JP2019105091A - 遮断機 - Google Patents

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Abstract

【課題】高速道路などでは、開閉式の大型遮断機が求められている。しかしながら、大型の遮断機を人力で開閉するのは、労力がかかる。そのため、大型の遮断機であっても、簡易に開閉可能な水平旋回開閉式の遮断機を提供する。【解決手段】水平旋回開閉式の遮断機であって、地面に固定され、垂直方向に延伸し、フランジ部を有する支柱と、遮断バーと、支柱が挿通される第1貫通孔を有する第1基礎板と、支柱が挿通される第2貫通孔を有する第2基礎板と、第1基礎板と第2基礎板とを連結するとともに遮断バーを支持する側板とを含む回転支持具と、第1基礎板とフランジ部との間に配置される摩擦軽減部材と、を備え、支柱に設けられた第1係止部と、回転支持具に設けられた第2係止部とを連結する緊張具により、側板は支柱側に傾いていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、道路や重要施設の通用口等に設けられる水平旋回開閉式の遮断機に関する。
高速道路や空港などの重要施設の通用口などでは、普段は封鎖しておき、必要時のみ開ける遮断機が存在している。遮断機としては、棒状のバーを上げ下げする等の簡易的なものが多いが、昨今、テロなどによる車両の進入を防止する対策として、高速道路や空港などの重要施設の通用口には、バリケードとしての役目を兼ねている開閉式の大型の遮断機が求められている。
バリケードの役目を兼ねている大型の遮断機としては、特許文献1に開示されているゲート装置がある。このゲート装置は、主に、支柱と、通行規制部材により構成されている。通行規制部材は、支柱に嵌合させる筒状嵌合体と、当該筒状嵌合体に備え付けられた水平方向に延伸する鋼管により構成されている。この通行規制部材の全荷重は、支柱上部及び、支柱側面に備え付けられた摺動案内部により支持されている。そのため、通行規制部材は、摺動案内部に沿って旋回動作可能に支持されている。
特開2002−121716号公報
このような特許文献1のゲート装置では、通行規制部材に備え付けられた鋼管の長さが長くなるほど、梃子の原理により、支点である支柱に設けられた摺動案内部に力がかかってしまう。そのため、通行規制部材を回転させる際、その箇所での摩擦が大きくなってしまい、通行規制部材を人力で旋回させるのは多大な労力が必要である。
本発明は、かかる従来発明における課題に鑑みてされたものであり、人力であっても、通行を規制する部材を簡易に旋回させ、開閉が容易な大型の遮断機を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明は、少なくとも以下のような構成を備え、もしくは手順を実行する。なお、以下の説明において、本発明の理解を容易にするために図面に示されている符号等を付記する場合があるが、本発明の各構成要素は、図面に示されているものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
本発明に係る遮断機は、水平旋回開閉式の遮断機であって、地面に固定され、垂直方向に延伸し、フランジ部を有する支柱と、遮断バーと、支柱が挿通される第1貫通孔を有する第1基礎板と、支柱が挿通される第2貫通孔を有する第2基礎板と、第1基礎板と第2基礎板とを連結するとともに遮断バーを支持する側板とを含む回転支持具と、第1基礎板とフランジ部との間に配置される摩擦軽減部材と、を備え、支柱に設けられた第1係止部と、回転支持具に設けられた第2係止部とを連結する緊張具により、側板は支柱側に傾いていることを特徴とする。
かかる構成により、本発明に係る遮断機は、遮断バーを支持している回転支持具を緊張具によって傾ける事により、遮断バーの重量を摩擦軽減部材の面上に分散させる事ができる。また、遮断バーを支持する側板を傾ける事により、遮断バーを上方向に傾ける事ができ、遮断バーの先垂れを防ぐ事ができる。
また、好ましくは、第1基礎板と第2基礎板とは、連結板によって繋がっている事を特徴とする。
かかる構成により、回転支持具の強度を高めることができる。
また、好ましくは、支柱と第1貫通孔との隙間には、摺動部材が嵌装している事を特徴とする。
かかる構成により、遮断バーを旋回した際、支柱と貫通孔の側面が擦れないため、摩擦を低減する事ができる。
また、好ましくは、第1基礎板が有している第1貫通孔は、テーパー状となっており、第1貫通孔の上面側孔直径が、第1貫通孔の下面側孔直径より大きい事を特徴とする。
