JP2019095303A - リークテスト装置 - Google Patents

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【課題】リークテスト装置の大型化を抑制すること。【解決手段】複数の気筒81を有するシリンダブロック8の上面及び下面に対向配置されると共に、シリンダブロック8の上面及び下面に形成された開口部をシールするシール部材31及び41をそれぞれ有するマスキングプレート3及び4と、マスキングプレート3及び4をシリンダブロック8に押圧するアクチュエータ5と、を備え、アクチュエータ5によってマスキングプレート3及び4を押圧しつつ、シリンダブロック8内にエアを充填し、シリンダブロック8のエアリークを検査するリークテスト装置。マスキングプレート3及び4には、互いに向かい合って突出する連結部材32及び42がそれぞれ設けられており、マスキングプレート3及び4をシリンダブロック8に押圧する際に、連結部材32及び42を嵌合することによって、マスキングプレート3及び4を連結する。【選択図】図2

Description

本発明はリークテスト装置に関する。
シリンダブロックのリークテスト装置として、マスキングプレートを用いてシリンダブロックの開口部をシールし、シリンダブロック内にエアを充填する装置が知られている。
例えば、特許文献1には、対向配置された一対のマスキングプレートを連結するリークテスト装置が開示されている。
特開2010−243290号公報
発明者は、対向配置された一対のマスキングプレートを連結するリークテスト装置に関し、以下の課題を見出した。
特許文献1に開示されているリークテスト装置には、一対のマスキングプレート同士を連結するシャフトが設けられている。シャフトは、一対のマスキングプレートのそれぞれに貫通し、一対のマスキングプレート同士の間隔を調節している。しかしながら、シャフトが一対のマスキングプレートの外側まで突出しているため、シャフト方向に装置が大型化する虞がある。
本発明は、このような問題点に鑑みなされたものであり、リークテスト装置の大型化を抑制することができるリークテスト装置を提供することを目的とする。
本発明に係るリークテスト装置は、複数の気筒を有するシリンダブロックの上面及び下面に対向配置されると共に、前記シリンダブロックの上面及び下面に形成された開口部をシールするシール部材をそれぞれ有する一対のマスキングプレートと、前記一対のマスキングプレートを前記シリンダブロックに押圧するアクチュエータと、を備え、前記アクチュエータによって前記一対のマスキングプレートを押圧しつつ、前記シリンダブロック内にエアを充填し、前記シリンダブロックのエアリークを検査するリークテスト装置であって、前記一対のマスキングプレートには、互いに向かい合って突出する連結部材がそれぞれ設けられており、前記一対のマスキングプレートを前記シリンダブロックに押圧する際に、前記連結部材同士を嵌合することによって、前記一対のマスキングプレート同士を連結する。
本発明に係るリークテスト装置では、前記一対のマスキングプレートに、互いに向かい合って突出する連結部材がそれぞれ設けられている。つまり、連結部材が一対のマスキングプレートを貫通せずに設けられている。したがって、リークテスト装置の大型化を抑制することができる。
本発明により、リークテスト装置の大型化を抑制することができるリークテスト装置を提供することができる。
本実施の形態に係るリークテスト装置の分解斜視図である。 本実施の形態に係るリークテスト装置の断面図である。 本実施の形態に係るリークテスト方法を示す模式図である。 連結部材の一部を拡大した縦断面図である。 図4のV−V線に沿う連結部材の横断面図である。 連結部材の一部を拡大した縦断面図である。 図6のVII−VII線に沿う連結部材の横断面図である。 加圧力を測定した結果を示すグラフである。 テスト容積を測定した結果を示すグラフである。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。ただし、本発明が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
