JP2019105312A - 建設機械 - Google Patents

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涼 由井
寺内 謙一
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Abstract

【課題】アタッチメントの誤動作を抑制することが可能な建設機械を提供する。【解決手段】バルブケース42内に設けられたスプール44を、外部からの操作量に応じてストロークさせ、スプール44のストローク方向の位置に応じてパイロット圧を変える油圧パイロットバルブ40と、バルブケース42内に設けられて、ストローク方向の一端側においてスプール44に対向配置されたピストン51と、ストローク方向にピストン51を移動させる移動手段と、パイロット圧に基づいて動作するアタッチメントと、を備える。スプール44には、スプール44とピストン51との間の空間Sに位置する油をタンクに戻すリターン通路44bが形成されており、移動手段は、ストローク方向の一端側に移動したスプール44の端部が嵌合する嵌合位置にピストン51を移動させることが可能であり、ピストン51には、絞りが設けられており、ピストン51とスプール44とが嵌合した際に、空間Sに位置する油は絞りを通ってリターン通路44bに流入する。【選択図】図2

Description

本発明は、外部からの操作量に応じてスプールをストロークさせ、スプールのストローク方向の位置に応じてパイロット圧を変える油圧パイロットバルブを備えた建設機械に関する。
油圧ショベルや油圧クレーン等の建設機械における油圧回路には、油圧パイロットバルブが使用されている。油圧パイロットバルブは、バルブケース内に設けられたスプールをレバー操作によりストロークさせ、レバー操作量に応じてパイロット圧(2次圧)を変えるものである。このパイロット圧に基づいて、建設機械に設けられたブーム、アーム、バケット等のアタッチメントが動作される。
特許文献1には、ケーシング内に、油路により互いに連通するばね室とダンピング室とを設けたパイロットバルブ装置が開示されている。油路に設けた逆止弁で、プッシャが中立位置から操作位置に向けて押圧操作されるときに、ばね室からダンピング室に向けて油液が流れるのを許す一方、プッシャが操作位置から中立位置に向けて戻されるときにダンピング室からばね室に向けて油液が流れるのを抑えている。また、油路に設けた絞りで、ばね室とダンピング室との間を流れる油液の流量を制限している。これにより、プッシャを中立位置に戻すときに揺れ戻し等の発生を抑制している。
また、特許文献2には、リモコンスプールに対し、外部からの操作力Fに抵抗する方向の力を選択的に付与する抵抗手段を設けたパイロット弁が開示されている。抵抗手段が備えるピストンは、パイロット弁の二次圧によりリモコンスプールを押圧する。これにより、操作量Xに対するパイロット弁の二次圧特性を切替えている。
特開2015−55282号公報 特開平10−132107号公報
ところで、建設機械の走行中など、建設機械の機械振動によってレバーが振動することで、油圧パイロットバルブが動作する場合がある。このように、油圧パイロットバルブが動作すると、建設機械に設けられたブーム、アーム、バケット等のアタッチメントが意図せずに動いてしまうので、これを抑制する必要がある。
本発明の目的は、アタッチメントの誤動作を抑制することが可能な建設機械を提供することである。
本発明は、バルブケース内に設けられたスプールを、外部からの操作量に応じてストロークさせ、前記スプールのストローク方向の位置に応じてパイロット圧を変える油圧パイロットバルブと、前記バルブケース内に設けられて、前記ストローク方向の一端側において前記スプールに対向配置されたピストンと、前記ストローク方向に前記ピストンを移動させる移動手段と、前記パイロット圧に基づいて動作するアタッチメントと、を備え、前記スプールには、前記スプールと前記ピストンとの間の空間に位置する油をタンクに戻すリターン通路が形成されており、前記移動手段は、前記ストローク方向の一端側に移動した前記スプールの端部が嵌合する嵌合位置に前記ピストンを移動させることが可能であり、前記ピストンおよび前記スプールのどちらかには、絞りが設けられており、前記ピストンと前記スプールとが嵌合した際に、前記空間に位置する油は前記絞りを通って前記リターン通路に流入することを特徴とする。
