JP2019104238A - 複合修繕キット - Google Patents

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Abstract

【課題】複合材料を含む構造体を修繕するための方法およびシステムに関し、特に、限られた資源および時間で航空機のそのような修繕を行うための方法およびシステムに関する。【解決手段】航空機の複合胴体または翼の損傷部分を修繕するための方法が開示される。本発明の方法は、損傷部分の寸法および位置を決定するために損傷部分の非破壊検査(「NDI」)を実施するステップと、損傷部分の寸法および位置に基づいて損傷部分の修繕部を決定するステップと、複合修繕キットで損傷部分を修繕するステップとを含む。【選択図】図2

Description

本開示は、複合材料を含む構造体を修繕するための方法およびシステムに関し、特に、限られた資源および時間で航空機のそのような修繕を行うための方法およびシステムに関する。
複合材料で構築された構造体の使用は、航空機産業を含む多くの分野において著しく増加している。この理由としては、強度と剛性の増加、軽量化、構造あたりの部品数の削減といった利点が挙げられる。しかしながら、複合材料(すなわち複合構造体)で構築された構造体の使用が増加すると、この種の構造に対する任意の損傷を適切に修繕する必要が生じる。具体的には、大面積複合体の修繕は、急速に、複合構造体を使用する航空機にとって重要なサポート問題となりつつある。一例として、航空機胴体の小さな損傷は溶削修繕を必要とすることがあるが、損傷寸法が増大するにつれて、大きな修繕を行う箇所には他の方法が必要とされ、修繕構造と周囲構造とを一体化することにかなりの修繕時間を要する。さらに、複合構造体は、大規模な修繕作業を必要とすることが多く、これは、例えば3週間以上となることもあるかなりの期間、航空機を離陸不可能にすることがあり、航空機が動作不能となるため航空機のサポート費用を大幅に増加させる。
複合材料を使用する航空機の大面積損傷を修繕するための現在の手順が、概略図1に記載されている。図1には、既に知られている方法100のフローチャートが示されている。方法100は、航空機に大きな損傷領域が生じたときに102を開始する。次いで、既知の方法100は、損傷の非破壊検査(「NDI」)を含み、損傷104の寸法および位置を決定する。次に、情報は、典型的には、航空機の製造業者の商用航空サービス部門に渡され、この部門は実施が必要とされる修繕の種類を決定し、次いで、損傷の分析およびカスタム修繕キット108の設計のために、製造業者のサポートエンジニアリング部門に要求(すなわち、修繕定義)106を作成して送る。次に、サポートエンジニアリング部門は、カスタム修繕キット110を設計し、カスタム修繕キットを製造するために製造業者の製造部門に要求を送る。製造部門は、工具、材料、プロセス、労働力、および製造施設スペース112をそれ専用にして、完成までに例えば3週間以上かかるカスタム修繕キットを製造する(114)必要がある。カスタム修繕キットが完成すると、関係する航空機の場所に出荷され(116)、そこで緊急部品供給(AOG)担当者が引き渡しを行い、航空機118の修繕を完了する。その後、方法は終了する(120)。
この既知の方法は、時間がかかりかつ高価な工程である。したがって、現在の方法よりも速く、より効率的で、コストが低い、複合構造体を有する航空機の大面積損傷の修繕を可能にするシステムおよび方法が必要とされている。
航空機の複合胴体または翼の損傷部分を修繕する方法が開示される。この方法は、損傷部分の寸法および位置を決定するために損傷部分の非破壊検査(「NDI」)を実施するステップと、損傷部分の寸法および位置に基づいて損傷部分の修繕部を決定するステップと、複合修繕キットで損傷部分を修繕するステップとを含む。
航空機の複合胴体または翼の損傷部分を修繕するための複合修繕キットも開示される。修繕キットは、複数の入れ子部分と接着剤とを含む。複数の入れ子部分の各入れ子部分は、単一プライの複合材料であり、複数の入れ子部分は、損傷部分を修繕するために様々な物理的形状を含む。さらに、複数の入れ子部分の入れ子部分は、互いに積み重ねられて、様々なマルチプライ複合構造体を形成するように構成されている。接着剤は、複数の入れ子部分の第1の入れ子部分を、複数の入れ子部分の第2の入れ子部分に取り付けるように構成される。
本発明の他のデバイス、装置、システム、方法、特徴および利点は、以下の図面および詳細な説明を検討することにより、当業者に明らかであるか、または明らかになるであろう。そのような追加のシステム、方法、特徴および利点のすべては、この説明の範囲に含まれ、本発明の範囲内であり、添付の特許請求の範囲によって保護されることが意図される。
本発明は、以下の図を参照することにより、よりよく理解されるであろう。図面の構成要素は必ずしも縮尺通りではなく、その代わりに本発明の原理を説明することに重点を置いている。図面において、同様の参照符号は、様々な図を通して対応する部分を示す。
複合材料を使用して航空機の大面積損傷を修繕するための既知の方法のフローチャートである。 本開示に従って航空機の複合胴体または翼の損傷部分を修繕する方法の実施例のフローチャートである。 本開示による損傷部分修繕の実施例の分解組立図である。 本発明による、図3Aに示される損傷部分の修繕の実施例の組立図である。 本開示による、図3Aおよび3Bに示された組立図の拡大された分解組立図である。 本開示による、図4に示されている支持ストリンガー、第1のマルチプライ複合ハット形部分、および第3のマルチプライ複合ハット形部分の分解組立図である。 本開示による、図4に示された入れ子の組み合わせの実施例の正面組立図である。 本開示による、航空機の損傷部分の修繕の他の実施例の斜視組立図である。 本開示による、航空機の損傷部分の修繕の実施形態の斜視分解組立図である。 本開示による、航空機の損傷部分の修繕の他の実施例の斜視組立図である。 本開示による、図7Aに示される損傷部分の修繕の実施形態の分解組立図である。 本開示による、図7Aおよび7Bに示される、損傷部分の修繕の実施形態の分解組立図の断面図である。 本開示による、単一プライハット形部分の実施例の斜視図である。 本開示による、単一プライハット形部分の他の実施例の斜視図である。 本開示による、単一プライハット形部分のさらに他の実施例の斜視図である。 本開示による、マルチプライハット形部分の実施例の組立図である。 本開示による、図11Aに示されるマルチプライハット形部分の実施形態の分解組立図である。 本開示による、マルチプライハット形部分の他の実施例の組立図である。 本開示によるは、図12Aに示されるマルチプライハット形部分の実施形態の分解組立図である。 本開示による、マルチプライ構造要素の実施例の分解組立図である。 本開示による、図13に示されるマルチプライ構造要素の実施形態の拡大された組立図である。 本開示による、マルチプライ構造要素の他の実施例の拡大された組立図である。
航空機の複合胴体または翼の損傷部分を修繕する方法が開示される。この方法は、損傷部分の寸法および位置を決定するために損傷部分の非破壊検査(「NDI」)を実施するステップと、損傷部分の寸法および位置に基づいて損傷部分の修繕部を決定するステップと、複合修繕キットで損傷部分を修繕するステップとを含む。
航空機の複合胴体または翼の損傷部分を修繕するための複合修繕キットも開示される。修繕キットは、複数の入れ子部分と接着剤とを含む。複数の入れ子部分の各入れ子部分は、複合材料の単一プライであり、複数の入れ子部分は、損傷部分を修繕するために様々な物理的形状を含む。さらに、複数の入れ子部分の入れ子部分は、互いに積み重ねられて、様々なマルチプライ複合構造を形成するように構成されている。接着剤は、複数の入れ子部分の第1の入れ子部分を複数の入れ子部分の第2の入れ子部分に取り付けるように構成される。
一般に、複合修繕キットは、航空機の複合構造体の修繕、特に大面積複合修繕のための修繕部品の迅速で低コストでの製造を可能にする。複合修繕キットを使用することにより、入れ子状の部分(複合材料の予備硬化層)の積み重ね(すなわち積層)が、航空機内の既存の構造体と、胴体または翼の損傷部分を修繕するために航空機内に配置される任意の新たな構造体との間の境界を橋渡しするために使用されてよい。さらに、入れ子部分の積み重ねは、損傷した構造物を完全に置き換えるのではなく、航空機内部の既存の損傷構造体に厚さおよび剛性を加えるために使用されてもよい。