かかる構成により、支柱と下面側の孔との隙間が無くても、支柱と上面側の孔との隙間を確保する事ができる。そのため、支柱と下面側の孔との隙間が無くても、回転支持具を支柱側に傾ける事ができる。
また、好ましくは、第2貫通孔は、楕円形状であり、遮断バーが延伸する方向が長径となっている事を特徴とする。
かかる構成により、緊張具によって回転支持具を傾けた際でも、支柱と第2貫通孔の側面とが接触しない。
また、好ましくは、遮断バーは側板に上下に1本づつ、若しくは上下に2本づつ取り付けられており、遮断バーを連結するトラスバーを備えている事を特徴とする。
かかる構成により、遮断バーの強度を高める事ができる。
また、好ましくは、第2係止部は、緊張具の係止位置を変更可能とする機構を有している事を特徴とする。
かかる構成により、緊張具を取り付ける位置を変更すれば、張力を変更する事ができる。そのため、遮断バーの長さや重量が変わった場合にも対応する事ができる。
また、好ましくは、摩擦軽減部材は、エンジニアリングプラスチックで形成されている事を特徴とする。
かかる構成により、エンジニアリングプラスチックは、自己潤滑性を有しているため、グリス等を必要としない。そのため、遮断機をメンテナンスフリーとする事ができる。
また、好ましくは、遮断バーの先端には、スライドローラーが備えられており、スライドローラーを載置するための受け台座を備えた受け支柱を備えている事を特徴とする。
かかる構成により、遮断バーを受け支柱に載置していた場合、緊張具等への負担を軽減する事ができる。
遮断バーは、遮断バーが延伸する方向に伸縮可能な延伸ポールを有している事を特徴とする。
かかる構成により、遮断バーを旋回させなくても、延伸ポールの出し入れだけで、通行可能とする事ができる。
以上のように、本発明によれば、大型の遮断機であっても、人力で通行を規制する部材を簡易に旋回させ、開閉を容易に行う事ができる。
本発明の実施形態に係る遮断機の斜視図である。 本発明の実施形態に係る遮断機の支柱側の拡大正面図である。 本発明の実施形態に係る遮断機の回転支持具の図である。 本発明の実施形態に係る遮断機を2台設置した際の正面図である。 本発明の実施形態に係る遮断機の遮断バーを収納するための受け支柱を備えた遮断機の正面図である。 本発明の実施形態に係る遮断機の遮断バーに延伸ポールを取り付けた遮断機の正面図である。
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施形態は、あくまで、本発明を実施するための具体的な一例を挙げるものであって、本発明を限定的に解釈させるものではない。
図1は本発明の実施形態に係る遮断機100の斜視図である。この遮断機100は、垂直方向に延伸する支柱110と、車両などの通行を規制する遮断バー130と、遮断バー130を支持する側板123を有した回転支持具120と、支柱110と回転支持具120とを緊結する緊張具140を備えている。図2は本発明の実施形態に係る遮断機100の支柱110側の拡大正面図である。支柱110は、支柱110の周囲にフランジ部111を有しており、フランジ部111の上には、摩擦軽減部材112が備わっている。摩擦軽減部材112の上には、回転支持具120の第1基礎板121が載置している。摩擦軽減部材112の上を第1基礎板121が滑って旋回する事で、支柱110を支点に遮断バー130が旋回可能となっている。なお、本発明の遮断機100は、車両通行規制用として道路や重要施設の入口などに設けられ、車両の通行を規制し、又、バリケードの役目を果たすものである。
支柱110は、地盤下の基礎コンクリートに垂直方向に延伸するよう固定されている。支柱110は、円柱形状であり、外径150mm〜200mm程度である。材質は、スチール製であり、回転支持具120及び遮断バー130を安定して支持できる十分な強度を有している。
支柱110は、フランジ部111を備えており、そのフランジ111部の上には、摩擦軽減部材112が固定されている。摩擦軽減部材112には、エンジニアリングプラスチック(耐熱性が100℃以上、強度が50MPa以上、曲げ弾性率が2.4GPa以上あるプラチックを指す)である、MCナイロン(登録商標)の円板を使用している。この部材は自己潤滑性を有し、金属製のベアリングと違ってグリス等を必要としない。また、耐摩耗性に優れているため、磨耗しにくい。そのため、定期的にグリス等の潤滑剤を注入する必要がなく、メンテナンスフリーとする事ができる。また、グリス等を使用しないため、汚れにくい。なお、MCナイロン(登録商標)に限らず、適切な強度を有し、自己潤滑性を有していれば、他のエンジニアリングプラスチックを使用しても構わない。例えば、ポリアミド樹脂やポリアセタール、ポリテトラフルオロエチレン等の樹脂を用いても構わない。
