JP2019090938A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】温度検知手段の側面を挟み込むように凸部が設けられていない構成に比べて、熱応答性を向上させることができる定着装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】定着装置は、循環するベルト部材と、ベルト部材に接触し、ベルト部材との間を移動する記録媒体を加圧する加圧手段と、ベルト部材の内面を加熱する加熱手段と、加熱手段のベルト部材に近い面と反対側の面に配置され、加熱手段と反対側に凸部613Abが設けられた高熱伝導部613Aと、加熱手段に向かって突出し側面が凸部613Abと対向するように設けられた温度検知手段と、を備える。高熱伝導部613Aには、貫通穴613Aaが形成され、高熱伝導部613の長手方向に延びるように貫通穴613Aaの周縁から立ち上がる凸部613Abが設けられている。凸部613Abは、互いに向かい合うように立設され、貫通穴613Aaに挿通された温度検知手段の側面と対向している。【選択図】図6
Description
本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
絶縁性基材の一面側に通電により発熱する抵抗発熱体が形成され、他面側に安全素子が接触配置され、絶縁性基材の抵抗発熱体形成面側に対向して搬送される被加熱材を加熱する加熱体であり、安全素子接触位置部分に対応する抵抗発熱体部分の発熱量を該部分以外の抵抗発熱体部分の発熱量より多くした加熱体が知られている(特許文献1)。
回転可能に設けられた定着部材と、定着部材と接触させて該定着部材との間にニップ部を形成する接触部材と、基材に設けられ電力が供給されることで発熱する抵抗発熱体を有し、定着部材を加熱する加熱手段と、抵抗発熱体に配線を介して電力を供給する電力供給手段とを備え、抵抗発熱体は、記録材搬送方向と直交する記録材幅方向に複数の発熱部を有しており、画像データに基づき記録材上の未定着画像に対応させて、各発熱部による加熱領域を変化させ定着部材を加熱し、ニップ部に通過させた記録材上の未定着画像を少なくとも熱によって該記録材に定着させる定着装置において、基材の記録紙搬送領域外に、抵抗発熱体の各発熱部と電力供給手段とを繋ぐ配線に両者間で接続され各発熱部と同期して発熱する、個々が近接した複数の搬送領域外発熱体が設けられており、搬送領域外発熱体の温度に応じて電力供給手段から抵抗発熱体への電力供給を制御する電力供給制御手段を有する定着装置も知られている(特許文献2)。
本発明は、温度検知手段の側面を挟み込むように凸部が設けられていない構成に比べて、熱応答性を向上させることができる定着装置及び画像形成装置を提供する。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の定着装置は、
循環するベルト部材と、
前記ベルト部材に接触し、前記ベルト部材との間を移動する記録媒体を加圧する加圧手段と、
前記ベルト部材の内面を加熱する加熱手段と、
前記加熱手段の前記ベルト部材に近い面と反対側の面に配置され、前記加熱手段と反対側に凸部が設けられた高熱伝導部と、
前記加熱手段に向かって突出し側面が前記凸部と対向するように設けられた温度検知手段と、を備えた、
ことを特徴とする。
循環するベルト部材と、
前記ベルト部材に接触し、前記ベルト部材との間を移動する記録媒体を加圧する加圧手段と、
前記ベルト部材の内面を加熱する加熱手段と、
前記加熱手段の前記ベルト部材に近い面と反対側の面に配置され、前記加熱手段と反対側に凸部が設けられた高熱伝導部と、
前記加熱手段に向かって突出し側面が前記凸部と対向するように設けられた温度検知手段と、を備えた、
ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の定着装置において、
前記凸部は前記温度検知手段の側面を挟み込むように少なくとも2つ設けられている、
ことを特徴とする。
前記凸部は前記温度検知手段の側面を挟み込むように少なくとも2つ設けられている、
ことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の定着装置において、
前記高熱伝導部には前記温度検知手段が進入する孔が設けられ、前記凸部は前記孔の周縁から立ち上がるように形成されている、
ことを特徴とする。
前記高熱伝導部には前記温度検知手段が進入する孔が設けられ、前記凸部は前記孔の周縁から立ち上がるように形成されている、
ことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3に記載の定着装置において、
前記凸部は、前記高熱伝導部の長手方向に延びるように形成されている、
ことを特徴とする。
前記凸部は、前記高熱伝導部の長手方向に延びるように形成されている、
ことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3に記載の定着装置において、
前記凸部は、前記高熱伝導部の長手方向と交差する方向に延びるように形成されている、
ことを特徴とする。
前記凸部は、前記高熱伝導部の長手方向と交差する方向に延びるように形成されている、
ことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項4又は5に記載の定着装置において、
前記凸部は、前記温度検知手段よりも長く形成されている、
ことを特徴とする。
前記凸部は、前記温度検知手段よりも長く形成されている、
ことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の定着装置において、
前記高熱伝導部は、前記孔が設けられている領域が他の領域に比べて長手方向と交差する方向に幅広である、
ことを特徴とする。
前記高熱伝導部は、前記孔が設けられている領域が他の領域に比べて長手方向と交差する方向に幅広である、
ことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の定着装置において、
前記加熱手段の長手方向には、前記温度検知手段及びその他の温度検知手段が配置されており、前記温度検知手段はサーモスタットであって、前記その他の温度検知手段はその側面が前記凸部と対向するように設けられていない、
ことを特徴とする。
前記加熱手段の長手方向には、前記温度検知手段及びその他の温度検知手段が配置されており、前記温度検知手段はサーモスタットであって、前記その他の温度検知手段はその側面が前記凸部と対向するように設けられていない、
ことを特徴とする。
前記課題を解決するために、請求項9に記載の画像形成装置は、
記録媒体への画像形成を行う画像形成手段と、
前記画像形成手段により画像が形成された前記記録媒体への前記画像を定着する請求項1ないし8のいずれか1項に記載の定着装置と、を備えた、
ことを特徴とする。
記録媒体への画像形成を行う画像形成手段と、
前記画像形成手段により画像が形成された前記記録媒体への前記画像を定着する請求項1ないし8のいずれか1項に記載の定着装置と、を備えた、
ことを特徴とする。
請求項1、9に記載の発明によれば、温度検知手段の側面を挟み込むように凸部が設けられていない構成に比べて、温度検知手段の熱応答性を向上させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、凸部で温度検知手段の位置決めをすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、簡便な加工で凸部を形成することができる。
請求項4に記載の発明によれば、長手方向と交差する方向に延びるよう形成されている場合と比べ、長手方向の温度のばらつきを抑えることができる。
請求項5に記載の発明によれば、温度検知手段の側面からも熱を伝達することができる。
請求項6に記載の発明によれば、温度検知手段の側面からより効率的に熱を伝達することができる。
請求項7に記載の発明によれば、高熱伝導部の長手方向の熱移動を向上させることができる。
請求項8に記載の発明によれば、装置の大型化やコストアップを招くことなく加熱手段の温度を高精度に検知することができる。
次に図面を参照しながら、以下に実施形態及び具体例を挙げ、本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態及び具体例に限定されるものではない。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
尚、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、左右方向をX軸方向、前後方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とする。
また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
尚、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、左右方向をX軸方向、前後方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とする。
(1)画像形成装置の全体構成及び動作
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の内部構成を示す断面模式図である。
以下、図面を参照しながら、画像形成装置1の全体構成及び動作を説明する。
図1は本実施形態に係る画像形成装置1の内部構成を示す断面模式図である。
以下、図面を参照しながら、画像形成装置1の全体構成及び動作を説明する。