この例では、入れ子部分は、材料の予備硬化層の予め作製されてセグメント化された複合積層形態であり、これは損傷部分の修繕部と周囲の構造体との間にスプライスを生成するために迅速かつ容易に組み合わされ得る。さらに、入れ子部分は、後述するように、スキンダブラー、ストリンガー、および修繕スプライスプレートを製造するために使用されてよい。
本開示の目的のために、入れ子部分の各々は、1つ以上の材料層から構築された単層または多層の複合積層構造(複合積層形態、複合材料、または複合材と互換的に呼ばれることもある)であってよい。このように、本開示では、各入れ子部分は、複合修繕キットに含まれる前に、接着剤で共に結合され、材料の「単一プライ」を形成するように硬化された、繊維およびマトリックスの複合薄層の1つ以上の層(例えば最大6層)の連結物として構築されてよい。用語「プライ」および層は、当該技術分野において互換的に使用され得ると一般的に理解されるが、本開示における説明を容易にする目的で、「プライ」という用語は、材料の1つ以上の構成要素層から硬化されている、結果として得られる複合材料層を記載すると限定され、構成要素層はまず結合され、次いで結果物である複合材へと硬化される。この複合材は、たとえ材料のプライが共に結合されかつ硬化された材料の1つ以上の構成要素層を含み得るとしても、本明細書では単純に「材料のプライ」と呼ばれる。これらの入れ子部分は、事前に製造されてから複合修繕キットに提供されるので、複合修繕キット中の結果物である入れ子部分は、複合材料の単一層を有する構造であり、これは、複合修繕キットから取り出され、次いで一緒に積み重ねられて多層構造を形成し得るように構成され、(複合修繕キットの)エンドユーザによって、後にそれらが一緒に結合され硬化されて多層構造を形成し得る。このように、エンドユーザの観点から見ると、各入れ子部分は、たとえその単一層が、複合材料の単一層を形成する材料の構成要素層の複数の層を含むとしても、複合材料の単一層を有するように見える。したがって、本開示において、複合材料の単一層の入れ子部分は、本明細書では「単一プライ」部分と呼ばれ、結合されて多層入れ子部分に結合される入れ子部分は、「マルチプライ」部分と呼ばれる。なぜなら、エンドユーザの観点からは、プライは、複合修繕キットから取り出された入れ子部分の数に基づいており、複合修繕キットに供給される前に入れ子部分を製造するために元々使用された繊維およびマトリックス複合薄層の実際の数とは結び付けられないためである。
具体的には、図2において、本開示による航空機の複合胴体または翼の損傷部分を修繕するための方法200の実施例のフローチャートが示されている。方法200は、航空機に大きな損傷領域が生じて航空機の複合胴体または翼の損傷部分を生じたときに開始する(202)。方法200は、損傷部分の寸法および位置を決定するために、損傷部分の非破壊検査(「NDI」)を実行するステップ204を含む。次いで、修繕手順および設計が損傷部分の寸法および位置に基づいて損傷部分について決定され(206)、入れ子部分が複合修繕キットから取り出され(208)、必要に応じて修正され(210)、損傷部分は複合修繕キットからの修正された入れ子部分によって修繕される(212)。その後、方法は終了する(214)。
この例では、損傷部分の寸法および位置に基づいて損傷部分を修繕するための修繕部(すなわち、修繕手順および設計)を決定するステップは、(航空機の製造業者の)商業航空サービス部門を使用して、どのタイプの修繕を実施する必要があるのかを決定すること、次いで(製造業者の)サポートエンジニアリング部門が損傷部分を分析し、損傷部分を適切に修繕するために必要な修繕手順および設計を決定するよう要求することを任意に含んでよい。この修繕手順および設計は、航空機の損傷部分の寸法および位置、ならびに複合修繕キットの入れ子部分のタイプに部分的に基づいて決定される。さらに、修繕部を決定するステップは、損傷部分を分析するステップと、複合修繕キットを使用する損傷部分の修繕方法を設計するステップとを含み、複合修繕キットは、複数の入れ子部分および様々な入れ子部分を一緒に取り付けるための接着剤を含み、様々なマルチプライ複合構造を形成する。
修繕手順と設計が決定されたら、航空機の近くの現地技術者は、複合修繕キットから必要な入れ子部分を取り出すことができ、接着剤および他の簡単な道具を使用して航空機の損傷部分においてそれらを様々なマルチプライ複合構造に組み合わせることができ、損傷部分(すなわち、損傷部分の位置)において様々なマルチプライ複合構造を硬化させることができ、修繕を完了するために、接着剤またはボルトのいずれかを用いて、損傷部分において様々なマルチプライ複合構造を取り付けることができる。航空機は修繕され、再び就航準備が整う。
既に説明したように、複合修繕キットは、複数の入れ子部分および接着剤を含む。入れ子部分の各々は、複合材料の単一プライであり、複合修繕キットは、飛行機の潜在的な、様々なタイプの損傷部分を修繕するために、様々な物理的形状を有する様々なタイプの入れ子部分を含む。一般に、入れ子部分は、様々な寸法および長さの単一プライ材料シートの細長いストリップ、様々な寸法および長さの大面積単一プライ材料シート、様々な寸法および長さの湾曲した平坦な単一プライ材料シート、および様々な寸法および長さの単一プライハット形部分を含んでよい。本開示では、入れ子部分の各々は、様々な構造要素を生成するために互いに結合され得るオートクレーブ硬化された固化要素(すなわち、部品)である。複合修繕キットに供給される前にオートクレーブ硬化プロセスを用いて入れ子部分を製造することにより、入れ子部分は、単純な接着剤硬化技術を用いて航空機の損傷部分の位置において接着剤で共に結合され得る高品質複合要素である。
この例では、大面積の単一プライ材料シートを使用して修繕スキンを生成することができ、または積層して一緒に結合すると、マルチプライ複合修繕スキンを生成することができる。単一プライ材料シートの幅が狭いストリップは、フラットダブラー、マルチプライ複合ダブラー(積み重ねられて一緒に結合される場合)、単一プライスプライスプレート、またはマルチプライ複合スプライスプレート(積み重ねられて一緒に結合される場合)を製造するために使用されてよい。湾曲フラット単一プライ材料シートはまた、フラットダブラー、マルチプライ複合ダブラー(積み重ねられて一緒に結合される場合)、単一プライスプライスプレート、またはマルチプライ複合スプライスプレート(積み重ねられて一緒に結合される場合)を製造するために使用されてもよい。さらに、単一プライ材料シートの幅が狭いストリップは、例えば、I字形ストリンガー、Z字形ストリンガー、C字形ストリンガー、またはL字形ストリンガーとすることができる、ストリンガーなどの様々な構造要素を製造するために使用されてもよい。さらに、単一プライ材料シートの幅が狭いストリップは、強力であるが柔軟であるように設計することができるので、単純な工具およびレリーフカットの助けを借りて、単一プライ材料シートの幅が狭いストリップを複雑な輪郭に形成することができる。さらに、単一プライハット形部分は、または積み重ねられて一緒に結合されるときマルチプライ複合ハット形部分は、ストリンガーの強化、修繕、ストリンガーの交換、ストリンガーの接合、ストリンガーの橋渡し、ストリンガーダブラーの作製に用いられてよく、または他の入れ子部分に取り付けられてよい。
航空機において、ストリンガーは、一般に、航空機のスキンが固定される補強部材である。一般に、ストリンガーは、胴体のスキン(フレームとも呼ばれる)または翼のリブに取り付けられ;圧縮またはせん断荷重下でのスキンの座屈を防止するために、航空機の積載物を支えるスキンの一部を支持する構造要素であり;かつ、主にスキンに作用する空気力学的荷重を航空機のフレームまたはリブに伝達する役割を果たす。ストリンガーの位置および向きに基づいて、ストリンガーはストリンガーまたはロンジロンと呼ばれることがあり;しかしながら、本開示における簡単化のために、「ストリンガー」という用語は、ストリンガーとロンジロンの両方に使用される。一般に、ストリンガーは、重量およびコストが許容可能である強くて硬い材料で構築され得る。ストリンガーを構成するために使用される材料の例には、アルミニウム2024 T3、アルミニウムの合金、鋼、チタン、アルミニウム鉄モリブデンジルコニウム、炭素繊維およびエポキシマトリックス樹脂などの複合材料、または他の同様の材料がある。
