JP2019102166A - 制御装置、照明装置及び照明システム - Google Patents

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Abstract

【課題】意図的にユーザに覚醒効果を与えたり、リラックス効果を与えたりすることができる照明装置及び照明システムを提供する。【解決手段】制御装置100は、空を再現した領域と雲を再現した領域とからなる第1の映像コンテンツと、第1の映像コンテンツに示される空を再現した領域に対する雲を再現した領域の面積比率の所定時間における平均値が第1の映像コンテンツよりも小さい第2の映像コンテンツとを格納する記憶部120と、第1の映像コンテンツ又は第2の映像コンテンツに応じて第1の照明装置10から出射する光の輝度分布及び色度分布の少なくとも一方を時間的に変化させることで、第1の映像コンテンツ又は第2の映像コンテンツを第1の照明装置10に再生させる制御部110とを備える。そして、制御部110は、第1の照明装置10に再生させる第1の映像コンテンツと第2の映像コンテンツとを切り替える。【選択図】図5

Description

本開示は、制御装置、照明装置及び照明システムに関し、特に、自然の空の様子を擬似的に再現した制御装置、照明装置及び照明システムに関する。
光色・配光可変用光源である液晶パネルと、液晶パネル用ランプと、照明用光源とを制御する制御装置とを備える照明装置が開示されている(例えば特許文献1参照)。この照明装置では、光の光度、配光、色温度を種々変化させることで、夕日、木漏れ日、月明かり等のやすらぎを感じる自然の照明環境を演出することが可能である。
特開平11−144510号公報
このような照明装置を用いて、単に空を実現することはできても、意図的にユーザに覚醒効果を与えたり、リラックス効果を与えたりしたいという要望がある。
そこで、本開示は、意図的にユーザに覚醒効果を与えたり、リラックス効果を与えたりすることができる制御装置、照明装置及び照明システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の一態様に係る制御装置は、空の様子を擬似的に再現することが可能な照明装置を制御する制御装置であって、空を再現した領域と雲を再現した領域とからなる第1の映像コンテンツと、前記第1の映像コンテンツに示される空を再現した領域に対する雲を再現した領域の面積比率の所定時間における平均値が前記第1の映像コンテンツよりも小さい第2の映像コンテンツとを格納する記憶部と、前記第1の映像コンテンツ又は前記第2の映像コンテンツに応じて前記照明装置から出射する光の輝度分布及び色度分布の少なくとも一方を時間的に変化させることで、前記第1の映像コンテンツ又は前記第2の映像コンテンツを前記照明装置に再生させる制御部とを備え、前記制御部は、前記照明装置に再生させる前記第1の映像コンテンツと前記第2の映像コンテンツとを切り替える。
また、本開示の一態様に係る照明装置は、制御装置と、前記照明装置として光を出射する光源とを備える。
また、本開示の一態様に係る照明システムは、制御装置と、面状に配置された複数のLED素子と、前記複数のLED素子から出射された光を透過して出射する光拡散板とを有する第1の照明装置と、前記第1の照明装置と異なる位置に配置された第2の照明装置とを備え、前記制御装置は、前記第1の映像コンテンツを前記第1の照明装置に再生させる場合に、第1の出力で前記第2の照明装置を点灯させ、前記第2の映像コンテンツを前記第1の照明装置に再生させる場合に、前記第1の出力よりも大きい第2の出力で前記第2の照明装置を点灯させる。
本開示によれば、意図的にユーザに覚醒効果を与えたり、リラックス効果を与えたりすることができる。
図1は、実施の形態に係る照明システムを示す説明図である。 図2は、実施の形態に係る照明システムを示すブロック図である。 図3は、実施の形態に係る照明システムの第1の照明装置を示す分解斜視図である。 図4は、実施の形態に係る照明システムがリラックスモード又は覚醒モードで動作する場合の、光拡散板に映し出される映像、光のスペクトル、覚醒効果、第2の照明装置が出射する光の明るさを示す説明図である。 図5は、実施の形態に係る照明システムの動作を示すフロー図である。 図6は、操作端末、光拡散板に映し出される映像、照明システムの点灯状態、及び雲の面積比率と第2の出力との関係を示す図である。 図7は、実施の形態の変形例1に係る照明システムの動作を示すフロー図である。 図8は、実施の形態の変形例2に係る照明システムの点灯状態を示す図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態は、いずれも本開示の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であって本開示を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、「略**」との記載は、「略矩形状」を例に挙げて説明すると、完全な矩形状はもとより、実質的に矩形状と認められるものを含む意図である。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
以下、本開示の実施の形態に係る制御装置、照明装置及び照明システムについて説明する。
(実施の形態)
[構成]
図1は、実施の形態に係る照明システム1を示す説明図である。図2は、実施の形態に係る照明システム1を示すブロック図である。図3は、実施の形態に係る照明システム1の第1の照明装置10示す分解斜視図である。
第1の照明装置10を平面視した見た場合の長手方向をX軸方向と規定し、例えば光反射部材30及び光拡散板40の並びをZ軸方向と規定し、X軸方向及びZ軸方向と直交する方向をY軸方向と規定し、X、Y、Zの各方向を表示する。図1に示す各方向は、図2に示す各方向に対応させて表示する。X、Y、Zの各方向を表示していない図を除き、図2以降の図においても、同様である。
図1に示すように、本実施の形態に係る照明システム1は、ユーザに室内から窓を通して空を見るような感覚を疑似体験させることが可能な装置である。例えば、照明システム1は屋内に設置され、屋内の窓から、青空、曇り空、夕空等といった自然の空を模した光を疑似的に演出するシステムである。
図1及び図2に示すように、照明システム1は、第1の照明装置10と、複数の第2の照明装置90と、制御装置100と、操作端末150とを備える。本実施の形態では、照明システム1は、1つの第1の照明装置10と、複数の第2の照明装置90とが造営材に配置されている。
[第1の照明装置]
第1の照明装置10は、青空、曇り空、夕空といった自然の空の様子を擬似的に再現することが可能である。第1の照明装置10は、青空、曇り空、夕空等の自然の空の動きを模した映像を表示する。第1の照明装置10は、この自然の空を模した映像の光によって周囲を照明することが可能である。第1の照明装置10は、制御装置100に接続され、制御装置100によって点灯、消灯、調光、及び調色等の動作が制御される。第1の照明装置10は、照明器具、プロジェクタ等である。ここでいう映像は、動画像であるが、静止画でもよい。第1の照明装置10は、照明装置の一例である。