画像形成装置1は、制御装置10、給紙装置20、感光体ユニット30、現像装置40、転写装置50、定着装置60、電源装置70を備えて構成されている。画像形成装置1の上面(Z方向)には、画像が記録された用紙が排出・収容される排出トレイ1aが形成されている。
制御装置10は、画像形成装置1の動作を制御する画像形成装置制御部11と、印刷処理要求に応じた画像データを準備するコントローラ部12、露光ヘッドLHの点灯を制御する露光制御部13等を有する。
コントローラ部12は、外部の情報送信装置(例えばパーソナルコンピュータ等)から入力された印刷情報を潜像形成用の画像情報に変換して予め設定されたタイミングで、駆動信号を露光ヘッドLHに出力する。本実施形態の露光ヘッドLHは、複数の発光素子(LED:Light Emitting Diode)が主走査方向に沿って線状に配列されたLEDヘッドにより構成されている。
画像形成装置1の底部には、給紙装置20が設けられている。給紙装置20は、用紙積載板21を備え、用紙積載板21の上面には多数の記録媒体としての用紙Pが積載される。用紙積載板21に積載され、規制板(不図示)で幅方向位置が決められた用紙Pは、上側から1枚ずつ用紙引き出し部22により前方(X方向)に引き出された後、レジストローラ対23のニップ部まで搬送される。
感光体ユニット30は、給紙装置20の上方(Z方向)に、それぞれが並列して設けられ、回転駆動する像保持体としての感光体ドラム31を備えている。感光体ドラム31の回転方向にそって、帯電ローラ32、露光ヘッドLH、現像装置40、一次転写ローラ52、クリーニングブレード34が配置されている。帯電ローラ32には、帯電ローラ32の表面をクリーニングするクリーニングローラ33が対向、接触して配置されている。
現像装置40は、内部にトナーとキャリアからなる現像剤が収容される現像ハウジング41を有する。現像ハウジング41内には、感光体ドラム31に対向して配置された現像剤保持体としての現像ローラ42と、この現像ローラ42の背面側斜め下方には現像剤を現像ローラ42側へ撹拌搬送する一対のオーガ44、45が配設されている。現像ローラ42には、現像剤の層厚を規制する層規制部材46が近接配置されている。
現像装置40各々は、現像ハウジング41に収容される現像剤を除いて同様に構成され、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
現像装置40各々は、現像ハウジング41に収容される現像剤を除いて同様に構成され、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。
回転する感光体ドラム31の表面は、帯電ローラ32により帯電され、露光ヘッドLHから出射する潜像形成光により静電潜像が形成される。感光体ドラム31上に形成された静電潜像は現像ローラ42によりトナー像として現像される。
転写装置50は、各感光体ユニット30の感光体ドラム31にて形成された各色トナー像が多重転写される中間転写ベルト51、各感光体ユニット30にて形成された各色トナー像を中間転写ベルト51に順次転写(一次転写)する一次転写ローラ52、中間転写ベルト51上に重畳して転写された各色トナー像を用紙Pに一括転写(二次転写)する二次転写ローラ53から構成されている。
各感光体ユニット30の感光体ドラム31に形成された各色トナー像は、画像形成装置制御部11により制御される電源装置70から所定の転写電圧が印加された一次転写ローラ52により中間転写ベルト51上に順次静電転写(一次転写)され、各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。
中間転写ベルト51上の重畳トナー像は、中間転写ベルト51の移動に伴って二次転写ローラ53が配置された領域(二次転写部TR)に搬送される。重畳トナー像が二次転写部TRに搬送されると、そのタイミングに合わせて給紙装置20から用紙Pが二次転写部TRに供給される。そして、二次転写ローラ53には、画像形成装置制御部11により制御される電源装置70から所定の転写電圧が印加され、レジストローラ対23から送り出され、搬送ガイドにより案内された用紙Pに中間転写ベルト51上の多重トナー像が一括転写される。
感光体ドラム31表面の残留トナーは、クリーニングブレード34により除去され、廃現像剤収容部に回収される。感光体ドラム31の表面は、帯電ローラ32により再帯電される。尚、クリーニングブレード34で除去しきれず帯電ローラ32に付着した残留物は、帯電ローラ32に接触して回転するクリーニングローラ33表面に捕捉され、蓄積される。
定着装置60は、加熱手段を備えた加熱モジュール61と加圧モジュール62を有し、加熱モジュール61と加圧モジュール62の圧接領域によって定着ニップ部N(定着領域)が形成される。
転写装置50においてトナー像が転写された用紙Pは、トナー像が未定着の状態で搬送ガイドを経由して定着装置60に搬送される。定着装置60に搬送された用紙Pは、一対の加熱モジュール61と加圧モジュール62により、圧着と加熱の作用でトナー像が定着される。
