JP2019093583A - Bag making machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、封筒を製作する製袋機に関する。 The present invention relates to a bag making machine for producing an envelope.
封筒を製作する製袋機は、シートに糊を塗布する機構を含んでいる。そのような糊の塗布機構は、例えば、特許文献1〜3に示されている。特許文献1の機構では、塗布ローラの周面の突起を糊壺に浸漬し、糊が付着した突起をシートに押し付けている。特許文献2、3の機構では、シートの上方に配置したノズルから糊を吐出している。
A bag making machine for producing envelopes includes a mechanism for applying glue to sheets. The application mechanism of such a glue is shown by patent documents 1-3, for example. In the mechanism of
特許文献1の機構では、塗布作業を実行しない時、糊の乾燥を防ぐために、糊壺を装置から外して密閉保管する必要があり、操作者にとって面倒であった。
In the mechanism of
特許文献2、3の機構では、塗布作業を開始して終了するまでに時間を要するため、糊代の塗布作業開始部分は、塗布作業終了部分に比して、糊の浸透時間が長くなる。すなわち、糊代の各部分における糊の浸透時間に差が生じる。それ故、糊が塗布された糊代部分すなわち糊付着部に波打ちが発生する場合があった。これは、特に、糊代部分が長い場合及び水性糊を用いた場合に、顕著である。糊付着部に波打ちが発生すると、糊付着部を介したシートの接合が不十分となったり接合部の見映えが悪化したりするという不具合がある。
In the mechanisms of
本発明は、糊付着部に波打ちが発生するのを防止できる、製袋機を、提供することを目的としている。 An object of the present invention is to provide a bag making machine capable of preventing occurrence of waving at a glue adhering portion.
本発明の製袋機は、平面状のシートを搬送しながら加工して有底袋を製作する製袋機において、前記シートの糊代部分に糊を塗布する糊塗布部を備えており、前記糊塗布部が、転写部と糊供給部と回動部とを備えており、前記糊供給部によって前記転写部の転写面に糊を供給し、前記回動部によって前記転写部を回動させることによって前記転写面の糊を前記糊代部分に一度に押し付けるようになっている、ことを特徴としている。 A bag making machine according to the present invention is a bag making machine for processing a flat sheet while conveying it to produce a bottomed bag, comprising a glue application unit for applying a glue to a glue margin portion of the sheet, The glue application unit includes a transfer unit, a glue supply unit, and a rotation unit, the glue supply unit supplies glue to the transfer surface of the transfer unit, and the rotation unit rotates the transfer unit. Thus, the adhesive on the transfer surface is pressed against the adhesive margin portion at one time.
本発明によれば、糊塗布部によってシートの糊代部分に糊を一度に塗布できるので、糊代部分の全部において糊の浸透時間が均等になり、したがって、糊付着部に波打が発生するのを防止できる。 According to the present invention, it is possible to apply the paste to the paste margin portion of the sheet at one time by the glue applying section, so that the permeation time of the paste becomes uniform in all of the paste margin sections, and therefore, the rippling occurs in the glue attachment section. You can prevent
