JP2019096527A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】本明細書は、コネクタ側端子の機器側端子への位置合わせ作業の煩雑さを解消することのできるコネクタを提供する。【解決手段】本明細書が開示するコネクタ10は、電力変換器30(電気機器)のコネクタ受け口31に取り付けられるコネクタハウジング11と、コネクタハウジング11に支持されているコネクタ側端子23、27を備えている。コネクタ側端子23は、可撓性を有する編組線22を介してコネクタハウジング11に片持ち支持されている。コネクタハウジング11には、コネクタ側端子を系脱可能に係止する係止部(突起13、14)が設けられている。【選択図】図4

Description

本明細書が開示する技術は、電気機器に接続されるコネクタに関する。
特許文献1、2に、電気機器に接続されるコネクタが開示されている。コネクタは、ケーブルの先端に備えられているコネクタ側端子を、電気機器のコネクタ受け口に配置されている機器側端子に電気的に接続する。ケーブルには、正極線と負極線があるので、コネクタは、少なくとも2個のコネクタ側端子の夫々を、対応する機器側端子に接続する。特許文献1のコネクタは、2個のコネクタ側端子を備えている。夫々のコネクタ側端子は、先端にスリットが設けてある。機器側端子はボルトで固定されている。特許文献1のコネクタは、コネクタをコネクタ受け口に差し込むと、コネクタ側端子のスリットがボルトに差し込まれるようになっている。特許文献2のコネクタは、インバータ用のコネクタであり、三相交流を伝送するため3個のコネクタ側端子を備えている。夫々のコネクタ側端子は、可撓性および導電性を有する編組線を介してコネクタハウジングに片持ち支持されている。
特開2011−134654号公報 特開2017−107705号公報
特許文献1のコネクタでは、コネクタ側端子がコネクタハウジングに剛に固定されている。従って、コネクタ側端子と機器側端子(ボルト)の位置がずれていると、コネクタ側端子のスリットが機器側端子のボルトに嵌合しないおそれがある。一方、特許文献2のコネクタでは、コネクタ側端子は、可撓性を有する編組線を介してコネクタハウジングに片持ち支持されているため、機器側端子の位置に合わせてコネクタ側端子を動かすことができる。ただし、編組線が柔らかすぎると、コネクタ側端子が揺れ易くなり、機器側端子への接続作業が煩わしくなる。編組線が硬すぎると、コネクタ側端子は揺れ難くはなるが、逆に、機器側端子の位置へ動かし難くなる。本明細書は、コネクタ側端子の機器側端子への位置合わせ作業の煩雑さを解消することのできるコネクタを提供する。
本明細書が開示するコネクタは、電気機器のコネクタ受け口に取り付けられるコネクタハウジングと、コネクタハウジングに支持されているコネクタ側端子を備えている。コネクタ側端子は、可撓性部材を介してコネクタハウジングに片持ち支持されている。コネクタハウジングには、コネクタ側端子を系脱可能に係止する係止部が設けられている。係止部は、例えば、コネクタ側端子を引っ掛けると可撓性部材に荷重が加わるように設けられた突起でよい。突起にコネクタ側端子を引っ掛けると、可撓性部材の反力によって、コネクタ側端子が突起に係止される。コネクタ側端子をコネクタハウジングに係止することができるので、適度に柔らかい可撓性部材を採用しても、機器側端子と接続する前にコネクタ側端子が過度に揺れることがない。また、適度に柔らかい可撓性部材を採用することで、機器側端子への位置合わせも容易となる。本明細書が開示するコネクタは、コネクタ側端子の機器側端子への位置合わせ作業が容易である。
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
実施例のコネクタが採用される機器(電力変換器)とその周辺機器のブロック図である。 電力変換器に接続されたコネクタの斜視図である。 電力変換器から外したコネクタの斜視図である。 正極コネクタ端子をコネクタハウジングから外した状態を示す図である。 コネクタの斜視図である。