定着トナー像が形成された用紙Pは、搬送ローラ対68を介して排出ローラ対69から画像形成装置1上面の排出トレイ1aに排出される。
定着トナー像が形成された用紙Pは、搬送ローラ対68を介して排出ローラ対69から画像形成装置1上面の排出トレイ1aに排出される。
(2)定着装置60の構成
図2(a)は定着装置60の構成を示す図4におけるA−A断面模式図、(b)は定着装置60の構成を示す図4におけるB−B断面模式図、図3は加熱源612の構成を示す平面模式図、図4は加熱モジュール61の構成を説明する縦断面模式図、図5(a)はサーモスタット616の概略構成を示す外観斜視図、(b)はサーモスタット616と高熱伝導部613の当接を説明する断面模式図である。
図2(a)は定着装置60の構成を示す図4におけるA−A断面模式図、(b)は定着装置60の構成を示す図4におけるB−B断面模式図、図3は加熱源612の構成を示す平面模式図、図4は加熱モジュール61の構成を説明する縦断面模式図、図5(a)はサーモスタット616の概略構成を示す外観斜視図、(b)はサーモスタット616と高熱伝導部613の当接を説明する断面模式図である。
(2.1)定着装置の全体構成
定着装置60は、加熱手段の一例としての加熱モジュール61と加圧手段の一例としての加圧モジュール62から構成されている。
定着装置60は、加熱手段の一例としての加熱モジュール61と加圧手段の一例としての加圧モジュール62から構成されている。
加熱モジュール61は、用紙Pへのトナー像の定着に用いられるベルト部材の一例としての定着ベルト611と、定着ベルト611の内面が接触摺動する加熱源612とを有し、加熱源612は、耐熱・電気絶縁性材料である酸化アルミニウムからなる高熱伝導部613を介して、ポリエチレンテレフタレート(PET)などの耐熱性を有する合成樹脂により構成された保持部材614で保持されている。保持部材614は、加熱源612の保持機能と共に定着ベルト611の回転を案内するガイドの機能も有している。
そして、保持部材614が金属で構成され大きな曲げ強度を有する支持部材617で支持されている。
そして、保持部材614が金属で構成され大きな曲げ強度を有する支持部材617で支持されている。
加圧モジュール62は、加圧ローラ621と、加圧ローラ621を加熱モジュール61に押圧する押圧ばね(不図示)を含む押圧機構(不図示)から構成されている。
加圧ローラ621は、例えば、金属製の円筒状の芯材622と、芯材622の外周面に被覆された耐熱性弾性体層623(例えばシリコーンゴム層や、フッ素ゴム層等)と、さらに、必要に応じて、例えばPFA等の耐熱性樹脂被覆または耐熱性ゴム被覆による表面離型層624とが積層されて構成される。
加圧ローラ621は、例えば、金属製の円筒状の芯材622と、芯材622の外周面に被覆された耐熱性弾性体層623(例えばシリコーンゴム層や、フッ素ゴム層等)と、さらに、必要に応じて、例えばPFA等の耐熱性樹脂被覆または耐熱性ゴム被覆による表面離型層624とが積層されて構成される。
加圧ローラ621は、モータ(不図示)から動力を受けて図中時計回り方向(図2中 矢印R方向)に回転する。加圧ローラ621が回転することによって、定着ベルト611が従動して図中半時計回り方向(図2中 矢印R方向)に回転する。用紙Pが定着ニップ部Nで挟持されて搬送されることにより、定着ベルト611の表面が接触する用紙Pのトナー像は加熱源612の熱が伝達されることで用紙Pに加熱定着される。
定着ベルト611は、基材層、トナー像の定着性を向上させる弾性層、最上層に被覆された表面離型層からなる多層構造のベルト部材である。基材層としては、例えば、厚さ50μm〜200μmの樹脂材料等(例えばポリイミド樹脂)が用いられる。弾性層は、定着対象となる用紙Pに各色トナーが積層して形成され、ニップ部においてトナー像の全体に均一に熱を供給するために、用紙P上のトナー像の凹凸に倣って定着ベルト611表面が変形することが好ましく、例えば厚みが100μm〜600μm、硬度が10°〜30°(JIS−A)のシリコーンゴムが用いられている。尚、白黒の画像形成装置であれば、弾性層を省略することができる。
表面離型層は、用紙P上で溶融されたトナーとの接着力を弱めて、用紙Pを定着ベルト611から剥離しやすくするために、例えば、PFA(テトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル重合体)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、シリコーン共重合体、またはこれらの複合層等が用いられている。
表面離型層は、用紙P上で溶融されたトナーとの接着力を弱めて、用紙Pを定着ベルト611から剥離しやすくするために、例えば、PFA(テトラフルオロエチレンパーフルオロアルキルビニルエーテル重合体)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、シリコーン共重合体、またはこれらの複合層等が用いられている。
