブル220は、システム名およびシステムIDのフィールドを有し、各フィールドに情報を設定することで、システム情報(例えば、システム情報400−1〜400−4)をレコードとして記憶する。
ここで、システム名は、システムの名称である。システムIDは、システムを一意に識別する識別子である。例えば、システム情報400−1は、システムID「KEIRI」のシステムのシステム名「経理システム」を示す。以下の説明では、システム名「###」のシステムを「###」と表記する場合がある。
図5は、連携先システムテーブル230の記憶内容の一例を示す説明図である。図5において、連携先システムテーブル230は、システム名、システムIDおよび連携先システムIDのフィールドを有し、各フィールドに情報を設定することで、連携先システム情報(例えば、連携先システム情報500−1〜500−5)をレコードとして記憶する。
ここで、システム名は、システムの名称である。システムIDは、システムを一意に識別する識別子である。連携先システムIDは、連携先のシステムのシステムIDである。例えば、連携先システム情報500−1は、システムID「KEIRI」の経理システムの連携先システムのシステムID「ZAIMU」を示す。
なお、連携先のシステムが存在しない場合、連携先システムIDフィールドは「空白」となる。例えば、連携先システム情報500−5は、システムID「JINJI」の人事システムには連携先システムが存在しないことを示す。
図6は、項目名テーブル240の記憶内容の一例を示す説明図である。図6において、項目名テーブル240は、項目名(日本語)、項目名(変数)、システムIDおよびシステム名のフィールドを有し、各フィールドに情報を設定することで、項目名情報(例えば、項目名情報600−1〜600−11)をレコードとして記憶する。
ここで、項目名(日本語)は、項目の名称である。項目名(変数)は、変数の名称である。項目名(日本語)が同じでも、項目名(変数)が異なれば別レコードとして管理される。システムIDは、システムを一意に識別する識別子である。システム名は、システムの名称である。
例えば、項目名情報600−1は、システムID「KEIRI」の経理システムに関するドキュメントやソースプログラムで用いられる項目の項目名「職制」と、変数の変数名「Shokusei」とを示す。また、項目名情報600−1は、項目名「職制」と変数名「Shokusei」とが対応していることを示す。すなわち、項目名「職制」と変数名「Shokusei」は、同じ項目を表すものである。
なお、項目名テーブル240において、項目名情報は、システム単位にまとめられている。例えば、項目名情報600−1〜600−6は、システムID「KEIRI」の経理システムの項目名情報である。また、項目名情報600−7〜600−11は、システムID「ZAIMU」の財務システムの項目名情報である。
図7は、項目名突合せテーブル250の記憶内容の一例を示す説明図である。図7において、項目名突合せテーブル250は、項目名(日本語)、項目名(変数)、システムID、システム名、連携先項目名(日本語)、連携先項目名(変数)、連携先システムIDおよび連携先システム名のフィールドを有する。各フィールドに情報を設定することで、項目名突合せ情報(例えば、項目名突合せ情報700−1〜700−6)がレコードとして記憶される。
ここで、項目名(日本語)、項目の名称である。項目名(変数)は、変数の名称である。システムIDは、システムを一意に識別する識別子である。システム名は、システムの名称である。連携先項目名(日本語)は、項目名(日本語)に対応する連携先システムの項目名である。連携先項目名(変数)は、項目名(変数)に対応する連携先システムの変数名である。連携先システムIDは、連携先システムのシステムIDである。連携先システム名は、連携先システムの名称である。
例えば、項目名突合せ情報700−1は、システムID「KEIRI」の経理システムの項目名「職制」と、システムID「ZAIMU」の財務システムの項目名「職制コード」とが対応していることを示す。また、項目名突合せ情報700−1は、システムID「KEIRI」の経理システムの変数名「Shokusei」と、システムID「ZAIMU」の財務システムの変数名「SHOKU」とが対応していることを示す。
なお、項目名突合せテーブル250において、項目名突合せ情報は、システム単位にまとめられている。例えば、項目名突合せ情報700−1〜700−6は、システムID「KEIRI」の経理システムの項目名情報である。図1に示した記憶部110は、例えば、項目名突合せテーブル250に対応する。
図8は、ドキュメントDB260の記憶内容の一例を示す説明図である。図8において、ドキュメントDB260は、システムID、ドキュメント名およびデータ本体のフィールドを有し、各フィールドに情報を設定することで、ドキュメント情報(例えば、ドキュメント情報800−1〜800−8)を記憶する。
ここで、システムIDは、システムを一意に識別する識別子である。ドキュメント名は、システムに関するドキュメントの名称である。ドキュメントは、例えば、仕様書や設計書などである。データ本体は、ドキュメント本体である。例えば、ドキュメント情報800−1は、システムID「KEIRI」の経理システムに関するドキュメント名「○○設計書」のドキュメントDct1を示す。
図9は、プログラムソースDB270の記憶内容の一例を示す説明図である。図9において、プログラムソースDB270は、システムID、ソース名およびデータ本体のフィールドを有し、各フィールドに情報を設定することで、プログラムソース情報(例えば、プログラムソース情報900−1〜900−8)を記憶する。
ここで、システムIDは、システムを一意に識別する識別子である。ソース名は、システムに関するプログラムソースの名称である。プログラムソースは、例えば、アプリケーションのソースプログラムである。データ本体は、プログラムソース本体である。例えば、プログラムソース情報900−1は、システムID「KEIRI」の経理システムに関するソース名「○○ソース」のプログラムソースSrc1を示す。
(修正対象指定画面の画面例)
つぎに、図2に示したクライアント装置201に表示される修正対象指定画面の画面例について説明する。以下の説明において、操作画面に表示されているボタン等をユーザが選択する操作としてクリック操作を行う場合を例に挙げて説明する。
図10は、修正対象指定画面の画面例を示す説明図である。図10において、修正対象指定画面1000は、システムについての修正対象となる項目名または変数名の指定を行う操作画面である。修正対象指定画面1000において、例えば、クライアント装置201の不図示の入力装置を用いたユーザの操作入力により、ボックス1001をクリックすると、システムIDを入力することができる。