また、メンテナンスが必要になるが、摩擦軽減部材112に金属製のベアリングを使用しても良い。金属製のベアリングは寸法安定性が高く、耐熱性に優れている等の特徴があるため、状況に応じて、どちらかを選択すれば良い。
支柱110と第1貫通孔121aとの隙間には、摺動部材126が嵌っている。摺動部材126は、長細い銅板を支柱110の外径に合わせて丸めた形状をしている。つまり、スプリングワッシャーのような形状をしている。摺動部材126が入っていると、支柱110と第1貫通孔121aとの側面とが擦れるのを防ぐ事ができるため、摩擦を低減する事ができる。
支柱110の上部に備え付けられている支柱上部板113には、第1係止部114が備わっている。これは、支柱110と回転支持具120とを緊結するための緊張具140の一方端を取り付ける場所である。緊張具140によって、回転支持具120を支柱110側に引っ張る事により、回転支持具120を支柱110側に傾斜させている。なお、回転支持具120を支柱110側に傾ける事により、自然と側板123も支柱110側に傾く。回転支持具120が傾く角度は、0.1°〜3.0°の範囲である。これは、後述する回転支持具120の第1基礎板121の下面の傾斜角度θに依拠する。また、支柱上部板113は、遮断バー130の旋回に合わせて回転する仕組みとなっている。
緊張具140は、支柱110と回転支持具120を緊結し、回転支持具120を支柱側へ引っ張る事によって、回転支持具120を傾けさせるものである。回転支持具120を傾けると、第1基礎板121の下面と摩擦軽減部材112とが、面で接触する。この場合、遮断バー130の重量は、摩擦軽減部材112の面上に分散するため、特定の箇所に摩擦が発生しなくなるため、遮断バー130を旋回させやすくなる。なお、本実施形態では、緊張具140は、ターンバックルを使用している。ターンバックルであれば、張力を簡易に変更する事ができる。そのため、気温の変化により、ターンバックルの張力が変わった際でも、簡易に調節する事ができる。
遮断バー130は、車両などの通行を規制するための部材である。遮断バー130の太さは、150mm〜200mm程度の円柱形であり、側板123に溶接されている。遮断バー130の本数は、上下に2本ずつ、計4本であり、遮断バー130の間には、トラスバー131が設置されている。この構造によって、遮断バー130は、高い強度を有している。なお、遮断バー130は上下に1本ずつ、計2本で、その間にトラスバー131を設置したものでも構わない。遮断バー130が4本のものと比較すると強度は低くなるが、重量が軽くなる分、遮断バー130を旋回させやすくなる。なお、夜間での視認性を良くするため、遮断バー130の表面には反射材を取り付けている。これによって、夜間、遮断機100への衝突を防ぐ事ができる。
遮断バー130は、アルミで形成されている。アルミは軽い金属でありながら、強度及び耐衝撃性が高いため、好ましい。なお、軽くて強度が高い素材、例えば、強化プラスチック等であっても構わない。
遮断バー130は、落とし棒受台132に、落とし棒133を備えている。これは、あらかじめ道路などの地面に孔を設けておき、その箇所に落とし棒133を挿入すれば、遮断バー130をその位置に固定する事ができるものである。
図3は、本発明の実施形態に係る遮断機100の回転支持具120の図である。回転支持具120は、遮断バー130を旋回可能とするための部材であり、第1基礎板121と、第2基礎板122と、側板123と、連結板124と、第2係止部125とで構成されている。
第1基礎板121は、第1貫通孔121aを有しており、その第1貫通孔121aを支柱110に挿通して、摩擦軽減部材112の上に第1基礎板121は載置している。第1基礎板121の下面は、側板123と直交する線Sに対して、0.1°〜3.0°の傾斜角度θを有している。なお、一番好ましい傾斜角度θは、0.5°である。この傾斜角度θは、第1基礎板121の厚さを変えて設けている。ただし、これに限らず、第1基礎板121を傾斜角度θだけ傾けて、側板123又は連結板124に固定して設けても良い。第1基礎板121の下面に傾斜角度θを設けている事により、緊張具140で回転支持具120を引っ張った際、回転支持具120を傾斜角度θの分だけ支柱110側に傾ける事ができる。
緊張具140によって回転支持具120を引っ張り、遮断バー130を傾けると、遮断バー130の重量の重心が支柱110側に近づく。その場合、緊張具140が遮断バー130を支柱110側へ引く力が少なくなる。そのため、緊張具140の負担が減るので、緊張具140の故障を少なくする事ができる。また、遮断バー130が斜め上方向を向いているため、遮断バー130の先端が垂れないという効果を有する。なお、傾斜角度θは、0.1°でも傾いていれば効果を発揮する。ただし、3.0°以上傾けると、支柱110と第1貫通孔121aの側面と接触し、その箇所の摩擦が大きくなってしまうため、回転しづらくなる。そのため、傾斜角度θは、0.1〜3.0°の範囲が好ましい。