図面を参照して実施例のコネクタを説明する。実施例のコネクタは、電気自動車の電力変換器に別の機器のケーブルを接続するコネクタである。まず、電力変換器について説明する。図1に電力変換器30とその周辺機器のブロック図を示す。電力変換器30は、電気自動車に搭載される。電力変換器30は、電源の電力を走行用のモータ8の駆動電力に変換する。電力変換器30は、また、電源の電力を、エアコンコンプレッサ9の駆動電力にも変換する。電源は、バッテリ43と、燃料電池42である。
電力変換器30は、電圧コンバータ回路2と、2組のインバータ回路7a、7bと、平滑コンデンサ5を備えている。電圧コンバータ回路2は、バッテリ43の電力を昇圧してインバータ回路7a、7bに供給する昇圧機能と、インバータ回路7aから送られる回生電力を降圧してバッテリ43に供給する降圧機能を有している。電圧コンバータ回路2は、フィルタコンデンサ3、リアクトル4、2個のパワートランジスタ6a、6bと、2個のダイオードで構成される。2個のパワートランジスタ6a、6bは直列に接続されており、夫々のパワートランジスタにダイオードが逆並列に接続されている。図1の電圧コンバータ回路2の構成と機能はよく知られているので、詳しい説明は省略する。
インバータ回路7aは、6個のパワートランジスタ6c−6hと、6個のダイオードで構成される。6個のパワートランジスタ6c−6hは、2個ずつ、直列に接続される。3組の直列接続(2個のパワートランジスタの直列接続)が、正極線45aと負極線45bの間に並列に接続されている。正極線45aと負極線45bは、電圧コンバータ回路2の高電圧側の正極端子と負極端子に夫々接続されている。3組の直列接続の夫々の中点から交流が出力され、走行用のモータ8に供給される。
インバータ回路7bは、6個のパワートランジスタ6i−6nと、6個のダイオードで構成される。6個のパワートランジスタ6i−6nは、2個ずつ、直列に接続される。3組の直列接続(2個のパワートランジスタの直列接続)が、正極線45aと負極線45bの間に並列に接続されている。3組の直列接続の夫々の中点から交流が出力され、エアコンコンプレッサ9に供給される。インバータ回路7a、7bの構成と動作も良く知られているので、詳しい説明は省略する。
電圧コンバータ回路2と2組のインバータ回路7a、7bの間に平滑コンデンサ5が並列に接続されている。平滑コンデンサ5は、電圧コンバータ回路2と2組のインバータ回路7a、7bの間を流れる電流の脈動を抑える目的で備えられている。
図1によく示されているように、電力変換器30は、2個のパワートランジスタの直列接続を7組備えている。7組の直列接続は、正極線45aと負極線45bの間で並列に接続されている。さらにその正極線45aと負極線45bの間に、平滑コンデンサ5が接続されている。詳しいハードウエア構成の説明は省略するが、電力変換器30が備える14個のパワートランジスタ6a−6nは、2個ずつが一つのパッケージに収容されており、そのパッケージの内部で2個のパワートランジスタは直列に接続されている。2個のパワートランジスタを収容したパッケージはパワーモジュールと呼ばれる。電力変換器30は、7個のパワーモジュールを備えている。
電力変換器30には、バッテリ43のほか、燃料電池42が接続されている。燃料電池42は、昇圧コンバータ41を介して電力変換器30に接続されている。より具体的には、燃料電池42は、昇圧コンバータ41を介して、正極線45aと負極線45bに接続されている。昇圧コンバータ41は、燃料電池42の出力電圧を、電圧コンバータ回路2の出力電圧まで高める。
昇圧コンバータ41から延びるパワーケーブル20の先端にコネクタ10が取り付けられており、そのコネクタ10が電力変換器30のコネクタ受け口31に取り付けられる。コネクタ受け口では、正極バスバ32とコンデンサバスバ33が正極ケーブル21と接続され、負極バスバ34が負極ケーブル25と接続される。詳しいハードウエア構造は省略するが、正極バスバ32は、先に述べた正極線45aに相当し、7個のパワーモジュールの正極端子を接続する。負極バスバ34は、先に述べた負極線45bに相当し、7個のパワーモジュールの負極端子を接続する。コンデンサバスバ33は、その一端が平滑コンデンサ5の一方の電極に接続されており、他端が、コネクタ受け口31にて、正極バスバ32とともにパワーケーブル20の正極ケーブル21に電気的に接続される。