第1の照明装置10は、赤色光、青色光、黄色光、橙色光等の有彩色の光、及び白色光といった無彩色の光を出射することが可能である。また、第1の照明装置10は、有彩色の光に限定されず、黒体軌跡に沿った所定の色温度の範囲の光を出射することも可能である。このため、第1の照明装置10は、赤色等の低色温度の光から濃い青色の光も出射することが可能である。
図1〜図3に示すように、第1の照明装置10は、筐体11と、発光モジュール20と、光反射部材30と、光拡散板40と、電源部60とを備える。電源部60、発光モジュール20、光反射部材30、光拡散板40、及び筐体11の枠部13は、Z軸プラス方向からZ軸マイナス方向に向けてこの順で配置されている。Z軸プラス方向は天井側であり、Z軸マイナス方向は床面側である。
筐体11は、発光モジュール20と、光反射部材30と、光拡散板40と、電源部60とを収容する収容体である。筐体11は、扁平な箱体であり、平面視で略矩形状である。なお、筐体11の形状は、略矩形状に限らず、略円形状、略多角形状、略半円状等の形状でもよく、形状は特に限定されない。
筐体11は、例えば金属材料又は高い熱伝導性を有する非金属材料によって構成される。高い熱伝導性を有する非金属材料とは、例えば、熱伝導率が高い樹脂などである。筐体11として熱伝導性の高い材料を用いることで、発光モジュール20が発する熱を、筐体11を介して外部に放熱することができる。なお、収容部12と枠部13とは、それぞれ別の材料で構成されていてもよい。
筐体11は、収容部12と、枠部13とを有する。
収容部12は、発光モジュール20と、光反射部材30と、光拡散板40と、電源部60とを収容する扁平な箱体である。なお、電源部60は、収容部12に収容されていなくてもよく、例えば筐体11の外側に配置されていてもよい。
収容部12には、Z軸マイナス方向側の面に、発光モジュール20が出射した光が通過する開口部15が形成されている。開口部15は、枠部13及び光拡散板40によって覆われている。収容部12は、開口部15を覆うように配置された光拡散板40を収容する。開口部15の大きさは、光拡散板40に対応した大きさである。本実施の形態では、開口部15の形状は、略矩形状である。
枠部13は、光拡散板40を固定する枠状の部材である。枠部13は、収容部12のZ軸マイナス方向側の面の端縁に配置される。言い換えると、枠部13は、収容部12の開口部15を囲むように、収容部12のZ軸マイナス方向側の面に配置される。枠部13には、発光モジュール20が出射した光が通過する開口部16が形成されている。枠部13は、平面視で略矩形状であるが、略矩形状に限らず、略円形状、略多角形状、略半円状等の形状でもよく、形状は特に限定されない。
枠部13は、鍔部13aと、立ち上がり部13bとを有する。第1の照明装置10は、鍔部13aが天井面と面一となるように天井に配置される。立ち上がり部13bは、鍔部13aの内周である開口部16の端部からZ軸プラス方向に向かって略鉛直に立ち上がる壁である。立ち上がり部13bは、光拡散板40のZ軸マイナス方向から、光拡散板40を支持している。
なお、収容部12と枠部13とが一体的に形成され筐体11を構成してもよいし、収容部12と枠部13とは別体であり、収容部12と枠部13とを接着することで筐体11を構成してもよい。
発光モジュール20は、光拡散板40に映像を形成するための光を出射するモジュールである。発光モジュール20は、X軸方向及びY軸方向で規定される平面に対して略平行に保持されている。
発光モジュール20は、基板23と、基板23に実装された複数のLED素子22とを有する。
基板23は、複数のLED素子22を実装するためのプリント配線基板であり、略矩形状に形成されている。基板23としては、例えば、樹脂をベースとする樹脂基板、金属をベースとするメタルベース基板、セラミックからなるセラミック基板等を用いることができる。
LED素子22は、Z軸マイナス方向に向かって光を出射する姿勢で、基板23に実装されている。LED素子22は、基板23のZ軸マイナス方向側の面に複数実装されている。例えば、複数のLED素子22は、基板23に面状(行列状)に配置された、複数のLED素子である。例えば、複数のLED素子22はそれぞれ、基板23に等間隔で配置されている。LED素子22は、光源の一例である。
LED素子22は、LED(Light Emitting Diode)素子で構成されている。複数のLED素子は、白色光、青色光、及び橙色光を出射することが可能である。本実施の形態では、例えば、LED素子22は、青色光、緑色光及び赤色光を発光するRGBタイプのLED素子である。なお、LED素子22は、SMD(Surface Mount Device)型のLED素子であってもよいし、COB(Chip On Board)型のLED素子22であってもよい。LED素子22は、RGB3色に限られず、RGBW4色であってもよいし、BW2色(青白2色)であってもよい。
また、図示しないが、基板23には、制御装置100からの制御信号を伝送するための配線である信号線及び電源部60からの電力を供給するための配線である電力線が設けられている。例えば、信号線及び電力線は、複数のLED素子22のそれぞれを直列に接続する。複数のLED素子22のそれぞれは、電力線を介して電源部60から電力の供給を受け、信号線からの制御信号に基づいて所定の光を発する。本実施の形態では、LED素子22はRGBタイプの素子であることから、青色光、緑色光及び赤色光の発光を制御することで様々な色の光を出射することができる。すなわち、制御装置100によって各LED素子22の発光を制御することで、例えば、青空、雲、曇り空、夕空等の映像を示す光を出射することができる。
光反射部材30は、筒状であり、少なくとも一部が発光モジュール20及び光拡散板40の間に配置されている。光反射部材30は、発光モジュール20から出射された光を反射する性質を有する光学部材である。具体的には、光反射部材30は、発光モジュール20から光反射部材30の内側面に入射した光を、光拡散板40側に反射する。内側面は、光反射部材30及び発光モジュール20側の面である。
光反射部材30は、例えばアルミニウムなどの金属材料で形成され、内側面に鏡面処理又は光拡散処理が施されている。例えば、鏡面処理とは、ポリッシング処理又はラッピング処理である。例えば、光拡散処理とは、アルマイト処理などのつや消し処理である。なお、光拡散処理は、少なくとも光反射部材30の内側面に施されていればよい。また、光反射部材30は、必ずしも鏡面処理又は光拡散処理が施されている必要はなく、鏡面処理又は光拡散処理を施す前の無地素材であってもよい。
光拡散板40は、複数のLED素子22から出射された光を透過して出射する。より具体的には、光拡散板40は、光拡散板40のZ軸プラス方向側の面である光入射面から入射した光を透過及び拡散し、光出射面から出射する拡散パネルである。光拡散板40の形状は、枠部13の開口部16に対応した形状であり、平面視で略矩形状であるが、略矩形状に限らず、略円形状、略多角形状、略半円状等の形状でもよく、形状は特に限定されない。