まず、図1及び図2を参照して、本発明の実施の形態に係るリークテスト装置について説明する。図1は、本実施の形態に係るリークテスト装置の概略を示す分解斜視図である。図2は、本実施の形態に係るリークテスト装置の断面図である。図2に示すように、リークテスト装置1は、(一対の)マスキングプレート3及び4、及びアクチュエータ5を備える。なお、図1では、マスキングプレート3及び4についてのみ示している。また、図1及び図2では、シリンダブロック8についても図示している。
なお、当然のことながら、図1及びその他の図面に示した右手系xyz直交座標は、構成要素の位置関係を説明するための便宜的なものである。通常、z軸正方向が鉛直上向き、xy平面が水平面であり、図面間で共通である。
図1に示すように、マスキングプレート3及び4は、対向配置された一対の板状部材である。マスキングプレート3及び4は、xy面に平行に配置されており、例えば、図1に示すように矩形状の板を用いて構成することができる。図2に示すように、マスキングプレート3は、アクチュエータ5に接続されている。アクチュエータ5は、例えば、油圧シリンダを用いて構成される。
アクチュエータ5が動作すると、マスキングプレート3は、z軸方向に移動する。一方、マスキングプレート4は、例えば、床に載置されており、z軸方向に固定されている。したがって、マスキングプレート3がz軸負方向に移動すると、マスキングプレート3及び4は、シリンダブロック8に押圧される。なお、図2では、アクチュエータ5がマスキングプレート3に接続されている場合を図示したが、アクチュエータ5は、マスキングプレート4に接続されても良く、また、マスキングプレート3及び4の両方に接続されてもよい。
図2に示すように、マスキングプレート3及び4は、シリンダブロック8の上面(換言すると、xy面に平行かつz軸正方向側の面)及び下面(換言すると、xy面に平行かつz軸負方向側の面)に対向配置される。図2に示すように、シリンダブロック8は、z軸方向に延設された複数の気筒81を備える構造体である。また、シリンダブロック8の上面及び下面には、開口部が設けられている。シリンダブロック8の上面及び下面に設けられた開口部のうち一部又は全てが、複数の気筒81に連通している。シリンダブロック8は、例えば、自動車のエンジンに用いられる。
ここで、図2に示すように、マスキングプレート3のz軸負方向側の板面には、シール部材31が設けられている。また、マスキングプレート4のz軸正方向側の板面には、シール部材41が設けられている。シリンダブロック8の上面及び下面に設けられた開口部は、シール部材31及び41を用いてシールされる。シール部材31及び41は、例えば、シリンダブロック8の上面及び下面の周縁部に沿うような環状のゴム材を用いて構成される。
具体的には、まず、図2に示すように、アクチュエータ5を動作してマスキングプレート3をz軸負方向に向かって移動する。マスキングプレート3をz軸負方向に向かって移動すると、マスキングプレート3及び4がシリンダブロック8に押圧される。そして、シール部材31及び41がシリンダブロック8の上面及び下面に押圧されて密着する。したがって、シール部材31及び41は、シリンダブロック8の上面及び下面に設けられた開口部をシールする。
さらに、マスキングプレート3は、z軸負方向側の板面に、連結部材32が設けられている。また、マスキングプレート4は、z軸正方向側の板面に、連結部材42が設けられている。図2に示すように、連結部材32及び42は、互いに向かい合って突出している。詳細は後述するが、連結部材32及び42は、互いに嵌合されて、マスキングプレート3及び4を連結する。図2においては、連結部材32及び42が、複数の気筒81のそれぞれの中に配置される場合を図示した。しかしながら、連結部材32及び42が設けられる位置は、マスキングプレート3及び4の板面であればどの位置であってもよい。
連結部材32及び42は、高強度かつ耐磨耗性に優れた材料を用いて構成されることが好ましい。連結部材32及び42は、例えば、炭素工具鋼(JIS規格のSK材)又は合金工具鋼(JIS規格のSKS材)を用いて構成される。なお、連結部材32及び42を構成する材料は、同じであってもよいし、異なっていてもよい。