一例として、2つ以上の入れ子部分は、強力ハサミ(例えば、複合材料ハサミ)でトリミングされてよく、結合されてよく、積層されてよく、マルチプライ入れ子部分を形成し、マルチプライ入れ子部分は、ストリンガーを修繕し、ストリンガーを置き換え、ストリンガーを継ぎ合わせ、ストリンガーダブラーを作製するのに使用され得る。この例では、入れ子部分は、最初にトリミングされ、(接着剤を用いて)積み重ねられ、次に、マルチプライ入れ子部分の取り付けを保証するために所定位置で(すなわち、損傷部分の位置で)硬化される。適切なマルチプライ入れ子部分が作成されると、マルチプライ入れ子部分は、適所にボルト締めされまたは結合されてよい。一般に、この手法を使用することによって、損傷部分において得られる段差部分が良好な荷重経路を可能にする。
図3Aにおいて、損傷部分302の修繕部300の実施例の分解組立図が、本開示に従って示されている。この例では、損傷部分302は、複合胴体または翼のスキン304の損傷部分および支持ストリンガー306の損傷部分を含む。損傷部分302の修繕部300は、損傷部分302上に少なくとも1つの修繕スキン308を配置することを含む。少なくとも1つの修繕スキン308は、1つ以上の大面積の単一プライ材料シートである1つ以上の入れ子部分である。この例では、少なくとも1つの修繕スキン308が、損傷部分302の上に内部的に配置されて示されている。少なくとも1つの修繕スキン308は、マルチプライ複合修繕スキンであってよく、マルチプライ複合修繕スキンは、複数の修繕スキンの積層を含み、マルチプライ複合修繕スキンを形成し、複数の修繕スキンが接着剤で一緒に接着される。修繕部300はまた、少なくとも1つの修繕スキン308の厚さを、損傷部分302内部の複合胴体または翼のスキン304の損傷部分の厚さに一致させるように、少なくとも1つの修繕スキン308の周辺に互い違いに積み重ねられて配置された1つ以上の単一プライ材料シートから構成される1つ以上のフラットダブラー310を含む。一般に、フラットダブラー310は、例えば1から6層の厚さの複合材料を含む予備硬化積層体である。通常、フラットダブラー310は、輪郭形成およびトリミングを容易にするために、2から3層の材料を含む。1つ以上のフラットダブラー310は、単一プライ材料シートの幅が狭いストリップである少なくとも1つの入れ子部分である。さらに、修繕部300は、少なくとも1つの入れ子部分である少なくとも1つの単一プライスプライスプレート312も含み、これは、単一プライスプライスプレートとして作用する単一プライ材料シート330の狭いストリップでもあり、少なくとも1つの単一プライスプライスプレート312は、少なくとも1つの修繕スキン308を複合胴体または翼のスキン304に継ぐ(すなわち接合する)ように構成される。この例では、1つまたは複数のフラットダブラー310は、複合胴体または翼のスキン304に結合されてよく、少なくとも1つの単一スプライスプレート312は、1つまたは複数のフラットダブラー310および少なくとも1つの修繕スキンの両方に、接着剤で(すなわち、結合された)または例えばボルトなどの機械的手段により、取り付けられる。修繕部300はまた、スプライスストリンガーとして作用する第1のマルチプライ複合ハット形部分314と、ストリンガーダブラーに作用する第2のマルチプライ複合ハット形部分316と、修復ストリンガーとして作用する第3のマルチプライ複合ハット形部分318とを含んでよい。この例では、第1のマルチプライ複合ハット形部分314は、接着剤で結合された2つの単一プライハット形部分320および322を含むことができ、第2のマルチプライ複合ハット形部分316は、接着剤で結合された2つの単一プライハット形部分324および326を含んでよく、第3のマルチプライ複合ハット形部分318は、接着剤で結合された4つの単一プライハット形部分328、330、332および334を含んでよい。単一プライハット形部分320、322、324、326、328、330、332および334は、複合修繕キットの入れ子部分である。
図3Bを参照すると、損傷部分302の修繕部300の実施例の組み立てられた状態の組立図が、本開示に従って示されている。説明を簡単にするために示されていないが、単一プライハット形部分320、322、324、326、328、330、332および334は、任意に階段状に入れ子式にされてよく、組み合わされた支持ストリンガー306、第1のマルチプライ複合ハット形部分314および第3のマルチプライ複合ハット形部分318に沿って良好な荷重経路を可能にし得る。さらに、単一プライハット形部分320、322、324、326、328、330、332および334は、例えば階段状に入れ子式に積層体などの設計された積層体を製造するために、積層される前にトリミングされてもよい。
図3Cには、拡大された分解組立図が、本開示による図3Aおよび図3Bに示された組立図で示されている。この例では、各単一プライハット形部分320、322、324、326、328、330、332または334は、層アセンブリ340によって示されるように、それ自体、任意選択で多層構造であるように示されている。前述のように、本開示の目的のために、「単一プライ」という用語は、入れ子部分の構造(すなわち、ハット形の部分または平坦な部分)が、複合修繕キットに含まれる前に予め製造された複合材料の単一層であり、「マルチプライ」であると呼ばれる多層構造を形成するため他の同様のタイプの予備硬化された構造体と積み重ねられ入れ子にされてよいことを意味する。このように、本明細書で使用される用語「単一プライ」は、実際の単一プライ構造を作製するために最初に使用された(すなわち、製造の予備硬化プロセスにおける)材料の実際の層数に限定されない。このように、この例では、各単一プライハット形部分320、322、324、326、328、330、332または334は、(適切な材料および機械的特性を有する場合)材料の単一層から構成されてよく、または層アセンブリ340内に層P 342、層P 344から層P 346として示された材料の層を2層から6層、またはそれ以上含むことができる。ここでも、前述したように、これらの層は、複合修繕キットに提供される前に(製造工程で硬化されることを含めて)作製されて、「単一プライ」部分を形成し、「単一プライ」部分は、その後他の「単一プライ」部分と組み合わされて「マルチプライ」部分を形成し得るが、本開示では「プライ」という用語は、前以て製造され、次いで複合修繕キットに提供された、得られた複合材料層を(エンドユーザの観点から)示す。したがって、「プライ」という用語は、複合修繕キットのエンドユーザによって使用され、組み合わされる層を指し、エンドユーザによって使用される所与の入れ子部分を生成するために(複合修繕キットに提供される前に、元々の製造プロセスにおいて)使用される材料の層の実際の数に限定されない。この例では、各単一プライハット形部分320、322、324、326、328、330、332または334は、(複合修繕キットに提供される前に)例えばBMS 8−276材料(イリノイ州シカゴのボーイング社製)および6K−70−PW(予め含浸された「プリプレグ」炭素繊維)などの繊維およびマトリックス複合材薄層の1つから6つの層の固結物(すなわち、プライ)として、製造されてよい。
図4において、本開示による支持ストリンガー306、第1のマルチプライ複合ハット形部分314および第3のマルチプライ複合ハット形部分318の分解組立図が示されている。この例では、単一プライハット形部分320、322、324、326、328、330、332および334のすべてが、単一プライハット形部分320、322、328、330、332および334の間に配置された接着剤400で一緒に接着されているように示されている。すべての単一プライハット形部分320、322、328、330、332および334の組み合わせ(すなわち、入れ子にされた組み合わせ404)は、次いで、既知の可搬型加熱および硬化技術を使用して、損傷部分302において一緒に硬化される。入れ子にされた組み合わせ404は、支持ストリンガー306および第2のマルチプライ複合ハット形部分316および/または少なくとも1つの修繕スキン308上に確実に取り付けられるように所定位置で硬化される。この例では、接着剤400は、フィルム接着剤であってよい。この例では、剥離フィルムを、底部単一プライハット形部分334における入れ子にされた組み合わせ404の底部406および支持ストリンガー306の上面408の間に配置することができる。剥離フィルムは、硬化後の取り外しおよびトリミングを可能にする。一旦取り外されてトリミングされると、入れ子にされた組み合わせ404は、支持ストリンガー306の上に積み重ねられてよく、所定位置に結合されるか、またはボルト止めされてよい。単一プライハット形部分320、322、328、330、332および334は、説明の目的で、図4では縮尺通りに描かれておらず、また、個々の単一プライハット形部分320、322、328、330、332および334の相対的な長さが変化してよく、または図3Aおよび3Bに示されるようなものであってよいことが当業者には理解される。