光拡散板40は、発光モジュール20と対向するように発光モジュール20よりもZ軸マイナス方向側で、発光モジュール20と略平行に配置されている。光拡散板40は、平面視において矩形状の板材である。光拡散板40は、枠部13の開口部16を覆っている。平面視において、光拡散板40は、発光モジュール20を覆うように、枠部13に固定されている。このことから、光拡散板40及び複数のLED素子22を平面視した場合に、枠部13の開口部16の形状と、複数のLED素子22が基板23に配列された形状とが対応するように、略同一の形状となっている。
本実施の形態では、光拡散板40は、枠部13と光反射部材30とで挟まれた状態で、収容部12内に支持されている。なお、光拡散板40は、枠部13に固定されていてもよく、光反射部材30に固定されていてもよく、本実施の形態には限定されない。
例えば、光拡散板40は、透明なアクリル若しくはPET(Poly Ethylene Terephthalate)などの樹脂材料、又はガラスから構成された透明板に拡散加工が施されることで作製される。光拡散板40が透明な材料から構成されることで、光拡散板40は高い透過率を有する。例えば、光拡散板40の全光線透過率は、80%以上であり、より好ましくは90%以上である。
拡散加工は、光拡散板40の光入射面及び光出射面の少なくとも一方の面に施される。例えば、拡散加工として、微細なドット状の凹部からなるプリズムを形成するプリズム処理などがある。また、拡散加工は、プリズム処理に限定されず、シボ加工、印刷又は光拡散材の分散により行われてもよい。
拡散加工が施された光拡散板40のヘイズ値は、例えば10%以上90%以下である。ヘイズ値を10%以上とすることで、光拡散板40が透明な材料で構成されていても、ユーザから発光モジュール20のLED素子22が粒状に見えることを抑制できる。また、ヘイズ値を90%以下とすることで、光拡散板40に映し出される、映像の輪郭をある程度保てる。なお、ヘイズ値は、例えばプリズム処理により形成されるプリズムの形状及び大きさに応じて調整が可能である。映像の輪郭は、例えば、青空の中にある雲の輪郭である。
電源部60は、商用電源から供給される交流電力を、整流、平滑及び降圧等して所定レベルの直流電力に変換し、当該直流電力を発光モジュール20に供給する構成要素である。
[第2の照明装置]
複数の第2の照明装置90は、第1の照明装置10と異なる位置に配置されている。本実施の形態では、各々の第2の照明装置90は、第1の照明装置10の周囲に配置されている。第2の照明装置90の各々は、例えば、第2の照明装置90として光を出射する光源と開口カバーとを有するダウンライトである。第2の照明装置90は、制御装置100に接続されている。各々の第2の照明装置90は、制御装置100によって点灯、消灯、調光、及び調色等の動作が制御される。第2の照明装置90は、例えば、ダウンライト、シーリングライト等である。第2の照明装置90は、照明装置の一例である。
各々の第2の照明装置90は、黒体軌跡に沿った所定の色温度の範囲の光を出射することが可能である。このため、各々の第2の照明装置90は、赤色等の低色温度の光から濃い青色の光も出射することが可能である。また、各々の第2の照明装置90は、色温度に限定されず、赤色光、青色光、黄色光、橙色光等の有彩色の光を出射することができる。
[制御装置]
制御装置100は、第1の照明装置10、及び各々の第2の照明装置90を制御する装置である。制御装置100は、制御部110と、記憶部120と、通信部130とを備える。
制御部110は、第1の照明装置10、及び第1の照明装置10の周囲に配置された各々の第2の照明装置90の点灯、消灯、調光、及び調色等の動作を制御する装置である。制御部110は、第1の照明装置10から出射される光の光量の変化、色温度の変化又は分光分布の変化が所定範囲内となるように、第1の照明装置10の発光を制御する。また、制御部110は、各々の第2の照明装置90から出射される光の光量の変化、色温度の変化又は分光分布の変化も所定範囲内となるように、各々の第2の照明装置90の発光を制御する。ここでいう調色には、発光色又は色温度の調整等を含む。
制御部110は、記憶部120に格納された、第1の照明装置10の点灯状態を示す第1の映像コンテンツ又は第2の映像コンテンツを取得する。制御部110は、記憶部120に格納された第1の映像コンテンツ又は第2の映像コンテンツに応じて第1の照明装置10から出射する光の輝度分布及び色度分布の少なくとも一方を時間的に変化させることで、第1の映像コンテンツ又は第2の映像コンテンツを第1の照明装置10に再生させる。また、制御部110は、第1の映像コンテンツ又は第2の映像コンテンツを再生した第1の照明装置10に応じて、各々の第2の照明装置90の点灯を制御する。
第1の映像コンテンツは、空を再現した領域と雲を再現した領域とからなる映像コンテンツである。ここでいう空を再現した領域には、青空を再現した領域、夕空を再現した領域、雲を再現した領域、曇り空を再現した領域等が含まれる。第1の映像コンテンツは、所定時間において、第1の範囲内で空を再現した領域に対する雲を再現した領域の面積比率が変化する。
第2の映像コンテンツは、第1の映像コンテンツに示される空を再現した領域に対する雲を再現した領域の、面積比率の所定時間における平均値が第1の映像コンテンツよりも小さい。つまり、第2の映像コンテンツが示す映像は、第1の映像コンテンツが示す映像よりも、青空を再現した領域が大きい。第2の映像コンテンツでは、所定時間において、第1の範囲の面積比率よりも低い比率である第2の範囲内で、空を再現した領域に対する雲を再現した領域の面積比率が変化する。
第1の映像コンテンツ及び第2の映像コンテンツには、青空を映し出すコンテンツ、雲を映し出すコンテンツ、曇り空を映し出すコンテンツ、夕空を映し出すコンテンツ、又はこれらの組み合わせた空を示すコンテンツ等といった、自然の空を模した映像を示すコンテンツが含まれる。各々のコンテンツは、第1の照明装置10が所定の点灯状態で点灯する各々の点灯シーンである。第1の照明装置10に第1の映像コンテンツ又は第2の映像コンテンツを映し出す場合に、制御部110は、第1の映像コンテンツ又は第2の映像コンテンツを記憶部120から取得し、取得した第1の映像コンテンツ又は第2の映像コンテンツに応じて発光モジュール20の複数のLED素子22の発光を制御する。制御部110は、第1の映像コンテンツ又は第2の映像コンテンツが示す映像に対応する色味で、複数のLED素子22の発光を制御する。例えば、制御部110は、映像にある雲の位置に対応する各々のLED素子22から白色光を出射させ、映像にある青空の位置に対応する各々のLED素子22から青色光を出射させる。この複数のLED素子22の発光により、光拡散板40には、第1の映像コンテンツ又は第2の映像コンテンツに対応した映像が映し出される。
第2の映像コンテンツに基づいて第1の照明装置10が出射した光に含まれる、青色光の強度の所定時間の平均値は、第1の映像コンテンツに基づいて第1の照明装置10が出射した光に含まれる、青色光の強度の所定時間の平均値よりも多い。つまり、第2の映像コンテンツの方が第1の映像コンテンツよりも青空を再現した領域が大きいため、第1の映像コンテンツに基づいて第1の照明装置10が出射した光の強度よりも、第2の映像コンテンツに基づいて第1の照明装置10が出射した光の方が青色光の強度が大きい。このため、第2の映像コンテンツに基づいて第1の照明装置10が出射した光は覚醒効果があり、第1の映像コンテンツに基づいて第1の照明装置10が出射した光はリラックス効果がある。