図1〜図4は、本発明の一実施形態の製袋機10を示している。この製袋機10は、平面状のシートを搬送しながら和式封筒を製作するようになっている。図1は、製袋機10を搬送方向の上流側且つ上方から見た斜視図である。図2は、製袋機10を搬送方向の下流側且つ上方から見た斜視図である。図3は、製袋機10の平面図である。図4は、図3のIV−IV断面図である。製袋機10は、搬送方向上流側から順に、給紙部1、第1折り部2、糊塗布部3、第2折り部4、糊直接塗布部5、クリース加工部6、第3折り部7、及び排紙部8を、装置本体10Aに、備えている。なお、「搬送方向」とは、矢印X方向である。「幅方向」とは、搬送方向Xに対して直交した方向Wである。また、上流側から下流側を見たときに、幅方向Wの右方を「右側」(又は単に「右」)と称し、幅方向Wの左方を「左側」(又は単に「左」)と称する。
1 to 4 show a
製袋機10は、図5に示されている平面状のシート100を、搬送方向Xに搬送しながら、図6〜図11に示されるように加工することによって、和式封筒90を製作するようになっている。シート100は、前方面部101と、中央面部102と、後方面部103と、中央面部102の両側に張り出した入口片部104及び底片部105と、からなっている。
The bag-making
製袋機10において、シート100は、まず、第1折り部2によって、後方面部103と中央面部102との境界線である第1折り目111で、図6に示されるように、折り加工され、次に、糊塗布部3によって、図7に示されるように、折り返された後方面部103の表面の搬送方向下流側の縁部(すなわち糊代部分)に、糊が塗布されて糊付着部112が形成され、次に、第2折り部4によって、前方面部101と中央面部102との境界線である第2折り目113で、図8に示されるように、折り加工され、それによって、折り返された前方面部101の裏面の搬送方向上流側の縁部が糊付着部112によって後方面部103に接合され、次に、糊直接塗布部5によって、図9に示されるように、底片部105の表面の縁部(すなわち糊代部分)に、糊が塗布されて糊付着部114が形成され、次に、クリース加工部6によって、図10に示されるように、中央面部102と底片部105との境界線である第3折り目115に沿ってクリースが形成され、次に、第3折り部7によって、第3折り目115で、図11に示されるように、折り加工され、それによって、折り返された底片部105が、折り返されている後方面部103及び前方面部101の表面に、糊付着部114によって接合される。これにより、図11に示される和式封筒90が得られる。図12は、シート100が製袋機10内において加工によって変化していく様子を示す断面略図である。
In the
[給紙部1]
給紙部1は、図1〜3に示されるように、傾斜している給紙トレイ11と、搬送ローラ12と、を有している。搬送ローラ12は、給紙トレイ11上に載置されたシート100を1枚ずつ搬送方向下流へ送り出すようになっている。給紙部1において、シート100は、図12のA状態で存在している。
[Paper Feeder 1]
As illustrated in FIGS. 1 to 3, the
[第1折り部2]
第1折り部2は、拡大図である図13に示されるように、搬送ローラ対21と、プレスローラ対22と、スイッチバックガイド板23と、を備えている。
[First folding unit 2]
As shown in FIG. 13 which is an enlarged view, the
搬送ローラ対21は、上ローラ211と下ローラ212とからなっており、スイッチバックガイド板23よりも搬送方向上流側に位置しており、給紙部1から搬送面201を経て送られて来たシート100を、スイッチバックガイド板23に送り込むようになっている。
The conveying
スイッチバックガイド板23は、搬送面201に対して、斜め上方に向けて且つ搬送方向下流に向けて、傾斜している。ガイド板23は、2枚のプレート231、232が隙間233を隔てて重ね合わされて構成されている。隙間233は、1枚のシート100が挿入される間隔を有している。また、ガイド板23には、隙間233に挿入されたシート100の前方面部101の前端が突き当たるストッパ234が、設けられている。ストッパ234は、上側のプレート231の長孔2311(図1)に沿って、搬送方向Xに平行な方向の所定距離の範囲内で、任意の位置に固定できるように設けられている。
The