マスキングプレート3を押圧する際には、例えば、アクチュエータ5をマスキングプレート3の中央部分に接続し、加圧する。そのため、マスキングプレート3の中央部分近傍に応力が集中し、マスキングプレート3がz軸正方向に張り出すように湾曲する。したがって、マスキングプレート3の端部近傍において十分にシール部材31をシリンダブロック8に密着させるために、マスキングプレート3を押圧する加圧力を大きくする必要がある。
そこで、前述したように、連結部材32及び42を用いてマスキングプレート3及び4を連結することにより、マスキングプレート3を押圧する際にマスキングプレート3にかかる応力を分散させ、マスキングプレート3の湾曲を抑制することができる。したがって、連結部材32及び42を設けない場合よりも、小さな加圧力を用いてシール部材31をシリンダブロック8に十分に密着させることができる。小さな加圧力を用いているため、シール部材31及び41にかかる応力が小さくなり、シール部材31及び41の変形を抑制することができる。したがって、連結部材32及び42を設けない場合よりも、シール部材31及び41の寿命を長くすることができる。
次に、図3を参照して、本実施の形態に係るリークテスト装置を用いたリークテスト方法(本実施の形態に係るリークテスト方法)について説明する。図3は、本実施の形態に係るリークテスト方法を示す模式図である。
図3に示すように、エアは、エア源からバルブを介してリークテスト装置1内に供給される。具体的には、マスキングプレート3又は4の少なくとも一方に、エアを供給する供給管が、設けられている。供給管は、エア源とリークテスト装置内とを連通している。エア源から供給されたエアは、供給管を介してリークテスト装置内に導入される。供給管には、図3に示すように、圧力センサが接続されている。圧力センサは、リークテスト装置1内における圧力や圧力の変化等を感知する。リークテスト装置1内の圧力の変化を測定することにより、シリンダブロック8のリークをテストする。
本実施の形態に係るリークテスト装置1では、開口部をシールしたシリンダブロック8の内部にエアを導入し、エアリークを測定する。そのため、エアが導入されるテスト容量が小さいほど、導入するエアの量を抑制することができる。そこで、例えば、図2に示すように、連結部材32及び42が複数の気筒81のそれぞれの中に収容されるように配置すると、連結部材32及び42の体積により、シリンダブロック8内に導入することができるエアの体積が小さくなる。したがって、連結部材32及び42をシリンダブロック8の外に配置する場合よりも、テスト容量を小さくすることができる。テスト容量を小さくすると、エアを充填する時間が短縮されるため、検査時間を抑制することができる。
次に、図4から図7を参照して、連結部材32及び42の連結について詳細に説明する。図4及び図6は、連結部材の一部を拡大した縦断面図である。図5は、図4のV−V線に沿った連結部材の横断面図である。図7は、図6のVII−VII線に沿う連結部材の横断面図である。なお、図4及び図6に示す矢印は、ロック用流体の導入方向を示す。
図4及び図5は、分離時における連結部材32及び42を示す図である。図4に示すように、連結部材32は、突起部32aを有する。また、連結部材42は、複数の開口部42a、球42b、ピストンロッド42c、ピストン42d、バネ42e、パイプ42fを有する。
図4に示すように、連結部材32は、z軸負方向側の端部に、例えば断面円形状の凹部が設けられている。連結部材32の凹部の内壁には、突起部32aが径方向内向きに突出するように設けられている。突起部32aは、例えば、連結部材32の凹部の内壁を一周するように設けられている。
図4に示すように、連結部材42は、z軸正方向側の端部に、例えば断面が円形である凸部が設けられている。連結部材32の凹部及び連結部材42の凸部は、互いに対応した形状であり、嵌合されて連結される。
連結部材42の凸部の側面には、複数の開口部42aが設けられており、複数の開口部42aのそれぞれの中に、球42bが配置されている。図5では、連結部材42の凸部の側面に4つの開口部42aが設けられており、4つの開口部42aのそれぞれの中に球42bが1つずつ配置されている場合を図示している。詳細は後述するが、球42bは、3個又は4個配置されることが好ましい。球42bは、例えば、ベアリング鋼(JIS規格のSUJ2)を用いて構成される。
