JP2019094703A - Handrail connection structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、隣り合う躯体などの固定部間に設けられる手摺体などを上下移動可能に連結する手摺用連結構造に関する。 BACKGROUND OF THE INVENTION Field of the Invention The present invention relates to a handrail connection structure for vertically movably connecting handrails and the like provided between fixing parts such as adjacent housings.
従来、この種のものとして、隣接する建物と建物との隙間に亘って設けられるエキスパンション手摺りであって、一方の建物側の手摺りの端部支柱と、これに対向する他方の建物側の手摺りの端部支柱との間に、夫々上下横枠及び左右縦枠からなる周枠を有する一対のジョイント手摺りを夫々一部が引き違い式に重なり合うように配置し、両ジョイント手摺りの互いに重なり合う横枠どうしを横枠連結手段によって手摺り長手方向スライド可能に連結し、両ジョイント手摺りの互いに重なり合う縦枠と反対側の縦枠をこれに隣接する前記端部支柱に対しスライド回転ヒンジによって上下方向スライド可能で且つ回転可能に連結してなることを特徴とするエキスパンション手摺り(例えば特許文献1)がある。 Conventionally, this type of expansion handrail is provided across the gap between an adjacent building and a building, and the end post of the handrail on one building side and the other building side opposite to this A pair of joint handrails each having a peripheral frame consisting of an upper and lower horizontal frame and a left and right vertical frame are arranged between the end pillars of the handrail so as to partially overlap each other. The horizontal frames mutually overlapping each other are slidably connected by the horizontal frame connecting means, and the vertical frames on the opposite side of the overlapping vertical frames of the both joint handrails are slid relative to the end post adjacent thereto. There is an expansion handrail (for example, Patent Document 1) characterized in that it is vertically vertically slidable and rotatably coupled.
上記エキスパンション手摺においては、垂直方向の変位に対して、下部側ヒンジ部材と上部側ナットとの間に設けたスライド用隙間分しか垂直方向の変位を吸収することができず、垂直方向の変位に十分に対応できなかった。 In the above expansion handrail, only the slide gap provided between the lower side hinge member and the upper side nut can absorb the displacement in the vertical direction against the displacement in the vertical direction. I could not cope enough.
また、スライド回転ヒンジの一方と他方の部材の構成が異なるため、一方と他方でアンバランスとなり、地震などの際、スライド回転ヒンジにおいて、連結された手摺に不均一な力が加わり、垂直方向の変位吸収動作に悪影響を及ぼす虞がある。また、一軸のスライド回転ヒンジを中心に垂直方向の変位するため、変位量を十分に確保できないという問題もある。 In addition, since the configuration of one member and the other member of the slide rotation hinge is different, one and the other become unbalanced, and in the case of an earthquake, etc., an uneven force is applied to the connected handrails in the slide rotation hinge and the vertical direction There is a possibility that the displacement absorbing operation is adversely affected. In addition, there is also a problem that the displacement amount can not be sufficiently secured because the displacement is made in the vertical direction about the uniaxial sliding rotary hinge.
そこで、本発明では、上記の問題点を考慮して、垂直方向の変位を吸収することができ、変位動作を安定して行うことができる手摺用連結構造を提供することを目的とする。 Therefore, in the present invention, in consideration of the above problems, it is an object of the present invention to provide a handrail connection structure which can absorb displacement in the vertical direction and can stably perform displacement operation.
請求項1の発明は、手摺体の端部と被連結部を上下相対移動可能に連結した手摺用連結構造において、前記手摺体の端部に手摺体側縦スライド部を設けると共に、前記被連結部に被連結部側縦スライド部を設け、前記手摺体側縦スライド部と前記被連結部側縦スライド部を連結する連結部材を備え、
前記連結部材は、前記手摺体側縦スライド部を上下移動可能に連結する手摺体側受け部と、前記被連結部側縦スライド部を上下移動可能に連結する被連結部側受け部とを有することを特徴とする。
According to the invention of
The connecting member has a handrail side receiving portion for connecting the handrail side vertical slide movably up and down, and a connected portion side receiving portion for connecting the connected side vertical slide movably vertically. It features.