プレスローラ対22は、上流ローラ221と下流ローラ222とからなっている。なお、搬送ローラ対21の下ローラ212とプレスローラ対22の上流ローラ221とは、兼用されている。プレスローラ対22は、ニップ部220がガイド板23の入口の下方に位置するように、配置されている。ニップ部220からストッパ234までの距離は、シート100の前方面部101及び中央面部102の搬送方向長さX1(図5)と同じに設定されている。
The
第1折り部2においては、搬送ローラ対21によってガイド板23に送り込まれたシート100は、ストッパ234に当接した後も更に搬送されるので、図12のB状態に示されるように、第1折り目111で折り返されながらニップ部220に入り込んでいき、プレスローラ対22を通過する。これにより、シート100は、後方面部103が折り返された図6の状態となる。
In the
[糊塗布部3]
図14〜図16は、糊塗布部3の作動を示す断面図である。糊塗布部3は、転写部31と、糊供給部32と、回動部33と、を備えており、水平な搬送面34上のシート100に対して作動するようになっている。糊塗布部3は、図14に示されるように、糊供給部32によって転写部31の転写面311に糊を供給し、図15に示されるように、回動部33によって転写部31を回動させることによって、図16に示されるように、転写面311の糊を搬送面34上でシート100の糊代部分に一度に押し付けるようになっている。図17は、糊塗布部3を搬送方向下流側から見た上方斜視図である。図17では、糊塗布部3は、待機状態にある。
[Seal application unit 3]
14-16 is sectional drawing which shows the action | operation of the
(1)転写部31は、シリコーンゴムからなる板状部材であり、表面に転写面311を有している。転写部31は、幅方向Wに延びている。
(1) The
(2)回動部33は、転写部31を支持する2本のアーム331と、幅方向Wに延びており、アーム331を回動自在に支持する、回動軸332と、回動軸332を回動駆動するモータ333と、モータ333の駆動を回動軸332に伝達する、プーリー334、環状ベルト335、及びプーリー336と、を備えている。2本のアーム331は、幅方向Wに離間して且つ対向して設けられている。回動部33においては、モータ333が駆動すると、回動軸332が回動して、アーム331がR1方向(図14)に180度回動するようになっている。
(2) The pivoting
(3)糊供給部32は、転写面311に糊を吐出する塗布ノズル321と、塗布ノズル321に糊を供給する糊タンク322及びチューブ323(図1)と、塗布ノズル321を支持する本体部324と、本体部324を幅方向に移動させる幅移動機構325と、を備えている。図18は、本体部324の幅方向Wにおける一面側を搬送方向下流側から見た上方斜視図であり、図19は、本体部324の幅方向Wにおける他面側を搬送方向下流側から見た上方斜視図である。
(3) The
(3-1)本体部324は、幅方向に延びたスライド軸3251にスライド可能に取り付けられたスライダ部3241と、スライダ部3241上に固定された固定部3242と、塗布ノズル321を支持した状態で上下動可能に固定部3242に取り付けられた可動部3243と、可動部3243を上下動させる上下動機構3244と、を備えている。
(3-1) The
(3-1-1)上下動機構3244は、固定部3242に保持されたモータ3261と、モータ3261の駆動を可動部3243に伝達する歯車3262と、可動部3243の最上位置を検知するセンサー3263と、を備えている。可動部3243は、塗布ノズル321を直接支持する水平部3264と、歯車3262と噛合するラック3265を有する垂直部3266と、を有している。水平部3264は、可動部3243が最下位置に来ると、固定部3242の基板部3267に上方から当接するようになっている。上下動機構3244においては、モータ3261が駆動すると、歯車3262を介して、可動部3243が上下動するようになっている。可動部3243の最上位置は、塗布ノズル321の待機位置である。可動部3243の最下位置は、塗布ノズル321が転写面311に当接する塗布位置である。
(3-1-1) The
(3-2)図20は、図17の糊塗布部3の平面図である。図21は、本体部324を搬送方向上流側から見た下方斜視図である。幅移動機構325は、スライド軸3251と、モータ3252と、モータ3252の駆動プーリー3253に巻回されて且つ幅方向Wに延びている、環状ベルト3254と、本体部324の固定部3242から下方に延びて環状ベルト3254に固定された連結部3255と、を備えている。なお、モータ3252は、スライド軸3251に対して平行に設けられた基板3271の上に、配置されており、環状ベルト3254は、基板3271の下方に配置されており、基板3271には、連結部3255が幅方向に移動するための溝孔3272が形成されている。幅移動機構325においては、モータ3252が駆動すると、環状ベルト3254が幅方向Wに移動し、それに伴って本体部324が幅方向Wに移動するようになっている。