また、連結部材42の凸部の中心部には、ピストンロッド42cが貫通している。ピストンロッド42cの側面には、連結部材42の複数の開口部42aに対応する位置に、溝部が設けられている。つまり、球42bは、連結部材42の複数の開口部42aとピストンロッド42cの溝部とによって形成される空間に収容されている。
ピストンロッド42cは、ピストンロッド42cの溝部よりもz軸正方向側に、径方向外向きの突起部が設けられている。ピストンロッド42cの突起部は、例えば、ピストンロッド42cのz軸正方向側の端部に設けられる。
ピストンロッド42cは、z軸負方向側の端に、ピストン42dが接続されている。ピストン42dは、ピストンロッド42cの動きに伴って、z軸方向にピストンすることができる。
連結部材42の内部には、例えば、円柱状の空間が形成されている。ピストン42dの縁部は、連結部材42の内側壁(円柱状の空間の側壁)に常に接している。つまり、ピストン42dは、連結部材42内をz軸方向に摺動することができる。ピストン42dと連結部材42の内底面(円柱状の空間の底面)との間隙には、z軸方向に伸縮可能なバネ42eが配置されている。バネ42eは、例えば、バネ鋼(JIS規格のSUP材)を用いて構成される。
また、連結部材42は、パイプ42fと接続している。具体的には、パイプ42fの一方の端が、ピストン42dよりもz軸正方向側において、連結部材42の側壁に接続している。つまり、パイプ42fは、連結部材42内の円柱状の空間に連通している。また、パイプ42fの他方の端は、例えば、アクチュエータ(不図示)のフランジに接続している。
ロック用流体は、アクチュエータから供給されて、パイプ42fを介して連結部材42内の円柱状の空間に充填される。具体的には、ロック用流体は、ピストン42dと連結部材42の内天井面(円柱状の空間の天井面)との間隙に、充填される。ロック用流体が充填されると、ピストン42dと連結部材42の内天井面との間隙の圧力が上昇する。そして、ピストン42dは、バネ42eを圧縮しつつ、z軸負方向に摺動する。ロック用流体は、例えば、エアや油を用いて構成される。なお、連結部材32及び42の接続部分を例えばOリングを用いてシールすると、連結部材32及び42が連結された際に、ロック用流体の漏れを抑制することができ、好ましい。
図6及び図7は、連結時における連結部材32及び42を示す図である。アクチュエータ5によってマスキングプレート3及び4がシリンダブロック8に押圧されると、連結部材32の凹部に連結部材42の凸部が挿入される。図5に示すように、連結時には、突起部32aは、球42bよりもz軸負方向側に位置している。
連結部材32及び42が連結された状態でロック用流体が充填されると、図5に示すように、ピストン42dは、z軸負方向に摺動する。ピストン42dがz軸負方向に摺動すると、ピストンロッド42cの突起部により球42bが径方向外側に押し出される。球42bが押し出されると、図7に示すように、球42bの一部が連結部材42の凸部の外径の外側まで飛び出す。そのため、押し出された球42bに突起部32aが引っかかり、連結部材32及び42が連結した状態がロックされる。
図4〜図7においては、球42bを4個配置した場合を図示した。球42bを3個又は4個配置すると、応力がそれぞれの球42bに均等にかかり、好ましい。しかしながら、球42bの個数や直径は限定されず、適宜変更することが可能である。例えば、球42bの個数を増やすと、図4〜7に示した場合よりも大きな力でロックすることが可能である。また、球42bの直径を大きくすることによっても、図4〜7に示した場合よりも大きな力でロックすることが可能である。
本実施の形態に係るリークテスト方法では、開口部をシールしたシリンダブロック8内にエアを導入し、エアの圧力の変化を測定する。したがって、エアが導入されている間中、マスキングプレート3及び4は、シリンダブロック8からマスキングプレート3及び4に向かう方向にエアの圧力をそれぞれ受ける。シリンダブロック8内にエアを導入する際に連結部材32及び42が連結した状態がロックされていると、マスキングプレート3及び4は、互いに引き合い、エアの圧力の一部を相殺することができる。