また、修正対象指定画面1000において、ユーザの操作入力により、ボックス1002をクリックすると、修正対象となる項目名を入力することができる。また、修正対象指定画面1000において、ユーザの操作入力により、ボックス1003をクリックすると、修正対象となる変数名を入力することができる。
また、修正対象指定画面1000において、ユーザの操作入力により、実行ボタン1004をクリックすると、各ボックス1001〜1003の入力内容に基づく修正対象情報が、クライアント装置201から情報処理装置101に送信される。
図10の例では、ボックス1001に「KEIRI」が入力され、ボックス1002に「職制」が入力されている。この状態で実行ボタン1004がクリックされると、システムID「KEIRI」および項目名「職制」を含む修正対象情報が、クライアント装置201から情報処理装置101に送信される。
(情報処理装置101の機能的構成例)
図11は、情報処理装置101の機能的構成例を示すブロック図である。図11において、情報処理装置101は、受付部1101と、特定部1102と、検索部1103と、生成部1104と、出力部1105と、記憶部1110と、を含む。受付部1101〜出力部1105は制御部となる機能であり、具体的には、例えば、図3に示したメモリ302、ディスク305などの記憶装置に記憶されたプログラムをCPU301に実行させることにより、または、I/F303により、その機能を実現する。各機能部の処理結果は、例えば、メモリ302、ディスク305などの記憶装置に記憶される。記憶部1110は、例えば、メモリ302、ディスク305などの記憶装置により実現される。具体的には、例えば、記憶部1110は、各種テーブル等220,230,240,250,260,270を記憶する。
受付部1101は、第1システムに関する文書情報に含まれる修正対象の第1名称の指定を受け付ける。ここで、第1システムは、改修対象のシステムである。文書情報は、ドキュメントやソースプログラムである。修正対象の第1名称は、第1システムの改修にともなって変更する項目や変数の名称、すなわち、項目名や変数名である。項目や変数を変更するとは、例えば、項目名や変数名そのものを修正することや、項目や変数にかかる他の部分(例えば、定義)を修正することを含む。
修正対象の第1名称の指定は、例えば、図10に示した修正対象指定画面1000において行われる。具体的には、例えば、受付部1101は、クライアント装置201から、修正対象指定画面1000の入力内容に基づく修正対象情報を受信することにより、修正対象の第1名称の指定を受け付ける。修正対象情報には、第1システムのシステムID、および、修正対象の項目名または変数名が含まれる。
図10の例では、受付部1101は、システムID「KEIRI」の経理システムについての修正対象の第1名称として、項目名「職制」の指定を受け付ける。
なお、情報処理装置101は、修正対象情報に含まれるシステムIDが、例えば、図4に示したシステムテーブル220に登録されているか否かを判断することにしてもよい。そして、情報処理装置101、未登録のシステムIDであれば、指定されたシステムIDのシステムが存在しない旨のエラー通知を、クライアント装置201に送信することにしてもよい。
特定部1102は、関連するシステム間の対応関係を示す情報を記憶する記憶部1110の記憶内容に基づいて、第1システムに関連する第2システムを特定する。具体的には、例えば、特定部1102は、図5に示した連携先システムテーブル230を参照して、第1システムに関連する第2システムを特定する。
ここで、第1システムとして、システムID「KEIRI」の経理システムが指定された場合を想定する。この場合、特定部1102は、連携先システムテーブル230を参照して、システムID「KEIRI」の経理システムに関連する第2システムとして、システムID「ZAIMU」の財務システムを特定する。なお、システムID「ZAIMU」のシステムのシステム名は、例えば、システムテーブル220から特定することができる。
以下の説明では、各機能部の処理例を説明するにあたり、特に指定する場合を除いて、第1システムを「経理システム」とし、第2システムを「財務システム」とする。
また、特定部1102は、修正対象の第1名称として第1項目名が指定された場合、第1システムにおける項目名と変数名との対応関係を示す情報を記憶する記憶部1110の記憶内容に基づいて、指定された第1項目名に対応する第1変数名を特定する。一方、特定部1102は、修正対象の第1名称として第1変数名が指定された場合、第1システムにおける項目名と変数名との対応関係を示す情報を記憶する記憶部1110の記憶内容に基づいて、指定された第1変数名に対応する第1項目名を特定する。
具体的には、例えば、特定部1102は、経理システムについての修正対象の第1名称として第1項目名「職制」が指定された場合、図6に示した項目名テーブル240を参照して、第1項目名「職制」に対応する第1変数名を特定する。図6の例では、項目名情報600−1,600−2から、第1項目名「職制」に対応する第1変数名「Shokusei」および「SHOKU」が特定される。
これにより、経理システム(第1システム)について、修正対象の第1項目名「職制」と、第1変数名「Shokusei」および「SHOKU」を特定することができる。
また、特定部1102は、関連するシステム間における名称の対応関係を示す情報を記憶する記憶部1110の記憶内容に基づいて、第1システムに関連する第2システムについて、指定された第1名称に対応する第2名称を特定する。具体的には、例えば、特定部1102は、修正対象の第1名称として第1項目名が指定された場合、図7に示した項目名突合せテーブル250を参照して、第2システムについて、指定された第1項目名に対応する第2項目名を第2名称として特定する。一方、特定部1102は、修正対象の第1名称として第1変数名が指定された場合、項目名突合せテーブル250を参照して、第2システムについて、指定された第1変数名に対応する第2変数名を第2名称として特定する。
より具体的には、例えば、特定部1102は、経理システムについての修正対象の第1名称として第1項目名「職制」が指定された場合、項目名突合せテーブル250を参照して、財務システムについて、第1項目名「職制」に対応する第2項目名を特定する。図7の例では、項目名突合せ情報700−1,700−2から、第1項目名「職制」に対応する第2項目名「職制コード」が特定される。
また、特定部1102は、第2名称として第2項目名が特定された場合、第2システムにおける項目名と変数名との対応関係を示す情報を記憶する記憶部1110の記憶内容に基づいて、特定された第2項目名に対応する第2変数名を特定する。一方、特定部1102は、第2名称として第2変数名が特定された場合、第2システムにおける項目名と変数名との対応関係を示す情報を記憶する記憶部1110の記憶内容に基づいて、特定された第2変数名に対応する第2項目名を特定する。