第1貫通孔121aは、テーパー状となっており、上面側孔直径L1の方が下面側孔直径L2より広くなっている。これにより、支柱110と第1貫通孔121aとの隙間に摺動部材126を嵌めた際、支柱110と下面側孔との隙間が無くなった場合であっても、支柱110と上面側孔との隙間は確保する事ができる。その隙間を確保しておくと、緊張具140によって回転支持具120を支柱110側に傾ける事ができる。
第2基礎板122は、第2貫通孔122aを有しており、第2貫通孔122aは、支柱110に挿通されている。なお、第2貫通孔122aは、楕円形状であり、遮断バー130が延伸する方向が長径となっている。この形状であれば、緊張具140によって回転支持具120を傾けるスペースを有すため、回転支持具120を支柱110側に傾けことができる。また、スペースを有しているため、回転支持具120を傾けた際、支柱110と第2貫通孔122aの側面とが接触しないので、遮断バー130を旋回させた際、摩擦が発生しない。
側板123は、遮断バー130を支持するための板であり、側板123に遮断バー130が溶接により固定されている。また、側板123は、第1基礎板121と第2基礎板122とを連結している。
連結板124は、第1基礎板121と第2基礎板122とを連結している板である。側板123と連結板124とが、第1基礎板121と第2基礎板122とを挟み込むように連結している構造によって、回転支持具120は、高い強度を有している。
第2係止部125は、緊張具140の他方端を取り付ける場所である。なお、緊張具140の一方端は第1係止部114に取り付けるものである。第2係止部125は、第2基礎板122の上部に2ヶ所、並列して備わっている。第2係止部125は、「く」の字型の形状をしており、緊張具140の他方端を取り付ける位置を変更可能とする複数の孔を備えている。なお、どの孔に緊張具140を取り付けるかによって、緊張具140の張力が変わる。そのため、適切な孔に緊張具140を取り付ける事で適度な張力を保つことができる。
図4は本発明の実施形態に係る遮断機100を2台設置した際の正面図である。道路の幅が広い場合、遮断機100を対向するように、2台設置する事ができる。この場合、遮断機100に閂134を設けるのが好ましい。遮断機100を閉めた状態で、閂134を閉めると強度を増すことができるためである。
以上のように、本発明の実施形態に係る遮断機100によれば、通行を規制するための遮断バー130を人力で簡易に水平方向に旋回させる事ができる。
次に、本発明の実施形態に係る遮断機100の遮断バー130を収納するための受け支柱150を備えた遮断機200について、図5により説明する。
受け支柱150は、遮断バー130を開けている際、遮断バー130を収納しておくものである。また、受け支柱150は、通行の妨げにならない場所、つまり、道路脇などに設置される。
受け支柱150は、地盤下の基礎コンクリートに垂直方向に延伸するよう固定されており、遮断バー130を保持するための受け台座151と、遮断バー130を係止しておくためのピン留め具152を有している。受け支柱150は、円柱形状であり、外径150mm〜200mm程度である。材質は、スチール製であり、遮断バー130を安定して収納しておく事ができる。
遮断バー130の先端下部には、スライドローラー135を備えている。スライドローラー135によって遮断バー130は、受け台座151に乗り上げる事ができるため、遮断バー130を受け台座151に簡易に収納する事ができる。なお、スライドローラー135は、受け座台座の凹んでいる箇所に嵌る構造となっている。この構造によって、収納した遮断バー130が自然と外れない構造となっている。
遮断バー130は、ピン136を備えている。このピン136をピン留め具152に差し込む事によって遮断バー130を受け支柱150に固定する事ができる。また、ピン136を差し込んだ後で、南京錠などによって、鍵を閉めることができる。これによって、イタズラなどによって、遮断バー130を勝手に開閉される事を防止する事ができる。なお、遮断バー130を受け支柱150に収納している場合、遮断バー130の重量をある程度支えてくれる。そのため、緊張具140等への負担を軽減する事ができ、結果として、遮断機200の故障を少なくする事ができる。
以上のように、受け支柱150を設けておけば、遮断バー130を受け支柱150に収納し、南京錠等で鍵をかける事ができるため、イタズラなどによって遮断バー130を勝手に旋回されることを防止できる。また、遮断バー130の重量を分散させる事ができるため、遮断機200の故障を少なくする事ができる。