(3-2) FIG. 20 is a plan view of the
(4)搬送面34は、水平に延びており、搬送されて来たシート100が当接するストッパ341を備えている。ストッパ341の位置は、シート100が図12のC状態のようにストッパ341に当接した時に、後方面部103の糊代部分が、塗布のために回動した転写部31の転写面311の直下となる、位置に、設定されている。
(4) The
糊塗布部3は、次のように作動するようになっている。
まず、製袋機10の電源(図示せず)をオンする前は、糊塗布部3は、図17に示される待機状態にある。すなわち、本体部324は、待機位置にある。電源がオンされて、シート100の搬送が開始されると、幅移動機構325が作動して、本体部324は、待機位置から、図22に示される供給位置に移動する。供給位置では、本体部324は、転写部31の幅方向右端部の少し上方に位置している。次に、幅移動機構325及び上下動機構3244が同時に作動して、塗布ノズル321は、転写面311に沿って幅方向Wに移動しながら転写面311に当接して転写面311に糊を供給する。なお、塗布ノズル321は、転写面311に沿って移動する際に、上下動機構3244によって、上下動を繰り返す。そして、転写面311に沿った移動が終了すると、更に、幅移動機構325及び上下動機構3244が作動して、本体部324は、図18に示されるように、転写部31の回動軌跡から外れるように幅方向左方に移動し、且つ、塗布ノズル321は、供給位置と同じ高さまで上方に移動する。すなわち、塗布ノズル321は、図23に示される退避位置となる。次に、回動部33が作動して、転写部31が180度回動する。これにより、転写面311に供給されている糊が、シート100の糊代部分に一度に塗布される。図12のC状態は、糊が塗布される時のシート100の状態を示している。次に、回動部33が作動して、転写部31が元の状態に戻るように回動する。そして、幅移動機構325が作動して、本体部324が幅方向Wに移動し、それによって、塗布ノズル321が、退避位置から供給位置へ移動する。
The
First, before turning on the power supply (not shown) of the
[第2折り部4]
第2折り部4は、図14〜16に示されるように、第1折り部2から搬送されて来たシート100を糊塗布部3へ送り込む搬送ローラ対41と、糊塗布部3における塗布作業が終了したシート100を折り加工しながら次段に搬送するプレスローラ対42と、を備えている。搬送ローラ対41は、上流ローラ411と下流ローラ412とからなっている。プレスローラ対42は、上ローラ421と下ローラ422とからなっている。なお、搬送ローラ対41の下流ローラ412とプレスローラ対42の上ローラ421とは兼用されている。
[Second folding unit 4]
As shown in FIGS. 14 to 16, the
プレスローラ対42のニップ部420は、糊塗布部3の搬送面34と同一水平面上に位置している。すなわち、糊塗布部3及び第2折り部4は、同一の水平面を構成する搬送面上のシート100に対して、作動するようになっている。更に、搬送面34を構成するガイド板342の搬送方向下流端3421は、ニップ部420から距離L1(図14)だけ離れている。距離L1は、搬送ローラ対41によって搬送されて来たシート100が、糊塗布部3のストッパ341に当接した状態で更に搬送された際に、図12のC状態に示されるように、シート100の第2折り目113の後近傍部120が下ローラ422に接触するようになる距離に、設定されている。
The
更に、糊塗布部3と第2折り部4との間には、糊付着部112に接触する搬送ローラが、配置されていない。
Furthermore, between the
第2折り部4においては、搬送ローラ対41によって糊塗布部3に搬送されたシート100は、ストッパ341に当接した後も更に搬送されるので、図12のC状態に示されるように、第2折り目113で折り返されながらニップ部420に入り込んでいき、プレスローラ対42を通過する。これにより、シート100は、前方面部101が折り返されて後方面部103に接合された図8の状態となる。
In the
[糊直接塗布部5]