具体的には、例えば、特定部1102は、財務システムについての第2名称として第2項目名「職制コード」が特定された場合、項目名テーブル240を参照して、第2項目名「職制コード」に対応する第2変数名を特定する。図6の例では、項目名情報600−7から、第2項目名「職制コード」に対応する第2変数名「SHOKU」が特定される。
これにより、財務システム(第2システム)について、修正対象の第2項目名「職制コード」および第2変数名「SHOKU」を特定することができる。
検索部1103は、第1システムに関する1または複数の文書情報の中から、指定された第1名称を含む文書情報を検索する。具体的には、例えば、検索部1103は、図8に示したドキュメントDB260を参照して、第1システムに関するドキュメント群から、第1項目名を含むドキュメントを検索する。第1項目名を含むドキュメントとは、例えば、項目名を表す文字列が第1項目名と完全一致する項目を含むドキュメントである。
また、検索部1103は、図9に示したプログラムソースDB270を参照して、第1システムに関するプログラムソース群から、第1変数名を含むプログラムソースを検索する。第1変数名を含むプログラムソースとは、例えば、変数名を表す文字列が第1変数名と完全一致する変数を含むプログラムソースである。
また、検索部1103は、プログラムソースDB270を参照して、第1システムに関するプログラムソース群から、第1項目名を含むプログラムソースを検索することにしてもよい。第1項目名を含むプログラムソースとは、例えば、コメント等に含まれる項目名を表す文字列が第1項目名と完全一致するプログラムソースである。
これにより、第1システムについて、ドキュメントDB260およびプログラムソースDB270から、修正対象の第1項目名、第1変数名に応じて修正すべき箇所を含むドキュメントおよびプログラムソースを抽出することができる。
ここで、経理システム(第1システム)を例に挙げると、検索部1103は、ドキュメントDB260を参照して、第1システムに関するドキュメント群から、第1項目名「職制」を含むドキュメントを検索する。また、検索部1103は、プログラムソースDB270を参照して、第1システムに関するプログラムソース群から、第1変数名「Shokusei」または「SHOKU」を含むプログラムソースを検索する。また、検索部1103は、プログラムソースDB270を参照して、第1システムに関するプログラムソース群から、第1項目名「職制」を含むプログラムソースを検索する。
また、検索部1103は、第2システムに関する1または複数の文書情報の中から、特定された第2名称を含む文書情報を検索する。具体的には、例えば、検索部1103は、ドキュメントDB260を参照して、第2システムに関するドキュメント群から、第2項目名を含むドキュメントを検索する。第2項目名を含むドキュメントとは、例えば、項目名を表す文字列が第2項目名と完全一致する項目を含むドキュメントである。
また、検索部1103は、プログラムソースDB270を参照して、第2システムに関するプログラムソース群から、第2変数名を含むプログラムソースを検索する。第2変数名を含むプログラムソースとは、例えば、変数名を表す文字列が第2変数名と完全一致する変数を含むプログラムソースである。
また、検索部1103は、プログラムソースDB270を参照して、第2システムに関するプログラムソース群から、第2項目名を含むプログラムソースを検索することにしてもよい。第2項目名を含むプログラムソースとは、例えば、コメント等に含まれる項目名を表す文字列が第2項目名と完全一致するプログラムソースである。
これにより、第2システムについて、ドキュメントDB260およびプログラムソースDB270から、修正対象の第2項目名、第2変数名に応じて修正すべき箇所を含むドキュメントおよびプログラムソースを抽出することができる。
ここで、財務システム(第2システム)を例に挙げると、検索部1103は、ドキュメントDB260を参照して、第2システムに関するドキュメント群から、第2項目名「職制コード」を含むドキュメントを検索する。また、検索部1103は、プログラムソースDB270を参照して、第2システムに関するプログラムソース群から、第2変数名「SHOKU」を含むプログラムソースを検索する。また、検索部1103は、プログラムソースDB270を参照して、第2システムに関するプログラムソース群から、第2項目名「職制コード」を含むプログラムソースを検索する。
なお、検索された検索結果は、例えば、図12に示す修正対象文書リスト1200に記憶される。ここで、修正対象文書リスト1200の具体例について説明する。
図12は、修正対象文書リスト1200の具体例を示す説明図である。図12において、修正対象文書リスト1200は、修正対象文書情報1200−1〜1200−6を記憶する。修正対象文書情報1200−1〜1200−6は、検索部1103によって検索された検索結果を示す情報である。
具体的には、各修正対象文書情報1200−1〜1200−6は、システムID、修正対象文書名およびデータ本体を含む。システムIDは、システムを一意に識別する識別子である。修正対象文書名は、検索部1103によって検索された文書情報の名称(ドキュメント名またはソース名)である。データ本体は、検索部1103によって検索された文書情報(ドキュメントまたはプログラムソース)のデータ本体である。
例えば、修正対象文書情報1200−1によれば、システムID「KEIRI」の経理システムについて、修正対象文書名「○○設計書」のドキュメントDct1を特定することができる。
生成部1104は、検索された検索結果に基づいて、修正箇所特定情報を生成する。ここで、修正箇所特定情報は、検索部1103によって検索された文書情報(ドキュメント、プログラムソース)における第1項目名、第1変数名、第2項目名、第2変数名の少なくともいずれかの名称に対応する箇所を特定可能な情報である。
具体的には、例えば、生成部1104は、検索された第1システムに関するドキュメントにおける第1項目名に対応する箇所の表示形式を他の箇所とは異なる表示形式に変更することにしてもよい。また、例えば、生成部1104は、検索された第2システムに関するドキュメントにおける第2項目名に対応する箇所の表示形式を他の箇所とは異なる表示形式に変更することにしてもよい。
ここで、他の箇所とは異なる表示形式に変更するとは、例えば、背景色を異なる色に変更したり、フォントを変更したり、太字にしたり、下線を引いたりすることである。
また、例えば、生成部1104は、検索された第1システムに関するプログラムソースにおける第1変数名または第1項目名に対応する箇所の表示形式を他の箇所とは異なる表示形式に変更することにしてもよい。また、例えば、生成部1104は、検索された第2システムに関するプログラムソースにおける第2変数名または第2項目名に対応する箇所の表示形式を他の箇所とは異なる表示形式に変更することにしてもよい。