図2−図5を参照して実施例のコネクタ10を説明する。図2に、電力変換器30に接続されたコネクタ10の斜視図を示す。図3に、電力変換器30から外したコネクタ10の斜視図を示す。
コネクタ10は、樹脂製のコネクタハウジング11と、正極コネクタ端子23と負極コネクタ端子27を備えている。コネクタハウジング11にパワーケーブル20が接続される。パワーケーブル20は、正極ケーブル21と負極ケーブル25を含む。正極ケーブル21の先端に正極コネクタ端子23が接続され、負極ケーブル25の先端に負極コネクタ端子27が接続される。
コネクタハウジング11は、枠部12を備えている。コネクタ10が電力変換器30のコネクタ受け口31に取り付けられると、枠部12はコネクタ受け口31に対向する。枠部12の内側に、正極コネクタ端子23と負極コネクタ端子27が配置される。正極コネクタ端子23が、正極バスバ32及びコンデンサバスバ33と接続され、負極コネクタ端子27が負極バスバ34と接続される。
正極コネクタ端子23にはネジ39が挿通される孔23aが設けられており、負極コネクタ端子27には、ネジ38が挿通される孔27aが設けられている。孔23a、27aの代わりにスリットが設けられていてもよい。一方、図2、図3に示されているように、電力変換器30のコネクタ受け口31に、正極バスバ32、負極バスバ34、コンデンサバスバ33の夫々の先端が露出している。正極バスバ32の先端とコンデンサバスバ33の先端には、ネジ39が挿通される貫通孔が設けられており、両方のバスバは、貫通孔が一致するように重ねられている。負極バスバ34の先端には、ネジ38が挿通される貫通孔が設けられている。正極バスバ32、負極バスバ34、コンデンサバスバ33の貫通孔の後ろ側には、ネジ38、39を固定する台座35が設けられている。正極バスバ32とコンデンサバスバ33と正極コネクタ端子23は、ネジ39で台座35に共締めされる。負極バスバ34と負極コネクタ端子27は、ネジ38で台座35に共締めされる。
正極コネクタ端子23は、可撓性と導電性を有する編組線22を介して正極ケーブル21に接続されている。なお、正極ケーブル21も可撓性を有するが、編組線22は、正極ケーブル21よりも撓み易い。
正極コネクタ端子23は、後に説明するように、コネクタハウジング11の枠部12に係脱可能に係止されているが、コネクタハウジング11に固定はされていない。正極コネクタ端子23は、可撓性を有する編組線22を介して、コネクタハウジング11に片持ち支持されている。より具体的には、正極コネクタ端子23は、編組線22を介して枠部12に片持ち支持されている。従って、正極コネクタ端子23は、枠部12の内側で動くことができる。正極コネクタ端子23は、コネクタ受け口31にて、電力変換器30の正極バスバ32、コンデンサバスバ33とネジ39で共締めされる。正極コネクタ端子23の位置が正極バスバ32とコンデンサバスバ33の位置からずれているとき、正極コネクタ端子23が可撓性を有する編組線22で片持ち支持されているので、正極コネクタ端子23を動かして正極バスバ32とコンデンサバスバ33の位置へ容易に移動させることができる。
負極コネクタ端子27も、可撓性と導電性を有する編組線26を介して負極ケーブル25に接続されている。負極コネクタ端子27は、コネクタ受け口31にて、負極バスバ34とネジ38で共締めされる。負極コネクタ端子27も編組線26を介してコネクタハウジング11の枠部12に片持ち支持されている。それゆえ、負極バスバ34の位置へ容易に移動させることができる。負極ケーブル25も可撓性を有するが、編組線26は、負極ケーブル25よりも撓み易い。
正極コネクタ端子23が接続されている編組線22は、負極コネクタ端子27に接続されている編組線26よりも長い。従って、正極コネクタ端子23は、負極コネクタ端子27よりも動かし易い。これは、コネクタ10を電力変換器30に接続する際、先に負極コネクタ端子27をネジ38で固定してから、正極コネクタ端子23を正極バスバ32の位置に合せるという手順を反映したものである。即ち、正極コネクタ端子23は、負極コネクタ端子27が台座35に固定されているという制約の下で正極バスバ32に位置合わせしなければならないため、負極コネクタ端子27よりも動かし易いように、長い編組線22を介して枠部12に片持ち支持されている。