また、請求項2の発明は、前記手摺体の端部に前記手摺体側縦スライド部を回動可能に設けると共に、前記被連結部に前記被連結部側縦スライド部を回動可能に設けたことを特徴とする。 According to the second aspect of the present invention, the handrail-side vertical slide portion is rotatably provided at the end of the handrail, and the coupled-portion-side vertical slide portion is rotatably provided at the coupled portion. It is characterized by
また、請求項3の発明は、前記手摺体と前記被連結部のなす角度を保持する角度保持部材を備えることを特徴とする。
Moreover, invention of
また、請求項4の発明は、前記手摺体側縦スライド部及び前記被連結部側縦スライド部が縦軸であり、前記手摺体と前記被連結部に共通の縦スライド部用取付体をそれぞれ設け、前記縦スライド部用取付体は、前記縦軸を回動可能且つ上下移動可能に設ける筒部を有し、前記手摺体側受け部及び前記被連結部側受け部が筒部であることを特徴とする。
In the invention according to
また、請求項5の発明は、前記手摺体の端部に前記手摺体側縦スライド部を一体に設けると共に、前記被連結部に前記被連結部側縦スライド部を一体に設けたことを特徴とする。
Further, the invention according to
請求項1の構成によれば、連結部材の一対の受け部に対して、2軸を構成する手摺体と被連結部の縦スライド部が上下移動可能に設けられ、バランスの取れた構造になり、且つ円滑に動く可動域を広くでき、信頼性の高い変位吸収構造が得られる。
According to the configuration of
請求項2の構成によれば、手摺体側縦スライド部と被連結部側縦スライド部が回動自在に設けられているため、上下の変位に回動の力が加わっても、上下方向の変位を安定して吸収することができる。
According to the configuration of
請求項3の構成によれば、2軸の縦スライド部を有する構造において、角度保持部材により、手摺体と被連結部との間の揺動を防止し、両者間の角度を保持することができる。 According to the configuration of the third aspect, in the structure having the vertical slide portion of two axes, the angle holding member prevents the swing between the handrail and the connected portion, and holds the angle between the two. it can.
請求項4の構成によれば、部材が左右対称となり、且つ安定して動作する可動域を広くでき、上下方向の変位に対応することができる。 According to the configuration of the fourth aspect, the member is symmetrical in the left and right direction, and the movable range in which the member operates stably can be widened, and the displacement in the vertical direction can be accommodated.
請求項5の構成によれば、縦スライド部が一体に設けられているから、部品点数が減り、構造も簡易なものとなる。
According to the configuration of
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。 Preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the attached drawings.
図1〜図10は、本発明の実施例1を示す。図7〜図9などに示すように、ビルなどの躯体1,2は所定間隔を置いて隣り合い、これら躯体1,2には、出入口3,4が設けられ、これら出入口3,4間に通路たる渡り廊下5が設けられ、この渡り廊下5の床部分は、一方の躯体1から上床版6を突設すると共に、他方の躯体2から下床版7を突設し、それら床版6,7の先端側を重ね合わせて躯体1,2間の変位を吸収している。ここで、躯体1,2は耐震・免震構造物とすることが好ましい。また、上床版6を回動連結部6Aにより躯体1に回動可能に連結し、その上床版6の先端を前記下床版7の上に載せて重ねることが好ましい。また、渡り廊下5には、床版7の両側に側板部8,8が設けられている。
1 to 10
前記出入口3の左右に位置する前記躯体1の外面1Gには、左右の手摺体11,11が左右方向(Y方向)にスライド可能に連結されている。