この場合、第1項目名、第1変数名、第2項目名、第2変数名に対応する箇所の表示形式が変更されたドキュメントやプログラムソースが、修正箇所特定情報となる。
また、生成部1104は、検索された第1システムに関するドキュメントにおける第1項目名に対応する箇所にマークを付すことにしてもよい。また、例えば、生成部1104は、検索された第2システムに関するドキュメントにおける第2項目名に対応する箇所にマークを付すことにしてもよい。
ここで、マークは、任意に設定可能であり、例えば、矢印マークやビックリマークなどであってもよく、また、「ココです」といったメッセージを含むものであってもよい。また、マークの付し方についても任意に設定可能である。例えば、第1項目名等の先頭文字や末尾文字と対応付けて、マークを付すことにしてもよい。
また、例えば、生成部1104は、検索された第1システムに関するプログラムソースにおける第1変数名または第1項目名に対応する箇所にマークを付すことにしてもよい。また、例えば、生成部1104は、検索された第2システムに関するプログラムソースにおける第2変数名または第2項目名に対応する箇所にマークを付すことにしてもよい。
この場合、第1項目名、第1変数名、第2項目名、第2変数名に対応する箇所にマークが付されたドキュメントやプログラムソースが、修正箇所特定情報となる。
出力部1105は、生成された修正箇所特定情報を出力する。出力部1105の出力形式としては、例えば、メモリ302、ディスク305などの記憶装置への記憶、I/F303による他のコンピュータへの送信、不図示のディスプレイへの表示、不図示のプリンタへの印刷出力などがある。
具体的には、例えば、出力部1105は、第1項目名、第1変数名、第2項目名、第2変数名に対応する箇所の表示形式が変更されたドキュメントやプログラムソースを出力することにしてもよい。また、出力部1105は、第1項目名、第1変数名、第2項目名、第2変数名に対応する箇所にマークが付されたドキュメントやプログラムソースを出力することにしてもよい。
なお、情報処理装置101の各機能部は、情報処理システム200内の複数のコンピュータ(例えば、情報処理装置101とクライアント装置201)により実現されることにしてもよい。
(修正箇所特定情報の出力例)
つぎに、図13〜図15を用いて、修正箇所特定情報の出力例について説明する。
図13は、修正箇所抽出画面の画面例を示す説明図である。図13において、修正箇所抽出画面1300は、ユーザにより指定された修正対象の項目名または変数名に応じて修正すべき箇所を確認するための操作画面である。例えば、情報処理装置101は、図12に示した修正対象文書リスト1200に基づいて、修正箇所抽出画面1300の画面情報を生成する。そして、情報処理装置101は、生成した画面情報をクライアント装置201に送信することにより、クライアント装置201に修正箇所抽出画面1300を表示する。
修正箇所抽出画面1300では、システムID「KEIRI」の経理システムについて指定された修正対象の項目名「職制」に応じて修正すべき箇所を含む修正対象文書名がリスト化されて表示されている。具体的には、<修正箇所>として、各システムの修正対象文書名が、下線が引かれた状態で表示されている。
修正箇所抽出画面1300によれば、ユーザは、システムID「KEIRI」の経理システムについて指定された修正対象の項目名「職制」に応じて修正すべき箇所を含む修正対象文書名を把握することができる。
修正箇所抽出画面1300において、クライアント装置201のユーザの操作入力により、いずれかの修正対象文書名をクリックすると、当該修正対象文書名のドキュメントやプログラムソースの内容を確認することができる。
例えば、経理システムの修正対象文書名「○○設計書」がクリックされると、図14に示すような修正箇所特定画面1400がポップアップ表示される。また、財務システムの修正対象文書名「○×ソース」がクリックされると、図15に示すような修正箇所特定画面1500がポップアップ表示される。
図14は、修正箇所特定画面の画面例を示す説明図(その1)である。図14において、修正箇所特定画面1400には、システムID「KEIRI」の経理システムに関する修正対象文書名「○○設計書」のドキュメントDct1が表示されている。また、ここでは、修正対象文書名「○○設計書」のドキュメントDct1における第1項目名「職制」に対応する箇所の表示形式(背景色)が、他の箇所とは異なる表示形式(背景色)に変更されている。
修正箇所特定画面1400によれば、ユーザは、システムID「KEIRI」の経理システムに関する修正対象文書名「○○設計書」のドキュメントDct1における修正すべき箇所を直感的に把握することができる。
図15は、修正箇所特定画面の画面例を示す説明図(その2)である。図15において、修正箇所特定画面1500には、システムID「ZAIMU」の財務システムに関する修正対象文書名「○×ソース」のプログラムソースSrc11が表示されている。また、ここでは、修正対象文書名「○×ソース」のプログラムソースSrc11における第2変数名「SHOKU」に対応する箇所にマーク1501が付されている。
修正箇所特定画面1500によれば、ユーザは、システムID「ZAIMU」の財務システムに関する修正対象文書名「○×ソース」のプログラムソースSrc11における修正すべき箇所を直感的に把握することができる。
(情報処理装置101の修正箇所抽出処理手順)
つぎに、図16〜図18を用いて、情報処理装置101の修正箇所抽出処理手順について説明する。
図16は、情報処理装置101の修正箇所抽出処理手順の一例を示すフローチャートである。図16のフローチャートにおいて、まず、情報処理装置101は、クライアント装置201から修正対象情報を受信したか否かを判断する(ステップS1601)。ここで、情報処理装置101は、修正対象情報を受信するのを待つ(ステップS1601:No)。
そして、情報処理装置101は、修正対象情報を受信した場合(ステップS1601:Yes)、システムテーブル220を参照して、受信した修正対象情報に含まれるシステムIDの対象システムが存在するか否かを判断する(ステップS1602)。なお、対象システムは、上述した「第1システム」に相当する。
ここで、対象システムが存在しない場合(ステップS1602:No)、情報処理装置101は、指定されたシステムIDのシステムが存在しない旨のエラー通知を、クライアント装置201に送信して(ステップS1603)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。これにより、クライアント装置201のユーザは、システムIDの指定誤りなどに気付くことができる。