正極コネクタ端子23の正極バスバ32への位置合わせを容易にするには、編組線22は柔らかい方がよい。一方、編組線22が柔らかすぎると、正極コネクタ端子23が揺れ易くなり、扱い難い。そこで、実施例のコネクタ10では、固定前の正極コネクタ端子23が、コネクタハウジング11の枠部12に係止できる構造を備えている。正極コネクタ端子23をコネクタハウジング11に係脱可能に係止することで、固定前の正極コネクタ端子23が揺れることを防止する。
次に、正極コネクタ端子23を係止する構造について説明する。図4に、正極コネクタ端子23をコネクタハウジング11から外した状態を示す。図5に、コネクタ10の斜視図を示す。なお、コネクタハウジング11の枠部12は、電力変換器30に取り付けられた後にコネクタカバーで塞がれる。図2−図5は、コネクタカバーを外した図である。また、コネクタハウジング11は、電力変換器30に取り付けて固定するためのボルト孔を有するタブを備えているが、そのタブの図示も省略した。
説明の便宜上、コネクタハウジング11の枠部12を覆う面を枠面と称することにする。コネクタハウジング11の枠部12には、枠部12の内面12aから枠部12の内側へ向かって突出する2個の突起13、14が設けられている。突起13は、枠面と平行な平面を有する平板状であり、突起13には、さらに、平板の法線方向に突出する小突起13aが設けられている。別言すると、平板状の突起13の幅広面は枠面と平行であり、小突起13aは、枠面の法線方向に延びている。小突起13aは、突起14に近い側に設けられている。
正極コネクタ端子23は、縁から突出する突起23b、23cを備えている。正極コネクタ端子23は、孔23aを有する平板状であり、突起23b、23cは、平板状の正極コネクタ端子23の平坦面と平行な方向に突出している。
正極コネクタ端子23は、平坦な面を枠部12の突起13の平坦面に載せ、突起23cを突起13と小突起13aの角に当接させるとともに、突起23bを突起14に引っ掛けることで枠部12に係止される。別言すれば、正極コネクタ端子23は、枠部12の突起13と突起14の間に差し込み、突起13と小突起13aの角に突起23cを当接することで、枠部12に係止される。このとき、編組線22が撓み、正極コネクタ端子23を枠部12の内面12aに押し付けるバネ荷重が発生する。バネ荷重で内面12aに押し付けられるので、正極コネクタ端子23は、揺れ難くなる。
正極コネクタ端子23は、枠部12の突起13、14に差し込むようにして係止されるので、差し込み方向と逆方向に動かすだけで容易に脱離させることができる。また、正極コネクタ端子23は、枠部12の突起13、14に差し込まれているだけであり、枠面の面内方向で動かすことができる。正極コネクタ端子23は、枠面の面内方向に動かすことができるので、コネクタハウジング11を固定した状態で(あるいは、負極コネクタ端子27が負極バスバ34に固定された状態で)、正極バスバ32の位置へ動かすことができる。
以上説明したように、コネクタ10は、正極コネクタ端子23を備えており、正極コネクタ端子23は、可撓性を有する編組線22を介してコネクタハウジング11の枠部12の内側に片持ち支持されている。そして、正極コネクタ端子23は、枠部12の内面12aに設けられた突起13、14に係脱可能に係止されている。従って、適度に柔らかい編組線22を採用しても、正極バスバ32と接続する前に正極コネクタ端子23が過度に揺れることがない。一方、適度に柔らかい編組線22を採用することで、正極バスバ32への位置合わせが容易となる。本明細書が開示するコネクタ10は、正極コネクタ端子23の正極バスバ32への位置合わせ作業が容易である。
実施例で説明したコネクタ10のいくつかの特徴を以下に述べる。コネクタ10は、コネクタハウジング11と正極コネクタ端子23と負極コネクタ端子27を備えている。コネクタハウジング11は、枠部12を備えており、正極コネクタ端子23と負極コネクタ端子27は、枠部12の内側に配置されている。正極コネクタ端子23は、編組線22を介して正極ケーブル21と接続されており、負極コネクタ端子27は、編組線26を介して負極ケーブル25と接続されている。編組線22、26は、ケーブル21、25よりも可撓性が高い。正極コネクタ端子23は、編組線22を介して枠部12に片持ち支持されており、負極コネクタ端子27は編組線26を介して枠部12に片持ち支持されている。正極コネクタ端子23は平板状であり、孔23aを有している。負極コネクタ端子27も平板状であり、孔27aを有している。正極コネクタ端子23は、枠部12の内側に係脱可能に係止されている。