Left and
また、前記側板部8,8の内面8N,8Nには、左右の手摺体11A,11Aが側板部8,8の長さ方向(X方向)にスライド可能に連結されている。尚、躯体1,2が手摺体11,11Aの取付箇所である。また、この例では手摺体11Aが被連結部である。
Further, left and
そして、外面1Gに連結した手摺体11の端部と内面8Nに連結した手摺体11Aの端部とをヒンジたる連結具9,9により上下方向軸を中心に回動自在に連結している。尚、手摺体11と手摺体11Aとは平面で略直交して配置される。
The end of the
前記手摺体11,11Aは、外形が方形で断面角形の上,下横桟12,13と、これら横桟たる上,下横桟12,13の両端部を連結する縦桟14,14とを有する枠体16を備えている。また、上横桟12と下横桟13の間には、所定間隔で、複数の中縦桟15が配置されている。そして、前記手摺体11,11Aなどの各部材は、アルミニウムやアルミニウム合金製が例示されるが、材質に係らず押出し成型機や曲げ成型機などによる押出し成型や曲げ加工などにより形成され、図に示す断面形状が長さ方向全長に連続して形成されている。また、縦桟14,14と躯体1,2の壁面との間隔や、下横桟13と床版6,7との間隔や、中縦桟15の設置間隔ついては、110mm(ミリメートル)以下に設けられているものとする。
The
図6などに基づき上横桟12の構成について説明すると、上横桟12の側面下部には上部溝部17が形成され、この上部溝部17は手摺体11,11Aのスライド方向(横桟の長さ方向)であるX方向に連続して形成された断面略C型の上部凹溝17Aを備え、前記上部溝部17は前記上部凹溝17Aより上下寸法の狭い開口部17Bを前記側面に有する。
The
また、下横桟13の側面には下部溝部18が形成され、この下部溝部18は手摺体11,11Aのスライド方向(横桟の長さ方向)であるX方向に連続して形成された断面略C型の下部凹溝18Aを備え、前記下部溝部18は前記下部凹溝18Aより上下寸法の狭い開口部18Bを前記側面に有する。
Further, a
そして、それら上部凹溝17Aと下部凹溝18Aが他方の嵌合部である。
The
上横桟12に対応して凸部用取付部材21が設けられ、この凸部用取付部材21は平板状の取付部22の上部に突出片23を横方向に突出し、この突出片23の先端に凸部24を設け、図6に示す断面が手摺体11,11Aの全長に渡って形成されている。また、下横桟13に対応して凸部用取付部材21Aが設けられ、この凸部用取付部材21Aは、前記取付部22の下部に前記突出片23を横方向に突出している。そして、前記凸部24が一方の嵌合部であり、上下の凸部24,24が上部凹溝17Aと下部凹溝18Aに長さ方向スライド可能に嵌合する。
A protrusion attachment member 21 is provided corresponding to the upper
前記取付部22には、透孔22Tが長さ方向に略等間隔に設けられている。また、取付部22の内面は、透孔22Tが穿設された部分を挟んで、上下に突条25,25が形成されている。
In the
そして、透孔22Tにアンカー26を挿入し、該アンカー26により凸部用取付部材21,21Aが躯体1の外面1G又は側板部8の内面8Nに固定される。
Then, the
次に、前記連結具9を用いた連結構造について説明する。この例では、手摺体11と被連結部である手摺体11Aとが平面で略90度の角度をなして連結具9により連結される。その連結具9は、手摺体11,11Aの端部の縦桟14,14を連結し、上下に間隔を置いてそれぞれ設けられている。前記連結具9は、それぞれの端部の縦桟14,14に固定した軸受部31,31と、各軸受部31,31に回動可能且つ上下動可能に挿通した円柱状の縦軸32,32と、これら縦軸32,32を連結する連結部材33とを備え、このように対称に配置された2軸たる縦軸32,32を有する。そして、前記軸受部31が縦スライド部用取付体である。
Next, a connecting structure using the connecting
2つの前記軸受部31,31及び縦軸32,32は同一構成のものであり、前記連結部材33は上下及び左右対称な形状を有する。前記軸受部31は、筒状の筒部35内に前記縦軸32を挿通する孔部36を有し、その筒部35の外面に略T字形の本体取付部37を設け、この本体取付部37をビス38などの固定部材により縦桟14の端部の外面に固定している。そして、前記縦軸32は前記筒部35に回動可能且つ上下動可能に挿通されており、手摺体11の縦軸32が手摺体側縦スライド部であり、手摺体11Aの縦軸32が被連結部側縦スライド部である。
The two bearing
図10(A)に示すように、前記孔部36には、円周等間隔に複数の凹部36A,36A・・・を形成し、具体的にはこの例では4個の凹部36Aを形成し、残りの4個の凸部36Bに、孔部36を構成する円弧状内周面36Mが形成され、複数の円弧状内周面36Mに縦軸32が回転方向及び上下方向に摺動する。