糊直接塗布部5は、図4に示されるように、上下動する塗布ノズル51と、塗布ノズル51に糊を供給する糊タンク322及びチューブ53と、を備えている。糊直接塗布部5は、搬送されて行くシート100の底片部105の糊代部分が塗布ノズル51の直下に来ると、塗布ノズル51を下降させて糊代部分に当接させ、これにより、糊代部分に糊を塗布し、糊代部分が塗布ノズル51の直下を過ぎると、塗布ノズル51を上昇させて待機させるようになっている。糊直接塗布部5によれば、図9に示されるように、底片部105の表面の縁部(すなわち糊代部分)に、糊が塗布されて糊付着部114が形成される。
[Adhesive direct application unit 5]
As shown in FIG. 4, the glue direct coating unit 5 includes a
[クリース加工部6]
クリース加工部6は、シート100の第3折り目115にクリースを形成するようになっている。クリース加工部6としては、公知の機構を採用できる。
[Crease processing part 6]
The
[第3折り部7]
第3折り部7は、底片部105を第3折り目115で折り返すように、幅方向右側に配置されている。図24は、第3折り部7を搬送方向上流側から見た上方斜視図である。図25は、第3折り部7を搬送方向下流側から見た上方斜視図である。第3折り部7は、底片部105を折り返すために回動可能に設けられたフラップ板71と、フラップ板71を回動させるためのリンク機構72と、リンク機構72を駆動する、モータ73、プーリー74、75、及び環状ベルト76と、リンク機構72の状態を検知するためのセンサー77と、を備えている。
[Third folding unit 7]
The
リンク機構72は、縦アーム体721と横アーム体722とからなっている。リンク機構72では、モータ73からの駆動を受けると、縦アーム体721が水平状態から図24に示されるR2方向へ回動し、それに伴って、横アーム体722が幅方向左側へ移動するようになっている。センサー77は、縦アーム体721が回動前の水平状態にあることを検知するようになっている。
The
フラップ板71は、リンク機構72の横アーム体722が幅方向左側へ移動することにより、図26に示されるように、底片部105を伴って、R3方向に回動する。
The
第3折り部7は、フラップ板71を回動させることにより、底片部105を第3折り目115で折り返すようになっている。
The
[排紙部8]
排紙部8は、2つの搬送ローラ対81、82と排紙トレイ83とを有している。搬送ローラ対82は、排出ローラとして作動するように設けられている。排紙トレイ83は、搬送面34と同一水平面である搬送面80よりも下方の位置から斜め上方に向けて且つ搬送方向下流に向けて、傾斜している。
[Paper output unit 8]
The
次に、前記構成の製袋機10の作動について説明する。
Next, the operation of the
まず、図5に示されているシート100を給紙トレイ11上に載置する。このとき、前方面部101は搬送方向下流側に位置している。そして、電源(図示せず)をオンして、作動を開始する。
First, the
(1)給紙トレイ11上のシート100は、搬送ローラ12によって搬送方向下流へ送り出され、第1折り部2へ入って行く。
(1) The
(2)第1折り部2へ入って来たシート100は、第1折り目111で折り返されながらニップ部220に入り込んでいき、プレスローラ対22を通過する。これにより、後方面部103が折り返されて、図6の状態のシート100が得られる。
(2) The
(3)図6の状態のシート100は、搬送ローラ対41によって搬送されて、糊塗布部3へ入って行く。一方、シート100が糊塗布部3へ送られて来る前に、糊供給部32が作動して、転写部31の転写面311に糊が供給される。そして、糊塗布部3へ入って来たシート100は、ストッパ341に当接して一時停止する。その時、回動部33が作動して、転写部31が180度回動する。これにより、転写面311の糊がシート100の糊代部分に一度に塗布され、図7の状態のシート100が得られる。
(3) The
(4)図7の状態のシート100は、既に、第2折り部4にも位置しており、搬送ローラ対41によって更に搬送されて、第2折り目113で折り返されながらニップ部420に入り込んでいき、プレスローラ対42を通過する。このとき、糊付着部112は、搬送ローラに接触しない。これにより、前方面部101が、折り返されると同時に後方面部103に接合され、図8の状態のシート100が得られる。
(4) The
(5)図8の状態のシート100は、搬送ローラ対45(図4)によって更に搬送されて、糊直接塗布部5を通過する。糊直接塗布部5においては、底片部105の糊代部分の通過が開始する時に、塗布ノズル51が下方に移動して糊代部分の表面に当接し、糊代部分の通過が終了する時に、塗布ノズル51が上方へ移動して糊代部分の表面から離れる。これにより、底片部105の糊代部分に糊が塗布されて糊付着部114が形成され、図9の状態のシート100が得られる。