枠部12は、コネクタ10を電力変換器30に接続する際、電力変換器30のコネクタ受け口31と対向する。コネクタ受け口31の内側には、正極バスバ32、コンデンサバスバ33、負極バスバ34が露出している。正極バスバ32、コンデンサバスバ33、負極バスバ34はいずれも、コネクタ受け口31の内側に位置する箇所に孔を有しており、正極バスバ32とコンデンサバスバ33は孔が一致するように重ねられている。
正極コネクタ端子23は、ネジ39によって電力変換器30の2本のバスバ(正極バスバ32とコンデンサバスバ33)と共締めされる。負極コネクタ端子27は、ネジ38によって電力変換器30の1本のバスバ(負極バスバ34)と共締めされる。正極コネクタ端子23(負極コネクタ端子27)は、可撓性を有する編組線22(編組線26)を介してコネクタハウジング11に片持ち支持されているので、電力変換器30の対応するバスバの位置へ容易に移動させることができる。
正極コネクタ端子23は枠部12の内面12aに係止されているので、柔軟性の高い編組線22を採用しても、ネジ39で固定される前も揺れたりしない。一方、柔軟性の高い編組線22を採用しているので正極バスバ32と容易に位置合わせすることができる。位置合わせするときには、正極コネクタ端子23の孔23aにネジ39を挿通し、ネジ39を支持するドライバによって正極コネクタ端子23の位置を調整することができる。このように、正極コネクタ端子23は取り付けが容易である。
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。正極コネクタ端子23だけでなく、負極コネクタ端子27も、枠部12に係脱可能に係止されてもよい。実施例で説明した技術は、3個以上のコネクタ端子を有するコネクタに適用することも好適である。
正極バスバ32、コンデンサバスバ33が機器側端子の一例に相当し、正極コネクタ端子23がコネクタ側端子の一例に相当する。編組線22が可撓性部材の一例に相当する。可撓性部材は、編組線に限られない。可撓性部材は、正極ケーブル21よりも柔軟であればよい。正極ケーブル21が十分に柔軟な場合は、正極ケーブル21が可撓性部材として利用されてもよい。枠部12に設けられた突起13、14、小突起13aが係止部の一例に相当する。係止部の構造は、実施例の構造に限られない。コネクタ側端子を係脱可能に係止できる構造であればよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:電圧コンバータ回路
3:フィルタコンデンサ
4:リアクトル
5:平滑コンデンサ
6a−6n:パワートランジスタ
7a、7b:インバータ回路
7b:インバータ回路
8:モータ
9:エアコンコンプレッサ
10:コネクタ
11:コネクタハウジング
12:枠部
13、14:突起
13a:小突起
20:パワーケーブル
21:正極ケーブル
22:編組線
23:正極コネクタ端子
23a:孔
23b、23c:突起
25:負極ケーブル
26:編組線
27:負極コネクタ端子
27a:孔
30:電力変換器
31:コネクタ受け口
32:正極バスバ
33:コンデンサバスバ
34:負極バスバ
35:台座
38、39:ネジ
41:昇圧コンバータ
42:燃料電池
43:バッテリ
45a:正極線
45b:負極線

Claims (1)

  1. 電機機器のコネクタ受け口に取り付けられるコネクタハウジングと、
    前記コネクタ受け口に配置されている機器側端子に接続されるコネクタ側端子であって、可撓性部材を介して前記コネクタハウジングに片持ち支持されているとともにネジを通す孔又はスリットが設けられている端子と、
    を備えており、
    前記コネクタハウジングに、前記コネクタ側端子を係脱可能に係止する係止部が設けられている、コネクタ。
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