本発明によれば、嵌合位置に移動されたピストンに、スプールの端部が嵌合する。そして、ピストンおよびスプールのどちらかには、絞りが設けられている。スプールとピストンとが嵌合していないときには、スプールとピストンとの間の空間に位置する油は、そのままリターン通路に流入する。一方、スプールとピストンとが嵌合すると、スプールとピストンとの間の空間に位置する油は絞りを通ってリターン通路に流入する。このとき、タンクに戻る油が絞りを通過することで、スプールにダンピング効果が生じる。これにより、スプールが動きにくくなるので、油圧パイロットバルブが誤動作しにくくなる。よって、アタッチメントの誤動作を抑制することができる。
建設機械を横から見た図である。 油圧パイロットバルブの断面図である。 図2の要部Aの拡大図であって、スプールが嵌合解除位置に位置した状態を示す図である。 図2の要部Aの拡大図であって、スプールが嵌合位置に移動する途中の状態を示す図である。 図2の要部Aの拡大図であって、スプールが嵌合位置に位置した状態を示す図である。 走行用油圧パイロットバルブの油圧回路図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
(建設機械の構成)
本実施形態の建設機械1は、図1に示すように、アタッチメント20で作業を行う機械であり、例えば油圧ショベルである。建設機械1は、下部走行体11と、上部旋回体13と、アタッチメント20と、シリンダ30と、を備えている。
下部走行体11は、建設機械1を走行させる部分であり、例えばクローラを備える。上部旋回体13は、下部走行体11に旋回装置を介して旋回自在に取り付けられる。
アタッチメント20は、上部旋回体13に取り付けられる。アタッチメント20は、ブーム21と、アーム23と、バケット25と、を備える。ブーム21は、上部旋回体13に回転自在(起伏自在)に取り付けられる。アーム23は、ブーム21に回転自在に取り付けられる。バケット25は、アーム23に回転自在に取り付けられる。バケット25は、作業対象(土砂など)の、掘削、ならし、すくい、などの作業を行う部分である。
シリンダ30は、アタッチメント20を作動させる。シリンダ30は、油圧式の伸縮シリンダである。シリンダ30は、ブームシリンダ31と、アームシリンダ33と、バケットシリンダ35と、を備える。
ブームシリンダ31は、上部旋回体13に対してブーム21を回転駆動させる。ブームシリンダ31の基端部は、上部旋回体13に回転自在に取り付けられる。ブームシリンダ31の先端部は、ブーム21に回転自在に取り付けられる。
アームシリンダ33は、ブーム21に対してアーム23を回転駆動させる。アームシリンダ33の基端部は、ブーム21に回転自在に取り付けられる。アームシリンダ33の先端部は、アーム23に回転自在に取り付けられる。
バケットシリンダ35は、アーム23に対してバケット25を回転駆動させる。バケットシリンダ35の基端部は、アーム23に回転自在に取り付けられる。バケットシリンダ35の先端部は、バケット25に回転自在に取り付けられたリンク部材に、回転自在に取り付けられる。
(油圧パイロットバルブの構成)
建設機械1は、油圧パイロットバルブを備えている。油圧パイロットバルブは、外部からの操作量に応じてスプールをストロークさせ、スプールのストローク方向の位置に応じてパイロット圧を変えるものである。このパイロット圧により、図示しないコントロールバルブが切り換わり作動することで、アタッチメント20の作動が制御される。
油圧パイロットバルブ40は、断面図である図2に示すように、バルブケース42と、スプリング座43と、スプール44と、を有している。
バルブケース42の図中中央の上部には、レバー取付部45が図中左右方向に回動可能に取り付けられている。このレバー取付部45には、図示しないレバーが取り付けられている。レバー取付部45の周囲には、カム板46が固定されている。
スプリング座43は、円盤状であって、バルブケース42の内部に配置されている。スプリング座43の中央には、スプール44が挿通されている。スプリング座43の図中上方には、プッシュロッド47が配置されている。このプッシュロッド47は、レバーが回動された際に、その操作量に応じた高さだけ、カム板46により図中下方向に押し下げられる。プッシュロッド47が押し下げられると、スプリング座43は、プッシュロッド47により押し下げられて、図示する原点位置から図中下方向に移動する。
スプール44は、バルブケース42の内部に設けられて、図中上下方向に沿って配置されている。スプール44の上部44aは、スプリング座43を挿通する部分よりも大径であって、上方からスプリング座43に当接している。
スプール44とスプリング座43との間には、スプリング48が設けられている。スプリング座43が下方に移動すると、スプール44はスプリング48に押されて図示する原点位置から図中下方向に移動する。