As shown in FIG. 10A, in the
前記連結部材33は、本体の左右に上下に間隔を置いて上,下筒部41,43を有し、前記上,下筒部41,43は前記縦軸32を回動可能且つ上下動可能に挿通する孔部42,44を有し、前記上,下筒部41,43の上下間隔は前記筒部35の高さより大きく、前記間隔と前記高さの寸法差Tが手摺体11,11Aの上下方向に変位可能な量である。そして、手摺体11の上,下筒部41,43が手摺体側受け部であり、手摺体11Aの上,下筒部41,43が被連結部側縦受け部である。
The connecting
前記連結部材33は、左右の上筒部41,41を連結する上連結部51と、左右の下筒部43,43を連結する下連結部52と、それら上,下連結部51,52を左右方向中央で連結する縦方向の中間連結部53とを備える。前記上,下連結部51,52は、手摺体11の幅方向中心線より外側に位置し、上筒部41から手摺体11の長さ方向に突出された突出部51Aと、手摺体11Aの幅方向中心より外側に位置し、上筒部41から手摺体11Aの長さ方向に突出された突出部51Aと、これら突出部51A,51Aの先端を連結する斜め中間部51Bとを有する。尚、この斜め中間部51Bは手摺体11,11Aの長さ方向に対して略45度の角度をなす。また、前記中間連結部53は上下の斜め中間部51B,51Bを一体に連結する。
The connecting
前記孔部42,44には、円周等間隔に複数の凹部45,45・・・を形成し、具体的にはこの例では4個の凹部45を形成し、残りの4個の凸部46に、孔部42,44を構成する円弧状内周面46Mが形成され、複数の円弧状内周面46Mに縦軸32が回転方向及び上下方向に摺動する。
In the
前記手摺体11,11Aのなす角度を規制する角度保持部材55を備える。また、前記縦軸32はボルト56の軸部により構成されている。前記角度保持部材55は、前記手摺体11,11Aの端部間に配置する金属製の板材からなり、両側のボルト56,56を挿通する挿通孔57,57が穿設され、両側のボルト56,56は平行で略垂直に配置される。尚、角度保持部材55は、例えば手摺体11,11Aと同じアルミニウム又はアルミニウム合金からなる。
The
また、前記角度保持部材55には、前記手摺体11,11Aの縦桟14,14の端面に近接する規制部たる規制縁部58,58が形成され、前記手摺体11,11Aと同様に規制縁部58,58同士は90度の角度をなす。この場合、手摺体11,11Aの高さ方向の変位を吸収するため、角度保持部材55に対して、手摺体11,11Aが上下動きするから、この上下動を可能にするため、規制縁部58と縦桟14の端面との間には隙間が設けられている。即ち、規制縁部58は縦桟14の端面に圧接していない。尚、この例では、角度保持部材55により、手摺体11,11A同士の角度は、80度〜100度(80度以上、100度以下)、好ましくは85〜95度の範囲に保持される。そして、角度保持部材55は上筒部41の上部と下筒部43の下部にそれぞれ重ね合せて配置される。尚、上筒部41と筒部35との間には、ワッシャ39が設けられている。
Further, on the
図5に示すように、前記規制縁部58,58の内端側は、斜めの内縁部59により連結され、前記規制縁部58,58の外端側は、前記上,下連結部51,52の外面と略同一形状の外縁部60により連結されている。
As shown in FIG. 5, the inner end sides of the restricting
そして、連結部材33の上下に角度保持部材55,55を配置し、上方から挿通孔57,孔部42,孔部36,孔部44,挿通孔57にボルト56を挿通し、ボルト56の先端にナット56N,56Nをダブルで螺合する。尚、図2に示すように、下側のナット56Nは袋ナットである。
Then, the
次に、前記構成につきその作用を説明する。図7に示すように地震などにより、隣接する躯体1,2間のX方向の間隔が広がる又は狭まる間隔変位が生じると、側板部8に対して手摺体11Aがスライドし、側板部8と手摺体11Aの重なり部分が増減し、前記X方向の間隔変位が吸収される。
Next, the operation of the above configuration will be described. As shown in FIG. 7, when an interval displacement in the X direction between
また、地震などにより、隣接する躯体1,2間でY方向の変位が生じると、躯体1に対して手摺体11がスライドし、躯体1と手摺体11の重なり部分が増減し、前記Y方向の変位が吸収される。
In addition, when displacement occurs in the Y direction between