図5において、入れ子にされた組み合わせ404の実施例の正面組立図が、本開示に従って示されている。この例では、部分の使用の柔軟性を可能にするために、適切な入れ子を可能にするように単一プライハット形部分のいくつかを上部で分割することができる。一般に、複合修繕キットは、様々な寸法の単一プライのハット形部分である入れ子部分を含むことができる。しかしながら、いくつかの状況では、同じ寸法の2つの単一プライハット形部分を入れ子にすることを試みる必要がある。一例として、第1の割れ目500は、第3のマルチプライ複合ハット形部分318の単一プライハット形部分328に示され、第2の割れ目502は、第2のマルチプライ複合ハット形部分316の単一プライハット形部分322に示される。この例では、単一プライハット形部分322および328は、単一プライハット形部分330の同じ形状および寸法であってよく、第1の割れ目500および第2の割れ目502により、単一プライハット形部分322および328の両方が、単一プライハット形部分320および330の間に嵌め込まれ、入れ子にされることを可能にする。この例では、現場で許容できる結合面を確保するために、単一プライハット形部分320、322、328、330、332および334の各表面に、剥離プライを追加することができ、結合の前に除去することができる。
図6Aは、本開示による航空機の損傷部分602の修繕部600の他の実施例の斜視組立図である。この例では、修繕部600は、少なくとも1つの修繕スキン604と、スプライスストリンガーとして働く第1のマルチプライ複合ハット形部分606と、ストリンガーダブラーとして働く第2のマルチプライ複合ハット形部分608と、修復ストリンガーとして働く第3のマルチプライ複合ハット形部分610を含む。この例では、第1のマルチプライ複合ハット形部分606および第2のマルチプライ複合ハット形部分608は、支持ストリンガー612上に配置され、第1のマルチプライ複合ハット形部分606および第3のマルチプライ複合ハット形部分610は、少なくとも1つの修繕スキン604上に配置される。さらに、修繕部600はまた、第1のマルチプライ複合ダブラー614、第2のマルチプライ複合ダブラー616、第1のマルチプライ複合スプライスプレート618および第2のマルチプライ複合スプライスプレート620を含む。第1のマルチプライ複合ダブラー614および第2のマルチプライ複合ダブラー616は、前述したように、荷重導入のために複数の平坦なダブラーを互い違いに積層して構築され、接着剤で一緒に接着されている。第1のマルチプライ複合ダブラー614および第2のマルチプライ複合ダブラー616の底部は、次に、複合胴体または翼のスキン622の表面に結合される。この例では、第1のマルチプライ複合ダブラー614は、第1のマルチプライ複合スプライスプレート618と同様に、曲線状の構造である。第1のマルチプライ複合ダブラー614および第2のマルチプライ複合ダブラー616の両方は、少なくとも1つの修繕スキン604の厚さを、損傷部分602内部の複合胴体または翼のスキン622の損傷部分の厚さと一致させるように、互い違いに積層されるやり方で、少なくとも1つの修繕スキン604の周縁部624の付近に配置される。第1のマルチプライ複合ダブラー614および第2のマルチプライ複合ダブラー616は、互い違いに一緒に結合されてもよい。
この例では、第1のマルチプライ複合ダブラー614および第2のマルチプライ複合ダブラー616およびフラットダブラーが、一般に方向特定特性(すなわち、モジュラス)を有してよく、特定の方向および向きに関連する用途に使用できることが、当業者には理解される。図6Aに示すように、第1のマルチプライ複合ダブラー614および第2のマルチプライ複合ダブラー616は平坦であり、少なくとも1つの修繕スキン604の周縁部624に適切に一致するように曲線状である。このように、いくつかのマルチプライ複合ダブラーおよびフラットダブラーは、損傷した部分602を修繕するために適切な位置にマルチプライ複合ダブラーまたはフラットダブラーを適切に時計回り/方向付けすることができるように、平らであり異なる方向に丸みを有する(すなわち、曲線状である)。
第1のマルチプライ複合スプライスプレート618および第2のマルチプライ複合スプライスプレート620は、第1のマルチプライ複合ダブラー614および第2のマルチプライ複合ダブラー616の両方の上に、かつ第1のマルチプライ複合ハット形部分606の下方に配置される。この実施例では、第1のマルチプライ複合スプライスプレート618も曲線状構造である。第1のマルチプライ複合スプライスプレート618および第2のマルチプライ複合スプライスプレート620は、互い違いに一緒に結合されてよく、第1のマルチプライ複合ダブラー614、第2のマルチプライ複合ダブラー616および少なくとも1つの修繕スキン604と、結合されてよく、またはボルトによって固定されてよい。
図6Bを参照すると、本開示による航空機の損傷部分602の修繕部600の実施態様の分解斜視組立図が示されている。この例では、第1のマルチプライ複合ハット形部分606は、接着剤で一緒に結合された2つの単一プライハット形部分606aおよび606bを含み、第2のマルチプライ複合ハット形部分608は、接着剤で一緒に接着された4つの単一プライハット形部分608a、608b、608cおよび608dを含み、第3のマルチプライ複合ハット形部分610は、接着剤で一緒に接着された2つの単一プライハット形部分610aおよび610bを含む。同様に、第1のマルチプライ複合ダブラー614は、接着剤で一緒に結合された4つのフラットダブラー614a、614b、614cおよび614dを含み、第2のマルチプライ複合ダブラー616は、接着剤で一緒に結合された4つのフラットダブラー616a、616b、616cおよび616dを含み、第1のマルチプライ複合スプライスプレート618は、接着剤で一緒に結合された4つのフラットダブラー618a、618b、618c、618dを含み、第2のマルチプライ複合スプライスプレート620は、接着剤で一緒に結合された4つのフラットダブラー620a、620b、620cおよび620dを含む。
図7Aにおいて、本開示による航空機の損傷部分702の修繕部700の他の実施形態の一例の斜視組立図が示されている。この例では、マルチプライ複合修繕スキン704が損傷部分702の内側に配置されて示されている。マルチプライ複合修繕スキン704は、複数のマルチプライ複合スプライスプレート706および708によって、接着剤または取付ボルトを介して所定の位置に取り付けられている。複数のマルチプライ複合スプライスプレート706および708は、複数のマルチプライ複合ダブラー710および712の上に積み重ねられ(接着剤を介して)取り付けられる。前述したように、複数のマルチプライ複合ダブラー710および712は、マルチプライ複合修繕スキン704の周縁部に位置し、複数の支持ストリンガー716、718、720および722を有する複合胴体または翼のスキン714に取り付けられる。修繕部700はまた、スプライスストリンガーとして働く複数のマルチプライ複合ハット形部分724、726、728および730と、修復ストリンガーとして働く複数のマルチプライ複合ハット形部分732および734とを含む。修繕部はまた、ストリンガーダブラーとして働く複数のマルチプライ複合ハット形部分736、738、740および742を含むことができ、複数のマルチプライ複合ハット形部分724、726、728および730は、マルチプライ複合ハット形部分736、738、740および742と、複数のマルチプライ複合ハット形部分732および734との界面に互い違いのトリム744、746、748および750を有してよい。