このように、制御部110は、第1の映像コンテンツに基づいて第1の照明装置10に光を出射させリラックスモードと、第2の映像コンテンツに基づいて第1の照明装置10に光を出射させる覚醒モードとを有する。制御部110は、第1の照明装置10に再生させる第1の映像コンテンツと第2の映像コンテンツとを切り替えることで、リラックスモードと覚醒モードとを切り替える。制御部110は、操作端末150から、通信部130を介して、制御コマンドを受信することで、リラックスモードか、覚醒モードかに切り替える。また、制御部110は、照明連動が選択されている場合、各々の第2の照明装置90を第1の照明装置10に照明連動させる。制御コマンドは、リラックスモードに切り替える指示、又は、覚醒モードに切り替える指示、及び各々の第2の照明装置90を第1の照明装置10に照明連動させる指示である。
切り替えるとは、一例を挙げると、第1の照明装置10がリラックスモードに選択されていた場合に、第1の照明装置10を覚醒モードにすることである。なお、一例を挙げると、第1の照明装置10がリラックスモードに選択されていた場合に、ユーザがリラックスモードを選択した場合は、リラックスモードが維持される。
制御部110は、リラックスモードと覚醒モードとを切り替える場合、瞬時に切り替えてもよく、規定時間をかけてリラックスモードから覚醒モードに次第に遷移するように切り替えてもよく、規定時間をかけて覚醒モードからリラックスモードに次第に遷移するように切り替えてもよい。この場合では、第1の映像コンテンツに示される雲の面積比率から第2の映像コンテンツに示される雲の面積比率に遷移したり、第2の映像コンテンツに示される雲の面積比率から第1の映像コンテンツに示される雲の面積比率に遷移したりする。雲の面積比率は、空を再現した領域に対する雲を再現した領域の面積比率のことである。
図4は、実施の形態に係る照明システム1がリラックスモード又は覚醒モードで動作する場合の、光拡散板40に映し出される映像、光のスペクトル、覚醒効果、第2の照明装置90が出射する光の明るさを示す説明図である。
図4に示すように、リラックスモードの映像では、第1の映像コンテンツに基づいて光拡散板40に表示される映像、及び、第1の映像コンテンツが再生される時間と空を再現した領域に対する雲を再現した領域の面積比率との関係を示している。リラックスモードでは、雲の面積比率は、R1からR2までの第1の範囲である。雲の面積比率の平均値をa1で示す。制御部110は、第1の映像コンテンツに応じて、空を再現した領域に対する雲を再現した領域の面積比率がR1からR2までの第1の範囲となるように、各々のLED素子22の発光態様を制御する。
リラックスモードでの光のスペクトルは、第1の映像コンテンツに基づいて第1の照明装置10が出射した光を所定時間の平均値を示している。リラックスモードでは、光に含まれる青色成分の光の強度は小さい。このため、リラックスモードでは、ユーザが覚醒する覚醒効果は小さい。
制御部110は、第1の映像コンテンツに応じて第1の照明装置10に再生させる場合に、第1の出力で第2の照明装置90を点灯させる。つまり、リラックスモードでは、制御部110が第2の照明装置90を第1の出力で点灯させる。
覚醒モードの映像では、第2の映像コンテンツに基づいて光拡散板40に表示される映像、及び、第2の映像コンテンツが再生される時間と空を再現した領域に対する雲を再現した領域の面積比率との関係を示している。覚醒モードでは、雲の面積比率は、T1からT2までの第2の範囲である。雲の面積比率の平均値をa2で示す。平均値a2は、平均値a1よりも小さい。制御部110は、第2の映像コンテンツに応じて、空を再現した領域に対する雲を再現した領域の面積比率がT1からT2までの第2の範囲となるように、各々のLED素子22の発光態様を制御する。
覚醒モードでの光のスペクトルは、第2の映像コンテンツに基づいて第1の照明装置10が出射した光を所定時間の平均値を示している。覚醒モードでは、光に含まれる青色成分の光の強度は大きい。このため、覚醒モードでは、ユーザが覚醒する覚醒効果は大きい。
制御部110は、第1の照明装置10と各々の第2の照明装置90とを点灯する場合に、各々の第2の照明装置90の点灯状態を第1の照明装置10の点灯状態に連動させることができる。具体的には、制御部110は、第1の照明装置10が再生する第1の映像コンテンツ又は第2の映像コンテンツが示す映像の変化に応じて、各々の第2の照明装置90の出力を変化させる。つまり、制御部110は、第1の照明装置10と各々の第2の照明装置90との点灯状態が連動した照明連動させることができる。ここでいう出力は、第1の出力及び第2の出力を含む意味である。
制御部110は、第2の映像コンテンツに応じて第1の照明装置10に再生させる場合に、第1の出力よりも大きい第2の出力で第2の照明装置90を点灯させる。つまり、覚醒モードでは、制御部110が第2の照明装置90を第2の出力で点灯させる。このため、リラックスモードで第2の照明装置90が出射する光の明るさよりも、覚醒モードで第2の照明装置90が出射する光の明るさの方が明るい。
制御部110は、第1の照明装置10からの距離が近い位置に配置されている第2の照明装置90ほど、第1の出力、又は第2の出力を大きくするように第2の照明装置90を制御する。つまり、制御部110は、第1の照明装置10から第1の距離に配置されている第2の照明装置90が出射する光の第2の出力よりも、第1の照明装置10から第1の距離より近い第2の距離に配置されている第2の照明装置90が出射する光の第2の出力の方が大きくなるように、第2の照明装置90を制御する。
例えば、各々の第2の照明装置90を造営材に設置する際に、ユーザが操作端末150を介して、第1の照明装置10から各々の第2の照明装置90までの距離を記憶部120に入力しておいてもよい。制御部110は、記憶部120に格納された第1の照明装置10から各々の第2の照明装置90までの距離に応じて、第2の照明装置90が出射する光を制御してもよい。
図1〜図3に示す制御装置100の説明に戻る。
制御部110は、第1の照明装置10と信号線により電気的に接続されている。制御部110は、記憶部120から取得した第1の映像コンテンツ又は第2の映像コンテンツに応じて、第1の照明装置10の青色LED、緑色LED及び赤色LEDのそれぞれの明るさに関する情報を含む制御信号を、信号線を介して第1の照明装置10のLED素子22に出力する。制御信号を受信したLED素子22は、当該制御信号に基づいて青色、緑色及び赤色を発光する。
制御部110は、例えば映像の動きが不自然にならないような時間間隔で、第1の照明装置10の発光モジュール20に対して制御信号を出力する。これにより、例えば空の中で雲が動いている映像などを表示する場合、より自然な動きを表示することができる。
記憶部120は、第1の映像コンテンツと、第2の映像コンテンツとを格納する。記憶部120は、不揮発性のメモリであってもよく、例えば、SRAM等の揮発性のメモリであってもよい。