定着ベルト611の内側には、図3に示すように、定着ベルト611の移動方向(X方向)、および、定着ベルト611の幅方向(Y方向)に沿って延びる加熱源612が設けられている。加熱源612は長手方向に延びる面状発熱体であり、この加熱源612により定着ベルト611が所定の温度になるように加熱される。
加熱源612は、例えば窒化アルミニウムやセラミックで形成された基材612Aと、基材612A上に形成された銀・パラジウム(Ag・Pd)合金を主成分とする抵抗発熱体612Bと、銀・パラジウム(Ag・Pd)合金を主体とする導電パターン612Cと、抵抗発熱体612B及び導電パターン612Cを覆う絶縁性(本実施形態ではガラス)の絶縁体612Dと、銀・パラジウム(Ag・Pd)合金による良導電体膜からなる給電電極612Eを有し、不図示の電源に接続されて給電を受ける。
加熱源612の定着ベルト611の内面と接触する面と反対側の面には高熱伝導部613が接触している(図4 参照)。高熱伝導部613は、例えば厚み0.3mmのアルミ板(JIS A1050)からなり、加熱源612の熱量を長手方向に移動させることで、基材612A全域に渡る温度均一化の効果と消費電力低減効果を有する。
図2、図4に示すように、高熱伝導部613の加熱源612とは反対側の面には、その他の温度検知手段の一例としてのサーミスタ615が当接して設けられ、高熱伝導部613を貫通して加熱源612の抵抗発熱体612Bとは反対側の面には、温度検知手段の一例としてのサーモスタット616が当接して配置されている。
サーミスタ615及びサーモスタット616は、コイルばねSR(図2、図5(b) 参照)によって、付勢されて高熱伝導部613、加熱源612に当接することで、安定した熱応答性を得るようになっている。
サーミスタ615及びサーモスタット616は、コイルばねSR(図2、図5(b) 参照)によって、付勢されて高熱伝導部613、加熱源612に当接することで、安定した熱応答性を得るようになっている。
加熱源612の温度はサーミスタ615で検知され、その検知温度に基づいて加熱源612が所定の目標設定温度に温調制御され、定着ベルト611がその温度に加熱される。
具体的には、画像形成装置1は、サーミスタ615の検知温度と加熱源612の設定温度に基づき、例えばその差分から加熱源612が目標温度に達するように連続的に投入電力に対してフィードバック制御を行うPI制御により、供給するべき電力を算出する。更に供給する電力に対応した位相角(位相制御)、波数(波数制御)の制御レベルに換算し、その制御条件によりトライアック(不図示)を制御している。
具体的には、画像形成装置1は、サーミスタ615の検知温度と加熱源612の設定温度に基づき、例えばその差分から加熱源612が目標温度に達するように連続的に投入電力に対してフィードバック制御を行うPI制御により、供給するべき電力を算出する。更に供給する電力に対応した位相角(位相制御)、波数(波数制御)の制御レベルに換算し、その制御条件によりトライアック(不図示)を制御している。
そしてトライアックがショートするなど、電力制御部の故障などにより、加熱モジュール61が定常状態を越えた発熱状態になった場合には、サーモスタット616が動作し、加熱源612への電力供給を遮断する。また、サーミスタ615の検知温度が所定の温度以上を検知した場合、リレーを非通電状態とし、加熱源612への電力供給を遮断する。
(2.2)温度検知手段の配置
サーモスタット616は、図5に示すように、横長の直方体形状の基体616Aの上に感熱部616Bが突き出た形状を有し、基体616Aからは配線616Cが延びている。
感熱部616Bは、内部に所定の設定温度で変形するバイメタル(不図示)を有し、キャップ616BAで覆われている。キャップ616BAは感熱面として作用し、この感熱面が加熱源612の上面に当接されている。
サーモスタット616は、図5に示すように、横長の直方体形状の基体616Aの上に感熱部616Bが突き出た形状を有し、基体616Aからは配線616Cが延びている。
感熱部616Bは、内部に所定の設定温度で変形するバイメタル(不図示)を有し、キャップ616BAで覆われている。キャップ616BAは感熱面として作用し、この感熱面が加熱源612の上面に当接されている。
本実施形態においては、キャップ616BAの側面616BAa、616Abを高熱伝導部613の加熱源612と反対側に立設された凸部によって挟み込むことによって、サーモスタット616のキャップ616BAの側面616BAa、616Abを挟み込むように凸部が設けられていない構成と比較して、熱応答時間を短縮している。
以下、本実施形態における実施例を比較例とともに説明する。
以下、本実施形態における実施例を比較例とともに説明する。