パイプ42fを介して、ピストン42dと連結部材42の内天井面との間隙から充填されたロック用流体を放出すると、ピストン42dと連結部材42の内天井面との間隙内の圧力が低下する。そして、ピストン42dは、バネ42eの復元力によってz軸正方向に摺動する。そして、ピストンロッド42cの溝部が連結部材42の開口部に対応する位置に配置されると、連結部材42の開口部とピストンロッド42cの溝部とによって形成される空間に球42bが収容される。したがって、突起部32aの球42bに対する引っかかりが解消され、連結部材32及び42のロックが解除される。
以上で説明したように、本実施の形態に係るリークテスト装置1では、マスキングプレート3及び4から互いに向かい合って突出する連結部材32及び42を用いて、マスキングプレート3及び4を連結している。連結部材32及び42は、マスキングプレート3及び4を貫通していない。したがって、z軸方向にリークテスト装置1が大型化することを抑制することができる。
次に、図8を参照して、加圧力について説明する。図8は、加圧力を測定した結果を示すグラフである。本実施の形態に係るリークテスト装置1は、図8に示すように、連結部材を設けない場合に比較して、約3分の1の加圧力を用いてリークテストを行うことができる。図8に示した測定結果は、連結部材32及び42を設けることによって、アクチュエータ5からマスキングプレート3にかかる応力を分散し、エアの圧力に起因する応力を相殺することができたことを示すと考えられる。
図8に示すように、本実施の形態に係るリークテスト装置1では、加圧力を小さくすることができるため、アクチュエータ5を小型化することができる。例えば、油圧シリンダを用いてアクチュエータ5を構成する場合、連結部材を設けない場合よりも、油圧シリンダの直径を約40%小さくすることができる。
次に、図9を参照して、テスト容積について説明する。図9は、テスト容積を測定した結果を示すグラフである。本実施の形態に係るリークテスト装置1は、図9に示すように、連結部材を設けない場合に比較して、テスト容積を約30%減少させることができる。図9に示した測定結果は、連結部材32及び42を複数の気筒81のそれぞれの中に収容されるように配置したことによって、シリンダブロック8内においてエアを導入することができる領域の容積が減少し、テスト容積が減少したことを示すと考えられる。
図9に示すように、本実施の形態に係るリークテスト方法では、テスト容積を減少させることができるため、エアの導入に要する時間をそれぞれ約30%短縮することができる。また、本実施の形態に係るリークテスト方法では、加圧、及び平衡といったリークテストの各フローに要する時間もそれぞれ約30%短縮することができる。
以上で説明した本実施の形態に係る発明により、リークテスト装置の大型化を抑制することができるリークテスト装置を提供することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 リークテスト装置
3、4 マスキングプレート
31、41 シール部材
32、42 連結部材
32a 突起部
42a 複数の開口部
42b 球
42c ピストンロッド
42d ピストン
42e バネ
42f パイプ
5 アクチュエータ
8 シリンダブロック
81 複数の気筒

Claims (1)

  1. 複数の気筒を有するシリンダブロックの上面及び下面に対向配置されると共に、前記シリンダブロックの上面及び下面に形成された開口部をシールするシール部材をそれぞれ有する一対のマスキングプレートと、
    前記一対のマスキングプレートを前記シリンダブロックに押圧するアクチュエータと、を備え、
    前記アクチュエータによって前記一対のマスキングプレートを押圧しつつ、前記シリンダブロック内にエアを充填し、前記シリンダブロックのエアリークを検査するリークテスト装置であって、
    前記一対のマスキングプレートには、互いに向かい合って突出する連結部材がそれぞれ設けられており、
    前記一対のマスキングプレートを前記シリンダブロックに押圧する際に、前記連結部材同士を嵌合することによって、前記一対のマスキングプレート同士を連結する、
    リークテスト装置。
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