通信部130は、操作端末150と通信を行うことが可能な無線通信モジュールである。通信部130は、操作端末150から制御コマンドを受信する。
[操作端末]
操作端末150は、制御装置100を介して、第1の照明装置10及び各々の第2の照明装置90を操作することが可能な端末である。操作端末150は、表示部152と、通信部151とを有する。表示部152は、ユーザがリラックスモードと覚醒モードとを切り替える場合、第1の照明装置10と各々の第2の照明装置90とを照明連動させる場合に、リラックスモードと覚醒モードとを表示する操作パネルである。また、表示部152は、第1の照明装置10と各々の第2の照明装置90とを照明連動させる場合に、照明連動する及び照明連動しないを表示する。操作端末150は、ユーザが表示部152を操作することによって、リラックスモードと覚醒モードとを切り替える制御コマンドを、通信部151を介して、制御装置100に送信する。通信部151は、制御装置100と無線通信することが可能な装置である。
操作端末150は、例えば、スマートフォン、タブレット式端末、リモートコントローラ等である。ユーザは、操作端末150を介して、記憶部120に格納されている点灯データを読み出してもよく、第1の照明装置10及び各々の第2の照明装置90を制御する点灯データを新たに設定することができてもよい。
[動作]
次に、制御装置100、第1の照明装置10、第2の照明装置90及び照明システム1の動作について説明する。
図5は、実施の形態に係る照明システムの動作を示すフロー図である。
なお、以下の動作の説明では、例えば、最初にリラックスモードが選択されている場合に、ユーザが覚醒モードを選択した場合であり、ユーザが照明連動を選択した場合を想定する。また、最初に覚醒モードが選択されている場合であり、ユーザがリラックスモードを選択した場合も同様であるため、その説明を省略する。
まず、図5に示すように、ユーザは、操作端末150を操作することで、リラックスモードか覚醒モードかを選択することができる。ここでは、ユーザは、例えば、覚醒モードを選択し、照明連動を選択する。ユーザが操作端末150を介して好みのモードを選択すると、操作端末150は、制御コマンドを、制御装置100に送信する。本実施の形態では、制御コマンドは、覚醒モードに切り替えることを示している。制御装置100は、制御コマンドを受信したか否かを判断する(S1)。
次に、制御コマンドを受信した場合(S1でYES)、制御部110は、記憶部120に格納されている映像コンテンツを選択する(S2)。本実施の形態では、制御部110は、覚醒モードに対応する第2の映像コンテンツを選択する。なお、映像コンテンツという場合は、第1の映像コンテンツ、及び第2の映像コンテンツを纏めて述べることを意味する。
一方、制御コマンドを受信していない場合(S1でNO)、制御部110は、ステップS1に戻り同様の処理を行う。
次に、制御部110は、選択した映像コンテンツに応じて、第1の照明装置10を制御する(S3)。本実施の形態では、制御部110は、第2の映像コンテンツに応じて第1の照明装置10の点灯状態を制御する。つまり、ユーザが第2の映像コンテンツを選択することで、制御部110は、第1の照明装置10をリラックスモードから覚醒モードに切り替える。
次に、制御部110は、第1の照明装置10に各々の第2の照明装置90を照明連動させるか否かを判断する(S4)。制御部110は、端末装置150から取得した制御コマンドに照明連動を行う情報が含まれているか否かを判断する。
第1の照明装置10に各々の第2の照明装置90を照明連動させる場合(S4でYES)、制御部110は、選択された映像コンテンツに応じて各々の第2の照明装置90を制御する(S5)。
本実施の形態では、制御部110は、ユーザが選択した第2の映像コンテンツに応じて、リラックスモードで各々の第2の照明装置90が点灯する場合よりも、各々の第2の照明装置90を明るく点灯させる。つまり、制御部110は、第2の出力で各々の第2の照明装置90を点灯させる。また、第2の照明装置90が複数ある場合、制御部110は、第1の照明装置10からの距離が近い位置に配置されている第2の照明装置90ほど、第1の出力、又は第2の出力を大きくするように第2の照明装置90を制御する。これにより、雲の多い空では暗く感じ、雲の少ない空では明るく感じるという、自然に近い照明環境を提供することができる。
なお、ユーザがリラックスモードを選択した場合、制御部110は、ユーザが選択した第1の映像コンテンツに応じて、覚醒モードで各々の第2の照明装置90が点灯する場合よりも、各々の第2の照明装置90を暗く点灯させる。つまり、制御部110は、第1の出力で各々の第2の照明装置90を点灯させる。
そして、制御部110は、この処理を終了し、ステップS1に戻る。
一方、第1の照明装置10に各々の第2の照明装置90を照明連動させない場合(S4でNO)、制御部110は、この処理を終了し、ステップS1に戻る。
[まとめ]
このような照明システム1では、制御装置100の制御部110は、記憶部120に格納されている第1の映像コンテンツ又は第2の映像コンテンツに応じて、第1の照明装置10の発光モジュール20を制御する。これにより発光モジュール20のLED素子22が出射した光は、光反射部材30で反射して光拡散板40の光入射面に入射したり、光拡散板40の光入射面に直接入射したりする。このような光は、光拡散板40を透過及び拡散して、光拡散板40の光出射面から出射する。
図6は、操作端末150、光拡散板40に映し出される映像、照明システム1の点灯状態、及び雲の面積比率と第2の出力との関係を示す図である。
図6の(a)では、ユーザが操作端末150を操作して覚醒モードを選択し、かつ、照明連動をした場合を例示している。図6の(b)では、図6の(a)の場合での照明システム1の点灯状態を示すイメージ図である。図6の(b)に示すように、リラックスモードでは、光拡散板40に、1つの大きな雲と青空とが映し出され、覚醒モードでは、光拡散板40に、1つの小さな雲と青空とが映し出されている。図6の(c)では、第1の照明装置10に近い第2の照明装置90ほど、明るく点灯する(第1の出力、又は第2の出力が大きい)ことを示すイメージ図である。図6の(d)では、リラックスモード及び覚醒モードの場合での、雲の面積比率及び第2の照明装置90の第2の出力との関係を示す図である。覚醒モードでは、リラックスモードにおける第1の出力で第2の照明装置90を点灯させる場合よりも大きい第2の出力で、第2の照明装置90を点灯させる。
制御装置100は、図6の(d)のような、第2の出力で各々の第2の照明装置90を点灯させるテーブルを有していてもよい。この場合、制御部110は、記憶部120に格納されているテーブルを読み出して、各々の第2の照明装置90の点灯状態を制御してもよい。このテーブルは、第1の映像コンテンツ、及び第2の映像コンテンツに含まれていてもよい。
制御部110は、第1の映像コンテンツ及び第2の映像コンテンツに応じて、空を再現した領域と雲を再現した領域との面積比率が所定の比率となるように、複数のLED素子22を制御する。これにより、光拡散板40には、点灯データに応じた映像が映し出される。このため、光拡散板40には、点灯データに応じて、青空の濃淡の変化、雲の移り変わりといった自然の空の映像が表示される。