(比較例)
図13はサーモスタット616のキャップ616BAの側面616BAaを挟み込む凸部が設けられていない本比較例に係る高熱伝導部613Eを示す斜視図、図14(a)は本比較例に係る高熱伝導部613Eを貫通して取り付けられたサーモスタット616のキャップ616BAを示す平面模式図、(b)はサーモスタット616が本比較例に係る高熱伝導部613Eを貫通して取り付けられた加熱モジュール61の長手方向に沿った縦断面模式図である。
図13はサーモスタット616のキャップ616BAの側面616BAaを挟み込む凸部が設けられていない本比較例に係る高熱伝導部613Eを示す斜視図、図14(a)は本比較例に係る高熱伝導部613Eを貫通して取り付けられたサーモスタット616のキャップ616BAを示す平面模式図、(b)はサーモスタット616が本比較例に係る高熱伝導部613Eを貫通して取り付けられた加熱モジュール61の長手方向に沿った縦断面模式図である。
図13に示すように、高熱伝導部613Eには、貫通孔613Eaが形成されている。高熱伝導部613Eの加熱源612とは反対側の面には、サーミスタ615が当接して設けられ、高熱伝導部613Eの貫通孔613Eaを挿通して加熱源612の抵抗発熱体612Bとは反対側の面には、サーモスタット616が当接して配置されている。
(実施例1)
図6は実施例1に係る高熱伝導部613Aを示す斜視図、図7(a)は実施例1に係る高熱伝導部613Aを貫通して取り付けられたサーモスタット616のキャップ616BAを示す平面模式図、(b)はサーモスタット616が実施例1に係る高熱伝導部613Aを貫通して取り付けられた加熱モジュール61の長手方向(図6中 Y方向)に沿った縦断面模式図である。
図6は実施例1に係る高熱伝導部613Aを示す斜視図、図7(a)は実施例1に係る高熱伝導部613Aを貫通して取り付けられたサーモスタット616のキャップ616BAを示す平面模式図、(b)はサーモスタット616が実施例1に係る高熱伝導部613Aを貫通して取り付けられた加熱モジュール61の長手方向(図6中 Y方向)に沿った縦断面模式図である。
図6に示すように、高熱伝導部613Aには、貫通孔613Aaが形成され、高熱伝導部613の長手方向(図6中 Y方向)に延びるように貫通孔613Aaの周縁から立ち上がる凸部613Abが設けられている。凸部613Abは、貫通孔613Aaの周縁から切り起こして一体として形成してもよく、また、別部品として接着又は溶接して形成してもよく、簡便な加工で形成することができる。
凸部613Abは、互いに向かい合うように立設され、貫通孔613Aaに挿通されたサーモスタット616のキャップ616BAの側面616BAaと対向している。これにより、サーモスタット616のキャップ616BAの側面616BAaを挟み込む凸部が設けられていない比較例の構成に比べて、サーモスタット616の熱応答性を向上させることができる。
凸部613Abは、キャップ616BAの側面616BAaと接触するように立設されると、高熱伝導部613の熱をキャップ616BAにより効率的に伝達して熱応答性をより向上させる点で好ましい。
凸部613Abは、キャップ616BAの側面616BAaと接触するように立設されると、高熱伝導部613の熱をキャップ616BAにより効率的に伝達して熱応答性をより向上させる点で好ましい。
凸部613Abは、図7に示すように、キャップ616BAの側面616BAaよりも長く形成されている。これにより、高熱伝導部613の熱をキャップ616BAの側面616BAaから、より効率的に伝達して熱応答性を向上させることができる。
また、凸部613Abは、高熱伝導部613の長手方向(図7中 Y方向)に延びるように形成されているために、高熱伝導部613の長手方向と交差する方向に延びるように形成されている場合と比較して、加熱源612の基材612A全域に渡る温度のばらつきを抑制することができる。
また、凸部613Abは、高熱伝導部613の長手方向(図7中 Y方向)に延びるように形成されているために、高熱伝導部613の長手方向と交差する方向に延びるように形成されている場合と比較して、加熱源612の基材612A全域に渡る温度のばらつきを抑制することができる。
サーミスタ615は、図7に示すように、加熱源612の長手方向で小サイズ用紙の通過位置P1と最大サイズ用紙の幅方向端部の通過位置P2の2箇所に、高熱伝導部613に凸部を設けることなく、高熱伝導部613の加熱源612とは反対側の面に接触して配置されている。これにより、加熱源612の長手方向における温度均一化効果を有する高熱伝導部613の温度均一化効果の低下を抑制している。
(実施例2)
図8は実施例2に係る高熱伝導部613Bを示す斜視図、図9(a)は実施例2に係る高熱伝導部613Bを貫通して取り付けられたサーモスタット616のキャップ616BAを示す平面模式図、(b)はサーモスタット616が実施例2に係る高熱伝導部613Bを貫通して取り付けられた加熱モジュール61の長手方向に沿った縦断面模式図である。