一方、対象システムが存在する場合(ステップS1602:Yes)、情報処理装置101は、連携先システムテーブル230を参照して、対象システムと連携して動作する連携先システムを検索する(ステップS1604)。なお、連携先システムは、上述した第2システムに相当する。
つぎに、情報処理装置101は、連携先システムが検索されたか否かを判断する(ステップS1605)。ここで、連携先システムが検索されなかった場合(ステップS1605:No)、情報処理装置101は、第1の修正箇所抽出処理を実行する(ステップS1606)。
第1の修正箇所抽出処理は、対象システムについて、修正対象の第1項目名または第1変数名に応じて修正すべき箇所を抽出する処理である。第1の修正箇所抽出処理の具体的な処理手順については、図17を用いて後述する。
また、ステップS1605において、連携先システムが検索された場合(ステップS1605:Yes)、情報処理装置101は、第1の修正箇所抽出処理を実行する(ステップS1607)。つぎに、情報処理装置101は、第2の修正箇所抽出処理を実行する(ステップS1608)。
第2の修正箇所抽出処理は、連携先システムについて、修正対象の第2項目名または第2変数名に応じて修正すべき箇所を抽出する処理である。第2の修正箇所抽出処理の具体的な処理手順については、図18を用いて後述する。
つぎに、情報処理装置101は、修正対象文書リストに基づいて、修正箇所特定情報を生成する(ステップS1609)。そして、情報処理装置101は、生成した修正箇所特定情報をクライアント装置201に送信して(ステップS1610)、本フローチャートによる一連の処理を終了する。
これにより、対象システムの項目等を変更するにあたり、対象システムだけでなく、連携先システムを含めて、ドキュメントやプログラムソース内の修正すべき箇所を特定可能な情報を出力することができる。
つぎに、図17を用いて、図16に示したステップS1606,S1607の第1の修正箇所抽出処理の具体的な処理手順について説明する。
図17は、第1の修正箇所抽出処理の具体的処理手順の一例を示すフローチャートである。図17のフローチャートにおいて、まず、情報処理装置101は、項目名テーブル240を参照して、受信した修正対象情報に基づいて、対象システムについて、修正対象となる第1項目名および第1変数名を特定する(ステップS1701)。
そして、情報処理装置101は、ドキュメントDB260を参照して、対象システムのシステムIDに対応するドキュメント群から、特定した第1項目名を含むドキュメントを検索する(ステップS1702)。つぎに、情報処理装置101は、プログラムソースDB270を参照して、対象システムのシステムIDに対応するプログラムソース群から、特定した第1変数名を含むプログラムソースを検索する(ステップS1703)。
つぎに、情報処理装置101は、プログラムソースDB270を参照して、対象システムのシステムIDに対応するプログラムソース群から、特定した第1項目名を含むプログラムソースを検索する(ステップS1704)。そして、情報処理装置101は、検索したドキュメントおよびプログラムソースを修正対象文書リストに登録して(ステップS1705)、第1の修正箇所抽出処理を呼び出したステップに戻る。
これにより、対象システムについて、修正対象の第1項目名、第1変数名に応じて修正すべき箇所を含むドキュメントおよびプログラムソースを抽出することができる。
つぎに、図18を用いて、図16に示したステップS1608の第2の修正箇所抽出処理の具体的な処理手順について説明する。
図18は、第2の修正箇所抽出処理の具体的処理手順の一例を示すフローチャートである。図18のフローチャートにおいて、まず、情報処理装置101は、図16に示したステップS1604において検索された連携先システムのうち選択されていない未選択の連携先システムを選択する(ステップS1801)。
つぎに、情報処理装置101は、項目名テーブル240および項目名突合せテーブル250を参照して、受信した修正対象情報に基づいて、選択した連携先システムについて、修正対象となる第2項目名および第2変数名を特定する(ステップS1802)。
そして、情報処理装置101は、ドキュメントDB260を参照して、連携先システムのシステムIDに対応するドキュメント群から、特定した第2項目名を含むドキュメントを検索する(ステップS1803)。つぎに、情報処理装置101は、プログラムソースDB270を参照して、連携先システムのシステムIDに対応するプログラムソース群から、特定した第2変数名を含むプログラムソースを検索する(ステップS1804)。
つぎに、情報処理装置101は、プログラムソースDB270を参照して、連携先システムのシステムIDに対応するプログラムソース群から、特定した第2項目名を含むプログラムソースを検索する(ステップS1805)。そして、情報処理装置101は、検索したドキュメントおよびプログラムソースを修正対象文書リストに登録する(ステップS1806)。
つぎに、情報処理装置101は、ステップS1604において検索された連携先システムのうち選択されていない未選択の連携先システムがあるか否かを判断する(ステップS1807)。ここで、未選択の連携先システムがある場合(ステップS1807:Yes)、情報処理装置101は、ステップS1801に戻る。
一方、未選択の連携先システムがない場合(ステップS1807:No)、情報処理装置101は、第2の修正箇所抽出処理を呼び出したステップに戻る。
これにより、連携先システムについて、修正対象の第2項目名、第2変数名に応じて修正すべき箇所を含むドキュメントおよびプログラムソースを抽出することができる。
以上説明したように、実施の形態にかかる情報処理装置101によれば、第1システムに関する文書情報に含まれる修正対象の第1名称の指定を受け付け、関連するシステム間における名称の対応関係を示す情報を記憶する記憶部1110の記憶内容に基づいて、第1システムに関連する第2システムについて、指定された修正対象の第1名称に対応する第2名称を特定することができる。これにより、第1システムと第2システムとの間で項目や変数の名称が統一されていない場合であっても、修正対象の第1名称と同じ意味の項目や変数を表す第2名称を特定することができる。
例えば、修正対象の第1名称として第1項目名が指定された場合、情報処理装置101によれば、項目名突合せテーブル250を参照して、第2システムについて、指定された第1項目名に対応する第2項目名を第2名称として特定することができる。また、情報処理装置101によれば、第2システムにおける項目名と変数名との対応関係を示す情報を記憶する記憶部1110(項目名テーブル240)の記憶内容に基づいて、特定した第2項目名に対応する第2変数名を特定することができる。