スプール44が下方に移動すると、バルブケース42の下部の入力ポート50から供給される1次圧の一部が、図示しない出力ポートから2次圧(パイロット圧)として出力される。2次圧は、スプール44の位置に応じて変化する。
バルブケース42とスプリング座43との間には、スプリング49が設けられている。レバーが操作されなくなると、下方に移動していたスプリング座43が、スプリング49の付勢力によって押し上げられ、原点位置に戻る。その際に、スプール44の上部44aがスプリング座43により押し上げられることで、スプール44が原点位置に戻る。このように、スプール44は、外部からの操作量に応じてストロークされる。
(ピストン)
また、建設機械1は、ピストン51を有している。このピストン51は、バルブケース42内に設けられている。ピストン51は、スプール44のストローク方向に沿って配置されるとともに、ストローク方向の下端(一端)側においてスプール44に対向配置されている。ピストン51は、ストローク方向の下端(一端)側に移動したスプール44の端部が嵌合する嵌合位置に移動可能である。具体的には、ピストン51は、バルブケース42に設けられた供給ポート52から供給される圧油によってスプール44の方に移動されることで、図示する嵌合解除位置から嵌合位置まで移動可能である。
スプール44には、スプール44とピストン51との間の空間Sに位置する油を図示しないタンクに戻すリターン通路44bが形成されている。また、スプール44の下端(一端)側の端部には、リターン通路44bに連通する窪み44cが形成されている。
ピストン51は、窪み44cに嵌ることが可能な突起部51aを有している。突起部51aは、ピストン51が嵌合位置に移動された際に、窪み44cに嵌る。
図2の要部Aの拡大図である図3Aに示すように、ピストン51には、ピストン51の内部において、突起部51aの側面から突起部51aの先端にかけて流路51bが設けられている。また、ピストン51には、絞り51cが設けられている。具体的には、ピストン51の流路51bの中程に絞り51cが設けられている。ピストン51の突起部51aがスプール44の窪み44cに嵌合した際に、空間Sからリターン通路44bに流入する油は、この絞り51cを通る。
ピストン51の上方および下方には、止め輪53およびワッシャ54がそれぞれ設けられている。止め輪53およびワッシャ54は、ピストン51が嵌合解除位置と嵌合位置との間で移動されるように、その移動量を規制している。
(ピストン復帰スプリング)
また、建設機械1は、スプール44とピストン51との間に配置されたピストン復帰スプリング(スプリング)55を有している。スプール44の方に移動したピストン51は、ピストン51の移動が解除された後に、ピストン復帰スプリング55の付勢力によって、嵌合解除位置に復帰する。
(走行用油圧パイロットバルブ)
また、走行用油圧パイロットバルブ60の油圧回路図である図4に示すように、建設機械1は、走行用油圧パイロットバルブ(移動手段)60を有している。走行用油圧パイロットバルブ60は、建設機械1の走行時に、建設機械1を走行させる走行用パイロット圧を出力する。具体的には、走行用油圧パイロットバルブ60は、ポンプPからの1次圧の一部を、2次圧(走行用パイロット圧)として出力する。走行用パイロット圧は、図示しないコントロールバルブの切り替えに使用される。
走行用油圧パイロットバルブ60は、スプール44のストローク方向にピストン51を移動させる。そして、走行用油圧パイロットバルブ60は、嵌合位置にピストン51を移動させることが可能である。走行用油圧パイロットバルブ60は、油圧パイロットバルブ40の外部からの油圧でピストン51を嵌合位置に移動させる。より具体的には、走行用油圧パイロットバルブ60は、自身が出力する圧油で、ピストン51を嵌合位置に移動させる。すなわち、走行用油圧パイロットバルブ60が出力する圧油の一部は、供給ポート52に供給される。この圧油により、建設機械1の走行時に、ピストン51が嵌合位置に移動される。
図3Aに示すように、ピストン51が嵌合解除位置に位置して、スプール44に嵌合していないとき、スプール44とピストン51との間の空間Sに位置する油は、そのままリターン通路44bに流入する。