加えて、手摺体11,11Aの端部間においてZ方向の変位が生じ、これにより手摺体11,11Aの一方の軸受部31が上昇し、他方の軸受部31が降下し、寸法差TだけZ方向の変位を吸収できる。この場合、連結具9は、共通の軸受部31,31をそれぞれ手摺体11,11Aの端部に取り付け、軸受部31,31を縦軸32,32と左右対称の連結部材33により連結したから、両手摺体11,11Aの連結構造のバランスが均一となり、安定して変位に追従することができ、従来の一軸に比べて、軸部たるボルト56,56を2本備えた2軸式であるため、信頼性の高い変位吸収効果が得られる。
In addition, a displacement in the Z direction occurs between the end portions of the
また、角度保持部材55により、両手摺体11,11Aのなす角度を略一定に保持できるため、X方向とY方向の変位をスムーズに吸収することができる。
Further, the
このように本実施例では、請求項1に対応して、手摺体11の端部と被連結部たる手摺体11Aを上下相対移動可能に連結した手摺用連結構造において、手摺体11の端部に手摺体側縦スライド部たる縦軸32を設けると共に、手摺体11Aに被連結部側縦スライド部たる縦軸32を設け、手摺体側の縦軸32と被連結部側の縦軸32,32を連結する連結部材33を備え、連結部材33は、手摺体側の縦軸32を上下移動可能に連結する手摺体側受け部たる上,下筒部41,43と、被連結部側の縦軸32を上下移動可能に連結する被連結部側受け部たる上,下筒部41,43とを有するから、連結部材33の一対の上,下筒部41,43に対して、手摺体11と手摺体11Aの縦軸32,32の2軸が上下移動可能に設けられ、バランスの取れた構造になり、且つ可動域を広くでき、信頼性の高い変位吸収構造が得られる。
As described above, in the present embodiment, the end of the
このように本実施例では、請求項2に対応して、手摺体11の端部に手摺体側縦スライド部たる縦軸32を回動可能に設けると共に、被連結部たる手摺体11Aに被連結部側縦スライド部たる縦軸32を回動可能に設けたから、手摺体側の縦軸32と被連結部側の縦軸32が回動自在に設けられているため、上下の変位に回動の力が加わっても、上下方向の変位を安定して吸収することができる。
As described above, in the present embodiment, the
このように本実施例では、請求項3に対応して、手摺体11と被連結部たる手摺体11Aのなす角度を保持する角度保持部材55を備えるから、2軸の縦軸32,32を有する構造において、角度保持部材55により、手摺体11と手摺体11Aとの間の揺動を防止し、両者間の角度を保持することができる。
As described above, according to the third embodiment, the
このように本実施例では、請求項4に対応して、手摺体側縦スライド部及び被連結部側縦スライド部が縦軸32であり、手摺体11と被連結部たる手摺体11Aに共通の縦スライド部用取付体たる軸受部31,31をそれぞれ設け、軸受部31は、縦軸32を回動可能且つ上下移動可能に設ける筒部35を有し、前記手摺体側縦スライド部及び前記被連結部側受け部が筒部たる上,下筒部41,43であるから、部材が左右対称となり、且つ安定して動作する可動域を広くでき、上下方向の変位に対応することができる。
As described above, in the present embodiment, the handrail-side vertical slide portion and the coupled portion-side vertical slide portion correspond to the fourth aspect, and the
以下、実施例上の効果として、連結部材33は上,下筒部41,43を有するから、縦軸32の昇降が安定する。また、孔部36,42,44には、その全長に渡って複数の凹部36A,45,45が設けられているから、部材の軽量化を図ることができる。さらに、軸受部31の筒部35は、上筒部41と下筒部43との間に配置されているから、連結部材33に対して、筒部35が相対的に上下動しても、上筒部41又は下筒部43に当たることにより、外れることがない。また、角度保持部材55は板材を加工したものであるから、簡易な構成となり、安価に得られる。さらに、角度保持部材55により、両手摺体11,11Aの平面角度が所定範囲に保持されるから、両者が揺動することがない。また、角度保持部材55は、縦軸32を構成するボルト56により固定されるから、固定構造を簡略化できる。さらに、角度保持部材55は同一形状のものが上下に配置されているから、角度を均一に保持することができる。また、横桟たる上横桟12及び下横桟13と縦桟14とを有する手摺体11,11Aと、前記手摺体11,11Aをスライド可能に連結する被連結部たる躯体1及び側板部8とを備え、上横桟12及び下横桟13の側面部と該側面部に対向する躯体1及び側板部8の対向部たる外面1G及び内面8Nとを、凹状係合部たる凹溝17Aと該凹状係合部たる凹溝17Aに係合する凸状係合部凸部24を備えた長さ方向スライド機構によりスライド自在に連結した可動連結式手摺装置において、交差方向に配置した手摺体11,11Aを2軸の連結具9により連結することにより、Z方向の変位を安定して吸収することができる。