[作用効果]
次に、本実施の形態における制御装置100、第1の照明装置10、第2の照明装置90及び照明システム1の作用効果について説明する。
上述したように、本実施の形態に係る制御装置100は、空の様子を擬似的に再現することが可能な第1の照明装置10を制御する。制御装置100は、空を再現した領域と雲を再現した領域とからなる第1の映像コンテンツと、第1の映像コンテンツに示される空を再現した領域に対する雲を再現した領域の面積比率の所定時間における平均値が第1の映像コンテンツよりも小さい第2の映像コンテンツとを格納する記憶部120と、第1の映像コンテンツ又は第2の映像コンテンツに応じて第1の照明装置10から出射する光の輝度分布及び色度分布の少なくとも一方を時間的に変化させることで、第1の映像コンテンツ又は第2の映像コンテンツを第1の照明装置10に再生させる制御部110とを備える。そして、制御部110は、第1の照明装置10に再生させる第1の映像コンテンツと第2の映像コンテンツとを切り替える。
このように、制御部110は、第1の照明装置10に再生させる第1の映像コンテンツと第2の映像コンテンツとを切り替える。このため、第1の映像コンテンツでは第1の照明装置10に青空の少ない映像が表示され、第2の映像コンテンツでは第1の映像コンテンツの場合に比べて第1の照明装置10に青空の多い映像が表示される。つまり、青空が多い第2の映像コンテンツではユーザの覚醒効果が見込まれ、青空が少ない第1の映像コンテンツではユーザのリラックス効果が見込まれる。
したがって、この制御装置100では、第1の照明装置10を制御することで、意図的にユーザに覚醒効果を与えたり、リラックス効果を与えたりすることができる。
また、本実施の形態に係る第1の照明装置10又は第2の照明装置90は、制御装置100と、第1の照明装置10又は第2の照明装置90として光を出射する光源とを備える。
また、本実施の形態に係る第1の照明装置10において、光源は、面状に配置された複数のLED素子22である。第1の照明装置10は、さらに、複数のLED素子22から出射された光を透過して出射する光拡散板40を備える。そして、制御装置100は、複数のLED素子22を制御する。
これらにおいても、上述と同様の作用効果を奏する。
また、本実施の形態に係る制御装置100において、第1の映像コンテンツは、所定時間において、第1の範囲内で青空を再現した領域に対する雲を再現した領域の面積比率が変化する。そして、第2の映像コンテンツは、所定時間において、第1の範囲の面積比率よりも低い比率である第2の範囲内で、青空を再現した領域に対する雲を再現した領域の面積比率が変化する。
リラックスモードでは、所定時間における平均値だけを単純に見れば、覚醒モードに比べて雲が多い。しかし、例えば、リラックスモードでも、ある特定の時間だけ雲が極端に少なくなるような状況となると、その時間だけ青色光が多くなり、ユーザが覚醒してしまう。そこで、第1の映像コンテンツでは、第1の範囲内で青空を再現した領域に対する雲を再現した領域の面積比率を変化させ、第2の映像コンテンツでは、第2の範囲内で青空を再現した領域に対する雲を再現した領域の面積比率を変化させる。このため、第1の照明装置10は、ある特定の時間だけ雲が極端に少なくなるといったような映像を映し出すといったこともない。このため、この制御装置100では、ユーザが覚醒効果とリラックス効果との安定性を確保することができる。
また、本実施の形態に係る制御装置100において、第1の映像コンテンツに基づいて第1の照明装置10が出射した光に含まれる、青色光の強度の所定時間の平均値は、第2の映像コンテンツに基づいて第1の照明装置10が出射した光に含まれる、青色光の強度の所定時間の平均値よりも少ない。
この構成によれば、第1の映像コンテンツに基づいて第1の照明装置10が点灯した場合では、青色光が少ないため、ユーザはリラックス効果を期待することができ、第2の映像コンテンツに基づいて第1の照明装置10が点灯した場合では、青色光が多いため、ユーザは覚醒効果を期待することができる。
また、本実施の形態に係る照明装置10において、複数のLED素子22は、白色光、青色光、及び橙色光を出射することが可能である。また、第1の映像コンテンツ、及び第2の映像コンテンツには、青空、雲、曇り空、夕空、又はこれらの組み合わせた空を示す映像コンテンツが含まれている。
このように、第1の映像コンテンツ、及び第2の映像コンテンツは、青空、雲、曇り空、夕空、又はこれらの組み合わせた空を示すため、第1の照明装置10は、自然の空を再現した映像を映し出すことができる。
また、本実施の形態に係る照明システム1は、制御装置100と、面状に配置された複数のLED素子22と、複数のLED素子22から出射された光を透過して出射する光拡散板40とを有する第1の照明装置10と、第1の照明装置10と異なる位置に配置された第2の照明装置90とを備える。そして、制御装置100は、第1の映像コンテンツに応じて第1の照明装置10に再生させる場合に、第1の出力で第2の照明装置90を点灯させ、第2の映像コンテンツに応じて第1の照明装置10に再生させる場合に、第1の出力よりも大きい第2の出力で第2の照明装置90を点灯させる。
このように、制御装置100は、第1の映像コンテンツを第1の照明装置10に再生させる場合に、第1の出力で第2の照明装置90を点灯させたり、第2の映像コンテンツを第1の照明装置10に再生させる場合に、第2の出力で第2の照明装置90を点灯させたりする。このため、制御装置100は、第1の照明装置10、及び各々の第2の照明装置90を連動して制御することが可能である。その結果、照明システム1では、より自然に近い照明環境を提供することができる。
また、本実施の形態に係る照明システム1において、第2の照明装置90は、複数設けられる。そして、制御装置100は、第1の照明装置10からの距離が近い位置に配置されている第2の照明装置90ほど、第1の出力、又は第2の出力を大きくするように第2の照明装置90を制御する。
このように、制御装置100は、第1の照明装置10からの距離が近い位置に配置されている第2の照明装置90ほど、第1の出力、又は第2の出力を大きくするように第2の照明装置90を制御する。これにより、第1の照明装置10の近くに存在する第2の照明装置90は明るく点灯し、第1の照明装置10から遠い第2の照明装置90は暗く点灯する。このため、第1の照明装置10が出射する光の明るさと第2の照明装置90が出射する光の明るさとの差異によって生じる、ユーザに与える違和感を抑制することができる。その結果、この照明システム1では、第1の照明装置10の周辺が明るく見えるため、より自然な照明環境を演出することができる。
(実施の形態の変形例1)
本変形例に係る制御装置100、第1の照明装置10、第2の照明装置90及び照明システム1について説明する。本変形例の制御装置100、第1の照明装置10、第2の照明装置90及び照明システム1の構成は、特に明記しない場合は、実施の形態と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
本変形例では、照明システム1の動作の他の一例を示す。制御装置100、第1の照明装置10、第2の照明装置90及び照明システム1の動作について説明する。