図6は本発明の実施形態に係る遮断機100の遮断バー130に延伸ポール137を取り付けた遮断機300の図である。
遮断バー130は、水平方向に出し入れ可能な延伸ポール137を有している。この延伸ポール137は、2本であり、先端が棒で連結している。この延伸ポール137は、スライドさせる事により、延伸する長さを調節する事ができる。そのため、道幅よりも遮断バー130が少し短い状態、つまり、車は通れないが、人や自転車が通れるスペースを開けた状態で遮断機100を設置した場合、延伸ポール137の出し入れだけで人や自転車の通行を制御する事ができる。この場合、遮断バー130を旋回させなくても、施設などで働く従業員が通行できるため、有用である。
なお、延伸ポール137を取り付けた遮断機300についても受け支柱150を設置する事が可能である。
以上のように、延伸ポール137を取り付けた遮断機300を使用すれば、従業員などが通行する際、遮断バー130を旋回させなくても、延伸ポール137の出し入れだけで、通行可能となる。
本発明に係る遮断機は、人力であっても、簡易に遮断バーを水平方向に旋回させ、遮断機の開閉を容易にする事ができる。したがって、遮断バーの開閉の手間の軽減が図れるため、有用である。
100 遮断機
110 支柱
111 フランジ部
112 摩擦軽減部材
113 支柱上部板
114 第1係止部
120 回転支持具
121 第1基礎板
121a 第1貫通孔
122 第2基礎板
122a 第2貫通孔
123 側板
124 連結板
125 第2係止部
126 摺動部材
130 遮断バー
131 トラスバー
132 落とし棒受台
133 落とし棒
134 閂
135 スライドローラー
136 ピン
137 延伸ポール
140 緊張具
150 受け支柱
151 受け台座
152 ピン留め具
200 遮断機
300 遮断機
L1 上面側孔直径
L2 下面側孔直径
θ 傾斜角度
S 線

Claims (10)

  1. 水平旋回開閉式の遮断機であって、
    地面に固定され、垂直方向に延伸し、フランジ部を有する支柱と、
    遮断バーと、
    前記支柱が挿通される第1貫通孔を有する第1基礎板と、前記支柱が挿通される第2貫通孔を有する第2基礎板と、当該第1基礎板と当該第2基礎板とを連結するとともに前記遮断バーを支持する側板とを含む回転支持具と、
    前記第1基礎板と前記フランジ部との間に配置される摩擦軽減部材と、を備え、
    前記支柱に設けられた第1係止部と、前記回転支持具に設けられた第2係止部とを連結する緊張具により、前記側板は前記支柱側に傾いていることを特徴とする遮断機。
  2. 前記第1基礎板と前記第2基礎板とは、連結板によって繋がっている事を特徴とする請求項1に記載の遮断機。
  3. 前記支柱と前記第1貫通孔との隙間には、摺動部材が嵌装している事を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の遮断機。
  4. 前記第1基礎板が有している前記第1貫通孔は、テーパー状となっており、前記第1貫通孔の上面側孔直径が、前記第1貫通孔の下面側孔直径より大きい事を特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載の遮断機。
  5. 前記第2貫通孔は、楕円形状であり、前記遮断バーが延伸する方向が長径となっている事を特徴とする請求項1乃至請求項4いずれかに記載の遮断機。
  6. 前記遮断バーは前記側板に上下に1本づつ、若しくは上下に2本づつ取り付けられており、前記遮断バーを連結するトラスバーを備えている事を特徴とする請求項1乃至請求項5いずれかに記載の遮断機。
  7. 前記第2係止部は、前記緊張具の係止位置を変更可能とする機構を有している事を特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の遮断機。
  8. 前記摩擦軽減部材は、エンジニアリングプラスチックで形成されている事を特徴とする請求項1乃至請求項7いずれかに記載の遮断機。
  9. 前記遮断バーの先端には、スライドローラーが備えられており、前記スライドローラーを載置するための受け台座を備えた受け支柱を備えている事を特徴とする請求項1乃至請求項8いずれかに記載の遮断機。
  10. 前記遮断バーは、前記遮断バーが延伸する方向に伸縮可能な延伸ポールを有している事を特徴とする請求項1乃至請求項9いずれかに記載の遮断機。

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