Hereinafter, as an effect of the embodiment, since the connecting
図11〜図14は本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、前記手摺体11,11A同士を連結する連結具及び連結具を用いた連結構造の変形例を示す。
11 to 14 show a second embodiment of the present invention, in which the same reference numerals are given to the same parts as the first embodiment, and the
手摺体11,11Aの端部の縦桟14に、縦スライド部用取付部61が突設されている。この取付部61は突出片62の先端に、断面略C字状の凸部63を一体に有し、その取付部61は縦桟14の成形時に一体成形される。尚、凸部63の外周は、円柱状をなす。そして、成形時には、取付部61は縦桟14の全長に形成されており、取付部61の上部と下部を切除し、上横桟12より下方の離れた位置に取付部61の上端61Uが位置し、下横桟13より上方の離れた位置に取付部61の下端61Sが位置する。尚、取付部61は縦桟14の端面の幅方向中央で、手摺体11,11Aの長さ方向に突設されている。
A vertical
尚、図11に示すように、上横桟12の端部開口には板状の小口蓋12Fが固定され、下横桟13の端部開口には板状の小口蓋13Fが固定されている。
As shown in FIG. 11, a plate-shaped
この例では連結部材33Aが連結具であって、この連結部材33Aは、交差方向の一側辺65と他側辺65を有し、これら一側辺65と他側辺65の先端に受け部たる開口筒状部66,66をそれぞれ一体に設け、この開口筒状部66は、内面が略C字状の円弧状をなし、前記凸部63が長さ方向にスライド可能に挿入されている。尚、この例では手摺体11の凸部63を連結する開口筒状部66が手摺体側受け部であり、被連結部たる手摺体11Aを連結する開口筒状部66が被連結部側受け部である。また、連結部材33Aと取付部61は上下方向において略同一長さである。
In this example, the connecting
また、前記連結部材33Aには、ビスホール67が設けられ、このビスホール67は、連結部材33Aの内側で開口筒状部66の近傍に設けられている。
Further, a
前記角度保持部材55は、前記ビスホール67,67に対応して透孔(図示せず)が穿設され、この透孔にビス68を挿通し、このビス68をビスホール67に螺合することにより、連結部材33Aの上縁に角度保持部材55を固定している。
In the
次に、前記構成につき、その作用を説明する。手摺体11,11Aの間で上下の変位が発生すると、一方の凸部63が連結部材33Aに対して、下方に移動することにより、手摺体11,11Aの端部間における上下方向の変位を吸収することができ、連結構造はそれぞれの手摺体11,11Aに対して、対称に形成されているから、バランスよく昇降し、上下方向の変位を吸収することができる。
Next, the operation of the above configuration will be described. When the vertical displacement occurs between the
このように本実施例では、請求項1に対応して、手摺体11の端部と被連結部たる手摺体11Aを上下相対移動可能に連結した手摺用連結構造において、手摺体11の端部に手摺体側縦スライド部たる凸部63を設けると共に、手摺体11Aに被連結部側縦スライド部たる凸部63を設け、手摺体側の凸部63と被連結部側の凸部63を連結する連結部材33Aを備え、連結部材33Aは、手摺体側の凸部63を上下移動可能に連結する手摺体側受け部たる開口筒状部66と、被連結部側の凸部63を上下移動可能に連結する被連結部側受け部たる開口筒状部66とを有するから、連結部材33Aの一対の開口筒状部66,66に対して、手摺体11と手摺体11Aの凸部63,63の2軸が上下移動可能に設けられているため、バランスの取れた構造になり、且つ可動域を広くでき、信頼性の高い変位吸収構造が得られる。
As described above, in the present embodiment, the end of the
また、このように本実施例では、請求項5に対応して、手摺体11の端部に手摺体側縦スライド部たる凸部63を一体に設けると共に、被連結部たる手摺体11Aに被連結部側縦スライド部たる凸部63を一体に設けたから、縦スライド部が一体に設けられているから、部品点数が減り、構造も簡易なものとなる。
Moreover, in this embodiment, in accordance with the fifth aspect of the present invention, the projecting