図8は実施例2に係る高熱伝導部613Bを示す斜視図、図9(a)は実施例2に係る高熱伝導部613Bを貫通して取り付けられたサーモスタット616のキャップ616BAを示す平面模式図、(b)はサーモスタット616が実施例2に係る高熱伝導部613Bを貫通して取り付けられた加熱モジュール61の長手方向に沿った縦断面模式図である。
図8に示すように、高熱伝導部613Bには、貫通孔613Baが形成され、高熱伝導部613の長手方向と交差する方向(図8中 X方向)に延びるように貫通孔613Aaの周縁から立ち上がる凸部613Bbが設けられている。
凸部613Bbは、図9に示すように、互いに向かい合うように立設され、貫通孔613Baに挿通されたサーモスタット616のキャップ616BAの側面616BAbと対向している。凸部613Bbは、キャップ616BAの側面616BAbと接触するように立設されると、高熱伝導部613の熱をキャップ616BAにより効率的に伝達して熱応答性をより向上させるとともに、サーモスタット616の加熱源612の長手方向(図9中 Y方向)における位置決めを行うことができる。
凸部613Bbは、図9に示すように、キャップ616BAの側面616BAaよりも長く形成されている。これにより、高熱伝導部613の熱をキャップ616BAの側面616BAbから、より効率的に伝達して熱応答性を向上させることができる。
(実施例3)
図10は実施例3に係る高熱伝導部613Cを示す斜視図、図11(a)は実施例3に係る高熱伝導部613Cを貫通して取り付けられたサーモスタット616のキャップ616BAを示す平面模式図、(b)はサーモスタット616が実施例3に係る高熱伝導部613Cを貫通して取り付けられた加熱モジュール61の長手方向に沿った縦断面模式図である。
図10は実施例3に係る高熱伝導部613Cを示す斜視図、図11(a)は実施例3に係る高熱伝導部613Cを貫通して取り付けられたサーモスタット616のキャップ616BAを示す平面模式図、(b)はサーモスタット616が実施例3に係る高熱伝導部613Cを貫通して取り付けられた加熱モジュール61の長手方向に沿った縦断面模式図である。
図10に示すように、高熱伝導部613Cには、貫通孔613Caが形成され、高熱伝導部613の長手方向(図10中 Y方向)に延びるように貫通孔613Caの周縁から立ち上がる凸部613Cbが設けられている。
凸部613Cbは、図11に示すように、高熱伝導部613の長手方向において互い違いに向き合って立設され、貫通孔613Caに挿通されたサーモスタット616のキャップ616BAの側面616BAaと対向している。
これにより、凸部が高熱伝導部613の長手方向(図11中 Y方向)において貫通孔613Caの周縁の全部に立設されている構成(実施例1 参照)に比べて、貫通孔613Caの周縁の一部に凸部613Cbを設けてより低コストでサーモスタット616の熱応答性を向上させることができる。
これにより、凸部が高熱伝導部613の長手方向(図11中 Y方向)において貫通孔613Caの周縁の全部に立設されている構成(実施例1 参照)に比べて、貫通孔613Caの周縁の一部に凸部613Cbを設けてより低コストでサーモスタット616の熱応答性を向上させることができる。
(変形例)
図12は変形例に係る高熱伝導部613Dを貫通して取り付けられたサーモスタット616のキャップ616BAを示す平面模式図である。
図12に示すように、変形例に係る高熱伝導部613Dは、貫通孔613Daが設けられている領域(図12中 A参照)が他の領域に比べて長手方向(図12中 Y方向)と交差する方向に幅広となるように形成されている。
図12は変形例に係る高熱伝導部613Dを貫通して取り付けられたサーモスタット616のキャップ616BAを示す平面模式図である。
図12に示すように、変形例に係る高熱伝導部613Dは、貫通孔613Daが設けられている領域(図12中 A参照)が他の領域に比べて長手方向(図12中 Y方向)と交差する方向に幅広となるように形成されている。
変形例に係る高熱伝導部613Dによれば、サーモスタット616のキャップ616BAが挿通される貫通孔613Daを形成しても、貫通孔613Aaが形成された領域の幅の減少が少なく、加熱源612の長手方向(図12中 Y方向)の熱移動を向上させ、高熱伝導部613の温度均一化効果の低下を抑制している。
10・・・制御装置
20・・・給紙装置
30・・・感光体ユニット
31・・・感光体ドラム
40・・・現像装置
42・・・現像ローラ
50・・・転写装置
51・・・中間転写ベルト
53・・・二次転写ローラ
60・・・定着装置
61・・・加熱モジュール
611・・・定着ベルト
612・・・加熱源
613、613A、613B、613C、613D、613E・・・高熱伝導部
613Aa、613Ba、613Ca、613Da、613Ea・・・貫通孔