(5) The
(6)図9の状態のシート100は、更に搬送されて、クリース加工部6を通過する。クリース加工部6においては、シート100の第3折り目115にクリースが形成される。これにより、図10の状態のシート100が得られる。
(6) The
(7)図10の状態のシート100は、更に搬送されて、第3折り部7において停止する。このとき、第3折り部7のフラップ板71は、幅方向外側に水平状態で位置しており、シート100の底片部105は、フラップ板71上に載っている。そして、モータ73が作動して、リンク機構72が作動し、フラップ板71が内側(R3方向)へ回動する。これにより、底片部105が、第3折り目115にて内側へ折り返されて前方面部101及び後方面部103の表面に接合される。これにより、図11の状態のシート100が得られる。なお、フラップ板71は、底片部105を折り返した後、外側に回動する。
(7) The
(8)図11の状態のシート100は、搬送ローラ対81、82によって更に搬送されて、排紙トレイ83上へ排出される。こうして、図11に示される和式封筒90が得られる。
(8) The
前記構成の製袋機10によれば、次のような効果を発揮できる。
According to the
(a)糊塗布部3によって、後方面部103の糊代部分に糊を一度に塗布できるので、糊代部分の全部において糊の浸透時間が均等になる。したがって、シート100に波打が発生するのを防止できる。
(A) Since the paste can be applied to the paste margin portion of the
(b)糊は、糊タンク322に保管されており、必要に応じて、塗布ノズル321、51へ供給されるので、糊の乾燥を防ぐための作業が不要である。したがって、操作者のメンテナンス作業を簡素化できる。なお、操作者は、塗布ノズル321、51の先端にキャップを被せるだけで、ノズル先端における糊の乾燥を防止できる。
(B) The glue is stored in the
(c)糊塗布部3において、転写面311への糊の供給を、塗布ノズル321で行っているので、容易に行うことができる。
(C) In the
(d)糊塗布部3において、塗布ノズル321は、上下動を繰り返しながら転写面311に糊を供給するので、転写面311上の糊の積載量を増大できる。
(D) In the
(e)糊塗布部3において、塗布ノズル321は、供給位置と退避位置との間で変位できるので、糊塗布部3の全体構成を簡素化できる。
(E) In the
(f)糊塗布部3と第2折り部4との間には、糊付着部112に接触する搬送ローラが、配置されていないので、糊塗布部3から第2折り部4へ移行する際にシート100の糊が搬送ローラに付着しない。したがって、搬送ローラが糊で汚れることはない。
(F) Since the conveyance roller in contact with the
(g)糊塗布部3において、転写部31は、シリコーンゴムからなっているので、糊が乾燥しても、操作者は、糊を簡単に剥がして除去できる。したがって、操作者のメンテナンス作業を簡素化できる。
(G) In the
(h)糊塗布部3及び第2折り部4は、同一の水平面を構成する搬送面上の、シート100に対して、作動するようになっているので、所謂「箱折れ」を防止できる。ちなみに、後方面部103が既に折り返されているシート100において、前方面部101を折り返す際に、図27に示されるように、シート100の搬送面F1がプレスローラ対42の搬送面F2に対して斜め下方に傾斜している場合には、後方面部103がニップ部420に入り込む際に少し上流側へずれて、第1折り目111の部分が図28に示されるような箱形に変形してしまう。これを「箱折れ」と称する。しかるに、本実施形態では、シート100の搬送面F1(すなわち搬送面34)がプレスローラ対42の搬送面F2に対して同一の水平面を構成しているので、「箱折れ」を防止できる。
(H) The
(i)第2折り部4において、搬送面34のガイド板342の搬送方向下流端3421とニップ部420との間が、距離L1に設定されているので、シート100の第2折り目113がニップ部420に送り込まれる際に、図12のC状態に示されるように、シート100の第2折り目113の後近傍部120が下ローラ422に接触することとなる。それ故、シート100をプレスローラ対42へ送り込む際の搬送力が増大する。したがって、第2折り部4における折り加工を円滑に行うことができる。
(I) In the
(j)クリース加工部6によって第3折り目115にクリースを形成するので、第3折り部7による折り加工を円滑に実行できる。
(J) Since the crease is formed on the