図7は、実施の形態の変形例1に係る照明システム1の動作を示すフロー図である。
なお、以下の動作の説明では、例えば、最初にリラックスモードが選択されている場合に、ユーザが覚醒モードを選択した場合であり、ユーザが照明連動を選択した場合を想定する。また、最初に覚醒モードが選択されている場合であり、ユーザがリラックスモードを選択した場合も同様であるため、その説明を省略する。
まず、図7に示すように、制御部110は、第1の照明装置10に各々の第2の照明装置90を照明連動させるか否かを判断する(S11)。
第1の照明装置10に各々の第2の照明装置90を照明連動させる場合(S11でYES)、制御部110は、再生中の映像コンテンツの現在の雲の面積比率を算出する(S12)。具体的には、制御部110は、再生している映像コンテンツに含まれる映像が示す雲の面積比率を逐次算出する。
一方、第1の照明装置10に各々の第2の照明装置90を照明連動させない場合(S11でNO)、制御部110は、この処理を終了し、ステップS11に戻る。
次に、制御部110は、ステップS12で算出した各々の雲の面積比率から、第2の照明装置90が出射する第2の出力をそれぞれ算出する(S13)。例えば、図6の(d)のテーブルに応じて、制御部110は、第2の照明装置90が出射する第2の出力をそれぞれ算出する。
次に、制御部110は、ステップS13で算出した各々の第2の出力に応じて、各々の第2の照明装置90を制御する(S14)。そして、制御部110は、この処理を終了し、ステップS11に戻る。
これにより、制御装置100は、第1の映像コンテンツ又は第2の映像コンテンツ内の雲の面積比率を連続的にモニタし、雲の面積比率に応じて第2の照明装置90の第2の出力を連続的に変化させる。その結果、第2の照明装置90は、第1の照明装置10が映し出す映像に応じた明るさで点灯する。
(実施の形態の変形例2)
[構成]
本変形例に係る制御装置100、第1の照明装置10、第2の照明装置90及び照明システム1の構成について説明する。
図8は、実施の形態の変形例2に係る照明システム1の点灯状態を示す図である。
本変形例では第1の照明装置10が1台であったが、本の変形例では、複数の第1の照明装置10を配置している点で、実施の形態と相違する。本変形例の制御装置100、第1の照明装置10、第2の照明装置90及び照明システム1の構成は、特に明記しない場合は、実施の形態と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して構成に関する詳細な説明を省略する。
図8に示すように、制御装置100の制御部110は、第1の映像コンテンツ又は第2の映像コンテンツが示す映像を、複数の第1の照明装置10の数に応じて空間的に分割し、複数の分割情報を生成する。制御部110は、分割された各々の分割情報が示す映像を、各々の第1の照明装置10の設置位置に応じて出力する。つまり、制御部110は、各々の分割情報を各々の第1の照明装置10に一対一で出力する。制御部110は、各々の第1の照明装置10の設置位置に応じて、第1の映像コンテンツ、及び第2の映像コンテンツの各々の分割情報を、各々の第1の照明装置10に入力する。分割した映像を、それぞれをどの第1の照明装置10へ供給するかについて、第1の照明装置10の配置に基づいて、ユーザが操作端末150を介して設定する。
第1の映像コンテンツを用いて、具体的に例を挙げて説明すると、第1の映像コンテンツを、各々の第1の照明装置10a、10b、10cに対応するように空間的に3分割する。3分割した第1の映像コンテンツのそれぞれを第1の照明装置10a、10b、10cのそれぞれに一対一で出力する。つまり、各々の第1の照明装置10a、10b、10cは、マルチディスプレイのように、空間的に分割した第1の映像コンテンツを映し出す。
[作用効果]
上述したように、本変形例に係る照明システム1において、第1の照明装置10は、複数設けられる。そして、制御装置100は、第1の映像コンテンツ及び第2の映像コンテンツが示す映像を、空間的に分割し、分割した映像を、各々の第1の照明装置10の設置位置に応じて出力する。
これによれば、第1の映像コンテンツ及び第2の映像コンテンツのうち、各々の第1の照明装置10の設置位置に応じた領域を点灯させる。このため、各々の第1の照明装置10をユーザが見た場合に、例えば、第1の照明装置10a、第1の照明装置10b、及び第1の照明装置10cのこの順番で、雲が流れていく様子を再現することができるため、各々の第1の照明装置10a、10b、10cに自然の空を再現した映像を映し出すことができる。
(その他変形例等)
以上、本開示について、実施の形態、及び実施の形態の変形例1、2に基づいて説明したが、本開示は、上記実施の形態、及び実施の形態の変形例1、2に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態、及び実施の形態の変形例1、2に係る制御装置、第1の照明装置、第2の照明装置及び照明システムにおいて、制御装置は、第1の照明装置に設けられていてもよく、第2の照明装置に設けられていてもよく、第1の照明装置及び第2の照明装置とは別の装置として設けられていてもよい。
また、上記実施の形態、及び実施の形態の変形例1、2に係る制御装置、第1の照明装置、第2の照明装置及び照明システムに含まれる各処理部は典型的に集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。
また、上記実施の形態、及び実施の形態の変形例1、2に係る制御装置、第1の照明装置、第2の照明装置及び照明システムにおいて、制御装置が第1の照明装置に映像コンテンツに応じて第1の照明装置から出射する光を制御する場合に、例えば、映像コンテンツに含まれる映像が示す青空でも、輝度分布及び色度分布を適宜変えてもよい。つまり、使用している実際の青空の色味は地域によって異なるため、記憶部は、地域に応じた複数の第1の映像コンテンツ、及び複数の第2の映像コンテンツを格納していてもよい。ユーザは、操作端末を介して、地域を選択することができてもよい。これにより、制御装置は、地域に応じた第1の映像コンテンツ、又は第2の映像コンテンツを記憶部から選択し、選択した映像コンテンツを第1の照明装置に再生させる。
また、上記実施の形態、及び実施の形態の変形例1、2に係る制御装置、第1の照明装置、第2の照明装置及び照明システムにおいて、制御部は、所定の時間を経過したら、リラックスモードと覚醒モードとを切り替えてもよい。つまり、制御部は、ユーザが操作端末を操作しなくても所定の時間が経過したら、自動的に照明装置に再生させる第1の映像コンテンツと第2の映像コンテンツとを切り替えることで、リラックスモードと覚醒モードとを切り替える制御を行う。この場合、操作端末から、切り替えを行う所定の時間をユーザによって設定することができてもよい。
また、上記実施の形態、及び実施の形態の変形例1、2に係る制御装置、第1の照明装置、第2の照明装置及び照明システムにおいて、第1の照明装置と第2の照明装置とは、無線通信することができてもよい。この場合、操作端末、第1の照明装置、及び第2の照明装置が相互に無線通信することができてもよい。