また、実施例上の効果として、縦スライド部用取付部61は縦桟14に一体成形したものであるから、安価に2軸を有する連結構造が得られる。また、受け部たる開口筒状部66,66をそれぞれ一体に設けた連結具たる連結部材33Aも、一体成形した1つの部材から構成されるから、部品数が少なく、安価で組立易いものとなる。また、開口筒状部66は、内部より開口部が小さいから、それ自体が凸部63の回り止めとなり、隣り合う手摺体11,11A同士の角度を保持することができるから、使用条件によっては下側の角度保持部材55は用いなくてもよく、上側の角度保持部材55は凸部63の上端位置を規制するため、用いる必要があるが、規制縁部は無くてもよい。また、連結部材33Aと縦スライド部用取付部61を手摺体11,11Aの上下に連続して設けることにより、1つの連結部材33Aにより手摺体11,11Aを上下方向変位可能に連結することができる。この場合、連結部材33Aと縦スライド部用取付部61は、縦桟14の長さの1/2以上、好ましくは2/3以上とすることにより、1つの連結部材33Aと1つの縦スライド部用取付部61により手摺体11,11A同士を安定して連結することができる。尚、連結部材33Aと縦スライド部用取付部61の長さの最大は、縦桟14と同一長さである。
Further, as an advantage of the embodiment, since the vertical
図15は本発明の実施例3を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、前記手摺体11,11A同士を連結する連結具及び連結具を用いた連結構造の変形例を示す。
FIG. 15 shows a third embodiment of the present invention, in which the same reference numerals as in the above embodiments denote the same parts, and a detailed description thereof will be omitted to describe in detail a connector for connecting the
手摺体11,11Aの端部の縦桟14に、縦スライド部用取付部61Aが突設されている。この取付部61Aは、前記突出片62の先端に縦スライド部たる前記開口筒状部66を一体に設け、この開口筒状部66は、内面が略C字状の円弧状をなし、その取付部61Aは縦桟14の成形時に一体成形される。
A vertical
この例では連結部材33Bが連結具であって、この連結部材33Bは、交差方向の一側辺65と他側辺65を有し、これら一側辺65と他側辺65の先端に縦スライド部たる断面略C字状の凸部63,63を一体に有し、前記開口筒状部66に前記凸部63が長さ方向にスライド可能に挿入されている。尚、この例では手摺体11の開口筒状部66を連結する凸部63が手摺体側受け部であり、被連結部たる手摺体11Aを連結する凸部63が被連結部側受け部である。
In this example, the connecting
また、前記連結部材33Bには、ビスホール67が設けられ、このビスホール67は、連結部材33Bの内側で凸部63の近傍に設けられている。そして、ビスホール67にビス68を螺合することにより、実施例2と同様に連結部材33Bの上縁に角度保持部材55が固定される。
Further, a
このように本実施例では、請求項1に対応して、手摺体11の端部と被連結部たる手摺体11Aを上下相対移動可能に連結した手摺用連結構造において、手摺体11の端部に手摺体側縦スライド部たる開口筒状部66を設けると共に、手摺体11Aに被連結部側縦スライド部たる開口筒状部66を設け、手摺体側の開口筒状部66と被連結部側の開口筒状部66を連結する連結部材33Bを備え、連結部材33Bは、手摺体側の開口筒状部66を上下移動可能に連結する手摺体側受け部たる凸部63と、前記被連結部側の開口筒状部66を上下移動可能に連結する被連結部側受け部たる凸部63とを有するから、手摺体11と手摺体11Aの開口筒状部66,66に対して、連結部材33Bの一対の凸部63,63の2軸が上下移動可能に設けられているため、バランスの取れた構造になり、且つ可動域を広くでき、信頼性の高い変位吸収構造が得られる。
As described above, in the present embodiment, the end of the
また、このように本実施例では、請求項5に対応して、手摺体11の端部に手摺体側縦スライド部たる開口筒状部66を一体に設けると共に、被連結部たる手摺体11Aに被連結部側縦スライド部たる開口筒状部66を一体に設けたから、縦スライド部が一体に設けられているから、部品点数が減り、構造も簡易なものとなる。
In addition, in this embodiment, the open