図7Bにおいて、本開示による損傷部分702の修繕部700の実施態様の分解組立図が示されている。説明を簡単にするために、複数のマルチプライ複合ハット形部分724、726、728、730、732および734は図示されておらず、支持ストリンガー716および718は損傷部分702において損傷しているように示されている。この例において、複数のマルチプライ複合ダブラー710および712は、それぞれフラットダブラー710a、710b、712aおよび712bを含むように示されている。マルチプライ複合修繕スキン704は、単一プライ修繕スキン704a、704b、704c、704d、704eおよび704fを含む。複数のマルチプライ複合スプライスプレート706および708は、それぞれ、単一プライスプライスプレート706a、706b、706c、706d、708a、708b、708cおよび708dを含み、複数のマルチプライ複合ダブラー710、712、750および752は、フラットダブラー710a、710b、712a、712b、752a、752b、754aおよび754bをそれぞれ含む。図7Cを参照すると、本開示による損傷部分702の修繕部700の実施態様の分解組立断面図が示されている。断面図は平面A−A’756に沿ったものである。この例では、複数のマルチプライ複合ハット形部分724、728、732および734が示されている。
図8において、本開示による単一プライハット形部分800の実施例の斜視図が示されている。単一プライのハット形部分800は、上面802、第1の側面804、第2の側面806、第1の底面808および第2の底面810を含む。
図9は、本開示による単一プライハット形部分900の他の実施例の斜視図である。この例では、単一プライハット形部分900はまた、上面902、第1の側面904、第2の側面906、第1の底面908および第2の底面910を含む。第1の底面908は、第1の幅912を有する第1の部分908aと、第2の幅914を有する第2の部分908bとを含み、第2の底面910は、第1の幅912を有する第1の部分910aと第2の幅914を有する第2の部分910bとを含む。この例では、第2の幅914は、第1の幅912より大きい。
単一プライハット形部分900は、複合修繕キットからの標準入れ子部分であってよく、またはそれぞれ第1の部分908aおよび910aおよび第2の部分908bおよび910bの間の第2の部分908bおよび910bのトリミングされた端部916および918を生成するようトリミングされた、エンドユーザにより変更された構造であってもよい。例示的な単一プライハット形部分900と同様の複数の単一プライハット形部分を積み重ねて、マルチプライハット形部分を生成することができ、これは組み合わせた第1の底面および第2の底面の、より短い第1の長さ912を有する。
図10を参照すると、本開示による単一プライハット形部分1000のさらに他の実施例の斜視図が示されている。この例では、単一プライハット形部分1000はまた、上面1002、第1の側面1004、第2の側面1006、第1の底面1008および第2の底面1010を含む。第1の側面1004は、第1の長さ1012(すなわち、第1の側面1004の長さ)を有し、第1の幅1004a1を有する第1の部分1004aと、第2の幅1004b1を有する第2の部分1004bとを含む。この例では、第1の部分1004aの第1の幅1004a1は、第2の部分1004bの第2の幅1004b1よりも大きい。さらに、第1および第2の底面1008および1010は、第1の長さ1012未満の第2の長さ1014(すなわち、第1および第2の底面1008の両方の長さ)を有する。
単一プライハット形部分1000は、複合修繕キットからの標準入れ子部分であってよく、または第2の部分1004bのトリミングされた端部1016および第1の底面1008および第2の底面1010のより短い第2の長さ1014を生成するようにトリミングされた、エンドユーザにより変更された構造であってもよい。前述したように、複数の単一プライハット形部分(例示の単一プライハット形部分1000に類似)を積み重ねて、組み合わされた第1の底面と第2の底面の、より短い第2の長さ1014を有するマルチプライハット形部分を製造してよい。
図11Aにおいて、本開示によるマルチプライハット形部分1100の実施例の組立図が示されている。この例では、マルチプライハット形部分1100は、第1の部分1102および第2の部分1104を含む。第1の部分1102および第2の部分1104の両方は、それぞれが上面と、第1の側面と、第2の側面と、第1の底面と、第2の底面とを含む複数の単一プライハット形部分を含むが、第2の部分1104の底部の単一プライハット形部分1106は、図9に示されている例に記載されるものと同様の第1の底面1108および第2の底面1110を含む。
図11Bにおいて、本開示によるマルチプライハット形部分1100の実施態様の分解組立図が示されている。マルチプライハット形部分1100の第1の部分1102は、複数の単一プライハット形部分1102a、1102b、1102c、1102d、1102eおよび1102fを含み、第2の部分1104は、底部の単一プライハット形部分1106および単一プライハット形部分1104a、1104b、1104c、1104dおよび1104eを有する複数の単一プライハット形部分を含む。
図12Aを参照すると、本開示によるマルチプライハット形部分1200の他の実施例の組立図が示されている。この例では、マルチプライハット形部分1200は、互い違いに積み重ねられ、互いの上に入れ子になった複数の単一プライハット形部分1200a、1200b、1200c、1200d、1200eおよび1200fを含む。図12Bにおいて、本開示によるマルチプライハット形部分1200の実施態様の分解組立図が示されている。
前述したように、マルチプライハット形部分1100および1200は、個々の単一プライハット形部分1102a、1102b、1102c、1102d、1102e、1102f、1104a、1104b、1104c、1104d、1104e、1106、1200a、1200b、1200c、1200d、1200eおよび1200fをそれぞれ結合することによって形成される。図5に示す例と同様に、いくつかの個々の単一プライハット形部分1102a、1102b、1102c、1102d、1102e、1102f、1104a、1104b、1104c、1104d、1104e、1106,1200a、1200b、1200c、1200d、1200eおよび1200fは、上面に割れ目(図示せず)を含んでよく、同一の形状および寸法の単一プライハット形部分が、単一プライハット形部分の様々な層の間にはめ込まれ、入れ子になることを可能にする。前述のように、現場で許容可能な結合表面を保証するために、単一プライハット形部分1102a、1102b、1102c、1102d、1102e、1102f、1104a、1104b、1104c、1104d、1104e、1106、1200a、1200b、1200c、1200d、1200eおよび1200fの各表面には剥離プライが追加されてよく、結合前に除去される。