(k)第3折り部7のフラップ板71の回動によって底片部105を折り返すので、底片部105を、短時間で且つ確実に且つ均一に、折り返すことができる。
(K) Since the
なお、本発明の製袋機10は、次のような変形構成を1つ以上任意に採用してもよい。
The
(1)糊塗布部3が、シート100の糊代部分の内の短い方の糊代部分に糊を塗布するように設定されている。
(2)クリース加工部6を備えていない。
(1) The
(2) The
(3)第3折り部7が、フラップ板71を回動させる構造以外の構造を、有している。
(3) The
(4)上記実施形態では、塗布ノズル321は、供給位置から退避位置へ移動しながら転写面311に糊を供給し、退避位置から供給位置への移動では転写面311に糊を供給していないが、本発明では、塗布ノズル321は、退避位置から供給位置への移動でも転写面311に糊を供給するようにしてもよい。
(4) In the above embodiment, the
なお、本発明の製袋機が製作できる和式封筒は、一般的形態の和式封筒だけでなく、後方面部103及び前方面部101を折り返して底片部105を接着させることによって形成できる形態の封筒であれば、そのような封筒も含んでいる。
In addition, the Japanese-style envelope which can manufacture the bag making machine of this invention can be formed not only by the Japanese-style envelope of a general form but by folding back
本発明の製袋機は、糊付着部に波打が発生するのを防止できるので、産業上の利用価値が大である。 Since the bag making machine of the present invention can prevent the occurrence of corrugation in the glue-adhered portion, it has great industrial utility value.
2 第1折り部 3 糊塗布部 31 転写部 311 転写面 32 糊供給部
321 塗布ノズル 33 回動部 4 第2折り部 5 糊直接塗布部
6 クリース加工部 7 第3折り部 71 フラップ板 10 製袋機
90 和式封筒(有底袋) 100 シート 101 前方面部 102 中央面部
103 後方面部 104 入口片部 105 底片部 112、114 糊付着部
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記シートの糊代部分に糊を塗布する糊塗布部を備えており、
前記糊塗布部が、転写部と糊供給部と回動部とを備えており、前記糊供給部によって前記転写部の転写面に糊を供給し、前記回動部によって前記転写部を回動させることによって前記転写面の糊を前記糊代部分に一度に押し付けるようになっている、
ことを特徴とする製袋機。 In a bag making machine for processing a flat sheet while conveying it to produce a bottomed bag,
It has a glue application unit that applies glue to the glue margin part of the sheet,
The glue application unit includes a transfer unit, a glue supply unit, and a rotation unit, the glue supply unit supplies glue to the transfer surface of the transfer unit, and the rotation unit rotates the transfer unit. The paste on the transfer surface is pressed against the paste margin at one time by
A bag making machine characterized by
前記塗布ノズルは、前記転写面に沿って移動しながら前記転写面に糊を供給するようになっている、
請求項1記載の製袋機。 The glue supply unit includes a coating nozzle,
The application nozzle supplies glue to the transfer surface while moving along the transfer surface.
The bag making machine according to claim 1.