これにより、第1システムと第2システムとの間で項目名が統一されていない場合であっても、第1システムの修正対象の名称(第1名称)と同じ意味の項目や変数を表す名称を、第2システムの修正対象の名称(第2名称)として特定することができる。また、第2システムについて、特定された修正対象の項目名(第2項目名)に対応する変数名を、修正対象の変数名(第2変数名)として特定することができる。
例えば、修正対象の第1名称として第1変数名が指定された場合、情報処理装置101によれば、項目名突合せテーブル250を参照して、第2システムについて、指定された第1変数名に対応する第2変数名を第2名称として特定することができる。また、情報処理装置101によれば、第2システムにおける項目名と変数名との対応関係を示す情報を記憶する記憶部1110(項目名テーブル240)の記憶内容に基づいて、特定した第2変数名に対応する第2項目名を特定することができる。
これにより、第1システムと第2システムとの間で変数名が統一されていない場合であっても、第2システムについて、第1システムの修正対象の変数名(第1変数名)と同じ意味の変数を表す変数名を、第2システムの修正対象の変数名(第2変数名)として特定することができる。また、第2システムについて、特定された修正対象の変数名(第2変数名)に対応する項目名を、修正対象の項目名(第2項目名)として特定することができる。
また、情報処理装置101によれば、第2システムに関する1または複数の文書情報の中から、特定した第2項目名または第2変数名を含む文書情報(ドキュメントまたはプログラムソース)を検索することができる。そして、情報処理装置101によれば、検索した文書情報における第2項目名または第2変数名に対応する箇所を特定可能な情報を出力することができる。これにより、第2システムに関するドキュメントやプログラムソースにおける修正すべき箇所を特定可能な情報を出力することができる。
また、情報処理装置101によれば、第2システムについて、検索した文書情報における第2項目名または第2変数名に対応する箇所の表示形式を他の箇所とは異なる表示形式に変更し、第2項目名または第2変数名に対応する箇所の表示形式が変更された文書情報を出力することができる。これにより、第2システムに関するドキュメントやプログラムソースにおける修正すべき箇所を、表示形式の違いにより直感的に把握しやすくさせることができる。
また、情報処理装置101によれば、第2システムについて、検索した文書情報における第2項目名または第2変数名に対応する箇所にマークを付し、第2項目名または第2変数名に対応する箇所にマークが付された文書情報を出力することができる。これにより、第2システムに関するドキュメントやプログラムソースにおける修正すべき箇所を、マーキングにより直感的に把握しやすくさせることができる。
また、情報処理装置101によれば、修正対象の第1名称として第1項目名が指定された場合、第1システムにおける項目名と変数名との対応関係を示す情報を記憶する記憶部1110(項目名テーブル240)の記憶内容に基づいて、指定された第1項目名に対応する第1変数名を特定することができる。これにより、第1システムについて、指定された修正対象の項目名(第1項目名)に対応する変数名を、修正対象の変数名(第1変数名)として特定することができる。
また、情報処理装置101によれば、修正対象の第1名称として第1変数名が指定された場合、第1システムにおける項目名と変数名との対応関係を示す情報を記憶する記憶部1110(項目名テーブル240)の記憶内容に基づいて、指定された第1変数名に対応する第1項目名を特定することができる。これにより、第1システムについて、指定された修正対象の変数名(第1変数名)に対応する項目名を、修正対象の項目名(第1項目名)として特定することができる。
また、情報処理装置101によれば、第1システムに関する1または複数の文書情報の中から、第1項目名または第1変数名を含む文書情報(ドキュメントまたはプログラムソース)を検索することができる。そして、情報処理装置101によれば、検索した文書情報における第1項目名または第1変数名に対応する箇所を特定可能な情報を出力することができる。これにより、第1システムに関するドキュメントやプログラムソースにおける修正すべき箇所を特定可能な情報を出力することができる。
また、情報処理装置101によれば、第1システムについて、検索した文書情報における第1項目名または第1変数名に対応する箇所の表示形式を他の箇所とは異なる表示形式に変更し、第1項目名または第1変数名に対応する箇所の表示形式が変更された文書情報を出力することができる。これにより、第1システムに関するドキュメントやプログラムソースにおける修正すべき箇所を、表示形式の違いにより直感的に把握しやすくさせることができる。
また、情報処理装置101によれば、第1システムについて、検索した文書情報における第1項目名または第1変数名に対応する箇所にマークを付し、第1項目名または第1変数名に対応する箇所にマークが付された文書情報を出力することができる。これにより、第1システムに関するドキュメントやプログラムソースにおける修正すべき箇所を、マーキングにより直感的に把握しやすくさせることができる。
これらのことから、情報処理装置101によれば、対象システムの項目等を変更するにあたり、対象システムだけでなく、連携先システムを含めて、ドキュメントやプログラムソース内の修正すべき箇所を特定可能な情報を出力することができる。これにより、システムの改修時に修正箇所を網羅的に把握可能にして、ドキュメントやプログラムソースの修正漏れにともなう重大なトラブルを防ぐことができる。
なお、本実施の形態で説明した修正箇所抽出方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーション等のコンピュータで実行することにより実現することができる。本修正箇所抽出プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)−ROM、MO(Magneto−Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)メモリ等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、本修正箇所抽出プログラムは、インターネット等のネットワークを介して配布してもよい。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)第1システムに関する文書情報に含まれる修正対象の第1名称の指定を受け付け、
関連するシステム間における名称の対応関係を示す情報を記憶する記憶部の記憶内容に基づいて、前記第1システムに関連する第2システムについて、指定された前記第1名称に対応する第2名称を特定し、
前記第2システムに関する1または複数の文書情報の中から、特定した前記第2名称を含む文書情報を検索し、