一方、図2の要部Aの拡大図である図3Bに示すように、建設機械1の走行時に、ピストン51がスプール44の方に移動されて、嵌合位置に位置すると、ピストン51の突起部51aがスプール44の窪み44cに嵌合する。この状態で、レバーが操作されて、スプール44が下方向に移動すると、図2の要部Aの拡大図である図3Cに示すように、スプール44とピストン51との間の空間S(図3B参照)に位置する油は、流路51bを通り、絞り51cを通ってリターン通路44bに流入する。このとき、タンクに戻る油が絞り51cを通過することで、スプール44にダンピング効果が生じる。これにより、スプール44が動きにくくなるので、走行中の機械振動で油圧パイロットバルブ40が誤動作するのが抑制される。これにより、建設機械1の走行時に、アタッチメント20の誤動作が抑制される。特に、走行中の機械振動によるレバーの揺れは、人による通常の操作よりも十分に早いが、絞りの性質上、スプール44の端部には絞り51cを通過する油の流速の二乗に比例する圧力が生じるため、スプール44はより動きにくくなる。
(切替バルブ)
また、図4に示すように、建設機械1は、切替バルブ(切替装置)70を有している。切替バルブ70は、走行用油圧パイロットバルブ60と油圧パイロットバルブ40との間に設けられている。切替バルブ70は、走行用油圧パイロットバルブ60によるピストン51の移動の許可と禁止とを切り替える。具体的には、切替バルブ70は、走行用油圧パイロットバルブ60と供給ポート52とを連通させる状態(図中の下位置)と、走行用油圧パイロットバルブ60と供給ポート52とを連通させない状態(図中の上位置)とを切り替える。
切替バルブ70は、通常時は、走行用油圧パイロットバルブ60と供給ポート52とを連通させている。図示しないコントローラは、走行用油圧パイロットバルブ60によるピストン51の移動を禁止するタイミングで、切替バルブ70に信号を出力する。切替バルブ70は、コントローラから信号を受信すると、図中の上位置に切り替わる。これにより、走行用油圧パイロットバルブ60から出力された圧油が供給ポート52に供給されなくなる。その結果、建設機械1の走行時であっても、油圧パイロットバルブ40は通常通りに動作するので、アタッチメント20を通常通り動作させることができる。
(効果)
以上に述べたように、本実施形態に係る建設機械1によれば、嵌合位置に移動されたピストン51に、スプール44の端部が嵌合する。そして、ピストン51には、絞り51cが設けられている。スプール44とピストン51とが嵌合していないときには、スプール44とピストン51との間の空間Sに位置する油は、そのままリターン通路44bに流入する。一方、スプール44とピストン51とが嵌合すると、スプール44とピストン51との間の空間Sに位置する油は絞り51cを通ってリターン通路44bに流入する。このとき、タンクに戻る油が絞り51cを通過することで、スプール44にダンピング効果が生じる。これにより、スプール44が動きにくくなるので、油圧パイロットバルブ40が誤動作しにくくなる。よって、アタッチメント20の誤動作を抑制することができる。
また、油圧パイロットバルブ40の外部からの油圧によって、ピストン51を嵌合位置に好適に移動させることができる。
また、建設機械1の走行時に、走行用油圧パイロットバルブ60が出力する圧油で、ピストン51を嵌合位置に移動させる。これにより、スプール44とピストン51とが嵌合し、スプール44にダンピング効果が生じる。その結果、スプール44が動きにくくなるので、走行中の機械振動で油圧パイロットバルブ40が誤動作するのを抑制することができる。よって、建設機械1の走行時に、アタッチメント20が誤動作するのを抑制することができる。
また、スプール44とピストン51との間にピストン復帰スプリング55を配置する。これにより、スプール44の方に移動したピストン51を、ピストン復帰スプリング55の付勢力で、元の位置に復帰させることができる。
また、ピストン51の突起部51aに設けた流路51bに、絞り51cが設けられている。これにより、スプール44とピストン51とが嵌合した際に、スプール44とピストン51との間の空間Sに位置する油が絞りを好適に通過する。これにより、スプール44にダンピング効果を好適に生じさせることができる。
また、走行用油圧パイロットバルブ60によるピストン51の移動の許可と禁止とを切り替える。走行中のように、アタッチメント20の誤動作を抑制したい場合であっても、アタッチメント20を通常通り動作させたい場合もある。このような場合に、走行用油圧パイロットバルブ60によるピストン51の移動を禁止することで、スプール44にダンピング効果を生じさせない。これにより、油圧パイロットバルブ40は通常通りに動作するので、アタッチメント20を通常通り動作させることができる。一方、アタッチメント20の誤動作を抑制したい場合に、走行用油圧パイロットバルブ60によるピストン51の移動を許可することで、スプール44にダンピング効果を生じさせる。これにより、油圧パイロットバルブ40が誤動作しにくくなるので、アタッチメント20の誤動作を好適に抑制することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