図13において、本開示によるマルチプライ構造要素1300の実施例の分解組立図が示されている。この例では、マルチプライ構造要素1300は、結合および硬化されたときにZ字形状を有するように、「Z字型」要素とすることができる。この例では、マルチプライ構造要素1300は、それぞれ複数の単一プライ入れ子部分1302a、1302b、1302c、1302d、1304a、1304b、1304cおよび1304dを含む第1の部分1302および第2の部分1304を含む。単一プライ入れ子部分1302a、1302b、1302c、1302d、1304a、1304b、1304cおよび1304dは、「L字形」に曲げられた細長いストリップであってよく、L字形の向きは、第1の部分1302の単一プライ入れ子部分1302a、1302b、1302c、1302dに関する第1の方向、および第2の部分1304の単一プライ入れ子部分1304a、1304b、1304cおよび1304dに関する、反対の方向である。接着剤で一緒に結合された場合、組み合わされた構造は、Z字形状を有するマルチプライ構造要素1300を形成する。さらに、厚さ、強度、またはその両方を追加するために、追加の単一プライ入れ子部分1306を、単一プライ入れ子部分1302aおよび1304aにおいて第1の部分1302と第2の部分1304との間に結合することができる。さらに、複雑な輪郭を有するマルチプライ構造要素1300を形成するために、複数の単一プライ入れ子部分1302a、1302b、1302c、1302d、1304a、1304b、1304cおよび1304dに、それぞれレリーフカット1308が切り込まれてよい。説明を容易にするために、レリーフカット1308は、単一プライ入れ子部分1302d上にのみ示されていることが理解される。しかしながら、存在する場合、レリーフカット1308は、他の単一プライ入れ子部分1302a、1302b、1302c、1304a、1304b、1304cおよび1304d内部にも存在する。図14において、マルチプライ構造要素1300の実施態様の拡大組立図が示されている。この例では、マルチプライ構造要素1300の部分1400が、図13に示す複数のレリーフカット1308の1つのレリーフカット1402を有して示されている。前述のように、単一プライ入れ子部分1302a、1302b、1302c、1302d、1304a、1304b、1304c、1304dおよび1306は接着剤で一緒に結合される。
図15を参照すると、本開示によるマルチプライ構造要素1500の他の実施例の分解組立図が示されている。この例では、マルチプライ構造要素1500は、図13および図14に示すマルチプライ構造要素1300の第1の部分1302と同様であってよい「L字型」要素を形成する。マルチプライ構造要素1500は、L字形に曲げられた細長いストリップである単一プライ入れ子部分1500a、1500b、1500cおよび1500dを含む。さらに、この例では、追加の単一プライ入れ子部分1502が外側の単一プライ入れ子部分1500dに結合されている。
複合修繕キットは、損傷構造(すなわち、損傷部分)の修繕および修復のために使用されると記載されているが、複合修繕キットを使用して新しい原構造(例えば、曲線状のストリンガー)を作製することもできることは、当業者に理解される。複合修繕キットを使用すると、単純な工具によって複雑な形状の部品を作成することもできる。
本発明の範囲から逸脱することなく、本発明の様々な態様または詳細を変更することができることが理解されるであろう。それは網羅的ではなく、請求項に係る発明を開示された正確な形態に限定するものではない。さらに、前述の説明は、説明のためのみに与えられ、限定を目的とするものではない。上述の説明に照らして変更および変形が可能であり、または本発明の実施から取得されてもよい。特許請求の範囲およびその等価物は、本発明の範囲を画定する。
例示された様々な実施例におけるフローチャートおよびブロック図は、例示的な実施例における装置および方法のいくつかの可能な実装のアーキテクチャ、機能、および動作を示す。これに関して、フローチャートまたはブロック図の各ブロックは、モジュール、セグメント、機能、動作またはステップの一部、それらのいくつかの組み合わせを表すことができる。
実施例のいくつかの代替例では、ブロックに記されている1つまたは複数の機能は、図に示された順序から外れることがある。例えば、場合によっては、連続して示された2つのブロックが実質的に同時に実行されてもよく、または関連する機能性に応じてブロックが逆の順序で実行されてもよい。また、図示されたブロックに加えて、フローチャートまたはブロック図に他のブロックが追加されてもよい。
さらに、本開示は、以下の条項による例を含む。
項1.
航空機の複合胴体または翼の損傷部分を修繕する方法であって、
損傷部分の寸法および位置を決定するために損傷部分の非破壊検査(NDI)を実施するステップと、
損傷部分の寸法および位置に基づいて損傷部分の修繕部を決定するステップと、
複合修繕キットで損傷部分を修繕するステップとを含む方法。
項2.
修繕部を決定するステップが、
損傷部分を分析するステップと、
複合修繕キットを使用して損傷部分の修繕方法を計画するステップとを含む、項1に記載の方法。
項3.
複合修繕キットで損傷部分を修繕するステップが、
損傷部分を修繕するために複合修繕キットの複数の入れ子部分を使用するステップであって、
複数の入れ子部分の各入れ子部分は、単一プライの複合材料であり、
複数の入れ子部分は、損傷部分を修繕するために様々な物理的形状の入れ子部分を含み、
入れ子部分は、様々なマルチプライ複合構造を形成するために互いに積み重ねられて構成されている、ステップと、
第1の入れ子部分を航空機の損傷部分の位置にある第2の入れ子部分に取り付けるために接着剤を適用するステップとを含む、項2に記載の方法。
項4.
複数の入れ子部分が、航空機の損傷部分の位置で硬化される、項3に記載の方法。
項5.
複数の入れ子部分が、少なくとも1つの修繕スキンと、複数の平坦なダブラーと、複数の単一プライスプライスプレートとを含み、
損傷部分を修繕するステップが、
損傷部分の上に少なくとも1つの修繕スキンを内部的に配置するステップであって、損傷部分は、複合胴体または翼のスキンの損傷部分を含む、配置するステップと、
複数の平坦なダブラーを、少なくとも1つの修繕スキンの周縁部の付近に互い違いに積み重ねて配置して、少なくとも1つの修繕スキンの厚さを、損傷部分の複合胴体または翼のスキンの厚さと一致させる、配置するステップと、
複数の平坦なダブラーおよび少なくとも1つの修繕スキンの上に複数の単一プライスプライスプレートを互い違いに配置するステップであって、スプライスプレートが複数の平坦なダブラーおよび修繕スキンを一緒に取り付ける、配置するステップとを含む、項3に記載の方法。
項6.
少なくとも1つの修繕スキンが、複数の修繕スキンであり、
損傷部分の上に少なくとも1つの修繕スキンを配置するステップが、
複数の修繕スキンの間に接着剤を適用するステップと、
複数の修繕スキンを積み重ねて、損傷部分の上に内部的に配置されたマルチプライ複合修繕スキンを形成する、積み重ねるステップとを含む、項5に記載の方法。
項7.
航空機の損傷部分の位置において硬化されたマルチプライ複合修繕スキンを硬化するステップをさらに含む、項6に記載の方法。
項8.
複数の平坦なダブラーを、少なくとも1つの修繕スキンの周縁部の付近に配置するステップが、
複数の平坦なダブラーの間に接着剤を適用するステップと、
マルチプライ複合ダブラーを形成するために複数の平坦なダブラーを互い違いに積層するステップであって、複数の平坦なダブラーを積層することは、少なくとも1つの修繕スキンの厚さを損傷部分での複合胴体または翼のスキンの厚さと一致させることを含む、積層するステップと、
損傷部分の位置で航空機のマルチプライ複合ダブラーを硬化するステップとを含む、項5に記載の方法。
項9.
複数の平坦なダブラーおよび少なくとも1つの修繕スキンの上に複数の単一プライスプライスプレートを配置するステップは、
複数の単一プライスプライスプレートの間に接着剤を適用するステップと、
マルチプライ複合スプライスプレートを形成するために複数の単一プライスプライスプレートを積み重ねるステップと、
損傷部分の位置で航空機のマルチプライ複合スプライスプレートを硬化するステップを含む、項5に記載の方法。
項10.
複数の入れ子部分は、複数の単一プライハット形部分をさらに含み、
損傷部分を修繕するステップは、
複数の単一プライハット形部分の間に接着剤を適用するステップと、
マルチプライ複合ハット形部分を形成するために複数の単一プライハット形部分を積み重ねるステップと、
損傷部分の位置で航空機のマルチプライ複合ハット形部分を硬化させるステップとを含む、項3に記載の方法。
項11.
マルチプライ複合ハット形部分を硬化させる前に、底部単一プライハット形部分に剥離フィルムを適用するステップをさらに含む、項10に記載の方法。
項12.
単一プライハット形部分の各々は、上面、第1の側面、第2の側面、第1の底面および第2の底面を含み、
第1の底面は、第1の幅を有する第1の部分と、第2の幅を有する第2の部分とを含み、
単一プライハット形部分の1つは、第1の幅より大きい第2の幅を有する幅広の底部単一プライハット形部分であり、
マルチプライ複合ハット形部分を形成するために複数の単一プライハット形部分を積み重ねるステップは、幅広の単一プライハット形部分がマルチプライ複合ハット形部分の底部にあるように、複数の底部単一プライハット形部分を積み重ねるステップを含む、項10に記載の方法。
項13.