検索した前記文書情報における前記第2名称に対応する箇所を特定可能な情報を出力する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする修正箇所抽出プログラム。
(付記2)前記記憶部は、関連するシステム間における項目名の対応関係を示す情報を記憶している、ことを特徴とする付記1に記載の修正箇所抽出プログラム。
(付記3)前記記憶部は、関連するシステム間における変数名の対応関係を示す情報を記憶している、ことを特徴とする付記1または2に記載の修正箇所抽出プログラム。
(付記4)検索した前記文書情報における前記第2名称に対応する箇所の表示形式を他の箇所とは異なる表示形式に変更する、処理を前記コンピュータに実行させ、
前記出力する処理は、
前記第2名称に対応する箇所の表示形式が変更された前記文書情報を出力する、ことを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の修正箇所抽出プログラム。
(付記5)検索した前記文書情報における前記第2名称に対応する箇所にマークを付す、処理を前記コンピュータに実行させ、
前記第2名称に対応する箇所に前記マークが付された前記文書情報を出力する、ことを特徴とする付記1〜3のいずれか一つに記載の修正箇所抽出プログラム。
(付記6)前記第1システムに関する1または複数の文書情報の中から、指定された前記第1名称を含む文書情報を検索し、
検索した前記文書情報における前記第1名称に対応する箇所を特定可能な情報を出力する、処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の修正箇所抽出プログラム。
(付記7)前記記憶部は、関連するシステム間における、項目名および変数名それぞれの対応関係を示す情報を記憶しており、
前記修正対象の第1名称として第1項目名が指定された場合、前記記憶部の記憶内容に基づいて、前記第1システムに関連する第2システムについて、指定された前記第1項目名に対応する第2項目名を前記第2名称として特定し、
前記第2システムにおける項目名と変数名との対応関係を示す情報に基づいて、特定された前記第2項目名に対応する第2変数名を特定し、
前記第2システムに関する1または複数の文書情報の中から、特定した前記第2項目名または前記第2変数名を含む文書情報を検索し、
検索した前記文書情報における前記第2項目名または前記第2変数名に対応する箇所を特定可能な情報を出力する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の修正箇所抽出プログラム。
(付記8)前記修正対象の第1名称として第1項目名が指定された場合、前記第1システムにおける項目名と変数名との対応関係を示す情報に基づいて、指定された前記第1項目名に対応する第1変数名を特定し、
前記第1システムに関する1または複数の文書情報の中から、指定された前記第1項目名、または、特定した前記第1変数名を含む文書情報を検索し、
検索した前記文書情報における前記第1項目名または前記第2変数名に対応する箇所を特定可能な情報を出力する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記7に記載の修正箇所抽出プログラム。
(付記9)前記修正対象の第1名称として第1変数名が指定された場合、前記記憶部の記憶内容に基づいて、前記第1システムに関連する第2システムについて、指定された前記第1変数名に対応する第2変数名を前記第2名称として特定し、
前記第2システムにおける項目名と変数名との対応関係を示す情報に基づいて、特定された前記第2変数名に対応する第2項目名を特定する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記7または8に記載の修正箇所抽出プログラム。
(付記10)前記修正対象の第1名称として第1変数名が指定された場合、前記第1システムにおける項目名と変数名との対応関係を示す情報に基づいて、指定された前記第1変数名に対応する第1項目名を特定し、
前記第1システムに関する1または複数の文書情報の中から、指定された前記第1変数名、または、特定した前記第1項目名を含む文書情報を検索し、
検索した前記文書情報における前記第1項目名または前記第2変数名に対応する箇所を特定可能な情報を出力する、
処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする付記9に記載の修正箇所抽出プログラム。
(付記11)前記第1システムに関する文書情報は、前記第1システムに関するドキュメントまたはソースプログラムであり、
前記第2システムに関する文書情報は、前記第2システムに関するドキュメントまたはソースプログラムである、
ことを特徴とする付記1〜10のいずれか一つに記載の修正箇所抽出プログラム。
(付記12)第1システムに関する文書情報に含まれる修正対象の第1名称の指定を受け付け、
関連するシステム間における名称の対応関係を示す情報を記憶する記憶部の記憶内容に基づいて、前記第1システムに関連する第2システムについて、指定された前記第1名称に対応する第2名称を特定し、
前記第2システムに関する1または複数の文書情報の中から、特定した前記第2名称を含む文書情報を検索し、
検索した前記文書情報における前記第2名称に対応する箇所を特定可能な情報を出力する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする修正箇所抽出方法。
(付記13)第1システムに関する文書情報に含まれる修正対象の第1名称の指定を受け付け、
関連するシステム間における名称の対応関係を示す情報を記憶する記憶部の記憶内容に基づいて、前記第1システムに関連する第2システムについて、指定された前記第1名称に対応する第2名称を特定し、
前記第2システムに関する1または複数の文書情報の中から、特定した前記第2名称を含む文書情報を検索し、
検索した前記文書情報における前記第2名称に対応する箇所を特定可能な情報を出力する、
制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
(付記14)第1システムに関する文書情報に含まれる修正対象の第1名称の指定を受け付ける受付部と、
関連するシステム間における名称の対応関係を示す情報を記憶する記憶部の記憶内容に基づいて、前記第1システムに関連する第2システムについて、前記受付部によって指定を受け付けた前記第1名称に対応する第2名称を特定する特定部と、
前記第2システムに関する1または複数の文書情報の中から、前記特定部によって特定された前記第2名称を含む文書情報を検索する検索部と、
前記検索部によって検索された前記文書情報における前記第2名称に対応する箇所を特定可能な情報を出力する出力部と、
を含むことを特徴とする情報処理システム。
101 情報処理装置