また、実施例上の効果として、縦スライド部用取付部61は縦桟14に一体成形したものであるから、安価に連結構造が得られる。また、縦軸たる凸部63,63をそれぞれ一体に設けた連結具たる連結部材33Bも、一体成形した1つの部材から構成されるから、部品数が少なく、安価で組立易いものとなる。また、開口筒状部66は、内部より開口部が小さいから、それ自体が凸部63の回り止めとなり、隣り合う手摺体11,11A同士の角度を保持することができるから、使用条件によっては下側の角度保持部材55は用いなくてもよく、上側の角度保持部材55は開口筒状部66の上端位置を規制するため、用いる必要があるが、規制縁部は無くてもよい。
Further, as an advantage of the embodiment, since the vertical
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、実施例では、被連結部として手摺体11Aを示したが、被連結部は躯体や側板部などでもよい。また、角度保持部材の規制部は直線状に限らず、凹凸状などでもよい。さらに、手摺体に凸状係合部を設け、被連結部に凹状係合部を設けてもよい。また、縦軸と受け部の形状は適宜選定可能であり、係合面が円弧面であることが好ましいが、実施例2及び実施例3では、断面が角型などでもよい。また、手摺体同士が略90度の角度をなして配置したが、90度に限らず、180度の角度で手摺同士が一直線状に並んだものや、90度と180度の間で例えば135度のものなどにも適用可能であり、この場合は連結部材の角度を手摺体同士の角度に合わせればよい。
As mentioned above, although embodiment of this invention was explained in full detail, this invention is not limited to said each embodiment, Various deformation | transformation implementation is possible within the range of the summary of this invention. For example, although
11 手摺体
11A 手摺体(被連結部)
31 軸受部(縦スライド部用取付体)
32 縦軸(縦スライド部)
33 連結部材
33A,33B 連結部材(連結具)
41 上筒部(受け部)
43 下筒部(受け部)
55 角度保持部材
63 凸部(縦スライド部,受け部)
66 開口筒状部(受け部,縦スライド部)
11
31 Bearing (Mounting for vertical slide)
32 Vertical axis (vertical slide part)
33 connecting
41 Upper tube part (receiving part)
43 Lower tube part (receiving part)
55
66 Opening cylindrical part (receiving part, vertical slide part)
Claims (5)
前記手摺体側縦スライド部と前記被連結部側縦スライド部を連結する連結部材を備え、
前記連結部材は、前記手摺体側縦スライド部を上下移動可能に連結する手摺体側受け部と、前記被連結部側縦スライド部を上下移動可能に連結する被連結部側受け部とを有することを特徴とする手摺用連結構造。 In the handrail connecting structure in which the end of the handrail and the connected part are vertically movable relative to each other, the handrail side vertical slide is provided at the end of the handrail, and the connected side vertical slide is provided in the connected part. Set up the
It has a connecting member for connecting the handrail side vertical slide portion and the connected portion side vertical slide portion,
The connecting member has a handrail side receiving portion for connecting the handrail side vertical slide movably up and down, and a connected portion side receiving portion for connecting the connected side vertical slide movably vertically. Connection structure for handrails to be characterized.
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