例えば、ピストン51を移動させる動力は、油圧に限定されず、水圧や空気圧であってもよい。また、ボールねじや電磁力によってピストン51を移動させてもよい。
また、アタッチメント20の誤動作を抑制するタイミングは、建設機械1の走行時に限定されない。独立した油圧源から圧油を供給することで、どのようなタイミングでもアタッチメント20の誤動作を抑制することができる。
また、ピストン51の突起部51aがスプール44の窪み44cに嵌合する構成に限定されない。スプール44が備える凸部に、ピストン51が備える凹部が嵌合する構成であって、スプール44の凸部の側面に、リターン通路44bに連通する絞りが設けられている構成であってもよい。
1 建設機械
11 下部走行体
13 上部旋回体
20 アタッチメント
21 ブーム
23 アーム
25 バケット
30 シリンダ
31 ブームシリンダ
33 アームシリンダ
35 バケットシリンダ
40 油圧パイロットバルブ
42 バルブケース
43 スプリング座
44 スプール
44b リターン通路
44c 窪み
45 レバー取付部
46 カム板
47 プッシュロッド
48 スプリング
49 スプリング
50 入力ポート
51 ピストン
51a 突起部
51b 流路
51c 絞り
52 供給ポート
55 ピストン復帰スプリング(スプリング)
60 走行用油圧パイロットバルブ(移動手段)
70 切替バルブ(切替装置)

Claims (7)

  1. バルブケース内に設けられたスプールを、外部からの操作量に応じてストロークさせ、前記スプールのストローク方向の位置に応じてパイロット圧を変える油圧パイロットバルブと、
    前記バルブケース内に設けられて、前記ストローク方向の一端側において前記スプールに対向配置されたピストンと、
    前記ストローク方向に前記ピストンを移動させる移動手段と、
    前記パイロット圧に基づいて動作するアタッチメントと、
    を備え、
    前記スプールには、前記スプールと前記ピストンとの間の空間に位置する油をタンクに戻すリターン通路が形成されており、
    前記移動手段は、前記ストローク方向の一端側に移動した前記スプールの端部が嵌合する嵌合位置に前記ピストンを移動させることが可能であり、
    前記ピストンおよび前記スプールのどちらかには、絞りが設けられており、
    前記ピストンと前記スプールとが嵌合した際に、前記空間に位置する油は前記絞りを通って前記リターン通路に流入することを特徴とする建設機械。
  2. 前記移動手段は、前記油圧パイロットバルブの外部からの油圧で前記ピストンを前記嵌合位置に移動させることを特徴とする請求項1に記載の建設機械。
  3. 前記移動手段は、前記建設機械を走行させる走行用パイロット圧を出力する走行用油圧パイロットバルブであり、
    前記走行用油圧パイロットバルブは、自身が出力する圧油で、前記ピストンを前記嵌合位置に移動させることを特徴とする請求項2に記載の建設機械。
  4. 前記移動手段は、前記建設機械の走行時に、前記ピストンを前記嵌合位置に移動させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の建設機械。
  5. 前記スプールと前記ピストンとの間に配置されたスプリングを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の建設機械。
  6. 前記スプールの前記端部には、前記リターン通路に連通する窪みが形成されており、
    前記ピストンは、
    前記窪みに嵌ることが可能な突起部と、
    前記ピストンの内部において、前記突起部の側面から前記突起部の先端にかけて設けられた流路と、
    を有し、
    前記絞りは、前記流路に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の建設機械。
  7. 前記移動手段による前記ピストンの移動の許可と禁止とを切り替える切替装置を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の建設機械。
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