110,1110 記憶部
121,122,123 文書情報
130 修正箇所特定情報
200 情報処理システム
201 クライアント装置
210 ネットワーク
220 システムテーブル
230 連携先システムテーブル
240 項目名テーブル
250 項目突合せテーブル
260 ドキュメントDB
270 プログラムソースDB
300 バス
301 CPU
302 メモリ
303 I/F
304 ディスクドライブ
305 ディスク
1000 修正対象指定画面
1101 受付部
1102 特定部
1103 検索部
1104 生成部
1105 出力部
1200 修正対象文書リスト
1300 修正箇所抽出画面
1400,1500 修正箇所特定画面

Claims (11)

  1. 第1システムに関する文書情報に含まれる修正対象の第1名称の指定を受け付け、
    関連するシステム間における名称の対応関係を示す情報を記憶する記憶部の記憶内容に基づいて、前記第1システムに関連する第2システムについて、指定された前記第1名称に対応する第2名称を特定し、
    前記第2システムに関する1または複数の文書情報の中から、特定した前記第2名称を含む文書情報を検索し、
    検索した前記文書情報における前記第2名称に対応する箇所を特定可能な情報を出力する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする修正箇所抽出プログラム。
  2. 前記記憶部は、関連するシステム間における項目名の対応関係を示す情報を記憶している、ことを特徴とする請求項1に記載の修正箇所抽出プログラム。
  3. 前記記憶部は、関連するシステム間における変数名の対応関係を示す情報を記憶している、ことを特徴とする請求項1または2に記載の修正箇所抽出プログラム。
  4. 検索した前記文書情報における前記第2名称に対応する箇所の表示形式を他の箇所とは異なる表示形式に変更する、処理を前記コンピュータに実行させ、
    前記出力する処理は、
    前記第2名称に対応する箇所の表示形式が変更された前記文書情報を出力する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の修正箇所抽出プログラム。
  5. 検索した前記文書情報における前記第2名称に対応する箇所にマークを付す、処理を前記コンピュータに実行させ、
    前記第2名称に対応する箇所に前記マークが付された前記文書情報を出力する、ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の修正箇所抽出プログラム。
  6. 前記第1システムに関する1または複数の文書情報の中から、指定された前記第1名称を含む文書情報を検索し、
    検索した前記文書情報における前記第1名称に対応する箇所を特定可能な情報を出力する、処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の修正箇所抽出プログラム。
  7. 前記記憶部は、関連するシステム間における、項目名および変数名それぞれの対応関係を示す情報を記憶しており、
    前記修正対象の第1名称として第1項目名が指定された場合、前記記憶部の記憶内容に基づいて、前記第1システムに関連する第2システムについて、指定された前記第1項目名に対応する第2項目名を前記第2名称として特定し、
    前記第2システムにおける項目名と変数名との対応関係を示す情報に基づいて、特定された前記第2項目名に対応する第2変数名を特定し、
    前記第2システムに関する1または複数の文書情報の中から、特定した前記第2項目名または前記第2変数名を含む文書情報を検索し、
    検索した前記文書情報における前記第2項目名または前記第2変数名に対応する箇所を特定可能な情報を出力する、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の修正箇所抽出プログラム。
  8. 前記修正対象の第1名称として第1項目名が指定された場合、前記第1システムにおける項目名と変数名との対応関係を示す情報に基づいて、指定された前記第1項目名に対応する第1変数名を特定し、
    前記第1システムに関する1または複数の文書情報の中から、指定された前記第1項目名、または、特定した前記第1変数名を含む文書情報を検索し、
    検索した前記文書情報における前記第1項目名または前記第2変数名に対応する箇所を特定可能な情報を出力する、
    処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項7に記載の修正箇所抽出プログラム。
  9. 第1システムに関する文書情報に含まれる修正対象の第1名称の指定を受け付け、
    関連するシステム間における名称の対応関係を示す情報を記憶する記憶部の記憶内容に基づいて、前記第1システムに関連する第2システムについて、指定された前記第1名称に対応する第2名称を特定し、
    前記第2システムに関する1または複数の文書情報の中から、特定した前記第2名称を含む文書情報を検索し、
    検索した前記文書情報における前記第2名称に対応する箇所を特定可能な情報を出力する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする修正箇所抽出方法。
  10. 第1システムに関する文書情報に含まれる修正対象の第1名称の指定を受け付け、
    関連するシステム間における名称の対応関係を示す情報を記憶する記憶部の記憶内容に基づいて、前記第1システムに関連する第2システムについて、指定された前記第1名称に対応する第2名称を特定し、
    前記第2システムに関する1または複数の文書情報の中から、特定した前記第2名称を含む文書情報を検索し、
    検索した前記文書情報における前記第2名称に対応する箇所を特定可能な情報を出力する、
    制御部を有することを特徴とする情報処理装置。
  11. 第1システムに関する文書情報に含まれる修正対象の第1名称の指定を受け付ける受付部と、
    関連するシステム間における名称の対応関係を示す情報を記憶する記憶部の記憶内容に基づいて、前記第1システムに関連する第2システムについて、前記受付部によって指定を受け付けた前記第1名称に対応する第2名称を特定する特定部と、
    前記第2システムに関する1または複数の文書情報の中から、前記特定部によって特定された前記第2名称を含む文書情報を検索する検索部と、
    前記検索部によって検索された前記文書情報における前記第2名称に対応する箇所を特定可能な情報を出力する出力部と、
    を含むことを特徴とする情報処理システム。
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