複合修繕キットで損傷部分を修繕するステップは、
少なくとも3つの入れ子部分の間に接着剤を適用するステップと、
航空機における使用のための構造要素を形成するため、少なくとも3つの入れ子部分を組み合わせるステップとを含む、項3に記載の方法。
項14.
複合胴体または翼の損傷部分を修繕するための複合修繕キットであって、
複数の入れ子部分であって、
複数の入れ子部分の各入れ子部分は、複合材料の単一プライであり、
複数の入れ子部分は、損傷部分を修繕するための様々な物理的形状を含み、
複数の入れ子部分の入れ子部分は、互いに積み重ねられて様々なマルチプライ複合構造物を形成するように構成される、複数の入れ子部分と、
接着剤であって、
複数の入れ子部分の第1の入れ子部分を複数の入れ子部分の第2の入れ子部分に取り付ける、接着剤と、
を含む、複合修繕キット。
項15.
複数の入れ子部分が、損傷部分の上に内部配置するように構成された修繕スキンである入れ子部分を含み、損傷部分は、複合胴体または翼のスキンの損傷部分を含む、項14に記載の複合修繕キット。
項16.
複数の入れ子部分が、修繕スキン周縁部の付近に互い違いに配置され、修繕スキンの厚さを損傷部分での複合胴体または翼のスキンの厚さと一致させるように積み重ねられて構成された複数の平坦なダブラーをさらに含む、項15に記載の複合修繕キット。
項17.
複数の入れ子部分が、複数の平坦なダブラーおよび修繕スキンの上に互い違いに配置されるように構成された複数の単一プライスプライスプレートをさらに含み、スプライスプレートが複数の平坦なダブラーおよび修繕スキンを一緒に取り付ける、項16に記載の複合修繕キット。
項18.
複数の入れ子部分は、修繕スキン上のストリンガー位置の端部を橋渡しするように構成された複数の単一プライハット形部分をさらに含む、項17に記載の複合修繕キット。
項19.
複数の入れ子部分が、複合胴体または翼の損傷部分に隣接して配置されたストリンガーの端部を橋渡しするように構成された複数の単一プライハット形部分を含む、項14に記載の複合修繕キット。
項20.
単一プライハット形部分の各々が、上面、第1の側面、第2の側面、第1の底面および第2の底面を含み、
単一プライハット形部分が、第1の長さを有し、
上面が、第1の長さを有し、
第1の底面および前記第2の底面が、第2の長さを有し、
第1の長さは第2の長さよりも大きい、項19に記載の複合修繕キット。
項21.
単一プライハット形部分の各々が、上面、第1の側面、第2の側面、第1の底面および第2の底面を含み、
第1の底面が、第1の幅を有する第1の部分と、第2の幅を有する第2の部分とを含み、
第2の幅は第1の幅よりも大きい、項19に記載の複合修繕キット。
様々な実施例の説明は、例示および説明のために提示されたものであり、網羅的または開示された形態の例に限定されることを意図するものではない。多くの変更および変形が当業者には明らかであろう。さらに、様々な実施例は、他の望ましい例と比較して異なる特徴を提供することができる。選択された実施例は、実施例の原理、実用的な応用を最も良く説明し、意図される特定の使用に適する様々な変更を有する様々な例に関して、当業者が様々な変形例を含む様々な実施例の開示を理解できるように選択され、説明される。
300 修繕部
302 損傷部分
304 スキン
306 支持ストリンガー
308 修繕スキン
310 フラットダブラー
312 単一プライスプライスプレート
314 第1のマルチプライ複合ハット形部分
316 第2のマルチプライ複合ハット形部分
318 第3のマルチプライ複合ハット形部分
320、322、324、326、328、330、332および334 単一プライハット形部分
340 層アセンブリ
400 接着剤
404 入れ子にされた組み合わせ
406 底部
408 上面
500、502 割れ目
600 修繕部
602 損傷部分
604 修繕スキン
606 第1のマルチプライ複合ハット形部分
608 第2のマルチプライ複合ハット形部分
610 第3のマルチプライ複合ハット形部分
612 支持ストリンガー
614 第1のマルチプライ複合ダブラー
616 第2のマルチプライ複合ダブラー
618 第1のマルチプライ複合スプライスプレート
620 第2のマルチプライ複合スプライスプレート
622 スキン
624 周縁部
700 修繕部
702 損傷部分
704 マルチプライ複合修繕スキン
706、708 マルチプライ複合スプライスプレート
710、712、750、752 マルチプライ複合ダブラー
714 スキン
716、718、720、722 支持ストリンガー
724、726、728、730 マルチプライ複合ハット形部分
732、734 マルチプライ複合ハット形部分
736、738、740、742 マルチプライ複合ハット形部分
744、746、748、750 トリム
800 単一プライハット形部分
802 上面
804 第1の側面
806 第2の側面
808 第1の底面
810 第2の底面
900 単一プライハット形部分
902 上面
904 第1の側面
906 第2の側面
908 第1の底面
910 第2の底面
912 第1の幅
914 第2の幅
916、918 端部
1000 単一プライハット形部分
1002 上面
1004 第1の側面
1006 第2の側面
1008 第1の底面
1010 第2の底面
1012 第1の長さ
1014 第2の長さ
1100 マルチプライハット形部分
1102 第1の部分
1104 第2の部分
1106 底部の単一プライハット形部分
1108 第1の底面
1110 第2の底面
1200 マルチプライハット形部分
1300 マルチプライ構造要素
1302 第1の部分
1304 第2の部分
1306 単一プライ入れ子部分
1308、1402 レリーフカット
1500 マルチプライ構造要素

Claims (15)

  1. 航空機の複合胴体または翼の損傷部分(302、602、702)を修繕する方法であって、
    損傷部分(302、602、702)の寸法および位置を決定するために損傷部分(302、602、702)の非破壊検査(「NDI」)を実施するステップ(204)と、
    損傷部分(302、602、702)の寸法および位置に基づいて損傷部分(302、602、702)の修繕部(600)を決定するステップ(206)と、
    複合修繕キットで損傷部分(302、602、702)を修繕するステップ(212)とを含む、方法(200)。
  2. 修繕部(600)を決定するステップ(206)は、
    損傷部分(302、602、702)を分析するステップと、
    複合修繕キットを使用する損傷部分(302、602、702)の修繕方法を設計するステップとを含む、請求項1に記載の方法(200)。
  3. 複合修繕キットで損傷部分(302、602、702)を修繕するステップ(212)が、
    損傷部分(302、602、702)を修繕(600)するために複合修繕キットの複数の入れ子部分(320、322、324、326、328、330、332、334)を使用するステップであって、
    複数の入れ子部分の各入れ子部分(320、322、324、326、328、330、332、334)は、単一プライの複合材料であり、
    複数の入れ子部分は、損傷部分(302、602、702)を修繕(600)するために様々な物理的形状の入れ子部分を含み、
    入れ子部分(320、322、324、326、328、330、332、334)は、様々なマルチプライ複合構造(606、608、610、614、616、618、620)を形成するために互いに積み重ねられて構成されている、ステップと、
    第1の入れ子部分を航空機の損傷部分(302、602、702)の位置において第2の入れ子部分に取り付けるために接着剤(400)を適用するステップとを含む、請求項1または2に記載の方法(200)。
  4. 複数の入れ子部分が、少なくとも1つの修繕スキンと、複数の平坦なダブラー(310、620a、620b、620c、620d、710a、710b、712a、712b、752a、752b、754a、754b)と、複数の単一プライスプライスプレート(706a、706b、706c、706d、708a、708b、708c、708d)とを含み、
    損傷部分(302、602、702)を修繕するステップ(212)が、
    損傷部分(302、602、702)の上に少なくとも1つの修繕スキンを内部的に配置するステップであって、損傷部分(302、602、702)は、複合胴体または翼のスキンの損傷部分(302、602、702)を含む、配置するステップと、
    複数の平坦なダブラー(310、620a、620b、620c、620d、710a、710b、712a、712b、752a、752b、754a、754b)を、少なくとも1つの修繕スキンの周縁部(624)の付近に互い違いに積み重ねて配置して、少なくとも1つの修繕スキンの厚さを、損傷部分(302、602、702)の複合胴体または翼のスキンの厚さと一致させる、配置するステップと、