また、上記実施の形態、及び実施の形態の変形例1、2に係る制御装置、第1の照明装置、第2の照明装置及び照明システムにおいて、第2の照明装置は、第1の照明装置の筐体に収容されていてもよい。この場合、枠部13の鍔部13aに第2の照明装置が固定されていてもよい。
また、上記実施の形態、及び実施の形態の変形例1、2に係る制御装置、第1の照明装置、第2の照明装置及び照明システムは、方法及び方法をコンピュータによって実現するプログラムであってもよい。方法は、例えば、空の様子を擬似的に再現することが可能な照明装置を制御する制御方法であって、空を再現した領域と雲を再現した領域とからなる第1の映像コンテンツと、第1の映像コンテンツに示される空を再現した領域に対する雲を再現した領域の面積比率の所定時間における平均値が第1の映像コンテンツよりも小さい第2の映像コンテンツとを格納し、第1の映像コンテンツ又は第2の映像コンテンツに応じて照明装置から出射する光の輝度分布及び色度分布の少なくとも一方を時間的に変化させることで、第1の映像コンテンツ又は第2の映像コンテンツを照明装置に再生させることを含む。
また、集積回路化はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又はLSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
なお、上記各実施の形態、及び実施の形態の変形例1、2において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU又はプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスク又は半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、上記で用いた数字は、全て本開示を具体的に説明するために例示するものであり、本開示の実施の形態、及び実施の形態の変形例1、2は例示された数字に制限されない。
また、ブロック図における機能ブロックの分割は一例であり、複数の機能ブロックを一つの機能ブロックとして実現したり、一つの機能ブロックを複数に分割したり、一部の機能を他の機能ブロックに移してもよい。また、類似する機能を有する複数の機能ブロックの機能を単一のハードウェア又はソフトウェアが並列又は時分割に処理してもよい。
また、フローチャートにおける各ステップが実行される順序は、本開示を具体的に説明するために例示するためであり、上記以外の順序であってもよい。また、上記ステップの一部が、他のステップと同時(並列)に実行されてもよい。
その他、実施の形態、及び実施の形態の変形例1、2に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態、及び実施の形態の変形例1、2における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。
1 照明システム
10、10a、10b、10c 第1の照明装置(照明装置)
22 LED素子(光源)
40 光拡散板
90 第2の照明装置(照明装置)
100 制御装置
110 制御部
120 記憶部

Claims (9)

  1. 空の様子を擬似的に再現することが可能な照明装置を制御する制御装置であって、
    空を再現した領域と雲を再現した領域とからなる第1の映像コンテンツと、前記第1の映像コンテンツに示される空を再現した領域に対する雲を再現した領域の面積比率の所定時間における平均値が前記第1の映像コンテンツよりも小さい第2の映像コンテンツとを格納する記憶部と、
    前記第1の映像コンテンツ又は前記第2の映像コンテンツに応じて前記照明装置から出射する光の輝度分布及び色度分布の少なくとも一方を時間的に変化させることで、前記第1の映像コンテンツ又は前記第2の映像コンテンツを前記照明装置に再生させる制御部とを備え、
    前記制御部は、前記照明装置に再生させる前記第1の映像コンテンツと前記第2の映像コンテンツとを切り替える
    制御装置。
  2. 前記第1の映像コンテンツは、前記所定時間において、第1の範囲内で青空を再現した領域に対する雲を再現した領域の面積比率が変化し、
    前記第2の映像コンテンツは、前記所定時間において、前記第1の範囲の面積比率よりも低い比率である第2の範囲内で、青空を再現した領域に対する雲を再現した領域の面積比率が変化する
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記第1の映像コンテンツに基づいて前記照明装置が出射した光に含まれる、青色光の強度の所定時間の平均値は、前記第2の映像コンテンツに基づいて前記照明装置が出射した光に含まれる、青色光の強度の所定時間の平均値よりも少ない
    請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御装置と、
    前記照明装置として光を出射する光源とを備える
    照明装置。
  5. 前記光源は、面状に配置された複数のLED素子であり、
    さらに、
    前記複数のLED素子から出射された光を透過して出射する光拡散板を備え、
    前記制御装置は、前記複数のLED素子を制御する
    請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記複数のLED素子は、白色光、青色光、及び橙色光を出射することが可能であり、
    前記第1の映像コンテンツ、及び前記第2の映像コンテンツには、青空、雲、曇り空、夕空、又はこれらの組み合わせた空を示す映像コンテンツが含まれている
    請求項5に記載の照明装置。
  7. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の制御装置と、
    面状に配置された複数のLED素子と、前記複数のLED素子から出射された光を透過して出射する光拡散板とを有する第1の照明装置と、
    前記第1の照明装置と異なる位置に配置された第2の照明装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記第1の映像コンテンツを前記第1の照明装置に再生させる場合に、第1の出力で前記第2の照明装置を点灯させ、
    前記第2の映像コンテンツを前記第1の照明装置に再生させる場合に、前記第1の出力よりも大きい第2の出力で前記第2の照明装置を点灯させる
    照明システム。
  8. 前記第2の照明装置は、複数設けられ、
    前記制御装置は、前記第1の照明装置からの距離が近い位置に配置されている前記第2の照明装置ほど、前記第1の出力、又は前記第2の出力を大きくするように第2の照明装置を制御する
    請求項7に記載の照明システム。
  9. 前記第1の照明装置は、複数設けられ、
    前記制御装置は、前記第1の映像コンテンツ及び前記第2の映像コンテンツが示す映像を、空間的に分割し、分割した映像を、各々の前記第1の照明装置の設置位置に応じて出力する
    請求項7又は8に記載の照明システム。
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