請求項2記載の製袋機。 The coating nozzle is configured to repeat vertical movement when moving along the transfer surface.
The bag making machine according to claim 2.
請求項2又は3に記載の製袋機。 The application nozzle is configured to be displaced between a supply position for supplying glue to the transfer portion and a retracted position deviated from a rotation track of the transfer portion.
The bag making machine according to claim 2 or 3.
請求項1〜4のいずれか一つに記載の製袋機。 The transfer unit is a plate-like member made of silicone rubber.
The bag making machine according to any one of claims 1 to 4.
更に、前記糊塗布部に対して前記シートの搬送方向の上流側に、第1折り部を備えるとともに、前記糊塗布部に対して搬送方向の下流側に、第2折り部と、糊直接塗布部と、クリース加工部と、第3折り部と、を備えており、
前記第1折り部は、前記後方面部を前記中央面部に重なるように折り加工するようになっており、
前記糊塗布部は、折り加工された前記後方面部の、前記前方面部側の端縁に沿った糊代部分に、糊を塗布して糊付着部を形成するようになっており、
前記第2折り部は、前記前方面部を前記中央面部と前記後方面部の前記糊付着部とに重なるように折り加工するとともに、前記前方面部の端縁部を前記糊付着部に押圧するようになっており、
前記糊直接塗布部は、前記底片部の糊代部分に糊を塗布して糊付着部を形成するようになっており、
前記クリース加工部は、前記底片部と前記中央面部との境界に沿ってクリースを形成するようになっており、
前記第3折り部は、搬送方向に沿って延びた軸の回りを回動するフラップ板を、有しており、前記フラップ板を前記底片部に下方から当接させて回動させることによって、前記底片部を、前記クリースを折り目として折り返して、前記前方面部と前記後方面部とに押圧するようになっている、
請求項1〜5のいずれか一つに記載の製袋機。 The sheet is composed of a front surface, a central surface, a rear surface, and an inlet and a bottom extending to both sides of the central surface.
Furthermore, a first folding unit is provided on the upstream side in the sheet conveying direction with respect to the glue coating unit, and a second folding unit and a glue direct coating are provided on the downstream side in the conveying direction with respect to the glue coating unit. Part, a creased part, and a third fold part,
The first folding portion is configured to fold the rear surface portion so as to overlap the central surface portion.
The glue application unit is configured to apply a glue to a glue margin portion along the edge on the front surface portion side of the folded rear surface portion to form a glue adhesion portion.
The second folding portion folds the front surface portion so as to overlap the center surface portion and the glue adhesion portion of the rear surface portion, and presses an edge of the front surface portion to the glue adhesion portion Is supposed to
The glue direct application unit is configured to apply a glue to a glue margin part of the bottom piece to form a glue adhering part,
The creased portion is adapted to form a crease along the boundary between the bottom piece and the central surface,
The third folding portion has a flap plate that rotates about an axis extending along the transport direction, and the flap plate is brought into contact with the bottom piece portion from below and is rotated, The bottom piece portion is folded back with the crease as a crease and pressed against the front surface portion and the rear surface portion.
The bag making machine according to any one of claims 1 to 5.
請求項6記載の製袋機。 The glue application unit and the second folding unit are configured to operate on the sheet on a conveyance surface that constitutes the same horizontal surface.
The bag making machine according to claim 6.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017222909A JP2019093583A (en) | 2017-11-20 | 2017-11-20 | Bag making machine |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019093583A true JP2019093583A (en) | 2019-06-20 |
Family
ID=66970622
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Country | Link |
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JP (1) | JP2019093583A (en) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5527274A (en) * | 1978-08-19 | 1980-02-27 | Yoshiaki Tamamoto | Bag manufacturing machine |
JP2009066474A (en) * | 2007-09-10 | 2009-04-02 | Canon Inc | Apparatus for applying adhesive, apparatus for treating sheet and apparatus for forming image |
-
2017
- 2017-11-20 JP JP2017222909A patent/JP2019093583A/en active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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