613Ab,613Bb、613Cb・・・凸部
614・・・保持部材
615・・・サーミスタ
616・・・サーモスタット
616A・・・基体
616B・・・感熱部
616BA・・・キャップ
N・・・定着ニップ部
20・・・給紙装置
30・・・感光体ユニット
31・・・感光体ドラム
40・・・現像装置
42・・・現像ローラ
50・・・転写装置
51・・・中間転写ベルト
53・・・二次転写ローラ
60・・・定着装置
61・・・加熱モジュール
611・・・定着ベルト
612・・・加熱源
613、613A、613B、613C、613D、613E・・・高熱伝導部
613Aa、613Ba、613Ca、613Da、613Ea・・・貫通孔
613Ab,613Bb、613Cb・・・凸部
614・・・保持部材
615・・・サーミスタ
616・・・サーモスタット
616A・・・基体
616B・・・感熱部
616BA・・・キャップ
N・・・定着ニップ部
Claims (9)
- 循環するベルト部材と、
前記ベルト部材に接触し、前記ベルト部材との間を移動する記録媒体を加圧する加圧手段と、
前記ベルト部材の内面を加熱する加熱手段と、
前記加熱手段の前記ベルト部材に近い面と反対側の面に配置され、前記加熱手段と反対側に凸部が設けられた高熱伝導部と、
前記加熱手段に向かって突出し側面が前記凸部と対向するように設けられた温度検知手段と、を備えた、
ことを特徴とする定着装置。 - 前記凸部は前記温度検知手段の側面を挟み込むように少なくとも2つ設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。 - 前記高熱伝導部には前記温度検知手段が進入する孔が設けられ、前記凸部は前記孔の周縁から立ち上がるように形成されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。 - 前記凸部は、前記高熱伝導部の長手方向に延びるように形成されている、
ことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。 - 前記凸部は、前記高熱伝導部の長手方向と交差する方向に延びるように形成されている、
ことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。 - 前記凸部は、前記温度検知手段よりも長く形成されている、
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の定着装置。 - 前記高熱伝導部は、前記孔が設けられている領域が他の領域に比べて長手方向と交差する方向に幅広である、
ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の定着装置。 - 前記加熱手段の長手方向には、前記温度検知手段及びその他の温度検知手段が配置されており、前記温度検知手段はサーモスタットであって、前記その他の温度検知手段はその側面が前記凸部と対向するように設けられていない、
ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の定着装置。 - 記録媒体への画像形成を行う画像形成手段と、
前記画像形成手段により画像が形成された前記記録媒体への前記画像を定着する請求項1ないし8のいずれか1項に記載の定着装置と、を備えた、
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017219992A JP2019090938A (ja) | 2017-11-15 | 2017-11-15 | 定着装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017219992A JP2019090938A (ja) | 2017-11-15 | 2017-11-15 | 定着装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019090938A true JP2019090938A (ja) | 2019-06-13 |
Family
ID=66836322
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017219992A Pending JP2019090938A (ja) | 2017-11-15 | 2017-11-15 | 定着装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019090938A (ja) |
-
2017
- 2017-11-15 JP JP2017219992A patent/JP2019090938A/ja active Pending
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