    複数の平坦なダブラー(310、620a、620b、620c、620d、710a、710b、712a、712b、752a、752b、754a、754b)および少なくとも1つの修繕スキンの上に複数の単一プライスプライスプレートを互い違いに配置するステップであって、スプライスプレート(706a、706b、706c、706d、708a、708b、708c、708d)が複数の平坦なダブラー(310、620a、620b、620c、620d、710a、710b、712a、712b、752a、752b、754a、754b)および修繕スキンを一緒に取り付ける、配置するステップとを含む、請求項3に記載の方法(200)。
  5. 少なくとも1つの修繕スキン(604)が、複数の修繕スキンであり、
    損傷部分(302、602、702)の上に少なくとも1つの修繕スキン(604)を配置するステップが、
    複数の修繕スキンの間に接着剤(400)を適用するステップと、
    複数の修繕スキンを積み重ねて、損傷部分(302、602、702)の上に内部的に配置されたマルチプライ複合修繕スキン(704)を形成する、積み重ねるステップとを含み、
    航空機の損傷部分(302、602、702)の位置において硬化されたマルチプライ複合修繕スキン(704)を硬化するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法(200)。
  6. 複数の平坦なダブラー(310、620a、620b、620c、620d、710a、710b、712a、712b、752a、752b、754a、754b)を、少なくとも1つの修繕スキン(604)の周縁部(624)の付近に配置するステップが、
    複数の平坦なダブラー(310、620a、620b、620c、620d、710a、710b、712a、712b、752a、752b、754a、754b)の間に接着剤(400)を適用するステップと、
    マルチプライ複合ダブラー(710、712、750、752)を形成するために複数の平坦なダブラー(310、620a、620b、620c、620d、710a、710b、712a、712b、752a、752b、754a、754b)を互い違いに積層するステップであって、複数の平坦なダブラー(310、620a、620b、620c、620d、710a、710b、712a、712b、752a、752b、754a、754b)を積層することは、少なくとも1つの修繕スキン(604)の厚さを損傷部分(302、602、702)での複合胴体または翼のスキンの厚さと一致させることを含む、積層するステップと、
    損傷部分(302、602、702)の位置で航空機のマルチプライ複合ダブラー(710、712、750、752)を硬化するステップとを含む、請求項5に記載の方法(200)。
  7. 複数の平坦なダブラー(310、620a、620b、620c、620d、710a、710b、712a、712b、752a、752b、754a、754b)および少なくとも1つの修繕スキン(604)の上に複数の単一プライスプライスプレート(706a、706b、706c、706d、708a、708b、708c、708d)を配置するステップは、
    複数の単一プライスプライスプレート(706a、706b、706c、706d、708a、708b、708c、708d)の間に接着剤(400)を適用するステップと、
    マルチプライ複合スプライスプレート(618、620)を形成するために複数の単一プライスプライスプレート(706a、706b、706c、706d、708a、708b、708c、708d)を積み重ねるステップと、
    損傷部分(302、602、702)の位置で航空機のマルチプライ複合スプライスプレート(618、620)を硬化するステップを含む、請求項4から6の何れか一項に記載の方法(200)。
  8. 複数の入れ子部分は、複数の単一プライハット形部分(608a、608b、608c、608d)をさらに含み、
    損傷部分(302、602、702)を修繕するステップは、
    複数の単一プライハット形部分(608a、608b、608c、608d)の間に接着剤(400)を適用するステップと、
    マルチプライ複合ハット形部分(320、322、324、326、328、330、332、334、610a、610b)を形成するために複数の単一プライハット形部分(608a、608b、608c、608d)を積み重ねるステップと、
    損傷部分(302、602、702)の位置で航空機のマルチプライ複合ハット形部分(320、322、324、326、328、330、332、334、610a、610b)を硬化させるステップとを含む、請求項3から7の何れか一項に記載の方法(200)。
  9. 単一プライハット形部分(608a、608b、608c、608d)の各々は、上面、第1の側面、第2の側面、第1の底面および第2の底面を含み、
    第1の底面は、第1の幅を有する第1の部分と、第2の幅を有する第2の部分とを含み、
    単一プライハット形部分(608a、608b、608c、608d)の1つは、第1の幅より大きい第2の幅を有する幅広の底部単一プライハット形部分であり、
    マルチプライ複合ハット形部分(320、322、324、326、328、330、332、334、610a、610b)を形成するために複数の単一プライハット形部分(608a、608b、608c、608d)を積み重ねるステップは、幅広の単一プライハット形部分がマルチプライ複合ハット形部分の底部にあるように、複数の底部単一プライハット形部分(608a、608b、608c、608d)を積み重ねるステップを含む、請求項8に記載の方法(200)。
  10. 複合胴体または翼の損傷部分(302、602、702)を修繕するための複合修繕キットであって、
    複数の入れ子部分であって、
    複数の入れ子部分の各入れ子部分は、複合材料の単一プライであり、
    複数の入れ子部分は、損傷部分(302、602、702)を修繕(600)するための様々な物理的形状を含み、
    複数の入れ子部分の入れ子部分は、互いに積み重ねられて様々なマルチプライ複合構造物を形成するように構成される、複数の入れ子部分と、
    接着剤(400)であって、
    複数の入れ子部分の第1の入れ子部分を複数の入れ子部分の第2の入れ子部分に取り付ける、接着剤(400)と、
    を含む、複合修繕キット。
  11. 複数の入れ子部分が、損傷部分(302、602、702)の上に内部配置するように構成された修繕スキンである入れ子部分を含み、損傷部分(302、602、702)は、複合胴体または翼のスキンの損傷部分(302、602、702)を含む、請求項10に記載の複合修繕キット。
  12. 複数の入れ子部分が、修繕スキン周縁部(624)の付近に互い違いに配置され、修繕スキンの厚さを損傷部分(302、602、702)での複合胴体または翼のスキンの厚さと一致させるように積み重ねられて構成された複数の平坦なダブラー(310、620a、620b、620c、620d、710a、710b、712a、712b、752a、752b、754a、754b)をさらに含む、請求項11に記載の複合修繕キット。
  13. 複数の入れ子部分が、複数の平坦なダブラー(310、620a、620b、620c、620d、710a、710b、712a、712b、752a、752b、754a、754b)および修繕スキンの上に互い違いに配置されるように構成された複数の単一プライスプライスプレート(706a、706b、706c、706d、708a、708b、708c、708d)をさらに含み、スプライスプレートが複数の平坦なダブラー(310、620a、620b、620c、620d、710a、710b、712a、712b、752a、752b、754a、754b)および修繕スキンを一緒に取り付ける、請求項12に記載の複合修繕キット。
  14. 複数の入れ子部分は、修繕スキン上のストリンガー位置の端部を橋渡しするように構成された複数の単一プライハット形部分(320、322、324、326、328、330、332、334、610a、610b)をさらに含む、請求項12または13に記載の複合修繕キット。
  15. 複数の入れ子部分が、複合胴体または翼の損傷部分(302、602、702)に隣接して配置されたストリンガーの端部を橋渡しするように構成された複数の単一プライハット形部分(320、322、324、326、328、330、332、334、610a、610b)を含み、
    単一プライハット形部分(320、322、324、326、328、330、332、334、610a、610b)の各々が、上面、第1の側面、第2の側面、第1の底面および第2の底面を含み、
    単一プライハット形部分(320、322、324、326、328、330、332、334、610a、610b)が、第1の長さを有し、
    上面が、第1の長さを有し、
    第1の底面および前記第2の底面が、第2の長さを有し、
    第1の長さは第2の長さよりも大きい、請求項12から14の何れか一項に記載の複合修繕キット。
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